中井英夫はいかが?

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1cruel george
「虚無への供物」最後まで読んでしまうと「あ〜あ」って感じ。
小栗の黒死舘のように何度も読みかえす気にはならないのだが。
でも「悪夢の骨牌」はけっこう好きかも。
貴様らはいかがですか?
2吾輩は名無しである:03/03/28 22:26
@@@@@をはり@@@@@
3吾輩は名無しである:03/03/28 22:31
『とらんぷ譚』の『火星植物園』好き。
4吾輩は名無しである:03/03/28 22:32
jimjjimejimejime
5吾輩は名無しである:03/03/29 00:03
え?中井結構好きなのに。
なんで叩くの?
6:03/03/29 00:17
うんけっこう僕も好きだよ。
でも一番好きとは言えないのは何でだろうね。
どの作品もすごく凝ってるよね。
7吾輩は名無しである:03/03/29 12:33
中井英夫は、澁澤と三島を慕っていたらしいね。
8吾輩は名無しである:03/03/29 14:36
澁澤が中井を慕ってたのです。
9吾輩は名無しである:03/03/29 22:48
『とらんぷ譚』は「幻想博物館」と「人外境通信」が良いな。
他の二つはちとダレた。
短編だと「青髭公の城」がおもしろかった。
「真珠母の匣」のように老女の恋を扱ってるんだけど、
ほどよくまとまってて読ませてくれた。
10吾輩は名無しである:03/03/29 23:52
中井の『薔薇幻視』前半、ペダンチックで少し疲れる。
中井は好きだけどね。
11吾輩は名無しである:03/03/29 23:53
『薔薇幻視』前半、ペダンチックで少し疲れる。
中井は好きだけどね。
12吾輩は名無しである:03/03/30 00:00
『中井英夫短歌論集』読むといいよ。
へえ、この人ってこんな考え方、感じ方してるんだ、って納得。
13吾輩は名無しである:03/03/30 00:02
1さん! がんがって自作自演で1000目指してください。
14吾輩は名無しである:03/03/30 00:16
>>12
それは読んだことないな。今度読んでみよう。
そういや寺山修司の短歌を見い出したのは中井英夫だよね。

>>13
自作自演じゃありませんが何か?
中井英夫嫌い?
15吾輩は名無しである:03/03/30 00:16
>>「虚無への供物」最後まで読んでしまうと「あ〜あ」って感じ。
>>小栗の黒死舘のように何度も読みかえす気にはならないのだが。

人それぞれですな。小生は「虚無・・」は3回ほど読み返しました。
「黒死舘・・」は途中で嫌んなった。
16吾輩は名無しである:03/03/30 01:00
創元ライブラリーの中井英夫全集はあと何巻残っているんだっけ?
完結はいつになることやら・・・
17吾輩は名無しである:03/03/30 09:53
>16
たしかあと9巻の日記だけだと思うよ。
18出会いNO1:03/03/30 09:53
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19&rlo;:03/03/30 10:36
中井英夫ってホモだと思っていたが、結婚もしていたんだね。
20吾輩は名無しである:03/03/30 11:47
結婚してたの?虚無への供物についてる年譜では結婚なんて書いてなかったみたいだけど?
21吾輩は名無しである:03/03/30 23:35
age
22吾輩は名無しである:03/04/01 14:54
創元ライブラリーで代表作の

虚無への〜
とらんぷたん

は買った。
次はどれを買うのが順当だろうか?
23吾輩は名無しである:03/04/01 19:30
「地下を旅して」<次



……まったく順当じゃないにもほどがあるね。
2422:03/04/01 20:13
んじゃ、好きなの教えて。
全集なら何巻が好きです?
25吾輩は名無しである:03/04/02 04:22
「蒼白者の行進」がよいかと。
2622:03/04/02 05:05
この世ならぬ美への憧れ、
だがこの地上にその希いを適える術はあらかじめ失われているのだ…。
未完の傑作『蒼白者の行進』、北軽井沢を舞台にした奇蹟の消失劇『光のアダム』、
短篇『重い薔薇』『薔薇への遺言』、来歴を鏤めた『薔薇の自叙伝』等を収録。
手を一閃して、虚空から花を掴み出すひと、流薔園園丁の供物。
________

なるほど。

2巻の黒鳥譚は、トランプたんに比べるといまいち?

