1 :
吾輩は名無しである:
スレが無いようだったので。
短編集しか読んだことないですがこの板には詳しい人もいるのでは。
2 :
吾輩は名無しである:02/06/26 23:31
どうですかって、おまえには何の意見もないのか?
3 :
吾輩は名無しである:02/06/26 23:33
2get!
短編集って白水社のやつだよね。
奢覇都館の本が手に入らない。
4 :
吾輩は名無しである:02/06/27 21:25
短編だけじゃないぞ。
『オートバイ』『海の百合』萌えー。
5 :
吾輩は名無しである:02/06/27 22:48
厨房のころ「満潮」を本屋で立ち読みしてるとティムポびんびん化して困った困った経験あるな。
モラヴィアやバタイユもいいけどまんでぃあるぐううううううううも悪くないような
気がしなくもないけど冗長すぎてじつはあまり好きじゃないの。ごめんね。
満潮て昔映画化されたよ。短篇だけど。何故か日本でもビデオになってる。
つまらないけどね。
7 :
吾輩は名無しである:02/06/28 17:22
おお、「満潮」ですか。
なんとかいうオムニバス映画にはいってましたね。
女の子に触ってもらって、満潮の瞬間に射精するというような話でし
たっけ。
つまらないとは思わなかったけど。
8 :
吾輩は名無しである:02/06/28 20:50
童貞の頃「満潮」読んで大興奮。その
後彼女ができて、あれと同じことさせたけどそんなに感動
しなかった。
マンディアルグは現実のセクースより刺激的だね。
なんつうても、まず『ダイヤモンド』を。
昔のビニールカバーかけた『黒い美術館』の
収録作品はよかったぞ。
『小羊の血』『首』..みんな好き。
結局処女崇拝だったのかな、ただのスケベだったのかな、
観念と情動が入り混じって晦渋さが残っただけだ。
彼を理解するには是非とも履歴が必要なのだが、誰か
知らないか?職歴だとかバツいちだったとか…それとも
生涯独身だったとか、三島好きだったのは聞いた事が
あるが。
11 :
吾輩は名無しである:02/06/28 23:29
>>10 画家のボナと結婚してました。
それと三島の「サド侯爵夫人」を仏訳したものを
ルノー・バロー劇団が来日して上演してました。
そういえば三島の「太陽と鉄」に対して自分は
「月と水晶」だとか言ってたんですよね。
もう少し詳しい情報はまた後日。
もう超現実主義って時節じゃないよ。ダサシ
13 :
吾輩は名無しである:02/06/29 01:23
マンディアルグなんか読む暇あったら、Bruton精読でもしてたほうが有益な時間の使い方じゃない?
Breton
>>15 あ、eだったのね。
スマ○コ(♥ きゃっ
マンディアルグなんか・・と言う人を初めてみたよ。
きっと読んでいないんだろう多くを・・
でも、女なら反発もしかたないか、男の趣味と
自意識に訴えかけるんだよ、女性に知性を求めていないし・・。
でもきっとネ釜だろう、アンタの知識と教養じゃむりむり。
18 :
吾輩は名無しである:02/06/29 09:21
「大理石」がメチャメチャおもしろかった。
作風的には他のもあんな感じなんですか?
19 :
吾輩は名無しである:02/06/29 10:07
マンディアルグには女性のファンが多いと生田耕作が書いていたけど、
実際のところどうなの?
20 :
吾輩は名無しである:02/06/29 11:59
>>19 そうだと思うよ。
マンディアルグで論文を準備していた人をふたり知ってるけど、ふたりとも
女性だった。
21 :
吾輩は名無しである:02/06/29 13:07
あたしも好き。シブサワの小説がマンディアルグをパクってると知って以来
乗り換えました。
22 :
吾輩は名無しである:02/06/29 13:36
>>21 澁澤の作品名と、元ネタの作品名を教えてください。
おながいします。
23 :
吾輩は名無しである:02/06/29 13:56
>>22 ピエール・ド・マンディアルグの「ダイアモンド」と澁澤の「犬狼都市」。
ついでだが金井美恵子の「兎」は「子羊の血」あたりのパクリか?
