星新一、及びショートショート文学について、その本質、面白さ、存在意義、etc…。
思う存分語ってみ?
またり文庫の漏れの作品読んでね。
ショートショート書いたから。
3 :
吾輩は名無しである:02/11/29 00:23
殿様の日、が好き
4 :
吾輩は名無しである:02/11/29 00:24
春樹スレはもういいよ・・・
5 :
吾輩は名無しである:02/11/29 00:24
>2 アドレス貼ってよ!
6 :
吾輩は名無しである:02/11/29 00:24
ころにゃんスレはもういいよ。。。
自作ショートショートの宣伝はご遠慮いただきたい。
それが面白いモノであれば、ここで宣伝せずとも読まれるはずでしょ?
あくまで商業誌に載ったもの、文庫・全集化されたものについてのご意見をうかがいたい
8 :
吾輩は名無しである:02/11/29 00:36
「生活維持省」が好き
作品について、評論家モードで論じたり、批評したりはどうでしょう…
例えば
中学国語教科書(北海道)に掲載されている、山川方夫、「夏の葬列」は、しばしば戦争文学教材として取り上げられているが、初出はミステリ雑誌の連載ショートショートであった。
内容的にも、極限状況における人間心理の葛藤、罪の意識に苛まれつづける男の人生を巧みに描写し、読者を驚かせる意外な結末により、読む者へ人生の一つの示唆を投げかけている。
戦争文学教材として扱うだけでなく、ショートショートとしてのこの作品の価値や、読書の楽しみも合わせて、指導されることが必要なのではないか。
とか。
あとは書評や、「この話は駄作だ」「いやそんなことはない」なんて論議も活発になればおもしろいかと
11 :
吾輩は名無しである:02/11/29 01:11
はえー^^ ころにゃんの作品ねー@
つまんないねー(^^) 文才無いよー( ̄ー ̄)。・゜(文盲?)
気にするな!ころにゃん。11( ̄ー ̄)。は婿養子
前にあった星新一スレしずんじゃったんかい・・
14 :
吾輩は名無しである:02/11/29 08:20
ころにゃん万歳
好きだった。でも、似ているパターンが多いのも事実。星新一氏は、1001篇の
作品を世に送り出したが、中にはこれってショートショート以前の作品じゃないか
と思う雑な作品もあった。質より量で勝負したのかもしれないが・・・。
特に逃亡する際に知的障害者になる薬を飲んで釈放される話があったが、その逃亡犯
の知的障害者になった変化振りを書いた表現は、差別として、今なら叩かれそうなものだ。
良い作品もあるが、ひどいものはひどい。これが俺の印象。
16 :
吾輩は名無しである:02/11/29 20:48
>>15 まあひどいものもありますわな。
しかし星氏のすごい所は、作家人生のほとんどをショートショートに費やした、
というところでしょう。しかも今でもまったく古びず、広く親しまれている。
40年前はちょっとしたショートショートのブームがあったけど、
ほかで、今まで生き残っているのは、都筑道夫・眉村卓・筒井康隆
ぐらいのもんでしょうか。
>>16 SFショートショートの書き手である新進気鋭の作家・渡辺浩弐先生がいらっしゃいます。
渡辺先生は確かまだ年齢は30代で作家生活も10年程度ですが、テレビドラマ『世にも奇妙な物語』
の原作者の常連ですし、ショートショート集がまるごとテレビドラマ化された『BRACK OUT』という
ケースもありましたし、『アンドロメディア』という長編は映画化もされていて『ゲームキッズ』
シリーズはテレビゲームにもなっています。
18 :
吾輩は名無しである:02/11/30 05:21
細い線の挿絵が妙に印象に残ってるね。
僕は渡辺先生はショートショート復興の糸口を握るキーパーソンだと睨んでいます。
『ファミ通』誌上にてショートショートを連載されているということもあって、今時
の小学生は中学の教科書で星先生のショートショートに出会う前に渡辺先生のショート
ショートを読んでいたりするわけなのです。彼らが大人になった頃、渡辺先生は大御所
と呼ばれるような存在になっているのではないかという気もします。
>>17の訂正です。『BRACK OUT』ではなく『BLACK OUT』ですね。
ところで星先生は確か森鴎外の親戚筋に当たると聞いたことがありますが、
よく知られていることなのでしょうか。
ちなみに渡辺浩弐先生のショートショート集
『マザー・ハッカー』の解説は、柳美里先生が書いていらっしゃいます。
それにしても星先生はショートショート作家であるという自負に苦しめられて
いた面もあったように思えます。晩年の作品のなかには純文学的なテーマを内
包したものも数多く見られるのですが、途中までは人間心理を深くえぐったい
い話だったのにわざわざそこにどうでもいいようなオチをつけてしまうケースが
いくつかあったのです。そのオチさえなければ純文学と呼べるのにとも思えた
のですが、ショートショートの書き手としてそういうわけにもいかなかったのか
も知れません。たとえば「世界の果てを見るために船旅に出た幼い兄弟の話」には
そういうことを感じました。新潮文庫の「ありふれた手法」に収録されている
作品です。
>>22の続きです。4年前の『SFマガジン』1998年4月号には星先生の追悼特集
記事が掲載されています。そこに寄せられた眉村先生の追悼文に興味深い一節
があるので、転載してみます。
SFとかミステリは、なまじ人生経験などないほうが、いいものが書けるのでは
ないか──と星さんがいったということを聞いたのは、どこで、誰からだった
ろうか。半村さんだったような気もする。
その一方でぼくは星さんの、
「ぼくはデビューが早すぎたように思う。四十過ぎてからのほうが良かったの
かも知れない」
という言葉を、直接聞いたこともあるのだ。
>>9 ころにゃんは長いものを書く予定はないの?
『リストカットクラブ』とか、ショートショートとしてのオチはいまいちだと
思ったけど、小説としては面白くなりそうに思えたんだけど。それに3個目の
なんかだと長編にする予定があるんだよね? 予定だけじゃどうにもならない
から、とにかく書くべきだと思うんだ。今でも続きは書いてるの?
98年の一月に星新一氏が亡くなった事を知ったときは本当に驚いた。なんでも、96年の5月
?に倒れて、ずっと昏睡状態だったそうです。命日は確か12月30日だっけ。
慈恵医大に入院されていたそうです。葬式に行きたかったけど受験生だった
俺は無理でした。青山葬儀所で行われたそうですが、行った人っています?
26 :
吾輩は名無しである:02/12/03 12:09
くどうちゃんばっかし
27 :
吾輩は名無しである:02/12/03 12:14
これが駆動の恐ろしさ。
>>25 僕は文庫で読んでいたので、星先生が亡くなった際に年譜を見るまで
気付かなかったんですが、最後のショートショート集を出されたのは1988年
だったんですね。その後、亡くなるまでの10年間は文庫化や再編集ものの単行本
は刊行されていたものの、新刊は一冊も出ていなかったんです。そういうことに
気付けなかったことがファンとして悔やまれる気もしますが、しょうがない事と
もいえるのかもしれません。
ちなみに星先生の最後のショートショート集が刊行された翌年には、星先生も
所属されていた「日本SF作家クラブ」のメンバーでもあった手塚治虫先生が亡
くなっています。実際に星先生が亡くなったのは97年の12月30日だったそうです。
その1ヵ月後の1月28日には同じく「日本SF作家クラブ」の石ノ森章太郎先生が、
その年の秋には藤子・F・不二雄こと藤本弘先生が亡くなられています。21世紀を
目前に控えた時期に、未来の社会を夢想したSF作家の先生方が無念にも相次いで
この世を去っていくというのは皮肉な事だなと感じたものです。
工藤さん、あなたがショートショートに特別の愛着と意欲を
持っていることはわかりますが、それだけ情熱があるなら
ここで“漏精”を続けてないで、原稿用紙にご自分の
創作を刻む努力をしたら? あなたアウトプットの方向性と
手段を完全に間違えてますよ。このままだと単なる作家ゴシップ
がすきなズレまくりオヤジで一生を終えることになるでしょうね。
創作努力をあなたはバカにしていますね。創作を志すなら
こういうBBSで雑談に呆けていては絶望的ですよ。
良い作品を書くには精神的に集中するという自発的・意識的な
努力と、そのための物理的な時間がどうしても必要なわけで、
それを無駄にしているあなたは床屋談義や井戸端会議に
うつつをぬかすジジババと同じですよ。
世の中にはもっと自覚的に創作努力をしている才能豊かな
人間が無数にいるのだから、あなたがここで無駄話を続けて
いるかぎり未来永劫、作家として社会的評価をうるのは無理ですよ。
>>20 星新一の母方の祖母である小金井喜美子が森鴎外の妹。
作家の鈴木俊平や哲学者の桑木厳翼や物理学者の坂田昌一など、星家の親類には著名人がすこぶる多い。
星薬科大学はこの人の親父さんが創設者なんだっけ?
32 :
◆GQgggggggg :02/12/04 14:39
星新一自身も、星薬科大の評議員か何かの肩書きを持っていた筈だ。名前を貸していただけだろうとは思うが。
ちなみにマツモトキヨシは星薬科大の前身にあたる学校を卒業していたりもする。
星製薬倒産時の借金は約10億円。昭和20年代の10億だから今で言えば数千億円単位だろうか。坊ちゃん育ちの星新一が
あれだけツライ思いをしても自殺しなかったのは奇跡としか言いようがない。ついでに言えば同人誌に載せた作品が
あっさり江戸川乱歩に認められ、ほんの1年足らずの作家修業でプロになってしまったことも奇跡だし、あれだけ質の高い
作品を数十年間書き続けられたことも奇跡というべきだろう。
>>29 考えをまとめるための一手段としてネットを利用しているのです。
それはたとえばかつての文壇バァや諸外国における社交場と同様なものです。
学生時代、研究だけに専念していて殆ど誰とも喋らない学生を時たま見かけ
ましたが、そういう姿勢からしかいいものは産み出せないと言うことはないと思うのです。
僕はここで雑談をしながらもそれとは別に毎日、原稿に臨んでいますし読書もしています。
>>29 あなたのいう創作努力が理想的であるならば、主婦や家業との兼業
作家は名作を産む事ができない、と言うような理屈という事にもなります。
そういうことなのでしょうか?
35 :
吾輩は名無しである:02/12/04 19:36
>>33 考えをまとめるために2ちゃんを使うなんて人は始めてだ。
そのノウハウだけでも企画書くらいは軽く書けそう。
採用の有無は別だけどさ。
>>35 レスのつき方を見ながら、「こう考える人がいるのか」と面白く
思うわけです。それを作品の登場人物の性格付けに反映させる事もあります。
読書や日常での交流と同様に2ちゃんねるも活用しているということです。
ネット上で他人の会話を読むことは、電車中でサラリーマンや女子校生の
会話やスーパーでの主婦同士の会話を盗み聞きするのに似た面白さを感じます。
そこから得た見知らぬ他人の言動を創作に活かしているのです。僕が電車の中で
メモ帳に何か書いているとしたら、それは車中の誰かの言動の観察録なのです。
37 :
吾輩は名無しである:02/12/04 19:46
>>35 また、曖昧な自分の発想を2ちゃんねるの交流のなかで固めていく
作業をとる場合もあります。電話や喫茶店での会話と違って、ここへの
書き込みは残るものですから、後で自分のレスを読み返して内省するのに
適しているのです。
39 :
吾輩は名無しである:02/12/04 19:48
>>36 あんたの場合はもっとのめりこんでいるでしょう。
観察している時間もあるのだろうけどさ。
それとも意図的に波紋を投げかけて反応を観察しているのかい。
それなら非難を浴びるのは覚悟しなければならんだろうけど。
40 :
吾輩は名無しである:02/12/04 19:51
>>38 2ちゃんねるの交流って・・・。
メールでやり取りする関係を作れればまああり得るのだろうけど。
ほとんどの場合、あんたはスレッドの流れを壊してそれで終わってるじゃない。
アフターフォローもないしさー。
>>40 文学板ではないですが、2ちゃんねるで出会って直接会った人は
何人もいますよ。仕事をもらったりイベントを一緒にやったりしました。
これは交流とはいいませんか?
42 :
吾輩は名無しである:02/12/04 19:54
うそつけ
43 :
吾輩は名無しである:02/12/04 19:56
星新一のスレですが。
工藤氏もそのへん考えてレスしてもらえませんか。
やんややんや。
>>42 嘘じゃないですよ。僕が本名とメアドを晒しているのはそういう事も
あったからなんですよ。2ちゃんねるは馬鹿にできませんよ。過激な恋愛板
からデビューしたエッセイストをご存じないのですか?
46 :
吾輩は名無しである:02/12/04 19:57
syo-tosyo-tokaramohanareteruwakedesuyo
47 :
吾輩は名無しである:02/12/04 19:58
>>41 今こうしているのも交流というの??
これは無意味な擦れ違いでしかないでしょ。
それを理解して欲しいからこっちも書いてるわけで、しかもちっともわかってもらえないわけで。
結構かなしいっすね。
>>47 分かり合える人はごく一部ですから。それが世の中というものではありませんか?
49 :
吾輩は名無しである:02/12/04 20:02
スレ違いのレスを控えてもらえませんか工藤さん。
>>49 スレ違いもへったくれもないですよ。過去ログ読めば分かる事ですが、
僕以外にスレタイに沿った星先生及びショートショートについて語り得ている
人が何人いますか? 全然いないですよ。
51 :
吾輩は名無しである:02/12/04 20:04
工藤が来るといつもこうなるんだよな。
でもまあ、星新一は大したこと無いから別にいいや。
駆動さんは憎めない人なんだけど、
何になりたい人なのかよくわからない。
作家?歌手?詩人?
それとも有名人?
>>29 スレ違いな話題なのでこれで終わりにしますが、正直言って寂しいんですよ。
ここ2週間で会話を交わした人間は図書館の受付の司書の方とスーパーと書店の店員
さんだけです。あとはずっと部屋にこもりきりで読書と執筆とネットをやっているのです。
>>53 作家になるために小説を書いているというよりも、書きたい小説のアイディアが
100作以上あるので、それを完成させたいのです。そのためには作家になるのが一番いい
と思うだけで、作家になるために小説を書いているのではないのです。
>>54 まあガンガレ。
出版されたら必ず買うからさ。
56 :
吾輩は名無しである:02/12/04 20:32
>>54 シュリーマンを思い起こすべし。順番として書きたい小説を書くのを最初に持ってこなければならない理由はないよ。
>>54 わかったよ。その気持ち、理解する。
駆動のすべてを理解して、愛してくれる彼女が
できるといいねっ。
たったひとりでも、自分の気持ちとか
情熱とか、感性とかを解ってくれる彼女ができると、
世界が変わるからね!
がんがれ
58 :
吾輩は名無しである:02/12/04 20:42
60 :
吾輩は名無しである:02/12/04 20:44
>>60 今日の短歌
どうせならいっそ
『だめんずうぉーかー』の
素敵な美女に飼われてみたい
62 :
吾輩は名無しである:02/12/04 22:47
へたくそ
63 :
吾輩は名無しである:02/12/04 22:52
読むことと書くことだけを
生活の全てとしたき作家志望者
久々の外気の味のガス臭き
世間と吾の距離の遠さよ
65 :
吾輩は名無しである:02/12/04 23:04
お前、まじで下手だな。
じゃあ角川書店の専門誌『短歌』に載った自作短歌を転載します。
くしゅくしゅのソックス茶髪クチピーのコギャル闊歩す戦後五十年
じゃあ角川書店の専門誌『短歌』に載った自作短歌を転載します。
いふなれば雑食にして潔癖の性を負いたる悲しきけもの
下手だよ、本心で言う。
それに、掲載されたから評価しろとは、お笑い種。
君って権力に媚びるタイプでしょう?
69 :
吾輩は名無しである:02/12/04 23:14
駆動必死だなー。
じゃあ角川書店の専門誌『短歌』に載った自作短歌を転載します。
音たてて珈琲すすり明け方の古書の紙魚など愛ずるかなしみ
じゃあ角川書店の専門誌『短歌』に載った自作短歌を転載します。
鋭敏のゆゑに傷付く少年の哀、童貞の鞘なき剣(つるぎは旧字でした)
72 :
吾輩は名無しである:02/12/04 23:17
工藤さん、べつにいいけどさー、短歌スレでやったほうがいいと思うよ。
また煽られるよー。
>>68 あなたはプロ歌人よりも優れた審美眼を
持っているとおっしゃるのですね。了解しました。
74 :
吾輩は名無しである:02/12/04 23:19
ガッカリ
ガッカイ
76 :
吾輩は名無しである:02/12/04 23:20
諂うのが駆動
>>68 むしろ逆ですよ。どの程度の短歌がプロに通用するかも見極められない
あなたに文学を語る資格はないということです。さっさと消え失せてもらえますか。
78 :
吾輩は名無しである:02/12/04 23:22
駆動下手糞
80 :
吾輩は名無しである:02/12/04 23:22
あのー、ぼくともだちからカミーユって言われたんですけど
貶されてませんか?
