丸谷才一

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823吾輩は名無しである
思いっきりスレチだけどw、とにかく>>821を受けて。

じゃあ勝てる見込みがあれば侵略戦争してもいいってかw

――司馬がキーンとの対談「日本人と日本文化」で、神道への(あくまで心情的な)
擁護をやっててね、ああやっぱりコイツも刷り込みに抗し得ないただの馬鹿かと、ひどく
呆れた覚えがある。こころにアンタッチャブルな領域を抱えたままで合理主義も何もあるかい、
やれ保守だ、現実性だなんていうお題目は、自らに切り込むことが出来ない、アタマの悪い
奴の決まり文句。まずもって目指すべきヴィジョン、というよりはそれへとまっすぐに
向かおうとする誠実なこころざしがあって、次に(それを現実化するための方便がある。
逆ではない。
その辺りへの認識がない者を馬鹿といい、判った上で背を向けるものを下衆という。

とにかく俺は、徹底して一個の人間として考える、これ以外のどんな立場からの思考も、
それがいかに深いものであれ知性とは呼ばない。司馬みたいなのは、ただの馴れ合いと自己
(ないしは自分が属するとされるものへの)弁護に過ぎないって。馬鹿の考え休むに似たり
(下手の〜の誤用?)っつーだろ、要はそこいら中で馬鹿共がいつもやっていることと、
本質的には何も変わらん。まー俺もよくやるけど、でも自覚あるだけまだマシかと。