146 :
吾輩は名無しである:03/01/08 10:40
紀伊國屋書店から『トーマス・マン日記』が出ているよ。
既刊5冊。あと5冊出るはず。
ただし1冊が8000ないし14000円とバカ高い。
図書館で見た方がいいかな。
セテムブリーニ必死だな( ´,_ゝ`)プッ
ちょっと,ちょっと,落ち着きナ...アルビンさん...
149 :
吾輩は名無しである:03/01/15 22:33
「『ヴェニスに死す』についていえば、これは、墓地で見かける男をはじめとして、
物語の細部のことごとくが、すべて現実に起こった、現実に体験したことばかりであるという点で、
まったく奇妙な物語です。……しかし、これらの体験から『ヴェニスに死す』の物語をつくりだすことは
トーマス・マン以外のだれにもできなかったでしょう。」(カーチャ・マン、山口知三訳)
(^^)
151 :
吾輩は名無しである:03/01/31 13:27
ヨゼフとその兄弟たち 読みたいんですけど、手に入りますか。
152 :
吾輩は名無しである:03/02/11 22:58
>>132 「楽音の泉」ってなに?
「妙音の饗宴」のこと?
153 :
吾輩は名無しである:03/02/13 08:24
金髪のマンゲ読んだ
面白いのか?これ
話の肝であるリザヴェータとの対話が全然ピンとこなかった
「魔の山」は面白かったのに
ところで「ファウストゥス博士」って面白いんだろうか
154 :
吾輩は名無しである:03/02/15 11:27
亀レススマソ
>>151 筑摩書房版が手に入ります。
ただし3冊で2万円以上するから、古本を探したほうがいいかも。
>>153 『魔の山』が面白ければ、『ファウストゥス博士』も面白いでしょう。
155 :
吾輩は名無しである:03/02/15 11:44
クラウス・マンのホモ話が面白い
まあ同じ誕生日だからよんでやるか
157 :
吾輩は名無しである:03/03/11 18:39
トーマスは子供に悪影響を及ぼすと指摘
ロンドン──子供たちに大人気のアニメ番組「機関車トーマス」には事故の場面が
多く、子供たちに「電車は危険なもの」と怖がらせていると、英国の心理学者が指摘
した。
ヤング博士は、「機関車トーマスは就学前の児童を対象とした番組だが、この年代
の子供たちは放映されている内容を現実としてとらえる傾向がある。テレビで見たこと
と現実を切り離して考えないため、機関車トーマスで見た事故が、現実のことと思いこ
み、電車に対して恐怖心を持つことになる」と語った。
一方、機関車トーマスを放映する英ITV放送は、「私たちはとても真剣に子供向け番
組を作っている。長年にわたって放映してきた機関車トーマスは、子供向けの良い番
組だと確信している」と述べた。
引用先:
http://www.cnn.co.jp/showbiz/K2003031101097.html
158 :
吾輩は名無しである:03/03/21 11:44
hoshu
159 :
チャイナに死す:03/04/06 23:16
【旅行】旅行者を熱烈歓迎と中国
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1049496654/ 新華社電によると、中国の国家旅遊局は4日、新型肺炎(SARS)は既に効果的に
抑制しており、これまでと同様に世界各地から中国に来る旅行者を「熱烈歓迎する」
との通告を発表した。
海外の旅行業者からの問い合わせが殺到しているためで、通告は「発病者数は減少し
人心も落ち着いている」と安全を強調。各地の観光地やホテルなどに防疫対策を強化
するよう政府が指示を出して感染防止に努めていることも付け加えた。
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
161 :
ドンキ ◆pTJVFJNEto :03/04/23 08:19
マンの長編小説は「ヨゼフとその兄弟」以外は大体読んだと思うが、何故、長編では
「魔の山」が特に有名なんだろう?
他の作品もそれぞれ面白いのに、これは世界的に「魔の山」が読まれているわけ?
それとも日本だけ?
163 :
吾輩は名無しである:03/04/26 22:09
「ワイマルのロッテ」断念・・・
なにこれすごい難しくない?
