高橋源一郎スレPart3源ちゃん傑作を書きやがれ!!
909 :
吾輩は名無しである:04/01/22 02:28
ここ三年間で過去20年分と同じ数、単行本を出してしまった。
まさに今フィーバーだ。
910 :
おさむ ◆UvGJoaFDw6 :04/01/22 02:30
>>908 煽りは巧妙にスルーしてください。
2ちゃんねるでの処世術です。
>910
ご助言痛み入ります。ついうっかりつられてしまう自分を恥じます。
>>911 コテには皆アンチがいます。
雑談系コテならアンチがいても盛り上がるのですが、良スレ系のコテがアンチに反応してしまうと
かならず荒れて、煽りの思うままになってしまいます。
要は慣れなのですが、源一郎スレは僕も好きなので、でしゃばって口を挟んでみました。
今後のご活躍を期待しています。
おさむはここに来んなよ。
914 :
吾輩は名無しである:04/01/22 17:30
煽りもおさむなのに、
>>912とか言っちゃって……w
はぁ〜、単純にあんたのカキコがつまんないってのがわかんないのかね・・・・・・
916 :
サマー・クラッシュ:04/01/22 20:43
今、思うにあのTeeDee氏の長文テクストが良かった
です。いきなり、最初からっダダーっと来て、やっぱそのときも氏に対する
批判やスレの進行についても批判はありました。
でも他スレとはそこで決定的に違うインパクトを与えましたね。
>巧妙な、アンディーウホール的とでもいえないか、
褒め殺しの、素晴らしい煽りになるかと、そんな事を思っていました。
恐れいりました。最近私もですが、TeeDee氏も忙しくてカキコできないかと
思っていたのです。
糞スレ上げんな
>916
年末年始、年度末はきついっすね、仕事。
こないだの朝日の江国さんへの書評は、文の織り方が丁寧な感じがして、
好印象でしたな、俺的に。源ちゃんは、やっぱり文学が好きで、
小説が好きで、言葉が織り成すものが好きなんだなあと、再確認。
900番台、軽いステップで行きたいです。
ここまできたら、以後、
全部煽り、荒らしでも、もはやスレの味におもうので。
919 :
吾輩は名無しである:04/01/22 22:43
私は、かつて「日本文学・・」にも参照されたHPの住人だった。そこで、TeeDeeさんと出会った。
私が江藤淳、生半可な私小説家発言とか、室井祐月の「赤い花」の感想から端を発した、「ますのさん」事件の時も、
私の味方だった気がする。そのHPが諸般の都合でなくなって(早く再開しんかなあ)、やくざで人間終わってる一歩手前の2Chに
書き込むようになったのもTeeDeeさんがスレをたててくれたからだった。
ということで、TeeDeeさんの性格は直んないと私も思いますががんがってください。
久々に縦読みみたなあ
なんかよく上がってると思ったら、厨に占領されてたんですか。
これは悪質ですね。別スレに電波コテを隔離するというのはどうですか?
922 :
吾輩は名無しである:04/01/22 23:41
>>916 同意です。こういうスレの立ち上げ方はなかった。
で、スレタイの「傑作」への期待感はみなさんどうですか?
わたし個人はあまり持てていないのが本当のところだけど。
924 :
吾輩は名無しである:04/01/22 23:45
昨日、また室井滋の出てた刑事ドラマ観てたんだけど、父親はDVで、母親はPTA役員と不倫、それを見た子供が家出をするという設定。
源ちゃんなら、子供は神父とホームレスにやりまくられて、大人になって、「半日」みたいな家庭に復帰と書くだろうなあ。
ドラマでは、元熱中先生が説教していて、思わず涙してしまった。
小説だとかぁぁぁぁ、甘っちょろい!になるんだけど、ドラマだと
そうだよ、家族は、DVも不倫も終了して、皆更生して、
そうあるべきだよ、になっちゃうのが、不思議。
んじゃ
925 :
吾輩は名無しである:04/01/23 00:00
週刊朝日、「もえたん」読みました!源ちゃん、わかってないつーのは、「おたく」をわかってない!
つーことですか?
私はむしろ、この熱情を冷めた自分が観ている、それが萌えるの本質だ、という源ちゃんの断定が、わからなかった。
あと、「もえたん」を「使える」としていたが、何に「使える」か書いてなかった。
1.小説をかくのに
2.受験勉強に
3.マスをかくのに
柳瀬は、バーセルミより源ちゃんを下にみて、侮蔑してるんじゃなくて、まだ生きている源ちゃんに、
「傑作」をかくようにエールを送っているとおもわれ。
私が馬鹿で既に「傑作」は書かれている、という可能性もありえないとはいえなくもないけど・・。
926 :
おさむ ◆UvGJoaFDw6 :04/01/23 00:07
―そもそもあの男が趣味の度を越して競馬に淫しているのがわが国で
『雪白姫』や『死王』や『王』のような小説の出てこない最大に不幸な現状の源だ!
