いろいろ不満はあるが、編集者にはそれなりに期待しているって事でしょう。
まあ、文芸誌に掲載されている
新人賞第一次選考通過作のタイトルを眺めるだけでも
編集者の苦労は容易に窺えますよ。
>>894 > 「自分のことしか興味がない自分教教祖はイラナイ」
> という箇所は、工藤だけを念頭に置いた個人攻撃ではないよ。
僕は私小説を書かないという創作態度をとっていますから、その意見は理解しがたいです。
純文学の新人賞に応募される作品の大半が私小説だと聞いたことがあります。
>>899 「下読みの鉄人」と「作家でごはん」は一応、目を通してあります。
954 :
吾輩は名無しである:02/11/30 02:47
955 :
吾輩は名無しである:02/11/30 03:08
プロの作家のデビュー作が私小説が多いのは
当然といえるし、悪いことでもないと思う。
にゃんころのわけのわからん粘着ぶりを的確に言葉のみで表現できたらなぁ…
みなさんおはようございます。今日も午後から外回りなのでしばらく時間が
あります。次のスレタイまで考えてくださったんですね。
私はラノベの新人賞はよくわかりません。もともと初版部数はケタ違いで、
ジュンブンとは対極の世界です。両方を意識するというのは驚きました。
刊行の際の最終チェックもジュンブンよりはるかにユルイです。
>今日も午後から外回りなのでしばらく時間があります。
パトス氏に休日はないの? 週休二日ではないのか・・・
>パトス氏に休日はないの? 週休二日ではないのか・・・
まぁ、作家も週休二日じゃないだろうしな
私どもの会社はいちおう週休二日ということになっていますが、
土日に会社にいる人はけっこういます。
また、作家さんの予定に合わせていると、どうしても土曜日に
来て欲しいという方もいますので(今日はまさにそれ)
休みも編集者の顔になる事は多々あります。まあ仕事という
意識はもともとないし、好きな作家さんとお会いするのに苦も
なにもないです。編集やってても、実はいまだにミーハーで
作家さんにお会いするときは妙に嬉しいんですけどね。。。
名前入りでサインもしてもらったり。
961 :
吾輩は名無しである:02/11/30 10:31
パトちゃん、純文てなに?
電話がかかってきたので、また夜に来ますね。
いま時間があるなら、次スレを立てた方がいいかもしれません。
【背水の陣で】どんな本=作家を世に出すか!?【情熱討論】
ここは工藤くんをはじめ少なからず志望がいるようなので、
パトス氏と文学板住人が互いに知りたいことを情報・意見交換する
というかたちが良いかなと思ったのです。
パトス氏のコンセプトはどんな感じですか?
964 :
吾輩は名無しである:02/11/30 10:34
次スレはどーすんのぱとちゃああん
965 :
吾輩は名無しである:02/11/30 10:35
売れる純文とは?
ってのを探さないと沈みます。すでに傾いてます。
>いま時間があるなら、次スレを立てた方がいいかもしれません。
まったくなかったな、時間。それにしても2チャンで「私ども」という
言葉を初めて見たような気がする。嗚呼コウシテイル場合デハナイ・・・
純文学の作家ってのはやっぱり性格悪い人が多いんですか?>パトス氏
>>961さん
全てをつきつめ極まっているということでしょう。
969 :
吾輩は名無しである:02/11/30 10:40
次スレはパトちゃんが来るまで待つか?
もし1000逝っていたら他スレに来て頂こう。
971 :
吾輩は名無しである:02/11/30 10:51
冬はコタツで、おっぱい吸うのが一番だ。
ついでに、尻の穴でも舐めてもらうかな?
