新人文学賞統合スレッド −4− 

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890吾輩は名無しである
最近出版された『文学賞メッタ斬り!』
(PARCO出版)は、ちょっと面白い。
全編、大森望と豊崎由美の二人が対談してて、
各賞の傾向が軽妙に批評(というか実際は
野次に近いのだが)されている。んで当然、
各新人文学賞も色々と遡上に乗せられている。

まあ、このスレの住人なら一度ぐらい手に取って
流し読みしてみても、いいんじゃなかろうか。
その巻末のリストも見ておいて損はなかろうと思う。
891吾輩は名無しである:04/03/24 23:35
>>890
俺も買ったよ。
森健が高く評価されているな。
892吾輩は名無しである:04/03/25 17:04
>>890
読んだよ。
しかし、大森、豊崎とも、好き嫌い激しいな。
好きなジャンルには甘甘で、苦手にジャンルはめたくそw
特に、豊崎女史は女性特有の好き嫌いがはっきりしている。
欄外に参考本の○○ページを読めって書いてあって、たまたまその本持っていたから見てみたら、桐野夏生の悪口が書いてあった。
本筋とはまったく関係ない記述を、なんでわざわざ「嫁」というのかw
豊崎女史も、同世代の美人には手厳しいのね。
彼女が綿矢りさを持ち上げるのは、年齢があまりにかけはなすぎていて、嫉妬の対象にもならないからか。
それとも、「今まで美人作家として持ち上げられてきた女流作家どもよ、おもいらはもうおばさんなんだ、綿矢りさにはかなうまい」ってことなんだろうか?
いずれにしても、「メッタ斬り」は読み物としてはおもしろいかもしれないけど、公平な評価を期待している人にはお勧めできないな。
893吾輩は名無しである:04/03/25 18:48
あまりに好みが似通った二人が対談しているので、馴れ合っている感じだった。
正直、おもしろくない。
電車の中で、なにかのイベント帰りの仲のいい二人がだらだら萌え話をしているような感じ。
894吾輩は名無しである:04/03/25 18:59
>892
女性特有の好き嫌いって何よ?
おまえ自身の偏見が明らかになるレスだな。
自分が女性を容姿でしか判断してないから他人も
そうだと決め付けてるアホ
895吾輩は名無しである:04/03/25 19:00
豊崎由美といえば「ダカーポ」4/7号でも威勢よく、
各文学賞について異議(主観)を唱えていたよなー。
ちなみにこの号の特集は文章講座だったよー。
小川洋子、白石一文、松尾スズキ、てな面々が
各々創作姿勢を語っているけど、こちらはお手本に
なるかなー?
896吾輩は名無しである:04/03/25 19:08
豊崎由美って男だろ?
897吾輩は名無しである:04/03/25 19:20
>>894
自分のこと「オレ」とか「ボク」とか呼ぶオレ女は、それだけで「女性」を意識している証拠だよなーとは、思う。
豊崎さんも、いいかげんオレ女から卒業されては?
898吾輩は名無しである:04/03/25 19:24
巻末に各賞受賞作品の点数がのっているんだけど、自分がかかわった賞には激甘っていうのには笑えた。
大森氏も、十分に「男性特有」の好き嫌いがあるw
899吾輩は名無しである:04/03/25 19:27
豊崎氏は、あまりにテレビ東京を馬鹿にしすぎだと思う。
900吾輩は名無しである:04/03/25 19:34
豊崎って女だったのか・・・
あの写真、どうみても男かと・・・
901吾輩は名無しである:04/03/25 19:40
>>900
漏れも、大森氏と豊崎女史を逆だと思った、写真見て。
大森氏はどうみても、おばさんだよな。
902吾輩は名無しである:04/03/25 19:54
女性の評論家とか作家って、表面上は綿矢を褒めているけど、
「下手に批判したりけなしたりしたら、ブサイクの僻みと男子に叩かれるかも…」と、不本意なままクラスの美人を持ち上げる構図にも似ている。
903吾輩は名無しである:04/03/26 09:54
>901
某サイトで指摘済(w 大森本人が紹介していた
904吾輩は名無しである:04/03/26 11:26
大森の日記はおもしろいね。
905吾輩は名無しである:04/03/27 16:13
読んだけど大森はともかく豊崎はグダグダだった
906吾輩は名無しである:04/03/27 16:19
>>905
>豊崎はグダグダだった
私情が入るのは仕方ないけど(私情丸出しのほうがおもしろい場合があるけど)、豊崎女史はあきらかに失敗している。
賞に対する認識がステレオタイプだし、自分がよく知らない賞に対しては、根拠なく馬鹿にしすぎっていうのは感じた。
なんか、栗本薫を連想したよ。
907吾輩は名無しである:04/03/27 16:50
メッタ斬りを立ち読みした。
その文中で触れられている純文新人賞の話を要約すると、、、
文學界と群像は高評価で、文藝には好印象といったところか。
すばるはトンガってるとか純文とエンタメを跨いでる賞とか
言いつつも、この賞の性格は中途半端ってのが本音だろうな。
新潮は育て下手で、朝日は総じて低評価、というわけか。

