ブクオフの出現により、どこの社も手痛い思いを味わっています。
ジュンブンの作家は廃業寸前、初版3000も当たり前という事態に
なってきました。規制する方法はあるのでしょうか。
本を愛する人たち、気合でこの問題に取り組みましょう。
2 :
吾輩は名無しである:02/11/18 09:56
俺は最近古本はもっぱらamazonなわけだが。
3 :
吾輩は名無しである:02/11/18 09:58
春樹スレはもういいよ・・
特に問題なのは、ブクオフに売って小遣いを稼ぐ目的で、
万引きをする人たちの増加です。基本的に書店という
ものは、性善説で成り立っている店舗なので、監視の体制がありません。
セキュリティをCDショップ並みにするには、商品の単価を上げるしか
ないのです。
5 :
吾輩は名無しである:02/11/18 10:00
DVDを万引きしてヤフオクで出品する方が金になる。
セキュリティなんてチョロイよ。
6 :
吾輩は名無しである:02/11/18 10:02
万引きを取り締まる私服は書店が多いわけだが。
私は大手出版社の人間です。毎日がこの問題との闘いです。
来週またこの件で会議があるので、どなたかいい対策案を出して
いただけたらと思っているのですが・・・。
8 :
吾輩は名無しである:02/11/18 10:05
大手出版社の奴なら知ってると思うが、
今は本の本体にセンサーを埋め込んで造本してんだ。
だからDVDの方が安全だし高く売れる。
本を万引きする奴は、そいつがそれを読みたいだけ。
まだセンサーを埋め込んでない書籍が圧倒的です。
10 :
吾輩は名無しである:02/11/18 10:08
そうか、安心した。
11 :
遠吠えパトス:02/11/18 10:08
すいません今から出勤なので、これで落ちます。
12 :
吾輩は名無しである:02/11/18 10:08
ワラ
13 :
遠吠えパトス:02/11/18 10:09
14 :
吾輩は名無しである:02/11/18 10:24
ブックオフが潰れても、図書館のベストセラー大量入荷やコピー自由を規制
しても、本が今以上に売れるとは思わない。純文学作家はここらへんを目の
敵にしてるが、サービス精神皆無の商品を売っておいて、売れないのを他人
せいにするなどというのは根性劣悪。
15 :
吾輩は名無しである:02/11/18 10:30
本の中古販売または貸し出しに際し、印税が著作権者に入るように著作権法を改正すれば済む。
16 :
吾輩は名無しである:02/11/18 10:34
ブクオフや図書館を結構利用しる方なので、そういうのが規制される
くらいなら、著作権法改正に賛成。ブクオフの100円コーナーの本が
200円になっても構わん。
ブックオフの買い取り基準価格は定価の5%だよ。
2000円で買った本を100円でもいいから手放したいと思わせるような商品を売っていることを猛省すべき。
出版社はゴタゴタ抜かす前に、売れる良い本を作れ。アホか。
それでなくても再販で守られている業界の癖に。
利益追求型のビジネスなのか、文学を絶やさないためのポーズなのか、はっきりしてくれ。
>15 本の中古販売または貸し出しに際し、印税が著作権者に入るように著作権法を改正すれば済む。
はげどう。
しかし、中古販売・貸し出しじゃなく、いわゆる「新古書店」に限定するとか。
古本屋と「新古書店」の区別、難しいか。
19 :
吾輩は名無しである:02/11/18 11:31
古本屋なんて昔からあったじゃん。
何を今更…。
話題性だけに執着して、金を出したくもないような粗悪品ばかり
世の中に出しといて、「売れない、古本屋のせいだ」はないでしょ。
欲しい本なら、きちんと定価で買ってる。
だけど、現実は「100円なら買ってもいいけど」って程度の本が殆どだよ。
20 :
吾輩は名無しである:02/11/18 11:36
売上予測を間違って在庫を生んだり、「あれを復刊してくれ」という声を生んでしまうのは、
出版社が馬鹿。通常の製造業ではあってはならないこと。
21 :
吾輩は名無しである:02/11/18 11:41
落丁があったから交換してほしいと出版社に送ったが、
「在庫切れです」と戻ってきた。
製版からやり直して印刷しろよ。それが製造者責任だろがヴォケ。
22 :
吾輩は名無しである:02/11/18 11:42
中古販売の本からどういうシステムで印税を徴収するのさ?
23 :
吾輩は名無しである:02/11/18 11:44
「100円なら買ってもいい」なんて本、最初から買わないよ。
24 :
吾輩は名無しである:02/11/18 11:45
コンピューターゲームソフトは中古店からも金徴収してるんだよね?
25 :
吾輩は名無しである:02/11/18 11:47
>>23 そうか?俺は本はできるだけ安く沢山読みたいと思うけどな。
26 :
吾輩は名無しである:02/11/18 11:48
粗悪品濫造してりゃ古本屋へ大量に流れるのは当然至極。
27 :
吾輩は名無しである:02/11/18 11:50
絶版本が万単位の金額で売られているのをビジネスチャンスと思わないのが不思議。
28 :
吾輩は名無しである:02/11/18 11:52
出版業界は今、高いと売れない→だから大量生産→在庫・返品の山…
の悪循環。出さなきゃいいんだろうが出さないと食っていけないので
どんどん本を出す、まさに自転車操業。
問題はブクオフがどうこう、ではない。業界としての金属疲労。
29 :
吾輩は名無しである:02/11/18 11:55
淘汰されなさい。出版社なんて三社で十分。
30 :
吾輩は名無しである:02/11/18 11:55
最近は漫画ですら以前より読まれないらしいからな。
出版文化自体が曲がり角に来てるのは確か。形態としての「本」は残る
だろうけど、出版社はかなり淘汰されると思う。
31 :
吾輩は名無しである:02/11/18 12:00
大手は雑誌広告の営業に励んで、浮いた金で文芸を広めなさい>1
だから、広告のとれる、売れる雑誌づくりに専念しろ。
32 :
吾輩は名無しである:02/11/18 12:07
日本の出版社に「ヴィジョネア」並みの雑誌を作る手腕はないと思われ。
どれも外注任せの同じ中身。友人の口コミや、実際に街に出た方が、
新鮮で深い情報が入ってくる。
33 :
吾輩は名無しである:02/11/18 13:08
春樹のカフカ本はブ区オフで上下200で買う予定
ケーターイってそんなに面白いの?必要事項を伝える以外の
目的で使ったことがないんだけど。
35 :
吾輩は名無しである:02/11/18 14:14
一般大衆むけのなまぬるい最大公約数的なつまらない本よりも、たくさんある小さな市場ごとに、マニアックな恐ろしく高密度の本で細々と低空飛行でやるのがいいと思う
36 :
吾輩は名無しである:02/11/18 14:16
大手なんてどこもインチキブローカーみてえなもんよ。
バッタモン9割。
37 :
吾輩は名無しである:02/11/18 14:19
>>35 あらゆる業界がそうしなければならないと思われ
>>35,37
世間知らずの言いそうなことだな。パンがないならケーキを食べろってか?
一個のケーキよりも数千個のパンが民衆を潤すこともあるってこった。
39 :
吾輩は名無しである:02/11/18 17:31
>>38 数千個のパンはすでにいきわたって飽和しているのだ
>>38 世間知らずの言いそうなことだな。
その言い方を文学にあてはめると、3000部の名作より100万部のベストセラーってことだろ?
潤うのは出版社だけだな。
41 :
吾輩は名無しである:02/11/18 17:35
42 :
吾輩は名無しである:02/11/18 17:35
ポストモダンてなに?
そんなはずはない!民衆は常に娯楽とパンを求める。
すなわち娯楽性と実用性だ。その二つの側面を持つ書籍が飽きられる筈
はないのだ。
ポストバブルだろ
45 :
吾輩は名無しである:02/11/18 17:38
雑誌ですら娯楽じゃないのに書籍が娯楽だなんて、
あなた、「新青年」の編集者ですか?
46 :
吾輩は名無しである:02/11/18 17:38
マンガと映画で充分。
携帯電話に金かかるし、PCもある。
本なんか普通読まないよ。
43みたいなのが出版社にはウヨウヨしてんのかねぇ
43よ。その例を挙げてみてくれ。
49 :
吾輩は名無しである:02/11/18 17:41
51 :
吾輩は名無しである:02/11/18 17:42
でもまぁ、3000部の名作さえ生み出せれば100万部のベストセラーは
いらないかどうかってのも一考を要する問題ではある。
本は知識人が読めばいいから大衆向けのものはいらない、という考え
はゆくゆくは文化の衰退に繋がるからな。
52 :
吾輩は名無しである:02/11/18 17:44
>>50 >マンガと映画で充分。
>携帯電話に金かかるし、PCもある。
普通かつ平凡な答えだと思うが。
53 :
吾輩は名無しである:02/11/18 17:46
54 :
吾輩は名無しである:02/11/18 17:47
ところで、ブクオフの話はどうなったんだ?
ブクオフには在庫整理の本も流れるけど、買われてから手放された本が
主流な筈。となると、むしろ一度で読み捨てられる本のあり方が問題な
んだろうな。
55 :
吾輩は名無しである:02/11/18 17:48
56 :
吾輩は名無しである:02/11/18 17:50
?
57 :
吾輩は名無しである:02/11/18 17:50
3000部でいいよ。そうすりゃ古本屋も困るだろうし。
雑誌で儲けなさい。
58 :
吾輩は名無しである:02/11/18 17:51
>むしろ一度で読み捨てられる本のあり方が問題なんだろうな。
そだね。逆にブクオフは棄てられがちなクサイ本しか置いてないから、
買う本はほとんどない。
60 :
吾輩は名無しである:02/11/18 17:52
文学板でコテハンになる為
61 :
吾輩は名無しである:02/11/18 17:52
>>58 それが分からないなら文学板に来るなよ・・・
62 :
吾輩は名無しである:02/11/18 17:53
いらないものはタダでもいらない。
これバブル崩壊後のマーケ常識。
63 :
吾輩は名無しである:02/11/18 17:54
64 :
吾輩は名無しである:02/11/18 17:55
なんか低レヴェルで好戦的な厨房がいるな。
65 :
吾輩は名無しである:02/11/18 17:57
なんか凡庸なのに傲慢なDQNがいるな。
66 :
吾輩は名無しである:02/11/18 17:59
人の書き込みを改悪する凡庸は?
67 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:00
漫画や大衆小説で上げていた収益が激減して
不良部門の純文にまわすお金が無くなった
というのなら話は分かる。
68 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:00
改良、な。 つーかそうとしか表現できないし(w
69 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:01
70 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:01
『不良債権としての文学』
71 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:02
73 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:04
馬鹿がふたり紛れています(藁
買うけど、売らない。
76 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:07
粘着厨がひとりいるようです(藁
78 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:09
80 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:14
翻弄されてるね
81 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:14
現代人の活字離れを象徴するスレだな。
>81
どこが?
84 :
遠吠えパトス:02/11/18 18:19
今休憩時間です。のぞいてみたらたくさん書きこみがあって嬉しいです。
まず、「粗悪品濫造してりゃ古本屋へ大量に流れるのは当然至極」との
ご意見ですが、バブル時代ならともかく、今の出版社は粗悪品を濫造できる
ような豊かな状況ではありません。もし粗悪品と感じられる本があると
したら、それは
「これなら売れそうか」とたてた予測が大きくはずれてしまったためでしょう。
編集者は部数は出ないけど守りたい作家をそれぞれ抱えています。
その作家の本を会議で上に通すには、編集者個人の実績(会社への貢献、
つまり数字を過去に出せたか)が問われます。
−−−−−表示されなくなるので続く。
85 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:19
どんどん潰れてほしいね、出版社。
86 :
遠吠えパトス:02/11/18 18:24
そのために編集者は、「A作家の作品を世に出したい!」と良心で
動く片方で、「B作家の本なんか文学史に残したくない。でも
出せば売れる(または売れそう)だからB作家にとりあえず
頭下げてうちで出してもらって、それで編集者としての自分の実績上げて
A作家の作品をプッシュできる自分を維持しよう」
というような、ジキルとハイド状態で勤務しなければならないのです。
87 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:25
少年ジャンプが世界進出
88 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:25
商品開発の基礎の基礎。ジレンマでもなんでもない。
90 :
遠吠えパトス:02/11/18 18:29
すばらしい才能を持ちながら、淘汰されていく作家がたくさんいます。
こんな時代に閉塞感を抱いた作家の自殺者も昨年ふたり出ました。
文藝の老舗といわれる出版社が毎年、小説から撤退しています。
S社は文藝の作家の担当者をタレント本の部署に飛ばす淘汰を
おととし一斉に行い顰蹙をかっています。
なんとかこの状況を改革せねばなりません。
で、万引き防止ですか?
92 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:32
ビデオのダウソロード終わったから、ちょっとオナニーするね。
その間に書きこんどいて<囁きトポス
93 :
遠吠えパトス:02/11/18 18:33
>>91 さん
万引きで大量に本が流れることもそうですが、
ブックオフを規制し初版停まりになってしまった作家たちの著作権を
守るんです。
94 :
遠吠えパトス:02/11/18 18:35
すいません、チョト退席しなければなりません。
今担当している作家から携帯に電話があり、
これから打ち合わせで移動しなければならなくなりました。
終わってからまたこちらへ伺わせていただきます。
95 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:37
つーか、本と言うものを商売にしているのなら
ブクオフみたいな商売も出てくることぐらい予想して
その存在を前提にしてやってくれ。
社も編集も書き手も
「ブクオフに出回って印税があまり入ってこなくてもしょうがない。そういうもんだ」
てな気持ちでやっちょくれ。
96 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:41
欲しいものは新刊で買う。
絶版は高い金出しても古本を買う。
まだまだ濫造。どんな業界にも競争はある。
文化だと思ってれば、売上が毎年上がることなど想像つかないと思うのだが。
97 :
遠吠えパトス :02/11/18 18:41
>>95 さん
だからそんなこと言ってられない状況なんですよ!
うちは息子がふたりいますし、退職金制度ももうすぐなくなるし、
いったいどうなることかと夜もねられんのです。
98 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:43
>>97 がんばってください。それしか言えない・・・・・。
99 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:43
遠吠えパトスさんの家族はどうでもいいです
100 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:44
ひょー
101 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:45
>>97 どっちかとるしかないよ。
「文学を絶やさぬための仕事があれば貧乏なんて」をとるか、
「休日は遊んでくれて何でも買ってくれる、おっきな家を建てたパパ」か。
でも大手なら雑誌出してるから、弱小出版社とは比べものんならない額もらってるんじゃ?
102 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:46
ブクオフがなくなると、97の給料が上がり、退職金ももらえるようになるのだろうか、いや、ならない。
103 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:46
ブクオフはそのうち潰れます
104 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:47
不況はそのうち終わります
105 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:47
(
>>15より)
本の中古販売に際し、印税が著作権者に入るように著作権法を改正すれば済む。
決定
106 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:48
>>104 終わりなんてあるかどうか分からないよ? トマジレス
107 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:49
印材が著作権者に入るようになると、なおさら出版社の売上が・・・と思うのは俺だけ?
108 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:49
出版社の中古販売しだすかもな
109 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:50
ブクオフ潰すくらいなら1の勤め先を潰す!!!
場所を教えろ!ハンマー持参でそこに迫る!!!
110 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:50
出版社の→出版社も
111 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:51
>>108 買い取り価格は株式時価総額の5%程度で宜しいか?
112 :
遠吠えパトス:02/11/18 18:51
>>101 さん
それがそうでもないんです。
弱小出版さんのお給料の額は存じませんが、昨年よりうちの社は
一斉減給が開始され、実績の伴わない編集者にたいする
「接待費」のカット、例えば
地下の珈琲屋には入るな
新人作家の接待は夜より昼のランチで
などのプリントが配布され
作家のかたがたはすでにお気づきとは思いますがお中元やお歳暮
などの贈答品も出さなくなってしまい謹呈の文芸誌もいままでより
送付を半数減らすなどのセコイ対策をとっている有様です。
5〜6年前にローンでマンションを買ってしまった私や、
私の担当する作家さんなどはみんな、首が回らなくなって苦しんでいます。
113 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:51
今の不況が終われば反動で好景気がやってきます
景気がよくなれば本だって売れるようになります
ワーイワーイ
114 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:52
諺程度の改正じゃ何も変わらないよ。
115 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:52
金がほしけりゃDHCみたいに多角化しないと無理だね。
116 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:52
>>113 終わりなんてあるかどうか分からないよ? トマジレス
117 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:54
なんだか新橋のガード下にいる気分になってきた。
座ってるのはビールケースをひっくりかえしたやつじゃないはずなのだが。
118 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:56
不況が続いてどんどん潰れろ!
木は水資源の保護に利用するものであって、
倉木麻衣の歌詞カードを印刷する紙に利用するものではない。
119 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:56
湿っぽくなっちゃったな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
120 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:59
退職金なんざハナッからねえよ。自営業だもん。
121 :
吾輩は名無しである:02/11/18 19:00
訂正
本の中古販売に際し、著作権者、出版社に税が入るように、なんとか法を改正すれば済む。
122 :
吾輩は名無しである:02/11/18 19:02
だったら最初からオープン価格に汁!
123 :
吾輩は名無しである:02/11/18 19:05
みすず書房、国書刊行会、白水社、未来社、筑摩書房あたりが
ブックオフのせいで潰れたのなら危機感を覚えるが、
集○社や新○社(新曜社じゃないよ)クラスなら正直どうでもよい。
124 :
吾輩は名無しである:02/11/18 19:06
みすず書房、国書刊行会、白水社、未来社、筑摩書房は合併しなさい。
早川と創元社も。
で、人員効率化をはかりなさい。
125 :
吾輩は名無しである:02/11/18 19:06
文庫本は400円以下じゃないとブクオフか図書館だな
126 :
吾輩は名無しである:02/11/18 19:09
書店なんてなくしなさい。
ネット直販で粗利を増やしなさい。
今している仕事の倍働きなさい。
人員を半分に減らせます。
給料を倍にしても固定費削減できます。
127 :
吾輩は名無しである:02/11/18 19:09
ブクオフは本の神様が潰してくれます
128 :
吾輩は名無しである:02/11/18 19:11
ブクオフになりたい。
129 :
吾輩は名無しである:02/11/18 19:13
グフ改
130 :
吾輩は名無しである:02/11/18 19:15
で、ブックオフ不況で自殺したジュンブン作家って誰よ?
131 :
吾輩は名無しである:02/11/18 19:15
宮本輝
132 :
吾輩は名無しである:02/11/18 19:16
遠吠えパトスの担当作家って誰よ?
133 :
吾輩は名無しである:02/11/18 19:17
末永
134 :
吾輩は名無しである:02/11/18 19:17
エヴァンゲリオン
135 :
吾輩は名無しである:02/11/18 19:18
夢野久作
136 :
吾輩は名無しである:02/11/18 19:48
みすず書房、国書刊行会、白水社、未来社、筑摩書房
などは
ブクオフで殆ど見かけない私。
137 :
吾輩は名無しである:02/11/18 20:00
売れそうにないけど育てたい作家ってのが気になる。
ブクオフに売るんじゃなくて、神田神保町まで行って売るのかな?
>>136
139 :
かきうり ◆ZiH72UKNYw :02/11/18 20:13
遠吠えパトスさんの書き込みみてるとなんだか本当に
良心的な編集者のように思えます。(特に84,86あたり)
そういう人がいるというのはなんだかうれしいことです。
さて、ブクオフですが、私は古本は買わないです
古本屋さんで昔の本を探すことはありますが
なんかあのの臭いが駄目なんですね
気に入った作家の本はハードカバー・文庫全部そろえます
出先等で急に読みたくなったりして買った文庫があるので
複数冊ある文庫も多々あります
このブクオフ問題ですが、出版業界に対して
有理な解決策はないとおもわれます
この国の書籍の流通制度ってかなり特殊だし
この機会に、攻めの姿勢でいままでの陋習を
破壊してみてはいかがでしょうか?
それだけのパトスが1さんにあることを願います
140 :
吾輩は名無しである:02/11/18 20:14
>>136 ブクオフは古本屋とちがって最初から売れない本は扱わないだけ。
141 :
吾輩は名無しである:02/11/18 20:33
でも極稀に掘り出し物が見つかったりする。
142 :
吾輩は名無しである:02/11/18 20:53
文芸文庫はブクオフの100円のやつ。
これ常識。
143 :
吾輩は名無しである:02/11/18 21:34
作家に街頭販売をさせろ
144 :
吾輩は名無しである:02/11/18 21:46
作家に訪問販売させろ
145 :
吾輩は名無しである:02/11/18 22:09
ブックオフの創業者が創価学会員てホント?
金が作家から学会に流れてると思うと無性にハラが立つ。
146 :
吾輩は名無しである:02/11/18 22:11
>>145 双方否定していますが本当です。
法規制無視の出店が可能なのもそのせいです。
例えば、荻窪ブクオフのすぐそばに書店があります。
これは、その書店までもが会員だからこそなせる技。
147 :
吾輩は名無しである:02/11/18 22:31
半年でボロボロに崩れるような超酸性紙に刷って
本を使い回しの効かない「なまもの」にしてしまえば
ブックオフを含め古書店を潰すことができるんじゃないの?
ただし書店の店頭でも少しずつ腐っていってしまうから
委託再販の枠組みは変えざるを得なくなるだろうけど。
諺程度のアィディアなんだけど・・・
1.純文学の国内マーケットは縮小の一途。→海外で売れる作家を育てる。
2.流通の見直し。→オンライン販売兼オンデマンド販売による流通コスト抜本的削減。
3.本屋人来ない。→音楽映画ゲームと抱き合わせて販売。広義のソフト屋に変える。
4.本はアナログ。→モバイルで読める文庫、みたいなデジタルコンテンツ化を促進して
製造コストの超抜本的削減を図る。
あのね、普通に時代を見通せる人は、出版社が今の形態のままでは生き残れないことは
気づいてると思うよ。あなたが目の敵にしているブックオフも、本で儲けられるのはそんなに長くないと思う。
近い将来に、
情報の鮮度が重要な使い捨て雑誌群と、一部のベストセラー小説だけが製本化。
純文学や、資料的価値の高い学術書は、デジタル図書館で全国民が共有。
みたいな時代が来るのでは?
ところで、純文学で飯を食ってる作家って何人ぐらいいるか教えて。
>>147 なんか末永直海もそんなこと日記で言ってたらしいよ・・・
150 :
吾輩は名無しである:02/11/18 22:40
品質管理の徹底化をして単価を上げるんだね。
だいたい純文学なんてそんなに売れるものじゃないんだからさ。
そうじゃなかったら昔の貸本屋のように貸本専用で書き下ろして
会員制の直営店舗でレンタルをして、希望者のみに高額で直販するとかさ。
>>150 図書館で読むね。レンタルするくらいなら。
152 :
吾輩は名無しである:02/11/18 22:42
純文学の本を読めるのは
会員制の秘密クラブのところだけにするというわけですな。
面白そう!
みんな仮面つけてタキシード着てくるんだ(w
152=美香 ちっ
海外はどうなのかね
福田和也がフランスはどんなにマイナーな本でも残ってると言ってたが
あとよく言われてるデータだけ蓄積しといて
注文があった分だけ出す、みたいなのはどうなのかね
>>154 オンデマンド出版ってやつね。ただパトス氏はその話には乗ってこないよ。
今みたいな出版社や本屋は本当は必要ないんだよ。本っていう形態は間違いなく廃れるし、
小説を書く作家と、エンドユーザーの読者さえいればいい。媒介するメディアは必要だけど、
今みたいに価格の90%を流通段階で搾取するなんてのは、暴挙だよ。悪いけど。
156 :
吾輩は名無しである:02/11/18 22:52
自費出版社形式にして、出したいやつは素人でも出してやって
ネットでもなんでもで直接作家本人に宣伝販売させる
あるいはタレントみたいに事務所に所属して
管理してもらうのも一案。
158 :
吾輩は名無しである:02/11/18 22:58
本を出版したいやつは一杯いるんだから、
出版社が作家を抱えたり編集者が特定の作家を抱えて
其の作家だけ大事にして出版する時代じゃないんじゃないの
159 :
吾輩は名無しである:02/11/18 23:00
音でマンド
遠吠えパトスはもう店じまいかよ。
まあ、148である程度結論めいたところに逝ったしな。
個人的には、148へ至るまでの過渡期=この10年がどうなるかが
興味ある。
161 :
吾輩は名無しである:02/11/18 23:05
例えば批評空間て昔から赤字出したことないんでしょ?
くわしくしらんがブランド力かなあ?
それともなんかやり方があるのか
130 :吾輩は名無しである :02/11/18 19:15
で、ブックオフ不況で自殺したジュンブン作家って誰よ?
こっちの噂、誰かしらん?
日野啓三は違うよな。
163 :
吾輩は名無しである:02/11/18 23:12
残るのは雑誌屋とネット販売だけじゃないの
164 :
吾輩は名無しである:02/11/18 23:14
>みすず書房、国書刊行会、白水社、未来社、筑摩書房
この辺りは何とか生き残ってほしい・・・
165 :
吾輩は名無しである:02/11/18 23:14
>>162 そんな柔なやつ作家の資格ないよ
消えて正解だ
自殺する気があればネットでも街頭販売でも訪問販売でも自分でやれ
166 :
吾輩は名無しである:02/11/18 23:15
>>165 サイン会と称して店頭販売してる作家は結構いるようだけど。
文学なんて衰退したほうがいい。
文学なんてうんざりだ
169 :
吾輩は名無しである:02/11/18 23:21
文士ほど先の開戦の時に狂喜乱舞していたらしいし、
今なら、おそらく構造改革を感情で支持する人が多いと
いうことだろうけどね。
あれ何だろうね。
経済オンチ、政治オンチというのが文学者なのかね。
170 :
吾輩は名無しである:02/11/18 23:22
筐体
↑
これってなんて読むの?
>>169 だって「文学者」じゃん
「経済学者」や「政治学者」じゃない
むろん「知識人」ですらない
172 :
吾輩は名無しである:02/11/18 23:41
きょうたい
173 :
吾輩は名無しである:02/11/18 23:41
>>171 というか、世間には小泉構造改革支持の蛮族がまだいるんで、
文学者に八つ当たりしてみただけなんだけど・・・。
文学が衰退しているなら、けっこう構造改革支持しない、ニュータイプ型
判官贔屓型の文学者もいるのかなとつぶやいてみたというテスト
174 :
吾輩は名無しである:02/11/18 23:51
>>169 作家なんて所詮は幇間よ。
ただ、阿る対象が貴族だったり
労働者だったりと、その時代状況によって変化するだけで。
日米開戦の時は国民もイケイケムードだったから
作家もそのムードに便乗しただけで。
175 :
吾輩は名無しである:02/11/18 23:53
>>173 文学者が変革を求めなくなったらお仕舞いだよ。
判官贔屓になるのは、裏の裏をいくhinekuremonoだな。
176 :
吾輩は名無しである:02/11/18 23:54
ってか、小泉構造改革というのは、文革の紅衛兵みたいな・・・(以下略)
177 :
吾輩は名無しである:02/11/18 23:55
海外の作家はもっと志が高いのか? 日本だけ?
178 :
吾輩は名無しである:02/11/19 00:03
今の日本で気の利いたことの言えそうな奴はあんまりいないだろう。
特に純文学系は。
179 :
吾輩は名無しである:02/11/19 00:07
大江にはガッカリした。北朝鮮問題で腹でも切るか、もしくは開き直って欲しかった。
でもな。渚水帆がアマゾンで売れてるとか聞くと
まじでどうでもよくなるな・・・
181 :
吾輩は名無しである:02/11/19 00:09
本という形態がなくなるとは思えないな
182 :
吾輩は名無しである:02/11/19 00:19
ブクオフの百円文庫はいいよ。
おかげで俺の蔵書が増えた。
新刊なんて買うのもったいない。
183 :
吾輩は名無しである:02/11/19 00:26
最近の大手出版社ってさあ、要するに一流大学出たお勉強ができて
入社試験対策を器用にくぐりぬけただけの人間の集まりなわけだろう?
そんなだから、純文学が売れない理由をブックオフ問題に摩り替える
という思考停止をやってしまうわけだ。
もういまや、ブクオフだけじゃなく、ヤフオクもEasySeekもあるん
だから、こっちはよっぽのことがないかぎり新品で純ブンの本なんざ
買わんよ。
世の中にはもっと金使えば純文学よりずっと楽しいものが溢れてる
わけだし。
出版社の中で「純文学が売れない理由の一端をブクオフに帰して
真剣に会議をしている」という事態が意味するところを冷めた目で
掘り下げるのに純文学は有効かもしれんがねw
おお。禿ドウ。良レス>183
185 :
吾輩は名無しである:02/11/19 00:34
46と同じことを言ってるわけだが。
186 :
吾輩は名無しである:02/11/19 00:37
春樹みたいな作家は新刊でも
ガンガン売れるんだな。
あんな読みやすくておしゃれな文学は
大嫌いです。
187 :
吾輩は名無しである:02/11/19 00:38
またループかよ・・・
188 :
吾輩は名無しである:02/11/19 00:49
>>183 業績不振で純文学部門が縮小もしくは撤廃というのはあるだろう。
ただ、もともと流通量が少なく、
出版社にとっては赤字部門であった純文学の不振を
新古書店による再販売問題に直結させた所に
>>1の世論誘導の意図が見え隠れするわけで。
出版社が打撃を受けているのはむしろコミックや一般書籍だろうね。
だから、最初は純文学の存亡とか言ってたクセに
話が煮詰まると退職金がどうとか言って逃げ出す始末。
壮年期にさしかかった頃の石川淳が困窮をしていた事を考えれば
今の作家は甘ったれ以外の何物でもないな。
死にたい作家は勝手に死んで
潰れそうな会社はさっさと潰れて欲しいね。
189 :
吾輩は名無しである:02/11/19 00:58
って、またサプライサイダーのDQN経済学者みたいな文学者の
構造改革賛美かね(笑)
・・・ってこれもループ?
190 :
世紀のétudiante:02/11/19 01:27
悪いけれど、おれは安価で良作を大量に読みたいと思うね。
その点では、ブクオフの安い本はいい。
だいたい、現在出版されている本は高いよ。
そりゃ、コストだとかなんだとかあるとは思うけど、
出回っているくだらない本のたぐいを減らせば
何とかなるだろ?
だいたい、ブクオフみたいな古本屋じゃなきゃ文学的な作品って
売ってなかったりするでしょ?
吉行の作品なんてもはや、中古以外で手に入れるのは
難しいでしょ?まあ、文庫になってるのなんかは
そうでもないけど・・・
弱小出版社とかは淘汰されるしかないけど、
強いといわれている出版社も
猛省すべき!!
出版する本を選んで欲しい。良書が安くどこででも手に入るように。
遠吠えパトスはそういった、読者も考慮して仕事をしなさい。
サプライサイド・エコノミックスというのは
政府による通貨管理や公共投資政策の撤廃で
最小国家による均衡財政の実現と民需活性化を企図するものだから
ここでその名前を上げることは激しく場違いだと思いますが?
192 :
吾輩は名無しである:02/11/19 01:32
ただ、ある程度出版社の連中を潤しておかないと、
長期的にみれば読者が自分で自分の首を苦しめることにも
なりかねんからな。
経営センスもない出版社をシバきあげても、
長期的展望など見えてこんよ。
貧すれば鈍すってやつだ。
193 :
吾輩は名無しである:02/11/19 01:35
>>191 というか、日本では精神論にいきついている始末という
現状みれば、別に場違いではない。
そもそも需給ギャップ下の経済では意味のない精神論に
しかなりえないということであるのは違いない。
その精神論的な情緒性を文学になぞらえただけの話。
変な比喩ですね。
知の欺瞞っぽくなってまいりますた。
196 :
弱小おじさん:02/11/19 02:16
編集者のレベル低下も問題だと思うよ。
文学なんて読んだことなくて、ノリがよくて
要領がよくて噂話が好きな奴が増えてきてる。
きっと採用試験での「頭でっかちはいらない」「オタクはいらない」
って風潮が原因の一つだと思うんだよね。
受験者もそんな奴ばかり。
昔なら上のような奴でも、例えば、モームの挙げた世界の十大小説のすべて
とは言わないまでも、7,8冊は必ず読んでた。
それが今じゃほんとノリだけのタレント好きって奴ばかり。
だからたまたま読んだどーしょうもない作家を面白いと思ってありがたがっちゃうんだろうな。
以上負け犬の遠吠えでした。
197 :
吾輩は名無しである:02/11/19 02:17
そうか。文学的な貧しさと構造改革ってどこか似ていると思うぞ。
村上龍など引き合いに出したくもないが。
まあ、でもこの板の諸兄はそうした貧乏臭さとも比較的無縁のように
思えるが。
知の欺瞞というのはちょっと違うだろう。それこそソーカルが指摘する
知の欺瞞的な表層的イマージュだよ。
198 :
吾輩は名無しである:02/11/19 02:19
要はグローバライゼーションっす。こればかりはしょうがないっす。
弱肉強食っす。しょうがないっす。
俺酒飲むっす。
199 :
世紀のétudiante:02/11/19 02:21
世界の十大小説
1 トム・ジョーンズ ヘンリー・フィールディング
2 高慢と偏見 ジェイン・オースティン
3 赤と黒 スタンダール
4 ゴリオ爺さん バルザック
5 デイヴィッド・コパーフィールド チャールズ・ディケンズ
6 ボヴァリー夫人 フローベル
7 モウビー・ディック ハーマン・メルヴィル
8 嵐が丘 エミリー・ブロンテ
9 カラマーゾフの兄弟 ドストエフスキー
10 戦争と平和 トルストイ
でもたしかに、最近の出版業界あるいは本屋の店員の
文学におけるレヴェルの低下は否めないと思う。
春樹が紀伊国屋か何処かで店員がデイヴィッド・カッパーフィールド
の存在すら知らなかった、というような話を書いていたが
もっともだと思う。それじゃ、いい本は売れないよ。純文学が売れない理由も
なんとなくわかるな。
200 :
吾輩は名無しである:02/11/19 02:24
ハリウッドを駆逐する純文学。そんな純文学はない。棲み分けが必要。
わ、俺マダムBと白鯨しか読んだことないや・・・
>>196 >>199 大学生が本読まないしね。
そんなのが編集者になったり、本屋でバイトしてるんだから仕方ないっちゃ仕方ない。
203 :
吾輩は名無しである:02/11/19 02:29
>>200 ブクオフ系と純文系書店にニ極化する恐れあり
斉藤孝の言うような「読書力」を受験の項目に入れてもいいかもしれない。
本屋の店員はまだしも、編集者が読書力が無くては
作家に適切はアドヴァイスも出来ないだろうし、よい本も出版できない。
しいては、安易に意味の理解できるような屑しか出版しなくなる。
結構重大な問題ですよ。
参考:斉藤孝のいう「読書力」=純文学系の文庫100冊+新書50冊
>しいては、安易に意味の理解できるような屑しか出版しなくなる。
それはどうかな?