誤爆スマソ
>>970 たまには、2chより家族サービスしないと
まずいかもしれませんよ
誤爆スマソ
誤爆スマソ
本当に誤爆スマソ
978 :
吾輩は名無しである:02/11/30 11:07
ヴァカだなー。。。
979 :
吾輩は名無しである:02/11/30 11:15
講談社編集局長 バカラ賭博容疑で逮捕 辞任
これじゃ本も売れないや(禿ばく
音羽グループは腐
パトス氏が休日に作家に会いにゆく、と聞いて
「清張さんと司馬さん」(半藤一利 著)の話を思い出しました。
半藤さんと清張さんは、わりと家が近かったそうです。
月に1度や2度決まって休みの日、半藤さん家に電話がかかり、
「重要な話がある、すぐ来てほしい」って言われてゆくと、
大抵は雑談で、昼はうな重をとってくれる。編集・半藤さんは
「これはわたくしから休日をうばいたいんだな」
と気づいたそうです。そのくだりを読んでいて「なんで編集は休みを
とるんだぁ」と言う人気作家・清張さんがほほえましかったでした。
(当時の、うな重を出すところも)
余談ですが、
「夏は早起き、冬はゆっくり」が体に自然あってるらしいです。
夏は朝5時とかヘッチャラで起きていたのに、冬になるとなかなか
布団から出られないと思っていたけど、それもいいんですなぁ。
本好きにとって、やっぱり図書館と本屋は自転車の両輪であります。
うちの白鑞金師匠は今年の春に引っ越しするまではよく図書館と古書店
とを行き来してましたので、あたしも後から御伴してました。
帰りはお茶へ行くというなんとも楽しいコースでした。余談ですが、
お気に入りの喫茶店でのヨモヤマ話がまた一興です。師匠の話をきいて
なるほど、思っていると、いつの間にか自分も師匠の話ぶりを学んでいて、
師匠の話ぶりで一席ぶって「そりゃ、どこかで聞いた話しのもっていき方
だね」といわれてハッとし、真似ていたことに恐縮し、かつ有り難く
思ったものでした。
図書館で本棚を眺める師匠を横目に噴水の見える大窓のソファーに腰かけ
て師匠を待ちながら各雑誌を見たりするのも気に入っておりました。
そして、師匠が帰り道に「河原町の本屋へゆく」と聞いたときは小躍り
する一方、(こりゃ、大変な買い物だな)と覚悟しました。
本屋で古典を買い求める様は先を見据えなさって頼もしいくあり、
また、財布が大いに心細くもありました。図書館で見かけた本など
金額に関係なく必要なものは必要とお買い求めになるからです。
引っ越してから、図書館自体が遠く、本屋にゆくきっかけが減り
ましたが、今度12月からインターネットで貸し出し申し込みが
できるようになったそうで、有り難く存じております。(師匠も)
喜びのあまりに長文となりました(謝)
>>981-2 なんかよくわからんが、幸せそうなのはわかる
きみの師匠は作家と考えてもいいのかな? それとも俳人?歌人?
>大抵は雑談で、昼はうな重をとってくれる。
松本清張だから可能だったのだろう。最近は編集の方が金持ちだったりする。
その編集も経費節減でランチしかおごれん、みたいなことをパトス氏が
書いていたな。
編集者は財布の中に常に三万円以上入れておけ。
>>983 幸せそうにみえる、といって頂いて有難うございます。
あたしの師匠 白鑞金はいまはアマチュア自由律俳人であります。
と、いっても本人はアマチュアといいながら、プロとの境のない
ようなもんです。
(あたしが師匠を慕うのはそのあたりも理由としてあげられます)
今は、たとえれば、近江の白楽天とでも申しましょうか・・・。
きっと、本人にしてみれば作家であろうと俳人・歌人であろうと
あまり大差ないことではないかと思います。なんでも読みますから。
古今東西の古典から現代に至るまで、これは、とおもったら、夜を
徹してでも読んでいます。(で、しょっちゅう風邪をひいています)
清張さんについて、あたしもそう思います。ただ、編集におごったと
いう話以上にあたしは清張さんが編集と作品などについて話をするのが
好きだったということに興味をひかれるのであります。
986 :
吾輩は名無しである:02/11/30 17:09
松本清張さん、大好きですねえ。
アカデミズム嫌いで反骨精神剥き出しのところも。
或る「小倉日記」伝、なんかの孤独な世界なんて
じーんときますねえ。
987 :
吾輩は名無しである:02/11/30 17:25
>>985 春日井建という歌人をどう思うか、師匠にさりげなく聞いておいてちゃぶだい。
「未青年」は素晴らしかった。(未成年でないのがポイント)
「現代の定家」と三島に絶賛されてのち、すぐに筆を折り、ちょっと昔に復活したはず。
このあいだたまたま3チャンで、ヒップホップ系のニット帽をかぶって短歌番組の
司会をしているのを見かけた。元気なのかな?
