近親相姦などのタブーを扱った小説

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1吾輩は名無しである
大学で文学を学んでいますが、民俗学的なことについて興味があり、
明治〜現代にいたるまでの性のあり方を知りたいと思っています。
近親相姦や夜這い、その他一般的にタブーとされている性を扱った
小説を教えてください。出来ればあらすじもお願いします。題材に
なっている時代背景は江戸以降(出来れば明治以降)のものでお願い
します。川端や三島など著名な作家の作品でも構いません。
2:02/06/04 16:36
中上建次の「路地」には近親相姦がイパーイ
3吾輩は名無しである:02/06/04 16:41
小栗風葉「寝白粉」。特殊部落出身の兄妹の近親相姦が描かれる。
明治文学大系に収録されてる。
4:02/06/04 16:51
レス100が目標です。
てゆーか、卒論書き終わるまで絶対に落としません。
人がこなくても自演しつづけるので覚悟のほどを。
5吾輩は名無しである:02/06/04 16:54
野坂昭如「骨餓身峠死人葛」
6吾輩は名無しである:02/06/04 16:55
金閣寺。 有名すぎてつまらないよね・・。
7スレタテ:02/06/04 16:57
4は誰なんでしょうか?(汗)でもあげて下さってありがとう!
卒論はまだですが研究対象にしたいのは本当なのでお願いします
8吾輩は名無しである:02/06/04 16:59
野坂昭如「エロ事師たち」にも、シロクロ(本番ショー)をやる親子が出てくる。
9吾輩は名無しである:02/06/04 17:02
乱歩のショートショートじゃ駄目?
10スレタテ:02/06/04 17:03
やはり野坂は多いですね(笑)太宰の魚服記の主人公も父に犯されている女の子
だったと知ってちょっと驚きました。
11スレタテ:02/06/04 17:04
ショートショートやファザーファッカーのように自伝、または手記に基づいて
書かれたようなものでも何でもかまいません
12吾輩は名無しである:02/06/04 17:04
島崎藤村の姪とのアレ(小説で言えば『新生』とか)は近親相姦
とは呼べない…かな?
13吾輩は名無しである:02/06/04 17:05
大江『万年元年のフットボール』
14吾輩は名無しである:02/06/04 17:07
ファザーファッカーって義父じゃなかった?
それもありなら数え切れないと思われ。
15吾輩は名無しである:02/06/04 17:08
>>1
研究しようと思った動機は?
16吾輩は名無しである:02/06/04 17:12
マルチポストをやる奴を相手にすると文学板が軽く見られる。
それだけ。

タブーを扱った小説
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1023176427/
17スレタテ:02/06/04 17:13
大学で文学以外に民俗学を学ぶようになって昔の山村などでは(それだけに
はかぎらないかもしれませんが)性教育が行き届いておらず、近親相姦や夜
這いなども昭和初期くらいまであったというし、実際津山の有名な事件にも
その性習慣が深く関わってきたりしています。文学の中での性は民俗学的な
側面から見ても立派な研究対象になると思うので、それらを扱っている小説
などからもっと深く知りたいと思ったのです。
18吾輩は名無しである:02/06/04 17:16
そんなら、そういう評論とか、論文読むよろし。
19吾輩は名無しである:02/06/04 17:16
15じゃないけど
ちょっと調べてくるわ。
題名が出てこない。
20スレタテ:02/06/04 17:19
19さんありがとうございます。16の方、マルチポストとは同じような
内容をスレ立てすることなんでしょうか?私はまだここに来たてでよくル
ールがわからなく、本当にすみませんでした・・・。
21吾輩は名無しである:02/06/04 17:20
>>1
マルチポストはいかんでしょ。
ヘタすると荒らされるよ(w
22吾輩は名無しである:02/06/04 17:26
なんか1の文章って矛盾が多い。
23吾輩は名無しである:02/06/04 17:28
ヤプーどもが!
24吾輩は名無しである:02/06/04 17:40
第一回幻冬社学生文学大賞とかいうのを受賞した作品がそうじゃなかったっけ。
25吾輩は名無しである:02/06/04 17:45
>大学で文学を学んでいますが、民俗学的なことについて興味があり、
>明治〜現代にいたるまでの性のあり方を知りたいと思っています。

こんなこと言っといて、なんで“小説”?

