純文学って、結局一体何なの?

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331吾輩は名無しである:02/12/09 17:38
ころにゃんもさっさとしねや
332吾輩は名無しである:02/12/09 19:12
小説書いてる自意識が独立して尊厳を主張しだしたのが文学だろ。
自意識も一種の様式だから必然的にテーマなんかにも偏りが出てくるんだな。
殺人事件書いたら駄目とか。

自分で書いててこの定義気に入ったんだけど、どうすか?
333吾輩は名無しである:02/12/09 19:39
そもそも小説という雑駁なジャンルを純化してもどうしようもないんだが。
334吾輩は名無しである:02/12/09 19:48
一部の物好き&知的虚栄心の強い人向きの道楽。もはや現実の突破口
にはなりえないから。
独自の美意識とリテラシー能力の高さ(思想的には耽美派レベルでOK)
が必要とされるが、ただそれだけでは日陰の人生を歩むことを余儀なく
されてしまう。
335吾輩は名無しである:02/12/09 19:58
ほんとは大きな物語を書けばいいんだよな。
平野が勘違いしてスベッチャッタから状況は錯綜してるけどな。
336334:02/12/09 21:35
なんだよ、だれかおれの書き込みに反論してくれるとおもったのに。
どうなの、工藤君(学生と間違えててすまんかった)?
純文学の”意義”なんて、いまやドラクエ以下だ。以下だ。以下だ。以下だ。
スリリングなのはせいぜいミシマ賞路線くらいだな、中原とか、小林恭二とか。
あ〜つまらん。寝るか。
337吾輩は名無しである:02/12/09 21:38
つーか、工藤は純文学をやりたい人ではなくて、処世の一種としてしか考えていなさそうだからな。
問い詰めるとよくそういう逃げ方をしてたよ。
338世紀のétudiante:02/12/09 21:44
今だから言うが、44は俺だ!
でもなんかこのスレの方向性が変わっちゃったから
意見が云いづらいし、あらかた云っちゃったから関わっていなかったんだけど・・・。
ドラクエ以下かよ!って思いマスタ。
339吾輩は名無しである:02/12/09 21:47
興味ないですけど。。。
340吾輩は名無しである:02/12/09 21:51
野球はサッカー以下みたいな言い方だな
ちなみにドラクエはWまでしかやったことがない
FFはYまでしかやったことがない
マリオはVまでだ
341吾輩は名無しである:02/12/09 21:53
ドラクエはオンライン化されました!
342吾輩は名無しである:02/12/09 21:54
年取って楽しめるのはドラクエではなく純文学だと思うが。
教養の度合いにも寄るが。
343吾輩は名無しである:02/12/09 21:55
どっち楽しめる俺はどうしよう
344世紀のétudiante:02/12/09 21:59
>>343
吉行淳之介でも読めばよし!
345334:02/12/09 21:59
歯磨き完了。
で、寝る前にもう一発。
厨房時代に「死者の奢り」しか読んでないけど、敢えてここで叫ぶ。

大江健三郎のくそ田舎者〜っ!!!

ついでだ。

純文学は、純喫茶といっしょに滅びますた。

どう? これで議論になりそう?
工藤君カモン! オマケの女もウェルコネ!
謝る&逃げる準備はいつでもできてるのでよろしく。
346吾輩は名無しである:02/12/09 22:01
なんだコイツ
347世紀のétudiante:02/12/09 22:02
>>345
「見る前に跳べ」辺りは相当都会を意識して書いているね。
どうでもいいけど。ま、工藤召喚を願ってるってことは
俺は入らんってこったね。純文学が滅びたかどうかはあまり興味ないな。
                                  bye   
348吾輩は名無しである:02/12/10 01:26
これからは、本格文学でいきます(文藝春秋社)
349334:02/12/10 20:09
昨日は嘲笑的なことを書き過ぎたようだ。
おれはこのスレで何かを発見したかったのだが、やはりこのスレも純文学も既に煮詰まって
しまっているのだろう、受動的な定義はあってもラディカルな意見はなかった。残念だ。

