【百鬼園】内田百閒先生の第二阿房列車【先生】

1 ：甘木さん：03/02/19 22:57

☆内田百閒先生を語る第二スレッドです。ﾏﾀｰﾘ行きましょう。

【作家紹介】内田百閒（1889～1971）
小説家・随筆家。岡山の造り酒屋の一人息子として生れる。
東大独文科在学中に夏目漱石門下となる。
陸軍士官学校、海軍機関学校、法政大学などでドイツ語を教えた。
『冥途』『旅順入城式』『百鬼園随筆』『阿房列車』など著書多数。
1967年、芸術院会員推薦を辞退。酒、琴、汽車、猫などを愛した。
本名、内田栄造。別号、百鬼園。（参考・ちくま文庫『内田百閒集成』）

【前スレ】内田百閒先生について語り倒したいのだった。
　　　　　http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/981980934/
【現在入手できる百閒先生関連の本】
　　　　　ttp://search.shopping.yahoo.co.jp/search?p=%C6%E2%C5%C4%C9%B4%B4%D6&R=books

2 ：吾輩は名無しである：03/02/19 23:00

バババ、バンザーイ！内田スレ立ってる！
１０数冊位しか読んでないんだけど、甘木大ファンの大大大ファンです！
もう、本当にクソみたいにファンなんです（笑）
以前からマニアックに語り合いたいと思っていたので、嬉しすぎる！
これから、思い出したようにぽつりぽつりと書き込みます！

3 ：(･∀･)：03/02/19 23:01

終了の(･∀･)ﾖｶｰﾝ…

4 ：(･∀･)：03/02/19 23:01

……

5 ：みちる ◆lbBh.dZky2 ：03/02/19 23:22

ノラや。
身にﾂﾏｻﾚﾀ。

6 ：吾輩は名無しである：03/02/19 23:28

>>2
いや前からあったよ

7 ：かをる＠半可通 ◆NBno.OXOXo ：03/02/19 23:31

＞１
おつかれです。

8 ：吾輩は名無しである：03/02/19 23:38

さいきん渡部直己が関係する本を読む機会が多いのだが、
あの嫌な香具師が百閒を褒めるのがおもしろくない！

9 ：吾輩は名無しである：03/02/19 23:40

かをる・・・この死に損ない・・・
また愚にもつかぬ空気レスを連ねるのか？
新刊情報だけで内容に触れることのできないお前が、
どんな書き込みをするのか楽しみにしているぞ。

10 ：吾輩は名無しである：03/02/19 23:43

間男がでてくるのはなんだっけ？
女房が船着場の桟橋で間男に誘惑されるやつ。

11 ：吾輩は名無しである：03/02/19 23:48

かをる＠半可通の中の人も大変だな。

12 ：吾輩は名無しである：03/02/20 00:26

新スレおめでとうです。

>>10
「波止場」じゃなかったかな。
たぶん『冥途』に入ってる。

13 ：吾輩は名無しである：03/02/20 02:47

「波止場」結構好きな作品の一つだなぁ。
俥屋のひとが子どもが飛び出してきて言った一言が印象的。
また、全体的にぼやけた感じが好きだな。

14 ：甘木：03/02/20 03:37

百閒式ダイエットはじめました。

朝はビスケットだー

15 ：吾輩は名無しである：03/02/20 08:30

ノラやでぼろぼろ泣いた。

16 ：吾輩は名無しである：03/02/20 08:37

http://www.agemasukudasai.com/bloom/

17 ：嫌だから嫌だ：03/02/20 09:25

百閒先生もしシャトルに
乗れるとしたら　乗ったかな？
汽車が好きでも電動は好きじゃなかった
飛行機もプロペラ機だから大将になった？
ジェット機、ましてやスペース・シャトルなど
「外道」と一蹴しそうですな。

18 ：吾輩は名無しである：03/02/20 21:05

前スレの1000ﾜﾛﾀ

19 ：吾輩は名無しである：03/02/20 23:36

肉声が聴いてみたいです。
映像が見てみたいです。

20 ：吾輩は名無しである：03/02/21 00:34

「東海道刈谷駅」読んだ。怖くて、しみじみ。
ちくま文庫の集成では、今のところ当作品が収められている「４」がイチオシ。
収録作どれも傑作！！

21 ：吾輩は名無しである：03/02/21 02:18

ちくまの集成の4といえば、新宿タワレコ9階の書籍コーナに山積みになってたな。
タイトルが「サラサーテの盤」で表紙絵が蓄音機だからか？

22 ：嫌だから嫌だ：03/02/21 09:20

>>19
テープ(昔のオープンリール)に
延々と吹き込んだのがあるはず。
自分で聞いて「しつこいな
このぢぢい」と書いてゐましたから。

23 ：吾輩は名無しである：03/02/21 09:56

>>22
まじっすか？
どうやったら聞けるんだろう。

24 ：吾輩は名無しである：03/02/21 10:14

黒澤明が娘さんに聞かせてもらったらしいけど。
いつか全集が出るときはおまけにＣＤつけてくれたらいいな。

25 ：吾輩は名無しである：03/02/21 10:21

東京駅長やったときのニュース映画は残ってないかな。

26 ：嫌だから嫌だ：03/02/21 11:40

訓令というか１日駅長就任の
演説が大傑作でしたね。

27 ：吾輩は名無しである：03/02/21 20:20

轢殺スルモ差閊エナイ

28 ：「けんぎょう」の字が出てこない(´･ω･｀)：03/02/21 21:54

昭和三十一年六月二十四日の朝、大検校宮城道雄は死神の迎へを受けて
東京牛込中町の自宅に目をさました。

29 ：吾輩は名無しである：03/02/21 22:00

検校

30 ：吾輩は名無しである：03/02/22 22:52

ちくま文庫版『サラサーテの盤』の巻末に収録されてる
三島由紀夫の解説(もともと中公版『日本の文学』解説として書かれたもの)が
百閒論としてはコンパクトでわりと好きだ

三島自身はどっちかというと嫌いだけどねw

31 ：吾輩は名無しである：03/02/24 19:22

写真を拝見するたびに思う。
百鬼園先生ほど「への字口」の文字が
似合う人もないだろう。

鳳生教授時代の写真はｶｺｲｲ。

32 ：吾輩は名無しである：03/02/26 19:35

まだ定遠は沈まずやage

33 ：吾輩は名無しである：03/02/26 20:09

まあだだよの人ですか？

34 ：吾輩は名無しである：03/02/26 22:27

あの映画以来みょーな勘違いするﾔｼが多くなって困る
百閒は「ｶﾜｲｲお爺ちゃん」じゃなくて「因業爺」だろ

35 ：吾輩は名無しである：03/02/26 22:32

書店のPOPに書いてある
「来客はうれしい。でもおまえではない。」
て感じの文章は、どの作品に出てくるのですか？

36 ：吾輩は名無しである：03/02/26 23:50

日没閉門

37 ：吾輩は名無しである：03/02/27 22:18

岡山駅で新幹線運転手が居眠りか

38 ：吾輩は名無しである：03/02/27 23:27

自分ノ睡眠ノ為ニハ。
弐拾六粁居眠走行シ。
大幅二位置ヲズレテ停車スルトモ。
支障ナイ。

39 ：吾輩は名無しである：03/02/28 02:38

第一列車に乗り遅れてしまったので第二列車に乗り込みました

40 ：吾輩は名無しである：03/02/28 12:40

新潮カセットブックの
「阿呆列車」の朗読
なかなかイイです。

41 ：吾輩は名無しである：03/02/28 23:07

和鳥は手間かかるから何羽も飼うのはたいへんだよ

42 ：吾輩は名無しである：03/03/01 00:28

猫よりはるかに手間であろう。

43 ：吾輩は名無しである：03/03/01 00:49

>>40
誰が朗読してんの？

44 ：吾輩は名無しである：03/03/01 00:50

森本。

45 ：吾輩は名無しである：03/03/01 00:56

早速どうも。
森本って、レオ？
機関車トーマスだからか？

46 ：吾輩は名無しである：03/03/01 04:44

「白猫」の最後の

47 ：吾輩は名無しである：03/03/01 09:47

まあだだよの最後で先生は死んだんですか？

48 ：吾輩は名無しである：03/03/01 10:14

ここで映画の話はするな

49 ：吾輩は名無しである：03/03/01 11:01

活動写真の如きはあなた、狸の所業ですよ。

50 ：吾輩は名無しである：03/03/01 16:07

「蜻蛉眠る」はどこまで本当の事なのだろうね。

51 ：吾輩は名無しである：03/03/01 22:11

清子夫人は千葉真子に似ている。

52 ：吾輩は名無しである：03/03/02 16:17

ツィゴイネルワイゼンの話も駄目？

53 ：吾輩は名無しである：03/03/02 21:53

頬白先生の話は？

54 ：吾輩は名無しである：03/03/03 03:07

冥途。
なんだか諳んじられそうな程好きだ。

55 ：御馳走帳：03/03/03 12:25

急性膵炎で絶飲食／二十四時間点滴状態のとき
食ひたいものを考へやうとしたけれど
何にも思ひ浮かばなかつた。
百閒先生の食ひ意地には
瀕死の空きつ腹でも　到底及ばなかつた……。

56 ：吾輩は名無しである：03/03/03 17:41

http://www.asahi.com/obituaries/update/0303/002.html
「時刻表２万キロ」など、ユーモラスで詳細な鉄道エッセーで知られる
作家の宮脇俊三さんが２月２６日、肺炎で死去した。７６歳だった。
故人の遺志により葬儀は家族のみで済ませた。喪主は妻まちさん。
自宅住所は公表していない。
埼玉県生まれ。東大卒後、中央公論社に入社し、「中央公論」編集長などを歴任した。
編集者として北杜夫さんの「どくとるマンボウ航海記」などを手がけた。
７８年退社し、文筆生活に入った。
国鉄全線の乗車を果たした鉄道ファンで、「鉄道廃線跡を歩く」
「シベリア鉄道９４００キロ」など数多くの著作を発表。
鉄道紀行を文芸の一ジャンルとして確立した功績で菊池寛賞を受賞した。
小説や歴史紀行も手掛け、推理小説集「殺意の風景」では、
泉鏡花文学賞を受けた。

57 ：吾輩は名無しである：03/03/03 19:15

>>56
百閒先生と三途の川で阿房列車を運行するのかな…
合掌。

58 ：吾輩は名無しである：03/03/03 19:44

それが昂じて、麹町六番町のお宅まで行ったことがある。
当時の私は中央公論社の編集部員であったから、それを口実にお会いすることは可能だったかもしれないが、
例の「世の中に人の来るこそ・・・・・・、とはいふものの・・・・・・」の貼り紙を見ただけで満足して引き返した。
編集者としての職業意識より鉄道好きの先達に対する敬愛の念が上回ったのかもしれない。

59 ：吾輩は名無しである：03/03/03 20:23

R.I.P. ＞宮脇氏

チャンスはあったけれども結局会わなかったってことで言えば、
江國滋もそうだったよね。
百閒先生は、編集者にもファンが多い作家だったわけだ。
でも、だからといって、因業ぢぢいの担当編集者にはなりたくねえな。

60 ：吾輩は名無しである：03/03/03 21:33

>56　『廃線跡』シリーズも８巻で打ち止めかな。楽しみにしてたのにな～
追悼sage

61 ：吾輩は名無しである：03/03/03 23:20

宮脇さんの「殺意の風景」は素晴らしいです。
私の愛読書のひとつ。

62 ：吾輩は名無しである：03/03/04 22:23

>>54
酒席の勢いで「サラサーテの盤」を
先生の前で諳んじた人が居たそうですよ。

先生は渋い顔をしたそうな。

63 ：吾輩は名無しである：03/03/05 00:10

永田博

64 ：吾輩は名無しである：03/03/10 20:20

阿房列車で鉄道板にスレがあるならば、
じゅんばり、じゃがコロでB級グルメ板に、
お酒にビールで酒・Bar板に、
百鬼園スレがあってもｲｲ！(･∀･)と考えた。

無論、億劫なのでスレなど立てたりはしない。

65 ：吾輩は名無しである：03/03/10 20:53

>64読んで思い出した。
どなたか、「ご馳走帖」にのってる「卯の花（おから）」を
ご存知の方いらっしゃいませんか？
分かっているのは酢（またはレモン）を使うこと、油で炒めること、
銀杏などがはいること、炒める前には洗うこと。
激しくｳﾏｿｰなんでいろいろ調べてるけど、分かりません。

66 ：吾輩は名無しである：03/03/10 22:06

フライパンでから炒りすんじゃねえの？

近所のおばあちゃんや豆腐屋さんで聞けば、一般的な作り方なら（百閒氏は醤油は用いなかったようだが）
教えてくれると思います。

おれはスーパーで出来合いのお惣菜を買っております。

67 ：吾輩は名無しである：03/03/11 16:42

百閒先生の食べる「おから」はそのへんの惣菜のおからとは違うんよ。
なんたってシャムパンのつまみになるほどだし（w

68 ：吾輩は名無しである：03/03/11 18:47

5円のおからにこれだけの手間を掛けるあたりが
実に百閒先生らしいと言うかなんと言うか。

もっとも自分はただ食べるだけなのだから、
阿氏の中の人も大変だあね(w

69 ：65：03/03/11 19:32

>>66
いや、普通の卯の花の炒煮ならわかるのよ。
人参油揚げetc.を炒めて、おから入れて炒めたら出汁醤油投入ってやつはね。
でも、百閒先生のは普通じゃないのよ。
・酢を入れる
・仕上がりが白い
ってが知りたいんだYO・・・
卯の花寿司の簡易版かとも思ったけど、これは油で炒めないし･･･
料理板のおからスレで以前聞いてみたけどダメでした･･･
ん～喰いたい！

70 ：吾輩は名無しである：03/03/11 19:53

初心者にはなにがおすすめせすか？

71 ：吾輩は名無しである：03/03/11 20:03

私はやはり初期のものから
年代順に読むのがよろしかろうと思います。

手軽なのは
岩波で『冥途・旅順入城式』
新潮で『百鬼園随筆』『続百鬼園随筆』

気に入れば旧カナの全集や旺文社版を揃えたくもなるでしょう。

72 ：吾輩は名無しである：03/03/11 20:07

>>69
から炒りしてレモンか酢をかけるだけでいいんじゃないの

73 ：吾輩は名無しである：03/03/11 21:44

講談社学芸文庫の『百閒随筆』が売れたのを見て
『百鬼園随筆』と『続百鬼園随筆』を復刊した新潮が、
たぶん、ちくま文庫の百閒集成が好評なのを見て
4月に『第一阿房列車』を復刊。

企　画　力　ゼ　ロ　の　新　潮　社　必　死　だ　な

74 ：吾輩は名無しである：03/03/11 21:48

>>73
それって旧かな？

んなわけないか。

75 ：吾輩は名無しである：03/03/12 00:48

５年ほど前、百閒先生をしのんで岡山へ旅行しました。
生家があったとおぼしきあたりを訪ねてみると、「郵便局」を発見！
これって百閒先生のおうちの前にあった郵便局がそのまま存続しているのでしょうか？
近くに細～い川があって、お稲荷さんのほこらがぼろぼろに朽ち果てていました。
この川は先生がお祖母さんにいわれてカゼの神さまをはらうために「たくあん」を
流した川かなあ～なんて一人でほくそえんでしまいました。
日本の稀有なる作家の故郷なのに、記念碑や案内板の類は全くなし。
ちょっともったいないやうな気がするのです、さうでせう皆さん。

76 ：えんゆうぎゅぎゅ：03/03/12 03:12

ん？　文学碑はあるよ。岡山県郷土文化財団のページ
http://www.o-bunka.or.jp/gaiyou/gaiyou.html　によると

　　＞古京町に生まれた内田百閒を顕彰するために、
　　＞百閒の生家にほど近い旭川河畔に文学碑を建立

だそうです。
岡山在住のかた、もっと詳しい情報を書き込みよろしくです。

77 ：吾輩は名無しである：03/03/12 10:57

>>73
でもちくま版は収録が中途半端だったからねえ。
第三まで出てくれるなら、正直初心者にはありがたい。

78 ：吾輩は名無しである：03/03/12 13:14

ちくま版が出たおかげで福武版とか旺文社版が古本屋の店頭に大量放出されてる気がする。
第三ほしければわりと手にはいるよ。

79 ：吾輩は名無しである：03/03/12 16:51

そうなの？こないださんざん探して
旺文社版「第三」手に入れたのに…

ま、古本は巡り合わせで、探すのも楽しみだから、
それはそれで良かったのだけれど。

80 ：吾輩は名無しである：03/03/12 17:39

>>79
負け惜しみをいうな
お前は負けたんだよ
この…俺様にな！

81 ：吾輩は名無しである：03/03/12 17:55

前スレでちくまの集成が増刊されるって話があったような。
そこに「第三」入ったりしないの？

82 ：79：03/03/12 18:03

>>80
別に口惜しくなどない、が
涙滂沱として止まらない。

83 ：吾輩は名無しである：03/03/12 18:32

ちくまの集成の続刊の話って、どこかにソースないの？
ここでしか見ないけど。

84 ：吾輩は名無しである：03/03/12 22:47

自分で調べれ

85 ：吾輩は名無しである：03/03/12 23:49

都井睦雄といい百閒といい、おかやまには因業な血が流れているのですね。

86 ：吾輩は名無しである：03/03/13 02:51

漫画家のいしいひさいち(岡山県出身)によれば
「日本のユダヤ人と呼ばれる岡山県人」だそうだ

87 ：吾輩は名無しである：03/03/13 17:27

まあ、どうせ、いしいひさいちだし。

88 ：吾輩は名無しである：03/03/13 17:53

大手饅頭age.

89 ：吾輩は名無しである：03/03/13 17:56

おやこの饅頭、

なにやら毛が生えておる。

90 ：吾輩は名無しである：03/03/13 21:17

旺文社文庫の相場とは
どんなもんでしょ？

91 ：吾輩は名無しである：03/03/13 22:18

正続百鬼園随筆、阿房列車、冥途・旅順入城式あたりの数が出てそうなのは、800円～1,000円、
その他は～1,500円くらいが適正と思ふ。

92 ：吾輩は名無しである：03/03/14 00:06

旧居の裏手から発射したのね

http://www.asahi.com/national/update/0311/010.html

93 ：吾輩は名無しである：03/03/14 00:46

私も１０００円～１５００円でそろえました

94 ：90：03/03/14 01:44

皆さんありがとう。

95 ：吾輩は名無しである：03/03/14 02:45

では実行しませう。

96 ：吾輩は名無しである：03/03/15 01:46

ちくまの集成、巻によって厚みが違うね。
今月出たのは、厚いね。

97 ：吾輩は名無しである：03/03/16 23:16

旺文社文庫の阿房列車を１００円で入手。
旧仮名のほうが読みやすくていい。

98 ：吾輩は名無しである：03/03/16 23:24

報告。
ここの住人は、ちくま集成への新規参入組みに冷たいです。

以上であります！

99 ：吾輩は名無しである：03/03/16 23:30

旅館の代金が３０円で、３人で１０円ずつ出しあって・・・
が基になっているクイズをよく見かけるけれど、
あれって阿房列車がオリジナルなの？

100 ：榮造：03/03/17 02:04

世の中にキリ番とるこそうれしけれ
ちっとやそっとの百いただきぢや

101 ：吾輩は名無しである：03/03/17 20:01

本日は久吉さん６７回目の命日

102 ：吾輩は名無しである：03/03/17 20:10

サラサーテの盤も１００円で発見したぜ！
でも、ちくまの買った後だからな(泣
百円先生の阿房列車、ノラや、先生根性、東京なんとかはゲットしますた。

103 ：吾輩は名無しである：03/03/17 21:51

どってことねぇや、こんな作家。
夢中になるほうも過保護で中途半端な連中ばかりだろうと、数頁店頭で
見ただけで判る。

104 ：吾輩は名無しである：03/03/18 01:22

ちくまの集成は旧仮名で出してくれれば
良かったんですがねぇ

って、散々ｶﾞｲｼｭﾂですが

105 ：吾輩は名無しである：03/03/19 03:01

>>103
数頁「見た」だけで何がわかるんだよ。
批判するならちゃんと「読んで」からにしろｳﾞｫｹ蛾。

106 ：吾輩は名無しである：03/03/19 03:04

>103は日本語が読めないんだから、あまりいじめないで。

107 ：吾輩は名無しである：03/03/19 04:15

>>105　=　>>106
自演してまで甘えた泣き言漏らさなくてもよい。

108 ：ノラギコ：03/03/19 09:33

>107
コラッ！　と言ひたいのだらうけれど
学生を睨むやうな気合では猫には通用しない。

109 ：翠佛：03/03/20 21:37

>>103
そんな貴方の御奨めの作家は?

110 ：103：03/03/21 12:55

>>109
平野啓一郎

111 ：吾輩は名無しである：03/03/21 13:53

マイナーで二流の域を出ない作家だ

112 ：吾輩は名無しである：03/03/21 14:14

>>109
戸梶圭太

113 ：吾輩は名無しである：03/03/21 15:05

いつからネタスレになったんですか？

114 ：翠佛：03/03/21 18:03

>>110
おめぇはそれでいいや

115 ：吾輩は名無しである：03/03/21 18:15

結局百閒はどってこたぁねぇやという作家ということで。

116 ：吾輩は名無しである：03/03/21 18:29

あぼ～ん列車

117 ：吾輩は名無しである：03/03/22 00:56

ついでに百閒のファンも三流の人間だということで。

118 ：吾輩は名無しである：03/03/22 01:46

百閒がわからなかった人が、腹いせに百閒ファンを攻撃しているスレはここですか？

119 ：吾輩は名無しである：03/03/22 03:30

まあまあ、放置してあげなさい。かまうとつけあがるよ。

120 ：吾輩は名無しである：03/03/22 11:08

このうんこ教育者崩れの作家に従軍させたら良かったと思ふ

121 ：吾輩は名無しである：03/03/22 13:46

春だなあ。

122 ：吾輩は名無しである：03/03/23 12:47

オナホールを買う話がありませんでしたっけ？

123 ：吾輩は名無しである：03/03/23 13:19

>>122
『實説艸平記』に、淫具屋へ行く挿話があったね。

124 ：吾輩は名無しである：03/03/23 16:50

学校の陸上運動会に背丈ぐらいもあるメガホンをかつぎ込んでわけも解らぬ事を我鳴りたてた百閒のまねをする人が出現するのは致し方ない。

どう云ふ料簡でそんな事をするのか判然しないが、
一たん始めたら止まりがつかなくなつたに違ひない。
ただ騒ぎ立てて見るに過ぎないのは、
事によると神経衰弱のため少少どうかしてゐるかも知れない様な気もする。

125 ：吾輩は名無しである：03/03/23 17:00

やっぱり作家もファンも三流だわな。

126 ：吾輩は名無しである：03/03/23 17:01

暖かくなったなあ。

127 ：吾輩は名無しである：03/03/23 17:07

そうなノラ

128 ：吾輩は名無しである：03/03/23 17:47

某家の気ちがひは別に乱暴もしないから看護婦をつけて家で養生させてゐると、
百閒スレに這入つたきり中中出て行かない。
好い御機嫌で書き込んでゐると思つたら、
スレを荒らしながら頭からきんかくしをかぶつて出て行つたので
看護婦や家の人が非常に困つたさうである。

129 ：吾輩は名無しである：03/03/23 18:00

３流の文章が生暖かく香る

130 ：吾輩は名無しである：03/03/23 18:44

おまえもなんか芸やれよ
三流だけじゃつまらねえよ

131 ：吾輩は名無しである：03/03/23 19:11

世の中に人の来るこそ楽しけれ　とは(ry
ということで、みなさん釣られすぎですよ。stay calm ＞ all

ちなみに上の「とは」は千早の本名ではありませんので。

132 ：吾輩は名無しである：03/03/23 19:20

芸は出たがりの３流芸人に任せておけばよい

133 ：吾輩は名無しである：03/03/24 01:05

そして三流の煽り。

134 ：吾輩は名無しである：03/03/24 06:34

漏れ以外全員三流。

135 ：吾輩は名無しである：03/03/24 11:13

世の中にレスのつくことうれしけれ、
とはいふもののお前ではなし

136 ：吾輩は名無しである：03/03/24 20:18

どっかで聞いたことのあるような戯れ言を詠むのも三流。

137 ：吾輩は名無しである：03/03/24 23:00

同い年だな

http://www.asahi.com/national/update/0323/008.html

138 ：吾輩は名無しである：03/03/25 13:26

甘木君のエピソードがでてくる本の書名って何？
百鬼園随筆には出てなかったんだけど。
それは今でも今でも入手可能？

139 ：吾輩は名無しである：03/03/25 13:51

甘木さんはいっぱいいます。と、マジレス。

140 ：吾輩は名無しである：03/03/25 13:58

>>139
甘木君が会社休む話。

141 ：吾輩は名無しである：03/03/25 14:02

昨晩、「冥土」と「件」を読んでみた。
異常な事態（死んだ父親が現れたり、自分が怪物になったり）が、
妙に平穏な筆致で書かれていて、不思議な読後感があった。
まだ上記二作のほか、「サラサーテの盤」「東京日記」「阿呆列車」
しか読んでいない。もう少し、内田百閒の世界に親しんでから書き込みます。

142 ：吾輩は名無しである：03/03/26 12:05

ものづくし面白い。
ドイツ語があやしくて関口存男からいじめられたらしいですね。

143 ：吾輩は名無しである：03/03/26 12:30

百閒先生自身は韜晦してますが
先生の独逸語ってどうだったんでしょ。
漱石の英語くらい？

144 ：吾輩は名無しである：03/03/26 20:26

寺田寅彦も併読すべし。

145 ：吾輩は名無しである：03/03/27 01:09

前スレで福武の『王様の背中』手に入ったらコンプリートって言ってた人いるかい？

146 ：我輩は名無しである：03/03/27 03:17

もう3月27日になった。
百閒先生の家にある庭の木賊の茂みを駆け抜けて、
ノラが百閒先生の家をあとにしてから、何年経つのだろうか？

｢東海道刈谷駅｣と同じ年だから、宮城道雄さんの没年と同じ年の筈。

147 ：我輩は名無しである：03/03/27 03:24

>>28読みました。
昭和31年だったのならば、ノラがいなくなって今年で満48年目。

たちわかれ　いなばのやまにおふる　まつときかさば　いまかえりきむ

だめだ、記憶がうまく出てこない。

148 ：ご：03/03/27 03:29

ノラやはいいね。
今近くの本棚にあったので取り出したら花の香りがした。
何でだろう？ｗ

149 ：我輩は名無しである：03/03/27 05:17

>>146-147
ノラがいなくなったのは、昭和32年3月27日です。
したがって、宮城道雄さんの逝去の翌年に当たります。

150 ：吾輩は名無しである：03/03/27 05:21

（＼＿／）
（　´Д｀）＜もまいらの為ぽ萌えアニ　漏れﾃｲﾝｺ立ってｷﾀ
（　　　　）
（　ヽノ　　http://k.excite.co.jp/hp/u/loverin10/
し（＿）

