219 :
吾輩は名無しである:04/05/05 01:13
意外と早く亡くなってるね、梅崎さんは。
ポロ家の春秋ってのが、
おもしろかったきがする。
221 :
吾輩は名無しである:04/05/13 11:12
大江健三郎が幻化をどっかで絶賛してなかったっけ?
どこだったかは記憶にないんすけど。
222 :
吾輩は名無しである:04/06/04 20:27
なんか、今知人の先生が梅崎氏の研究してますよ。
私はあまり詳しくないんであれなんですけど、
先生、かなり燃えてましたね。
223 :
吾輩は名無しである:04/06/26 00:42
『日本近代文学との戦い』(柳原出版)の中で、
後藤明生が武田泰淳の『目まいのする散歩』と比較しながら、
梅崎の『幻化』について語ってるね。
『幻化』→モノローグ・物語的・叙情的・空間を時間化した小説
『目まいのする散歩』→ダイアローグ・反物語的・反叙情的・時間を空間化した小説
224 :
吾輩は名無しである:04/06/26 20:50
↑
どっちも遺作だね。
225 :
吾輩は名無しである:04/06/28 00:51
↑
「日本近代文学との戦い」も後藤の遺作だよ。
226 :
吾輩は名無しである:04/07/15 00:38
まあ、幻化は確かにつまらんが、ボロ家の春秋やSの背中はおもろいな。
227 :
吾輩は名無しである:04/07/15 23:33
「狂い凧」が好き♪
228 :
吾輩は名無しである:04/07/16 01:15
かなり早死にされたんじゃありませんでしたか?
50歳くらいとか。
229 :
吾輩は名無しである:04/07/16 08:35
ウメウメ
230 :
吾輩は名無しである:04/07/16 08:39
国語便覧に載ってた写真の印象だと、地味な北村総一朗という感じ。
231 :
吾輩は名無しである:04/07/30 00:28
代表作は『桜島』と言う事になるのでしょうか?
でしょうな
233 :
吾輩は名無しである:04/08/04 00:43
ボロ家の春秋も追加してくださいまし。
234 :
吾輩は名無しである:04/09/26 03:14:10
だいぶ上の方のレスには『幻化』となっている
235 :
吾輩は名無しである:04/10/28 23:54:27
age
236 :
吾輩は名無しである:05/01/15 11:22:44
話すことなんてないのかもしれんが。ageますよ。
237 :
吾輩は名無しである:05/01/15 12:57:32
学生の時、「風宴」を読んで印象に残った。
「桜島」は、ちょっと、だった。
238 :
吾輩は名無しである:05/03/03 01:35:05
保守
高校生の頃気に入って全集買いました(真っ赤な函入り)。梅崎の軍隊体験の背後にあるのはやはり軍隊で理不尽な亡くなりかたをした弟への痛恨の思いがあったのだと記憶しておりますが。
ものすごい酒乱だったらしい。アルコール依存症で入院。遠藤周作いわく、梅崎さんのユーモアの裏にはベットリと黒いものが張り付いている…。
たしか「破片」という連作小品等、虚無と不条理と笑いの混じった作品世界がいいと思う。
ああ。レス全部読みました。
独文の先生が東京に転勤することになったので
その先生から「桜島・日の果て」を20円で買ってきて読みました。
「幻化」も同じく20円で売ってたのに…買ってくればよかった…
激しく後悔。
「蜆」「黄色い日日」が好きでした。
特に「黄色い日日」はラストシーンが忘れられない。
せっかくなのであげときます。
図書館から全集借りて(文庫がなかった)
「幻化」読みました。
すごくよかった。
でも精神病者は(アル中患者でもない限り)虫の這うような幻覚は見ないよ。
242 :
吾輩は名無しである:2005/04/08(金) 14:06:46
>>241 > でも精神病者は(アル中患者でもない限り)虫の這うような幻覚は見ないよ。
梅崎自身がアル中だったので、そういう表現になったのかもしれませんね。
では精神病者の場合、どのような幻覚が多いんでしょうか。
私はバイト先(ローソン)の
レジの1〜9が
入れ替わってしまったり
(記憶に頼って必死でタイピングしていた)
見た記憶のある子供が
10人も20人も店に入ってきたり
「もの」が私に敵意を持って向かってきたりする
幻覚に悩まされてました。。
ただ私も神経症がかった統失なので
統失の人間が一体どんな幻覚をみるのか
よくわかってないところあります。
あと幻聴では「氏ね氏ね」と言われてました。
言われて死にかかったことも何度か。聞かれてないか。
>>243>>244 聞いてます。レスありがとうフジツボさん!