これって今日的には至極順当な評価だと思うんだけど?
そりゃ違う!と思う野郎は己の作品で、その批判の対象に
された賞に応募して、その評価を覆すような自助努力を
してみたらどうよ?
908吾輩は名無しである:04/03/27 18:14
>>907
それは、純文でしょう?
エンタメ〜SFまで全部読むと、著者二人の偏愛がよーく現れているよ。
自分たちが関わっているジャンルには甘い。
とりあえず、全部読んでみろ。
この本は、純文を取り扱っているのは最初だけ
909吾輩は名無しである:04/03/27 18:17
>>907
漏れは特に投稿とかはしてないけど、評価が二つに分かれているものに関して、一方的にダメだしている感じはあった。
二人とも同じようなものが好きなせいか、「そうそう、あれって駄作よねー」と言い切っている。
乱歩賞では13階段とか。
逆に、ものすごくマイナーものを持ち上げている。
ちょっと、バランスは悪いと思った。
910吾輩は名無しである:04/03/27 18:20
>>907

>その文中で触れられている純文新人賞の話を要約すると、、、
>文學界と群像は高評価で、文藝には好印象といったところか。
>すばるはトンガってるとか純文とエンタメを跨いでる賞とか

これは、他の本とか評論家もいっていることで、まさにステレオタイプな評価だなあーとは思った。
純文ジャンルは、不得手なんだろう、この二人は。
911吾輩は名無しである:04/03/27 19:33
不得意というより、豊崎ってのがどうしようもない。
理屈じゃなくて、自分の好みを言うだけ。わたしゃこの作品好かないからこの賞は駄目、と。
テルちゃんテルちゃんと宮本輝を馬鹿にしてるが、てめえがテルちゃん化してんじゃん。ボケ。
経歴みたら、いろいろな方面に手をだしてる、ようするにマルチ。あざとい女だ。
912吾輩は名無しである:04/03/27 19:52
>>911
>不得意というより、豊崎ってのがどうしようもない。
一生懸命毒舌キャラを演じているつもりが、みごとに滑っている。
嫌いなものには根拠なくダメだしなのに、好きなものに対しては、無闇にベタ褒め。
何かに似ているなーと思ったら、ジャニヲタおばちゃんだ。
913吾輩は名無しである:04/03/27 20:00
大森氏、豊崎氏とも、下読み経験者で(今もしているかもしれないけど)、下読みの様子にも触れていたけど、
下読み段階で、すでに好き嫌いが反映されていると思った。
その下読みのツボにハマったら、どんなに変な作品でもゴリ押しで最終選考に上げてもらえるけど、逆の場合は水準以上いってても落とされるかも。
(豊崎さんは、13階段が気に入らなくて、最終選考に上げるのを拒んだみたい)。
そんな下読み事情が分かって、参考にはなった。
914吾輩は名無しである:04/03/27 22:09
選考委員が満場一致で選んだ作品だろ?>13階段
それが、下読みの好みで最終に残らない可能性があったのか。
915吾輩は名無しである:04/03/28 00:15
>>914
さすがに13階段は、「これを残さなかったらどうすんだよ」と他の予選委員に怒られ、残したみたいだけど。
でも、好みが分かれる個性的な作品や微妙なものは、選考委員の鶴の一声とかで最終に上がらないこともあるかもね。
関口って選考委員経験者が言っていたけど、1次2次にまで残った作品はレベル的には同じ。
あとは運とタイミングなんだってさ。
916吾輩は名無しである:04/03/28 10:04
>>913
俺は下読みのツボにハマらない自信がある。
917吾輩は名無しである:04/03/29 03:33
これは純文ではありませんが・・・、

