思うところあって立ててみました。
菊池寛の『真珠夫人』リバイバル・ブームに対抗しうるのは
後に開設された文藝春秋社の二大文学賞という広告戦略の参考となった
とも言われ、創価学会池田名誉会長の愛読書だったという噂もある、
大正時代空前のベストセラー小説・島田清次郎の『地上』をおいて他に
は考えられません。
博学さと凡庸さとルサンチマンと誇大妄想が渾然一体となった
偉大なる哲学者による思想書とも中学生の手習いともどちらとも
とれるすさまじい才能の揺らぎのなかから紡ぎだされたジャンル不明の
めくるめく世界を「まるで江川達也の『東京大学物語』の原型ともいえる
作品」と評する研究者もいます。
彼の名前が著書もろともに文学史から抹殺されて久しいですが、新世紀
の到来を機に新潮社から満を持して復刻されることを願って止みません。
参考文献として2冊挙げておきます。
杉森久英『天才と狂人の間・島田清次郎の生涯』(直木賞受賞作品・河出文庫所収)
森田信吾『栄光なき天才たち』第10巻(集英社ヤングジャンプコミックス所収)
あ! 。。。『地上』は「季節社」というところから出ているようです。
ひとりずもうしてしまいました。。。
4 :
吾輩は名無しである:02/12/22 03:24
2 ゲット
ズサーッ
>>4 「♪この世で一番、肝心なのは素敵なタイミング〜」
>「まるで江川達也の『東京大学物語』の原型ともいえる 作品」
なんだよこれ…これは作品を持ち上げているのか貶しているのか
>>7 芸術的欠陥はあるにせよ、テレビドラマ化されれば絶対に受けるということです。
9 :
吾輩は名無しである:02/12/22 10:17
>>8 こいつに芸術を語られたくはない。
芸術と文学というカテゴリーの違うものを比較して別物だと主張し悦に逝っていたことは忘れられない。
>>9 虫ということでひとつよろしくお願いします。
>>9 それは「美術と芸術」の比較です。「美」と「芸」はやはり別物です。
巻き返すつもりはありませんが、むしろ「美人」が与える感動と
「芸人」が与える感動を同じに捉える感性のほうがおかしいと思うのです。
13 :
吾輩は名無しである:02/12/22 10:27
>>12 言葉遊びとしては君らしいが、それで美と芸の違いを説明したことにはならない。
>「美」と「芸」はやはり別物です
といいたいのなら「美」と「芸」を直接比較検討して違いを提示してみろ。
>>13 だから虫だって。
こいつはバウムガルテンも読んでねえんだからさ。
ストリーキングなんかムシムシ。
15 :
吾輩は名無しである:02/12/22 11:23
>>13 「芸」は演じるものが作りだすものであり、「美」は見るものが作りだすものです。
16 :
吾輩は名無しである:02/12/22 11:38
>>14 体系的に美学とやらを学んできたわけではないので教授の受け売りはできません。
18 :
吾輩は名無しである:02/12/23 01:28
工藤は逃げ技もいまいちなんだな。わかってるのかね?
19 :
吾輩は名無しである:02/12/23 01:31
神奈川県相模原市栄町5−16サガミコーポ203号室
工藤伸一
↑
これ本当?
20 :
吾輩は名無しである:02/12/23 01:55
21 :
吾輩は名無しである:02/12/23 09:51
年賀状忘れるなよ。
ひっとあんどうぇい
つか『地上』の話をしてくれ。
面白いの?