プルーストは安易に意味を理解させようと必死だったと思うよ。
プルーストはあくまで自分の文学を読者に理解させようと必死だったのでしょう?
プルーストはまだ読んでいないので、わからないけど。
云いたかったことは、理想の違いですよ。
安易に意味の理解できるような屑とは、
内容に意味が無く、売れることだけを目指した小説、娯楽享楽に
大幅に傾いたような小説です。
あるでしょ? 明らかに文学的理想の低い雑記張的な、
くだらない小説がいくつも。
207 :
吾輩は名無しである:02/11/19 02:57
208 :
遠吠えパトス:02/11/19 05:45
今、仕事からやっと帰ってきました!今日は会社泊まりです。
皆さん、発言ありがとうございます。皆さんが真剣に考えてくださり
号泣したくなりました。ここでは、歯に衣着せぬ意見も飛び交うので、
ホンネが聞けるいいチャンスと思い、はじめてスレ立てたんですが、
新鮮な意見がたくさんいただけました。
さっそく次の会議に提出しようと思っています。
個人的に感じたのは、やっぱりみなさん安く買いたいのだということ、
それでブクオフ、ヤフオクで購入するんですね。
はじめて出会う作家がハズレだった場合も、安ければあきらめがつくと
いうことなのでしょう。でも古着屋が流行ってもデザイナーは痛くもかゆくも
ないでしょうが、ブクオフが流行ると、作家は確実に食えなくなります。
部数が少ないジュンブン作家さんは、1冊の単価を上げることでしか、
利潤があがらない。それでますます売れなくなる。 (つづく)
209 :
遠吠えパトス:02/11/19 06:00
しかし図書館や古本屋とちがって、本の売上が特定の宗教団体に吸収される
ような仕組みはあってはならないことです。
作家さんの仕事の壮絶さを、間近に見る私としては、ブクオフで自分の本を
見かけるたび、それを買う人を見るたび、「いったい私はなんのために
書いているんだろう、鬱だ氏のう」となる気持ちがひしひしとわかります。
作家は、はっきりいって、なってもいいことがひとつもない職業です。
机にへばりついて動けないので肥満、睡眠不足で肌荒れ、
妄想を何千枚と書き続ける後遺症で、みなさん情緒不安定で
感情の起伏に異常をきたし、精神科の薬を服用している人も
ものすごく多いです。
一部のベストセラー作家さんは別として、現在ほとんどの作家さんは、
もっと書きたい、と思いながら二足の草鞋を履いて暮らしています。
明治の頃なら作家はまずパトロン探しが常識でした。
この現状を「浄化作用」とシニカルに受け流す人も見かけます。(つづく)
ただ、純文学作家が淘汰の波に飲み込まれているだけだと思われ。
いい作家は必ずいい読者に恵まれます。
そして、いい作家は必ずいい評価が下されなくてなりません。
いま、評論家ではなくて読者や編集者がいかにいい作家を
この淘汰の波から救い出すかで、
純文学の今後が決まるといっても過言ではない。
自分がよいと思った作家なら、ブクオフではなく、
きっちり新刊で買いますよ。
まあ、一応読もうかなという作家なら間違いなくブクオフ逝きです。
そういう意味で、いまはよい流れが出そうな時世なのです。
遠吠えパトスさんにはそういったことも念頭に今後の仕事をがんがってやってもらいたい。
>作家は、はっきりいって、なってもいいことがひとつもない職業です。
>机にへばりついて動けないので肥満、睡眠不足で肌荒れ、
>妄想を何千枚と書き続ける後遺症で、みなさん情緒不安定で
>感情の起伏に異常をきたし、精神科の薬を服用している人も
>ものすごく多いです。
逆の作家はいないの?
犯罪を犯すか自殺する寸前かのような人が、
書くことで救われているようなケースは?
僕も古書店はかなり利用していますが、学生時代に新刊書店で何冊か文芸書を
買ったときに、一緒にいたガールフレンドの台詞に驚いてしまった事があります。
その娘は「新刊で買うなんてもったいないよ」なんていうのです。何でもその娘は
古書店以外で本を買ったことはないんだそうです。ブランド物の洋服を着ていたり
しますから、特別に貧乏なわけでもありません。一部の文芸愛好家は別として、
一般的な本への価値認識と言うものは、これが現状のようです。
213 :
遠吠えパトス:02/11/19 06:08
この現状を「浄化作用」とシニカルに受け流す人も見かけます。
けれども大衆さまさまで、売れる本と売れない本を世間任せにして
おいても、言葉は悪いですが馬鹿に基準が合ってしまうだけで、
出版社はそこを打破して「売ら」なければならないのです。
要約すると、そういうこちらの信念とか、やる気とか、そういうものを
まっとうに機能させた上での敗北なら認められますが、機能じたいが
働かなくなるようなヨコヤリがブクオフなのだということです。
214 :
遠吠えパトス:02/11/19 06:09
>>211 いるはず。なんとかっていう、獄中で小説を書いたヤシ(名前は失念)
がいる。ヤシは間違いなく、その口だろう。
書くことで救われているのだよ。
216 :
遠吠えパトス:02/11/19 06:13
>ただ、純文学作家が淘汰の波に飲み込まれているだけだと思われ。
>いい作家は必ずいい読者に恵まれます。
>そして、いい作家は必ずいい評価が下されなくてなりません。
>いま、評論家ではなくて読者や編集者がいかにいい作家を
>この淘汰の波から救い出すかで、
>純文学の今後が決まるといっても過言ではない。
なんていい言葉でしょう。今、メモしています。
今後の励みになりそうです。
工藤さんも、現実を教えてくださりありがとうございます。
古物商が法律違反ではない現状、出版社が古書店に圧力をかける事はできませんが、
たとえばブクオフを敵対視している出版社の本の装丁に、それを匂わせるコピーを
つけてみるという方法はどうでしょうか? 「古書販売は認めていません」なんて
ぬるいものではなくて、もっとあからさまな文面で、さすがにブクオフの店内にこれは
置けないなと思わせるような攻撃的なコピーを。僕も古書店は利用しているので
偉そうな事はいえませんが、ブクオフ店員が自分達の飯の種の元を作っている作家や
出版社に対して尊敬の念を抱いているとは到底思えません。
218 :
遠吠えパトス:02/11/19 06:19
>>215さん
そうですね、見沢知廉さんはまさにそのタイプだと思います。
話はそれますが、氏は最近どうしていらっしゃるのでしょうね。
私ではありませんがうちの社の者が連絡がつかなくて困っているようです。
あの方にはいち編集者としてももっと書いて欲しいのですがね。
219 :
吾輩は名無しである:02/11/19 06:20
漏れのような真性工房にとって、ハードカバー1冊の金で10冊程の
中古文庫本が買えるブクオフはありがたい存在でしかないです。
どうしても読みたい新刊があれば、図書館。
産まれて一度もハードカバーの文芸書を買った事のない漏れは
逝ってよしですか?
>>217 法律違反、営業妨害で訴えられる恐れあり。
よい小説を書けば、よい読者がいて
必ずよい作家は報われる。
そう考えるしかないと思う。
>>219 読者にとって、読書態度は様々であるべき。
作家にとっては本の売れ行きより
良書を良読者が読んでいるということのほうが大事でなければならない。
ブクオフは有難いです。
それが、反映されない現出版体制が問題。此処にこそ構造改革が必要。
222 :
吾輩は名無しである:02/11/19 06:23
>>220 純文学作家に付く良い読書の数<<<<<<<<<<ハリポタ読んでるクソ大衆
223 :
吾輩は名無しである:02/11/19 06:25
>222
×読書
○読者
鬱
>>218 見沢知廉さんでしたか。よくは知りません。
最近の作家の本は余りよく読むほうではないので。
だから、古典が余り売っていない現在の出版事情に
苛立っています。どうにかならないものか。
225 :
遠吠えパトス:02/11/19 06:26
>>217 工藤さん
ええ、本当にそうですね。感情的に腹立たしいのはその尊敬の欠落ぶりです。
店に一歩、入ったときの、あのコンパ向け居酒屋のような大声の挨拶、
生け簀料亭並みのてさばきの本の扱いは、本を物体としか思ってない
んでしょうね。そういう団体には、工藤さんのおっしゃるような攻撃コピーは
通用するんでしょうかね。。。。
まず装丁すらちゃんと見ていない、そんな感じがします。
パンクな作家さんならまだしも、江國さんの「きらきらひかる」なんて本に
まさか攻撃コピーは入れられませんし。困ったものです。
227 :
遠吠えパトス:02/11/19 06:32
>産まれて一度もハードカバーの文芸書を買った事のない漏れは
逝ってよしですか?
この人には書き続けて欲しい、と思う作家さんの本だけでいいです、
どうか買うようにしてください。そんな気持ちがどこかにあると
まったくないのとでは、気持ちの豊かさがちがってきます。
今の世の中で読書をするようなかたでしたら、そういうことがわかると
信じております。。。
でも、なんでそういう気持ちになるかっつったら、
すぐに絶版になっちゃうからというのもある。
229 :
吾輩は名無しである:02/11/19 06:39
「アメリカ人は、ダーッと打ったらドイツが爆発したとか、相変わらずそんな映画ばっかり作ってるでしょ。
いちばんシンプルに取り残されているのはアメリカ映画です。
敵だったらいくら殺してもいいわけで、「ロード・オブ・ザ・リング」だってそうです。
敵だったら、民間人でも兵隊でも区別無しに殺していい。誤爆の範囲なんですよ。
一体アフガニスタンの爆撃で何人殺してるんですか?
それを平気でやっている映画が「ロード・オブ・ザ・リング」です。
原作を読めば分かりますけれども、実は殺されてるのは、アジア人だったりアフリカ人だったりする。
それがわかんないでファンタジーが大好きって言ってるのは、馬鹿なんです。
「インディ・ジョーンズ」なんかでも、白人がパーンと人を撃つでしょ?
一緒に喜んでいる日本人っていうのは、信じられないぐらい恥ずかしい事なんですよ。
自分はパーンと撃たれる側なんですよね。そういう自覚なしに観るということが信じられない。
誇りも歴史観も無い。自分がアメリカという国にどう思われているかも知らない。
USアーミーなんて胸につけたシャツを着てね、スタジオの若い奴がパリに行くっていうんで、
「お前は馬鹿か」って言うと「ファッションです」って言うんだよね。
行ったとたんにパスポートかなんか盗まれて。ざまみろって、そんな話はどうでもいいんですけどね(笑)」
>>228さん
それはありますね、読者としての私も。
>>229さん
そうですね、だから日本作家の海外派遣には期待して居ません。
今日のところはそろそろ寝ますので、みなさんどうも
ありがとうございました。
>>225 ブクオフ店員の忠実な働き振りを見ていて思うのは、もし彼らが出版
事業の只中でその忠誠力を発揮できていたらどんなに出版界の支えになっ
た事だろうということです。リサイクル活動に寄与する事が決して無意味だと
は思えませんが、リサイクルだけに執心しているのでは同じところをぐるぐる
回っているだけでその先の未来を築く事は出来ないと思うのです。彼らは新しい
物を作る事への恐怖を覚えているのでしょうか? 古いものだけで満足だという
ような諦めの姿勢を、彼らの働きぶりには感じざるを得ないのです。
話が変わっちゃって恐縮なんだけれども、
「日蝕」をフランス語とかで訳して出版しているけれども、
あれって必要なのかな? 疑問。
正直な話、今いる作家で興味のある作家の本を
ハードカバーで(新品で)そろえようなんて暴挙を起こしたら、
お金がいくらあっても足りないね。そういう意味でもブクオフで廉価で
買える意義は大きい。読んでみないと作品の質は評価不可。
そして、評価するには多読は必須。
個人的評価の高い作家は、まあ、新品でも買いますよ。
>>233 出版業界に必要な教養が激しく足りないと思われ。
まともに本を読んでいるのは少数かと。
ところで日本には図書館が少なすぎるそうですよね。純文学作家が生活苦に追われる
要因として、そういった面が確実に関係している気がします。はっきりした数値も
何かの本で読んだのですが、書名が思い出せないので提示できません。確かドイツや
フランスと比べると日本の図書館の人口に対する割合は数分の一以下だったと思います。
ちなみに僕の産まれた町には図書館はありませんでした。書店すらない田舎だったんです。
なんか気になって眠れないのでまた起きました。
かきわりさん
>このブクオフ問題ですが、出版業界に対して有理な解決策はないとおもわれます
この国の書籍の流通制度ってかなり特殊だしこの機会に、攻めの姿勢でいままでの
陋習を破壊してみてはいかがでしょうか?
その攻めの姿勢で、出版社が共同でブクオフをつくるという動きも実はあります。
利潤はもちろん作家さんにもまわるという仕組みです。
>>233工藤さん
かれらは、アルバイターです。自分の職業について考えたりすることが
ない人たちです。働いているときも思考停止状態でしょう。
終わって遊びに行くことでアタマが一杯な人たちになにを提示しても無駄。。。
>>234世紀のétudiante さん
とてもよくわかります。わかるだけに。。。むむ。。。
>>234 日本の図書館設置数倍増計画、がもしあったなら、賛同して下さいますか?
>>238 もちろん。郵便ポストよりも大切なものです。
よい図書館でも、中身が伴っていない例もあります。
よい司書を雇うことも大切かと。
そういえば僕の母親は古本が大嫌いな人でした。「誰が読んだかわからない」からと
言って毛嫌いしていました。10代の頃に買ったという「嵐が丘」や「風とともに去りぬ」
を、30年経った今でも大切に持っているのです。だから僕も上京するまでは古本を
買ったことがなかったんです。そもそも隣町にちいさなお店が一軒あるだけでしたから、
買える本もなかったんですけれど。僕が実家にいた頃に買った宮沢賢治や寺山修司の
本は、どこにでも持っていってぼろぼろになるまで何度も読み込んだので、古本屋に
売れる状態ではありません。そういうのが理想的な本との関係のような気がします。
都会に住むようになって金さえあれば何でも買える環境のなかで暮らしている
現状ですが、そのかわりに何か大切なものを失ってしまった気がします。
>>241 その生活で得たもの、気づいたこともあるはずです。
今の自分の生活を真摯に受け止めて、生活するしかありません。
失ったものは帰ってこないのだから。
漫画を読みたくて親に買ってもらおうとしたら1000円しか出せないといわれて、
僕は、表紙に超人がいっぱい描かれた『キン肉マン』の14巻と、女の子が可愛
かった『ウィングマン』の7巻を買ってもらいました。それもぼろぼろになるまで
読んだのです。他の巻がないからストーリーのつながりなんて分からなかったです
が、前の巻までのあらすじを読んで、自分でそこから想像してそこまでの分を描い
てみたりしました。思えばあれが創作をはじめたきっかけだったのです。
つまり、工藤さんの云う様に良書を繰り返し読むことが大切でもあるのだ。
忘れてしまったものの再構築だよ。
出版不況で純文学作家が限られてくれば、良書を書く良作家しか残らないから、
彼らの本を飽きるまで読めばいいのだ。
>>242 なんていうかそういう貧乏だった子供の頃の希求心を失わずに
生きていきたい気がします。たまに車で連れて行ってもらえる隣町の
書店以外には本を読める場所がなかった当時の僕にとって、親からもらえた
なけなしのお小遣いで買ってもらった『キン肉マン』の14巻と『ウィングマ
ン』の7巻が、読める本の全てだったのです。まだ小学生だったその頃は、
小学校の図書室にある活字本を読むことはなかったので、そっちを読んでいれば
もっといい読書生活を送れていたこととは思いますけれど。
>>244 よく考えてみたら、書籍に親しむ事が出来る今の日本の世の中の
あり方そのものが、世界的にも歴史的にも恵まれた環境なんですよね。
読書どころか今日食べるものにも困っている国や、気を抜けばいつでも
殺されかねない時代と比べてみると、平和な日本に安住しながら自分の
著書が売れないなどという理由で自殺するなんてのは馬鹿げた生き方の
ようにも思えます。甘えていてはいけないんですよね。僕も働きます。
がんがってください。そろそろ出かけます。bye
248 :
吾輩は名無しである:02/11/19 09:39
腰を折って申し訳ないが、ちと疑問。
「世紀の?tudiante」さんって女性ですか?文体からすると男性のように
お見受けするのですが、なぜに女性名詞を遣っているのかと?
249 :
吾輩は名無しである:02/11/19 09:42
げ、eアクサンテギュが文字化けしました。すまん。
書くことで救われたジュネ.書くことで貶められたソルジェニーツィン.
書くことで神格化された三島.書くことでボコボコにされる大江.
私はできれば後者でありたい。
251 :
吾輩は名無しである:02/11/19 10:21
デイヴィッド・カッパーフィールドなんて、昔からだれも知らないんじゃないの
知ってるって知識人ぶってるのは春樹だけじゃ(WWW
ハリポタが売れているのを見れば分かるように
一般大衆に売り込むにはCM、メディアミックスが不可欠だと思う。
新聞の隅の方や電車の中吊り広告だけじゃPR不足なんじゃない?
なんとなく箔があるように見せつつ読みやすそうに見せる・・・・・・
それをハリポタのような悪書でなく良書に対して行えば新規読書ユーザーを獲得できないかな?
253 :
吾輩は名無しである:02/11/19 10:29
ハリポのおかげで本を読む人が増えた。
そのくらい認めようよ。
きっかけとして良書だ。
同意。純文学はもっと売り込めばいい。所詮この世の中はサブリミナル
で成り立っているのだから。売れる売れないなんて戦略の結果でしか
ないのだから。結果それがまた違った枠組みを生んだとしても、文芸誌
があるじゃないか。大衆に向けてかかれない文芸雑誌ならば、むしろ
「文壇」を囲い込むことの特権性を、メディア戦略と平行して行えば
よいのだ。
逆に訊くけど、自分の評価しているマイナーな作家が、突然100万部突破の
ベストセラーになったからって、それが嬉しいかな?
二足の草鞋を履かないで作家専業でやっていける奴が、必ずしも良い作品を
書いているわけではない。部数なんか関係なく、副業をやってでも自分の
作品に入れ込める作家がいて、作品が良いのであればそれはそのままでも
いいような気がする。その人が流行作家になる必要はない。
単なる市場の数字に対してどうこういっても仕方ないんじゃないの?
ブックオフだって、市場としてそういうものがある、というだけで、
それが作品自体の評価を変えるわけじゃないし。
ただし問題は、そうなると新規事業開拓(つまり新人作家発掘)が滞ったり
するということであって…^^;
ところで、こういう話になると必ず「良書」なんていう論が出てくるが、その
「良」に絶対の基準はない。要するに自分の態度一つで変わるものでしかない。
自分の「良」を市場に押し付けることはできないが、逆に市場側の流れに
よって自分が「良」と思うものが潰されていく、それに対するいらだちが
「良書を守れ!」論になるのだと思うが、不毛な論。
世界の改革者たらんとすれば、まずひとりの発掘者たるべし。
>>251 別に誰もが知ってなくてもいい。ただ英文科の学生がディケンズや
「カッパーフィールド」を知らなかったり、知らないことを恥ずか
しいとも思わないことのほうが問題。つーか、いまの学生って何の
ために英文科に進むのかね。文学を勉強するためじゃないよね。英
語の勉強のためなのか。
我が敬愛するジェイムズ・ジョイスセンセーでさえ、後年パトロンを得るまでは
ベルリッツの教師や銀行の出納係をしながら執筆活動を続けたのだ。日本の凡百
物書きどもが作家稼業のみで生計を立てようなんて百年早いのだよ。
258 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/19 11:55
スレ違いになってしまいそうですが、『トム・ジョウンズ』好きな人、いますか?
あれって岩波文庫版は品切れ中ですよね。僕は前に復刊された時にどうにか買った
んですけど、小説らしからぬ饒舌体に驚いてしまいました。だっていきなり作者の
作家論から始まる小説なんですよ。すごいですよね。モームの『世界の十大小説』
を読めば分かる事だとは思うのですが、フィールディングの文学的立場はどのような
ものだったのでしょうか?
パトス氏。工藤の攻撃コピーなんて案を、真に受けちゃだめだよ。
工藤は脱会して創価の親に悪魔と呼ばれて、ルサンチマンにまみれているから・・・。
それと工藤はまじめに完全統制国家を夢見てる人だよ。
まあ見てると面白いし、キライじゃないんだけどね。
260 :
かきうり ◆ZiH72UKNYw :02/11/19 19:29
261 :
吾輩は名無しである:02/11/19 19:32
ixion ◆ySh2j8IPDgさんて、なんか当たり前なことしか言わないんですね。
今休憩中です。
>>259さん 攻撃とまではいかなくても、作家さんから
「転売禁止」をオビに入れて欲しいとの要望も実際出ているんです。
その人に「出版社がブクオフをつくったらいい」という話をしましたら
居酒屋で首を締められました・・・。
かきわりさん→かきうりさん
名前を間違えてしまい大変失礼しました(汗)。
>>261 それは、ここの連中が当たり前のことすら知らないから。
>>255は、ここで50レスくらい費やさないとすまない
議論をかなり手際よく纏めている。
264 :
吾輩は名無しである:02/11/19 19:52
そんなに過酷な状況だとは思えないな。
昔の人と比べたら、よっぽど楽になってるよ。
196 名前:弱小おじさん 投稿日:02/11/19 02:16
についてですが、
>編集者のレベル低下も問題だと思うよ。
>文学なんて読んだことなくて、ノリがよくて
>要領がよくて噂話が好きな奴が増えてきてる。
>きっと採用試験での「頭でっかちはいらない」「オタクはいらない」
>って風潮が原因の一つだと思うんだよね。
>受験者もそんな奴ばかり。
これについて一般書籍板で下のように言っている方がおりました。
>昔なら上のような奴でも、例えば、モームの挙げた世界の十大小説の
すべてとは言わないまでも、7,8冊は必ず読んでた。
>それが今じゃほんとノリだけのタレント好きって奴ばかり。
(つづく)
文芸編集長の質の低下といわれている原因のひとつは、ひとつの部署に
じっとしていられないという会社の体質もあります。
大手になるほどこの傾向は強いです。
昨日までマンガの部署にいた人が今日から文芸をやれといわれる。
ようやく腰を落ちつけて小説を勉強しはじめたら一年後には
髪型のファッション雑誌に飛ばされる。
意義をとなえると「なにごとも経験だから」と言われる。
これではよい編集者が育ちにくいのもうなづけると思います。
267 :
吾輩は名無しである:02/11/19 20:49
ま、入社後に勉強している時点でそいつはクソだ。
小林秀雄と藤枝静男との問答にもあるように
個人作家の全作品に目を通して初めてその作家について語る資格が出てくる。
本来的にはそのくらい厳しい世界だろ。
読者や作家よりも無教養な編集者が切り回して良書が出来るわけが無い。
268 :
吾輩は名無しである:02/11/19 21:08
古本屋って発掘する楽しみがあるんですよね〜。
差異化をはかるために、新刊本にはおまけをつけたらどうでしょうか?
作者のポスターとか。いらねえか。。。
突然ですが、たとえば『trainspotting』が映画/小説として世界的
に大ヒットした93年。英国スコットランドのエディンバラという街が
「世界地図に載った」といわれるほどの、大ヒットぶりだった。
エディンバラを描いた小説、いあゆる「菜園派小説」といわれるような
ものがスコット、スティーブンスン、コナン・ドイル、ルイス、あるいは
ディケンズもそうかもしれないが、19世紀から連綿と続くこの街を舞台に
した小説、この街から巣立った作家等による歴史的名作が数多く存在
するというのに。93年にいたるまでスコットランドのエディンバラは
「世界地図に載」ってもいなかった。しかし、一つの作品から数ある
古典が接触してきた舞台が、一躍世界の白日の下に晒される。
こういう経緯だけとってみても、僕は非常にロマンを感じる。
ただのロマンですけどね。
だから文学作品が売れて欲しいと願うのは、客観的にまったくの
フィクションからこうしたロマンが生まれることを期待してのもの
です。だから、なにが「良書」かということではなくて、そういう
局所的でもいいからなにかのきっかけで古典が大ブームになるという
ことがあれば大いに興奮するでしょう。
実際、英国では古典がリバイバルヒット(死語か?もしかして)
を遂げて売り上げチャートの一位にあがるということがある。
水村美苗と高橋源一郎の対談で話していたことですが、
そういうことが日本ではまずありえない。日本で古典が売り上げ1位に
上るなんてことはほぼ確実にありえない。ここにロマンを感じるという
わけです。ただ探検家ではありたいは思う。でもそれと平行して
こういう俯瞰する他者としての自己もまた同時に存在する。
そこに自己同一意識を見いだす必要性は必ずしもないのではないか。
今日アマゾンを見に行った。知ってたけど、新しい中古本コーナーはヤフオク的ブクオフ的で画期的だね。
勝負ありだね。あそこでばかり買い物しそうな気がする・・・。
ところでパトス氏。ちょっと前に書いたレスの最後の質問、教えてください!
諺程度のアィディアなんだけど・・・
1.純文学の国内マーケットは縮小の一途。→海外で売れる作家を育てる。
2.流通の見直し。→オンライン販売兼オンデマンド販売による流通コスト抜本的削減。
3.本屋人来ない。→音楽映画ゲームと抱き合わせて販売。広義のソフト屋に変える。
4.本はアナログ。→モバイルで読める文庫、みたいなデジタルコンテンツ化を促進して
製造コストの超抜本的削減を図る。
あのね、普通に時代を見通せる人は、出版社が今の形態のままでは生き残れないことは
気づいてると思うよ。あなたが目の敵にしているブックオフも、本で儲けられるのはそんなに長くないと思う。
近い将来に、
情報の鮮度が重要な使い捨て雑誌群と、一部のベストセラー小説だけが製本化。
純文学や、資料的価値の高い学術書は、デジタル図書館で全国民が共有。
みたいな時代が来るのでは?
ところで、純文学で飯を食ってる作家って何人ぐらいいるか教えて。
271 :
吾輩は名無しである:02/11/19 23:41
百円ショップで100円で、かなりな本が買えるの知ってる?
出版社は生き残りたかったら、中国の印刷所で製本して
100円でバンバン新本を出すんですね。
ビールが高いのでケチって発泡酒を飲んでる庶民が
1000円も2000円も3000円も出して、一回読めば古本屋に売りたくなるような
純文学の本など買うわけありません。
ペラペラのソフトカバーでOKですよ。
中国の本を一度買ったこと在るけど、ビニールめいたペラペラ表紙だったけど
これで十分とおもったよ。読みやすいしね。
ハードカバーの、何千円もする本はもう終わりの時代だよ。
出版社さん古い体質のままで作家もろとも路頭に迷わないように
しっかり現状を把握しましょう。
皆さんのような高級取りばかりじゃないのですよ。
272 :
吾輩は名無しである:02/11/19 23:55
>>271 そうかなぁ。
ドストエフスキーの豪華装丁版を見たことがあるけど、
やっぱり家に飾っておきたいような気にさせてくれる。
文庫よりもハードカバーの方がいいと思っている人も多いのでは?
製本コストを下げれば良いという問題じゃないのね。
缶ジュースと一緒で材料費自体は国内生産でもタダのようなものだから。
あくまで流通コストや品質管理といった経営上の問題。
、、、なんか出版社が喰えない、と言うべきところを作家が喰えない、
などとすり替えてるな。筆一本で生きる専業作家なぞ、いつの時代でも、
どこの地域でもほんの一握り。喰えないからといって悲観する程度の
「自称作家」なぞ、目障りになる前に勝手に死んでくれても結構。
出版業界は流通や再販制等、問題山積。疲弊しきっているわけで、ブクオフ
敵視以前にすべきことが山のようにあるだろ>パトス氏。大手なら尚更。
というか、ブクオフ潰したら、そして誰も読まなくなった、となるだけ。
ブクオフや図書館恨む前にそっちをなんとかしれ。
それにしても、またか、とウンザリなのが、書籍に対する「敬意の欠落」云々。
人目につくところで堂々と改装やったりするブクオフの体制には確かに
違和感はあるものの、奇妙な精神主義で祭り上げることにここまで無批判な
サイドにも違和感がある。大手編集者にはありがちだけどね。
本をモノとして扱うことを拒絶し、出版サイドの信念などという実体なき
怪しげなものを称揚するのみならず、それを流通させようなどという発想
そのものが、押しつけがましい。そういうものあくまで読者サイドが
仮託するもんであって、版元に強要されるもんではない。版元に出来るのは
パッケージを可能な限り魅力的に作りあげるまでだろが。良書幻想で
思考停止している愚劣さは、ブクオフのバイト店員より遙かに劣る。
もうひとつ。大手なら、ブクオフ台頭によってイタイのは、そもそも長き
に渡って不採算部門の純文学などではなく、マンガと一般書籍だと正直
に言うべき。ここらへん隠蔽しての議論には極めて意識的な欺瞞を感じる。
知と文化の権威を笠に着て、その守護者然として登場、純文学を救うため
と鼓舞してのブクオフ叩き、、、という本スレにおける安直なキャンペーン
の展開もまた、「会議」とやらで決議されたプロパガンダの一方策なん
だろう、と考えたりすると、激しく鬱になる。。。この滑稽さにも関わらず
グロテスクで笑えない。が、このスレでも大多数の賛同を得られない、という
というのは、皮肉ではあるが、救いかも。
ちなみに自分はブクオフとは無縁、それどころか版元サイド。だが、
現状の出版業界なぞ一気に淘汰されてしまえ(いや、淘汰されてしまうに
違いない)、と思っているんでね。
読者としては、日本の純文よりリスク&稀少度の高い翻訳と研究書・評論
の類だな、買うのは。前者の数打ちゃ当たる式から数多い雑魚をよりわける
には、ブクオフは今や必須アイテム。
276 :
吾輩は名無しである:02/11/20 00:23
本の購入は
決して金銭だけの
問題ではありません。
(一読者の思い)
277 :
吾輩は名無しである:02/11/20 00:43
文藝春秋社、集英社、講談社、集英社。
これら大手出版社が潰れると
文芸誌への掲載料や各新人賞や文学賞の選考委員で糊口を凌いでいた作家が
壊滅的なダメージを受けて文壇は崩壊するだろうな。
面白いから試しに潰れて欲しいものだ(w
ま、潰れないまでも不良部門である文芸部門はさっさと廃止しろと言いたい。
だいたい、文芸誌にたわ言を書き連ねている人間の本(のようなもの)
を出す暇があったら過去の名作をキチンと出せ。
売れ行き自体は大差ないんだから。
ともかく、最後は売れない作家は消える。出版社も淘汰される。
古本でも売れるうちはブクオフもなんとかやれるが、本そのものが魅力を
失えば、ブクオフもきびしくなる。
文学ということでいえば、市場に評価され必要とされるものはメディアの形を
変えることはあれ、残る。
別に文学や小説を特別視しなくてもいいと思う。その他の商品といっしょで、
売れなきゃ消える。食えない作家は副業するか、転職してください。
いい本で、本離れをしている人たちもひきつける内容なら、勝手に生き残るさ。
それができない作家はほんとにいい本を書いてるっていえるの??
時代がそれほど本を求めないなら、その範囲で出版社も縮小されるし、
本を求める時代になれば、出版社も増えるし。
最後にブクオフで買うか、新品買うか、いい本か買う必要ない本か、
売れる作家、売れない作家、、それはみんなその時代の読者が選ぶんだ。
279 :
吾輩は名無しである:02/11/20 00:47
百年前と比べたらまし。
ちなみに、私は、好きな作家だったら、発売日に新品を買いますよ。
新品で買う気になればみんな買うでしょ。
ブクオフを叩く前に、その値段で売れる本を作るか、そういった内容を書ける
作家を見つけるか、もしくはどんなことをしてでも値段を下げてみてよ。
作家の擁護より、読者を擁護したほうがいいよ。
何度もいうけど、高い本でも、その値段に見合う価値を購入する側が
見出せれば、買いますよ。
読者離れ?そういう時代でしょ。時代をうらみますか?あなたは企業人ですか?
<1さん。
281 :
吾輩は名無しである:02/11/20 01:58
正直な話、新潮社、集英社、文芸春秋社、角川書店といった大手出版社が潰れも
悲しくもないし、困らない。
講談社は…文芸文庫と学術文庫がなくなると困るという程度。
それでも他社企画が殆どで版権を買い漁ったぐらいの企業努力か。
大手と言われる出版社の文化に対する貢献度なんて現時点では殆どゼロでしょう。
ま、小説本は面白ければ5〜6000円位までなら出しますから
その値打ちのある本を出して下さいよ、出来るのなら。
ブクオフはそれなりに使えなくも無い・・・と思わんか?
今、仕事が終わって帰って来たところです。皆さんのホンネの熱い書きこみ
嬉しく思います。どうしてもレスが遅れ気味になってしまいますが、
許してください。
>ところで、純文学で飯を食ってる作家って何人ぐらいいるか教えて。
まず、ジュンブンとエンタメの境が最近、はっきりしなくなりました。
それから、小説だけで飯を食っているとはいっても、講演をしていたり、
エッセイを書いていたり、他の収入に助けてもらっている作家さんも
多く居ます。ですので定義づけは曖昧ですが、私個人の勝手な集計で
言わせていただけるなら、エンタメは千人にひとり、ジュンブンは
三千人にひとりくらいしか、純粋に書くことこみで暮らしてはいません。
書くことこみ→書くことのみ
それから、小説がメインカルチャーと言われる所以、たんに理由もなく
会社も先生先生と持ち上げているわけではなく、その仕事の素晴らしさ、
深さを、私はいち編集者として守りたいと考えています。
一度全部潰れればよい、そうおっしゃった方もおり、正直私も、
そうかもしれない、波には逆らえないのだ、と弱気になることが
あります。でもCDの違法コピーを放っておけないように、
文芸のマーケットが無法地帯になってゆくのを、黙って見ているような
無責任なことはできないのです。
私はたまたまブクッオフのスレッドを立てて意見を伺いたかったのですが
勿論、すべての問題がブックオフに集まっているとは思っていません。
ブックオフはあくまでも今の時代の文芸の衰退の一角なのですから。
>>274-275 うーん刺激的で面白い。「良書幻想で思考停止している愚劣さ」はその通りだよね。
>知と文化の権威を笠に着て、その守護者然として登場、純文学を救うため
>と鼓舞してのブクオフ叩き、、、という本スレにおける安直なキャンペーン
>の展開もまた、「会議」とやらで決議されたプロパガンダの一方策なん
>だろう、と考えたりする
微苦笑。でもほんとに「遠吠えパトス」がプロパガンダキャラだとしたら、
失笑ものだね。ま、オレ的には、その程度のフィクションすら提供できず、
本当に純朴に書き込んでいるからこそ、事態はもっと深刻・・・と思うが。
パトス氏、「CDの違法コピー」のように「文芸のマーケットが無法地帯に
なってゆく」というのは、まったく誤った認識だよ。日本は世界に比べて
純文職業作家の比率が高い(と文藝春秋のホムペでもこのあいだ誰かが言っていたね。)
逆に質は低いよね。淘汰されるのは自然。
作家の優れた仕事を本当に守りたいのなら、積極的に海外マーケットへの輸出を考えるべき。、
バナナや春樹でもあれだけ通用するんだからね。「日本でいい作家を育てて世界へ売る」みたいな
やり方は不可能なの? この国は沈むから国内マーケットは期待できないと思うんだけど。
>>286 日本語→英語の翻訳が上手い奴がいないんじゃない?