純文学=芸術、でもいい。だが、芸術って元来もっと危険なものじゃなかったか?
大江健三郎については、読む甲斐があるのかどうかを知りたかったのだが、スレが違った・・・
美香さんとやら、あなたは哲学板に書き込んでいた美香さんと同一人物? もしそうなら
  哲学板に書き込むのはもう止めた方がいい。哲学のセンスは10歳くらいまでにほぼ
  決まってしまうものだが(それと引き換えに人生が狂うという代償を払わなければ
  ならない)、あなたにはそれがまったく無い。凡庸な人がいくら背伸びをしても無駄だ。
  文学だったら10年も努力すれば成果も上がるだろうから、そちらで頑張って下さい。
工藤さん、いろいろな書き込みを読ませてもらったが、どうやらきみは単なる教養俗物
  だったようだね。買い被って悪かった。教養の無意味さを教えてくれてありがとう。
石原慎太郎の「太陽の季節」、あれは風俗もの(=同時代もの)に過ぎない。普遍的な
  要素がない限りすぐに廃れてゆくジャンルだ。同じ芥川賞の風俗ものなら、「なんと
  なく、クリスタル」の方法論の方がずっと意義がある。
  もっとも、昔の慎太郎の通俗的な著作(性教育本など)を探せば充分下世話に楽しめる
  ことだろう。これは「と学会」ファン向き。
  (時間が無駄なので「太陽〜」は読んでませんがなにか?)
350吾輩は名無しである:02/12/10 21:07
>>349
>>同じ芥川賞の風俗ものなら、「なんと
>>なく、クリスタル」の方法論の方がずっと意義がある。

「なんとなくクリスタル」は芥川賞じゃないよ。
読まずに「太陽の季節」を風俗ものと切って捨てるのもどうかと思うが。読んでみてからでしょう。
351吾輩は名無しである:02/12/10 21:26
ガイシュツなら申しわけないが・…
純文学とはそもそもつまらないもので、何度も読み解釈する文学
大衆文学とは、分かり易くおもしろく、一度読んだらあまり読み返さないもの
と大学の教授が「換言するならば…」と仰っていました。

少し乱暴な言い方かもしれませんが、
渋谷文化村の映画館のようなミニシアターでのみ公開している
フランス映画と
有楽町のロードショー、全国で公開されてる
ハリウッド映画
に例えることができるのではないでしょうか
352吾輩は名無しである:02/12/10 22:28
純文学面白いよ、普通に
353吾輩は名無しである:02/12/10 22:34
>>349
「なんとなく、クリスタル」の方法論って巻末の注釈のこと言ってるの?
354吾輩は名無しである:02/12/10 22:44
>351
当のフランス人はあんまり区別してないってとこが似てるにぇ。
355吾輩は名無しである:02/12/10 23:04
日本人我慢できないできないってなってるしね
テレビも15分おきにCM入れるし
そっちの方が異常だと思うけどなあ
タレントの伊藤四郎も「今はすぐ笑わせろ、笑わせろ、ってなってる」と嘆いてたし
ハスミンも「いい映画とは退屈なものだ」と言ってたが
小説って読むもの偏るけど、映画って結構全般的に見るよね
ということで映画で言えば、おれの好きな映画はあんまり一般受けしないものが多いし
スピルバーグの悪名高き作品『A・I』もすごくいいと思った
というわけで小説も一緒。そういうのが好きな人間もいるんだよ
自分達が退屈だから、そういうのをありがたがってる奴らも本当はそう思っているはずだ
ってのはある種オタク的発想だと思うけどなあ。
356吾輩は名無しである:02/12/11 20:39
>>334、リテラシーやラディカルなどといった「いかにも」批評家然とした
単語を並べたところで、しかもこのような場所にあってはただの馬鹿にしか
見えません。もうちょっと「付け焼刃」でもいいから勉強してきたほうが
いいと思うよ。
357吾輩は名無しである:02/12/11 20:53
馬鹿には理解できないし、かといって読んでない人を馬鹿にする必要も僭越もあってよいとは思わない。
大きな歴史の流れに参加している気で付き合っていると、こういうことを感がるひまはなくなるものだが。
358吾輩は名無しである:02/12/12 01:54
俺は馬鹿だから、芸術だのラディカルだの言われると理解できん。
馬鹿が馬鹿なりに、一番納得できた記事はこれだった。

ttp://www.parkcity.ne.jp/~harumiya/saloon-text9.html
359334:02/12/12 03:13
>>356
へ〜、「リテラシー」「ラディカル」って批評家の使う言葉だったのか・・・
自分がお利口さんになったみたいで嬉しいね。
おれは「ただのバカ」でも一向に構わないが、その「ただのバカ」問題提起も
このスレでは全く無駄だったみたいだね。

