935 :
吾輩は名無しである:2005/06/16(木) 18:08:25
倉橋由美子って死んだのか?
936 :
吾輩は名無しである:2005/06/16(木) 18:20:19
毎月一日は雑誌「一冊の本」発売日。
連載中の目白雑録2を皆読もう!
来週日曜日の中日新聞で、「私のデビュー時代」と題した金井さんの文章が読めますよ
939 :
吾輩は名無しである:2005/07/18(月) 00:28:06
ねぇ?PART2って必要?
940 :
吾輩は名無しである:2005/07/18(月) 00:51:02
>>939 必要ってほどでもないけど、なんとなくあると嬉しいかも。
無理して立てなくてもいいけど、ね。
じゃあやめとこう
942 :
吾輩は名無しである:2005/07/31(日) 02:57:08
>>941 人いないね、ほんと。
ためしにあげてみる。
943 :
吾輩は名無しである:2005/08/07(日) 01:13:45
「家畜人ヤプー」(出帆社)ゲットあげ。
金井美恵子が解説書いてるやつ。
すっごい嬉しいっ!!
最近流行の「ツンデレ」ってまさに金井美恵子のことだと思う。
誰に対して「デレ」になるのか想像がつかないのだが・・・
トラーに、じゃないか?
早く新刊出してちょ
948 :
吾輩は名無しである:2005/09/03(土) 01:09:06
やっぱ70年代の人ですねえ
949 :
吾輩は名無しである:2005/09/04(日) 23:35:22
ここまでスレ消費するのに3年かかったんだね。
950 :
吾輩は名無しである:2005/09/05(月) 22:04:22
初期(70年代)のエッセイ・評論はよくないですか?
951 :
吾輩は名無しである:2005/09/06(火) 10:17:08
読んでる時は「おーすげーこーこつー」とか思って感動するんだけど
読み終えてからしばらくすると、どうってことなかったんじゃないかと思えてくる。
だから何? みたいな。
952 :
吾輩は名無しである:2005/09/07(水) 04:04:50
>>950 「良いと思いますか?」という意味なのか、
「良くない(という評判ですが、そうな)のですか?」という意味なのか判らないけれど、
私は初期のエッセイ、すごく好き。最近のより好きだな。
鼻っぱしらが強くて、めちゃくちゃ背伸びしたナマイキな女の子って感じだけど、
ぽろっと素直なかわいげが出ちゃってるのが、とてもいい。
四谷シモンとのやりとりを書いた、「天才」についての小文とか。(タイトル失念)
「男は天才と呼ばれたがるけれども、女の私はかわいいと言われるほうがずっと嬉しい」
というような主旨なんだけど、この文章自体がすごくかわいいと思う。
評論はやはり、今のほうが深い、という感じはするけれども、
当時の人をくったような主題をはぐらかした文章には、にやりとさせられて、好きだ。
>>952 でも本人には黒歴史かもしれないね。
川端康成とか三島由紀夫とか結構真面目に語ってるからね。
今だと「フン!」って一笑に付して終りだけど。
>>952 「夜になっても遊びつづけろ」だっけ?
野坂昭如が何かの雑誌と喧嘩して言論の自由云々と執筆放棄
したことに対して、でもあんた深沢の「風流夢譚」事件が
起こったときは他の作家や文芸協会と一緒に
沈黙してたじゃないか、と自分もファンである野坂に噛みついた文章。
読んでて爽快だった。今と全然変わってないしw
>>953 講談社文芸文庫の年表には若い頃三島をよく読んでいた
と書いてあるし、別に黒歴史ってもんでもないでしょう。
川端康成はいまでも好きなんじゃないか?
少女小説もの好きそう
川端は内容はアレかもしれんが
描写のクソ力とかさ、すごいじゃん。
『プラトン的恋愛』の中の「桃の園」のエピグラフ、
……ある春の日に、ピンクの花を咲かせた黄桃の実のなかに、
甘い蜜が湧いて、熟して、したたるように、……
深沢七郎
以前、これを探すために深沢七郎の著書を何冊かパラパラと探してみたのだけど、
見つけ出すことができなかった。
今、ふと思い出してググってみたら、
ttp://z.la/cvde2 こんなのしか見つからなかった…
どなたか、このエピグラフが深沢七郎のどの著書からの引用かお判りになる方
いらっしゃいませんか?