日本人て英語を読めても話したり書いたりできないから。
話す面では身振りやだいたいの意味が通じればなんとかなるが文学じゃある程度まともじゃなくちゃ駄目だろ。
こういった時こそ職のない文学博士号持ちの出番なんだけど(笑)
日本文学の海外での需要なんてたかが知れていると思う。まず国内から
何とかしなけらばならないのでは?
>>288 まあその通りなんだけど。オレが270の2,3,4で挙げた方向性は、今の再販制度を含めた
出版業界のあり方に対して、解体的に働くと思うのよ。だからかどうだか、パトス氏も乗ってこないしね。
唯一現状の体制を維持しつつできるのが、1の海外進出だと愚考するわけよ。
世界レベルの作家がそんなにいるとはおもわんが、加勢大周が台湾で売れているみたいに、辻ジンセイなどを
アジアへ輸出するっていう線はどうかな?などと。
そんなことしたら日本の恥という意見もあるだろうが、芥川もとったし本も売れてるし
すでに十分恥ずかしい国だし。
291 :
吾輩は名無しである:02/11/20 15:50
>>290 なんでそこで辻なんだよ?
他にいい作家いくらでもいるだろ。
福田が翻訳事業として既に行ってることでもあるから、
目新しいアイデアでもないし。
292 :
世紀のétudiante:02/11/20 15:56
>>274-275 まさにその通り。石原がどっかで書いてたけれども
今に日本の純文学作家のレヴェルは落ちていると思う。
わざわざ新刊をハードカヴァーで買う気になる作家は稀少。
翻訳書や研究書に古典ぐらいでしょうね、今買っても損しないのは。
>>255 良書の「良」に絶対の基準がないのは当たり前。おおよそ読書に絶対の基準は無い。
自分が良と思うものは、たいてい他人も良と思っている可能性が高い。
但しそれはある一定の教養が必要である。
だいたい、ハリポタしか読んでいないヴァカ学生と勤勉な文学部の教授とじゃ
基準は当然違うから。でも、良といわれるものには必ず多くの人を良と云わしめる
パワーがあるわけで、その辺りはわかってもらいたいと思う。
>世界の改革者たらんとすれば、まずひとりの発掘者たるべし。
これも、うまいようで当たり前のこと。自分の求めるいい本はブクオフで買おうが、
新刊でハードカヴァーで買おうが良書なんだから。良書の発掘機会は多い方がいい。
ブクオフで安く本が帰るから、より多くの読書が出来るわけでそこを評価したい。
>>248 非常にいい質問。それにはいくつか理由があるけれども、ひとつだけ言うと
自己を中性化させて書き込みをしたかったため。
気付く人ならétudianteが女性名詞だと気付いて書き込んである内容が
男っぽかったらちょっと想像して、レスをもう一度読んでくれるかもしれない。
そういうこととか、色々あるけれどもスレ違いなのでこの辺りで止めます。
>>290 辻は確かにフェミニ賞高なんだかを受賞しているけれども・・・。
他に誰かいない? 春樹、龍、大江、ばななとか色々いるじゃん。大江とか。
平野の輸出は謎だがね。
294 :
吾輩は名無しである:02/11/20 16:07
>>293 春樹、龍、大江、ばななは既に輸出済みですよ。
>>294 もう少し戦略的に、本腰を入れて、という事です。
296 :
吾輩は名無しである:02/11/20 16:27
芥川賞が、電波作家の柳ミリや元歌手の辻、町田。
怖いもの見たさに正規料金は払いたくない。よってブクオフ。
もう、「文学」として売り出されるモノを信用していない。
10年、20年たっても読み継がれるような名作じゃないのではないか?
って。実際、読んでも話題性だけって感じでピンと来ないし、
出版社&編集者を信用してない。何度騙されたか。
だったら「世界名作全集」みたいのに金出した方がいい。
こっちは正規料金で買って揃えている。
>>296 わかる。そういうことが云いたかったんだ!
漱石、鴎外、芥川、太宰、三島全集を全て所有しているので
現在の下らない作家にやる金などない。もう十分だ。
>>291 アフォアフォ大衆にアフォアフォ本を買ってもらわないと、出版社がペイしないという
コンテクストで言ってるの。きみも良書幻想?
>福田が翻訳事業として既に行ってることでもあるから、
>目新しいアイデアでもないし。
あれって国家的事業なんじゃないの? しかも福田だけじゃなく5人ぐらいで選んだんでしょ。
福田個人が批評家として、次々に世界へ日本文学を売り込んでるとしたら、
それなりに「目新しいアイデア」だと思うが。
ま、あいつの見識を世界が信用するかは大いに疑問。
>>298 えすさん、がいじんのほんもよんでください
301 :
吾輩は名無しである:02/11/20 16:49
てゆうか、今の日本でドストエフスキーとかの全集を正規料金で
買える? 無理じゃないかな。もう発行してないんじゃないか?
302 :
吾輩は名無しである:02/11/20 16:50
>>299 良書幻想もなにも、出版社が商品価値の無い文芸事業を行ってる理由を
考えた上で発言してください。
>>300 言われなくても読んでるわい!!とにかく辻の本だの、柳の
ハードカバーが大手書店の店頭に並ぶ日本文化は末期症状を
呈してるとしか言いようがないと言いたいのよ。出版社は
何を考えとるんじゃ。
304 :
吾輩は名無しである:02/11/20 16:53
>>299 良書幻想ってどういうことだよ! 世紀のétudianteの言う良書か?
それは違うんじゃないのか?
あくまで、一般に言われている良書のことだろ?
意味不明なレス。帰って練り直しなさい!
305 :
吾輩は名無しである:02/11/20 16:54
>>303 わかったから、もっと建設的な議論をしなさい。
現代作家はなんで本を出しているんだろう。彼らは古典と自分の本との
境について何を考えているんだろう。。。
と考えると、現代文学のほとんどは古典というものから全く乖離して
いるかのようでその實、古典の引用なりモティーフを十二分に活用して
物語を書いていると思う。現代文学は、古典の「解説小説」と呼ばれて
相応しいのではないだろうか?と。現代文学ってその都度、「一回限り」
の読み捨てられ文学、文学を「文学」として「思考」するための文学。
それは「思考」という形式による小説であり、現代に生きる私たちが
彼らが取り入れる通俗的な文章に鏡像としての「現代」を見いだす
ことと、通低してそこには「古典」に対する「思考」が現在的に
流出しているのではないか、と。僕はつまり現代文学というものを
「解説書」のように、思考の手助けとなるようなものとして、
「作品」というよりは、インターネットの掲示板を読むように、
読み捨てられ、書き捨てられていく、「文章の無駄遣い」のようなもの
として読んでいくことにする。物質としては「紙媒体」のみだし、
エコロジー的にも比較的、無害だし、文章こそが書かれて読まれうる
べきものそれそのものである厳然たる事実にしたがって、まず「読む」
こと。次に「思考」すること。その先に「古典」があればそれで十分だと
そう思う。
>>292 >非常にいい質問。それにはいくつか理由があるけれども、ひとつだけ言うと
>自己を中性化させて書き込みをしたかったため。
非常に幼いレス。それにはいくつか理由があるけれども、ひとつだけ言うと
自己を中性化させて書き込みをしたいなら、わざわざ女性名詞で書き込む必要がないため。
自分のレスにわざわざétudiante=女性名詞という差異を示し「もう一度読んでくれるかもしれない」
という自己顕示欲の発散に使用しているため。しかもそれを自己を中性化している行為だと
勘違いしているため。
304はちょっと怒りっぽいね。
>あくまで、一般に言われている良書のことだろ?
>意味不明なレス。帰って練り直しなさい!
そんな啖呵を切らなくても、ちょっと発言を遡れば274が
参照元だってことがわかるのに・・・イタタタタ
ま、文学板は女(=美香)であることが、異常な磁場を形成してるから・・・
とがめるつもりはなかったのだよ。オレも女だし。
311 :
吾輩は名無しである:02/11/20 17:33
ここは、ざつだんすれでは、ありません↑
313 :
吾輩は名無しである:02/11/20 17:38
芥川賞を、辻とミリにやった年。
自分はあの年に、日本の出版界を見限った。
もう古典しか買わんとね。
最後の良心を信じていたのに、
ロック歌手に在日&左翼読者狙いの話題作りダブル受賞。
あれから何年?
辻の今の作品、ミリの今の作品、カスばかり。
金払って読むような日本語にさえなってない。
文学を破滅させたのは、業界の人たち自身でしょ。
今みたいな出版社や本屋は本当は必要ないんだよ。本っていう形態は間違いなく廃れるし、
小説を書く作家と、エンドユーザーの読者さえいればいい。媒介するメディアは必要だけど、
今みたいに価格の90%を流通段階で搾取するなんてのは、暴挙だよ。どう見たって。
315 :
吾輩は名無しである:02/11/20 17:56
316 :
吾輩は名無しである:02/11/20 18:06
>>314 禿胴衣。流通改革、出版改革を激しくキボン!
317 :
吾輩は名無しである:02/11/20 18:13
>本っていう形態は間違いなく廃れるし、
廃れるわけねーよ
319 :
かきうり ◆ZiH72UKNYw :02/11/20 18:17
>>314 1さんにとってはきつい意見だけど、正しい意見とおもわれ
320 :
吾輩は名無しである:02/11/20 18:18
紙がなくならない限りは廃れないだろうね。
321 :
吾輩は名無しである:02/11/20 18:18
文学の新刊本なんかいらないのに
322 :
吾輩は名無しである:02/11/20 18:21
323 :
吾輩は名無しである:02/11/20 18:22
>>323 それはおかしいだろ。自分でもわかると思うけど。
325 :
吾輩は名無しである:02/11/20 18:24
326 :
吾輩は名無しである:02/11/20 18:25
うんこがしてえよお
328 :
吾輩は名無しである:02/11/20 18:26
つか、ブックオフ関係ないんじゃないの?
つまんないから売れないだけで。
ハリーポッターとか売れたじゃん。
不況だから売れないのさ
漫画も売れなくなってるのに文学が売れるわけねぇべ
330 :
吾輩は名無しである:02/11/20 18:30
ブクオフが僕らに教えてくれたことは、
世の中には100円でも売れない本がいっぱいあるってことさ!
カフカも売れたじゃん。
>>328 一般書籍板逝け! って言われたいのかな? ネタ?
でも、まぁ、出版業界は十分反省すべき点があるよ。
ハリーが売れたのは、最近の学生は本を読まない
とか何とか云って、高踏的な態度をとってきた出版業界の言い分を
十分覆すものだね。
学生の活字離れと云うのは出版業界の云い訳だろうな。
メールとか2ちゃんとか、活字に触れる学生は多いと思う。
問題は、良書を多く出版できなかった出版業界や作家にある。
活字離れ論は、次数の多いカフカやハリーの売り上げで覆されたから、
残りは中身だよ。問題は。
333 :
吾輩は名無しである:02/11/20 18:36
ここ数年で文芸誌がいろいろ廃刊になったけど、
あれらが売れなかった理由とブクオフとは直接的には関係なかった。
新刊本が売れない理由は……?
334 :
吾輩は名無しである:02/11/20 18:37
100円あれば・・・
牛乳一本=カップ麺1個=乾麺2個=ケーキ1個
が買えます(某100円ショップ)。
皆さん、駄本を買う前に食料を買おう。
335 :
吾輩は名無しである:02/11/20 18:37
経済がしっかりしてないと文化は育たない
これ常識
336 :
吾輩は名無しである:02/11/20 18:38
100円ミステリ買えよ
337 :
吾輩は名無しである:02/11/20 18:39
338 :
吾輩は名無しである:02/11/20 18:39
100円ケーキなら買う
339 :
吾輩は名無しである:02/11/20 18:41
ケーキうまー
340 :
吾輩は名無しである:02/11/20 18:42
341 :
吾輩は名無しである:02/11/20 18:49
>>340 へーダイソーでねえ。知らんかった。で、売ってるのは
ミステリだけなわけ?ブックオフの他にブックマーケット
ちゅーチェーンもあるんだけど、皆さん知ってた?
342 :
吾輩は名無しである:02/11/20 19:04
なるほど。このスレをみて感想を書きたくなりました。
出版、作家の生き残り、ブクオフ叩き、いろいろありますが、
結局は市場が、読み手が、お客さんが、その本の価値を決め、
新しいのを定価で買うか、100円で買うか、決めてるんですよね。
作家(出版社)の生き残りや、紙をメディアとした本そのものの生き残りも
含めて、お客さんが全部きめるこった、って思いました。
出版社もブクオフも、お客さんのことを考えて、中古だろうと
新品だろうと、いい本を見合った価格で出していくんだなぁ。
当たり前のことを書いて、なんか申し訳ないですが。。
ただいま帰りました。
みなさん書き込みありがとうございます。
私にとっては読むのも辛いご意見が沢山書かれています。たとえば
>>343 さんの意見ですが、まさにそのように堕落してきたからこその
現在の体たらくなのです。お客様主義といえば聞こえはいいですが現状を打破する
意欲を最初から失っている社員が出版社に多いのも現実です。
作家と市場、出版社と市場の正常なメカニズムが機能しなくなる新商売が
はびこることで、文学(と、あえてこの板なので言わせていただくと)
の衰退に加速がついている現状について、「自分とは関係無い」と(つづく)
斜に構える人たちが出版社の内に多いです。
本当にこのまま苦しくなってゆくほうが、よいのでしょうか?
袋小路に行きつけば、自然発生的になにかが生まれ、出版界の機能も
いちばん現実にふさわしい何かに形を変えてゆくことになるのでしょうか?
私はどうしてもそうは思えないのです。壊れたまま消えていった文化は
今までにも数多くあります。この板のみなさんのご意見を拝読し私自身
一個人としてなにができるか真摯に考えていきたいと思っています。
がんがれ!!
347 :
吾輩は名無しである:02/11/20 23:24
終われや終われ。。。。くすくす。。。
349 :
吾輩は名無しである:02/11/20 23:38
昔は、編集者と作家が二人三脚で作品を作っていたような感じが見える。
出版社も編集者も、作家や作品を育てる力も時間も金もあった。
いい作品を出して、読者を啓蒙し育ててもいたのだと思う。
今は、それができない→粗悪品を話題で売る→読者呆れる→
読者活字離れ→売れなくなる→経営苦しくなる→益々余裕がなくなる
→一発屋でもいいか→無限の悪循環
みたいな感じになっているように見える。
でも、経営が苦しいのは出版界だけじゃない。
短期計画だけではなく、中期、長期展望も含めた計画を立てられない
企業が淘汰されるのは当然で、申し訳ないけど、殆どの出版社が
消える運命じゃないかと思う。
350 :
吾輩は名無しである:02/11/20 23:58
大富豪の協力を仰ぐしかないですな
秋元康よ、大橋巨泉よ、たのむ
351 :
吾輩は名無しである:02/11/21 00:16
うーむ。
作家諸氏はかつての永井荷風翁のように、徹底した個人主義を
錦の御旗に「俗」へと堕するときがやってきたようですな。
「俗」に堕しつつ「雅」へ逢着。これ最強。
でもそうすっと金に困るか。今や「円本ブーム」は過去のモノだし。
西田幾多郎全集の発売日に行列ができたってのも今となっては伝説。
いや昔話ってか。「とっぴんぱらりのぷう」。
それならば、「安吾」的人生。まさに、「すばらしき哉、人生!」
福田和也はたとえば宮台のしんちゃんに馬鹿にされたりもして
いるけれど、福田はあれで賢い生き方を選択していると思う。
むしろ彼は「江藤淳」的な生き方よりも「荷風」的な生き方を
選択したんじゃないかな。時代を読むのが上手すぎるから。
俺も多趣味になろうかな。なんちて。
ま、宮台は小谷野敦に「教養がない」と痛いトコ突かれている
のに、それでも若者に「教養人たれ」と啓蒙するあたりに、ある
種の同情を禁じえないです。実存でものを言っているのは、あーた
ですよ、宮台さん!!
それにしても「作家」が育ちませんなぁ。。。
それを発掘して育てる側の力量も不足している今日この頃ですし。
…とすると残る道はひとつ。全国ローラー作戦。あるいは宣伝爆弾。
宣伝爆弾なら幻冬のパクリになっちまう。ローラー作戦…って。そん
な金なんてどこにも無いか…。残念無念。
書物の匂いも、紙の手触りも消えにけり。
書物の夢も灰とはなれり…かぁ。古書蒐集家の私も辛いっす。
これから次代を担う新人の発掘が厳しくなってきました。
新人を育てる環境じゃなくなった以上に、新人が出てこられなくなりつつ
あります。それなのに「小説家になるには」系の本がバカ売れしています。
私はそこに一縷の望みを託しています。
本気で作家になりたいと考えている人たちがたくさんいる。
書きたい人口→読みたい人口でもある。
小説に興味関心のある人たちがいる証しです。
354 :
吾輩は名無しである:02/11/21 01:37
話題先行で読後感が大して残らず、
さりとて再読する気も起こらないような本が
ブックオフに叩き売られるのは当たり前。
また、鮮度の良いうちに文庫化を急ぐので
ハードカヴァーの読者が買い控えたり
文庫落ちの分も上記の理由でブックオフ行きで
それに読者が飛びついてさらに売れ行き低下という負の悪循環。
大手出版社の経営陣はウスバカ揃いです。
>>353 単純にそう言い切れるだろうか。
今の若い作家志望者はあまり読書もせずにただ「作家というもの」になりたい、だけなのではないか。
自己顕示欲の延長で作家を志しては、たとえ賞をとれたとしてもその後の良作に繋がらない。
若い人が本を読まなくなったのは、国語教育の低下にも問題があるように思う。
教育がメディアの発展についていかず、取り残された結果ではと。
現在多くの現役作家が大学やカルチャースクールで小説講座を開いている。
良い作家を育てたい、という作家の思いもあるだろうが、
書くだけでは食っていけない作家の現状も大きいのでは。
>>355 言い古された論だが、正論かつ的確。
作家のレヴェルの低下は否めない現状。
無能な作家のカルチャースクールは殆ど詐欺。
作家やそれを求める読者の猛省を促すね。
>>344-345 >作家と市場、出版社と市場の正常なメカニズムが機能しなくなる新商売が
>はびこることで、文学(と、あえてこの板なので言わせていただくと)
>の衰退に加速がついている現状
>壊れたまま消えていった文化は今までにも数多く
正常なメカニズムが正常に機能してれば
新商売に付け入られるすきなどないはずなんですけどねえ。
蛆虫が湧いたらそりゃすでに腐ってるってことなんだよ。
腐ったものは虫やらキノコやらにくいつぶされて土に還るのが道理ってもんだ。
さんざ指摘されていると思うけど、
出版社、職業作家、市場、なんつーものは例えば日本では
明治以降せいぜい百年そこら続いただけの枠組でしょ?
消えてもぜんぜん惜しくない。これらの枠組みだけに
文学を生み出す動機が依存しているわけではないことは、
近世以前にも優れた文学があったことで明らか。
千年以上も前から続いている文学が、
出版の危機如きにつきあって消滅するはずがないっつーの。
>新人を育てる環境じゃなくなった以上に
あんたに育てられるくらいだったら死んだほうがいいや(w
359 :
吾輩は名無しである:02/11/21 09:47
結局読者は賢く成ってるのに、編集者と作家と経営者が馬鹿なままで
沈没きみってわけね
ようするに他人の訳もわからん妄想など誰も読みたくないんだってこと
自分の妄想は人に読ませたいのにね
360 :
吾輩は名無しである:02/11/21 09:48
ブックオフはユダヤの陰謀
>>360 創価の陰謀です。
いずれ池田大作の本ばかりが、新刊で出る時代が来ます。
362 :
吾輩は名無しである:02/11/21 10:07
売れる小説を書けばいいだけなのに。なんでそれをしないのか。
売れない小説が書きたいなら、売れなくて文句を言うのは頭おかしい。
>>353 必ずしも 読みたい人=書きたい人 ではないと思う。
狂書人は書くことにのみ快楽を覚えてたりするし、俺もそうだが読み専もいるし。
読むスキルに特化した奴が勘違いして書く技術もないのに書く側に回ったり、
書くことしか興味ない奴が他人の本を全然読まずにもの書いてたりするから本の質が低下してるんじゃないの?
現在の日本に新刊ハードカバーの金を払うに値する作家はいるか?
>>355 それは今時の話にとどまらず、デビュー作の完成度を越えることなく
自作の亜流を量産する事しか出来ずに力量を失速させてきた作家は昔から大勢
いると思います。むしろドストエフスキーや筒井康隆のように作家生活の長さと
比例してどんどん力量を高めていく事が出来た作家のほうが少数派なのではない
かとさえ思えるのですが、どう思われますでしょうか? 現在でも読まれている
ような文豪の名著というものはあくまでも、かつての数多くの流行作家の作品が
次々と消えていくなかで生き残ったごく一部の書物にすぎないのです。ましてや
現代の日本の社会は「一億総評論家」といわれるまでの文盲率の殆どない未曾有
の時代を迎えているのです。書物を読める人間が少数派だった時代に比べて作家
志望者や書物の刊行数が爆発的に増加したのも当然の事です。
365 :
吾輩は名無しである:02/11/21 11:13
作家志望は帰れ
>>364 一応「読む」ことができるのは全国民だが、
文の本質を理解できるのは100マソもいないんじゃないのかね?
俺もわからねーし。
>>366 もっと沢山いるよ。きっと。
馬鹿のフリしてるだけで、意外とみんな賢い。
368 :
吾輩は名無しである:02/11/21 11:32
>>364 >「一億総評論家」といわれるまでの文盲率の殆どない
“一億総評論家”って言葉と、文盲がいないことは全然関係ないぞ。
文章読めなくても「松井はメジャーに行くな」とは言えるわけで。
正直、現代日本の糞作家の本よりもマルケスの方が面白い。
370 :
吾輩は名無しである:02/11/21 12:05
グルーチョ・マルケス
>>368 去年のデータで申し訳ないのですが、幼稚園児と小学生の夢の職業です。
男の子は、
1位 野球選手
2位 サッカー選手
3位 学者・博士
女の子は、
1位 食べ物屋さん
2位 看護婦さん
3位 花屋さん
だそうです。小説家はベスト3には入ってませんね。もしかして読者人口よりも
野球ファンのほうが多いと言う事なのでしょうか? フランスやドイツやロシアや
イギリスなどの文豪を多く輩出した国と比較した読書家及び作家志望者数の人口に
占める割合を示すデータはどこかにありませんでしょうか?
372 :
吾輩は名無しである:02/11/21 13:22
>>371 工藤君て誠実そうでいいんだけど、なんかズレてるんだよな。
étudianteがきちんと表示されてなかった・・・鬱。
>>371 子供のころから小説家になりたいと思ってたんですか?
普通の子供は、小説家よりも見栄えのする職業に就きたいと考えると思われ。
警察官、大工が後に続くのかな。大工はもう無いか、時代柄。
374 :
吾輩は名無しである:02/11/21 14:36
大工は2、3年くらい前は1位だったよ
375 :
吾輩は名無しである:02/11/21 14:43
子供が答える職業はとてもシンプルになってるから
学者+大工=小説家って感じだな。意味わかる?
>>375 そういう事情も考えてはみましたが、多分それだと子供にとっては
小説家よりもゲームクリエイター辺りが身近なんじゃないでしょうか?
ちなみに以前、浪人生だった頃に、御茶ノ水の塾帰りの小学生が「新内閣の人事」
について議論しているのを聴いて驚きました。都会の子供ってすごいんですね。
>>375 あと、こっちはリアル消防じゃないんですから、「意味分かる?」
だなんて失礼な言い方はお止しになってくださいませんでしょうか?
379 :
吾輩は名無しである:02/11/21 15:49
工藤くん、出版界を救うとも噂されている
きみの文学界応募作はどんな調子だい? 進んでる?
380 :
吾輩は名無しである:02/11/21 15:51
工藤は作品書き上げるまで2ちゃんしないとか言ってるそばから
また書き込んでるから、こりゃだめだろ
∧∧
(,/⌒ヽ、
,/ ヽ
(____)
381 :
吾輩は名無しである:02/11/21 15:54
あ、ネコか。うんこかと。
382 :
吾輩は名無しである:02/11/21 15:55
∧∧
(Д゚,/⌒ 、 布団にくるまってフローベル!
,/ ヽ
(____)
383 :
吾輩は名無しである:02/11/21 15:56
76 :吾輩は名無しである :02/10/28 18:47
創価?
77 :工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/10/28 18:47
親が宗教に狂ってるわけでもないのに、オウム事件やテロ事件のこと、わかるのかよ?
78 :吾輩は名無しである :02/10/28 18:49
>>74 自分だけが何もかも分かってる、という態度は作家のそれじゃない
と思うぜ。
79 :工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/10/28 18:49
>>76 そうだよ。ふざけやがって。村上春樹や村上龍が宗教のこと分かるわけないだろ。
僕のほうが宗教の持つ狂気性について語れるに決まってるよ。出版社はふざけた
ことやってんじゃねえよ。春樹や龍に何が出来るって言うんだ?
384 :
吾輩は名無しである:02/11/21 16:06
く、くどうさん・・・
丁稚揚げだと思われ。
386 :
吾輩は名無しである:02/11/21 16:31
今の若い人の「作家になりたい」ってのは、
何か書きたい、伝えたい、という衝動に突き動かされているのではなくて、
「オレを見てくれ!」や「アタシを認めて!」ってなだけで、
その手段として「絵」より簡単な文章(「絵」は上手い下手が結構一発で
バレてしまうが、一応、皆作文はできるし)に流れているようにしか
見えない。WEBにくされポエム発表している連中は、皆その類でしょ。
彼らの「作家になりたい」ってのは、「自分を露出したい」という願望の
延長で、適当にテレビのコメンテーターとして出たり、雑誌のグラビアに
載ってみたり、それで金儲けできる「ファッション」としての「作家」な訳で、
「いいものを書きたい作家」ではないよ>パトス
冴えない人間の一発逆転の手段として、「作家」という職業が手軽だと
思われているだけ。むしろ、「作家」がファッションになってしまっている。
「誰でもなれる楽な仕事」だと思われている。逆にピンチだと思うよ。
387 :
吾輩は名無しである:02/11/21 16:32
でもそんな奴は間違ってデヴューしたとしても残らない
消えます さよなら
>>379 今、100枚以上を予定している3作品を同時進行で書いています。
仕事はもう2ヶ月近くしてませんが、先月は前の月の給料でどうにか凌げました。
今月はもうかなりやばいです。来月辺り、アパートを追い出されてホームレスに
なっているかもしれません。それでちょっと名案がありまして、自衛隊に入隊して
お国のために働くというのを経験しようかと考えているんです。実はいま書いている
作品のうちのひとつにどうしても自衛隊の生活を書かなくてはいけないということも
ありまして、そのためにも必要なんです。栄養のあるご飯を食べ放題だし、車の免許
もとれるそうですから、自衛隊、本気で考えているところです。
>>380 そうでしたね。いやはや面目ないことです。
>>381 ネコもクソも一緒って奴ですね。
>>383 その時はどうかしてたんです。だけどその調子で100枚書いていたら、それは
それで面白いものになったような気もします。大切なのは整理整頓された
メッセージなどではなく、矛盾に満ちた猛り狂う等身大の雄叫びなのかもしれな
い、そこにこそ人々の関心を束ねるカリスマのボルテージが産まれるのでしょう。
工藤の自衛隊入隊に賛成
がんばってこい
割腹したら神!!
392 :
吾輩は名無しである:02/11/21 16:53
神降臨につきage
クドー、無理だってよ・・・
キング・オブ・ロックンロール「エルビス・プレスリー」でさえも兵役を経験して
いたんですよ。このまま生ぬるい生き方をしていていいのだろうかと、僕は考える
わけです。日本にも兵役が必要なのではないでしょうか?
『本を売るならブクオフ、国を売るなら戦争放棄』というわけです。
『本は売っても魂までは売らないぜ、ファックオフ!』ということです。
赤紙がきますた
佐川に入ればプチ軍隊気分が味わえるよ。
クドーが有名作家になったらたぶん「2ちゃんねる世代」とよばれるだろう
激しくスレの意図がずれてきてます
402 :
吾輩は名無しである:02/11/21 17:27
工藤、自衛隊といえども誰でも入れるわけじゃないぞ…
>>393 昨年は「予備自衛官補」の一般公募がありました。自衛隊未経験者で
34歳まで大丈夫だそうです。しかし今年の下半期に予定されていた第2回の公募が
中止となっているため、今後も続くのかどうかわかりません。
>>402 僕は高校3年の時に一度、自衛隊の試験を受けて合格しています。
学科試験の結果は駐屯地内ではトップの成績だったとの事です。
ほんと、駆動って低能だな(藁
さっさと死んだ方がいいよ。
その方がずっと世の中のためになる。
いっそベトナムにでも行ってストリート生活を送りながら書いてみろ工藤
>>403 受けるなら最低でも防大だろ。
自衛隊や役場の試験は知能指数テスト以下じゃないか。
まともな人間にとってはあんな試験は受ける事自体、恥!
自衛隊にメールを送りました。
これまで生ぬるい都会の風に吹かれながら生活して参りましたが、昨今の
アフガン問題や北朝鮮問題などの世界的な有事を見るにつけて、こんな事
をしていいのだろうかという呵責の念に捉われつつある次第であります。
ここで一度でもお国のために尽力するという働きを成してみないことには、
自らの日本人としての誇りを保てないという思いが沸々と湧いてくる次第
なのであります。しかし自分はもう29歳で自衛隊の経験もございませんの
で、志願できるとしたら唯一「予備自衛官補」だけという事になるのです
が、来年度も募集は行われるのでしょうか? ご返答の程、宜しくお願い
申し上げます。
409 :
吾輩は名無しである:02/11/21 17:47
何があったか知らないが、まあがんがれよ
>>403 俺が中学生の頃は、自衛隊=成績は極端に悪いけど体力だけは自信が有る奴が
行くところだったけど、最近では不況で就職先もままならないマーチあたりを
出た奴等も結構いて、学科試験の平均点が物凄い勢いで上がっているそうな。
ほんの十数年でここまで景気の冷え込んでしまった世の中で、果たして旧態然
とした出版業界の理屈が通用するのだろうか?
と、強引に本題に戻してみる。
>>409 簡単に言うとプレスリーやドフトエフスキーの評伝や、
江川達也先生の漫画『日露戦争物語』、遠藤ミチロウさんのライブ等に
影響を受けてのことです。益羅猛男の荒ぶる魂を揺さぶる体験を軸とし
て、本懐を遂げたいのであります。
本当に国の為を思うなら北朝鮮を潰してくれ、工藤よ
29歳で無職ぷーかよ、めでてーな。
自衛隊より新宿中央公園の方が似合ってるぞ。
414 :
吾輩は名無しである:02/11/21 18:12
工藤タソちょっと話し変わるが、以前こんなこと書いてたよね?
やばいですよ。僕の住んでるアパートの管理会社の東都不動産の
グループ企業・東都商事って、BOOKOFFとつながってるじゃないですか。
BOOKOFFの創業者は学会員らしいから、ここでつながってるのってちょっとまずいですね。
そういやドアを蹴りまくったりする東都不動産の社員の熱血なやり方って、学会的です。
学会は目的達成のためなら、身命を惜しまないですからね。
ブクオフには色々含むところがあるんじゃ?
潰した方がいいと思わないの? ブクオフ的ビジネスは別にしてさ。
工藤、本気か?
辛いぞ、しんどいぞ、臭いぞ、女っ気ねえぞ、カマ掘られる覚悟はOK?
417 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/21 18:57
>>414 プレミア無用にして立ち読み自由という節操のなさと、機械的な
「いらっしゃいませこんばんは」(そんな日本語はない!)という無礼
極まりない挨拶に腸の煮えくり返る想いを宿しつつも安いので利用する
ことはあります。ただし自分は立ち読みは滅多にしないので買ってすぐに
店を出るのですが、通路を遮断している立ち読み厨がうざくてしょうがないです。
書き込みだらけの本が普通に半値で売られていたので、「もっと安くなり
ませんか?」と店員に訊ねた所、「普通はこういうのは捨てるんですよ。
ですから値引きは出来ません。そのままの値段で買って頂くかこちらで処分
するかしかできないのです」と言われ、書き込みだらけのものを半値で買う
のも癪だしと思って泣く泣く捨ててもらう事にしました。しかしどうにも
納得の行かない対応でした。自分に対して「値引きを強要するためにわざと
レジに行く前に落書きをしたのではないか?」という濡れ衣でも着せよう
というつもりだったのでしょうか? 冗談じゃないです。
418 :
吾輩は名無しである:02/11/21 19:19
工藤君、君一ヶ月(三ヶ月だっけ?)創作に専念して2chには
こないって言わなかったっけ?
419 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/21 19:25
>>418 いいましたよ。しかし我慢できなかったのです。
自分はそういう信念の男なのです。だからこそ自分で自分を戒められる
本物の漢に憧れているのです。そこで自衛隊に入ろうという魂胆なのです。
420 :
吾輩は名無しである:02/11/21 19:29
近所の同情にでも通えばいい。
代金はアルバイトでも何をしてでも稼げばいい。
どんな環境でも金を稼いでくるというのが、本当の「本物の漢」なのだよ。
世間が狭いな、工藤よ。今まで馬齢をむさぼってきただけではないのか。
421 :
吾輩は名無しである:02/11/21 19:33
>>419 29にもなって真の男にあこがれるだと。
つくづく情けない男だな、こいつは。
422 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/21 19:36
>>420 新聞奨学生をしていた18歳から20歳までの間の年収は250万円程度
ありました。ずっと遊び呆けてきたわけではありません。
423 :
吾輩は名無しである:02/11/21 19:40
>>422 新聞奨学生ぐらいでいい気になるなよ。だからお前は世間知らずなんだよ。
自分の体験以上の想像力をめぐらせないからお前はだめ。
だからいきなり自衛隊に入りたいなどと無意味なことを思いつく。
思想的な一貫性すらないのではお話にならないね。
424 :
吾輩は名無しである:02/11/21 19:46
工藤タンの「思想的な一貫性」をナメたら、痛い目にあうというか、イタイぞ。相当に。
家族制度否定して遺伝子操作でパーフェクト・チルドレンを作る完全統制国家だぞ!
425 :
吾輩は名無しである:02/11/21 19:49
>>424 現行の国家体制に対するスタンスが破綻しつつぶれている。
家族制度否定して遺伝子操作でパーフェクト・チルドレンを作る完全統制国家などというものはこの馬鹿が政治学や社会学をまともに学んでこなかった挙句の戯言だから聞くに及ばないと思うよ。
426 :
吾輩は名無しである:02/11/21 19:51
805 :吾輩は名無しである :02/11/21 19:35
工藤をアフォとかいうのは間違っている!
