現代フランス文学

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831吾輩は名無しである:2009/07/01(水) 08:27:11
ベケットの小説は何から入るのが望ましいでしょうか。
832吾輩は名無しである:2009/07/03(金) 23:38:37
短編でおすすめの本ありますか。
833吾輩は名無しである:2009/08/24(月) 03:30:48
ベケットは『ワット』を読んだ後だと『ゴドーを待ちながら』の理解がしやすいような気がする。
最初に読むとしたら『モロイ』か『マーフィー』がいいと思う。
834吾輩は名無しである:2009/11/17(火) 13:30:09
835吾輩は名無しである:2010/01/04(月) 04:39:37
フィリップ・クローデル「ブロデックの報告書」お薦めです。
836吾輩は名無しである:2010/01/04(月) 07:17:51
>>835
他のクローデル作品と比較してもお薦めですか?
837吾輩は名無しである:2010/01/04(月) 19:36:16
クノーの短編集とペレックの煙滅買った。
楽しみ
838吾輩は名無しである:2010/01/04(月) 23:53:11
>>836
一般的には「リンさんの小さな子」が評判がいいようですが、
私は「ブロデック」がすごく好きですね。
「灰色の魂」以上に暗く重い、というコメントをネット上で見かけましたが、
確かに収容所の描写などヘビーですが、「灰色の魂」より救いがある感じです。
「灰色の魂」も、美しくて好きですが、要の部分で自分には受け入れがたい
ところがあります。
839吾輩は名無しである:2010/01/12(火) 02:13:05
ペレックは『物の時代』『小さなバイク』『人生 使用法』を読んだが、
後の二つが面白かった。そのうち、『眠る男』『Wあるいは子供の頃の思い出』
『煙滅』も読もうと思っている。
840吾輩は名無しである:2010/01/12(火) 16:50:06
松岡正剛の千夜千冊が野崎歓などが編者の世界・現在・文学作家ファイルを称揚している。
正剛によれば
「ジャン・フィリップ・トゥーサン(ブリュッセル・1957生)
ははなはだ映画的である。『浴室』『ムッシュー』『カメラ』(集英社文庫)はカメラしか入れないところを描いた。河原温みたいだ。
最近になって『ためらい』(集英社)を読んで、トゥーサンがうんと透明に言葉の造形空間をつくっていることを感じた。
実は古井由吉(1315夜)がぞっこんなのである。」とのこと。
トゥーサンはまた読み直されるべき!
野崎歓の訳は革新的だった!
841ザ・スミス:2010/01/12(火) 17:40:27
松岡正剛や古井由吉の意見には首肯できないなー
カメラアイ的小説って点ではロブ=グリエには及ばないし、
ミニマリズム的なテーマの軽さが目に付いたけどなあ。
842吾輩は名無しである:2010/01/12(火) 21:28:01
松岡正剛が出てくる時点でどうなのよ
843吾輩は名無しである:2010/01/13(水) 00:50:21
トゥーサンいいかねえ?エシュノーズも含め、この世代の作家は
おしなべて弱い。
844吾輩は名無しである:2010/01/13(水) 00:53:00
『浴室』『ムッシュー』『カメラ』
全部持ってるぞ。スゴイだろ。
でも一冊も読んでないのがスゴくないとこだ。
ブックオフで100円だったからな。
845吾輩は名無しである:2010/01/13(水) 09:55:16
トゥーサン以上にエシュノーズがよく分からなかった。
ほとんど味がしないというか…
どうやら文体が売りみたいだけれど、そこまでのものかぁ?
ついでに言えば中毒症状を引き起こすらしいモディアノもよく分からなかった。
気になるから誰かに説明して欲しい…
846吾輩は名無しである:2010/01/13(水) 23:27:16
トゥーサンでは「セルフポートレイト 異国にて」がいいと思う。
アジアを巡るところなんかも現代的だし。
「セルフ」か、エレガントの極致のような小説「ムッシュー」を、まず読んでみるのがいいと思う。
847吾輩は名無しである:2010/01/14(木) 23:11:05
おまえら翻訳してほしい小説挙げてみろ。検討してやる。野糞癇
848吾輩は名無しである:2010/01/15(金) 14:45:52
ロベール・パンジェ『審問』
849吾輩は名無しである:2010/01/15(金) 18:28:54
あれは田舎特有の言い回しとか猿回しの微妙なニュアンスを訳すのがなかなか厄介だな。
ほかにあるのかないのか、答えてもらおう。野糞浣
850吾輩は名無しである:2010/01/15(金) 20:49:07
クロード・シモン『農耕詩』
アラン・ロブ=グリエ『黄金の三角形の思い出』
851吾輩は名無しである:2010/01/16(土) 00:20:37
俺の弟子に農耕詩やってるのがいるな。
しっかしヌーヴォーロマンって相変わらず人気なのね。野糞感
852吾輩は名無しである:2010/01/16(土) 20:19:53
ル・クレジオ『さまよえる星』ってどうなの?
853吾輩は名無しである:2010/01/17(日) 11:53:15
Marie NDiayeをもっと翻訳すべき
854吾輩は名無しである:2010/01/17(日) 18:36:53
OK考えておいてやろう。ル・クレジオはちょっと調子乗ってるよな。まぁあれは中路さんに譲っといて。
ンディアイは実は今取り組んでる。
855吾輩は名無しである:2010/01/17(日) 18:37:45
おおっと署名を忘れたぜ。野糞姦
856吾輩は名無しである:2010/01/17(日) 23:33:29
アラン・ロジェ
857吾輩は名無しである:2010/01/17(日) 23:36:44
じゃあ、フランソワ・ボンも
858吾輩は名無しである:2010/01/18(月) 01:42:52
野糞姦さん。
あなたはひょっとして話題の「こどもたちは知っている」を執筆された方ですか。
サインください。
859吾輩は名無しである:2010/01/18(月) 03:48:40
アラン・ロジェって実は読んだことないんだ。アラン・ロシェなら仕事で会ったことあるけどな。
フランソワ・ボンとンディアイの描写は乱暴に言っちゃえば同じだよな。
この二人によって幻想文学とレアリズムが手と手を携えたわけだ。
野糞漢
860吾輩は名無しである:2010/01/18(月) 03:52:58
>>858
いいぜ。ほらよ。

