室生犀星について語るスレ

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1吾輩は名無しである
ふるさとは遠き にありて思ふもの/そして悲しくうたふもの/
2吾輩は名無しである:02/08/11 08:38
わが愛する詩人の伝記
3吾輩は名無しである:02/08/11 08:46
作家は顔はどうでもいいことなんだが・・・・・・、キモイ。
4吾輩は名無しである:02/08/11 09:19
>>1
アルマという名前の爺やと
カエラという名前の婆やがいるんだろ
5吾輩は名無しである:02/08/11 10:09
室生犀星とスロー再生はどこか似ている。
6吾輩は名無しである:02/08/11 10:37
>>5
オモロイ
7吾輩は名無しである:02/08/11 10:44
>>3
なんか水木しげるの漫画に出てきそうな顔だよね。>犀星
8吾輩は名無しである:02/08/11 10:47
>>7
メガネと口元だね。
9吾輩は名無しである:02/08/11 10:52
朔太郎とホモ達で、偶然に現場を抑えてしまった芥川がフリーズ
したという伝説があります。
10吾輩は名無しである:02/08/11 11:02
>>9
このオヤジもホモなの?三島くらいしか知らん文学音痴だから驚き。
11吾輩は名無しである:02/08/11 18:10
記念館が出来たみたい
12吾輩は名無しである:02/08/12 00:55
金沢age
13吾輩は名無しである:02/08/12 01:08
平田オリザに顔似てないか?
14吾輩は名無しである:02/08/13 01:18
>ふるさとは遠き にありて思ふもの
アタック25の問題に出てたね。
作品についてはどう?
「或る少女の死まで」は結構いいと思うが。
15吾輩は名無しである:02/08/13 04:20
はたはたのうた age!
16吾輩は名無しである:02/08/13 21:46
平田オリザと室生犀星は、顔以外すべて好きだ。
いったい詩人の条件とはなんだろうか。
もしも、汚れちまった悲しみの作者が不細工だったら、あんなにももてはやされただろうか。
こうしてみると、犀星がいかに偉大であったかが、わかる。
いかん、誉め殺しになってしまった。
しかし、犀星とさだの顔を知った時に、人間の想像力には限界があることを知ったのも事実だ。

17吾輩は名無しである:02/08/13 22:10
不細工とそうでないとでは、
説得力が違ってくるんだよね、なんとなくだけど…。
むかしクラスに杏子ちゃんって子がいて
よく国語の先生に「あんずっこ〜」って呼ばれてました。
18吾輩は名無しである:02/08/13 22:16
舌を噛み切った女に下を噛み切られた男
19コギャルとHな出会い:02/08/13 22:18
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20吾輩は名無しである:02/08/13 22:20
中学高校教科書ツラスターの二大巨頭と云えば、犀星とサルトルだよな。
21吾輩は名無しである:02/08/13 22:30
あの顔は犯罪
22吾輩は名無しである:02/08/13 22:51
現国の資料集に載ってる写真わりといい感じなのだが。
ちょっと出っ歯かなーくらい。
一番いい写真使ってんのかな。
23吾輩は名無しである:02/08/18 16:58
現在では、顔の造作と作品性は商品としての文学にとって分かちがたい関係にあります。
しかし、かって文学が文学によってのみ評価される時代がありました。
犀星は、そのような幸せな時代に誕生した作家でした。
24吾輩は名無しである:02/08/18 17:06
頼むから作品について触れてくれよ。
25吾輩は名無しである:02/08/23 00:51
杏っこ好きです。
読みやすいし、面白い。
刺激的でわくわくする内容ってわけじゃないのに
次が早く読みたくて、すらすらと読める。

犀星自体が読みやすいね。
顔は見たことない。興味もない。
26吾輩は名無しである:02/08/23 17:06
小学校の時の校歌 室生犀星の詞だったような気がする
27吾輩は名無しである:02/09/08 01:10
犀川派の俺としては金沢の3文豪で一番好き
28吾輩は名無しである:02/09/10 20:45
金沢に来られたら、彼が幼少時代をすごした雨宝院を訪れてみてください。
その後は犀川べり(犀星のみち)をぷらぷらと。
桜並木になっているので、春がオススメです。
29吾輩は名無しである:02/09/10 21:00
犀星の金沢にあこがれて、金沢を訪ねた。
冬だった。
美しい人の多いまちだった。
けれども、底冷えの厳しいまちでもあった。

