「素粒子」「プラットフォーム」
アラブ人差別、さげ。
形而上学的変異
「素粒子」誰も読んでないの?
読んでないよ。
福田和也が「素粒子」貶してたね。
浅田彰も、ダメっつってたね。
中原昌也は、読んだら落ち込んだってね。
っで、SFCの学生諸氏は誰も読んでなかったみたいね。
68年革命の後、性の落ち零れが、ヤケクソになって暴れる。
暴れる事自体は、面白そうだけど。
6 :
吾輩は名無しである:02/11/15 02:23
『素粒子』は装丁で売れた感じがする。ネット書評は散々だし。
俺にはおもしろかったけどな。
『闘争領域の拡大』、初版三千部くらいでどこか出さないかな。
7 :
吾輩は名無しである:02/11/16 02:30
8 :
吾輩は名無しである:02/11/16 02:42
>>6 版元がペイ出来る最低限の初版部数っていくつ?
私は面白かったけどな。
10 :
さかさまゲーム理論 ◆DHhstoVQ7. :02/11/16 02:57
>>9 「素粒子」ブームが来るまで二人でこのスレ育てていこう。
>8
版元によりけりだが、国書刊行会だとハードカバー三千部で十分だそうだ。
書店買い切りだからな。
それより小規模の現代企画室は、初版二千部から三千部で刷る事が多い。
>1
了解した。
去年の今頃はすでに「素粒子」ブームと言えたんじゃないかな。
フランス文学スレッドかどこかで少し議論が起きていた記憶があります。
最後まで読み通さなかった人が多い気がしますね。
確かに中盤のセックス描写はこれでもかって感じで少し倦みました。
しかし、それでも、あれだけ切なくて泣ける小説は少ないんじゃないかなあ。
「プラットフォーム」の邦訳が出ているのをここで知って買ってきました。
感謝です
>>1
15 :
吾輩は名無しである:02/11/17 03:16
愛を説くのならキニャールでも良いと思うけどね。
というか疎外論的ヒューマニズムはもういい。
>>15 そう言われてみると、あれは21世紀型の疎外論的ヒューマニズムなのかなあ。
疎外論的ヒューマニズムって何?(w
18 :
フォイエルバッハ:02/11/17 19:09
知ったか君はもういい。
19 :
吾輩は名無しである:02/11/17 21:05
あのみじめったらしいセックス劇がおもしろいのになー。
弟ミシェルのパートはつまらなかったけど。
>>19 言われりゃそういう見方もあるか。
>>18 了解、もう二度と出てこないよ。
ミシェルは研究熱心な科学者だからねぇ。
ブリュノのシーンは確かに面白いですね。
おまんこおまんこ、ってあんなに書いて良いのかなぁとか思った。
手で触りもしないのにイク所はちょっとワラタ。
>>20 逝かないで〜。
で、疎外論的ヒューマニズムって何なんでしょ?
この物語り(素粒子)のいわゆるオチの部分の
形而上学的変異がそういう名称で呼ばれているって事ですか?
23 :
吾輩は名無しである:02/11/18 00:36
こまかい事は忘れたけどオチは、「なんか違うぞ」って感じた。
エゴから生み出された神なんて信じられない。
しかもその神の肌の色って白のみでしょ?
24 :
吾輩は名無しである:02/11/18 02:28
>23
肌の色は白のみなんて記述あったっけ? 俺は全人類適用かと思ったが…
オチはSF系文学からの流れで読むとスパっと決まる。最後の一文にシビレタよ。
オチは全人類適用だと思いますけど。
そうじゃないと形而上学的変異として成立しない。
違った。適用じゃないんだよ。
私達とは別の種。
ってか、ちゃんと読んでる?
>>24-25 >全人類適用
そうだったっけ。俺の読み方がアホだったのね。
>>26 では、1種類のではなく、多様な別の種を創ったってことですか?
>>29 ネタバレしてもいいんだったら書くけど...。
いいの?
お願いします。アホですみません。
>>31 今、電話中やからちょっと待っててください。
>>31 326pあたりから読むとだいたい分かるんですけど。
別の存在そのものの言葉ということですか?