24 :
吾輩は名無しである:02/12/23 11:07
普通に面白いよ。
牧口先生もお薦め。
25 :
吾輩は名無しである:02/12/23 17:26
>創価学会池田名誉会長の愛読書だったという噂
だから、どうした? という感じがしないでもないな。
26 :
吾輩は名無しである:02/12/23 17:29
駆動のスレだからまともに考えちゃだめ。
27 :
吾輩は名無しである:02/12/23 22:10
渋いスレが立ったと期待したが、
>>1を見て幻滅
もー来ねーYO
>>25 島田清次郎が『地上』で描いた理想主義が、創価学会の理念に瓜ふたつなんです。
そういう意味でも読んでみて損はないだろうと思ったのです。僕はあらすじと抜粋しか
読んでいませんが、どうやらそのようです。美少年との男色のエピソードや成金オヤ
ジに初恋の相手が手篭めにされるお色気シーンなどもあって、普通に小説としても面
白いようです。テレビドラマ向きだと思うのはそういうこともあってです。
>>27 なにかご意見がございましたらなんなりとおっしゃってくださいませ。
29 :
吾輩は名無しである:02/12/30 12:33
工藤伸一、島田清次郎に続くか!?
30 :
吾輩は名無しである:02/12/30 12:35
工藤は創価学会のことを攻撃してなかったっけ?
31 :
工藤さん、約束は守ってね!:02/12/30 12:38
今こそ読み返せ!三島由紀夫の檄文
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1035062870/ 199 :工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/12/05 00:45
>>197 どこかで勝負しますか?
負けたほうが切腹あるいは小指を詰めるというのではどうでしょうか?
………………………………………………………………………………
200 :吾輩は名無しである :02/12/05 00:47
>>199 いいよ。
………………………………………………………………………………
210 :工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/12/05 00:53
>>207 金では覚悟が足りません。あるいは来年の文學界新人賞などに
同時に応募して、負けたほうが指を詰めるという事でもいいです。
………………………………………………………………………………
211 :吾輩は名無しである :02/12/05 00:55
>>209 まちがいなく駆動は負けたら逃げるよ
………………………………………………………………………………
233 :工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/12/05 01:17
神奈川県相模原市栄町5−16サガミコーポ203号室
ここが僕の家です。くるならこいや。
………………………………………………………………………………
254 :工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/12/05 13:56
>>253 しかし腹を切るのであれば大きな勝負にしたいです。
三島賞受賞を賭けるなど。参加者のなかで受賞者が出なければドローでご破算。
参加者のうち誰かが三島賞を受賞し、負け組みがこぞって公開切腹ショウをすれば
とんでもなく話題性がでます。参加者全員の作品が候補に挙がればその時点から、
「このなかの誰が腹をかっさばくのか?」と文芸ファンならずとも息を呑んで選考
の進み具合に注目する事うけあいです。こういった身を賭した文学復興への方法論
こそが、三島の心意気を受け継ぐ事にも繋がるのではないかと思うのです。
32 :
吾輩は名無しである:02/12/30 17:18
工藤は2ちゃんから離れるまでにこのスレの目鼻をつけてやってくれ
33 :
吾輩は名無しである:02/12/30 19:07
工藤は逃げるな
>思うところあって立ててみました。
>僕はあらすじと抜粋しか読んでいませんが、どうやらそのようです。
おいおいおいおいおいおいおいおい、読んでないのに思うなよ
35 :
吾輩は名無しである:03/01/09 19:22
工藤はちゃんと読んだのか?島田清次郎
36 :
吾輩は名無しである:03/01/09 19:32
工藤君は自衛隊に行くのではなかったのですか?
37 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :03/01/09 19:34
>>30 優良企業としての経営手腕を認めたうえでのアンチなんです。
金正日の政策は非難できても、彼の政治的手腕は見事だと認めざるを得ない
のと同じ事です。企業と同じで宗教団体も常に産まれては消えていくなかで、
創価学会が生き残り拡大し続けている事実だけは否定できないわけです。
同程度の実力を有している者でなくては、池田大作を論破できるはずがない
のです。それがテリー伊藤や佐高信でないことは一目瞭然です。自民党が
公明党に媚を売っている事の真意を理解できないようでは、政治は語れないでしょう。
>>35 『地上』は入手できていませんので全文を読めてはいませんが、前出の
研究本2冊とファンサイトに抜粋されていた部分や全体の粗筋は把握しています。
38 :
吾輩は名無しである:03/01/09 19:38
>>37 優良企業に就職するチャンスを棒に振ったのはなぜ?
