745 :
吾輩は名無しである:2007/05/06(日) 14:59:50
そもそも、宗教なんて何千年もの歴史と土台を持つテーマを一人の人間が何作も、文学的に描き下ろすなんて不可能だと思う。
だから、どうしても最近の三田作品は漫画的にならざるを得ない。
三田作品みたいにドドン!と強調されるより、大岡昇平や町田康の作品みたいに、暗示的にそういうのが配置されてる方がうまいと思う。
日本的なるものもそうかも。
三田さんみたいにドドン!と女帝シリーズを出すより、保坂和志の作品みたいな方が、日本の幽幻・わびみたいな精神に繋がってる。
全共闘にかけては三田さんが一番かもしれない。
746 :
吾輩は名無しである:2007/05/06(日) 15:25:12
町田康や保坂和志なんてのは、現代社会をきちんと描いて、その上に宗教めいたものとか日本的なるものを散りばめてる。
近景と遠景じゃないけど、三田作品みたいにキリスト教や仏教や宇宙みたいなスケールのデかいことを断片的な資料としての実感しかないのに描いたりはしてない。
やはり、『いちご同盟』とか『白い丘』の方に三田作品の本質が現れてる。
本来、三田誠広はスケールの小さい作家。
本人、埴谷雄高とか小川国夫に憧れてるっぽいこと言ってたからスケールのデカイの描きたい気持ちは分かるんだが、
埴谷雄高は火星人だし、小川さんはちゃんとカトリックの洗礼を受けてるから、全共闘世代でマイホームパパなんていう三田さんとはバックグラウンドがそもそも違うんだよね。
748 :
吾輩は名無しである:2007/05/06(日) 16:40:19
この人とツジヒトナリは文壇の誰からも叩かれている
749 :
吾輩は名無しである:2007/05/06(日) 16:57:29
辻仁成とはかなり似てると思うね。
特に『僕って何』と『ピアニシモ』が被る。
しかし、高度経済成長に伴う日本の伝統文化の崩壊から産まれるアイデンティティ・クライシスの問題は、時代から避けられない問題で、別に三田さんや辻が突然変異したわけでもなんでもないと思った。
内向の世代の文学やアングラ演劇、現代美術におけるネオ・ダダやハイレッドセンターみたいな予兆はあった。
渡来人や仏教伝来や遣唐使を含めても、2000年の歴史で日本の文化がこんなに変わったのは有り得なかったんだし。
750 :
吾輩は名無しである:2007/05/06(日) 16:58:15
辻仁成とはかなり似てると思うね。
特に『僕って何』と『ピアニシモ』が被る。
しかし、高度経済成長に伴う日本の伝統文化の崩壊から産まれるアイデンティティ・クライシスの問題は、時代から避けられない問題で、別に三田さんや辻が突然変異したわけでもなんでもないと思った。
渡来人や仏教伝来や遣唐使を含めても、2000年の歴史で日本の文化がこんなに変わったのは有り得なかったんだし。
751 :
吾輩は名無しである:2007/05/06(日) 20:00:17
迷宮のラビア読んだが読みにくい。
上のほうで文章力を評価してた人いるけど・・・この本が特別なのか?
