詩人で小説家のB・S・ジョンソンの作品もメタフィクションかな。
『老人ホーム』は訳されてるから、是非読んでみて。
ページとページの絡み合い、そして最後の…
『ホーリーマウンテン』というか『テンペスト』というか…
495 :
吾輩は名無しである:03/06/17 23:58
ダニエレブスキネタを振った手前、今更ながら読んでみました。
・・えぇ、あたしゃ原文読むほど気力の伴う語学力無いので。
売り文句通り極北ですね。んでもって衒学を超える何かまでは無い。
ただ僕はあの駄目具合嫌いじゃありません。
それと「怪物」から逃げ回るあたり、筒井っぽくて純粋に面白かった。
怪物であるが故に怪物である何かからの逃避。その先にある全く無意味な死。
えーと、パビッチって読んだ方いますか?
ハザール辞典とか
風の裏側とか
結構よかったけど
>496
幻想スレのほうに書きますた
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
こんちわ。
ixionさんのいくつかのスレ(全部じゃないけど)に敬意を表しageます。
由良君美氏に{脱構築とメタフィクション」という本がありますね。
「私は今1行目を書いているところだ」で始まるような作品はあります?
カルヴィーノ「冬の夜の旅人が」が一番近いでしょうか?
501 :
吾輩は名無しである:03/07/18 17:31
>500
「そうこうしている間に私は2行目を書いており」
と書いて、私は501となった。
「そして知らないうちに私は3行目に書き移っており」
「4行目に移っていることを今知り」
504 :
吾輩は名無しである:03/07/28 23:55
[なぜか私は今5行目を書いている‥‥どうしてなのか‥‥(今日はヒマだから)」
「そして私は5行目の最初のカギカッコが違っていることに腹を立てる」
「いいチェックだ、と、5行目に言及している6行目にこの7行目で言及しながら」
「いつしか8行目へと筆を進めることに私は気づいていた」
508 :
吾輩は名無しである:03/07/29 03:28
ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』はメタ??
510 :
吾輩は名無しである:03/07/29 17:52
「〈ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』はメタ??〉というレスを9行目に引用し」
「10行目で一応〈そうです〉とこたえておくが、またもやメタの定義が問題になるので(以下伏字)」
11行目の空行を見つめてのち、レス番下2ケタと行数の一致を発見する12行目。
「500以降のレスはふざけている!と思ったが、メタフィクションの実践であることに気づいた13行目」
514 :
吾輩は名無しである:03/07/30 00:43
515 :
吾輩は名無しである:03/07/30 00:54
14行目の誘惑に打ち勝ち、やがて朝を迎える私は15行目。
「レス数の意外な伸びに、しょせん文学は好事家の趣味かと得心する16行目」
517 :
吾輩は名無しである:03/07/30 22:52
「おいおいこれで1000までいくつもりじゃないだろうな、
とツッコミたくなる17行目でカメレス(原注1)」
*原注1
>>494 B・S・ジョンソン『老人ホーム』
>>496 パビッチ『ハザール事典』ほか
たしか昔読みましたです、はい。
518 :
吾輩は名無しである:03/07/30 22:55
「このような流れでは何も新しい話題も情報もないと知りつつもやめられずに18行目まできてしまったのだ」
「17行目にカメレスが返ってきたことに喜びを隠し切れない19行目だったが、あるいは」
「20行目にも思いっきりカメレスしてみる517であった」
『セバスチャン・ナイトの真実の生涯』(482)
(『青白い炎』のほうが好きだけど)
『ドン・キホーテ』(471)
(いわずとしれたメタ古典)
『ドグラ・マグラ』および『白髪小僧』(488-489)
(は傑作だがメタだったかナ。。。)