>>34 ん?326p〜328pまではその、いわゆる「新種」が語っている事になりますね。
(つか、この物語り全てがそうなんだろうけど)
んで、そこからもう最後の一文までがクライマックスだと思うんだけど、
その辺で、いかにしてミシェルがその境地に達したかが語られているんですよ。
だから「多様」な種が生まれたのではなくて、
人類がいかようにもDNAをいじくれる、っていうか、変調をきたさない
新種の「新人類」(?)「ニューエイジ」ってものの創造が出来たっていう。
だからこのラストっていうのは私達「人間」の領域とは別次元の話なんですよね。
いわゆる完璧な存在(?)
男でもない女でもない。
死なない。コレ最強。
なるほど、解りました。
それで俺はウエルベックが嫌いだということも解りました。
>1さんありがとう。
ダメだこりゃ(w
ネタバレついでに言うけど、
白人だけ適用とか、そういう意見がありましたけど、
そういうのじゃなくて、もうラストは人類なんて絶滅しちゃって、
クローン人間みたいなのばっかの世界になっちゃってるっていう...。
40 :
吾輩は名無しである:02/11/19 02:41
>>1は普段SFを読まないのかな?
ラストはリアリズムからSFへの文脈の反転がおもしろい。
また、作中で最も揶揄されたニーチェだが、その超人思想が実に皮肉な姿で
体現された事も痛快だった。
ニーチェを仏訳したクロソウスキーと素粒子を絡めて論じたサイトもあった
ように思う。
>>40 そういえば私は小説ではSFってあんまし読んでないかもしんないですが、
素粒子は最後の最後までリアリズムで描いているので、
割りと自然な流れとしてラストシーンにも納得してしまいましたけどねぇ。
文章も説得力があると思いますよ。冷たくて鋭いって感じで。
あなたはSF小説が好きですか?
私も機会があればアーサーCクラークやフィリップKディックを
読んでみようとは思ってたりもしますが。
筒井康隆は好きな作家ですけど、まぁ、ここではちょっとスレ違いですよね。
一口にSFって言っても色々あるし。
あと、コレちょっと思ったのが、
造物主を主人公にしているっていうのが
手塚治虫の火の鳥、2巻「宇宙編」に少し似ているような気がしましたね。
(えっ?似てないって?)
ストーリー的には一切かぶってないんですけど、雰囲気としてね。
宇宙編も、絶望的な孤独感が渦巻いていて哀しい物語ですよね。ホント。
>>1 40で振ったのはウェルズやヴェルヌからの流れのSFだけどね。
作中で示された『すばらしい新世界』の文法と、序文・終章の比較とか。
(スバラ〜の邦訳は、サンリオSF文庫から(w
それと、クラークにバラード、ディックやディレイニー、ギブスン、イーガン、
(ニール・)スティーヴンスン等の作家は、文学板で取り上げて何の不都合も
無いと思う。みんな読んでなかろうが。
フランス人ならピエール・クリスタン(「着飾った捕食家たち」)
のように退廃的にやって欲しいものだ。
>>44 あ、そっちでしたか。
でも読んでないですね。「すばらしい新世界」って本は興味が湧きました。
それより「プラットフォーム」読みたいですけどね。
「闘争領域〜」も出て欲しいですね。
ヴェルヌって言ったらバックトゥザフューチャーでエメットブラウン博士が
その著作を読んで科学者になるきっかけになった人ですね。
全然関係ないですけど。
>>45 アマゾン検索でなかったですが、もう売ってない本なんでしょうか?
よろしければ詳細希望します。
47 :
吾輩は名無しである:02/11/21 00:12
>46
『すばらしい新世界』は作中で言うようなトンデモ本だけどね、もはや(w
>45
ウエルベックはその次のステージの作家。
つーか、マジでこのスレって2人か3人しかいないぞ(w
みんな〜「素粒子」読めよ〜あっはっは〜。
私は今月の給料が入り次第、「プラットフォーム」注文しようかと。
スレのたて主だったらマンセーカキコだけではなく
例えばウェルベックの批判にさらされたポスト構造主義や
ヌーヴォーロマンの権力論、脱歴史論との絡みで論じてみろよ。
好き嫌い、凄い凄くないだけで議論が深まるわけも無い。
自分の無教養さを棚に上げてコテハン外しで反対意見を揶揄するから
スレを盛り上げようとしたまともな論客も愛想をつかして逃げていく。
>49
そんならあなたが書いてあげればいいじゃないの。
ここで欲求不満解消しても誰も気持ち良くないでしょ。
金出してフェラチオしてもらうといいよ。
51 :
吾輩は名無しである:02/11/22 02:40
>50がプラットフォームを踏まえた上での荒らしだったら相当笑えるんだが(w
>49
で、プラットフォームになると、加えて経済論を取り沙汰する必要が出てくるね。
物語を楽しむ上では理解せずとも平気だけど、実に重大な提言をしてるように思う。
……なんて、経済詳しくないから気の利いた事言えないけどナー(;´Д`)
>>49 むしろ批評家っぽい書き込みが出来る人降臨きぼんぬ。
ってか、
>>37さんに再度登場して頂きたいもんですね。
53 :
吾輩は名無しである:02/11/22 23:59
>1
だから、話題ふれっての(w
54 :
吾輩は名無しである:02/11/24 02:30
高橋源一郎が褒めてたね。
では、ネタ振り。
「素粒子」は2029年+α(約50年)先の未来まで描かれていますが、
これが近未来ではなくなると、この物語の普遍性は保たれなくなって
しまうのでしょうか?
