あまり魅力を感じないんです。
好きな人、熱く語ってくださいよ。
2 :
吾輩は名無しである:02/07/05 19:50
うんと、めんどくさいとこはどんどん飛ばしながら読めばいいと思うよ。
最後の「宇治十帖」だっけな?あそこから読み始めるのもいいかも。
これは源氏の死んだ後の話なんだけど、でも全体の4分の1ぐらいあるのかな?
主人公の死後もまだまだ物語は続いてく。そんな構成にもセンス感じるな。
3 :
吾輩は名無しである:02/07/05 19:54
4 :
吾輩は名無しである:02/07/05 20:05
ある章の、本筋とは外れたとこで、
源氏と友人たちの会話の中に、ある美女の噂がチラッと出る。
その何章も後、その噂の女性は「源氏物語」の主要人物のひとり、
「明石の君」として源氏の前に現れる。
つまり、最初の会話は長ーい前フリだったわけ。
で、この手法を次に使ったのは、千年近く後に生まれたプルースト。
・・・というようなことを、中村真一郎が書いていた。
5 :
吾輩は名無しである:02/07/05 20:18
源氏物語の中では、恋愛は権力闘争の道具って側面もあって、
単純な「好き、嫌い」の話ではない。そのへんも面白いところ。
>>4 おい、その前フリ手法はほんまにプルーストまで無かったんかいな。
8 :
吾輩は名無しである:02/07/06 11:02
>>7 中村真一郎は確かにそう書いてた。
古今東西の文学に通じた爺さん(もう死んだけど)の言うことだから、
信用できるんじゃないの?
ところで僕が面白く思うのは、
そういう前フリ手法を、小説はなかなか発見できなかったにも関わらず、
ドラゴンクエストなんかのRPGがあっさり発見したこと。
9 :
吾輩は名無しである:02/07/06 11:04
んなこたない
10 :
吾輩は名無しである:02/07/06 11:08
>>9 おはようさん。
だから、中村真一郎に文句つけてくれって!
11 :
吾輩は名無しである:02/07/06 11:26
すごくないよ
以上
>>1 全巻読破した上での感想?
江川達也版でも読みなさい。
14 :
吾輩は名無しである:02/07/21 06:53
age
15 :
吾輩は名無しである:02/07/21 07:10
エロを書いたから。しかも女の人が。
17 :
吾輩は名無しである:02/07/26 22:47
書店の受験コーナーにあるような源氏物語のミニ文庫読んでる。
やばい、はまるわコレ…
理系人間で、まず古典文学とかには接しないんもんだからなおさらだな。
学校の教科書・教材の決まり文句
「なんたらかんたら日本文学の最高峰」
「はーすごいですね(終〜了〜)」
こんな考えはすっ飛ぶ。まあ気楽に読んでみましょうやw
おまえら、誰の訳で読んでますか?