30吾輩は名無しである:02/09/11 16:45

┌────┐
  | 「 ̄/  ̄ヽ
  | |─(//)(/)
  (6     `´ |
/  \  __|   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|    \   /ш| < 室生犀星です。
|      \/  |   \_______
31吾輩は名無しである:02/09/16 15:22
小さい頃、女の子の紅い鼻緒の下駄を、思わず片方だけ盗んでしまう
フェティシズム。何かに生まれ変われるのならば、怠惰に泳ぐ池の鯉
に生まれ変りたいと書いたダンディズム。晩年、庭弄りにみつけた
愛しさの本質。いや、これもフェティシュか? とにかく、
一筋縄には行かない。
32吾輩は名無しである:02/10/01 20:04
犀星再生
33吾輩は名無しである:02/10/02 05:05
本当に顔が汚い。
34吾輩は名無しである:02/10/14 18:00
おまいら作品よんでるか? 
読んでから顔の話しる! ボケが‥
35吾輩は名無しである:02/10/22 01:11
金沢age
36吾輩は名無しである:02/10/22 01:24
犀星碑のところに刻んであった「夏襟の〜」という句が好きだった。
誰が詠んだのか忘れたけど。
37吾輩は名無しである:02/11/03 23:56
保守
38吾輩は名無しである:02/11/08 16:12
あげ
39吾輩は名無しである:02/11/21 00:58
小説家としては「蜜のあはれ」でしょう。やっぱり。

時代考証無茶苦茶な王朝小説も好きだけど。
40海浜独唱:02/11/21 08:59
ひとり熱き涙を垂れ
41吾輩は名無しである:02/11/27 20:39
age
42吾輩は名無しである:02/12/07 23:18
金沢行ってきましたage
43popo:02/12/07 23:28
こーろをぬすむ?だったけ?あの稠密な表現に匹敵する作品を知らないyo
44吾輩は名無しである:02/12/08 00:16
日本語が下手だな、こいつは。
45吾輩は名無しである:02/12/08 02:51
ヘタウマなのよ
46popo:02/12/08 14:12
「まつがえだににきゆるむらしぐれ」とか、「身はみなおみなごのさかえ」とか、それ自体完成されたアフォリズムですた。
47吾輩は名無しである:02/12/13 13:49
48吾輩は名無しである:02/12/14 02:00
文章家、というのか、日本語の表現としては最高峰のひとりでしょう。

49popo:02/12/14 11:44
↑禿同
50吾輩は名無しである:02/12/28 14:09
言葉は本質的に命を奪うものかもしれなくて、ただ、そうでない使い方、命を
育む使い方がないこともない。日本語でそういうことを思わせる、という点に
おいては、つまりそれは犀星を読むとこれがそうだとわかる気がする。命は終
に論理的ではない。
51吾輩は名無しである:03/01/12 01:33
並木道
上野ステエション
金沢を出て東京で浪人してたころよく読んだ.
52吾輩は名無しである:03/01/14 00:56
密のあわれage
53山崎渉:03/01/20 07:45
(^^)
54吾輩は名無しである:03/02/06 22:57
age!
55吾輩は名無しである:03/02/09 22:45
雪降るといいしばかりに人しづか という短歌があるみたいですが、この短歌の良さって何なんでしょうか?よくわからなくて・・・・・
56吾輩は名無しである:03/02/09 23:39
AGE
57吾輩は名無しである :03/02/10 00:44
ゆきふるといひしばかりの人しづか

雪が降ってきましたねと言ったきり黙り込んだ女
薬缶の湯のたぎる音を聞きながら
差し向かいでお茶でも飲んでいる
会話がないことでかえって情愛の細やかさが伝わってくるのでは?
58      :03/02/25 12:36
蜜のあはれやあにいもうとが好きです
59吾輩は名無しである:03/02/25 14:29
>蜜のあはれ や あにいもうとが好きです
どういう「や」なのかサパーリわからんが。
60吾輩は名無しである:03/02/25 18:23
>59
「蜜のあはれ」や「あにいもうと」が好きです

