ネット汚物・田口ランディは盗作ゴリラPart9

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8吾輩は名無しである
それから、『アンテナ』で主人公の男 (「僕」こと佑一郎) と、
森氏をモデルにしてる?の TV 局の男 (相馬) の濡れ場 (P.155) で、
『BRAIN VALLEY』での主人公孝岡の息子と「パートナー」の男との
絡みがちょっと似ていたりします。

『アンテナ』(単行本、P.154-155)
―――
 いきなり、相馬が僕の体に覆いかぶさってきた。
〈略〉
 それから、相馬は僕を両腕で押さえ込むようにして唇を重ねてきた。混乱
してる。舌が触れあうと、どうしようもなく貪ってしまう。
 ああ、と相馬は呻き声を漏らした。
〈略〉
 相馬の手が僕の胸をまさぐる。二人のアンテナが触れ合う。
―――

『BRAIN VALLEY』下 P.124-125
―――
 その手をパートナーがおさえた。
 唇が、重なってくる。
 「……あ」
 その軽い呻きも、パートナーの舌によって封じられた。パートナーの舌が、
裕一の前歯の裏側をゆっくりと擦っていく。うなじのあたりにぞくぞくする
ような快感が閃った。パートナーの舌はいつも感じる。
 このところ、しばらくしていなかった。
 裕一はパートナーの腕に凭れながら、舌を動かした。口の中で互いの舌が
絡まり合う。パートナーの手が胸のあたりを探ってきた。〈中略〉緩やかに、
緩やかに、胸を撫でられる。痛いような、くすぐったような感じがする。
そして乳首の先に指先が当たったとき、裕一は声を上げ――。
―――

男性同士でも、まず胸をまさぐるのが一般的なのか?と思いました。
そうでもないなら……。
9吾輩は名無しである:02/07/06 21:24
こういうのも。

『アンテナ』(単行本、P.161-162)
―――
 頭蓋骨の天蓋にパイプオルガンが鳴り響く。
 崩れ落ちていく。僕は変容している。何か別のものへと。確実に。
 身体がほどけていく。
 固い殻のように僕にまといついていた緊張した末梢神経がほどけていく。
 そして、不思議な力が流れ込んでくる。僕を満たしていく。
―――

『BRAIN VALLEY』下 P.288
―――
 孝岡は歓喜の声を上げた。鐘の音に被さるようにして、今度はパイプ
オルガンの響きが天井に谺したのだ。
―――

『BRAIN VALLEY』下 P.290
―――
身体のあちこちに蓄積していた澱や汚れが消え失せていく。抹消の細胞
ひとつひとつにまで赤血球が運搬され、ヘモグロビンから酸素が供給
されているのがわかる。
―――
10吾輩は名無しである:02/07/06 21:24
おまけ。瀬名氏は「シャーマン」ネタでもランディに先行しているかも。(w

『BRAIN VALLEY』下 P.202
―――
「そう、この女、けっこう絵になる。うまく仕掛けりゃ当たるかもしれん」
「…………」
「つまり、儀式と女のように興味があるってわけだよ。この女はシャーマン
だ。今回はいつもと違った方向で攻める。UFO の嘘を暴くってな。シャー
マンが呼び寄せる UFO、しかしそれは単なる幻影に過ぎない。我々はなぜ
そこまで UFO 神話を求めるのか?……てな寸法だ。どうする。やるかやら
ないか」
―――
11吾輩は名無しである:02/07/06 21:25
『BRAIN VALLEY』には、北川というニューエイジオヤジ@悪役が登場するの
ですが、こいつのしゃべっていることは、ランディ先生そっくりで笑えます。
口調も、ある時期のランディのコラムに心なしか似ているような。
この本は1997年に初版発行というところがポイントかも。
シャーマンうんぬんもそうだけど、百匹目の猿だの人類の進化だの、1997年
より前に、ランディってネタにしていたかどうか。(ニフではやってた?)。
幽体離脱についてのコラムもこの本より後だし。