2725:03/04/02 23:16
22でも書いてるけど、曲がりなりにも「とらんぷ譚」は代表作と言われる作品だから、
他と比べればとらんぷの方が上、というのが無難な評価かと。

もれは虚無を講談社版で読んで、とらんぷ、蒼白者と全集で読んだ。
で、中井の人となりを知りたくなったから、
エッセイ集「ケンタウロスの嘆き 」が読みたい今日この頃。
新刊で買うなら、発行順に買うのがひとつの目安かも。
28吾輩は名無しである:03/04/03 00:31
「虚無への供物」を今、映画化するとすれば、
配役は?
29吾輩は名無しである:03/04/03 00:34
・・・・なんだ突然。リバイバルか?
30吾輩は名無しである:03/04/03 00:36
雑談BARで言ってたが、
この作品は面白いみたいだな。
31マダムB:03/04/03 08:50
ちょっと自慢……サイン入り『名なしの森』の単行本もっている。
今は店を閉めた地元書店で発刊時に買ったもの。

日付と共に「○○○住人 中井英夫」とあったので、「この辺に
おすまいなんだ!」と若い店主に声をかけると、「そうなんですよ。
お弟子さんと、ときどき立ち寄ってくださるんです」と言っていた。
そのことを思い出し、19さんのレスを見て、どきんw。

それから、「薔薇好きの作家の人が近所にいる。散歩の途中で見るかも
しれないので、よく世話をするように」と、母親に伝えておいた。
フェンスにからまった赤いつるバラがいっぱい咲くと嬉しかったけれど、
虫がついて手入れが大変だったので、今はもう、ない。
近所で珍しいバラをきれいに咲きつづけさせているお庭を見ると、
中井さんを偲ぶ。(スーパーの袋を吊る下げてちょろちょろしていた蓮実重彦氏に比し、
中井さんの影は作品そのままに幻想的な思い出だ。)

『虚無〜』は10年近く前、深津絵里ちゃんが出てNHKでドラマ化されて
いたと思う。見なかったけれど…。年配の知人が田村兄弟で見て
みたいと言っていたことがあったなー。

短歌や詩はちゃんと読んだことがないので、今度当たってみます。
『墓地』という小紀行エッセイみたいなのも味わい深い。古書店で
結構いいお値段がついていたので、あら、と思ったことがある。
32吾輩は名無しである:03/04/03 16:37
このスレ久しぶりに来たら結構のびてて嬉しいage
33吾輩は名無しである:03/04/03 17:32
「母親に伝えておいた。」というのがどこか可愛らしい。

私もまたイカルスであると彼に思われようと、
あるはずのない翼をはばたかせていたものだ。


そういや、赤江瀑は中井英夫に見いだされたんだっけ?
34吾輩は名無しである:03/04/04 00:30
なにせ、かーむらりゅーいちが太宰治やるご時世です。
亜利夫=ガクトなんてな。
見る気せんわな。