>>358
なるほどね。なかなか面白いです。
360吾輩は名無しである:02/12/12 06:50
>>359
アホっぽい反応
361吾輩は名無しである:02/12/12 07:14
つまり、決定的に能動か受動かの問題なのであろう。そこに言葉が
ある場合、能記として据えるか所記として据えるか。媒体の切り口を
刻むべきモティベーションは行為主体、つまり受け手側の全能性に
宿る。作り手から媒体を隔てて受け手に受容されうる記号が時代の変容
と平行して二分率的にシェアされるという現代のメカニズム。
まあ。言ってしまえば、資本の流通と情報処理能力との対立という
結果になるわけだけれども、欲望の根源的な発動装置として「貨幣」
か「情報」かといった選択を迫られる場合に、より大きな権力を司る
のは欲望のネットワークを張巡らされた「貨幣」の側にあるといって
まず間違いない。帝国主義的「教養」を重んずる文部科学大臣と
全市民的な民主主義的資本主義の「欲望」との避けられない乖離は
現代日本文化事情の最大問題なのである。
362吾輩は名無しである:02/12/12 18:43
>>361
普通にしゃべりなさいよ、仰々しく演出してないで。
363吾輩は名無しである:02/12/12 20:08
>>334は、「私はバカです」と開き直ればあらゆる責任から逃れられると思っている
極めて飼い犬に近い、それでいて可愛らしさの一欠けらもない(田中ダム夫が芥川賞を
獲っていないことについての弁明があってもいいだろう?「可愛らしい」のなら)人間。
それでいて、山田¥美(という、人を貶めたい時に頻出する紋切り型な作家の名前を
挙げれば君の傷口は癒されるかな?)がどこぞの文芸誌の新人賞評で吐き捨てるように
書き綴った抽象文(あえてここでは深く言わないよ)がそっくりそのまま当てはまる、
面白味のまるでない人間。でもまあ、世の中にはバカで飼い犬的で可愛らしさが
一欠けらもなくてその上面白味のない人間なんてゴマンといるのだから、悲観しない
ように。

>>334のこれまでの書き込みを見たところ、偏ってはいるけど、ある程度の学歴はある
ようだね。そして、前述を反古にするようだけど、なんとなく君には好感が持てるし、
又、頑張って欲しいと思えるよ。それだけのセンスは間違いなくある。君は貴重な人材だ。
正直な話、君のこと好きだよ。キスしたっていい。肛門の見せあいっこをしてもいい。君の
代わりにコンビニのレジを打ってもいい。つまりはそれくらいに惚れたってこと。だからさ、
他の奴には内緒にするから、「バカ」な俺にリテラシィやらラヂィカルってな単語の意味を
教えてよ。マジで頼むわ。
364吾輩は名無しである:02/12/12 23:41
>>363
雑談スレでやってください。
365334:02/12/14 03:25
昨日書いたレスがPCのフリーズで書き込む前に消えた。
明日にでもまた書き込みます。

>>364
そうするべきかも知れない。が、そのスレの人達はわけわからないかも。
366吾輩は名無しである:02/12/14 09:08
誰がこんなところを見ているんだ?
言いたいことがあるなら、もっとはっきり、直接的な方法で言えよ

だいたい「飼い犬的」って何の話だよ?
おまえら皆「飼い犬」だろ?「飼い犬」のくせにデカい口聞くのか?

組織にいながらブチブチ文句を言う、または組織にへばり付いている、
みたいな「現代民主主義で守られてます」みたいな中途半端な独立心なんて
それこそまさに「飼い犬」的じゃねえのか?
それならよっぽど犬の時は徹底して犬になった方がいいんだよ、生活全部を中途半端な状態に置くより。
分かっていないのはお前らの方なんだよな、、、
おれは中途半端な”権利状態”なんて要らねえ。
367吾輩は名無しである:02/12/14 09:11
煽るなよ・・・
368吾輩は名無しである:02/12/14 09:45
>>366
前面的な誤り。
これほどの無神経な馬鹿はこの板に必要なし。
369吾輩は名無しである:02/12/14 12:16
>>368
笑えること言ってくれてるから別にいいんじゃないの?
370吾輩は名無しである:02/12/14 12:20
>「おまえら全員「飼い犬」」あげ
371吾輩は名無しである:02/12/14 12:20
>>369
笑える反論を期待してるんだ。
ここネタスレでしょw
372334:02/12/16 17:41
レスの件、なんかもうどうでも良くなってきてしまいました。
最近忘年会ばっかなもんで。(忘れてどうすんだ?!)

