ブローティガン『アメリカの鱒釣り』

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1吾輩は名無しである
詩集を読んで「いいな」と思い、これも手にとったら大当たりだった。蘊蓄を語れる人はぜひ蘊蓄を。それ以外を語りたい人もご自由に。
2吾輩は名無しである:03/05/31 03:23
ご自由にとのことなので2ゲットします。
3吾輩は名無しである:03/05/31 11:45
『西瓜糖の日々』は再来月に文庫化するね。
4吾輩は名無しである:03/05/31 11:48
ご自由にとのことなので質問。
どんな人か教えてくれ。
代表作とそれについての簡単な説明も頼む。
5吾輩は名無しである:03/05/31 11:48
           ∧_∧ 
          (・∀・)マターリと伸ばそうよ
旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦(⊃旦 )旦旦旦旦旦旦旦旦旦
――――――――――――――――――――――――
6吾輩は名無しである:03/05/31 11:56
>>4
物置小屋でライフル銃自殺をして
じゅうぶん腐れきった頃に発見されたヒト。
メランコリックな作風に相反して
グロテスクな死に方が話題になったのかな?
じゅうぶん没落しきってたとは思うが。
7吾輩は名無しである:03/05/31 12:18
ご自由にとのことなのでうんこしちゃいます。



ブリ
8吾輩は名無しである:03/05/31 13:10
過去スレが2、3本あった筈。>>1よ、貼 ら な い か ?
9吾輩は名無しである:03/06/03 02:51
>>8
過去スレ探したけどみつからなかったのだ。
>>6
メランコリック…かなあ?
>>4
作品案内にはここ↓がけっこういいみたい。
 ttp://www.asahi-net.or.jp/~IF2N-SZK/rb.html
10吾輩は名無しである:03/06/03 03:03
  わたしは中に入って、入り口にあった船の角燈を眺めていた。売場係がやってきて、なかなか気持ちの良い声で、「何かお探しですか」といった。
 「ええ」とわたしはいった。「売り出し中の鱒の小川に興味があるんだけど。あのう、どんな風にして売ってるんですか」
 「1フィートずつで売ってます。少しだけお買いあげいただいてもいいですし、わたしどもの手持ち分全部お買い上げ下さっても決行です。今朝、563フィート買ってった方もありましたよ。誕生日の贈物に、姪ごさんにあげるとか」と売場係がいった。
 「むろん、滝は別扱いです。樹木や鳥類、花々、草、羊歯類も、別扱いになってます。昆虫類は、小川を10フィートお買上げいただいたら、サーヴィスしますよ」
(「クリーヴランド建造物取壊し会社」)
11過去スレ屋:03/06/03 11:37
12吾輩は名無しである:03/06/03 23:38
マスときてブリ…。
次はボラかカジキか。
13吾輩は名無しである:03/06/03 23:49
過去スレ屋さんありがとう。
『西瓜糖』の情報くれた人もありがとう。
品切れ情報の出てる『ビッグ・サーの南軍将軍』、新宿の青山ブックセンターに店頭在庫をみかけました。
と、情報提供。

14吾輩は名無しである:03/06/06 00:46
若者たちのカウンターカルチャー運動が夢にしかすぎぬことを予見した「西瓜糖の日々」
病める現代人の寓話としての「愛のゆくえ」
良くも悪くも60年代と共に生きた人なんだな〜て思う。
15吾輩は名無しである:03/06/06 00:53
>>9
『東京日記』はメランコリックな詩集だ。
16キッド ◆kQOyJA.DgI :03/06/06 22:53
「アメリカの鱒釣り」というのは、再発されているんですか?
17吾輩は名無しである:03/06/07 13:22
「アメリカの鱒釣り」
渋谷のブックファーストに売っているのを最近見ました。
18我輩は名無しである:03/06/07 21:42
買って読んでみれよ
一昔前はヒッピーの聖書って言われてたんだそうだ
ミュージシャンのライクーダーなんかも影響を受けたらしいでそ!
オレは昔から嫌いだったけどね・・・フン!
19吾輩は名無しである:03/06/14 17:57
ホークライン家の怪物が好き。
20吾輩は名無しである:03/06/15 23:37
ビル対スプリングヒル鉱山事故あげ
21吾輩は名無しである:03/06/21 09:58
バロウズとの関係は?
22オリジナルノイズ ◆KJQVF4h9Ug :03/06/21 10:05
しらない。
それより何でジサツしたの。
うつ病?
23あぼーん:あぼーん
あぼーん
24吾輩は名無しである:03/06/24 12:52
>18
じゃあ、どんな作家や作品が好きなの?
ほかの作品もいくつか読んだけど、ヒッピー・ムーブメントのダメな部分ってあんまり感じなかったよ。