>>79 過去ログ読んでくださいよ。僕はここにいていい人間です。
>81
ここにいていい人間などいない。
ここに有っていいレスがあるのみ。
いていい人間なんでしょうが、短歌発表会とか止めて下さい。
過去ログのように星ならびにショートショートについて書き込んでください。
>>81 おまえはスレ違いのレスしかできんのか?
消えろ
>>83 それもそうですね。ではショートショートについて書きましょう。
いかに文豪の長編小説を数多く読んでいたからといって、それでショート
ショートや短歌の良し悪しまでわかるという発想は勘違いもはなはだしい
哀れな奢りです。ショートショートや短歌といったそれぞれのジャンルに
はそれぞれのジャンルに精通していなければわからない評価のポイントが
あるのです。精通していないジャンルに不用意に口を出すのはやめましょう。
86 :
吾輩は名無しである:02/12/04 23:31
そういえばクリスマスも間近、ショートケーキの季節ですね。
イチゴのハウス栽培がクリスマスにあわせて収穫を前倒ししてきた歴史をご存知の方はこの板には少ないのでしょうなあ。
星新一は何がお薦め?
一度でも「こんなものが売れるはずがない」「こんなものは評価されるわけがない」
という無責任な意見を口にしてその結果その作品が売れたり評価されたりした場合、
いい加減な意見を述べた人間は腹をかっさばいて死んで作者に詫びを入れるなどして
落とし前をつけるべきです。そういう気概を持って批評に臨んでください。
さすがヤクザ
90 :
吾輩は名無しである:02/12/04 23:38
というかポォは生前全く評価されずに極貧のうちに死んでいったんだよね。
それでも作品は残り続けているんで工藤も雑音に過敏に反応するのでなく、書くべきものをきちんと書けばそれで君の役割はもう終わったも同然なんだよね。
評価は他人に委ねるほかないんだしさ。
>>87 どれと言われると難しいのですが、あえて選ぶならたとえば、
ショートショート集なら、ボッコちゃん、おのぞみの結末、おせっかいな神々、
たくさんのタブー、ありふれた手法、つねならぬ話、あたりでしょうか。
エッセイ集なら、進化した猿たち、きまぐれ星のメモ、あれこれ好奇心、
きまぐれ学問所、きまぐれ博物誌、などなど。
長編小説なら、ほら男爵現代の冒険、夢魔の標的、ブランコのむこうで、
竹取物語、人民は弱し・官吏は強し、明治・父・アメリカ、などです。
まとまりがなくて申し訳ありません。
おまえの自己紹介の免罪符にはならない
駆動は謝罪しない
>>90 そういう事にやりきれなさを感じます。ポオの生前に彼を酷評した
批評家は末裔に至るまで抹殺してしかるべきです。生きている資格がない。
>>94 そうとは限らん。
売れたから駄目になった作家だって刷いて捨てるほどいる。
ポオがその道を辿らなかったのは酷評した批評家のおかげだと
未来永劫までたたえるべきとは思わないのか?
96 :
吾輩は名無しである:02/12/04 23:58
>>94 それなら司馬遷はどうよ。
生前評価されなかった文豪はごまんといるぜ。
書くことに対する執念、そして究極的には才能と努力が後世の評価を勝ち取るものだよ。
工藤は表現に対する態度があまりにも甘すぎ。それに文学をだしにして成り上がりを目指しているのが誰の目にも明らかなのでそれで嫌われてるんだと思うよ。
虚心坦懐に書かずにはいられないものを一編でいいからものしてごらん。
時間はどれほどかかっても構わないからさ。
それで君に対する評価は決定するはずだよ。
今のままでは箸にも棒にも引っかからない、小説とすら呼びがたい駄文を書き連ねているだけでしょ。
新人賞どころの話ではないと思うよ。
>>95 思いません。僕がもしポオの子孫だったら、その批評家どもに
関わる人間全員を社会的に抹殺するために奔走する事でしょう。人を
貶めるということはそれだけ大きな罪だと思うのです。文学板で作家への
罵詈雑言を尽くす輩にも生きている資格がありません。そいつらが死んでも
ニュースになりませんが、作家が死ねばニュースになるのです。作家は偉いのです。
悪口を言っている小物どもは全然、偉くないのです。必要のない人間なのです。
>>96 僕が小説を書いている理由は、とにかくストーリーが浮かぶからです。
しいていえば芸術的表現が云々なんぞどうでもいいのです。ストーリーの浮かばない
人間には面白い小説を書くことはできません。小説は文章力だけで存在するものでは
ないのです。ストーリーを紡げない人間は小説を書くなということです。
99 :
吾輩は名無しである:02/12/05 00:13
>>98 私小説の達成した成果を忘れている馬鹿が。
無論、限界はあると思うよ、私小説には。
でも良作品だってあるわけで、少なくとも湯水のように浮かぶと本人ののたまうクソのようなアイディアよりははるかにましなものも多いんだよ。
工藤は一流どころの文筆家との交流は皆無に等しいんだろうなあ。
直接会って自分の作家としての生き方を問うてみることをお勧めするよ。
もちろんマナーはきちんと守ってやってくれよ。
カナリ妄想入ってますなあ、相変わらず。
101 :
吾輩は名無しである:02/12/05 00:16
ショートショートのスレからは遠く離れたところまで来てしまいましたね。
102 :
吾輩は名無しである:02/12/05 00:22
103 :
吾輩は名無しである:02/12/05 00:27
勝手に決め付けてるんじゃないよ。
工藤が絡むと脱線するのはいつものことだし、やつは肝心のところでクダを巻いて逃げるからな。
尻尾を捕まえたくともこれがどうして難儀なのであれやこれや手管をつくしているのさ。
スレ住人には申し訳ないとは思ってるんだが。
104 :
吾輩は名無しである:02/12/05 00:29
>>87 やっぱ初期の作品かな。単純にショートショートとしての楽しさなら。
後期の作品は幻想的な雰囲気のものが多く、正統派ショートショートではないので好みが別れるところ。
105 :
吾輩は名無しである:02/12/05 00:33
ブラックユーモアと
機械的ファンタジーのどちらを選ぶかだな
106 :
吾輩は名無しである:02/12/05 00:38
「ボンボンと悪夢」「白い服の男」は消防のときに読んで衝撃を受けた。
『椅子』という作品で、人の破滅していく様が気分悪かった。一日鬱だった。
107 :
◆GQgggggggg :02/12/05 02:10
>>92 記念碑的名作「祖父・小金井良精の記」が抜けてるね。今や絶版で、古本屋以外では入手不能らしいが。
108 :
吾輩は名無しである:02/12/05 02:43
山田風太郎の明治物小説に小金井良精が主人公のものがある。「築地西洋軒」という中篇作品。
109 :
吾輩は名無しである:02/12/05 03:07
うーん、なんか難しい話してますね…
ありきたりだけど、私はやっぱり「ボッコちゃん」が一番好きかも。
その中の言葉を知らない少女の話(タイトル忘れた)は
綺麗なようでいて、ゾッとしたりもします。
>>109 「月の光」ですね。佐藤宣之が実写化したな。ひどい駄作だったが。
>>109 「ボッコちゃん」の頃は星先生もやはり若かったんだな、と感じさせる
エログロナンセンスな雰囲気が漂っている作品が多かったように思います。
「ボッコちゃん」収録作の「デラックスな金庫」にもお色気ムンムンの描写が
あります。以下、ちょっとだけ抜粋してみました。
私はひまさえあれば、金庫をみがくことに熱中する。鋼鉄製だが、外側は銀張り
なのだ。ためつすがめつ眺め、少しでも曇りをみつけると、やわらかい布でこする。
やさしく、そっと。ちょうど、多くの人が美人のはだに触れるように。それにつれて、
金庫の表面は輝きをまし、私の姿をうつしはじめ、私は悦に入る。
星先生の作品から特に怖いものをセレクトして「角川ホラー文庫」辺りに
収録してほしい気がします。筒井先生や阿刀田先生は収録されていますよね。
星さんは当初、セックスネタは扱わない、ノンフィクションは書かない、など決めたらしい。
114 :
吾輩は名無しである:02/12/05 04:40
でも実際には「セキストラ」みたいな作品も書いている。ノンフィクションも多数。
115 :
吾輩は名無しである:02/12/05 04:54
109です。
そうそう「月の光」です!実写されてるんですか、見たいよな気もする。
デラックスな金庫も覚えてます。
抜粋とか読むと、また全部読みたくなってきたなぁ。
実家に置きっぱなしで長い事読んでないので。
ちょこちょこ読み返してまたきます!
>>113 「きまぐれ星のメモ」「きまぐれ博物誌」「きまぐれエトセトラ」
「きまぐれ遊歩道」などなど、自身のエッセイ集のタイトルにもよく使われ
ていたように、星先生には「きまぐれ」なところがあったんだろうと思われます。
きまぐれオレンジロード
ゴメン・・・
ところで幸運に恵まれて大きな成功を得ると「まぐれ」っていいますが、
それって「幸運の女神は気まぐれ」ってことなんでしょうかね?
>>117 中学生の頃、読んでましたよ。ロリっぽい「ひかるちゃん」と
アダルトな「まどかさん」の間で揺れる男心はおとこの永遠のテーマです。
妹みたいな可愛い奥さんに癒されたい気もするし、姉さん女房も素敵です。
120 :
吾輩は名無しである:02/12/05 07:16
工藤は自分でイラストに描いているようなキツネ顔の女の子が好きなんだな。
>>120 あれを見た時はちょっと引いたよ。佐山一政の描いた国仲涼子のイラストを
思い出してしまった。工藤は真鍋博の爪の垢でも煎じて飲むべし。
>>120 僕はどっちかというとタヌキ顔ですから、キツネ顔の女性と化かしあいをしたいのです。
>>121 佐川一政はキツネ顔ですね。国仲涼子はタヌキ顔ですか?
ちなみに佐川氏は僕が在籍していた和光大学の同じ学科の先輩に当たるんだそうです。
真鍋博さんのような絵は描けそうにありません。
星先生の著作の挿絵だと、僕は和田誠派です。
>>121さんは真鍋博派なんですか?
123 :
吾輩は名無しである:02/12/06 04:02
工藤がタヌキ顔? タヌキ顔ってのは伊集院光のような顔を言うのだ。
キツネ顔男の典型は原田泰造かな。
124 :
吾輩は名無しである:02/12/06 04:14
>佐山一政
誰だよそりゃ。
>>123 そうなんですか? じゃあ僕はネコ顔かもしれません。
目が真丸で唇が分厚い狩猟民族顔なのです。
126 :
吾輩は名無しである:02/12/06 06:07
とりあえず爬虫類なのは認めます。。。って星先生の話もしないとまずいですねw
128 :
吾輩は名無しである:02/12/06 07:02
確かに工藤は哺乳類じゃなくてトカゲとかあっちの系統の顔かもしれん。
129 :
吾輩は名無しである:02/12/06 07:26
関係ない話はやめろ。星新一に対しての愚弄のように思える。
131 :
吾輩は名無しである:02/12/06 17:19
星新一は、ショーショートの広場に入選する作品を読んで、自分より上だな、とかは思わなかったのだろうか?
まあ、1人1作品の輝きと比べても無意味かもしれないが。
132 :
吾輩は名無しである:02/12/06 17:55
ショートショートの広場に、星新一を凌駕するほどの作品が出てきたっけ。
言っちゃ悪いが、素人画家の個展とピカソ展ぐらいの差があるように思えるのだが。
>>132 ショートショートの広場1
「幸せ色の空」「ある日突然」「首」「道」「猫に卵」
ショートショートの広場2
「懺悔」「阿美がはこんだ不思議な寓話」「丸窓の女」「もったいない」「確率予測」
ショートショートの広場4
「賢者の贈り物PART2」「死後の世界」「公務員が辞めるとき」
ショートショートの広場5
「狭まる」
・・・このあたりの作品を1人で全部書いていたなら、まさに天才現る!なのだろうがね。
135 :
吾輩は名無しである:02/12/06 19:38
ショートショートの傑作ぐらい、誰でも一生に一編ぐらいは書けるのではないかな。
もう少し才能があれば、十編ぐらいは書けるかも。
だが星新一のように数百編(本当は千編以上あるけれども駄作だってあるから)の傑作が書けるかというと…それができるのはやっぱり天才だけだろうな。
136 :
吾輩は名無しである:02/12/06 19:50
>>135 なんかのショート・ショート集の解説で、そんなようなことを書いていた人がいた。
小松左京だったかな?ちょっと思い出せない。スマソ。
眉村卓のショートショートの駄作の多さときたら・・!
ていうか、完全に開き直って量産しているようなフシがあるね。
138 :
吾輩は名無しである:02/12/06 22:32
小学校中学校の通学電車で読んでたの思い出します。
140 :
吾輩は名無しである:02/12/06 22:49
もちろん星新一
>>132 ショートショートコンテスト入賞者のなかには、
井上雅彦先生や太田忠志先生、江坂遊先生など、その後プロとして活躍中の方々
が大勢いらっしゃいます。
142 :
吾輩は名無しである:02/12/07 17:04
星進一も師と仰ぐショートショートの作家はいるのだが・・・・。
メジャーではないからなぁ。かわいそ。
ホープ と ピース
>>142 日本人作家ですか?
とりあえず星新一、筒井康隆、小松左京、眉村卓、阿刀田高などの
諸先生方の名前はすでにこのスレに出ています。
他に考えられるショートショートの大御所と言ったら、たとえば江戸川乱歩、
宮沢賢治、稲垣足穂、福島正実、横田順彌、豊田有恒、川又千秋、黒井千次先生あたり
でしょうか? 抜けている名前がありましたらお知らせくださいませ。
海外作家で星先生が敬愛しているのは確かポオやモーム、ダールだったと思います。
それ以外の方ですか? 名前をあえて書かないのはまさか、知ったかぶりやもった
いぶりというような下卑た感情によるのではないでしょうから、理由が知りたいです。
ブラウンじゃないのか?等と無責任に言ってみる。
大家だけど。。。
本読むの嫌いだったけど、中一のとき国語の先生に教えてもらって
読み始めたんだ。
子供がもう少し大きくなったら読ませたいんだけど、いくつ位からなら
あの面白さが解かるかな。
>>146 星先生がエッセイ集のなかに「SFの面白さを知りはじめるのは大体、12才
くらいから。そこでSF好きになるかどうかが決まってしまう」というようなことを
書かかれていた記憶があります。まさに中学一年生の時期ですね。僕もそうでした。
スカーッとすると言うか、鳥肌が立つというか、奇想天外なオチに
感激するのと同時に、物語が理解できた事にちょっぴり大人になったような
不思議な感覚を持ったのを思い出します。
星新一が好きだと公言していた海外作家には、サキ、ジョン・コリア
ヘンリー・スレッサーがいるね。
特にスレッサーは「マイナーなところがいい。皆がほめるようになったら
“あんな作家なんて”と言うのだろうが」というようなことをエッセーで
書いていました。
あ、日本人作家なら城昌幸もそうかな。「新青年」あたりに書いてた作家。
『門のある家』に構成がそっくりな作品があって驚いたことがある。
142さんが言っているのは彼のことかも。
>>133 亀レスだが、同意。これらは、全部いいね。
151 :
吾輩は名無しである:02/12/12 14:21
厳密に言ってショートショートって文学なの?