39 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :03/01/09 19:41
ただし宗教の怖さを知っている者として、宗教団体の存在を手放しに享受
しようというつもりはありません。僕自身、幼少の頃から「殉教の尊さ」
を口すっぱく教えられてきましたから。それってつまり、イラクや北朝鮮
の工作員と似通った教育方針ですからね。怖いのは確かです。
40 :
吾輩は名無しである:03/01/09 19:44
なんで信仰をやめたの。
41 :
吾輩は名無しである:03/01/09 19:52
工藤はなんで自衛隊に入りたかったのだっけ?
42 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :03/01/09 19:57
>>41 「宗教のために生きる人間」や「企業のために生きる人間」の中で
生活することは、短期間ですか試してきました。今度は「国のために生きる人間」
の中での生活を体験してみようというわけです。その結果、何が得られるかは、
その時になってみなければわかりません。
43 :
吾輩は名無しである:03/01/09 20:00
自衛隊に入るということは人殺しの術を学ぶということだが心構えはあるの?
土木もやるけどね。
45 :
吾輩は名無しである:03/01/09 20:13
(;; ,; ,ソ;.:ノ.ヾ.ゝ.., ヘ ヘ∧ 誰モイナイ メラメラ,ソ;.:ノ.ヾ.ゝ
.,.,.,.;ノ ;:;.:;.ノノ ( ) 」 腹斬ルナラ 丿,;:;, ゞ.;:.
丿 ;.:ソ ; :.:.;:;ソ | 二 ) イマノウチ・・・ (,;:;ソ;.:ノ.ヾ.ゝ
.;ノ ;:;.:;.ノノ | キ | (,:;, ゞ.;:.ヾ:.:;.
(;; ,; ,ソ;.:ノ. , . と と__) (,;:;, ゞ ;:;.:;.ノノ
(;; ,; ,ソ;.:ノ.ヾ.ゝ.., ヘ ヘ∧ メラメラ,ソ;.:ノ.ヾ.ゝ
.,.,.,.;ノ ;:;.:;.ノノ ( ノ ) 丿,;:;, ゞ.;:.
丿 ;.:ソ ; :.:.;:;ソ | イ \ (,;:;ソ;.:ノ.ヾ.ゝ
.;ノ ;:;.:;.ノノ | キ (,;:;, ゞ.;:.ヾ:.:;.
(;; ,; ,ソ;.:ノ. , . と と__) (,;:;, ゞ ;:;.:;.ノノ
:;:;:.;:.;.ヽ.;:.:;.ソ メラメラ丿,;:;, ゞ.;:.
:;:;:.;:ソ ; :.:.;: ;ノ 〃⌒ ヽフ (.;:;: ゞ:;;::.ヾ;.
.;:ノ:ソ ;ヾ. ドスッ / rノ (,;:;, ゞ.;:.ヾ:.:;.
.;::.;ノノ;::.;:ノメラメラ と と__)ヽ (:;, ゞヾゝ:.;;:ソ.:
,;ノ:;:;ノ;,;:;,:,;:;ノ,;::.;:.;.;;..ソ ドタッ ;.:.丿,;,);;;;;.ゞ.;:.
:;: , ,.:,丿.:,:;ソ,:;;;:ソ:;ノ ヽヽヽ ;:ノ;: ゞ;;;);.:;;;..ヾ;.
:;:.;:.;:;.,ノ;.;:.::;.:ソ;;ノ _/⌒ ヽフ ,;:ノ;, ;;;ソ;;;.;:.ヾ:.:;.
;;.ノ ;;.;;;;ソ..;;ノ;;ノ ιι~_)rノ .;:.:ノ:;ヾゝ):.;;;;);;.;:ソ.