151 ：吾輩は名無しである：03/03/27 11:21

>>145
いるよ。

152 ：我輩は名無しである：03/03/29 05:20

>>149
昭和32年に、ノラがいなくなって塞ぎ込んでいた百閒先生を励まそうと、
催された八代の松濱軒への旅が、｢千丁の柳｣です。
(「東海道刈谷駅」は、宮城道雄さんの逝去で企画された旅です。)
でもそこで出会った写真家･小石清氏が、突然の事故で亡くなられて、
百閒先生はさらにおちこんでしまいます。

それを救ったのがカーテル・クルツの存在でした。

153 ：吾輩は名無しである：03/03/29 21:38

小石清って百閒先生と絡んでたんだ！
そのエピソードは何で読めますか？

154 ：吾輩は名無しである：03/03/29 23:04

小石清って'30年代に活躍した前衛的写真家だよね。けっこう作品好き
それにしても百閒先生と絡んでいたとは…じぇんじぇん知りませんですた

155 ：吾輩は名無しである：03/03/30 00:46

>>153
「千丁の柳」（『ノラや』所収）

156 ：155：03/03/30 00:56

脊髄反射で書き込んだあと、よく見たら
>>152にはちゃんと「千丁の柳」と書かれてあった…(恥

157 ：我輩は名無しである：03/03/31 05:39

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030331-00000023-kyodo-ent
百閒先生の直筆原稿、故･平山三郎氏の自宅で発見される。

158 ：我輩は名無しである：03/03/31 05:42

>157つづき
>３１日までに遺族から岡山県郷土文化財団へ寄贈された。

うｐされたのが５時３６分で、私が気付いたのが５時３８分。
何か因縁を感じます。

159 ： ◆m0.D3UifBc ：03/03/31 10:17

ｓ

160 ：吾輩は名無しである：03/03/31 20:16

ヒマラヤ三郎

161 ：吾輩は名無しである：03/04/01 15:21

最初に読むならどれ？
一般的に。

162 ：吾輩は名無しである：03/04/01 22:04

メイド。

163 ：吾輩は名無しである：03/04/01 22:26

冥途ﾀﾝ…ﾊｧﾊｧ

164 ：吾輩は名無しである：03/04/01 22:32

九段

165 ：甘木線 ◆5FKYTz4HK2 ：03/04/02 02:46

>>146 >>152 >>157-158を書いた者です。
試しに今回からこてはんを2chで生まれて初めて使用します。
巧く出るかな？

>>161さんの回答ですが、私が百閒先生を知ったのが、
阿川弘之先生の｢南蛮阿房列車｣だったので、
なし崩しに｢第一阿房列車｣から読み出しました。

自分の読書傾向に合った作品から読み始めるのが宜しいかと思います。

夏目漱石先生好きなら｢贋作我輩は猫である｣とか、
ミリタリー好きなら｢旅順入城式｣とか、
動物の猫好きなら｢ノラや｣｢クルやお前か｣とか。

166 ：甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：03/04/02 03:36

>>165です。初めてのこてはんがうまく出ましたが、
国鉄甘木線は、現在第３セクター鉄道の甘木鉄道に、
転換されていますので、こてはんを変更します。
地元じゃないので度忘れしました。
そしてsage進行に協力します。
ｽﾏｿ

167 ：吾輩は名無しである：03/04/02 23:03

おいが初めて読んだのは東京燒盡で
そん次が御馳走帖だったよ

168 ：吾輩は名無しである：03/04/03 00:06

>>167
中公マニア発見。

169 ：吾輩は名無しである：03/04/03 00:50

その後>167は『ノラや』に読み進んでいったと思われ

170 ：吾輩は名無しである：03/04/03 04:17

先生の生家あとに行って来まスた。
小さな郵便局の、隣の家の壁に、ささやかな石碑が埋め込まれてました。
石碑の上には小さな牛の像が置いてあって、あれは件ってことなのかなあ？

171 ：吾輩は名無しである：03/04/03 06:41

牛好きだったから。

172 ：170：03/04/03 11:14

>>171
へえ。素人なもんで知らなかった。
百閒ファンの友人と行ったのです。
岡山の街は変わっても、石碑があった路地のあたりは、
先生のエッセイに描かれてるような雰囲気がまだ残ってて、
ちょっと感慨深かったです。

173 ：吾輩は名無しである：03/04/03 13:38

ひゃくけんくん

174 ：吾輩は名無しである：03/04/04 10:27

京葉線のプラットホームがあんなに遠いのに
別の駅にはしないで東京駅一つで済ませてるのは
百鬼園イズムなのかしら？

175 ：吾輩は名無しである：03/04/04 12:39

>>174
○済ませてゐる

176 ：吾輩は名無しである：03/04/05 00:36

一つの驛の構内に二つの停車場がある新宿を見習へ

177 ：吾輩は名無しである：03/04/05 02:16

鉄道物は興味なし。乗り物マニアってよくわからんね。

178 ：甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：03/04/07 04:22

前スレがhtml化されて読めるようになったので、
前スレに出てきた百閒関連スレの状態を調べました。

内田百閒先生について語り倒したいのだった。(前スレ)
http://book.2ch.net/book/kako/981/981980934.html
阿房列車～汽笛一声・内田百間スレ
http://curry.2ch.net/train/kako/1011/10116/1011665596.html
｢何で夏目漱石のスレッドがないの？｣のうち、>>745-758が関連スレ
http://book.2ch.net/book/kako/962/962727497.html
【百鬼園】阿房列車【ヒマラヤ】 (html化待ち)
http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/train/1038535955/

前スレをざっと読んだところまともなのはこの位でしょうか？

179 ：吾輩は名無しである：03/04/07 09:39

>>178　有難う。
まづ一献しませう。
今じゆんばりが焼けますから。

180 ：吾輩は名無しである：03/04/07 14:15

↑「かかん、これん、一番うまいなう」

181 ：吾輩は名無しである：03/04/09 23:10

ぴいるか、まんちゃん。

182 ：吾輩は名無しである：03/04/10 01:57

チイスは石鹸を齧るやうで面白くないな。＞百閒先生はブルーチーズや
カマンベールは召し上がらなかったのだらふか？

183 ：吾輩は名無しである：03/04/10 09:33

>>182
昔は入手困難だつたのでせう。
猛臭沢庵を愛好してゐたので
さういふものも嫌いではなかつたと
思はれます。因みに人の事は言へた
義理ではないのですが旧仮名が怪しい方は
福田恆存『私の國語教室』を……(文庫で復刊)。

184 ：バッカス：03/04/10 19:46

いまカツオの刺身でいっぱいやってるんだけど
百件は「東京で、まあまあ食える魚は鰹くらいなものだ」
と書いていたことを思い出す。
瀬戸内育ちだからな～、あの親爺。

185 ：吾輩は名無しである：03/04/13 13:56

百園で一発やらせーろ
＿＿＿　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　∨
　　／⌒＼
　　（　　　　）　　ﾃﾞｯｶｲﾏｰﾗ
　　｜　　｜
　　｜　　｜　／⌒＼　　／⌒＼
　　（・∀・ ∩ （＾人＾ ∩　（・∀・ ∩　
　　）つヽノ　　）つヽノ　　）つヽノ
　　.し（＿）　　.し（＿）　　.し（＿）

186 ：赤ダレ：03/04/13 14:05

鈴木清順監督の「ツィゴイネルワイゼン」で藤田敏八が扮する
大学教授（独逸語）青地のモデルは内田百閒か！
知らんかった……。
サラサーテの盤、本棚に立ってるのに～（恥）

187 ：吾輩は名無しである：03/04/13 14:34

百閒を思わせる人物が青地として登場してる小説、
「山高帽子」以外にもあるんだっけ？

188 ：吾輩は名無しである：03/04/13 16:07

「ツィゴイネルワイゼン」は百閒原作として見ると好きじゃない。
「まあだだよ」よりましだが。「頬白先生」見たい。

189 ：佐久間 ◆aeqBHN6isk ：03/04/13 16:16

生協で百鬼園ならぬ百円で売つて居る英字ビスケットだが、
あんまり美味くないな。
百鬼園先生の時代は美味かつたのであらうか？

190 ：吾輩は名無しである：03/04/13 17:54

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191 ：あをぢ・ほほじろ：03/04/14 01:04

>>187
『蜻蛉眠る』にも
青地豊二郎氏は登場します。

192 ：吾輩は名無しである：03/04/14 01:16

青地豊二郎＞あおぢ・ほおじろ（どちらも小鳥の名前）から採つたといふ。

193 ：吾輩は名無しである：03/04/14 01:18

む！旧かなでは「あをぢ・ほをじろ」かな？失念御免被下候。

194 ：吾輩は名無しである：03/04/17 23:43

いまＭＸＴＶで東京ステーションホテルのことやってて
百閒のことも触れられたんだが、ナレーターがあぼうれっしゃと読みやがった

195 ：吾輩は名無しである：03/04/18 11:03

>>194
宮城検校があぼーんされてしまつた事に
かけてゐる……訳ないか。間抜けの実在例だな。

196 ：吾輩は名無しである：03/04/18 11:18

＞194　百鬼園先生といえば「まあだだよ」しか知らない椰子なのだらう

197 ：吾輩は名無しである：03/04/18 17:16

>>196
もーいーかい？

198 ：１９４：03/04/18 19:51

ちなみに番組名は
「西洋館　夢物語」
でした

199 ：山崎渉：03/04/19 22:47

　　 ∧＿∧
　　（　　＾＾）＜ぬるぽ（＾＾）

200 ：吾輩は名無しである：03/04/21 05:27

２００

201 ：吾輩は名無しである：03/04/21 09:31

>>199
　　 ∧＿∧
　　（　　＾＾）＜ぬるぽ（＾＾）
方々で見かけるがこのヒトは何が
言ひたいのだらう。狸か狐か。

202 ：吾輩は名無しである：03/04/22 08:56

>>193
「あをぢ・ほほじろ」でいいのでせう。
cf.頬笑(微笑)：ほほゑみ　青空：あをぞら
但し　葵：あふひ　仰ぐ：あふぐ
語中の仮名遣ひは戸惑ひがちですね。

203 ：吾輩は名無しである：03/04/22 20:45

夏目純一氏のご長男、房之介氏が百閒について書いているものはあるのでしょうか。
１９５０年生まれなら面識がある可能性もなきにしもあらず？

204 ：吾輩は名無しである：03/04/23 09:44

>>203
う～ん。親父なら兎角、
祖父のしかも後期の門弟ですからね。

205 ：吾輩は名無しである：03/04/23 09:57

房之介の叔父にあたる伸六だったら、自著の序文を百閒に貰ったりしていたけどね。

百閒と純一は交際もあったようだし、房之介とも面識ぐらいあったのではないかな。

206 ：吾輩は名無しである：03/04/23 10:02

猫と比較される甘木君の坊やの
モデルが房乃介だつたりしたら
面白いな。

207 ：吾輩は名無しである：03/04/25 10:38

誰か百閒の白子を読んだことある方いませんか？
解釈を聞かせてください。
誰が異人で、関わったことによって何をもたらしたか、とか。
私は部屋は性の営み場所で神様は生を司るものだと思うのですが。。

208 ：吾輩は名無しである：03/04/25 19:41

新潮文庫がんばれ

209 ：吾輩は名無しである：03/04/25 20:29

一連の「のんびりした話」と、学校騒動って
一、ニ年くらいの間なのかね。

当事者ならずとも、なんだか驚くね。

210 ：吾輩は名無しである：03/04/26 18:12

新潮文庫で阿房列車出たねー。
新かなは嫌だけど、車掌姿の写真が表紙になってて萌え。

211 ：吾輩は名無しである：03/04/26 22:47

第二・第三の表紙が楽しみです。
（当然出ますよね）

212 ：吾輩は名無しである：03/04/26 23:55

>>211
出るけどけっこう間があくよ。
文庫本の帯（うしろ側）を見てね。
どうせなら「３冊合本・旧かなづかい(!)」でいって欲しかったね。
筑摩と差別化しなくちゃねぇ…。

213 ：甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：03/04/28 03:36

直リン発見
http://shinchosha.co.jp/cgi-bin/webfind3.cfm?ISBN=135633-5
この表紙の写真は、昭和27年10月14日に当時の国鉄が鉄道80周年を記念して、
内田百閒先生が国鉄から名誉東京駅長を拝命したときに、
カメラマンの求めに応じて特別急行3列車｢はと号｣の発射合図をする筈でしたが、
大好きな｢はと号｣を見送るのが｢堪えきれずに｣突然職場放棄して、
｢はと号｣に乗車してしまい、そのあとのスケジュールをめちゃくちゃにして、
大騒ぎになった直前の写真です。

214 ：吾輩は名無しである：03/04/28 09:34

>>213　ｶｺｲｲ!!
　この書を携へ、用がなくても旅に出よ！　
　「なんにも用事がないけれど、汽車に乗つて
　大阪へ行つて来ようと思ふ」。借金までして
　一等車に乗つた百閒先生、世間的な用事の
　ない行程を「阿房列車」と名付け、弟子の
　「ヒマラヤ山系」を共づれとして旅に出た。
　珍道中のなかにも、戦後日本復興の動きと
　地方の良俗が描き出され、先生と「ヒマラヤ山系」の
　軽妙洒脱な会話が彩りを添へる。読書界の話題をさらつた名著を
　
正字歴史的仮名遣ひで復刊せんか、この阿呆(ﾟДﾟ)!

215 ：吾輩は名無しである：03/04/28 09:53

>>214
おいらも、この阿呆(ﾟДﾟ)! と思うが、現状、可能性は低いですのう。
そういうのは好事家用バージョンでないと無理よね。

216 ：吾輩は名無しである：03/04/28 11:46

福田恆存や丸谷才一のは
文庫でも旧仮名で出てゐなかつたかな。
漢字の旧体はともかくせめて仮名遣ひは
原文を尊んで欲しいヽ(‘Д´)ﾉ

217 ：吾輩は名無しである：03/04/28 16:43

安いところは実にいい。
ちくまも見習ってくれ。

218 ：吾輩は名無しである：03/04/28 20:57

「名著を新字新かな遣いで復刊。」

と自慢してるくらいだからお話にならない。

219 ：吾輩は名無しである：03/04/28 23:18

まあまあ、出るだけでもよしとせねば…

220 ：吾輩は名無しである：03/04/28 23:43

新作出せ

221 ：吾輩は名無しである：03/04/29 04:15

無理言うなよ

222 ：吾輩は名無しである：03/04/30 00:04

単行本未収録作品かき集めて

223 ：吾輩は名無しである：03/04/30 09:15

　　　表記について
　百閒文庫の文字表記については、原文を尊重する
といふ見地に立ち、次のように方針を定めました。
　一、旧仮名づかひでかかれた口語文の作品は、
　　　新仮名づかひに改めない。
　二、文語文の作品は旧仮名づかひのままとする。
　三、旧字体で書かれているものは、
　　　原則として新字体に改めない。
　四、難読と思はれる語には
　　　妄りに振仮名をつけない。但し
　　　著者が附したルビはこれを尊ぶ。

224 ：椰子：03/04/30 09:43

阿呆列車に登場する「椰子」君とは
ヤツ→ヤシ→香具師といふ
２ちゃんねる変化の先取りなのか？

225 ：吾輩は名無しである：03/04/30 11:36

>224
その伝でいくなら、素直に香具師→椰子なんじゃないのかな？
あやしい奴、得体の知れない奴、そういうニュアンスで
香具師とか山師とか言うからね。

226 ：吾輩は名無しである：03/04/30 12:20

>223
　次のように：次のやうに
　書かれている：書かれてゐる
ではないかな。

227 ：吾輩は名無しである：03/04/30 19:49

>>224
小林

228 ：吾輩は名無しである：03/04/30 21:16

おぢいちゃん、グワンジィ牛乳頂戴にゃあ。

229 ：甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：03/05/01 02:01

>>224 >>225
>>227さまの言われている通り、「特別阿房列車」で先生をお見送りしている椰子君とは、
当時｢百鬼園随筆｣を連載していた｢小説新潮｣の編集者であった小林博氏のことです。
広報誌｢国鉄｣の編集者だった平山三郎氏を、本名で小説新潮に登場させることを、
百閒先生が気にして、｢ヒマラヤ山系｣と名づけたのとはちょっと違います。
福岡在住で法政大学教授時代の教え子濱地氏を、
「賓也」または｢水土｣と仮名にするのとも違います。
香具師や山師などとは全く関係がありません。

2ch的用法としては、やはり｢某｣→｢甘木｣の変化が最も多いでしょう。

230 ：甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：03/05/01 02:17

一部間違えてしまったので書き直します。すみません。

>>224-225
>>227さまのおっしゃっている通り、「特別阿房列車」で先生をお見送りしている「椰子さん」とは、
当時｢百鬼園随筆｣を連載していた｢小説新潮｣の編集者であった小林博氏のことです。
広報誌｢国鉄｣の編集者だった平山三郎氏を、本名で小説新潮に登場させることを、
百閒先生が気にして、｢ヒマラヤ山系｣と名づけたのとはちょっと違います。
福岡在住で法政大学教授時代の教え子濱地氏を、
「賓也」または｢水土｣と仮名にするのと同じ仮名の名づけ方ですね。
香具師や山師などとは全く関係がありません。

内田百閒先生の2ch的用法としては、やはり｢某｣→｢甘木｣の変化が最も多いでしょう。

231 ：吾輩は名無しである：03/05/01 09:01

>228　ノラと仲良くするんだよ
　　　　 ∧ ∧
～(￣￣=( ﾟДﾟ) ＜チイスとコンビーブもくれくれ　
　 UU￣￣U U

232 ：231：03/05/01 09:02

耳がずれた。御免

233 ：吾輩は名無しである：03/05/01 11:38

　　　　　∧ ∧
～(￣￣=( ﾟДﾟ) ＜チイスとコンビーフの団子ｷﾎﾞｰﾇ　
　 UU￣￣U U

234 ：吾輩は名無しである：03/05/01 19:45

ノラ失踪中に猫じゃらしを投げこんではいけない。

235 ：吾輩は名無しである：03/05/01 21:44

「藤猫」って、どういう毛色の猫でせう。

236 ：吾輩は名無しである：03/05/02 07:48

どうも勝新太郎がノラ拉致の犯人のような気がしてならない。

237 ：吾輩は名無しである：03/05/02 09:15

ひゃけん先生はジョイスのカミさんを飼っていたのか

238 ：吾輩は名無しである：03/05/02 18:06

宿下等高

239 ：吾輩は名無しである：03/05/06 12:46

↑ルテホ田稲早？

240 ：吾輩は名無しである：03/05/06 13:58

>236
「風が吹けば桶屋が儲かる」
の途中にザトウイチが入るの？
しかし按摩さんに猫の皮が要るのか？
訳分からん。

241 ：吾輩は名無しである：03/05/06 16:12

近所に住んでいた上に
三味線一家だから怪しい
（父は人間国宝、杵屋勝東治）

242 ：吾輩は名無しである：03/05/06 20:38

ダナさんわかつたか

243 ：240：03/05/07 09:41

お酒が少々過ぎた所為か
すつかり致された。ヽ(`Д´)ﾉ

244 ：吾輩は名無しである：03/05/07 22:36

カツレツが食べたいと思ふのですけれど、いけないのでせう。

245 ：あれ読むとトンカツ食いたくなる：03/05/07 22:43

カツレツのにほひ

246 ：吾輩は名無しである：03/05/08 10:12

>>244
虎や猫の肉がいけないのであつて、
牛ならば差支へない。麦酒も定量ならば
飲んで構はないから適量を用ゐれば良い。

247 ：吾輩は名無しである：03/05/08 21:41

白鳥＞はくてう
豹＞へう
山椒魚＞さんせううを　旧かな動物園はむづかしいなあ。

248 ：吾輩は名無しである：03/05/08 21:47

アンプリオピリススピリヤスとは
どんな動物でせうか。

249 ：吾輩は名無しである：03/05/09 22:49

そのやうな動物を見るきつかけが、私を恵まないのである。

250 ：吾輩は名無しである：03/05/10 00:18

近ごろ、ちくまの集成や新潮の文庫で百閒先生の名が
書店に並んでゐるのを見るのはやつぱり愉快だ。

むろん仮名遣ひの件はまつたく氣に入らないけれど、
すでに冥途にゐる中村武志に「逝つてよし」とも言へないし。

251 ：吾輩は名無しである：03/05/11 13:06

誰か「東京日記」を映画化してくれないかなあ。

252 ：吾輩は名無しである：03/05/11 22:46

新潮の阿房列車の表紙の車掌コスプレは、
先生と同郷の、水野晴郎の警官コスプレを思わせる。

253 ：吾輩は名無しである：03/05/11 22:48

百閒先生の御本が書店に並ぶのをみてると、
最近の“スローライフ"ばやりとの関連を考えてしまう　帯の文句だとか。
NEWS２３とかで取り上げたりしてないか知らー

254 ：吾輩は名無しである：03/05/11 23:45

ｷﾝﾀｲﾁーーｷﾝﾀｲﾁーー

255 ：吾輩は名無しである：03/05/12 11:36

>252
狐狸妖怪の類に入れられては
立腹の持つていきやうがない。
阿川や斎藤ならまだしも
言ふに事欠いて水野とは何だヽ(`Д´)ノ

256 ：吾輩は名無しである：03/05/12 19:33

平山三郎ﾏﾝｾｰ

257 ：吾輩は名無しである：03/05/12 19:49

ちくま版で始めて百閒を知つた人もゐるんだらうねえ。

じゆんばりage

258 ：吾輩は名無しである：03/05/13 08:55

あ～旺文社で揃へておけば
良かつたなあ、と激しく
後悔後に立つ。

259 ：摩阿陀会囘文：03/05/13 09:42

５月２９日は、摩阿陀会のお祭りで、
たくさんひとがとほります。
さぞにぎやかでありませうから、
早くステホテへまゐりませう。

260 ：吾輩は名無しである：03/05/14 01:01

旺文社の寫眞帖がみつからない。
新潮の文學アルバムは手元にあるが、
やつぱり未見の寫眞がたんとあるに違ひない。

無念

261 ：吾輩は名無しである：03/05/14 14:57

上に同じ

262 ：吾輩は名無しである：03/05/17 19:30

カツレツを布団に入れるのはどうかと思ふ

263 ：確かに自慢だらう。：03/05/19 12:54

貧乏だ貧乏だと抜かしながら
一時にカツレツを六枚も喰らひ
麦酒を半ダース飲んでその間
一度もトイレに立たないと
自慢してゐやがる。

264 ：吾輩は名無しである：03/05/21 17:53

ふどうちづ

265 ：吾輩は名無しである：03/05/22 11:39

豆腐舐め小僧とは
どんな小僧なのだらう。

266 ：吾輩は名無しである：03/05/22 19:44

ユーモアを語るようで、不意にあらわれる
不気味さというか居心地の悪さはただごとでないね。

わざわざそれを読みたくなるのは人の性か。

267 ：吾輩は名無しである：03/05/27 13:56

遣唐使に成つて大陸に渡る話が
どこがどうといふ訳でもなく怖い。

268 ：山崎渉：03/05/28 09:14

　　　　∧＿∧
ﾋﾟｭ.ｰ　(　　＾＾）＜これからも僕を応援して下さいね（＾＾）。
　　＝〔~∪￣￣〕
　　＝ ◎――◎ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山崎渉

269 ：吾輩は名無しである：03/05/29 23:52

誕生日おめでとう

270 ：醜いブンガク厨を差別する会：03/05/30 00:00

Ｒ・スターンの「センチメンタル・ジャーニー」→阿房列車
金之助の「猫」はスターンの「トリストラム…」が教科書だよ
バカども

271 ：吾輩は名無しである：03/05/30 00:25

そのへんの関連は皆知ってゐる。
百鬼園も漱石、スターンももう少し読み込んでからきなさい。
バカちゃん

272 ：醜いブンガク厨を差別する会：03/05/30 00:37

おまいは時分をブンガク厨と認めたわけだなｗ

273 ：吾輩は名無しである：03/05/30 00:44

＞272
おまえは最初から阿呆ヅラ晒して恥かきまくりながら
そうとも気付かずにいる厨房なわけだなｗ
あちこちのスレにｼｮﾝﾍﾞﾝひっかけやがって、
見れば、なんとも粗チンじゃないか、まだ毛もろくに生えん皮かむりの
ドテチンめが。ここはおまえのようなチンカスのうろつく板じゃないｗ
とっとと、厨房板かラウンジへ泣き泣き戻ってよーーーーーーし！

274 ：醜いブンガク厨を差別する会：03/05/30 00:48

ごきろうさんｗ

275 ：吾輩は名無しである：03/05/30 00:52

なんのなんの、知能の足りない一行坊主の扱いには慣れとるのよｗ

276 ：吾輩は名無しである：03/05/30 00:53

>>267
遣唐使そのものの旅が、怖い。暴風雨に漂流はつきもので、
命がけだな、文字通り。

277 ：吾輩は名無しである：03/05/30 00:58

>>272
私がブンガク厨なら、君はさしずめ醜い厨だらう。
Laurence SterneをR・スターンと表記するやうな、
中途半端なブンガク知識を振り回す人にそんなことを言はれては、
こちらも身に覚えがない事なので困つてしまう。
しかしスターンを再読する機会を得たので、寧ろいい気分である。