(中略
―ええ!あら、違った!少し違うの、点がある!玉!
―玉砕の玉か?
―ええ、癇癪玉の玉!
(中略
―あのう、わたしたちのこのおしゃべりは〈しんて〉なのでしょうか〈あらて〉なのでしょうか?
ひょっとしたらハッパ入れてるのかもな。
バーセルミもバースもピンチョンもパワーズも藤井貞和も、実は、みんな高橋源一郎の影響で読むようになったのではなかったか?
軽薄な馬鹿読者の層に関しては、そうだね。
929 :
吾輩は名無しである:04/01/23 23:43
積読だった、源ちゃんも紹介してた、糸井重里の「ほぼ日刊イトイ新聞の本」を読み始めた。
イトイの流行が終わり、釣りに逃避?してゆく姿は、自分のことのように思えた。
「ほぼ日」が立ち上がってからは、やっぱ、天才、私とちがうとゆーふうになったけど。
そのコンテンツにつける紹介文を「ヨドガワ」という。
それは、どんな駄目(と感じられる)なものでもいいところを見つけて書くという、
行為らしい。
私は、この掲示板で、「ヨドガワ」を書いてきたような、というか、書こうとしたようだ。
名無しでね。
けなすんだったら、それなりの覚悟(コテハンでやる)が必要だと思うから・・。
あ、次スレタイトル募集。
候補を挙げときます。
高橋源一郎スレ4最近書く物時々凄くつまらん!!
931 :
吾輩は名無しである:04/01/24 18:04
>>930 えぇ〜、センスないなぁ。それだったら今のままでいいじゃん
932 :
吾輩は名無しである:04/01/24 18:16
>>930 「高橋源一郎スレPart4/源ちゃん傑作書かないと殴るよ!」
はどうでしょう?
933 :
吾輩は名無しである:04/01/24 18:36
え〜またコテの長文爆撃で始まるのかよ。次スレも。
こいつにはこいつのスレ持たせて別のスレたてるわ。
コテの自己マンの場にされちゃ、たまらんわ
>>930 「ありとあらゆる種類の言葉を知って何もいえなくなるなんて
そんなばかな、それって本末転倒じゃ?つまり…高橋源一郎スレPart4」
TeeDeeさんはどうでもいいけど
荒れるから次は名無しで書いてくれ
たぶん言ってもわからないよ
自分が荒らしを呼び寄せてる事に気付いてないんだから
はた迷惑なナルシストコテという点でixionに匹敵するね
>>936 そう? ぜんぜんそんな感じ受けないんだけど。
TeeDeeさんもixionさんも結構好きだな。
ナルシスト的な面って多かれ少なかれ誰にでもあるんだし。
それが多少あったって別に悪くはないんじゃないのかなあ…
で、
>>934はちょっと長いよね。
でも愛とムチの精神は納得だけど。
>>938 反応ありがとう。今もがんがん聴いてます。
940 :
吾輩は名無しである:04/01/25 23:00
朝日は、おととし、去年と源ちゃんが3冊あげた「緑の資本論」「聖霊の王」の中沢新一だったね。
高校時代に、ブルバキと、ボードレールやバタイユやフーコーですか。
どおりで、数学的な思考が「フィロソフィア・ヤポニカ」でもできているわけだ。
天才は、高校生のときからちがうのねん。
あげたタイミングが悪かったなwww
お前らは既におれに感染している!
>>935 何を言うか!荒れるのは荒らす椰子が悪いんだよ!
>>936 お前がなんで「迷惑」かどうか決める権利あんだよ!
誰も決めてくれなんて頼んでねーよ!
自分を晒して語れる椰子はお前なんかより全然カッコイイよ!
>>933,
>>935-936 それにだな、こういうことやるから
淳1bは自演魔だって言われるんだぞ!
もしお前が淳1bじゃないなら
お前は淳1bにも迷惑をかけてることになるんだ!
よく知らんがTeeDeeがんがれ!
負けんじゃねえぞ!嵐に立ち向かえ!
権力の暴虐に屈するな!死ぬときは前を向いて倒れろ!
逆らえ!逆らえ!逆らえ!
来週のオサレ関係に元奥さんが出る。なんかモザイクかかってたけど、げんちゃん
も来てるっぽかったよ!
