609 :
吾輩は名無しである:
以外と瀬名ネタをつつかれなくて、話を流しにくるのかな……と言ってみるテスト。
『アンテナ』文庫版で削除しちゃったのが墓穴掘りになった可能性大だし。
『アンテナ』(単行本、P.154-155)
―――
いきなり、相馬が僕の体に覆いかぶさってきた。
〈略〉
それから、相馬は僕を両腕で押さえ込むようにして唇を重ねてきた。混乱
してる。舌が触れあうと、どうしようもなく貪ってしまう。
ああ、と相馬は呻き声を漏らした。
〈略〉
相馬の手が僕の胸をまさぐる。二人のアンテナが触れ合う。
―――
『BRAIN VALLEY』下 P.124-125
―――
その手をパートナーがおさえた。
唇が、重なってくる。
「……あ」
その軽い呻きも、パートナーの舌によって封じられた。パートナーの舌が、
裕一の前歯の裏側をゆっくりと擦っていく。うなじのあたりにぞくぞくする
ような快感が閃った。パートナーの舌はいつも感じる。
このところ、しばらくしていなかった。
裕一はパートナーの腕に凭れながら、舌を動かした。口の中で互いの舌が
絡まり合う。パートナーの手が胸のあたりを探ってきた。〈中略〉緩やかに、
緩やかに、胸を撫でられる。痛いような、くすぐったような感じがする。
そして乳首の先に指先が当たったとき、裕一は声を上げ――。
―――
男性同士でも、まず胸をまさぐるのが一般的なのか?と思いました。
そうでもないなら……。