おや、待てよ。
星の王子様2日前に初めて読んだんだけど、これおもしろいよね。
バラの話はそんなに気にならなかったけど、キツネが「大切なことは目に見えないんだ。
心で見なきゃいけないんだよ」というところにとても大きく関心しちまったよ。
まさにその通りだよね。
7 :
吾輩は名無しである:03/02/18 22:52
主題にストレートに感動したんだね。
まぁあれは、ほとんどの部分が「大切なものは目に見えない」の例えとして
書かれてるわけだけど・・・ウワバミの話もバオバブの話もバラの部分も。
Lorsque j'avais six ans j'ai vu,une fois,une magnifique image.
これが書き出し。いまLe Petit Princeを原文で読んでいる。Xまで読んだ。
フランス語としてはそんなに難しくない。ただ、時制の違いによるニュアンスの違いを
とらえるのが難しいかも。まあ、大学の第二外国語でフラ語を勉強した程度のレヴェルですから。
imageのあと、dans un livre sue la foret vierge qui s'appelait Histoires vecues.
私が六歳のとき、はじめて、「実際にあった物語」と呼ばれる、処女森林についての
本のなかで素晴らしい絵をみた。
11 :
吾輩は名無しである:03/02/24 09:50
あげなくちゃダメだねw
12 :
吾輩は名無しである:03/02/24 23:03
中公新書から出てる 塚崎幹雄著 「星の王子様の世界」
素晴らしい。
13 :
吾輩は名無しである:03/02/26 11:14
あげてもいいだろ? ぼく、ほんとにかなしいんだから・・・・・・
14 :
吾輩は名無しである:03/02/26 11:38
岩波少年文庫旧版の星の王子様はすごくいいよ。
ポケットサイズで表紙がつるつるしてて。
>14
>表紙がつるつるしてて。
おまえかわいいなw
16 :
吾輩は名無しである:03/02/26 23:31
箱根にあるサンテグジュペリ博物館友達と行ったことあるよ。
入場料とかは覚えてないけど、他にみどころない場所だったしそれなりに楽しめた。
17 :
吾輩は名無しである:03/02/27 12:02
>>15 いやいや、ほんとに。まだ箱入りでハードカバーだった頃の岩波文庫だよ。
紙が悪いから薄くて本が軽くて。古本屋さんで安く買えるから探してみてよ。
と、それはさておき、最近まで日本で出版された星の王子さまの挿絵は、
全てオリジナルではなくてオリジナルの模写が使われてたらしいですね。
ずっとテグジュペリが描いた絵だとばかり思ってたんですけど。
18 :
吾輩は名無しである:03/02/27 12:03
このスレは文学板に相応しいんですか??
19 :
吾輩は名無しである:03/02/27 12:07
メタ文学だから。
20 :
吾輩は名無しである:03/02/27 12:12
じゃあ真の文学だと? 文学を超えていると?
21 :
吾輩は名無しである:03/02/28 08:53
いいえ
23 :
吾輩は名無しである:03/03/01 22:57
age
しまった!「様」にしてる時点で駄目だ。
25 :
吾輩は名無しである:03/03/07 18:48
age
26 :
吾輩は名無しである:03/03/07 18:53
「大切なものは目に見えない」で立ち止まったテグジュペリより、
目にみえないものを見ることに執念を燃やした禅僧はすごい。
27 :
吾輩は名無しである:03/03/30 20:48
age
人間の土地と夜間飛行はよかったなあ。
作品もそうだけど、作家まで好きになってしまう。
星の王子様はまだ読んだことないけど、おもろそうではあるよね。
明日図書館によみにいこっかな。
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
30 :
吾輩は名無しである:03/04/23 12:32
「バラ」のモデルになった奥さんコンスエロの
『バラの回想』という本もいいよage
英雄テクジュペリの実生活での苦悩がわかる
31 :
吾輩は名無しである:03/04/29 00:13
私もお勧め。コンスエロのイメージがその本で変わりました。
32 :
吾輩は名無しである:03/05/10 18:50
だれかがなんびゃくの星の中でたった一輪の花を好きになったら
その誰かはなんびゃくの星を見上げただけで幸せになれるんだ
手元に資料無いけど(うろ覚え)この部分が大すきです
>>32 やべ、感動しちまったじゃねえか
やめてくれよな
で、どの辺に載ってるの?