ってことだろw
61吾輩は名無しである:03/02/25 20:41
>60
そこで「と」ではなく「や」を使うからには、その2篇を、ある同じ傾向をもった
作品と捉えてその周辺の作品をも示唆するという意味の用法じゃないの?
つまり、あとに付ける「など」が薄くなって省略された形に見えるんだけど。

でも、この2つは全然違うじゃん。
62      :03/02/27 13:36
じゃぁ 蜜のあはれ と あにいもうとがすきです。

ていうかいいじゃん、そんくらい。
63吾輩は名無しである:03/03/08 10:25
>>36
夏襟の色ある如くなきごとく
64吾輩は名無しである:03/03/16 10:17
>>63

しびれる
65吾輩は名無しである:03/03/16 13:35
魚拓の話がよかったな。
たとえ人を殺すことができても、
魚拓をとるためだけに生きてる魚を殺すことなんてできない、みたいなの。
66キッド ◆kQOyJA.DgI :03/03/24 02:15
室生犀星の発言で、民衆派詩人の「F」を指して
「あんなデブにいい詩が書けるわけがない」
というのがあるのですが、
その「F」というのは一体誰なのでしょうか?
知っている方、教えてください。あと原典も。
67勘弁 ◆cheerzFXQc :03/03/26 01:29
41周忌。
68吾輩は名無しである:03/04/18 18:50
F=萩原朔太郎
69ごはん ◆NjaujxTGn. :03/04/18 20:32
銀の時計をうしなへる
こころかなしや

>>68
いい加減なこと言ってはいけません。証拠物件を提出します。
http://www.wind.ne.jp/asahi_pr/yukari/saku/saku4.htm
70吾輩は名無しである:03/04/18 21:24
>>69
さりげなくシックスティーナイン
71吾輩は名無しである:03/04/18 22:16
妙なロマンチックさが気持ち悪いと思ってます。
72キッド ◆kQOyJA.DgI :03/04/19 21:30

ソースを書きます

「世界の名画21 キリコとデュシャン」 中央公論社

ジョルジオ・デ・キリコについて 
              村野四郎

 〜中略〜
 
 いつだったか、死んだ日本の作家室生犀星が、民衆派詩人のF氏を指して
言ったことがある。「あんなデブにいい詩が書けるわけがない。」それは犀星の
直感どおりであった。今日ではもはやF氏の詩など、中学生でも読まない。
半世紀もたたないうちに、すっかり没落してしまった。
 まるでこわいみたいだが、キリコの晩年には、どうやらF氏的な鈍感さと、
通俗性があるような気がして仕方がない。

73吾輩は名無しである:03/04/19 22:20
朔太郎、民衆派?
74山崎渉:03/04/19 22:29
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
75キッド ◆kQOyJA.DgI :03/04/19 22:32
民衆派かどうか知らんが
少なくとも、朔太郎を没落した詩人とは、誰も思わないだろう
だいたい「F」じゃないし
76785:03/04/19 23:01
当時の詩壇事情に疎く、当人が太っていたかも全く知らないが、
手元の新潮文庫「現代名詩選(上)」を参照するにF=福田正夫ではないかと。
以下にソースと福田の詩。

福田正夫 
明26.3-昭27.6 神奈川県小田原市に生まれる。東京高等師範学校中退。
小学校教員をしながら詩作し、ホイットマンの影響を経て文筆生活に入る。
雑誌「民衆」に拠り、白鳥省吾、百田宗治らとともに民衆史運動を推し進めた。
大正五年刊行の「農民の言葉」をはじめ「世界の魂」「船出の歌」
「耕人の手」等の詩集があり、他に数編の長編叙事詩を作った。
77青ざめた田舎:03/04/19 23:02
田舎は青ざめてゐる、
輝いてる陽ですらうつたうしく、
農民の心をおびやかし、
また豊作すぎて米が安すぎはしないか、
旱(ひでり)で田がひわれはしないかと、
心もとなくうつむいて考へる。