「幻化」に出てくる幻聴や幻覚等は、作者自身の経験も入っていますが、
創作による部分もかなりありますね。
(ブザーが鳴る幻聴があったことはエッセイにも書いています。)
また、精神医学関係の本を読んだり、知人の精神科医に聞いたりして
小説のネタを仕入れていたようです。
246 :
吾輩は名無しである:2005/09/03(土) 13:25:50
あげ
4月からずっと書き込みなかったのか……
「狂い凧」文庫化してくれないかなぁ。
248 :
吾輩は名無しである:2005/10/04(火) 21:27:19
age
249 :
吾輩は名無しである:2005/10/15(土) 12:48:57
新潮社の新潮日本文学 梅崎春生集って如何ですか?
「贋の季節」は戦後でした。すみません。
252 :
吾輩は名無しである:2005/10/15(土) 20:34:28
梅崎さんの文芸文庫気になってたんだけれど何時も後回し・・。
いい加減、入手しなくては絶版になるかも・・。
253 :
吾輩は名無しである:2005/10/17(月) 23:39:32
254 :
吾輩は名無しである:2005/10/19(水) 11:21:51
スレ立て3周年age
256 :
吾輩は名無しである:2005/10/20(木) 16:07:51
沖積舎の梅崎春生作品集ってどうですか?
買わなくていいかと
258 :
吾輩は名無しである:2005/11/26(土) 12:02:24
生きていれば、もうすぐで91歳になるんですね。
259 :
吾輩は名無しである:2005/12/12(月) 21:36:48
梅崎にもう少し長生きして貰って「幻化U」を書いて欲しかった。
丹尾はあの後、火口に飛び込んだのか・・・
五郎はその後どのように生きてどんな人生を送ったのだろうか・・・
梅崎は、「2000年まで生きる」とかエッセイで書いてるんだよな。
ま、死んでたからこの人で卒論書くという貴重な体験もできたわけだが。
261 :
吾輩は名無しである:2005/12/19(月) 22:19:39
狂ひ凧文庫化期待age
『人生幻化ニ似タリ 梅崎春生のこと』 廣瀬勝世著 成瀬書房を読んだ方おられますか?
梅崎で卒論書こうと思って、資料を集めているのですが、この本が 近隣図書館・大学には無いらしく買うべきかどうか迷ってます。
やっぱり買うべきでしょうか?内容はどんな感じでしょうか?
良かったら、教えてくださいm(__)m
263 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/23(月) 11:49:41
264 :
眩:2006/02/23(木) 22:24:05
>>262 面白かったら俺も読んでみたいので是非報告を。
全集入ってない作品が結構あって困るよね。
本になっているのは読んでみようと思いつつ一年経ち二年経ちだわ……
265 :
262:2006/03/26(日) 23:41:57
>>262 返信遅れてすいません。
サンクス。早速見てみました。矢風のほうはかなりすごいですね。
>>264 まだ読んでいないので、まだ報告出来ません。すいませんm(__)m
ただ、私の記憶がたしかなら、廣瀬勝世さんは梅崎がノイローゼになった際の主治医だったと思います。
いつか、目次だけでも国会図書館にレファレンスしてもらって調べてもらおうかと考えています。
卒論にはあまり関係ないかと思われ
267 :
262:2006/03/30(木) 23:21:54
うー‥ん実は私もそんな気が‥‥。
でも、一応確認してみたいと思います。
『幻化の人』のように他の人の論文が所収されている可能性もあるので…。
268 :
吾輩は名無しである:
しじみあげ