円地、谷崎、禿女、、、誰のがいいのかな。
19 :
吾輩は名無しである:02/07/27 20:45
>>18 谷崎のが原文に一番忠実らしいけど、でも読みにくいね。
>>17 >日本文学の最高峰
こういう紹介の仕方って、
ほとんど「読むな」って言ってるようなもんだよね。
オマエラ、古典板に逝け。
21 :
吾輩は名無しである:02/07/28 00:13
>>1 読み終わったあとに解説本を読む楽しみがある。
こっちのほうが楽しかったりする。
22 :
吾輩は名無しである:02/07/28 00:15
与謝野晶子の訳はよかった
オマエラ、古典板に逝け。
24 :
吾輩は名無しである:02/07/28 00:30
25 :
通行人 ◆qXAQxUxI :02/07/28 18:12
源氏物語を『政治風刺小説』と読むと、凄い事に気づく。
常日頃から恋愛術に長けた男が、ときの“皇后”を寝取って、
こともあろうに東宮(天皇)の父親になってしまう…
★このことは、当時、天皇の外戚となって権力を独占していた
藤原氏に対する“あてこすり”“皮肉・批判”というだけでなく、
露骨で明らかな天皇に対する“不敬行為”であるはずであった。
しかし実際は、時の権力者【藤原一族の庇護】を受け、宮廷内で
絶賛を博した。紫式部が、皇后付きの女官であった事を考えると、
単なる無邪気な無神経、というわけではないだろう。
★しかし、藤原摂関家によって排斥された名家名族への鎮魂という
理由だけでは、あの濃密な恋愛絵巻を説明し切れるものではない…
>>4 は正論です。
あとは、当時の貴族たちの必須教養だった和歌やら、
故事歴史といった、現代の我々には解り得ない知的かつ風雅な要素が
本文中に、それこそ幾層にも、緻密に散りばめられているんだろう(たぶんw
親切心で忠告するが、オマエラ、古典板に逝け。
文学板へ来るな。
28 :
吾輩は名無しである:02/07/28 19:36
いや、みんなどうせ現代語訳でしか読んでないからこの板でいいのです。
本当に読みたいなら原文で読むべきだと思いますけど。
29 :
吾輩は名無しである:02/07/28 20:56
そうそう、その程度の興味なんでしょうから(w
いやはや、
>>25はいい感じにメチャクチャなこと書いてるよ。
ごちそうさま。
>>25 お前やばすぎるよ
デムパゆんゆんだな
>>31 sghsjjjザsyjtエrtッレHtrhh手
儀御htryジェrzyhjkyzsンjyhzrs
ついおykjヅ酒御エtyhjtryら胡ysy
Trつ御ztttひゅtkrtjフjksゼぢょptり
33 :
また、このスレ立ったとは:02/07/29 07:15
>>25 それ面白い!続きを期待。
その推理、あたりだと思うぞ。
34 :
吾輩は名無しである:02/07/29 11:35
文学の解釈は人それぞれ。(あんまし逝っちまってんのもキツイが‥)
解説書通りの解釈しか出来ない奴には、他人を揶揄する権利はなし。
35 :
吾輩は名無しである:02/07/29 14:11
井沢元彦が似たようなこと書いてたよね。
36 :
吾輩は名無しである:02/07/29 14:33
ストーリーがどうこうじゃなくて、着物とか匂いの描写を読むものかと
思っておりますが。
>32
ワラタ
38 :
通行人 ◆6rA6XfYM :02/07/30 23:58
>>25 【天皇の外戚となって権威をふるう】
この政治手法は、現代の我々が思うほど異質なものでも、
天皇権威をないがしろにするものでは無かったのかも知れない。
壇ノ浦で、安徳天皇が水行されるまで、外戚による権力独占は、
上皇の権威同様、正当で常識的な政治システムであったのかも…
その可能性もある( 井沢さんと私とはここが違う>35)
宇治十帖は後代の作という説がある。これは如何??
↑
キャップを他のと取り違えてしまった(爆。
すまんm(^_^;)
うろ覚えだけど、「ドラえもん、ぼく桃太郎のなんなのさ」
41 :
吾輩は名無しである:02/08/15 01:08
こういうスレは残しとけよ
42 :
吾輩は名無しである:02/08/15 14:53
紫式部は藤原道長にヤられちゃってんだよ。
たしか・・・角田文衛って学者が言ってたはず。
ところで、あの頃の人は、みんな天然痘でアバタ顔だったらしいね。
43 :
吾輩は名無しである:02/08/15 14:57
「あさきゆめみし」は面白かったヨ
44 :
吾輩は名無しである:02/08/15 20:12
>>36 優れた小説ってのは、どんな視点からの読みにも耐えられるってわけでしょう。
それに、この小説において、恋愛と政治が分かちがたく結びついてるのは事実。
45 :
吾輩は名無しである:
まあ小説の中では、政治どころか色恋沙汰しかしていないがな(笑。
(一応、政府の高官のはずなんだけどさ…)
ただし、
>>25のような意味なら、極めて政治的と言えるかも知れない。
面白い説だ。