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吾輩は名無しである:
気持ち悪いといえば、全編が気持ち悪い文章、日本語で構成されている
バリ小説というのもありますね。
絵葉書にも描かれている絵は、それこそ気持ち悪いものたちで空間が
隙間なしに埋め尽くされ、主人公がオクターブを下っていく(?)場面で
後ろを振り向くと、気味の悪い化け物が「みっちりと」蠢く。
この「みっちりと」というのが、京極氏が『魍魎の匣』で使っていた
「みっしりと」を、今頃になってへっぴり腰で使おうとしてますか?
という感じ。「みっちりと」と「みっしりと」を間違えている可能性も
低くないけど。(藁