一般書籍板にあるのは違和感がないのにここではなんか違う感じがする。
152 :
吾輩は名無しである:02/12/12 14:44
ばかね
>>151 ギリシャ時代のアイソポス寓話集を文学とするならば、
ショートショートを文学と考えていもいいように思います。
154 :
吾輩は名無しである:02/12/12 14:51
>>153 じゃあ、一般書籍板にスレが立つ作家とここにスレが立つ作家の違いをどう思うよ。
北方けんぞうなんか典型的だと思うんだが。
星伸一はSF板で話題にするべき作家だよ。
これは作家を貶めて言うのではなく、ふさわしいジャンルについての感覚を問題にしているんだ。
>>154 結果的に受賞は叶いませんでしたが、星先生は直木賞候補にもなった
作家です。SFやミステリといったジャンルだけに収まる作風でもありませんし、
日本初のSF作家とも言われる星先生が登場してからというもの、大江健三郎や
安部公房、黒井千次先生などの純文学作家がSFに手を染め始めたことを考えると、
星先生の文壇への影響力を考えないわけにはいかないだろうと思うのです。
156 :
吾輩は名無しである:02/12/12 15:01
>>155 ショートショートという形式を日本の文壇で本格的に普及させたのが星伸一だったからなんだね。
君の言い分ならそうなるね。
157 :
吾輩は名無しである:02/12/12 15:02
でもだとすると、ギリシャ時代のアイソポス寓話集を引き合いに出すのはへんてこだな。
稲垣足穂はショートショートの「一千一秒物語」を
「一種の文学的絶縁とニヒリズム」として書いたと言ってる。
159 :
吾輩は名無しである:02/12/12 15:06
>>158 その感覚はぴたっとくるな。
周辺的なんだと思う。
160 :
吾輩は名無しである:02/12/12 15:12
>>144 >海外作家で星先生が敬愛しているのは確かポオやモーム、ダールだったと思います
>>149 >星新一が好きだと公言していた海外作家には、サキ、ジョン・コリア、ヘンリー・スレッサーがいるね
ブラッドベリを忘れるな。
>>160 渡辺浩弐先生の著作の解説者として、星先生が選考委員だった頃のショート
ショート・コンテストの入賞者であり、その後もミステリ・ジュブナイル系の小説家
として活躍されている太田忠志先生が、欧米における『ショートショート論』を紹介
されていました。以下、太田先生の文章からの引用です。
ショートショートは大まかに言って2種類に分類されるという。アイディア勝負のものと、
雰囲気を味わうものだ。その代表的作家の名を関して前者をフレドリック・ブラウン型、
後者をレイ・ブラッドベリ型と名付けている。
>>156 一般書籍板に書いたものを転載します。
409 :工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/24 14:05
僕は掌編小説の歴史について調べてみました。
大正末期の1920年代に5年間ほど日本文壇に「超短編」ブームがあったそうです。
殆どの作家はブーム以降は書かなくなってしまったそうですが、唯一、川端康成
だけがその後も折をみては「掌の小説」と呼ばれる超短編を書き続けたそうです。
その頃すでに亡くなっていたポオやビアスやオー・ヘンリの短編のなかには超短編
とも呼べそうなものが多かったので、その辺りの影響などもあったのではないかと
思われるのですが、はっきりした事はわかりません。ドイツではちょうどこの頃、
カフカが超短編小説を発表していましたし、フランスではルナールやシャルル・ル
イ・フィリップが超短編的なものを書いていました。奥が深そうですね。
現在、調査のために「大正末期の超短編ブーム」の実態を知る事が出来る
当時の文芸雑誌を漁りたいと考えているところです。おそらく来年になり
そうですが、どうにか探してみるつもりです。国会図書館にあるのでしょうか?
164 :
吾輩は名無しである:02/12/14 10:43
>>163 ショートショートの系譜を本格的に調べてまとめたらいいよ。
小説を書くよりも君にはそっちのほうが似合っているし、
公募の批評部門にでも送ればいい点数が付くかもしれない。
ヘボ作家が批評に転じて一家を成した例は世に数多いな。サント=ブーヴや小林秀雄、中村光夫などなど。
>>165 小林秀雄しか読んでいませんが、彼は優れた批評家でもあると
同時に稀有な随筆家でもあったと思います。随筆もまた小説と並び評さ
れて当然の文学の一形式に他なりません。それならそれでいいのだと思います。
167 :
吾輩は名無しである:02/12/17 13:23
>>167 カラヤンは読んでません。
ちなみにショートショートはどことなく神話や民話的な風格が感じられるところが
魅力なのかもしれません。深く言い及ばない美学といいますか。いい加減なよさと
いいますか。僕の作品『うんこ太郎』も神話や民話的であることを意識していました。
ショートショート・コンテストに応募した作品も神話に題材をとりました。来年の3月
までに小説現代に載ってない様なら落選と言う事ですので、その場合にはネットで晒します。
169 :
吾輩は名無しである:02/12/17 19:12
中学のときにほとんど全作品読んだし、今でも
才能ある作家だとは思っているけど、今考えて
みると、彼の人間把握ってちょっと概念的に
過ぎるような気がする。世界に一人しかいない
人間たちが、たった一度しかない人生を生きてるって
いうリアリティが伝わってこない。マーケッティング
リサーチ的人間観とでもいうべきか。
170 :
吾輩は名無しである:02/12/24 16:34
171 :
吾輩は名無しである:03/01/03 23:03
172 :
吾輩は名無しである:03/01/04 00:49
似たような作品結構多くない?
SF作家と言われている氏だが、1001篇すべてがSFではないのが気になる。
童話っぽいのもあるし
>1001篇すべてがSFではないのが気になる。
いいじゃん、別に。なんでだめ?
175 :
吾輩は名無しである:03/01/07 15:40
>>145 >>149 サンリオかどっかから出てたブラウンの傑作集ってのに
星新一が解説を書いてた覚えがある。
多分、ブラウンのことも好きだったんじゃないかな?
星新一編集のショートショートの広場【挟まる】は傑作。
星新一編集のショートショートの広場4【死後の世界】は傑作。
(^^)
(^^)
星新一は『ウィアード・テールズ』などのB級エンタテインメント小説誌
を好んで読んでいたようです。確か村上春樹が小説を書くきっかけになった
『風の歌を聴け』に出てくるハートフィールドなんかもそういう系の雑誌で
活躍した人ですよね。アメリカのサブカルチャーという系譜のなかに、この
二人は内訳できるというわけです。文学板住人はあまり星新一に興味を持つ
方が少ないようですが、考えてみたらかなりの国民作家ですよ。
181 :
吾輩は名無しである:03/01/20 21:03
>>180 デレク・ハートフィールドって架空の作家なんじゃないんですか?
それとも本当は実在したんですか?
182 :
吾輩は名無しである:03/01/20 21:19
工藤君、質問に答えよ。
183 :
吾輩は名無しである:03/01/20 21:33
HARUKI, AGAIN
(IN LIEU OF A POSTSCRIPT)
If I hadn't encountered the writer HARUKI MURAKAMI,
I probably wouldn't be wtiting novels.While it's not
for me to say,I surely would have taken up a completey
different path from my present one.
工藤じゃないけど・・
春樹さん、今度の長編期待してます。
コテハンにいいように釣られるから文学板住人は駄目なんです。
185 :
吾輩は名無しである:03/01/23 01:11
てめーらいい加減星新一の話題しやがれぼけがぁ
>185
大昔にさんざん読んで、もう飽きただ、過去だ罠…スマソだ
「きつねのためいき」いいよね。
「なぞの青年」てやつ好きだなー
たまに、え?それでオチなの?みたいな作品もある。
189 :
吾輩は名無しである:03/01/26 01:10
数少ない長編では、「声の網」「夢魔の標的」かな、やっぱ。
「世界各地で一斉にインターネットが極端につながりにくい状態に陥った。」
というニュースを聞くと、「コンピュータ社会はコンピュータトラブルに
よって大混乱に陥る」という星新一の予想がまず頭をよぎってしまう。
『ショートショート・バトル』の件は「一般書籍板」の
「ショートショートの広場」スレにて話題が続行中です。
細かいルールは未定ですが、2年前の入選常連者である宮本さんと、
あともしかしたら現在の入選常連者の嘉瀬さんも参加してくれるかもしれません。
メリットとしてはプロの編集者とプロ作家の選考による商業誌上での企画を舞台と
した勝負ということで、ショートショートの自信作を毎月作らなくてはいけなくなり
ますので、作品投稿サイト上での勝負に比べて、より高度なプロデビューを見据えた
状況での創作修行の場として機能するということです。
「小説現代」の「ショートショート・コンテスト」は講談刊の単行本「ショートショート
の広場」を読んでいただければわかりますように、発足当時は星新一先生が選考委員を務
められて年1回開催の権威ある新人賞的なものでした。そこからデビューしたプロ作家には
井上雅彦先生や太田忠司先生、斉藤肇先生、藤井青銅先生などなど、多数の方々がいらっしゃいます。
その後、「小説現代」誌上にて毎月開催される形式となり、星先生から阿刀田高先生の選考
にバトンタッチされて、現在に至ります。毎月7篇前後の作品が誌上に掲載され、掲載料として
2万円が支給されます。掲載後2年くらい経つと単行本に収録され、その際にも1万円支給されます。
詳しくは「一般書籍板」の「ショートショートの広場」スレをご参照下さいませ。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1020230944/l50
191 :
吾輩は名無しである:03/01/27 13:52
……で、工藤くんは負けたら今度こそ切腹してくれ。
192 :
吾輩は名無しである:03/01/27 13:55
文学板って腐ってる……
hage
194 :
吾輩は名無しである:03/02/03 16:51
/∵∴∵∴\
/∵∴∵∴∵∴\
/∵∴∴,(・)(・)∴|
|∵∵/ ○ \|
|∵ / 三 | 三 | / ̄ ̄ ̄ ̄
|∵ | __|__ | < うるせー馬鹿!
\| \_/ / \____
\____/
mage
全く 温度を感じない文体がとても好き
美しいなーって思う。 あの孤独感も たま らん のである。
>>196 そうね。
でも、あの文体・雰囲気の美しさに多感な中学時代魅了されてしまったことが、今の自分の社会人生活の苦(ry
198 :
吾輩は名無しである:03/02/04 12:31
前カキコは見てました。うまいこと後続カキコも勝負の名のもじりにな
ってますね。
それにしてもそこの後続の方のカキコを読んで脱力してしまいました。
>勝負ということで
『文学板』を見ている人なら「狗ドウの【勝負】は口先だけで
【勝負】から逃げてる」ことは知ってるはずです。
>>196 こんなところでナンバガヲタに遭遇するとは!
たま らん よねえ
201 :
吾輩は名無しである:03/02/09 21:46
とりあえず工藤さん、もう少し短めに書いてみたら?
俺は、星新一のエッセイが好きだな。
『きまぐれ星のメモ』とか。
あとは父親を書いた作品かな。
『明治・父・アメリカ』とか『人民は弱し 官吏は強し』とか。
意外と知られていない(?)、『竹取物語』なんかも中高生に薦めたいな。
202 :
ミステリ板住人 ◆ExGQrDul2E :03/02/09 22:24
SF長編「声の網」が面白かった、とか書こうとして、
工藤さん、ここでも大活躍だね(w
意図的な脱線を狙ってるようには見えないが、
まあなんとなくこうなるわけなんだろうな。
203 :
ボッコちゃん:03/02/23 22:47
「鏡」の好きな方っていますか?
204 :
吾輩は名無しである:03/02/23 23:19
「おーい、でてこーい」がやっぱダントツでしょう。
205 :
吾輩はN氏である:03/02/23 23:24
おーい、地球さん
206 :
吾輩はN氏である:03/02/23 23:25
ボンボンきたなりば
207 :
吾輩はN氏である:03/02/23 23:28
かぼちゃの中の人
208 :
吾輩はN氏である:03/02/23 23:52
デラックスな悪魔
209 :
吾輩は名無しである:03/02/24 01:49
☆新一は中学の時ハマッて新潮社文庫のかなり読んだな
けどまぁだんだんつまらなくなっていった
時たま読むにはいいだろうがあんなので満足してたらダメだよね
ちなみに☆先生が亡くなった時は不謹慎だがもう本かわなくてすむと思って
ほっとした
210 :
吾輩は名無しである:03/02/24 21:03
>>209 藁た。
星新一の作品って
>>209みたいな出会い方、離れ方をする読者が多いんじゃないかな。
私も中学の時ハマッて新潮社文庫のかなり読んだけどだんだんつまらなくなっていった口でした。
そして、創作を始めてから改めて星さんの偉大さを痛感する。
212 :
吾輩は名無しである:03/02/25 00:57
>>211 確かにあれだけの数の意外な結末を作り出す脳味噌は驚嘆に値する。
でも、お星さまになってしまいました……
厨房時代に読み、読後感のあまりの良さ(最悪に等しい状況がむしろさわやかだった)に、
茫然とした作品がありますよ。たしか「処刑」というタイトルだったと思う。自信はないけど。
「ひねれば、水を出すか爆発する銀色の玉」ひとつを持たされ、火星へと流刑された男の話。
もう全体はおぼろなんだが、気違いのふりをした老人や二度爆発した一角、そしてラストの風呂。
いくつかのシーンが、なにかとても印象に残っています。
星さんの、あの文体だからこその感動だったのかもしれないなあ、なんて思います。
春休みだね。500番まで落ちていたよ。
216 :
&rlo;:03/03/27 07:57
217 :
亞 ◆AQ5p3uIpXQ :03/03/30 20:27
星新一がショートショートコンテストの選者として【7点】あたりをつけた作品群と
比べて勝っているなと思える星新一自身の作品は、2割程度でしょう。
でも、その2割はさすがに珠玉作。
以上、私のあまのじゃく的思考法を紹介した次第。
とかいう締めのエッセイがどっかに載っていたはず(カドカワ?)。
そんなわけで知らぬ間に「常識の裏を検討する」癖がついてた(笑)
ついでに「星卒業」何ていうものも全く相手にせず(笑)
>>217 禿同。殆ど頭に残らないような作品多い。
二割でも二百もあるんだな、、、
221 :
吾輩は名無しである:03/04/04 07:48
コンテストに応募する人なら、星さんの作品はまず読むだろうから、その影響も無視できない。
>>217
222 :
吾輩は名無しである:03/04/05 15:13
星新一は『竹取物語』が好きだな。
あれは「訳」というよりも別の話として読んだ方がいいと思う。
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
225 :
吾輩は名無しである:03/05/05 23:53
中学生の時、はまりまくった。
村上春樹のエッセイ集『The Scrap』を読んでいたら、筒井康隆の話題がありました。
村上龍、村上春樹、高橋源一郎、島田雅彦といった80年代を代表する純文学作家は
間違いなくSFの洗礼を受けていて、ショートショートにも好意を寄せているように思えます。
実際に彼等の作品にはSFやショートショート的なものも数多く見受けられるのです。
これは別に80年代に限ったことではなく、更に前の世代にも大江健三郎や阿部公房といった
SF的純文学の書き手がいました。内向の世代と言われる黒井千次もSF及びショートショート
を書いていますし、福田和也が絶賛している石原慎太郎の『わが人生の時の時』も形式的には
ショートショートです。
こうしてみるとSFやショートショートという形式がエンタテインメント
の1ジャンルだという認識は間違っていると言えるのではないでしょうか?
ショートショートって名付けかたがね・・。
なんかお手軽な感じがしちゃう。
誰かいい呼び名考えて。
日野もSF、小島もSF。
SFマニア春樹のいちばん好きなSFは、
なぜか『猫のゆりかご』ではなくシルヴァーバーグ。
キングが軽んじられていることに腹をたててるエッセイもあるよ。
>>227 村上春樹がSFについて語っているエッセイがあるんですね。
実は彼のエッセイ集は殆ど持っているんですが、積読しているものがたくさんあります。
猫の出てくるSFというと僕はまず、夏になると「夏への扉」を探す
猫ピートと主人公のタイムトリップを描いた、ハインラインの『夏への扉』
を思い浮かべます。SF雑誌の人気ランキング上位の常連作品です。
ショートショートの別名というと、
川端康成が名付けた「掌編小説」や、
アメリカの現代作家が名付けた「サドゥン・フィクション」
というものもありますが、どれが一番いいんでしょうね。
僕は単純に読書の愉しみを教えてくれた星新の作品群への
敬意を込めてショートショートと呼んでいます。
なお福田和也は『作家の値打ちの使い方』にて
石原慎太郎の『わが人生の時の時』を「ショートショート集」と呼んでいました。
何か異変が!?
文庫・新書(イー・ショッピング・ブックス)
(1)バカの壁養老孟司/著
(2)賭けろ!世紀の大勝負 新ソード・ワール6清松 みゆき 監
(3)運命を拓く 天風瞑想録中村天風/〔著〕
(4)ARIEL 19笹本 祐一
(5)真・イズミ幻戦記 暁の国1若木未生/著
(6)ダーク・エンジェル 最終戦争M.A.コリンズ 小田川 佳子
(7)でたまか 驚天動地篇 アウトニア王国再4鷹見 一幸
(8)幸運を引きよせるスピリチュアル・ブック江原啓之/著
(9)ボッコちゃん星新一/著
230 :
吾輩は名無しである:03/05/09 21:25
231 :
吾輩は名無しである:03/05/10 23:31
「鍵」よかったねえ。
672 :無名草子さん :03/05/08 22:20
『あのころの未来 星新一の予言』最相葉月(新潮社)が発売。『波』五月号で
最相氏と星新一夫人の星香代子氏が対談してます。
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
236 :
吾輩は名無しである:03/07/12 11:25
白い服の男って面白かったよね。
ところで、犯罪を犯した人をっ徹底的に捕まえてTVで放送して 視聴者の電話が電気椅子の
スウィッチになる話 って何に収録されててなんていう題名だったかわかる人居ます?
(説明が下手ですみません
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
238 :
吾輩は名無しである:03/07/25 11:49
age
239 :
吾輩は名無しである:03/08/01 19:23
ショートショートという分野はいつ、どこ、誰が生みだしたんですか?