このスレは先が短いね。「文学板住人が読む現代詩短歌俳句」というスレもあるよ。
>清張さんが編集と作品などについて話をするのが
>好きだったということに興味をひかれるのであります。
おれも、2チャンネラーが編集の人と作品などについてカキコするのが
好きだったという点には、興味?を感じているし、次スレ構想も気になるところ。
ところで民族紛争の絶えない旧ユーゴスラビアあたりで、俳句がはやっているのを
ご存知? オレもビックリした。家を焼かれて、街を棄てるような人々が
手帳に小林一茶をローマ字で書き留めていたりする。「定型詩の底力」を感じさせる
エピソードだね。
>>986 半藤さんのNHK人間講座「清張さんと司馬さん」であらためて
両先生の良さを知ったので毎週見てましたら、うちの師匠が「それなら
『或る「小倉日記」伝』を読んでごらん。」と渡してくれました。
(あと作品ならば、『菊枕』を大いに薦めておりました。あたしは自伝
への興味からの御縁を幸いに作品についてじっくり読もうと思ってます)
ついでながら、半藤さんが休みに清張さんの家へ行くくだり、
司馬さんの文章の影響では、と思われる文章を発見しました。
つづく
>>987のお話、師匠にきいてみます。
>>988のつづき
半藤一利さんの文章で司馬さんの影響を発見したのは偶然でした。
うちの師匠が子規さんについて注目していたものですから、子規さんに
興味がでてまいりまして、師匠の御母堂からお借りした「坂の上の雲」を
読んでおりました。
すると! 編集・半藤さんの御様子が、子規の家を訪ねる編集・虚子
さんの文の様子によ〜く似ております。清サンとは虚子のことである
ことを御存じの方も多いでしょう。
『芋が焼きあがってくると、子規は清サンおあがり、おあがりな、と
いいながら自分はまっさきにたべるのだが、口のなかでピチャピチャ
音をさせながらいかにもうまそうに食べる。』
これが、半藤さんの語る清張さんになりますと、
『昼になると、鰻重がきまって出されます。ほんとうに数知れないく
らい御馳走になりました。清張さんはいかにも美味そうにペチャペチャ
食べていましたから、好物のひとつであったのでしょう。』
司馬遼太郎さんが半藤さんに影響を与えたとすれば、編集と作家とは
いかに関係の深いものかと思いました。 長文(謝)
>>987について、白鑞金師匠にやっときけました。(ふう。)
その1「三島由紀夫が日本のジュネと評していた人やなぁ。春日井健の歌に
ついてはあまりよくしらない。が、日本のコクトーとか日本のラン
ボーとかいわれてしまうとコクトーやランボーを読む。もともと
私はジュネならジュネの泥棒日記をボロボロになるまで、という
読み方をしてきた。」
その2「塚本邦雄も言及してますなぁ。塚本なら「夕暮れの諧調」がいいと
思う。理由は京極派・為兼の『しづみはつるいる日のきはにあらわ
れぬかすめる山の猶おくのみね』を最初のほうに上げていたから。
私もその歌が好きだから」
その3「一茶と定型。定型は確かに強い。それは認めましょう。が、一茶の
生きた江戸時代にほとんどまったく無名だった当の一茶を明治になっ
てからとことん堀り起こし、世に紹介し、世に広めたのは一体誰か。
それこそ定型ではない、自由律俳句の創始者・荻原井泉水である。
定型、非定型にかかわらず、いいものはいいと思う」
と、おっしゃってました。あたし、少々疲れました。(ふぅ) 長文(謝)
991 :
吾輩は名無しである:02/11/30 21:21
門野くんは何してる人なの?
学生さんですか?
992 :
吾輩は名無しである:02/11/30 21:27
>>1 ______
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993 :
吾輩は名無しである:02/11/30 21:28
部落差別
994 :
吾輩は名無しである:02/11/30 21:43
大手出版社の編集者ってバクチばっかやってんのか
>>990 >あたし、少々疲れました。(ふぅ)
門野、あんがと。ごくろうさん。軽く振ったつもりだった。
背負わせてしまったね、ごめん。
迂闊にも「定型は強い」なんて書いてしまった。これじゃきみの師匠さんを
挑発してるみたいだったね。自由律かどうかを問わず、短詩形は強いね、
というニュアンスだったのだ。民族紛争に疲れ果てた人たちが、
荒れ果てた森の下から芽が動く
みたいな句を詠んでいて驚いたのよ。短詩形は国境を簡単に越えるね。
>塚本なら「夕暮れの諧調」がいいと思う。
うん。塚本邦雄は空前絶後のレトリシャンだと思う。確かシャンソンにも造詣が深かったよね。
小説は「虚無への供物」の真似みたいなゲイ・ノベルでガッカリさせられたけど。
今日はスレ流れが完全に脱線しっぱなしだったな・・・パトス氏もコメントつけるの
難しいだろうな。次スレに期待。
こんばんわ、今帰って来たところです。
門野さん、貴重なお話ありがとうございました。
楽しく読ませていただきました。新スレにもぜひいらしてください。
もうここも残りわずかとなりましたね・・・
>>996 パトちゃんおかえり♪ おつかれさま♪ 1000取ってよ♪ 次スレ期待してるよ♪
ジュンブン作家は性格悪い人が多いのかということですが、他人に柔順なだけの
作家はいないようなきがします。自分の意見、視点を持っていると、どうしても
ぶつかるので、そう言われてしまうのでしょう。
それを「性格悪い」と吹聴する方の人間がまさに「性格が」悪いですね。
ころにゃんさんありがとうございます。
頑張って書いてください。
文章はうまいのだから。
次スレは文学と心中、というようなタイトルでいこうかな。
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。