あいつは存在自体がネタなのだし、家賃滞納して、親から脱会悪魔呼ばわり
されてまで、文学板のネタの枯渇を救おうとしているのだよ。
アイツを乗せると「ウマミ」が出ることを知らないのか?
806 :吾輩は名無しである :02/11/21 19:37
397 :工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/21 17:20
『本は売っても魂までは売らないぜ、ファックオフ!』ということです。
な。 ほら。 なんと いうか・・・
DQNだろ。
427 :
吾輩は名無しである:02/11/21 19:52
工藤さんがものを書いておられることをこのスレで知りました。
頑張ってください。
「文學界」に原稿が到着するのをお待ちしています。
今はいろいろと揶揄されることもおありでしょうが、
いいものを書いてプロになってしまえばいいのです。
428 :
吾輩は名無しである:02/11/21 19:52
工藤また逃げたのかい。所詮その程度の男よのお。
429 :
吾輩は名無しである:02/11/21 19:55
>>427 いいものが書けないのだから無理だよ。またり文庫であいつの書いた小説でも読んでみたらすぐにわかるはず。
才能も教養も根本的にないということが。
430 :
吾輩は名無しである:02/11/21 19:55
431 :
吾輩は名無しである:02/11/21 19:57
工藤も自作自演をするようになったら終わりだよな・・・。
432 :
吾輩は名無しである:02/11/21 19:59
>>429 だからアレはネタなの。30にもなってあんな小説で芥川賞
目指す奴なんているわけないだろ!
433 :
吾輩は名無しである:02/11/21 20:11
434 :
吾輩は名無しである:02/11/21 23:15
クドーネタうぜぇ
本が売れないっていうのは散々言われている話だけど他に面白いものが
出来たからだし、才能がそっちに流出しているからエンタメだって面白くない。
そんなのあらゆる文化がそうなんじゃないの?
クラシック音楽なんかだってそうだろうし、浄瑠璃だの何だのなんて一般人は
まったく縁がないでしょう。純文学も時代が終わったんだよ。
それからもう一点、時代的にもそうだけど、文化として成熟し切っちゃった
というのもあるんじゃないのかな。
もうこれ以上新しいと感じるものはほとんど出てこないのでは?
芸術分野は大半がそうなってしまっているように見えます。
後は才能がエンターティメントを提供してくれるのを楽しむ以外することは無いと。
なんか話がズレて、荒れ始めてるな。「良書幻想」、版元の問題として言った
のだが、、、随分流されてしまったし、いいか。
それはそれとして、昨日今日の進行(特定人物関連のアフォ話は除く)を見ていて、
なんとなくクンデラの以下の文章を思い出したので、長いけれどDBからコピペ。
・・・・・
書物を書く者は、すべて(彼自身とすべての他人にとって唯一の世界)になるか、
無になるかのどちらかだ。だが、すべてになるのはだれにもけっして許されること
ではないので、書物を書く私たちはみな無に等しい人間になる。私たちは世に
知られず、嫉妬深く、気むずかしくなって、他人の死を願うのだ。この点から
すれば、バナカ、ビビ(小説の登場人物・引用者註)、私、それにゲーテはみな
対等だと言ってよい。
政治家、タクシー運転手、臨産婦、情婦、暗殺者、泥棒、売春婦、知事、医者、
病人などにみられる書記狂の抗いがたい増殖は、あらゆる人間は例外なく作家的
潜在性をもっていることを私に示してくれる。だから、まさしく全人類が
街頭に降り立ち、こう叫ぶこともできよう、われわれはみな作家なのだ!
というのも、各人はそれぞれ、人に見られることも聞かれることもなく、
無関心な世界のなかに消え去ってしまうのだと考えて苦しみ、そのためにまだ
時間のあるうちに、己れを一個の言葉の世界に変えることを望むからなのである。
そしてある日、あらゆる人間が作家として目覚めるとき(その日も近い)には、
きっと普遍的な聾者と無理解の時代がやってきていることだろう。
・・・・・(『笑いと忘却の書』・第4部)
パトス氏は書き手の際限なき増殖を単純に希望の光と捉えているようだが、
それら作家予備軍の増殖によって、他者の声(書物)に耳を傾けようなどという
酔狂者(読者)がこの世から消えてなくなる、というクンデラのこういう文章は
耳の痛い逆説。
おまけに点数第一主義による出版物垂れ流しによって、味噌もクソも一緒にして
ステュクスとレテの河に押し流してしまう昨今の状況は、真の芸術家を、実は
最も阻害するんじゃないの。
再販制保持が皮肉にもブクオフの巨大な利潤を護っているように、出版物の尋常
ならざる大洪水と、当然の帰結としての品質低下が連鎖的に惹起する購買意欲の
減少も、ブクオフを養っている。あとは>354氏なんかの指摘した問題なぞも、
正にそのとおり。ブクオフへの刃は、同時に大手版元にも向く諸刃の剣なのよ。
かくして著者と読者を結ぶ機能を自ら劣悪な環境に変えたがゆえに、濁流から
玉石を拾い出すために、いわば代替物として活用せざるを得ないのがブクオフ。
これを潰してまで護ろうとするシステムなんて、単に現在の出版社の権益を守る
ためにしか、その「正常さ」を標榜できない類のもんだ。とどのつまり、文化
ではなく、版元サイドの食い扶持の心配に過ぎない。
繰り返すが、んな程度のシステムと、それに守られた脆弱な文化とに固執する
出版社があらかた潰れたところでなくなるぐらいの「文化」なぞ、まとめて
消えてもらって結構。せいせいする。
>293
フェミナ賞ね。ユルスナールがハドリアヌスと黒の過程で獲った由緒ある
あの賞が辻仁成!、とショックだった。とはいえ、ここで旗色悪いから
フォローするわけじゃないが、受賞作は辻作品の中ではマトモではある。
>351
なんかワラタ。ま、ついこないだまで死後発掘された作家なんてのは結構
いたので、編集が「育てる」というモメントを無視するわけではないが、この
機能をことさらに強調すること自体には懐疑的なのではあるが。
煽り無視は基本だが、それにしても駆動よ、さすがにスレ違い甚だし。君の
臓物を晒け出すスレは他にもあるから、そっちでやってくれないか。
438 :
吾輩は名無しである:02/11/21 23:37
パトス氏によると高価格設定は読者離れを生むという事になっていますが、
読者の判定は単行本ではなく雑誌媒体でなされている筈です。
本来的には短編小説の発表による修錬場としての文芸誌が
頽落した事も問題でしょう。
インターネットによる書評や読者カードを使えば
消費者行動も予測可能だと思いますが。
そもそも純文学は中長期的な視点に立って出版される分野です。
>>364 その工藤さんの意見は、自分は後世に名を残す作家になりたいのだ、
という願いを前提としたものに思います。
読者はおもしろい小説を読みたいだけなのです。私個人の意見になりますが、
今この時代で生きる中で、今の自分がおもしろいと思える、必要な小説をもっと読みたい。
棺桶の中じゃ本は読めませんから。
後世に残る作家というのはもちろん内容のよさもあるが、
周囲の評価によって操作されたものでもあると考えます。
音楽のデータ配信が当たり前となりつつある昨今。
出版界は、出版物のデータ配信に本気で取り組んでいるのだろうか。
そちらに力を入れたら、ブクオフの問題もまた別のものとなっていくに違いないのに。
偽造ソフト問題や高齢者の活字離れが出てくると思うな>電子ブック
442 :
吾輩は名無しである:02/11/22 00:15
>>440 出版社からのデータ配信とはちょっと違うけど、俺はこういうところを利用してるよ。
ttp://aozora.gr.jp/ 権利のきれてる古典に関しては、最早図書館もブクオフも必要ないのかも。
とりあえず、森鴎外訳のドストエフスキー『鰐』をここではじめて読んだわ(w
こんばんわ。ただいま帰りました。
>読者の判定は単行本ではなく雑誌媒体でなされている筈です。
>本来的には短編小説の発表による修錬場としての文芸誌が
>頽落した事も問題でしょう。
たしかにおっしゃる通りです。正直言って文芸誌は、看板の大御所作家
数名と、担当編集者が抱え込んでいる「将来有望のお墨付き作家」たちで
占拠されており、名前を並べること「のみ」にしか心を砕いていない
感じがしますね。よって駄作も多く、本にするときに書き直すことを
前提としていて「文芸誌は初校ゲラ」と発言する作家さんもいたりする
ことも事実です。
また、おもしろい小説を読みたいけれど、どれがおもしろい小説なのか
読んでからしかわからないのもまた小説であるので、宣伝に大きく左右
されるきらいもあります。
データ配信は問題を抱えています。
長編小説になると活字の量はおそるべき長文となります。紙でしか読みたく
ないというのが一般的な感覚ではないでしょうか。
みなさんのご意見を拝読するにつれ、ブクオフを規制するという動きよりも
まったくの文芸関係外での新人の発掘とその作品の刊行、流通方法も多様化し
インディーズジャンルをつくり、従来の作家たちの格上げをしてしまうほうが
ニーズによって目当ての作品に辿り着き易く
得策かもしれないと思います。
>>445 それって大塚某と同じような考えですよね。
俺は主に絶版文庫探しにブクオフを利用してます。
ちょっと前に目録から消えた文庫などがあると、即買うわけです。
自分の中では、新潮文庫の安部作品や筒井康隆作品は
物凄い勢いで消えつつあるので要注意、という感じです。
このあいだ、やはりブクオフで古井由吉の『櫛の火』『聖・栖』を発見して狂喜しました。
こういう掘り出し物があるから、ブクオフ通いはやめられないのです。
それにしても店員の大声挨拶、どうにかなりませんかね。
至近距離で絶叫されたことがあって、ひどくびっくりしたことがあります。
絶叫挨拶は万引き防止策。
来店者に対して(お前の動きはちゃんとチェックしているぞ)と
心理的威嚇を加えるのが目的。
でも、出店に際しては書店の近くを選定し
あらゆる手立てを講じて万引き本の再販売を画策するブックオフ…
不甲斐ない出版社は一先ずおいて置いてこの辺りの規制は必要だろうな。
仮にだな、ブクオフが「ブクオフ純文館」として店舗を独立させて、
定員は絶叫号令をせず爆音の店内放送もなくなりビカビカの照明も改善され
倉庫のように巨大なスペースに大量の本が50音順に整理され
古本相場よりも安い値段で購入できることができるとしたら、俺はブクオフに行くよ。
昔そういう本屋がありましたが潰れました。
?外や梅崎の全集が500円くらいだったな…
やはり安売りは駄目だよ。
451 :
吾輩は名無しである:02/11/22 02:35
>>435-437 274は遠吠えパトスと同じく出版業界の人間であることを明かしている。
ブクオフつぶしが文学の価値とは関係なく、出版界の既得権益の保持にしか奉仕しない、という主張は
わかりやすいし、胴衣なのだが、では崩壊していく出版界の中で、文学というか小説を守るためには、
どういう処方箋があると考える? 業界人としては。
俺が文学を守る
453 :
吾輩は名無しである:02/11/22 02:49
>>444 >データ配信は問題を抱えています。
>長編小説になると活字の量はおそるべき長文となります。紙でしか読みたく
>ないというのが一般的な感覚ではないでしょうか。
今のところはね。文庫本オルタナティヴのデバイスはまだ確立されていないし、
目が疲れるしね。・・・しかし新聞みたいに折り曲げられるディスプレイはすでに発明されている。
(電車の中でデジタル新聞をサラリーマンが読むようになるのは、近いはず)
それに、目が疲れにくいディスプレイが出てくれば、「紙」の優位性はたちどころに消えるね。
ポイントは紙が無駄の多い有限物であるのに対し、デジタル配信は流通コストがほとんどゼロに近いということ。
新聞なんて配達料がほとんどを占めているから、デジタルペーパーが普及すれば、月額千円は切るだろうな。
違法コピーさえうまく防げば、デジタル配信本はブクオフに利益なんか渡らないしね。
ただしその前に出版社がドラスティックに淘汰されるけれど・・・
454 :
吾輩は名無しである:02/11/22 04:07
デジタル配信ねぇ。
どんな時代になろうが、本という形態だけは残るように思うが。
455 :
吾輩は名無しである:02/11/22 04:08
>>454 本は残るよ。ただし流通上非効率で廃れる。
456 :
吾輩は名無しである:02/11/22 04:09
コピーが横行するに決まってる
457 :
吾輩は名無しである:02/11/22 04:13
それは文学に限らず、音楽、映画、ゲームなど、デジタル化しうるすべてのもの
共通の懸案事項。デジタル化がカッコイイと思って言っている訳じゃない。
ただ、流通の中抜きは絶対に起きる、と確言しているだけ。
458 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/22 08:03
>>435 どこをどう読み解いたんでしょうか? あなたはその本の字面を
撫でただけで、全くその本質を読めていないようです。
459 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/22 08:09
>>440 漱石や鴎外、太宰といった著作権切れの作家の作品は『青空文庫』等の
ウェブ上でタダで配信されていますよね。これを当たり前にしてはどうでしょうか?
460 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/22 08:21
>>386 戦国武将が天下統一を夢見たのは、果たして天下泰平のためだったといえる
のでしょうか? 多分、そうではありません。殆どの武将は自らの名誉欲を満たすた
めに支配者として君臨したかっただけに違いありません。現在も同じ事でしょう。
461 :
吾輩は名無しである:02/11/22 08:25
出版社の人が来ていると知っただけで
スレ違いの自分語りを始めるとは……
そのうち原稿依頼がくるとでも?
正直、ここまで毎日、スレちがいの話(=荒らし)を
しにくる
>>460にはうんざりだよ。
462 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/22 08:30
>>461 自分は文学の話をしているんです。あなたの書き込みこそがスレ違い
なんだということを理解すべきです。文学に言及するために実体験をひきあい
に出すことが間違っているとは思えません。人間なきところに文学は存在しえ
ないからです。抽象論だけを語り合いたいのなら『哲学板』にでも行って下さい。
>>462 なんで朝からそんなに怒ってるのよ。
わたしだよ、わたし。ひさしぶり♪
このスレはできたころからロムっていたけど、
やっぱクドーさんおかしいって。
ここはブックオフのスレなんだからさ。
せっかく
>>1さんがうまくネタ振りしているのに・・・
わたしだってこういうスレを荒らしたことはなかったはず(w
いや、なかったような、あったような。へへへ。
>自分は文学の話をしているんです
スレタイ見てよ。とわたしが言えるキャラじゃないけど(w
>あなたの書き込みこそがスレ違いなんだということを理解すべきです。
このスレのむかしの雰囲気が好きだったので、流れを修正しようとするのはスレ違い?
>抽象論だけを語り合いたいのなら『哲学板』にでも行って下さい。
だから哲学は嫌いだって。
天と地とのあいだにはな、ホレイショー、哲学などの思いも寄らぬことがあるのだぞ(w
464 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :02/11/22 08:43
あーあ。ついに書き込んじゃったよ。禁2ちゃんもストップだ(w
ブックオフねえ・・・
既出だけど、困るのはむしろ漫画家だよね。
文学系の掘りだし本なんて見たことないしね。
原宿店しか行ったことがないからわからないけど。
それに定価の5%なら売る気にもならないし。
そんなにブックオフって害悪なんですかね・・・
465 :
吾輩は名無しである:02/11/22 08:54
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
466 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/22 08:54
>>464 町田店に行ってみて下さい。たとえば岩波文庫の青版だけでも100冊以上
あります。ちょっとした駅前の本屋さんの場合、岩波文庫の青版は100冊もありません。
高橋源一郎の単行本は殆ど全て見つけました。原宿店にも行った事はありますが、
あまりいい本はありませんでした。漫画の場合、最近は漫画週刊誌のなかに「私たちは
新古本書店の台頭に反対します」という漫画家有志による広告も見受けられます。
松本零士氏は貸本漫画のコレクターとしても有名なので、絶版本に重きを置いて商売を
行っている神田古書店街にあるような昔ながらの古書店は好きなようです。問題は、
現在でも普通に流通している書籍類を新古本として販売する大型古書店なのです。
その脅威に晒されて多くの出版社や書店の売り上げが落ち込んでいるのは確かです。
町田のブクオフには多分、駅前の新刊書店キュビドウよりも多くのお客さんがいます。
正々堂々と新刊を売る書店のほうが古本屋に在庫数もフロア面積も負けているのです。
467 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/22 09:10
実は書籍の売り上げそのものは別に落ち込んでいないと思われます。
多くの売り上げが消費者と大型古書店の間をぐるぐると循環してしまって
いるだけであって、本を買う人自体は減ってはいないと思うのです。
テレビゲームも最近は売り上げが落ちているといいますが、それも同じ事です。
いまや発売から一週間経つと中古屋に入荷されています。新品が売れなくなって
当然なのです。作者や版元はこういった現状に対して口出しをする権利があります。
書籍やテレビゲームといった商品を作っているのは、ブクオフやカメレオンなどの中古屋
ではありません。彼らは他人のふんどしで儲けを掠め取って生活しているに過ぎません。
それが一部の売り上げをネコババするだけならまだしも、いまや本家の売り上げを
凌ぐ程の勢いなのです。出版社や作家同士、あるいは出版業界とテレビゲーム業界の
凌ぎあいは、生産者同士の切磋琢磨に努力によって業界全体の質の向上につながる
喜ばしい状況だと思いますが、しかし中古店は何も生み出してはいないのです。
自分達よりも優れた生産物の売り上げにに自分達の生活が圧迫されるのは構わない
わけですが、自分達が生み出した生産物を転売する輩に自分達の生活が圧迫されると
言う状況は、無念としかいいようがないと思います。下克上どころの騒ぎではありません。
468 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/22 09:12
本を売るなら、ブッコロス! という姿勢で立ち向かうべきなのです。
169 名前:吾輩は名無しである :02/11/22 09:09
>>166 その通りでしw 167-168のクソはこいつ↓でしw 哀れなビョーニン馬鹿w
464 名前:美香 ◆FE5qBZxQnw :02/11/22 08:43
あーあ。ついに書き込んじゃったよ。禁2ちゃんも
66 名前:工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/22 08:54
>>464 町田店に行ってみて下さい。たとえば岩波文庫の青版だけでも100冊以上
あります。ちょっとした駅前の本屋さんの場合、岩波文庫の青
172 名前:吾輩は名無しである :02/11/22 09:12
>>169 なるほろ、名無しと虫でジエン・・・糞は恥知らずも
とことんだw
別スレで、馬鹿面を晒した465−468でありまつたw
や、ゲームにも本にも言えるけど新作がつまらないのがそもそもの原因。
特にゲームで顕著だが過去の名作(いわゆるレトロゲー)の方が面白かったりする。
新しいゲームはただ2Dを3Dに焼き直しただけで決して新しくない。
本に至っては舞台背景が現代になっているため読者の完成に合いやすいはずなのに負けている。
製作者が良い物を読み込んでいないのが原因だけどね。
ゲームがつまらなくなったのはゲーヲタ世代がゲーム作ってるから。
柳や辻を盲信している世代がまともな本を書けるとは思えん。
472 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/22 09:29
>>469 まだそういうことを言ってる人がいるんですね。
>>464 コテハンは肩身が狭いので、美香さんがいると安心できます。
たまには書き込みに来てくださいね。お待ちしています。
「馬鹿は 完全無視」
、
別スレで、完全に正体の馬鹿面を晒した465−468&472で
ありまつたw
、
475 :
吾輩は名無しである:02/11/22 09:42
マイケル様がこのスレに関心を持たれたようです。
,,illllllllllllllllllllllllllllllllllllllliiillllllllllllll!llllllllllllllllllllllllllllllilll,
.,illllllllll!lllllll!llllll!!llllllllllllll!!!!!!!!!!!!lllllllllllllllllllllll゙lllllllllllilli,
.,lllllll!llillllll!llllll!lilllllllllll!゙,!“゜: : : : : : ~゙゙゙!!lllllllllll,!lllllllllllil!l,
,,llllll!lilllllll!llllllll,lllllllllllll゙「′ : : : : : : : `゙゙!lllllllil!ll!lllllllli,l,
.llllll!lilllllll!lillllll!,lllllllllllll∠ : :゙llllllll゙lillllllllllll,,
lllll!,llllllllllillllllll,lllllllllllll゙'',l州jy、 `lllllllllllllllllllllllll、
.,illlll|llllll!lllllllllllllllllllllllllll,,二ヤ.,""" ,,,,,!_,,llZl!!!!゙゙゙゙゙゙゙!!!!!!lli、
illl!lllllll!lillllllll!lillllllllllllllllr,ニミi、'i、 : : :',,,,,,_`.l_,,,--,、 `i、
llllillllll,illllll!llillllllllllllllllllll,,.●,.,≡` .i、.:,.iiiニニ,゙l,・''/ `'i、 `i、
lill!!llillllllllllllllllllllllllllllllllll'リ「″ : : |`゙',!..●!,Z,lヽ、 `'i、 `
llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll゙ : : 、: : | ゙'''!て丿 `'-、
llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll゙゙l: 、-!',″: _'i、 ゙l.i、 `'-
llllllllllllllllllllllllllllllllllllllll゙`《::、.`''‘″:"゙゙!.,〉 : : _|, `ヽ ゙l,
llllllllllllllllllllllllll!llllllll!l゙ ||、"',,丶、,、、、. : :::::,i´``'''-" .ニiト
ll!!!!!!llllllil!llll!lilllll゙゜ : ,l゙|二,,,,"''―'ー∠ 、.、.゙l,_
lllllll!!!!llliill!llillllll° : ::ン`ニッ、,"''―ーニッイ‐":^゙',,,,, 、
llllllllllll!!llliilllll゙゜: : : :,!゙\ `"゙""'''''ソ'".、.、:: ,llllllli,,: ;:
llllllliiillllllllllllll°-、`/゙l`′ ″ .:'│:: : ,,illlllllllllli: ;:
llllllllllllllllll|llllli `"'ヽ,,`、, .、.`l、 、ぐ"゙_,,,,,illlllllllllllllllllli, ;:
476 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/22 09:44
>>471 僕は今は殆どゲームをやらなくなったので最近のゲームの事は
あまりわからないのですが、ドラクエ7は面白かったですよ。要素を
盛り込みすぎた最近の超大作RPGとやらには正直言ってついていけません。
子供の頃からそういうのが当たり前だと感覚が麻痺してしまってシンプル
なレトロゲーの面白さを理解できる能力がなくなってしまう気がします。
キックとパンチと伏せとジャンプしかできない格闘ゲームで遊びながら、
実際には描かれていないキャラクター同士の心の内面に想像を掻き立て
ることができた僕らはむしろ恵まれていたのだと思います。そういった
原点回帰の発想は、テレビゲームから漫画へ、そして映画へと遡り、
果ては人類の想像力を喚起する源としての書物や音楽や絵画、彫刻と
いった古来より脈々と受け継がれてきた芸術表現の不滅性に帰結する
ものなのです。書物の価値は未来永劫、消え去る事がないのです。
>>476 だよなあ。
ゲームでも本でもあくまで妄想の媒体だよな?
想像力で楽しむための土壌というかなんというか。
なんでもかんでも情報として与えられてしまうのは面白くない。
11月22日、午前8〜9時台、以下の3スレが動いたんで、
ちょと罠を張ったら、ついに馬鹿美香が泡くって正体をさらしたぞw
@「週朝の虫っていったい誰〜」
A「日本語って結局私小説に〜」←これもバカ身かが立てたスレ
B「出版不況、文学の衰退〜〜」
結論→ 美香=駆動=虫=糞虫=名無し・・ 全部ゲロ吐き身かだ!w
馬鹿美香とアホ駆動、両方のHNで書き、
時折り捨てハンを使い、叩かれれば名無しで自分へマンセーレスをして、
ジエンしまくる・・・・そのあからさまな様子が丸見え。とっくりと
観察させてもらいまつた、なかなかの見物だったわなw
あせった本人は@の>191で、さらに馬脚を露わしたw
ビョーキのヒッキー女が朝から粘着して、幾つかのHNや捨てハンや名無しを
混ぜながらクソカキコを垂れ流しているのがいまの文学板の
糞スレの実態だw
相手にするな、名無しで相手してるのは当人のジエンだから、それも
完全無視、それしかない。傷ましいゲロ吐きの病人だが、それが当人の
ためでもあるわな、ビョーキを助長するだけの行為だからだ<糞垂れ流し
>>475-477 がその当人だw
479 :
吾輩は名無しである:02/11/22 11:26
468 :工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/22 09:12
本を売るなら、ブッコロス! という姿勢で立ち向かうべきなのです。
このブッコロス!はブックオフと韻を踏んでいます。念のため。
480 :
吾輩は名無しである:02/11/22 11:31
458 :工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/22 08:03
>>435 どこをどう読み解いたんでしょうか? あなたはその本の字面を
撫でただけで、全くその本質を読めていないようです。
あら、ごめんなさい。またシンイチの人の話を聞かない悪い癖が出ましたわね。
そうなんですよお。読解できていないのはシンイチの方なんですのよ。これも何もかも
大作様のご加護をはねつけたからなんですの。嗚呼、大作様、大作様、シンイチを救ってください!
だあーいいいいーすわああーくううさあまああああああ!!!!!
相手にするのアホみたいだけど、相手にしないでおけば
彼が書き込まなくなるわけじゃないだろうから
彼の書き込みがスレの趣旨から逸れないようにアホみたいなレスしてみる
>>466-467 本を作ってない癖に本で儲けてるからブクオフがけしからんわけ?
これってブクオフだけじゃなくて新刊書店についても同じ事言えるよね。
違う事といえば仕入れ先の違いと再販契約の有無だけで、やってること自体は殆ど同じ。
自分で本を作っている訳でもないのに本を買って、マージンをつけて売って儲けてる。
新刊書店もマージンの一部を著者に納めるなんてことはしてないわけで。
482 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/22 12:28
>>481 新刊書店での販売価格には著者の印税も含まれているではありませんか。
再販制度を導入している殆どの新刊出版物の場合、出版社から取次業者や小売店に
卸された時点で著者に印税を払うわけではなく、小売店で消費者に購入された後で
印税が支払われるのではありませんか? ですから新刊書店での売り上げの一部は
著者に還元されているわけです。ブクオフでどんなに本が売れても著者には還元され
ないですよね。そこが問題だと言っているのです。売るのが悪いのではなく、著者
や出版社に何のメリットもないところに問題があるということです。
483 :
吾輩は名無しである:02/11/22 12:41
481は間違いなく美香さんです。工藤さんに特別な「友情」を感じている美香さんは
ナナシ自演するときでも、工藤!と呼び捨てにできません。
461では、>スレちがいの話(=荒らし)をしにくる
>>460にはうんざりだよ。
と発言番号で代置しました。
463では>このスレはできたころからロムっていたけど、やっぱクドーさんおかしいって。
とひらがな多用文体を装って、さん付けが違和感なくはまるように工夫し呼び捨てを回避しました。
そして481では唐突に「彼」という代名詞を採用して、やはり工藤呼び捨てを回避しています。
ぼくは以前別スレで「ナナシ自演はみっともないからやめてくれ。しかも、自演していない!などと白々しい嘘をつくのはやめてくれ」
と書き込みました。その時のレスは「わたしマジで自演なんかしていないよ」というものでした。
美香さん、あなたはまだ嘘をつきつづけるつもりですか? 都合のいいときにコテとナナシを使い分けて
自分の都合のいいように自演でスレの空気を誘導しつづけるのですか? しかも自分はナナシ自演していないと
嘘をつきつづけ、文学板の人たちを騙しつづけるのですか? 迷惑をかけつづけるのですか?
484 :
吾輩は名無しである:02/11/22 13:46
じゃあ中古の服や車も最初の売った元会社に金払えって言うのかよ
485 :
吾輩は名無しである:02/11/22 15:43
このスレはいろんなことがあるけど、比較的有意義な議論が交わされていることだし、
落ち着いていきましょう。
486 :
吾輩は名無しである:02/11/22 15:58
>>485 「いろんなことがある」じゃすまないんだよ! と怒りつつも
治安維持スレで話し合わねば、と自分に言い聞かせたり。
487 :
吾輩は名無しである:02/11/22 16:14
荒らし注意報スレより引用・・・
22 :吾輩は名無しである :02/11/22 16:12
今日の15時前後から、自演を見破られ逆ギレした美香(と思しき)が
過疎スレばかりを集中的にageるアゲアラシで暴れています!
文学板の上澄みスレの今の時間帯を参照すれば、はっきりとした特徴のある
同一人物の同時多発一行カキコを見ることができます。
犯人は美香さんと考えてほぼ間違いありませんが、犯人が誰か?の判断は
自分自身でしてください。なお、以下が犯人のIPです。
IP1C0450.tky.mesh.ad.jp
488 :
吾輩は名無しである:02/11/22 19:05
美香とかクドーの話はやめてくれるかな?
どうしてスレの流れを読まないかなぁ……だからどこのスレも良化しないんじゃないの。
雑談するならそういうスレッドでやってくれると助かる。
489 :
吾輩は名無しである:02/11/22 20:02
490 :
吾輩は名無しである:02/11/23 02:45
革命軍軍報
本日、革命軍所属の英雄的引きこもり同志
>>1は満身の怒りを込め、2ちゃん
ねる人民抑圧掲示板に対する激烈なクソスレ立て攻撃を敢行、掲示板機能停止
の大戦果をもぎとった。この戦闘によって、未曾有のクソスレ拝見を強制された
2ちゃんねるファシストどもは呆れ返り、いきり立ち、畏れおののき、完全に戦意
喪失した。
>>1が全人民の怒りをうけ叩きつけた威力絶大な攻撃を思い知れ。
反動2ちゃんねらー―ファシストJ右翼反革命集団は、完全匿名・無料掲示板
「2ちゃんねる」にたむろし、「お前引きこもりだろ プ」「引きこもりは逝ってよし!」
等というおぞましき暴言を、掲示板が開設された一九九九年五月一六日からほ
ぼ一貫して組織的に執り行ってきた。日帝の搾取システムが生み出した精神的
被虐階級―引きこもりへの精神的暴力・精神的差別を加え、これを抹殺せんと
する許されざる謀議なのである。
革命軍はこの歴史的大罪を絶対にゆるさない。帝国主義者に首輪をつけられ
た差別主義者どもには、怒りの階級的鉄槌をふりおろさねばならない。反革命
掲示板上での被抑圧階級(引きこもり)に対するあらゆる侮蔑・中傷・差別は、
>>1が実力で完全粉砕するであろう。日帝の走狗・極右反動2ちゃんねらーは、
いまや歴史的蓋然性の下、その解体・絶滅を明日にも待つ命運だ。
>>1はきょうも、その打ち震える怒りをパソコンのキーボードに叩きつける。革命
戦争はあらゆる弾圧をはねとばし断固継続される。全引きこもりよ、加虐的抑圧
に対し猛然と叛乱・決起せよ!君たちの血路を切り開くべく、
>>1は無制限・無制約
のクソスレ立て・コピペ荒らし・ブラクラ・自作自演闘争に突入することを宣言する。
歴史的勝利はたたかう革命的
>>1、人民、引きこもりのものだ!
すべての極右2ちゃんねらー粉砕!!
英雄的引きこもり同志、
>>1万歳!!武装したたかう
>>1万歳!!
>>1よ、これで満足だろ。さあ、今すぐ回線切って首吊って氏ね!!!!!!
491 :
吾輩は名無しである:02/11/23 02:56
簡単な話、ブックオフを越える古本屋を、出版社が共同でつくればいい。
・・・・・・・・・のかもしれない!!
492 :
吾輩は名無しである:02/11/23 05:15
493 :
吾輩は名無しである:02/11/24 10:47
パトスこねぇな・・・
494 :
吾輩は名無しである:02/11/24 23:44
>>444 いやなんかね、以前ニュースかなんかで見たんだけど
今ある長時間見てると目のチカチカするような液晶じゃなくて
ほとんど紙にインクで印刷された、普通の本に近いような液晶が発明されて
結構スゲかったよ。しかもかなり薄い
テレビ通して何で、実物見ないと本当のところはわからんが
あれどうなったのかなあ。あれだったらデータ配信でオッケーだと思うんだけど
誰か詳しく知らない?
↑
テレビ通して何で→テレビ通してなんで
山形浩生
リンクを張らせろとかいうしゃらくせぇメールはよこすなバカ野郎! ケチなんかつけねーから、
どこへでも黙ってさっさと張れ! そういうメールをよこしやがったら、断るからな。いちいち相手
の身元を確認していいの悪いの判断するほど暇じゃねーんだ! そんなけちくさい真似するくら
いなら、最初っから無料でこんなもん公開したりしねーぞ! 世間様におめもじさせられねぇと
思ったら、その時点で引っ込めるわい。
黙って張る分にはなんの文句もつけない。絶賛リンクも結構、「こんなバカがいる」的罵倒嘲笑
リンクも大いに結構。煮るなり焼くなり好きにしやがれ。ファンメールもかねた事後報告もオッケー。
あとおひねりでもくれるってんなら、もらってやるからありがたく思え。いいの悪いの返事も書いて愛
想の一つも振りまこうってなもんだ。
でも、そうでなきゃそんなメール受け取って、読んで、おまけに返事書くだけのコストを、なんでこ
のオレが負担してやんなきゃならんのだ。しかもそういうメールに限って、クソていねいでまわりっくどくて
あいさつと社交辞令ばっかで、いつまでたっても用件がはじまんないで、長ったらしくて官僚的で、
他人に配慮してるようなツラして実は自分のケツをカバーすることしか考えてねーのが見え見え。
どうしても許可がないとリンク張りがリスキーだと思うんなら、明示的に許可がないと法的にリンク
が困難とかいうんなら、そんなとこはリンクしていただかないで結構。黙ってリンクしていいという文章
を読んで、それを理解する能力がないやつ(個人法人を問わず)なんか相手にしてられっか!
丸ごとコピーしたいときも、文章自体を変えないで(変える場合にも変えたところを明示すれば
オッケー)、もとのURLと版権と、転載自由だってのさえ明記すればなーんも文句はつけないので、
これも黙ってやってくれ。
でも山形が死んだらどうなるんだ、という心配性の人のために、遺言もつくっといてやろう。いたれ
りつくせり。親切だろう。どうだ、これでもまだ文句あるか。じゃあな。
>皆さんの中にもブックオフを利用している人やしたことがある人が大勢いると
思います。私も利用したことがあります。でも、もうやめにしましょう。
このままでは、新刊の売り上げが落ち続け出版社の利益が少なくなり、
漫画の存亡にも影響を及ぼします。現在すでに収益が減ったことにより、
出版社は売れ筋の漫画しか掲載できなくなっているそうです。
今までにないような作品を描く漫画家がいても採用できないと出版社の人が雑誌の
インタビューで答えていました。今後は、漫画は似たような内容ばかりになり、
つまらなくなってしまうということは十分にあり得ます。
もう、絶版になってしまった物を買うのは仕方がないとしても、まだ手に入れる
ことが出来る本をブックオフで買うのは止めましょう。
ブックオフで本を買い、本来利益を得られるべき人たちの手に利益が入らないという
のは極端な言い方をすればwinmxで違法にアプリなどを交換していると同じと言える
のでは無いでしょうか?