46 :
吾輩は名無しである:03/01/12 05:33
信仰を持ちながら文学的偉業を達成したこの人を紹介したのはなぜ>工藤
(^^)
test
testです。
工藤死ね
工藤死ね。ビニール蛙
52 :
吾輩は名無しである:03/03/10 05:34
島田清次郎の話はないの? 島田と同郷の杉森久秀氏の島田の伝記『天才と狂人の間』をこの間読んだけど、島田がえらいイヤな奴として描かれていて(実際、そうだったみたいだが・・)非常に面白かった。
>>1 取敢へずさあ、『地上』探して読んでからにしたら?
おれは結構前、神保町に通ひ詰めて、やつと見つけたのを高額で買つたよ。
結構苦勞した。そして期待ほどは面白くなかつた。
読んでもないのに島清語らうなんて、文學に對して失禮ではないか、と。
>>53 工藤ちゃんは悪人正機説が好きだったりするの?
56 :
吾輩は名無しである:03/04/09 22:58
>>39 「口すっぱく教えられてきましたから。」
あれ、この表現てこの使い方でいいんだっけ?
教える側だけがこの表現使っていいと思ったんだけど、違ったっけ?
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
大学の図書館においてあったのを読みました。もう十年前になります。
斬新か?といわれると、そうでもないような・・・。
当時は斬新だったのかな。
内容もわりと面白かったけど、前書きの方がもっとおもしろかった。
ペンギンクラブ?
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
62 :
吾輩は名無しである:03/07/24 18:27
質問:島田って、「善人」だったのか?
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
66 :
吾輩は名無しである:03/09/04 22:53
67 :
吾輩は名無しである:03/10/01 21:03
69 :
吾輩は名無しである:04/01/03 21:21
あなたのリードで島田が揺れる
70 :
吾輩は名無しである:04/01/16 21:46
島田はやはり、法華的なバックを
持ってたのでしょうか
工藤氏のレスたいへん参考になります
71 :
吾輩は名無しである:04/02/07 15:41
「栄光なき天才達」のマンガ読んだか?
72 :
吾輩は名無しである:04/02/25 13:56
島清事件を小説の題材に巧みに織り込んだ佐藤春夫の『更生記』は、ミステリ仕立てで
面白い作品だ。
73 :
吾輩は名無しである:04/04/07 00:46
74 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/07 10:52
版権切れてるだろうから、アップしてくれ。
地方のおいらには「地上」に接する機会はない。
まじ、頼む。
おれも作品本体読みたいな。既出の二冊は読んでるが。
しかし島清って「しまきよ」なの「しませい」なの?
76 :
吾輩は名無しである:04/04/07 11:28
しませい
77 :
吾輩は名無しである:04/06/12 23:34
私は繁森さんの伝奇小説?を読んで機会をねらっていましたが、1969か70年に大学の図書館の職員で個人的に文芸書の収集をしている人から借りる幸運にあずかりました。
「地上}全巻と他の長編もしっかりいただきました。読み出したら止まらず、眠られず、数日でその方の島清の蔵書は完読しました。別にまだ何点か有るようなことを言っていたように記憶しますが望むべくもありませんでした。
第1章のトビラに「地に潜むもの}とありましたか・・・・。
sage
79 :
吾輩は名無しである:04/10/11 13:19:18
むかーし古本屋で見つけて読んだ覚えがある。印象に残ってんのは、脇役の誰か
(女郎さんだったかな?)が気ィ狂ってしまう場面。なんかやけに生々しかったよーな。
81 :
吾輩は名無しである:05/01/28 03:04:45
島清恋愛文学賞ってどうなの?
82 :
吾輩は名無しである:2005/03/24(木) 14:17:14
>>81 虚勢まみれの池沼の名を冠してる時点で終わり。
83 :
Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/05/04(水) 04:47:51
84 :
吾輩は名無しである: