1 :
吾輩は名無しである:
前にあったスレ何処か行っちゃったのでまた作っときます。
小説も良いけど、彼の詩もかなり良い。お気に入りはこれ。
僕は覚えてる
君がコークを飲んでいたのを
知らなかったよ
誰かがコークを飲む姿が
美しい詩になりうるなんて
自分で2げと
3 :
吾輩は名無しである:02/06/16 07:55
新潮社から出た藤本和子の本はどうだったですか?
わたしは結構よかったと思う。どこがよかったかは・・・・・
このスレにレスがついたら語りたい。
5 :
吾輩は名無しである:02/06/16 15:36
新潮文庫で出ていた「愛のゆくえ」は良かった。
6 :
吾輩は名無しである:02/06/16 15:39
しかし、初期の村上春樹とか高橋源一郎とか、
無茶苦茶ブローティガンの影響受けてるのに、
何故こうも人気薄なんだろう。
軒並み絶版になってく…。
もう一つ、お気に入りの詩を。
「一緒にダウンタウンを歩こう」
僕は君の手を握る
それが僕に思い出させるのは
昔知っていた猫
そして僕らは歩きはじめる
8 :
吾輩は名無しである:02/06/16 20:31
ブローティガンは17、8歳のころ、日本の俳句ーとくに芭蕉と一茶を読んで感銘を受けた
(リチャード ブローティガン詩集 中上哲夫訳 思潮社より)そうです。
10 :
吾輩は名無しである:02/06/16 23:45
>>3 ではないですが、
とりあえず、藤本和子『リチャード・ブローティガン』(新潮社)は、作家本人を直接知る人が書いたという点で比類ない。
実娘アイアンシにインタヴューもしている。
ブローティガンのいくつかのモティーフをもとに断想形式で綴った体裁は、
なんとなくロジェ・グルニエが書いた『チェーホフの感じ』とかフィッツジェラルドについてのエッセイを思わせる、
というと誉めたことになるかな?
しかし、なぜいまどきブローティガン?
『リチャード・ブローティガン』の出版を受け、晶文社とか河出が再版をかけるかと期待してたのに、無理みたいですね。
>>10 >しかし、なぜいまどきブローティガン?
寂しいこと言うなよ。
「何にも新しい事なんてない」
太陽の元に
新しい事なんて何にもない
君と僕を別にして
13 :
吾輩は名無しである:02/06/18 14:30
>12
フィッシュマンズやコーネリアスの歌詞みたいだ。
「永遠という名のゲーム」
生の簡潔さと
死の複雑さが
永遠という名のゲームをした
生の複雑さ 対 死の簡潔さ
15 :
吾輩は名無しである:02/06/18 20:53
オートバイ
静かに走る
ニューメキシコ
16 :
吾輩は名無しである:02/06/19 00:21
ブロディガンには興味があるのですが、
コーネリアスやフィッシュマンズや村上春樹や高橋源一郎
のことをたいしたこと無いと思う私にはだめかな。
興味はあるのだけど。
コーネリアスは1stだけ持ってるけど
作詞の才能ないだろ、こいつ
「〜だろう」って結論の先送りばかりしやがって
>>17 だからアルバムを出す毎に歌詞の比重が低くなっているんだよ。
「クエスチョン1」
法に反するでしょうか?
地獄で
アイスクリームを食べることは。
やっぱりあんまレス付かんな、ブローティガンスレは。
「もしも僕が君より先に死ななければいけないとしたら」
君が死から目が覚めたとき
君は気付くだろう
僕の腕の中にいることを
それから僕は君にキスするだろう
そして
僕は泣くだろう
21 :
吾輩は名無しである:02/06/23 18:27
>>20 読んでた人は多いと思うんだ。
でも、恥ずかしい過去というか(w
いまさら語りたがらないんじゃないかな?
他にもジョン・ベリマンとか、女流詩人の・・・誰だっけ?とか
読んでましたよ、高橋源一郎なんかの影響で。
22 :
吾輩は名無しである:02/06/24 17:43
>>21 その点ブコウスキーなんかだと今でも語りやすい。
やっセンチな作家にはばっちく老いてほしいなあ。
23 :
吾輩は名無しである:02/06/24 18:02
『バビロンを夢見て』が好きでした。
いまはもう絶版かなあ。
「写真12」
12歳の女の子の
貞操がダブルベッドの隣に
座っている
そして考える
一体何が起こっちまったか
「写真15」
恋人達がベッドに横たわって
シーツにくるまれて
足だけがはみ出して
もつれあいながら
25 :
吾輩は名無しである:02/07/04 03:12
age
前スレよりも伸びないのかよ・・・
27 :
吾輩は名無しである:02/07/07 23:03
すんませんが、一度読んでみたいので、
現在入手できる作品と出版社名を、お教えいただけませんか?