地租は高い、
息子は兵隊に取られる、
次男は都会にあこがれて行つてしまふ、
田舎の空気は寂しく荒れ、
土は廃頽の匂ひに痩せて来た。

森は伐られ、
川水は涸れる、
田舎の村々、路々、
青ざめた呻吟が、
どこかからひびいて来る。
78吾輩は名無しである:03/04/19 23:06
785は別スレの名残。気になさらず。
確かにあっという間に読まれなくなるかも知れないと思う詩だが、
人違いかも知れんし、
現代名詩選として伊藤信吉が拾ったことには間違いない。
79吾輩は名無しである:03/04/19 23:09
敗戦後、戦犯処刑に際して、昭和天皇に「自決的決断」を望んだ室生は立派
だったと思う。もっとも、彼は芸術院会員として亡くなったが。
80吾輩は名無しである:03/04/20 10:30
>>77

まさに犀星が鼻の先でせせら笑うようなもんですな。芸術家の犀星にしてみれば醜悪な言葉の羅列に我慢できなかったんでしょう。
81吾輩は名無しである:03/04/20 11:43
顔と作品のイメージが合致しないことはなはだしい。
82キッド ◆kQOyJA.DgI :03/04/21 22:20
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/miniguide/f2f.html

福田正夫氏の写真を発見しました。
確かにちょっとデブ。民衆派、そして作風から判断するに
「F」は氏であると、ほぼ断定していいと思います。
83キッド ◆kQOyJA.DgI :03/04/21 22:40
http://www2q.biglobe.ne.jp/~asohide/pvoid/others/hukuda.html

娘さんの福田美鈴さんも、現在詩人、文筆家として活動中
福田正夫詩の会
福田正夫賞
なるものもあるらしい
84キッド ◆kQOyJA.DgI :03/04/21 22:44
785さん サンクス
これで今夜はグッスリ眠れそう
85吾輩は名無しである:03/05/21 04:05
今年の正月にこの人の小説初めて読んでみたけど意外とよかった。
上で誰かがいってたように日本語の文章としては最高峰のひとつに入る
のではないかと正直思いました。真底えらい人やで。このおっさんは。
86吾輩は名無しである:03/05/21 12:44
犀星は詩よりも小説のが好きです。
私は「あにいもうと」「蜜のあはれ」「性に目覚める頃」読んだだけですが
あにいもうとは私の好きな小説の5本の指にはいる。。。
87吾輩は名無しである:03/05/21 12:49
ふぁぎわらさくたろう
88吾輩は名無しである:03/05/22 03:19
ある大学で教授が女生徒Aに、
「適当な条件下で、大きさが通常の6倍になる体の器官を挙げてください。
その時の条件も言って下さい」と質問をした。

指名された女生徒Aは、顔を真っ赤にしながら冷ややかに
「これは適切な質問ではありません。この件は学校に告発します。」
と答えた。しかし教授は平然としたまま、別の生徒に同じ質問を繰り返した。

次の女生徒Bは落ち着いて答えた。
「目の中の瞳です。暗いと大きくなります」

「正解です。それからAさんには言いたいことが3つあります」と教授は続ける。

「1つ、授業は真面目に聞きなさい」
「2つ、あなたの心は汚れています」
「3つ、6倍になるなんて思っていたらいつの日か本当にがっかりする日が来ます」
89吾輩は名無しである:03/05/22 03:32
「老いたる海老のうた」
が好きだな。

からだじうが悲しいのだ
90吾輩は名無しである:03/05/22 03:53
a
91吾輩は名無しである:03/05/22 04:02
>88
食べ過ぎた胃袋

なるほど,からだじうが悲しい。
穴という穴から悲しみの成分が出ているとは,本当に悲しいんですね。
参考になりました。
92吾輩は名無しである:03/05/22 04:38
からだじゆが嬉しいのだ。

私の体には日ごとにハピネスが3ミリずつ増えている。
そして1週間後には、かなりのからだじゆがハピネスだ。っていうのもありでしょうか?
93吾輩は名無しである:03/05/25 20:36
悲しいかな文学部に通う息子(19)は室生犀星の名前が読めないのだ。
94吾輩は名無しである:03/05/25 22:30
↑そら、いたくものがなし
95山崎渉:03/05/28 08:56
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
96吾輩は名無しである:03/06/01 03:02
97吾輩は名無しである:03/06/10 23:37
あげます
98山崎 渉:03/07/15 09:24

