520 :
吾輩は名無しである :
03/06/05 23:07 スペンサー連(Spenserian Stanza)は 弱強5歩格の8行+弱強6歩格の1行 ababbcbccと押韻する詩形 らしいですが、上記の意味がわかりません。 どういう意味か教えて。 もしくはそれを解説したサイトを教えてください。 ぐぐったが分かりませんでした。
521 :
dandy♪ ◆8Ezb1KjfCM :03/06/06 00:00
>>520 えーと、シェイクスピアのページ等で説明していると思いますよ。
それが分かればスペンサー連も分かるはず。
522 :
吾輩は名無しである :03/06/06 00:20
523 :
dandy♪ ◆8Ezb1KjfCM :03/06/06 00:21
http://www.emory.edu/ENGLISH/classes/Handbook/Spenserian.html 弱 強 弱 強 弱 強 弱 強 弱 強(5)
A gen/tle knight /was pric/king on /the plaine,(a)
Ycladd /in migh/tie armes /and sil/ver shielde,(b)
(以下面倒だから省略)
Wherein old dints of deepe woundes did remaine,(a)
The cruell markes of many a bloody fielde;(b)
Yet armes till that time did he never wield:(b)
His angry steede did chide his foaming bitt,(c)
As much disdayning to the curbe to yield:(b)
Full jolly knight he seemed, and faire did sitt,(c)
弱 強 弱 強 弱 強 弱 強 弱 強 弱 強(6)
As one /for knig/htly jousts /and fierce/encount/ers fitt.(c)
って感じ?(間違ってたらわりい、適当に計った)
525 :
吾輩は名無しである :03/06/06 00:26
あ、やっぱ?(藁
527 :
dandy♪ ◆8Ezb1KjfCM :03/06/06 00:30
>>526 いや正しい。
少なくとも基本が理解できてるから
ababbcbccに合わせたられたんだろう。
ところで、スペンサーって八行+一行だったっけ?
あ、そっか。5歩格って4区切りだっけ? うーーーん。忘れた(苦笑
Happy ye leaves when as those lily hands, Which hold my life in their dead doing might, Shall handle you and hold in loves soft bands, Lyke captives trembling at the victors sight. And happy lines, on which with starry light, Those lamping eyes will deigne sometimes to look And reade the sorowes of my dying spright, Written with teares in harts close bleeding book. And happy rymes bathed in the sacred brooke, Of Helicon whence she derived is, When ye behold that Angels blessed looke, My soules long lacked foode, my heavens blis. Leaves, lines, and rymes, seeke her to please alone, Whom if ye please, I care for other none.
A gentle /knight was /pricking /on the plaine,(a) とかになるの? むかしアーネスト・ダウスンとかでやったときも よく分からんかったなぁ、iambic tetrameterとかって 言葉だけは分かったが。俺にも教えて^^; 無知の涙。俺は所詮現代詩とか現代小説しか 読めん…。
ちょっと暇つぶしに各スレで内容見ずに煽り入れてただけだから(藁
533 :
吾輩は名無しである :03/06/06 00:47
内容見ずに煽り入れてたのは自演厨だから気にスンナ>イクシオン
あ、そうなん?>525さん なんだよ、教えてくれると思ってたのに^^; Violets / and leaves / of vine, Into / a frail, / fair wreath We gath/er and / entwine: A wreath / for Love / to wear, これは弱強4歩格だよね? あー。酔ってる。寝よう。仕事締め切り過ぎたけど 終わったぞー!!!!
ixionてこんなもんか……。 期待したのに。 俺がシェイクスピアを真鍋かをりと言ったのは、 そのほうがぐぐって当たりやすいし、説明も判り易いから。 そうすれば質問の意味分かるよ。
上のはちなみに oxx/xo/xo xo/xo/oo xo/xx/xo xo/xo/xo です。本詩(A CORONEL by E. Dowson)は ABACB'AC'AA ABACBACAA ABACBACAA ですね。検索すればこの詩は有名なので 出てきます。 で、scanningに関しては平田禿木の英詩の本とか 読むとのってますよ。んじゃねー♪
538 :
吾輩は名無しである :03/06/06 02:25
いい加減恥の上塗りはやめれ。
539 :
吾輩は名無しである :03/06/06 02:38
ぶっちゃけ、俺って神様なのだが。
540 :
吾輩は名無しである :03/06/06 02:41
ハクられてんじゃないか神様(プゲラ
オレ芸術系出身なんで、文学部ってあまりよく知らないのだけど、 フランス文学の教員ってイイ加減なのが多いな。 講義=エロ漫談 じゃないか。 フランス文学以外も御同様なのか? フランス文学だけの傾向なのか?