959 :
吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 19:17:54
sageのままだったのでもう一度
960 :
吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 22:59:02
>958
探すの面倒なんで勘で「盆栽老人とその周辺」。
いや、まてよ。やっぱ「笛吹川」かな。
961 :
吾輩は名無しである:2005/09/22(木) 23:06:58
>>960 残念ながらその2作じゃないんだよね。
最初にこれじゃないかと考えたのが「盆栽老人とその周辺」だった。
しかし残念ながら該当箇所がなかった。
金井美恵子の昔の短編やエッセイって、エピグラフのあるものが結構多いと思うのだけど、
およそはその出典が添えてあるのにあのエピグラフに限ってそれがない。
それに、引用されている部分がやたらなまめかしく、深沢七郎っぽくないので
とても気になって、深沢七郎の本を調べ挫折した。
挫折しなかった人、答えを下さい。
962 :
吾輩は名無しである:2005/09/23(金) 15:17:02
>>962 深沢七郎は文庫ででているものは結構持っていて、「楢山節考」、「東北の神武たち」、
「庶民烈伝」、「笛吹川」、「千秋楽」、「甲州子守唄」、「盆栽老人とその周辺」、
「妖木犬山椒」はチェックした記憶があり、持っているけどどこにあるのか判らなくて
チェックできなかったものが、「みちのくの人形たち」、「言わなければよかったのに日記」。
「流浪の手記」はあのエピグラフを探したかなりあとになって買ったので、調べていないし、
積読で行方知れずになっている。
こんな状況ですが、見逃している可能性もあるので、
>>958を書き込んだあと、サクッと
部屋の中から見つけることができた、「笛吹川」、「盆栽老人とその周辺」、「庶民烈伝」
を改めて確認したの以外は、自信がないです。
そろそろスレ違いという話になりそうだけど、ひらにご容赦を。
964 :
吾輩は名無しである:2005/09/26(月) 20:18:41
「絢爛の椅子」では?
965 :
吾輩は名無しである:2005/09/26(月) 22:00:43
>>964 「絢爛の椅子」を読んでみましたが、該当箇所は見当たりませんでした。
久しぶりに読んだけど、いい短編だね。
「書くことのはじまりにむかって」に「絢爛の椅子」の書評が収められている
らしいことをググって発見。
とりあえず、なにかヒントがあるかもしれないので、「書くことのはじまりに
むかって」を積み重ね折り重なった文庫の山から発掘して読んでみます。
随分読み返していないとはいえ、蓮實重彦の解説の良いインディアンと
悪いインディアンしか思い出すことのできないのが悲しいな・・・
966 :
吾輩は名無しである:2005/09/27(火) 00:14:33
「書くことのはじまりにむかって」は読み応えあるよね。
967 :
%:2005/10/13(木) 23:12:32
『書くことのはじまりにむかって』や『言葉と(ずれ)』などの
才気ばしった(ちょっといやみな)評論が復刊されてもいいと思われますね。
968 :
吾輩は名無しである:2005/10/14(金) 10:23:11
この人なんで島田嫌いなの?
嘘ですよ嘘
971 :
吾輩は名無しである:2005/10/14(金) 23:36:59
島田だけでなく嫌いな人が多い作家だね。
作家ってみんな、自分以外の現役作家なんざどうでもいいと思ってるんじゃないの
女の物書きってベタベタ馴れ合う人多いから、金井さんみたいなのは好きだ
そうそう。馴れ合っちゃってだんだん鈍化していく。
同業と交わんない感じもいい。
倉橋由美子の偏愛文学館読んだら金井さんの文章教室読みたくなった。
974 :
吾輩は名無しである:2005/10/16(日) 01:23:31
まあ嫌うのはいいんだけど、
正面からスパッときるようないさぎよさがないんだよ。
横から針でチクチク刺すような感じでね。
金井は自分と馴れ合ってる。
姉と猫(元気かなー?)と馴れ合ってる。
「スクラップダイアリー」(?)まだ出ないのか……
979 :
吾輩は名無しである:2005/10/21(金) 18:16:52
で、次スレどうするよ?
980 :
吾輩は名無しである:2005/10/26(水) 06:32:18
>>978 亀レスですまんけど出たね。
っていうか、14日には出てたよ。
新刊出たのにちっとも盛り上がらないからあげとく。
出てたのか!本屋は毎日覗いてるのに気づかなかった。読みにいこうっと
982 :
吾輩は名無しである:2005/10/26(水) 15:23:18
>>981 「買いにいこう」じゃなくて、「読みにいこう」なの?
買ってやれよw
983 :
文学王:2005/10/26(水) 16:19:29
よし、おれは買うぞ。
「スクラップ・ギャラリー」ね。