書くことが遅くなった。遠き果てまでに、船が桟橋にたどり着く予定であった。
しかしかの女は、徒歩で歩いて及んだのだった。せみしぐれのなつしぐれに・・・。
いまに聞いてくれたまえ、諸君。もういまではおれは、いまではおれは、過去の
ことなどまったく振り返らぬ「余熱冷めし男」と定着したぞんざいであるが、
まあ、このことは特にフィイチャリング・マイケルシェンカーなことなので、
いまに諸君のお目にかけることとする。つまりどういうことをいいたいのかと
いうと、昨日、午すぎにフィアレス卿やドンゴロさんらとともに、とあるお好み
焼き屋に入っていった。そこの店員のことである、店員の女のことである。
その女はいったい何者かというに、わたしはその女がおこのみをもってきたとき
にすぐわかったのだが、わたしがかつて一年ほど前に訪れた史上最低の店の穢れた
嬢だったのである。間違いない、あれはあそこの女だった、間違いないのである。
もうあんな女がいるのであの店には入らぬことにするが、もう語ることはない、
前進せよ!!あんな幼少のおりにおそらくなにかの病をわずらいいまにいたって
美貌を武器に人をだますぞんざいなど相手にせずともよい、まだ21だたしか。
うんこがしたくなったからいまにここを出ていくが、このあとはいまそなたの
現実活動の舞台の頂点に君臨する田巻のアクトが催されるから、そうしてまた
美貌がちらついた・・・。