24 :
吾輩は名無しである:02/06/29 14:12
>>23 おお、即レスありがとうございます。
澁澤の小説はほとんど読んでるんですが、
「犬狼都市」は未読でした。ぜひ読んでみたいと思います。
金井美恵子のも知りません。「文章教室」と、「細雪」みたいな長編小説は
読んだんですが。
25 :
吾輩は名無しである:02/06/29 14:46
奢覇都館の『ポムレー路地』なら、八重洲ブックセンター本店でなにげにgetしたよ。>3
26 :
吾輩は名無しである:02/06/29 14:56
と、思い立って古書検索してみたら、いい値段なんだね『ポムレー』。
定価で買えてラッキー。
27 :
「仔羊の血」だよ:02/06/29 20:01
28 :
吾輩は名無しである:02/06/29 22:10
>>27 唐十郎が『盲導犬』でファキール(『犬狼都市』の狼)を引用した
ことには触れていないですね。
29 :
無名草子さん:02/07/01 19:39
どうでもいいが、ポムレー路地って夜の中野ブロードウェイ
を彷彿させないか?
30 :
吾輩は名無しである:02/07/10 10:24
掃除してたら「ビアズレーの墓」が出てきたのでage
31 :
吾輩は名無しである:02/07/29 18:07
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオートバイ
32 :
吾輩は名無しである:02/08/04 01:38
なぜ『城の中のイギリス人』がでてこないの?
33 :
吾輩は名無しである:02/08/04 23:44
オートバイも映画化されてますね、あの胸にもういちどという邦題で、
アラン・ドロンが主演、マリアンヌ・フェイスフルがバカヅラさげて
性的妄想の挙句トラックに突っ込み死亡という内容でした。
ジャック・カーディフは映画史に残る名撮影監督だと思うのですが、
演出にまわるとすっぽこ監督になってしまうのはなぜでしょう。。。
34 :
吾輩は名無しである:02/08/05 00:20
>>33 アラン・ドロンもミス・キャストというか、とてもスウェーデンボリ
なんて読みそうになかったですしね。
35 :
吾輩は名無しである:02/08/05 00:25
横尾忠則は彼の妻ボナから一目ぼれ?(前世で私たちは夫婦だったのよ!
とかなんとか)されて、とってもおっかないメにあったことがあるそうです。
36 :
初レスのひと:02/08/15 17:05
「オートバイ」と「ダイヤモンド」が最高。
「城の中のイギリス人」は違う名前で書いてたんだよね。
今は全然アンディマルグで出版されてるけど。
あらすじだけ読んでやめたけどね(笑)
38 :
初レスのひと:02/08/16 12:00
確かに書き間違い、失礼。
『城の中のイギリス人』読んだ方がいいよ。
言うほど変な小説じゃないよ。
(笑)じゃないよ。
損してるよ。
誰もがマンディアルグというけど、
この人、
アンドレ・ピエール=ド=マンディアルグで実はピエール以下がNOMなんだよな。
つい、ピエール=ド=マンディアルグと言ってしまう漏れってやなヤシ?
>>40 気持ちは解る。略すなら「ピエール」だね。
でもピエールじゃ誰のことだか判らないじゃん。
42 :
吾輩は名無しである:02/08/24 00:32
>>40 ウッソー,と思ってペーパーバック見たらほんとだった。
Pieyre なんだね。P の棚にあるのか。
43 :
吾輩は名無しである:02/08/26 21:57
私もマンディアルグ好きです
初めて書き込みします
海の百合と満潮が早くよんでみたい
「満潮」の映画化作品、オムニバス映画「インモラル物語」の中の一編。
監督のワレリアン・ボロズウィックは余程のマンディアルグ・ファンなのか、
「余白の街」も長編映画化(邦題「夜明けのマルジュ」)している。
ジョー・ダレッサンドロとシルビア・クリステルという、私好みの美しい男女の
主演とあって大いに期待させたが、出来はいまいち。
最後の短編集収録の「蝮のマドリーヌ」のピュアなエロスとタナトスに涙した。
この人がいなくなってK-1が廃れたよな。
46 :
吾輩は名無しである:
>>45 ピエール違いですが、それ以前に分かりにく過ぎます!