278 ：醜いブンガク厨を差別する会：03/05/30 01:10

やっぱり釣れますたｗ

279 ：吾輩は名無しである：03/05/30 01:12

＞278
ば～かｗ　あそばれてるのはおめーだよん（藁

280 ：醜いブンガク厨を差別する会：03/05/30 01:14

＞２７９
うわぁ、まいった！　参りますたｗ　やっぱ駄目だあ、
知識はないし見聞は狭いし文学のことはちっとも知らないし、
俺はこの板向きじゃないんす、ほんとは！　

281 ：醜いブンガク厨を差別する会：03/05/30 01:22

ネタでつね。
この小一時間の遊びで「ブンガク厨」はやはり「醜い」という結論でますた。
この板ならスルーするかと期待したんだが・・・

282 ：醜いブンガク厨を差別する会：03/05/30 01:26

すまそでつた。淋しすぎるんで、遊びにきただけで。
「ブンガク厨」に憧れて憧れてでもなれないボキは
ただのヒッキー厨なんでつ。「醜い」とせめて
誰にでも言いたい。ボキが醜いからでつ。
かまってくれて、ありがとう、ホントは涙がでるほど嬉しいんだ。
かまってもらえないと、悔しくて悶絶するところだったんだが…

283 ：醜いブンガク厨を差別する会：03/05/30 01:29

そうそう。読んでましぇんがｗ

284 ：醜いブンガク厨を差別する会：03/05/30 01:34

そうそう。読んでましぇんが、全然、文学なんてｗ
でも来てるんでつ。
構ってほしくてｗ

285 ：醜いブンガク厨を差別する会：03/05/30 01:37

連族カキコですまそでつｗ　でも＞277さんにちょと構ってもらったのが
とびあがるほど、うれしくてうれしくてｗ
他人に声かけてもらえたの久しぶりなんで、踊りまくって
連書きしてまつｗ　笑ってやってくらさいｗ

286 ：吾輩は名無しである：03/05/30 01:40

どーでもいいけど、荒らすな。
>>285 連族？　「連続」だろうよ、字くらいちゃんと書けや

287 ：吾輩は名無しである：03/05/30 01:42

そういう粘着が厨なんだよ、せめてsageれ

288 ：吾輩は名無しである：03/05/30 02:04

しかし、なんちゅう厨なんだよな、＞270＝272＝274＝278、＞280－285、
すごい連続レスの構ってｸﾝだ。本音を出してるとこは、泣かせるが。
　　　　　　　　

289 ：吾輩は名無しである：03/05/30 02:20

構うな

290 ：吾輩は名無しである：03/05/30 09:33

何でageられてゐるのかと思つたけれど
掣肘を加へるにも値しないではないか。
止むを得なければ仕方が無い。
無視して話の先を急がねば埒が
明かないから位牌を鍋で煮てしまへ。

291 ：吾輩は名無しである：03/06/01 00:23

合羽坂って愉快な仲間がいっぱいいたんですね。

292 ：吾輩は名無しである：03/06/02 23:57

　新潮が復刻しだしたのがものすごくイライラする

293 ：吾輩は名無しである：03/06/03 06:27

新潮なら正字正仮名で出してくれ

294 ：吾輩は名無しである：03/06/03 09:20

百閒先生は鳥と猫は(幼時には牛まで)飼つてゐたが
何故か犬とは無縁のやうだ。
馬や鹿は召上つてゐらつしやるのに……。
いや、犬を喰へといふ訳ではない。
自分は犬も好きだが猫はもつと好きなので
別にいちやもんを付ける積もりではないのだが。

295 ：吾輩は名無しである：03/06/03 10:09

>>293
気持ちはよーくわかるが、それは無理だと思う。
昔出してながらく絶版だったものをそのまま復刻じゃないし。

296 ：吾輩は名無しである：03/06/03 18:12

全文原文通りの字体は無理だろうね。

297 ：吾輩は名無しである：03/06/03 18:39

旺文社バージョンでいい、
つーか平山氏の雑記そのままで復刻しる。

298 ：吾輩は名無しである：03/06/03 23:17

>>294
子供の頃犬を棒を持って追いかけ回して最後に追いつめて棒で腹をつついたら
「ぐにゃっ」とした感触がして犬がいきなりうなり声をあげて歯をむいたので
急に怖くなって逃げたという話があったね、
また家の人と犬を海に捨てに行った話もある。
いずれも何か不気味な思い出として描かれてた。
もしかして百間先生にとって犬は不気味な存在だったのかも。
うさぎとかにわとりの話も何かあったような
百間先生と動物ってのも面白いネタがけっこうありそうだ。

299 ：甘木鉄道 ◆GE4PDf1ZVM ：03/06/04 05:24

>298
雑誌の対談で、大磯にあった吉田茂元首相の私邸を訪れた百閒先生。
お酒を飲まれていたせいもあったのですが、吉田家で飼われていた犬を見つけ、
｢この物体は犬ですね。｣などと言って、吸っていたタバコの煙を噴き掛けた。

こんなエピソードがあったようです。

300 ：甘木鉄道 ◆GE4PDf1ZVM ：03/06/04 05:32

何か一ヶ月ぶりにここにカキコしたら、固定ハンドルネームのプロキシが消えていましたので、
再び同じ固定ハンドルネームと＃以下の暗証を打ち込んだのですが、
菱形以下の文字が変わってしまいました。

「甘木鉄道 ◆GE4PDf1ZVM」と「甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2」は同一人物ですので、
今後とも宜しくお願い致します。
こんなカキコで300を取るとは思いませんでした。

301 ：吾輩は名無しである：03/06/04 09:16

ねこらつ<猫が喇叭を吹いたやうな……。
　辛辣です。

302 ：吾輩は名無しである：03/06/04 19:36

犬が霊媒師にかみついたような話があったような

303 ：吾輩は名無しである：03/06/04 23:52

今月中公文庫から「一病息災」というアンソロジーが出ます。

旧　仮　名　で　あ　り　ま　す　よ　う　に

304 ：吾輩は名無しである：03/06/05 00:36

中公だから期待。

305 ：吾輩は名無しである：03/06/05 09:00

夢袋さんの選挙公報
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Vega/6529/naka.html

306 ：吾輩は名無しである：03/06/05 09:04

ほとんど期待してない。
口語体・日本文学で、新刊のもので旧かなで出たものって
ありますか？
だったら少しは期待するけど。

307 ：吾輩は名無しである：03/06/06 00:57

今日ブックオフに旺文社文庫版の美本が５册あつたので、
そのうち２册ばかり購入した。

308 ：吾輩は名無しである：03/06/06 18:27

中公の現行ラインナップの横に
新かなが並ぶのは不調和で変だから
その新しいアンソロもやはり旧かなでは。

・・・もう『東京燒盡』は出さないのかなあ

309 ：甘木鉄道 ◆GE4PDf1ZVM ：03/06/07 03:11

>306>308
「私設自家用百鬼園の圖書館」さん
http://www.biwa.ne.jp/~tamu4433/
の中の｢当世百閒文庫事情｣
http://www.biwa.ne.jp/~tamu4433/tayori10hyakkennbunnko.html
に、現在流通していたりこれから刊行される内田百閒先生の文庫本が紹介されています。

この中で確実に旧仮名遣いで刊行されているのは、中公文庫版の二冊です。
しかし中央公論社が、資金協力を受けて中央公論新社として読売新聞グループ入りした為に、
何かと口語文を新仮名遣いに直したがる、新聞業界の悪習に流されてしまう事が無い様に祈るばかりです。

310 ：吾輩は名無しである：03/06/07 14:33

>>308,309さん
レス産休。
アンソロジーということは若い読者を意識しての商品かと思うので、
ヤパーリ新かな・新字に2000ノラ。

311 ：吾輩は名無しである：03/06/11 09:31

いや、旧かな･新字に2000クルツ。

312 ：ヌ公：03/06/11 21:18

ヘエ

313 ：吾輩は名無しである：03/06/12 13:23

>>309
＞何かと口語文を新仮名遣いに直したがる、新聞業界の悪習
　
さういふ不埒な業者は正座させて
膝の上に百閒全集を積上げて懲らしめやう。

314 ：吾輩は名無しである：03/06/12 20:49

おこひさんの妹さんは８９歳でご存命。

315 ：吾輩は名無しである：03/06/12 22:03

全集は活字の組み方が気に入らない。
正字旧仮名で読みたいのなら、六興出版で出した撰文集がお奨め。
装丁も良いし、しっくりと手に馴染む。
一生の座右の書になるから古本屋で探してごらん。

316 ：吾輩は名無しである：03/06/12 22:18

ちくま文庫の集成（９）「ノラや」買いました。
巻末エッセイは、吉行淳之介。

317 ：吾輩は名無しである：03/06/14 00:19

ふたたび316です。
表題作ひさびさに読んだんですが(過去に福武文庫で読んだことあり)、
やはりよかったです。猫飼いたくなっちゃったよ。

318 ：吾輩は名無しである：03/06/15 19:57

『北瞑』やら『心明堂』やらは、やはり夢がモチーフなのですか

319 ：吾輩は名無しである：03/06/19 12:44

保守

320 ：吾輩は名無しである：03/06/20 09:01

何の用事もないけれど、２ちやんねるに来て
書き込んで見やうと思ふ。下手にageられるのは
嫌なので、sageで行かうと思ふのだが、
山系君は何処へ行つてしまつたのだらう。

321 ：吾輩は名無しである：03/06/20 14:22

鶏を追い掛け回して炭俵に閉じこめる。
……大の大人が何をしてをゐるのだらうか。
相当な癇癪おやぢに違いない事が
上記の例からも察せられる。
事実か架空かは、この際問はない。

322 ：吾輩は名無しである：03/06/21 17:35

一病息災新字正仮名age

323 ：吾輩は名無しである：03/06/21 18:26

厳選サイト
http://pleasant.free-city.net/

324 ：吾輩は名無しである：03/06/22 00:59

四十七士が嫌いなのは何故ですか？

325 ：甘木鉄道 ◆GE4PDf1ZVM ：03/06/22 03:13

>324
固定ハンドル維持の為に失礼ながらこの話題に便乗します。
本当にすみません。

播州赤穂と岡山は、JR赤穂線で54.2km950円の距離ですね。
何かあるのでしょうか？

326 ：吾輩は名無しである：03/06/22 20:30

>>322でｶﾞｲｼｭﾂだが一病息災旧かなでした

327 ：吾輩は名無しである：03/06/24 21:05

黒澤明＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞百間

328 ：吾輩は名無しである：03/06/25 14:08

「一病息災」未読なのだが
百閒先生は「一病」どころか
いろいろと病気持ちだつた筈だ……。

329 ：吾輩は名無しである：03/06/25 18:28

まあ、無病息災の言葉に対して、
「一病息災」てな訳なんでしょう。

330 ：吾輩は名無しである：03/06/25 20:25

>>329
おい

331 ：甘木鉄道 ◆GE4PDf1ZVM ：03/06/26 00:04

内田百閒先生の新刊が発売させました。
http://www.chuko.co.jp/new/20036/204220.html
中公文庫新刊(平成15年6月25日発売)｢一病息災｣内田百閒　著
文庫判216ページ･本体762円＋税　ISBN4-12-204220-8 C1195

何か、｢中公文庫読むダッチ！ラリー｣なるプレゼント企画も実施されているようです。
http://www.chuko.co.jp/dacchi/

>326
今日書店に行って直接確かめる事が出来なかったので、内心心配していたのですが、
｢一病息災｣が旧仮名遣いであったとは、とても良い傾向です。
>309で嫌な予感がしていましたが、気のまわし過ぎに終わって何よりです。

332 ：吾輩は名無しである：03/06/27 09:19

『一病息災』読みました。
「ブロム･カリ」といふのは
どんな薬なのでしょう。「飲むと後で阿呆になる」
ところからブロムワレリル尿素(眠剤の一種)かとも
想像したのですが……ちと調べてみませう。

333 ：332：03/06/27 09:42

ブロムコサール(去痰剤)と
ブロムペリドール(ドパミン遮断剤≒分裂病薬)
あと写真の現像でブロムがなんたらかんたら
　どうも要領を得ません。
要は自律神経失調症だつたんでせう。

334 ：吾輩は名無しである：03/06/27 20:36

ブロムワレリル尿素だと、アタラックスＰが市販されていますね。
わたしも一時期よく飲んでました。
薬局で買えるんですもの。

335 ：吾輩は名無しである：03/06/30 09:02

>>334
アタＰはパモ酸(塩酸)ヒドロキシジンで
抗ヒスタミン系の副作用として眠気をさそう薬です。
ブロムワレリル尿素剤としてはリスロン(販売停止)、
ウット、ネオググなどが御座います。……しかし
百閒先生にはデパスかハルシオンあたりを
処方したいところですね。今更間に合いませんけど。

336 ：吾輩は名無しである：03/07/03 19:55

>>335
http://tmp.2ch.net/ihou/
巣へ戻りましょう。

337 ：吾輩は名無しである：03/07/08 00:09

『一病息災』買いました。
あんな、薄くて大きな字でなんで800円もするんだろう。
先生がご存命なら印税がはいるし、まあいいかって
思えるんだけど・・・。
気を取り直してこれから読みます。

338 ：甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：03/07/08 04:42

月が変わったので、また固定ハンドルネームのIDが変わるかもしれませんが、
これまでの｢甘木鉄道｣と同一人物です。宜しくお願いいたします。
>337
内田百閒先生も内田こい夫人も共に亡くなられていますが、
ノラの英文チラシを製作した娘の多美野さん達、先生のお子様がご健在のうちは、
著作権料は法定相続人である彼女等に支払われます。

もっとも私はそれと関係なく、平成15年に旧仮名遣いの新しい文庫本を
出版してくれた中央公論新社に、感謝を込めて数百円支払って惜しくないと思います。

339 ：贋作我が輩は無名である｡：03/07/08 06:04

昔､模試の現代文で､百けん先生が広島で原爆の感想を聞かれて怒るという随筆を読んだけど､全集みてもわからなかった｡題名だれか教えてください｡

340 ：吾輩は名無しである：03/07/08 11:29

>>339
それは「第？」阿呆列車の途中の話だつた
とだけ記憶してをります。阿呆列車を
通覧してみたら如何でせう。

341 ：贋作我が輩は無名である｡：03/07/08 22:28

340さん､ありがたう御座います｡さっそく阿呆｡みてみます｡

342 ：335：03/07/09 13:36

>336
うるせいやい、百閒の糞和尚、馬鹿爺。
玄関の靴を蹴散らかして行つてやる。
ついでに何の味もついてない豆腐を
半丁よりもつとそのまま喰らはせてやるからな。

343 ：吾輩は名無しである：03/07/11 10:35

>>324
年寄り独りを、大勢で寄つてたかつて殺す
といふのが気に喰はなかつたのだらう(丸谷才一の説)。
　
私見では「雌伏して主君の仇討ち」といふのが
百閒先生の癪に障つたのでせう。衝動的に
殺すんなら是としたんぢやないでせうか。

344 ：甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：03/07/14 04:21

>>325です。
>343
成る程百閒先生は論理的ですね。
また一つ脳味噌のしわが増えました。
ご教授感謝します。

345 ：山崎渉：03/07/15 09:05

　__∧＿∧_
　|（　　＾＾）|　＜寝るぽ（＾＾）
　|＼⌒⌒⌒＼
　＼ |⌒⌒⌒~|　　　　　　　　　山崎渉
　　 ~￣￣￣￣

346 ：吾輩は名無しである：03/07/15 13:00

ちつとやそつとの。

347 ：アビシニア：03/07/18 08:56

ノラや。

348 ：吾輩は名無しである：03/07/18 09:27

ニヤア。

349 ：甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：03/07/19 04:56

クルツは、百閒先生のお庭の下で今でも丸まっているのでしょうね。

350 ：吾輩は名無しである：03/07/20 09:44

九州で大雨が降ると読み返す雷九州阿房列車

351 ：吾輩は名無しである：03/07/20 17:07

ちくま文庫はなぜあんなに高いのだろうか。
あと、現代仮名遣いだとかえって読みづらく感じる。

352 ：吾輩は名無しである：03/07/20 21:55

原文通りのかなづかいのものをたまたま手にとった人が読んだにしても
百閒の文章なら読みづらいとか違和感を感じるとかということはないように思う

353 ：吾輩は名無しである：03/07/20 22:18

「私は未だ『一病息災』を買ひ求めてはいない」
「思考し難き事である」
「書店へ行く機会が、私を恵まないのである」
「可能な限り早く、買ひ求むる可きである」

354 ：吾輩は名無しである：03/07/20 22:34

>>353
おお、何人がそれを信ずるであらうか

355 ：吾輩は名無しである：03/07/21 00:12

>352
たしかに、「一病息災」読んでて全然違和感感じないどころか
ん？どっちでかいてあるんだっけ、と思った。
仮名遣いよりは、漢字が旧字か新字かで読みやすさは左右される
んじゃないかな。あと文庫で文字大きすぎるとかえって読みにくい。

356 ：吾輩は名無しである：03/07/23 16:56

百鬼園戦後日記（上下）　　　　　2500園也
百鬼園日記帳（論創社版）初版　1400園也

やつほー、嬉しいな。

357 ：吾輩は名無しである：03/07/24 23:15

>>356
羨ましい。
オイラ、旺文社版の日記帳すら入手できないよ…

358 ：吾輩は名無しである：03/07/25 19:52

わあ、凄い土砂降りになつてきた。
私の住居するアパアトのちかくに良く馴れた野良猫が居て、
雨が降つても平気で道端をうろヘしていますが、
このやうな大雨では彼の身体が案じられる。
びしょ濡れでコムビニの軒下にしゃがんで居るのだらふか。可哀想だな。

359 ：吾輩は名無しである：03/07/26 20:16

『山高帽子』についてはどう思われますか？

360 ：吾輩は名無しである：03/07/28 20:33

山本直樹がカヴァーしたやつ

361 ：阿呆停車：03/07/30 12:24

お酒をお燗して魔法瓶に入れて、
何処へ行くといふあても無いので
そのまま茶の間で飲んだ。やつぱり
汽車に乗らなきや話にならない。

362 ：吾輩は名無しである：03/07/30 14:17

麹町の百閒先生の家ってどのへんですか？
防衛庁の横あたり？
合羽坂下という地名は中央大学前にありますが‥。

363 ：吾輩は名無しである：03/08/01 01:07

「ノラや」は最初読んだときは「ネコかわええ・じいさん可哀想」くらいの
感想しか抱けなかった自分だが、時がたって読み直すと「老人の孤独・終わりゆく
人生の哀しみ」が痛いほど胸にせまる。もっと年寄りになったときまた
読むと、さらなる発見があるのかも。

364 ：吾輩は名無しである：03/08/01 10:19

全24巻か。

365 ：内田百閒集成　続刊決定：03/08/01 11:56

第2期（第13巻～第24巻）
13 たらちおの記
幼年時代、ふるさと岡山、父母の記憶をつづった随想集
14 居候匆々
谷中安規の魅力的な版画と共に贈る唯一の童話集
15 蜻蛉玉
鳥や生き物、琴や音楽についてのアンソロジー
16 残夢三昧
怖い雷や空襲、とどちらかというと好きな火事の話
17 うつつにぞ見る
忘れがたき人物に関するエッセイ集
18 百鬼園俳句帖
『百鬼園俳句帖』と随筆、座談会
19 忙中謝客
東京の家のこと、また東京の街並み
20 百鬼園日記帖
『百鬼園日記帖』『続百鬼園日記帖』を合わせて
21 深夜の初会
精選座談集
22 東京焼尽
昭和十九年から昭和二十年八月までの東京の記録
23 百鬼園戦後日記
『東京焼尽』以後、昭和二十二年まで
24 百鬼園写真帖
新資料を入れたオリジナル写真帖

366 ：吾輩は名無しである：03/08/01 12:43

欲しいけれど錬金術の目途も立たない。
ウラメシヤ。

367 ：山崎渉：03/08/01 23:53

（＾＾）

368 ：吾輩は名無しである：03/08/02 17:40

でも毎月千円ずつですよ。
これはうれしい。

369 ：吾輩は名無しである：03/08/03 02:39

集成24巻って全集とは違うの？
これで一応全集になるのかいな？

370 ：369：03/08/03 02:41

あ、阿房列車の続きがない……

371 ：吾輩は名無しである：03/08/03 22:20

>>370
新潮が出すからそちらで。

372 ：吾輩は名無しである：03/08/03 22:50

やっと1年に渡る「毎月1000円（＋α）」から
逃れられると思ったのに。
しかも、24巻になっても全集にならないという、
この歯がゆさ。

373 ：吾輩は名無しである：03/08/04 23:00

>>371
ちくまで読みたい。ちくまが好きだ。
全集だせ。

374 ：吾輩は名無しである：03/08/04 23:02

わかった、中公で全集出せ。

375 ：Air1Aai203.ngn.mesh.ad.jp：03/08/06 19:13

好きだ。

376 ：ハンプティD ◆aDkL1SAMec ：03/08/06 19:40

>>375
気持ちが伝わってきたよ、ｴｴ、それはもうﾋｼﾋｼと。

377 ：吾輩は名無しである：03/08/06 22:52

>>359
個人的には、内田百閒と聞いて
まず最初に思い浮かべるのが「山高帽子」。
この短編を前提にして、他の作品を読んでるけど。

378 ：吾輩は名無しである：03/08/06 23:32

明日、遊就館に行ってきます

379 ：吾輩は名無しである：03/08/08 21:54

戦後日記と写真帖がうれしいやね

厩橋の高利貸しの家、今じゃさっぱりわかんないね

380 ：贋作吾輩は名無しである：03/08/09 18:23

スレ住人のデフォルト名無しはこれで行きましょう（ｗ

381 ：贋作吾輩は名無しである：03/08/10 00:00

>>380
グッドアイデア。

「山高帽子」は遊び心が好き。「おからでシャムパン」とかも。

382 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：03/08/10 03:31

>380
私も良い考えだと思います。
従って改名しますが、例によっていつもの甘木鉄道ですから、
お間違えの無い様に願います。

>381
おからでシャムパンとか、ピールカマンチャンとか、
百閒先生は言葉遊びのような随筆も好きですね。

383 ：贋作吾輩は名無しである：03/08/10 10:26

言葉遊びと言えば、
「七体百鬼園」での名付け方なんか
面白いですよね。

384 ：吾輩は名無しである：03/08/12 02:55

数年前に無絃琴をスルーして以来、めぐり会わない。
あのときの漏れ、なんで2000円持っていなかったのだろう。

385 ：吾輩は名無しである：03/08/13 21:54

http://www.murasakishikibu.co.jp/oldbook/sgenji.html
http://www.kosho.or.jp/servlet/bookselect.Menu
ヒットします無絃琴

386 ：384：03/08/14 05:53

>>385
ありがとう。単行本で2000円って安かったんだな。きれいだったし。
貧乏高校生だった自分がうらめしいよ。

387 ：山崎渉：03/08/15 09:22

　　　 (⌒V⌒)
　　　│ ＾＾ │＜これからも僕を応援して下さいね（＾＾）。
　　⊂|　　　　|つ
　　　（＿）（＿）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山崎パン

388 ：贋作我輩は名無しである：03/08/15 09:36

>>380に敬意を表して記念カキコ

389 ：吾輩は名無しである：03/08/15 14:25

あげろや

390 ：贋作我輩ハ名無シデアル：03/08/15 19:14

ttp://www.kamakuraham-tomioka.co.jp/100nen.html
百閒先生が横須賀海軍兵学校の帰り道、芥川龍之介とよく食べた「サンドヰッチ辨當」
の画像があります。「ハマクラカムのサンドヰッチ♪」と楽しみにしてたのに、
思いっきり轢死体が窓の外を飛んでいくのを目撃し、食べられなくなってしまった。
かわいそうな百閒先生（ｗ

391 ：贋作我輩ハ名無シデアル：03/08/16 10:26

法政大学のページ
http://www.hosei.ac.jp/gaiyo/kousya.html
百聞になってるけどまあいいや
岡山朝日高校のサイトには名前は出てないですもん

392 ：吾輩は名無しである：03/08/18 04:55

>>390
是非読みたいのでタイトルと収録本を教えて！

393 ：贋作我輩ハ名無シデアル：03/08/18 19:42

凸凹道に収録の「非常汽笛」

394 ：吾輩は名無しである：03/08/18 19:51

世の中に　人の来るこそ　楽しけれ　とは言うものの　お前ではなし

395 ：吾輩は名無しである：03/08/18 21:16

『居候匆々』　六興出版　初版　帯あり　950円也

396 ：吾輩は名無しである：03/08/18 22:38

>>394
もう来ねえよ

397 ：吾輩は名無しである：03/08/19 02:38

>>393
thanks

398 ：贋作我輩ハ名無シデアル：03/08/20 22:51

>>396
まあさう言はずに、一寸国民酒場へでも行かうぢゃないか貴君。

399 ：贋作吾輩は名無しである：03/08/21 21:29

ちくまの帯が好き

400 ：贋作我輩ハ名無シデアル：03/08/21 23:04

天然自笑軒の跡地はどのあたりなのかご教示ください

401 ：吾輩は名無しである：03/08/22 19:22

＞３９９
いいですよね。カラフルで。
コピーもいかしている。

402 ：吾輩は名無しである：03/08/24 23:27

百？

403 ：吾輩は名無しである：03/08/24 23:37

　　　百閒

404 ：題名わすれた( ﾟдﾟ)：03/08/26 08:58

国民酒場に行列して郵船の
百閒先生に配給の酒を酌んでくる
店童の末路が痛々しい。有り難く
頂戴して後でそれがどんなに
大事な酒だったか回想してる。

405 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：03/08/28 02:12

>404
日本郵船会社内田嘱託付き店童(秘書)といえば中野君でした。

国民酒場という名の配給所に、寒風吹く中を仕事の帰りに毎日並んでくじを引き、
何日かに一回当選して日本酒購入権を引き当てると、
内田嘱託に献上していた中野君。
悲しい事にそんな無理と第二次大戦中･終戦直後の栄養失調が重なって、
中野君は十代の若い命を終わらせてしまいました。

ある意味百閒先生に、こひ夫人と並んで一番尽くしてくれた人は、中野君だと思います。
合掌

ところで、>>331で紹介した｢一病息災｣をやっと購入することが出来ました。
そのうち読後感想を書きたいと思います。

406 ：吾輩は名無しである：03/08/29 11:06

ドイツ語の個人教授を受けに通つてゐたのが
震災で亡くなり位牌を鍋で煮られる
女性の話（「長春薫」だつたかな）も
つらい文章ですね。

407 ：吾輩は名無しである：03/08/29 22:34

＞４０４
｢一本七勺」ですね。
「タンタルス」にありました。

それにしても何でちくまは題材によって編集しているのだろう？
「タンタルス」だったら酒、飛行機、船ものといったように。
面白い試みだが、同じものが続くと飽きるときがある。

