>>66-67 私の考え方に相当反感を持っているようだが、内容はきちんとわかりやすく整理されており、
読ませるレスになっていると思う。気が付いた点を記しておく。
>思想、教養としての「文学」(を読むこと)
こういう読み方が誤りであるのが前提であるかのように論が展開されているのを
非常に奇妙に思う。
「歴史」という時の審判を経た「古典文学」は既にある種の権威として確立して
いるのは否定出来ない事実であり、これを読み解くことが、自己の精神的鍛錬となり
結果的に教養足り得るのを否定する理由は何ら存在しえないのである。
また、読むことで常に新しい側面を見出して行く必要があるかのような論も納得が
行くものではない。
このような「読み方」は、時に作品のテーマ・本質を見落させる恐れがあるからである。
>ミステリを一緒くたに読み捨てと呼ぶミステリ板住人の強圧的な物言いはその
>権威への盲従に因っている。
では、読み捨てでは無いミステリとは何か、具体例が何ら挙げられておらず、
説得力が感じられない。