752 :
吾輩は名無しである:2007/05/06(日) 20:35:37
本人はフランスのアンチロマンを意識したと言ってた。
753 :
吾輩は名無しである:2007/05/06(日) 21:59:47
三田さんは一生懸命やってるけど、筒井康隆辺りはそこら辺を軽くエンタメに昇華している感がある。
三田さんは筒井を傍流みたいな言い方しているよね
大学の講義とかでのしゃべり口からして
755 :
吾輩は名無しである:2007/05/12(土) 01:51:18
この人、浅すぎる量子論とかやすっぽいサスペンスとか、まじひどいね
あ
しかし、いまだに三田さんの本は新刊書店に並んでいるのであった・・・
758 :
吾輩は名無しである:2007/06/02(土) 01:33:14
すっげえこと発見した
綿矢りさは女版・三田誠広で金原ひとみは女版・村上龍だったんだな
これで説明がつくお(^ω^)
759 :
吾輩は名無しである:2007/06/22(金) 14:13:51
銭ゲバの著作権ゴロのスレはここですか?w
760 :
吾輩は名無しである:2007/06/22(金) 19:11:05
三田さんにはブックオフと全面戦争して欲しいよ。
漫画家たちと組んでさ^^;
761 :
吾輩は名無しである:2007/06/23(土) 13:10:29
この人、天才ですよね。
762 :
吾輩は名無しである:2007/06/25(月) 00:35:20
まあ、自分で「大作家として文学史に残る」と
大学の大教室で学生を前に豪語するような
ビッグな先生ですからね^^
赤ん坊の生まれない日をゲットし、途中まで読んでみた。
冗長な感じがするのだが、ラストに向けて大きな展開とかあるのか?
いちご同盟の相撲のシーンってどんな意図があるんだろうな?
あと、最後に直美の親父さんがしゃべりまくりだな
著作権死後70年を主張するこの人が訳した「星の王子様」
著作権使用料は遺族に払われてるんでしょうか?
サンテグジュペリの死後50年は経過してるけどまだ70年は経ってないし
死後70年の著作権を主張するなら払うべきだと思うんですが
この人もしかしたらやってることと言ってることが違ってたりする?
766 :
吾輩は名無しである:2007/07/13(金) 00:35:18
>>519 > 何だかんだと延長を正当化してるが、要は金だろ。
> 何が野蛮な国だコラ。
> てめえら銭ゲバどもこそ野蛮人だろが。
765だけど補足する。
その野蛮なことを三田本人が率先してやってるのかも
767 :
吾輩は名無しである:2007/07/16(月) 02:25:47
著作権の延長には賛成です。
しかし、今、三田の文章を金を払って読みたい人っているのかな?
「ぼくってなに」って酷い雑文だよ。
三田の個人的な偏見が滲み出していて、とても読めたものじゃない。
(しかし、当時の熱気を考えれば、これでも冷静な文章なのかも)
電車男のほうがよほど多面的に人間を捉えていると思う。
歴史に名を残すのであれば、著作権フリーにしたほうがいいとおもう。
もちろん改変されないような枠組みは合ってもいいとおもうが。
768 :
吾輩は名無しである:2007/07/17(火) 22:57:54
三田誠広の翻訳は、心ある文学者からはカスのように思われてるよ。
「憂い顔の星の王子さま」
三田なんて、作家としても、ほとんどプロとアマの境界域ってとこだもんな。
なにやってもダメってことなんかな。
769 :
吾輩は名無しである:2007/07/17(火) 23:22:29
まあ、おまえらよりは存在価値があるけどね
770 :
吾輩は名無しである:2007/07/17(火) 23:29:44
たしかに。でもほんのちょっとだけ。能力はなくてもでたがりなのが、その、ちょっとだけを招いた。
771 :
吾輩は名無しである:2007/07/18(水) 08:47:12
>>769親の会社の粉飾配当で何十年も食ってた人間より
普通の人の方がなんぼかえらい
772 :
吾輩は名無しである:2007/07/18(水) 10:40:14
三田誠広をいま読むひとなんていないだろうね。
密度の低い、骨粗鬆症のような文章だ。
あれでは、年月の重みに堪えるどころではない。
語るに足らずだよ。もう、このスレ、降ろそうぜ。
773 :
吾輩は名無しである:2007/07/18(水) 10:43:53
三田誠広=芥川賞作家\(^o^)/
おまえら=2chの名無し┐('〜`;)┌
どう考えても、三田先生の圧勝ですw
本当にありがとうございましたw
774 :
吾輩は名無しである:2007/07/18(水) 13:08:03
↑
まったく悲しいことだ。
あんなとりえのない作家ともいえないようなやつが、一応、有名で、
おれが無名だなんて。
いったいどうなってるんだい?