明後日調べにいくからさ
34 :
吾輩は名無しである:03/05/14 21:14
きつねとの会話も好きだったなあ〜
実は、子供の頃はサパーリ分からなかったんだけど、
大人になって読み返してみると、すごく良い本だと思えた。
よく言われるように、‘Le Petit Prince’には作者自身が重ね合わされています。
語り手の宇宙飛行士には,実際に経験した遭難体験など外面的な事件を、王子には内面的な心理が投影されています。外面にせよ内面にせよ、観察眼は作家というものの宿命でしょう。
パリ占領下を脱出し、亡命先のアメリカで作者は、この作品を書いています。そして40歳を過ぎ、無謀にも対独の軍用飛行士としてフランスに戻り、ひどく簡単に亡くなるのです。
一度捨てたバラの元へ戻るため、王子が地上で死んで行く姿と重ね合わされます。物語が実人生を投影しながら、最期は実人生が物語に応える、そんな所に今も人をひきつけてやまぬ魅力があるように思います。
だから時代的な寓意も散りばめられています。例えば放ったらかしていたバオバブが星を飲み尽くす話は、ヨーロッパ諸国が目の前の平安を守る余り、ナチスドイツに譲歩し続けた外交を暗示しているとか…。
このあたりのことは塚崎さんの中公新書に詳しく書かれています。
Saint-Exuperyと言えば今もフランスでは、カトリック作家のカテゴリーで語られることが多く、「Le Petit Prnce」もバラと王子の和解の物語とみなされることが多いでしょう。
和解の物語として、現代人が読む場合、バラをどのようにイメージして読むでしょうか。恋人か、祖国か。それとも「愛」そのもの、あるいは神か。それとも逆に王子をキリストになぞらえ、バラを人間すべてと読むか。
ただ言えることは、聖書は新旧を通して、こうした愛の亀裂と和解を描いていることです。和解は必ず可能であるが、そのためには自ら(命までも)を捧げねばならぬと言うことです。
命を捧げれば、それで和解出来るといった機械的なものではありませんが、例えばペトロやパウロはイエスを捨てたり、迫害した経験を持つ者です。
原罪と言ういかめしいテーマなども、罪を犯すことが無垢の白紙が汚れるのとは、違うということを言ってるように、私には思えます。
イタリアに『クゥォ・ワディス(どこへ行く)?』という小説があります(岩波文庫にも邦訳があります)。
この小説のもとには一つの伝承があります。迫害のローマをペトロが逃れると、街道で逆方向を歩いて来るイエス・キリストの霊と出会う。イエスはペトロに、「クゥォ・ワディス?」と訊いたきり、ローマの方へ消えてしまうのです。
それからペトロはローマに引き返し、殉教したという伝承が昔からあります。飛行機でパリを目指すSaint-Exuperyの心には、このペトロの面影がダブっていたのかも知れません。
厨房の頃から思ってたんだけど「テグジュペリ」って変じゃないか?
ExuperyにSaintを被せたからこそ「サン=テグジュペリ」なのに。
原書でも読んだけど、内藤濯氏の訳(の調子)が盲目的に好きだ。
もうあの文体であの内容を語られると涙がとまらない。
盲目的、といったが、他人に鼻息荒く紹介したときに
何この言葉づかい…といわれて自覚した。
>>10 あっちよりここの板のほうがファンが集まってるみたいでない?
>>37 禿同
テグジュペリって言うのは、
ああこの人リエゾン知らないんだ…って思わせちゃうから
やめたほうがいいと思うんだがなー。
日本で固有名詞として認められているとするなら…頭をかかえる。
でも厨房の頃から思ってたんだ、すごいね。
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
40 :
吾輩は名無しである:03/06/05 15:26
上げです
以下同文
どうでもいいけど、グッズ高すぎ。
43 :
ぼくは星無し王子です :03/07/07 19:43
ぼくは、七夕だからあげておくよ。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
age
46 :
吾輩は名無しである:03/07/21 10:16
ごめん、ただの厨房なので、フランス語しらないの。
サン=テグジュペリさんって、それじゃどう呼んだほうがいいの?
さんてっくす
48 :
吾輩は名無しである:03/07/31 20:05
少佐未帰還age
(^^)
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
51 :
吾輩は名無しである:03/08/21 01:05
重複age
52 :
吾輩は名無しである:03/08/24 22:34
仏語の星の王子さまは国内では発売されてないのでしょうか?
53 :
吾輩は名無しである:03/09/04 08:56
54 :
吾輩は名無しである:03/11/19 04:39
そう。
星の王女様