>21
ビートニクとは距離をおいてたみたい。
25あぼーん:あぼーん
あぼーん
26吾輩は名無しである:03/06/24 23:42
景山民夫と対談してたねぇ
写真ものってたよん
27吾輩は名無しである:03/07/03 19:12
西瓜糖 7月8日発行予定
28吾輩は名無しである:03/07/08 23:58
買ったよ、『西瓜糖の日々』。
明日から読む体制。
『芝生の復讐』も復刊キボンヌ。
29吾輩は名無しである:03/07/10 22:13
つーか『西瓜糖の日々』の解説に
アメリカの鱒釣りが今年復刊されたと書いてあるんだけど本当?
30吾輩は名無しである:03/07/11 00:30
>29
本当ですよ。
都内の大きい書店だったら、置いてありますよ。
31吾輩は名無しである:03/07/11 02:31
>>29
河出文庫だよ
32吾輩は名無しである:03/07/11 21:59
ハンバーガー殺人事件age!
33吾輩は名無しである:03/07/13 01:35
>>31
晶文社じゃん…
34山崎 渉:03/07/15 09:00

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
35吾輩は名無しである:03/07/17 20:35
西瓜もだいぶ甘い季節になりました。
3613 ◆3r9Hvz.RHw :03/07/28 11:02
>>24
同意

ところではなしは変わるけど、携帯ゲーム機"プレイステーションポータブル(PSP)

 このPSPは、新規格UMD(ユニバーサルメディアディスク)というディスクを利用しており、そのサイズは直径6cmととても小さい(CDの半分程度)。 容量は1.8GBとなっている。
画面は4.5インチのTFT液晶で、480px x 272px(16:9)。MPEG4の再生やポリゴンも表示可能。外部端子として、USB2.0とメモリースティックコネクタが用意されているという。

この際、スク・エニもGBAからPSPに乗り換えたらどうでしょう。スク・エニの場合、PSPの方が実力を出しやすいような気がするんですが。
任天堂が携帯ゲーム機で圧倒的なシェアをもってるなら、スク・エニがそれを崩してみるのもおもしろいですし。かつて、PS人気の引き金となったFF7のように。

いきなりへんな事言い出してスマソ‥‥
GBAとくらべてみてどうなんですかね?(シェアの事は抜きで)
37吾輩は名無しである:03/07/30 16:19
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b39081506

初版とはいえ四万かあ....
38吾輩は名無しである:03/08/01 23:00
4万とはたしかに…
39山崎 渉:03/08/02 00:22
(^^)
40山崎 渉:03/08/15 10:59
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
41吾輩は名無しである:03/09/02 19:07
でも、でも、やっぱり「東京日記」が好き!
42ixion ◆ySh2j8IPDg :03/09/02 19:42
So the Wind Won't Blow It All Away

Dust . . . American . . . Dust
43吾輩は名無しである:03/09/02 22:16
この間、現代詩手帳のバックナンバー(寺山修司追悼号)を
買ったら、ブローディガンが詩を寄稿してた。
やっつけ仕事だと思った。
訳は、谷川俊太郎。
44吾輩は名無しである:03/09/02 22:57
>>43
やっつけ仕事 というフレーズが少し笑えます。
45吾輩は名無しである:03/09/12 00:00
たしかにブローティガンの詩はやっつけっぽいというか、
あまりに薄いのが結構あるな。
でも寺山の葬式の時の蟻の詩は相当印象深かったけど。
参列者の靴の隙間を縫って進む蟻。
4643:03/09/12 19:28
>>45
たぶん45さんの読んだ詩とは、違う詩だと思う。
ぼくの読んだやつは、現代詩手帳・1983・11月臨時増刊
に載っていた下の詩。