775 :
吾輩は名無しである:2007/07/25(水) 08:27:00
>>775 リンク先は読んでいないが、君の抜粋部分だけ読んでもある程度は納得いくよ。
三田さんは、後輩の権利のために戦っているのだ!
問「これまで文芸家協会は、著作権の期限を死後50年から70年に延長する根拠として、著作権料が創作のインセンティブになると主張してきたが、今日のあなたの20年延ばしても大した金にはならないという発言は、それを撤回するものと解釈していいのか?」
三田「私は以前から、金銭的なインセンティブは本質的な問題ではないと言っている。作家にとって大事なのは、本として出版してもらえるというリスペクトだ。」
問「しかし出版してもらうことが重要なら、死後50年でパブリック・ドメインになったほうが出版のチャンスは増えるだろう。」
三田「しかしパブリックドメインになったら、版元がもうからない。」
問「そんなことはない。夏目漱石も福沢諭吉もパブリックドメインだが、全集も文庫も出て出版社はもうかっている。リスペクトもされているじゃないか。」
三田「・・・」
問「松本氏は模倣を非難するが、『銀河鉄道』は宮沢賢治の模倣じゃないか。」
三田「松本氏のように原作の価値を高める模倣はいいが、悪趣味なパロディはよくない。」
問「いい模倣か悪い模倣かは、だれが決めるのか?」
三田「遺族だ。」
問「遺族が死んだら、誰が決めるのか?」
三田「・・・」
ICPFセミナーも2年以上やってきましたが、きのうみたいにひどいのは初めてでした。出席者のみなさんにおわびします。スピーカーが最初から嘘をつくつもりでやってきて、論理の矛盾を指摘されてもまともに答えないからです。他にもこんなのがありました:
三田「死後70年が世界標準だ。」
問「世界何ヶ国のうち、何ヶ国が70年か?」
三田「158ヶ国中68ヶ国だ。」
問「それじゃ世界標準どころか多数でさえないじゃないか。」
三田「私の本棚では多数派だ。」(会場笑)
こんな人物と議論するのが無駄だということがよくわかりました。
センセイ、ブログでボロカスいわれてます。しっかりしてください。
780 :
吾輩は名無しである:2007/07/25(水) 11:09:19
しょうがないよ。
作家といわれるのが奇跡みたいな、実力のないやつなんだもん。
781 :
吾輩は名無しである:2007/07/25(水) 14:46:29
そもそも本人が『小説の書き方』の本で、私は小説を書くのはあまり上手くありませんみたいな話をしていた。
782 :
吾輩は名無しである:2007/07/25(水) 16:31:58
小説もひどいけど、このひと、エッセイとか雑文の方がもっとひどいよ
先生、池田氏のブログのコメント欄で
「庄司薫以下の一発屋」とかいわれてますよ。
しっかり反撃してください。
784 :
吾輩は名無しである:2007/07/26(木) 00:41:18
2chにこい。
785 :
吾輩は名無しである:2007/07/26(木) 05:48:13
池田氏には
>>765について問いただして欲しかった
>>783 その一発屋っていうのは、ちゃんと正しい意味での一発屋なの?
最近、物書き連中でも言葉を誤用しているやつがいるからなあw
787 :
吾輩は名無しである:2007/07/27(金) 22:27:41
とにかくもう消えていい作家の筆頭。
作品も残るわけ無いというか、もう消えてる。
おまえら(というか約一名)、そんなこと言うなよ
先生だって頑張っているんだから
789 :
吾輩は名無しである:2007/07/28(土) 19:43:57
↑
わるかった
わかったよ
もういわないよ
そろそろ俺が『ぼくってオナニー』でデビューするか。
791 :
吾輩は名無しである:2007/08/04(土) 20:20:28
>>790 デビュー作はやっぱり『ドMの世界』だろ
793 :
吾輩は名無しである:2007/08/11(土) 02:01:22
官能小説書いてほしい。
>>793 先生はプライド高いから無理です。
官能小説なんて書かねーよ、みたいな感じで、
官能小説を見下している可能性あり。