例えば、映画「2001年宇宙の旅」などは2002年を迎えた現在でも
充分に説得力を持っていると私は思います。
しかし「素粒子」は、その装丁も含め、今現在において
一個の芸術品として考えてみた場合、素晴らしくクオリティーの高いモノでは
ないかと思うのです。
なんか変な日本語になってるなぁ。(w
それと、長々と続くセックス描写もそうですが、ときたま挿入される
物理学のオタ話も、同様に最後まで読み通せなかった人達の
原因になっているとも思いますが、いかがでしょう?
あぁいう専門的な文章になると、正直ちょっと引きますよね?
57 :
吾輩は名無しである:02/11/25 04:25
まあ、>1氏の立ち位置がどの辺りかは分かった。
で、話に付き合うと、『素粒子』は大雑把に三つの文脈を汲んでいる。
噛み砕いて言うと、
一つは前にも言ったSF。
も一つは通俗(セックス)。
最後に思弁(とその実践)。
もし、“古い/新しい”を云々するなら、事前・事後の関連を挙げ無いのは、変。
例えば、漱石を凡庸だと言う人間がいるが、少し注意深く見てれば「漱石が日本
文学のスタンダードを築き上げ、あまりに多くの人間がその作法に従うが故に、
逆にそう感じる」と気付く筈。
…(例え話の)言いたいことは分かるよね?
>>57 立ち位置って何だよ(w
いや、付き合っていただきありがとうございます。
こういうのがスタンダード化するっていうのも、ちょっとなんだかなぁと思いますが。
日本で言う漱石クラスの作家なんですかね?
フランスから衝撃の話題作って出たくらいだから本国では良い意味でも悪い意味でも
影響力はあるとは思いますが。
それと、「素粒子」をSF作としてみなすならばね、せめて、例えば
携帯電話のインターネットが今で言うADSL並の早さになったとか、
車は空を飛ぶようになったとか、まぁ今のはホント寒い例えですが、
そういう描写もあって良かったのではないかと思いますけどね。
ウエルベックさんなりの書き方でね。
ってか、「素粒子」ってジャンルは何なんです?
私の場合は特に雑誌の書評などではなく、
知人に「おもろい本あるから読んでみ」って言われて読んだだけですが。
とりあえず自分の中では「優れた芸術作品」って感じです。
あと、小説で泣いたのもこれが初めてかもしんない。
>1
あなた、以前「あの新刊は買うべきか 海外編」スレッドで
ウェルベック礼賛してた方では?
この分じゃル・クレジオやボルヘスも読んでないと見た。
>1
おフランスで漱石クラスったらバルザックとかだべ!!!
いや、たとえ話が通じなかったのは、俺の所為だな。ショック。
>61
興味持ったら読めばいいだけじゃん。
あー、ボルヘスよりも弟子のビオイ=カサーレスの『モレルの発明』などの方が
>1氏には合うんじゃないかな?
63 :
吾輩は名無しである:02/11/28 13:33
>>63 恐らく、読んだ人が余りいないんだと思います。
>>61 あなたは広末涼子を語る時に吉永小百合の知識が無いと
イライラしたり怒ったりするタイプですか?
>>62 いや、作品は時と共に風化していくって事は分かりますよ。
でもこれは決定的な結末を描いてるので、どうなんかな?と。
今日の産経新聞に世界初のクローン人間が来年1月にも誕生するという
記事が出てましたけど、今までだったら未来的な事として据えてた
ニュースも、だんだん身近に感じてくるんでしょうね。これからは。
>1
俺が書いたのは風化の逆の意味合いの事柄だが、まあいいや。
しかし、これの何処がどのように決定的か、説明して頂けないかな? もちろん、
他作品との比較のカタチで。
1は産経読者でつか。
というか「素粒子」って私的にはもうメマイするくらいつまらない本で
一体どう読んだらこれが傑作と思えるんじゃ????