あなたは将来つまらない漫画しか読めなくなったとしても、あなたの子供が
くだらない漫画しか読めなくなるとしてもブックオフで本を買い続けますか?
おはようございます。土曜日はカミさんの実家に泊まっていたためパソコンが
なくて、私が書きこむことも皆さんからの書きこみを読むこともできませんでした。
ようやく家に帰ってきまして、今起きたところです。9:00から出社ですが
うちは千葉の柏なので、通勤時間が一時間以上かかります。
7:30までネットを楽しめるので、文学板におじゃましてます。
ところで、上記の文章は、以前ブクオフについてスレを立てていた人のものです。
>>494 さんのリンクで知りました。ありがとうございます。拝読し私のアプローチの
方法を自己反省していたところです。上のかたのアプローチにはまったく同感で、
出版社と著者に利益が正当に入らなくなればなるほど、現在のひと握りの
ベストセラー作家にのみ仕事が回るようになり、中堅および未知数の
可能性をもった新人の本がショボい部数でしか出せなくなってしまいます。
そうするとかれらが廃業に追い込まれるだけでなく、新人小説家の発掘
というものが、まったく叶わなくなってくるのです。
文学賞をとったとしても、次、また次という依頼は当然の如くなくなり、
文学のムーブメントがある時代から突然「停止」してしまうのです。
それでも自分には関係無い、今安くものが手に入ればどうなってもいいと
思う人は、ブクオフを利用すればいいでしょう。
ただ、「我さえよければ知ったことか」という考えは、いつか自分にハネ返って
くることになると思います。私をふくめて、世の中に生きている人たちは、
ひとりひとりはちいさな存在で、ありんこみたいであっても、時代をつくるのは、
私たちありんこたちなのですから。
>>453さん
>新聞みたいに折り曲げられるディスプレイはすでに発明されている。
(電車の中でデジタル新聞をサラリーマンが読むようになるのは、近いはず)
目が疲れにくいディスプレイが出てくれば、「紙」の優位性はたちどころに
消えるね。
そうでしょうか?私は、ディスプレイは電気代がかかるので、紙のほうが
優位であると判断しています。私事をいわせてもらうとお風呂の中で読書
することが多いのですが、ディスプレイだとそうはゆきませんから。。。
それではまた、文学板を徘徊しながら、みなさまからのご意見待ってます。
503 :
吾輩は名無しである:02/11/25 08:02
ブックオフに並ぶのは「ひと握りのベストセラー作家」 による
新刊書が殆どなので文句はその筋の読者に言ってください。
それに純文学主体の文学板住人が不買運動を起こしても
ブックオフサイドとしては痛くも痒くもないでしょう。
煽るなら書籍板やミステリー板が宜しいかと思いますが?
マニアックな新人作家の作品はもともとブクオフにそんなに出回らないしね。
むしろ新人作家の作品の定価を下げたほうがいいと思う。
古本でも手に入らない、新書は高いから買わない。
で、新人作家は消えてゆくのよ。
>>502 パトスさん、あなたの人間性をある程度信じてはいるけど、
いくらなんでも主張(=プロパガンダ?)に無理があるよ。
ディスプレイの電気代なんて! パトス氏は電気代がかかるから携帯を持たない主義かい?
東西線で門前仲町を通るけど、毎朝満員電車の中で必死に折りたたんで日経を読んでいる
サラリーマンは多いよ。メルマガみたいに自動配信されれば、コストも下がり、買う手間も省け、
コンパクトにスクロールしながら読める。すでに自動配信への移行は避けられない既定事実だと思う。
>>495みたいな情報もあるしね。(ところで風呂場ユーザーが本の市場になりうるとでも?)
おれが示したい方向というのは、ブックオフとの競合は過渡期的なものにすぎないということ。
本がデジタル化されたら古本屋も一緒にあぼーんだよ。本当の危機は、デジタル化された後に、
小説というジャンルを大衆が選んでくれるかだよ。今すでに死につつある文学が、
音楽、PC、ゲーム、映画などなど、これらの各ジャンルと競合して生き残っていけるかだよ。
流通上の諸問題は出版業界のドラスティックな再編を伴いつつも、テクノロジーが解決してくれるだろう。
今あなたが真剣に考えなきゃいけないのは、デジタル・コンテンツとして他のコンテンツと一線に並ぶだろう「文学」に
いかにして「勝てる商品価値」を吹き込むかではないの?
そこまで見通せない出版社・出版人は退場すべきだよ、業界の淘汰を待つまでもなく。
まず最初に頭に浮かぶ文学の「勝てる商品価値」はコストパフォーマンスだよ!
音楽、ゲーム、映画は一人で創るのは難しい。しかし小説は作者一人で十分。
流通が90パーセントを搾取する今の不自然な陋習さえあらためれば、作り手が軽い分
長編を150円で売って食っていける。それなら場合によっては1500円のCDに勝てる!
つまり文学が生き残っていける。
以前から一番言いたかったことをいうよ。本当に文学を守りたいのなら、
文学に寄生して90%を搾取しているアンタらが消えてくれ!
アンタは自分が文学を守ろうとしているのか、ローン支払い中の自分のマンションを守ろうとしているのか
一度真剣に考えるべき!
アンタらがブクオフを攻撃する論陣を張るのは、禿しくスジ違い。
多くのレスがそう書きこんでいるのに、あなたは都合の悪い指摘には
レスをつけようとしない。なぜ? 2チャンネラーは低劣なバカばかりだが、
あなたが考えているほどバカではないし、あなたほどバカでもない。
もうひとつ。大手なら、ブクオフ台頭によってイタイのは、そもそも長き
に渡って不採算部門の純文学などではなく、マンガと一般書籍だと正直
に言うべき。ここらへん隠蔽しての議論には極めて意識的な欺瞞を感じる。
知と文化の権威を笠に着て、その守護者然として登場、純文学を救うため
と鼓舞してのブクオフ叩き、、、という本スレにおける安直なキャンペーン
の展開もまた、「会議」とやらで決議されたプロパガンダの一方策なん
だろう、と考えたりすると、激しく鬱になる。。。この滑稽さにも関わらず
グロテスクで笑えない。が、このスレでも大多数の賛同を得られない、という
というのは、皮肉ではあるが、救いかも。
↑これは自称版元サイドの275の良レス。パトス氏は同じ業界人としてどう反論するわけ?
508 :
吾輩は名無しである:02/11/25 12:20
大手出版のブクオフ叩きは、
やはり時代を読めてない見当違いな物のような気がする。
「不況」なんだよ?
消費者の財布のヒモも当然固くなる。社会全体でデフレ。
だけど、「本」の値段はどうよ?全然変わってない。
銀行みたいにバブルの時に膨らみすぎて、
シェイプアップされた経営体質になってないんじゃない?
古本屋のせいで売れない、などと嘆く前に、
社内のコスト削減とか、それを値段に反映させようとか、
やってるのだろうかと甚だ疑問。
そんな状況で「消費者の財布具合に応じた価格設定」をする店が出たら、
そちらに流れるのが当然じゃないの?
というかブクオフっていうのはコピーライトの権限に反している大前提
があるわけだよ。人の出版物が流通ネットワークから反れたものとして
行方不明(DEAD)状態になっているものだからそれを市民同士で売買
することに上層構造と下層構造の資本主義経済の乖離のまさに裂け目
であるという本質は見逃せないわけね。出版社それ自体がどんなにがんがって
スリム化したってその版元から買い手にわたる流通経路は完全に固定
されているからこそ、そこからはみ出てしまった資本に対する処置の
仕方というのが行き届かないというわだかまりがあるわけね。
で、そうした権限を版元からのネットワーク内に「限る」ための
「コピーライト」があるにもかかわらず、それは逆の意味で売り手と
買い手とを縛り付ける媒介物の多種化に向かわせるわけ。
そうなってくると、その資本に介入するあらゆるスポンサーの「権限」
が点になって結ばれて資本はそこでしか「コピーライト」されない
という現実が立ちはだかる。そのネットワークから零れ落ちて、どこにも
届かない資本は、もはや「コピーライト」すらされない、という無法地帯
=カオスになってるっていう。その状況からいかに売り側の権限の完全なる
体制を整備するかっていうところが一番の課題なわけだよ。だから
会社自体の経営体質とか云々は確かにその会社のためにはいいだろうけど
資本そのものの流通にはそれほど影響しないというわけ。
510 :
吾輩は名無しである:02/11/25 13:16
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
(´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`) (´Д`)
511 :
吾輩は名無しである:02/11/25 15:14
宮崎駿がテレビかラジオで言ってた。
「ほんもの」は食えない時代だって。
なるほど。
宮崎は食えてるもんな
513 :
吾輩は名無しである:02/11/25 16:57
宮崎は日本のハリウッド
514 :
吾輩は名無しである:02/11/25 16:58
ハァ?
お前興行収入にしか関心ないだろ
515 :
吾輩は名無しである:02/11/25 16:58
根本敬がねこじるをかっこ「本物」とかいう安易な言葉で表現したのには
がっかりした。
516 :
吾輩は名無しである:02/11/25 17:03
ほんとの本物は食えるだろ。偽者の本物が食えないだけだよ。
ほんとの本物はほんとの偽者とか偽者の本物に埋もれないように
偽の偽者であるように心がけてるものなんだけどな。
本物が本物面してたら売れないね、確かに。
517 :
吾輩は名無しである:02/11/25 17:04
なぞなぞ?
518 :
吾輩は名無しである:02/11/25 17:05
本当のことが知りたくて嘘っぱちのなか旅に出るイルカが手を振ってるよさよなら
>>509 もう少しわかりやすく整理された文体で書いてくれ。(きみも出版関係?)
きみが言いたいのは、要するに、出版社の経営体質の問題ではなく、二次売買の利益が
著作権側に還元されない流通構造に問題がある、というわけね。
でも古本屋は昔からあったし、ゲームの中古ソフトの裁判でも
メーカー側があっさり敗訴したよね・・・出版社はちゃちなブクオフ不買キャンペーン
張るより、真剣に生き残る道を模索したら?
本に関しては二次流通をウンヌンする以前に、再販制度という一次流通の旧弊を
問題にするのが、自然ではないかと。
520 :
吾輩は名無しである:02/11/25 17:24
なんだかんだ言ってブクオフなくなったらみんな困るくせに
いらねーよ、ブクオフ
遠吠えパトスがどんな本が好きなのか
ちょっと知りたかったりする
523 :
吾輩は名無しである:02/11/25 17:38
くせーし、ブックオフ
ブクッフは店員の挨拶が異様にうるさい
525 :
吾輩は名無しである:02/11/25 17:44
526 :
吾輩は名無しである:02/11/25 17:44
それよち立ち読みドキュソがうざい。
バックにいる宗教団体がウザイ
ブクオフは利用しなくなった
>>519 >ゲームの中古ソフトの裁判でも
>メーカー側があっさり敗訴したよね
そんな単純な裁判じゃなかったと思われ。
>>530 >東京、大阪両高裁の判決を支持し、メーカー側の上告を棄却した。
最高裁がどんな風に裁くのか注目してたら、あっさり上告棄却とはね。
という程度のニュアンス。話題性は大きかったが。
532 :
吾輩は名無しである:02/11/25 18:44
まず再販制度をどうにかしる!
533 :
吾輩は名無しである:02/11/25 18:49
>>504 むしろ新人作家の作品の定価を下げたほうがいいと思う。
なるほど、納得できますね。
卑近な言い方ですが「おためし価格」ってことですね
新人作家にしたって、まずは部数を確保したいだろうし
読むほうだって、面白そうだなと思っても
よく知らない作家の本が高いと買いそびれてしまうだろうしね
ハードカバーで、700〜900円くらいかな?
それくらいだったら投機的な本買いができると思う
(業界的にはペイできんかな?)
というか、新人なんだから最初は文庫で出して
軌道に乗ったら、ハードカバーってのもよさそう
どうでしょうか?>パトス氏
山形浩生
リンクを張らせろとかいうしゃらくせぇメールはよこすなバカ野郎! ケチなんかつけねーから、
どこへでも黙ってさっさと張れ! そういうメールをよこしやがったら、断るからな。いちいち相手
の身元を確認していいの悪いの判断するほど暇じゃねーんだ! そんなけちくさい真似するくら
いなら、最初っから無料でこんなもん公開したりしねーぞ! 世間様におめもじさせられねぇと
思ったら、その時点で引っ込めるわい。
黙って張る分にはなんの文句もつけない。絶賛リンクも結構、「こんなバカがいる」的罵倒嘲笑
リンクも大いに結構。煮るなり焼くなり好きにしやがれ。ファンメールもかねた事後報告もオッケー。
あとおひねりでもくれるってんなら、もらってやるからありがたく思え。いいの悪いの返事も書いて愛
想の一つも振りまこうってなもんだ。
でも、そうでなきゃそんなメール受け取って、読んで、おまけに返事書くだけのコストを、なんでこ
のオレが負担してやんなきゃならんのだ。しかもそういうメールに限って、クソていねいでまわりっくどくて
あいさつと社交辞令ばっかで、いつまでたっても用件がはじまんないで、長ったらしくて官僚的で、
他人に配慮してるようなツラして実は自分のケツをカバーすることしか考えてねーのが見え見え。
どうしても許可がないとリンク張りがリスキーだと思うんなら、明示的に許可がないと法的にリンク
が困難とかいうんなら、そんなとこはリンクしていただかないで結構。黙ってリンクしていいという文章
を読んで、それを理解する能力がないやつ(個人法人を問わず)なんか相手にしてられっか!
丸ごとコピーしたいときも、文章自体を変えないで(変える場合にも変えたところを明示すれば
オッケー)、もとのURLと版権と、転載自由だってのさえ明記すればなーんも文句はつけないので、
これも黙ってやってくれ。
でも山形が死んだらどうなるんだ、という心配性の人のために、遺言もつくっといてやろう。いたれ
りつくせり。親切だろう。どうだ、これでもまだ文句あるか。じゃあな。
536 :
吾輩は名無しである:02/11/25 22:03
537 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/25 22:09
>>534 最近、雑誌のような紙質でカバーなしのペイパーバック形式による安売りマンガ
をコンビニでよく見かけます。ものによっては従来のマンガ単行本の定価の半分以下で売
られているということもあって、売り上げは好調だそうです。ちなみに殆どのブクオフでは
その形式の本は買取を行っていません。あれの小説版をやればいいんじゃないでしょうか?
538 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/25 22:16
コンビニに安価の文学作品が大量に置かれるようになれば、ブクオフへの対抗
勢力になるのではないでしょうか。イメージとしてはディアゴスティーニの
週刊誌のような感じで。だけど書店と出版社の関係性もあるからそうもいかない
んでしょうか。でもそれを言ったらそもそも漫画雑誌がコンビニにあるわけですよね。
539 :
吾輩は名無しである:02/11/25 22:54
べつにブックオフが特別変わった商売してるわけじゃない。
ただの古本屋だろ?規模が違うだけで。昔ながらの商売。
それで出版社・作家が食えないっつうのは甘えた話。
べつにピーコして売ってんじゃねぇんだぜ。
CDみたいにレンタルしてCDRにピーコされるようなものとも違う。
上のレスでも言ってるようにいろんな流通形態を考えるべきなんだ。
何もしないで、文句ばっかり言うな。不況の時代に。
「文化」を生産してるんだから、ほっといても儲かるようにすべきとでも思ってるのか?
今日日そんな甘えた話も通用しないと思うぞ。
少しは頭を使い、努力しろや。特に出版社。
540 :
吾輩は名無しである:02/11/25 23:04
>>537 >ちなみに殆どのブクオフでは その形式の本は買取を行っていません。
買取は行われています。
定価300円弱の所をブックオフではいきなり100円からです。
既に減価償却をした過去の名作を週刊誌感覚で刊行しているから
傷口がそれ程広がらないだけで…
>あれの小説版をやればいいんじゃないでしょうか?
それが文庫本や新書本だと思うんですけどねぇ。
541 :
吾輩は名無しである:02/11/25 23:15
文庫や新書がいつできた形態なのか考えてみたほうがいい。
もっといろいろな形態を考えてみたほうがいいんじゃねぇの?
そう言えば、以前、コンビニに薄っぺらい150円くらいの文庫もどきが並んでた。
が、売れなかったらしく、すぐに無くなった。
市場が判断することではあるが、努力しない人がいい目を見ないのも確かで、それは当然のこと。
542 :
吾輩は名無しである:02/11/25 23:23
>506-507
彼へなんていい返すのだろう?>パトス
とは言え、彼もこの地道が呼びかけがなんらかの効果があると本気で思ってるわけでもあるまい。本気で作家を保護しようと思ったら、政治に働きかけるしかないと個人的には思う。すっげー道は険しそうだけど。
543 :
吾輩は名無しである:02/11/25 23:55
例えば井上靖や筒井康隆が言っているように、
本来作家というものは雑誌掲載料や単行本1冊あたりの印税で生活できる生き物じゃない。
作家生活を始めて数年経ち、著作が数冊以上になって初めて生活の余裕が出てくる。
だから、出版社サイドも中長期視点で販売計画を立てなければならない。
ところが、昔だったらハードカヴァーで刊行できないような作品を平気で出版して
1〜2年後には文庫落ち。そしてさらに1〜2年で絶版。
こんな状態で作家が食べていけるわけありません。
結局文化を消費財としか捉えられない出版社サイドが文学最大の敵なわけだ。
それでもビジネスとして割り切るのなら良いのだが。
だったら、同じくビジネスとして文化を消費しているブックオフを批判出来ない。
>>542 さん
私はここで論争をするつもりはありません。
2ちゃんねるを利用する人たちの、ブクオフにたいする
考え方が知りたかったのです。
もっと酷い荒らしに遭ったり、誰もまともに答えてくれないんじゃないかと
当初は予想していました。
けれども、ほとんどの人が真面目に書きこんでくださっている。
ありがたいです。
今日、会議がありましたが、ここで頂いたご意見もニ〜三、取り混ぜながら
話をすすめてゆきました。
>>543 >こんな状態で作家が食べていけるわけありません。
食い方によると思われる。後は、臨済録でも読むべし。
>アンタは自分が文学を守ろうとしているのか、ローン支払い中の
自分のマンションを守ろうとしているのか
一度真剣に考えるべき!
こんな書きこみもありましたが、それは両方ですよ。
生活という人質を取られてるから、私は真剣に何かと立ち向かう
パワーが湧いてくるのです。それをごまかして「純粋に文学のため」
なんて綺麗ごとは言えないですねえ。
>>545 別にそういう方向でも構いませんが、
パトス氏によると作家の生活向上という意見もありましたので。
まあ、「自殺は文士の勲章です」(尾崎秀樹)という考え方もありますね。
文学板にいる人は、ブクオフで買いはするけど売らない、
というのが多いのではないでしょうか。私だけかな?
単純に「買うな」と言うより、売る側の意識を知ったほうがいいのでは。
品がないと商売にならないのだし。
>>546 >こんな書きこみもありましたが、それは両方ですよ。
彼の主張はどちらかしか守れない、と言うところにあるのよん。
文学を守るなら、90%の流通コストを中抜きしてデジタル化するしか道がないとね。
大塚英志の文学コミケでは手ぬるい。生き残れない。
>>548 さん
どうしても売るのなら、いっそブクオフではなくて、
ヤフーオークションとか古本屋にして欲しいです。
作家の知らないところで学会を儲けさせるのは筋違いですね。
>>549 さん 密かに肝にめいじておきます。
>>547 >作家の生活向上
というよりも現代作家に魅力を感じません。
したがって、新刊書は手に取ってみようという気持ちが湧いてまいりません。
たいへん残念ではありますけれど、ただいまのところは、日本の古典から学び
直させていただいております。とはいえ、原文は読みづらいと感じておられる
読者のほうがきっぱり申して多いかと思われます。
そこで、たとえば、「白楽天詩集」武部利男訳・平凡社なんかですと、すべて
ひらがな訳(固有名詞カタカナ)。七・五調でしっくりきます。けして媚びな
い、けしていばらない。なのに原文と齟齬があるようには感じない。
俳句だと、芭蕉・一茶・子規・山頭火・放哉などはいつまでも売れつづけてい
ますね。なのに、一茶を見い出し、芭蕉・子規を噛み締め、そして山頭火や放
哉を育て上げた荻原井泉水の本はなぜ出版されないのか。肝心のキーパーソン
が見向きもされないのか。これ以上のことは私も企業秘密といいますか、虎の
巻ですから、言いたくない気持ちがあります。井泉水を過去の人であるかのよ
うに扱っておいて何をいまさら、ということですね。言葉が過ぎたかもわかり
ません。その点、お許し下されば幸いです。
デジタル化されたのなんてよみたくもないね。
それよりもっと装丁を豪華にしてよ。
箱入りと最近少ないじゃん。
箱入りと→箱入りとか
554 :
吾輩は名無しである:02/11/26 01:50
>>548 売るよ〜。どんどん売る。
特にハードカバーを期待して買ったのに、中身が大ハズレだった時。
他の人にムダにお金使わせないように、リサイクルする。
地球に優しく。
だいたいさ〜コンビニにしたって半分利益とってもいいから置いてくださいみたいな営業マンも来るわけよ。
大出版社の営業マンも1軒1軒回って頭下げてきたら?置いてくださいって。
そういうことはどんな業界でもやってるよ。
既存の書店に頼るだけじゃなくてさー
書籍はペットボトルのジュースなどとは違う、もっとずっと「高尚」なもんだとは世間一般は思ってないよ。
楽して儲けようとしてるようにしかみえないよ。
>>539 出版社、そして書店は500円の価値があると思うものを500円で売る商売です。
ブクオフはそれを100円で売る商売なんですよ。それのどこが普通の商売なのか理解できません。
他の古本屋との違いは薄利多売ということです。それによって本の価値は著しく貶められた
のではないかという気がします。ブクオフが本の価値を軽視している人達から二束三文で本を
買い取ったりバイトを安く使ったりしているのと出版社が製作コストを削減して安く本を出
版するのは同じ様な事だとは思えません。本を安く売るのは簡単でも、本を安く作るのは難
しいということです。
>>540 >ちなみに殆どのブクオフでは その形式の本は買取を行っていません。
買取は行われています。
置いている店舗が1軒だけで置いていない店舗が3軒あったので、
置かない店が多いのかと思ったんです。
>それが文庫本や新書本だと思うんですけどねぇ。
従来の漫画単行本の定価は400円〜1000円です。これは文庫本や新書の定価と
ほぼ変わりません。最近流行のペイパーバック風の漫画単行本は、紙の質を
落としてカバーをつけないことで従来500円の内容の漫画を税込み300円で販売
しているのです。ものによっては従来500円の漫画2巻分のボリュームのものを
500円で販売しているケースも有ります。文庫や新書を更に安くするにはそういう
方法がいいのではないかということです。
557 :
吾輩は名無しである:02/11/26 03:13
でも本の値段はそもそもそんなに高くないのかもしれません。たとえばそれが
ラーメンだったりすれば、ラーメン屋で食べたラーメンがまずかった時にこん
なものを600円も出して食べるんだったら自分で作ったほうがよかったなと思う
こともできるわけですが、600円で買った小説がつまらなかったからといって、
600円の経費で自分でも同じものを作る事が出来るわけではないのです。
我々が本を買うのは、単なるインクを染み込ませた紙の束が欲しいからではなく、
本に携わる人々の労力に対して金を払いたいからなのです。本は物ではないのです。
560 :
吾輩は名無しである:02/11/26 03:26
しかし、それは「価格は消費者が決める」という視線が欠けてますね。
500円の価値があると思ってるものに本当は価値がないかも知れない。
少なくとも消費者はそう感じてない可能性はある。
それでも500円で売ろうというのでは、消費者から見放されてもしょうがないでしょう。
「こんなものを600円も出して読むんなら」、レンタルビデオでも借りておこうと考えている可能性は充分あります。
すなわち、「娯楽」としてほかのジャンルに負けてるんじゃないですか?
それを無視してすべて(というわけでもあるまいが)ブックオフの所為にされても「消費者」は納得できないでしょう。
とにかく。ほかの業界と比べて、出版界はこの不況下にあまりにも旧態依然としているのは間違いないように思われます。
561 :
吾輩は名無しである:02/11/26 03:28
また、そうゆうコトを。
オレは「素敵なモノ」にお金、使いたい。
...最近、翻訳小説しか買ってないけど。
562 :
吾輩は名無しである:02/11/26 03:42
文庫が700円とか1000円とかする。
ブックオフは確かに100円〜300円程度で売る。
しかし、1000円の文庫に誰が納得するのか?
我々が本を買うのは「本に携わる人々の労力に対して金を払いたいから」などではない。
その本の内容に対して(エンターテインメントにせよ学術書にせよ)価値を見いだすからなのだ。
その「価値」は値段との相対的なバランスで決定されるのだ。
>>560 現実的に考えたら、新刊書店のディスカウント商法を認めるというのが
一番いいのではないでしょうか? 書店がどの程度まで安売りできるのかはわかり
ませんが、大学生協ではどんな本でも1割〜2割引きで購入できますよね。1万円なら
2千円も得するんですよ。大学関係者しか利用できないところが殆どですが、大きい
大学の場合、誰でも利用可能です。あれってどういうからくりなんでしょうか?
564 :
吾輩は名無しである:02/11/26 04:09
しかし、そのディスカウントに絶対反対なのが「大出版社」。
彼らはぬるま湯での過去の栄光が忘れられないんだろうな。
565 :
業乳 ◆SiOKeS1Yvw :02/11/26 04:14
ディスカウントなんかしたら
中谷の本みたいなのばっかり書店に並ぶ事になるぞ
でマイナーな専門書は以上に高額になる
>>562 1000円の文庫に関しては物によりけりですね。たとえばちくま文庫
の芥川全集は一冊平均700円で全8巻ですから合計5,600円です。テレビゲーム
より安く手に入るんです。こういうものはいいと思います。これがもし従来
どおり1冊4000円くらいだったら8冊で3万2千円です。ゲーム機本体より高い。
内容の価値で言ったら芥川全集はゲーム機本体より高くてもいいのかもしれません。
しかしそれがゲームソフトよりやすく売ることができるわけですね。本の値段
って難しいものですね。僕は月収が20万円以下で、少ない時には10万円を下回る事も
あります。それでもどうにか毎月1万円以上は本を買います。正直言って1000円以上
する本にはなかなか手が出ないため、たいていは文庫化されてから買います。
そのため文庫化されていない新人作家の本自体、滅多に買わないのです。
>>564 マイナーな専門書は今でもすでに高額だと思うんですけど。
568 :
吾輩は名無しである:02/11/26 04:26
ラーメンだろうが小説だろうがエロビデオだろうが音楽だろうが
それに携わる人々の労力に対して金を払いたいと思うけどね。
ずいぶんと思い上がった比較論だな。
純文学作家の生活を守るためには図書館数を増やす事が先決かも知れません。
確か今のところ全国の国公立図書館の数は3000館程度だったと思います。しかし
これは欧米の人口に対する図書館数の比率が約1.5万人に1館なのに日本では約4万
人に1館なんだそうです。欧米諸国の比率に並ぶためには館数を3.5倍にしなくて
はいけません。あと6500館ということです。これで合計9500館になり、たとえば
文学史的に重要な作家の著書は全ての図書館が購入しなくてはいけないという法律
でも作れば、純文学作家の著作は図書館への納品分だけでも初版8000部を捌ききる
事が可能なのです。
570 :
業乳 ◆SiOKeS1Yvw :02/11/26 04:38
>>567 いや、もっと高額になっちゃうかと…
>>568 ラーメンはやはり戦略物資だから
小説やエロや音楽とは一緒にできないだろね
ちなみにレンタルビデオ店は日本全国に2万軒以上あります。図書館の7倍です。
>>568 でもラーメン屋のラーメンがまずかった場合、リサイクルは
できませんよね。ゲロを吐いて店員に突っ返すわけにもいきません。
ん? これは意味がなさすぎたかもしれません。
573 :
吾輩は名無しである:02/11/26 04:48
工藤は雑談スレの今のレスについて考えてなさい。
日本文学は衰退したのかな?
リサイクルされる文学は衰退か?
>>573 文学が衰退したのではなく、大衆の知性が衰退したのです。
小説化が尊ばれないのは小説そのものがつまらなくなったからではなく、
大衆が小説を読まなくなったからです。それは小説本来の価値が下がったせい
ではなく、大衆がテレビゲームや漫画などの快楽を享受し易い娯楽に飛びついて
いったからです。たとえるならこの状況は、自らの外見や内面を磨いて恋人を
作ってセックスすることを忘れて、風俗に行ったりAVを観る事で性欲を満たして
しまう事に似ています。日本人よ、本当にそれでいいのか? という義憤を感じます。
僕は小説を読むだけでなく、漫画やテレビゲームにも関わってきました。
漫画は小説と同じくらい読んでいるかもしれません。テレビゲーム業界では
3年間テストプレイヤーをしていましたから1000本以上はやっています。
小説は中学生の頃はSFなどの新し目のものを読んでいましたが、高校生くら
いからは主に古いものばかり読んでいました。最近になってからまた新しい
ものも読み始めました。その結果導き出されたのが
>>574のような考えです。
現代小説は内容的にいえば多くのテレビゲームや漫画や映画を凌駕している
ものも多いです。むしろテレビゲームや漫画や映画には小説を凌駕するもの
のほうが少ないくらいだとさえ思えます。
>>546>>550 このスレやあなたの問題意識が
文学板にとっては板違いだということに
いいかげん気付いて下さい。
>>550 学会と言うのは、あの学会の事ですか? 僕と学会の因縁についてはお話しましたでしょうか?
578 :
吾輩は名無しである:02/11/26 10:26
ゲームに現代小説が負けているのは売り上げから見ても周知の事実。
工藤と大衆の感性は違う。
どちらが優れているか決定することはできないが。
小説=高尚、ゲーム=下賎と見ていないか?
ジャンルなんてなんだっていいんだよ、ゲームみたいに高くてもいいんだよ、面白ければ。
579 :
吾輩は名無しである:02/11/26 10:44
>>578 いやゲームは基本的に子供向けに作られてるんだから、
レベルの低いものであることは間違いないだろう。
いい大人がやるもんではない。
ただ例えば坊ちゃんがスーパーマリオよりそんなに優れているとも思えないがね。
580 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/26 10:59
>>578 僕は実際にゲームをたくさん遊んでみた上で多くのゲーム中のストーリー
や構造は全く目新しさのない過去の作品の焼き直しでしかないと言っているんです。
全てのゲームがくだらないというわけではありません。
>>579 アクションゲームと文学作品を比較するのは難しいですね。文学と比較
できるのは主にRPGやシミュレーション、アドヴェンチャー、サウンドノベル
などの作品ではないかと思われます。かつては本好きだったはずの20代の女性
文芸ファンが今ではそういったものにひかれているという傾向もよく見かけます。
そうそう、僕は作家には憧れるけれど自分自身は活字嫌いというようなバカな女
が結構好きなんですよ。そういう女性ファンは読みもしないのに太宰や島田雅彦
の本を買ったりします。そういうターゲットをもっと意識してもいいのではない
でしょうか? 音楽の分野ではそういう傾向が顕著ですよね。あゆやモー娘。フ
ァンの中には音楽的に心酔しているわけではない人が大勢いると思うのです。
581 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/26 11:03
町田康には女性ファンが多いですが、本当に彼の文学的価値を理解できて
のことなのかどうか、はなはだ疑問です。しかしそうは言ってもそういう
とにかく売れる純文学作家がいてくれる事で出版社も助かり売れなくても
良質の作品を産み出す作家にも投資する事が出来るわけです。
582 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/26 11:05
要はハンサムな僕のような作家をデビューさせろという事です。売れるためなら
僕はヘアヌード写真集だって出しますよ。ああ、とうとう本音を言っちゃいましたw
>>582 ビジュアルから辻のファンになった女がどれだけいるんだろう。
純粋に内容を支持している女性ファンが多いんじゃないの?
>>582 >要はハンサムな僕のような作家をデビューさせろという事です。
すげぇな・・・工藤
工藤は先にヘアヌード写真集でデビューすりゃいいじゃん!
2丁目でスカウトしてもらえよ。作家としての肥やしにもなるし。
腐ってる・・・腐りきってる。
586 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/26 12:07
>>583 辻にしてもお洒落だしエッセイでの発言がかっこいいという部分もあると思いますよ。
>>584 それはやりたくないです。作家が脱いだりするからこそ価値があるんですよ。
587 :
世紀のétudiante:02/11/26 12:11
辻のエッセイやその他の発言がかっこいいと思う気持はわかるよ。
確かにかっこいいから。
でも、書くもの(小説)は別だけど・・・
588 :
吾輩は名無しである:02/11/26 12:35
>>586,587
辻のかっこよさは、思春期の若者限定だと思うが。
本人も「第三反抗期」にあるらしいし・・・
>>580 なんでストーリーだけでゲームと比べる?
ゲームは小説と違ってビジュアル、音楽、アクション性まで含めてゲームだぞ?
ゲームにとってストーリーは一部分に過ぎない。
小説にとってのストーリーもまた一部分。
小説にとってのビジュアル、音楽は行間や文体だろ?
