Ernest Hemingway/ヘミングウェイを読む

このエントリーをはてなブックマークに追加
897吾輩は名無しである:03/10/16 22:18
>>895
ホテルの窓から見える、雨の中で濡れている猫が欲しい猫が欲しい猫が飼いたい
という新妻に、気を利かしたホテルの支配人が「奥さんこれでいいですか」とデブ猫
持ってきた。おわり。
898892:03/10/17 15:41
>>893
結局そういう事っすか。 
俺、ヘミングウエイ好きだけど、そういうわかりにくい小説は嫌いで。矛盾してるけど・・。
もし、自分が小説書いても、絶対このような「雨の中の猫」のような作品書けないって思います。
もちろんセンスが無いのは当たり前っすけど。
ま、何年か経ってこれらの作品の意味がスッとわかるように自分に期待します。やっぱ俺頭悪いんで。
899吾輩は名無しである:03/10/19 08:47
言われなくても書こうとしている内容と、採用された文体に矛盾と分裂が
見られる(こういうシチュエーションでは『っすよ』なんて年寄りが無理して
若ぶってる感じがしてしまうのでまず使わない)ので、あんたが頭が悪い
というのはすぐわかる
900吾輩は名無しである:03/10/19 12:39
The 900days blow !
901吾輩は名無しである:03/10/19 13:25
馬鹿丸出し
902吾輩は名無しである:03/10/20 14:34
「エデンの園」が1番好きだ。先日やっと原文で読み終えた。
何年か前に翻訳を読んでいたので読めたようなものだが。
些末なことだが、酒や食い物の描写が素晴らしく、
同じように飲んだりして読み進んだ。

短編だと落ち目の闘牛士の話が好きだ。
タイトルは忘れてしまった。
903sage:03/10/27 06:10
『雨の中の猫』僕も好きです。
重たい作品の多い短編集の中でもわりと軽い感じで。
でも相変わらず男女の不毛な愛を描いてることには変わりないようで。
何故妻があれほどに雨に濡れた子猫に固執したのかがポイントなんだろうけど。
在る解釈では、あの猫は二人の夫婦に何故か出来ない子供を示唆しているんだそうだ。
あるいは雨の中の猫を満たされない自分(奥さんね)とダブらせてるとか。
いろんなとらえ方があると思うけど、とにかく旅行中の若夫婦のぎこちなさを、なんとも軽妙に描いているんだよね。
・・・・間違ってたらゴメソ。m(、、)m
904千鳥:03/10/28 00:10
「老人の海」他、3冊程読んだ者なのですが、「海流のなかの島々」の訳者について教えて下さい。
昨日、高見さんの訳したものを本屋で見つけたのですが、上記のレスを読んでいたので
違う訳者の方がいいのかと思い、買いませんでした。
大久保さん訳は無いのでしょうか。調べてみたら、沼沢さんは一杯出てきたのですが。。
905吾輩は名無しである:03/10/28 01:04
>>902
おおっ、『エデンの園』原文読んだヤシに初めて会った!
どうだい原文は? やっぱ若書きの要素ありか?
それとも後年のハードボイルド調がすでに完成された文体か?
俺は翻訳だけだが、初読で参ったね、ヘミングウェイの原点はここか!と
発見した感じがした。小説手法というより、ヤシの存在の、
書く事の、生と性の、全ての、原点があそこにあるような気がした
906892:03/10/28 14:43
>>903さん
雨の中の猫の解説、よく解りました。ありがとう。
それにしても、899の奴は俺がちょっと自分を落として書いて「バカなんですけど」と表現
したら、付け上がって見下しやがるね・・・。 絶対、面と向かっては言えないだろうがね。
こういうタイプは。
907902:03/10/28 17:34
>905
パートごとに多少文体が異なるようです。
最初はまったりとしてブルジョアっぽい気取った文章だったり、
夫婦が車で移動する短いシーンでは削り込んだスピード感ある文章だったり、
そして主人公が小説を書いている描写から、小説の中にに移行する時の
文体の変化。おっしゃるとおり、様々な要素が混在していながら、
読んでいくとその変化のリズムがとても心地よかった。

キャサリンは翻訳でも怖いキャラでしたが、原書で読むとぞっとしますw。
908吾輩は名無しである:03/10/28 23:01
>>906
面と向かったらボコられるぞ
909吾輩は名無しである:03/10/28 23:08
ヘミングウェイは村上春樹より酷い
910吾輩は名無しである:03/10/29 09:03
>892
>899
ワナビの喧嘩はよそでやれ
911千鳥:03/10/29 18:47
原文で読めるなんていいなぁ。。

(-.-、) いとさみし。。。
茶 □~~

短編がいいとよく言われますが、「海流のなかの島々」はどうなんでしょうか。
これはベスト5に入ります?
912sage:03/10/31 01:28
僕の中のベスト5は・・・。
『インディアン・キャンプ』『嵐のあとで』『清潔で、とても明るいところ』
『蝶々と戦車』『最後の良き故郷』・・・かな。(短編の中でですが・・。)

