905 :
吾輩は名無しである:2005/11/28(月) 02:45:32
7月24日通り読んだ。
相変らずリアルな心理描写だねえ。男が書いた女なのに。
しかしまぁ、章タイトルとかいかにもドラマ仕立てだな。これも吉田らしい。
折角の才能をこういう安易な迎合小説で貶めて欲しくない。
906 :
吾輩は名無しである:2005/11/28(月) 18:13:01
「7月24日通り」もそうだけど、なんか俗っぽいんだよなぁ。
でもそれが吉田修一なんだから、仕方ないか
sage
908 :
吾輩は名無しである:2005/11/28(月) 18:52:09
風俗を描くんだから当たり前だろ
聖書でも読めよw
909 :
吾輩は名無しである:2005/11/28(月) 23:34:12
賞タイトルは最後にオチになってるじゃん
最後まで読んだの???
>>905 7月24日通りは、そもそもクリスマスのラジオドラマ向けに作られた作品。
去年のXマス、FMで酒井若菜朗読で放送してんのを車で聞いた。
ドラマの合間に光浦が出てきて「靖子です。寂しいです」とかやってんのが笑えた。
だからドラマっぽいのは当たり前。クリスマスだからとりわけベタだ。
あれは純粋な商業作品だから除外したれ。
911 :
吾輩は名無しである:2005/11/30(水) 04:34:12
「東京湾景」で森高千里の歌詞が丸々引用されていた件について。
湾景は寒いな。そらまぁ、ドラマにもなるだろうとオモタ。
913 :
吾輩は名無しである:2005/11/30(水) 20:58:35
この人はパレードとパークライフと最後の息子だけ読んでればいいよ
>>913 なんかそんな感じだね。文学もサブカルもライトにこなす人って感じ。
915 :
吾輩は名無しである:2005/12/01(木) 01:09:09
パークライフは素晴らしいと思うんだがなー。
この人の小説は、最後の2,3ページの感情が湧き出るような心理と情景の描写がすごい。
決して大仰じゃなく、あくまで淡々と、なのに。
そのノリで湾景読んだらアンタ orz
916 :
吾輩は名無しである:2005/12/01(木) 04:03:57
917 :
吾輩は名無しである:2005/12/01(木) 09:28:14
ランドマークもいいと思うけどな
もちょっと時間かけて丁寧に書けばよかったのに
優れた作家だと思うけど、三人称の地の文で「お湯」とか「お盆」とか書いちゃうのが
いちいち気になる。
最近そういうの気にしない人が多いんだな。
918 :
吾輩は名無しである:2005/12/01(木) 14:01:27
そういうふうに書いてしまうのは、育ちが良いんだろうなぁ。
919 :
吾輩は名無しである:2005/12/01(木) 18:43:34
今日、中村航読んでしまったのでパークライフで解毒してきます。
920 :
吾輩は名無しである:2005/12/01(木) 19:26:43
>>913 >>914 >>916 こーゆー奴に限って実は読んでなかったりするんだよなw
どこがどーだから読む必要がないのか、きちんと説明して欲しいねwww
921 :
吾輩は名無しである:2005/12/02(金) 01:12:12
>>917 ランドマークはやり方次第では大作になった可能性があるね
俺ももっと時間をかけてもっと長いものにすれば良かったんじゃないかと思う
>>920 誰も読む必要がないとは言ってない
おまえが
>>913以外の作品が好きなら勝手に何度でも繰り返して読めよ
人の言動に左右されるおまえこそちゃんと読めてないんじゃないのか?
自分の好きな作家がけなされてまるで自分がけなされてるように感じるのはちょっと危険だな
実際には俺はけなしてはないんだけどな、むしろ
>>913の三作品を勧めてるつもりだが
922 :
吾輩は名無しである:2005/12/02(金) 02:16:06
自分は
>>916だが
まさしく
>>921と同じ意見だよ。
その3作品は、吉田修一の良心的な部分を要約してるって言うか、とっかかりとしてベストなチョイスではないかと。
ちなみに吉田作品は全部じゃないけど結構読んだ。
1作でやめなかったのは、やっぱり読んでてしっくりくる作家だからだろうなぁ
「!」という衝撃はないんだけれど、やめられない。
923 :
吾輩は名無しである:2005/12/02(金) 14:10:46
せっかく詠美と姦通してるなら、人脈生かしてモリモリ文壇政治すりゃいいのに。
そうすれば賞だってもっとバンバン獲れるし、存在感もアップするだろう。
政治だけでやりくりする作家も嫌いだが、こいつのやる気の無さにもイライラする。
924 :
吾輩は名無しである:2005/12/02(金) 20:43:26
吉田センセは奥ゆかしいお方なのだよ。
何しろ三人称地の文で「お湯」「お盆」なのだからね。
925 :
吾輩は名無しである:2005/12/02(金) 20:47:46
>>921 誰も人の言動に左右されてはいない。
また、別に吉田が好きだとは誰も言ってない。
お前こそ、ちょっと危険だぞw
926 :
吾輩は名無しである:2005/12/02(金) 20:50:27
>>921 >>922 実は読んでないのでは?