おながいします。
28 :
吾輩は名無しである:02/07/07 23:26
29 :
吾輩は名無しである:02/07/07 23:40
彼女が妊娠しちゃった。
しょうがないから、おろした。
関係はかわらず仲良しの恋人同士だった。
誕生日に翻訳小説を一冊くれた。
「愛のなんとか(題名を正確におぼえてない)」という
ブローティガンの本。
ブローティガンは好きな作家なので
やっぱり気が合うなと嬉しくなったが、
おれはアメリカ小説は原書でしかよまないので
その「愛のなんとか」がわからなかった。
うちへ帰って読んでみると、
”Abortion”だった。
うーん。とおもった。実話。
30 :
吾輩は名無しである:02/07/07 23:58
>>29 彼女は原題知ってたのかね? ってか
>>29は別れたのかね?
あ、別にレスは要らないけどな。
なんだか印象的な話だ。
31 :
吾輩は名無しである:02/07/08 00:35
ブコウスキーの名前がでてるけど、
ぜんぜん違うスタイルだからね。
ブコウスキーは乱雑な言葉で世界と仲良くしたいと意欲してる。
そこが面白い。
ブローティガンは自分勝手に世界をつくってる。
どれくらいいい世界を空想のなかで作れたかってこと。
>>28 2ちゃんにしては低姿勢なヤシにお前、不親切やな。
高慢極まりないな。
33 :
吾輩は名無しである:02/07/12 16:14
「愛のゆくえ」復刊するよ。
今度は早川文庫。来月発売予定。
34 :
吾輩は名無しである:02/07/12 17:31
小説は軒並み絶版(?)だけど、
詩はいくつか思潮社からまだ出てるね。
「ロンメル進軍」 高橋源一郎訳
「突然訪れた天使の日」 中上哲夫訳
「東京日記」 福間健二訳
この中で、天使はお気に入りの一冊、訳もいい。
ロンメル進軍はイラストがちょっとうるさい。
35 :
吾輩は名無しである:02/07/13 10:38
>34
その三冊持ってる。やっぱり天使がいいね。
訳もいい。ロンメル進軍はブローティガンより
高橋源一郎らしさが出てて気になる。
36 :
吾輩は名無しである:02/07/13 10:49
その高橋源一郎の「ゴーストバスターズ」は
「ホークライン家の怪物」のパクリだったりする(w
37 :
吾輩は名無しである:02/07/27 02:04
とりあえず前スレタイか・・・
38 :
吾輩は名無しである:02/07/27 11:55
うーん、『東京モンタナ急行』『アメリカの鱒釣り』は絶版くさいのね。。
アマゾンでは入手できそうにないな。西瓜糖の何倍もいいのに。
39 :
吾輩は名無しである:02/08/03 18:09
age
そろそろ早川epi文庫から『愛のゆくえ』がでるのかしら。
この夏まだ西瓜を食っていないや。
42 :
吾輩は名無しである:02/08/22 21:08
先日、阿佐ヶ谷西瓜糖に逝きますた。
店名の由来は聞けず・・・
44 :
吾輩は名無しである:02/08/23 09:40
マジで「愛のゆくえ」出るの?
訳者は誰なんだろう、新潮と同じ訳のまんまかな。
45 :
吾輩は名無しである:02/08/23 15:28
>>44 もう出てます。訳は新潮文庫とまったく同じで青木日出夫。
ちなみに高橋源一郎が解説書いてます・
装丁は圧倒的に新潮文庫のほうがよかったなあ。
46 :
吾輩は名無しである:02/08/23 15:41
「バビロンを夢見て」 が一番面白かったです
47 :
吾輩は名無しである:02/08/29 22:09
「愛のゆくえ」、今日買っちゃった。今なら平積み目立つぞ。
48 :
吾輩は名無しである:02/09/15 17:50
agetokou
49 :
吾輩は名無しである:02/09/16 01:25
先月のJALかどこかの機内誌で、最後までしつこく名前を
"ブロォォォォォォォティガン"と表記してたエッセイがあったけど
この人頭おかしいの?
ちなみに僕は読んだことありません
50 :
吾輩は名無しである:02/09/16 11:46
昨日ブックオフの100円コーナーで新潮文庫『愛のゆくえ』が
3冊あった。ハヤカワのが出てから急に色んなとこで見かけるようになった。
おいらは早川のを買ったよ。
他の作品も復刊してほしいなあ。
,, --―― '、
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53 :
吾輩は名無しである:02/09/28 19:59
安くて美味いカリフォルニアワインの大瓶のために
アル中になりかけたりしたこともあったんだっけ。
うーん、ワインか。やばいなぁ。
54 :
吾輩は名無しである:02/09/29 21:32
行きつけだったブローティガンサイトが休止になっていました。
寂しいですね。
55 :
吾輩は名無しである:02/09/29 21:37
knock on woodのことですね
俺も前スレに貼ってあったのを見てから
たまに覗いたんでちょっと残念。
もえぎさん萌え
58 :
吾輩は名無しである:
晶文社再刊希望AGE。