篠原一

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176吾輩は名無しである
308 名前: 吾輩は名無しである 投稿日: 04/02/04 15:47
週間読書人という新聞があるんだけど、そこで篠原一が二人を論じていたよ。

要約すると、綿矢に関しては
「蹴りたい背中」よりも「インストール」のほうができが良かった。
「蹴りたい背中」で芥川賞をあげるなら「インストール」でやれば良かった。
蹴りたい背中はインストールよりも世界観が小さくなっていて、
もう息切れしているのか? そんなことで大丈夫なのか?
作品よりも作者の心配をしてしまう。 

309 名前: 吾輩は名無しである 投稿日: 04/02/04 15:49
で、金原については

扱っている内容はエキセントリックだけれども、
それを冷淡な調子で書き綴っているから浮いていない。
題材だけで引いてしまっている読者でも引き込まれるだろう。
彼女はこれからも深部をえぐっていくような小説を書くようになるだろう。

と書いている。
177吾輩は名無しである:04/02/04 16:22
310 名前: 吾輩は名無しである 投稿日: 04/02/04 15:53
冒頭では、
こんなことが起きるなんて年はとってみるものね。
でも、
二人ともこんな早くに芥川賞をとってしまっていいの?
大丈夫なの?
花の命は短いのよ。
といった事が書かれてあった。

自身の文学界新人賞に関しての思い出も少し書いてあった。
かなり話題になったけれども、一つの新人賞に過ぎないから
自分ではそれほど大変なこととは思わなかった、と。

最後には、二人の成長を見守りながら、私は私の小説を書いていくとあった。

そんな感じ。
178吾輩は名無しである:04/02/04 16:25
正直言って、綿矢へのひがみが見え隠れする文でした。
綿矢が自分よりも可愛いからだろうか?
金原に関してはかなり好意的な書き方をしています。

しかし、週間読書人も酷なことをさせると思います。

篠原の顔写真つきの文章でした。