新潮の『海流のなかの島々』(沼澤コウ治=訳)持ってます。
まだ読んでないんでこれから読みたいと思います!
(う〜ん・・。久しぶりにヘミングウェイの世界に浸ってみるか!!)
読み終わり次第感想カキコしますね!!名作の予感!!!
913吾輩は名無しである:03/10/31 06:51
>名作の予感!!!
予感じゃないつーの(笑)
914吾輩は名無しである:03/11/01 23:24
推敲を重ねた作品よりも、未完成とされる「海流の中の島々」が一番好き。
なんでだろう。
915914:03/11/01 23:27
次はニック・アダムズの出てくる一連の短編だな。
特に「心が2つある大きな川」とか、「2つの心臓を持つ大きな川」
って約されてる奴。
ええ、そうです。多分俺はミーハーですよ。
916吾輩は名無しである:03/11/01 23:28
×約→○訳
917千鳥:03/11/02 01:15
>>912
>>913
>>914さん
レスありがとうございましたm(__)m

『海流の中の島々』『心が2つある大きな川』読んでみます。
訳は、もうこの際気にしない事に決めました。

いくつか読み進んでいくうち、もっと読みたいと思うようになりました。
私は長編の方を多く読んできました。今の所、長編では『老人と海』が一番好きです。
次は『日はまた昇る』かな・・・。短編は読んだ数が少ないです。ですが『キリマンジャロの雪』
『インディアン・キャンプ』は好きな作品です。












918吾輩は名無しである:03/11/08 14:00
「男と酒」は名著だよな。
とても「少年と海」を書いた後に一晩で書きなぐったとは思えない。
俺のバイブルになっているよ。
919吾輩は名無しである:03/11/19 01:29
どなたか、武器よさらばの感想をおながいします・・・。
今、必死に喘いでいます。
タスケテ・・・
920吾輩は名無しである:03/11/19 23:20
どしたの?  >>919
途中で投げ出しそう?
921吾輩は名無しである:03/11/20 21:36
卒論か?
922吾輩は名無しである:03/11/20 23:08
新潮社から出てる短編集1を買って100Pぐらいまで読んだけど、
はっきりいってあんま面白くないなあ。なんか普通に終わるし。
あれがいいのだろうか。
923吾輩は名無しである:03/11/21 17:27
屁民具道は氏ね
924千鳥:03/11/21 21:24
>>919
『武器よさらば』読んでいますが、4,5年前なので詳しい感想文は
書けそうにないです。ごめんね。
役に立てるか、?ですが、急がないなら再読してもいいですよ。

>>922
今、私も新潮社から出てる短編集1読んでます。
大久保さん訳?。『雨の中の猫』とかも合いませんでしたか?
925吾輩は名無しである:03/11/21 21:42
>>923
とっくに死んでるだろうが
 
926吾輩は名無しである:03/11/21 22:18
>>924
あの短編と短編の間に入ってる、戦争とか闘牛だかの話は少しすき。
他はちょっと・・・・・・

第2部というのかわからないけど、この本の後半に期待してます。
殺し屋だかなんとか。
927千鳥:03/11/21 23:07
>>926
闘牛の話って「挫けぬ男」?。
(それらしいのが無いか、パラパラと見てみました。)
私はまだそれ読んでないです。読み始めたばかりなので。
そうですか。楽しみ。
926さんは高見さん翻訳なんでしょうか。だれかとぴったり同時期に
読むって、あまり無いので何故か嬉しく感じました。
でも、合う合わないはありますもんね。。
928吾輩は名無しである:03/11/21 23:57
>>927
うん、今調べたら高見浩っていう人の訳だったよ。
ちなみに平成15年12刷のやつでつ。
「老人と海」を読んでみて結構面白かったから買ってみたんだけど、
いや、「挫けぬ男」じゃないなあ。というか俺の本にそれ入ってない・・・
俺の本の場合目次を見ると、第1章P17 インディアンの村P19
(第1章っていう話とインディアンの村というのは別の話)となっとります。
第1章というのは特に題名もないんです。この第何章かに闘牛だかの話
が載ってるんだけど・・・
今は1日1話読んでるよ。今パラパラめくってみたけど、「ファイター」
は面白かった。ながくてすまそ
929吾輩は名無しである:03/11/22 00:01
15章まであった。その大久保さん訳の場合、第何章がいくつか
集まって「挫けぬ男」となってるのかな?
930千鳥:03/11/22 12:46
レスありがとうございます。
大久保さん訳の短編集1の目次は下記の通りです。(章という区切りは無し)