408 ：吾輩は名無しである：03/08/31 21:04

長野初さんの霊を慰めようと思ったわけではないですが
被服廠跡の東京都慰霊堂に行ってきました
慰霊堂自体、百閒が何度かお参りに来たままの建物でして

409 ：吾輩は名無しである：03/08/31 23:48

ぷッくんたたたぽうぽ

410 ：吾輩は名無しである：03/09/01 21:12

クロネコブックサービスで検索したら出てきたんで
平山三郎著『内田百閒の本』『続・内田百閒の本』を
買ってみたよ。ただいま送料無料。「こつう豆本」て何だか
同人誌みたいな手作りの香の漂う作りだね。ちっちゃくて
かわいいなあ。ちょうどハガキを半分に折ったサイズ。

411 ：吾輩は名無しである：03/09/01 23:52

外から見えるんですつて

412 ：吾輩は名無しである：03/09/02 09:19

>411
掘建て小屋のトイレの事でせうか。
煙草を分けて貰へない腹いせに
囲ひのブリキ板を持つてかれた話？

413 ：吾輩は名無しである：03/09/04 20:13

佐藤春夫との絶交は
生涯続いたのかどうなのか

414 ：きのさんたまりあ：03/09/04 21:47

　なのさにいのさってんか　ぜのさんぜん　わのさからない
　
　１０１とのさったでまあ　あのさせらず　ゆのさっくり　いのさこう！

415 ：吾輩は名無しである：03/09/05 10:17

>414
ジャンキー大山が何故このスレに(ﾟдﾟ)？

416 ：吾輩は名無しである：03/09/06 02:29

>>412
お隣で人殺しが

417 ：吾輩は名無しである：03/09/08 23:50

二階から虎列刺が

418 ：吾輩は名無しである：03/09/09 09:11

猫喇叭が

419 ：贋作吾輩は名無しである：03/09/09 20:23

シヤムパムが

420 ：吾輩は名無しである：03/09/10 01:06

アントレはオクセンツンゲの様です。もうよしませうか。

421 ：吾輩は名無しである：03/09/12 16:04

そら、いねごころって、わかりませんか

422 ：吾輩は名無しである：03/09/12 19:07

ちれれ雲

423 ：吾輩は名無しである：03/09/13 18:39

よめごころ

424 ：吾輩は名無しである：03/09/13 19:36

いねごころ

425 ：吾輩は名無しである：03/09/13 19:52

あツさり、しんぢめえ

426 ：吾輩は名無しである：03/09/17 23:37

米倉米倉

427 ：吾輩は名無しである：03/09/18 00:28

コレラが尻餅をついて生き返る

428 ：吾輩は名無しである：03/09/18 12:38

主治医の目の前で安心して
お酒の度を過ごして後で
家人にチクられる百閒先生

429 ：吾輩は名無しである：03/09/21 22:27

牛肉の原料は藁である。

430 ：吾輩は名無しである：03/09/23 02:32

南蛮鴃舌

431 ：吾輩は名無しである：03/09/25 10:48

>430
特定の人の外語なら良く通じる
といふのは英語について自分も
同様に思ふ。といつてもビデオや
DVDを視聴する時の話なんですが。

432 ：吾輩は名無しである：03/09/27 04:22

数年前にサラサーテの盤を読んだ。
短編集になってるけど、これって全編つながってるの？

夢の記録を付けていたんじゃないかと思えるような内容だったなぁと。

433 ：吾輩は名無しである：03/09/29 11:10

百閒って三島由紀夫の切腹についてはどうコメントしてる？

三島の方では百閒を昭和文学最大の文章家として評価していたのに、百閒の方では三島を眼中に置いていなかったのかなぁ、と。

434 ：吾輩は名無しである：03/09/29 14:13

百閒先生は漱石、芥川いがいに
どんな本を読んでゐたのだらう。
自分の作品をしつこく読み直して
ゐたんぢやないかといふ気がする。

435 ：吾輩は名無しである：03/09/29 15:49

鈴木三重吉

436 ：吾輩は名無しである：03/09/30 09:43

>434
『柿の種』(お菓子ぢやないよ)なんかは
読んでゐても違和感がないんだがね。そもそも
百鬼園先生は書評といふものを書かなかつた
んぢやなからうか。浅学にして不詳(；ﾟдﾟ)

437 ：吾輩は名無しである：03/10/02 00:30

どなたか
芥川の本の宣伝のために撮られた
芥川といっしょに写っている活動写真
発掘して

438 ：吾輩は名無しである：03/10/04 16:35

浅草寺の境内でやってる
浅草奥山風景っていうイベントで
昔の物売りの声の大道芸やってて
オイチニの薬屋さんも歌ってた

439 ：吾輩は名無しである：03/10/07 02:03

百閒特集だってさ。

ttp://www.bunshun.co.jp/bungaku/bungaku.htm

440 ：純文学団長 ◆xyX.vGXBSY ：03/10/07 22:41

文学界おめでとうage

441 ：吾輩は名無しである：03/10/08 01:08

一度も手に取ってもないのに
伺うのも横着な話ですが、
内田先生の作品のおもしろさってどのあたりなのでしょうか？
以前からいきつけの古本屋でその名を見るので気になっております。

442 ：吾輩は名無しである：03/10/08 01:56

>>441
漏れが惹かれるとこは……
小説は雰囲気。エッセイは百間のキャラクタとユーモアかな。

443 ：翠佛：03/10/08 02:02

>>441
兎に角格好の良い文章。

444 ：吾輩は名無しである：03/10/08 08:11

幻想小説の長篇モノは書いてないんですか？

445 ：吾輩は名無しである：03/10/08 09:07

>444
長編じゃないけれど短編集なら
東京十話とかいうのがありまつ。

446 ：吾輩は名無しである：03/10/08 21:52

東京日記だろ

447 ：吾輩は名無しである：03/10/09 00:05

>>441
いくら読んでも実益のないところ

448 ：吾輩は名無しである：03/10/09 00:51

文學界『内田百ケンに読み耽る』を読み流した。
いろんな者が書いているが、随筆の中でたったひとりだけ
呼び捨てにせず「百ケン先生」と書いているのがいた。
俺にとって「先生」は当然なんだが、この人以外は
呼び捨てなのが気に入らん。

449 ：吾輩は名無しである：03/10/09 00:57

しかも、百ケン先生に対して、全文、敬語だ。
俺としては当然なんだが。
若合春侑とかいうやつの随筆。

450 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：03/10/09 02:06

このスレには久々カキコさせて頂きます。
>448
日本の学者や知識人といわれる人々は、昔から亡くなった人を取り上げるときに、
自分が個人をどう思っていたかとか、個人の身分とかに関わらず、
なぜか敬称を省く慣習があるようです。
論文で昔の天皇を書くときも、「明治天皇」と書いて、陛下と付けるのを省くように。
内田百閒先生も既に亡くなられた方なので、
｢文学界｣に書いた彼らも｢先生｣という敬称を省いたのかも知れません。

でも私は、内田百間という方を、今もお慕い申し上げているので、
｢先生｣という言葉をこれからも付けてお呼びしたいと思います。

451 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：03/10/09 02:10

>450の10行目が、｢内田百間｣になっていました。
もちろん正しくは｢内田百閒｣です。
訂正して、このスレをご覧の皆様と内田百閒先生にお詫び致します。
済みませんでした。

452 ：吾輩は名無しである：03/10/09 04:22

幅を勘定して百間なのですから、
百間でも間違いではない、
「間」といふ単位の問題であるし、
どうせパソコンとやらには出せないのだから、
かまはず使ひなさい、と言ってくれないかな、百鬼園先生

453 ：吾輩は名無しである：03/10/09 07:10

>>448
「読み流した」というのはおかしいのではないか？
「流し読みした」と書くべきではないか？

454 ：吾輩は名無しである：03/10/09 08:45

先生つけないのはふつうじゃないかね
鳥山明先生にはげましのおたよりを出そうじゃないんだから

455 ：百鬼園倶楽部：03/10/09 23:27

文学界の特集、まだ見ていないけど楽しみです。

ところで岡山にデジタルミュージアムが出来る予定で、その中に百閒が取り上げられます。楽しみにしてください。今我々は忙しく、そのコンテンツを作っています

456 ：吾輩は名無しである：03/10/10 23:41

門弟でもないのに「先生」なぞ使うのは失礼ではないか。

457 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：03/10/13 21:36

>456
百閒先生に｢先生｣とお呼びして良いか尋ねる事が可能だったら宜しいのですが、
鬼籍に入られて数十年経っている訳ですから･･･
また時代が合っていたとしても、先生を直接禁客寺に尋ねに行く事も憚られますし･･･
漏れは、百閒先生に無断ではありますが、尊敬の意味を込めてそうお呼びしたいです。

458 ：吾輩は名無しである：03/10/15 11:59

ttp://www.nhk.or.jp/meisaku/pocketm041.html

あぁぁぁぁぁっ。見逃したーーーーーーーっ。

459 ：贋作我輩ハ名無シデアル：03/10/15 23:27

デヂタルミュウゼアムとは、すなはち狸の幻燈の如き物か。

460 ：吾輩は名無しである：03/10/17 00:48

百間先生の若い頃の写真はじめてみたけどハンサムだね、
小さい写真だけどキムタクかとおもたよ

461 ：吾輩は名無しである：03/10/17 04:58

>>460
修正してある分、さっ引いてもハンサムさんですね。

462 ：吾輩は名無しである：03/10/17 18:54

文学界の対談はなかなか面白かったです。

463 ：吾輩は名無しである：03/10/20 22:22

冥途みたいにさ、記憶喪失的で誰とも関係してない主人公って他の作家の作品にある？

464 ：吾輩は名無しである：03/10/21 01:00

尽頭子の意味って何だろ？

465 ：贋作我輩ハ名無シデアル：03/10/22 01:34

文学界で紅野とかいうおっさんが「無塩」という言葉について『…おそらく
古語であり…いまはローカルな言語にすぎず云々』とかいってるけど、
スーパーに行けば「無塩バター」って普通に売ってるじゃん。お菓子の好きな
少女ならだれでも知っているような言葉も知らずに水俣がどーとか妄想を
くりくり広げているとは実にもって閉口なり。教養不足ですな。

466 ：かをる＠半可通 ◆NBno.OXOXo ：03/10/22 20:36

>>465
「ぶえん」と「むえん」は意味が違うよ。
バターのほうは「むえん」ではないでしょうか？

467 ：吾輩は名無しである：03/10/22 22:14

「無塩」(ぶえん)ってよく見るけどどういう意味？

468 ：吾輩は名無しである：03/10/23 14:05

>>467 検索すれば一発だぞ

ぶえん【無塩】

(1)塩気のないこと。生(なま)のままで塩漬けしてないこと。特に、魚介類が新鮮であること。
「何も新しきものを―といふと心得て/平家 8」
(2)鮮魚。生魚。
「こいつは―だ/滑稽本・膝栗毛 3」
(3)無垢なこと。うぶな人。
「―のお娘の手いらずを/人情本・梅児誉美（初）」
(4)〔中国、斉の宣王の夫人が醜く、出身地の地名から無塩女と呼ばれたことから〕醜い女。醜女。
「―のお多福お目出たい先払/柳多留 82」

三省堂提供「大辞林第二版」より

469 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：03/10/24 04:02

>>458
漏れも見逃してしまいますた。
でも横手の旅館よりも、八代の松濱軒の方がお気に入りであったと思いますね。

もっともNHK仙台放送局制作の番組だった事を考えると、
止むを得ないのなら、即ち仕方が無いのでしょうか。

470 ：吾輩は名無しである：03/10/25 18:23

しんちょうもの第二阿房列車は来月？

471 ：吾輩は名無しである：03/10/25 18:24

新潮の

472 ：吾輩は名無しである：03/10/26 00:31

朝日新聞土曜版Beの「ことばの旅人」
来週は内田百間なので楽しみ

473 ：吾輩は名無しである：03/10/26 02:43

訳の分からん無意味語が取りあげられてたらいいな＞朝日土曜版

474 ：吾輩は名無しである：03/10/26 15:47

「冥途」のタイトルの意味って何なんだろ？
表題となってる同タイトルの短編では死んだ(？)お父さんが出てるって感じだけど、
全短編に漂う死とかあの世のイメージを表してるのかなあ？
死んだ(生まれてこなかった)お兄さんが出てくる話や疫病神に取り付かれて死んでいく話とかもあるけど、主人公は怖い目に会うだけで基本的に死とは関係なくないですか？
女の人にうなじに噛付かれるだけとか、間男に奥さんを取られるとか。

最近百間作品に出会ったばかりの新参者なんですが、何か妙に「冥途」ってタイトルが不吉で気になります。皆さんはどう解釈してますか？どうぞ教えてやってくださいまし。

475 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：03/10/27 03:17

>470
新潮社文庫11月の新刊
http://www.shinchosha.co.jp/bunko/sokuho.html
>472
ことばの旅人予想リンク先
http://www.be.asahi.com/e.html

取り急ぎご報告まで。

476 ：贋作吾輩は名無しである：03/10/31 18:31

>>475
400円？

477 ：吾輩は名無しである：03/10/31 19:19

梟先生に出ている豊坂に行ってみた
ペンキや休むの文句は当然ながらなかった

478 ：原作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：03/11/03 03:36

｢ことばの旅人｣WEBにアップされました。
http://www.be.asahi.com/20031101/W21/0017.html

>476
>475をご覧になれば分かると思ったのですが、補足します。
400円は本体価格です。
消費税20円をプラスした販売価格は420円になります。

479 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：03/11/03 03:53

>478でコテハンを間違えるなんてどうかしてますね。
リンク先コピーの関係でIEを使用して投稿した時に誤って入力しまいました。
もちろん私のコテハンは｢贋作｣ですので、訂正してお詫び申し上げると共に、
今後もよろしくお願いいたします。
ちなみに、この文章はいつもの様に、A BONEを使用して投稿したものです。

480 ：吾輩は名無しである：03/11/04 12:42

白子って、どう読むの？しらこ？しらす？
教えてくれ。
どっちでも変換しやがるんだが。

481 ：吾輩は名無しである：03/11/04 13:13

モノによって読み方が変わる。
どちらも食い物なので文脈では判断しにくいかも。

http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%C7%F2%BB%D2&kind=jn&mode=0&base=1&row=0
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%C7%F2%BB%D2&kind=jn&mode=0&base=1&row=2

482 ：吾輩は名無しである：03/11/04 15:28

アルビノのことでしょ。しらこだよ。
読んでわからないの？何だと思ってたの？

483 ：吾輩は名無しである：03/11/08 03:30

アルビノ市

484 ：吾輩は名無しである：03/11/08 14:34

アルビノ市立関東ローム層大学

485 ：吾輩は名無しである：03/11/10 11:19

労務層を産出する大学か？
百閒先生と何の関係が？

486 ：我輩は名無しである：03/11/11 03:53

>>484
伊集院厨は巣穴に戻りましょう。
ディレイのコーナーでも考えていて下さいね。

>>485
TBSラジオで月曜日深夜の25時から27時まで
（つまり火曜日の未明1時から3時）放送している、
「月曜JUNK・伊集院光　深夜の馬鹿力」
の番組内の一コーナーに登場した架空の大学名です。
（コーナー放送当時は番組名がちょっと違ったけれど、今も内容は、似たようなものです。）
正確には「あきる野市立関東ローム層大学」合唱団という名の番組スタッフが、
歌うという前提で、リスナーから馬鹿な歌詞を募集するというコーナーでした。
後に本物の大学の合唱団に所属するリスナーに出演してもらった事もありました。

もちろん百閒先生とは、全く関係がありません。

487 ：吾輩は名無しである：03/11/13 11:58

居候匆々の作者の言葉がｶｺｲｲ!
ところで匆々って、涙そうそうのそうそうと一緒？

488 ：吾輩は名無しである：03/11/16 21:51

河出の文藝別冊から百閒特集が出る由。

>>486
おまえ、百閒ファンを今すぐやめろ。伊集院リスナーのくせして、百閒ファンとはふざけた奴だ。

489 ：吾輩は名無しである：03/11/18 12:38

百閒先生は幼少年時にオルガンを弾いてゐたといふが
何を弾いてゐたのだらうか。童謡、唱歌の類かな。
バッハのフーガなんか弾いてゐたとしたら神だ！

後年バッハのヴァイオリンの演奏会には
行つてゐるやうですがね。ヌ公との話に
出てきますな。

490 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：03/11/19 02:03

>489
山葉のオルガンを思い出しました。
ちなみに「やまばのオルガン」と読みます。

491 ：吾輩は名無しである：03/11/20 09:02

「やまは」か「やまば」か
「きんたいち」か「きんんだいち」か
「ちーす」か「ちーず」か
百閒先生は疎かにはしないのであつた。

492 ：吾輩は名無しである：03/11/20 22:39

>>490 >>491
そうか。山葉はＹＡＭＡＨＡだったのか。

493 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：03/11/21 04:19

鉄道唱歌を演奏してくれるサイトを発見しました。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Cosmos/9263/odisan/tetudou.html

494 ：吾輩は名無しである：03/11/21 12:45

背中がむず痒くなってくるスレだ

495 ：吾輩は名無しである：03/11/21 12:58

百閒って三島自決の翌年に亡くなってるようだけど、三島事件について百閒は何もコメントしなかったのかな。

496 ：吾輩は名無しである：03/11/22 23:24

昭45年夏の「猫が口を利いた」を最後に、
百鬼園随筆の連載は途切れていますから、
年末の三島事件への公式なコメントはないかと
思われます。

497 ：吾輩は名無しである：03/11/23 20:35

三島は百閒を「昭和文学最高の文章家」と絶賛していたね。

498 ：吾輩は名無しである：03/11/23 22:12

どうでもいいやろ。

499 ：吾輩は名無しである：03/11/23 22:32

昭和の途中で自殺した作家にぐたぐたいわれたくないなー

500 ：吾輩は名無しである：03/11/24 06:21

あれは自殺というより自爆だがなw

501 ：吾輩は名無しである：03/11/24 15:32

むしろ乱心というべきか

502 ：吾輩は名無しである：03/12/04 04:38

ネットでフリーで読める小説って無いの？
まだ著作権切れてない？

503 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：03/12/04 05:11

>501
内田百閒先生が逝去されたのは、>>1にあるとおり1971年(昭和46年)です。
今年2003年（平成15年）から数えて、まだ32年です。
当然著作権はまだ切れていません。

また現在も発売され続けている文庫本等は、
改めて出版社の出版契約権が設定されますので、
その著作物の無断引用はできません。

>501さんが、あくまでも「ネットでフリーで読める小説」にこだわるのであれば、
作者の名前を検索エンジンで調べてみてください。
あまりお勧めできませんが、あらすじ程度が分かるサイトが幾つか見つかるはずです。

最も簡単で、法律的にも問題ないのは、図書館に行く事ですね。

504 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：03/12/04 05:14

>503の返事は、>502さんに対してのものでした。>501さんではありません。

訂正してお詫びいたします。＿|￣|○

505 ：吾輩は名無しである：03/12/05 00:47

ミスリンクもまた２ｃｈの醍醐味

506 ：吾輩は名無しである：03/12/05 04:17

今さらだけど、百閒先生は（おぉ「ひゃっけんせんせい」で一発変換）どうしてあんなに借金だらけだったんですか。

いろいろな学校で教えていたし、教師の給料ってそんなに低いものじゃないと思うんですが。
やっぱり「二つの竈」のせい?

507 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：03/12/05 05:20

>506
私も百閒先生の作品すべてを読了したわけではないので、
必ずしも正確な解答ではないと思われますが・・・

百閒先生が高利貸の追及を逃れて早稲田ホテルに居られた時期は、
まさに「二つの竈」の時期と一致します。
百閒先生がご自分の作品に、借金が溜まってしまった理由を、
はっきりと書かれたことは無かったと記憶していますが、
恐らく>506さんの推測で当たっているものと思われます。

さて、昨晩は麹町で講談を聞く機会があったので、
早めに市ヶ谷駅に到着して、六番町の先生旧宅跡を歩いてみました。
さすがに六畳御殿の影すらありませんでしたが、
東京中華学校の前に立ち止まって、思いっきり空気を吸ってきました。

508 ：吾輩は名無しである：03/12/05 05:27

吉行淳之介の実家がすぐ近所ですな。吉行あぐり・和子・理恵母子はひょっとしたら
今でもまだ市ヶ谷の駅前に住んでるんですかね。

509 ：吾輩は名無しである：03/12/08 23:02

おいおい
風船画伯の展覧会が渋谷の松濤美術館で開かれているってよ
ＮＨＫのニュースでいまやってた

510 ：吾輩は名無しである：03/12/08 23:06

http://www.city.shibuya.tokyo.jp/ku/est/guide/museum/20031209_taninaka.html

511 ：吾輩は名無しである：03/12/11 14:11

晩年(が長いんだけれど)まで新年会で
大ジョッキのビールを一気飲みしてた
百閒先生

512 ：吾輩は名無しである：03/12/13 19:19

http://mapbrowse.gsi.go.jp/cgi-bin/airphoto/photo.cgi?index=533945&group=USA10kKT&course=M377&num=64&size=normal

１９４７年７月の航空写真
番町小学校は確認できるが
さすがに小屋まではわからない

513 ：吾輩は名無しである：03/12/14 00:17

http://w3land.mlit.go.jp/Air/photo400/74/ckt-74-15/c28a/ckt-74-15_c28a_40.jpg

１９７４年
三畳御殿は何年くらいまであったのか知らないが
プールの裏になにかしらの建物が確認できる

514 ：吾輩は名無しである：03/12/15 09:20

恵比寿麦酒と麒麟麦酒(クラシックラガー)を
飲み較べてみた。確かに麒麟は連用には味が
あって厭きさうだ。もつとも昔とは双方、
味が変つてゐるんだらうけれど。

515 ：吾輩は名無しである：03/12/19 00:26

12/24　河出書房のムック文藝別冊内田百閒発売の由。

516 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：03/12/19 03:54

>515
こちらですね。
KAWADE夢ムック　文藝別冊　内田百閒
ISBN4-309-97667-0　9495　A5　／224頁　発売日 2003.12.18 　本体価格1,143円+税
http://www.kawade.co.jp/bookdata/bookdata.asp?ISBN=4309976670

517 ：吾輩は名無しである：03/12/21 02:49

山葉オルガンにある「心斎橋通北久宝寺町の楽器店」の「三木佐助楽器店」
てのは要するに今も心斎橋筋にある三木楽器のこと？

518 ：吾輩は名無しである：03/12/21 23:51

>>517
そのようですな。
ちなみに三木楽器は1825年(文政8年)創業。
創業当時は書籍業で明治21年から楽器販売を開始。

519 ：吾輩は名無しである：03/12/22 10:13

>516　表紙、
めずらしい写真ですな(初見)。

520 ：吾輩は名無しである：03/12/22 19:48

通販のソニーファミリークラブがやっている
ＣＤクラブ、カルチャーコースの今月の推薦盤
が百閒作品の朗読であることから、いっしょに
送ってくる冊子で３ページ特集されている
（庄司肇筆）

521 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：03/12/24 03:23

>519
>516の写真を、漏れは「百鬼園寫眞帳」で見ました。
ちなみに百閒先生が、飼っている目白を頭に載せている珍しい写真です。

522 ：吾輩は名無しである：03/12/24 03:52

しかし一世紀も経っていない小説なのになんでこんなに文体が古いんだろう。
日本って新しい言葉をどんどん生み出していくのがかっこいいみたいな風潮があるのかね。
美しい日本語を守って云々なんてことには興味ないけど古い小説が読みにくいのはとても面倒だな。

523 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：03/12/24 04:10

>>522さま
文体が古いと言われれば肯定するしかないでしょう。
明治18年生まれで、もう亡くなって32年も経つ作家ですから。

どうしても貴方に内田百閒の文体がが合わないのならば、
現存する人気ある作家の作品をお読み頂いた方が宜しいかと思われます。

ただ、そんな貴方にとって読みにくい過去の文体を持つ、
一作家の作品を大切に思う一団がこのスレを大切に思っている事だけは、
どうかご理解して頂きたいと思います。

524 ：吾輩は名無しである：03/12/24 06:50

一作家の文体云々じゃなくてその時代の文章が古くなってしまったのは
現代人の問題だ。ってことでは。

525 ：吾輩は名無しである：03/12/24 09:53

「ノラや」を購入しようと思っているのですが、
ちくま文庫と中公文庫はどちらがおすすめですか？
ちなみに内田百けん（マックだと文字化けして出ません・・・）は
初めて読みます。

526 ：吾輩は名無しである：03/12/24 18:07

>>523
どうもなんだ、あなたぁ嫌味な言い草をする人だね。

>>525
大きく分けて、ちくまは現代仮名遣い、中公は原文ママの歴史的仮名遣い、
それと収録作品が違うので、本屋で手にとって自分の好みで選んだほうが良い。
とはいえ私は原文に近い中公の方をお勧めしますね。

527 ：吾輩は名無しである：03/12/27 10:29

yatto 527 made tou著simasita.

528 ：吾輩は名無しである：03/12/27 11:06

sositeima 528 made tou著simasita.