日本での創始者が星新一氏だというのはよく聞くのだけれども。
(^^)
242 :
吾輩は名無しである:03/08/12 23:50
錠
244 :
吾輩は名無しである:03/08/13 07:49
>>239 ショートショート流行の祖は、フレドリック・ブラウンのようです。
伊藤典夫氏によれば、元々は大判雑誌の一ページにそっくり収まる手軽な長さということで生まれたものらしく、翻訳してだいたい10枚程度というのが相場であったらしい。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
246 :
吾輩は名無しである:03/08/30 17:47
247 :
吾輩は名無しである:03/10/11 02:50
はじめて星新一氏の本を手にしたのは高校時代。
家の近くの書店で「ちぐはぐな部品」というタイトルにひかれ、
その文庫本に手を伸ばしました。
最初の数ページを読んで、そのオチに感心し、
次はどうなるの、と思ったら次ページは全く別の話に驚き。
当時はショート・ショートというものの存在を知らず、
その形式に驚かされたものでした。
もちろんその本を買って、次は同じ角川文庫の「きまぐれロボット」
続いて講談社文庫の「エヌ氏の遊園地」などに手を伸ばし、
その次は新潮文庫の膨大な作品群。
もう一週間の間に二冊、三冊と買い続けた覚えがあります。
好きな作品はいろいろありますが、
「午後の恐竜」(作品集ではなく、作品として)がなにかノスタルジックで大好きです。
作品集としては「未来イソップ」かな。
気まぐれロボットってどの本に入っとりますか?
>>248 「きまぐれロボット」
ネタじゃないよ。
250 :
吾輩は名無しである:03/10/11 20:15
「蛍」が好き
親戚に星さんと同級生で星さんから直接、毎回新書を貰っていた人がいるんだけど
私の兄弟が星好きと知ってその本を全てくれた。しかーしきまぐれロボットだけなかった。
星さんのサインが入っておお!って思うけど…あまりに多すぎて読んでない。このスレ見て読もうかと思った。
252 :
吾輩は名無しである:03/10/11 23:13
田中貢太郎はショートショートと言える?
253 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :03/10/12 23:37
>>248 僕も『ちぐはぐな部品』を最初に買いました。
自分で小説の本を買うこと自体が初めてだったので、
それまでは書店に入るなりマンガコーナーにしか行かなかった自分が
文庫本コーナーにいることにちぐはぐさを感じていたところだったので、
このタイトルにシンパシーを覚えたのです。
ちなみにその時は気づきませんでしたが、この本は星先生の自選傑作集なので、
制作時期やジャンルの傾向が多岐に渡っていて、大変お買い得な一冊なんです。
最初に手にした星氏の本が
「ちぐはぐな部品」で良かったなー、と思う。
ほかのショート・ショート集でもよかったけれど‥。
もし星氏の作品で最初に触れたのが
「祖父・小金井〜」や「人民は弱し、官氏は強し」、
あるいはエッセー集だったら、
星氏にこれほどのめりこまなかったかも。
255 :
吾輩は名無しである:03/10/15 18:34
>>254 同感。エッセー集や長編は,ある程度星新一を読んでないとおもしろくない。
ある程度星作品を読んだからか,今はエッセーや長編がおもしろく感じるけど。
『祖父・小金井〜』も読みたいんだけど,見つけられてないんだよな……。
256 :
吾輩は名無しである:03/10/17 04:28
「進化した猿たち」を読みたい、
というより楽しみたい。
ヒマつぶしにはちょうどよかった。
新潮文庫で、廃刊になったみたいですね。
257 :
吾輩は名無しである:03/10/17 15:46
星新一ファンなんですが、「アレは中学生が読むもの」とバカにされる思いがして、
あまり大きな声で人に言えません。 「ドストエフスキーが好き」などと答えてます。
星の作品は誰の短編よりも面白い。
258 :
吾輩は名無しである:03/10/17 21:45
>>257 一部同意。厨房とは限らず。。。でもかろやかに読める。
259 :
吾輩は名無しである:03/10/18 16:48
星新一は、短編が多いほど値段の元とったみたいで嬉しいです。
260 :
吾輩は名無しである:03/10/20 08:57
城昌幸はどうよ?
261 :
吾輩は名無しである:03/10/20 14:45
262 :
吾輩は名無しである:03/10/23 05:08
>>257 でも「星新一を好き」、と言って
「おれも」とか「わたしも」とか言われて驚いたこともあり。
あっ、けっこうメジャーなんだー、と。
タモリがナビゲーター役で出演するドラマ「世にも奇妙なストーリー」を
以前なんとなーく見ていたら、
「みどんさん」を原作にしたストーリーがあり、
ほんわかとうれしくなった。
全集が3万円で出てた。巨大で分厚い本が3冊に纏まってる。
誰か買う勇気ある人?
やっぱ星のは、寝る前等に文庫サイズでさらっと読むのがいい感じなのだが。
264 :
吾輩は名無しである:03/11/03 13:51
>>263 電車の中でちょっと読むとかね。
全集は,研究者しか買わないでしょ。
てか星新一の研究者っているのかな?
265 :
理系>>>>>>>文系:03/11/04 17:20
馬鹿な肉体労働者でも読める簡単な文章。レベルが低いですねw
これだから文系はwww
266 :
吾輩は名無しである:03/11/04 18:39
やっぱdeeploveかな
itと呼ばれた少年もまあよかった むずいけどね!
267 :
吾輩は名無しである:03/11/04 20:23
理系は森博嗣でもよんでろw
268 :
吾輩は名無しである:03/11/04 20:39
星新一は東大農学部出てるだろ。
269 :
吾輩は名無しである:03/11/04 23:46
>>265 >>268の言うとおり,星新一は理系。
ちなみに俺も理系。けれども理系>>>>>>>文系とは思わん。
>>265は理系にコンプレックスを持つ文系人間だと見た。
270 :
吾輩は名無しである:03/11/04 23:57
「簡単に読めるかどうか」っていうのを問題にしちゃえるところが
265のイタイところだな
俺も理系出身だが、
理系>文系とか全然おもったことないぞ
うえのように思ってるやつって年わかいんじゃない?
そういえば、吉本隆明も工学部出身だったなぁ
272 :
吾輩は名無しである:03/11/05 02:01
>>270 鋭い洞察!その通り!簡単に読めるかどうかで判断してる所で、かなりの若輩者とみた。ショートショートは短い文面で表現するから余計に難しいんだよな。
星さんの発想は凄い!天才です。
273 :
吾輩は名無しである:03/11/05 11:18
平野の短篇より星氏のほうがはるかに文学してると思います
274 :
吾輩は名無しである:03/11/05 11:27
文系>理系は官界の常識
275 :
吾輩は名無しである:03/11/05 17:27
理系>>>(越えられない壁)>>>>文系
サッカーファン>>>(越えられない壁)>>>>野球豚
大卒>>>(越えられない壁)>>>>高卒
>275
じゃ御前、東京大学の文系と、日本大学の理系ではどっちが上なんだよ。
バカ丸出しだな。
以前某スレで☆新一のショートショートはヒキコモリが好きそうな本だと言われてた。
星鶴↓
?J___
⊂・_ ?J⊃
?JUU?JUU
>277
別に何人かいるお気に入りの一人って感じだったらイイんじゃないの。
星だけを読んで24時間ハマってる、そんな人はヒッキーかもしれないが。
星新一。
高校のころ一時的に熱狂的にハマって、 文庫本で
数十冊たてつづけに集中してよんだ。
おもしろかったなあ。
ずっとのちになって、 どうしても再読したくなったショート
ショートの1篇があって、 何年かまえから、 ヒマをみつけて
は古本屋で手あたりしだいにさがしているけれど、 まだ
みつからない。 題名をおぼえてないのが致命的。
死んだひとと会話できる装置がある。 死んだひとたち
は、 その装置をつうじて、 生きているひとびとにむかって、
「 死んでよかった 」 という意味のことを口々に ( ? ) かたる。
それをきいて、 その装置のそばで実際に自殺してしまう
ひとが続出する。 すると、 その自殺者たちの声がすぐに
装置からきこえてきて、 やっぱり 「 死んでよかった 」 という
意味のことをみんな話す。 装置のはこばれてゆくさきざき
が死体の山みたいになる。 しかし、 それでもけっして死なない
で、 その死体の山のあとかたづけをやるひとが少数いる。
という内容の1篇。
どなたかこころあたりのある方、 題名をおしえていただけ
ませんでしょうか。
とーりがかりの者でした。 おじゃましてすみません。
ちょうどその作品が載っている作品集を人にプレゼントした直後だから、
もしかしたら間違っているかもしれないけど。
それは「ようこそ地球さん(新潮文庫)」所収の「殉教」という作品だと思う。
他にもこの作品集には、多くの読者が「大傑作」と太鼓判を押した
「処刑」
という作品も収録されています。わたしも押す。極太の太鼓判を押すよ。
通りがかったのも何かの縁だわさ。再読されてみてはいかがですかな。
>>282 どうもありがとう。さっそく手にいれて読んでみます。
よんでその気になったら何か書きこむかもしれませんが、
今日のところはとりあえずお礼まで。
284 :
吾輩は名無しである:03/12/13 10:06
「処刑」の最後ってやっぱり爆死したのかね?
285 :
吾輩は名無しである:03/12/26 18:16
依頼があって、ショートショートを書く事になりました。
今まで短編(原稿用紙10枚程度)は何作か書いてきたし、すぐに思いつくんですが
ショートショート(依頼されたのは原稿用紙2,3枚)を書くとなると、
中々良いアイディアが思い付きません。勉強になるHomepageとかないでしょうか?
また、書くときのコツなんかも教えて頂けないでしょうか?
286 :
吾輩は名無しである:03/12/27 15:56
>>285 星新一本人がエッセイに書いていること。
「作品を書くためには、頭のなかをもやもやしたもので過飽和にするのが先決」
で、そこからアイディアが「結晶化」して作品になる、と。
ただし「その過飽和情愛はどうやって作るのかという問題になるわけだが、
これは簡単に説明しにくい。また私の最高機密でもある」と。
エッセイだったか解説だったかに書いてあったけれど、「普通の人は量を圧縮して
ショートショートにするが、星新一は1ページ程度でまとめてそれを引き延ばして
あの量にする」といった文章もどこかで見た覚えがある。
参考になるかどうかわからんけど、星新一はこんな感じだったらしい。
287 :
吾輩は名無しである:03/12/27 23:49
ショートショートではないですが、星先生の「ほら男爵 現代冒険」を高校の時に呼んでゲラゲラ笑いながら読んだ記憶があります。
海へ!のところの、
「みごとな潜水艦ですね。いくらぐらいしますか」
の部分では、腹を抱えて笑いました。
>>282 新潮文庫の 『 ようこそ地球さん 』 を古本屋でかってきました。
当方のさがしていた一篇は、 おっしゃるとおり、 たしかに 「 殉教 」
でした。
それにしましても、 『 ようこそ地球さん 』 なんて、 これまで
本屋 ・ 古本屋でさがしてきたうちには、 何どとなく手にしている
はずなのに、 どうしてこの一篇にきづかなかったのか、 いちばん
うしろのほうにのっているからだろうか …… などととフシギに
おもいます。
ともあれ、 再読することができ、 おかげさまでたいへんスッキリ
しました。 かさねがさね、 ありがとうございました。
また、 おすすめの 「 処刑 」 もよみました。
これが名作とされているとは、 じつは当方は
>>282 ではじめて
しったのですが、 よんでみて、 ああ、 「 処刑 」 ってこの作品かと、
ナルホドとおもった次第です。 当方にとっても、 やはりもっとも印象
にのこっている作品のひとつだからです。 「 殉教 」 を長年さがして
いたことはさきのカキコミで申しましたが、 たぶんその過程で、 高校生
のときにはじめてよんだあとにも、 この 「 処刑 」 は何どもよみなおして
いるおぼえがあります。
どうしてこの作品がみんなの印象にのこるんでしょうね。 興味ぶかい
ことですね。
このさい 『 ようこそ地球さん 』 におさめられた全篇をよみなおした。
誤植ではないかとおぼしい箇所がひとつあった。 それの指摘。
「 テレビ ・ ショー 」 という一篇のなかにある。
当方のかったのは、 おくづけによると 「 1980年 3月 5日 22刷 」 で、
これの 250ページ 9 〜 10 行めに 「 よさそうなものにね 」 とあるが、
これは 《 よさそうなもの 「 なのにね 」 》 か 《 よさそうな 「 のにね 」 》 か
のいずれかの誤植ではないだろうか ?
その後の版で訂正されているだろうか。 それとも、 こんな場でこんな
指摘をするのはイジワルあるいは場ちがい ( ないしはその両方 ) だろう
か。
290 :
吾輩は名無しである:04/01/05 03:30
>>288 自分も処刑を読み直しました。
やはり、星新一は天才ですね。
291 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :04/01/05 03:34
新潮社から星新一全集が出てくれないものでしょうか?
ショートショート全集は出ていますが、エッセイ集の絶版が多いもので。
292 :
吾輩は名無しである:04/01/08 22:22
たしか「冬の蝶」って作品無かったっけ?恐ろしく綺麗な作品だった。
忠臣蔵をテーマにした作品があったと思うのですが、
知っている人、教えてください。
星新一が身長190センチあったって本当ですか?
295 :
吾輩は名無しである:04/01/09 23:33
長身・童顔ってのは星新一に関してよく言われる表現だな。そういえば。
死ぬまで乳歯は残ってたんだろうか・・・?
297 :
吾輩は名無しである:04/01/10 05:49
298 :
吾輩は名無しである:04/01/10 11:00
「月の光」って話が良かった。
299 :
吾輩は名無しである:04/01/10 23:30
300 :
吾輩は名無しである:04/01/10 23:43
>>299 オチは言えないけど、街から電気が消える話だった。
301 :
吾輩は名無しである:04/01/10 23:43
>>293 町人たち (さまざまな迷路 収録)
ああ吉良家の忠臣 (殿さまの日 収録)
星新一は直木賞の候補になったことが、ある。
304 :
吾輩は名無しである:04/01/11 20:55
筒井康隆氏の文庫の解説に星新一発見!!
って常識ですね
赤川次郎の「勝手にしゃべる女」の解説も書いてる。
これは常識かな?
306 :
吾輩は名無しである:04/01/20 17:10
俺は星新一の「一家心中」やショートショートの広場の「水増し出張」のような感じのオチが好きだな。
307 :
名無し物書き@推敲中?:04/01/26 17:48
738 :名無し物書き@推敲中? :03/12/15 17:53
それにしても、名無し物書き@推敲中?さんとは、さぞやすごい作家先生の匿
名書込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代☆ショートショートコンテスト 優秀賞受賞
文 学 界 新 人 賞 応 募 2ちゃんねる作家 阿部 敦良
308 :
吾輩は名無しである:04/01/26 21:08
最近、20年ぶりくらいに「声の網」を読み返してみて、あまりに現代と重なり合う部分が多くて
びっくらこした。
最初に読んだ時には、未来の話としか思わなかったのだが。
今、文庫で再版すれば、結構評判になるんじゃないのか?
「どうして犬は」がとてもよい出来だ。
310 :
吾輩は名無しである:04/01/30 03:39
>>163 それでかれこれ1年以上過ぎてるが、
結局思いつきで言ってみただけで何もしてないんだろ駆動?
311 :
吾輩は名無しである:04/01/30 08:03
「死にたがる男」・「報酬」のオチの切れ味、最高だと思うが、どう?
312 :
吾輩は名無しである:04/02/03 12:00
ショーとショーとはな。じき飽きるて
313 :
吾輩は名無しである:04/02/09 23:41
世界の人気スポーツランキング。
bP サッカー(FIFAW杯) 全世界で一ヶ月に約331億人の視聴者と関心度。
bQ 人類スポーツの祭典オリンピック 全世界で一ヶ月に約196億人の視聴者と感心度
http://www.kajima.co.jp/news/digest/jan_2002/tokushu/toku01.htm bRアメフト(スーパーボール) 全世界で10億人の視聴者と関心度。
片すみのゴミ 野球 野球界最高の祭典、MLBのWシリーズ 米では視聴率たった16%日本では15%
日米合わせても視聴者はなんと“ギリギリ3000万人!!”
ちなみに年に一度の祭典MLBオールスターの視聴率は米で9,5%で毎年最低視聴率をぞくぞく更新中w
井の中のウジ虫www豚スゴロクwwwwwwww
>>313 つねづねオリンピックとサッカーは非文学的だと思っていたが、ここまでとは。
315 :
吾輩は名無しである:04/02/24 12:43
>>314
野球豚必死だなwww
316 :
吾輩は名無しである:04/02/24 19:56
本屋にいったら広場の新しいのがあったので読んでみた。
なんか数行読んだら落ちが読めてしまうような作品ばっかり・・・
俺の目が変に肥えてしまったのか後進が育っていないのか・・・
感心できるような作品がない
>>315 高橋源一郎と山際淳二は偉大だってことよ。
318 :
吾輩は名無しである:04/03/07 01:21
>>315 普段スポーツニュース見てないの?野球枠が圧倒的だよ。
今年も大リーグに11人の日本人選手がいるから、スポーツ報道は野球がほぼ独占するだろうね。
日本ではサッカーはまだまだマイナースポーツだよ。
319 :
吾輩は名無しである:04/03/30 18:59
昨日奇妙な物語で「殺し屋ですのよ」っていう作品がなんだか星テイストで面白かった
言葉回しとかも星新一っぽかった・・・
320 :
吾輩は名無しである:04/04/01 17:05
321 :
吾輩は名無しである:04/04/03 02:44
>>319 ていうかボッコちゃんに普通に収録されてますやん
322 :
吾輩は名無しである:04/04/03 03:33
見逃したけど「殺し屋ですのよ」って誰が演じたの?