>>363
狎れ合うなよ。おれは味方なんかいらない。
誰が開き直ってるって? おれは「どう思われても構わない」ってのを婉曲に表現した
つもりだけどね。
君こそ、一生小賢しいディレッタントでいるがいいさ。
つまらない言葉の意味なんか尋ねないでくれないか? どうせ充分分かってるだろ?
おれ自身分かってないと思われるのも癪なのでいちおう書いとく。
 リテラシー=読み書き能力
 ラディカル=根本的、過激(「根源的」だと重ったるいのでこの言葉を使った)

>>? (弁明を求めたのは誰だっけ?)
「なんとなく、クリスタル」の賞の件は単なる記憶違い。こんなのリアルタイムで
読んだ暇人(当時の大学生?)は、今は30代後半か?
「弁明」って・・・ずいぶん大袈裟だねえ。

>>356
おれのどこが批評家みたいなんだ? 寄生虫みたいに言われても全然嬉しくないね。
君「教養俗物」って言葉、知ってる?
おれの見方だと、知識ばっかあっても骨格となるものや独自の視点がなければ
オタクと変わらんのよ。

>>366
借りものの言葉でなんか言われても、痛くも痒くもないなぁ。まかばる出し。

これでどうよ? また時間があったらチェックします。
373吾輩は名無しである:02/12/16 23:30
やっぱりさぁ、純文学かどうかって、
作品じゃなくて作家で判断するものなの?
村上龍って、中上の後を継いだつもりでいるけど、
「悪魔のパス 天使のゴール」は大衆文学って感じ。
でも「コインロッカー」や「限りなく」は純文学だと思うし・・。

町田康も芥川賞とったけどどうなんでしょう?
初めて「純文学作家・町田康」って見たときは違和感ありました。
好きなんだけどね。
374吾輩は名無しである:02/12/16 23:34
>372
>村上龍って、中上の後を継いだつもりでいるけど、
そうなの?
町田康は福田がい言うように岩野包鳴とか葛西善蔵とかの流れだとすれば
純文でいいんじゃないでしょうか
375吾輩は名無しである:02/12/16 23:45
ヘンリー・ダーガーは純文学か?
376373:02/12/17 23:33
>374
対談集「存在の耐えがたきサルサ」村上龍/文春文庫 より。
村上龍×中上健次
村:「僕はね、中上さんと何かが違うとは思わなかったですよ、
   お会いしてからもずっと。いまも思わないけど。中上さんが最初に
   切り開いたものを俺が継承していると思っているけど。(以下略」
また、こんな発言もしてます。
村:「『水の女』と『トパーズ』は、唯一、男性作家が女性のこと書けた
   文学だからね。」
笑えたのが下記の内容。
中:「(俺みたいな難しい本は最低2万部売れればいい)
   むしろ、読者を選ぶってことだからさ。」
村:「俺だってそうだよ」
中:「お前選んでないじゃないか」
村:「俺、選んでるよ。頭のいいやつしか読んでほしくないものw
   醜いやつに読んでほしくないもの。」
中:「じゃあ『ラッフルズホテル』なんかはどうするんだよ。」
村:「『ラッフルズホテル』は結構いいですよw難しい小説だよ、あれ。
   バカには分かんないよ、絶対w俺、そんなもの書けないよw」

龍の痛い発言集みたいになっちゃったけどこんな感じですw 
377吾輩は名無しである:02/12/17 23:36
>>376
小林よしのりみたいなやつだなお前 もっと空気を考慮しろ
378吾輩は名無しである:02/12/18 19:06
いい人がいっぱいいるね
379吾輩は名無しである:02/12/18 20:19
>>376
なかなか面白い引用ですね。
ドラってお塩みたいな香具師だな。
380波江究一
>>1 
造語不出来 造語動機不純 構想力の欠如を覆ひ隠し
己のトラウマを押し売りする輩にとつての無花果の葉
恥ずべき猥褻用語 
薩張言葉を大事にしない。日本語は不便な言葉だから
フランス語を国語にしろといつた小便の神様4賀直8
然り。松本清張を文学全集に入れるべきか否かで
侃侃諤諤の議論の末に締め出し、その癖作品を現代
仮名つまりかなころがしでださして呉れろといふ出版社
の要請はあつさり呑み今に到る国語混迷を一段と後戻り
し難い物にした谷崎 川端 三島の類。 海外向けには
現代文学の三傑三尊の如くもてはやされて居る連中だが、
その実は三馬鹿といふべし。何故さういふ仮名遣で書かなければ
ならぬかといふことを把握し得て居ないで書いて居たといふ
証明です。
よつて純文学なる用語は文明の恥としてこれを永遠に絶滅駆除
すべきである。