あぼーん
16 :
吾輩は名無しである:02/07/06 22:56
『BRAIN VALLEY』って、脳の構造がどうのこうので、分子生理学、
認知心理学 (チンパンジー使用)、コンピュータによるシミュレーション
(人工生命)、などのネタがてんこもりなんです。
作中では、臨死体験(幽体離脱、体験後の人格変容含む)、UFOによるアブダクション体験、
聖書の中の「キリストの変容」のエピソードなどと、てんかんの患者の見る幻覚、
側頭葉への磁気刺激などが関連づけられていきます。
ブレインテックという研究所を仕切っているニューエイジオヤジは、
『百匹目の猿』、シェルドレイクの形態共鳴、共時性 (シンクロニシティ) が
どうのこうのと演説したりします。
主人公の中年医師が幽体離脱(?)して眼下に青い地球を見る場面 (『BRAIN VALLEY』
下 P.118) などは、『モザイク』のヒッキー少年が幽体離脱している場面 (P.191) の
ネタ元かも。宇宙空間に飛んで青い地球を見るというのは、幽体離脱や臨死体験では、
そんな一般的な例でなかったと思いますので。
『モザイク』に登場する「カオス」がどうこうというのも、『BRAIN VALLEY』の
キーワードのひとつである「カオスの縁」との絡みで気にはなります。
もっとも、『モザイク』ではなぜ、ヒッキー少年がカオスカオスと言っているのか
さっぱりわからないのですが。
17 :
吾輩は名無しである:02/07/06 23:13
『BRAIN VALLEY』では、主人公の義父がアルツハイマーを発症し、作中で亡くなります。
これもちょっとばかり『モザイク』の祖母とネタかぶりです。
『BRAIN VALLEY』中で、サイコな悪役がヤクなどをキめながら見る幻覚は、『モザイク』で
ヒッキー少年たちが見る幻覚と少し似ています。どちらもベースは「曼陀羅」と思われますが。
UFOを中継するためにTV局の撮影が入ってくるところとか、主人公の息子の同性愛シーンは
『アンテナ』でいただかれているかも。
『アンテナ』では、「アドレナリン」がどうの (P.107)、前頭葉がどうのとともやっていて、
これも瀬名氏っぽいけど、彼の作中の登場人物と違って、別に理系でもない者たちが
唐突に言い出している不自然さが少しあります。
18 :
吾輩は名無しである:02/07/07 04:29
>>1さん、新スレサンキュー、乙カレー!
>>17 >別に理系でもない者たちが
>唐突に言い出している不自然さが少しあります。
これは盗作の決定的なメルクマールかも知れませんね。
必然性がないのに、唐突に専門的なウンチクをひけら滓。(藁
作中人物よりも前に、作者のランディが絶対的な無理をしている
ことが歴然と浮かび上がってくる犯痕ですな。
19 :
吾輩は名無しである:02/07/07 09:03
> 必然性がないのに、唐突に専門的なウンチクをひけら滓。(藁
それが……蘊蓄をひけらかすまでいかなくて、単語だけぼそっと出してみた、に近いです。
瀬名秀明氏の作品の場合は、作者自身も理系の博士だし、登場人物もだいたいそういうこと
言いそうな (or 考えそうな) バックボーンをもっている設定だから違和感はないのですが、
『アンテナ』の登場人物は、「臨床哲学」に「身体性」がどうこうで、SMにおけるコミュニ
ケーションのルールに興味があるとか、異端の心理学者ソンディの影響で人間の顔に興味を
もつようになったとかの登場人物が言い出すから多少違和感が。
もっと、あれ?と思ったのは、関西弁の風水師。
>「君の天蓋、よう抜けとるなあ」
と言った (P.257) と思うと、
>僕の両肩に手を置くと、彼はしっかりと目を見据えて言った。
>「ホメオスタシスを打ち破るには、死の危険が伴う」
(P.262) だし。
それが田口ランディ先生の芸風、というのでもなさそうで、『モザイク』なんかでは、
あまりこういうのが出てこないです。瀬名氏の作品をネタ元にしている部分が多い
『アンテナ』と、宮台氏を強力なネタ元にしている『モザイク』との違いでしょうか。
まだやってんのか。。
21 :
吾輩は名無しである:02/07/07 12:52
まだやるよー。ブレバレって、想像以上にパクり元だったんだとわかったし。