まさか「ナースのお仕事」のあの人ですか?
323 :
紙石鹸 ◆fP8/p/c8pk :04/04/26 10:19
数年前にTVで『星新一特集』やってたけど、面白いコト考える人だなぁと思ったな。
メモ用紙に「空」「窓」「光」「水」「煙」「穴」等、単語を書いて
全部を裏返しにした後 神経衰弱みたいに2枚だけ取る。
それを結びつけて自分で自分に『お題』をだすと言うやり方。
「何でもいい」より「テーマ」が決まってた方がやりやすいよねぇ。
324 :
吾輩は名無しである:04/05/04 20:40
昔ラジオでやってた
スペースファンタジー銀河への旅
って番組が好きだった
星新一好きな人、星以外のお勧めショートを教えてください
326 :
吾輩は名無しである:04/05/04 21:34
ショートなら川相と篠塚が好きだった
篠塚はセカンドじゃなかったっけ・・・。
>>325 もはやほとんど絶版だけれども、フレドリック・ブラウンのSFショートショートをオススメしよう!
328 :
こまつでんき:04/05/05 18:10
小松左京
こんにちは。星新一大好きなのです♪
自分でもショートショート書いてますw
どこか、作品を載せることができるスレッドないですかねぇ・・・?
もしあったら教えてください。
私の妻は情報通だ。近所のことはだいたい知っている。今日も私にこう話した。
「ねぇ、向かいの田中さんの家って、家族みんなでお風呂に入っているのよ。もうお子さんも大きいのにねぇ。」
「ほぅ。」
「それから・・ほら、角の斉藤さん。あそこの御主人ったらね・・ふふふ。」
「ん?どうしたんだ。」
「会社で・・ふふ・・ズボンのお尻が破れちゃったのよぉ!!」
妻は笑った。私も吹き出した。あの斉藤さんがねぇ・・。
あれ??いつの間に斉藤さんちの奥さんと仲良くなったんだ??不思議に思い妻にたずねた。
「なぁ、お前その話どこで聞いたんだ??」
「え?聞いてなんかいないわよ。」
「じゃあどうして・・・。」
妻は急に立ち上がり押入の戸をガラッと開けた。
「あっ!!」
私は声をあげた。そこには、ズラリとモニターが並び、近所の人たちの生活を映し出していた。
どうでしょうか。ショートショートは他にも何作か書いてますヨ。
331 :
吾輩は名無しである:04/05/10 19:31
あの〜、これ星氏の作品ですか?にしてもつまらん。
妻がその夫達と浮気しているオチかと思ったが、どっちでもつまらん。
332 :
吾輩は名無しである:04/05/10 20:15
星の作品のわけねえだろ!
該当板は創作文芸になるのかな。
333 :
吾輩は名無しである:04/05/10 20:17
330のは、モニターについてもうひとひねりないとものたりない。
334 :
吾輩は名無しである:04/05/10 20:24
まあ文章はスマートで好感がもてるので、批評を浴びつつ修行を積んだら、
小説現代のショートショートの広場に応募してみれば?
336 :
吾輩は名無しである:04/06/03 06:25
agg
337 :
吾輩は名無しである:04/06/12 22:37
age
339 :
吾輩は名無しである:04/06/30 23:33
あげもの
>>335 すごい!!!!!
才能あるよ。
もしかして名のあるお方?
341 :
吾輩は名無しである:04/07/12 23:29
いやあ、それほどでもないですよ。
でも、学校の友達とかからは、おまえはもしかして大物になるかもしれないって言われたことありますよ。
後、お母さんにも、おまえは普通の子供とは違ってすごい人間になるかもしれないからがんばりなさいってよく言われるかな。
342 :
吾輩は名無しである:04/07/13 15:07
「ノックの音が」と「おーい出てこい」が好き。
文庫の「ボッコちゃん」は愛読書。
>>343 ほんとに本人なの?
俺はWebに公開されている作品で、ここまで面白いの読んだことなかった。
そりゃ探せば面白いのを書ける人もいるとは思うけれど、今までで一番充実して読めた。
ショートストーリーファイトクラブの金賞クラスも確かに面白い。
けれど、個人サイトであれだけのクオリティの作品群をお目にかかったことがなかったから感動しました。
プロになる気があるなら本気で応援してます。
頑張って下さい。
>>344 激同
『どーせ自作自演だろ?』とか思ってたら予想を遙かに越え面白かった
『大変だ』には思わずニヤリ
何気なく覗いた文学板でお宝ハケーン
>>335 なんかオランダ語を書いて。
…書かれてもわからないが
>345
大変だ読んだけど、似た話があったじゃない星に。「なんでもない」ってやつ。
右手は手塚治虫のまんがによく似たのがあった。ブラックジャックだったかな。
ありがとうございます。343は私です。
盗作云々は他でも言われましたが、違いますとしか言いようがありません。
それよりも文章が稚拙すぎるという指摘を散々受けたので、
もう少しマシな文章を書けるよう奮闘中です。
そろそろ叩かれだしそうなので、これにて失礼します。
とりあえずスレ違いやめれ
ここはホムペ宣伝スレじゃない
ようこそ地球さん いいよ。
星新一の初期の作品らしいけど。
>>348 >345までのようなジサクジエンれす、やめれ。みっともない。
それから、335読んだが、全く才能は無い。
奮闘とか努力の問題ではない、ダメなものはダメなんだ。可能性ゼロ。
無駄に時間を浪費せず、真面目に勉強しろ。
353 :
吾輩は名無しである:04/07/15 16:23
↑ うっひょ〜、香ばしいのがきたぞ〜
本人は別にプロになりたいとも何とも言ってないのに。
一体何の可能性がゼロなんだか。
>>354 本人が言ってるのはオランダの風を日本にもたらすことだな。
頭のおかしな人には気をつけましょう
利用者が増えるに従って、頭のおかしな人もそれなりに出没するようになって来ています。
頭のおかしな人に関わるとなにかと面倒なことが起こる可能性があるので、注意しましょう。
頭のおかしな人の判定基準
・「みんなの意見」「他の人もそう思ってる」など、自分の意見なのに他人もそう思ってると力説する人
他人が自分とは違うという事実が受け入れられない人です。自分の意見が通らないとコピペや荒らしなど
無茶をし始めるので見かけたら放置してください。
・根拠もなく、他人を卑下したり、差別したりする人、自分で自分を褒める人
他人を卑下することで自分を慰めようとする人です。実生活で他人に褒めてもらう機会がないが
プライドだけは高いとか、匿名の掲示板しか話し相手のいない人です。可哀想なので放置してください。
・自分の感情だけ書く人
「〜〜がムカツク」とか自分の感情を掲示板に書くことに意味があると思っている人です。
何がどのようにムカツクのか論理的に書いてあれば、他人が読んでも意味のある文章になりますが、
そういった論理的思考の出来ない人です。もうちょっと賢くなるまでは放置してあげてください。
創作文芸板にも彼がやってきて同じ事をして住人が逃げさらに過疎化しています。
335のパッと読んでみたが、そんな絶賛するほどのものか?
ほとんどの話に引き込まれるものがない
だいたい途中で見るのやめてしまった
人それぞれ
ageとくか
360 :
吾輩は名無しである:04/07/25 14:46
361 :
吾輩は名無しである:04/07/25 14:58
中学生の時、お昼の校内放送で、この人の短編がいつも放送されていた。
皮肉な結末が多いから、最後はどうなるんだろう、といつも少しドキドキしながら聞いていた覚えがある。
へー、しゃれたことを。「解放の時代」も朗読したのかな
363 :
吾輩は名無しである:04/07/25 15:13
ボッコちゃん収録の一遍に
「ミス・チル星」という表記がでてくる。
さすがSF作家!未来を先取りしてるな
364 :
吾輩は名無しである:04/07/25 15:20
「(金のオウムを使って)おおかた宗教でもやるつもりだったんだろう」
このスレは自演がひどいですね
366 :
吾輩は名無しである:04/07/29 15:59
今日の夜中、J-WAVEで朗読あるぞ
367 :
吾輩は名無しである :04/07/29 18:30
最近星さんの本を読んだが、未だに内容が古びないのに驚いた。
星さんの優れた才能は誰も追随できず、烏合の作家が後塵を汚す結果となった。
星さんが亡くなられるのと共にショートショートも衰退してしまった。
超短編て分野は流行してる。「一人の男が飛行機から飛び降りる」とか。
往年のショートショートのようにちゃんとオチをつける話は今時はやんないかもねえ。
369 :
吾輩は名無しである:04/08/04 11:36
そういや星新一ってオウムいっぱい出てくるよね。なんでだろう?
マイ国家
>>369 そう言われてみればそうかも。
やっぱりオウムってしゃべるから、そこらへんの鳥より
知能が高く感じる(実際高い?)
それが不気味っていうか、腹に一物あるイメージだったんじゃない?
372 :
吾輩は名無しである:04/08/16 12:43
>>325 阿刀田高。
けっこう両方読んでいる人いるはず。
傾向はかなり違うけど。
373 :
吾輩は名無しである:04/08/16 14:06
中学ぐらいの時大分はまった
面白いし、ウイットにもとんでいるが、それだけ
内容が果てしなく浅い
いままで星さんの作品をかなり読んできたけど
「おみそれ社会」って作品が一番でした。
受験勉強の合間に読んでるですけど、ついつい
一冊読んでしまう。やっぱり星さん最高!
375 :
吾輩は名無しである:04/09/28 00:38:12
■各話タイトル/演出
#01「きまぐれロボット」 芦野芳晴
#02「スパイキャッチャー」青木康浩
#03「ねぼけロボット 久保まさひこ
#04「襲来の目的」 青木康浩
#05「3つの願い」 浦谷千恵
#06「謎のロボット」 青木康浩
#07「夜の事件」 清水保行
#08「薬」 伊東伸高
#09「火の用心」 清水保行
#10「文明の使者」 千葉ゆみ
原作:星新一(角川文庫「きまぐれロボット」、新潮文庫「さまざまな迷路」「白い服の男」より)
キャスト:板倉俊之(インパルス)/MEGUMI
音楽:山本精一と不思議ロボット
覚えてないなぁ・・・
378 :
吾輩は名無しである:04/09/30 03:27:36
スターニューワン星新一は中学時代にハマタが薄味に飽きて。筒井に逝ったぽ
379 :
吾輩は名無しである:04/09/30 04:28:33
星と筒井は味が違うなあ。どっちも良いし、どっちもかかせない。
筒井は爆笑度が高いけどハズレが多い。それに比べ星さんの完成度といったら!
380 :
吾輩は名無しである:04/10/06 01:39:37
アンチ星の人は「中学時代に・・」パターンが多いな。ワンパターン
読みやすさでハマっただけなんだろう。
星さんのショートショートに出会ったのは筒井康隆編「日本SF傑作選」というSFアンソロジー。
確か80年頃のはずで、小学校3年くらいの自分には読みにくい本でしたが、星さんのショートショート
だけはすんなり理解できた半面、ラストの衝撃に目のくらむ想いをしたのを思い出します。
そこから小松左京さんや半村良さん、眉村卓さん、荒井義雄さん、平井和正さんなどの作品に触れ、
海外SFへ読み進みましたが、本格的に星さんの小説を読み込んだのは小六の夏休みで、親におねだり
して買ってもらったショートショート集20冊くらいを夏休みじっくりかけて何度も何度も読み返したり
していました。
小六くらいになってようやく筒井康隆さんの作品が理解できるようになり(セックスとか人間関係だとか
が小学生にはイマイチわかりにくかったのです)、筒井作品へハマり、筒井さんがラテンアメリカ文学や
ポストモダン小説へ傾倒する時期に、同じく自分もその方面へ読書の幅を広げていきました。
筒井康隆さんが選考委員をしている三島賞を受賞した高橋源一郎さんの作品に触れ、また彼の書評などから
現代アメリカ文学、日本近代文学などにも興味を持ち、大学は三流ながらも文学部へ転がり込みました。
卒業後は就職しながら自分も小説を書いてみたいと思い始めて、何作か取り組んでいるところです。
個人的な話で恐縮ですが、星さんのショートショートからひろく文学の世界へ入ったことをとても感謝しています。
きっと皆さんも同じ経験をなされているのではないでしょうか?
星さんはもっと評価されるべき作家のはずです。
作品としても、また文学史的にも再評価の兆しはありますが、生前にもっと高い評価をしてもらいたかった。
横道に逸れますが、今の舞城王太郎をはじめとするラノベ的な流れの源流にはSF作家の新井素子さんがある
との指摘が最近なされており、大変興味深いのですが、実はその新井素子さんのデビューを強く押したのが星さん
であるとどこかのwebで確認したことがあります。
選考委員は星さんの他に、小松左京さん、筒井康隆さんの三人で、星さん以外は大反対でしたが、あくまで強情を
張る星さん(『彼女を落選させることは文学史的な失敗だ』とまで言っていました)に根負けする形で強引にデビュー
させたいきさつが当時のインタビューと共に載っていました。
ラノベの潮流をこの板の住人が否定的なのは知っており、自分自身もその傾向があるのですが、それでも新しい小説の
可能性としては全否定できないと個人的には思っています。
ただ、そうした新しい可能性のきっかけに星さんがいたことを知って、なんとなく嬉しくなりました。
そして、そうした先見性やアバンギャルドさを持った作家だったのだな、とあらためて思いました。
エッセイも含め、星新一という作家はとても興味深く、これからも再読に値するものだと思っています。
最近、読み返したら、ちょっと体調が合わない感じがしたので、またあらためて星さんの作品を楽しめる
時期にどっぷりとその世界にひたりたいと思っています。
383 :
吾輩は名無しである:04/10/10 20:46:40
ショートショートを書いてみました。
どこに投稿すればいいのでしょうか?
少し調べたのですが、数ヶ月放置されたまま・・・ってサイトが多かったです。
どこか盛んなところがあれば教えてください
クンギッグのバギリンジめ
386 :
吾輩は名無しである:04/11/02 16:48:01
なんか「きまぐれロボット」がアニメ化されるみたいだけど…
あれどうみても駄作だろ。
読んでて途中でネタわかったし。
日記ロボットのほうが余程おもしろ
真似られない見事な文体ではあるが、
その文体に制約されて成功しなかった作も多い。
388 :
吾輩は名無しである:04/11/02 17:56:47
そもそも、都会人は小説家には不向きだ。
それに星は秀才で育ちも良い。
よく、小説なんか書こうという気になったものだ。
はあ? 東京出身の小説家なんて珍しくもないぞ。
3代続いて住んでないと都会人とは呼ばない
星さんは東京農大かなんかじゃなかった?
秀才という程ではないでしょう。
>>391 そうだと思う。☆はかなり天才肌のほうじゃない。親父も親父でかなりいっちゃったほうだし
エッセイで書いてた学生時代の話読んだらあんま勉強したとは思えんよ。問題流してもらってるし
東大卒なんですが。(当時は帝大だけど)
しかも院まで行ってたのに、途中で父親が死んだんで
学業諦めたんじゃなかったか。
父親はコロンビア大学卒だし、祖父は東大教授だったし、
祖母の兄は森鴎外だったし。
どっちかというと(というより、どう見ても)天才肌の血筋。
勉強してなさそうなことを書くのは、江戸っ子の気風でしょ。
396 :
吾輩は名無しである:04/11/05 23:42:03
>>394 原作とは、程遠い駄作アニメですな。
まぁ、スポンサー付きなんだから、仕方が無いけど
スポンサーはグリコ。
間違っても、ボッコちゃんは出来ない。
ボッコちゃん「毒入りお菓子食べたら死ぬで」
>>396 そのボッコちゃんマジ(((( ;゚Д゚)))ガクブル
398 :
吾輩は名無しである:04/11/15 21:49:51
>
>>394 っていうか結末変わってるじゃん。冒涜だ。
星新一は、やっぱり(((( ;゚Д゚)))ガクブルな話が好き。
何もしないロボットが、最後の最後に人類終焉の
葬送曲を演奏する話とか・・・
400 :
吾輩は名無しである:04/11/22 23:35:41
>313
>bRアメフト(スーパーボール) 全世界で10億人の視聴者と関心度。
マジな話だろうか?絶対みていない中国インド除けば世界人口って40億くらいだろ?
アフリカ人やロシア人がアメフト見てるとは思わない。
ほんとに10億人も見てるのか?????????????