第十一回日本ホラー小説大賞(角川書店、フジ
テレビジョン主催)の結果がこの度、発表された。
大賞(賞金五百万円)と長編賞(三百万円)は、
共に該当作なし。

しかし短編賞は、大和王子氏の『お見世出し』に、
長編佳作賞は、早瀬乱氏の『レテの支流』に、
短編佳作賞は、福島サトル氏の『とくさ』に、
それぞれ決まった。
尚、短編賞受賞者の大和氏は大阪市在住の
地方公務員、四十五歳。賞金二百万円が贈呈される。
918吾輩は名無しである:04/03/29 09:59
こちらも純文ではありませんが・・・、


第八十四回オール讀物新人賞(文藝春秋社主催)

 永田俊也氏の『ええから加減』に決まった。

賞金五十万円が贈呈される。
永田氏は、本名加藤利夫。神奈川県出身。
慶応大卒。フリーライター。四十歳。東京都在住。
919吾輩は名無しである:04/03/29 17:41
オール読物でも賞金は50万なんだ。
開業資金としてもうちょっとくれてもきっと罰は当たらないよ。
920吾輩は名無しである:04/03/29 17:49
下読みってガンだな。
921吾輩は名無しである:04/03/29 17:49
本なんてぜーんぜん読まないって奴がどんどん出てきて欲しいよ。
「私は本を読んでこなかった」なんて言っても、
作家の中で相対的に見たら読んでないだけで、やっぱり読んでる。
922吾輩は名無しである:04/03/29 18:21
100冊とか読んでたらもうアウトだな
ファッションとして有名なの50冊くらい読んでる程度か
923吾輩は名無しである:04/03/29 21:59
自分よか年上の人が新人賞を獲ると、俺も頑張るぞー
と発奮するが、年下の奴が受賞すると何だか腹立つよな。
924吾輩は名無しである:04/03/29 22:08
というか鬱になるな
925吾輩は名無しである:04/03/29 23:44
明後日締め切りなのに、進まなくなってしまった。
最終章の推敲を残すだけだというのに。
926吾輩は名無しである:04/03/29 23:57
>>925
なんの締め切り?
927ガディワッツ:04/03/29 23:59
925じゃないが
文藝新潮スバル
みんながんばりませう。
928925:04/03/29 23:59
新潮新人賞です。
929ガディワッツ:04/03/30 00:01
新潮かぁ・・・硬派ですねぇ。
がんばって書いてくれよう。1年後悔することになるからさ。
930925:04/03/30 00:02
ここに書いたことで、少し気持ちが楽になりました。なんとかなりそうです。
悔いを残さないように、がんばります。ありがとうございました。
931吾輩は名無しである:04/03/30 00:04
新潮って40枚じゃなかったっけ?
章立てなの?
932925:04/03/30 00:10
新潮は250枚以内です。ちなみに評論部門は100枚前後です。
933931:04/03/30 00:19
間違えてた。
失礼しました。
934吾輩は名無しである:04/03/30 00:19
出す前に筆名で悩む
935吾輩は名無しである:04/03/30 00:26
本名にしておいて、受賞してから改めて考えれば。
936吾輩は名無しである:04/03/30 00:41
どこに出すべきか悩むよね。自分の作品はどの賞にあうんだろうかと。
いろんなとこに投稿してもいいようにしてほしい。
937吾輩は名無しである:04/03/30 00:45
文藝新潮すばる、3つ全部受賞なんてことはあり得るのか?
938ガディワッツ:04/03/30 00:49
ありえるー。新人賞ふたつもってった人も割といるらしい。
その3つ同時ってのはまだ無いけど。
939吾輩は名無しである:04/03/30 06:05
宮部みゆきは懸賞小説を三つかっさらったな。
940吾輩は名無しである:04/03/30 13:20
小すば+すばるor文藝受賞だと
三月〆切新人としては最強だな
まあ無理だがw
941吾輩は名無しである:04/03/30 16:02
>>919
http://www.pub.co.jp
↑10日に締切られた新風舎出版賞の賞金は
太っ腹の100万であった。w

>>927
↓こういうのもあるでつ。w
東京図書出版会
http://www.tokyotosho.co.jp
その第1回出版文化賞の締切は同じく明日。
942吾輩は名無しである:04/03/31 00:53
遅レスだが、『文学賞メッタ斬り!』。
確かに豊崎氏は後半聞き役になってるなぁ。
面白かったが、893の言う如く、趣味が近すぎ。
上下の世代、ことに上の世代(自分たちの親世代)を小馬鹿にしてかか
るのは現在40代世代の特徴なのかも。

「若い時から熱くありませんもんねぇ。むしろ、物心ついたら冷めてた。
上におわします七〇年代をわあぎゃあ駆け抜けた暑苦しい世代から団扇
であおがれて寿司飯みたいに冷まされてしまった(笑)」と、まぁ被害
者意識のご様子ですからいたしかたないのかもしれませんが。

彼らの理想の選考委員、っていのも中心をサークル的な面子でかた
めて、面白いコメント係にボケた年寄り入れとこう(笑いものにして
楽しもう)という発想の気持ち悪さ。読んでて、そりゃ笑ったけど、
後でうすら寒い気持ちにもなったな。金井美恵子好きならひとりで
戦ってくださいな。豊崎さん!
943吾輩は名無しである:04/03/31 09:21
>>942
理想の選考委員つーのはネタでしょ。酒席の与太話みたいなもん。
今の芥川直木の選考がお寒いことは事実なんだから、それを踏ま
えたうえでのお遊び。
それに妙に皮肉っぽくからんでるあなたの立場がどういうものか
かなり興味がある。作家ワナビ? それとももう業界の人?年齢
はいくつくらい?

私は業界とは無縁のただの本好きだし、また結構豊崎と読書の趣
味が似てるみたいで、無責任にあーおもしろかったー、っておも
ったけどね。
944吾輩は名無しである:04/03/31 17:10
春期生募集中
http://www.osaka-bungaku.or.jp
945吾輩は名無しである:04/03/31 18:47
>>943
趣味が似通っている人にはおもしろいかもね。
ただ、唐突にテレビ東京を馬鹿にしたり、自分と趣味が合わない賞をこき下ろしたり、おもしろいを通り越して冷めた。
冷めているのは豊崎さんではなく、豊崎さんが周囲をひんやりさせるんでは?とも思ったり。
メタフィクションや中南米の不思議小説が受け付けない人には、豊崎女史の好みの押し付けは、渡辺じゅんちゃんとおなじぐらいうざい。
「私には必要のない小説だから、私には必要な小説だから」という理由だけで、小説を評価されてもな。
その点、大森氏はいろんな情報を持っていて、フッター部分だけ読んでいても楽しめた。
でも、正直、豊崎さん、私には必要ないヒト。
946吾輩は名無しである:04/03/31 18:54
>>945
小気味いいね!
947吾輩は名無しである:04/03/31 19:38
>>943
ネタにマジレスは無粋といいたいのかしらん。
でもね酒席ネタなのは判ってるけど、ネタがうす寒い、といいたいの。
選考委員の話を続けると、
「年寄りは読んでない」という批判に「田辺聖子は読んでる」という
指摘があっても、理想の選考委員からは漏れるでしょ。結局本読んで
るかどうか、じゃなくて「話があうか」の方が大切で、話あわない人
はもとより眼中にない態度、そういうのがやっぱ鼻につくの。
 まぁ当方、豊ちゃんが暑苦しがる20代(読者)ですんで。かれらのクール
ぶった「話のわかる人だけ来て、じゃなきゃ帰って」的態度がすごくイヤ。
 端っこでそれやってる分にはいいけど、いまじゃ業界の中堅メインスト
リームだからねー。自分たちが、すでに隠れ家のクラブから、歩行者天国
のど真ん中に場所が移ってしまってることにいい加減気付いて欲しい。
 その点、大森さんのカバー範囲とバランスはさすがに出版社員だっただ
けはあるな、と思った。
948吾輩は名無しである:04/03/31 20:29
40代前半って、もしかして「しらけ世代」とか言われた人たち?
949吾輩は名無しである:04/03/31 21:30
新潮すばる文藝が本日締切られたな。
次は文學界の締切で、6月30日か。
950吾輩は名無しである:04/03/31 22:01
>>948
そんなのマスコミが勝手に貼ったレッテルだろ?
一部、「新人類」とだぶっているかとも思うが。
そんなの当てにならないよ。
951吾輩は名無しである:04/03/31 22:40
最近、なんとか世代と言われなくなってるね。
変化がないから無理矢理になっちゃうってことか。
952吾輩は名無しである:04/03/31 23:14
新入社員の定義っていうのもあったよなあ。
953吾輩は名無しである:04/04/01 01:58
>>949
今回の応募数比率予想。
文藝>すばる>>>>>>>>>>>>新潮
みたいな感じだと思う。
954吾輩は名無しである:04/04/01 15:13
文藝は多いだろうねぇ。
955吾輩は名無しである:04/04/01 16:04
すばるを獲れば同時に芥川賞も受賞できるとみんな考えているだろうし
女子高生なら文藝賞だという認識も浸透している。
956吾輩は名無しである:04/04/01 17:16
芥川直結はすばるじゃなくて文学界だろ
957吾輩は名無しである:04/04/01 17:36
事実と認識の違い
958吾輩は名無しである:04/04/01 21:38
ぶっちゃけ、すばるも文芸もいらないな。
959吾輩は名無しである:04/04/01 21:44
くれるんなら なんでもほしいわ。
フーコーなんとか以外は。
960吾輩は名無しである:04/04/01 23:13
>958
純文という元々のマイナーイメージ差し引いても、
もはや存在感もない群○や新○よりはまだ必要だろ?
961958:04/04/02 21:54
>>960
すばるや文芸は純文学じゃないからいらないのだよ。
962吾輩は名無しである:04/04/03 00:45
コウバシイイケンダナ
963吾輩は名無しである:04/04/03 15:39
女子供はすばる文芸
二十代後半からは群像新潮文学界
964吾輩は名無しである:04/04/04 21:22
なんか文藝賞を批判することに上機嫌のレスが時折
見受けられるが、それって如何なものか。
例えば40回目は17歳の高校生に受賞させたけど、
同時に22歳大学生と40歳の社会人にも賞を与え
ている訳で、そのバランス感覚は悪くないかと思う。
純文新人賞者が二十代の独壇場のような風潮の昨今、
これは今後の応募者側からしてみれば、非常に
頼もしい結果だといえるのではないか。
まあ、藤沢と保坂が選考委員から抜ける今年の
41回目からは、どうなることやら分からんが、
ともあれ新参の角田と高橋の鑑識眼に期待したい。
965吾輩は名無しである:04/04/04 22:29
>>964
何歳が獲ったとかじゃなくて、作品そのものが子供っぽいんじゃん。
読んだこと無いの?
966吾輩は名無しである:04/04/04 22:31
22歳女子大生と40歳のゲイだよ
かんぜんにイロモノじゃねえかアホ
967吾輩は名無しである:04/04/04 22:51
そういや予告で「40回記念の文藝賞発表、何かが起きる!?」
みたいなことを書いてたけどさ、
それって最終選考作品が決まる前から編集部の方針として何かあったわけ?
たとえ40回記念でも、集まったのが糞ばかりだったら『該当作無し』になったのかな。
968吾輩は名無しである:04/04/05 00:49
お前らみっともないよ
万年一次落ちどものルサンチマンは
969吾輩は名無しである:04/04/05 00:56
>>968
で、お前は何なの?
970吾輩は名無しである:04/04/05 01:55
ルサンチマンって何?
971吾輩は名無しである:04/04/05 02:00
文藝?
文芸!
http://www.bungeisha.co.jp
972吾輩は名無しである:04/04/05 04:00
文學界と群像の下読みさんたちは、気張って頑張ってくれたかな?
明日にも予選通過発表の五月号が出るけど、どうなってんのかな?
973吾輩は名無しである:04/04/05 09:29
>>971
文藝賞は河出書房がやっている新人賞。文藝は歴史の長い文芸誌。