>文学の中での性は民俗学的な側面から見ても立派な研究対象になると思うので

ならないよ
26吾輩は名無しである:02/06/04 18:06
ズリネタが欲しいなら、素直に言えって。

>研究対象にしたいのでどうかよろしくお願いします
・・・プッ
27吾輩は名無しである:02/06/04 18:11
文学板だけにしておけば、
やさしい住人がいろいろ教えてくれたかもしれないのに。
マルチと知った瞬間、マジレスする気が失せたよ。
28十一谷義三郎:02/06/04 19:17
横溝正史「悪魔が来たりて笛を吹く」も近親相姦が事件の鍵になっている
29吾輩は名無しである:02/06/04 19:19
重兼房子「やまあいの煙」
古い芥川賞作品。
30吾輩は名無しである:02/06/04 20:57
マルチポストうぜぇ
31吾輩は名無しである :02/06/04 21:13
倉橋由美子だね。桂子さんシリーズ。もう「ビバヒル」状態。
32吾輩は名無しである:02/06/04 21:23
キャスリン・ハリソンの「キス」
山崎拓氏に読ませたい一冊だ
33吾輩は名無しである:02/06/04 21:33
家畜人ヤプー
34吾輩は名無しである:02/06/04 21:35
ホテルニューハンプシャー
35吾輩は名無しである:02/06/04 22:43
つまんないけど「暗夜航路」。
36吾輩は名無しである:02/06/04 23:10
ドナルド・キーン「明治天皇」
37吾輩は名無しである:02/06/04 23:31
>>1
皆さんに、レスをしたまえ
38吾輩は名無しである:02/06/05 00:04
吉行淳之介「砂の上の植物群」は?
39吾輩は名無しである:02/06/05 00:05
百日紅の咲かない夏
40吾輩は名無しである:02/06/05 00:06
「シャルロット・ファーエヴァー」
41吾輩は名無しである:02/06/05 00:07
今更破る必要なし!現実で侵せば十分だ!
42吾輩は名無しである:02/06/05 00:08
>>41
体験記を私小説でおながいします
43吾輩は名無しである:02/06/05 00:11
糞が!
44工藤伸一(第3号):02/06/05 00:13
そうか!このジャンルで書けばいいのか!みなさん待っててください。
45吾輩は名無しである:02/06/05 00:13
現在を真面目に生きていて、近親相姦を侵さないほうが不思議だ。
タブーなき世における小説を真剣に考えよう。
46吾輩は名無しである:02/06/05 00:15
『近親相姦』近日創刊
47吾輩は名無しである:02/06/05 00:30
「ホテル・ニューハンプシャー」
48スレタテ:02/06/05 00:47
こんばんは。何か私の勉強不足でスレタテしてしまってすみません。でも研究
したいのは本当なんです・・・。みなさんの教えてくださった本は少しづつ読ん
でいくつもりなので教えてやってもいいという方はこれからも書き込みよろし
くお願いします・・・。
49吾輩は名無しである:02/06/05 15:00
>>44
ワラタ
50吾輩は名無しである:02/06/05 15:11
>>48
だからね、本当にそう思ってるなら、こんなとこで情報収集しててもあまり意味ないよ。
既に出ている論文とか、評論とかたくさんあるでしょ。そういうのをまず勉強しなさい。
えっ?自分で調べられない?ゼミの指導教授にでも、先輩にでも聞きたまえ。
本当に「研究」する気があるならね。
まあ、漏れは基本的に25の逝ってることが正しいと思うがな。
51吾輩は名無しである:02/06/05 16:19
1よ、ここ逝ってみな。(本当にやる気あるならね。)
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/min/1007996665/
52吾輩は名無しである:02/06/05 21:16
古事記、日本書紀
53吾輩は名無しである:02/06/05 23:04
>>1
民俗と小説は別物。
「近親相姦などのタブー」という表現も曖昧で広すぎ。
いま現在タブーであること(ないこと)の線引きはできるが、
過去においてのタブーについては線引きは難しい気がする。
それを研究するのが、君の楽しみであろうし人に頼ることではないよ。

ネットに頼らず、まずはゼミで担当教授に聞くか図書館に行くかだ。
健闘を祈る。それと削除依頼忘れずに
54吾輩は名無しである:02/06/11 07:20
三島由紀夫の熱帯樹は萌えました
55吾輩は名無しである:02/06/11 08:18
実際、事実としての近親相姦と
文学において現された近親相姦は
別だよね。
56吾輩は名無しである:02/06/11 11:26
藤村は外出か?
姪との間の子供ってどうしたの?
57吾輩は名無しである:02/06/11 17:26
実際、事実としての近親相姦と
フランス書院において著された近親相姦は
別だよね。