うーむ。あえず仕事いってきます。時間があればまた夜にでも。
室井さんTVご用達になってきたね。モザイクわははは。
946 :
吾輩は名無しである:04/01/26 11:27
へえ、TeeDeeさんって、ミカさんのHPにも出入りしてたんですか?
僕も何回か書込みしたことありますわ。
仕事もしてたんですね(笑)
>>941-943 今朝「父さん鳥インフルエンザさんに励まされたよ」と一歳半になる息子に言ったら、
わかってんのかわかってないのか、息子熱狂大うけ。
お励ましに受け取りました。ありがとうございます。
2chの面白いところでもあるのですが、
本スレの流れに関係のない書き込みに反応して書き込めば(もちろんTeeDeeこと俺も含めて)、
その関係のない書き込みを批判したところで、
結局は1000の発言の中で、
本スレの流れに関係のない書き込みを増やしてしまうという点で、
同罪になってしまうというところですね。
かといって、
スルーがいちばん合理的かと思うのですが、
そればかりだとつまらない。
つまらないどころか逆に、ホンのちょびっとの程度の荒らしへの反応が、
変な粘着や、AA地帯を呼び込んだりしているばあいも、見受けられるように思うのですが。
サマクラ氏にご指摘いただいてるよう、
反応しなくてもいいものまで逆切れで反応しまくりの部分は、今回のスレの雰囲気を、
形成する要因になってましたと思います。いいか悪いかは賛否両論ですな。
スレをながめると、荒らし煽りもテクストの一部を形成しているところが、形としていいとおもう。
AAや、エロリンクすら、適度な分量を保って、アクセントだ。
ちなみにやっぱりいかにも2ch的な、
↓こういうのは、美しくない、と、俺は思う。
↓美しくないっツーのも変だけど、何も感じないというか。それに近いというか、
↓あーあというか。
>203 :名無し行進曲 :04/01/24 08:41 ID:Rz1exLXA
>音っ子わーく、マジくそ。参加してる奴死ね。
>204 :名無し行進曲 :04/01/24 08:42 ID:Rz1exLXA
>音っ子わーく、マジくそ。参加してる奴死ね。
>(以下211迄コピペ)
>212 :名無し行進曲 :04/01/24 08:44 ID:Rz1exLXA
>音っ子わーく、クソ。クソ。クソ。クソ。クソ。音っ子わーくクソ!死ね。
>213 :名無し行進曲 :04/01/24 08:44 ID:Rz1exLXA
>音っ子わーく、クソ。クソ。クソ。クソ。クソ。音っ子わーくクソ!死ね。
>214 :名無し行進曲 :04/01/24 08:44 ID:Rz1exLXA
>音っ子わーく、クソ。クソ。クソ。クソ。クソ。音っ子わーくクソ!死ね。
>215 :名無し行進曲 :04/01/24 08:44 ID:Rz1exLXA
>音っ子わーく、クソ。クソ。クソ。クソ。クソ。音っ子わーくクソ!死ね。
このスレの立っている時期の、源的な、大きなイベントと言えば以下があると思います。
@現代詩手帖別冊発売
A好評連載(?)継続中
@に関して言えば、やっぱりというかなんというか、
この板に出てくる感想が思ったより少ない印象でした。
とりあえず黙っちゃったのは自分です。
ixion氏の源特集に関するコメントってなかった思うのですが、
氏にとっての源特集はいかがなものだったのだろうか。
Aスレ後半になって工藤伸一さんから、好評?連載中の話題を振っていただきました。
>>863 工藤さんは最近の源をどう思われますか。前スレか前々スレかで、工藤さんの、
「君が代は千代に八千代に」の高評価の書き込みがあり、そのとき自分は未読で、
悪い評判なのに珍しい、とおもったのですが。
でも、読後となった今では、
連作全体を通すと評価も難しいところがあるかもしれませんが、
自分は『Mother told me』は、源の短編で最も印象に残っているものの一つです。
現代詩手帖別冊の源特集は、日本文学盛衰詩以後の源の有り様が、
端的に語られているものとして、興味深いですね。
自分にははっきり言って難解でした。でも、面白かった。
興味がそそられました。
このスレを通して
源の今をめぐるキーワードを、いくつか思い巡らすことができました。
「多作」
>>863>>909 「直子さんとの離婚室井さんとの結婚と子供誕生と離婚」「御母堂の逝去」
「『ゴーストバスターズ』以後のしかも歴史もの『盛衰詩』『官能』以後」
「評論不調」
>>697>>707>>740>>746>>763
朝日にのったマイジョーの評とかほんとうに、
>語彙の少ない平坦な文章は、書評とも呼べぬ、
>ネットに転がってる素人の感想文と大して変わらんレベル。
と思うし、
>興味ないなら引き受けるなよ。
>この手の音楽の門外漢ぶりを正直に書くのはいいと思うが、せめてカネをとるレベルの
>原稿であってくれ。シメは、僕もこの種の音楽をもっと聞いてみようと思った、ってオヤジの呟きか。
>感想文以前のただの個人的なメモだろ、これ。
って俺は激しく同意。
>2.実は読者の私たちが気づかない、すんごいテクが使われている。
(↑気づかないので指摘できない)。
って事は、ありえないと思う。あったとしても意味がないと思う。
>出来上がったものが素人の感想文と見分けがつかないのはマズイのではないか、と。
>一連の文芸書評仕事で見せた才気はとうに薄れ、
>最近は「やっつけ感」「手抜き感」のみが目立つような。
>朝日ならギャラもそこそこだろうから、
>目先の小遣い稼ぎで安易に引き受けてるんじゃないといいがなあ、とも思う。
>少なくとも一般紙・誌においてはそうではないか、と。
↑あんまり、もっともなので、もう一回コピペしとく。
そろそろ次スレのタイトルを皆で考えてみたら・・・?