401 :
吾輩は名無しである:04/11/22 23:36:56
日本州と揶揄されるほどアメリカ寄りの日本ですら、アメフト観る人って何%よ?W
>>394 お前みたいなのをお目出度いやつというんだよ。
原作読まないで文句言う判断力がおかしい。
「ああ祖国よ」って昭和47年に書かれたとは思えないぐらい戦後体制を痛烈に風刺してるよな。
今読むと改めてすげえと思う。
『おみそれ社会』収録の「ああ祖国よ」って昭和47年に書かれたとは思えないぐらい戦後体制を痛烈に風刺してるよな。
今読むと改めてすげえと思う。
『おみそれ社会』収録の
「ああ祖国よ」って昭和47年に書かれたとは思えないぐらい戦後体制を痛烈に風刺してるよな。
今読むと改めてすげえと思う。
やれやれ、メロンライスにガムライス・・・
>406
わはは、懐かしすぎw
408 :
吾輩は名無しである:04/12/16 16:20:39
僕は「おーい 出て来い」を中学校の教科書で読んでトラウマになった。
いつかは発展途上国とかに捨てられた産業廃棄物のツケが先進諸国に回って来るのだろうか
すでに支那の国から汚染空気が空を飛んできてます
410 :
吾輩は名無しである:04/12/19 16:42:47
おおしろいよね
411 :
吾輩は名無しである:04/12/19 18:18:47
小学生の時に出会って、あまりの面白さに友達に薦めて回った。
中学生ぐらいで9割の作品を読んだと富もう。
印象強いのは「ピーターパンの島」だな。あれは怖かった。
長篇では「声の網」が好きだった。もう一度読もうかしらん。
412 :
吾輩は名無しである:04/12/24 05:44:25
「明治・父・アメリカ」を読んだ。
けっこう良かったぞ。
>>406 おお、同志。
あなたはどちらがお好きですか?
☆を好きかどうかで踏絵にしてます。
幼稚・単純・底が浅い
などと典型的なけなしたのヒトと付き合う必要がない
>>415 もちろんガムライスですよ。
あなたは?
>>416 お客さん、あんまりからかっちゃいけませんよ
419 :
吾輩は名無しである:05/03/08 00:19:10
保守
420 :
吾輩は名無しである:05/03/11 09:38:15
名スレですよ、ね? 星新一読みたい。赤川次郎ってちょっと似てませんか?
421 :
吾輩は名無しである:2005/03/31(木) 21:32:09
第二の星新一目指しています。
どこの文学賞に送ればよいですか?
422 :
吾輩は名無しである:皇紀2665/04/01(金) 01:32:09
3:@
>>421 マルチすんなハゲ
682 名前:無名草子さん 投稿日:2005/03/31(木) 21:33:15
第二の星新一目指しています。
どこの文学賞に送ればよいですか?
424 :
吾輩は名無しである:皇紀2665/04/01(金) 14:27:21
>>383 確か星さん新井素子のお父さんと大学の同級生だったんだよね。
(でもそれは選考のあとで分かったことだが)
星さんは太宰治の文体に影響を受けたそうだし、ああいう
一人称が好きだったというのもあるね。
その後「扉を開けて」とか新井素子ブームがしばらく続いたし
先見の明があったってことだね。
425 :
吾輩は名無しである:皇紀2665/04/01(金) 20:44:42
第二の星新一目指しています。
どこの文学賞に送ればよいですか?
426 :
吾輩は名無しである:皇紀2665/04/02(土) 00:20:43
あげ
427 :
吾輩は名無しである:2005/04/02(土) 17:15:03
なんでショートショートは衰退したの??????
428 :
吾輩は名無しである:2005/04/02(土) 17:25:02
衰退したのか?
星新一がいたときは輝いていた。いなくなったら衰退した。
つまり星ひとりでショートショート界を輝かせていた。星だけに。
伯母の家が戸越銀座にあって星先生に近所でよく会うから、と
私の為に色紙にサインをいただいてくれた。
今でも大切にしてます。
マルチですまんが、
「たくさんのタブー」収録の「背中のやつ」の
オチがよく分からんのだが。
警官に移してしまって、その警官がボスを捕まえた時に
「背中のやつ」に気づいて、「あいつ警官とグルだったのか!」と
ボスに勘違いされて後で復讐されるというオチ?
434 :
432:2005/04/27(水) 23:57:42
>>433 自分は星さんじゃないんでわかんないけどw
ものすごいみすぼらしものが幸福を運んだりするってことを楽しむんじゃないかしら?
福の神が貧乏神の姿だったら、みたいな
氏はそういう作風好きだし(戦争の神と平和の神、みたいな)
435 :
吾輩は名無しである:2005/05/03(火) 20:16:08
成程、其のギャップを哂え、と…
436 :
吾輩は名無しである:2005/05/03(火) 20:40:02
小説現代のショートショートって、
阿刀田になってからつまらなくなったよな。
星さんのころは遊び心があったのに、
阿刀田は変な寓話的なものを求めてるから面白みがない。
437 :
吾輩は名無しである:2005/05/03(火) 21:00:12
カタツムリ星人にとらわれた恋人(少し訳あり)たちの話が、日本SF史上最高の
エロチックな描写がある作品だと思うのは、筒井康隆と私の二人でしょうか?
>>436 同意。
正直、阿刀田は作家としても選者としても才能ないと思う。
439 :
吾輩は名無しである:2005/06/03(金) 10:16:09
「殉教」は名作品だよ。
「不在の日」と「ご要望」が好き
「最後の地球人」は厨房の頃読んで、泣きそうになた。
442 :
吾輩は名無しである:2005/06/06(月) 23:47:07
悪魔が本当にいるかも、という気にさせてくれる作品が多いですね。
443 :
吾輩は名無しである:2005/06/11(土) 00:58:19
やっぱボッコちゃんが好き
444 :
吾輩は名無しである:2005/06/11(土) 02:24:43
おれもだ、ボッコチャン命!
下品なバカ女が星新一を読む時代になったか
そんな書き込みをされると、しらけちゃうな。
447 :
吾輩は名無しである:2005/06/11(土) 21:01:40
いいんじゃないかな。もともと読みやすいんだし
老若男女問わずにみんな読めばいいと思う
sage
アンプロンプテュ。
450 :
吾輩は名無しである:2005/07/07(木) 02:55:04
この人の軽い文章は本当に天才的なんだけど
ちょっと「これだ!」ってアイデアのやつは筆に力が入りすぎちゃってるときがある
それでも名作なのは事実だけど、そのせいで普段ボカしてるテーマとかが強くなりすぎたり情感が出すぎたりしてる
451 :
吾輩は名無しである:2005/07/07(木) 22:26:10
銀座のベルモードってお店で
頭がでかいから帽子を特注していたそうだけど
どんなのだったのかなあ。
452 :
吾輩は名無しである:2005/07/07(木) 22:32:39
星新一好きな文学部生です。
卒論を氏の作品で書こうと思ってるのですが、先行研究がなかなか見当たらない…
星作品についての論文や研究書など、知ってる方いましたらぜひ教えてください!
ちなみに私も「処刑」好き(^-^)
最近はアンソロジー集みたいな漫画も出てますよ〜。原作とだいぶずれてたりもするけど。
454 :
吾輩は名無しである:2005/07/08(金) 23:24:29
これだけたくさんの話を書いた人なのに
記念館とか文学館とかあったっけ?
なくない?
不思議だ〜。
455 :
吾輩は名無しである:2005/07/09(土) 05:48:43
「ブランコの向こうで」
好き。ショートX2じゃなかったけど。
石畳の道と彫刻家老人の話が、心に残ってます。
>>452 文学部ですが、「処刑」の研究発表を今年度することになっています。
先行研究はほぼ皆無に近いですね。まとまった作家研究の文献としては、
『星新一の世界』新評社 1980
くらいしかないみたいです。
論文は国語教育と絡めたものが多いみたいですね。なので全体的に文学論とはいいがたいものが多いです。
文庫本の後書きを徹底的に集めていくのも有効かもしれませんね。
「処刑」についてですが、人物の記号化、単語、文体の時代的な普遍性、乾きの恐怖と死と生の関係性、銀の球の女性化(or処刑の星に女性はいない)などが突っ込みどころだと思うのですが、
恐怖と死と生については「殉教」との比較が面白いかもしれないですね。
読み込んでいくうちに、阿部公房の「砂の女」と基幹とするテーマ(監禁、女性の誘惑、日常との生の比較、乾き)が似ているような気がしているので、
同時代の作品ですし比較してみるのもおもしろいかもしれないです。
ちがったアプローチを考えていらっしゃる人がいましたら、ヒントをいただきたいです。
処刑もそうだけど・・・
かさかさに乾燥するウィルスの話で脅すとか、
宇宙船が故障で喉がからからの時に水の星を発見するとか
渇き、乾きを使った話ってけっこう多いかもね。
458 :
452:2005/07/11(月) 17:49:56
>>456 ありがとうございます!
ほんとに先行研究がなさすぎて困ってます…。『星新一の世界』なんとか入手したいです。
ちなみに私も「処刑」の銀の玉の女性化に着目したのをきっかけに、星作品における女性のイメージを探れないものかと思ってます。
といっても、今のところ初期作品しか読めていないのですが…。
テーマは決まったものの、私もまだまだアプローチ法を考えているところです。
「砂の女」との比較、おもしろそうですね。読んでみます(^-^)
459 :
吾輩は名無しである:2005/07/17(日) 01:55:46
ショートショートセレクション大好き。。!オモシロスギルの一言。『ねむりうさぎ』の中にあった物が一番好き。まあどれも好きですが
本あんまし読まない&飽きっぽい方には本当にお勧めします!!!絵も最高に良い(・∀・)人(・∀・)
たしかにワンパターンではあるな。
でも、クソ手塚治虫なんかより、よほどストーリーに才能を感じる。
そんなオレは、漫画家の卵(ストーリー担当)
手塚治虫の駄作の、なんと多いこと。あんだけ書いてりゃ、何本か名作ができて当たり前。
しかも、50年前の漫画なんて、何書いてもいいんだから。
しかし星新一氏の話しのつくり方は、
短編の読みきり漫画を書くのに、とても向いているよね。
影響された漫画家も多いんじゃないかな。彼こそ、本当の神様だよ。
無精卵
レイ・ブラッドベリの短編で、ひとりだけ生き残った男が
しかけておいたテープで、昔の自分から電話がかかってくる
という話があるのですが・・・
これと似た設定の話を星新一の作品で読んだことが
あるような気がするのです。思い違いかもしれませんが・・・
そういう話ってないでしょうか。
あと、もうひとつ別の話だと思いますが
やはりひとりだけ生き残った男が毎日パンチカードで
冷凍食品セットを引き出して食べるという話をもう一度
読みたいのです。題名を教えていただけませんか。
463 :
吾輩は名無しである:2005/07/25(月) 00:04:16
>462
たしか、死んだ男が自分の墓に電話を引いて、
残された友人たちの誰が最初に電話をするかもめる話があったな。
星さんの作品は数が多すぎるからか不思議とタイトルが思い出せない。
もうひとつの話も覚えがある。
けどタイトルは思い出せないや。
464 :
P:2005/07/25(月) 22:42:16
ショートショートの真実を探せ。
〜真・ショートショートコンテスト〜
かつて、日本を魅了した形式がありました。
ショートショートと呼ばれる、原稿用紙数枚のとても短い小説。
短いとはいえ、その中には目を見張るような奇抜な設定から、あっとおどろく結末まで、小説のエッセンスがぎっしりつまっています。
そのため、あらゆる小説の入り口、日本にもっとも適した形式、ともてはやされましたが、実はそれも一時のこと。
鬼才、星新一の死を機に、急速に衰退しようとしています。
今や関連書籍は年に数点出版されるのみ。
このまま消えてしまう運命なのでしょうか?
それでもまだ、ウェブの波間に炎を灯し続ける島々はあります。
ショートショートとは何だったのか。これからどうなるのか。
ウェブという場で、その真実を探すコンテストを開催したいと思います。
探しています
1 作品 賞金最大三万円。一人十作まで応募可能。
2 選考委員 それぞれのペースで参加していただけます。無報酬。
3 「株」主様「傑作選」の出版が成功すれば最大二倍まで戻ります。一口一万円。
詳細はこちら
http://ssscontest.web.infoseek.co.jp/ お問い合わせは、
[email protected] まで。
465 :
吾輩は名無しである:2005/07/25(月) 22:50:52
星新一の作品のなかで007がエイトマンになるって話ありませんでしたかね?
466 :
吾輩は名無しである:2005/08/07(日) 19:54:47
最初に読むならどの作品がいいですか?
長編以外ならなんでも薦める。
小松左京の何とかの遺言って本に星新一のエピソードが出てくるんだけどスゴイよ。
夜中に小松宅に電話して「SEXの仕方を教えてくれ」と聞いてみたり
原子力発電所に見学にいって「原子を見せてくれ」って言ってみたり
高松の旅館で上階に高松宮が泊まってるらしいって聞いたら箒で天井をつついて逃げてみたり。
なんか滅茶苦茶な人だったみたいだね。
タクシーに乗ってるときに「車夫馬丁の輩は……」といいだして同乗者を慌てさせたりとか
なにかの大会で会場設営を手伝ってくれた女性に「子種をやろう」と言って見たり。
その女性はどん引きして逃げたり。
471 :
吾輩は名無しである:2005/08/09(火) 17:17:08
やはり新潮社の「ボッコちゃん」が入門にはいいですか?
>>471 無難だけど、おいら的には「ご依頼の件」と「午後の恐竜」がお勧め!
てゆーか☆新一作品にハズレ無し。これ常識!
473 :
吾輩は名無しである:2005/08/15(月) 04:16:57
外れは、ないけど、ワンパターンだから、あまり大量には読めないよね。
多くを読まなければ、間違い無く秀逸な作家だよ。
>>460 君の漫画がヒットしたらここに報告してね。
475 :
吾輩は名無しである:2005/08/31(水) 22:03:04
>>468 原発での話は「原子 力(はらこ つとむ)さんはいませんかぁ。
はらこさぁぁん」と叫んだ、っていう話じゃなかったっけ。
この人の逸話って、こういう邪気あふれたというか幼稚な話が
多いんだよなぁ。
ショート・ショートについて、漏れはフレドリック・ブラウンを小学生の
時に先に読んでしまったから、淡々とした透明感のある星新一の文体には
全然興味が持てなかった。毛の生え始めた男子には、フレドリック・ブラウンは
うってつけ。だって、PLAYBOY初出が多かったからね。
厨房の時に同級生がどんどん星新一にはまっていくのを見て、「幼稚だね」
と嗤っていた。
こんなこと書くと、チラシの裏に書けって言われそうだけど、おんなじ
ような感覚を持ってる人はいないのかなぁ。
>>473 同意。ショート・ショートでいけば、小松左京の方がバリエーション
が豊富。数は少ないけど、読んでて飽きない。
476 :
吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 02:40:35
『処刑』は芥川賞を受賞しててもおかしくない作品だと思う。
477 :
吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 07:03:01
>>475 好みは人それぞれだから、君が誰の作品を好もうがそれは構わない。
ただし理由が意味不明。翻訳モノであるブラウン作品と星の文体を比較してもねぇ。
アイディアやプロット重視なのか、それともやっぱり文体が気にかかるのか。
それすら自分で区別が付けられないのに他人を「幼稚」と断じるのはいかにも厨房。
現在は多少はマシになっているのだろうか。
そう言えば、サンリオSFから星新一訳のブラウン作品が出ていたな。
475が読んだらどう評価するのだろう?
>>478 ブラウン傑作集だね。復刊希望する人もいるみたい。
出版されたときに、期待して読んだ覚えあり。でも、がっかり。
翻訳家という点では、小西宏とかのほうがずっと上、って感じ。
あ、これ印象批評ね。逐語的に比較して論ずるのは面倒。
ブラウンのほうが面白い、ってのは同意。
星さんってエッセイも結構おもしろかったような。
「タイムマシン」ってSFでは普遍的なアイディアになっちゃったけど、もとはH・G・ウェルズの小説が最初。
いまでは1ジャンルとなった「タイムマシン物」だけど、ウェルズの後にパクった作家がいたからこそ、今の隆盛があるはず。SF作家はその盗作作家に感謝状を贈らなければいけないはずだけど、誰か、その作品を探してくれないか?