いや、この境界が区別できん奴がいそうだ……

58吾輩は名無しである:02/06/22 22:14
村田喜代子の鋼索電車はどうでしょう
59吾輩は名無しである:02/06/22 22:35
フランス書院って、ちょっと凄くないか? 
60吾輩は名無しである:02/06/22 22:37
セオリーだもんね。実母に実妹。
61吾輩は名無しである:02/06/22 22:46
俺の場合

実母は只のオバハンだが、実妹は身内ということで割り引いて
みてもかなり萌える・・・
62吾輩は名無しである:02/06/22 22:58
妹いんのかよ?
思春期まっさかりの頃、妹の下着でオナろうと思いはしたが
直ぐに気持ちが萎えた。
63吾輩は名無しである:02/06/22 22:59
妹が前田亜紀なら逝けます絶対。
64吾輩は名無しである:02/06/22 23:36
舘淳一とか鬼頭龍一とかフランス書院文庫さがせばいっぱいあるじゃん
65吾輩は名無しである:02/06/23 00:13
どうでもいいけど
ニーチェさんって妹さんとヤッチャッテルヨ、ゼッタイ
66吾輩は名無しである:02/06/23 00:18
あー、あれは?姥捨て山のやつ。キシュツ?
67吾輩は名無しである:02/06/23 00:21
バイロン卿は?

個人的には舘淳一のほうが好きだけど
68吾輩は名無しである:02/06/25 00:17
バイロンは姉と・・
うらやましい・・
69吾輩は名無しである:02/07/06 23:39
第一回幻冬社学生文学大賞とかいうのを受賞した作品がそうじゃなかったっけ。
70無名草子さん:02/07/11 21:02
田辺聖子「恋の棺」叔母と甥
71トリュフォー:02/07/12 03:36
好奇心
72吾輩は名無しである:02/07/15 08:14
藤村の姪との間の子供は学校の先生をやってるらしい
73吾輩は名無しである:02/07/15 08:28
>>69
高橋文樹ってやつの「途中下車」でしょ。妹(;´Д`)ハァハァ な小説。
ヘンタイだな。
74吾輩は名無しである:02/07/15 09:21
三島由紀夫の「音楽」兄とヤっちゃって、それ以来別の男とは不感症になったって話。
75吾輩は名無しである:02/07/15 10:21
沼正三「家畜人ヤプー」
・鬼畜小説の元祖の1つ。有名だけど一応
白人女性に拝跪して快楽の肉便器になる日本人男性のマゾ小説。
今は全5巻ででてるけど、冗長なので古本で1巻本を探すこと薦める。
76吾輩は名無しである:02/07/15 10:28
スカトロ文化を日本に布教した小説「ヤプー」
77コギャル&中高生:02/07/15 10:30
http://book-i.net/derr/
コギャルとH出来るサイトはここ
ヌキヌキ部屋へ直行便

http://kado7.ug.to/wowo/
78吾輩は名無しである:02/07/15 10:33
クロソフスキー「歓待の掟」
形而上学ポルノ。客を饗応するために自分の妻を差し出すという話。
絵も書いているけどこれも変態。
79吾輩は名無しである:02/07/15 10:41
性じゃないけど
アントナン・アルトー「ロデーズからの手紙」は日本語で読める
ほんとうの電波系のためのバイブル
電波ってのはアルトーのためにある言葉
絶版になる前にとりあえず手に入れておくことをすすめる。
80吾輩は名無しである:02/07/15 10:59
ってことでソフォクレスの「オイディプス」
81吾輩は名無しである:02/07/15 12:35
>>75
近親相姦の観点でいえば、たしか麟のクローンがタイムマシンでさらわれた
妹と交配させられたんだっけ?
82吾輩は名無しである:02/07/15 12:43
>>81
いちばんラストに書いてあったね。でもリンは去勢されてるから直接はやってない
83吾輩は名無しである:02/07/15 20:54
夢野久作「瓶詰の地獄」
84吾輩は名無しである:02/07/15 21:12
近親がブタになった大ヒットアニメ映画なら知ってる。
85吾輩は名無しである:02/07/15 22:07
「恐るべき子供たち」も近親相姦チックだな。
やっちゃいないけど。
86吾輩は名無しである:02/07/16 00:15
『モール・フランダース』に、それっぽいシーンがでてきてたような気がするけど、
うろ覚え(人から聞いた話なんで。イギリス文学好きな方フォロー頼む)。