総合的な面白さで比べろよ。社会的に認知されている面白さ=売り上げだから。
モノによっては小説でも勝ち目はあるが今の純文ではディグダグは超えられない。
590 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/26 12:39
>>589 少なくとも安部公房や高橋源一郎の作品はディグダグを超えています。
[馬鹿は 完全無視」
でないとクソスレに粘着ageW
、
592 :
吾輩は名無しである:02/11/26 12:40
じゃあ、今度からは
「工藤伸一を見ていると田吾作という言葉を思い出す。」
ですね。
[馬鹿は 完全無視」
カマウ奴は同程度の馬鹿とみなすw
594 :
吾輩は名無しである:02/11/26 13:04
俺の連れが河原町の古書店で一万円もする本を買ったよ。
新刊書店ではもはやない本だよ。
ブックオフにはあるはずもない名著。
あの、大岡信氏のことを「大岡君」と呼んでいた
大先生の本だよ。学ぶんならこれからだよ。ほほ。
[馬鹿は 完全無視」
でないとクソスレに粘着ageW
、
596 :
吾輩は名無しである:02/11/26 13:48
古書店(ブックオフではない)は探すといい本があるらしくって、
俺の連れはまず新刊書店へ行くけどやっぱり「ないな」といって
古書店へ行くよ。古書店でどうしても欲しい本を少々高くても
無理して買う。古書店の本は売れてしまったら次の入荷がいつに
なるか分からないから見つけたらすぐ買わないといけないらしい。
絶版の本なんかは特に高い。横で見ていてビックリしたよ。
でも、それでもそれしか手元に置く方法がないんだから仕方がない。
ブックオフには探しに行かない。だってブックオフにあるような本
だったら手元に置きたいって思わないからね。
597 :
吾輩は名無しである:02/11/26 14:19
>>596のつづき
限られた予算の中から本代を念出するわけだから、
優先順位の高いものだけを買うことになる。
それが高価なものであっても後々のために買う。
また、厳選した本は手放すこともしない。
598 :
吾輩は名無しである:02/11/26 14:22
>>597まあ、あんまり高い本になると長期購入計画になるけど。
599 :
吾輩は名無しである:02/11/26 14:25
「ガロ」書店売り中止、オンデマンド出版に
白土三平氏、水木しげる氏、つげ義春氏らが活躍したことで知られる
青年漫画誌の老舗「ガロ」(青林堂)が、販売不振のため来月発売の
2003年1月号から書店売りを中止、インターネット注文による
オンデマンド出版に切り替わることになった。
「ガロ」は1964年創刊。公称2万部だが、最近は実売で数千部まで
落ち込んだ。長年、月刊誌として親しまれたが、今年7月号からは季刊。
オンデマンド出版は読者からの注文を受けてから1冊ずつ印刷・製本する
方法で、復刻本など少部数出版で広がってきているが、雑誌ではほとんど
例がない。青林堂では「通常の取次・書店売りルートでは、返本率が高す
ぎて経営が困難。オンデマンドなら返本がなく、必ず利潤が出る」と説明
しているが、漫画家への原稿料などは「実売部数に応じて」としており、
従来通り、新作を主体とした編集ができるかどうかは微妙。来月発売の
1月号は再録中心で編集するという。注文はオンデマンド書店サイト、
コミックパーク(
http://www.comicpark.net/garo/)などで受け付ける。
編集長である蟹江幹彦・青林堂社長は「どんな形であれ『ガロ』は
必ず出し続ける。創刊以来の新人発掘という原点に立ち返りたい」と
話している。(読売新聞)
[11月26日11時46分更新]
>>599 情報サンクス。「オンデマンド」来ましたね。
601 :
吾輩は名無しである:02/11/26 15:33
「純文学作家の生活を守るためには図書館数を増やす事が先決」などという意見が、私のような「大衆」からしたら噴飯ものなんだよ。
図書館は作家のためというより、市民のためにあるだろう?一義的には。納税者のためにある。
また、テレビゲームは子供向けで大人がやるものではない、というのも現状からかけ離れている。
実際、テレビゲームは大人にも売れているし、「純文学」は昔、小林秀雄が谷崎潤一郎の言葉を引いたのを読んだことがあるが、主に30歳以下の「こども」のための世界なのである。
ずっとこのスレを読んできたが、出版関係者の依存的な姿勢、自助努力の欠如、無責任さは想像以上のものがあるな。
人の金で生き残ろうとするなよ。自分で何とかしようと考えろよ。
世間ではみんなそうして生きている。
>ずっとこのスレを読んできたが、出版関係者の依存的な姿勢、自助努力の
>欠如、無責任さは想像以上のものがあるな。
ププーッ!
どこに出版関係者とかいるの?
アホな2チャンネラーばかり集まってるスレにw
遠吠えパトスは出版関係者
604 :
吾輩は名無しである:02/11/26 15:44
1は出版関係者じゃないのか?
イタタタタ・・・
プ、ヒキコモリの分際で。
607 :
吾輩は名無しである:02/11/26 16:36
守らなきゃいけないようなものが今どれだけあるかということを考えたい。
産業じゃなくて文化でしょ守るのは。業界の利益を守ったって
文化もいっしょに守られるとは限らないわけで…
608 :
吾輩は名無しである:02/11/26 16:41
>>500 出版社の台所事情で一部のベストセラー作家で大きく一発稼ぎたい、
一方で可能性のある中堅作家や新人の部数を減らしてる。なんだか
へんな話だね。
可能性をみずから閉ざしておいて、可能性を探すなんて実に奇妙だ。
609 :
吾輩は名無しである:02/11/26 17:10
山形浩生
リンクを張らせろとかいうしゃらくせぇメールはよこすなバカ野郎! ケチなんかつけねーから、
どこへでも黙ってさっさと張れ! そういうメールをよこしやがったら、断るからな。いちいち相手
の身元を確認していいの悪いの判断するほど暇じゃねーんだ! そんなけちくさい真似するくら
いなら、最初っから無料でこんなもん公開したりしねーぞ! 世間様におめもじさせられねぇと
思ったら、その時点で引っ込めるわい。
黙って張る分にはなんの文句もつけない。絶賛リンクも結構、「こんなバカがいる」的罵倒嘲笑
リンクも大いに結構。煮るなり焼くなり好きにしやがれ。ファンメールもかねた事後報告もオッケー。
あとおひねりでもくれるってんなら、もらってやるからありがたく思え。いいの悪いの返事も書いて愛
想の一つも振りまこうってなもんだ。
でも、そうでなきゃそんなメール受け取って、読んで、おまけに返事書くだけのコストを、なんでこ
のオレが負担してやんなきゃならんのだ。しかもそういうメールに限って、クソていねいでまわりっくどくて
あいさつと社交辞令ばっかで、いつまでたっても用件がはじまんないで、長ったらしくて官僚的で、
他人に配慮してるようなツラして実は自分のケツをカバーすることしか考えてねーのが見え見え。
どうしても許可がないとリンク張りがリスキーだと思うんなら、明示的に許可がないと法的にリンク
が困難とかいうんなら、そんなとこはリンクしていただかないで結構。黙ってリンクしていいという文章
を読んで、それを理解する能力がないやつ(個人法人を問わず)なんか相手にしてられっか!
丸ごとコピーしたいときも、文章自体を変えないで(変える場合にも変えたところを明示すれば
オッケー)、もとのURLと版権と、転載自由だってのさえ明記すればなーんも文句はつけないので、
これも黙ってやってくれ。
でも山形が死んだらどうなるんだ、という心配性の人のために、遺言もつくっといてやろう。いたれ
りつくせり。親切だろう。どうだ、これでもまだ文句あるか。じゃあな。
610 :
吾輩は名無しである:02/11/26 17:13
611 :
吾輩は名無しである:02/11/26 17:16
ってゆーか、最近の小谷・たつみ夫婦、必死だと思わない?
小谷が平凡社からハリーポッター解読本をだしたよ。
たつみも今時「プログレッシブ・ロックの哲学」……だとさ。
夫婦そろって廃墟出版社て戯れ歌をデュエットするのがたつみ夫婦のお仕事なんですか〜?
http://www.heibonsha.co.jp/ 平凡社から11月22日発売!
『ハリー・ポッターをばっちり読み解く7つの鍵』
小谷真理=著 定価:本体1,143円(税別)
ハリーが靴下をなんどもドビーにプレゼントするのは、なぜ?
スナイプ先生があんなにいじわるなのは、なぜ?
たくさんの「なぜ」が「なるほど」に変わる魔法の本です。
なぞ解きに超便利! 登場人物さくいん付き
『プログレッシヴ・ロック の哲学』
巽孝之=著 定価:本体1,400円 (税別)
今なぜ、キメラの音楽なのか?
キング・クリムゾ ン、ELP、ピンク・フロイド、イエス、レフュジー……。
その 崇高の美学を読み解く。
名盤20厳選ガイド付き!
612 :
吾輩は安吾的散歩者である:02/11/26 17:32
古書店の多い町で育ち、香しい花街の夜を散歩し、
新古今の世界に憧れ、芭蕉の旅は電車でしたが、
物心ついた頃から早朝の寺院の境内の松の露、その輝かしさ、
今も忘れず、また欧羅巴の哲学に親しみ、それもまたよし面白し。
古書店の多い町で育ち、春夏秋冬を古書とともに散歩し、
私はそれを漫歩と名づけ、つれづれなきままに日暮し原稿に向かったが
反応は全くなく、逢坂山の関を越え、自由気ままな俳人となりて
歌を詠み、句をひねり、近江の人となりにけり。
詩板にて白鑞金等々の名で出ています。ブックオフなど通りすぎ
いつものぞくは古書店よ。頼んでおけば集めておいてくれまする。
古書店よ、ああ、古書店よ、古書店よ。
水瓶のごとく良書あり・・・・。
613 :
吾輩は名無しである:02/11/26 17:37
も〜さ〜、売れないってことはつまんないんだからさ〜
それでいいじゃん。
売れるような本を書けよ。
本を書くってことはさ〜
自慰行為じゃないんだから
売れないやつはさっさと喰いっぱぐれればいいよ。
614 :
吾輩は名無しである:02/11/26 17:37
ブックオフの弱点は状態の良い本しか置いてないところ。
615 :
吾輩は名無しである:02/11/26 17:40
茶色くなりきって、ちょっとでも濡らしたら
ぼろぼろになっちゃいそうな古本って
すきだなぁ。
616 :
吾輩は名無しである:02/11/26 17:42
ただ、つまんないトコに傍線とか引いた本を売り出すのはやめて。
なんか冷めるときがある。
617 :
吾輩は安吾的散歩者である:02/11/26 17:59
>>613へ
訂正>反応は全くなく
→出版社からの反応は全くなく
というわけで、俳句の文芸賞に入賞したうえ、A新聞文芸批評欄に
取り上げていただいた。ゆえに自由律俳句を極めんがため、近江へ
さっさと居を移し、月の下をゆれるさざ波、野菊の冬の山風、行く
春へ京・近江の友らとともにワハハハと宴を張っておりまする。
618 :
吾輩は名無しである:02/11/26 18:04
>617
タイミングづれたんで誤解されちゃいましたが
>612の反レスのつもりじゃなかったです。
とりあえずぶつくさ言うよりも面白い本を書けor出版しろ
ということで。
619 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/26 18:48
>>599 編集者が全員辞職して青林工藝舎を作った件には触れていないんですね。
620 :
吾輩は名無しである:02/11/26 18:54
工藤は早くHP更新しる!!
621 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/26 18:56
途中でテレビゲームに関する話題が出ていたので一応書いておきますが、
スクウェアとエニックスって本当に合併するんですね。ドラクエが今後
どうなるのか気になります。FFなみのグラフィックになるのにはちょっと
抵抗がありますもので。その辺はうまい事やってくれるんでしょうかね。
622 :
吾輩は名無しである:02/11/26 18:56
読めばわかることをレスするバカ・・・
623 :
吾輩は名無しである:02/11/26 18:57
ジエンだからw
いつものことだからw
624 :
吾輩は名無しである:02/11/26 18:57
いいから早くHP更新しる!
待ってるんだから
>>621
625 :
吾輩は名無しである:02/11/26 18:58
何の意味内容もないことを書き散らして
何がおもしろいんだろう? 阿呆か?>621
626 :
吾輩は名無しである:02/11/26 18:59
馬鹿は無視してください,
おながいしまつ。
>>621 ドラクエなんてつまらんやろ。
俺はゲームという分野自体を見下してはいないが、
ドラクエは画面ショボくて単純につまらないと思う。
628 :
吾輩は名無しである:02/11/26 18:59
629 :
吾輩は名無しである:02/11/26 19:00
はい、ジエンがんがれ
630 :
吾輩は名無しである:02/11/26 19:04
RPGを最後までしたことがない
631 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/26 19:12
>>627 画面のしょぼさがいいんですよ。美麗なグラフィックにはなってほしくないんです。
632 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/26 19:15
>>625 経営難に瀕しているわけでもないのに合併する企業があると言うお話です。
出版業界の合併劇ってあんまり聞かないもので気になったんですよ。そういう意図は
読み取れませんでしたか? バカなんですか? 白痴なんですか?
>>621ではゲームの話だと思った。出版業界の話からそれたと思った。
634 :
吾輩は名無しである:02/11/26 19:25
635 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/26 19:34
>>633 出版社の場合は思想の問題などもあって合併に至らないのでしょうか。
>>634 迷惑メールは迷惑メールというだけあって確かに迷惑ですからね。
大体1日に3通ほど届きます。そのソフトの使用は考えてみます。
教えてくださってありがたいです。更新は明日までにはと言う感じです。
ちょっと色々とやる事もあるもので、どこまでできるかわかりませんが。
実はこの後、下北沢まで行かないといけないのです。
636 :
吾輩は名無しである:02/11/26 19:36
>>635 たしか、埼玉かどっかでしょ工藤の家は。
下北まで大変だね。がんがれ。HP更新は明日見てみるから。
637 :
吾輩は名無しである:02/11/26 19:38
はやくHP更新しれ!
こんなところでグズグズするな!
638 :
吾輩は名無しである:02/11/26 19:39
いってらっせい、下北沢!
639 :
吾輩は名無しである:02/11/26 19:47
工藤は町田だよ。
640 :
吾輩は名無しである:02/11/26 19:47
>>1 いまの出版社は、新刊の売り出し方がワンパターンすぎかと。
これまでのように、新聞の書評を当てにしたり、
片隅に陰気な広告をちまちま打ったって、読者層が広がるわけがない。
週刊マガジンに『群像』の広告を
阿部のカラー写真付きで広告載せるくらいのことはやってもいいと思う。
ほかにも、女性誌とか音楽雑誌に書評欄をつくるとか、
売り出したい新人作家を、2chで自作自演しまくって印象付けるという禁じ手も。
新刊の本をいかに売り出すか、がブクオフ対策に少しはなると思う。
新刊がふつうの書店よりも先にブクオフに並ぶことは絶対ないわけだから。
>>621 出版社の合併の話がしたいのなら、そういう言ってください。
「出版社が合併に至るのか?」は出版界の不況をどうすればいいか
という話の中でちょっと話がずれる気がします。
642 :
吾輩は名無しである:02/11/26 19:52
>>640 それを小規模ながらも実際にやっちゃったのが
『文藝』じゃないかな?失敗したようだけど。
643 :
吾輩は名無しである:02/11/26 19:53
そして、中央公論社は・・・
644 :
吾輩は名無しである:02/11/26 20:22
般若の「死霊」を売ろうとしたら、50ですと言われたぞ。
645 :
吾輩は名無しである:02/11/26 20:29
般若って誰だよ、般若ってw
646 :
吾輩は名無しである:02/11/26 20:36
647 :
吾輩は名無しである:02/11/26 20:37
まあ、本名はその通りなわけだし。
648 :
吾輩は名無しである:02/11/26 20:52
いまは不況だから、売れない本は目立たないけれど、
景気が良くなってからも売れない本なのだとすると・・。
649 :
吾輩は名無しである:02/11/26 21:03
値段のことで恐縮ですが、
「竜馬が行く」は始め作者が「多くの人に読んでもらいたい」と
相場よりも安い価格にしましたが売れなかったそうです。
やはり、本は企画をしてすぐに売れるものばかりでないのですね。
「竜馬が行く」が多く読まれるようになったのは後のことです。
しかし見れば見るほど傲慢なスレタイだよなあ。
日本の出版業界が終わってるってことが確認できてタメになりますた。
651 :
世紀のétudiante:02/11/26 21:54
竜馬がゆくは8冊もあるし、読者も二の足を踏んだんでしょう。
確かに面白かったし、細部もしっかりしていて
立体感もあった。
でもあれは今後も受け継がれる良作であって、
ブクオフで100円で売られようとも依然として良作なんだから、
安くで売られても、より多くの読者に見てもらえたらいいんだと思うよ。
652 :
吾輩は名無しである:02/11/26 21:57
みすず書房、国書刊行会、白水社、筑摩書房あたりが
良書を出版し続けてくれたら他の出版社はどうでもいいです。
653 :
吾輩は名無しである:02/11/26 21:59
>>649つづき
経営の上では売上げ数字を今日、明日にでも上げたい気持ちは分かりま
す。ベストセラーという手段は数字に出やすい。
でもベストセラーは飽きも早い。
出版社がすぐに結果を見たいがためにを大部数を発行しても1度読めば
飽きるのでは、新刊を買う意味がありません。
ブックオフに限らず、古本屋さんや図書館へ行って読みます。
出版社がキャンペーンした瞬間は読んでも永く愛読しそうにない本なら
新刊を買う意味はなく、編集が売りたいと願うような本やこれまでに読
んだことのない本や昔から読みつがれたような手元に置きたい本が
出版されないのなら本好きの人は新刊をますます手にとらなくなります。
編集者がサラリーマン化したといわれるのは今にはじまったことでは
ありませんが、出版社や編集が世に出したい本の結果がいまにあるの
ですから、ブックオフで買おうが買うまいが・・とあえて言いたいです。
>>653 一回借りたりして読んで、それで、価値があると思ったら
新刊で買うという姿勢が理想的かもね。
655 :
吾輩は名無しである:02/11/26 22:08
>>642 『文藝』って失敗したの?
最近全く読んでないからわかんねーや
売れてないのがダメ、って言う奴の「売れてない」の基準がよくわからんのだが
『早稲田文学』も、文芸誌じゃない上に終わっちゃったけど『批評空間』も
ちゃんと黒字出してたんでしょ。『早稲文』のヌーヴォーロマン特集号なんか完売したんだよ
ちゃんとやり方はあると思うんだけど
ただし例えば『重量』はギリギリw しかも一部Q払いだし。Qもなんか終わったけど。
とにかく小規模で上手くやればちゃんとできる、はず?
656 :
吾輩は名無しである:02/11/26 22:21
>>654 図書館ができてよく本を買うようになった、と聞きます。
本屋では立ち読みしながら中身を吟味することが多いですが、
図書館で本に出会えるように、本屋で本に出会えると本当にいい。
>>656 禿同。
手に取って読みたいと思う本が売ってる本屋がない。
よっぽどデカイ本屋でないと
屑みたいなベストセラーと雑誌しか置いてない本屋ばかり。
>>656 そうだね。本屋で自分の求めていたあるいはそれを超えるような
いい本に逢うと、得した気分だし本当にいいよね。
でも、現状ではそういうことは少ないんだよね^^:
659 :
吾輩は名無しである:02/11/26 22:43
くだらない本屋は、全部王手と吸収合併ということで。
660 :
吾輩は名無しである:02/11/26 22:50
「あの出版社が力を入れているのだから」といった信頼があっての
ことは大きいと思います。
ちくま書房のような品揃えの幅はとても大切です。
661 :
吾輩は名無しである:02/11/26 22:52
>>660ちくま書房関係者ではありません。念のため。
662 :
吾輩は名無しである:02/11/26 23:05
>>655 >小規模で上手くやればちゃんとできる、はず?
私もそうだと思います。
黒字に治めることを数重ねて読者に応えるというのが今の時期に
必要な販売方法なのであって、一発で大部数をねらう販売方法
のような大まかな時期ではないと思うのですが。
663 :
吾輩は名無しである:02/11/26 23:15
出しても出しても本が売れる時期ではないので、
なおさら安全策をとろうとするのが
かえって裏目にでているとも思われます。
664 :
吾輩は名無しである:02/11/26 23:27
M上龍のような垂れ流しエッセイはいらん
665 :
吾輩は名無しである:02/11/26 23:29
出版点数を減らした時点で経営危機に陥る、
そういう流通上の問題もあるでしょう。
これも再販制度下における寡占の問題点。
やっと家に帰ってきました。みなさん書きこみありがとうございます。
厳しい意見が日増しに増えているような気がするのは気のせいでしょうか。
勤めている身分で言うのもアレですが、大手の出版社がだんだんいやに
なってきています。本を作っているという実感のないまま次々と課せられた
ノルマで本を出していってる・・・そんなことを言う同僚がいます。
なんなんでしょうね、この職場。たしかに今の文学を潰していっている
元凶は私を含めた出版社そのものなのかもしれません。
今日も担当している作家さんに、電話で罵られました。
あんたらはサラリーマンだから、自分たちが「お金がない」と言っている
ときの切迫感が正確にわかっていない。と。
もし私が会社の上層部にいたら、売れない新人作家さんにも光が当たる
ように「作品主義」でゆけるのですが、そうなると会社はたちどころに
潰れますね。
結局のところ、文学というものは商売にならないものだと痛感しています。
文学で食おうとしているほうが間違いなんでしょうね。
667 :
吾輩は名無しである:02/11/27 00:06
町の本屋さんで個性的なお店は少々遠くても行こうと思います。
ただ、そういうお店はなかなか少ないですよね。
どうも、品揃えが想像つく分、キヨスクのように便利ではありますが。
668 :
吾輩は名無しである:02/11/27 00:06
669 :
吾輩は名無しである:02/11/27 00:08
いや案外、作品主義の方が長い目で見たら生き残るかもしれませんよ。
>厳しい意見が日増しに増えているような気がするのは気のせいでしょうか。
特に気にする必要はないよ。厳しいのが現実です。
あと、このスレ立てがプロパガンダではないかという疑念が尽きないから、
一度きちんと釈明しておいてほしい。会議のネタ集めです、でもいいから。
これはどっちでもいいけど、あんたの好きな本を教えて。
671 :
吾輩は名無しである:02/11/27 00:13
っていうか、作品がいいものでないと買う気がもうしない。
672 :
吾輩は名無しである:02/11/27 00:15
>>666 既出というか自レス蒸し返しだけど、国内のマーケットは縮小する一方だから、
版権を海外へ売るみたいな形で、国際競争力のある作家を育てるわけにはいかんのですか?
サッカーの海外選手を思い浮かべるのは、もちろん間違いなんだろうけど、
末永直海が輸出できるんなら、他にも作家を輸出できると思う。
たとえば全米がマーケットなら、やや売れでもペイするのではと。
夢物語なのか?
674 :
吾輩は名無しである:02/11/27 00:21
出版社が「作品」を売らなきゃ何を売るっていうんだろう?
675 :
吾輩は名無しである:02/11/27 00:25
海外進出は講談社インターナショナル(だったかな)が昔からやっているが
成功したという話は寡聞にして知らない。
676 :
吾輩は名無しである:02/11/27 00:28
漫画文化が文学を潰すんだね。
テレビの登場で映画が斜陽になったように。
ブクオフと関係なくて、すまん。
677 :
吾輩は名無しである:02/11/27 00:29
>もし私が会社の上層部にいたら
サラリーマンの悲哀を感じた・・。
アメリカの作家でもさほど売れてないわけでしょ?マトモなのは
だから大学が金出してその作家を雇う代わりにその間に作品を書かねばならないと
欧州では政府がお金出してくれるのが多いよね
そのかわり、例えば多和田葉子は年間三割くらい朗読のドサ周りをしてるらしいが
なんかないかね
んーと・・・有名作家や批評家のつくる同人誌(にしては規模が大きめな)ブームみたいなのとか
だめ?
679 :
吾輩は名無しである:02/11/27 00:40
まぁ、相手が勤め人である事を良いことに
辛らつな言葉を投げつける作家も相当DQNだな。
金がないなら日雇いなり売りでもやればいいんであって。
他人に当たるのは筋違いだ。
>>679 くわしく知らんが
荒川洋二は頑張ってるらしいね
水道管チェック?かなんかで働きながら
作品を自ら書店に売り込む。どうか置いてくれと
なんか泣ける(TДT)
しかし荒川ほどの大御所(といっても正直あんまり読んでないが)でも
おいてくれない書店が多いらしい。
これは悲しい。
>>680 さん
荒川洋二=荒川洋治
荒川さん私だいすきです。水道検針の仕事をしていらっしゃいますよね。
荒川さんは詩人ですから、ジュンブンの作家さん以上に困窮を強いられる
立場でしょう。
日本も中国みたいに、優れた表現者は国が率先して面倒を見るという制度が
できたらいいと思っています。
682 :
吾輩は名無しである:02/11/27 00:56
作家が編集に金策を頼む話はよくあることだと思う。
作家はじぶんの一挙手一投足が明日の生活にかかるから、
カリカリするのは当然でしょう。
サラリーマンは組織に守られている分、或程度気楽にしてられる。
>>681 あーこりゃ名前間違いスマそん
この前中国の詩人のドキュメンタリー番組をビデオでちと見たのだが
中国の詩人の地位はものスゲー高いみたいですよ
ということはそれだけ詩や文学の人気が高いということで
ウラヤマシイ
684 :
吾輩は名無しである:02/11/27 01:01
サラリーマンでも失業すれば作家の気持ちがしみじみ分かるヨ!
>>670 さん
私はプロパンガス、いやプロパガンダではありません。
会議のネタ拾いというのもひとつのきっかけですが、2ちゃんをよく閲覧している
身として、単純に「この人たちはブクオフについてどう考えるんだろう?」
という興味が湧いただけです。
スレ立てるのは初めてだったので、やりかたがわからず違う板の人に聞いたり
しました。ものすごく緊張しました。
好きな本ですか・・・担当ではありませんが花村萬月さんは好きですね。
山田詠美さんも。テクニックだけでなく、作家本人の行き様を
うつしているような作品が好きです。かといってもろスキャンダラスに
自分のゴタゴタをいちいち小説にするような作家とか、自分ダイスキ人間とか、
そういう三流はいただけませんね。
686 :
吾輩は名無しである:02/11/27 01:04
作品としては、横の違いでしかないものが、
縦の差に見えてしまうとは、これは一体どうしたわけだ。
大手出版者、編集殿。
そこが首の皮1枚の品性だと思うんですよ。
お金と出世のためにアクセクしている人と、
作品第1、そのあといろいろ追随する人と。
688 :
吾輩は名無しである:02/11/27 01:28
>>687へ
>作品第1、そのあといろいろ追随する人
してみた。しているところ。
ちくま、平凡、岩波、同人、古本屋を旅しつつ、
湖畔の夕日にハーモニカの秋風。
近江の白楽天は凪たる春の朝へ月影とともにゆく。
689 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/27 05:38
>>642 僕は『文藝』のヴィジュアル路線はまだまだこれからその真価を発揮していく
可能性にみちみちているのだと考えています。オタッキーな話で申し訳ありませんが、
角川書店のアニメ雑誌『ニュータイプ』がそれまで世間一般からは地味な裏方職業とも
とられかねなかった「声優」をまるでアイドルタレントのように扱いはじめたことがき
っかけとなり多くの「声優雑誌」なるものが誕生したのです。「声優雑誌」は10年ほど
前はたいてい「季刊」だったのに、いまや殆ど「月刊」になりました。テレビゲームの
急激な進化にも後押しされて、いまや「声優ブーム」は花盛りといったところなのでし
ょう。そういった流れの中で「声優」のギャラの相場もどんどん向上していったし、「
声優」を目指す若者もうなぎのぼりなんだそうです。「作家」も読書家の間から支持さ
れるだけでなく本を読まない層からも注目されるようになればそれにともなって読者人口も
増加するでしょうし、出版業界の景気もよくなってくると思うのです。いま求められている
作家の条件は「カリスマ性」です。「カリスマ性」のある作家のとりことなってしまった熱
烈なファンが無碍にも著書を転売するような心配はないということです。
690 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/27 05:41
追伸・昨日、『踊る! さんま御殿』に宮村優子さんが出演されていました。超可愛かったです。
>>680を読んで。
出版社は人材派遣行を兼ねるべきです!!
692 :
吾輩は名無しである:02/11/27 06:13
菊池寛みたいに
一に生活、二に芸術という考え方の作家ばかりに
なったら、つまんないね。
芥川龍之介みたいに芸術至上主義の作家も存在し
続けて欲しい。身を滅ぼそうとも。
>>689 工藤さんのおっしゃることはもっともだと思います。
「ダ・ヴィンチ」などはそれをやろうとして失敗している
いい例ですね。あれでは作家がもっと遠いところへ逝ってしまうだけです。
工藤さんみたいにヘアヌードになれる男の作家さんが出て来たら最高ですね。
早くデビューして(もうされているのでしょうか?)ぜひなって欲しい
ものです。
作家の場合露出が激しいとカリスマ性は減退するでしょう。
特に純文学の場合は天皇といっしょで
顔を隠した方がググッと権威は上昇します。
「何か分からないがスゴイぞっ!」という一般人の美しい誤解で。
例えば村上春樹のように鍋物の食材のような顔を晒したら一発でパーです。
彼はその作品と同様に自らの存在も
ミスティフィケーションのベールで覆おうべきだったのです。
>>694さん
鍋物の食材のような顔・・・なんと豊かな表現力、不謹慎ですが笑いました
しかし顔を隠して表に出ないとなると、よほどの話題がない限り
誰も知らないままになってしまいます。
町田康さんのように露出してカリスマになるのが正攻法でしょう
697 :
吾輩は名無しである:02/11/27 07:48
本を読まない人間に本を買わせる・・・
しかも純文学を・・・
それはもう金持ってて、頭の悪い女子高生ターゲットに
するしかないね。
綿矢りさの文藝賞受賞なんて出版社の策略じゃん、
高校生や若者の購買力を高めるのを狙った。
知識人相手の純文作品はもうだめってか?
ところで平野啓一郎の新刊売れてるの?
698 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/27 09:08
僕が求めているのは、本人は売れるためなら何でもするような下品な人間
でありつつも、心の中では売れなくても地道にいいものを書いてくれている
作家への尊敬の念をひたかくしているような作家が増えてほしいということ
なのです。文学が不良債権呼ばわりされるのは大手出版社が漫画や写真集等
の文学以外で得た収益によって文学を支ええているという状況があるからな
のであって、売れる文学を量産する作家に支えられて地道に作家活動を続け
ている作家の生活を保障できるのであれば、文句は言われないわけです。
699 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/27 09:11
スピルバーグはゴダールに「商業主義の権化」とけなされながらも尊敬する
映画監督名に「ゴダール」の名を上げ続けていると言う話を聞いたことがあります。
こういう関係を理想としているのです。
>売れる文学を量産する作家に支えられて地道に作家活動を続け
>ている作家の生活を保障できるのであれば、
工藤くんおはよう。朝から楽観的だね。どの作家であれ、文学が量産できる時代は終わりつつある。
きみは世界への認識がやや甘いよ。
701 :
吾輩は名無しである:02/11/27 09:16
>>698 真意がわかった。つまり辻ジンセイが金井美恵子を支えるという訳ね。
たとえば。
両方沈むんじゃない? 流行作家でさえ、そんな余裕はないと思われ。
むしろ作家が、あるアーティストの詞を手がけたり、ドラマの本を書いたりして
他ジャンルへ精錬された言葉を積極的に売り出していく姿勢が必要だと思う。
702 :
吾輩は名無しである:02/11/27 09:26
辻仁成や江國香織の購買層は馬鹿女であり、
町田康の購買層はダメ人間や夢追い人の若者、
流行作家=ビジネス戦略家
703 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/27 09:33
>>702 馬鹿女、ダメ人間、夢追い人っていうのは文芸ファンの中核ともいえませんか?
姑息な女や世渡り上手な人間、堅実な人は一般教養のために文学全集を読むことはあっ
ても、あまりマイナーな現代文学などは読まない印象があります。
704 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/27 12:12
>>701 先ほど読みかけていた書物を床に打ち捨てて早朝の冷たい風に晒され
ながら近所の書店に向かい、そこに陳列されている書籍を眺めながら小一時間、
考えてみたんです。辻仁成が金井美恵子を支える必要なんてないんですよ。辻仁成が
金井美恵子の役目も果たし、金井美恵子が辻仁成の役目も果たせばいいんですよね。
それぞれの作家が売れセンとマニアックなものを同時進行で作っていけばよいのです。
あととにかく作家自身がもっと本を読むべきだろうと思います。ブクオフがらみで学会
話が出ていましたが、学会のリーダーはかなりのつわものですよ。初代会長の牧口
常三郎は柳田國男とも交流の深かった文化人類学者でしたし、2代目会長の戸田城聖
は算術の参考書でベストセラーを記録した事もある実業家でしたし、3代目の池田大作
は2万冊以上の読書数を誇る理論家で、詩歌文芸に関する海外の賞をとりまくってる
人ですから。ゴーストライター説などもあるにせよテリー伊藤辺りが簡単に蹴落とせ
るような相手ではないと思うわけです。作家は創作第一だから読書している暇など
ないという意見も有るとは思いますが、月産数百数千枚というような流行作家なら
ともかく年に1、2冊出す程度の作家なら1冊500枚としても月産120枚程度です。
一日に4枚書けばいいだけなのですから、読書する時間は十分にあるのです。書評家
がたくさん本を読みつつ原稿も書けているというのに、小説家は原稿を書かないと
いけないから読書できないなんてことはないと思います。あえて影響されないために
読まないという作家もいるようですからそういった思想まで統制するつもりはありま
せんが、ライトノベルからポストモダンまで幅広いジャンルの作品を手がけられる作家が必要なのです。
705 :
吾輩は名無しである:02/11/27 12:36
今までさんざ甘い汁吸ってきたんだから出版社も一度淘汰されちゃえば?
そうすれば現状のような粗製濫造もなくなるだろうし、質も上がるよ。
一読者としては出版社が潰れようが関係ない。
全ての出版社がなくなることはまずないし、性質の悪い出版社が潰れるのはむしろ好都合。
どこの業界でも努力しないと続けられない。
出版不況は単純に出版社の人間の努力不足、脚で営業したりマーケティングしろよ。
そろそろ「作家」を職業の一つとするのを止めないか?
707 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/27 12:45
>>705 作家と出版社両方の責任ですね。持ちつ持たれつ一蓮托生の関係なのですから。
書店や読者に責任を転嫁しても何も変わらないどころかむしろそんな事をしていたら
見放されてしまいます。「僕らを見捨てないで下さい!」と泣き落とすくらいの気概が必要です。
これからの労働者は、サラリーマン(含公務員)、フリーターの二種類だけになります。
709 :
吾輩は名無しである:02/11/27 13:01
>>704-5 >書店や読者に責任を転嫁しても何も変わらない
>「僕らを見捨てないで下さい!」と泣き落とすくらいの気概が必要です。
「小一時間」でずいぶんボルテージとグレードが上がったね。オレは工藤のそういうところを
買っているよ。ただしきみのいう「売れ線」にしろ「マニアックなもの」にしろ、境界はほとんどないし、
小説という極小化しつつあるマーケット内で使い分けても、結局行き詰まるだけと思われ。
まあ流通の問題はさておき、
>本当の危機は、デジタル化された後に、
>小説というジャンルを大衆が選んでくれるかだよ。今すでに死につつある文学が、
>音楽、PC、ゲーム、映画などなど、これらの各ジャンルと競合して生き残っていけるかだよ。
自レス大好きだからまた引用するが、工藤くんなりに「ジャンルとしての小説」が生き残る道を
考えてほしい。エンタメ・純文の使い分けなんかで、切り抜けられるような生やさしい状況ではないと思うのだ。
710 :
吾輩は名無しである:02/11/27 13:56
>574 :工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/26 05:16
>文学が衰退したのではなく、大衆の知性が衰退したのです。
>>707は昨日言っていたことと突然手のひらを返したように違ってますね。
711 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/27 14:02
>>709 丁寧なレス、ありがとうございます。外に出ないと考えが停滞しますね。
この前、図書館に行ったらどんどん創作意欲が湧いて読書に行ったはずが殆ど
執筆になってしまいました。行く先が書店や図書館ばかりで本まみれの生活ですが。
>>710 手のひらを返したようにではなく、実際、手のひらを返してみたわけなのですよ。
712 :
吾輩は名無しである:02/11/27 14:04
>>711 手のひらを返したのなら返したと素直に言って下さいよ。
こうもりスタンスをしていると信用できないなあ。
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
715 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/27 14:11
>>709 「お願いです! 買ってください! 読んでください! 〜 売れない純文学作家合同キャンペーン」
などをやってほしいです。新人作家と同時に貧乏生活のただなかでもがき苦しみつつ夭折した作家の本も並べて
「タマちゃん」や「奇跡の詩人」に涙する一般読者の同情を買う事で本を売ることは無理でしょうか?
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
717 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/27 14:17
>>709 高橋源一郎の『文学がこんなにわかっていいかしら』は装丁に人気
少女漫画家のイラストを起用した事が功を成して新たなファンを獲得し、大
ヒットに結びついたそうです。純文学なのにエヴァンゲリオンのイラストレイター
を挿画に起用してみるといった方法は如何でしょうか? 最近、文学に傾倒気味
の江川達也辺りは喜んで協力してくれるように思います。『日露戦争物語』や
『源氏物語』、『家畜人ヤプー』など、連載を5個くらい掛け持ちしているので、
忙しくて今は無理かもしれませんが。僕が本を出せたら是非、頼みたいのです。
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
719 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/27 14:19
イメージ写真として人気アイドルを使うのもいいかも知れません。
それをしたからといって作品そのものの価値が変わる訳ではないのですから。
あくまでも売るための戦略ということです。実際、表紙買いされる本って意外と多いようです。
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
721 :
吾輩は名無しである:02/11/27 14:21
>>717 それはエンタメのやることだと思われ。
ゲージュツやるなら表紙も含めて創作の一部としたい。
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
723 :
吾輩は名無しである:02/11/27 14:25
おお、このドライブ感、呪縛スレを思い出させるね。
724 :
吾輩は名無しである:02/11/27 14:30
>>717 京極夏彦の「ルー・ガルー」も漫画っぽい表紙だったなあ。
「ルー・ガルー」ってアニメ雑誌か何かで読者に小説のアイディア募集したんだってな。
でも売上がどうだったのかは知らない。
元々人気のある京極の小説だからある程度売れたのは間違いないだろうが。
725 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/27 14:34
>>721 文芸書であるからには「タイトルに惹かれて」手にとってもらえる
のが理想的ではありますよね。『文学がこんなにわかっていいかしら』の
場合は、タイトルも装丁もよかったんだと思います。表紙買いが多かったのは
多分、常盤響の写真を起用した『インディヴィジュアル・プロジェクション』
でしょうね。著者名忘れましたけど。自ら表紙画を描いた中原昌也の『あらゆる
場所に花束が・・・』も目をひいたでしょうね。町田康や川上弘美、長嶋有はタイトル
買いでした。W村上辺りもそうでした。綿矢りさは著者近影買いでしたけれど。
726 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/27 14:35
>>724 装丁の如何によっては倍ぐらい売り上げが変わるケースもあると思うのです。
727 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/27 14:39
僕が本を出すなら表紙はフルヌードの僕自身と江川達也が描いた
2次元美少女とのまぐわいです。キモイから誰も手に取らないかも。。。
柳美里の「命」は装丁で売れたパターンだろうな
729 :
吾輩は名無しである:02/11/27 14:41
>多分、常盤響の写真を起用した『インディヴィジュアル・プロジェクション』
>でしょうね。著者名忘れましたけど。
abe
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
>>725 >常盤響の写真を起用した『インディヴィジュアル・プロジェクション』
>でしょうね。著者名忘れましたけど。
阿部和重だよ
734 :
吾輩は名無しである:02/11/27 14:47
魔神は工藤が嫌いなのか?
735 :
吾輩は名無しである:02/11/27 14:51
そうみたい。メール欄。
736 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/27 14:52
>>721 そういえば角川文庫の漱石の作品の表紙は漫画家わたせせいぞうのイラストです。
これって角川的な戦略なんですね。ちなみに平野啓一郎の『日蝕』のダ・ヴィンチの素描
みたいな表紙画って、逆に恥ずかしかったりするのは僕だけでしょうか? 僕が好きな表
紙としては、たとえばW村上や寺山修司、澁澤龍彦の文庫本のものです。そういえば村上龍
の『ブルー』の装丁も著者自身でしたね。
>>724さんが挙げてくれた京極夏彦は元デザイナ
ーですから確か自分の著書の装丁は殆ど自分でやってるんでしたよね?
737 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/27 14:54
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
742 :
吾輩は名無しである:02/11/27 14:57
マジンガーよ。時節柄ヤバイよ。そんなことやってると。
743 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/27 14:58
しょうがない。そろそろ退散します。また明日。
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
何でこいつがアク禁にならんのだ・・・
748 :
吾輩は名無しである:02/11/27 19:34
君ら、嘆いてばかりじゃだめだよ。時代はかわっていくものさ。
100年前は、本なんて売れてなかった。
今は、ネットがあるじゃないか。ネットに発表し金を取る。
高いかねを取ったるでえー
749 :
吾輩は名無しである:02/11/27 19:49
750 :
吾輩は名無しである:02/11/27 20:21
>>737 チュート半端なヌードだな。
どうせならもっとえぐいことやれよ。
削除人本人なら、美香と工藤はとっくに消してるよー。
>>737 しょぼいな〜。これじゃあよくわからん。
753 :
吾輩は名無しである:02/11/27 20:39
754 :
吾輩は名無しである:02/11/27 20:46
はっきり言ってこのスレにいる人たちは図書館が増えたとしても「図書館でタダで読めるせいで作家に金が入らない」とか言いそうだ。
結局「芸術」(爆笑!)の名に隠れて、税金ででも食わせてくれと主張しているに過ぎない。
お前ら、本当に道路公団とどこが違うの?
755 :
吾輩は名無しである:02/11/27 20:56
>751
おまえね、あんまり調子に乗らないほうがいいと思うよ
あんまりあんまりあんまりだー♪
757 :
吾輩は名無しである:02/11/27 21:01
問題は、宗教が政治に介入してる事だ。
758 :
吾輩は名無しである:02/11/27 21:02
渚 水帆【著】「ガラスの鼓動」
[文庫 判] NDC分類:913.6 販売価:\565(税別)
第三次世界大戦後に生まれた「僕」。
僕は人々の憧れである宇宙飛行士を目指し、厳しい競争の渦に飲み込まれていく。
その中で心の均衡を崩した僕は、ふとした弾みで深い罪を犯してしまう。
僕は精神の療養のために都会を離れ海のある街へ…。
そこで美しい少女と出会い、「再生」の物語が始まる。
「新世紀の車輪の下」を連想させる主人公の葛藤と成長。
スカーレット・オハラを彷彿とさせる魅力的なヒロインとの恋。
この上の宣伝文句に似た文句どっかで読んだこと無い?
去年の「すばる」新人賞の宣伝文句とそっくり。
こんな盗作まがいの作品を新人賞に選ぶようじゃ
選者の作家も出版社も、新人賞の作家も世も末よ。
それで純文学が売れないってか。
当たり前だのクラッカー(バクバク
759 :
吾輩は名無しである:02/11/27 21:02
>>753 200CCも入れてこの胸。。。
自叙伝でもないのに表紙に作家本人が出るってのは、
どういう意図なんでしょうか。
表紙で脱げは本が売れるとでも・・・?
お前ら騒いでるくせによく言うよW
761 :
吾輩は名無しである:02/11/27 21:06
>>754 はっきり言ってこのスレにいる人たちは「図書館が増えたとしても「図書館でタダで読めるせいで作家に金が入らない」ということ以外のことばかりを議論してきた。
結局テメエは「ログすら読めない」(爆笑!)低能ぶりを晒して、トンチンカンな煽りを書きこんでいるに過ぎない。
お前、本当に厨房とどこが違うの?
俺のために喧嘩はよせ!!
763 :
吾輩は名無しである:02/11/27 21:10
>>757 政治に介入するのは誰であれ許される
ただ政治と戦争に宗教が利用されているだけ
764 :
吾輩は名無しである:02/11/27 21:10
>>762 コロは何が気にくわないんだよ。碁石以外で語ってくれよ。
(碁石コピペを貼れっていうフリじゃないよ)
765 :
吾輩は名無しである:02/11/27 21:13
766 :
吾輩は名無しである:02/11/27 21:16
>>765 ああいうのは こぴぺ とはいわないんだよ こぴぺは こぴー あんど
ぺーすと の りゃく だよ ばかな きみに おしえてあげる ぱ ろ で ぃ
767 :
吾輩は名無しである:02/11/27 21:24
勝負あり
768 :
吾輩は名無しである:02/11/27 21:25
こんな低レベルがパロディ?嗤わせるんじゃないよ。
ま、それはともかく、同じ作家に金よこせの卑しい主張でも、(難しいだろうが)作家は税制上優遇しろとかそういうことを言うやつはいないな。
低能は低能だと思わせるような主張ばっかし。
ブクオフ潰せってどうやって潰すの?暴力じゃねぇだろうから、法律上規制しろとでも?
その規制の立法事実は作家の生活保障?出版社の利益保護?
ハア?と思わせるような話がヅラヅラ出てくるが、そんな世迷い言、世間一般の誰が聞くかってんだ。
769 :
吾輩は名無しである:02/11/27 21:28
>ブクオフ潰せってどうやって潰すの?
だからスレタイしか読んでないでしょ、あんた。
1の遠吠えパトス以外、潰せなんて言ってるヤツは誰もイナイよ。
マジでもう一回最初から読み直してくれ。話はそれから。
770 :
吾輩は名無しである:02/11/27 21:30
1の主張に沿った議論でないなら、それはスレ違い。
読み直さなくていいから、よそへ行きましょう。
771 :
吾輩は名無しである:02/11/27 21:30
>低能は低能だと思わせるような主張ばっかし。
それは某コテハンのことを言ってんのか? あん? 悪かった。それは否定できない。
772 :
吾輩は名無しである:02/11/27 21:33
プッ
773 :
吾輩は名無しである:02/11/27 21:34
>1の主張に沿った議論でないなら、それはスレ違い。
>読み直さなくていいから、よそへ行きましょう。
よそへいくのは大いに結構だが、スレは、1の主張を布教するためにあるのか?
1への有効な反論や議論が行われるのが、良スレだと思うが。きみはそうじゃないんだね。bye
774 :
吾輩は名無しである:02/11/27 21:36
1への反論や議論を行っているがナニカ?
低レベルのパロディとやらが、それに当たるとでも言うのかな。
775 :
吾輩は名無しである:02/11/27 21:40
いやあもうオレの中ではどうでもいいんだが、1への反論というのなら、きみのレスの
>はっきり言ってこのスレにいる人たちは
という部分は明らかに誤りだね。誤解を招いても仕方ないと思うよ。
まあもういいよ・・・
776 :
吾輩は名無しである:02/11/27 21:41
客観的に読んで766の言い分が正しいよ。
777 :
吾輩は名無しである:02/11/27 21:45
少なくともスレ違いだね。
これまでの話では「最近、新刊で読みたい本がなくなった」あたり
で出版社自体についてだったと思ったのですが?
779 :
吾輩は名無しである:02/11/27 21:51
ネタをふり直すいいヤツがいるね。
パトスの昨日のカキコも「ただノルマのように本を出す大手出版社が厭になった」
とかあったな。オレ自身は本好きで今日もラカンあたりを立ち読みしてきた。
ただ小説は酷いね。最後に買ったハードカバーがマジで思い出せない。
まあ、スレタイをうのみする人はいないんじゃないかなぁ。(たまにいますが。)
>>779そうですか。うちの師匠も同じこと言ってたんですよ。
最近の小説は面白くないから、同じ読むなら昔のものを読めって。
師匠が勧める本を借りて読むと、なるほど昔の方がおもしろいですね。
782 :
吾輩は名無しである:02/11/27 21:57
えっと、工藤くんに今朝聞いた問いがあって・・・
>(流通の問題はさておき)本当の危機は、デジタル化された後に、
>小説というジャンルを大衆が選んでくれるかだよ。今すでに死につつある文学が、
>音楽、PC、ゲーム、映画などなど、これらの各ジャンルと競合して生き残っていけるかだよ。
自レス大好きだからまた引用するが、工藤くんなりに「ジャンルとしての小説」が生き残る道を
考えてほしい。エンタメ・純文の使い分けなんかで、切り抜けられるような生やさしい状況ではないと思うのだ。
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :02/11/27 14:11
>>709 「お願いです! 買ってください! 読んでください! 〜 売れない純文学作家合同キャンペーン」
などをやってほしいです。
という返事をもらった。(あと装丁のことで盛り上がってたね。)
他の人にも、考えてもらえたらうれしい。
783 :
吾輩は名無しである:02/11/27 21:58
大学卒業後、アルバイトしながら執筆してきた
という履歴だけを新聞で読んで、
吉田修一「パーク・ライフ」買った。
作品ではなく人物で買う俺みたいな奴もいる。
784 :
吾輩は名無しである:02/11/27 21:58
「師匠」が気になる…
785 :
吾輩は名無しである:02/11/27 22:01
>>783 吉田修一か。ただ初期作の「最後の息子」が一番いいという人が多いね。
作家の生き方に付加価値をつけるという方向では、_がダントツだが、
そっちが明るいとも思えない。
786 :
吾輩は名無しである:02/11/27 22:05
>>784 それはビートたけし師匠
水道橋博士でした!
だったらおもろい。
>>784あ、もう師匠がパソコン使うから・・・。またきます!
788 :
吾輩は名無しである:02/11/27 22:07
門野…ネタなのか? まあいいや、覚えとこう。
789 :
吾輩は名無しである:02/11/27 22:08
知性派芸人、浅草キッドの水道橋博士か
爆笑問題の大田が小説書けば、
町田康より、絶対面白い作品になると思う。
俺は買うよ。
790 :
吾輩は名無しである:02/11/27 22:10
作家のタレント化、タレントの作家化という方向ね。必要かもね。
>>786 うちの師匠は「白鑞金」です。
「門野」は本名じゃないですがね。漱石先生の門前の小憎にすぎません。
792 :
吾輩は名無しである:02/11/27 22:12
漱石は連想していたよ。白鑞金はどこかで見かけたな。不意ですがオチます
793 :
吾輩は名無しである:02/11/27 22:13
>>789 お前バカ?
面白いやつは小説書いても面白いって?
そう思ってよく小説書く歌手とかタレントいるよなー。
そんなやつはさだまさしの「精霊流し」に感動しとけ。
じゃあ町田康は漫才したらよしもとでトップクラスになれるのか?
ア ホ か。
794 :
吾輩は名無しである:02/11/27 22:16
>>793 お前は厨房か!
どっから歌手やタレントや面白い奴が出てくるんだ。
この2人に限定しているだろ。
なんでこの2人の名を挙げたか
察することの出来ない、理解力ゼロで
文章も読めないお前は死んでください。
795 :
吾輩は名無しである:02/11/27 22:17
「白鑞金」師匠は「月夜の葦」並びに「White Wedding」などの
ネームで詩板にいるようです。
もう、パソコン使いそうなんで、本当にもう渡さなきゃ。またきます!
おまいらおちけつ!
798 :
吾輩は名無しである:02/11/27 22:26
はい、逝ってきます。 グシャ
799 :
吾輩は名無しである:02/11/27 22:26
京子ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ
800 :
吾輩は名無しである:02/11/27 22:28
793みたいな低脳が文学版でうようよいるんだからなあ。
爆笑の太田が高校時代に『フラニーとゾーイ』を二人芝居でやったとかいう
書きこみをこの板で以前読んだことがある。
802 :
吾輩は名無しである:02/11/27 23:04
爆笑の太田は大の島崎藤村ファン。
>>801 太田が高校の時やったのは一人芝居だってラジオで聞いたけど?んで観客が顧問の先生一人だったという。
まあ芸人の言うことだからどこまでが脚色なのかはわからないけど。
>>803 詳しくは知らないけれど、お笑い芸人ネタとしてはちょっとばかり
マニアック過ぎるので、本当にやった事は確かだろうね。
805 :
吾輩は名無しである:02/11/27 23:54
水道橋博士=活字中毒者
爆笑、太田=文学愛好者
806 :
吾輩は名無しである:02/11/28 00:04
>>805 ダカーポと週プレの、それぞれの連載を読み
比べてみると、両者の力量が判然としますよね。
807 :
吾輩は名無しである:02/11/28 00:05
ブックオフの存在によって我々はなぜ困るのか。
ブックオフが有る→著者・出版社・書店の儲けが減る→著作物の供給が量・種類ともに減る→読書愛好家マズー
こんなところかな?
808 :
吾輩は名無しである:02/11/28 00:07
>>何の力量だ?
二人とも優れた頭脳の持ち主だけど、
お笑いの才能は博士の方が上と思う。
昨日のボブ・サップの試合にゲスト出演してた博士はウザかった。
ひたすら「凄い」を連呼してるだけだったし語彙が貧弱だった。
というか番組自体が最悪だったんだが。
太田は何気に繊細だよね。
811 :
吾輩は名無しである:02/11/28 00:17
>>809 語彙が貧弱なのは視聴者層を考えてのことと思われる。
知識人や文学好きな人がわかる言葉を使っても
しょうがないでしょう、あの番組で。
「凄い」「強いね」「最強」とかで十分。
812 :
吾輩は名無しである:02/11/28 00:38
>>811 週プレ連載は、その程度の言葉ばっかです。
>>811 と言うか、水道橋博士の語彙がどれほどかは知らないけど、ボブサップみたいにエンターティメントを「体現」しちゃう人を前にしてどんな言葉をぶつけたもんやら・・・
古館伊知郎がボブサップの入場シーンに「筋肉のスペースオデッセイ」って言ってたけど、これもなぁ(w
というわけで次からは何事も無かったかのようにブクオフの話をどうぞ。
↓
正直太田より田中のほうが好きだ。
もう、いいよ・・・
スレタイに沿った話に戻そう・・・
816 :
吾輩は名無しである:02/11/28 01:01
博士曰く自分はお笑い界のスポークスマンであって
お笑い芸人ではないんだそうだ。
というわけで次からは何事も無かったかのようにフボブサプの話をどうぞ。
↓
818 :
吾輩は名無しである:02/11/28 01:09
今夜のすぼるとではホーストの写真を喰ってたぞ!
田中の兄貴はコム・デ・ギャルソン・オムのデザイナー
もう、いいよ・・・
スレタイに沿った話に戻そう・・・
ただいま帰ってまいりました。たくさんの書きこみに感謝しています。
しかし、爆笑問題の太田さんがそういうかただとは知りませんでした。
お願いしに行こうかなあ(本気)
以前「ダ・ヴィンチ」で「小説を書いて欲しいミュージシャン」の
一位に椎名林檎さんが選ばれていましたが
文学の畑とはまったく違うところからジュンブンが生まれるのも
ぬるま湯状態の作家にとって強烈な刺激になりますよね。
822 :
吾輩は名無しである:02/11/28 02:37
失礼しました
824 :
吾輩は名無しである:02/11/28 02:38
タレント本は勘bennnnnnnnnnnnnnnnnn
825 :
工場労働者:02/11/28 02:52
作家志望ですが新刊なんてめったに買いません。
ほとんど古本屋か図書館に行きます。
海外でも評価されている
辻、ばなな、春樹ですら買う気にはなれん。
しかし彼らは文筆業で食っている。
それは、教科書や便覧に載っているような作家なんて
決して読まない奴が買うからだ。
俺は悟った。漱石やドストエフスキーのような作品を
仮に書けても売れない。今の時代ではわかりやすい人間関係、
身近にありそうな恋愛、おしゃれな感じがする、
そんな本を書けば食えるんだ。
山本文緒なんて、いい例だ。
馬鹿な奴でも共感を抱けるような作品を書けばいい。
だからこの時代に作家を目指す理由は
ビジネスだね、そう心ビジネス。
構成や文体は二の次。
内容重視で、現代人のルサンチマンを
理解してるように見せかけた作品を書くのさ。
そんな俺の作品が新人文学賞に受かるとは思ってないが。
作家になりたい・・・。
826 :
吾輩は名無しである:02/11/28 02:55
作家より文学を目指してください。
827 :
吾輩は名無しである:02/11/28 03:01
このスレが一番好きです。
読んでいて楽しいし、
結局みんな本が好きなんだね。
おかえりなさい。パトスさんがお戻りになったって起こされました。(師匠に)
お体を大切になさってくださいましね。
うちの師匠は風邪をひいてるんですけど、より強力な風邪をあたしに
うつすんですよ。まあ、あたしも負けずにうつすんですけどね。
そいじゃ、明日もがんばってくださいませ。
829 :
吾輩は名無しである:02/11/28 03:20
なんで、日本の小説では「東亜自動社」「毎朝新聞」とか...
実在の社名だしちゃ、マズいの?
エルロイみたいなの、書けっこないねー
門野さん、励ましのお言葉ありがとうございます。
このスレももう終わりに近づいてきて、皆さんともあとちょっとの御縁かと
思っていましたが、また新スレを立てようと思いました。
今度はブクオフ対策ではないんですが、本好きのかたたちにぜひぜひご意見を
うかがいたく、、、楽しみにしていてください。
工場労働者さんが作家を目指されるのなら、「こんな小説を読みたい!
でも、どいつもこいつもそんなものは書いてくれん!よーし、こうなったら
おれが書く!」そういう作品をぜひ書いてください。
>>825 なんとなく同意
結局のところ作家っていうのは職業じゃないんだろうな
職業として成り立つには、「あの世」と「この世」を取り持つ
パトス氏のような編集者の人が必要とされ、
そこにいろんなジレンマがおきるんだろうね
では出勤します。今朝もさむいな
833 :
吾輩は名無しである:02/11/28 09:40
きな、家の近ぐの吉野家さいったんず吉野家。
したっきゃ、なんだがさ人がっぱいで座らいねーんず。
んで、よぐ見だっきゃ垂れ幕さがってで、ふぇぐごんじゅえん引きって書いじゅーんず。
もうな、ほんずがと、バガがど。
ふぇぐごんじゅえん引きぐらいでいっつも来ね吉野家さくるなじゃよ、ほんずが。
ふぇぐごんじゅえんだよ ふぇぐごんじゅえん。
なんが家のやづみんなきちゅーし。
一家そろっで吉野家な おめでてーじゃ。
「とっちゃ、特盛り頼むじゃ」とかいっちゅーんず。 もう見でらいね。
おめ達や、ねぷた煎餅やるはんでその席空げろって。
吉野家ってのはもっと殺伐としちゅーべぎなんだね。
いづ Uの字カウンターさ向かい合っちゅーやづさやすめらいるがもわがんねー
やすめらいるがふんじゃまがいるが、、そった雰囲気がいいんでねーんずな。
かっちゃわらしだば家さ引っ込んでろ。
で、やっと座るにいいがと思ったっきゃ、となり奴が、つゆだぐけじゃ〜とか言っちゅーんず。
そごでまんだブヂ切れだべさ。
なーよ、つゆだぐだの今時流行らねんだいな、ほんずこの。
なにいい面してつゆだぐけじゃ〜、よ。
吉野家通のわぁがら言わさへりゃ今、吉野屋通での最新流行だっきゃやっぱし、
白、これだねな。
大盛り白ギョク。これが通の頼みがだや。
白ってば白飯だげ。そんかわり肉も汁もなんも入ってね。これや。
で、それさ大盛りギョク(玉子)。これ最強。
だばってこれとば頼むど次がら店員さ目とば付けらいる諸刃の剣。
素人さだっきゃ薦めらいねな。
まぁ、おめみてった素人だば、十万国でめぐねウニでも喰ってろってごったね。
834 :
吾輩は名無しである:02/11/28 09:42
つまんね
835 :
吾輩は名無しである:02/11/28 11:27
俺達の意見が、バトス氏の意見として
会社の会議に出されるのだろうな。
俺達、いいように利用されているだけじゃねえの。
新刊に挟んであるようなアンケート用紙を
この板でやっているだけ。
でもジュンブン復興のためならいいか。
836 :
吾輩は名無しである:02/11/28 11:32
>>835 やっと気付いたかw
オマエら簡単に利用されすぎ
837 :
門野であります:02/11/28 11:57
>>835へ
意見そのものが聞いてもらえるかな?
「こんな意見があります。」といっても「うん、そうか。」で終わり。
聞き流されるのはまだいい。かえってパトス氏がにらまれたりして
左遷の憂き目にあわないのを祈るのみです。
838 :
吾輩は名無しである:02/11/28 11:58
今ごろ坊っちゃんみたいな小説書いても売れないだろうな。
ラブひなみたいなヤツの方が売れそう。
奥泉先生。
>>838があんなこといってますよ。売れないだろうななんて。
840 :
吾輩は名無しである:02/11/28 12:05
いまどきラブひなは売れねーよ
841 :
いっそ門野の書生になりたい:02/11/28 12:11
>>839 奥泉先生は売るために必死だぞ。手書きのポップをバンバンつけるぞ。
ミステリファンに買ってもらうために、タイトルにミステリを入れるぞ。
でもトリックがちゃちなので、ミステリファンには評判イマイチだぞ。
842 :
吾輩は名無しである:02/11/28 12:20
「ああ無情を読めなかった夏休み」
を呼んでから鯉
>>1
それから、
奥泉先生、早く博士とお嬢さんを救ってください。お願いします。
あたしには小説は書けませんけど、あたしの母親が言ってました。
「若い頃読んだ時には気づかない意味を年とってきて気づく」
いまから小説は手放しちゃいけないなって思うんです。
>>825 > 以前「ダ・ヴィンチ」で「小説を書いて欲しいミュージシャン」の
> 一位に椎名林檎さんが選ばれていましたが
たぶんそこにも名前が挙がっているだろうとは思うのですが、そういうことでなら
僕はエレファント・カシマシのヴォーカル宮本浩次を押します。彼にはポスト町田康
の才覚を感じます。芥川賞も狙えると思うのです。いつでもボサボサのヘアスタイル
と夏はクーラーなし冬は火鉢にあたるというライフスタイルへのこだわりには古きよき
「書生」の雰囲気が漂っています。楽曲の歌詞にもそういった厭世的でありながらも
世界に視野を向ける姿勢を窺い知る事ができます。普段から饒舌かつ意味不明な奇行を
繰り返す人ですから彼の才能は「音楽」というジャンルだけに留まるものではないと思うのです。
>>835 それならそれでも構わないですよ。むしろ社会人生活のままならない僕のような
人間の意見が社会の役に立つと言うのなら、これほど喜ばしい事はありません。10年前に
『オーパス』という雑誌の企画と『よむ』という雑誌の投書欄にてほぼ同時に、「新潮社への絶版
文庫復刊を求める」僕の文章が掲載された事があります。その翌年から新潮社は初めての
文庫復刊を始めました。僕の投書によるものだったのかどうかは何の知らせもなかったので
知る事は出来ませんが、一挙100冊の復刊文庫中20冊は『オーパス』に掲載された僕のリスト中に
含まれていたものだったので、嬉しかったですよ。こういうことはもっとあってほしいものです。
>>842 書き込みの意図が気になりますw
工藤はとにかく最高。新潮社も動かすとは・・・
あと、門野のレスは和む・・・癒し系2チャンネラーだ。
846 :
吾輩は名無しである:02/11/28 17:34
私は文学版初心者なので工藤さんのことは
あまり知らないのですが、
このスレでの発言を読む限り、
他のスレで工藤さんのことを中傷している人の
気持ちがわかりません。
本当に文学を愛している方だと思うのですが。
847 :
吾輩は名無しである:02/11/28 17:40
芸術とビジネス。
本当にジレンマに苛まれますね。
これは芸術をスポーツに置き換えても同じでしょう。
848 :
吾輩は名無しである:02/11/28 17:44
爆笑の太田の父親は太宰治と知り合いだって
昔テレビで太田本人が言ってたような。
849 :
吾輩は名無しである:02/11/28 17:46
>>846 工藤は真面目なイイヤツ。ただし創作が
高橋源一郎の作品から批評性と理性と詩を根こそぎ奪って、
代わりにエロと全体主義とソウカへの恨みを充填し、
さらにアフォアフォドライブをかけた感じのスタイルだから、
敬意を持たれにくいのが残念。
工藤の創作は「工藤組」「文学界新人賞」スレで読めるよ。
果たして、きみは工藤を好きでいられるかな?
850 :
吾輩は名無しである:02/11/28 18:06
工藤は真面目故に性質が悪いんだよ。
勘違いレスが多い。
>>850 工藤は真面目にレスしながら、だんだん自分の話になっていくからな。
かといって、碁石で荒らすのはよくない。
オレは工藤が気になるよ。小学校の時、ウサギ小屋とかよく見に行ったもん。
そのノリで、今何してるのかな? あ、またニンジン食べてる、みたいな。
うん、文学板の宝だ。(以上、極私的意見)
852 :
吾輩は名無しである:02/11/28 19:30
工藤のいない文学版なんて
肉の挟んでいないハンバーガーと同じだ!
854 :
吾輩は名無しである:02/11/28 19:35
きな、家の近ぐの吉野家さいったんず吉野家。
したっきゃ、なんだがさ人がっぱいで座らいねーんず。
んで、よぐ見だっきゃ垂れ幕さがってで、ふぇぐごんじゅえん引きって書いじゅーんず。
もうな、ほんずがと、バガがど。
ふぇぐごんじゅえん引きぐらいでいっつも来ね吉野家さくるなじゃよ、ほんずが。
ふぇぐごんじゅえんだよ ふぇぐごんじゅえん。
なんが家のやづみんなきちゅーし。
一家そろっで吉野家な おめでてーじゃ。
「とっちゃ、特盛り頼むじゃ」とかいっちゅーんず。 もう見でらいね。
おめ達や、ねぷた煎餅やるはんでその席空げろって。
吉野家ってのはもっと殺伐としちゅーべぎなんだね。
いづ Uの字カウンターさ向かい合っちゅーやづさやすめらいるがもわがんねー
やすめらいるがふんじゃまがいるが、、そった雰囲気がいいんでねーんずな。
かっちゃわらしだば家さ引っ込んでろ。
で、やっと座るにいいがと思ったっきゃ、となり奴が、つゆだぐけじゃ〜とか言っちゅーんず。
そごでまんだブヂ切れだべさ。
なーよ、つゆだぐだの今時流行らねんだいな、ほんずこの。
なにいい面してつゆだぐけじゃ〜、よ。
吉野家通のわぁがら言わさへりゃ今、吉野屋通での最新流行だっきゃやっぱし、
白、これだねな。
大盛り白ギョク。これが通の頼みがだや。
白ってば白飯だげ。そんかわり肉も汁もなんも入ってね。これや。
で、それさ大盛りギョク(玉子)。これ最強。
だばってこれとば頼むど次がら店員さ目とば付けらいる諸刃の剣。
素人さだっきゃ薦めらいねな。
まぁ、おめみてった素人だば、十万国でめぐねウニでも喰ってろってごったね。
855 :
吾輩は名無しである:02/11/28 19:36
良かれ悪しかれ、これだけ話題になる
人物も珍しい。
>>852は、大盛り白ギョクの前フリだったのね・・・
857 :
吾輩は名無しである:02/11/28 20:53
椎名へきるでつか?
彼女はあまり作家向きではないかと・・・ねえ、工藤タソ
858 :
吾輩は名無しである:02/11/28 21:52
しかし工藤は何故ローカルルールの作成に協力しないんだろう。
あいつも今の板の風潮に少なからず思うところがあるだろうに。
859 :
吾輩は名無しである:02/11/28 22:11
宮村優子追っかけるのに忙しいんだろ
>>858 あと、加護とか。
860 :
吾輩は名無しである:02/11/28 23:21
>>859 みやむー!
あいぼん!
駆動ってヴァカ!?
そのヴァカは手前のスレで自分語りに必死でつ…
話題を戻すと、タレントが小説を書いたり、作家がヌードになる
というジャンル間の越境よりも、他ジャンルとのコラボレーションが
有効な方向かと。
売れないことに関しては、美術書や写真集も同じ。
オレだったら、たとえば小説と若手写真家のコラボで一冊共同制作する。
同時代の空気感を共有しつつ、二人の芸術家が互いに刺激しあい、
互いのジャンルのファンを巻き込んで、アウラの強い(いまここにしかない)
作品で、大衆への訴求力を高めてみたい。
同ジャンル内ではあるが、辻と江国の例の共作があれだけ世間の耳目を集めた
ことを考えても、やはり広告代理店のように鮮やかで大胆なマーケッティング戦略を
駆使して、「前例のない」パッケージングを仕掛けていくべき。
パトス氏の会社でそういう発想が受け入れられるかはやや疑問だが。
ところで、パトス氏は、工藤のように作家になりたい、という文学板住人
には、どんな言葉をかける?
ただいま帰りました。今日はちょっと寝不足気味なので早めに寝ます。
最近、カミさんとの折り合いが悪く(編集者っちゃあほとんどみんな
そうですが。家になかなか帰れないので離婚も多いですよ)家に帰って
きても近頃、残りご飯すらないことが多いです。みなさんの書き込みを見る
ことが私の支えになってたりして。。。ははは。
学会についててですが、私は個人的になんの関与もありませんし、
誰が入信していようと、また入信させられたトラウマがあろうと、
デリケートな問題ですので、ここでは話題にしたくありません。
あっちょっとまた後で来ます。
>>862 さん へのレスはじっくりしたいと思います
865 :
吾輩は名無しである:02/11/29 00:46
バトス氏は過去ログ全て
読んでいるのだろうか?
866 :
吾輩は名無しである:02/11/29 00:57
工藤のHPでプロフィール見てきた。
なんだ、こんな奴だったのか、がっかりだぜ。
好きな俳優にJ・ディーン、R・フェニックス、K・リーブス
って何に憧れてんだ。
他の欄にも、ちらほらイタイ項目が・・・。
本はそれなりに読んでいることは推測できるが、
やはりがっかりだぜ、買いかぶりすぎた。
867 :
吾輩は名無しである:02/11/29 00:58
工藤が痛いの当たり前だろ。それ以外なにがある?
奴は全身打撲だぞ。
868 :
吾輩は名無しである:02/11/29 01:05
>>860 25.好きな女性芸能人
(詳細コメントは準備中です) シャルロット・ゲンズブール、
ロマーヌ・ボーランジェ、安永亜衣、設楽りさ子、鈴木保奈美、
鈴木京香、酒井法子、YUKI、伊藤歩、千秋、椎名林檎、加藤貴子、
広末涼子、田中麗奈、深田恭子、浜崎あゆみ、愛内里奈、中島美嘉、
安藤幸代、高嶋彩、梅宮万沙子、小西真奈美、椎名へきる、堀江由衣、
後藤真希、加護亜依、小倉優子、杏さゆり、相川みさお、島田真実佳、久保亜沙香
869 :
吾輩は名無しである:02/11/29 01:11
>>868 よそのスレでしろ、そんな痛いアピール。
それにしても工藤はイタすぎる。
初心者とはいえ、もっと早く気付くべきだった。
870 :
吾輩は名無しである:02/11/29 01:13
>>869 法の網の目をかいくぐって、君に会いにゆく。
法の網の目をかいくぐって、君と夢を見る。
どんな法律や宗教にさえも僕はしばられはしない!
どんな数式や哲学にだって僕は解き明かされない!
たとえ世界の全てが僕の敵になったとしても
君が見護っていてくれるから・・・・・・
法の網の目をかいくぐって、君に会いにゆく。
法の網の目をかいくぐって、君と夢を見る。
871 :
吾輩は名無しである:02/11/29 01:15
サークル除名されメールで嫌がらせ、容疑の早大生逮捕
警視庁ハイテク犯罪対策総合センターと小平署は28日までに、川
崎市多摩区菅馬場3、早稲田大学3年、青木秀輔容疑者(23)を
不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕した。
調べによると、青木容疑者は8月9日から9月29日ごろにかけて、
同じ大学に通う女子学生(20)のID番号、パスワードを無断で使
い、メールを管理するサーバーに不正に侵入した疑い。女子学生が送
信したことのある友人、知人に、わいせつな画像を添付したり、女子
学生を中傷するメールを78回にわたって送るなど嫌がらせをしてい
た。
青木容疑者と女子学生は同じサークルに所属していたが、青木容疑
者は素行が悪いとして7月に除名処分になっており、「部長を務めて
いたこの女子学生に腹を立ててやった」と容疑を認めているという。
(読売新聞)
[11月28日12時31分更新]
872 :
吾輩は名無しである:02/11/29 01:17
>>870 何それ、もしかして
工藤の作品?まじで?
873 :
吾輩は名無しである:02/11/29 01:26
874 :
吾輩は名無しである:02/11/29 01:34
>>873 全身打撲で脳にも腫瘍が多々あるな、工藤。
こいつ、こんなんで作家志望とかいってんの?
文学ファンがこいつのために誤解されるのが気がかりです。
>>862 >たとえば小説と若手写真家のコラボで一冊共同制作する。
それは片岡義男、高橋源一郎、町田康あたりが既にやっていますよ。
876 :
吾輩は名無しである:02/11/29 04:08
阿部和重「インビジュアル・プロジェクション」
の表紙に騙されて買った。
読んで、買って損したと気付いた。
877 :
吾輩は名無しである:02/11/29 04:23
>>868 シャルロット・ゲンズブールと椎名林檎、島田真実佳しか趣味が合わないな。
杏さゆりは微妙。
>>877 > 椎名林檎、島田真実佳
『歌姫2001』の著者・松本亀吉さんですか?w
あのふたりは顔が似てますよね。島田真実佳はタレント活動を一時辞めていて
最近復帰するとかいう話もあったそうですが、その後どうなったんでしょうね?
>>878 !
そりゃマジですか。
見たいような見たくないような。
>>879 本人公認サイトに本人からのコメントがありました。
お詫び 投稿者:島田 真実佳 投稿日: 6月 4日(火)04時16分28秒
[事務所所属について]
この度は応援して頂き誠にありがとうございます。
残念ながら今回、事務所への所属はお断りしました。
881 :
吾輩は名無しである:02/11/29 05:24
845 :吾輩は名無しである :02/11/28 16:54
工藤はとにかく最高。新潮社も動かすとは・・・
あと、門野のレスは和む・・・癒し系2チャンネラーだ。
新庁舎を動かした?詳細キボンヌ!
882 :
吾輩は名無しである:02/11/29 05:49
工藤さん、いろんな所に投稿されているのですね。
やっぱり本が大好きだってことはわかります。
みなさんおはようございます。
今日は作家志望の方について、編集者がどのように思っているかの話をします。
これはあくまで、私と同僚と、知り合いの編集者の範囲の話ですが。
私たちの間では「作家志望者→ウザイ」という偏見というか、アレルギーの
ような感覚が正直言って蔓延しています。これは正規の手続きを踏まずに
直接、編集者に原稿を見てもらおうとしたり、電話をかけてきてわけのわから
ないアピールをする人たちのことです。そういう人たちの原稿が見込みがあった
ためしはなく、(というか最初から読まない)ただでさえ家にも帰れないくらい
多忙な私たちが手を取られ、業務妨害になるからです。
賞に応募していただければ、原稿はまずそれを専門に職としている「下読み」
さんが読んで、箸にも棒にもかからないものはそこで振り落としますので、
それから編集者が読むときに辛い思いをしなくても済むわけで、
(ちなみに私の知り合いの下読みさんは、へんな原稿を読みすぎてノイローゼ
になり通院していました)さらに選考委員のところへ回ったときは、かなり
絞られてくるのです。 (続く)
更に言うと、私もある文学賞に関わっていたのですが、応募されてくる
作品は、文章は巧いけれど面白くないものがほとんどなので、編集者たちが
必死でまったく関係ないジャンルから連れて来たり、面白そうな人を必死で
口説いて小説を書かせたりしています。まあ、それが他の編集者や
さらに選考委員のところで落ちればしょうがないのですが、不思議と
スイスイ通過する場合がほとんどです。
作家になりたいと思っている人の書いたものは、面白くない。
編集者たちに蔓延しているこの法則を、どなたかが、どうか打ち破って
欲しいと思います。
持ち込みでプロになった京極夏彦さんのような例外もありますので、
私も決めつけだけはしたくないと思っているのです。
885 :
吾輩は名無しである:02/11/29 08:41
886 :
吾輩は名無しである:02/11/29 08:44
>>885 お前みたいなのがウザイっていってんだろ、ボケ。
仕事で疲れているといってんだろ、バトス氏は。
新人賞に応募しろ!
>>885 箸にも棒にもかからない。
業務妨害です。
gomen
オマエら必死だな(藁
890 :
吾輩は名無しである:02/11/29 08:57
たしか宮本輝は文芸誌に掲載されている作品の
つまらなさに憤慨して、それなら俺がもっと
面白い小説書いてやると思い、小説家になったらしい。
彼は純文学であってもプロの作家は面白い作品を
書かなければダメだという信念を持ってますよね。
あれだけのストーリーテリングは流石だと思います。
891 :
吾輩は名無しである:02/11/29 09:09
>編集者たちが必死でまったく関係ないジャンルから連れて来たり、面白そうな人を必死で
>口説いて小説を書かせたりしています。
末永直海もこうして生まれたのかと納得。
>私たちの間では「作家志望者→ウザイ」という偏見というか、アレルギーの
>ような感覚が正直言って蔓延しています。
これには苦笑。まあ、新人賞の一個もとれないようなヤツはどうでもいい。
パトス氏に伺いたいのは、もう少し目線を高くして、ちっちゃな新人賞くらいは取る
力がある奴らに、なんて言葉をかけるかということだよ。20代後半でしっかり文学を勉強して
作品としての手応えは感じつつも、周りはヤメトケヤメトケの大合唱。就職するなら今しかない
みたいなヤツって少なからずいると思うよ。そういうケースでは出版社サイドからは、本音が聞けな
かったりするでしょ。ココなら編集者の本音が聞けると期待して・・・
>作家になりたいと思っている人の書いたものは、面白くない。
これにも苦笑。現場サイドの声だし事実なんだろう。ただ、作家志望の人間が
大いに内向きに閉じている傾向は、現場ならずともわかる。出版社の人には
こういう人々を生みつづけないためにも、「他者と対話できる作家像」を確立すべき。
自分のことしか興味がない自分教教祖はイラナイよ、ということをアナウンスするような
本作りをしてほしい。
その文脈を踏まえて、オレは
>>862で他ジャンルとのコラボレーションを推進するよう
提案したのよ。文学に限らず、映画、音楽、美術、マンガ、ゲーム、などのソフト産業全体が
衰退の憂き目にあっていることは間違いない。文学は死んでしまうかもしれない。
けれどジャンル間を越えて感応しうる作家、言葉の束は生き残ると思う。パトス氏には
そういう強い言葉が生き残る道を、出版人として先回りし踏みならしてほしい。
今日は出勤せず午後から外回りなので、もう少し時間が有ります。
本当はここでやるべきことではないのですが、ひとつの例として
取り上げるのによいと思い
>>885さんの原稿を拝見してみました。
この方は、あまり粘着質でない性格なんでしょうね。書いたものが
表面的です。テレビのバラエティーでも表面的なものは笑いすら引き
起こさず面白がられません。プロの作家さんは、どんな短い文章でも
恐るべき下調べをしてから書きます。リストカットという言葉を一行、
取りいれるだけでも、専門書を4〜5冊は読みます。
その過程を経てはじめて自信を持った一行が書けるのです。
リスカさんに同情すれば、もうこの小説は「書かない」。
リスカなんかやるやつはばかだと思えば「より揶揄してみる」。
自分を含め人間に興味関心の深い人が作家に向いているんでしょうね。
885さんの原稿を読みそう感じました。
>>892 自己矛盾するような自己言及レスをつけると、「20代後半でしっかり文学を勉強して
作品としての手応え」を感じているというのはオレのことじゃないし、「自分のことしか
興味がない自分教教祖はイラナイ」という箇所は、工藤だけを念頭に置いた個人攻撃ではないよ。
念のため。
>リストカットという言葉を一行、取りいれるだけでも、専門書を4〜5冊は読みます。
パトス氏は村上龍か、赤坂真理の担当と見た。
>>892 さんの意見ですが、そういう人は本当に頑張って這い上がって
きて欲しいと思います。
他ジャンルとのコラボレーションですが、いち編集者として文学は
サブカルとは一線を画していて欲しいので、あまり好きではないです。
>>895 さん 編集者はひとりの作家だけを担当するということは
ありません。6〜30人くらいを担当します。
898 :
吾輩は名無しである:02/11/29 09:53
パトスのメール欄でパトスを大好きになりました。
>885みたいな一次落ちじゃなくて、
もっと良質な作品に出逢って欲しいです。
ところで忙しいところを恐縮なんだけど、作家志望が訪れる有名サイトに
「下読みの鉄人」というのがある。あれは工藤やオレのような「純文学」志望
にとっても、「有効」と考えていいですかね。純文ではこれはないね、とか純文の場合
こういうことがつけくわえられる、みたいなことがあったら、教えてください。
(もちろんお暇なときで結構です。しかし急に敬語になったなオレ。)
下読みの鉄人
http://www.sky.sannet.ne.jp/shitayomi/
20代後半でしっかり文学を勉強して作品としての手応えを感じている
→そういう人は文芸評論家になってしっかり評論して欲しいですね。
作家として長く活躍する人は、20代後半では文学を勉強するというより
文学を生きちゃってますからね。
>>899 さん
ざっと読みですが、あのサイトは丁寧で間違った事は書かれてませんので
参考になりますね。主催者が体調を壊されているのが気になりましたが。
ジュンブンにも応用ができます。応募するときの決まりや礼儀は
ミステリであってもエンタメであっても変わりはありませんよ。
902 :
吾輩は名無しである:02/11/29 10:13
>>901 エンタメと純文で、それぞれお勧めの新人賞ってありますか?
きちんと育ててくれるような。
>他ジャンルとのコラボレーションですが、いち編集者として文学は
>サブカルとは一線を画していて欲しいので、あまり好きではないです。
BUNGEIの路線を歩めということではないよ。私見ではJ文学の仕掛けが
無惨な失敗に終わったのは、J作家の魅力不足という根本原因はおくと
して、音楽業界におけるJ−POPをそのまま文学でできる、という
安直な思いこみにあった。結局若手作家を寄せ集めただけで、ターゲット・マーケット
に向けた商品を組織できなかったことに原因があると。もはや「文学」だけでは
パッケージを張り替えても生き残れないのでは、というのがオレの実感。
オレが悲観的なのか? パトス氏が楽観的なのか?
>>901 どうもありがとうございます。応募前はいろいろと不安になりやすいのです。
新人賞は自分の作風にふさわしいものを選ぶことが前提です。
賞をとってしまえば、作品は他者の文芸関係すべての編集者が読む
ことになりますから、たとえ賞の会社が育ててくれなくても、
光るものがあれば他の会社からすぐに引き抜かれます。引き抜かれる
人のところには大抵、どっと行きますから本人が対応できずパニック
になったりします。みんないい新人がいないかと目をらんらんとさせて
ますからね。
横レスだけど、純文に限っては、
サポートは「すばる」がいいと某作家が勧めていた。すぐに本が出るしね。
ただ俺の意見としては、とれなきゃ話にならんわけだから、
自分の文学観にあった審査員の顔ぶれで決めるのが、スジではないかと。
おれはもう某評論家へのラブレターのようなつもりで書いてるよ。(福田和也ではない)
あと、バナナ系を目指すなら「海燕」かな。これは冗談。
>>903 さん
J文学ってあの会社が勝手にやってただけでしょう。他社は誰もそんな
言葉すら(恥ずかしくて)口にしませんでした。
しかもあの文芸誌は編集者が怠慢で狭い作家だけでなんかやってる
という感じが否めませんでした。個人的感想ですが。
そろそろ出かけなきゃいけないので失礼します。
みなさん頑張って作品を仕上げてください。
909 :
吾輩は名無しである:02/11/29 10:34
パトス万歳
今日のパトスは、その道で生きている職業人としての強さを感じたな。
久々に2チャンをやっていて良かったと思った。感謝。
パトス氏は、そろそろ次スレの構想を明らかにしないとね。
911 :
吾輩は名無しである:02/11/29 10:55
>最近、カミさんとの折り合いが悪く(編集者っちゃあほとんどみんな
>そうですが。家になかなか帰れないので離婚も多いですよ)家に帰って
>きても近頃、残りご飯すらないことが多いです。みなさんの書き込みを見る
>ことが私の支えになってたりして。。。ははは。
メール欄といい、この書き込みといい、パトス氏を嫌いでいるのは
難しく感じる。おれはプロパンガスにはまりはじめたのか?
912 :
ころにゃん ◆xBMFVwwC0s :02/11/29 10:56
パトちゃんありがと
913 :
吾輩は名無しである:02/11/29 11:23
否定されることで はじめて一般性をもつことができるのならば、
単独性はどこへ行ったのか?
ファシズム機械は嫌だ。
何とかと紙一重のような人間は真っ先に排除されて、所謂常識のある人しか作家に
なれないのかにゃあ。
あてのない一発よりもアヴェレージを求めることは商売として正しい。
純文編集者はラノベの新人賞もチェキってくれてます?
ラノベと純文双方に手を出してるんですが・・・
ラノベならそこそこいけるんですよね
917 :
吾輩は名無しである:02/11/29 13:43
いいスレだ!
自分の作風に合った文学賞・・・。
あれだな。
918 :
吾輩は名無しである:02/11/29 13:46
2ちゃんやってて初めて有意義だと感じたスレ。
こんなとこに顔出してたら、一生作家なんかになれないと
思いながらも、きてしまっていたが、バトス氏のおかげで
いい意見を聞けて良かった。
919 :
ころにゃん ◆VAfyLa8LAA :02/11/29 13:50
だからパトちゃんだってば!!
バトちゃんじゃ福永武彦だろが!!
>>918 相当貧しい2ちゃんねる体験しかしていないようですね。
921 :
吾輩は名無しである:02/11/29 16:19
そろそろここも1000取り合戦が始まるか?
922 :
吾輩は名無しである:02/11/29 17:37
ああ。
大沢在昌さんが今日のA新聞夕刊で本を松竹梅になぞらえなさって
「今、極端にいうなら、松と梅だけになってしまい、竹が消えた。
出版社がたちいくのは、年に一冊でるかどうかの松ではなく、
確実に元をとれる竹の存在があってこそなのだ。」
とおっしゃってました。あたしはこの松をベストセラーって意味
だと思ったんですけど。もしそうなら、ここで言われている意見
に近いのではないかと思いましたぁ。
924 :
門野ですっ:02/11/29 20:35
>>923 訂正 ×ベストセラー→○門松
どうも、やっぱり、ベストセラーって読みは甘いようです。(謝)
うーん、大沢先生に聞いてみたいなぁ。
>>892 実力があるのに新人賞取れない人も多いと思うよ
926 :
吾輩は名無しである:02/11/29 21:33
門野はどこかで角野と書いてなかったか?
オレは「キミと師匠が同一人物説」を当初抱いていたが、違うようだね。
(ここんとこの祭りで、やや妄想疲れなのだ)
現在は「キミと師匠が夫婦説」に傾きつつある。
とにかく可愛いから、もっと書きこんでくれ。
そうだ。ワシは珍しく酔っているのだ。
酒を飲む女は例の人だけではないのだ。
禿しくスレ違いにならない程度に、こんな新人作家が私は好きです。というのはどうか?
927 :
吾輩は名無しである:02/11/29 21:35
なんで?実力があって、新人賞とれないの?
競争率が高いのか?
928 :
吾輩は名無しである:02/11/29 21:41
>>925 いや、あれは永久作家志望者のドキュンぶりをパトス氏が
枚挙したから、話題の矛先を転じるために、どうでもいい、と断じたまでだ。
新人賞のレベルが下がったという定説を、鵜呑みにしているわけではない。
だいたい「書くのが楽しい」というヤツをオレは信用しない。苦しいの。
これはレスに無関係な愚痴。
新人賞が相当レベルが下がったという定説を
929 :
吾輩は名無しである:02/11/29 21:42
すまん。コピペが下に残っていた。酔ってる。
930 :
吾輩は名無しである:02/11/29 21:42
>>927 競争率が高いのか?なんて馬鹿なこと聞くな。
931 :
吾輩は名無しである:02/11/29 21:43
純文でデビューするのは、
沈没する船に乗り込むようなものだな。
それでも行くのか君たちは。
932 :
吾輩は名無しである:02/11/29 21:49
>純文でデビューするのは、沈没する船に乗り込むようなものだな。
しくしく。でもな、長島有でもあそこまで行けるんだぞ。マーケットも小さいが、
ライバルもそんなに多くはない。(実力さえあれば)
ただ、将来性は・・・しくしく。
933 :
吾輩は名無しである:02/11/29 21:51
パトスは藁みたいなもんかな?
いや、私は泳げないから掴みたい。
934 :
吾輩は名無しである:02/11/29 21:53
迷わず行けよ
行けばわかるさ
935 :
吾輩は名無しである:02/11/29 21:54
1
936 :
吾輩は名無しである:02/11/29 21:55
エンタメやライトノベルじゃ書けないものを
書くためにジュンブン書くのだよ。
将来性だとか経済効的な利益を考えてたら書けない。
937 :
吾輩は名無しである:02/11/29 21:55
2
938 :
吾輩は名無しである:02/11/29 21:56
ここにいる暇あったら、本読めよ!
939 :
吾輩は名無しである:02/11/29 21:56
3
940 :
吾輩は名無しである:02/11/29 21:57
3
941 :
吾輩は名無しである:02/11/29 21:57
でも評価されるかどうかより、自分で納得のいくモノが書けるかどうかが、
最初の壁。これが書けたから、自分の人生は無駄じゃなかった、と思える作品。
壁は、分厚い。
>パトスは藁みたいなもんかな?いや、私は泳げないから掴みたい。
藁をもつかむ気持ちは大切だと思う。なんとか泳ぎを覚えた頃には
たどり着く島がないかもしれない・・・
それに、2チャンで「藁」と書くとバカにされてる気がするし。
942 :
吾輩は名無しである:02/11/29 21:57
,-― ゝ ̄ ̄ `―-、
ミ ヾヽ :::;;;;;;;ヽ
彡 r ─、 ::::::;;;;;;)
彡 /  ̄ ̄ヽ::::::;;;;;i
ヽ | :::::::;;;;}
ヾ,,`イ :::;;;;;;)
〈 ´`‐-、,, , -‐´`:;;;;;/
`_ ,tェ- 、 ,tェ - :::::::;;;}
ヽ ヽ / /
ヽ ヽ |〉 / / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ヽ / / < だーーーーーーーなわけだが
ヽ ヽ ー-- / / \_________
__\_  ̄/^`‐-'、
ゝ /  ̄|γ/ , ヽ
 ̄ \ ``ゝ' ゝ ヘ  ̄ `'-、
\ ^ ヽ |
/ |
943 :
吾輩は名無しである:02/11/29 21:58
次スレタイは
【パトスと心中・純文作家への道】
944 :
吾輩は名無しである:02/11/29 22:06
>>943 なんか読者がどんな本を読みたいかをさぐりたがってたよね、確か。
【背水の陣で】どんな本=作家を世に出すか!?【情熱討論】
一応、コテ名をスレタイに入れるなという諺程度の噂もあるので、
「情熱」に変換してみた。いかが?
945 :
門野です!:02/11/29 22:12
>>926 へい、たしかに門野を角野と名のったことがございます。
よく御存じで。(変換ミスでした。スマソです)
あんときは、師匠に愚痴をいう書き込みをしたスレで、
いきなり師匠が登場して、師匠が俳句について饒舌に語りはじめたんです。
いやあ、汗がでました。
今は、おかげさまで無事暮らしております。
>>942 こいつを召還してくれたヤツありがとう。
誤読かもしらんが励まされた。
>>944 情熱=pathosなるほど。問題はpathos氏だね。
>>946 完全に誤読だけどどう致しまして。がんがれ!!
そういや、ころにゃんもまたりに小説載せてたよね・・・
全然ダメみたい。
パトちゃんに粘着じゃないと言われた。
たしかに漏れは浅いのよね。
950 :
吾輩は名無しである:02/11/29 23:54
しかし、パトス氏の出現で
なんか、賑わいが出てきたような・・・。
いろいろ不満はあるが、編集者にはそれなりに期待しているって事でしょう。
まあ、文芸誌に掲載されている
新人賞第一次選考通過作のタイトルを眺めるだけでも
編集者の苦労は容易に窺えますよ。
>>894 > 「自分のことしか興味がない自分教教祖はイラナイ」
> という箇所は、工藤だけを念頭に置いた個人攻撃ではないよ。
僕は私小説を書かないという創作態度をとっていますから、その意見は理解しがたいです。
純文学の新人賞に応募される作品の大半が私小説だと聞いたことがあります。
>>899 「下読みの鉄人」と「作家でごはん」は一応、目を通してあります。
954 :
吾輩は名無しである:02/11/30 02:47
955 :
吾輩は名無しである:02/11/30 03:08
プロの作家のデビュー作が私小説が多いのは
当然といえるし、悪いことでもないと思う。
にゃんころのわけのわからん粘着ぶりを的確に言葉のみで表現できたらなぁ…
みなさんおはようございます。今日も午後から外回りなのでしばらく時間が
あります。次のスレタイまで考えてくださったんですね。
私はラノベの新人賞はよくわかりません。もともと初版部数はケタ違いで、
ジュンブンとは対極の世界です。両方を意識するというのは驚きました。
刊行の際の最終チェックもジュンブンよりはるかにユルイです。
>今日も午後から外回りなのでしばらく時間があります。
パトス氏に休日はないの? 週休二日ではないのか・・・
>パトス氏に休日はないの? 週休二日ではないのか・・・
まぁ、作家も週休二日じゃないだろうしな
私どもの会社はいちおう週休二日ということになっていますが、
土日に会社にいる人はけっこういます。
また、作家さんの予定に合わせていると、どうしても土曜日に
来て欲しいという方もいますので(今日はまさにそれ)
休みも編集者の顔になる事は多々あります。まあ仕事という
意識はもともとないし、好きな作家さんとお会いするのに苦も
なにもないです。編集やってても、実はいまだにミーハーで
作家さんにお会いするときは妙に嬉しいんですけどね。。。
名前入りでサインもしてもらったり。
961 :
吾輩は名無しである:02/11/30 10:31
パトちゃん、純文てなに?
電話がかかってきたので、また夜に来ますね。
いま時間があるなら、次スレを立てた方がいいかもしれません。
【背水の陣で】どんな本=作家を世に出すか!?【情熱討論】
ここは工藤くんをはじめ少なからず志望がいるようなので、
パトス氏と文学板住人が互いに知りたいことを情報・意見交換する
というかたちが良いかなと思ったのです。
パトス氏のコンセプトはどんな感じですか?
964 :
吾輩は名無しである:02/11/30 10:34
次スレはどーすんのぱとちゃああん
965 :
吾輩は名無しである:02/11/30 10:35
売れる純文とは?
ってのを探さないと沈みます。すでに傾いてます。
>いま時間があるなら、次スレを立てた方がいいかもしれません。
まったくなかったな、時間。それにしても2チャンで「私ども」という
言葉を初めて見たような気がする。嗚呼コウシテイル場合デハナイ・・・
純文学の作家ってのはやっぱり性格悪い人が多いんですか?>パトス氏
>>961さん
全てをつきつめ極まっているということでしょう。
969 :
吾輩は名無しである:02/11/30 10:40
次スレはパトちゃんが来るまで待つか?
もし1000逝っていたら他スレに来て頂こう。
971 :
吾輩は名無しである:02/11/30 10:51
冬はコタツで、おっぱい吸うのが一番だ。
ついでに、尻の穴でも舐めてもらうかな?
誤爆スマソ
>>970 たまには、2chより家族サービスしないと
まずいかもしれませんよ
誤爆スマソ
誤爆スマソ
本当に誤爆スマソ
978 :
吾輩は名無しである:02/11/30 11:07
ヴァカだなー。。。
979 :
吾輩は名無しである:02/11/30 11:15
講談社編集局長 バカラ賭博容疑で逮捕 辞任
これじゃ本も売れないや(禿ばく
音羽グループは腐
パトス氏が休日に作家に会いにゆく、と聞いて
「清張さんと司馬さん」(半藤一利 著)の話を思い出しました。
半藤さんと清張さんは、わりと家が近かったそうです。
月に1度や2度決まって休みの日、半藤さん家に電話がかかり、
「重要な話がある、すぐ来てほしい」って言われてゆくと、
大抵は雑談で、昼はうな重をとってくれる。編集・半藤さんは
「これはわたくしから休日をうばいたいんだな」
と気づいたそうです。そのくだりを読んでいて「なんで編集は休みを
とるんだぁ」と言う人気作家・清張さんがほほえましかったでした。
(当時の、うな重を出すところも)
余談ですが、
「夏は早起き、冬はゆっくり」が体に自然あってるらしいです。
夏は朝5時とかヘッチャラで起きていたのに、冬になるとなかなか
布団から出られないと思っていたけど、それもいいんですなぁ。
本好きにとって、やっぱり図書館と本屋は自転車の両輪であります。
うちの白鑞金師匠は今年の春に引っ越しするまではよく図書館と古書店
とを行き来してましたので、あたしも後から御伴してました。
帰りはお茶へ行くというなんとも楽しいコースでした。余談ですが、
お気に入りの喫茶店でのヨモヤマ話がまた一興です。師匠の話をきいて
なるほど、思っていると、いつの間にか自分も師匠の話ぶりを学んでいて、
師匠の話ぶりで一席ぶって「そりゃ、どこかで聞いた話しのもっていき方
だね」といわれてハッとし、真似ていたことに恐縮し、かつ有り難く
思ったものでした。
図書館で本棚を眺める師匠を横目に噴水の見える大窓のソファーに腰かけ
て師匠を待ちながら各雑誌を見たりするのも気に入っておりました。
そして、師匠が帰り道に「河原町の本屋へゆく」と聞いたときは小躍り
する一方、(こりゃ、大変な買い物だな)と覚悟しました。
本屋で古典を買い求める様は先を見据えなさって頼もしいくあり、
また、財布が大いに心細くもありました。図書館で見かけた本など
金額に関係なく必要なものは必要とお買い求めになるからです。
引っ越してから、図書館自体が遠く、本屋にゆくきっかけが減り
ましたが、今度12月からインターネットで貸し出し申し込みが
できるようになったそうで、有り難く存じております。(師匠も)
喜びのあまりに長文となりました(謝)
>>981-2 なんかよくわからんが、幸せそうなのはわかる
きみの師匠は作家と考えてもいいのかな? それとも俳人?歌人?
>大抵は雑談で、昼はうな重をとってくれる。
松本清張だから可能だったのだろう。最近は編集の方が金持ちだったりする。
その編集も経費節減でランチしかおごれん、みたいなことをパトス氏が
書いていたな。
編集者は財布の中に常に三万円以上入れておけ。
>>983 幸せそうにみえる、といって頂いて有難うございます。
あたしの師匠 白鑞金はいまはアマチュア自由律俳人であります。
と、いっても本人はアマチュアといいながら、プロとの境のない
ようなもんです。
(あたしが師匠を慕うのはそのあたりも理由としてあげられます)
今は、たとえれば、近江の白楽天とでも申しましょうか・・・。
きっと、本人にしてみれば作家であろうと俳人・歌人であろうと
あまり大差ないことではないかと思います。なんでも読みますから。
古今東西の古典から現代に至るまで、これは、とおもったら、夜を
徹してでも読んでいます。(で、しょっちゅう風邪をひいています)
清張さんについて、あたしもそう思います。ただ、編集におごったと
いう話以上にあたしは清張さんが編集と作品などについて話をするのが
好きだったということに興味をひかれるのであります。
986 :
吾輩は名無しである:02/11/30 17:09
松本清張さん、大好きですねえ。
アカデミズム嫌いで反骨精神剥き出しのところも。
或る「小倉日記」伝、なんかの孤独な世界なんて
じーんときますねえ。
987 :
吾輩は名無しである:02/11/30 17:25
>>985 春日井建という歌人をどう思うか、師匠にさりげなく聞いておいてちゃぶだい。
「未青年」は素晴らしかった。(未成年でないのがポイント)
「現代の定家」と三島に絶賛されてのち、すぐに筆を折り、ちょっと昔に復活したはず。
このあいだたまたま3チャンで、ヒップホップ系のニット帽をかぶって短歌番組の
司会をしているのを見かけた。元気なのかな?
このスレは先が短いね。「文学板住人が読む現代詩短歌俳句」というスレもあるよ。
>清張さんが編集と作品などについて話をするのが
>好きだったということに興味をひかれるのであります。
おれも、2チャンネラーが編集の人と作品などについてカキコするのが
好きだったという点には、興味?を感じているし、次スレ構想も気になるところ。
ところで民族紛争の絶えない旧ユーゴスラビアあたりで、俳句がはやっているのを
ご存知? オレもビックリした。家を焼かれて、街を棄てるような人々が
手帳に小林一茶をローマ字で書き留めていたりする。「定型詩の底力」を感じさせる
エピソードだね。
>>986 半藤さんのNHK人間講座「清張さんと司馬さん」であらためて
両先生の良さを知ったので毎週見てましたら、うちの師匠が「それなら
『或る「小倉日記」伝』を読んでごらん。」と渡してくれました。
(あと作品ならば、『菊枕』を大いに薦めておりました。あたしは自伝
への興味からの御縁を幸いに作品についてじっくり読もうと思ってます)
ついでながら、半藤さんが休みに清張さんの家へ行くくだり、
司馬さんの文章の影響では、と思われる文章を発見しました。
つづく
>>987のお話、師匠にきいてみます。
>>988のつづき
半藤一利さんの文章で司馬さんの影響を発見したのは偶然でした。
うちの師匠が子規さんについて注目していたものですから、子規さんに
興味がでてまいりまして、師匠の御母堂からお借りした「坂の上の雲」を
読んでおりました。
すると! 編集・半藤さんの御様子が、子規の家を訪ねる編集・虚子
さんの文の様子によ〜く似ております。清サンとは虚子のことである
ことを御存じの方も多いでしょう。
『芋が焼きあがってくると、子規は清サンおあがり、おあがりな、と
いいながら自分はまっさきにたべるのだが、口のなかでピチャピチャ
音をさせながらいかにもうまそうに食べる。』
これが、半藤さんの語る清張さんになりますと、
『昼になると、鰻重がきまって出されます。ほんとうに数知れないく
らい御馳走になりました。清張さんはいかにも美味そうにペチャペチャ
食べていましたから、好物のひとつであったのでしょう。』
司馬遼太郎さんが半藤さんに影響を与えたとすれば、編集と作家とは
いかに関係の深いものかと思いました。 長文(謝)
>>987について、白鑞金師匠にやっときけました。(ふう。)
その1「三島由紀夫が日本のジュネと評していた人やなぁ。春日井健の歌に
ついてはあまりよくしらない。が、日本のコクトーとか日本のラン
ボーとかいわれてしまうとコクトーやランボーを読む。もともと
私はジュネならジュネの泥棒日記をボロボロになるまで、という
読み方をしてきた。」
その2「塚本邦雄も言及してますなぁ。塚本なら「夕暮れの諧調」がいいと
思う。理由は京極派・為兼の『しづみはつるいる日のきはにあらわ
れぬかすめる山の猶おくのみね』を最初のほうに上げていたから。
私もその歌が好きだから」
その3「一茶と定型。定型は確かに強い。それは認めましょう。が、一茶の
生きた江戸時代にほとんどまったく無名だった当の一茶を明治になっ
てからとことん堀り起こし、世に紹介し、世に広めたのは一体誰か。
それこそ定型ではない、自由律俳句の創始者・荻原井泉水である。
定型、非定型にかかわらず、いいものはいいと思う」
と、おっしゃってました。あたし、少々疲れました。(ふぅ) 長文(謝)
991 :
吾輩は名無しである:02/11/30 21:21
門野くんは何してる人なの?
学生さんですか?
992 :
吾輩は名無しである:02/11/30 21:27
>>1 ______
/_ |
/. \ ̄ ̄ ̄ ̄|
/ / ― ― |
| / - - |
||| (5 > |
| | | ┏━┓| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ┃─┃| < こんなサイトを見つけた
|| | | | \ ┃ ┃/ \ 正直、スマンカッタ
| || | |  ̄ \_________
http://freeweb.kakiko.com/hiroyuki/
993 :
吾輩は名無しである:02/11/30 21:28
部落差別
994 :
吾輩は名無しである:02/11/30 21:43
大手出版社の編集者ってバクチばっかやってんのか
>>990 >あたし、少々疲れました。(ふぅ)
門野、あんがと。ごくろうさん。軽く振ったつもりだった。
背負わせてしまったね、ごめん。
迂闊にも「定型は強い」なんて書いてしまった。これじゃきみの師匠さんを
挑発してるみたいだったね。自由律かどうかを問わず、短詩形は強いね、
というニュアンスだったのだ。民族紛争に疲れ果てた人たちが、
荒れ果てた森の下から芽が動く
みたいな句を詠んでいて驚いたのよ。短詩形は国境を簡単に越えるね。
>塚本なら「夕暮れの諧調」がいいと思う。
うん。塚本邦雄は空前絶後のレトリシャンだと思う。確かシャンソンにも造詣が深かったよね。
小説は「虚無への供物」の真似みたいなゲイ・ノベルでガッカリさせられたけど。
今日はスレ流れが完全に脱線しっぱなしだったな・・・パトス氏もコメントつけるの
難しいだろうな。次スレに期待。
こんばんわ、今帰って来たところです。
門野さん、貴重なお話ありがとうございました。
楽しく読ませていただきました。新スレにもぜひいらしてください。
もうここも残りわずかとなりましたね・・・
>>996 パトちゃんおかえり♪ おつかれさま♪ 1000取ってよ♪ 次スレ期待してるよ♪
ジュンブン作家は性格悪い人が多いのかということですが、他人に柔順なだけの
作家はいないようなきがします。自分の意見、視点を持っていると、どうしても
ぶつかるので、そう言われてしまうのでしょう。
それを「性格悪い」と吹聴する方の人間がまさに「性格が」悪いですね。
ころにゃんさんありがとうございます。
頑張って書いてください。
文章はうまいのだから。
次スレは文学と心中、というようなタイトルでいこうかな。
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。