仏文より美学のほうがいいかげんだと思うのだが。
英文、独文、露文、仏文、国文、イタ文 いいかげんな順に並べるとどうなるんですか? 教員が商品に手を出す傾向がある順に並べると? また、エロ漫談に近い順に並べると?
>>537 べつに、間違ってないけど。
単音節の単語ばっかりじゃなくて、複数の音節からなる
単語の場合には、アクセントの位置をずらしたり
またiambic(弱強格)だからって規則的に弱強と
ならない場合もある。上のダウソンの詩なんかも、
X(弱)とO(強)がきれいに4つ並んでるんじゃなくて、
Xがひとつのものもあったり、Oがひとつのものが
あったりする。
シェイクスピアのその台詞はたまたま単音節から
なる単語ばっかり(questionは違うけどね)だから
scanningも楽だけど、いっつもそうとは限らない。
Happy /ye leaves/ when as those/ lily /hands,
O X / X O / X X O/ O X/ O
Which hold/ my life/ in their dead /doing /might,
X O / X O / X X O / O X / O
これもちょいといーかげんだが、別にきれいに
XOばかりじゃないでしょ?(英詩に詳しい人、
間違ってたら訂正してくれ)
アクセントの有無で決定するのは正しいけどね。
>単音節の単語ばっかりじゃなくて、複数の音節からなる 単語の場合には、アクセントの位置をずらしたり またiambic(弱強格)だからって規則的に弱強と ならない場合もある。 英語は特に、基本的なrhythm(五歩格なら十beat)を流してしまえば、 多少の乱れは吸収できるんじゃない? 朗誦を前提に書かれているからなのか。 なので、勢いに乗ってひとつのsentenceを一気に読んで誤魔化すわけ。 というか、それすら計算かもしれない。rapもトゲのようなひっかかりをわざと作るでしょ。 (例えばwhen as thoseならasなんて読めば無いも同然だから×○になる) Shakespeareも二音節を一音節にしたり(例:ever→e'er)、いらない単語を足してbalanceをとったり、 feminine endingで緊張感を出したりしている。これは音楽だ。声に出して全体で把握するのが近道。走査はそれから。 >上のダウソンの詩なんかも、 X(弱)とO(強)がきれいに4つ並んでるんじゃなくて、 Xがひとつのものもあったり、Oがひとつのものが あったりする。 それを君は上で三つに分けていたんだから訂正しないと。音痴になるぞ。
547 :
吾輩は名無しである :03/06/06 16:49
ixionさんは過去の質問にものすごい勢いで答えてください。
548 :
女性にお勧め :03/06/06 16:50
>>547 dandy♪ ◆8Ezb1KjfCM とのやりとりをしばらく静観しよう
久しぶりにおもしろい議論になってるんだから
550 :
吾輩は名無しである :03/06/06 19:32
文学の定義とは何でしょうか。 例えば、村上春樹やスティーブン・キングは文学と言えるのでしょうか? 文学とエンタメの境界線はどこに引くべきでしょうか。 教えて下さい
村上春樹=文学。 スティーブン・キング=エンタメ その違いがわかるまで、おおいに乱読して学ばれたし。w
552 :
吾輩は名無しである :03/06/06 21:39
ねー、文学って原文で読むべきだよね。 訳したの読むなんて著者への冒涜だよね。
553 :
吾輩は名無しである :03/06/06 21:41
>>552 そして君のその発言は翻訳者に対する冒涜でもある。
文学の定義なんて簡単だよ。 何度読んでも面白いのが文学さ。 そのなんとかキングを何度も楽しめるのなら、それは文学だろう。
555 :
吾輩は名無しである :03/06/06 23:49
この世から文学が消えたらどうなりますか?
消えませんヨ☆
557 :
吾輩は名無しである :03/06/06 23:53
>>556 何でそう言いきれるのですか?氏んでください
>英語は特に、基本的なrhythm(五歩格なら十beat)を流してしまえば、 >多少の乱れは吸収できるんじゃない? 朗誦を前提に書かれているからなのか。 >なので、勢いに乗ってひとつのsentenceを一気に読んで誤魔化すわけ。 >というか、それすら計算かもしれない。rapもトゲのようなひっかかりをわざと作るでしょ。 でも、scanningの方法論っていろいろあるのよ。ダウスンの上の奴は ある先生が授業で説明したのを再現したものです。で、4歩格と言ってた から、ようするに さみだれ/をOOO あつめて/はやしO もがみが/わOOO のように、余韻となる音まで含めての4歩格(pause-footを入れる?)だったの かも知れないし、ただの説明間違いかもしれない。だいたいScanningだって、 Trager-Smithだのなんだの、やり方は多数あるのよ。 G.S.FraserのMetre,Rhythe and Free Verseなんて古い本なんかも、その点では 参考になるよ。 ていうか、検索しろ、とか言ってるあなた自身はどのくらいscanningができるの?