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
99山崎 渉:03/08/02 00:29
(^^)
100山崎 渉:03/08/15 11:12
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
101吾輩は名無しである:03/10/07 13:18
hosyu
102吾輩は名無しである:03/10/15 05:38
保守
103吾輩は名無しである:03/10/17 03:14
保守
104吾輩は名無しである:03/10/19 20:41
保守
105吾輩は名無しである:03/10/26 22:58
保守
106吾輩は名無しである:03/11/01 22:38
「蜜のあわれ」読んだ。
ブサイク男の妄想の爆発と過剰な繊細さを感じました。
107吾輩は名無しである:03/11/25 14:45
教科書で初めて

ふるさとは遠きにありて思ふもの

ってやつを読んだんだけど、
あれは『帰りたい』のか『帰りたくない』のかどっちなの?
108吾輩は名無しである:03/11/25 22:05
遠くにあるから美しいのであるから
たまに帰るだけで十分
109吾輩は名無しである:03/12/04 01:28
違う土地で乞食になって故郷を思い出すが、そのような落ちぶれた立場で帰るような場所でない
しプライドが許さないって意味なんじゃないの?
だから、帰りたくても帰れないのが正しいのでは。
まあ、本人も諸事情で故郷をいったり来たりしてた人なので、故郷に関しては微妙な心情だった
のではないか。とマジレス
110吾輩は名無しである:03/12/12 00:47
あれは故郷で書いた詩だと考えると、
犀星は意気揚揚と上京したのだけど、結局挫折して帰郷した。
帰ったら帰ったで養母からあまりいい扱いをされず、居場所がない。
かつての転勤先である金石の海岸をふらふら歩いてカモメを見ては嘆き、
あぁ都に帰りたい。とまた考える。
そこで「ふるさとは遠きにありて思ふもの」なんだと思ってた。
111吾輩は名無しである:03/12/12 01:37
今となってはクソ詩人
112吾輩は名無しである:04/01/16 21:08
こんど読んでみたら、中期の作品の冷たく沁みる韻律が意外とよかったのですが、
あの辺りは、日本近代詩における詩法の変遷の中でも、かなり独特なものではないでしょうか。
113吾輩は名無しである:04/02/11 23:34
age
114吾輩は名無しである:04/03/02 00:13
おれの祖母が幼少のころ、犀星が近所に住んでて、遊んでもらっていたそうだ。
というか、犀星の子供の乳母車を押して一緒に散歩してたとか。
おれが小学生のときに聞いた話なのでうろ覚えだが。
乳母車の子供って室生朝子かなあ?
祖母はまだ生きてます。
115吾輩は名無しである:04/03/15 00:41
詩もいいけど小説のほうが好き。
116吾輩は名無しである:04/03/15 00:54
恋愛詩がよきかな
117吾輩は名無しである:04/03/15 22:04
>>114
犀星には朝子と朝巳がいます。
弟の朝巳は、若い頃に亡くなったみたいです。
朝巳の娘はその後、朝子の養女になったそう。

朝子誕生以前に生まれた子供に「豹太郎」と名付けたところ、
他の作家から(誰だったかは忘れた)「何でそんなおかしな名前を付けたんだ?」
と言われ、怒って茶わんだかなんかを相手に投げつけたそうです。
赤ん坊を追悼して出した「忘春詩集」は、めちゃめちゃ悲しいです。
118吾輩は名無しである:04/03/15 22:14
忘春詩集
119吾輩は名無しである:04/03/16 09:20
「あら、みんなあたいの先生のこと言ってるのね。
 そんなに好き好き言っちゃ、あたいまで赤くなっちゃうじゃないの。
 あらやだ、なんだかむかむかして来たわ、金魚はむかむかするものなのかしら。」
「それは嫉妬というやつだよ。」
「そんなことおっしゃっちゃ嫌よ。嫉妬なんかしてやいないわ。ただむかむかしてるだけよ。
 きっと、お水がよくないのよ。ねぇ、きれいなお水にかえて頂戴。ねぇってば。
 またそんなにニヤニヤしちゃって、あたい本当に怒るわよ。なにさ、ふん。」
120吾輩は名無しである:04/03/23 08:26
ほしぅ
121114:04/03/23 09:19
>>117
ありがとう!
これでも文学部卒業です、お恥ずかしい。
この機会に読んでみまあす。
122吾輩は名無しである:04/04/02 06:58
あげ
123吾輩は名無しである:04/04/02 22:41
よしや うらぶれて異土の乏食となるとても ageるスレにあるまじや

