狂人の登場する文学といえば

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1吾輩は名無しである
井伏鱒二「遥拝隊長」
2吾輩は名無しである:02/10/18 00:36
筒井康隆の「虚航船団」。
一行目でいきなり。
3吾輩は名無しである:02/10/18 00:39
フロベール「狂人の手記」
って、タイトルだけやけどね。
4吾輩は名無しである:02/10/18 00:40
ドグラマグラ
阿Q正伝
5吾輩は名無しである:02/10/18 00:43
大阪圭吾「三狂人」
そのまんまだけど。
6吾輩は名無しである:02/10/18 00:59
ドン・キホーテ
7吾輩は名無しである:02/10/18 01:01
色川武大「狂人日記」
8吾輩は名無しである:02/10/18 01:02
源氏物語
9吾輩は名無しである:02/10/18 01:02
文学板
10吾輩は名無しである:02/10/18 01:06
金閣寺、仮面の告白、憂国・・・その他多数
作者がアレだから最強かも
11二笑亭:02/10/18 01:15

ロシア文学のあの独特の、
暗くて酸っぱい狂気の味わいは、外せんでしょ。

ガルシン「赤い花」
チェーホフ「六号病室」

狂ってはいないけど、上林暁の短編には、
この系統の悲しく暗い味わいが、チルド保存されております。

あとチェーホフは、「黒衣の僧」の幻想性が、
何度読んでもいいですねえ。

フィクションではないが、ニーチェ「この人を見よ」の緊迫感は、
狂気の味わいを試食するには、基本メニューよね。
12吾輩は名無しである:02/10/18 20:18
狂人日記
13吾輩は名無しである:02/10/18 20:23
二重人格
14吾輩は名無しである:02/10/18 21:16
とりあえず主人公が精神病院に収監されてる作品としては「河童」とか
「人間失格」とか「野火」とか(まー、狂ってるのは彼らではなく自称
健常者だとかいう解釈もあるだろうけど)。
15吾輩は名無しである:02/10/18 21:18
死霊
16吾輩は名無しである:02/10/18 21:23
木島日記
17天之御名無主:02/10/18 21:25
異邦人
18吾輩は名無しである:02/10/18 21:26
岸部四郎の「暗くならずにお金をためる方法」
19吾輩は名無しである:02/10/18 21:36
『ジェイン・エア』
20吾輩は名無しである:02/10/18 21:36
文学なんてうんざりだ
21吾輩は名無しである:02/10/18 21:59
死者
22天之御名無主:02/10/18 22:02
>>20
それがあったなw。しまった、気づかなかった・・・。
23吾輩は名無しである:02/10/18 22:08
『女房はドーベルマン』野村克也著
24天之御名無主:02/10/18 22:37
変身
25吾輩は名無しである:02/10/18 22:47
富士
26吾輩は名無しである:02/10/19 00:39
「智恵子抄」
27吾輩は名無しである:02/10/19 00:42
「我が闘争」
28吾輩は名無しである:02/10/19 00:44
「ブリキの太鼓」ギュンター・グラス
29吾輩は名無しである:02/10/19 01:00
杳子
30吾輩は名無しである:02/10/31 16:39
久世光彦「早く昔になればいい」
母親の悋気を見て、狂った女が出てくる。
31吾輩は名無しである:02/10/31 20:02
狂人、とは言えないかも知れないが、ウィルキー・コリンズ『白衣の女』では、ちょっと頭の足りない女の子が全編を通してのベース・トーンになっている。
32マダムB:02/11/09 19:45
海外現代文学総合スレで教えてもらったパトリック・マグラアの
『閉鎖病棟Asylum』が出色の出来だった。精神病の芸術家と同衾
してしまう病院の副院長の妻の崩壊。ポーが書いたマダム・ボヴァ
リーという感じ。スティーブン・キングの脚本で映画化されると
いう情報があるらしいが、版元在庫切れ。

同じ作家によるハヤカワepiの『スパイダー』もなかなかに面白
かった。語り手が狂人。これは来春『裸のランチ』作ったクロー
ネンバーグ監督の映画が公開されるという。
この作家は、父親が犯罪精神病院の院長で、幼い頃から
患者と接していたと著者紹介にある。
33吾輩は名無しである:02/11/09 20:41
夢野久作『キチガイ地獄』
34吾輩は名無しである:02/11/09 20:42
ランディ田口が盗作をしていて、ブサイクなのは分かりました。
監視も今後がんばって続けてください。
また、田口が直木賞候補になって、文学に傷を負わせた事は事実でしょう。
その上で、どうかお願いします。
この文学板から、一般書籍板へ移って頂けませんか?
皆さんはあちらへよく顔を出しているようですし、問題は無いのではないでしょうか。
統一したほうが強力になるかも知れませんよ。
私達は、ただ、文学について語りたいのです。
落ち着いて話をしたいのです。どうか、そこのところを汲み取って、前向きに考えて頂けませんか?
本当に心からお願い致します。皆さんが文学に貢献していることは、承知の上でお願いしています。ご考慮下さい。
35吾輩は名無しである:02/11/09 20:44
既出だけど『ドグラ・マグラ』も全編これ狂気というぶち切れた作品で
壮絶な内容だった。

