932 :
吾輩は名無しである:2006/12/03(日) 21:40:40
933 :
吾輩は名無しである:2006/12/04(月) 02:33:56
東京人の堕落時代
2002年からのスレか…
そう思うと感慨深いですな。チャカポコ。
935 :
吾輩は名無しである:2006/12/04(月) 17:55:45
久作物読んでる奴の9割9分9厘が何が面白いのか解ってないから困る
936 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/12/04(月) 22:37:59
ドグラ・マグラ以外に読めるものってあるのか。
937 :
吾輩は名無しである:2006/12/06(水) 18:56:47
空気。
>931
あれ反戦小説じゃないの?
939 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 22:19:23
久作は右翼の大物の息子。
チャカポコ。
940 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 22:25:04
オニイサマァァァッ!
941 :
吾輩は名無しである:2006/12/17(日) 21:34:47
あーア。
942 :
吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 20:45:40
夢野って聞くと真っ先に光浦靖子を思い出すな
943 :
吾輩は名無しである:2006/12/19(火) 23:41:21
地球表面は
狂 人 の 一 大 解 放 治 療 場
九州帝国大学精神病科教室 正木敬之氏談
944 :
吾輩は名無しである:2006/12/20(水) 00:04:47
『ドグラ・マグラ』は殆んどギャグ。
945 :
吾輩は名無しである:2006/12/20(水) 00:12:44
ボードレールは社会の堕落と魂の浄化を歌ったが、久作は浄化出来ないくらい堕落している。
時代の差もあるだろうが。
946 :
吾輩は名無しである:2006/12/20(水) 07:18:16
夢野さんの作品って文章が読みにくいよね、あれが良いっていう人も
いるみたいだけど。
ドグラマグラ、狂人、精神病院、脳髄って言葉にそそられたけど
ちょっと長すぎてキツイ。途中かなり読み飛ばしちゃった。
僕なんかは短篇のほうが面白いかな、でも全集で読んだところ
当りが一割ってとこだった。
947 :
吾輩は名無しである:2006/12/20(水) 22:42:00
『ドグラ・マグラ』は胎児と脳髄の小説だが、脳髄といえば養老孟司。
夢野は真っ向から「唯脳論」を否定してるね。
コンナにいろいろと千差万別している動物たちの中でも、進化の度合いの極めて低い海月以下の動物連中は、御覧の通り、脳髄とか神経粒とかいうハイカラなものを持っていないだろう。
大昔の通りに前進の細胞同士の反射交感作用でもって、あらゆる感覚を全身同時に意識し合いつつ、考えて、動いて、喰って、寝て、生きているだろう。
養老は意識中心の社会は止めろと言ってるが、「唯脳論」だけはどうしても死守したいっぽい。
948 :
吾輩は名無しである:2006/12/20(水) 22:48:47
まあ、医者と文学者(てか、夢野はコメディアンであり、文学者ではない)では持ってる知識も違うだろうが。
950 :
吾輩は名無しである:2006/12/20(水) 23:40:53
あ、やはり柔軟な人なんだ。
養老の顔はボケ寸前のオジイチャンっぽいけど、声はスーパーコンピューターみたいに整った、正確無比な発音をする。
951 :
吾輩は名無しである:2006/12/20(水) 23:56:40
養老は、スケッチも写真みたいに正確ややつを書く。
医学部出身で著名な人物は、安部公房と手塚治虫と養老孟司しか知らないが、その三人が戦後の思想に影響してると思うと、やはり医学部は凄いと思う。
952 :
吾輩は名無しである:2006/12/21(木) 00:11:36
細胞といえば、「メス化する自然」って本があったが、環境ホルモンのせいで海洋生物のオスがメス化してるらしい。
953 :
吾輩は名無しである:2006/12/21(木) 00:54:47
