北方謙三「コースアゲイン」って

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1童貞はソープに行け ◆fLFQnqVc
割に文学してない?
私小説みたいなんだよね。もちろん違うんだろうけど。
2童貞はソープに行け ◆fLFQnqVc :02/09/14 05:22
一般書籍板に行けっていうのナシの方向でお願い。
3吾輩は名無しである:02/09/14 05:48
当該作品には
『論座』に連載の文芸時評に決定版とも思える評があったと思う。
各自それを噛み締めて読み返し、このスレは終了していいような気がする。
4童貞はソープに行け ◆fLFQnqVc :02/09/14 05:52
ホント?誰が書いてるんだろう。
論座って読んだ事ない。でも決定版までいうのはどうかと思うけど。
5吾輩は名無しである :02/09/14 06:22
棒の悲しみ! 檻!
6吾輩は名無しである:02/09/14 06:47
小僧ども、俺を語るには10年早い。
7まだまだ物足りないぜ:02/09/14 07:01
小僧ども、俺の声が聞こえているか?
卑怯なことはするなよ、俺はいつでもここにいる

               謙三

   
8童貞はソープに行け ◆fLFQnqVc :02/09/14 18:04
20編の短編集で、パターンなのやどうでもいいのもあるんだけど、中にやるせなく
というのか、つれづれに生活をしていく中での、ある種の実感というか、感触を描い
てるものがあったりするんですよ。
わたしは「ヒラメ」が好きですね。娘たちへの説教のところで終わりというのが難点
という気はしますけど。
9童貞はソープに行け ◆fLFQnqVc :02/09/14 18:08
文章は普段のとちがって「私」などの主語が多い、削りをそんなに重視して
ない文章なんだけど、北方特有のザックリ感(福田和也いうところの)は
健在ですよ。もう少し削ればいいとは思うけど。
10童貞はソープに行け ◆fLFQnqVc :02/09/15 03:08
ところで、本屋に行って論座の10月号を見たのですけどそういう書評は見つかり
ませんでした。という事は9月号なんだろうか。
11吾輩は名無しである:02/09/15 03:39
>>10 ゴメン。バックナンバーだよ。言うの忘れてた。
だから、図書館で探すのが最適かと思う。実のところ、私も論座は購読していない。
確か、中條とかいう仏文学者だったかなあ。
それから、北方論であって、取り分けコースアゲインをピックアップしての
ものではなかったかもしれない。すまそ。
ただし、ご存知のとおり
北方は、ちゃんと直木賞も取っているし、著作の売り上げも立派なものだが
マッチョな風貌を気取っているようにも見えるからか、真正面から取り上げる者が少ない作家でも
あった思う。つまり、心酔したファンの少々手前勝手なラブレターか、男らしさをカリカチュアライズ
した上での冷笑を伴なってしか、語られる場所がなかった。
まともに批評する者がいなかったということだ。(これは作家より批評家に問題があるとも言える事項だが)
そんな状況の中で、気負うことなく、また偏愛に走ることなく、冷静な眼で中條は批評を行なっているように思えた。
そのため、論座掲載分が決定版であろうかと申し上げたのである。
ただし、これまでのという意味に過ぎないので、もっと北方作品を見事に照射する論評は以降登場するかもしれない。
いずれにせよ、言葉足らずなため、書店にまで走らすことになり、すまなかった。申し訳ない。
12吾輩は名無しである:02/09/15 03:42
>>3  >当該作品には  X
    >当該作家には  ○

と改めておく。重ね重ね、スマソ。  
13吾輩は名無しである:02/09/15 03:47
>>10-12
うぜー。
どうせおまえら低学歴童貞オタだろ?
低学歴童貞オタだなんて金持ちホモのちんぽしゃぶる性奴隷になるしかないよな。
おめーらはアナル拡張してなぐさみものになれ。
あと、金玉を摘出しとけ、低学歴童貞オタ遺伝子のこさないようにな。

そしたら童貞すてさせてやる。といっても、うちの犬とだけどな
14童貞はソープに行け ◆fLFQnqVc :02/09/15 03:58
ありがとうございます。好きで本屋へ行ったので、謝る事はありません。
図書館か。近所にあるところは、4大文芸誌はよく見るけど、それあった
かな。
そういえば中條という人が、確かに書評連載をしていました。
で、なぜコースアゲインかというと、今までのとはおそらく違うやり方、
つまり「52歳で作家」の「私」という形での発表だったので、おや、北
方もいよいよ少しずつ、同人の頃からの、純文学の素養を前面に押し出して
いくのかな、と感じたからなのです。エンタメから新しい展開をするのかな
という期待を感じたのです。
そういえば矢作もハードボイルド作家から「スズキさん」や「あ、じゃ、ぱ
ん!」(どうやって最後の字出せるのかな)という風に純文の方へ展開して
いきましたね。もちろんスタイルは違うでしょうけど、大藪の晩年の著作
とも合わせて、著名なハードボイルド作家が、次第に文学の方へいくという
ある種の共通項を見てしまいますね。多分に興味深い事ではないかと思います。
15童貞はソープに行け ◆fLFQnqVc :02/09/15 04:02
>>13
期待に添えず申し訳ない。既婚です。
16童貞はソープに行け ◆fLFQnqVc :02/09/15 04:17
なんだ、コピペか…
17吾輩は名無しである
>>14 特に北方の場合は、才能ある学生作家として
在学中に賞をもらっており、逆にかえって、それで苦労してしまった訳で。
低迷期に、ひどく苦しんだためか、売れ始めたら、その反動か
一時期、なんだかピエロめいたように見えるほど、ハードボイルドを
演じていたようだったから。(雑誌グラビアなどでね)
しかし、履歴を考え合わせるともともと無理して着込んだ「トレンチコート」
だったのかもしれない。

好きなものを好きに書けるような状態に持って行くのは
ある意味、作家の力量とも言えるので
今、「いい状態」なのかもしれないね。