1 :
吾輩は名無しである:
「え?死んだの」
芥川賞の選評で、誰でも誉めまくる
付和雷同的定見に辟易してたのだが
ところで、敬は啓だろ!
とりあえず,合掌
特に感想はない。
4 :
吾輩は名無しである:02/10/15 11:30
NHKで見ますた。
5 :
吾輩は名無しである:02/10/15 13:03
このひとの文章きらいじゃなかった。
6 :
吾輩は名無しである:02/10/15 13:09
火野なんかよりも、今年で10万39歳のデーモン閣下が
まだ死なずに11月にシャブシャブレンジャーとして新曲を出すことの方が、
俺にとってはニュースだ。さすが悪魔。
『階段のある空』引っ張り出してきた。今日読み直そう。
>>7 まだ読んだことない。感想おながいします。
あなたも職場でカキコしてるクチですか?
9 :
吾輩は名無しである:02/10/15 18:09
この人の面白いところを教えてくれ。
10 :
吾輩は名無しである:02/10/15 19:50
キンピラゴボウが食いたい
11 :
吾輩は名無しである:02/10/15 20:00
「夢の島」だっけ?
あれは良い。
おれは「断崖の年」を最初に読んだ。
亡くなったのは残念だが、
最後の単行本が「落ち葉 神の小さな庭で」だったのは良かったような気がする。
9/11のテロ事件の話から「神の小さな庭で」にいたるところが好きだ。
いまこそ読むべき本ではないだろうか。
14 :
吾輩は名無しである:02/10/16 15:26
新聞の扱いはそこそこでかいのに2ちゃんねるではこの程度。
マスコミや文壇がいかに時代の空気と乖離しているかの象徴とも言えそう。
>>14 マスコミや文壇がいかに時代の空気と乖離しているかの象徴とも言えそう
それは単に自分が興味がないだけではないか?
晩年の作品は、人間の意識や言葉の始まりなどについて
自問自答形式の一種の哲学的考察があったように思う。
一般受けはしないかもしれないが、
やはり惜しむべき作家だ。
16 :
吾輩は名無しである:02/10/16 19:00
×敬三
○啓三
やっと
>>16で訂正かよ。
この板ってレベル低!!
18 :
吾輩は名無しである:02/10/16 19:21
19 :
czar ◆H6MPnX7dHA :02/10/16 19:43
このスレ自体はこの程度のマッタリ具合でも仕方ないとして、
N+にたっているはずのスレが見つかりません。
どこにありますか?
これでようやく芥川賞がまともな賞に戻るのかな
そうね。
23 :
吾輩は名無しである:02/10/16 19:50
>>16 えっ、そうだったのか。
蟹江敬三と名前が同じだと思ったから、好きだったのに。
裏切られたァー。
日野なんて死んじまえ!
読み終わった。この頃の作品(80年代初〜中)は、無機から有機へ、と本人
が語るように、作品の質としては自然を重視しすぎる、あまりに古臭い文学
青年の若書きのような作品もあれば、虚構というものを前面に出した鋭い
作品もある。しかし、俺の感じでは日野啓三は崩れ行く、もしくは不安定な
人工物を描かせる時にこそ光る作家で、生物を描くには長けていなかったの
ではないだろうか。
そこでやはり、日野啓三は生物や病というものを意識するようになってから、
その「文学青年臭さ」がくどく目に付くようになってしまった結果、晩年の
いくつかの駄作に繋がってしまったのだ、という考えに行き着く。この作品
集(『階段のある空』)でも、「消えてゆく風景」「不思議な影」「鏡面界」
などは虚構意識が強く、その分思わせぶりな文学っぽさが抑えられている
ようだが、「火口湖」や「階段のある空」「七千万年の夜警」などは、
虚構と思想のバランスが取れていない作品になってしまっている。
25 :
吾輩は名無しである:02/10/17 02:06
正直、ナンシー関が死んだ時のほうが二十倍くらいショックだった。
26 :
吾輩は名無しである:02/10/17 09:17
『抱擁』という長編が良かったな。懐かしい・・・
27 :
吾輩は名無しである:02/10/17 09:44
「鉄の時代」age
28 :
吾輩は名無しである:02/10/17 13:14
そうか、亡くなったか。残念だな。
それからブンガクが「わかってらっしゃる」皆さん、
恥ずかしながらおれは正直、
青 臭 い と こ が 好 き だ っ た の !