529 ：吾輩は名無しである：03/12/27 11:21

旧字旧かな遣いだろうが新字新かな遣いだろうがやむを得なければやむを得ない。

530 ：吾輩は名無しである：03/12/28 16:51

KAWADE夢ムックを買ってきた。

531 ：贋作吾輩は名無しである：04/01/01 00:18

あけましておめでたう。

532 ：吾輩は名無しである：04/01/01 11:38

明日ウチで御慶の会やるんだけど、来るかおまいら？

533 ：吾輩は名無しである：04/01/01 22:36

>>532
借金返したの？

534 ：吾輩は名無しである：04/01/01 23:59

　百閒先生のお墓参りをしたいのですが、
何処に埋葬されているかご存知無いですか？

535 ：吾輩は名無しである：04/01/03 17:41

金剛寺
東京都中野区上高田４－９－８

536 ：吾輩は名無しである：04/01/08 01:20

今日古本屋で福武文庫「サラサーテの盤」を200円で買ったんだが妥当な値かね？

537 ：吾輩は名無しである：04/01/08 02:04

妥当。むしろ少々安い。

538 ：吾輩は名無しである：04/01/08 14:25

鶴　800円
エロ小説と一緒に買いました。
二階に腹ばいになって読むか。

539 ：吾輩は名無しである：04/01/11 01:27

五番町のほうの歩道にちょっとした案内板のようなものが
あったのだが・・・「邸宅」と・・・借家なのに

540 ：吾輩は名無しである：04/01/11 01:41

六番町のほうなら、後に池や離れまで造ったんだから
邸宅でいいのだけど

541 ：高野聖：04/01/13 09:25

今年読んだ本

百閒先生
露伴親子
一葉
みすゞ

大晦日から寝たきりなんで読む本が偏ってしまっているな・・・

542 ：吾輩は名無しである：04/01/18 05:26

漱石忌　戻れば屋根の暗きかな　百閒

543 ：吾輩は名無しである：04/01/19 10:05

新潮文庫『第二阿呆列車』表紙写真は
どういふ光景なのでせうか。どなたか
ご教示いただいけると有り難いです。

544 ：吾輩は名無しである：04/01/19 10:21

東京駅で一日駅長やったんだろ。
今は亡きＪＴＢ「旅」1月号で、阿川氏がその辺のエピソードを書いて棚。

545 ：吾輩は名無しである：04/01/19 11:09

それは『第一阿呆列車』の
表紙の写真のことでは？

546 ：贋作我輩ハ名無シデアル：04/01/19 20:59

「新日曜美術館」谷中安規特集みた。
いろんな小説家からきた手紙をつねに風呂敷包にして持ってたのは「仕事の
コネ」として使うことを想定してたんじゃないかな。　百閒先生のつけた
あだ名「風船画伯」にはあてもなく漂う哀感がこもってると思ったんだけど、
番組内では「ファンタジーと幻想の人」みたいな紹介してて、なんか違うと
思った。先生から画伯に宛てて書かれた手紙、読んでみたいな～。

547 ：吾輩は名無しである：04/01/20 02:04

背中が痒い

548 ：吾輩は名無しである：04/01/20 02:22

>546
会場には書簡類も展示してありました。
百閒先生が出したもの、谷中安規氏が出したものと
それぞれ読めるようになってましたよ。

佐藤春夫氏の手紙もあったけど達筆で読めなかった。

549 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：04/01/22 01:41

>545
新潮社文庫版・第一阿房列車の表紙については、私の>213のカキコをご覧下さい。

>543
第二阿房列車の表紙の直リンはこちらです。（発行時に紹介し忘れていました。）
http://shinchosya.co.jp/cgi-bin/webfind3.cfm?ISBN=135634-3

どういった写真か？というご質問ですが、
私も初見の写真ですので、正確には分かりません。

今手元に「第二阿房列車」がありませんので、
家でしっかり確認してから推量して見ます。

550 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：04/01/22 01:45

また間違えてしまいました。＿|￣|○

「第二阿房列車」の直リン訂正します。
http://shinchosha.co.jp/cgi-bin/webfind3.cfm?ISBN=135634-3

551 ：吾輩は名無しである：04/01/22 09:02

横浜駅で買った「代用米」のチャーハン
いかにも不味さうだが残りは捨てたのでせうか。
おにぎりなら遠方まで携帯していますよね。
あと一合ばかりのお酒を飲み残すのも不審。

552 ：吾輩は名無しである：04/01/22 14:00

>>551
先生は「お酒の味」と「酔う迄のひととき」が好きなので、
飲んでてお酒が不味くなったら、残りが半分だろうがほんの少しだろうが、
そこで止める自制心があったというか、「美味しく無いから止めた」って感じでは?

553 ：贋作我輩ハ名無シデアル：04/01/23 01:24

シウマイを買へばよかつたのに。

554 ：吾輩は名無しである：04/01/23 02:54

東京日記のトンカツを食べるくだり(まわりの客が全部獣だったという話)を読むと
無性にトンカツが食べたくなります

555 ：吾輩は名無しである：04/01/23 09:23

>552 なるほど。
それから百閒先生は飲むのと食べるのが必ず一緒なので
肝臓の方もわるくなかつたやうですね。酒量からいつて
腎臓より肝臓をやられさうですが。

556 ：吾輩は名無しである：04/01/23 10:00

藁鍋食いてー

557 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：04/01/24 02:03

>>549-550
「第二阿房列車」のブックカバー裏に「撮影　小石清」とありました。
また背景に写っている鉄道車両は、熊本客貨車区所属の「オハフ33型」3等客車です。

よってこの写真は、昭和32年7月「千丁の柳」の旅に同行した、
プロカメラマンの小石氏によって、鹿児島本線
八代駅プラットホームで撮影された事が分かります。

なぜなら私には、「千丁の柳」で百閒先生が八代駅以外に、
熊本県内の駅に降り立った記憶がありません。
もちろん熊本県外の駅にオハフ33連結の列車が、
たまたま入線した可能性も捨て切れませんが…

558 ：吾輩は名無しである：04/01/24 03:17

小石清ってのもなかなか渋い写真家なんだよな

559 ：吾輩は名無しである：04/01/24 23:31

自分は去年の夏に、

　●『脳内イメージと映像』（吉田直哉著、文春新書、710円）

に引用されていた「映像」「旅順入城式」の題材選びが凄く面白いなーと思い、
その時はそのまま忘れましたが、12月末に、

　●『日本人の帽子』（樋口覚著、講談社、2000年11月出版、3400円）

で「山高帽子」その他の文章に接して、一気にファンになりました。

『脳内イメージと幻想』では「キートンの探偵学入門」も取り上げられていて、
「旅順入城式」とは確か発表年が１年違いだったと思います。
『日本人の帽子』は中原中也の肖像写真や帽子の話が興味深かったです。

ところで、「磯辺の松」「柳検校の小閑」はどちらの題名が正しいのでしょう
か？

560 ：吾輩は名無しである：04/01/26 08:55

>557
ご教授有難うございます。

561 ：吾輩は名無しである：04/01/27 17:07

先生さんが２階で学生とお酒を飲んでいるうちに
板場でリスが死んだ石切橋のたもとのうなぎ屋、
まだあるんだね＝文中では橋本、屋号は「はし本」になってた
（南山壽のうなぎ屋もここだね）
入りにくそうな家じゃなかったから、
そのうち一献してこよう

562 ：贋作我輩ハ名無シデアル：04/02/02 17:06

ｳﾜｱｱﾝ風船画伯の展覧会逝き損ねたよう。不覚ナリ、涙セキアヘズ。

563 ：吾輩は名無しである：04/02/03 13:36

新潮文庫の第三阿房列車ﾏﾀﾞｰ?

564 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：04/02/04 03:32

>563さま

>>309のうち、下のリンク先によると、
3月1日辺りの発売が怪しいのですが、
新潮社ホームページではまだ未発表です。

565 ：吾輩は名無しである：04/02/05 02:51

新仮名じゃなあ。

566 ：吾輩は名無しである：04/02/07 12:22

旧仮名なんて、だるくて読んでらんない。

567 ：高校生です：04/02/11 21:33

続百鬼園随筆で、太宰って人物が出てくるんだけど、
太宰治のことではないですよね？
どうも、書いた年代的に、太宰治のことではないような気がするのですが。

568 ：吾輩は名無しである：04/02/11 23:09

それは太宰治ではなく、太宰施門という人です。
六高時代からの友人で（たしか帝大まで一緒に行ったはず）、後に歌舞伎評論家として活躍した人。
百閒はよく創作の偽名を使うことも多いですが、この人は本名です。
私も昔、この太宰氏の著書を古書店で購入してことがあります。
今はあまり昔の評論家としては知られてないですが、年配の評論家は知ってる、
みたいな感じでした。

569 ：567：04/02/12 00:07

>>568
速レスありがとうございます。
太宰ファンでもあるので、すごく気になってました。

570 ：あぼーん：あぼーん

あぼーん

571 ：吾輩は名無しである：04/02/12 22:13

昔芸能人著名人が好きな本を持ち寄って紹介するというテレビ番組があったのですが
そこで百間の小説である男の行動と同じ事を常に先回りして
実行する（席に座るとそいつの体温で席が生暖かい等）謎の男の
短編が紹介されてたような記憶があるのですが、
なんと言う小説か分かりますか？

紹介した人の名前もきれいさっぱり忘れてしまって
唯一覚えているのがｷﾑﾀｸが絵本（僕を探しに）を持ってきていたことだけです・・・

572 ：吾輩は名無しである：04/02/12 23:19

>>571
『冥途・旅順入場式』の短編「先行者」かな？

でもこれは主人公と先生(漱石っぽい)が
謎の目くらに先回りされる内容だから違うかも。

573 ：吾輩は名無しである：04/02/13 09:59

>>571
>>572
が仰っているように、「先行者」であっていると思います。
ビアホール（ミルクホールだったかも）に現れた謎の盲に
先生と私が先生宅に帰る道のりを先回りされる奇妙なお話。

八雲（盲）と漱石（先生）を引っかけたなんて、穿った読み方をされる人もいるようで。

574 ：吾輩は名無しである：04/02/13 15:08

http://www6.plala.or.jp/private-hp/samuraidamasii/tamasiitop/robotyuugoku/robo.jpg

575 ：吾輩は名無しである：04/02/15 11:03

test

576 ：吾輩は名無しである：04/02/16 16:26

ﾜﾗﾀ
http://that.2ch.net/test/read.cgi/gline/1074920301/206

577 ：吾輩は名無しである：04/02/16 16:49

>576
＞返済期限が伸びて、一年のときは造り酒屋の坊ちゃんだったのに、三年のときは米代のために借金とか泣くっしょ。

禿ﾜﾛﾀ

578 ：吾輩は名無しである：04/02/20 17:35

俺は「もっと見送れ。超見送れ」で死ぬかと思った。

579 ：吾輩は名無しである：04/02/23 17:38

ちくま文庫の百鬼園シリーズ高すぎまつ・・・

580 ：吾輩は名無しである：04/02/24 17:58

581 ：贋作我輩ハ名無シデアル：04/02/26 22:24

「ノラや」を「オナミダちゃうだい物」や「動物可愛いモノ」のやうな情感に
安易に流されてしまふことのない「映像詩」として映画化・テレビプログラム化
できる作家は居ないのだらふか。

582 ：吾輩は名無しである：04/02/27 09:09

>581
鈴木清順監督？

　ｵｾｯｶｲ　だらふ×　だらう○

583 ：吾輩は名無しである：04/02/27 09:48

｢とおぼえ｣をディビィッド・リンチで撮って欲しい

584 ：吾輩は名無しである：04/03/03 03:21

明日は雛の節句。「御馳走帖」を参考にして、散らし寿司を作ろうかなと
思ったら「酒酢のなかに鯛のおつくりを入れて一晩置き」まにあわないよ～
でも２２種類の具いりの寿司、贅沢な食べ物だと思う。

585 ：吾輩は名無しである：04/03/03 22:50

岡山の二大作家

内田百閒センセイ

岩井志麻子センセイ

これで決まりだな。

586 ：吾輩は名無しである：04/03/03 22:54

山尾悠子センセイは？

587 ：吾輩は名無しである：04/03/03 23:15

>>585 明らかにスレ違いだが「いしいひさいち先生」も押したい

588 ：吾輩は名無しである：04/03/04 23:30

アンソロジーじゃなくて、ね
そのまんま出してもらいたいんだ

589 ：吾輩は名無しである：04/03/05 00:05

そういえば昔六興出版が『王様の背中』の初版本復刻してたな

590 ：吾輩は名無しである：04/03/05 09:08

とある本屋で集成がずらずら並んゐるのを目にした。
「無駄遣ひではない！」と自分に言ひきかせ一纏めに
買つてしまふことにした。弐万円でおつりが来るだらう。
今日、帰りに決行する。

591 ：吾輩は名無しである：04/03/06 06:59

青年館の玄関から自動車に乗ってどんどん帰っていった、
ソプラノ歌手の早川美奈子こと平井美奈さんがお亡くなりに
なりました。
享年101才。

592 ：吾輩は名無しである：04/03/07 00:41

文学以外では旧国鉄と音楽関係の知人が多いんだな

593 ：吾輩は名無しである：04/03/08 02:33

まるでノラのような猫ですね
http://mytown.asahi.com/chiba/news02.asp?kiji=3940

なおこのスレで知りました
【京成線】ネコ、電車でひとり旅？
http://news9.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1078619315/l50

594 ：吾輩は名無しである：04/03/15 12:26

内田百閒…内田百閒…タンタルスのやうに
巷を探しまはつても何時何処で未読の書に
出会へるものか分からない。
手元の本を何遍でも繰返し読む。

595 ：吾輩は名無しである：04/03/15 23:01

ＣＲ阿房列車

596 ：我輩は名無しである：04/03/15 23:04

「ノラや」を読んで猫を飼いたいと思ったが、うちのアパートはペット禁止・・・・。
「阿房列車」で鉄道旅行の面白さに目覚めたんでいいや。

597 ：吾輩は名無しである：04/03/15 23:32

むかしの話によく出てくる梯子段って、はしごのような垂直な階段のことなんですか？

598 ：吾輩は名無しである：04/03/16 12:33

まだ全部読んでいないけど、百均先生とかつまらんこと言った奴が一人はいただろうな。

599 ：吾輩は名無しである：04/03/16 15:14

梯子段はハシゴをななめに立てかけたような階段では？簡易階段というか…

600 ：吾輩は名無しである：04/03/17 00:49

単行本未収録作品の発掘を切に望む

601 ：吾輩は名無しである：04/03/17 09:10

ちくまが第三期を出すかな？

602 ：吾輩は名無しである：04/03/17 11:08

ちくま、第三期を出すぐらい好評なら、
旧仮名で全集を出してくれないかな～。

603 ：吾輩は名無しである：04/03/18 19:58

百閒さんが出てくるフィクションはないかなーと木○日記を見ながら思った｡

604 ：吾輩は名無しである：04/03/23 02:53

>>595
> ＣＲ阿房列車
数年前の台だが、藤商事の妖怪演芸って台の、大当たり中のBGMが鉄道唱歌だったよ。

605 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：04/03/25 23:19

中央公論新社の中公文庫から今日、
内田百閒先生の「東京焼盡」（文庫判／292ページ／本体895円＋税／
ISBN4-12-204340-9 C1195）が刊行されました
http://www.chuko.co.jp/bunko/
私はまだ書店でその本を確認していませんが、
旧仮名遣い使用の可能性が高いと思われます。

ついでに新潮社の新潮文庫から「第三阿房列車」刊行情報を探したのですが、
4月の新刊速報にもまだ登場していません。
http://www.shinchosha.co.jp/bunko/sokuho.html

新潮にも少しは中公を見習って欲しいものです。

606 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：04/03/25 23:19

607 ：吾輩は名無しである：04/03/26 09:08

スレ違いで恐縮だが新潮は堀口訳の
『悪の華』も新字新仮名に改悪して
出してるのかな？　手元の昭和55年
刷では正字歴史的仮名遣ひですが。

608 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：04/03/27 02:52

>607
これの事でしょうか？
http://shinchosha.co.jp/cgi-bin/webfind3.cfm?ISBN=217403-6
1953年出版となっておりますので、変わっていない可能性もあります。
詳しくはご自分で問い合わせる事をお勧めします。
http://www.shinchosha.co.jp/info/ask.html

さて3月27日になってしまいました。
>>149の通り、ノラの失踪から満47年が経過してしまいました。
天国で百閒先生とノラは楽しく暮らしていらっしゃるのでしょうか？

609 ：吾輩は名無しである：04/03/27 22:35

因業爺の百閒先生はおそらく地獄に堕ちてるので天国のノラとは(ry

610 ：吾輩は名無しである：04/03/28 11:32

>608　>609
ノラやクルツを相手に、愉快にご馳走を食べ
お酒を飲んでゐらつしやることでせう。

611 ：吾輩は名無しである：04/03/30 00:20

門の夕闇、の中の徳川夢声の「紫蘇の葉が梅酢に漬かり掛けた様な顔」ってどんな顔なんだw

612 ：吾輩は名無しである：04/03/30 10:58

>611　
半生のミイラ。
新鮮なゾンビ。

613 ：吾輩は名無しである：04/03/30 23:31

『図書』四月号で高橋英夫が百閒先生の独語テキストその他について
短いエッセイを書いています

614 ：吾輩は名無しである：04/04/01 13:47

>597
確かに内田先生の随想は現代の住宅事情からその当時の
調度や家の感じをつかむのは難しい
ちなみに、小生の実家は大正初期に建てられた住宅で、関東大震災
・東京大空襲を生き延びバブル経済で消えた。
玄関に供待ち部屋６畳、女中部屋（実際昭和最後まで女中がいた）台所
と湯殿、庭に面した廊下、和室が８畳２間続き欄に彫り物、４畳半に８畳
裏庭＆中庭付き、２階に８畳と６畳で廊下付き、昭和１１年に増築した洋館
で２階が８畳間、階段は急でそれこそ梯子、増築した洋館はそれに比べれば
ごく普通の階段、テレフンケンの蓄音機もあり。

玄関の供待ち部屋は夏涼しくて（･∀･ｲｲ

615 ：吾輩は名無しである：04/04/02 14:40

お前ら全員、浅蜊蜆！

616 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：04/04/18 04:12

そろそろ内田百閒先生の命日4月20日がまたやってきます。
昭和46年午後5時20分に百閒先生は82年の生涯を終えられました。
埋葬されている東京都中野区上高田の金剛寺はこちらです。
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=35.42.33.432&el=139.40.58.745&la=1&fi=1&sc=3

当日は百閒ファンが数多くお参りに上がる事があるようですが、
くれぐれもお寺の周りの皆さんにご迷惑を掛けないようにしましょう。
金剛寺には檀家以外の一般用駐車場がありませんので、
お参りの際は公共交通機関のご利用をお勧めします。

617 ：吾輩は名無しである：04/04/18 11:33

>>616
> そろそろ内田百閒先生の命日4月20日がまたやってきます。
> 昭和46年午後5時20分に百閒先生は82年の生涯を終えられました。
> 埋葬されている東京都中野区上高田の金剛寺はこちらです。

わたくし、百鬼園先生の御本は愛読しておりましたが
まさか自分の誕生日とお命日が同年同日だとは知らず驚愕しております。
わたくしは現在中野区在住なのです。しかも猫を飼っています。

少しお命日には早いけれど今日は天気もいいようだし
お参りに行ってこようかしら。

618 ：吾輩は名無しである：04/04/19 22:50

先生ご命日発売のJR時刻表に、「大手饅頭」ｷﾀ――――――――！！

619 ：吾輩は名無しである：04/04/22 03:27

ttp://www.ohtemanjyu.co.jp/
ttp://www.ohtemanjyu.co.jp/fc/item01.html

通販で買えたので大手饅頭を食してみた。
なかなかよい。ただし、お茶必須。

620 ：吾輩は名無しである：04/04/23 11:20

>619
カビを生やして、それを拭いて
蒸かし直しての感想もキボーヌ。

621 ：619：04/04/23 14:59

>620
全部くっちまったよ。
通販サイト紹介したんだから、次は貴君の出番。

622 ：吾輩は名無しである：04/04/24 11:34

>>619
大手饅頭も旨そうだけど、その下にある「もなみ」。
私はクリスティ描くところの、ポアロを思い出したよモナ～ミ。
ぜんぜん関係ないけど。

623 ：吾輩は名無しである：04/04/28 09:42

大手饅頭
夢にまで見るくせに実際に到来したら
＿|￣|○というのは因果なじじいです。

624 ：吾輩は名無しである：04/04/30 22:24

What a big world this is！ｳｨｰｳｨｰ

625 ：吾輩は名無しである：04/04/30 22:55

伊丹十三が子供の頃「冥途・旅順入城式」を読んでたってさ
大江健三郎が言ってた

626 ：吾輩は名無しである：04/05/01 01:08

文学絵草紙だっけ、パロル舎のやつ。あれ、どう>

627 ：吾輩は名無しである：04/05/01 01:22

旧かなのどこがいいのかな？読みにくいだけだと思うんだけど。

628 ：吾輩は名無しである：04/05/01 01:29

http://www.i-breeze.com/ayachi/botu/botu_7/botu_7a.jpg

629 ：吾輩は名無しである：04/05/02 00:34

文語体や美文調では読みにくいけど

630 ：吾輩は名無しである：04/05/03 20:15

旧かな最初は読みにくくて閉口した。
当時は百間の本は旧かなしかなかったので我慢して読んでいたが、
慣れてしまうと旧かなの方が味があってしっくりくる。
百間に限って言うと私は旧かなのほうが良い。

631 ：吾輩は名無しである：04/05/05 11:57

←前部連結、鉄道文学。前部と後部にカキコ。
連結してゐる様だ、だな。下げでいかないと離れちゃうな、ｗ。連結解除は
いつか。

632 ：吾輩は名無しである：04/05/06 16:36

未発表日記の刊行、無理なんでしょうなあ
平山氏も亡くなってるし

633 ：吾輩は名無しである：04/05/07 21:56

←「鉄道文学」にあったのコピー
「鉄道が好き」見ていたら阿川弘之の「欧州畸人特急」があった。そこには、「『二
代目阿房列車が運転したければしても構わないよ』」と言われているような気がしな
いでもない。文章の上では及ぶべくもないが」と書いてある。彼は運転したのか？、
しなかったのか、超えたのか範囲内か、どうか？後続に連結されている阿房列車で聞
いた方がいいか？。

634 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：04/05/08 01:10

>>633
アマゾンで検索したら、内田百閒先生の阿房列車シリーズとともに、
阿川弘之先生の南蛮阿房列車も呼び出せました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index%3Dbooks-jp%26field-keywords%3D%E9%98%BF%E6%88%BF%E5%88%97%E8%BB%8A%26bq%3D1/ref%3Dsr%5Faps%5Fall%5Fb/249-8507160-1841949

次に新潮文庫で出版予定の「第三阿房列車」の解説が、
恐らく阿川先生になると思います。
初版の解説もそうだったと阿川先生が著作の中で回顧されています。

その「欧州畸人特急」が収録されているのは「南蛮阿房列車」か、
「自選南蛮阿房列車」のどちらかですが、
’99年初版の後者のほうが入手しやすいと思います。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198911835/qid=1083945723/sr=1-9/ref=sr_1_10_9/249-8507160-1841949

635 ：吾輩は名無しである：04/05/08 07:24

阿川弘之本の紹介ありがとう。衣鉢を継いだかどうかという問いかけだった
んだけどね。文章芸術から見るとそれは難しかったと。阿房列車は趣味的な
ところで終わっていないというところがある。あやかった文化は贋作だと

636 ：吾輩は名無しである：04/05/14 09:43

「たらちおの記」<たらちね>なら辞書に
出ていたんだが<父>の意味であることを
類推できなかった_|￣|○

637 ：吾輩は名無しである：04/05/14 11:09

>>634,635
http://www.paburi.com/paburi/bin/qfind2.asp?keyword=%93%EC%94%D8+%88%A2%96%5B&genre=0&x=35&y=14&searchtype=title

ここで電子版が買えます。立ち読み(サンプル閲覧)可。
阿川氏の乗り物狂っぷりは、本人の著作よりも、友人の遠藤周作、北杜夫両氏や
娘の阿川佐和子氏のエッセイにおもしろおかしく書かれていたりします。

638 ：吾輩は名無しである：04/05/14 13:00

>>616
お前、何様だよ。

639 ：愚劣庵：04/05/14 16:32

何故に「磯辺の松」の話題がまるでないのだろう。
あのように清澄な空気感が感じられる文学はないとゆうに。

640 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：04/05/14 22:12

>633>635
衣鉢を継がれたかという事ですが、紹介した「南蛮阿房列車」にも、
確か「百鬼園先生の文章と比べると気が重くなる」
という意味の文章があったと思います。（注・正確な引用ではありません。）
でも、第二代目の鉄道好きの作家である事は間違いないと思います。
阿川先生が阿房列車の贋作を運転されるべき方であると信じています。
ちなみに三代目だった宮脇俊三先生は昨年2月に亡くなられました。
私が考えるところ第四代目はまだ候補者がいらっしゃらないと思います。
文章を良く書く鉄道好きは結構いますが・・・。

>638
社会的常識（他人に迷惑を掛けない）を書いただけですが・・・。
これ以上の貴方へのレスは控えたいと思います。

641 ：吾輩は名無しである：04/05/15 21:44

衣鉢は面白い問題。そこを探っていくと本家の根源にいくと思います。ただの
鉄道好きという問題ではないのではないかとも思いますが。芸術観みたいな
ものになっていくのかなと思います。
ええ、四代目はいませんね。でも可能性は否定できません

642 ：吾輩は名無しである：04/05/16 00:01

直接関係なさそうだけど、いちおう
http://www.nhk.or.jp/etv21c/index2.html

643 ：吾輩は名無しである：04/05/16 07:32

人の好みよるが親のふんどしで相撲取るというのは好きじゃない。自分の作品
で純然と勝負している人はそうでもないが。「決意した～」というのはうさん
くさい感じがしてならない。人それぞれだけど。これは６４２の引例のこと。

で、衣鉢問題いくと、継いだ純粋にはいないと思う。とりあえずはまあいる
のかなとは思うけど。文芸芸術としては嚆矢。鉄道を文芸の素材として料理
しているというのはいまのところ一人、もちろん鉄道文学をどうみるかとい
文化史的な問題はあるけど。それは鉄道文学スレにまかせればいい。

644 ：吾輩は名無しである：04/05/17 00:57

阿房列車の衣鉢を継ぐためには単なる鉄ヲタだけじゃなく
因業爺＋稀代の文章家でなきゃいけないから
そうそう出てきそうにないな

645 ：吾輩は名無しである：04/05/17 21:46

衣鉢、そうだね。因業爺、狐狸に気持ちよく騙される心かな。後は文章芸術。
まあ、無理だわさ。鉄道全盛時代目撃しているのはかなわないと思うわ。
希代の文章家ね。やっぱり狐狸に憑かれるぐらいでないと

646 ：吾輩は名無しである：04/05/18 12:12

ダナさんの後継者はゐないよ。

647 ：吾輩は名無しである：04/05/18 20:37

衣鉢、継ぐのはいないな。あれ、狐狸がさ出てこねぇもんな。おれはね、須磨
の松林でちらちらする下関行き急行が好きだ。あれは狸が化けたもんですぅ
というところ、たまらんわ。

648 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：04/05/20 04:35

今朝5月20日付けの読売新聞朝刊のコラム「編集手帳」に、
内田百閒先生の「禁客寺」が引用されています。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20040519ig15.htm

世の中に人の来るこそうれしけれ　とはいうもののお前ではなし

読売オンラインの記事は3～4日で消える可能性が高いので、
参照される方はお早めにどうぞ。

649 ：吾輩は名無しである：04/05/20 10:39

先生さんが通った居酒屋は移転する前の根岸の鍵屋なのか、納得。
小金井の江戸博物館で先生さんが通った当時の鍵屋に入ってみるかの。

650 ：吾輩は名無しである：04/05/20 10:41

ttp://www.aurora.dti.ne.jp/~ssaton/gurume/kagiya.html

651 ：吾輩は名無しである：04/05/21 14:58

戦前、豪華客船で行った台湾に関する話は
ちくま文庫ではどのあたりに乗ってるのでしょうか。

持病の発作が起きて、大変だったようですが、
基隆まで「阿房列車」のようなことをしたり、
可愛いキョンを持ち帰ろうとしたり、
生蕃（台湾ネイティブ）の家を訪ねたりしてますよね。

文庫になっているなら台湾旅行に持って行きたいので、
よろしくお願いします。

652 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：04/05/22 04:11

>651
>>309のリンク先を見ると、ちくま文庫版ではまだ掲載されていないようです。
なお私は、ちくま文庫版を集めているわけではないので、
「もう何々という文庫本に載っている。」という情報がある方は、
どうかご教授下されば、私もありがたいです。

とりあえずこちらの福武書店版「出船の記」(絶版)を古本屋などで探されるのが、
現在最も可能性が高い入手方法です。
http://www.biwa.ne.jp/~tamu4433/0525/0539.htm
といっても、入手には価格と流通量の両面で、かなり苦労するようです。
旺文社文庫版「船の夢」(絶版)にも載っていますが、さらに苦労します。

653 ：吾輩は名無しである：04/05/24 14:24

>>652さん
ありがとうございます。

ちくま文庫のサイトに、
＜この全24巻によって、主要な作品ほぼすべてが読めることになります。
ご期待下さい＞
と書いてあったので、ちょっと期待してたんですが、残念です。

福武書店版で「出船の記」を探してみることにします。ありがとうございました。

654 ：吾輩は名無しである：04/05/28 22:42

http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200405/sha2004052806.html
嗚呼
致し方ないものは致し方ない

655 ：吾輩は名無しである：04/05/29 00:33

こことか
http://www.murasakishikibu.co.jp/oldbook/sgenji.html
こことか
http://www.kosho.or.jp/servlet/bookselect.Menu

656 ：吾輩は名無しである：04/05/30 22:54

志保屋の焼酎と同じく、酒粕で造った焼酎を飲んでいる。
なかなか良い。
鼻の頭は赤くなるのだろうか。

657 ：吾輩は名無しである：04/06/01 22:07

アレあんな事云つてる。

658 ：吾輩は名無しである：04/06/02 11:14

ダナさん酔払つたか。

659 ：吾輩は名無しである：04/06/04 12:13

そろそろ焼酎の季節age
桶一杯の氷で冷やした直しなんか堪んないね。

660 ：吾輩は名無しである：04/06/05 14:04

阿房列車に冷房車やアイスクリームが登場していたけれど、20年代当時既に
冷媒とコンプレッサを利用した熱交換装置って登場していたのかな。
それとも単に扇風機だったり、もしくは氷室を利用してアイスクリームを
作っていただけなのか。

661 ：吾輩は名無しである：04/06/05 18:03

新田丸にも冷房装置があったようですね

662 ：吾輩は名無しである：04/06/05 18:15

http://cs.daikinaircon.com/kaiteki/00_user/reidanbo/02rekisi.htm

663 ：吾輩は名無しである：04/06/08 22:04

日記帖に出てくる、ゼロニモ、ってなんですか

664 ：吾輩は名無しである：04/06/13 09:06

>>660
電気冷蔵冷凍庫もクーラーもついでにエスカレーターも戦前からあるよ。
ただ恐ろしく高価なので庶民の手に届かなかっただけで。

665 ：吾輩は名無しである：04/06/13 16:40

志ん生との対談が読みたかったんだよ
録音はないだろうな、あれば国宝級だけど

666 ：吾輩は名無しである：04/06/13 22:14

>>663
アパッチ族の酋長で伝説的な戦士ジェロニモ。
嘘つかないことでも有名。

667 ：吾輩は名無しである：04/06/13 23:53

ソップやボイも何のことか解らなかった。スープとボーイのことだった。

668 ：吾輩は名無しである：04/06/15 09:05

晩年の三畳御殿に扇風機はあつたのかな。

669 ：吾輩は名無しである：04/06/22 19:02

全集の日記など読みますと、
晩年の三畳御殿にはクーラーまであったようです。

でもまあ暑さで、茹って、ふうふう云っている方が
百鬼園先生らしい気もしますが。

670 ：吾輩は名無しである：04/06/22 22:43

漱石先生が絶賛した３代目小さんの晩年は痴呆症状を呈し
きちがいの小さん、なんて言い方をされるのだなぁ

671 ：吾輩は名無しである：04/06/24 12:28

百閒先生の使ふ
「わくわくしてくる様だつた」といふのは
どうも「どきどきした」「不気味だつた」
といふ意味らしい気がする。

672 ：吾輩は名無しである：04/06/24 22:45

>>671
ぞわっとするような感覚が「わくわく」だな。
百鬼園先生オリジナルの用語じゃなくて、元々はそういう意味の言葉なんだよ。
中途半端な仮名遣いする前にそれくらい覚えていたまえ。

673 ：吾輩は名無しである：04/06/25 20:12

ほほう

674 ：吾輩は名無しである：04/06/28 20:48

おまんら「第三阿房列車」がようやく到着しますたよ。

675 ：吾輩は名無しである：04/06/29 11:52

新潮社？

676 ：吾輩は名無しである：04/06/29 23:09

です。
「なまけるには体力が必要である」

677 ：吾輩は名無しである：04/06/29 23:32

先生には馬肉コンビーフのうまさを説いた文が
あったと思ったが、手元の『御馳走帖』には入っていない。

気になって仕方がない。

678 ：吾輩は名無しである：04/06/30 21:49

>>677
確か「馬は丸顔」じゃないですか
ニュー・コンビーフ

679 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：04/07/01 01:51

>674-675
6月29日発売ですね。
http://shinchosha.co.jp/cgi-bin/shinkan.cgi?ISBN=135635-1
早速昼間になったら買いに行きます。

今回の解説は誰でしょうか？
第一・第二の前例に則するならば、阿川弘之先生の解説文が読める筈ですが…。

680 ：吾輩は名無しである：04/07/01 01:58

さっき「漱石先生臨終記」読んだ。
涙が溢れて止まらなかった。

681 ：674：04/07/01 04:34

>>679
月曜に買って早速読みました。解説は阿川さんです。
ちなみに、巻尾におまけがついてます。微妙ですが。

682 ：吾輩は名無しである：04/07/01 04:41

「なまけるには体力が必要である」
もって銘すべし。

683 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：04/07/01 05:30

>679です。

>681=>674さま
早速のレスありがとうございます。

>解説は阿川さんです。
やはりそうでしたか・・・楽しみが一つ増えました。
すぐ読みたいのでインターネット書店等は使わず、
この足で買い求めてきます(断言)。

684 ：吾輩は名無しである：04/07/01 19:30

阿房列車を読んで「この爺さんは好かん」と思ったものだが、気が付けばちくま文庫の集成が着々と揃いつつあるのだった。
作品が被ることも厭わず新潮の随筆集も手に取った。
見つかれば岩波の文庫も買うつもりである。
学生の身分で何をしている、自分。

685 ：コピペだけど：04/07/01 21:33

★１８０ｍ　【市役所筋】ハヤシバラシティー４５階マンション棟（計画中、08年完成）
★１２０ｍ　【市役所筋】ハヤシバラシティー３０階オフィス棟（計画中、08年完成）
★１５０ｍ　【市役所筋】医療福祉、シンボルタワー　旧出石小跡（プロポーザル方式で開発案募集へ、05年着工）
★１２０ｍ　【市役所筋】山○新聞本社屋、最新鋭のインテリジェントビル（まもなく着工）
★１０９ｍ　【桃太郎通】グレースタワー３２階（建設中、04年3月完成）
＿１０１ｍ　【岡山表町】ＮＴＴクレド岡山（完成）
★０９７ｍ　【岡山駅裏】丸紅２９階建て超高層マンション３２８戸（完成）
★０９５ｍ　【桃太郎通】岡山市野田屋町一丁目１１番東地区優良建築物等整備事業２７階（建設正式決定、04年着工）
★０９０ｍ　【桃太郎通】岡山市平和町１番地区第１種市街地再開発事業24階（建設正式決定、04年着工）
★０８６ｍ　【岡山駅裏】ＮＨＫリットシティー全日空ホテル（建設中、完成05年6月)　述べ床５万５千
★０８３ｍ　【市役所筋】グランヴィアホテル岡山（完成）
★０８２ｍ　【桃太郎通】本町四番地区再開発ビル23階（今年完成）
★０８２ｍ　【岡山駅裏】フォーラムシティービル（去年完成）
★０７５ｍ　【市役所筋】住友生命ビル（完成）
＿０７０ｍ　【岡山近郊】ベネッセ本社ビル（完成）
★０６５ｍ　【桃太郎通】岡山市本町８番地区第一種市街地再開発事業20階（建設略決定）
＿０６１ｍ　【岡山郊外】国立病院岡山医療センター（完成）
★０６１ｍ　【市役所筋】三井生命ビル（完成）
＿０６０ｍ　【岡山表町】中国銀行本社ビル（完成）
★０６０ｍ　【市役所筋】第一生命ビル（完成）
★０６０ｍ　【市役所筋】ニッセイスクエア（完成）
＿０６０ｍ　【岡山駅裏】岡山済生会総合病院（完成）
＿０６０ｍ　【岡山郊外】岡山国際ホテル　（完成）
★０６０ｍ　【桃太郎通】シンフォニービル（完成）
★５０ｍ４０ｍ14,11階　【桃太郎通】岡山市柳町二丁目３番地区優良建築物等整備事業(建設決定）

致し方ない

686 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：04/07/02 03:29

　「第三阿房列車」購入してきました。
新仮名遣いなのは、新潮文庫でもあり致し方ない所でしょうか？
>681さんに伺ったとおり、解説は阿川弘之先生でした。
阿川先生の随筆「乗り物紳士録」で、
「第三阿房列車」の解説文を寄稿されていらっしゃるのを知ってから、
何年になるのでしょうか？やっと読む事ができました。

あともう一人解説を披露されていますが、知らない人が多数と思われるので。

↓簡単に言うとこういう本を書かれている方です。↓
ttp://www.ryokojin.co.jp/books/49asiashoukai/asiashoukai.html
少し吃驚しましたが、百閒先生ご自身のものをモチーフにしていますので、
私個人的には許容範囲かなと思います。

687 ：吾輩は名無しである：04/07/03 18:48

ちくま文庫の阿房列車は全部入っていないの？

688 ：吾輩は名無しである：04/07/03 20:05

阿川先生が摩阿陀会に出席されていれば、
また違った話が読めたと思うと勿体無い気分になる。

>>687
完全には入っておらんのです。残念な事に。

>>678
遅ればせながら有難う。

689 ：吾輩は名無しである：04/07/06 14:20

芥川「漱石先生の門下では、君と
僕だけだね」……なぜ芥川賞に
百閒先生の作品が選出されなかつたのか？

690 ：吾輩は名無しである：04/07/07 22:22

>>689
鈴木三重吉も入れてあげてちょ

691 ：吾輩は名無しである：04/07/08 02:42

>>690　森田草平も(ry

692 ：吾輩は名無しである：04/07/09 19:17

毛利田惣兵衛先生

693 ：吾輩は名無しである：04/07/10 22:18

ここだけの話、おれはぢぢいなので
参院選の政権放送で夢袋さんを見たことがある

694 ：吾輩は名無しである：04/07/13 23:24

時刻表２００００キロの宮脇俊三スレからお邪魔します。

「阿房列車」から入りました。
「サラサーテの盤」が好きです。

695 ：吾輩は名無しである：04/07/14 03:05

柳検校でうっかりホロリとした。
口のなかで話しかけたとかのあたりがやばかった。

696 ：吾輩は名無しである：04/07/14 22:07

お孫さんの内田ミネさんの本を
インターネットで注文してみました

697 ：吾輩は名無しである：04/07/16 21:22

ひゃ～
くそぢぢいの孫娘はＤＱＮだったんですねぇ

698 ：吾輩は名無しである：04/07/16 23:49

>>203
遅レスだけど面識はないそうです。

699 ：吾輩は名無しである：04/07/21 02:37

「柳検校」は俺も好き。
純愛ものの映画やテレビ番組では全く泣けないのに、
抑えた筆致の中に悲しみが充満しててたまらなくなる。

700 ：吾輩は名無しである：04/07/21 23:23

ＮＨＫアーカイブスでも
いまのところ百閒の肉声は聞けないかー

701 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：04/07/22 00:11

読売新聞朝刊のコラム「編集手帳」で百閒先生に付いて記述がありました。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20040720ig15.htm
>芥川にこと寄せて、暑さに立腹したのは百閒自身であったかも知れない
>
「大きなお世話。」と言いたいですが、それにしても最近は異常な陽気ですね。

702 ：吾輩は名無しである：04/07/23 19:58

http://www.chuko.co.jp/new/200407/204398.html
山口瞳が栄造について書いてる

703 ：吾輩は名無しである：04/07/27 00:15

百閒と並ぶと、あの高橋義孝が小物に見えるのだものなぁ

704 ：吾輩は名無しである：04/07/27 03:21

今出てるちくまの集成ってどのくらいの作品を網羅してるですか？

705 ：吾輩は名無しである：04/07/27 03:21

の　が抜けた･･･

706 ：吾輩は名無しである：04/07/27 11:14

>>704
まんぼう先生かと思ったです。はい。

707 ：吾輩は名無しである：04/07/27 14:00

私生活には相当問題あったんだろうな。

借金で有名だけど、その原因もなんかよくわからないよね。
だってさ、大学教員で掛け持ちまでしてて総統の給料貰ってたんでしょう。
いくら贅沢っていってもねぇ。

あとこの人、結婚したのが23歳の9月で、翌年の1月には子供が生まれてる。
しかも相手は親友の妹だし（ｗ

708 ：吾輩は名無しである：04/07/27 14:03

×総統
○相当

709 ：吾輩は名無しである：04/07/29 12:01

デスラー相当

710 ：吾輩は名無しである：04/07/31 18:23

おれも從五位と入れた名刺つくっかな

711 ：吾輩は名無しである：04/08/03 21:48

ひゃっけんＡＡまだあ～？

712 ：吾輩は名無しである：04/08/04 08:46

　　　　　　　,..:ﾆﾆﾆﾆﾆ::::::､
　　　　　　 ;;:::''' 　　　　　ヾ、
　　　　　 ;'X: 　　　　　　　ﾐ
　　　　　彡　＃ -==、　 ,==-i
　　　　　,=ﾐ_____,====､　,====i､
　　　　　i ､''ｰｰ||ヮ°||=||ヮ°||
　　　　　'; '::::::::: """"　 i,ﾞ""",l 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　ｰi::i:::　　,'"`ｰ'ﾞ`; _ j　　　
　　　　　 . |:::|::: 　 i' ,-ｭｭｬ'　 i　　　　
　　　　　人:::::　　ﾞ ""￣ﾞ ._ﾉ　　　　
　　　　.....イ.ヽヽ、ﾆ__ ーーノﾞ-､.
　　／´⌒´ヽ　ー-` '-ｰ^ヽ⌒ヽ　
　

713 ：吾輩は名無しである：04/08/04 08:58

こらっ

714 ：吾輩は名無しである：04/08/04 14:17

thx.
スゲー！　# にﾜﾛﾀ

715 ：吾輩は名無しである：04/08/04 16:48

>>714
>>712はナベツネだっちゅうの。

716 ：714：04/08/04 17:52

　　＿|￣|○

717 ：吾輩は名無しである：04/08/05 21:39

第三阿房列車やっと、購入。

最近気がついたが、
もしかして先生は汽車に乗りたいだけの鉄オタ？

718 ：吾輩は名無しである：04/08/06 22:22

ぼつぼつお盆ですが、お墓参りなどなさる方はおられませんか？

http://www.anjuin.com/keidai/keidai.html

719 ：吾輩は名無しである：04/08/06 22:26

東京にも墓があるんだ。↓

中野区上高田4-9-8 金剛寺

720 ：吾輩は名無しである：04/08/06 23:50

>>718
最近内田百ケンを読むようになった岡山の人間です。
よくその近くを通ってます。知りませんでした。
ところで、
いま新刊で普通に入手できる旧かなづかいの作品は、
中公文庫だけなのでしょうか。

721 ：吾輩は名無しである：04/08/07 00:27

７２０さん、いいなー

722 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：04/08/07 01:56

>>720
安住院のある岡山市国富は先生の祖母のふるさとです。
それも考慮してお墓が建立されているのでしょうか？
それとも、もともと内田家の菩提寺だったのでしょうか？
詳しくはこちらでお聞きになるのが一番良いと思われます。
吉備路文学館
http://www.kibiji.or.jp

さて、
>いま新刊で普通に入手できる旧かなづかいの作品は、
>中公文庫だけなのでしょうか。
>
その通りです。↑の文学館で結構読めますが、
自らが入手するのは困難ですね。

723 ：吾輩は名無しである：04/08/08 23:51

>>720　まず「百閒」を辞書登録して下さい

724 ：720：04/08/10 12:30

>>722
ありがとうございます。吉備路文学館、行ってみようと思います。
つい最近読んだ御馳走帖の白魚漫記には、祖母のお里が平井村（現岡山市平井）とありますけど、
父方か母方かの違いかもしれませんね。

>>723
最初、なんのことかわからなかったんですけど、Windows 2000で見て気づきました。なるほど。
普段使ってる Mac OS X ではケンの字が表示されておらず、単に「百」とだけ見えてました。
Unicode の文字パレットで探すと見つかったので「百閒」登録してみました。
自分で入力すると Mac OS X でも表示できるのに、
これまで書き込まれてるものがなぜ見えないのか不思議です。

725 ：吾輩は名無しである：04/08/10 22:39

みなさんは夏はやはり、手ぬぐい浴衣で過ごしてらっしゃるんですか

726 ：吾輩は名無しである：04/08/11 01:32

おからに麦酒。此れ最高。

727 ：吾輩は名無しである：04/08/12 15:55

作務衣です

728 ：吾輩は名無しである：04/08/12 20:55

戦後日記、途中までか

729 ：吾輩は名無しである：04/08/12 23:12

日記はいつまで書いていらっしゃったのだろう

730 ：吾輩は名無しである：04/08/13 23:15

未刊行の日記あれば読みたい

731 ：吾輩は名無しである：04/08/15 22:21

今日は唐助の誕生日也

732 ：吾輩は名無しである：04/08/16 01:37

ちくま文庫に全作品が入っているのでしょうか？

733 ：吾輩は名無しである：04/08/16 12:04

今日は蕎麦を喰ひますよ

734 ：吾輩は名無しである：04/08/16 19:20

百閒先生、新幹線にはお乗りになったんでしょうか。

735 ：吾輩は名無しである：04/08/16 19:39

>>732
残念ながら全作品ではないのです

736 ：732：04/08/17 01:23

>>735
レスありがとうございます。

全作品を読むにはどうしたらいいのでしょうね。
ちくまさんでは今後補完していく予定はないのかしら。

737 ：出前：04/08/17 02:22

あのくそぢぢい、こないだ
「このお盆は実家に帰らんから腹が減つたので天国までもり１つ持つてこい」
って電話かけてきやがったよ

738 ：吾輩は名無しである：04/08/17 08:54

麦酒、日本酒、シャンパンの支払ひは
全部すませてから他界したのだらうか？

739 ：吾輩は名無しである：04/08/17 17:22

当然あの世でも(天国でも)高利貸しに追いかけられているはず
それでこそ百閒先生

740 ：吾輩は名無しである：04/08/17 20:05

>>736
http://www.murasakishikibu.co.jp/oldbook/sgenji.html
http://www.kosho.or.jp/servlet/bookselect.Menu
内田百閒で検索してみるとか。

旺文社文庫をそろえるのはいかがでしょう。
（「全作品」ではないですけれども、全作品といっても過言ではないような）

741 ：吾輩は名無しである：04/08/18 09:35

新潮『第三阿呆列車』表紙の写真は
どこで撮影されたものなのでせうか。
「への字口」を通りこして
口が半円になつてゐますね。

742 ：吾輩は名無しである：04/08/19 08:49

ちくまの『日記帳』に出てくる
「むにゃむにゃ」って何の事？

743 ：吾輩は名無しである：04/08/19 19:42

ttp://www.shin-bungeiza.com/schedule.html

｢江戸川乱歩映画祭　乱歩とその時代｣の一環として｢ツィゴイネルワイゼン｣を上映するらしいです
ここの方々はもう鑑賞済みなのでしょうか

744 ：吾輩は名無しである：04/08/19 20:17

藤田敏八、好きな役者、好きな監督だった。
鈴木清順さん、長生きしおくれなまし。

745 ：吾輩は名無しである：04/08/19 20:40

百間の映画といえば、
黒沢の「まあだかい」はいまいちだったが
鈴木清順の｢ツィゴイネルワイゼン｣は必見ですよ。
あと「ほおじろ先生」というのは観てないけど
どんなんでしょうか。

746 ：吾輩は名無しである：04/08/19 21:52

頬白が見られるとしたらフィルムセンターくらいか

747 ：吾輩は名無しである：04/08/19 22:23

>>742
山城新伍のチョメチョメ、久米宏のホニャララの如し

748 ：吾輩は名無しである：04/08/20 09:41

芥川と一緒に活動に映されたのを
なんとかして見てみたいと思ふ。

749 ：吾輩は名無しである：04/08/23 10:52

東京焼尽を読むと古日といふ人は
ずいぶん百閒先生を助けてゐますね。

750 ：吾輩は名無しである：04/08/23 17:40

夢袋さんもずいぶんとｸﾚｸﾚされてます

751 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：04/08/24 08:54

>>741さま
表紙カバー裏に「撮影小石清」とありますから、
「千丁の柳」の折の写真です。
そして河原で撮影されたものですから、
昭和32年6月19日午後（おそらく3時過ぎ）に、
熊本県八代市の球磨川下流の「遥拝の瀬」で撮影されたものです。
「千丁の柳」所載の中公文庫版「ノラや」P120に、
その折の文章が載っています。

鹿児島本線（現：肥薩おれんじ鉄道）球磨川橋梁は、
国鉄時代に工事された電化後も移転していない筈ですから、
場所はこちらになると思われます。
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=32.29.3.908&el=130.37.54.472&la=1&fi=1&sc=3
（事情通の方の訂正レス歓迎します。）

752 ：741：04/08/24 14:04

>751
有難う御座います。早速「ノラや」読み返してみます。

帽子には苦労されたやうですが
百閒先生にはステッキが良く似合ふ。

753 ：吾輩は名無しである：04/08/24 22:35

>>751

詳細ありがとうございます。
週末にでも行ってみようか・。と思います。

754 ：吾輩は名無しである：04/08/24 22:37

なんにも用事がないけれど、新幹線に乗って、鹿児島にいってみようと思う。

755 ：吾輩は名無しである：04/08/25 09:04

「水曜出社せず。」
って言ってもちょちゅう休んでても
給料は貰っていて退職金まで出て
うらやましい。

756 ：吾輩は名無しである：04/08/25 10:02

コケて血が出るほど顎打った言うたら、そうとう痛かったことでしょうなあ。

757 ：吾輩は名無しである：04/08/25 19:42

その他、全然出てないのに給料をもらっていたところが２軒ほど

758 ：吾輩は名無しである：04/08/26 10:17

それでも借金まみれ。それが百間クオリティ。

759 ：吾輩は名無しである：04/08/26 10:46

錬金術の無い百閒先生なんて
お酒麦酒の無い百閒先生みたい。
(トートロジーになるのかな？)

760 ：吾輩は名無しである：04/08/26 11:56

まいにち蕎麦は飽きて来たのう……

761 ：吾輩は名無しである：04/08/27 09:08

お酒は晩酌しか飲まないと云ふけれど
戦後日記を読むと午から飲んでます。
お行儀が悪いなどといふ時勢では
なかつたから仕方ないか。

762 ：吾輩は名無しである：04/08/27 11:31

いい写真だ。
ttp://www1.plala.or.jp/funya-/hundred/top.html

763 ：吾輩は名無しである：04/08/27 21:03

>>762

そうかな・・。第三阿某列車のぶんむくれた写真がピカイチ。

764 ：吾輩は名無しである：04/08/30 10:44

それをいうなら新潮『第一阿呆列車』の
一日駅長の写真がかっこ（・∀・）イイ!!

765 ：764：04/08/30 10:49

>阿呆じゃない阿房だった＿|￣|○

766 ：吾輩は名無しである：04/09/02 09:03

谷中画伯の最期は餓死だつたさうですね。
貧乏人から借金する所に借金の本当の味がある
なんてことを云ふのなら何故百閒先生は
画伯にお金を貸してあげなかつたのでせう。
ご自分の事で精一杯だつたとは云へ
いくらなんでも「餓死」に至るを見過ごすとは……。

767 ：吾輩は名無しである：04/09/02 11:23

>>766
確か風船画伯は空襲で行方不明になっていて
百間先生は画伯の所在がつかめなかったと
思ったけど。

768 ：766：04/09/02 12:49

>767
さうでしたか。それでは致し方ない。

769 ：贋作吾輩は名無しである：04/09/05 09:43

久しぶりに来ましたが、
まだ百鬼園スレはパート2なんですね。
そろそろ筑摩の集成も完結ですね。

770 ：ちっとやそっとの：04/09/07 14:04

読者の愛顧に応へて
ちつとでもいいから
第三期を出せ＞ちくま

771 ：吾輩は名無しである：04/09/07 23:23

>>766
漏れの先祖、戦前風船画伯にお小遣いあげていたものの１人でつ。
戦後一気に貧乏になって風船画伯助けられませんでした。
余裕があれば何とかできたのに、と今もうちの家族は言ってまつ。

772 ：吾輩は名無しである：04/09/08 00:17

お礼になにか作品をいただいていらしたりしたら、なんでも鑑定団に

773 ：吾輩は名無しである：04/09/08 09:36

「居候」の挿絵では猫が喇叭を吹いてゐる画が好きです。

774 ：吾輩は名無しである：04/09/08 10:43

>>770
ちくまにお願い電話でもしてみるか

775 ：吾輩は名無しである：04/09/08 20:22

>>772
風船さんからお礼の作品などとんでもないことです。
両方とも故人ですが、
祖母　「なんだか乞食みたいな人でしたねえ」
祖父　「いや、香具師は乞食そのものだったよ」
とのことでしたから（藁）
佐藤春夫が浅草寺だかの縁の下で発見して文壇に紹介したのが始まりらしいです。
自分の版木持ってきて、ニコニコしているの。
百間先生が廻り全部彫られそうで警戒したと書いていますが、そのとおりの雰囲気の人だったらしいです。

>>773
ネコラツの絵、いいでつね。

776 ：吾輩は名無しである：04/09/08 21:50

大野隆司氏は風船画伯の影響で版画家になったそうです
ttp://www.agmuse.co.jp/oono.htm

777 ：吾輩は名無しである：04/09/09 00:22

>>775
百鬼園先生曰く
「死んだ猫を乾かしたやうな」
だそうですからね。

778 ：吾輩は名無しである：04/09/09 09:11

ちくまにおまけで載つてゐる初出の
『王様の背中』の挿絵は洒落てはゐるけど
谷中風船画伯の方が（・∀・）イイ!!