⊂⌒ヽ <^(゚w゚)ノハヾ^ (⌒⊃
  \ \w リ(i!゚ ヮ゚ノv'`/、 /    
⊂二二二  ・) ・) ニ二⊃     いやっほ〜う ウンコー
    \ \_ ..../ /      
     (   φ   )
      ヽ_,*、_ノ                
         ゙ミ;;;;;,_ ブリリリィ
           ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,,
           i;i;i;i; '',',;^′..ヽ
            ゙ゞy、、;:..、)  }         
             .¨.、,_,,、_,,r_,ノ′     
           /;:;":;.:;";i; '',',;;;_~;;;′.ヽ
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        /i;i; '',',;;;_~υ⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′.ソ.ヽ


野糞浣
861吾輩は名無しである:2010/01/29(金) 21:45:35
ジェオ・ノルジュについて誰か話そうぜ
862吾輩は名無しである:2010/02/01(月) 05:04:53
いいともいいともいいともよ
par 野糞韓
863吾輩は名無しである:2010/02/03(水) 23:12:40
こんなんあるが。
Thursday, December 17, 2009


誰も知らないシュルレアリスム

野崎 歓(フランス文学者)×鈴木雅雄(シュルレアリスム研究者)

20世紀の思想や芸術に大きな痕跡を残し、いまもなお
現代文化を挑発し続けている、シュルレアリスムとその運動。
ブルトンやダリ、マグリットの作品は、日本でもよく知られています。
しかし、彼らの表現だけがシュルレアリスムではありません!
これまで注目されることのなかったユニークな画家や詩人・
写真家たちを紹介しながら、「いま」「わたしたちにとって」の
シュルレアリスムとは何かをめぐって、第一線で活躍する
おふたりの論者に縦横無尽に語っていただきます。

2010年2月13日(土) 18:30開場/19:00開演
ジュンク堂池袋店4Fカフェ 定員40名
入場料 1000円(1ドリンク付)
くわしくはこちらをクリック→(*)
864吾輩は名無しである:2010/03/10(水) 16:35:38
865吾輩は名無しである:2010/03/10(水) 18:51:53
ジャン・ケロールってどう?
866吾輩は名無しである:2010/03/10(水) 23:47:47
野崎 歓(フランス文学者)×鈴木雅雄(シュルレアリスム研究者)

報告せよ
867吾輩は名無しである:2010/03/14(日) 21:41:22
調書難しい、脳みそが水死体のように水浸しになりそうだ
誰か解説しておくれ
868吾輩は名無しである:2010/03/14(日) 22:16:25
>>867
原書で読んだけど、フランス語だとそんなに難しく感じない。
これは日本語に翻訳したら逆にすごい読みにくくなりそうな気がした。
869吾輩は名無しである:2010/03/17(水) 00:05:58
>>868
やはりそうなのか、詩的な小説らしいから翻訳するとわかりにくくなるのかな
まあ俺が古典ばっか読んでる人間だからかもしれんが
因みに最近再刊した奴を読んだ
870吾輩は名無しである:2010/03/17(水) 08:00:50
>>869
日本語版でル・クレジオを読むのは、英語に翻訳した俳句を読むのに似た歯がゆさがある感じ。
実に平易なフランス語を書く作家なので、もしフランス語できるなら原書で読むことをおすすめします。
871吾輩は名無しである:2010/03/17(水) 13:27:21
平易になったのって途中からじゃないの?
「海を見たことがなかった少年」のあとがきにそう書いてあった記憶があるよ
872吾輩は名無しである:2010/03/27(土) 13:26:48
最近河出文庫から出た『ランボー全詩集』乱暴な感じがなかなかいいね。
873吾輩は名無しである:2010/03/29(月) 01:04:23
『性についての探求』
874吾輩は名無しである:2010/03/31(水) 10:41:14
おお。
岩波文庫って現役の作家も入るものだったのか。

5月14日刊
J・M・G・ル・クレジオ 『物質的恍惚』
(岩波文庫)
875吾輩は名無しである:2010/04/05(月) 23:26:03
最近の岩波は読みやすいから期待できそうだ
876吾輩は名無しである:2010/04/11(日) 16:50:13
やや旧聞に属しますが、『水声通信』第32号のジャン=ピエール・リシャール
特集では蓮實氏に原稿を依頼したのかなぁ。
「リシャール殺人事件」が書かれる絶好の機会だったのに。
877吾輩は名無しである:2010/06/06(日) 01:20:41
『嘔吐』 ジャン−ポール・サルトル/鈴木道彦 訳 人文書院 2010/7月 \1,995
http://www.bk1.jp/isbn/9784409130315
878吾輩は名無しである:2010/06/06(日) 23:34:50
>>877
ほう。漸く白井浩司訳から解放される訳だ。
ただ『失われた‥』で見る限り、今の鈴木道彦にまともな訳文が作れるのか
気にはなるが。

ついでに『存在と無』の改訳キボンヌ。
879吾輩は名無しである:2010/09/07(火) 06:13:06
ボーヴってどうなの?
880吾輩は名無しである
暑いな