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
と、突然、メタフィクションなのか?というような作品を挙げてみたくて、
久間十義『マネーゲーム』
とか言い捨ててみる22行目(でも久間ってバーガーとルックマンとか
言ってたから、メタフィクションという認識ではないんだろうなぁ、たぶん)
523 :
吾輩は名無しである:03/09/01 22:53
ixionハケーンの23行目
「ふん、つまらん23行目め」と思いながら、ピーター・パンを生み出したバリ
の最近邦訳が出た『小さな白い鳥』は100年前刊なのにユニークな幻想小説
なのだよ、ぜひぜひ読んでみて――と進めたあと、ixionあたりに「ふん、つま
らん。とうに読んだがピンとこんかったよ」などと言われないかとびくびく
しつつ、いや、どう考えたってロコス亭ぐらいのことはあるのだから、
「なかなかいいんじゃない」ぐらいのレスはつけてくれてもよさそうなもの
だが、その程度の反応だったら応戦を試みてやろうじゃないかとダラダラ引き
延ばして、ざまぁさらせ8行ものレスをつけてやったぜいと喜ぶうちに、じきに
そーれ9行目に突入したんだと自己満足がアホらしい24行目。
今やってる映画だと『アダプテーション』や『シモーヌ』がメタフィクション。
ええと、……25行目。
つーかこの感じはあまりにも筒井康隆っぽすぎて、
他にも色々読んでるはずだろ! おまいら! と言いたくもなるのが26行目。
527 :
吾輩は名無しである:03/10/24 00:27
一月ぶりにageる27行目。
528 :
吾輩は名無しである:03/10/24 00:58
>>525 映画といえば「リーグ・オブ・レジェンド」!
これもメタフィクション的ともいえるじゃねー?
『ソロモン王の洞窟』のアラン・クォーターメイン、
『海底二万里』のネモ船長、
『吸血鬼ドラキュラ』のミナ・ハーカー、
『透明人間』のロドニー・スキナー、
『トム・ソーヤーの冒険』のトム・ソーヤー、
『ドリアン・グレイの肖像』のドリアン・グレイ、
『ジキル博士とハイド氏』のジキル、
という7人の文学的ヒーローが揃い踏みだしねー☆
ちゅうことで28行目。
529 :
吾輩は名無しである:03/11/13 20:14
『青白い炎』文庫化祝いageの29行目ですよん
ちくまくんエライ!
現実ってメタフィクションだよな。
531 :
吾輩は名無しである:03/11/13 23:22
で、メタフィクションってどういう意味?
質問age
これをすれば、私が本気であることを諸君らも知るであろう
533 :
吾輩は名無しである:03/11/14 00:50
流れに乗って遊びながら問題提起しようとしない御仁に
少し落胆する33行目。
重要なのはメタフィクションの理論ではなく実践であることを
531=532に言ってみても無駄だとは知りつつ
また合理論よりも経験論の優位性を説いてみることも野暮だと知りつつ
もちろんデカルトとスピノザを持ち出すことは控えながらも
この34行目がワン・オブ・メタフィクションだと答えておこう
535 :
吾輩は名無しである:03/11/14 11:50
そしてメタフィクションにも様々なタイプがあることを
つまりメタフィクションズという複数形にする必要があることを
今一度確認しておくことは無駄ではあるまいと思いつつ
自己言及的なメタフィクションのほかに
どんなタイプのものがあるかといえば、それは・・・
面倒だから解説書参照と書き逃げする35行目なのであった
この板にもまだまだ洒落とセンスが
拡散していることを知って安心の36行目
>>虚構の中の虚構
メタ------多重
フィクション------虚構
まあな。このくらい知らないと日本雀観察協会会長にはなれんよ。
日本雀観察協会って何?
ほんとに雀なんか観察するの?
なんか別の変なモン観察とかしてそう。
雀はいろんなことを教えてくれるんだよ。
自身が来るとか、台風が来るとか。
542 :
【占有屋】 ◇zGQNHDP.Wk:03/11/24 20:45
へえ、じゃ、今度いつ地震がくるか当ててみな。
レム・コレクションがまた延びて2004/4から発売だそうだ。