文芸社は不動産屋が始めた自費出版会社。
974吾輩は名無しである:04/04/05 13:13
一読者としては予選より、受賞作掲載の六月号に興味津々。
その最終選考では文學界は、前回のハンゴンタンを決定
した時みたいな妥協の果ての授与、といった見苦しい選考
だけは避けて欲しいものだよ(しかし山田の穴埋めに誰も
入れないのは何故だかよくわからんね)。
群像は編集長を始めメンバーが殆ど替わったからまだ何とも
言えないけど、ここも多くの純文信奉者の過度な期待が寄せ
られてしまう妙な位置にあるんだから、初回はその期待を
あえて裏切り唐突に、佐藤江梨子に賞を与えて欲しい罠(w
975ノリノリ:04/04/05 23:18
「群像新人文学賞」の最終選考・該当者5名。は、
2月19日に通知がありました。とさ。ニョロ。(*w*)
976吾輩は名無しである:04/04/06 06:41
>>975
なんで知ってるの〜?
ソースを教えてちょ!
977吾輩は名無しである:04/04/06 16:00
>>976
それって多分ネタだろうさ。
内部情報を本当に知ってたら応募総数とかも
キッチリ間違いなく書いてくれるはずだしね。
てなわけで、明日発売の5月号を待ちましょう。
978吾輩は名無しである:04/04/06 18:17
>>976
975が該当者なんじゃない?
979吾輩は名無しである:04/04/06 19:34
それなら納得じゃ
980吾輩は名無しである:04/04/07 11:44
文學界新人賞中間発表・第2次通過16篇