35吾輩は名無しである:03/04/05 23:35
黒衣の短歌史
現代短歌のオルガナイザーとして
中井英夫の役割の大きさ。
小説家としては、虚無ととらんぷ譚のいくつかぐらい。
ちゃんと完成したものは少ない。
自分から破綻してゆくような所がある気がするが。
でもそんな感じを含めて大好きな作家です。
36&rlo;:03/04/06 03:02
中井英夫に発掘されたといえば、竹本健治もそうだね。
37吾輩は名無しである:03/04/06 18:50
中井ファンなら日記を是非読むべし。
彼方より
黒鳥館戦後日記 正 続
流薔園変幻
月蝕領崩壊
増補新装 彼方より 潮出版社 昭和49年には
1946年ごろの著者のりりしいお姿が。
もっとも全集なんかにも入ってるかもしれないが。
38吾輩は名無しである:03/04/07 10:35
age
39吾輩は名無しである:03/04/07 14:46
潮出版社ときいて、某宗教団体と中井が関係あるのかと思うのは短絡か?
40吾輩は名無しである:03/04/07 17:15
>>39
えーと、我が家の潮の本の著者は
中井のほか吉行淳之介 倉橋由美子 有吉佐和子
稲垣足穂 大森 実
あまりSと関係ないのでは。
中井の本は6冊だが中井をかってる編集者がいただけでは。
中井に「地獄に堕ちますよ」と折伏しようとしたら
「地獄めぐりにゆきたい」
あるいは「ここ地球こそ地獄」
などと。
41吾輩は名無しである:03/04/07 20:50
>>39みたいなレス、2ちゃんねるではしょっちゅう見るけどねえ。
潮から本が出ている作家の顔ぶれ、『潮』に書いてる顔ぶれ、見てごらんよ。
まあ、作家や評論家の名前もろくに知らない、
読書歴のほとんどない中学生高校生くらいの子供が、
潮は創価学会系だということ(このこと自体は常識)をどこかで聞いて覚えてくると、
得意げにこういうことをいいたくなるのじゃないかな。
42吾輩は名無しである:03/04/07 23:37
>>19 >>詳しい人
だいぶ前の話で悪いが、
中井英夫本当に結婚していたことがあるのですか。
作品読む限りその気配は感じられなかったが。
いつごろのことですか?
お知り合いなのですか?
それとも中井氏本人がどこかに書いているのですか?
43佐々木健介:03/04/07 23:38
     ______
    /_      |
    /. \ ̄ ̄ ̄ ̄|
  /  /  ― ― |
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44&rlo;:03/04/07 23:42
中井英夫のエッセイの中に「家人」が登場していたように思います。「家人」と言う以上、
中井氏の「秘書」とは別の存在であるはずで、多分奥様だろう…と想像したのですが。

いま手元に本が無いので、どのエッセイ集だったか書名を挙げられなくて失礼。
澁澤龍彦から「でも中井さんはどんでんだろ」と言われた…という話を収めた本です。
45吾輩は名無しである:03/04/08 05:05
中井氏は、一度も結婚していませんよ。
同居していたのは、男の友人や助手とでしょう。
若いころ、女性と「もうすぐ結婚というまで進んだことがある」の
はたしかですけど。『LA BATTEE』17-18頁をご覧ください。
この女性は、戦後の日記に路子(仮名)として登場しています。
4642:03/04/08 10:20
>>44 45
さっそく丁寧なご指摘ありがとうございました。
La Battee 続黒鳥館戦後日記 とも嘗て読み、
意識の底にはあったのでしょうが、
どこに書かれていたか忘れてしまっていました。
44氏の 家人 の入ったエッセイもさがしてみますが、
おそらく45氏の解釈が正しいのでは
と今は思っています。
47吾輩は名無しである:03/04/09 14:20
中井氏は自分の顔に劣等感があったらしいね。
もともと醜男ではないと思うが、中井的な美意識では、ギリシア彫刻のような美男でありたかったのかも知れぬ。
48吾輩は名無しである:03/04/09 14:29
中井氏の写真見れるとこってある?
49吾輩は名無しである:03/04/09 14:35
50吾輩は名無しである:03/04/09 14:56
晩年じゃなんともわからんねえ。
大村昆みたいなのんきなじいちゃんって感じやな。
51あぼーん:03/04/09 15:02
52かおりん祭り:03/04/09 15:02
http://saitama.gasuki.com/kaorin/
〜oノハヽo〜 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                
  ( ^▽^) < こんなのがございまーす♪ 
= ⊂   )   \_______
= (__/"(__) トテテテ...
53吾輩は名無しである:03/04/10 08:55
手近なところでは、創元の全集の各巻に写真載ってるよ。
この写真なんかカッコよいと思う。