「あらゆる動きは止まりかたの一変形にすぎない 」

未来はいつも
ふたたび未来となることで
完結し
帰ってゆく、いつも
ふたたび過去なって             
             
  リチャード・ブローティガン
  ここ東京の
  田中未知の家で
  ある五月の夜
  一九八三年

そして、ぼくは再び思う、
やっつけ仕事だと……。
47ニーチェ ◆1bBtQE5sBo :03/09/12 23:33
今日、読み始めた、『アメリカの鱒釣り』。
48吾輩は名無しである:03/09/13 10:55
>>47
意外だな
49吾輩は名無しである:03/09/13 12:58
ブックオフに大量投下されてたよ。マスつり
50ニーチェ ◆1bBtQE5sBo :03/09/14 01:23
今読んだ。マヨネーズで終わるのはなかなかいいアイデアだ。最近、「下痢が止
まらなかった」で終わる糞長い小説を読んだばかりだったせいか好い印象を受
けた。
51吾輩は名無しである:03/09/14 01:57
>>50
それなんて小説?
52吾輩は名無しである:03/09/14 01:59
>>50 もしや谷崎潤一郎の細雪ですか?
53ニーチェ ◆1bBtQE5sBo :03/09/14 02:17
>>52
そうだ。
54ニーチェ ◆1bBtQE5sBo :03/09/14 02:21
「雪子の括約筋が同じ名を関せられた小説の全体、その締りの無さを象徴して
いるのである。」こういう評論を書いた夢を昨日見た。あれはあれでいいんだろう
がね。マヨネーズの方が好みだ。
55吾輩は名無しである:03/09/14 02:34
>>54 
Kの言っている孤独と言うのは間違っている。
本当に孤独な人など、どこにもいない。
誰もがおたがい関係しあって影響をそれぞれ受けながら生きている。
(ただ、それを時々忘れてしまうだけで)
花だって、動物だって、海もそうだよね、きっと。。おやすみ
56吾輩は名無しである:03/09/14 12:04
>>46
時間をかけて丹念に磨き上げていくだけが詩じゃないと思う。

 ぼくが今日早くに
 手帳に書いた
   五つの詩が
 パスポートを入れているのと
 おなじポケットにある 詩とパスポートは
 おなじものなのだ
          
  「東京/1976年6月11日」(福間健二訳『東京日記』より)

場所を移動するために必要な詩だってある。
そういうこと。

57吾輩は名無しである:03/10/03 19:53
重複あげ
58吾輩は名無しである:03/10/03 22:06
バーセルミスレは無いのかな?
59吾輩は名無しである:03/10/03 23:51
初版四万で唸るとはいかに?多いの少ないの?
60吾輩は名無しである:03/10/04 02:55
>>59
おまえ見てないだろ?
四万部じゃなくて四万円だよ
61あぼーん:あぼーん
あぼーん
62あぼーん:あぼーん
あぼーん
63霧の乙女号:03/10/20 23:32
ブローティガンの自殺の原因は?
アル中?センチメンタルへの耽溺?
過去スレ読んでないんで、ご存知の方教えてちょ。
64吾輩は名無しである:03/10/23 17:01
>>63
藤本和子の本にもいろいろ書いてありますが、結局のところ不明のようです。
65霧の乙女号:03/10/24 01:32
>>64
レスありがd♪
そうなんだ。てっきりアル中による鬱状態から回復しなかったのかと思ってた。
そういえば、景山民夫の
本で、ブローティガンとの対談が
カラー写真付でありますね。
民夫タン、なんで後おっちゃったの??
67霧の乙女号:03/10/25 01:06
景山氏は、不慮の事故でしょう?(寝煙草だっけ?)
ブ氏は村上龍とも親交あったらしいけど・・・。
晩年は、本が売れないと嘆いてたらしい。
681b ◆1bBtQE5sBo :03/10/26 22:12
『西瓜糖の日々』読了。
「忘れられたもの」の処理の仕方がいまいち。
691b ◆1bBtQE5sBo :03/10/26 22:13
「とら」は面白かった。
70吾輩は名無しである:03/11/11 23:03
>68-69
感想はこれだけ?
他では長文レスするのにな・・
711b&trade ◆1bBtQE5sBo :03/11/12 09:11
>>70
私には余り面白くなかったからだよ。
さきに『鱒釣り』を読んだせいかもしれないが、先にこっちを読んでいたら
『鱒釣り』は読まなかったかもしれない。
72( ´_ゝ`) ◆gcgoZO4ZOU :03/11/12 22:25
>>71 それは残念。

Private Eye Lettuce (Richard Brautigan)