とか言われてムキになってるあたりが、かなり痛いなw
だから、
>>922さんさ?どこがどうだから読まなくていいのか、ちゃんと説明した
ほうがいいよ。でないとただのバカだよw
927 :
吾輩は名無しである:2005/12/02(金) 20:52:58
>>921 >誰も読む必要がないとは言ってない
いや、思いっきり言ってると思いますけど…w
↓
>パレードとパークライフと最後の息子だけ読んでればいいよ
なんで本格ホモ小説は書かないの?
エセ少女マンガ小説書いてても仕方ないよ
>エセ少女マンガ小説
7月24日通りか。
931 :
吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 17:05:56
>>930 完全ノンケってことないだろ、あの顔、あの文章でw
ホモとの出会いとかどういうのが好みなのかさ、
そこんところ丹念に書いてよ。
932 :
吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 20:36:45
ゲイの俺から言わせれば、どう見てもノンケなんだが
もうちょっと詳しく言えば、食われノンケって奴だ
下手すると刃傷沙汰に巻き込まれたりするぞ、ゲイの乙女心を弄ぶのも大概にしておけ
933 :
吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 22:33:59
吉田の女主観で書いた少女漫画小説はやっぱり下手だよね
同じ少女漫画小説でも、吉本ばななとか綿谷りさとか江国とかの方が上手。
吉本らは少女だけど、吉田の女主観は単なるネカマだもんな
934 :
吾輩は名無しである:2005/12/04(日) 22:00:24
吉田は一人称で書いても、そして労働者を書こうがモラトリアム学生を書こうが
女主人公を書こうが、洩れなく意地の悪い作者の視点を通して描かれている。
一人称イコール作者になりがちな女性作家とはそこが完全に異なる。
一人称に耽溺しないってのは、意識的な書き手としては当然。
936 :
吾輩は名無しである:2005/12/12(月) 20:57:08
ちょっとアゲます。
937 :
吾輩は名無しである:2005/12/12(月) 21:31:20
7月24日通り、軽いっちゃ軽いけど、俺は好きだけどな
主人公が、弟の彼女を通して己の惨めさを突きつけられるところがいかにも吉田的で。
去年車ん中でラジオ聞いてた>7/24
最後まで聞く前に店入っちゃったから、あとで気になって買ってしまった。
ラジオドラマのデキはとっても良かったな。
情景描写が繊細で吉田作品は朗読に向いてる。
7月24日通りは最後の停電のシーンとか、ほぼ自分と同じキャラの女の子を弟の彼女にして
対象化させるとか、なんか安易で練れてないと思うんだよね。
締め切り気にしながら書ききった吉田の苦心が伺えるようで、なんかすっきり読めない。
940 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 09:39:27
装丁が良くない?7月24日通りは
最悪装丁は日曜日たちかと
俺はパークライフの単行本の装丁が好き。
文庫本の、ウォーリーみたいなのはなんなの?ナイフ持ってるみたいに見えるが。
木村建設の篠塚さんに似てますよね
誰やねん
吉修はハゲだけどカッコイイ。
945 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 19:45:41
>>942 俺そうゆうの好き。君とは仲良くなれそうだ
946 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 21:03:39
この人の読者ってあまり本よまなそう…
947 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 21:08:08
いいこと言う。
同意っす。
949 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 23:35:56
ホモネタが多いのはあれだけど、waterは好き。
高校生だった頃の甘い空気を思い出させてくれる。
吉田修一は、初期の作品は退廃を織り込もうとする部分が見えるな。
パークライフでは完全に解脱して、自分の色で描ききった気がする。
今後どういう方向に行くのかなあ。
ヘタな月9ドラマみたいのは、ちょっとどうかと。
951 :
吾輩は名無しである:2005/12/15(木) 00:06:37
こいつとか綿矢とかまんがの原作にしか思えない。
パークライフが漫画になるとこ、想像できん。
953 :
吾輩は名無しである:2005/12/15(木) 02:13:45
『最息』とかモロ漫画じゃ…
パレードは漫画になりそうな気がするけどな。
窪之内栄策あたりに書かせたい。