ドグラ・マグラ世界の要素の断片的紹介
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/1552/dogura-magura2.html
36吾輩は名無しである:02/11/09 20:45
ランディ田口が盗作をしていて、ブサイクなのは分かりました。
監視も今後がんばって続けてください。
また、田口が直木賞候補になって、文学に傷を負わせた事は事実でしょう。
その上で、どうかお願いします。
この文学板から、一般書籍板へ移って頂けませんか?
皆さんはあちらへよく顔を出しているようですし、問題は無いのではないでしょうか。
統一したほうが強力になるかも知れませんよ。
私達は、ただ、文学について語りたいのです。
落ち着いて話をしたいのです。どうか、そこのところを汲み取って、前向きに考えて頂けませんか?
本当に心からお願い致します。皆さんが文学に貢献していることは、承知の上でお願いしています。
ご考慮下さい。
本気でお願いしています。
正直この板の、善良な方々は困っていると思います。
37吾輩は名無しである:02/11/09 20:48
ランディは『新潮』で吉本ばななと対談してるんだよ!
これが「文学」じゃなくて何だというのさ?
出てけと繰り返してる香具師は最近の「文学」の何たるかを根本的に
理解してないと思われ。『新潮』なんて雑誌、たぶん部数一万も逝ってないぜ!
純文学だもん。そして犯罪。これ重要ね。友人を傷つけて平気なユウミリといい
盗作を揉み消してもらった平野といい、新潮社は今後幻冬舎の後追いで、犯罪つか
「アウトロー」で商売することにしたんだよ!「黒い報告書」の復活とかさ。
『新潮45』なんて今や見事に犯罪実話雑誌じゃん。
新潮社のその路線に田口はもうぴったりなんだよ。これが最新の文学なんだよ!
わかった?わかったらもう出てけなんて言うなよな。このスレは現代日本における
「文学」の、最新の、しかも顕著な一傾向を論じてるんだからさ!
38吾輩は名無しである:02/11/12 17:09
ランディは狂人?
39吾輩は名無しである:02/11/12 17:47
筒井康隆「俗物図監」。。。短編で「問題外科」というのがあるが、これは強烈!
40吾輩は名無しである:02/11/12 18:41
PKディックの「ヴァリス」は逝っちゃってるものと解釈してよろしいのでしょうか・・・

「箱男」「壁」も狂気なのか疑問だが一応プッシュ。
41吾輩は名無しである:02/11/14 07:13
シャイニング
42吾輩は名無しである:02/11/14 08:35
「ヴァリス」は逝っちゃってますよ。なにせピンクの光が強烈だから。
43吾輩は名無しである:02/11/14 09:50
ディックは「暗闇のスキャナー」もだ。
ヴァリスのキチガイ方とはちょっと違うが
44おさむ :02/11/14 12:28
「浴槽」 トゥーサン
オサレ系

>28
ギュンターグラスをここで見るとは思わなかった。 
45おさむ :02/11/14 12:29
あと、

「フーコーの振り子」
46吾輩は名無しである:02/11/14 12:34
「アルファケンタウリの氏族たち」も?
47吾輩は名無しである:02/11/14 16:14
谷崎。「瘋癲老人日記」
48吾輩は名無しである:02/11/16 20:59
安部公房「砂の女」
・・・でも(;゚∀゚)=3 ムッハー
49吾輩は名無しである:02/11/16 21:17
夢野久作の作品のほとんどにはでてくらぁね。
そして読んでる内に異常と正常の区別が分からなくなってくる、と。
50吾輩は名無しである:02/11/16 21:19



            ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン



51吾輩は名無しである:02/11/16 23:17
・・・・お兄さま、お兄さま、お兄さま、お兄さま、お兄さま・・・、あたしです、あたしです。・・・お兄さまァ−ッ!
52吾輩は名無しである:02/11/16 23:18












                            ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン




53吾輩は名無しである:02/11/17 17:36
>>50-52
夢野久作の作品を読んだことないヤシが見たら何だと思うぞ(藁
54吾輩は名無しである:02/11/17 17:42
…スカラカ、チャカポコ。チャチャラカ、チャカポコ。チャカッポコチャカポコ……。
55吾輩は名無しである:02/11/17 18:21
「ダロウェイ夫人」ヴァージニア・ウルフ
まあ、著者が狂人でしたから。
56吾輩は名無しである:02/11/18 14:40
夜のガスパール
57吾輩は名無しである:02/11/18 15:04
イアン・バンクスの「蜂工場」でのおにいさん。

犬に火つけまくりw
58吾輩は名無しである:02/11/18 15:07
59吾輩は名無しである:02/11/19 00:46
綾辻行人の「フリークス」と「人形館の殺人」
60吾輩は名無しである:02/11/19 01:01
プラトニックセックス
61吾輩は名無しである:02/11/19 01:02
文句あるなら云うてみい 気骨ある子をつくる法 / 横山やすし
ワニブックス
1984年7月発行
223P 18cm
ISBN: 4-584-20089-0
価格: 690円(税別)
62世紀のétudiante:02/11/19 02:12
普通に考えるなら、ドストエフスキーの小説には狂人しかでてこない。
あとはドグラマグラ然り、谷崎の目を潰すヤシ(名前を失念)然りか。
戦前の小説で、売れない私小説家が家族を養い切れず・・・というのもあったな。
例によって名前を失念したが・・・泣
63吾輩は名無しである:02/11/19 10:59

>ドストエフスキーの小説には狂人しかでてこない。
そうなん?
64マダムB
復刊ドットコム見て思い出した。
井上靖の『四角な船』――読書感想文、書かされた。