みたいなエッセイを読んで、その視点に感心したおぼえがあります。
その他にも「いつか原子物理学者に、原子の周囲を回っている電子は物理学の永久運動と矛盾しないのか聞いてみたい」とか、星さんならではの視点が豊富で、けっこう目からウロコだった気が。
>>480 父親とか祖父とか、自分以外のことをネタにした場合は面白いよ。
でも、自分のことというか、本職のSF関係のエッセイはデタラメで
メチャクチャな内容が多いな。読んでいて、うんざりするよ。
そのタイムマシンのエッセイって、468〜470みたいな幼稚なおふざけ
だったような覚えがある。
また、SF作家が正確な物理学の知識を持つ必要は無いと思うが、彼が
現役自体にすでに量子力学はそれなりの発展と実験的裏付けを得ていた
から、量子力学の入門書を読むか大学生にでも尋ねれば、電子の
永久運動の疑問は解決したはず。
エッセイもショートショートも、幼稚で単調すぎた感じがする。
それよりも、アメリカの一こま漫画を紹介した業績の方が大きい
んじゃないかな。
>>481 別に話が単純だからって、幼稚ってわけではないだろうが
483 :
吾輩は名無しである:2005/09/07(水) 11:46:43
処女作の「狼のためいき」ご存知ですか。
内容が知りたいものです。
484 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 11:49:38
エッセイ読んだけどなんでもかんでも風刺と皮肉じゃなぁ
世の中に失望してるのは分かるけどたまには良いことを褒めたりしてもいいと思う
医者にかかるのが趣味って、変な人だわ
486 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 11:53:21
>>481 深いメッセージ性や面白さを単純にまとめるのがショートショートでしょ
むしろ単純に仕上げなくちゃならない
487 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 12:19:21
「鍵」は名作ですね
488 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:22:16
>>483 「狐のためいき」じゃなかったかな?
全集のどれかで見た覚えがあります。
もしかしたら8月の新刊のどっちかにも
載っているかも。
内容は忘れますた。スマソ
この夏に講談社文庫のショートショートの広場っての
集めてたんだけど
星さんと阿刀田さんでたかが選者の違いで随分違ってくるもんなんですね
作品も阿刀田選はつまらないものばかりで
書評も阿刀田さんは個々の作品について向き合ってるのか疑問。
読まないでも書けるような抽象な批評で
そろえる気失せた
490 :
吾輩は名無しである:2005/09/12(月) 16:47:35
狐のためいきおもろくなかた
kwsk
492 :
吾輩は名無しである:2005/09/12(月) 21:19:50
子どもが描いて風に飛ばされた絵を見た科学者たちが、
政府の秘密指令と勘違いして、
モグラロボットで世界中を花だらけにする話があったよね。
それが学研の「科学」か「学習」か(小学館の雑誌かもしれん)に載ってて、
それを読んで、私は絵を描いてわざと屋根から飛ばしたことがある。
小学校一年生ぐらいの時だ。
それが星新一のショートショートだったと知ったのは高校生になってからで、
ちょっと感動してもうた。
ちなみに何の絵?
494 :
吾輩は名無しである:2005/09/14(水) 08:31:52
大仕掛けの鬼ごっこがテーマの話。
毒薬を注射した人が追いかける側になり、誰かを捕まえる。
一年たつと毒がまわり死ぬことになっている。この話タイトル何だっけ?
495 :
吾輩は名無しである:2005/09/14(水) 08:56:18
星先生がそうにあるように、筒井先生がそうであるように、
ああ、遠藤周作氏も含めていいかもしれない。
「おもしろくて内容もいい小説」が増えた時期があるでしょ。
70'sから80'sにかけて「読書が大好きになった日本人」、
人数が多くなった、とはききます。
だとして、今のベストセラーにはそういう方々、どう対応して
いるのでしょうか。
>70'sから80'sにかけて
そう。確かに言えてるね。
(日本映画は違うような気がするけど)テレビでも音楽でも色んなジャンルで、
けっこう充実してた時期かな、今にして思えば。
いま、メディアが発展しすぎて、現状を捉えるのが難しいから
今が駄目とは言いにくいかもしれないけど。
日本映画も相米みたいな奴から大林みたいなのまで色々いたじゃん。
80年代の悪いところは実験的で面白い物が売れすぎた事。
70年代ならアングラ的人気だけで終わったであろうアーヴィングだのリンチだの
プリンスだのが売れすぎたせいで実験的と商業的に=がついてこの辺りの
「実験的だけど洗練されてるから売れる」ってのは当たり前になり逆にダサくなった。
ちょっとヘンだけどおしゃれ、みたいのが量産されるようになったって
ことかな。文学はどうか知らないけど、映画はその傾向が確かにあるね。
星さんは、(当時はSF自体が実験的と思われてたのかもしれないけど)
今にしてみるとウェルメイドな作家だな。
>>494 それの題名知りたい。最近の「リアル鬼ごっこ」ってのもそんな話か?
500 :
吾輩は名無しである:2005/09/18(日) 15:23:33
500ゲット?
メロンライスにガムライス
今スレの最初のほう見て思ったんだけど、工藤伸一って何やっているの?
502 :
k@178cm:2005/09/18(日) 22:09:15
ブルギさん
>500
あなたは どちらがお好きで?
冷静に考えるとどっちもイヤだよな。ガムよりメロンの方がましかな。
むかし、コーラのかかった御飯を食べる夢を見たけど、
コーラライスは、
マズー!
505 :
吾輩は名無しである:2005/09/19(月) 11:25:09
「ショートショートの広場」出身者の本、一覧(1)
安 土 萌 『海がくる』 〈国土社〉
淡里 茉莉子(有澤 誠)『ソフトウェア工学』 〈岩波書店〉
井上 雅彦(青山 優)『異形博覧会(SS集)』 〈角川文庫〉
今 邑 彩(今井 恵子)『卍(まんじ)の殺人』 〈創元文庫〉
岩井 志麻子(竹内志麻子)『岡山女(直木賞候補作)』 〈角川文庫〉
江 坂 遊(橋本 則之)『あやしい遊園地(SS集)』 〈講談社文庫〉
江戸我 美保 『薔薇の函』 〈BOOK−2u〉
太田 忠司(霞田 志郎)『帰郷(SS集)』 〈幻冬舎〉
小川 有里 『わたしのおはなし食べてみて(SS集)』〈雲母書房〉
奥田 哲也 『霧の中の殺人』 〈講談社文庫〉
506 :
吾輩は名無しである:2005/09/19(月) 11:25:48
「ショートショートの広場」出身者の本、一覧(2)
乙 一 『夏と花火と私の死体』 〈集英社文庫〉
梶尾 真治 『有機戦士バイオム(SS集)』 〈早川文庫〉
狩生 玲子 『童話のパレット2 ぼくのなかにいる』 〈偕成社〉
輝鷹 あち(秋本 涼)『はすかの島へ』 〈集英社文庫〉
北野 勇作 『かめくん』 〈徳間書店〉
古処 誠二 『七月七日(直木賞候補作)』 〈集英社〉
斎 藤 肇 『思い通りにエンドマーク』 〈講談社文庫〉
白河 久明(小熊 耕二)『小説オーディーン光子帆船スターライト』〈徳間文庫〉
鈴木 輝一郎 『ご立派すぎて』 〈講談社文庫〉
田中 哲弥 『大久保町の決闘』 〈電撃文庫〉
507 :
吾輩は名無しである:2005/09/19(月) 11:27:33
「ショートショートの広場」出身者の本、一覧(3)
田村 義隆(木林 森)『貧乏人こそ家を買え!』 〈イーハトーヴ出版〉
伝江田航洋(ツタエダ・コーヨー)(近刊予定) (近刊予定)
二階堂修一郎(村雨 狂花)『狂気と美について』 〈審美社〉
西 秋生(妹尾 俊之)(書名不明) 〈徳間書店〉
二宮 由紀子(定岡 章二)『あはあけぼの団地のあ』 〈国土社〉
広居 歩樹 『ねこのミュウ』 〈新風舎〉
藤井 青銅 『プリズム・ショット(SS集)』 〈徳間文庫〉
藤枝 ちえ(澤山 常恵)『将門(まさかど)の秘密』 〈光文社文庫〉
藤原 智美 『運転士(芥川賞受賞作)』 〈講談社文庫〉
星野 幸雄 『山からおばあちゃんがきた』 (出版社名不明)
508 :
吾輩は名無しである:2005/09/19(月) 11:28:53
「ショートショートの広場」出身者の本、一覧(4)
松村 比呂美 『女たちの殺意』 〈新風舎文庫〉
南じゅんけい 『裏通りパラダイス−−大阪人情の味付け』 〈浪速社〉
森 たかこ 『大阪女の酒場』 〈風媒社〉
矢崎 在美(矢崎 麗夜)『冬になる前の雨(SS集)』 〈光文社文庫〉
山口 タオ(山口 隆夫)『もっと人類を愛そう』 〈集英社文庫〉
山本 弘 『サーラの冒険1ヒーローになりたい!』〈富士見文庫〉
柚木崎 寿人(柚木 小角)『カール・ベンクス−−よみがえる古民家』〈新潟日報〉
少なくとも梶尾真治は違うだろう。
せめて掲載作品ぐらい書こうよ
ただでさえタイトル・作者覚えづらいジャンルなのに
511 :
吾輩は名無しである:2005/09/24(土) 07:36:25
初めまして、私は星新一の「ボッコちゃん」が好きでした。
大学(帝塚山)の文学のレポートは星新一の事を調べました。
星新一は活字慣れするために中学の頃から読みはじめた。
当時(20年くらい前)学校の図書室にあった有名人名鑑に星新一の住所が載ってたので
年賀状を出してみたら、ちゃんと気さくに返事を書いて送っていただいた思い出がある。
星鶴(星新一直筆の下手な鶴の絵のこと)が葉書の隅っこに描いてあったなぁ。
513 :
吾輩は名無しである:2005/09/24(土) 11:38:55
ほら男爵が面白いと思う。
海へ!で桃太郎に現実を教えているところが特に最高。
514 :
511です。:2005/09/26(月) 09:30:52
512さんへ。えー!故星新一さんの直筆の葉書ですかー!羨ましいです。(^-^)
515 :
吾輩は名無しである:2005/10/01(土) 03:29:24
おそらく星さんの作品で、悪夢を食うバクが出てくる作品があったような気がするんですが、
タイトルご存じの方、いらっしゃらないでしょうか?
516 :
吾輩は名無しである:2005/10/01(土) 18:14:49
>>510 >>511 創作文芸のショートショート・コンテスト掲示板に詳しいようだ。
星先生にまつわる、コンテスト作家ならではのエピソードが読める。
俺も先生直筆の年賀状を貰って嬉しかった。
それだけに、先生が亡くなった後も、ちゃんとお墓参りをした。
墓石の隣に名刺入れがあったので入れておくと、数日して奥様から礼状か来た。
良く見ると、見覚えのある筆跡だった。
死んだ後にもオチが!さすがSSの帝王
518 :
吾輩は名無しである:2005/10/01(土) 23:09:23
>>515 「悪魔のいる天国」に収録されているところの
「お地蔵さんのくれたクマ」ではないでしょーか。
いじめっ子が出てきて、いじめられてる子が思わず
「バクちゃん、助けて」って叫ぶシーンがあります。
……で、バクちゃんがいじめっ子をこらしめちゃうのです。
違っていたら、ごめんね。
519 :
吾輩は名無しである:2005/10/07(金) 01:39:41
>>518 あ、そんな話だったような気が。
ありがとうございます。
銀色の玉の話なんかは珍しいオチだったなぁ。
犯罪者が別の星に飛ばされて、
ボタンを押すと水が出てくる銀の玉を渡されるんだけど
それがいつ爆発するかわからなくて…って話。
星新一は小4くらいにはまって貪り読んだ。
ほとんどの作品を読んだけど、記憶に残ってるのはわずか。
521 :
吾輩は名無しである:2005/10/11(火) 15:31:35
子供の頃に読んだ読んだショートショートで、どうしてもタイトルが思い
出せないものがあります。
どんな内容かというと・・・
都会で寂しく一人暮らしする青年が居る。
夜になると女性のクスクスと笑う声が聞こえるので、その声につられて夜の
町を徘徊するようになる。
日に日に女性の声ははっきりしていき、そしてぼんやりと姿まで見えるように
なってくる。
そして遂に、念願かなって青年は女性に触れることができるようになり、キスをする。
満ち足りた気分になり自分のアパートに戻ってみると、そこに自分の死体が
横たわっている。
駆けつけた医者とアパートの大家の会話から、毎晩ほとんど睡眠をとらずに夜の街を
出歩いていたためその過労で死亡したことがわかる。
気がつくと例の女性が自分の側に立っている。
「後悔してる?」という女性の問いに対して、青年が「そんなことはない」
と言って終わる。
・・・たしかこんなような内容だったと思うのですが。
何という本に載ってた、何というタイトルのショートショートかご存知の方
居られますでしょうか。
知ってたらどうか教えて下さい。
522 :
吾輩は名無しである:2005/10/11(火) 21:42:11
そんな事ないぞ。
過去スレにあったが、リーフ先生の「できすぎ」パクリ疑惑で一躍有名になった吉沢景介氏は、自分の結婚披露宴の時、自分が載った「ショートショートの広場」を引き出物として配ったらしい。
星ヅルの日でも紹介されていた。
広場作家どうしが入選してから知り合って入籍に至る場合も何組かあり、この時の引き出物も「ショートショートの広場」だった。
君の持論だと、これはもう、完全な病気という事になるぞ。
ちなみに仲人は、広場作家に対する面倒見が良かった星新一先生。
君も阿刀田先生に仲人をやって貰え。
523 :
吾輩は名無しである:2005/10/11(火) 21:43:35
東京・ニッポン放送のオールナイト・ニッポン。
笑福亭鶴光師匠が、
「小話その一・・・・」
などとやって中学生女子の胸をドキドキさせていた時代とは大きく変わって、今聴くと、神奈川県・箱根彫刻の森美術館の副館長だったという亡霊みたいなパーソナリティが、ボソボソとお話していました。
随分と枯れた味わいで、NHK第一放送のラジオ深夜便と何ら変わらない。
あるいは、そのノウハウ取り入れたのかもしれぬ。
ジャズを延々20分間流す事なんかもあるそうです。
鶴光時代のオールナイトを、星先生が愛聴していた事は有名。
524 :
吾輩は名無しである:2005/10/11(火) 21:44:55
星先生は、現在の「吉野家」みたいな、罪のない、茶目っ気たっぷりな悪戯が大好きだったみたい。
先生が「ホシ計画」作家の面倒を見ていた頃、今の「電車男」オープニングみたいな「ナンチャッテおじさん」なる人物が現れた。
先生は「おじさん」がお気に入りで、情報が多数寄せられていたオールナイトを愛聴していたわけ。
詳しい話は「きまぐれ読書メモ」を読む事。
「おじさん」については「山藤章二のブラックアングル」(新潮文庫)にも出てる。
群馬県の自民推薦女性選挙立候補者が「ナンチャッテ」の愛称なのは、これが語源。
>>521 SF板でたずねた方がはやいかも
俺もよくわからないし
>>521 「地球から来た男(角川文庫)」に収録の「夜の迷路」だと思われ
527 :
吾輩は名無しである:2005/10/12(水) 04:18:31
521です。
そうです!確かそうだったと思います!
昔読んだんですけど本がどこかにいってしまって、また読みたいな〜と思って
いたんです。
本当にありがとうございました。
528 :
吾輩は名無しである:2005/10/18(火) 11:40:53
星さんいいよね
529 :
吾輩は名無しである:2005/10/19(水) 01:26:09
ものすごく科学が発展した世の中(人間はちっとも働かなくなてしまっているような)で、
ここらへんよく覚えていないんだけれどどんどん世界は滅亡へと向かっていって、
最後に残った一組の夫婦が赤子を保育器に入れて死んでいくんだ。
で、その保育器の中で赤ん坊は一定期間育てられるんだけど、
物語のラスト、ある日赤子は保育器の外へ出て、「ひかりあれ」と唱える。
こんな話のタイトル、覚えている方教えてください。
>>529 「ボッコちゃん」に収録されている『最後の地球人』ですな。
531 :
吾輩は名無しである:2005/10/19(水) 01:33:15
>>530 即レス感謝です。
おかげで今日一日中悩まされた悶々からやっと開放されました。
532 :
吾輩は名無しである:2005/10/19(水) 02:17:38
小学校の教科書に載っていた「おみやげ」が忘れられない。
今読み返してみると、けっこう衝撃的な(皮肉な)結末だった。
あれを小学校の時に読んでいたとはw
理解できてなかった気がするw
>>529 ラストの一文は、「なすべきことは、全てわかっている気がした。」みたいなのだったよな
ショートショートって読んだ後の余韻が味だと思うんだけど
この話もよかったなぁ
これも教科書に載せてもいいようなレベルじゃないかなと思ってみたり
534 :
吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 17:07:29
一回も話題に上っていないみたいだけど
漏れは「安全のカード」の最後に収録されている
「声が・・・」という作品をよんだいとに「ああ・・・」って感じで
激しく星氏の才能に感動しますた。
535 :
吾輩は名無しである:2005/10/23(日) 10:28:33
2chだと、後期の作品の評価はイマイチなの?