環境ホルモンに侵された細胞の集まりが、「偉大なる“脳髄”が“性の解放”を実行したのだ!」とか考えてるとしたら、それはとても愉快なコメディです。
954 :
吾輩は名無しである:2006/12/21(木) 01:14:31
『ドグラ・マグラ』より
・・・繰り返して言う。
人類は物を考える脳髄によって神を否定した。
大自然に反逆して唯物文化を創造した。
自然の心理から生まれた人情、道徳を排斥して個人主義の唯物教を迷信した。
そうしてその唯物文化を日に日に虚無化し、無中心化し、動物化し、神経衰弱化し、発狂化し、自殺化した。
これはことごとく「物を考える脳髄」のイタズラであった。
「脳髄の幽霊」を迷信する唯物教の害毒であった。
955 :
吾輩は名無しである:2006/12/21(木) 01:22:40
太平洋戦争は戦力差から見ても、戦争じゃなくて殆んど自殺だよね。
>>954 「東京人の堕落時代」もそうだが、現代日本に通じることを言ってるよな。
昔から日本が変わってない、むしろどんどん悪くなってるということかもしれないし、
こういうことを言ってるから現代に読み継がれてるのかもしれないが。
前者かな。
久作の言う堕落って、情報に流されて自我を無くした人の事だと思う
>>954 >自然の心理から生まれた人情、道徳
っていうの好きだよね、夢野は。
「ドグラ・マグラ」の終わりで一郎が「僕は日本人です、毛唐の科学者が何だというんですか」
みたいなこと言うけど(ウロ覚え)
昔読んだときはそこで一気に萎えた覚えがある。
今いろいろわかった段階で再読したら、また違う感想を持てそうだ。
良スレ発見!まるで「ゆめの」ようだ……と思いきや、閑散としてて残念。みんなどこ行ったの?伊奈一郎とクルージングでも行っちゃったかな?
ネットで画像見ただけなんだけどさあ
三一書房 ちょいダサいが許容範囲内
教養文庫 絵がやばい
ちくま ちょい少女マンガ風味
って印象がある。実物持ってる人、カバーのデザインについて何か語ってくれ。
一般には角川文庫のカバーが人気ありそう
963 :
吾輩は名無しである:2007/01/15(月) 16:56:23
瞬って何だよ
ちくまが少女マンガ趣味?
すごいキモイ絵じゃない?
965 :
吾輩は名無しである:2007/01/17(水) 13:28:10
瞬って
966 :
吾輩は名無しである:2007/01/18(木) 00:26:53
残業が終わり家に着く。風呂に入ってからビールと一緒に喰うおでん。その美味しさ..有難さ..。
結論として、良いと思えるほどのデザインがないのが現状。
教養文庫最狂
968 :
吾輩は名無しである:2007/01/18(木) 09:58:31
旬だろ!
969 :
吾輩は名無しである:2007/01/20(土) 09:31:43
大学院の時に大学の図書室に全集があったので、ほぼ毎日借りて読んだ。
小説だけは全部読んだけどさ。(童話や随筆は読んでいない)
いきなり話しを終わらせて、自殺ヲチをつけたがるのは三流だと思った。
どういう小説が三流なのか教えてくれた作家です。
まあ面白い作家ではあるがね。
970 :
吾輩は名無しである:2007/01/20(土) 17:31:23
島田雅彦が大好きらしいね。
謡曲の知識があるともっと理解できるみたいなこと荒俣が言ってた。
972 :
吾輩は名無しである:2007/01/21(日) 21:49:26
つうか、ユメキューに謡曲の知識があったということを証明しないと、説得力がないわな。
973 :
吾輩は名無しである:2007/01/21(日) 22:27:05
知識があったもなにも、この人能の講師とかやってたから
ついでに、農業も郵便局長もやってた
僧侶もやってなかったっけ
やり杉wwwwwwwwwwww何がしたかったんだよ
最終的には物書きに落ち着いたってことでおk?
>>974 記者時代の久作の逸話は面白いよ。なんかに載ってたな。
次スレは?スレタイは?
今が○!!夢野久作について語ろうかね。Part2
記者もやりつつ、新聞の端っこに短編童話の連載を載せてた(夢野久作名義以前)
あと関東大震災の時、入院してたのにも関らず、即日福岡から東京まで出たとか
>>977 兼業作家だよ