…でもage。
124吾輩は名無しである:04/05/10 04:38
はたはたあげ
125吾輩は名無しである:04/05/10 07:45
あんずっこおもろ。かげろう日記遺文いま読み中
芥川より好きですけど、なにか?
126吾輩は名無しである:04/05/21 17:19
『蒼白き巣窟』(冬樹社)読了age
127吾輩は名無しである:04/06/07 20:08
この人の王朝ものはとんでもらしいけど
なかなか味があります。文章がいいから
128吾輩は名無しである:04/06/08 11:24
亀の詩は良いね
129吾輩は名無しである:04/08/25 00:06
これもあげ
130吾輩は名無しである:04/08/31 01:21
うちの小学校の校歌の作詞が確かこの人。
131弧高の鬼才 ◆auSqARo302 :04/08/31 01:21
蜜のあはれ、が好き
132吾輩は名無しである:04/08/31 11:41
>>130
そんな仕事もしてるんだ
133吾輩は名無しである:04/10/21 22:18:34
保守
134吾輩は名無しである:04/10/29 23:35:36
「杏っこ」は映画が面白いな。
原作はまだ読んでないっす。
135吾輩は名無しである:04/11/19 00:37:57
age
136吾輩は名無しである:04/11/19 00:45:51
>134
読めよ、吃驚するぞ
137吾輩は名無しである:04/12/10 07:23:13
>>136
了解
138吾輩は名無しである:05/02/09 19:23:14
「青い猿」読みたいと思っているんですが
なかなか手に入りません。
何か適当な文庫ってないでしょうか?

あと芥川龍之介と室生犀星の関係ってどのようなものなのでしょう?
具体的な影響の研究ってありますか?

お分かりになる方、お教えください。
139昨日いらつしつて下さい:05/03/05 19:53:36
『室生犀星全王朝物語』入手記念、保守age
140吾輩は名無しである:2005/06/08(水) 11:13:22
美しき、み寺なり。庭は、百花繚乱たり。我は、箒で庭を掃き清める。思う人が、いつか訪ねて来る時のために。
141菫セプテンバーブルー:2005/06/08(水) 11:16:09
しろばんば
142吾輩は名無しである:2005/06/12(日) 14:25:05
確か高校んときの教科書だったと思うけど。
「氷をICE(愛す)」ってフレーズがあってワロタ。
143吾輩は名無しである:2005/07/02(土) 07:25:42
22歳の頃って何度も地元と東京を行き来しているみたいだけど、
それって今でいうニートだよね。東京の暑さに耐えかねて地元に
帰ったって話があるみたいだけど、金沢も夏はそれなりに暑いと
思うがw
結局、暑さなど適当に言い訳をつけて東京や詩壇への渇望を逃
れるために無職生活を満喫していたんだろうな
144吾輩は名無しである:2005/07/02(土) 07:35:30

だろうね。ただそれで安心したらいけないよ。
ニートの99.9%は室生犀星ではない。

145吾輩は名無しである:2005/09/04(日) 18:38:01
萩原朔太郎と「俗文渡世」「田舎文学青年」と罵りあったとどっか(2ちゃんかな?)
で見た憶えがあるんだが、この話聞いたことある人いない?
ちなみに前者が朔太郎、後者が犀星の言葉だったはず・・。
146吾輩は名無しである:2005/10/12(水) 08:14:50
>143 それ無職じゃなくて休暇だろ、長期休暇 ってマジレス
147吾輩は名無しである