・インディアン部落(Indian Camp)
・医者とその妻(The Doctor and Doctor's Wife)
・拳闘家(The Battler)
・兵士の故郷(Soldier's Home)
・エリオット夫妻(Mr. and Mrs. Elliot)
・雨の中のねこ(Cat in the Rain)
・心が二つある川(1)(Big Two-hearted River: Part 1)
・心が二つある川(2)(Big Two-hearted River: Part 2)
・挫けぬ男(The Undefeated)
・異国にて(In Another Country)
・白い象のような山々(Hills Like White Elephants)
・殺し屋(The Killers)
・ミシガン湖のほとりで(Up in Michigan)
・世界の首都(The Capital of the World)
・橋のたもとにいた老人(Old Man at the Bridge)
・キリマンジャロの雪(The Snows of Kilimanjaro)
・解説  〜以上〜
931千鳥:03/11/22 13:10
私は読みたかった『雨の中の猫』から読みました。誰かがこの作品の
レス書いてたな。。と思い出したので。

読後見たら、それは>>903さんのでした。
私は、『雨の中の猫を満たされない自分(奥さんね)とダブらせて』かな?と
思いました。が、家の人は全然違うことを言ってました(^^;
個人的には、いろいろな受け取りや推理があっていいと思うので、いつか再読したら
その推理も変わってくるのかも。
932吾輩は名無しである:03/11/22 13:11
ありゃ、ちがうところがいくつかありますなあ。
ところで他のヘミソグウェイの作品は読んだことあるのでつか
933千鳥:03/11/22 13:20
違いますね。意志の疎通がはかりづらいじゃん。残念。
あと、読んだのは『日はまた昇る』『武器よさらば』『誰がために鐘はなる』
『老人と海』『エデンの園』です。


934千鳥:03/11/30 00:06
「ファイター」(The Battler) 読みましたよ。
バッグズさんの、おだやかさが良かった。
最後に近いページの、ニックにそろそろここから引き上げて、
と頼んでる時の長い台詞が好きでした。

私も、1日1話じゃないけど少しずつ読む事にしました。見習って♪
935吾輩は名無しである:03/11/30 15:29
うんうん、「ファイター」おもしろいよね。
936吾輩は名無しである:03/11/30 18:04
ヘミングウェイの文庫本が山と出てきた・・・
すっかり変色しているから、ブックオフにも売れない。
ゴミに出すには忍びないんだが・・
937千鳥:03/11/30 20:05
い、いいなあ  ↑(’’)

ちょっとお尋ねしますが、「男と酒」はお持ちの文庫に入ってます?
読みたいのですが、文庫化されているかググってみても、よく分かりません。

文庫じゃなくても、手に入れやすい本ってあるのかなぁ。
詳しい人、情報下さい。
938吾輩は名無しである:03/12/01 02:11
『Big Two-hearted River』についてなんでだけど
何で『Big Two-hearted River』がこんなタイトルになるの?
自分の持っているだけでも
『心が二つある大きな川』(大久保)
『二つの心臓の大きな川』(高見)
『二つの心臓を持つ大川』(龍口)
『大きな二つの心臓の川』(谷)
Two-hearted Riverは固有名詞でしょう、実在するし
実際のモデルは20マイル離れたフォックス川ですが
例えば『荒川』を英語にする時『The Wild River』にする?ありえないでしょう。

僕の知ってる限りひとりだけちゃんと訳した人います
それはジェリー・デニス著『水辺が僕を育ててくれた』(河出書房)を訳した堀内貴和さん。
『ビッグ・トゥーハーテッドの巡礼』のなかで『ビッグ・トゥーハーテッド・リバー』と書いている。
これ読んだ時安心したよ、自分と同じ考えの人がいて。みなさんはどう思います?
939千鳥:03/12/01 20:37
>>938
実在するなんて知りませんでした。20へぇ。
貴重な情報ありがとう。(勉強不足なだけかな?。スマソ)

>例えば『荒川』を英語にする時『The Wild River』にする?ありえないでしょう。
『荒川』が『The Wild River』に訳されていたら、ちょっと脱力を覚える鴨。
940吾輩は名無しである:03/12/02 10:48
>>937
携帯で紀伊国屋書店の検索ができるところがあって
そこで検索してみたんだけど、なんもでてこなかったなあ。
絶版なら絶版だって表示されるんだけど。
それって短編なのかな?それなら他の本に入ってる可能性があるね。
それか文庫本ででてないか。とにかく「男と酒」という表題の文庫は
出てないと思うよ。
941吾輩は名無しである:03/12/02 23:49
ロバートハリス好き?
942千鳥 ◆DhHwPI5QyQ :03/12/03 21:13
>>940
レスありがとうございますm(__)m
検索までして頂いて、恐縮しております。自力でもうちょっと頑張ってみます。

>>941
ロバートハリス面白いですか?。はじめて読むには何がお薦め?
943吾輩は名無しである:03/12/06 23:29
>>937
日本語訳されてないから「男と酒」で検索しても出てこないよ。
原題の”men and alcohol”で探さないと・・。
944吾輩は名無しである:03/12/07 00:42
日本語訳されてないんかい!!!!!!!!!
945千鳥 ◆DhHwPI5QyQ :03/12/08 22:29
>>943
教えてくれて、ありがとう。深謝。

しかし私も言いたい。日本語訳されてないんかい!!!!!!!と。。(-.-、) 
悩むのは、他の作品を読みきったらにします。取り敢えず。
946吾輩は名無しである
北ミシガンへ 読んだ。 中々