何の作品だったか忘れてしまったが、家にいながら買い物をする、
それも洋服の試着や香水の香り(だったかな?)を仮想的に体験できる機械が出る話があったような。
今思うとぞっとするよw そこまでは行かなくともインターネットがここまで普及するとね〜。
537 :
吾輩は名無しである:2005/10/24(月) 15:02:33
11月号見て来た。また載ってなかった。
「時間よ止まれ」っていうのが載ってたな。
タイトルがよくあるものなので覚えていた。
内容は読んでない。
この話は星新一?もしそうなら掲載されてるエッセイ集教えてください
子どもの頃父親に「光より速いものはないんだって、お父さん」と言うと
「そうかな、お父さんがあの星のことを考えるだろ、次にこっちの星のことを考えたら、
お父さんの考えたことは光より速く動くんじゃないかな」との答えに驚き感心した。
539 :
吾輩は名無しである:2005/10/29(土) 18:22:24
540 :
吾輩は名無しである:2005/10/29(土) 19:26:13
541 :
吾輩は名無しである:2005/11/02(水) 23:02:41
最近ショートショートにハマって読んでるのですが、
星新一以外でおすすめの作家あるいは作品を教えて下さい。
ショートショートで、星新一と同等もしくはそれ以上に
面白いものが書ける人は知らない。
>>542 広場になっちゃうなあ。やっぱり
1は傑作ぞろい
冷戦を扱った作品で英語、ロシア語に翻訳されてアメリカとロシア両国で読まれた作品ってなんぞや?
アメリカとロシアで読まれているのか知らないけど
冷戦を題材にした作品というと、午後の恐竜が思いあたる。
小学生の時には気づかなくて、高校の時再読してようやく理解できた。
今考えると、大人も小学生も違った見方で楽しめるってすごいな。
後年になって作品の意味が変わってくるってのもあるしな
「おーい でてこーい」なんて書いたときは公害とかゴミ問題とかなかったらしい
それが教科書に載ったら「作者のいわんとしてること」の模範解答が「公害」だからな
今だったらゴミ問題や機密書類の処理での政府批判かな
547 :
吾輩は名無しである:2005/11/21(月) 02:17:23
この人の作品はまさに「皮肉」がテーマだよな
「企業内の聖人」という作品読んだが、ものすごい皮肉だ。
548 :
吾輩は名無しである:2005/12/02(金) 00:47:27
昔、おみそれ社会みたいなタイトルの文庫本で
「日本人はおいしい物食べながらかわいそうな人を見るのが好きだ」
って書いてるの読んだけど、その言葉が最近になってすごいよくわかる
549 :
吾輩は名無しである:2005/12/02(金) 16:07:46
すみません、タイトル知ってたら教えてください。
@部屋の模様替えが好きな女性が結婚した。
最後に変えるのは旦那だったというオチ。
Aある屋敷のあるじ、あるときフッと外出してしまう。
しばらくして帰ってくるとあるじはかわってて自分が貰い乞食(?)
になってたという結末。解説で筒井康隆(たぶん)がこの短編集の白眉だと
絶賛していたような・・・
Bエヌ氏道端で鍵を拾う。
ことあるごとにいろんな錠前に合うか試すがどれも開かず。
死ぬ間際に合う錠前が見つかるというオチ。
既出だったらスミマセン。
2は未来イソップか何かだっけ?
3も記憶にあるな…。キーワード検索できる星新一のデータベースが欲しいところ。
あれもう一度読みたいなと思ってもタイトルが思い出せないよ。
>>549 3はそのまんま『鍵』ですね。
「妄想銀行」に収録されてます。
552 :
吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 05:53:38
>550、551
ありがとうございます。
20年前に読んだ短編がよみがえります!
553 :
吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 07:15:27
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代ショートショートコンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
554 :
吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 11:33:01
「阿部 敦良」でぐぐると出てくるブログ酷いなw
555 :
吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 11:37:35
>>553 才能が、じゃなくて、作品が全て。
あとはいいんだよ、どうだって。
556 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 17:03:50
>>460 おいおい、星の作品にも駄作は多いぞ。あれだけ書いたから名作も多いだけで。俳句の芭蕉も実は駄作が多かったらしいし
ベーブルースはホームラン以上に三振してるし、イチローでもヒットよりアウトの方が多いぞ
世間の評価が 手塚>>>星 となっているのは星の不当評価だが、、、
SFつーかショートショートじゃないの?
阿部敦良<<こいつも「ショートショートの広場」に数多にいる、頭がおかしくなっている一人。
自慢気に、創作文芸板のあちこちに書き込みしているのを良く見るね。
たった一作きりの「コンピューター・エイジ」入選を、人生の支えみたいに生きているみたい。
560 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/30(金) 20:09:00 BE:82836342-
阿部敦良(氏)の件。
はじめは同様に感じたが、最初にあれを書いたのは本人かもしれぬが、それを面白がってあちこちに貼りつけてるおかしなやつがいる、そういうことだろうと思う。
きょうは命日。あらためて星さんの冥福をお祈りします。
そうか、命日か。
久しぶりに少し読んでみよう。
562 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/30(金) 23:55:36
書けない自分を正当化するために津井つい(氏)を誹謗中傷するのかなあ。
563 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/02(月) 14:08:18
名作「コンピューター・エイジ」をものにしたほど作者だから、常任とは相容れない、かなりの「狂気」があるのは仕方ないだろう。
2chへの書き込みは、かれこれ4年振りですので、はじめまして、としておきます。
随分前から、私の名前で勝手な書き込みがあるのは知っていたのですが、
一々相手にするのは面倒なので放っておきました。
しかし、余り放っておくのも良くないと、あちこちから忠告がありましたので、
久々に書き込みをいれた次第です。
『作家なんて……』の書き込みは、才能のなさにいやけがさした、自分に言った
言葉ですが、勝手に改ざんされたようです。
>人生の支えみたいに生きているみたい。
そのとおりですね。
あの作品のお陰で、何人もの得難い友人ができましたし、
今でも細々と書き続けることが出来ています。
>津井つい(氏)を誹謗中傷するのかなあ。
津井ついさんとも、10年来のネット付き合いで、互いに作品の批評をしあう仲です。
ちなみに、私のサイトのBBSは以下のとおりです。
http://jid.no-ip.info/bbs/aska.cgi? まっ、老婆心ながら、他人で遊ぶより、ショートショートを一作でも書いた方がいいですよ。
565 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/02(月) 17:42:27
>>564 スレ違い。それ以前にこのスレ、板違い。
また自己宣伝はガイドライン違反。
自分で削除依頼出して下さい。
ショートショートを一編でも多く書く事を、「努力」と言うのではないのかな。
それを、津井つい先生を引き合いに出して「無駄」と言い切っちゃったんだから。
阿部敦良先生は、せっかく「狂気」という才能があるのだから、その部分を伸ばせばいいのに。
私は小学校の国語の教科書で、星先生の作品に親しんだから、
星新一は文学ではない
ショートショートは文学ではない
ショートショートは板違いである
みたいな古い世代の考えに、ものすごく違和感がある。
あまりにも面白いから友達に貸したんだけど、
友達はそんなに好きじゃなかったらしい。
なんかこの人書き方が素直だねって言ってた。
だから俺には読みやすかったのかな
568 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/12(木) 11:50:00
>567同じく。
貸しくれって言われたから貸したのに、
書き方がシンプルすぎてあわないって言われた。
かくいう私も中高と貪り読んだのに、今は憑物が落ちたみたいに
読む気がしない。平行して読んでいたのは筒井康隆。
ヒステリックな文章が星新一と真逆だったので、
なぜ読んでいたか不思議。
ショートショートは文学ではない。小学校の国語の教科書向けである。
別にいいよ
571 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/31(火) 15:41:51
大人向けの作品ってありますか?
573 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/31(火) 16:40:55
大人向けじゃない作品ってありますか?
「ブランコの向こうで」は、一応「少年向け、ジョブナイル」って言ってたから
「大人向け」じゃあないんじゃない?
ジュブナイルね。
暫くは装丁を買えて再版という流れが続きそう。
書店でも平積みになっているので、またしばらくの間は新規読者が増えるだろうね。
576 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/03(金) 16:46:56
初期と中期と後期では
どれが評価高いですか?
なんでこんなに質問ばっかなんだ
578 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/04(土) 00:29:52
僕は星新一は全文庫持っている。
中2から読み始め、全部捨てずにおいてある。
息子が中学になったら全部やるつもりだったが、
当の息子は興味なし、今も全冊ダンボール箱に眠る
579 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/04(土) 00:42:38
初期と中期と後期では
どれが評価高いですか?
>>579 初期:冴え渡るオチ、ドライな社会風刺
後期:適当に作って、ひっくり返す、マンネリ、ほわっとした星落語、歴史へと向かう
たぶん初期の方が評価は上。
星新一は文学かどうか、文学の定義がはっきりしていない以上確定はできない。
が、私は文学だと思う。
昭和30年代以降の高度経済成長下で、資本主義化、個人主義化した社会への鉄槌ともよべる風刺。
石原慎太郎はその風潮にのって既存の秩序をぶち壊す方向にすすんだ。
大江健三郎は発展する社会にあって閉塞感を的確に捉えた。
星新一は既存の秩序・価値観からショートショートというロケットで飛び去った。
それでいて古びない威力。後期のマンネリショートショートはどうかと思うが、少なくとも初期の作品は優れている。
581 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/09(木) 17:58:07
星のなかでいちばんすきな作品なんだけど、タイトル忘れちゃった
なんか、処刑者がどこかの星にとばされて、ボタンのついた機械を持ってるんだよ。
それで、そのボタンを押すと水が出てくるんだけど、一定の確率で爆発→あぼーん。
ボタンを押すか押さないかの葛藤やらなんやらが面白かった希ガス
エロいひと、タイトル教えて
処刑
新潮文庫『ようこそ地球さん』所収。
「処刑」は人気あるよね。自分も好きだ
あと、目が覚めたら枕元にあったナイフ、壁などをくるっと円形に切り取ると
その向こうに違う世界が見える、と言う話も
何となく、雰囲気が好き。
585 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/10(金) 16:21:50
586 :
吾輩は名無しである:2006/02/20(月) 00:43:28
凶器など30
のなかにはいっている「王様の服」っていうお話のオチがいまいちよくわかりません
わかる方いらっしゃいますか?
587 :
吾輩は名無しである:2006/02/21(火) 06:29:15
「戦う君(津井つい)の歌を、戦わない奴(阿部敦良)が笑う、だろう、ファイト!」
(by 中島みゆき)
588 :
吾輩は名無しである:2006/03/01(水) 21:01:41
星新一の後継者っていますか?
つまり(今現在)ショートショートでがんばってる人
589 :
あああ:2006/03/02(木) 12:19:22
初です。
今、授業で星新一さんについて調べています。
でもまだあまり読んだことがないんです!!4冊読みました。でも調べても調べても
分からないんです。公表されていないような本だったみたいで。。。
だから、星新一さんのことを詳しく教えて下さい。
590 :
吾輩は名無しである:2006/03/02(木) 15:52:45
中一の時、生まれて初めて読んだ文庫本が星新一の「ブランコのむこうで」。
これがYOSHIの作品なんかでなかったことに感謝してる。
>>589 公表ってプロフィールの事か?
図書館に作家辞典みたいのあるからそれ見れば?
星一の息子でいついつ生まれてどこそこの大学に行って何々でデビューとか書いてある。
そのあとエッセイを読めばその内の具体的な事がある程度わかる。
というかここに書き込めるんならそれこそネットで調べればいいと思うのだが...
592 :
吾輩は名無しである:2006/03/04(土) 22:20:18
星新一が死んで10年近く経つのか・・
97年ごろから熱心に読み漁っていたのに
突然、今日の出来事で訃報をしり、大いにショックを受けたものだ。
98年にテレ朝の今はなき驚きももの木20世紀だかで
星新一を取り上げたビデオはまだ残ってる。
その後21世紀到来前に真鍋博(表紙の挿絵の人)が亡くなったんだよな
593 :
吾輩は名無しである:2006/03/05(日) 21:19:09
中学のとき星新一の本がなんか凄い面白くて十冊位読んだ
それから本が好きになったなぁ
何気に自分は星新一の親戚だったりする。
すごく近いわけじゃないけど。
596 :
594:2006/03/09(木) 22:46:21
そうみたいですねぇ。
更に遠くて見えないぐらいですが。
鈴木俊平さんからは、今でも年賀状が来るんですよ。
親戚が集まると、どっちかっていうと、新一さんより星一さん
の話の方がよく聞くんですが。
まあ、彼らの素敵な才能は残念ながら全く受け継いでおりませんw
>>582-583 どもども
おそまきながら「処刑」読みました。
多少星にしては冗長かな? というところもありましたが最後の見事さにうなりました。
あと、『ようこそ地球さん』最後に収録されている「殉教」もよかったです
教えてくださってありがとうです
599 :
吾輩は名無しである:2006/04/08(土) 10:39:14
特異な作品集いろいろ
「悪魔のいる天国」
書き下ろし短編集を志すも挫折。
「安全のカード」
先生には、なぜか一人称もののアイデア多く浮かんだ時期があった。
「きまぐれスターダスト」
新潮社の「作品一〇〇一」にからもれた作品。
「きまぐれロボット」
朝日新聞に掲載された童話。
「盗賊会社」
日経新聞に掲載されたビジネスSS。姉妹編は眉村先生の「C席の客」角川文庫。
「ノックの音が」
サンデー毎日に掲載された、ノックの音がで始まる作品。
「ようこそ地球さん」
傑作選「ボッコちゃん」からもれた作品。
600 :
吾輩は名無しである:2006/04/09(日) 07:39:36
>>598 こういうベスト選びがあると、読んでいた筈なのに、自分が見過ごしていた名作に出会えるのが楽しみ。
ショートショートの広場スレッドで、「論理的幽霊」の作者で幹事の宮本晃宏という人が、ベスト作品を集めるだけ集めて置いて、幹事としての職務を果たさないまま、無責任に逃げた事があった。
601 :
吾輩は名無しである:2006/04/12(水) 18:39:05
この話の原典を教えて下さい。
(赤い風船になって雲の上に行った女の子の話)
(一日を24時間ではなく20時間に区切る女の子の話)
(大阪でヌルヌルした服が売り出された話)
(花壇の肥料にするために父親を生きたまま埋める母娘の話)
(自衛隊が寝ぼけた話)
(電動ひげ剃り機と見合いする若者の話)
(ニュース番組のために巨大カボチャを栽培する農家の話)
(ブラウントゥリー行きの列車に乗る話)
(ペンギンに家の塗装を依頼する話)
(星新一と文通する話)
>>601 ごめんね、いいかげんに殴りたくなってくるからね。
603 :
吾輩は名無しである:2006/04/12(水) 22:56:36
604 :
おっぱい好物:2006/04/15(土) 17:33:38
おっぱいもませて
なんだと、ユニークな発想だな。
そういうものですか
小学生の頃に出会って、今でもたまに読むな〜
現在21歳
夜寝る前に読むのがいい
眠くなったらすぐに話が終わるから、習慣にしやすい
習慣になったら、読み始めると眠くなる
おかげで睡眠薬代わりになる
ショートショートは偉大だね
星新一じゃないけど、ドゥーイってのが結構好きだ。
文庫本で買うにはなにがいいのかな。
どの本買えば全部読めるのかわからないから難しいぜ…
608 :
とうがらし:2006/04/20(木) 07:20:56
星新一には時々会った。
SFの集会で、星新一に「小松左京」のサインをしてもらい、
小松左京に「筒井康隆」のサインをしてもらい、
筒井康隆に「矢野徹」のサインをしてもらい、
矢野徹に「星新一」のサインをしてもらうという悪戯をよくやった。
今でもあるのかな?
僕は星新一のファンクラブの人から、
星製薬の胃腸薬だったか、
風邪薬だったかを売ってもらったことがある。
懐かしい思い出だな。
769 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/04/21(金) 21:29:54
今だから言うが某大の入学講習とやらで講義した眉村に対するDQNどものの反応が痛かった。
曰く、しゃべり方のハッキリしないおっさんだと。
770 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/04/21(金) 22:26:25
ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン
しゃべり方がハッキリ…
じゃあ、浜村淳にでも学べば…
610 :
吾輩は名無しである:2006/05/15(月) 01:29:19
日本テレビ「笑点(金曜寄席)」歴代司会者
1代目:立川談志
2代目:前田武彦(1期)
3代目:三波伸介(1期)(ワンポイント・リリーフ)
4代目:前田武彦(2期)
5代目:三波伸介(2期)
6代目:愛川欽也(ワンポイント・リリーフ)
7代目:三遊亭円楽(1期)
8代目:桂歌丸(1期)(ショート・リリーフ)
9代目:三遊亭円楽(2期)
10代目:桂歌丸(2期)
テーマ音楽作曲の、いずみたく氏は、おたふく風邪による「玉なし男」として有名だった(永六輔氏の著作より)。
東北風に発音
ほすすんいつ
江戸っ子風に発音
へせせんえつぇべらぼうめ