『BRAIN VALLEY』上 P.422
―――
ごく普通の人間が、たった一度の臨死体験を境に、慈愛と奉仕の精神と向学心
に満ち溢れた素晴らしい人格へと変化する。霊的 (スピリチュアル) なもの
への関心が昂まり、単一の宗教よりも全人類的な宗教を欲し、地球と宇宙の
心理を求め始める。その変化は強力で、しかも劇的だ。決して元に戻ることはない。
ひとたび神の光と愛に包まれた者には、意識の目覚めと成長が起こるのだ。
彼らの精神は、蛹が羽化して蝶になるのと同じように、完全なる変貌を
遂げる。臨死体験者の表情を見たことがあるかね。内側から輝いているのだ。
生まれ変わったといってもいい。彼らの姿は新しい人類の誕生を連想させる
のだ。彼らは我々より一足早く進化した新しい人類なのかもしれない。
―――

『BRAIN VALLEY』上 P.423
―――
「例えばこんなことがある。互いに連絡を取っていなかったはずの研究者たち
が、離れた場所で、ほぼ同時に同じ発見をすることがよくある。学術雑誌に、
同じ結果を示す論文が二報も三報も掲載されることなど珍しくない。不思議だと
思ったことはないかね? それだけではない。何かを調べようと思ったとき、
ちょうどそれに関する総説が雑誌に掲載されたり、タイミングよく誰かが情報
を教えてくれたりすることがよくある。これは単なる偶然だろうか? 偶然に
しては回数が多くないか?」
「…………」
「心理学の世界では、これを共時性 (シンクロニシティ) という。
―――

『BRAIN VALLEY』上 P.424
―――
 ライアル・ワトソンがこの現象に目をつけ、おもしろいことを書いている。
幸島でイモを洗うサルの数がある閾値を超えた時点で、『イモ洗い』という
形態は臨海質量を通過する。その閾値を超えると島全体のサルがイモ洗いを
行うようになるばかりか、他の群れでもイモ洗いが自然発生するようになる。
この閾値を、ワトソンは仮に一〇〇匹目とした。このアイデアは後に『一〇〇
匹目のサル』という呼び名で広く知られるようになる。つまりこういうことだ。
ひとりひとりの意識が集まり、ある閾値に達すると、その形態は広範囲に伝播
し、真実となって現れる……
―――
12吾輩は名無しである:02/07/06 21:26
↑に引用した、イヤんなニューエイジオヤジの台詞に似ている
ランディの言葉にはこういうのがあるけど、これももっと似ているのが
どこかにあるかも。

http://www.asahi.com/culture/topics/K2001082600138.html
> 「スピリチュアルなものを信じる」気持ちが、その宇宙観を構成する。
>「人間は二足歩行をするようになって、それから精神的な発達を遂げて文化
>をもった。次の段階は魂の進化だって信じてる。そういう世界じゃないと、
>いやなの」

http://webmagazine.gentosha.co.jp/concent/concent.html
>強い人類愛、強い正義、そういった感情にも感応し、自己犠牲をいとわず
>奉仕に携わることもあります。すばらしい芸術、音楽、ダンス、ア−ト、
>そのようなものに触れると強い至福感、時にはエクスタシ−を感じることも
>あります。

>もし「コンセント」が世界中に溢れたら、私たちは「ひとつの望み」を
>伝えあうことができる。

> 私の友人が「100億という単位が次元のゲ−トだ」と言いました。脳細胞は
>100億を越えたところで意識を持ちました。なにかにつけて100億という数を
>越えると、そのもの自体がある質的変容を遂げるらしいのです。だとしたら、
>100億人を越えた時に、人類は質的変容を遂げるのかもしれません。その時、
>コンセントが地球に何人いるのだろうか……と考えたりします。
13吾輩は名無しである:02/07/06 21:30
ちなみに、http://webmagazine.gentosha.co.jp/concent/concent.html の文章は、
『アンテナ』でそのまま使用されていたりします。(単行本 P.174からP.176にかけて)