・天宮麒麟『ゲインライン』
・石山葉子『麦わら帽子の内側』
・萩原裕幸『記憶』
・小畠延子『雨やさめ』
・佐久吉忠夫『無意味な風景 -Inutil Paisagem-』
・佐藤万里子『水槽の底』
・田島辰治『ペーパードライブ』
・玉利路央『一月の夜涼み』
・田山朔美『塔の窓から見る景色』
・千葉鏡『毛玉通信』
・藤枝千穂『祖父の遺言』
・万リー『家族写真』
・宮下奈都『静かな雨』
・モブ・ノリオ『介護入門』
・山口鎌作『ドーナツの真ん中をたらふく食って』
・吉村奈央子『耳鳴り』
981吾輩は名無しである:04/04/07 12:39
第四十七回 群像新人賞・小説部門 第二次予選通過16作品

・『ゲッセマネの天使』あかこ月岡
・『太陽を見つめる犬』安藤彰泰
・『ストーム・ブルー』大河原淳
・『池上の蛍』小里直哉
・『スープ月間』梯理恵
・『パステル・エイジ』門倉ミミ
・『コーヒーと羽虫』菊地達也
・『ナチュらる? ナチュられる?』楠楡
・『昊天』桜庭唯王
・『サージウスの死神』佐藤憲胤
・『ノヴァ』志野今一
・『狐寝入夢虜』十文字幸子
・『三十路モラトリアム』杉浦昭嘉
・『蜜林の月』西山瞳
・『Swin』森下聖
・『P-MAN』山越すすむ
982吾輩は名無しである:04/04/07 13:15
>>981評論部門 12作品

『交換と認識―谷崎潤一郎試論』氏家正人
『二人の女/二つの闘争―古井由吉『杳子』『聖』論』内山正純
『象徴への宿命―『ハムレット』の悲劇』金谷壮雅
『村上春樹の描く家族に関する論文』さとうさとし
『「パンドラの鐘」論』紫苑透
『六〇年代生まれの戦う男たち』清水敏
『変な気持ち』中井秀昭
『保田與重郎―文学史の神話的構造』西村智弘
『「夜明けの家」について―古井由吉のフォークロア』沼田直人
『「編集」から「併置」へ』橋本勝也
『倫理と逆説―魯迅論』福嶋亮大
『汽車に乗る中野重治』和田茂俊
983吾輩は名無しである:04/04/07 13:43
>>980
応募総数は雑誌未掲載(50篇が一次通過、16篇が二次通過)。

第98回新人賞の最終選考は、浅田彰、奥泉光、島田雅彦、辻原登の
4委員によって4月中旬に行なわれ、文學界6月号にて発表。



>>981
小説部門応募総数 1771篇(29篇が一次通過、16篇が二次通過)
>>982
評論部門応募総数 131篇(20篇が一次通過、12篇が二次通過)

最終選考は、選考委員、加藤典洋・多和田葉子・藤野千夜・堀江敏之・
松浦寿輝の五氏によって行なわれ、結果は群像六月号(五月七日発売)
に掲載されます。
984吾輩は名無しである:04/04/07 14:15

第21回早稲田文学新人賞では全選考委員、任期最終年だってさ。
いとうせいこう、斎藤美奈子、すが秀美、丹生谷貴志、渡部直巳。
小説は百枚以内、評論は二百枚以内。締切は八月三十一日。
発表は十二月七日発売号。副賞は金十万円。
詳細は、http://www.bungaku.net/wasebun
985吾輩は名無しである:04/04/07 15:39
すみません、どなたか文学界の一次のうpをお願いします。
986吾輩は名無しである:04/04/07 15:40
第37回新潮新人賞の新選考委員が、5月号誌上にて発表された。
福田和也、町田町蔵は残留で、浅田彰、阿部和重、小川洋子が新入である。
以下、浅田と阿部のコメントのみ全文紹介してみようか。。


浅田彰
 (前もって言うべきことはない)

阿部和重
 デビュー作には、自身の総てを投入すべきだろう。
 なぜならそのような作品にこそ、より高い将来性が宿るはずだからだ。
 むろん本当に総てを書き尽くす必要はない。
 それほどのものだと読める作品に仕上げればいいのだ。


来年11月号掲載の、お二方の選評が楽しみ。。。
987吾輩は名無しである
あれ?川上とかは選考委員辞めたの?
早かったね。