ttp://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e23602199


「彗星との日々」って自費出版だったんだね。
普通に出版されてるものだとばかり思ってた。
54吾輩は名無しである:03/04/15 18:13
保守
55吾輩は名無しである:03/04/15 19:14
無意味にageるのが唐age厨の特徴。
56吾輩は名無しである:03/04/16 08:03
もう15年ほど前のことになるが、散策がてら羽根木の中井邸を見物に行ったことがある。
小林信彦の家の近所で、木が鬱蒼と茂る広壮な屋敷だったように記憶している。
車庫には白い高級国産車が停まっていた。

この世田谷の邸宅だけではなく、中井氏は嬬恋にも別荘を持っていた筈である。
決して流行作家ではなかったのに、どうしてあんなに金があったんだろう。
「虚無への供物」の印税がよほど沢山入ってきたのか? いま考えてみると不思議だ。
57吾輩は名無しである:03/04/17 16:10
流行作家ってわけじゃなくても、
虚無以外にもそこそこ本は出してたし、売れてたんじゃないのかな。
家族がいるわけでもないし、他の本で生活の分を稼いで、
虚無の収入を道楽の金に当てていたとか。
もっとも、借金は残ってるみたいな話を聞くから、
楽な生活ではなかったのかもしれないけど。
58吾輩は名無しである:03/04/17 19:57
著作50冊はあるしね。
虚無は文庫20刷は楽に越えたし。
でも世田谷の邸宅は借家じゃなかったっけ。
確か日記には生活かつかつみたいなこと
書いてた記憶が。
古本から印税が入ればなあと言ってたとか。
59吾輩は名無しである:03/04/17 20:00
俺が持ってる田中康夫『なんとなく、クリスタル』は
初版から3週間後の66刷だぞ!
それくらいの勢いないと印税生活などできん!
60吾輩は名無しである:03/04/19 12:33
虚無への供物しか(゚听)シラネ
61山崎渉:03/04/19 22:54
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
62吾輩は名無しである:03/04/19 23:48
>>60
創元ライブラリー買え
63吾輩は名無しである:03/04/30 11:13
全集はいつ完結するのか・・・。
64吾輩は名無しである:03/04/30 13:09
本棚から古雑誌『BRUTUS』の「なにしろ映画が好きな
もので…」特集号が出て来た.
中井英夫氏はルイス・ブニュエル論を書いている.

中井作品はもちろんルイス・ブニュエルの映画も
大好きなんだけれど,こんな記事があったなんて
すっかり忘れていた.
こんど時間があるとき,抜き書きするね.

>56さん
羽根木の何丁目か,どのあたりか覚えていたら教えて.
通りをはさんですぐ隣り町だから,ぜひ行ってみたいんだ.
うぐいすも鳴いてのどかだよ,この辺.


65吾輩は名無しである:03/05/05 19:46
創元文庫の黒衣の短歌史に初収録されたという
中条ふみ子との往復書簡集を読んだ。
すごい。
ベタで泣いてしまった。
ドラマチックすぎて現実のこととは思えない。
女性を肉体的に愛せない男と、女性でなくなった女、
そんな二人だからこそのドラマなんだろうけど。
66吾輩は名無しである:03/05/19 20:41
「秘文字」は全集、著作集に入っているのか?
日影 泡坂 と競作。全文暗号で書かれたやつ。
67あぼーん:あぼーん
あぼーん
68吾輩は名無しである:03/05/20 02:33
>>65
去年読んだのですが、私も感動しました。
個人的には2002年度ナンバーワンでした。

この往復書簡をメールで遠距離恋愛しているひとたちに勧めたい。
69吾輩は名無しである:03/05/20 05:54
>>66
中井氏が担当した1篇は、入ってるよ。
暗号の形ではないけどね。
70吾輩は名無しである:03/05/20 08:15
>>64
もう中井さんは故人になっちゃったし、番地を出してもいいのかな。2-25-21です。