22 :
吾輩は名無しである:02/07/07 19:28
田口けい子は『聖なる天蓋』なんて本、題名すら知らないだろうな。(苦笑
23 :
吾輩は名無しである:02/07/08 00:23
http://webmagazine.gentosha.co.jp/concent/yuki.html > 私たちは、古いOSの方々とは違った情報処理をします。世界という
>ホストコンピュ−タと独自のモデムで繋がっていて情報を受け取る
>ことができます。情報の変換方法も独自です。でも、まだこのOSを
>使いこなせていません。どのようにしたら、自分のシステムをうまく
>作動させることができるのか、実はいまだに私にもわかっていません。
>でも、自分が周りの人間とは違う情報処理能力をもっていたのだ、と
>気がついたことは幸いでした。だって、それまで私は、自分が「精神病」
>ではないかと疑っていたからです。
「古いOSの方々とは違った」あたりの見下しテイストが素敵ですが、
「独自のモデムで繋がっていて」「独自の変換方法」って何が偉いんだか。
しかもそれで、「システムをうまく作動させることができるのか、実は
いまだに私にもわかっていません」ってことは、その独自のモデムを
製作しているメーカーにも面倒をみてもらえない、ドライバだの
インタフェースを設計・実装してくれるボランティアにも恵まれない
魅力のないシステムってわけね。ダメじゃん。
24 :
吾輩は名無しである:02/07/08 03:33
>その独自のモデムを製作しているメーカーにも面倒をみてもらえない、ドライバだの
>インタフェースを設計・実装してくれるボランティアにも恵まれない
>魅力のないシステムってわけね。ダメじゃん。
激しくウケた! うはははは。
25 :
吾輩は名無しである:02/07/08 14:49
>>23 まるで産廃処理場に捨てられているマイコンのジャンクを拾ってきて
得体の知れないガラクタを組み立てている浮浪者のオバサンですな。
マイコンとカセットデッキの区別も付かないで、カセットテープ
ドライブに8トラックのカラオケテープを強引に押し込みながら
「変だだ、これOSどーなつてんだろ? 蛇っぽや」と独り言を
呟いているダルマ風情のオバサン……。
26 :
吾輩は名無しである:02/07/08 16:03
>その独自のモデムを製作しているメーカーにも面倒をみてもらえない、
>ドライバだのインタフェースを設計・実装してくれるボランティアにも
>恵まれない魅力のないシステムってわけね。ダメじゃん。
田口が本当にこのスレのテキステュアル・フーリガンまがいが
指摘している通りの嫌な人物であるのなら、どうして出版社が仕事を
依頼するのでしょう?
ボクには、どうしても田口を“怪物化”することで、話題作りを
しているように思えてしまう。
以下は、一般書籍版での書き込みのままなのですが、
ここにもまったく同じモノを感じる。
このスレの住人にとって、田口ランディという方がいかに
創造的飛躍の触媒として機能しているのかが良く分りました。
(言い換え様によっては、誇大妄想とも)
部外者のボクには、その辺りがどうしてもある種のカルトっぽさに
見えてしまうのです。
サターン田口を叩くことで、善行を積むカルト。
結果以上に、攻撃する手段が自己目的化している。
27 :
吾輩は名無しである:02/07/08 17:25
>>26 「テキステュアル・フーリガン」「怪物化」「カルト」……
ボキャ貧ルンペンがまた出ましたな。
キミの書き込みのほうが、カルトっぽい香りがぷんぷん臭うぞ。
未消化の言葉を弄んでいるキミは頭の悪さが一目瞭然だよ。
28 :
吾輩は名無しである:02/07/08 17:34
クソ虫ぷんぷん
29 :
吾輩は名無しである:02/07/08 17:44
30 :
吾輩は名無しである:02/07/08 17:57
>27
単語をあげつらって“ボキャ貧ルンペン”呼ばわりされてもねぇ。
それらのものは、あくまでも「テキステュアル・ストーカー」
「怪物」「カルト」等々の、一連の田口スレで使われていた
言い回しに呼応させただけのものなのですがねぇ。
ところで、“ボキャ貧ルンペン”ってナンボのもの?