だったんだけど、少しわかったような気がしてしまいました。
「歴史」が終わったものとしていけしゃあしゃあと何かを書こう、という
スタンスなんでしょう。
だから、歴史に敬意を表さない
>>1みたいなのが惹きつけられる。
小室哲也みたいなもんか?
あら、なんで私1叩きやってんのかちら。ごめんね。
吉永小百合&広末ちゃんの例えは、有効ですねー。
使う場所を間違えなければ。
ところで、「素粒子」のセックスシーンって、そんなに目を覆うようの
ありましたっけ??? まったく記憶に残ってないんですが。
>>65 年がたつごとに芳醇さを増していくって事ですか・・・。
まぁ、それはちょっと置いといて。
決定的な結末を描いてるって言ったのは、
例えばSF作として見た場合、一般的にSFとして認知されているであろう作品、
何でもいいけど、「スターウォーズ」とか、「バックトゥザフューチャー」
なんかと比べると、人類の終りを描いているという点ですよ。
(例え方が厨房丸出しやな...w)
>>66 私は産経読者じゃないっすよ。
ただそういう記事を目にしたってだけで。
っていうか、そこで小室を持ってくるのはいかがなものかと...。
歴史に敬意を表さないっていうか、「素粒子」はヒッピー文化を
描いてるじゃないですか。サルトルなんかも一瞬登場したと思うし。
>ところで、「素粒子」のセックスシーンって、そんなに目を覆うようの
>ありましたっけ??? まったく記憶に残ってないんですが。
恐らく、女性を見るとすぐに勃起したり、勃起したらすぐに露出しちゃったり
するような、ブリュノの場面の事を言ってるんじゃないかなぁ。
あれも結構デフォルメされてるとは思いますが...。
私はミシェルとの対比具合が面白いと思いましたけどね。
69 :
吾輩は名無しである:02/11/29 17:35
>一般的にSFとして認知されているであろう作品、
>何でもいいけど、「スターウォーズ」とか、「バックトゥザフューチャー」 なんか
やめろー
そういう一般的認知をここで再生産するなー(w
なんじゃいそりゃ。
バックトゥーザフューチャーに比べると人類の終わりを書いている??
普通に、お話にならん(笑)>1
何と例えたらいいですか?
形而上学的変異ですから、そりゃあ賛否両論あるんでしょうけど、
でも今思ったけど「バックトゥざフューチャー」もいわゆる形而上学的変異ですね。
>>49さんがいうには人類の歴史を終らせてる事が
批判に晒されているのではないでしょうか?
誰か語ってください。お願い致します。
>>66が言いたいのは、自己中心的な歴史観の上にあんな終わり方
されちゃあ、説得力も感動もないってことだと思うけど。
それに本文に名が出てるセリーヌさえ知らないから
1は「おまんこ」の連発にいまどき喜んでられんだよ。
あーくそ、構ってやるんじゃなかった。激しく後悔中。
セリーヌはスレ見て名前くらいは知ってるんだけど
作品を読んだ事はないので。
でもなんで火の鳥宇宙編は批判されないのでしょうか?
あなた達はヤイダヒトミがカミュのペストを卒論に選んだからといって
ダーリンダーリンをカラオケで歌うのを止めるような人間なんですか?
