1 :
吾輩は名無しである :03/01/01 17:41
===========終了=============
エンリケ・バリオス著 「アミ小さな宇宙人」 人類史上に残る永遠の愛のメッセージ。 エマソンを凌ぐ真理が内包されている。 だけど童話。大人は読んではいけない。
>1 宣伝うざい。 ==========終了===========
6 :
吾輩は名無しである :03/01/01 18:37
7 :
吾輩は名無しである :03/01/01 18:39
創作文芸逝けよ
9 :
吾輩は名無しである :03/01/01 18:43
10 :
吾輩は名無しである :03/01/01 18:45
ヒラノケイイチロウの一月物語。 現代の神話、だって。かなりいい。 ファンになチャイソー
11 :
ころにゃん ◆xBMFVwwC0s :03/01/01 18:49
>>6 この人かなりの読書家だね。
百鬼園も読んでるね。
13 :
吾輩は名無しである :03/01/01 18:55
14 :
吾輩は名無しである :03/01/01 19:01
他は?
16 :
吾輩は名無しである :03/01/01 19:06
∧ ∧l|l|l| なんだよこのスレ..... 。( / ⌒ヽ、 〃/∧;;;;;;;;;;) ゲロゲロ o゚と/(_つつ
>>7 金井美恵子だよ♪
この小説、文体模倣の欲望に忠実すぎるね。
>>15 え?
19 :
吾輩は名無しである :03/01/01 19:09
>>6 読んだけど、ラストが滲んでいてよく理解できなかった。
あの人ってのはどこでなにしてるの?
もう死んでるの??
>>19 しんでんのかな?
あたしも疑問。だれかおしえて!
>>13 「そうして、わたくしは下を向きました」っていうラストで、
全てが繋がってるね。いいね、これ。
ふむふむ
23 :
吾輩は名無しである :03/01/01 20:17
アンチのやらせうざいよ!<all
24 :
吾輩は名無しである :03/01/01 20:18
よくスレ建てられたな。何度やっても「またの機会に」といわれるのだが
IP抜きました。ファイアウォールつかってくださいね<all
(^^)
移動するマイ独り言スレなわけだが。
さむいよ。
日本酒を飲みつつ赤身を食らうサタデーナイト。
元ミス日本の整形外科医か。
さて飲もう。
32 :
吾輩は名無しである :03/02/09 15:19
村上さんですね。
33 :
吾輩は名無しである :03/02/17 14:50
34 :
吾輩は名無しである :03/04/08 21:37
村上ショージのギャグを三島賞作家が誉めてた。 「パッチン、パッチン」なる、シュールというか、わけわからんギャグを。 「ヤツは、天才だよ」中原談。
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
宮本輝の「海岸列車」 いいねえ。
また美香か・・・。
いや、美香を意識した釣り
なんだ、屑か。
携帯ゲーム機"プレイステーションポータブル(PSP) このPSPは、新規格UMD(ユニバーサルメディアディスク)というディスクを利用しており、そのサイズは直径6cmととても小さい(CDの半分程度)。 容量は1.8GBとなっている。 画面は4.5インチのTFT液晶で、480px x 272px(16:9)。MPEG4の再生やポリゴンも表示可能。外部端子として、USB2.0とメモリースティックコネクタが用意されているという。 この際、スク・エニもGBAからPSPに乗り換えたらどうでしょう。スク・エニの場合、PSPの方が実力を出しやすいような気がするんですが。 任天堂が携帯ゲーム機で圧倒的なシェアをもってるなら、スク・エニがそれを崩してみるのもおもしろいですし。かつて、PS人気の引き金となったFF7のように。
41 :
吾輩は名無しである :03/05/24 21:17
前にあった「理屈抜きで面白かった小説」とかいうの もうないの? 参考になってのに・・
「ラビット病」作;詠美さん すっと読めると思う。 いっきに読むと面白くないかもしれないが、 味わて読むとはまった。 難しい言葉はほとんど皆無だが、なかなか芯のある箇所がいくつかあった。
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
45 :
吾輩は名無しである :03/10/03 22:38
「本格小説」水村美苗 うーん。 セクース描写の少ない梶原一騎。 額に怪我したりして、「愛と誠」かよw
46 :
淳一 ◆8kTRz46uUU :03/10/03 22:41
お。面白そうなスレできてるじゃん。 たまにチェックさせてもらう。
47 :
吾輩は名無しである :03/10/04 00:51
有栖川有栖『孤島パズル』 本格と青春小説の幸福な結婚。 文句なしのトリック。絶妙の情報提供の仕方。論理構築の粋。 クイーンへのオマージュは「読者への挑戦」にも現れている。
49 :
吾輩は名無しである :03/10/04 20:47