あとジェフリー・アーチャーの『チェルシー・テラスへの道』内に、兄と妹が
それと知らずに愛し合うけど、男の母親(女の父親か母親と仲が悪い)にそれを
知らされて自殺する、ってシーンがあったような記憶がある。
87吾輩は名無しである:02/07/16 00:35
>兄と妹が それと知らずに愛し合う
スターウォーズですな?
88吾輩は名無しである:02/07/16 11:40

アメリカの最初の小説は近親相姦
89吾輩は名無しである:02/07/16 14:08
『百年の孤独』
 まっ、近親相姦だけじゃないし、そんなこと小さなことだけどな。
90吾輩は名無しである:02/07/18 09:09
「大津王子とその姉」奈良時代くらいの話
91吾輩は名無しである:02/07/18 09:48
吉行淳之介の短篇「出口」
地方の大きな河沿いの鰻屋
陰気な主人と女房の二人だけの小さな店
入店した「私」は、この二人、本当は兄妹ではないかと疑う
92吾輩は名無しである:02/07/18 11:05
記紀のイザナキ・イザナミ
93吾輩は名無しである:02/07/24 02:17
ヒトラーは姪とやってたらしい
94吾輩は名無しである:02/07/24 02:39
妹とやりたいです・・・
95吾輩は名無しである:02/07/25 12:53
96吾輩は名無しである:02/08/04 23:54
age
97吾輩は名無しである:02/08/05 00:23
ムージルの「特性のない男」とナボコフの「アーダ」かな。
「アーダ」の書評だったと思うけど、アップアダイクが、
中産階級の性的悪徳は姦通で、上流階級は近親相姦
だといっていたような。
98吾輩は名無しである:02/08/05 01:16
太宰の魚服記の主人公も父に犯されている女の子

って、そうなの、小説読んだだけでは分からないけど。
99ダザイクン:02/08/05 02:06
ああ、神様お許し下さいまし。
私はあの人の気持ちを引き留めておくために私の実の娘を
あの人に差し出しました。いま隣の部屋で睦んでいる二人は
私の新しい主人と15になったばかりの娘です。
100春菊:02/08/05 02:16
ファザー・ファッカー!!
101吾輩は名無しである:02/08/06 13:46
父親が息子と近親相姦する小説はいまだない、……と思うからねらい目かな。
でも読むやついないか。母親と息子の近親相姦止まりか、
父親と娘は、現実でもありがちだし、父親と連れ子なら普通にセクスしてるし
ね。父親がゲイで後妻が男だったてのも新奇だね。
102吾輩は名無しである:02/08/07 02:06
101
103吾輩は名無しである:02/08/08 00:13
富士見ロマン文庫なんかそれらしいのいっぱい
扱ってるじゃない。いまとなったら全部貴重で
文庫一冊2000円なんてべらぼうな価格が
古本屋でついてしまってるけど。

ロマン文庫で映画「カリギュラ」がノベライズされてた
けど、映画よりもこっちのほうがおもしろかった。文章も
格調たかかったし。

姉(映画では妹だが)との近親相姦やペドフィリアやホモ・・・
あらゆるタブーが満載されている。そしてこれらを実際に
やったカリギュラ帝っていうのも、歴史にのこる変態だ。
104吾輩は名無しである:02/08/19 20:22
今日、ユルスナールの『姉アンナ…』を読んだ。
姉と弟の情事について、ダイレクトな描写はないのに、官能的。

作者自身が、自作解説のなかで、影響を受けた近親相姦モノについて
いくつか触れてる。
バイロンの『マンフレッド』、ショトーブリアン『ルネ』、
ゲーテ『ヴィルヘルム・マイスター』、トーマス・マン『ヴェルズングの血』。



105:02/08/19 20:24
間違えた。
×ショトーブリアン
○シャトーブリヤン
106吾輩は名無しである:02/08/19 20:25
父と子の相姦モノ、映画であったな。台湾映画・・・タイトル忘れた。
映画の撮影で死体役のバイトをやったら首が曲がったまま元に戻らなくなった
青年のはなし。うーん、なんだっけ?
107吾輩は名無しである:02/08/19 20:31
柳田の「妹の力」はもちろんおさえてるよね?<1
108吾輩は名無しである:02/08/19 20:35
ジャネット・ヘイン『この愛の全て』(中央公論社)
泣けた。
夫婦として暮らした兄と妹。感動したぽ。

109吾輩は名無しである
しぬすんぜんあげ