で、評論不調の原因をいろいろ思い巡らせていて、
それこそ、
ゴーストバスターズの世に出し方とか、受け止められ方とか、
もしくは、
明治ものの連載と、離婚と結婚と離婚と、両親の死とか、
スキャンダラスなものにばかり目がいって、
なんとなくそんな気分に落ち着いたりしちゃったんだけど、
(あー源ちゃんも○○だからなあ)
でも、詩手帖の源特集で、
「一時期『うわさのベーコン』ぐらいしか惹かれるものが無くなった」
という一言にであって(表記など曖昧だけど)
あーあーーーーーーあーあ。あー。
という気分になりました。
スキャンダラスな一面のみに気がいっていた自分を恥じたみないな、
気分にもなった。
>>740さんは、
猫田道子『うわさのベーコン』(太田出版)読まれてますか?
俺は源がえらい作品だみたいな書き方だったので、つられて買って
読んだのだけど、何処がいいのかさっぱり分からなかった。
いや、このようなものが本の体裁で出版される、
もしくは、小説のある意味極北みたいな、
でも、ねえ。
でも、『うわさのベーコン』をひいて語る、いくつかの源の評論は、
なんか、鬼気迫ると、切ないの、ちょうど中間の(あるいはその両方の)
なんともいえないものがあって、
今思うと、『うわさのベーコン』を通して、俺に見えないものが、
源には見えていたのではないかと。
それは(源の言葉をおもいだしながら語ると)、
>世界そのもの、もしくは、世界に関わることへの深い絶望
のようなものではないのかと。
こないだTVで、MBLのイチローと松井の対談を、
チラッとみたのだけど、イチローの語ったことの中に、
「いままで打てなかったコースの難しいカーブに、
体が反応して、打ててしまった。その感覚を体が覚えていて、
打てると判断するコースが今までにくらべて、とても多くなった。
それは、頭で判断すると、見送るべきボールなのに、
でも、そのことによって、とんでもないボールに手をだしてしまっている。
(結果打ち損じが増えてしまう)」
というものがあった。一寸唸った。
源にとって『うわさのベーコン』は、不意に長打になった、
不思議なコースの何で打てたのか分からないでも、体にいつまでも、
感覚が残るような魔球で、そんな作品に出会うことによって、
評論の感覚が、スランプに陥って打ち損じが増えるイチローのように、
微妙な狂いを修正できずに、ずーっと、
もしかしてひきずっているのではないだろうか。
猫田道子そのものが、源を根本から揺るがすような、
すごい小説家、という事ではないと思う。
『うわさのベーコン』たしかに、変な小説だ。
深入りしたくない気もする。
源は自分の中にある、
悪魔的な何かを、この作品に、写し見たのかもしれない。
幻視のように。
そして、芥川賞の2作品へのコメント、も、
「年齢を伏せてたら、若いと分からない。
過去の受賞作と比べても遜色ない」とか何とか言っている。
それでいいのか。
いや、それはそういえなくもないかもしれんが、でも!
源はベーコンの幻の残像から逃れられなくて、
あさきゆめみしゑひもせす、な状態のまま、
当たり障りのないことをいってる、なんてことを、
思ってみる。
猫田や小島を持ち上げるのは、「整然としていないこと」
を持ち上げてるんじゃないの?
源一郎は、整然とした「文学」と、そうではない「文学」
という両方を視野に入れることで、文学は何〈ではない〉のか
を考えてるのかな、と俺は思うのだが。
ではない、と、である、を両方考えるのは、実は大変なんだ
ろうけどね…。