>1
アイドルネタは素でわからん。
で、話を戻すと、俺が言ったのは、文化の中で基準となるフレームを纏め上げ、
以降の歴史に決定的な影響を与えたことを指している(無論、アンチを含む)。
前世紀の音楽家で言えばストラヴィンスキー、ポップに限定すればビートルズ、
みたいなね。
俺としては『素粒子』をヌーボーロマン批判への転換点と見ることはできても、
文化的な新機軸となる要素は見出せない。前述した三つの文脈も、優秀な発展形
でしかないと思える。
という訳で、>65の質問の整理をしてみた。
あのね、1さんの書いてることって読んでも読んでもわからないです。
私の知識が不十分orオツムが不自由だからなのでしょうか。
79 :
吾輩は名無しである:02/12/01 16:53
素粒子は結構おもしろかったけど、
プラットフォームだめだめ。
技術も笑いも無いとこでせこい妄想爆発
俺は割と楽しめたけどな、プラットフォーム。
確かに素粒子に比べれば見劣りするし、ヒロインがどんな目に合うか登場時から
予想がつくし、主人公の無気力化と対応してるのか終幕部にまるでやる気が無い。
だが、各人の惨めったらしい性体験の遍歴とか、半ば言い掛かり染みた悪口雑言
の数々、好んで無茶を冒す人生観等は、日本人で言うと西原理恵子の作品と同じ
文脈で語られてると俺は感じた。そう考えると、すんなり読めると思う。
舞台タイだしな(w
81 :
吾輩は名無しである:02/12/01 23:39
あー、サイバラ(もう少し若い頃)なら売春ツアーとか平気で企画しそうだよな(藁
82 :
吾輩は名無しである:02/12/04 02:37
84 :
吾輩は名無しである:02/12/08 22:37
>>84 いいえ。
っていうか、なんかダルなった。
まぁ、もうちょっと「素粒子」で引っ張ろうよ。
あのミシェルの生きざまがかっこえぇやんか。
あんな生き方、すごく憧れる。
ようやく『プラットフォーム』を読み終えました。
『素粒子』に劣らず傑作だと思いました。
両作を並べ見ると、この作者の小説テーマは過去、現代、未来に亘る
パラダイムの変化と、その過渡期にいる現代人の性と消滅にあるように思います。
束の間の快楽があるだけでもはや何をもってしても本当の喜びを見出せない
現代人は消滅するしかない、という作者のスタンスには
夏目漱石の近代批判を思い浮かべました。
また『プラットフォーム』が「僕」の一人称で進行しているため、またその言動から
村上春樹の作品の主人公に似てると思いました(翻訳者の影響かも)。
比べてみると本作の主人公の方が村上作品のそれよりも真摯で飾りのない姿勢で
描かれていると(それゆえ村上よりもウェルベックの方が真摯で飾りがない人間だと)
感じました。もちろん個人の勝手な解釈ですが、確かなことは
『海辺のカフカ』を再読することはもう今後ないかも知れませんが、
『プラットフォーム』はこれから何度も読むことでしょう。
長レスすみません。
>>87 おっ!なかなかえぇ感じじゃないですか。
じゃ私も読んでみようと思います。後押しありがとう。
今まで「プラットフォーム」に関して良い書評に出会えなかったので参考になりました。
私も「海辺のカフカ」は再読しようとは思わない人間なので。
あ、でも「プラットフォーム」読むのは
多分一ヶ月後くらいになると思います。
まだ読まないといけない本がちょっとあるので。
それまでこのスレ保守し続けます。
ドイツ人青年の悲惨極まる幸せがとてもいい。
保守
保守
保守
保守
保守
保守
97 :
吾輩は名無しである:03/01/15 17:01
age
98 :
吾輩は名無しである:03/01/15 17:03
話題もないのにageるなよ(w
プラットフォームだってまだ読んでないんだし。
100 :
吾輩は名無しである:03/01/15 17:33
100
(^^)
保守
保守
1はいつまで孤独な保守を続ける気なのかな?
つ ま ん な い ス レ で す ね
hoshu
ほしゅ
hosyu
hoshu
sage hoshu
h0shu
補習
112 :
吾輩は名無しである:03/03/21 05:12
『素粒子』読んでるところだけど、けっこう面白い
113 :
吾輩は名無しである:03/03/21 05:51
I ____
I__ I I
I I I I
I I I____I
しゅ
ほすゅ
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
sageで保守できるかのテスト
>>117 でも絶対誰かが途中でageてしまうだろうなあ、
と思ってみるテスト
現在最下位
120 :
吾輩は名無しである:03/04/27 17:47
あれ?
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
123 :
吾輩は名無しである:03/08/01 10:27
春樹には性的駄目人間でてこないじゃん。
春樹自身が不能。
(^^)
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
a
128 :
吾輩は名無しである:
素粒子、いつだったか、すばるで、松浦寿輝が、文学の敵とまで、こきおろしていたが、
おれは、好きだ、素粒子、が、あの、汚れあり、詩ありの、世界を、まるごととりこんだかのような、小説が、好きだ、
なんだったかの文芸誌では、高橋源一郎が、翻訳本ベストのなかにあげていた、
もう、わすれられつつある、小説なのか、