La Batteeを読み返してみたら、「羽根木を終の棲家と思い定めていたのに、更地にすれば10億になる土地だというので不動産屋が大騒ぎして大変。もうここにはいられないだろう」という意味のことが書いてあった。やっぱり借家だったらしい。
71吾輩は名無しである:03/05/22 16:17
>>70さん
羽根木幼稚園、羽根木公園近くですか。どうもありがとう。
つゆ知らず、そのあたりいつもせっせと走っていたよ。
蓮実重彦邸から300Mの距離。

羽根木公園は、辻仁成と江国香織『冷静と情熱のあいだ』の
舞台になっていたが、その良さがまったく描かれてなかった。

今の時期、梅が丘駅寄り坂下の木立(昔首吊りもあった)のなかを
歩いていると、新緑に染められて一瞬軽井沢にでもいるような気に
させられる。鳥の声も聞こえる。
公園に抱かれるようにして図書館もあるので――何の変哲も
なく蔵書数もそこそこだけど――お近くにお越しの方は、ぜひ
散歩をどうぞ。中井先生も歩かれた場所だと思う。

環七はさんで代田6丁目のあたりは、朔太郎の『猫町』舞台。
72吾輩は名無しである:03/05/28 09:46
『秘文字』の単行本、読めないのに持っていた。
暗号の答えもあったのか…。
73吾輩は名無しである:03/05/28 18:34
『秘文字』社会思想社 期限内に暗号を解いて送ると、解答をくれたよ。
中井氏の部分はやさしかった。泡坂氏のもなんとか。日影氏のがむずかしくて。
私は一ヶ月もかかったが、暗号に強い人は一日で解いたとか。
社会思想社もつぶれ、日影氏 中井氏も黄泉の世界に。合掌。
74吾輩は名無しである:03/06/06 13:48
『虚無』のラスト、ヴァリアントがあるとどこかで聞いたのだが。
講談社版 三一書房の作品集 講談社文庫 著作集などでちがいがあるのだろうか。
比較した文章があるならば、どこに書かれていたのか教えてくださればありがたい。
75あぼーん:あぼーん
あぼーん
76吾輩は名無しである:03/06/06 16:51
>>74
三一書房の全10巻+別巻1の作品集の『虚無への供物』の巻に
「校訂」が載っていて、それ以前に出た4つの版
(A講談社版単行本、B三一書房の作品集(1巻の)、C講談社現代推理小説大系、
D講談社文庫)の本文の異同がわかるようになっています。
結末の1段落は、AとB、CとDがそれぞれ同じです(Cの段階で
少し長くなりました)。
東京創元社の文庫版全集はAを底本にしていますので、Dと比較して
みてください。
(東京創元社の単行本は持ってないので、これがどうなって
いるかは言えません。お許しのほどを)
7774:03/06/06 21:23
>>76
感謝。
78吾輩は名無しである:03/06/07 18:56
福島泰樹氏の「寺山修司の墓」を偶然目にして
中井さんに注目し、創元ライブラリでエッセイをいくつか読みました。
不思議なほど引き付けられ、中井さん縁の地へのツアーに出かけたことがあります(約2名で^^;
中井さんお気に入りの羽根木2丁目の「小かん鮨」でランチを食しましたが、
住居の番地が分からず、このあたりくらいかなあと思いながら歩いたことを覚えています。
福島氏の記述どうり、田端の生家跡に今住まれている小浜さん宅の紅梅が美しく咲いていました。

79吾輩は名無しである:03/06/07 19:30
縦読み久々に見たなあ
80吾輩は名無しである:03/06/29 08:43
わあ中井英夫スレがあるとは!
大好きです。特に幻想小説が。
でも虚無への供物は読んでてちょい疲れました…
私は幻想博物館が一番好きです。
81八名氏:03/06/29 09:34
『虚無への供物』のラスト、以前読んだときは、>1と同じ、「あ〜あ」という
感じだったが、今にして思うと、見事に完結してるなあ、という印象。読んだ当時は、
自分自身が、もっと深く闇の中に沈潜していたかったのだろうな・・。永遠に続くと
思われた闇に、突然眩い光が射し込み、目が眩むような不快感を覚えた記憶がある。