「美しい村」堀辰雄 どうせ避暑地の恋だろうな、とは思ってたけど やっぱり避暑地の恋だった。 「僕の机の上には、マダム・ド・ラファイエットの『クレエヴ公爵夫人』が 読みかけのまんま頁(ページ)をひらいています」 主人公の手紙のこんな文章を読むと、ちょっと恥ずかしい。
50 :
吾輩は名無しである :03/10/05 17:42
「樹影譚」丸谷才一 おもしろい。 「市民ケーン」の"Rosebud"のエピソードを連想する。 この小説は最初に、自分は樹の影に何故か惹かれるがそれを元に小説を書いた、 まあ読んでみてくれ、という感じの導入部があって、それから物語に入る。 水村の「本格小説」もそうだったけど、こういうのを メタフィクションっていうのかな。よく知らないけど。
「クレーヴの奥方」ラファイエット夫人、青柳瑞穂訳 教訓:浮気を旦那に告白してはいけない。
53 :
吾輩は名無しである :03/12/24 23:03
「ジェーン・エア」シャーロット・ブロンテ、大久保康雄訳、新潮文庫 時代背景を考慮に入れても、「狂人」に対するあまりに非人道的な 扱いに唖然。ひどすぎる。 またジェーン・エアの自己中な言動はときにうんざり。 自分を助けてもらった家の女中に、あろうことか説教を垂れる場面を 読んだときは本を投げ捨てそうになった。 けれど、随所にみられる自然と人間を呼応させた印象的で忘れがたい 描写の数々、猛々しく自立を目指し、激しくロマンスに身を投じる ジェーンの魅力、ミステリー風味のストーリー展開のおもしろさは、 欠点を補って余りある。やはり読み次がれるべき傑作。
>>53 あの・・・差し出がましいようですが、読了報告スレに書き込んだ方がいいかと・・・
55 :
吾輩は名無しである :03/12/27 08:14
「嵐が丘」エミリー・ブロンテ、鴻巣友季子訳、新潮文庫 なーんだ。この本を読んでいて、いいなと思った箇所はすべて 水村の「本格小説」のパクリじゃん。 ちょっと「風と共に去りぬ」のテイストも入ってる。 でもボートでの激流くだりのような強烈な読書体験。 船に乗り込んだ読者を有無を言わせず奔流に誘う。 船頭役の作者は素人のくせにいつも笑ってるのがすごい。 最終章、心身ともに疲れ果てフラフラになって砂州に降り立つと そこには平和に佇むお墓が。 風にそよぐ草原とお墓を見ながら感じる、虚脱感と充足感の入り混じった 不思議な気分には覚えがある。 ・・・・・・トルーマン・カボーティの「冷血」のラストシーンだ。 まったく、エミリーはひどいパクリ魔ですね。
阿修羅のごとく。 映画もなかなかだったし、日本文学に興味のある人は絶対見るべきです。 私は福岡に住んでいますが、天神東宝などでは、 強いアンコールに答えて26日から再演が始まるそうです。
1 名前:吾輩は名無しである 03/01/01 17:41 1年で56レス。しかもDAT落ちしてない。のどかだなあ、文学板は。
「そうね――『人の世のはげしき熱病ののち、彼らは、安らかに眠っている』」 (「ジェーン・エア」第11章) ジェーン・エアがつぶやいた言葉の出典は「マクベス」第3幕、第2場。 妻に後押しされてダンカン王を殺したのはいいが、不安で安眠 できなくなったマクベスがそのダンカンをうらやんで言う台詞のもじり。 動揺を隠せぬマクベスをマクベス夫人はしっかりおしと戒める。 女は怖い。 前々からそう思っていたけれどシェイクスピア「マクベス」 (福田恆存訳、新潮文庫)を読んでその意を強くした。 「おまいら、あの木の実は食べるな」という神様のいいつけ をそむいた太古の昔から、女の貪欲・虚栄・狡猾・残虐さは 男の比じゃない。 私は子供に乳を飲ませたことがある。自分の乳を吸われるいとおしさ は知っています――でも、その気になれば、笑みかけてくるその子の 柔らかい歯ぐきから乳首を引ったくり、脳みそを抉りだしても見せましょう、 (第1幕、第7場) 怖すぎです。
「女だけの町(クランフォード)」ギャスケル、小池滋訳、岩波文庫 作者のギャスケルはブロンテ姉妹と同時代の女性作家。 タイトルからの連想に反して、これはホラーでもスリラーでもなかった。 イギリスの田舎町のご婦人方のスケッチです。 登場人物の多くがオールドミスの女性達で男はあまり活躍しない。 はじめの方に出てくるブラウン大尉――自分の敷いた鉄道で汽車にひかれる―― が男の存在というもの深く象徴しています。 この本の魅力は婦人たちの言動をユーモアたっぷりに 伝えてくれる語り手の若い女性にあります。 対象をばかにして笑いとばすのではなく、共感と愛情 に溢れている。また涙を誘う場面もあるけど、けして 安易な感傷に陥らないのもいい。 今年読んだ本のベスト1です。 女性ってすばらしいですね。
60 :
吾輩は名無しである :03/12/30 01:35
南北朝時代で白眉な小説ありますか?
61 :
吾輩は名無しである :
03/12/30 01:39 「風と共に去りぬ」とか「キラーエンジェル」とか「アンクルトムの小屋」とか アンブローズ・ピアス「生のさなかにも」とか迷うなあ