質問もセンスが必要だよ? そのくらい、おおきくなったらわかりまちゅよね?ね?
>547 名前:吾輩は名無しである[] 投稿日:03/06/06 16:49 >ixionさんは過去の質問にものすごい勢いで答えてください。 ごめん、過去ログ読んでなかった。今読んで笑った^^;
561 :
吾輩は名無しである :03/06/07 00:04
検索とは??
構ってクンに問いかけないでもいいよ。
>>558 実を言うとダウスンと言われてもさっぱりなんだが。
俺は馬鹿なんだよ。
さみだれ〜はよく言われているから分かる。
日本語は四拍子を基本云々てやつだろ?
ただそれだって、現代では破綻しているし、
「古池や 蛙飛び込む 水の音」では、
余韻を含むと、syncopationに頼らざるを得ない。
イギリス詩とは長短の韻律の違いもある。
検索しろなんて言った?
俺は質問者への回答のつもりで書き込んでいるんだけどなぁ。
質問者は明らかにscansionの種類を問うていない。
代表的な答えを欲している。(Shakespeareのような)
Greeceの時代だって詩型や調はいくらでもあったみたいなんだから、
言い出したらキリが無い。
それに単語の強弱なんて、状況や人によって変わるんし、
分析は詩の内意から読み取るべきなんだよ。
劇中ならば語り手を固定した上で、演出者が変調するわけだから。
ダウスンて人がどう詠ませようとしたのか、
それを知りたいなら、俺はまず詠む事を薦めようと思うんだけどね。
書いた本人に言わせれば、scansionの正解はひとつだと思うから。
それに、詠めば自ずと、韻の変化とともに内容が移るのを理解できたりするでしょ?
sonnetから判り易く説明してくれるようなのを、
ixion氏には期待したんだけど、ダウスンばっかでダウスンだって感じ。
564 :
吾輩は名無しである :03/06/07 02:44
scansion{動詞は〔to scan〕}「韻律解析」をscanningと間違えている時点でイクシオンの負け
>564 煽るな、厨房。 せっかく建設的に続いている流れに水をさす馬鹿がいるか、阿呆! 勝ったの負けたのは1000取り合戦のネオ麦茶以下の厨共に任せておけ、 少なくとも文学板には一切、金輪際、不要! ようく覚えておけい!
>>564 間違ってないよ。もうやめよう、スレ違いだから。
すげえ、動名詞を知らない奴がいる…とか言って煽り返してみるか^^; Scansion is the analysis of the metrical patterns of verse, which includes ; denoting the stressed and unstressed syllables; indicating foot divisions (the number of feet in a line); revealing the rhyme scheme. Therefore, the difference between scansion(韻律分析) and scanning(韻律 分析すること) is that the former is the denomination of the act of scanning poetry, and the latter is the act of scanning poetry. Kapeche?>564 わりい、シェイクスピアとかで説明すりゃよかったのね>dandy 手元にあったのがダウスンだったからさ。 >書いた本人に言わせれば、scansionの正解はひとつだと思うから。 ジョン・ダンなんかはベン・ジョンソンに批判されたりしてる「強勢をしっかりしろ!」 ってね(w でも韻律分析は、答えがひとつには決まらないことも多いんだよ。 書いた本人が、って言うのは、この作品は作者にしか分からない、と言うのと 同じで、分析の放棄になっちゃうでしょ? ま、いいや。お邪魔しました。酔った勢いで書き込んだ俺が悪かった^^;
568 :
吾輩は名無しである :03/06/07 04:52
紫陽花の 末一色と なりにけり 小林一茶のこの俳句の意味を教えてください。
569 :
吾輩は名無しである :03/06/07 05:05
>>568 まずどこまでを理解していてどこがわからないのか示してくれ。
570 :
吾輩は名無しである :03/06/07 06:18
意味が知りたいんです。末一色とか全く分かりません。 お願いします。
午前4時に起きてるixionて一体……。
>>567 確かに分析の放棄になっちゃうね。
作者は作品を愛するなら、
意図するscansionまで発表するべきだ。
そして批判も甘んじて受けよう。
>>570 適当だから信じないでね。
「秋の末」「春の末」などの季語があるから、
紫陽花の・末一色ではなくて、
意味的には、紫陽花の末・一色なのかなぁとか思ったり。
勿論音楽としては紫陽花の・末一色でね。
季寄せに「紫陽花の末」というのがあるのかどうか、
全然知らないので、なんとも言えませんが。
なので、
>>568 を読んで俺の頭に浮かんだのは、
紫陽花って花は色が変化するから、
単純に満開になった紫陽花ではなくて、
「紫陽花の、変化しきった最後の色でいっぱいだなぁ」って感じ。
朝から適当節かましてみました。