アホくさ
30 :
吾輩は名無しである:02/10/17 13:49
文学板って概して追悼スレって伸びないけど、正直ここまで日野啓三が
人気ないとは思わなかったな…。
>>30 それはここだけの話だろ、と思いつつ、ジュンク堂に行ったら、
ネット書店では入荷待ちのはずの「落葉 神の小さな庭」が10冊以上残っていた。
みんな買ってやれよ。
普段小説を読まない者です。
この人は、新聞の訃報で初めて知って。
経歴がシブイ。書く内容も渋そう。
鉄の時代を読んでみた。
かなり期待通り。
読んでて気になった点。
一つの文に、助詞で繋いだ単語が多すぎ。←この言い方でわかりますか?
読むリズムがいちいち崩れる。字余りが続く感じ。疲れる。
夢の島もこれから読みます。
よく読むとトンデモSFなんだよな>ケイゾー
ケイゾーがだめぼなのは、SF作家として自覚がなかったことだ。
34 :
吾輩は名無しである:02/10/28 23:56
バラードを相当意識していた
今年の5月あたりから植物人間状態だったそうで
作品はあまりピンとこなったが
ガンを発病してからの淡々とした随筆には関心たな
>>33 SF作家でありたくなかったの、
まともな作家で本流なんだと思っていたかったの、終生。
だが本質は、君の言う通り、やや外れた視角に在った。
たぶんに詩的な浪漫性も持ち合わせていて、それらを統合しえる文体を
もたなかった。だから、病気=癌を得て、いっきに
別次元へdでしまった、感性としてわからんでもないが、あれは作家を
捨てた眼だ罠、死に直面した人間の在り方の一方・・・へ走った。
醒めた眼はとっくになかった
日蝕 平野啓一郎
モナー
追悼。「台風の目」良かったです。
×台風の目
○台風の眼
ウワァァァァン
>>36 紛らわしさでは
藤沢周平
藤沢周 モナー
40 :
czar ◆H6MPnX7dHA :02/11/08 20:06
41 :
吾輩は名無しである:02/11/08 21:25
学生時代は共産党で、その後はハニヤなんかにイカレた実存主義系文芸批評家、
パッとしないんで私小説書いてあくたがわしょう。ポストモダンでトチ狂って
トンデモSF書たら大方の失笑を買い(でも、賞はいろいろ回ってきた)、
最後はテンノーから勲章かよ。
絵に描いたような文壇人だな〜。合掌。
42 :
吾輩は名無しである:02/11/08 21:35
SFテイストという点で日野の後継者にふさわしいのは池澤夏樹かな。
43 :
吾輩は名無しである:02/11/08 21:36
まっっっっっっっっったく不要なテイストですな
>>42 芥川賞の選評で、日野と池澤の評が気に入らなかったが作風まで似ているのか。
批評と作品は別物だとは思うが、それ聞いてますます両者の作品読む気なくしたよ。
45 :
吾輩は名無しである:02/11/22 19:27
age
46 :
吾輩は名無しである:02/12/04 22:05
雑談ス レが荒らされています。
このスレの人からも言ってあげてください。
荒らさないように。
お願いします。
断頭台から落つる首の如く、このスレもまた、落ち行く定め。
南無・・・
49 :
吾輩は名無しである:03/01/02 23:14
SF好きだったんじゃないの?
いまいち消化しきれてないのは、なまじ芥川賞なんかとって、文学本流を
意識してしまった弊害では。
50 :
吾輩は名無しである:03/01/02 23:15
それと、池澤夏樹と一緒の扱いはあんまりだ。
51 :
吾輩は名無しである:03/01/18 18:17
(^^)
「いいえ」が1個ついただけでした。サビシイ、、、
54 :
吾輩は名無しである:03/02/19 00:21
>1
失礼な奴だ、せめて追悼の時「ぐらいは」
名前を間違えるな! 日野啓三
地位の割には文学史に残らない、という点では出色でしょ、この人。
文壇が奇形化した上の鬼子、って感じ。後世のどんな文学オタクでも
さすがにこいつは研究しないっしょ。
57 :
吾輩は名無しである:03/02/21 00:01
↑なんかすごく褒めてる感じがする。
58 :
吾輩は名無しである:03/03/15 11:48
59 :
吾輩は名無しである:03/03/15 23:28
そ、それで終わりかよー。
つまり一般にはウケるけど、文学オタにはウケないってことで。
60 :
吾輩は名無しである:03/04/18 15:02
平野啓一郎
61 :
吾輩は名無しである:03/04/18 15:15
『抱擁』昔読んで結構はまった。洋館ものは萌える。
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
夢の島、はおもしろかったのに。もう後年はもうろくじじいで。終わってた。
さっさと死んでくれてかえってよかったんじゃない?
ではシュバッ≡
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
(^^)
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン