島崎藤村

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1吾輩は名無しである
語ってください。
ちなみに俺はまだ読んでないんで語れません。
21:02/10/09 04:16
読んでないというか、読み途中。
作品は「破戒」です。
丑松の心情がバンバン伝わってきて結構辛いです。
3吾輩は名無しである:02/10/09 04:40
あなたセックスも下手でしょ?
これからはあまり焦らずに
せめて一冊は読了してからスレ立ててくださいね♥
4吾輩は名無しである:02/10/09 12:09
厨かもしれないが、「春」「新生」が好きだな、俺は。普通に読んでて面白かった。
5吾輩は名無しである:02/10/09 15:59
「夜明け前」を先日から読み始めてます。
読んだ人居ますか?
6:02/10/10 12:34
「破戒」読了しました。
読後の感触はあまり良くないけど、飽きることなく読める素晴らしい本だと思ったよ。
ラストの丑松の告白はもう涙無しじゃ読めないって感じ…。
夜中一人でボロボロ泣いてました。
それから景色の描写がこれまた巧くて、頭の中にリアルに想像できて良かった。
今回、文学作品を読んだのは初めてなんで(いつも途中で投げ出してた)、
いい思い出になりそう。

次は何読もうかな…。
7吾輩は名無しである:02/10/10 12:46
>>6
じゃ、続けて『夜明け前』いけば?
8吾輩は名無しである:02/10/10 16:38
>>7
そーですか。じゃ、読んでみます。
今は大学のが忙しいんで読むのに時間がかかるかも。
9:02/10/10 17:41
すんません、先に「ゴリオ爺さん」と「塩狩峠」読ませてもらいやす。
10吾輩は名無しである:02/10/10 17:59
「春」でしょ。
藤村よりも、むしろ透谷ファンなので。
11吾輩は名無しである:02/10/10 18:49
>>10
春いいよね。登場人物が魅力的で。青木の死ぬシーンが良い。
12吾輩は名無しである:02/10/12 23:02
「夜明け前」はハマると一生読み続けられますよ。
いろんな角度から味わえば、何度読んでもおもしろい!
押し付けがましくない熱さが、藤村の魅力だと思います。
13吾輩は名無しである:02/10/13 02:36
誰か>>9の塩狩峠に突っ込めよ…
14:02/10/14 14:08
>>13
すいませんねぇ。w
もうすぐで読み終わりそうなんですが、今のところ面白く感じてはいません。
藤村に比べて文章が陳腐な気がするのですが、俺の勘違いでしょうか?
それに、どうもキリスト教が鼻についてダメです。何度投げ出そうと思ったか、、、。
三浦綾子はキリスト信者だということを知らなかったんで、ちょっと失敗だったかなと思ってます。
まぁ、一応は読了しようとは思ってますが。
素直に「夜明け前」読んでおけば良かった、、、。
あ、まだ「ゴリオ爺さん」があるんだった。w
15:02/10/14 19:30
ふぁー、「塩狩峠」読了いたしやした。
最後までキリスト、キリストで非常にしんどかったです。
泣ける小説みたいに、2チャンスレで見たけど全然泣けなかったしなぁ。
次は「ゴリオ爺さん」に挑戦です!
16吾輩は名無しである:02/10/14 22:27
>>1漏れもその二冊読んでみよっと。
171:02/10/14 23:53
>>16
その二冊ってのは「ゴリオ爺さん」と「塩狩峠」?
感想がどう違うか楽しみだな〜。

今日は「夜明け前」第一部上下巻、買ってきました。楽しみ。
と、その前にゴリオ爺さん、ゴリオ爺さんっと。w
181:02/10/14 23:58
そういえば、新潮文庫のYonda?CLUBで何か集めようとしてる人います?
俺はYonda?ブックカバーが欲しいんで、取り敢えず20冊は買おうと思ってます。
19吾輩は名無しである:02/10/15 00:14
1よ。ここは島崎藤村スレでお前のスレではないぞ。関係ない話題はやめれ。
201:02/10/15 00:22
そうですよね。すいません、自制します。
21吾輩は名無しである:02/10/15 01:26
「新生」が絶版状態なのはなんでよ?「春」が出てるんなら「新生」も出すべきだろ、岩波。うちプリンタないから青空文庫だと辛いんだよ。
22吾輩は名無しである:02/10/15 02:52
大江とは違った形で山奥出身のコンプレックスが出てると感じられます。
23吾輩は名無しである:02/10/15 03:25
そうは思わないな。辻仁政や藤田宜永のようなオナニー臭が出てると感じられる。
24吾輩は名無しである:02/10/15 21:10
藤村関連の文庫は活字が古くて読みづらいので改版して欲しい。
25吾輩は名無しである:02/10/15 22:35
だから岩波は「新生」を(略
26吾輩は名無しである:02/10/15 22:51
>景色の描写がこれまた巧くて
ほんとにそうだよね。
そのくらいしか褒めるとこないかもってぐらい
2710:02/10/17 00:04
夏に没60年イベントで藤村の舞台をやってたの、見た人います?。
透谷って本当にあんなキャラだったのかしらん?。
古い映画で、みなみらんぼうが透谷を演じてたけど、似たような感じだった。
自分の中のイメージと随分違うので閉口。
28吾輩は名無しである:02/10/22 09:39
島村藤村
29吾輩は名無しである:02/10/25 00:12
ふじむらとうそん
30吾輩は名無しである:02/10/28 20:51
age
31吾輩は名無しである:02/10/29 01:24
>>23
辻仁政はオナニー以下
「海峡の光」なんて編集者に手伝ってもらったのバレバレだ
32吾輩は名無しである:02/10/30 01:15
破戒が新版で
33吾輩は名無しである:02/10/30 03:05
しまむらふじむら
34吾輩は名無しである:02/10/30 12:04
破戒が新訳(日本語訳・筒井康隆)で。
瀬川丑松の出自が異星人に書き改められ、最後は宇宙の開拓に乗り出して終わる。
35吾輩は名無しである:02/10/30 12:24
ネット汚物・田口ランディは盗作ゴリラPart15
36奈七:02/11/18 21:31
ジャン・フィリップ・藤村あげ
37吾輩は名無しである:02/11/19 15:45
あげ
38吾輩は名無しである:02/11/19 18:23
捨吉のままじゃ駄目なのに・・・。
39二つ目のお気に入りとして:02/11/19 18:56

凄いサイト見つけました

http://home9.highway.ne.jp/cym10262/
40吾輩は名無しである:02/11/25 04:26
age
41吾輩は名無しである:02/11/25 04:51
文学板じゃ恐ろしく人気ないんだね…
知名度と人気が反比例の作家No.1in文学板
42吾輩は名無しである:02/11/27 20:15
>>1は「夜明け前」読み終わったのか?一ヶ月以上経つが
感想うpして
43吾輩は名無しである :02/11/27 20:19
>>41
文学史的にも、人としての藤村はあまり人気ない気が。
44吾輩は名無しである:02/11/27 20:27
>>43
やはりキモイ自慰的な自分の過去を切り売りするような小説を書くからでしょうか?
45吾輩は名無しである:02/11/27 20:37
大岡昇平、川端康成が文学全集の編纂に携ったとき
大岡が「藤村なんか『破戒』と詩で1巻でいい」と言ったところ
川端は「自分の作品をへらしてでも2巻にするべきだ」と憤慨した
エピソードが大岡の『萌野』にあった。
46吾輩は名無しである:02/11/27 21:07
昔の筑摩「現代日本文学全集」では3冊もあったのにね。
今は「破戒」と「夜明け前」以外読むヤツいるかという感じ

けど最近筑摩書房が1960年代に出た定本全集を復刊した。ジュンク堂あたりにも
ないところからすると、結構売れたの?

けど不人気で古本屋で3万円くらいで買えるのに10マン以上出して新刊をね。
47吾輩は名無しである:02/11/28 19:53

48吾輩は名無しである:02/12/01 22:07
保守
49吾輩は名無しである:02/12/01 22:13
保守
50吾輩は名無しである:02/12/03 11:55
破戒
51吾輩は名無しである:02/12/04 19:29
ドナルド・キーン曰く、藤村は漱石・鴎外に比べ文章は劣るが、
上手く訳せばこの2人より欧米人に伝わるのではないかと。
52吾輩は名無しである:02/12/09 15:16
藤村の作品ってどれから読めばいいのかわかんねー

やっぱ破戒?
53吾輩は名無しである:02/12/09 15:20
八戒
「わたしは豚です」
54吾輩は名無しである:02/12/09 15:31
>>51
漱石のテーマは欧州で教わってきたもので、それを
江戸前の表現で小説にしたものなので、英語にすれば
もとの欧州の本体がでてくるので彼らからは意味がない。
55吾輩は名無しである:02/12/10 14:53
うー・・・日本語って難しいでつね・・・
56吾輩は名無しである:02/12/11 23:12
あんまりレスついてないなあ。
島崎藤村は血縁や家柄や経済での劣等感をひしひしと感じられるから好き。
ちょっと前に『破戒』読んで、なんともいえない気持ちになった。
「穢多」を隠し通して一生日陰者のように生きていかなければならないこの主人公の諦観さ。
なんだか昔の日本情緒を感じさせるようなそんな作品を書く島崎の文章は本当に身に染みてくる。
57吾輩は名無しである:02/12/12 00:31
いやホント、『夜明け前』は傑作ですよ。
『こころ』よりも偉大。『細雪』よりも偉大。
『戦争と平和』や『ユリシーズ』と並べてもなんら遜色のない、唯一の日本文学と言っていいでしょう。
ただ藤村が好きか、と聞かれると、ちょっと戸惑ってしまう。
58鰯 ◆VuVTstpvAQ :02/12/16 02:34
>>56
劣等感を恨みつらみなく当事者のみの問題として、うまく描いていますよね。
藤村は三人称が本当にうまい。「夜明け前」は筆力に圧倒される。
>>43>>44
いや、逆に自身の過去を感じさせない作家だと思います。
主人公に感情移入せず書いている。そこが魅力なのだが。
私小説を好む日本人には、印象の薄い作家に映るのかもしれません。
59鰯 ◆VuVTstpvAQ :02/12/18 01:02
>>57さんは他にどんな作家が好きなのですか?
保守age
60吾輩は名無しである:02/12/18 12:47
>>58の意見って、もしかして藤村文学を皮肉ってるの?
藤村評としては、違和感ありありなんですが。
「夜明け前」が凄いってのはその通りだと思うけど。
61?n ◆VuVTstpvAQ :02/12/19 19:28
>>60
うーん、個人的な感想を書いてしまいました。
藤村は大好きです。どの辺が違和感ありますか?
もっと勉強したいので、ぜひお聞かせ下さい!
62鰯 ◆VuVTstpvAQ :02/12/19 19:29
↑あ、トリップの前はいわしです。
63吾輩は名無しである:02/12/20 00:15
おまいら!大変だ!!
大磯にある藤村の墓撤去!!詳しくは↓
http://news3.2ch.net/test/read.cgi/news2/1040262199/
64吾輩は名無しである:02/12/20 23:57
>>63
ニュー速+ごときがそんなスレ立てるわけないし
65吾輩は名無しである:02/12/28 11:38
おまいら「家」を読めゴルァァ
66吾輩は名無しである:02/12/29 16:46
>>65
読んでないんだけど、どんな作品なんだろう。
ちょっとだけ感想を教えてよ。
67吾輩は名無しである:03/01/08 19:34
姪を孕ませたあげく、フランスにとんずらしたんだっけ?
芥川がそのことを批判してたような・・・・
68吾輩は名無しである:03/01/08 19:43
それは「新生」。
69吾輩は名無しである:03/01/08 23:08
どれも似たようなもの
70山崎渉:03/01/20 08:16
(^^)
71吾輩は名無しである:03/01/22 04:38
助平餅
72吾輩は名無しである:03/02/12 16:12
島崎藤村の「破壊」は、実は、被差別部落の人々を軽蔑している。
と部落出身の教授が言っていた。
73吾輩は名無しである:03/02/12 16:28
>>72
すでに常識だねそれは。
74吾輩は名無しである:03/02/12 16:37
井上ひさしの林芙美子評伝劇の台詞に、こういうのがありました。
――『新生』はあくまでも藤村のそれであって、姪の「新生」は無視されたままだ。
藤村を嚆矢とする「厚顔無恥」の系譜、あるいは「無責任」の系譜は、いまだ日本に脈々と流れています。
それから、『夜明け前』における、あの「出発」の不可能性。革命=維新に「遅れてきた青年」。
今も「島崎藤村」は生き続けています。
75ミステリ板住人 ◆ExGQrDul2E :03/02/12 18:47
ここまで「桜の実が熟する時」は出て来ないね。
確かに藤村作品の中でも小品なんだろうが、
今はシロガネーゼが徘徊するあたりを舞台にした
明るめの青春小説で後味は良かった記憶がある。
76吾輩は名無しである:03/02/12 21:11
>>74
自分の子供が餓死しても、いっこうに働こうとしないんだからね。
こりゃ日本一の無責任男だ。
77吾輩は名無しである:03/02/16 05:34
近親相姦ハァハァ
78吾輩は名無しである:03/02/16 05:52
>>76
ワラタ!
79吾輩は名無しである:03/03/09 21:11
詩はどうなの?
文学史的にも文学板の人気的にも地味なのは
詩から出発した作家だからか。なんか詩から始めた作家って地味じゃね?
80吾輩は名無しである:03/03/09 21:39
白鳥、花袋、秋声、自然主義作家は全般的に地味ですな。
81吾輩は名無しである:03/03/09 21:47
82吾輩は名無しである:03/03/30 19:12
83ウキウキ ◆yTejge/2ww :03/03/30 19:47
(*゚∀゚)アホウ!

>79
詩→散文っていうのは日本作家の一つのパターンであると思われ。
三島由紀夫なんかハデハデだし♪
84島崎渉:03/03/31 05:44
(´с`)
85吾輩は名無しである:03/04/13 23:03
age
86吾輩は名無しである:03/04/14 13:08
爆笑問題の太田は高校生の頃、島崎藤村のファンだったらしい。
『家』で主人公がどうでもいいことで延々と悩んでいるのを
読んで共感を覚えたみたいなことを言っていた。
87吾輩は名無しである:03/04/16 12:46


ふとしたことで、付き合っている彼(二十歳)が
少林寺拳法をやっていたことを知ってしまいました。。
少林寺拳法と少林拳を勘違いしていたのでかなりショックでした。
彼いわく、『勝つのが目的じゃない。私は片桐のようにはいかない、
無様な末路が見てて面白いから。』
と、言いますが、私が聞いただけで23回ぐらい鼻血を出したそうなんです。

彼も男なので、鼻血なものを出したりするのは
生理現象のようなもので仕方ないとは思いますが、一撃ノックアウトとなると、
何故かちょっと引いてしまいます。。

今、彼とは、付き合ってはいるものの、何だか気まずい雰囲気です。。。

彼は、いわゆる『ヤムチャ』寄りなんでしょうか?
88山崎渉:03/04/19 23:02
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
89吾輩は名無しである:03/04/27 18:50
初恋全文希望!
90吾輩は名無しである:03/05/05 11:54
まだあげ初めし前髪の  林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の   花ある君と思ひけり
やさしく白き手をのべて   林檎をわれにあたへしは
薄紅の秋の実に   人こひ初めしはじめなり
わがこゝろなきためいきの   その髪の毛にかゝるとき
たのしき恋の盃を   君が情に汲みしかな
林檎畑の樹の下に   おのづからなる細道は
誰が踏みそめしかたみぞと   問ひたまふこそこひしけれ

91吾輩は名無しである:03/05/06 12:38
定型詩最高
92吾輩は名無しである:03/05/27 07:37
夜age前
93吾輩は名無しである:03/05/27 17:59
詩人から小説家に転身した藤村ってのは
今の松浦寿輝の先駆者みたいなもんか。
94吾輩は名無しである:03/05/30 22:00
age
95吾輩は名無しである:03/06/02 23:23
ゴットハンドかと思った
96吾輩は名無しである:03/07/01 20:49
今『破戒』読んでます
97細江直矢:03/07/01 21:04
●●●マスコミの 「盗聴/盗撮」 は許されるの?その9●●●    http://natto.2ch.net/mass/kako/1016/10165/1016527634.html
150 :  :03/07/01 20:40 
378 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 02/04/02 15:00 ID:TBJ6ZR3f
>>367
>田口ランディが「アンテナ」と「モザイク」で無断引用。
複数のネタもとからのコピー&ペーストで出来ているという意味では、
盗聴ネタを使ってもっと酷いことをしている同業者がたくさんいますよね。
盗聴者間で広まっている被盗聴者についての様々な個人情報やそこから
派生している風説から得たインスピレーションを、敢えて既存の作品の
イメージの型枠にはめ込んでしまうことで、中身が盗聴ネタであることをぼやかし偽装した制作が数多く行なわれている。

その意味では、この小説家の件の作品は盗聴ネタを使用した制作者とパクリの手法が瓜二つなのですが、
盗聴情報を無断使用した制作は当人にしか知り得ない在宅中の行為、発言、更には悪辣な追い込みを
けしかけながら引き出している個人情報からのサイテー最悪な盗用なので、一般にそういったものであると認知させることは難しい。
そのことを確信犯的に抜け道として、盗聴ネタを利用した制作は肥大化の一途を辿ってきている。
自らの利得と引き換えに被盗聴者の時間と生命そのものの無断使用を平然と続けているマスメディアこそが、 
もはや盗聴・盗撮をして監視でもされるようにならなければ危険なくらいの現状なのです。
98吾輩は名無しである:03/07/04 11:20
今姪とやってます
99吾輩は名無しである:03/07/04 11:22
レポきぼんぬ!
100吾輩は名無しである:03/07/04 11:23
100(σ・∀・)σ ゲッツ!!
101吾輩は名無しである:03/07/04 18:42
破戒 読みました。
途中までは面白かったけど、ラストが…。
蓮太郎になりたかったけどなれなくて、仕方なく
テキサスに逃げちゃう とゆう…

どうなのYO!!
102吾輩は名無しである:03/07/09 23:53
『破戒』読み終わった。
生徒の前で丑松が土下座する場面で泣いてしまった。
実は俺も穢・・・ry
103吾輩は名無しである:03/07/12 03:14
今、「破壊」を読んでいるんだけれど

「郡視学」ってなんて読むんですか?辞書で調べてもダメだし、
ネットではヒットするんだけれど読み方が分からない。
誰かご存じの方教えてください。
104103:03/07/12 21:23
age
105吾輩は名無しである:03/07/12 21:25
>>103
何ページぐらいよ
106105:03/07/12 21:32
「郡」は「コオリ」で、「郡」を視察する人だから、
おそらく「コオリシガク」じゃないかな。
107103:03/07/13 02:31
>>105

レス サンクス

岩波の文庫だと22ページ、第二章一の一ページ目の9行目
「その日は郡視学と二、三の町会議員とが参校して、校長の案内で、
各教場の授業を少許(すこし)ずつ観た。」
ってところから何度か「郡視学」って言うのが出てくる。

視学(しがく)は調べたら出てきた。

視学:::旧制の地方教育行政官。府県視学・郡視学・市視学などがあり、
学事の視察、教育の指導監督、教員の任免等をつかさどった。(広辞苑)

と言うことは「郡」の読み方が「コオリ」で「コオリシガク」ですね、わかりました。
あまりにも何度も出てくるので気になって気になって自分では無理そうなので聞いてみました。
胸のつかえが取れました、ありがとう御座います。
108吾輩は名無しである:03/07/13 18:20
>>107
ちょっと待て・・・
郡の視学だから「ぐんしがく」じゃないのか??
もしや、「郡」という行政区分を知らないのではないだろうな??
109吾輩は名無しである:03/07/13 21:36
>108
わしもそう思う。単位だからね。
110吾輩は名無しである:03/07/14 04:34
ただ、戦後は郡が行政単位として機能していないし、
日本人の大多数が市に住んでいる今、
郡を知らない人がいても、おかしくはないかも。
111吾輩は名無しである:03/07/14 04:37
サンプルムービーで逝っとけ
http://www.k-514.com/sample/sample.html
112105:03/07/14 14:30
「郡」(グン)ぐらい知ってます、一応w
文庫の『破戒』に「コオリ」ってルビ振ってあったからそう思っただけ。
>>108-110このルビが間違ってるということでしょうか?
113吾輩は名無しである:03/07/14 23:08
>>112
(゚Д゚ )ハァ?
>>103を見る限り、ルビはふってなかったんだろ?
ふってたら、そんな質問しないだろうし。

郡を知ってるなら、わざわざ「こおり」なんて読まねえだろ
この厨房が
114吾輩は名無しである:03/07/14 23:09
というか、>>105が厨房
115吾輩は名無しである:03/07/14 23:09
日本人の癖に日本語を知らない池沼の>>105
( ゚Д゚)イッテヨシ
116吾輩は名無しである:03/07/14 23:11
まあ落ちつきたまえ。
117吾輩は名無しである:03/07/14 23:12
小学生の>>105は、ちゃんと国語を勉強してから来ようね(ハァト
118吾輩は名無しである:03/07/14 23:12
ということで、
「しまさきふじむら」(w
119山崎 渉:03/07/15 08:47

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
120吾輩は名無しである:03/07/16 13:58
さらしあげ
121山崎 渉:03/08/02 00:23
(^^)
122吾輩は名無しである:03/08/03 05:03
お前ら普通にひどいな…人の間違いを容赦なく叩くその様
123吾輩は名無しである:03/08/06 09:56
晒しage
124山崎 渉:03/08/15 11:01
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
125あぼーん:あぼーん
あぼーん
126吾輩は名無しである:03/10/02 23:56
定期age
127吾輩は名無しである:03/10/04 12:18
『若菜集』の「序歌」が素晴らしいと思う。
128吾輩は名無しである:03/10/05 23:53
私も今日『破戒』読み終わった者です。
島崎作品はこれが初めてでした。
終わった時『えっ?これで終わり!?』って感じでした。
もっとこう人間関係的にも社会的にも救われて終わると思ってたんで…。
丑松が可哀想でした。長篇ならではだと思いますが本当に人物に感情移入した作品ですた。
だからこそ丑松が不憫で…。しばらくブルーでした。・゚・(ノД`)・゚・。ウエーン
129吾輩は名無しである:03/10/06 14:41
『破壊』は結末が不評だよね。○タと呼ばれ差別を受けた人たちに
とってはかなりきつい終わり方だった。主題が中途半端すぎ。
でもどうしてもっと掘り下げて書かなかったんだろ?藤村は。
130吾輩は名無しである:03/12/17 23:03
age
131吾輩は名無しである:03/12/17 23:28
新潮文庫の解説にもあったけど
「エタで何が悪い。差別するお前らが間違ってるんだ」
じゃなくて「エタですいません」だもんな
132吾輩は名無しである:03/12/20 12:58
藤村は短編が好きだな。
子供向けに書いた奴とか。
馬籠の藤村記念館で売ってたり全集に入ってる。
「破戒」あたりはまだ無理に小説書こうとしてる感じがして
藤村のいいところ(ナマな感じw)が出てないかなって思う。
133吾輩は名無しである:04/01/09 04:08
北村透谷
134吾輩は名無しである:04/01/16 20:46
『春』における透谷の描かれ方に関しては、諸説あるようですが
やはり晩年の透谷が文学を目指していたのか、信仰に回帰していたのかという点で
藤村固有の偏向=解釈が加えられているようです。いかがでしょうか。
135吾輩は名無しである:04/01/17 16:14
>>129
「破戒」は心理小説か、社会小説かなんて論争もあるそうで。
心理小説だといってる人の説をとれば、
要するに告白に至るまでの葛藤を描ければいいんであって、
差別社会を訴えるようなことは
おまけなんだそうだ。
確かに、社会小説として読むともの足りん感じがするね。
教壇の上で素っ裸になって
「見ろ! 俺とお前らのどこが違う!?」
ぐらいの事を言って欲しかった。
・・・そんなことしたらどっちみちクビか。
136吾輩は名無しである:04/01/17 17:03
>>135
自分は破戒を読んで、最後が腑に落ちなかった人間なんだけど、
そういう見方をすれば、あの結末でもよかったと思えるような気もする。
13737歳無職童貞自殺志願者:04/01/29 16:21
今日、病院行ってきました、やはり先生の話だと怪我は順調に回復してて
職種によっては就労可能という判断しか下すことはできないとのことでした
鬱の話もしたら精神科のほうでも相談されたらとのことでした。
来週精神科の通院があるのでそっちで相談してみます。
「先生、形成外科で傷病手当打ち切られそうなので鬱のほうで傷病手当
もらえませんか?」と。それで駄目なら自殺未遂前に通院していた
怪しげな精神科医に相談してみます。
138吾輩は名無しである:04/01/29 16:48
戒律について
 
殺生をしない
盗みをしない
淫らなことをしない(一般信者は夫婦は除外)
虚言(うそ)をいわない
酒を飲まない
という、有名な「五戒」です。
139吾輩は名無しである:04/02/21 21:40
sage保守.
140吾輩は名無しである:04/02/22 11:50
千曲川のスケッチage
141吾輩は名無しである:04/02/22 12:56
age葉屋
142吾輩は名無しである:04/02/22 13:01

うまい!
143吾輩は名無しである:04/02/24 02:02
島崎は俺の母校の教師をしていた時期があった。
少し嬉しい。
144吾輩は名無しである:04/02/24 09:11
【通告】

本日より文学板は最上陛下美香様の完全なる支配下に入りました。
文学板の至高原理は

美香様ひとりのために世界は存在している。
美香様ひとりが快適であるなら、残りの者は皆、死んでもいいのだ。

というものです。あらゆるカキコは、美香様を喜ばせることを目標としてください。
美香様はあらゆるスレのあらゆるレスを見ておられ、気に入らないレスは決してお許しになりませ ん。
なぜあるレスが、大勢の(と見える)名無しにより突然罵倒されるのか?なぜ特定のスレだけ荒れる のか?そうそれが美香様です。
美香様の逆鱗に触れた某スレは、殲滅されました。このスレも美香様を怒らせないよう心してカキコ してください。

《注意事項》

1.今の社会を見通してるようなエラそうなレスは、美香様以外はしてはならない。
2.長たらしく自説を述べる長文レスは、美香様以外はしてはならない
3.美香様の理解能力を上回るレス、美香様の好みを外れるレスは、してはならない
145吾輩は名無しである:04/02/24 09:55
>>143
東北学院の方ですか?
146143:04/02/24 21:43
>>145
はい、そうです。
島崎が教師をしていたという事は、最近知りました。
英語の教師だったみたいですね。

147吾輩は名無しである:04/02/26 09:32
島崎って英語教師だったの?
オレはてっきり国語だと思ってた
148吾輩は名無しである:04/03/03 07:16
罪と罰を読んだ数ヶ月後に破戒を読んだら、あまりにも似ているので驚いた。
出てくるキャラクターやエピソードがほぼ同じだったので。
149吾輩は名無しである:04/03/03 09:15
いまさらですが・・・
>>53に笑いやまない
150吾輩は名無しである:04/03/03 21:02
>>147
東北学院ではどうだったか不明だが、小諸義塾では英語と国語両方を教えていた。
出身は今で言う文学部英文学科だが。
151吾輩は名無しである:04/03/03 21:05
152吾輩は名無しである:04/03/18 05:10
しまざきふじむら
153吾輩は名無しである:04/03/27 00:08
破戒あげ
154吾輩は名無しである:04/04/29 01:31
藤村の自筆原稿を見せてくれるページはない?
前に馬籠で見てほれぼれしたんだけれど、
今は出かける余裕がない。。。
155吾輩は名無しである:04/05/27 10:07
さてねえ、どこかあるかなあ・・・
156吾輩は名無しである:04/05/28 23:38
改宗が癌だったのか?
157吾輩は名無しである:04/05/29 00:01
夜明け前を青空で読了。
こんなに凄い作家だとは思っていなかった。
また、この内容、長さを読ませる文章力は流石に詩人。
あと、漢詩などの素養はなるほど明治人だ。
 
娘の自殺未遂、本人の狂気に倒れる様は予想外だった。
途中までは予定調和に終わるものと考えていたので、
意表をつかれた。
158吾輩は名無しである:04/05/29 00:25
>>157
同志ハケーン
159吾輩は名無しである:04/05/31 00:33
新生の第一部まで読了。
藤村の父親は、やはり夜明け前の半蔵だった。
藤村は東京に出された末子だ。
父に反抗して英語を志した、とある。
160吾輩は名無しである:04/05/31 17:52
新生読了
神戸に行こうが船に乗ろうが、パリに逼塞しようが
戦争があろうが、節子からの呪縛が解けず、それが
緊張感を持続させている。ヒクヒクと針の筵のような
文章が続く。それは第二部の同居においても尚続き、
縒りを戻して全てを受け入れ、己が誠を確認する。
かこいい。
161ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :04/06/27 10:42
「夜明け前」
日本では数少ない「傑作ノヴェル」の名に値する作品。
単独スレがあってもよいくらいである。
ただし、本質は歴史小説であり、しかも日本人が好きな天下国家に関わる読み易く、
わかりやすい英雄談ではないため、苦手とする向きもあろうかと思う。
本作を読むと、司馬作品などは歴史小説の表装をまとった講談の類に過ぎないということが
実感され、このようなものを読んでいる者まで貧相に思えて来るくらいだ。
本作の主人公青山半蔵のような人物こそ、まさに歴史における真の英雄と
言えるのではないだろうか。
こういった意味では、歴史の変動に呑み込まれたローカルヒーローの悲劇と読めなくもない。
しかし、この作品に関する文学板住人の論考が平板に過ぎるのが気にかかるところだ。
もっと心して読め
162吾輩は名無しである:04/06/27 10:48
無理スンナって(高笑い
163ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :04/06/27 11:38
>>162
発狂したのか?(w
164吾輩は名無しである:04/06/27 21:45
夜明け前の第1部は確かに実際の日記を基にした歴史小説だろうけど
第2部はこしらえごとが多い。というか半蔵の思想とそれについての奇行中心に
綴られているので第1部とは性質を異にしていると思う。

正直言うとこの作品は何度も放り出したくなるのを我慢して読んだよ。
165吾輩は名無しである:04/07/01 21:30
164が我慢しても読んだとゆう原動力はなんなんだ?
我慢して読ませるのは並大抵じゃないよな?
それとも、我慢強いと自慢してるのか? w
166吾輩は名無しである:04/07/03 00:46
>>165
ワロタ
まさか夜明け前ネタで笑うことになろうとは・・・
辣腕の君に幸アレ
167吾輩は名無しである:04/07/04 08:30
揚羽屋マンセー
168吾輩は名無しである:04/07/04 16:05
普通破戒を気に入った奴が次に読むべきものは夜明け前ですか?
あとその次はどれなんでしょう?
169ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :04/07/05 20:12
藤村に関する評論を読めばわかるとおり、代表作と言われる「破戒」「夜明け前」は、
意外にも藤村作品としては異例な部分がある。
藤村自身を明確に投影した人物が登場しないこと等、私小説的側面が薄まっているのだ。
「破戒」「夜明け前」を読破後は、藤村の本領である「春」「家」「新生」等の私小説的作品
へと読みすすむことになろうが、この系統の作では、小品ながら「桜の実の熟する時」を推す。
明治青春小説好きにはたまらない作品。
学生時代の話だけに、藤村作品にしては明るい雰囲気である。
170吾輩は名無しである:04/07/05 23:59

ここにも出没したか。
171吾輩は名無しである:04/07/11 03:33
藤村作品を読んで木曽路を旅してみた人っているかな?
172名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 09:47
馬籠、小諸は行ったよ。
173名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 12:43
宿場町の宿に泊まってみた?
174吾輩は名無しである:04/07/12 08:53
161へ質問です。

「このようなものを読んでいる者まで貧相に思えて来るくらいだ。」

の「このようなもの」とは、司馬作品を指しているのですか?
175吾輩は名無しである:04/07/12 09:53
広域荒らしに質問すな
176ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :04/07/12 20:16
司馬作品だが、文学板司馬スレにおける評価が高過ぎるように思われたので、
あえて苦言を呈させていただいた。
殺しと謎解きに耽溺するミスヲタが、司馬作品を読んで彼氏独自の歴史ロマンの類に
感涙したり、凡人が住人の多数を占めており、何よりも話のわかりやすさ、読みやすさが
最重要視される一般書籍板で人気があるのは理解出来るのだが、
マニアックな文学板で司馬礼讃があるようでは困る。
とかく批判の俎上にのぼりがちな「司馬史観」だが、歴史の鳥瞰図と称しながらも、
彼氏の歴史観は、あくまで鳥の目=司馬の目(この点で「夏目の目」とたいして違いはない)
に過ぎず、どの高さを飛んでいるのかも疑問が残るところだ。
(これにより、当然、歴史のステージといったものの「見える範囲」が異なってくるわけで
ある。)
司馬ちゃんの面白い与太話、司馬風歴史講談程度に受け取っておくべきであろう。
177吾輩は名無しである:04/07/12 20:23

これって荒しだから、みんな、絶対無視ね。お願い。
178ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :04/07/12 20:26
>>176
島崎藤村も司馬遼太郎も語れないお前こそ荒らしそのものである。
ところで「夜明け前」読んだことあんのかよ?
179吾輩は名無しである:04/07/12 23:44
千曲川のスケッチっていいね。
180吾輩は名無しである:04/07/13 00:09
>>176

レスありがとうございます。174です。司馬作品の事ですか。でしたら指示代名詞は
「このような」じゃなくて「そのような」とするべきでしょうね。

「本作を読むと」で書き出された文章に「このような」と続けられたら、「夜明け前」と司馬作品の間に挟まれて読者は混乱します。
文章表現者が今どこに立っていてどちらの方向を向いているのか、の点において瞬間、困惑するのです。

これからは相手の立場に立ったわかりやすい文章を心がけて下さい。
貴君の語学力を指導致したく、真意確認の為に質問させて頂いたという訳です。

さて、本題。

私はカースレと鮎川スレでずっと待っている者ですが、いつまで逃げ続ける気ですか?

ミステリ板住人こと書斎魔神氏に言いたい事は以上です。

最後になりましたが、島崎スレの皆様。スレ汚し申し訳ありませんでした。
181ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :04/07/13 20:38
>>180は荒らしだったわけだな。
藤村作品には無知なミスヲタゆえ、かろうじて馴染がある司馬作品をきっかけに
スレ荒らしを狙うという次第。

さて藤村だが、自分は詩は好きではない。
正直言って、教科書で初めて藤村の詩を読んだ時は、
そのあまりに甘ったるいロマンティシズムに虫酸が走った。
これが「破戒」の屠殺場シーンを書いた人物とはとても思えなかったのだ。
182吾輩は名無しである:04/07/13 21:13
>スレの皆様
ミステリー板の馬鹿がご迷惑をおかけしています。
ミステリ板住人と名乗る馬鹿は徹底放置をお願いいたします。
183吾輩は名無しである:04/07/13 21:41
>文学板の皆様 まことにご迷惑をおかけしました。
、            馬鹿は連れて帰って独房に閉じ込めますんで
 (-_- )-C< ゚д゚)Ξズルズル ←>>181  どうかご勘弁を(ミステリ板自警団)


184吾輩は名無しである:04/07/13 21:49
>>178
メガトン級のバカだなw
185吾輩は名無しである:04/07/13 21:54
ミステリー板の馬鹿がご迷惑をおかけしています。
ミステリ板住人と名乗る馬鹿は徹底放置をお願いいたします。
決して餌を与えないで下さいませ。
186吾輩は名無しである:04/07/14 01:01
>181
>180のどこをどう読めば「かろうじて馴染がある司馬作品をきっかけに」
なんて感想が出るのかさっぱりワカンネ。

東京湾の代名詞の使い方が不適切ってのが180の主題であって、
夜明け前や司馬作品は指示されてる箱の中身ってだけなんだけどな。

表現力に加えて文章読解力もないのな、東京湾は。

あ。わかった!お前の正体!

登校拒否の小学4年生だろ!

187吾輩は名無しである:04/07/14 03:28
さびれたスレに活気を注ぎ入れるのも、このミステリ板の衆だ(←夜明け前風)。
188吾輩は名無しである:04/07/14 08:52
>>186-187はミス住の自作自演なので、
みなさま、徹底放置をお願いいたします。
189187:04/07/14 08:53
>>188
漏れは違うヨー
190吾輩は名無しである:04/07/14 09:52
>>188
186ですが、俺も違うYO (YOなんて書くとまた疑われそうだがW)
191ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :04/07/14 22:52
>>180自身が荒らしであることは認めているし、
>>182-186は、スレ荒らし本格乱入ってことで。

「破戒」第拾章(三)〜(四)の屠殺場のシーンを再読してみた。
ドキュメントノヴェルというか、ルポルタージュを読んでいるかのような迫真力があり、
とても抒情的な詩人の手になるものとは思えない。
登場人物が、皆、淡々としているのが非常に印象的である。
「夜明け前」もいいが、あの長大な作の中にも、これほど息を呑んで読んだシーンは無かった。
なぜか、トルーマン・カポーティ「冷血」のクライマックスの射殺シーンを想起してしまった。
192吾輩は名無しである:04/07/15 00:02
>>191 は 理解力・表現力の欠如から他者とコミュニケーションの取れない、
かつ自己顕示欲の強さから取ろうもとしない 広域荒らし人 です。
書斎魔神というハンドルネームも併用し、あちこちのスレを荒らして回っています。

アク禁措置の最終手続きに入っている情勢ですが、もう少しの間我々の辛抱が求められます。
相手にせず、スルー対応でお願いいたします。 
193ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :04/07/15 22:09
「夜明け前」の木曾地方の風景描写を再読吟味することがある。
まさに書斎にいながらにして木曾山中に拉致される感あり。
本書を読んで木曾を訪れる者が絶えないのは理解出来るものがある。
日本文学を代表するノヴェルだと「暗夜行路」の尾道の描写もいいが、
臨場感溢れる風景描写を書かせたら、藤村の方が一枚上という感がある。
同じ自然主義の作家である田山花袋は紀行文の名手でもあるが、
藤村も本格的な紀行文学を著せば、相当なものを残したのではないだろうか。
194吾輩は名無しである:04/07/16 23:21
薄っすいカルピス作ってんじゃねえぞこの野郎
195吾輩は名無しである:04/07/17 00:09
書斎魔神の中の人に言いたいのですが・・・

社内文章をその調子で書くと上司から

 な に が い い た い の か ワ カ ラ ン

と突っ返されます。

先月うちの社長が社員Aの報告書に対して、

 内容がなさすぎる。ダラダラと文字を埋めただけではないか。

と全社員に見せしめるが如く返信してましたが、世の中ってそういうふうに動いてるんですよ。

だからあなたの文章読んでるだけで、

 ああ。この人は仕事出来ないや

ってわかります。断言できます。私だけでなくみんなそういう思いで
あなたのカキコミを読んでいます。みんな会社で鍛えられてますから。

自分が叩かれる訳をあなたはよく、 嫉妬して なんて分析してますけど、
ひとつには 「あまりに文章がおそまつ過ぎる」 からなのです。

だからハンドルネームをどう変えたってあなたってわかっちゃうんです。

見ず知らずの人に失礼とは思いましたが、あまりにも
世間知らずな言動が可哀想に思えてきて、カキコしました。
196ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :04/07/17 15:14
結局、自然主義の作家で現代まで広く読み継がれているのは、藤村と花袋のみかと思う。
文学板に田山花袋スレが無いのにはがっかりした。
センセーショナルな問題作「蒲団」は非常にサスペンスフルな作だし、
「重右衛門の最後」は、一読、巻を置かせぬ伝奇小説的な面白さに満ちた作である。
代表長編「田舎教師」の異常なまでの退屈さが災いしたのか?
ストーリーテラーとしては、藤村以上に評価出来ると思うのだが。
197吾輩は名無しである:04/07/19 00:19
文学板に田山花袋スレがないのにがっかりしたならば、

「て事は、現代まで広く読み継がれている・・・という程の評価ではないな」

と思うべきでしょうねぇ。
198ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :04/07/19 09:15
>>197
アホか?2ちゃん中心主義の考え方はやめれ。
花袋の代表作は新潮文庫、岩波文庫共に現役である。
199吾輩は名無しである:04/07/19 09:20
作られた歴史を鵜呑みにして悦に入ってなさい。
200吾輩は名無しである:04/07/19 23:16
アホはお前だよ。ゲラ。

「現代まで広く読み継がれている・・・という程の評価ではない」
という意見をAとする。

「新潮文庫、岩波文庫共に現役」
という事実をBとする。

お前の論法は <BだからAは間違い> だな。

俺は聞きたいのだが <BだけどAの意見も認められる>  可能性について考察しないのか?
お前の思慮の浅さ。非論理的思考。これがアホでなくて何であろうか?ゲラ
本格ミステリー読む資格なし!心して読むな!ゲラ


<おまけ。付けときます。↓自分が他人に言った事と同じ事を3時間後に言われた事実>
<ディクスン・カー(カーター・ディクスン) Part4 スレ より>

768 :名無しのオプ :04/07/19 12:43 ID:zN+TMyRL
>>766
>歴史小説に関する主要なサイト、ブログを見て回ったが、J・D作品に関して論じている
>ものは皆無であった。まあ、これが厳しい現実でしょ。

ネットの評価がすべてですか。さすがネット中毒者。
201吾輩は名無しである:04/07/20 01:10
>>198 ミステリ板住人へ  まずはこれを心して読め。

  > 185 名前:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas 投稿日:04/06/10 20:36 remD7Zt8
  > 近所の小さな書店(文具店と兼営かモナー)、デパートやスーパーの小規模な書籍コーナーで
  > あっても、直接手に取り、直に購入出来てこそ、初めて入手難ではないと言える。

と、この書斎魔神という方が言われているのだ。


田山花袋が 「小さな書店(文房具取り扱い兼)」 にあるか?
「デパートやスーパーの小規模な書籍コーナー」 にあるか?

ないでしょう。入手難でしょう?そんな入手難な書籍が「広く読み継がれて」?

「現代まで広く読み継がれているのは、藤村と花袋のみかと思う。」という
あなたの論法は、書斎魔神さんによって論破されたんだよ。ゲラ



ん?循環参照?
202ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :04/07/20 21:51
>>200-201で荒らしが乱入したようだが、こういう輩を沈黙させるのは
案外容易いことであり、「お前は藤村や花袋の作品を読んだことがあるのか?」
と問えばよいだけである。
「自然主義」という文学史上の概念規定に疑問を呈するのであればともかくとして、
200と201で展開される的を外した論は、ひたすら見苦しいものがある。
結構な割合で花袋の文庫が小規模な書店や書籍コーナーに常備されているという事実を
押えていない点にも情無いものを感じさせる。

しかしながら、藤村の「破戒」、花袋の「蒲団」、共に日本文学史上に残る作ではあるが、
夏休みの課題図書として推すには、分量的には良いとしても内容的には
少し躊躇するものがある。
203吾輩は名無しである:04/07/20 22:22
ほほぅ。容易いのか。ゲラ。
読んだことがあるのか? ⇒ あ・る・よ。

お前の講義とやらに異論を挟んでいるのに、
自然主義という文学史上の云々カキコミこそ的外れ。

正確に言えば 逃 げ。

ミス板住人こと書斎魔神。あっちこっちのスレで 逃・げ・ま・く・り。
204ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :04/07/20 23:32
>>203
>読んだことがあるのか? ⇒ あ・る・よ。
読んだ作品名と感想は?
まあ、荒らしが無理すんな(w
205吾輩は名無しである:04/07/21 01:03
>>203
「荒らし」の相手はしないでスルーした方が良いよ。
誰が「荒らし」かは>>178に書いてある。

「荒らし」が他人を荒らし呼ばわりしても意味が無いことだし。
206ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :04/07/21 21:31
漱石、龍之介、荷風、潤一郎等、皆、藤村を嫌っていたらしい。
谷崎はエッセイで東京出身者と地方出身者の違いをその因に挙げているが、
果してそれだけだったのだろうか。
207吾輩は名無しである:04/07/22 20:57
>>206
嫌っていた「らしい」
果たしてそれだけだったの「だろうか」

何コイツ?バカ?
208吾輩は名無しである:04/07/22 21:33
>何コイツ?バカ?

やべ!ばれた!
209吾輩は名無しである:04/07/22 21:37
バカが無理して文学を語ろうとするとこーゆーことになる
210吾輩は名無しである:04/07/22 22:46
おい!ミス板住人!

 >読んだ作品名と感想は?

だと?

人にモノを頼むときはこうお願いするんだよ。

 他人の評論や感想を受け売りする 意見コラージュ職人 の私に
 あなた様の感想をお恵み下さい。
 ほとぼりが冷めた頃、私の意見として発表し、講義と名乗らせて頂きます

お前さんの狙いなんかバレバレなんだよ。見苦しいからミス板へ帰りな。
211ミス板の住人:04/07/22 22:54
>>210
>お前さんの狙いなんかバレバレなんだよ。見苦しいからミス板へ帰りな。

それだけは丁重にお断り申し上げます。
ミス住は2ちゃんから消えて無くなってください。
つーかとっとと専門の病院へ入院してください。

212ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :04/07/22 23:31
>嫌っていたらしい。
いかに大谷崎が書いていることとはいえ、少し幅を持たせておくべきかと思う。
漱石や龍之介が「俺は藤村が嫌いだ」と断言するのを聞いたわけではないからな。
谷崎本人の藤村嫌いは事実と見てよいであろう。
213吾輩は名無しである:04/07/22 23:43
ああ、ふじむらですか。
214吾輩は名無しである:04/07/23 00:59
          || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
          || あらしは   。   Λ_Λ  いいですね。
          ||   無視!  \ (゚ー゚*)
          ||________⊂⊂ |
  ∧ ∧    ∧ ∧    ∧ ∧    | ̄ ̄ ̄ ̄|
  (  ∧ ∧ (   ∧ ∧ (  ∧ ∧ |      |
〜(_(  ∧ ∧ __(  ∧ ∧__(   ∧ ∧ ̄ ̄ ̄
  〜(_(  ∧ ∧_(  ∧ ∧_(   ∧ ∧  は〜い、先生。
    〜(_(   ,,)〜(_(   ,,)〜(_(   ,,)
      〜(___ノ  〜(___ノ   〜(___ノ


215ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :04/07/23 21:30
藤村の「夜明け前」と花袋の「田舎教師」。
両作家の代表作であるばかりではなく、いずれも自然主義文学を代表する長編だが、
田舎に埋没してゆく者というテーマに共通性が見られる点が面白い。
この点につき、是非、文学板プロパー住人の意見を聞きたいところだ。
216吾輩は名無しである:04/07/24 01:21

******* 緊急勧告 *******

ミステリ板住人こと書斎魔神は、度重なる暴言、虚言につき、
現在その全ての言動が、照合・検査・確認対象となっております。

良識ある一般市民の皆様につきましては、一切の係わり合いを持たぬよう
ご注意下さい。レスを返す事は絶対に避けて下さい。
217吾輩は名無しである:04/07/24 20:06
ミス住さんの意見は鋭い所を突いてるのでいつも感心させられています。
煽りの奴らなんかに負けずこれからも頑張って下さい!
218吾輩は名無しである:04/07/24 20:50
>>217
そうだね。
特に>>178のレスは本当に鋭い所を突いているね。
その証拠に>>178の鋭い指摘に対して>>176は何も返すことができないでいる。
>>176のハンドルの人は2ちゃんねるをやめるべきだね。
219吾輩は名無しである:04/07/25 03:03
「春」を随分前に読んだことがあって...最近どんなだったかなー?って考えてたんですけど、詳しいところまでは
思い出せなくて、どなたか心優しい人!私のもやを取り払ってください!!
220吾輩は名無しである:04/08/25 01:08
破戒って罪と罰なんでしょ?
221ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :04/08/27 20:10
>破戒って罪と罰なんでしょ?
聞いたような与太話であるが、
自発的に殺人を犯すことにより、必然的に「罪と罰の世界」へと入ってゆくラスコーリニコフと部落生まれという運命ゆえに、その出自を隠して生きたことを罪と認識し、
教職を辞すという罰をみずからに科す瀬川丑松。
主人公の生き方の相異は、必然的に両作のテーマの相異につながって来るものである。
文学板住人であるならば、この程度の基本的な事柄は確実に押えて来て欲しいものである。
222荒しは無視:04/08/27 20:58
          || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
          || あらしは   。   Λ_Λ  いいですね。
          ||   無視!  \ (゚ー゚*)
          ||________⊂⊂ |
  ∧ ∧    ∧ ∧    ∧ ∧    | ̄ ̄ ̄ ̄|
  (  ∧ ∧ (   ∧ ∧ (  ∧ ∧ |      |
〜(_(  ∧ ∧ __(  ∧ ∧__(   ∧ ∧ ̄ ̄ ̄
  〜(_(  ∧ ∧_(  ∧ ∧_(   ∧ ∧  は〜い、先生。
    〜(_(   ,,)〜(_(   ,,)〜(_(   ,,)
      〜(___ノ  〜(___ノ   〜(___ノ
223吾輩は名無しである:04/08/28 04:22
と、221が聞いたようなことを言っている。
224吾輩は名無しである:04/09/12 17:43:39
「破戒」ってどんな内容の本ですかぁ?
読んでどんな感想ですか??
私も読んでみようと思ったのですが、まず
内容をじっくり知って皆様の感想などが聞
きたいなと思ったのでよろしくお願いします!!
225吾輩は名無しである:04/09/12 19:48:10
>>224
教えて厨はシネ
226吾輩は名無しである:04/09/13 20:10:36
>>224
たいした値段じゃないから買え
227吾輩は名無しである:04/09/16 19:15:03
さっきから「夜明け前」読み始めてみたんだけど、めっちゃ難しくない?これ。
言葉遣いは古いし、50ページを超えたのに全然話は進まないし。どんな物語なのかまだ全然つかめないよー。。。
228吾輩は名無しである:04/09/16 20:21:13
良いことだ。
たまにはこういう本も読んでおきなさい。
229227:04/09/16 20:37:41
みんなは「夜明け前」、難しいと思わなかったの?難しくても頑張ってこの先読んでいけば面白くなる?
230吾輩は名無しである:04/09/16 21:47:25
面白くなるよ。最後は劇的。
ここを読むためにがんばって読み進めてきたようなもんさあね。
231吾輩は名無しである:04/09/18 07:16:41
>>229
> 難しいと思わなかったの?
所々に廃語や未知の習慣が出て来て戸惑ったよ。
藤村のスタイルを継承する作家がいなかったから、
不思議な言い回しに見える所も多々あるよね。

まだ一字一句を味わう読書がきつければ、
少し間をおいて見るのも手だよ。
寝かせるというか、君を熟成させるというか。
それだけの価値はある。
保証します。

筋を追う読書には向かない。
これだけは間違いない。
232ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :04/09/18 14:57:33
「夜明け前」は頑張って是非読破して欲しい作である。
前述したとおり、本作こそ日本には数少ない「ノヴェル」であり、
また真の「歴史小説」である。
埴谷雄高や大西巨人等の作は、「ノヴェル」としては「物語性」よりは「思想性」が
先行した書という趣が強く、真に「ノヴェル」らしい「ノヴェル」とは、本作のような
ものを言うのである。
また、一般に歴史小説と言われている司馬遼太郎作品等は、ある種の講談に過ぎないのだ。
「歴史」というものが持つナマのうねりをビビッド痛感させ得る真の「歴史小説」と呼ぶ
に値するのは本作のようなものである。
233吾輩は名無しである:04/09/18 15:11:05
疎ましい
234227-229:04/09/19 11:42:02
>>230-231-232
レスありがとう!こんなにとっつきにくい小説は久しぶりに読むから最後までこんな調子かと思って挫折しかけてたんだけど
頑張ってもうちょっと読んでみようという気になったよ!
小説って出だしの方でスッと作品に入り込めないとなかなかキツイもんだけど、途中からグングンのめりこんだりする事もあるもんね。
まだ70ページくらいの大地震についてのあたりで止まっちゃってるけどしばらく集中して読んでみまーす!
235吾輩は名無しである:04/09/26 10:09:44
藤村って若菜集から浪漫主義?
236吾輩は名無しである:04/10/05 21:37:46
「春」を読んでいる…。初めての島崎藤村作品……。
悲しいことに…解らん。
省略・説明不足が多すぎる……。
237吾輩は名無しである:04/10/16 18:50:49
こんな本はいかが?

ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140019131/qid%3D1097920150/249-5156982-8904318

『夜明け前』を分析しています。
238吾輩は名無しである:04/11/01 23:27:23
破戒は厨房のとき読書感想文を書くため読んだけど随分良かったな(すごい衝撃受けた
考えてみればあれが文学の目覚めだったな
239藤村の後輩:04/11/07 05:07:10
人の世の若き生命のあさぼらけ 学院の鐘は響きて 我人の胸打つところ
白金の丘に根深く記念樹の立てるを見よや 緑葉はにおいあふれて若者の思いを伝う
心せよ学びの友よ 新しき時代(ときよ)は待てり
もろともに遠く望みておのがじし道を開かん
空あらば空を窮めん 壌あらば壌にも活きん
ああ行けたたかへ 雄々しかれ
眼さめよ起てよ畏るるなかれ
240藤村の後輩:04/11/08 13:47:44
↑藤村の詩だけど、何の詩だかわかる人いる。
241吾輩は名無しである:04/11/08 21:09:01
メーガクのコウカかな
242吾輩は名無しである:04/11/13 23:09:35
そうです。
243吾輩は名無しである:04/11/14 01:01:16
古藤庵無声って藤村のこと?
244吾輩は名無しである:04/11/14 01:06:59
そう。
245吾輩は名無しである:04/11/15 06:11:49
すいません、教えてください。
藤村の作品に、こういう筋のものってありましたか?
夫と妻のふたり暮らしでひょんなことで妻を外にやったときに、
強姦され、なぜかそれゆえかつてなかったほど妻にいとおしさを感じた。
みたいな。

ちょっと誰の作品だったかド忘れしてしまって。
246吾輩は名無しである:04/11/15 19:46:35
>>245

志賀直哉「雨蛙」じゃないの?
247うおのめ:04/11/23 02:02:43
藤村って教え子に手を出して免職、姪と近親相姦して妊娠させ、海外逃亡したんだよね。
248吾輩は名無しである:04/11/23 10:58:38
それが「新生」でしょ。
告白本。
249うおのめ:04/11/23 18:31:38
作家ってマジに何でも資料にするんだ
250吾輩は名無しである:04/11/23 21:18:58
>>249
する人はする。
しない人はしない。
251うおのめ:04/11/24 04:44:33
そーかー
252吾輩は名無しである:04/11/25 00:31:19
輔子大好き
知るや君
253吾輩は名無しである:04/12/07 22:51:43
破戒を人権板住人に読ましてやりたいよ
254ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :04/12/24 22:35:50
黒川鍾信「藤村を師と仰ぎ御舟を友として〜高等遊民 天明愛吉」(筑摩書房)を読む。
著者の叔父にあたる天明愛吉を描くことにより、今は無き高等遊民的生き方を浮き彫り
にすることに主眼があるため、藤村は映画でいう大物の友情出演という感じの描かれ方なのは仕方ないものの、「新生」で藤村自身によっても書かれた姪とのHの一件が、
あまりにサラっと書かれ、流され過ぎている感がある。
これは作家としてはともかく、藤村が人間として私淑するに値する者であるか否か、
つまり、主人公である天明愛吉氏の選択が正しかったか否か、
(これは高等遊民たる彼にとっての人生の正否にまで関連して来ることである)
を判断する場合に避けて通れぬエピソードだと思うのである。
諸兄はいかに思われるだろうか?
255吾輩は名無しである:04/12/24 22:38:29
新生は読んだの?
256ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :04/12/25 11:05:09
>>255
黒川先生ですね?
「新生」も「桜の実が熟する時」も読みました。
257吾輩は名無しである:04/12/25 14:27:09
      ■□  1@CLIE ◆GodOnnFcO.運動  □■

電波板を代表する有名固定であり、2chのヒーロークリエを広め、
またグーグルのヒットを増やすためにこのレスを見かけたらコピペで広めてください。
  1@CLIE ◆GodOnnFcO.  1●CLIE ◆GodOnnFcO.  1@CLIE ◆GodOnnFcO.
  1●CLIE ◆GodOnnFcO.  1@CLIE ◆GodOnnFcO.  1●CLIE ◆GodOnnFcO.
  1@CLIE ◆GodOnnFcO.  1●CLIE ◆GodOnnFcO.  1@CLIE ◆GodOnnFcO.
  1●CLIE ◆GodOnnFcO.  1@CLIE ◆GodOnnFcO.  1●CLIE ◆GodOnnFcO.
  1@CLIE ◆GodOnnFcO.  1●CLIE ◆GodOnnFcO.  1@CLIE ◆GodOnnFcO.
  1●CLIE ◆GodOnnFcO.  1@CLIE ◆GodOnnFcO.  1●CLIE ◆GodOnnFcO.
  1@CLIE ◆GodOnnFcO.  1●CLIE ◆GodOnnFcO.  1@CLIE ◆GodOnnFcO.
  1●CLIE ◆GodOnnFcO.  1@CLIE ◆GodOnnFcO.  1●CLIE ◆GodOnnFcO.

http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/denpa/1103103875/
http://f52.aaa.livedoor.jp/~clie/pukiwiki.php
258吾輩は名無しである:04/12/25 14:32:18
刑事コロンボについて語ろう 第12話
1 :20 :04/12/24 05:21:01 ID:???
刑事コロンボについて語りましょう!
以下ローカルルールです。
/***************************************************************************
■荒らしコテハンである「ミステリ板住人」名義での書き込みは、完全に禁止とします。
■仮に上記コテハンによる書き込みが発見されても、極力無視してください。少しでも反応すると付け込まれます。
■完全に無視したい方は、2ちゃんねるビューア(>>2)の使用をお勧めします。NGワードで無視登録してください。
■上記コテハンは、誹謗中傷は元より、名無しによる自作自演、騙り、詐称などを常習的に行うので注意してください。
■上記コテハンと思われる書き込みにアンカー(>>)を付けたレスは、本人による自演と判断して問題ありません。
■上記コテハンの叩きは、別スレ(>>2)を用意してありますので、そちらでお願いします。
■当たり前のことですが、海外テレビ板ですのでテレビ放映版を元に語ってください。
■他のミステリー作品との強引な関連付け、ノヴェライズ版の話題は、上記コテハンを呼び込む要因となりますので、ご遠慮ください。
■正しくマナーを守りましょう。
***************************************************************************/
259吾が輩は名無しである:04/12/25 16:41:26
かつて藤村ゆかりの小諸懐古園に、草笛を吹く横山祖道と言う古老がいたが、
大分前に故人になられたと風の便りに聞いた。
その後横山氏の後を継ぐ草笛を吹く人はいるのか?
260ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :04/12/25 17:35:16
良く売れたと聞く「破戒」だが、前掲した黒川氏の著書(「高等遊民 天明愛吉」)によると、
初版1,500部、再版1,500部が完売。明治39年3月下旬の刊行で7月までに4版を重ねた
とあるから、文盲もいた当時では驚異的なベストセラーだったと思われ。
261閑話:04/12/25 19:08:09
 ※ミステリ板住人に関する情報関連※

【ワインセラー】ミステリ板住人被害者の集い42【ガーンガ】
http://tmp4.2ch.net/test/read.cgi/tubo/1102601225/
【書く技術】書斎魔神ファンクラブ3【考える技術】←荒らしの別コテハン
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/bobby/1103084216/
書斎魔神・アホアホ語録格納庫 その1
http://tmp4.2ch.net/test/read.cgi/mog2/1102853762/
262吾輩は名無しである:04/12/25 21:45:46
黒川先生ではないが
新生を読んでなお疑問がでるのはオカシイではないかと考え
レスした次第でつ
藤村は姪との情事の果て、逃げたのを自覚しており
日本に帰って対峙し
相手との真実の愛を確信したと書いてある
263ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :04/12/26 17:31:50
あなたはやはり黒川先生ないしはその関係者なのでは?
>藤村は姪との情事の果て、逃げたのを自覚しており
>日本に帰って対峙し
>相手との真実の愛を確信したと書いてある
この辺なんですが、自分は藤村に対して骨太な真の歴史小説(「夜明け前」)の書き手、
シリアスな社会問題(「破戒」)を書く作家というイメージがあったため、
「新生」における自己弁護としか読めない記述には失望と不快感を抱くのみであった。
そもそも実の姪(実でなくても問題ありだが)との間のHなど、
いかなる理由があろうとも人倫として許されるはずもなく、多少気が狂ったアニヲタでも
実行だけはしないものである。
まだ、会場で「ミキティ〜」とか叫んでいる連中の方がなんぼかマシである。
さらには、日本に残した家族の生活の糧のためとはいえ、このような行為の後、
藤村版青春小説とも言うべき「桜の実の熟する時」のような作を執筆している事には、
慄然とせざるをえないものがある。
264吾輩は名無しである:04/12/26 21:37:22
265吾輩は名無しである:04/12/26 21:54:46
愛とは何かと考えた場合
制限があってはならないだろ?
むしろ人倫が赦さぬからこそ
真実があるのでは?
266吾輩は名無しである:04/12/27 15:21:18
黒川って誰だか知らないけれども、
よそでやって貰えませんか。
読みもひどく薄っぺらいし。
実存主義的解釈はもう沢山ですよ。
267ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :04/12/27 21:01:15
>>265のような真実の愛といったような曖昧な概念を隠れ蓑にして
近親相姦さえ肯定してしまうことが、2ちゃんねらーを中心に蔓延しているのが
今日の傾向だが、倫理的に見て極めて懸念すべき事態と言える。
そもそも人倫に優る文学はあり得ない。
仮に人倫に対するアンチテーゼとしての文学の構築を目指すのであれば、
「姪とHして何が悪いんだ゙ゴルァ!」式の「悪の文学」とでも称すべきものである
はずである。
この点で、藤村の私小説は自己弁護に終始しているのは遺憾である。
「夜明け前」「破戒」をもって藤村の全てとする歴史が下した判断は
やはり正しかったのである。
268吾輩は名無しである:04/12/27 21:12:56

この人は何が言いたいんですか?
269吾輩は名無しである:04/12/27 21:58:17
人間の正の部分しか認めないのでは?
自己弁護は当り前、なぜなら
自己をも含めて肯定しなけりゃ生きちゃ逝けないだろ
藤村の詩など、甘っちょろくて書けやしない
あれはウケねらいの詩だ
それを超えようとして苦闘したのだ
270吾輩は名無しである:04/12/27 22:41:05
だから>>267以下の自分探しオタはどっか行けってば
271吾輩は名無しである:04/12/28 01:11:37
>>268
>>176 および >>178 をお読みください。
自分で自分のことを「荒らし」だと言っている人です。
「荒らし」は完全に放置しましょう。
「荒らし」に反応するとあなたも「荒らし」と思われてしまうかもしれません。
広域荒らし人 ミステリ板住人(別名:書斎魔神) の書き込みは無視しましょう。

今やこの輩は、あちこちの板で無視され続けるがあまり、
自演レスを多用し会話を偽装成立させている多重人格異常者です。

ミステリ板住人宛ての名無しのレスも、その内容が批判的なものであれ、
自分自身が書いているのです。
これらをひっくるめて全て無視して行きましょう。
273ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :04/12/28 20:26:18
自分は藤村の詩(=エモーショナルに過ぎ極端な美化)と私小説(=自己弁護の手段)
が嫌いだが、藤村自身も近代詩や私小説という日本文学のお家芸による「文学」の
限界を実感していたのだと思う。
これが晩年の「東方の門」執筆に繋がって来るわけでしょ。
「夜明け前」「破戒」のような歴史や社会に広く目を向けた問題意識が高い作品を
もっと書いて欲しかったゆえ、「東方の門」未完は惜しまれてならない。
274吾輩は名無しである:04/12/28 22:37:02
>歴史や社会に広く目を向けた問題意識が高い作品
つう固定観念がどこから北の?
詩も自選集はいいし、告白自然主義文学がなければ
藤村の文学は成り立たなかったのでは?
275ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :04/12/28 22:52:29
藤村が近代詩という表現形態に文学的限界を感じて散文に転じたこと。
藤村文学なるものを成立せしめたのは、「家」「新生」等の私小説ではなく、
「破戒」「夜明け前」であること。
上記2点は、学会の常識だと思うのだが、>>274はこの辺を承知の上で
語っているのか?
276吾輩は名無しである:04/12/28 23:06:44
学会の常識なんざ糞食らえだ  w
俺は俺の主観で物を言う
藤村は告白をしているのだ
云わば神の前に膝まづいているのだ
私小説とは違う
277吾輩は名無しである:04/12/29 00:13:19
>>276
その肥大化した自己を抱えて、キミもどこかに行け
278吾輩は名無しである:04/12/29 00:55:06
どこだか知らんが学「会」が決めた常識なんて信じる方が異常
279ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :04/12/29 15:17:27
>藤村は告白をしているのだ
だからこそ私小説なのだ(w
その告白は花袋の「蒲団」の何千倍、否、比較出来ないほど重いものがあるが・・
素行面はともかくとして、「破戒」と「夜明け前」無き藤村の評価というのを
考えてみると、日本文学史上の近代詩人5指に入るのは間違いなかろう。
プラス散文で私小説も書いた人といった評価か。
280吾輩は名無しである:04/12/31 01:54:31
新生を読んでみようと思ったらもう絶版になっちゃってるみたいだね。どこの書店行っても置いてないよ・・・あーあ。
話の邪魔しちゃってごめんね。
281吾輩は名無しである:05/01/06 15:40:10
破戒読了
期待していたが、作り物のカラクリが覗いていて
楽しめなかった
底が浅すぎる
282ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :05/01/07 21:13:23
昨年の週刊朝日2005年1月7・14日合併号に、
読者が選ぶベスト「歴史・時代小説」という特集が組まれている。
1位(182票)は最早定番化した司馬ちゃんの「坂の上の雲」。
以下、上位にランクした作品に目新しさは無いものの、
35位(12票)に、司馬ちゃんの「空海の絶景」と共に藤村の「夜明け前」が
ランクインしている。
投票者に未読者が多いこと、歴史小説だけではなく時代小説込みのランキングで
あること、単なる歴史小説ではなく文豪の手になる純文学という通念があること等が
票が伸びなかった要因であろう。
少数ながら、読者に歴史小説として本作を高く評価する目利きがいるのには嬉しいものが
ある。他には、?外「阿部一族」が42位(10票)にランクインしている。

「破戒」は、発表当時の時代性も考慮して評価するべきである。
本作のテーマは、当時の文学の読者にとっては衝撃意外の何物でもなかったであろう。
この点でベストセラーになったのもうなずけるものがある。
283吾輩は名無しである:05/01/07 22:59:02
際物として出したのかい?
そうではあるまい
カタルシスがテキサスかい?
夜明け前と同じく、馬篭のイメージが高原の牧場であってもいい訳だが
テキサスだ、最終のイメージがテキサスだ
安っぽ過ぎる
284吾輩は名無しである:05/01/13 13:19:05
最高です
285吾輩は名無しである:05/01/14 08:08:40
>>280
『新生』ならば青空文庫で読むことができる。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000158/card843.html
286あげますけどもすいません:05/01/18 14:36:26
皆さんに聞きたいんですが、『破戒』を被差別部落の解放に成功するという、
作品にするには、どういう展開にすべきだと思いますか?

また、藤村が結局丑松をテキサスに逃亡させるかたちに書いてしまったのは、
藤村自身が、具体的な解放の手段を見つけられなかったからなんでしょうか?

287ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :05/01/18 20:16:46
「破戒」が書かれた時代を考慮した場合、部落解放という方向への物語展開はあり得ない
でしょう。問題提起だけで手一杯かつそれでも十分に評価に値する。
藤村自身が部落解放のための具体的な方策を持ち得なかったことは勿論だと思うが、
それ以前にそこまでの意識は無かったであろう。
そこで主人公のテキサスへの脱出という結末を迎えざるおえない。
丑松は自己の運命の呪縛へと立ち向かうだけで精一杯なのである。
288吾輩は名無しである:05/01/18 20:43:14
スタンダールの赤と黒の主人公ジュリヤン・ソレルは
野心の為に身を滅ぼしたが真実の愛に気づいた
新生の藤村も姪との真実の愛に気づいたと書いている
この丑松はエタの為、野心もなくテキサスへ逃げるのみである
エタとゆう真実を告白はしても真実を隠したとゆう事実もまた残る
つまりは苦悩を描きたかったのみで社会性はない
週刊誌のゴシップ記事と変わらん、と、煽っておく
289ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :05/01/18 21:05:53
>新生の藤村も姪との真実の愛に気づいたと書いている
これは駄目です。
なんでも物事には限界があって当然。道徳の失禁状態はご遠慮願いたい。
限界をわきまえている感がある「破戒」という作品、
そして主人公丑松にはある種の共感を感じざるを得ない。
290吾輩は名無しである:05/01/18 21:59:51
道徳はどこにある?
天にあるのか地にあるのか
はたまた社会にあるのか法律の中にあるのか
隣のおばさんのお喋りの中にある道徳だけは勘弁な
291吾輩は名無しである:05/01/19 05:45:58
>>289
ある種の共感とは、具体的にどのような部分で?
お聞かせ下さい。
292吾輩は名無しである:05/01/19 13:06:38
ミステリしか読んでいないせいか。
それとも
ミステリしか読む頭がないのか。

退屈、不毛を産み出す神が、このスレにはいるようだ。
293286:05/01/19 14:13:17
>>292
煽らないでください。

>>287
しかし、この展開がしかたないとなると、当時の穢多が失望する
のではということを、藤村は考えなかったんでしょうか?

問題提起をする必要ってあったんでしょうか?多くの人が以前として
穢多を差別していたのだから、差別が続いているという事実は皆知っ
ていることのように思うんですが?
294ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :05/01/19 21:43:08
「道徳」というものが天空や地中に存在しないのは確かな事であり、
また当然の事であると言える。
「人倫」と言うが如く、それは人間世界、人と人との間の関係性の中に成立し得る
ものである。これは法による規律を待たずして人として守られるべき最低限のもの
である。この基準に従えば、姪とのHの弁明を意図したかのような「新生」という作、
これによる作者の姿勢は否定されるべきものと言える。
ここまでの「人間の弱さ」を我々は肯定してはいけないわけである。

「破戒」に描かれた丑松的な弱さ、自己の逃れざる宿命を隠蔽して生きざるを得ない
凡人の姿には、時代を超えた強い感動と共感受けるものである。
テキサスへの渡航という結末だけではなく、校長と村会議員の丑松に対する策謀等、
いささか通俗小説気味な部分はあるが、部落問題提起の書としての意義は現在でも
大きいものがある。東日本では意外にこの問題に対する認識は低いのである。
執筆当時においては、この問題を今そこにある危機ならぬ現実として文学のモティーフ
として取り上げた点のみでも評価されてしかるべきである。
何人にも既知である現実だとしても、「書く」という行為により提起し、明確化する事は
作家としては十分に意義ある行為と言い得る。
問題解決の提示は、いかに文豪とはいえ、島崎藤村というひとりの作家の使命を超えた
部分もあるやに思う。
295吾輩は名無しである:05/01/19 22:44:35
背徳に美がある、とは書いてないが
少なくとも読者としては念頭に入れておかなければ
ならないことだ
無様にフランスへ逃げ出す藤村
帰りたくても恐ろしくて帰れない藤村
それに較べて姪の凛々しいことよ
世間の道徳など眼中にないのだ
296286:05/01/20 00:24:22
>>294
レスどうもです。

私のほうでないレスですが、「性交」とかなら文章にあうけどもまじめな
文章のなかにいきなり「姪とのH」ってでてきたからちょっと笑ってしまった。

>>295
子供さえ産まなければ美を感じなくもないのですが。背徳の美ならば、
藤村がフランスに逃げてはいけなかったと思います。
297ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :05/01/20 20:48:16
部落解放運動をしている人たちには、「破戒」という作品の評判は芳しくないようである。
丑松が部落民であるという出自を告白し、跪いて教え子たちに詫びるシーンなど
誤解を招きやすいかもしれぬ。
自己の出自を隠し無垢な教え子たちを欺いていたことを詫びたのであり、
出自そのものを詫びたのではないようにも読めるのだが、
読み方によっては差別を肯定しているようにも理解出来る。
298吾輩は名無しである:05/01/20 21:01:10
だから藤村は苦悩を描きたかったのだよ
エタとか社会じゃない
生きる苦悩を書いているのだ
299吾輩は名無しである:05/01/21 02:36:32
1 :20 :04/12/24 05:21:01 ID:???
刑事コロンボについて語りましょう!
以下ローカルルールです。
/***************************************************************************

■荒らしコテハンである「ミステリ板住人」名義での書き込みは、完全に禁止とします。
■仮に上記コテハンによる書き込みが発見されても、極力無視してください。少しでも反応すると付け込まれます。
■完全に無視したい方は、2ちゃんねるビューア(>>2)の使用をお勧めします。NGワードで無視登録してください。
■上記コテハンは、誹謗中傷は元より、名無しによる自作自演、騙り、詐称などを常習的に行うので注意してください。
■上記コテハンと思われる書き込みにアンカー(>>)を付けたレスは、本人による自演と判断して問題ありません。
■上記コテハンの叩きは、別スレ(>>2)を用意してありますので、そちらでお願いします。
■他のミステリー作品との強引な関連付け、ノヴェライズ版の話題は、上記コテハンを呼び込む要因となりますので、ご遠慮ください。
■正しくマナーを守りましょう。
***************************************************************************/
一部略、なお論理的に反論したい人もいらっしゃいますでしょうが無駄です。
反論が正しかろうと屁理屈で返すだけで結局場が荒れ、形勢不利と見るやAA荒らしになるだけです。
他板住人では反論があったらそこでやらず、別スレで行ないます。
荒らしのしたいことは論議ではなく、住人に“講義”して“啓蒙”してやることらしいです。
このスレを廃墟にしたくなければ徹底的無視を貫いてください。以上です。
300吾輩は名無しである:05/01/21 11:19:26
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 は、
さまざまな板で広域に荒らし行為を続けている人品卑しい小人物です。

・ミステリー小説・作品のトリックや犯人を堂々と書き込み、削除人さんの手を煩わせる確信&常習犯
・ストーカー行為の犯行予告
・幼児ポルノファン、警察を恐れる態度
・これらを追求されると「オレの名を騙った他人の仕業」と逃げる
・証拠をつきつけられるとコテハンを名乗っていたのはどこへやら。名無しでAA荒らしや罵声カキコを大量投下

皆様!徹底的に無視していきましょう。
(詳細は最悪板の「ミステリ住人被害者」スレにて)
301吾輩は名無しである:05/01/21 11:51:30
釘を刺しておきます。以下に引用したのは、他スレにて「ミステリ無視運動」が
起きた時に貼られた 「名無しの」援護スレ (実はミステリ本人の自演) です。


>336 :名無しんぼ@お腹いっぱい :05/01/20 17:40:35 ID:Vjbx5sKK0
>なんで妨害する!ミステリのレスを楽しみにしている住人だっているんだぞ!!
>荒らしでも何でもないじゃないか?単なるコテハン叩き、出る杭を打つ行為だ!
>どうしても叩きたくば、その関係の板でやれ!!


不道徳&ルール違反な姿勢が叩かれている原因なのに、反省・謝罪はおろか、
コテハン叩きはよせという見当違いな論旨に持ち込もうとしています。
そもそも、己の都合に合わせて名無しに化ける手口は常習化しており、この時点でコテハンじゃない。
302ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :05/01/21 20:00:59
市川雷蔵が丑松を演じた映画化作品もある。
雷蔵主演の文芸作品では三島の「金閣寺」を映画化した「炎上」ほど必見という
代物ではないが、機会があれば見ておくと良い。
映画でも生徒たちへの謝罪シーンが出自そのものを詫びているように見えてしまうのが
痛い。
303吾輩は名無しである:05/01/21 20:22:41
眠狂四郎と丑松を演じる雷蔵が凄いのか
やらせる監督が凄いのか
かてて加えて三島の金閣寺でつか…
きっと良い時代だたのでせう
304吾輩は名無しである:05/01/21 21:31:31
ミス住の人間性がはっきり現れているレス(コピペ)

三丁目の夕日 夕焼けの詩 スレッド 一丁目
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/comic/1097853444/329-330
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/comic/1097853444/338
305吾輩は名無しである:05/01/21 22:54:09
>>304
すごいなそれ・・・
変態だな。
306吾輩は名無しである:05/01/21 22:58:32
変態は嫌いじゃないのだが… だみ?
307吾輩は名無しである:05/01/21 23:31:41
藤村は死んだ。
クソスレで二度死んだ。
308書けませんよ。。。&rlo;止停:&lro; :05/01/21 23:44:24
age
309吾輩は名無しである:05/01/21 23:44:38
藤村は2ちゃんねる的ではないと思うのだが
>307のようなのが本当に藤村を読んでいるのか?
少なくとも夜明け前は読んでないのじゃないのか?
310書けませんよ。。。lo:05/01/21 23:50:25
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ
311吾輩は名無しである:05/01/21 23:57:48
どっかへ逝けよ
312ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :05/01/22 00:18:58
日本文学史上屈指の詩人であることを認めることにやぶさかではないが、
その甘ったるい作風は好みではない。
私小説「桜の実が熟する時」や「春」「家」「新生」の3部作は、美化と自己弁護が
目につき高い評価は出来ない。
定番の評価と一致してしまうが、小説の方では、やはり「破戒」と「夜明け前」の
2作で記憶されるべき作家ということになろう。
2作をガチンコ勝負させれば、「夜明け前」>「破戒」、前者は通俗性を脱し、
小説としてのスケールが大きく優った「本物の歴史小説」(時代小説ではなく)。
本作と比較すれば、司馬遼太郎作品は「シバちゃんの講談」に過ぎないという感がある。
これが俺の藤村作品総評といったところかな。
313吾輩は名無しである:05/01/22 00:33:31
なぜに司馬と較べる? おかしいで  w
夜明け前は歴史小説にはなってない
半蔵の狂気に至る後半部でやはり歴史からはみ出ている
藤村の本質は苦悩で、告白することで救われようとしているのだ
全てを吐き出して無になろうとしていた
違う?
314吾輩は名無しである:05/01/22 06:37:39
>>309
> 藤村は2ちゃんねる的ではないと思うのだが
> >307のようなのが本当に藤村を読んでいるのか?
> 少なくとも夜明け前は読んでないのじゃないのか?
君よりは読んでいると思うが(藁
315吾輩は名無しである:05/01/22 08:29:34
>>303,313
貴方は島崎スレを谷崎やトーマススレのようにボロボロにされたいのですか?
荒らしに反応した時点で貴方も荒らしです。
コテ荒らしが出没する各板スレ全部が徹底スルーで対処していますのでご注意下さい。

316吾輩は名無しである:05/01/22 09:54:40
>>315
荒らしに反応した時点で貴方も荒らしです。
317吾輩は名無しである:05/01/22 18:10:33
>>315
今のところ平気だからほっといて下さい。
318ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :05/01/22 20:21:46
>半蔵の狂気に至る後半部でやはり歴史からはみ出ている
こんな厳密な事を言ったら、「歴史小説」というジャンルが成立しなくなってしまう。
確かに「夜明け前」は前半部分の方が正調な歴史小説という感じがするが、
全編を通して見ても、木曾の宿場町に主たる視点を置いて時代の変遷をビビッドに描き
切った歴史大河ドラマである。
藤村私小説でおなじみのいささかナルシスティックな「漏れ自身の告白小説」ではない。
明治激動期を中央からの視点ではなく、上京シーンもあるとはいえ、終始、地方に視点を
置いて見ている点は非常に稀有な例ではある。
主人公青山半蔵の自死は、前時代の終わりを示唆しているのだ。地方でくすぶる大志ある青年という人物像は、藤村と同じ自然主義の作家田山花袋の代表長編「田舎教師」にも
共通するが、時代を捉える社会的視野の大きさという点では、はるかに藤村が優っている。
是非、NHK大河ドラマで映像化して欲しく思っている。
主演は出来得れば木村拓也で。
319吾輩は名無しである:05/01/22 21:06:23
文豪たる藤村に同情は必要ない
半蔵の物語にするなら天狗党の記述は必要ないし
歴史物語ならば半蔵の自殺の顛末は心理描写が過ぎている
それこそ告白小説になってしまっている
読者は二つの物語を経験している
それもこれも半蔵の野心が中途半端で終っている事に原因がある
320吾輩は名無しである:05/01/22 23:02:37
うちの実家の近所にこの作家の家があるよ
最近文学に目覚めてからビックリした。
なにやら村上春樹の家もあるそうだ。
昔の総理大臣の家くらいしかしらなかった。

ちなみに俺は大学で上京して以来、実家へは帰っていない…。
321吾輩は名無しである:05/01/22 23:05:17
なんで在日ってなんでもかんでも
己のその異様な身の上に重ねて小説読むん?

こいつらにとって島崎の作品はすべて、在日のメタファーだそうな。
322吾輩は名無しである:05/01/23 12:10:28
>>321
何言ってんの?

>>319
あなたが思う歴史小説って例えば何ですか?
323ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :05/01/23 14:34:27
主人公の苦悩(「夜明け前」の青山半蔵の場合は「焦燥感」と言った方が適切だが)を
描いた作品であることと歴史大河小説であることは矛盾することはない。
歴史の変動期に生きた人間の姿が描かれているのである。
この場合、メーンテーマは「歴史」描くことであり、かつ、その中に生きる「人間」描くことなのである。まさにレフの「戦争と平和」(藤村は本作を熟読していたであろう)と
同様。
324吾輩は名無しである:05/01/23 14:55:13
大袈裟なことばかし言ってないで
自分の言葉で語れよ
共産党のスローガンみたいだぞ  w
325吾輩は名無しである:05/01/23 16:27:02
>>324
だから煽んなよ。ちっとも大袈裟じゃねえよ。
ただ、どこまでが歴史小説でとか、そういう話になるとなかなか結論でないし
スレから外れまくるおそれがあるから皆さんほどほどにお願いしますよ。
藤村の話にしっかり帰ってくればいいですが。
326吾輩は名無しである:05/01/23 20:05:26
>>325
お前が一番の煽りだよ
327吾輩は名無しである:05/01/24 01:11:50
大学の課題で、破戒に関しての論文を書いています。藤村自身にも差別があったのではないかということについて何かコメントをお願いします。
328吾輩は名無しである:05/01/24 02:08:01
>>327
お前が調べて、ここに書きなさい。
寝ぼけたことを言っているんじゃありませんよ。
329吾輩は名無しである:05/01/24 09:24:27
>かれは自滅したでしょ。
>よく見てみて。
>わたしがレスしないうちから引退宣言(w
>そんな宣言をされたら追い討ちをかけてあげるのが礼儀。
330吾輩は名無しである:05/01/24 12:15:15
課題に「論文」を書かせるとはまた無茶な大学だw
331ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :05/01/24 20:33:42
確かにシバリョウとの比較には「?」という感じもあるだろうが、
前にも紹介した週刊朝日「読者が選ぶベスト歴史・時代小説」では、
シバリョウ作品がワンツーフィニッシュ「坂の上の雲」(182票)、
「竜馬がゆく」(179票)。
この2作以外にも、ベスト10内に9位に「燃えよ剣」(60票)、
10位に「国盗り物語」(48票)がランクイン。
「夜明け前」は35位(12票)である。
「夜明け前」を歴史小説として認識した場合、世間の通念ではいまだにシバリョウが
歴史小説の第一人者である以上、「夜明け前」とシバリョウ作品の比較論考という
ものは当然あっても良いわけである。
本人も認めるとおりシバリョウ作品を「時代の鳥瞰図」、「司馬史観の展開図」と
すれば、藤村の「夜明け前」は全く逆で「地の蟻の視点」「史観無きスケッチ」。
本来の「歴史」の意味からすれば、藤村の方が正攻法という感がある。
これが歴史と見せた講談ではなく「本物の歴史小説」と言う所以である。
332吾輩は名無しである:05/01/24 20:36:42
>>330
ある意味、とても教育的な配慮に富んだ大学だということになるかと。
ここでネタ探ししているバカ学生にはもったいない。
ま、論文を課したのではなくてレポートってのが実態なんだろうが。
333吾輩は名無しである:05/01/24 21:42:51
例えば「大地の子」などは歴史小説なのか?
歴史に翻弄される個人の物語じゃないのか?
青山半蔵が苦悩して果てても所謂歴史じゃないと思う
334吾輩は名無しである:05/01/25 18:33:59
島崎藤村の三部作ってなんですか?教えてください。
335ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :05/01/25 20:23:11
「歴史」が描かれていないわけではないが「大地の子」のような子別れのメロドラマを
メーンとする作品と「夜明け前」を同列に論じるわけにはいかない。
ポイントは作品のメーンテーマが歴史を描くことにあるか否かにある。
「夜明け前」における青山半蔵の位置付けは、激動の歴史の渦に飲み込まれてしまう象徴
である。つまり真の主役は「歴史」そのものである。
シバリョウ、海音寺、周五郎、藤沢周平、池波正太郎等を読んでも、どうも「歴史小説」を読んだ気がしなかった。
336吾輩は名無しである:05/01/25 20:29:53
>>335
うむ。
337吾輩は名無しである:05/01/25 20:52:51
隣のおっさんが戦争に逝ったからって
自伝を書いても歴史小説にはならんぞ
島崎藤村の自伝ならばなるかも知れんが、、
338吾輩は名無しである:05/01/25 21:08:19
>>337
夜明け前で多用されるフォーカスチェンジは把握している?
339吾輩は名無しである:05/01/25 21:23:53
>338
だから前半部は歴史小説として読んでいたよ
ところが半蔵が狂うあたりで歴史小説としては
読んでいなかったのだよ
つか、後半を歴史小説として読めた?
340吾輩は名無しである:05/01/26 04:53:57
>>339
>>338の「フォーカス」の意味がわかっていないと思うよ。
アンタが言いたいのは、精々主題が変わったということじゃないか?
341吾輩は名無しである:05/01/26 07:50:22
>>340
やめとけ。どうせ読書感想文を書くスレなんだからさ。
人間の苦悩と時代の懊悩を描いたのが藤村。
それでいいじゃないか。
これまでだって、その程度の批評にしか恵まれなかった藤村なんだから。
342吾輩は名無しである:05/01/26 19:27:02
>>341
そんなこといったらスレたてる意味ないじゃん。
343吾輩は名無しである:05/01/26 19:56:23
夜明け前の半蔵が歴史に埋没する描写こそが
歴史小説の本道であって
その他は歴史小説ではないって言ってるんだぜ?
それに対して
夜明け前の前半部が歴史小説で
後半は歴史から離れ、文学になってるって指摘しただけじゃん
フォーカス云々で何が言いたいの?
だから歴史小説だって言いたいわけ?
344ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :05/01/26 20:47:52
青山半蔵の狂死が描かれるのは終盤部分であるし、全体として見れば「夜明け前」が
歴史小説であることに異論は無いのではないか。
歴史小説をいかに定義するかにもよるが、半蔵のように時代の激動の渦中において
苦悩し、失意のまま死んでいった多数の人々がいた事実は多くあったであろうと
考えられる。
半蔵の死は、夜明け前の時代(=封建時代)の終わりを象徴すると共に、
夜明けの始まり(=文明開化)をも象徴していると読めば、
終盤部分を含めて、単なるモデル小説ではなく歴史小説というコンテクストの中に
位置付けて良いかと思う。
345吾輩は名無しである:05/01/26 21:09:50
歴史小説として題、夜明け前に相応しいのは
水戸の攘夷派の顛末であって
半蔵の狂死ではないと考えるが?
346ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :05/01/26 21:42:22
歴史小説を最も狭義で把握すると、「歴史上の事件や人物を史実に沿い描いたもの」と
なる。この定義に従えば、青山半蔵の行く末がメーンストーリーとなって来る終盤部分は
「歴史小説」ではないと言えないこともない。
しかし、この定義は現代では狭義に過ぎる感がある。
シバリョウ作品の多くも歴史小説に該当しなくなってしまうであろう。
意図的にフィクションをまじえても、歴史=人間社会の時代の興亡・変遷が描かれて
いれば、歴史小説と把握して差し支えないのではないか。
つまり、半蔵の死に「時代の変遷」というメタファーを読み取ることが出来ればOK牧場。
347吾輩は名無しである:05/01/26 21:58:39
OK牧場って、藤村はそんなレベルじゃないだろう?
でも少なくとも天狗党を書いたんだから
藤村は歴史を書こうとしていたのだろう
でもそれは失敗した と 言いたい
348吾輩は名無しである:05/01/27 13:11:55
>>347
歴史を書いた作家はいない。
349吾輩は名無しである:05/01/27 15:33:19
>>346
ジャンル論は無意味。
てか、ジャンル論にすらなっていない。
350吾輩は名無しである:05/01/27 16:08:59
>>349
どこがなってないと思うのかちゃんと書こうね。
351ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :05/01/27 21:46:42
>でもそれは失敗した と 言いたい
是非、理由を聞きたい。
吉村昭作品の例で言えば、「天狗争乱」「生麦事件」は史実重視の力作かもしれぬが、
面白さでは「長英逃亡」「桜田門外ノ変」等が優る。
歴史小説とは言え、高野長英の水戸脱藩藩士グループ等のキャラ立ちする、
言わば、物語のトリックスターがいないと「小説」としての面白さ、魅力は落ちると
言える。
この点で、青山半蔵は「夜明け前」という作品において、
歴史における悲劇のトリックスターとしての役割を果しており、十分に成功した効果的な
キャラである。
また、こういう設定の作品でないと、ヤマト・ガンダム世代以降はついて来ないであろう。
352吾輩は名無しである:05/01/27 22:04:29
なにが、キャラ立ちだよ。ラノベかよ。
353吾輩は名無しである:05/01/27 22:25:41
>351
脇道へ反れるが
この本でいちばん吃驚したのは廃仏毀釈のなぜが解ったことだ
神道に立ち返らせる為のものではなく
仏教以前に立ち返る為のものであったとは!
目から鱗でした
354吾輩は名無しである:05/01/27 22:28:41
で理由だが
何遍も述べている如く
半蔵の狂死は歴史ではなく
藤村の郷愁だからだ
355ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :05/01/27 22:50:27
>>354
「青山半蔵の死」に何らメタファーを認めず、単なる作者の個人的郷愁に過ぎないと
断定するのであれば、理由を敷衍してくれ。
単に結論だけ書きっ放し(2ちゃんに多いレス)にするだけでは誰も納得しない。
356吾輩は名無しである:05/01/27 23:14:39
何のメタファーなのだ?
メタファーとは暗喩、仄めかしで桶?
半蔵が夜明け前のメタファーで桶?
だがしかし、半蔵が藤村の親であることも事実だ
自分の親を歴史のメタにするのか?
国学派の目論みは廃仏毀釈を生んだが失敗し
半蔵は歴史の彼方を眺めつつ狂死した
そこに馬篭の歴史も埋もれる
これが郷愁じゃなくて何なんだ
357ミステリ:05/01/27 23:24:37
>国学派の目論みは廃仏毀釈を生んだが失敗し
>半蔵は歴史の彼方を眺めつつ狂死した
>そこに馬篭の歴史も埋もれる
このカキコを読むと、つまり単なる郷愁や感傷にとどまらず、半蔵の姿を通して、
歴史のうねりが描かれていることを、アンタも認めているのではないか?
そして、マイ・パパンをモデル(あくまでモデル)にした人物を、「時代の変遷」
のメタファーとして描くことを禁じるコードは存在しない。
358吾輩は名無しである:05/01/27 23:25:19
おまいら……
文芸批評のイロハくらいは身につけてこいよ。
なんで20世紀初頭の印象論で止まっているんだよおおお
359ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :05/01/27 23:26:52
>>357は僕です
360吾輩は名無しである:05/01/27 23:31:00
藤村を批評する気はないよ
そこまで傲慢じゃないね
郷愁とゆう言葉が出たのは
失意の半蔵が高山の雪深い里の宮司に逝くところが
幻想的でよかったからさ
361吾輩は名無しである:05/01/28 00:31:58
>禁じるコードは存在しない。

存在しない=だからメタファーだ

という断定が通らないくらいは自分で理解してるよな。
362ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :05/01/28 20:03:20
青山半蔵という主人公は歴史小説「夜明け前」の中で、前時代のフィナーレを飾る
象徴的な人物として十分にキャラ立ちしている点が評価出来る。
作品のメーンテーマである時代の変遷という文脈の中で「生きている人物」なのである。
ここまでにおけるこのスレの議論を見ていて正直思うのは、近代3大長編「夜明け前」
「細雪」「暗夜行路」(*「豊饒の海」は現代という文脈で把握すべき作である)を語る
ことは、2ちゃんねらーには荷が重いかなということ。
また、それだけ内容が濃いわけであるが。
363吾輩は名無しである:05/01/28 23:58:34
>>362
御自分のカキコを読み直すことをお勧めしますよ。
誰がこのスレのクオリティを左右しているか、
お判りになると期待しています。
364吾輩は名無しである:05/01/29 01:03:51
>>363
変に煽るより藤村について書いたほうが建設的だよ。
一言だけ注意ね。
365吾輩は名無しである:05/01/29 03:05:53
>364
>(前略)2ちゃんねらーには荷が重いかなということ。
>また、それだけ内容が濃いわけであるが。

こういう相手に何を言えばいいのですか?
他人を見下している相手に対して建設的意見など言うだけ無駄でしょ?
他人の意見など聞く耳持たず、いえ他人を卑下することによって自説の強化を図っているのですから。
個人的には、>単に結論だけ書きっ放し(2ちゃんに多いレス)にするだけでは誰も納得しない。
を地でいっている輩の反論など臍で茶を沸かすようなものですけどね。
(本人は抜かして、様々な彼のレスに理由が存在していると思っている人は眼科に行くことをお勧めする)

364氏、貴方がミryの自作自演でないことを信じてます。
366吾輩は名無しである:05/01/29 11:24:10
>>365
だから気にせず藤村の事を書きなさいって。
でないと君も荒らしと(以下略)
367吾輩は名無しである:05/01/29 12:22:28
368ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :05/01/29 14:15:43
岩波文庫では「夜明け前」「破戒」「千曲川のスケッチ」と詩集が残るのみ。
新潮文庫では「新生」の他にも「嵐・ある女の生涯」も品切れになっている。
「春」と「家」はあるので片手落ちの感あり。
369吾輩は名無しである:05/01/29 19:38:17
夜明け前も新生も青空でタダ読みなんだが
だみ?
370ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :05/01/29 20:14:26
「夜明け前」まで青空文庫というのは、ある意味偉い(w
371吾輩は名無しである:05/01/29 20:57:57
>>365
>こういう相手に何を言えばいいのですか?
>他人を見下している相手に対して建設的意見など言うだけ無駄でしょ?



そう思うのなら気違いの相手をするのはやめて、完全に無視するべきでしょう。
相手にしたいのなら、>>261のリンク先で思いっきり馬鹿にしてやりなさい。

ちなみに>>261の上のスレは、現在はPart.45まで進行しています。

【インテリジェンス】ミステリ板住人被害者の集い45【マシーン】
http://tmp4.2ch.net/test/read.cgi/tubo/1106573507/l50
372吾輩は名無しである:05/01/29 21:54:57
>370
縦書きだったし、夢中になって一気読みだたよ w
373ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :05/01/29 22:04:47
タダ読みでもいいから「夜明け前」を読んで欲しいと思う。
だけど、タダ読みはOKでも、縦読みは駄目だよ(w、勿体無い。
374吾輩は名無しである:05/01/29 22:10:57
素直な簡素を言えば
前半の馬篭本陣、脇本陣、つまり半蔵の親の話と
半蔵の話をつなげて、水戸は抜いてまとめてほしい
そんな歴史などどうでもいい  w
375ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :05/01/30 18:41:16
前掲した吉村昭「天狗争乱」読むと、小説が嫌なら歴史書の幕末から維新について
書いた部分を参考にして欲しいが、あの「時代」を書く場合に水戸天狗党は外せない
キーワードだったとわかる。
現代よりは生きた時代が近かった藤村には尚更のこと。
平成時代初期を語る場合に、オウムや阪神大震災を語らずに済まないようなもの、
否、それ以上の存在でしょ。
376吾輩は名無しである:05/01/30 21:08:22
本を読め
377吾輩は名無しである:05/01/30 21:15:05
>>375 名前: ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日: 05/01/30 18:41:16
>前掲した吉村昭「天狗争乱」読むと、小説が嫌なら歴史書の幕末から維新について
>書いた部分を参考にして欲しいが、あの「時代」を書く場合に水戸天狗党は外せない
>キーワードだったとわかる。

アナタノニホンゴワカリマセン
378吾輩は名無しである:05/01/30 21:36:49
>>377
しつこいよ。煽り過ぎ。
379吾輩は名無しである:05/01/30 22:07:04
天狗等の顛末自体は面白いよ
大河ドラマ慶喜でチラリとあったが
詳しく知ったのは夜明け前だ
が、その失敗が半蔵らの失敗と結びついているのかと問われれば
不遜ながら、否、と答えたい
380吾輩は名無しである:05/01/31 00:43:40
もう・・・筋だけ追うのやめれ、もまいらorz
381ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :05/01/31 20:02:47
半蔵の人生を失敗と読んでしまうかな?
馬籠の名主としての職責は果すものの、自己の大志を果せず、
時代に取り残されてゆく男(地方在住の先見的知識人の象徴的存在)の悲劇。
イコール歴史の影にある人間の悲劇と読むべきではないか。
藤村作品の共通項である家制度の個人に対する縛り、これが悲劇の要因である。
382吾輩は名無しである:05/01/31 21:00:45
物語の構成としては
天狗党の惨めな失敗を半蔵の国学に基づいた国造りの失敗に
結びつけようとしたのじゃないの?
じゃなきゃ、ホント、天狗党の話は要らんよ
383吾輩は名無しである:05/01/31 21:12:33
都知事ーっこんなとこにいたんでっかw
384ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :05/01/31 23:23:44
ふと思った。
長野県知事は「夜明け前」を読んでいるのかなと。
なんか読んでいなそうな感じがするが。
385吾輩は名無しである:05/02/04 20:45:35
姪とやっちゃうってスゲーな。
それをまた小説のネタにするってのもすげー。
作家の鏡だね。
386吾輩は名無しである:05/02/06 13:18:42
破戒について聞きたいです。
作中人物が作家ではなく、客観的に書かれてるんですか?
近代小説の特徴はそうだと聞いたのですが。
だれか詳しく教えてください。
387ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :05/02/06 19:15:29
藤村は部落出身ではないし、小学校教員の経験も無い。
差別が当然の時代に育った人なので、差別の告発という明確な意図がどこまで
あったかも、実は疑問なのである。
日本の自然主義文学を代表する作家である藤村は、あるがままの状況をスケッチする
ことを主眼とし、問題意識の熟成は読者各人に委ねているといった感も強い。
郷里にモデルとした人物はいたかもしれないが「破戒」は私小説ではないのである。
丑松は藤村の分身でさえなく、この点で三部作等とは異なる文脈で読むべき作と言い得る。
丑松の土下座シーンが、彼の出自そのものを謝罪したと読まれてしまうのも、
藤村と主人公丑松の間に微妙な距離感が生じているためだと考えられる。
388吾輩は名無しである:05/02/06 22:30:07
破戒の素晴らしさは周りの人物、情景の描写の妙にある
あたかも、貧しさも豊かさも、不平等そのままを描写している
けれど、だからと言って人間は平等だとも主張していない
自らの生き様を恥じて逃げるだけだ
そうだ、その弱さも描いている
そしてその弱さこそが差別を生んでいるのだ…
こじつけだなや  w
389吾輩は名無しである:05/02/12 17:51:09
長野県山口村が13日、県境を越えて岐阜県中津川市に編入合併される。
同村出身でこれまで辞書などで長野県生まれと表記されてきた島崎藤村(1872―1943年)の出生地をどう表記するか。
出版社や地元の人たちに、戸惑いの声も出ている。
藤村が生まれたのは、当時の筑摩県馬籠(まごめ)村。
同村の区域を含む筑摩県東部は1876年、長野県に統合され、馬籠地区は1958年の合併で山口村となった。
藤村は、9歳で上京したものの、馬籠宿を舞台にした「夜明け前」など古里への思いが詰まった作品も数多く残しており、
「信州人」という認識が定着している。
表記が変更される可能性について、山口村・馬籠宿にある「藤村記念館」関係者は、
「藤村自身はどう思うだろうか。越県合併しても、藤村が生まれたのは信州であることに変わりはない」と指摘する。
390吾輩は名無しである:05/02/12 19:17:53
勝手な奴らだよな。
藤村=信州、木曽路の宿場町、といったイメージを世間にはこわされたくないくせに、
自分たちは中津川に仕事や買い物だもんな。
391吾輩は名無しである:05/02/12 20:06:49
もう山口県でいいじゃん
392吾輩は名無しである:05/02/12 20:09:35
夜明け前を読めば尾張や中津川との関係がわかり
合併するなら中津川と
本陣庄屋として奔走したのではないのか?
393吾輩は名無しである:05/02/23 10:10:15
藤村が読者に恵まれずに来たことを如実に知らしめる良スレでつね
394吾輩は名無しである:05/02/24 09:44:19
島崎こま子の人生っておもしろいねー
395吾輩は名無しである:05/03/13 22:06:09
op
396吾輩は名無しである:2005/03/25(金) 12:33:39
2
397吾輩は名無しである:2005/03/27(日) 22:47:50
何を言おうと山口村は岐阜県中津川市に
編入されたんだから出身地は岐阜でいい
398名無しのオプ:2005/04/07(木) 12:34:53
f
399吾輩は名無しである:2005/04/09(土) 10:47:26
きんしンそうかんやろう
400吾輩は名無しである:2005/04/22(金) 15:38:13
『破戒』についてもっと話がしたい
401吾輩は名無しである:2005/04/25(月) 16:00:58
『破戒』っていまどんな議論がされてんの?
402吾輩は名無しである:2005/05/06(金) 03:23:29
あんまり人気ねえのか?藤村て・・・
破戒しか読んでねえけど、そんなつまんなくもなかったんだけどな・・・
403吾輩は名無しである:2005/05/07(土) 22:35:21
漏れ藤村の親戚。
このスレ見て、藤村一応知られてるんだ、ヨカタと思った。
感動をありがとう。
404吾輩は名無しである:2005/05/08(日) 23:37:37
へぇ〜
藤村ってもう60年以上前に亡くなってるけど
生藤村に会ったという方もご健在?
405吾輩は名無しである:2005/05/09(月) 18:06:32
…ほとんど亡くなってると思われ。
406吾輩は名無しである:2005/05/09(月) 22:28:10
でも当時20だとしても今80
生藤村と接した記憶がしっかりあって
今も健在の人が1人はいると思うけど
407吾輩は名無しである:2005/05/10(火) 20:22:59
昭和17年没だから余裕でいると思うよ。
親戚かどうかは別として。
408403:2005/05/10(火) 21:48:35
また調べてみまつ(・∀・)
409吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 23:29:17
屠殺場のシーンは畜生とエタを重ねてるとシンプルに見てええのん?
410吾輩は名無しである:2005/05/21(土) 11:33:06
藤村age
411吾輩は名無しである:2005/05/21(土) 23:00:40
とにかく、描写テクニックは凄い作家だよね。読みやすいし。
物書き志望の人にはとても役に立つと思う。
412吾輩は名無しである:2005/05/22(日) 14:02:19
藤村の文章は読みづらい。
413ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2005/05/22(日) 15:21:12
確かに、藤村の文章は読み易いとは言い難いものがある。
だが、「夜明け前」の冒頭部分を見てもわかるとおり、
描写力に関しては歴代の文豪の中でも屈指の存在ではないか。
「破戒」第拾章の屠殺シーンなども、良質なルポを読むかのような臨場感に溢れている。
簡潔にしてリアルの極致、まさに「これって純文学?」って感じか。
414吾輩は名無しである:2005/05/23(月) 14:04:22
破戒についての評論で、みなさんがお勧めのものはなんでしょう?
415 ミステリ板住人 ◇0FE6khB7i2 のオススメ :2005/05/23(月) 14:36:01
http://www.tokio.ne.jp/~soara/html/str_012.htm



 、   l   _,
  ヽ/⌒ヘ~
  ., 't,_,ノ丶    r ─--ト--ミミミ
 /  !   '`  |ソ,~~      三彡
        ,/ヾ◎   ^''   'i,
       /    〔  」◎--  i,
       'i    ⊂スii  (∴ 丿
      |`:、\     'ii   __,/
      'i、 ̄~~     ij  乙__ノi
       ^-ァ        __,ノ
       r^         ゝ
       !、          )
        ''!,   ,_     ,ノ_ 
         \ l,~^''‐--::,,⊃ ) ) ) )

                __     ┼    i   i
    ゝ      |        ア    ⌒i   l  -┼--
  i,\     ヽ  i       /      i_  'i   |
 ノ  `:、___ノ    i、   i   ヽ    √ゝ    レ  ノ
            ^--ノ    `‐  ∠__
416吾輩は名無しである:2005/05/29(日) 05:48:29
417吾輩は名無しである:2005/06/18(土) 01:35:15
age
418吾輩は名無しである:2005/06/19(日) 13:56:48
「新生」の文庫本を探している者です。
どうやら現在は廃刊になってるようですが、過去には新潮文庫からも出版されていたのでしょうか?
過去に岩波文庫からのものは(上巻だけだったので買いませんでした)見た事があるものの、新潮文庫から出たものは見かけたことすらありません。
出来れば他の藤村本とお揃いの新潮文庫の赤いカバーで揃えたいのですが、どうなのでしょうか?
419吾輩は名無しである:2005/06/19(日) 16:49:54
>>418
先日ブックオフ105円コーナーで買ったよ
新潮の
420418:2005/06/20(月) 04:56:05
良いですねえ、うらやましい・・・
もう何ヶ月もあちこちの古本屋を捜し歩いているのにまったく見当たりません。
岩波文庫のものすらほとんど見かけた事ないし。。
どこへ行っても破戒しかないんですよねえ
421419:2005/06/22(水) 11:46:32
漏れも初めて見たよ
地道に探すしかないんじゃね
オークションとかさ


どうでもいいけど藤村の小説って
他の新潮文庫と比べても確実に字のフォントが小さくないか?
422吾輩は名無しである:2005/07/06(水) 20:47:43
藤村の小説より詩の方が好きな人いる?
なんか語感と初見で受けるあのかんじが好きだ
423ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2005/07/08(金) 22:32:37
>>422
俺は藤村の詩は駄目。生理的に受けつけないものがある。
藤村の場合は、詩と小説の作風が全く異なるので、
彼の詩が好きな者が「破戒」の屠殺場面や「夜明け前」の半蔵狂死の場面を
読んだら、驚くのではないかな。
424吾輩は名無しである:2005/07/09(土) 10:19:13
藤村の子供って娘3人(長女、次女、三女)は相次いで病気で亡くなってるし
次男?だかも藤村没年の翌年に飛行機事故で亡くなってるし気の毒だな・・・。
425吾輩は名無しである:2005/07/26(火) 14:40:32
426ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2005/08/10(水) 21:39:33
島崎藤村が「夜明け前」執筆に際して参考にしたのが馬込宿の「大黒屋日記」だが、
その縁者である中津川宿の問屋にも「永代日記」なるものがあるそうな。
この日記に記されたところによれば、幕末の中津川宿は商人による自治都市とでも
称すべき先覚的な気風に溢れた町であったとか。
わりと近距離とはいえ、「夜明け前」の舞台が中津川であったならば、もっと別な不屈
な物語になっていたであろうというのが荒俣宏の説。
(毎日新聞社刊「荒俣宏の不思議歩記」所収「幕末の情報センター・中津川」より)
すると、あの半蔵の悲劇も無かったのかも。
427吾輩は名無しである:2005/08/12(金) 06:19:59
詩は知ってるんだけど小説は読んだことないや。
428名無し物書き@推敲中?:2005/09/06(火) 13:34:05
9
429吾輩は名無しである:2005/09/19(月) 12:41:42
お前ら、藤村のどこが好き?
俺は鬱展開と、文章表現のうまさとか
430吾輩は名無しである:2005/09/25(日) 21:13:15
431吾輩は名無しである:2005/10/06(木) 17:31:54
籐村の旧主人を読んだんだが、結局この話のテ―マって何なんだ?ただの姦淫?さっぱりわからん。。てか、つまらない
432吾輩は名無しである:2005/10/06(木) 18:20:00
>>431
そういうインプレッションを数年間懐き続け、
もっとオトナになってから読み直すと、
そうだったのか!
という感動を味わえるから、気にしない気にしない
今は「つまらない」でもいいんだよ
433吾輩は名無しである:2005/10/13(木) 11:02:08
>>171
「夜明け前」なら中津川の馬籠と南木曽の妻籠だけ押さえれば十分。

434天才:2005/10/14(金) 09:20:51
これからなかせんどうういくんだあけど
435吾輩は名無しである:2005/11/03(木) 07:20:36
俺もようやく新潮文庫の「新生」を手に入れた。ブクオフで上下100。
やっぱこの赤い装丁が渋くていいね。
436吾輩は名無しである:2005/11/05(土) 23:55:47
破戒、結局誰が猪子を殺したんだろう
437吾輩は名無しである:2005/11/18(金) 13:47:34
総合のモスラ
438ddff:2005/11/18(金) 13:48:51
fdk
439吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 01:43:00
初恋が良い!!
440吾輩は名無しである:2005/11/27(日) 20:40:30
学校の授業で先生が「破戒」は非常に優れた自然主義文学だったけれど翌年の田山花袋の「蒲団」のほうが当時評価されたため藤村も私小説に流れてしまい自然主義文学が育たず日本の文学史にとって大きな転換点になった、みたいなこと言ってたけどこの評価って正しい?
441吾輩は名無しである:2005/12/05(月) 16:28:00
442名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/29(木) 16:06:36
岩波文庫版の『破戒』を読みました。
自然主義がどうのとか文学のことはわかりませんが、やけにさっぱりした
文体なのに読み応えがあってよかったです。

巻末で野間宏とかいう奴が解説を書いてますが、こいつは穢多以下の畜生ですね。
なんも分かっとらんと思いました

443やさしか田川もん:2005/12/29(木) 17:56:10
>>442
「穢多以下の畜生」なんてことを平気で書ける人に、『破戒』の主人公の
気持ちがわかるとは思えない。何もわかっとらんとは、キサンやないとや。
444名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/30(金) 01:11:05
ふふ
445名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/08(日) 23:46:47
「夜明け前」でgoogle検索、I'm feeling luckyかましたら
ヱ□ゲーのページに飛ばされるこの国の行く末について。
446名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/14(土) 02:28:02
447ほらが峠:2006/01/23(月) 11:15:25
どなたか、知っていましたら教えてください。
小説の中で「おらが峠を越える」とうい文があって、その意味を知りたくて・・
448名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/23(月) 15:13:55
「新生」はなぜ売ってないの?何か理由があるんでしょうか
小諸駅で販売されていた「藤村の一膳めし」弁当、もうないんだよな…
450:2006/01/31(火) 11:06:30
ぽぽおぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽっぽおおおおおおおおお
451:2006/01/31(火) 11:07:54
コノスレ



オワラセロ
452:2006/01/31(火) 11:19:06
ふぃうt故意憂さgくいgfぃうじぇvbgksじう9vbぎゅえぶqwycヴ
453名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/01(水) 20:17:23
破戒以外で、お勧め本を教えてください
454名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/02(木) 01:14:30
>>453
つーかさ、書店なり図書館なり行って、目に入った本を片っ端から読んだらどう?

誰かが薦めた本だけを読むのではなく、色々な本を読んだ方が面白いと思う。
455名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/03(金) 20:29:49
>>454
レス有難う。・・・、体調が悪く外出が出来ないのです。
今まで読んだ中で、よかった本があったらレスお願いします。
456吾輩は名無しである:2006/02/20(月) 22:06:39
457吾輩は名無しである:2006/03/12(日) 15:44:23
age
458吾輩は名無しである:2006/03/17(金) 14:34:36
    読書家の有名人・タレント    
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1109839499/

32 名前:吾輩は名無しである[] 投稿日:05/03/20(日) 21:44:16
爆笑太田は高校時代に友達いなくて
修学旅行に大量に本もってったらしいな
で卒業旅行は一人で太宰ゆかりの地をまわったとか・・・

39 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2005/03/27(日) 18:14:21
>>32
太宰じゃなくて島崎藤村だったと思う

168 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2006/03/01(水) 12:37:18
>>39
最初は島崎藤村を読んでたんだよ。我慢してね全部ね。
んでそのあとに太宰読んで、太宰おもしれ〜となったわけ。
そんでそのあと太田は、島崎藤村って面白くねえ〜と激しく思ったらしい。
459吾輩は名無しである:2006/03/23(木) 00:02:38
さんざん既出かもしれませんが
「新生」が手に入りにくいのは何か理由があるのでしょうか?
460吾輩は名無しである:2006/03/23(木) 00:08:07
青空で嫁ば?
461無名草子さん:2006/05/07(日) 22:45:05
あんちょこ程
462吾輩は名無しである:2006/05/07(日) 23:38:55
破壊の主人公は、男前で努力家で頭が良くて何でもそろってる。主人公はどんなに立派になったのでしょうか?子供の夏休みの宿題なんかにするな!息子の代わりに感想文を書こうとして、読んでみたが、ろくなところのない夢物語!悪夢だ。
463吾輩は名無しである:2006/05/07(日) 23:41:22
藤村は、自己中のアホだ。50歳のオヤジにはアフォ臭くて真面目には読めんね。
464吾輩は名無しである:2006/05/07(日) 23:57:03
姪に手を出してフランスへ逃げ、…
オヤジには参考になる作品なんだがなぁ…
465吾輩は名無しである:2006/05/09(火) 21:59:31
講談社版「日本現代文学全集」全108巻のうち島崎藤村関連が2巻発行された。
第19巻「島崎藤村集(1)」は第5回配本で昭和36年2月、
第20巻「島崎藤村集(2)」は第32回配本で昭和38年5月にそれぞれ発行。
学校の図書館で読んだ記憶がある。
466吾輩は名無しである:2006/05/28(日) 21:58:56
467吾輩は名無しである:2006/07/01(土) 01:54:09
「破戒」読了しました。
ラストの急展開は無理矢理でしたね。
生徒や猪子に告白せず、また猪子も父親も死なず、お志保との恋も発展しないまま仕事をクビになるという方が地味に暗い話でおもしろいような気がしました。
余談ですが「〜な訳で。」という文体が面白かったです
468吾輩は名無しである:2006/07/03(月) 21:42:19
>>467
本当に読んだのか
469吾輩は名無しである:2006/07/03(月) 21:46:29
>>467
本当に読んだのですか?連太郎さんは議員一味に、父親は種牛に殺されてますよ。確か生徒にも告白しましたよ。

お志保さんとの恋は、あえて結末を書かなかったような気がします。
ただ想像するヒントは出してありましたね。
470吾輩は名無しである:2006/07/03(月) 21:52:23
>>468-469
467は「〜という展開だったら良いのにな」ってことを言ってるんだろ。
別に467を弁護する気も同意する気もないが。
471吾輩は名無しである:2006/07/03(月) 21:56:32
>>470
うわぁ!大変失礼しました!
申し訳ございません!!
472吾輩は名無しである:2006/07/03(月) 23:53:41
皆さんは誰も本当のことを言ってくださらない

とか言うくせに、自分では嘘ばっかり言ってる藤村萌え〜
473吾輩は名無しである:2006/08/04(金) 19:28:38
俺は藤村の詩は駄目
474吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 21:29:13
2004年刊行の川西政明「小説の終焉」(岩波新書)にて、
「家の終焉 お雪は彼の奴隷で、彼はお雪の奴隷であった」は島崎藤村の「家」から「夜明け前」に至るまでを紹介、
島崎家の近親相姦の系譜、性を露骨に書けない時代に肉欲での絆を描いている。
互いが互いを性の奴隷としてしまい、秘めやかな家庭が誕生するとか、小説家は彼以上に切実なる家のドラマを書くのは不可能だろうと言うが、
姪のこま子を永遠に殺戮する「新生」や、周囲の人間を地獄に落とす「旧主人」を書いたり、
山本夏彦「夢想庵物語」(文藝春秋)で喩えられた「全身これ生殖器」が、
新進詩人時代に樋口一葉をも狙っていた好色・色魔ぶりは、功罪分かち難い。
475吾輩は名無しである:2006/09/02(土) 03:53:12
島崎○○子の首を
476吾輩は名無しである:2006/10/16(月) 18:02:43
477吾輩は名無しである:2006/10/23(月) 00:02:33
厨房な俺ですが。
初恋を現在の恋愛小説風にして、
二人のその後まで想像して物語を書けと言われたのですが。
その後が埋まりません…
何かいいストーリーはありませんでしょうか…
478吾輩は名無しである:2006/11/07(火) 04:44:54
>>440
正しい

「蒲団」でリアリズムの追求→自分の周囲のことを描けばいい
という考えをしてしまったため
「破戒」の方向性が失われた

本来、自然主義文学とは自伝や事実を描くことに固執したものではなかった
それはゾラなどの作品を読めばわかる
479吾輩は名無しである:2006/12/05(火) 09:04:56
しかし、最近少ないよな藤村読んでる奴
480吾輩は名無しである:2006/12/05(火) 09:21:50
少ないというデータを出せよ
481吾輩は名無しである:2006/12/05(火) 11:03:46
詩は良いけど、「破戒」以外の小説は2流だな。

482吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 22:37:54
夜明けはx流だな。
483吾輩は名無しである:2006/12/27(水) 02:40:53
あげ
484吾輩は名無しである:2007/01/03(水) 05:24:10
文学や詩歌にはまったく素養のない者です。
島崎藤村の詩を読んだのも先日祖母から譲り受けた詩集が初めてです。
恋を歌った淡い歌が多くて非常に心表れたのですがひとつ質問があります。
島崎藤村の詩の名前にやたら女性の名前が着いているのが目に付きましたが、あれらは何か意味があるのでしょうか?
485吾輩は名無しである:2007/02/04(日) 16:48:37
486こん:2007/04/03(火) 03:10:46
藤村の『春を待ちつつ』
の感想を八百字くらい書いてください
ヘルプミー
487はるか高み:2007/04/03(火) 07:52:47
自分で書けよハゲ
488吾輩は名無しである:2007/04/03(火) 18:48:01
破戒は面白かった。 
夜明け前は、卒業するまでに読みたかったけど 
読まなかった。たぶん爺になるまで読まないだろう。 
その頃には本として売られてなくて液晶で読んでるんだろうなぁ
489吾輩は名無しである:2007/04/03(火) 19:01:54
そういえば、島崎藤村なんて小説家がいたな。
忘れていた。
490吾輩は名無しである:2007/04/03(火) 22:10:56
何故忘れられた作家になってしまったのか

漱石や芥川までいかなくても、鴎外や谷崎くらいは残っても良かったのに

491吾輩は名無しである:2007/04/03(火) 22:28:27
馬籠に行ってみればそうでもない
492吾輩は名無しである:2007/04/03(火) 22:31:22
>>490  現代人が感情移入できるかな?昔は愛唱されたというが…

 序のうた    島崎藤村

心無き歌のしらべは
一房の葡萄のごとし
なさけある手にも摘(つ)まれて
あたゝかき酒となるらむ

葡萄棚ふかくかゝれる
紫のそれにあらねど
こゝろある人のなさけに
蔭に置く房の三つ四つ

そは歌の若きゆゑなり
味ひも色も淺くて
おほかたは噛みて捨つべき
うたゝ寢の夢のそらごと
493吾輩は名無しである:2007/05/06(日) 06:57:38
494吾輩は名無しである:2007/05/06(日) 07:57:19
この人は偽者だっただけだよ
495吾輩は名無しである:2007/05/09(水) 11:00:43
丑松かっこいいよ丑松
496吾輩は名無しである:2007/06/14(木) 11:36:11
「破戒」がマンガ化だって!
差別表現あるのだろうか?
告白シーンどうする気だろうか?
丑松かっこよく描いてくれよ・・・

http://www.mangadedokuha.com/hakai.html
つーか、売れんの?これ
他に漱石とか太宰もマンガになってるね
蟹工船もw
497吾輩は名無しである:2007/06/24(日) 22:33:36
藤村の「いろはかるた」なかなか面白かった
498吾輩は名無しである:2007/06/25(月) 21:46:25
ビーチバレー界のアイドル浅尾美和選手には、
今だからこそ破戒を読んでほしい
499吾輩は名無しである:2007/06/25(月) 22:10:27
破壊読むと、夏目漱石がなぜ藤村を絶賛したのか分かる気がする。
設定も似ているが、文体とか、文章の柔らかさとか
まぁ内容はもちろん魅力的だけどさ。
500吾輩は名無しである:2007/06/25(月) 22:34:05
破壊読むと、夏目漱石がなぜ藤村を絶賛したのか分かる気がする。
設定も似ているが、文体とか、文章の柔らかさとか
まぁ内容はもちろん魅力的だけどさ。
501吾輩は名無しである:2007/06/25(月) 22:46:48
砂の器も読んだけど、破壊には遠く及ばないね
502吾輩は名無しである:2007/06/26(火) 07:05:19
藤村っていろんな作家から嫌われたり見下されたりしてるのに
一番偉い漱石には絶賛されてるのか
面白いね
503吾輩は名無しである:2007/06/26(火) 21:00:14
つか、誰が藤村を嫌ってるんだろう。
名前を挙げてくれないか?
504吾輩は名無しである:2007/06/26(火) 21:11:49
藤村を嫌っていたのは、芥川、谷崎、白秋、荷風、鏡花、志賀直哉など。
505吾輩は名無しである:2007/06/26(火) 23:41:41
はっきり言って有名どころにはほとんど嫌われてるよね 文壇で孤立してたらしいし
それは藤村の性格を嫌ってる人もいるし、文学面で低く評価してるって人もいるし
まぁ圧倒的に前者が多かったみたい
506(o^v^o) ◇m0yPyqc5MQ :2007/06/27(水) 00:39:36
嫌われる原因は「新生」と、
藤村のその自然主義にあり。
ぼくも嫌い。すでw
507吾輩は名無しである:2007/06/27(水) 01:04:20
>504、505
さんきゅ
>506
それだけじゃ分からん。噛み砕け。
508吾輩は名無しである:2007/06/27(水) 04:12:32
奥さん死んで、藤村の身の回りの世話をしてた姪と肉体関係
姪のお腹ポッコリ
やべー藤村ピンチ
フランスにとんずら
したら大戦はじまってこっちもやべー
帰朝、なんか小説書かなきゃ
すんません、実は姪とやっちゃいましたへへ
と告白したのが小説「新生」
これ読んだ芥川は、藤村は偽善者と唾棄
509吾輩は名無しである:2007/06/27(水) 04:50:49
自分の体験を書くだけならまだしも、お世話になった先生とか友達の
性関係を暴露するような小説書いたり・・・

あと金の亡者というか守銭奴というか
本を自分で出版してボロ儲けしてたんでしょ?
510吾輩は名無しである:2007/06/27(水) 05:51:41
>508
分かりやすい解説だ。さんきゅ。
でもそれで芥川が藤村を否定するとは、意外だな。
509の説明を加えると納得できるけど。
511吾輩は名無しである:2007/06/27(水) 09:54:08
女優の黒木瞳が藤村ファンでほぼ全作品を読んでるとは知らなかったな。
太田光が高校時代に愛読してたのは有名な話だけど……
512吾輩は名無しである:2007/06/27(水) 10:01:25
そうして集めた死せる魂一体どうしてくれましょう
513吾輩は名無しである:2007/07/01(日) 13:46:32
厨学の時同じクラスに、藤村の曾孫娘がいたけど、ひどいブスだった。
514吾輩は名無しである:2007/07/01(日) 20:08:30
藤村はそこそこのイケメンだけど
さすがにひ孫じゃな・・・
515吾輩は名無しである:2007/07/01(日) 21:23:08
姪を妊娠させてフランスまで逃げることは芥川には絶対できない。
516吾輩は名無しである:2007/07/01(日) 22:24:18
この外道が日本ペンクラブ初代会長なんだな。
太宰みたいな小悪党とは格がちがうんです、藤村先生は。
517吾輩は名無しである:2007/07/01(日) 23:44:42
善人が面白い小説を書けるとでも思っているのか?
518吾輩は名無しである:2007/07/02(月) 07:16:27
藤村がパリに行って、石川三四郎の紹介で、下宿に入った。
「なぜ一人で来たのです。奥さんをどうして連れて来ないのです。」と
主人が尋ねたら、「女房は死にました、ホ、ホ、ホ」と笑った。
下宿の主人が石川に、恐々、
「気違いじゃないんでしょうね」
519吾輩は名無しである:2007/07/02(月) 11:57:52
夜明け前の出版記念パーティーで
「誰も本当に思ってることをおっしゃってくださらない」ってスピーチしたんでしょ?
それだけ嫌われてたんだよね
520吾輩は名無しである:2007/07/03(火) 08:05:11
てゆうか、そんなこと言うから嫌われる罠
祝宴の席でだれが
「またまたつまらない小説書きやがりましたねプッ」
なんて本当のこと言えるかい
お世辞の一つ二つ並べるのが大人のマナー
それを分かっててイヤミを垂れる、場をぶち壊す
藤村先生さすがです
521吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 13:35:25
当村がそんなに嫌われてるとは知らなかった。
親父に薦められて破戒読んだんだが、設定とか人物とか結構好きな作品だな。


>>517その通りだと思う。
522吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 13:40:43
面白い小説書いてるなら悪人でもかまわんが、藤村の小説はつまらん
523吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 16:25:58
>>515
芥川は『或阿呆の一生』で藤村を「老獪な偽善者」と批判してるよな。
524吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 16:42:13
『破戒』は差別問題を主題とした社会小説なのに、実際はドストエフスキーの『罪と罰』が元ネタどころか筋書きや登場人物がほぼ同じな点を見ると、パクリを言わざるを得ない。
しかも、出版までに貧困がもとで3人の娘を栄養失調で死なせるというところに、独善的態度と見る文学者も多い。
要は、差別された人間の痛みを知らずに作品化してんじゃねー!!!!というのが藤村を批判する文学者らの意見らしい。


…でもなぁ、藤村だけじゃなく、あの血筋はみんなDQNだからなぁ…
525吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 16:53:06
>>524
大修館書店『国語の常識』の記述そのまんま書いてるね。恥ずかしい…
526吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 16:58:58
>>525
正しくは『大修館国語要覧』
527吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 17:40:18
>>524
きちんと文学者の意見として言っているから恥ずかしくないよ
>>525がいってることは気にするな
528吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 21:24:21
破戒の要約はどれも似たようもんでしょ。
定番だから恥ずかしいということはないと思う。
529吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 21:58:42
むしろDQNなんて書くことの恥ずかしさを指摘しろよ
530吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 22:15:29
藤村が歩んだ道には芸術の犠牲者の屍が転がっている。
531吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 23:11:57
>>529
だったらキチガイと書けとでも?
532吾輩は名無しである:2007/08/04(土) 05:37:16
「老獪な偽善者」とか「狡猾なエゴイスト」と評されてる
533吾輩は名無しである:2007/08/04(土) 05:40:27
>>524
藤村の兄弟には、詐欺で何度も捕まった者やら
風俗三昧で廃人になった者やら いるらしいね
やっぱ藤村の性格に問題があるのは血筋か
534吾輩は名無しである:2007/08/27(月) 17:45:04
あの、破戒の感想文を書かなくてはならないのですが、というより問題点を書かなくてはならないのですが、いまいちどういう視点から書けば良いのか分からず…。
良かったら、アドバイスくれませんか??
535吾輩は名無しである:2007/08/27(月) 17:53:30
主題とは裏腹に著者本人が差別を行っていたこと。
536吾輩は名無しである:2007/08/27(月) 18:05:12
そうなんですか!?
参考にします。
537吾輩は名無しである:2007/08/28(火) 16:21:54
度々申し訳ございません。534です。
535さん教えてくださったこと、もう少し詳しくお願いできますか?
あつかましくてごめんなさい。
538吾輩は名無しである:2007/08/30(木) 14:12:56
『まんがで読破』シリーズの破戒読んだ人います?
自分は原作の前に漫画を読んだクチなのですが、漫画を読んでからでも原作を十分楽しめますかね?
あと、漫画化した際に変更されたり省略されたりしたシーンってかなりありますか?
539吾輩は名無しである:2007/08/30(木) 19:23:43
さあ
540吾輩は名無しである:2007/08/31(金) 03:03:32
「私のようなものでも どうにかして生きていきたい」 だっけ?

この言葉に共感した迷える若者は多かっただろう
541吾輩は名無しである:2007/08/31(金) 05:49:01
藤村は、評されている通りの人だと思うよ
作品と藤村自身の距離に気づけば文学者じゃないこともわかる
その距離をごまかすために書いていたといってもいいだろうね
今の時代にこんなん書いたらボロクソでしょ
昔はこれでやれたっていいよね、教科書にも載っちゃってさ
まあ俺も騙されてたけどね
芥川は文学者、藤村は文学の名を使ってでも自分を偉く見せたかったオッサン
て感じかな

>>540
まったく共感できないよ、「私のようなものでも……」とか平気で書いちゃうんだよ。
自虐的表現は、安易だからいつの時代でももてはやされるけどね
542吾輩は名無しである:2007/08/31(金) 11:36:03
日本人はとかく仕事を人格と結び付けたがる。
>>541がいい例だ。
優れた仕事をした人、地位の高い人、権威のある人、これらの人々は
人格者であるもしくはそうでなければならないと妄信してる。
543541:2007/08/31(金) 16:29:19
>>542
逆だよ、俺は作家なんて作品だけがすべてだと思ってるよ
藤村は世俗的にはクソ真面目ぶった人だったっけ
芸術家なんてでたらめでいいんだよ

俺の言ってるのは、文学的な領域の問題だよ
とにかくこいつは狸だよ
544吾輩は名無しである:2007/08/31(金) 17:35:43
作品だけがすべてと言いながら、作者藤村の人格を必死に攻撃ワロス。

件の台詞は青木の自殺や勝子の死、この先自分はどうなるんだろうという
将来の不安に包まれた青年岸本の背景を加味して読まんといけんのよ。
「春」読んだのかな。
545吾輩は名無しである:2007/08/31(金) 18:47:53
う〜ん、もう説明するのめんどいからいいや
がんばって読んでね、読み物としてはいいと思うよ
546542:2007/08/31(金) 18:59:19
そういうのどうなの?
めんどいならレスするなカスっていいたくなるわ
547吾輩は名無しである:2007/08/31(金) 19:25:05
別にいってもいいよ
だってどっから説明すりゃいいの

548吾輩は名無しである:2007/08/31(金) 19:30:29
理解や解釈がある程度のところまで共通してないと
具体的に説明しようがないもの
549吾輩は名無しである:2007/08/31(金) 20:05:21
正確には
「あゝ、自分のようなものでも、どうかして生きたい。」
550吾輩は名無しである:2007/08/31(金) 20:09:34
新生は読んだ?
551吾輩は名無しである:2007/08/31(金) 22:47:52
新生ってあの時代にあんな小説凄くない?
与謝野晶子のみだれ髪が当時すごい衝撃的だったと言われてるけど
それどころじゃないよね?
552吾輩は名無しである:2007/09/01(土) 01:04:58
小説自体は凄くないとおも
あれを書いたことが凄い
553吾輩は名無しである:2007/09/02(日) 05:10:33
>>552
小学生かお前
554吾輩は名無しである:2007/09/02(日) 10:20:13
>>552
何言ってるか自分でわかってねえだろ
555吾輩は名無しである:2007/09/03(月) 17:00:14
近親相姦の汚らわしい事実を書いたから凄いというは
新生の表面的な評価にすぎんと思うがな。
芥川が老獪な偽善者と看破したのはさすがと言うべきか。
556吾輩は名無しである:2007/09/04(火) 11:25:56
『エトランゼ』が好きだ。
第一次大戦下のパリの様子など、今の若いフランス人にも読ませたい。
空襲を避けて疎開したリモージュで現地の子供たちと触れ合う場面は
何回読んでも目頭が熱くなる。まさに珠玉の作品。
557吾輩は名無しである:2007/09/12(水) 17:49:38
破戒読み終わった
よかったおもしろかった
最後が微妙だけど
558吾輩は名無しである:2007/09/13(木) 12:31:50
テキサス!
559吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 23:18:49
明治の時代に一般人がテキサスって凄いな
560吾輩は名無しである:2007/09/15(土) 22:03:44
『夜明け前』序の章の自筆原稿(複製)を入手して読んでいるが、
これを2000枚書いただけでも賞賛に値する。気が遠くなってくる。
英訳も入手した。英語タイトルは Before the Dawn 。分厚い。
561吾輩は名無しである:2007/09/19(水) 00:52:10
破戒のラストで
それが最後にお志保を見たときの…
てあるけどこれは、この場では最後という意味だよね?
永遠にサヨナラてことじゃないよね?
562吾輩は名無しである:2007/09/21(金) 18:29:01
さよならだけが人生だ
563吾輩は名無しである:2007/09/21(金) 20:38:54
いぶせますじ
564吾輩は名無しである:2007/09/22(土) 10:08:58
さよならを言うのは少しの間死ぬときだ
565吾輩は名無しである:2007/09/22(土) 21:29:38
藤村の最後の言葉は「涼しい風だね」。
味わい深い。
566吾輩は名無しである:2007/09/22(土) 22:00:04
田山花袋が死ぬ間際に「この世を辞していくときの気分はどうかね?」と
聞いたという藤村の冷淡な性格を表す、自然主義作家の面目躍如たる話が実しやかに流れてるが
実は捏造なんだってね〜・・・
567吾輩は名無しである:2007/09/23(日) 01:56:34
根拠は?
568吾輩は名無しである:2007/09/23(日) 04:19:55
嵐山光三郎の「追悼の達人」をご覧あれ
569吾輩は名無しである:2007/09/23(日) 07:32:40
>566
やっぱりね。そうだろうと思った。
570吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 12:54:26
で、当村はB民なの?
571吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 14:54:28
藤村って結構かっこよかったんだね。

教え子との恋とか、写真からは想像できないんだけど。。。
572吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 15:38:08
カッコいいからこそ、そういうことがありそうだけど。。。

でもわりと学生時代まではブサイク寄りっぽかったんだよね
二十歳過ぎたあたりからカッコよくなってる
573吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 00:20:42
で、Bなの?
574吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 00:21:22
で、Bなの?
575吾輩は名無しである:2007/11/29(木) 23:06:34
爆笑問題の太田光が高校時代、藤村にハマってたんだって。
既出?

おれまだ読んだことないから、読んでみようかな。
576吾輩は名無しである:2007/11/30(金) 02:58:29
さんざん既出
577吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 20:08:16
本屋に行ったら新潮文庫の春が改版されていた
この調子で夜明け前もさっさとやって欲しい
578吾輩は名無しである:2007/12/10(月) 15:50:30
中3の修学旅行が、信州で馬篭の藤村記念館も行った。
最初、「5月に信州って・・・行くなら冬のスキーだろ!」って
思ってたが、行ってよかったわww
帰ってきて、学校の国語の時間に藤村の「初恋」を暗唱させられたっけなぁ。
今でも全部ちゃんと言えるよ。
「初恋」は、自分の中では最高のポエムだわ。
579吾輩は名無しである:2007/12/14(金) 00:21:11
初恋が一番有名だけど、椰子の実も結構知られてるのは
自分もそうだけど、10年くらい前に林寛子だかが台所洗剤のCMで
「名も知らぬ〜♪」って歌ってたので覚えた人も多そう
580吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 20:02:18
今、破戒を読んでいるが、丑松が不憫で、段々読むのが辛くなってきた。
藤村はどういう視点でこの本を書いたんだろう?
581吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 01:32:22
あんな社会問題や歴史を扱った真面目な小説を書いたり
見た目もすごい紳士然としてるのに
姪を強姦したりとか、性格悪くて文壇の嫌われ者だったって所が
なんとも興味を惹かれる
582吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 23:12:34
子供を餓死させているしね
583吾輩は名無しである:2008/01/24(木) 10:57:19
私のおじいさんが、島崎藤村の解説付きの詩集を欲しいと言うのですが、
良い本がありましたらどなたかご教授頂けませんでしょうか。
584吾輩は名無しである:2008/01/24(木) 15:22:42
>>583
中央公論社『日本の詩歌1 島崎藤村』が良いのではないかと思います。
全ての詩集が収録されてます。
585583:2008/01/26(土) 14:22:49
584さん、ご返事ありがとうございます、
古書や中古で購入できるようなので薦めてみようと思います。
私は日本近代文学には疎くて、関係ありませんが
私が最も衝撃を受けたのはのはヴァージニア・ウルフの「波」でございます。
読むと疲れますが。
586吾輩は名無しである:2008/01/26(土) 20:03:19
たしかそのほん文庫でも出てるけど、やっぱお年寄りには辛いか(苦笑
587583:2008/01/28(月) 15:25:21
文庫版もありました。
でもオンデマンド版だと新品で買えるようなので、
それでもいいかなと思います。
やはり全集で新品だといいお値段です。
588吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 20:28:11
新生って文庫でないの?
589吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 18:15:14
新生復刊してほしい。。。
でも本当に藤村はカッコいい。
メガネフェチにはたまらない。
590( ̄^ ̄):2008/02/29(金) 18:27:33
記憶では新生は当時、性交描写で発禁になりその部分を削除後に復刊されたため
生生しさは皆無でせう(笑)
その後その部分が復活しているのか知りませんけどねえ(笑)
591吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 14:26:19
新生!
592吾輩は名無しである:2008/05/20(火) 19:41:38
夜明け前の一部を読み終わった
つらつら描いてあるだけで、いまだにテーマが掴めない
既に買ってしまった二部
凄く眠そう
家は面白かったのになあ
593吾輩は名無しである:2008/06/21(土) 22:13:57
筋や展開に寄りかかった読み方を止めるといい。
594吾輩は名無しである:2008/07/06(日) 15:47:13
我が魂は暗くさまよう

という一文のあるタイトルありますか?
595吾輩は名無しである:2008/07/26(土) 03:48:38
破戒の結末について色々言われているが…
あの結末でなければ傑作とは言えない。手をついて告白する所も同様に。
差別的だとか、部落解放同盟の人達は好んでいないとか言ってケチつけてる奴等は馬鹿じゃねぇのか?
僕はリアリズムだと思う。現実的に考えてあの場面で丑松が裸になって俺だって人間だ!と叫び廻ると思う?(ルーキーズみたいな展開しかわからない馬鹿)手をついてあやまったのはそれだけ現実に対しての
596吾輩は名無しである:2008/07/26(土) 03:49:41
の怖れや不安、丑松の骨の髄にまで染み込んだ俗世間の差別思想がそうさせたんだろう。だから切実で感動するのさ。
あの場面が違っていたら空虚な理想主義に堕していただろう。
ただの小説に空気の色まで見せる藤村はやはり日本で最初の近代小説家であり、唯一の文豪である。
597吾輩は名無しである:2008/07/27(日) 05:09:34
芥川も谷崎も佐藤もみんな藤村の作品も人柄も嫌ってたが
なぜか漱石だけは「明治最初の小説家」と褒めてたんだよね

ただその褒めてくれた漱石に対して、亡くなった時
冷たい反応をしたらしい・・・そんな性格だから嫌われて当然かw
598吾輩は名無しである:2008/07/27(日) 05:22:54
奥さん死んで、藤村の身の回りの世話をしてた姪と肉体関係
姪のお腹ポッコリ
やべー藤村ピンチ
フランスにとんずら
したら大戦はじまってこっちもやべー
帰朝、なんか小説書かなきゃ
すんません、実は姪とやっちゃいましたへへ
と告白したのが小説「新生」
これ読んだ芥川は、藤村は偽善者と唾棄

599吾輩は名無しである:2008/08/18(月) 03:01:01
藤村の短編集で旅を読んでるんだけど、解説サイトとか本ってどっかにない?
600吾輩は名無しである:2008/08/20(水) 15:38:53
藤村が嫌われてたというソースは色々あるけど、包括的なのは多分これだな。
この対談のこの部分、面白くて何度も読み返して一人で笑ってる。

(昭和二十三年十一月の小林秀雄と正宗白鳥の対談より)
 
小林 僕はあのスタイルは好きじゃない。(以下略)
正宗 あの人は訳がわからずに偉い人と思われてたな。僕なんか
   初めて会った時に今日は偉い人に会ったという気がしたな。
   なにか態度が偉そうで、あまり口もきかないから、いかにも偉いような。

小林 そういうところが、嫌いな人には嫌いなんだけれども。
正宗 そうなんだ。このあいだ信濃毎日で座談会があって、
   辰野隆、中野好夫なんかが出て、辰野君は藤村が嫌いだといっていた。
   大嫌いだと断言していたな。僕は嫌いだという説にも同感するんだ。
   あの人柄がおもしろくないしね。だから、一方で非常に崇拝すると共に
   一方であの人はひどく嫌われる。同じ明治学院出身だけども、岩野泡鳴
   なんかも非常に嫌ってた。二人は嫌い合ってたな。
    
601吾輩は名無しである:2008/08/20(水) 15:48:23

小林 菊池寛さんなんかも嫌いでしたね。そんな事を言ってました。
正宗 ええ。芥川も嫌ってた。

小林 正宗さんはそういうところは
   藤村の表面に過ぎんというお説なんですね。

正宗 ええ。態度だな。ぶった態度。ちょっと厭味な態度・・・・・
   だけどもあれは生まれつきだからな、仕方がない。
   それから谷崎君もやはり藤村が嫌いだという。
   それは谷崎君は嫌いでしょう。ぜんぜん正反対のものなんだから。

602吾輩は名無しである:2008/08/20(水) 15:52:37
小林 志賀さんなんかも嫌いなんじゃないでしょうかね?

正宗 嫌いでしょう。志賀君は何でも嫌いだね。潔癖で・・・・・・
   あれもおかしいと思うな。若い者にしても、ぼくなんか読んでみて
   若い者は若い者で偉いと思うな。相当にやってるんだからな。
   明治以来のものとくらべて劣ってはいないね。むしろ明治文学なんて
   今からみればつまらないものが多い。それは今のほうが進歩してるね。
603吾輩は名無しである:2008/08/20(水) 16:13:51
初恋を記憶のままに諳んじてみる。

まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えし時
前に刺したる花櫛の
花ある君と思いけり

うーん、いい詩だね。
604吾輩は名無しである:2008/08/20(水) 20:45:26
不器用な人だな
小説も生き方も
605吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 02:14:21
破戒 買いましたよ〜wktk
606吾輩は名無しである:2008/09/22(月) 23:47:22
>>390
信州、木曽路の宿場町、といったイメージを世間にはこわされたくない
と思ってるのは少数派 
大部分は「藤村?信州だろうが岐阜だろうがそんなかわらんだろ。これからは
岐阜の藤村ってことで」とか思ってる だからこそ合併しちゃったんだね
607吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 01:36:11
ほしゅ
608武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/10/11(土) 01:42:05
>>604
器用な人だと思うよ。小説の売り出し方も心得てるしさ。
姪に対する対処も器用だよ。不器用な人間ならああ言うやり方はしねえだろ、やっぱ。
609吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 17:42:45
うざい
610吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 17:55:30
舞踊はウザいが>>608は別にウザくない。
611吾輩は名無しである:2008/10/14(火) 14:40:11
>608
同意。
稀代の文豪でっせ。
海千山千ですわな。
612吾輩は名無しである:2008/10/16(木) 14:17:21
最初の小説が文壇から攻撃されなければ、もっとマシな人生だったろうか?
それとも並みの作家で終ったろうか
613吾輩は名無しである:2008/11/06(木) 16:56:27
もしかして夜明け前って全部で四巻あるんですか?
614吾輩は名無しである:2008/11/07(金) 09:50:58
うん
615吾輩は名無しである:2008/11/08(土) 01:30:44
いまgyaoで市川崑監督の破戒(1962年)をみられますね
616いつか:2008/11/08(土) 01:35:16

 とーそーん VS しまむら(ファッションセンター)

 手堅いな。ガチだよこりゃもう
617吾輩は名無しである:2008/11/16(日) 02:22:43
613
実質はそうなんだけど
第一部上・下
第二部上・下
でそもそも巻はない。
618吾輩は名無しである:2008/11/16(日) 03:26:54
老獪な偽善者(芥川龍之介)というのが一番当たっているな
とはいえ、作品は捨てたもんじゃないよ
いつから作家は聖人君子でなければいけなくなったのだろうか?
619吾輩は名無しである:2008/11/17(月) 16:01:42
たとえば芥川のひとくれの土なんか
いったい芥川は何を解って書いているのか
思わせぶりな物語はひとを惑わせているだけじゃなく
自身が迷っているのを誤魔化しているだけじゃないの?
姪を抱いちまった藤村のほうが罪を知っているに決まってるだろう?
620吾輩は名無しである:2009/01/14(水) 01:36:36
向町って今もあるの?
621吾輩は名無しである:2009/01/26(月) 04:21:00
僕の先祖様だw
っても姪と関係持ったりして…なんかリアルで嫌だ
作品はよまない
622吾輩は名無しである:2009/01/26(月) 04:32:41
なんか苗字が二つ並んでるみたいだな。
623吾輩は名無しである:2009/01/26(月) 22:43:53
島崎と藤村の合作ペンネームだぜ
624吾輩は名無しである:2009/02/14(土) 21:56:26
>>602
莫迦な座談会をしたものだなあ。自分たちがつまらない人間だということ
を暴露して、自分たちの愚かさを末代まで垂れ流しているとはね。
625吾輩は名無しである:2009/03/23(月) 15:40:36
潔癖な若者か…

偽善の何たるかを知れよ
626吾輩は名無しである:2009/03/28(土) 04:12:07
>>621
藤村は親族の間ではどういう評判なの?
でも親族(兄弟?)にも詐欺とか犯罪を犯した人が何人かいたと聞くし。

今も生きてる人で「生藤村」に接したことある人っている?
627吾輩は名無しである:2009/03/28(土) 04:13:41
没後67年じゃさすがにいないかな
628吾輩は名無しである:2009/04/10(金) 23:30:37
ようやく新潮文庫の新生を古本屋で250円で見つけて来たんだけど
岩波文庫の新生はネット販売のサイトで13000円もするんだとか
なんでだ?数が少ないの?
629吾輩は名無しである:2009/04/14(火) 15:04:05
青空で読んどけ
630ハマーミー ◆mQW1TeUFG6 :2009/04/27(月) 16:40:57
性欲
631吾輩は名無しである:2009/05/27(水) 03:02:55
初めて読んだのが「家」。
内容が「暗夜行路」とかぶるけど、
藤村のほうが率直に感じられ、瑞々しく、心地よくエモーショナルで、はるかに共感できた。
ざっと眺めた限り、このスレではあまり話題に上っていないようで、
不思議であるとともにとても残念。
632吾輩は名無しである:2009/06/25(木) 14:30:22
「新生」の本が欲しいけど絶版で古本しかない
再発行して欲しい
633吾輩は名無しである:2009/09/05(土) 21:03:49
暗夜行路は漱石へのオマージュじゃないの?
634吾輩は名無しである:2009/09/21(月) 23:09:43
家をどう読んだら暗夜行路とかぶるのか知りたい
635吾輩は名無しである:2009/09/26(土) 00:23:05
新生か。ダンテにもあるね。
636吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 23:10:30
はあ
637吾輩は名無しである:2009/12/23(水) 22:31:19
同和問題に関心を持って、破戒を初めて読みました。
全く感動出来なくて、ぇー・・・?というような読後感が残りました。
大日向騒動で下宿を出るまではいいけども、猪子に傾倒していったり、
丑松はお父さんの気持ちを全く理解していなかった青臭い奴だと、そればかり鼻について、
噂が立つに至っては、自業自得じゃん、、という気持ちしかありませんでした。
むしろあの状況で同和の人という噂が立つのがなんか不思議で、丑松の態度からすると
まるでどこかで犯罪でも犯して逃げてきているとか、統合失調症の始まりとか、そういうイメージを持ちました。
土下座も誰に向かってしているのかよくわからず、何故エタですみませんなのか?
猪子に傾倒していたのなら、もっと他の告白方法があったのでは?
こんな土下座じゃあ、まるで公開リストカットみたいだとか・・・。
言われた生徒はあれをされたら受け入れるしか他の方法は無いと思いますし・・・。
トサツ場の人の描写とかもめちゃめちゃ差別的で、びっくりしました。
読んだ後、どうしてこれが同和のバイブルになるのだろう??とwikiを見たりして、
同和の人達もこれは好きでないと知り、ぁぁー・・・と思いました。
丑松は同和故に追い詰められていったのではなくて、
高すぎる厨二病的自意識や逆差別的感情が周囲と齟齬を起こして破滅したようにしか自分には感じられません。
こういうことをリアルで言うと、「その無理解が差別だ」と言われそうですが、
感じた感想としては、嘘偽りなくこの気持ちでした。
638吾輩は名無しである:2010/01/24(日) 12:14:24
厨二病的感想文を長々乙
迷惑だからマジでチラシの裏とかに書いときましょう
639吾輩は名無しである:2010/06/09(水) 22:30:33
末娘の柳子さんってまだご健在なんですか?
640吾輩は名無しである:2010/06/09(水) 22:40:31
孫娘の徳田章子さんはお元気にしてますかね?
641吾輩は名無しである
上げ