779 ：吾輩は名無しである：04/09/09 15:31

「ツィゴイネルワイゼン」の元になった作品って
「サラサーテの盤」「花火」の他に何かありますか？

780 ：775：04/09/09 21:04

>>777
そういえば、風船画伯から祖父宛の手紙があった希ガス。
実家帰ったら捜してみます。

781 ：吾輩は名無しである：04/09/10 09:26

新潮文学アルバムの漱石＞百閒宛の手紙
『老猫』筆つき真面目にて云々の文字が
あれは草書といふのだらうか何だか
全然読めない。明治の人は学校で草書を
読めるように仕込まれてゐたのか？

782 ：吾輩は名無しである：04/09/10 21:02:36

ＮＨＫ放送の「鬼園夜長」聴きてー

783 ：吾輩は名無しである：04/09/10 22:58:49

１１８頁の先生さんって、いったい・・・

784 ：吾輩は名無しである：04/09/11 03:40:31

風船画伯なくして棟方志功なし

785 ：吾輩は名無しである：04/09/12 21:53:33

ぷ
ッ
く
ん
た
た
た
ぽ
う
ぽ

786 ：吾輩は名無しである：04/09/13 11:28:48

>783　何の頁数でつか？
>784　漱石なくして百閒なし
>785　ヰスキイでも飲んだのか？

787 ：吾輩は名無しである：04/09/13 13:04:12

「枢密卿が履いてゐた様な靴」とは
どんなものか新潮日本文学アルバムの
写真を見て分かりました。

788 ：吾輩は名無しである：04/09/14 20:24:33

>>787
要するにあれ、サイドゴアブーツのことなのね。

789 ：吾輩は名無しである：04/09/15 01:59:11

月一の楽しみが無くなるのは、寂しい。

790 ：吾輩は名無しである：04/09/15 09:15:58

>>789
集成１『阿房列車』から読み直すと云ふ手がある。

話を散らかして悪いが
ちくまの『私の漱石と芥川』は
なぜか歴史的仮名遣ひのママだ。
どうした訳だらう。

791 ：吾輩は名無しである：04/09/16 19:55:18

ちくま、あの薄さで千円　....orz

792 ：吾輩は名無しである：04/09/17 11:17:58

百鬼園先生の最盛期の債務は今で云ふと
どの位の金額になつてゐたのでせうか。

793 ：吾輩は名無しである：04/09/18 00:24:34

>>792
陸軍士官学校と海軍機関学校の恩給証書と法政大学教授の給料と言う
その時の収入に係わる動産全ての差し押さえをされましたね
でも不動産の差し押さえまでは行かなかったのですから…
現在の貨幣価値で言うと数千万円台の債務と考えて良いのでは？

もっとも私は「差し押さえの大家」では無いので
その筋の方の意見を聞きたいです

794 ：吾輩は名無しである：04/09/18 01:23:18

>>793
門外漢が失礼します。当方、田舎自治体の駆け出し税担当でございます。

当時の支給額が明らかではないので一概には言えませんが、貨幣価値
の差だけで考えれば、おそらく仰るくらいの額ではなかろうかと思います。
逆に不動産を差し押さえされなかったのは、ただ単に先生名義のものが
なかっただけ、とも推測されます。

先生の作品中に何かそういった事柄を推測できるような記述があれば、
ちょっと調べてみたいと思いますので、お心当たりがあればご教示ください。
もっとも、当方は先生の作品はほとんど読んだ事がないのですがね･･･(^^;

795 ：吾輩は名無しである：04/09/18 02:55:49

>793です。
>794様。早速の御申し出を嬉しく思います。

当時百閒先生は、母親・妻・子供の住む自宅（借家かどうか私には不明）を、
借金取りを避けるために高級下宿「早稲田ホテル」に、
家族を残したまま一人逃れて生活していました。

先生は収入を何とか得るために出版社の伝を探していたところ、
東京帝大文学部同窓生で、士官学校教官時代の同僚でもあった、
芥川龍之介に各社に対する推薦文を書いて貰い、
何とか文筆活動に入る事が出来たと思います。
そちらの収入は、高利貸しの追及を何とか避けられたと記憶しています。

私も百閒先生の随筆を詳しく読んでいる訳では無いので、
かなり不正確な記述になっている事と思います。
さらに詳しい方の手助けを待ちたいと思います。

796 ：吾輩は名無しである：04/09/19 18:19:50

福武文庫の相場って、一冊５００円くらいだよね。
ときどき行く古本屋に３０冊ぜんぶ揃いで売ってて、
一冊５００円程度だから、
買っちゃおうかとも思うのだが・・・

それとも、筑摩で十分だろうか。

797 ：吾輩は名無しである：04/09/19 19:53:49

>>796
その値段なら全部買ってもいいんじゃないの？

798 ：吾輩は名無しである：04/09/20 03:48:07

>>796
実家に置いてあった旺文社判百閒、このあいだ帰ったら
古本屋に売られてた。ほとんど全部そろってたんだが･･･
で、1000円で買ってくれたそうだ。
福武だろ？値切って買え　（万匹はするなよ）

799 ：吾輩は名無しである：04/09/20 17:55:23

ちくまから写真帖が出ましたね。

800 ：【この板のト書き】 ◆ovlpiRHmG2 ：04/09/20 18:17:03

800

801 ：吾輩は名無しである：04/09/20 18:53:01

内田百閒集成24。でたね。
買ったの？

802 ：吾輩は名無しである：04/09/20 22:34:23

全部買ったよ。
やっぱり、１０００円超えはつらい。
旧版をプレミア価格で買うのと似たようなものじゃあないか。

やっと終わったのはいいけれど、隣に陳列されていた、
井伏鱒二文集に手が伸びて…。
これは４冊の予定だけれど、好評なら百閒のときのように、
増えるかもしれないなあ。

803 ：吾輩は名無しである：04/09/21 00:15:25

鬼園夜長の録音や先生さんの栄造が残っているかどうか
ＮＨＫにメールで問い合わせたのですが、いまのところ
返答はなし

804 ：吾輩は名無しである：04/09/21 09:13:25

インタヴュウのマイクさへ嫌いな百鬼園先生が
ＮＨＫで何かやつてゐたのすか?! 聞きたい！

さう云へばノラを探すのにチラシだけぢやなく
ラジオを使へば良かつたかも。

805 ：吾輩は名無しである：04/09/21 10:51:08

百鬼園先生の録音テープありますよ。聞いたことあります。

806 ：吾輩は名無しである：04/09/21 14:26:07

>805
うらやましい。何時のことでつか。

807 ：吾輩は名無しである：04/09/21 17:11:44

ちくまの写真帳にＮＨＫのマイクの前にいる写真がありますね。

808 ：吾輩は名無しである：04/09/21 20:42:34

>>779
「山高帽子」も読んでおこう。

809 ：吾輩は名無しである：04/09/22 00:20:05

>>802
全部そろえたか
えらいのぅ。

百閒の読者は、もともと好みの分野を持っていて
そこから入って来るんだけど、その分野だけ読んで
出て行く人も多い。百閒の文章自体に惚れなければ
全部は、読まんだろう。冥土と、ノラやと、無恒債者無恒心に
共通の「何か」は、無さそうだしな。共通なものは、百閒の文章
であるということくらいか。
　
惚れた文章があるのなら･･･浮気は絶対にしてはいけない。

しかし、少しなら、よい。　

810 ：吾輩は名無しである：04/09/22 09:06:54

>>786
>783　何の頁数でつか？
　ちくまの写真帳の「あっかんべえ」の顔の事でしょう。
>>804
＞さう云へばノラを探すのにチラシだけぢやなく
＞ラジオを使へば良かつたかも。
　ラヂオも使ったらしいです。

ちくまの写真帳を通覧して：痩せていたりむくんでいたり
顔面の変化が著しい。しかし共通して言えるのは
「目つきがアヤシイ」。芥川の指摘はもっともだ。

811 ：吾輩は名無しである：04/09/23 12:14:00

知人から家にある二銭紀の原稿を譲ってくれとたのまれ困惑してます。相場はどのくらいなのでしょうか？

812 ：吾輩は名無しである：04/09/23 18:56:44

スーパー源氏という古書店のネットで
調べられる。百閒の、肉筆原稿も
でてた。21枚、そろいの原稿で、40万の値がついてたね。

813 ：吾輩は名無しである：04/09/23 19:59:47

>>812
ありがとうございます。原稿用紙１枚１万円で譲ることにしました。

814 ：吾輩は名無しである：04/09/23 21:58:49

もしよろしければ、先生の原稿がお手元にある経緯など、
お教え願えないでしょうか

お彼岸ということで、お墓に参るのは僭越なので
五番町をうろつきました

815 ：吾輩は名無しである：04/09/23 22:36:04

>>814
亡父の書斎を整理していて見つけました。父が手に入れた経緯はわかりません。ただ祖父の代まで倉敷で造り酒屋だったのでその辺りが接点かもしれません。

816 ：８１５：04/09/23 23:07:28

>>814百間先生は亡父の士官学校での恩師にあたるようです。

817 ：吾輩は名無しである：04/09/23 23:25:56

いいねえ

818 ：吾輩は名無しである：04/09/23 23:35:15

>>814
ありがとうございます
いいなー

819 ：吾輩は名無しである：04/09/23 23:36:39

すいません
>>815さんでした

820 ：812：04/09/24 00:47:52

>>815
自分の書いたレスで、原稿の売却を　決められたとするなら
ちょっと、責任を感じるな。お父様が、陸士時代の百閒の生徒なら
第二次大戦は佐官ぐらい？なら、戦中はもちろん、戦後も大変な苦労を
されたんじゃないかなぁ。百閒は、士官学校の随筆もいろいろ
書いているから、それを　読んでみたら？なぜ、お父様が、百閒の原稿を
持ち続けたか、判るかもしれないよ。売却は、それからでも。

821 ：吾輩は名無しである：04/09/24 00:59:59

資料性が高い可能性もあるので、例えば、ちくまなり何なりに
話を振ってみるのがいいのでは？

822 ：吾輩は名無しである：04/09/24 12:19:44

その原稿を「人質」に集成の続きを出させる
と云ふのはどうでせうか。

823 ：吾輩は名無しである：04/09/24 16:50:41

すばらしいですね。
その方向でぜひおながいすみす。

824 ：吾輩は名無しである：04/09/24 18:54:14

それでは早速「実行」を……。

825 ：吾輩は名無しである：04/09/25 10:31:39

写真帖、見つかんねぇよ゜ヽ(゜`Д´゜)ノ゜。ウワァァァン!!

826 ：吾輩は名無しである：04/09/25 22:32:26

新潮日本文学アルバムの百閒を見てて
思ったんだけど、次の千円札の肖像は
百閒にするべきだよなあ。漱石門下だし
金融の大家だし、どんなに借金が膨らんでも
「まだ百閒は沈まずや」だし。どう思う？

827 ：吾輩は名無しである：04/09/26 00:14:35

むしろ森田草平を千円札に。

828 ：吾輩は名無しである：04/09/26 07:04:54

>>826

新渡戸稲造や、樋口一葉や、変な門ｗより百閒先生のがいいね。

本人は嫌がりそうですが。

829 ：吾輩は名無しである：04/09/26 08:25:42

地域限定発売のふるさと切手というのがありますが、
岡山で内田百閒シリーズ出ないかな
全国発売で鉄道とゆかりの地をテーマに阿房列車シリーズも

830 ：吾輩は名無しである：04/09/26 12:26:56

>>829
切手なら現実味ありそうだな。
作家シリーズとか。芥川なんか
実に切って向きの顔だと、おもう

831 ：吾輩は名無しである：04/09/26 15:01:10

>>828
いやいや。わりと喜ぶかもよ。
御本人、郵船の金庫だった部屋で、
まんざらでも　なかったみたいだし。
　ただ財布の中で、真っ直ぐそろえておかないと
おこるかもな。

832 ：吾輩は名無しである：04/09/26 23:45:59

お札をこう、ちゃぶ台の上に並べて、
「気ヲ付ケェイ！」とやりそうな。

833 ：吾輩は名無しである：04/09/27 00:52:48

どの札が使われたがっているかな

834 ：吾輩は名無しである：04/09/27 12:34:53

>>830
切手化するなら、ぜひとも芥川先生直筆の百閒先生肖像画で(w
コノ目マタタカズ…

835 ：吾輩は名無しである：04/09/27 14:19:20

漱石、百閒、芥川、……と記念切手、いや
１万、５千、１千円の紙幣を発行して欲しい。

836 ：吾輩は名無しである：04/09/27 19:27:03

お札にするとしたら、どの写真のがいいでしょうか？

837 ：吾輩は名無しである：04/09/27 21:34:40

>>836
自分は、新潮のアルバムしか持ってないのだが
｢昭和32年6月、八代よりの帰途、博多駅にて見送りの
人に挨拶する百閒｣　という写真がいいね。
右手を軽く上げて、「じゃあね」って感じのやつ。
出会いと別れは、日銀券の本質的な機能だし(w

838 ：吾輩は名無しである：04/09/28 07:44:37

ヤフオフで旺文社の写真帖発見

839 ：吾輩は名無しである：04/09/29 09:22:12

>>837
やはり東京駅の一日駅長で「はと」のデッキに立つお姿でせう。

840 ：吾輩は名無しである：04/09/29 10:34:23

こひ夫人とのなれそめはどこかに書いておりますか？

841 ：吾輩は名無しである：04/09/29 22:16:39

>>839

あれは、ちょっとびつくり顔ではないですか？

842 ：吾輩は名無しである：04/09/29 22:17:15

>>840

見合いの話がどっかにあったかと、

843 ：吾輩は名無しである：04/09/30 01:39:14

新しいお札にすり込まれる人たち、
みんなビンボーだったみたいだけど、いいんでしょうか日銀さん。

844 ：吾輩は名無しである：04/09/30 20:13:25

>>840
記憶違いだったら、申し訳無い。確か、日記帳に
借家の交渉に行った先が、佐藤こひの家だったような
ことが、書いてあったような記憶がある。いきなり、
お金の話をされて、立腹したような･･･
　間違ってたら、すまん。

845 ：吾輩は名無しである：04/09/30 22:14:39

「なぜ母と別れてだんだんと仲之町の方へ行っ
てしまうのか、それにおこいさんとの出合いの
経緯が分からない」ということですが、初め仕
事をするために逃げだしましたわね。その頃相
当の借財を背負っておりましたし、母の実家か
らの援助があって暮しが立っているような有様
でしたからね。それがあるんでしょうね。その
うちにひとりで寂しいからということもあって
遊里に出入りをしてそこでおこいさんと知り合
って、そのうちに一緒に暮すようになったんで
すね。それがあると思いますね。

当時、おこいさんは常磐津の上手な芸者さんだ
ったそうで、それとその妹さんで半玉だった方
もつれて来てそれでおこいさんとその妹さんと
父と三人で家を持って住むようになったんです。

846 ：吾輩は名無しである：04/10/01 08:36:29

>>845
多美野さんの回想ですな。
河出のムックに再録されて、初めて読みました。

847 ：吾輩は名無しである：04/10/01 09:24:56

そうしたら落籍せたわけですか？それとも自前の芸者だったのかな

848 ：吾輩は名無しである：04/10/01 10:04:49

こい夫人の妹さん、まだご存命のはずなんで
そのへんの経緯をうかがっておいてもらいたいものです

849 ：吾輩は名無しである：04/10/01 20:38:31

こいさんのお父さんは飾り職人だったと聞きました。

850 ：吾輩は名無しである：04/10/02 18:04:35

大正９年３月３０日時点の借金、２４００円＋αなら、米価換算で
あたしの住宅ローン残高のほうがはるかに多いような

851 ：吾輩は名無しである：04/10/02 23:48:03

>>850
Ａ＝（住宅ローン残高ー不動産などの資産)÷ローン残り年数＋1年間の生活費

Ｂ＝（２４００＋α）÷大正9年の米価×平成16年の米価
Ａ＞Ｂ？！　　　今年の新米もそろそろですね

852 ：吾輩は名無しである：04/10/03 11:50:10

未発表原稿が馬に食わせるほどごそっと出てこないもんかねー

853 ：吾輩は名無しである：04/10/04 14:09:32

馬って紙をくうの？

854 ：吾輩は名無しである：04/10/04 22:29:58

馬は丸顔

855 ：吾輩は名無しである：04/10/04 23:55:35

>840
それよりも、なんであんな偏屈とそいとげられたのかが
不思議だ。。。

856 ：吾輩は名無しである：04/10/05 08:57:56

おこいさんは祖母の代わりだったんだな、きっと

857 ：吾輩は名無しである：04/10/05 13:54:39

腹が減ったのでこれから蕎麦をゆでますよ。

858 ：吾輩は名無しである：04/10/06 13:14:10

先週、7刷ながら阿房列車の初版を500円で手に入れて
ひとりでムフフフ笑いながら読みました。

859 ：吾輩は名無しである：04/10/06 15:25:42

日記帖を20時半頃に欲しい人います？

860 ：吾輩は名無しである：04/10/08 21:05:39

>>856
そうかもしれないね。
こいさんが病気になった時、百閒が夢の中で、
若い頃、おばあさんに連れられて行った、金剛様への
道をおもいだす話し、じみだけど良い。

861 ：吾輩は名無しである：04/10/09 06:18:37

先生作品大杉。とりあえず"ちくま日本文学全集"から攻めてみます。
応援および罵倒よろしく。

862 ：吾輩は名無しである：04/10/11 10:46:52

なんの罵倒だよｗ

南国に行くんですけど
内田百閒の作品で白い砂、青い海、照りつける太陽の下で読める
作品を無理矢理選ぶとしたらなんですか？

863 ：吾輩は名無しである：04/10/11 14:21:15

贋作　我輩ハ猫デアル

864 ：吾輩は名無しである：04/10/12 17:17:29

布哇の弗

865 ：吾輩は名無しである：04/10/12 22:14:06

ないなあw
＞照りつける太陽の下
こいつが、一番難しいな。百閒では。
どうしてもというなら、億劫帖の題字だけ、ずうっと眺めてるか？

866 ：吾輩は名無しである：04/10/12 23:03:19

先生さんの命日に〇〇忌というのはないの？

867 ：吾輩は名無しである：04/10/12 23:19:30

>>862
沖の稲妻

868 ：吾輩は名無しである：04/10/13 10:10:10

照りつける太陽の下で、敢えて『冥途・旅順入城式』とか、
『貧乏帖』辺りを讀むのもオツなものかと。
南国特有の漆黒の夜闇を肴に讀むのもいいし。

869 ：吾輩は名無しである：04/10/13 20:42:11

１０年ぐらいしたら、５０回忌じゃないの？

870 ：吾輩は名無しである：04/10/13 21:44:38

南国＞宮崎･高知･鹿児島＞本家御当地さんの出没
＞袋を持っているかもしれない＞袋の中で読める本
＞字数が少ないのが良い＞『王様の背中』なんかどう？

871 ：何某＆誰某：04/10/13 21:57:07

市ヶ谷の今のどの辺にお住いで？

872 ：吾輩は名無しである：04/10/13 23:22:34

http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.44.11.9N35.41.6.1&ZM=10

873 ：吾輩は名無しである：04/10/14 11:59:14

法政までなら楽に歩ける距離だな

874 ：吾輩は名無しである：04/10/14 22:05:26

法政時代だと、
合羽坂を登りきらない中途の左側というから
この見当？
http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.43.39.7N35.41.29.2&ZM=10

875 ：吾輩は名無しである：04/10/15 01:46:14

中公文庫のノラやと一病息災を衝動買いしますた。
で思ったんだけど、旧仮名遣いってそんなに読みづらい？
文語ならまだしも口語ならさほど気にならないと思うけど。

876 ：吾輩は名無しである：04/10/15 10:28:44

ハードカバーで旧仮名・全作品収録の全集出してほすい。

877 ：吾輩は名無しである：04/10/15 14:27:56

【BMS】 ★ 短冊　内田百間　肉筆 ★
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b57015174

この特徴のある「百」は間違いないかな

878 ：吾輩は名無しである：04/10/15 17:31:20

百鬼園って「ひゃっきえん」ですか？「ひゃっけん」ですか？

879 ：吾輩は名無しである：04/10/15 20:16:10

>>877

解読ﾌﾟﾘｰｽﾞ

880 ：吾輩は名無しである：04/10/16 21:24:30

>>879
春寒し　朝開帳す　善光寺

881 ：吾輩は名無しである：04/10/16 21:28:09

"ノラや"をノラが居なくなってから数日分まで読んだ。
猫を飼った事のない自分には向いてないなと思いましたー

882 ：吾輩は名無しである：04/10/17 03:02:29

>>881
自分は去年18年家に寄り付いていた野良猫が冬にいきなり姿を見せなくなってしまって「ノラや」を読んでいると、あの猫を思い出してしまって切なくて悲しくて最後まで読み通せない。

883 ：881：04/10/18 03:33:41

>>882
そういう実体験がないからかな、寂しい老人の繰り言にしか思えない。＞ﾉﾗ失踪直後
いや、単に冷酷だからかな。最近あんまり感動しないし…

というか最初に読む作品じゃない気がしてきた。これってかなり晩年の作品だよね？
初めて百閒先生の作品を読むとしたら、どれがｵｽｽﾒとかありますか。

884 ：吾輩は名無しである：04/10/18 10:54:40

大貧帳でしょう。
誰でもケタケタ笑いながら読めますから。

885 ：吾輩は名無しである：04/10/19 16:48:17

>>883
オレのお勧めは御馳走帳。
食い物ネタで解りやすく、時代も広いので百間のアウトラインが見える（とおもう）。
なにより旧カナで手に入りやすい。
新カナがダメだとは思わないけど、最初に何冊かは旧カナで読んだ方が良いと思う。

886 ：旧鉄オタ：04/10/19 20:54:10

旧カナは、百閒作品群の格調を維持する為の、重要な要素だと思う。
そう言う点で、自分も885に同意。
ちなみに、自分は宮脇俊三から入って、阿房列車→百鬼園随筆と進んだ。
宮脇俊三を読まなかったら、阿房列車を面白いと思えたかどうか、わからんね。

887 ：吾輩は名無しである：04/10/21 01:50:42

百間先生の『冥途』に代表される一連の小説が読めないです。非常にしんどい。
『阿呆列車』も読むのがしんどいです。他の随筆作品のような文章の切れがないような気がします。

こんな人は私だけでしょうか。。。

888 ：吾輩は名無しである：04/10/21 02:27:14

自分も「冥途」はつらかった。
「阿呆列車」は特に問題なし。

889 ：吾輩は名無しである：04/10/21 08:18:39

オバシユーズがなくてびちょびちょになっちゃったよ、きのうは

890 ：吾輩は名無しである：04/10/21 10:54:02

>>887
「しんどい」とはどういうことでしょう？

891 ：吾輩は名無しである：04/10/21 22:36:54

面白く読めない、ということだろう。

892 ：吾輩は名無しである：04/10/22 00:30:33

しんど・い 3
（形）

〔「しんど」の形容詞化。主に関西地方で用いる〕骨が折れる。つらい。くたびれる。
「全部一人でやるのは―・い」

［派生］ ――さ(名)

http://jiten.www.infoseek.co.jp/Kokugo?pg=result_k.html&col=KO&sm=1&qt=%A4%B7%A4%F3%A4%C9%A4%A4&svp=SEEK&svx=100600

方言でしか表現できない言葉ってどうなのよ

893 ：吾輩は名無しである：04/10/22 13:56:54

ちばけとるな

894 ：吾輩は名無しである：04/10/23 00:06:38

長距離を走る列車に乗るとね、独特の匂いがするんだ。阿房列車を読むと、
そういうのが、良く伝わってくる。と、おれは思うけどね。
まあこれも、体験があった上での読書、と言うことにはなるわな。
　切れのある随筆作品とは、具体的にどんなの？
>892　しんどいは、岡山あたりだと、えらいの～　と言う。

895 ：吾輩は名無しである：04/10/23 01:13:16

福武文庫版に関しての質問ですが、
しおりヒモは本来全部についていたのでしょうか？
普通の古書店で買ったものがほとんどで、
ブックオフで買ったわけでもないが、
ヒモがないものが結構あるのだけど。

896 ：吾輩は名無しである：04/10/23 02:25:44

ちくま文庫版を何冊か買った。
店員に「カバーはどうなさいますか？」と聞かれたので、当然紙のカバーをつけてもらった。

以来毎日愛読していたある日、ふと紙カバーを外して見たら素敵な表紙カバーに油のしみがべったりとついていた。慌てて他の巻も調べたが後の祭だった。

紙カバーは手の汗の水分をふせいでくれた分、逆に濃くなった油分だけしっかり透過していたのだ。うかつだった。

897 ：吾輩は名無しである：04/10/23 03:24:47

どんだけ脂っぽければ気が済むんだ

898 ：吾輩は名無しである：04/10/23 03:42:41

>895
あのヒモは途中から付かなくなったの

899 ：吾輩は名無しである：04/10/23 12:09:34

なるほど。
年代でソートしてみると、それで辻褄が合いました。

９２年３月初版の「贋作吾輩」まではありますが、
９２年５月初版の「新方丈記」にはシオリヒモは無い。

ここが境目ですな。
それ以後にでたものは、以前はしおりがついていたものも、
ついていないみたいだ。
私の「百閒先生言行録」にはヒモがないが、２刷だからで、
一刷にはヒモがあったのですね。

ついでに、カバーも年代で変わると。

９３年３月の「まあだかい」まではビニールカバーですが、
９３年７月の「出船の記」以後は紙カバー。
（５月の阿呆の鳥飼はもってないのでどちらかわからない）

ということですな。

900 ：吾輩は名無しである：04/10/24 00:09:54

どんなベトついた手で読んでるのかしらないけれど、何だか
汚らしい話ですな。
そもそも、手から油や汗などほとんど出ないでしょう。
ちゃんと、手を洗いましょう。
僕は新聞読んでも手をきれいにしてから書物を読みますよ。
小口にインクがつくからね。

901 ：吾輩は名無しである：04/10/24 02:03:50

>>896の人は脂手の人なんじゃないの？
友達にもいるけど、本人は大変らしいよ。

902 ：吾輩は名無しである：04/10/24 03:48:27

100禁とかで売ってるﾌﾞｯｸｶﾊﾞｰを使うと良いよ。

903 ：吾輩は名無しである：04/10/24 11:03:09

>>902
いいよ、と言われてもまだ30歳なので買えません。

904 ：吾輩は名無しである：04/10/24 16:20:39

こういう催しとかあるから行くと良いよ。
http://www.city.chiyoda.tokyo.jp/tokusyu/chiiki/koujimachi/20040202/0202.htm
http://www.city.chiyoda.tokyo.jp/tokusyu/chiiki/koujimachi/20031121/1121.htm

905 ：吾輩は名無しである：04/10/24 16:45:20

代表作とかいまいちわからないのですが、
何から読み始めるのが良いでしょうか？

906 ：吾輩は名無しである：04/10/24 21:30:12

>903
なぜ？？？？？？

907 ：吾輩は名無しである：04/10/25 09:49:32

俺は指を舐めてからページをめくるから
読み終わる頃には下の角っちょがごわごわだよ。

908 ：吾輩は名無しである：04/10/25 14:19:53

>>906
>>902が「100円均一」を「100禁」って書いたので、
>>903が「18禁」のようなネタに絡めて洒落たんでしょ。

909 ：吾輩は名無しである：04/10/26 02:09:53

ひゃっけんの、どこがいいのかわからない
もちろん、まあだかいなんてきもすぎ。映画のせいだけど

910 ：吾輩は名無しである：04/10/28 23:12:06

自分も最初冥途読んだときはいまいちだった
昇天ではまって、それからはどれも面白く感じたよ

911 ：吾輩は名無しである：04/10/31 13:47:54

百閒文学は、むしろ百鬼園随筆集や御馳走帖あたりから入ったほうが親しみやすいかも知れん

912 ：MJ ◆MJ/axTXDJk ：04/10/31 14:10:23

初期幻想系短篇はカフカみたいだぞ。
『件』『しな人』『白子』
つか、おれは百閒読んでからカフカにいったのだが。

913 ：吾輩は名無しである：04/11/01 00:33:13

>>909
山本直樹の漫画から読むと良いかも。

914 ：吾輩は名無しである：04/11/05 20:58:38

静岡大の、サカイヒデユキって先生、講義で
内田百閒やってるの？なんか、百閒の著書出してるみたいだし。
知ってる人いる？

915 ：吾輩は名無しである：04/11/06 14:37:53

ここ見て大貧帳読もうと思ったんだけど、本屋にも図書館にも置いてない
ちくまの集成もなぜかその巻だけ抜けてるし…
ネットか！？

916 ：吾輩は名無しである：04/11/08 13:51:18

>>911
叔母に最近百閒読んでるって言ったら、
読んだことがないので一冊貸してくれとのこと。
911さんのレスを思い出して百鬼園随筆を貸したら
後日、頭のおかしい人の文だって言われた。
そしてあんたが面白いといって読むのも理解できると、怒り気味に悪態つかれました。

917 ：吾輩は名無しである：04/11/09 18:44:30

まあ、独特の百鬼園節は好き嫌いが分かれるからねえ
受け付けない人はダメだろうし
一旦はまったら中毒になるし

918 ：吾輩は名無しである：04/11/09 23:00:18

>>916　本を他人に紹介すると、たいていの場合
空しい結果になるよな。それよりも、916が百閒の読者なら
「輪読など、戦時統制経済の遺物」ということは、
じゅうぶん知っているはずだが。

919 ：吾輩は名無しである：04/11/09 23:35:54

>>916
叔母さん、自分で借りといて怒るこたあないよな。

920 ：吾輩は名無しである：04/11/10 20:41:10

筑摩の文学全集だっけ？
作家ごとの文庫のシリーズがあるんだけど、
その「内田百閒」が収録のバランスがよくて良いかも
初期短編から随筆まで。

因みに「ノラや」は未収録ですた。
一度目は「東京日記」で挫折したんだけど今になってみるとすっげーツボだｗ

晩年の作品はあまりにもぼわーんとしてて読みにくい感じがする
私は初期短編が好きだ。件、豹、山東京伝山高帽子等々。
まあ人それぞれですけどね。

921 ：吾輩は名無しである：04/11/10 22:09:49

東京日記。百閒の作品だから読むには、読んだけど
う～ん･･･つらい･･･ってのが、正直なとこだったな。
そっち系では、昇天、サラサーテの盤あたりが、精一杯だ。
東京日記は、東京駅ステーションホテルで書いたんだろ。
泊まったことある？

922 ：吾輩は名無しである：04/11/10 23:22:20

http://www.webmode.biz/rbbs_1/user/2664.html
被害者自殺！

923 ：吾輩は名無しである：04/11/18 04:44:29

>>914
静岡大学人文学部言語文化学科の酒井英行教授のこと？
http://www.hss.shizuoka.ac.jp/fac_mem/lang/sakai.html

熱心に百閒を読んでいる漏れも
講義として強制的に読まされたら
きっと拒否反応を起こすだろうな

924 ：吾輩は名無しである：04/11/18 21:40:15

>>923
レスありがと。この人の、百鬼の愉楽というのを読んで
どんな、講義をやってるのか、知りたくなってねえ。
百閒の作品で、小説と随筆の境界が曖昧なの、あるでしょう。この本で
随筆の中の虚構を　ごく一部だけど解説してあって、面白かったんだわ。
　しかし、どんな講義の内容なんだろ。静岡大のひと、いないのかなあ

925 ：吾輩は名無しである：04/11/18 22:30:44

「東京日記」結構好きでしたが、色川武大の「生家へ」と似た感触

926 ：吾輩は名無しである：04/11/19 17:01:37

色川武大って麻雀の人だよね。放浪してるの？

927 ：吾輩は名無しである：04/11/23 23:38:24

なんにも用事がないけれど、九州までいってみやうと思ふ。

なんつって。

①品川4:35発＞沼津6:37着
②沼津6:49発＞浜松9:02着
③浜松9:10発＞豊橋9:45着
④豊橋9:55発＞大垣11:14着
⑤大垣11:36発＞米原12:10着
⑥米原12:26発＞姫路14:42着
⑦姫路15:01発＞糸崎17:57着
⑧糸崎17:59発＞広島19:22着
⑨広島19:30発＞新山口22:00着
⑩新山口22:34発＞下関23:38着
⑪下関23:49発＞小倉00:03着

928 ：吾輩は名無しである：04/11/23 23:39:20

国府津から御殿場へ、回ってないのがちと残念。

929 ：吾輩は名無しである：04/11/25 17:25:16

今気付いたんだけど
J-waveで江守徹が｢御馳走帖｣の朗読やってたんだ…
http://www.j-wave.co.jp/original/zerohour/story/index.htm
http://www.j-wave.co.jp/index.htm

11/22(月)～26(金) 24:00～24:30
御馳走帖ほか
朗読：江守徹

930 ：吾輩は名無しである：04/11/25 21:28:37

>>926
1989年死去

931 ：吾輩は名無しである：04/11/25 22:51:18

佐藤こひさんの詳細について分かる書籍・サイトってあるんですか？

932 ：吾輩は名無しである：04/11/26 00:45:57

>>464「尽頭子」の意味って何だろ？
「尽頭子」の２つあとの「件」がヒントです。
なぜ先生は「件」になってしまったのか？
「尽頭子」がヒントです。

933 ：吾輩は名無しである：04/11/26 02:53:41

「旅愁」で寝台でスボンが破れパナマ帽と靴に浴衣を着て駅に降りる先生にわらった。

934 ：吾輩は名無しである：04/11/27 15:21:16

先々月くらいから突然、内田百閒の本が高騰しだしたんだけど
何かあった？　>>929の影響のみにしてはあまりに大きな反響なんだけれども

935 ：吾輩は名無しである：04/11/29 15:55:57

百閒先生の作品って、読後も後を引くね
いやむしろ読後にじわじわ味わいが深くなってくるのかも

学生時代に「旅」「酒」などといったテーマごとに、様々な作家の随筆を集めた随筆集を読んだが
その中で記憶してるのは「阿房列車」「おからでシャムパン」などの百閒作品ばかり
作者名も忘れてたのにそういう強い印象で記憶してたもんだから、後年百閒作品を読むようになって
この二作品を発見した時は凄く驚いた（なんせ二作品とも同一作者だとは知らなかった）

ちなみに他作家で覚えてるのは、阿川弘之のオリエンタル急行に乗りに行った話と
坂口安吾の無茶苦茶な飲酒生活の話だけ

936 ：吾輩は名無しである：04/12/01 19:50:44

新字新仮名遣いに苦言を呈してる文をちくまの新仮名遣いで読むのは、なんか微妙な気分

937 ：吾輩は名無しである：04/12/01 19:51:40

違った
「文法を勝手にいじられることに苦言を呈してる」
の方が適切だ

938 ：吾輩は名無しである：04/12/03 23:47:05

「長春香」今読んだんだが、最後のほうで思い切りぞっとした

どうしよう便所行けない･･･途中に仏間が･･･

939 ：吾輩は名無しである：04/12/04 21:11:35

現代仮名の文庫版も嫌ですが
百間という表記もOKなのにネットで「月」の方に固執する人がいて
「百ケン」とか表記してるのが嫌。そんな「百ケン」は知らない。

>938
「長春香」結末泣けるけど。「食べたいほど可愛い」を字義通りにw

940 ：吾輩は名無しである：04/12/05 04:00:27

>>939
筆名の由来である川の名前は「百間川」だったんだよね？

941 ：吾輩は名無しである：04/12/05 05:18:14

今まさに百閒先生で卒論書いてる
終わりそうもないけどいい作家だと思う

942 ：吾輩は名無しである：04/12/06 00:24:28

>>940
百間川は今も普通に流れとるよ。
ttp://map.yahoo.co.jp/pl?nl=34.40.4.133&el=133.57.36.294&la=1&fi=1&skey=%b2%ac%bb%b3%bb%d4%b8%b6%c8%f8%c5%e7&sc=4

943 ：吾輩は名無しである：04/12/08 18:44:45

この先生はいろいろ持病があったそうだけど、
最終的には何で亡くなったの？

944 ：吾輩は名無しである：04/12/08 22:30:39

>>943
老衰
戦後立て続けの友人・教え子・愛猫の死の悲しみが寿命を縮めたような気が
特にノラとクルツの時のが強烈だったかな・・・

ところで
「サラサーテの盤」のモデルになった、1904年録音のサラサーテ演奏のレコードがぜひ欲しいんだが
手に入らないだろうな･･･

945 ：吾輩は名無しである：04/12/14 20:52:46

かゆいかゆいかゆい

946 ：吾輩は名無しである：04/12/14 21:07:19

>>944
＞寿命を縮めたような気
そうかな？
漱石先生はもとより
草平さんや佐藤春夫氏などの同輩よりも十分長生きしたと思うけれども。
だからこそ先に逝ってしまった人を想う晩年の随筆がせつない訳で。

いや、まあ、このくそぢぢいは縮んでよかったのか。
ほっときゃ150年くらい軽く生きそうだし。アッハッハ。

947 ：吾輩は名無しである：04/12/15 15:20:55

まあ、あのぐらいでちょうど良かったな

完全にボケボケになったり、大病で寝たきりになった百閒先生なんか見たくない

948 ：吾輩は名無しである：04/12/16 18:35:14

愛すべき糞ぢぢい

ちくまの写真帖見たけど、眼鏡外した百鬼園じいさん
意外とぱっちりお目目で可愛らしいねｗ

949 ：吾輩は名無しである：04/12/17 00:50:49

知り合いに若い時の先生にくりそつな香具師がいるのだが…
ええ変態です。

950 ：吾輩は名無しである：04/12/17 21:18:25

べネヂクチンのドオムウマー

951 ：吾輩は名無しである：04/12/18 21:41:04

黙って耳を動かしている百鬼園ぢぢい

猫っぽい。

952 ：吾輩は名無しである：04/12/18 21:44:07

>>951
ワラタ
確かにそうだｗ

953 ：大学生：04/12/20 16:57:11

みなさんは、百閒先生の作品をどういうきっかけで読み始めた
のでしょうか？ぜひとも教えて頂きたいのです！

954 ：吾輩は名無しである：04/12/20 19:29:18

阿房列車のジジイの表紙写真が気に入り買ってから。

955 ：953：04/12/20 22:29:24

なるほど！954さん、お返事ありがとうございます！！
最近、ちくまなど百閒文学の文庫化が著しいですよね。
若い人にもかなり読まれているみたいですし・・
なぜなんだろうと疑問に思ったのです。
みなさんが百閒先生の作品を手に取ったきっかけを教えて下さい。
お願いします★

956 ：吾輩は名無しである：04/12/20 22:54:46

>>955
>>954に同じ。
去年第一阿房列車の文庫本の表紙を見て、
初めてこの人の存在を知る。
実際に読み始めたのは１年後。
第一～第三を経て、
現在はちくま文庫の立腹帳を読んでいる。

957 ：953：04/12/20 23:03:53

早速のレスありがとうございます！
表紙票、２票入りました☆
写真の効果があったわけですね。
先生の頑固そうな顔と、タイトルの「阿房」
が妙な取り合わせで気になった方が多かったのでしょうか(^^)

958 ：953：04/12/20 23:04:35

959 ：953：04/12/20 23:06:20

あ！二回書いてしまいましたね。
ごめんなさい・・書き込みあんまり慣れてないもので・・
お許しください（汗）

960 ：吾輩は名無しである：04/12/20 23:49:04

>>953

大2ですが、去年川上宏美つながりで存在を知り、大学図書館から「冥途」とか入った初期の短編集を読んだのがはじまりです。以降ちまちま読み進めています。

961 ：MJ ◆MJ/axTXDJk ：04/12/21 00:01:48

おれは漱石の｢夢十夜」を読んで感激したが
もっとすげーのがある、との噂をきいて「冥土」を読んだ。
ぶっとびますたな。。。ｗ

962 ：吾輩は名無しである：04/12/21 00:21:23

同じく「夢十夜」から「冥土/旅順入城式」。トラウマブックNO.1。

福武文庫版「長春香」カバー袖写真。私は視力が悪く、長年ぢぢいが好々爺然
と微笑んでいる写真かと思っていた。しかし良く見ると目が全然笑っていない。
むしろ憤然としているようでもあって、ただ口元だけで、にやけている。
わからんぢぢいだ。

963 ：953：04/12/21 00:21:43

ありがとうございます！
川上さんの作品からですか～★納得です(^-^)
あの方の作品には百閒文学の雰囲気が漂っていますよね！！
『椰子・椰子』や『蛇を踏む』に収められている「惜夜記」
などは特に似ている気がします。
川上弘美つながりでファンになった方は結構多いかもですね・・！

◆百閒文学を読んだきっかけは？◆

文庫の表紙が気になった　２票
川上弘美つながりで　　　１票

大変参考になります！！

964 ：953：04/12/21 00:26:25

ああ！！書き込もうとしていた間に新たな票が！！
嬉しい悲鳴です♪

◆百閒文学を読んだきっかけは？◆

文庫の表紙が気になった　　２票
川上弘美つながりで　　　　１票
夏目漱石の『夢十夜』から　２票

『夢十夜』も好きです！
「漱石ってこういう作品書く人なの！？」と驚きました。

965 ：吾輩は名無しである：04/12/21 01:43:07

高校の教科書に「冥土」が載っていたのがきっかけ。
ただし授業ではやらずにスルー。

966 ：953：04/12/21 15:38:15

き、教科書に載っていたのですか！？初めて聞きました！
どこ出版の教科書なのでしょう？びっくりです！！
貴重な情報ありがとうございます。
意外な票入りました(・・；)

◆百閒文学を読んだきっかけは？◆

文庫の表紙が気になった　　　　２票
川上弘美つながりで　　　　　　１票
夏目漱石の『夢十夜』から　　　２票
教科書に『冥途』が載っていた　１票

967 ：吾輩は名無しである：04/12/21 19:36:27

俺の場合、今年に入ってからのえらく新参の読者だけど
本屋で新潮文庫の「百鬼園随筆集」の宣伝見たときに、気になって手に取ったのがきっかけ

だって、新潮文庫のあの超頑固爺な写真が拡大されて
その下に「こんな顔なのにこの面白さ!」とか書いてあるもんだからｗ

968 ：吾輩は名無しである：04/12/21 20:38:36

ちくまの百鬼園写真帖の
118ページの写真はﾜﾗﾀ

969 ：吾輩は名無しである：04/12/21 20:40:30

美香も大好きな森健（もりたけし）

73年愛知県生　慶應大中退　『火薬と愛の星』で第46回群像新人文学賞

単行本発売　『女の子と病気の感染』　角川書店　　『火薬と愛の星』　講談社

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　　　　　　ｌ　ゝ　　　　　|
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　　　　 ||￣￣￣|＿|　|＿| ￣￣￣||
　　　　　　　　　 (＿ヽ(＿ヽ

970 ：953：04/12/21 20:43:36

それはうまいキャッチコピーですね！Good job!!
そこの本屋さんが独自に作ったものなのでしょうか？
それとも新潮社がポスターかポップに書いているのでしょうか？

◆百閒文学を読んだきっかけは？◆

文庫の表紙が気になった　　　　２票
川上弘美つながりで　　　　　　１票
夏目漱石の『夢十夜』から　　　２票
教科書に『冥途』が載っていた　１票
本屋でキャッチコピーに惹かれた　１票

971 ：吾輩は名無しである：04/12/21 21:07:20

鈴木清順のツゴイネルワイゼンを見てから、
それで最初は幻想的な作品ばかり読んでたけど
今では随筆が三度の飯より好き。

972 ：吾輩は名無しである：04/12/21 21:46:40

話は変わるが、次スレのタイトルは
「第三阿房列車」になるのかね。

973 ：953：04/12/21 22:09:23

>>971
レスありがとうございます。
映画「ツィゴイネルワイゼン」は私は百閒先生の「サラサーテの盤」
読んでから見ました。
どこかのレビューサイトに、映画の最初の方に出てくる
「鰻の肝を食べさせる」という部分は吉行淳之介の小説からだと書いて
あったように思うのですが、確かに百閒文学の不気味さと淳之介文学の
淫猥さが合わさったような濃厚な世界感がある作品ですよね。

>>972
そうだといいんですが・・スレって立てるの難しいんですかね・・？
初めて書き込みするような輩なのでなにもわからず（汗）

◆百閒文学を読んだきっかけは？◆

文庫の表紙が気になった　　　　２票
川上弘美つながりで　　　　　　１票
夏目漱石の『夢十夜』から　　　２票
教科書に『冥途』が載っていた　１票
本屋でキャッチコピーに惹かれた　１票
映画「ツィゴイネルワイゼン」から　１票

974 ：吾輩は名無しである：04/12/21 22:53:33

>>868
松浜軒のお膳を前にしての、あの歯抜けの笑顔もなかなか

975 ：965：04/12/21 23:09:25

しかし、百鬼園先生って借金の権威のわりに
ずいぶん仕立ての良いＹシャツとスーツ着てますな。

>>966
もちろん筑摩書房・・・さすが筑摩書房。
内田百閒, 「冥土」『新編国語II』, 1995.1., 66-71pp..

ほか
夏目漱石「硝子戸の中」『新編国語II』, 1995.1., 103-111pp..
中島敦「名人伝」同, 126-137pp..
養老孟司『脳が死を予測する」同, 140-144pp..
二葉亭四迷「余が言文一致の由来」同, 183-187pp..
武者小路実篤「真剣な仕事」同, 193-197pp..
など意外な作品が掲載されているが
全体としてレベルの高い教科書ではないかな・・・。

>>968
同感。

976 ：965：04/12/21 23:10:44

＞全体としてレベルの高い教科書ではないかな・・・。
レベルが高くない、の意。

977 ：953：04/12/22 00:17:52

詳しく教えてくださってありがとうございます！多謝です！
筑摩・・編集の偉い人にファンがいるのかな・・(?_?)

あと、百閒先生はお洒落ですよね。お金に困ってたようにはミエナイ・・
青楓画伯が皮肉を込めて「お大名｣と言ってらしたようですが、確かに。

>>968
茶目っ気がありますよね。

978 ：吾輩は名無しである：04/12/22 00:46:12

全裸に前掛けとかｗ

979 ：吾輩は名無しである：04/12/22 11:41:53

>>953
私のきっかけは、宮脇俊三氏のエッセイで先生の事を知ったことです。
もともと鉄道ものが好きだったので、紹介されてた「阿房列車」シリーズから入りました。
その後は福武文庫を買い漁りました。旧仮名の本が少ないのが残念ですが。

この先生は心のきれいな、本当に喰えない爺ですね。

980 ：953：04/12/23 01:15:30

>>979
レスありがとうございます！
宮脇俊三氏のエッセイからですか！！
私は鉄道のことをよく知らず、恥ずかしながら宮脇氏の本は
読んだことがないのですが、確か『最長片道切符の旅』の方
ですよね？（違ってたらすみません）
同タイトルのテレビ番組は観てました・・関口さんの(^^;)
979さんは鉄道がお好きだったことがきっかけだったんですね。
みなさんの「きっかけ」を伺うことで、あらためて百閒文学に
は様々な味わいがあることに気付くことが出来ます☆
中には「猫好き」だったことがきっかけの人もいるかも
しれませんね(*^-^*)

◆百閒文学を読んだきっかけは？◆

文庫の表紙が気になった　　　　　　２票
川上弘美つながりで　　　　　　　　１票
夏目漱石の『夢十夜』から　　　　　２票
教科書に『冥途』が載っていた　　　１票
本屋でキャッチコピーに惹かれた　　１票
映画「ツィゴイネルワイゼン」から　１票
宮脇俊三のエッセイから　　　　　　１票

981 ：吾輩は名無しである：04/12/23 09:00:05

谷川史子のコミックスの後書き漫画（「告白物語」）から　１票。

それがきっかけで昔、福武の阿房列車を買ってみたものの
のっけから小むずかしくて長年ほうっておいた。が、
最近エッセイから入ってまた興味持った。

982 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：04/12/24 01:59:13

久しぶりのカキコになります。
私は既に>>165で、
>>161さんへのレスとして回答していますが、再掲します。

私が内田百閒先生を知ったのが、
阿川弘之先生の「南蛮阿房列車」でしたので、
なし崩し的に「第一阿房列車」から読み始めて、
百閒先生の文章にはまりました。

偶然にも昨日ブックオフに行ったら、
>>634にも書いた「自選南蛮阿房列車」の文庫本を
見つけたので即買いしました。

983 ：953：04/12/24 04:26:15

回答が続々で本当に嬉しいです（涙）ありがとうございます！
>>981
谷川史子さんのコミックスに百閒先生のことが書かれているとは驚きです！
りぼんで連載されてた頃、ファンだったんですよねぇ・・懐かしい！
絵柄が優しくて、しかも話が感動的なんですよね～。
あ、また読みたくなってきました！！（笑）

>>982
ご親切に再掲して下さるとはっ（震）本当に助かります！
ありがとうごさいました！！ m(_ _)m
阿川先生はすごく百閒文学を愛されてますよね。
文庫発見とのこと、おめでとうございます☆私も近所のブックオフの常連です(^_^;)

◆百閒文学を読んだきっかけは？◆

文庫の表紙が気になった　　　　　　２票　　　　　川上弘美つながりで　　　　　　　　１票
夏目漱石の『夢十夜』から　　　　　２票　　　　　教科書に『冥途』が載っていた　　　１票
本屋でキャッチコピーに惹かれた　　１票　　　　　映画「ツィゴイネルワイゼン」から　１票
宮脇俊三のエッセイから　　　　　　１票
谷川史子のコミックスの後書き漫画から　１票。　　阿川弘之の「南蛮阿房列車」から　　１票

984 ：吾輩は名無しである：04/12/24 19:04:39

きっかけやこどうでもええが。
なにょ仕切りょんで突然。
やっちもねえ。

985 ：吾輩は名無しである：04/12/24 22:36:39

宮脇俊三からに、一票入れといてくれい。
　寝台列車が、次の春から、ぞくぞく廃止になる。
で、正月は、乗りにいってくるさ。九州方面に行くので、
八代に行って松濱軒にも寄ってくるよ。でも正月は、入れないらしいな。
　　　
　第二阿房列車も、終着駅に近づいてきた。第三阿房列車
への乗り継ぎ案内、しっかりやってくれよ。では、また。

986 ：吾輩は名無しである：04/12/25 00:26:21

来年2月に、受験で東京から京都まで行くんですが
やはり廃止される「さくら号」に乗ったほうが体験として貴重ですかね
銀河に乗るのも捨てがたいですが

ちなみに「受験のために利用する」のではなく
「受験を口実に乗りに行く」ところがポイント

987 ：771：04/12/25 23:34:49

先祖が取引先だったから、に１票おながいします。
取引先って「高利貸」のほうではないぞ（藁）

988 ：吾輩は名無しである：04/12/26 07:58:34

私も宮脇氏の著書で阿呆列車に触れられているのを見て、です。

ﾘｱﾙ消防のころは、旧カナで全然読めなくてほっておいたのに、
学生時代に読んだら旧カナであることも含めて楽しく読めました。

その後小説に手を出して、今ではすっかり百閒文学にはまってしまいました。
さすがに小学生で「百閒　ﾏﾝｾｰ」とは言えませんよねぇ。