Three crates of Private Eye Lettuce,
the name and drawing of a detective
with magnifying glass on the sides
of the crates of lettuce,
form a great cross in man's imagination
and his desire to name
the objects of this world.
I think I'll call this place Golgotha
and have some salad for dinner.
73吾輩は名無しである:03/11/12 22:26
ブローティガンなんか読んでると鬱になるぞ。
74( ´_ゝ`) ◆gcgoZO4ZOU :03/11/12 22:45
>73
自律した強い精神力を持つ人間でなければ
避けて通ったほうが無難かもしれないな。
でもこの文学板ほどじゃないだろ?
751b™ ◆1bBtQE5sBo :03/11/13 21:09
>>72
拙訳を一発。

三籠の探偵レタス。
探偵は虫眼鏡でレタスを調べる。
想像力に十字架を負わせ、
世界を名づけようとするとする欲求を鞭打つ。
私はここをゴルゴタと呼び、夕食のサラダにして食べるだろう。
76吾輩は名無しである:03/11/14 22:13
鱒釣りじゃつまらん樽釣りならね
771b™ ◆1bBtQE5sBo :03/11/14 23:17
>>76
噂という手もある。
78吾輩は名無しである:03/12/02 01:37
ブローティガンは全部持ってるオッサンだけど
はじめてよむなら『愛のゆくえ』が良いと思うよ
最近ハヤカワ文庫で復刻されたし、ブックオフでもときどき新潮文庫版見かける
ぼくは飛行機にコーヒーのシミがついているところが好き。

数年前はアメリカでもほとんどの本が入手不可だったけど、ここ数年むこうでも
評価されてペーパーバックでほとんど手に入るようになった。
日本では自殺するまでは結構人気あったように思うんだけど、いつのまにか本屋の棚から消えていた。
ぼくも大学時代にThe AbortionとWillard and His Bowling Trophiesは英語でよめたから
みなさんも原書で読んじゃいましょ、面白いよ。
79吾輩は名無しである:03/12/07 13:27
たしかにやけに読みやすい英語ではありますね。

でも愛のゆくえは…あのラストはホントどうにかならなかったのかと。
前半は最高なんだけど。
80吾輩は名無しである:03/12/17 21:49
皆さんご協力お願いします。
とりあえず芝生の復讐。

http://www.fukkan.com/vote.php3?no=6
81吾輩は名無しである:03/12/22 01:30
『芝生の復讐』かあ、懐かしいなあ!
ブローティガンではじめて読んだのこれだった。
近くの区立図書館で借りて、一気に読んだ。1975年か76年の夏。だと思う。
次が『愛のゆくえ』で、その次が『アメリカの鱒釣り』。
この順番が良かったと思う。『アメリカの鱒釣り』が最初だったら、そこでストップしたかも。
今じゃいっぱしの西洋毛針鱒釣り師になってしまい、『アメリカの鱒釣り』の良さは充分分かるけど。
当時は違った、何じゃこれって感じ。
本屋で『アメリカの鱒釣り』が釣本コーナーに並んでると笑っちゃうよね。
82吾輩は名無しである:03/12/26 12:38
今日牛病騒動にのってハンバーガー殺人事件
ところで1よ
初めてハンバーガーを食べたのはいつですか?
83吾輩は名無しである:03/12/29 10:56
マクドナルドみたいなところで食べたのは…高校生か大学生のときだろうと思う。
ハンバーガーという食べものがあるのを知ったのは『ポパイ』。
(雑誌じゃなくてアメリカ製のcartoonね)
84吾輩は名無しである:03/12/30 02:36
俺もガキの頃、銀座のマック一号店で食った
歩行者天国で
85吾輩は名無しである:03/12/30 11:44
小学5年の時に、厚木一番街にあった「ハンダス」という店で食べた。
店内はサイモンとガーファンクルの「コンドルは飛んでいく」が流れていた。
中学1年の終わり頃、その隣に「マクドナルド」ができて、
「ハンダス」はしばらくしてなくなった。
86吾輩は名無しである:04/01/07 01:05
>>73ブローティガンなんて読んでると鬱になるって、
それはなぜなんだろう。気になる……
87吾輩は名無しである:04/01/11 21:52
>>86
73ではないけれど、ブローティガン自殺したからね。
3作ぐらい読むとちょっと彼の精神構造を感じてきたりする。
88吾輩は名無しである
やっぱ脆くて暗い精神構造なのか?感じるのは。