終章「翔びたつ凶鳥」で「藍ちゃん」が羽田から、あっけらかんと旅立って行くのを
読むと、この若者をもう一度、闇の中へ引きずりこみたくなってしまう疼きを感じて
しまったものだ。(作者は、この場面に闇の「予兆」を一滴、したたらせることに
成功しているが)>>74『虚無への供物』のヴァリアントがあれば、自分も知りたい。

・・・ところで、全然関係ないが、映画『ピンポン』(劇画も途中まで読んだ)の
「おババ」になりたいと思う自分は、やはり年をとったのだろうな・・・。
82山崎 渉:03/07/15 09:15

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
83吾輩は名無しである:03/07/31 21:28
保守
84吾輩は名無しである:03/08/12 00:30
2ヶ月で4レスか。
山崎渉に感謝だな。
85吾輩は名無しである:03/08/12 00:40
「錆びた港」
86吾輩は名無しである:03/08/13 18:46
文章下手だし会話もヘンだよな・虚無への供物・
87吾輩は名無しである:03/08/14 21:21
虚無、講談社文庫版、最近やけに100円で見かける。
88山崎 渉:03/08/15 09:29
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
89吾輩は名無しである:03/08/22 08:53
来年虚無四十周年で、しかも2月29日があるじゃん。
90吾輩は名無しである:03/08/26 07:56
大作 虚無への供物は締め切り忘れてて編集が取りに来てあわてて1時間で
でっちあげた松本清張の短編にも如かない
91吾輩は名無しである:03/09/22 11:23
文庫全集っていつ完結するの?
92吾輩は名無しである:03/10/21 21:12
もうひと月書込みないのか
93吾輩は名無しである:03/10/26 01:54
最近、とらんぷの短編集読んで泣けた。
94吾輩は名無しである:03/10/27 15:09
「月蝕領崩壊」出たぞぉーい。
と一応つなぎで叫んどく。
「虚無への供物」最強でつ。
小栗「黒死舘」よりイイと思うがどうよ?
95吾輩は名無しである:03/10/27 20:05
小栗のほうがいい。
96吾輩は名無しである:03/11/02 23:56
「虚無への供物」のほうが断然良いよ。
97吾輩は名無しである:03/11/14 17:33
明日から光文社ミステリー資料館で『虚無への供物』展。行くべし。
98馬鹿者:03/11/15 20:34
わしも小栗より断然中井だな
黒死は黒死の魅力はあるが所詮はミステリーの枠の中
虚無はミステリーの魅力を充分に含ませながらも
その枠を壊した魅力が加わっておる
99吾輩は名無しである:03/12/10 19:43
12月10日記念であげます。
100吾輩は名無しである:03/12/11 18:25
昨日が12月10日だったのか
101吾輩は名無しである:03/12/11 20:49
昨日、「虚無への供物」読み直し始めた。
2/29日に読み終える予定。
102吾輩は名無しである:03/12/17 16:14
一週間前が12月10日だったのか・・・
みなさん通ですねえ
103吾輩は名無しである:03/12/17 18:44
小栗や中井の例の長編より
久生十蘭の短編の方がイイ!と思うときもあります。
新青年派はどれでも面白い。
104吾輩は名無しである:03/12/17 21:17
中井英夫より中井貴恵! 中井英夫より中井貴恵! 中井英夫より中井貴恵! 
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105吾輩は名無しである
>>103

中井英夫の短編も良いですよ。
「幻戯」とか・・
でも久生十蘭の短編は最高ですね!
何度、読んでも飽きない。かっこいい・・・
中井英夫の解説も、いつも力が入ってましたよね!