上巻は普通に読めたけど下巻のゲーテが独りべラべラ喋るところが
もう理解不能。
あー、「魔の山」は最高だったのにな〜、これでマンはもう読まないだろうな・・
このスレをたてて、はやくも1年が経過したようです。
僕は、漸くつい最近ヴェニスを読みました。
ヴェニスは映画では観てたのです。あの美しい青年が忘れられないくらいです。
最後の方が特に良かったです。のめり込みました。
けど、僕はやっぱしトニオが好きです。
魔の山は、いつ読むかはわからないけれど。
何度も読んだのは、トニオと、ドストエフスキーの「白夜」くらいです。
そもそも読書量は少ないですが。
ヴェニスを読むまでに(つまりこの1年に)読んだのは、
「もてない男」っていう筑摩新書のとか
ニーチェの「ゾロアスター・・」とか、ロシュフーコーとか、
そういうのを、こそこそゆっくり遅く果てしなく遅く読みました。
ゾロアスター・・の最終章の最後の方
苦痛と幸福が、永遠になるとどちらも同じ事っていうような所が
よくわかりませんでした。
最後の方があんまし良くなかった気がしました。。。
というか読み疲れたのかもしれません。。
苦痛と快楽でした
とにかくですね。
とにかく。
トニオ最高なんです。
あるやま、効果が冴えわたっているのは、
この本自体、
このトニオ・クレーゲル
なんですよぅ
つまりですね、つまり
こう興奮するんです。
読んできて、興奮して、力が入る文です。
血で書いてる本ってこういう本なんじゃないでしょうか?
1です。あげます。
1です。本当にあげます。
だって、何も返事すらくれないんだもん。
170 :
吾輩は名無しである:03/05/25 02:47
トーマス・マン短編集…岩波文庫だったかな
もいいよ。
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
173 :
吾輩は名無しである:03/06/05 13:26
いつもいつも手元に置いて
何回も何回も何回も読んでいたが
30才すぎたころに突然どうでもいい本になった
、、、自分に何の才能もないのがつくづくわかって
すこしも感情移入できなくなったからか?
>173
えぇ、そうなるのかな。。
けど、なんだかそれは、ありえるかもしれない。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
>173
我同感
(^^)
魔の山を読み終えました。面白いところは面白いってかんじです^^
ジェームズ叔父さんが来た時のとことか、笑けるぅ〜。
むろん女さ、、の一人ごととかぁ。。うははっだね!
けど、
ショーシャ婦人とハンスの会話ってなんかぎこちなくない?
というかハンスのショーシャ婦人に対する言葉が、なんていうか、
僕が妄想の中で使う会話に物凄く近いんだよなぁ。
ハンスってもてないくんなのかなぁ。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
あぼーん
182 :
吾輩は名無しである:03/08/31 02:08
これ読んで爆笑したの漏れだけ?
マンはギャグセンスあると思う。(皮肉的だけど)
自分の中の最高傑作はベニスに死す。
183 :
吾輩は名無しである:03/08/31 02:11
>182
いいセンスしてるな。たしかにギャグありだよ。
184 :
吾輩は名無しである:03/08/31 02:23
「トニオ・クレーゲル」って面白いですか?
だいぶ前に買ってあるんですが、積ん読状態になってるんですよね。
面白いならば、そのうち読んでみようかなと思うんですが。
ちなみに新潮の「ヴェニス」が一緒になってるやつです。
>182
おもしろくもあるし、さいこーだべっ^^
>184
面白いです。ぜひ、よんでください。かんそうもください。
「ヴェニス」も一緒にね^^
あと、えいがの「ヴェニス」もね^^
>>185 レスどうも、184です。
面白いんですか、では読んでみます。
他にも読もうと思って買っておいた本がたまっているため、
しばらく先のことになってしまうかもしれませんので、
すぐに感想、というわけにはいかないかもしれませんが……。
ありがとうございました。
>186
はい、このスレのんびりしてるので、
いつでもいいです^^
他にはなにを読むのですか?
よさげな本ありますか?よければ、こっそりおしえてください。
いえぇ〜い。
皆さんお元気でやっとりますか?
ヤフーBBでやんす。
スレが伸びないので、今日は一人ごちたのでした。
いやはや、別にいいのです。スレは伸びなくとも。
えへっ。
189 :
吾輩は名無しである:03/10/06 00:11
「魔の山」においてニーチェとワーグナーの影響は、
どこに読み取ることができるか、具体的に論述しろ。
なんて言われたんですけど、ぜんぜんわからないので
どなたか詳しい方、教えてください。お願いします。
トニオ・クレーゲル読了。
正直、全然面白くなかった・・・。
主題は理解できるし、"その世界"の気持ちも理解できるが、それでも名作とは言い難い。
普段から所謂"文学"ばっかり読んでるヒトだから、俗な意味での「面白さ」を求めてるわけではないが。
ぱっとタイトル出ないけど、こういう主題のお話しならもっと良い作品があった気がする。
・・・諦めずに『魔の山』も読んでみるか。
ageとく
192 :
吾輩は名無しである:03/11/24 14:52
トニオ・クレーゲル・・・実際、人ン家に来て、ひとりであんなにベラベラ喋る奴いたらイヤじゃないか?
>>192 むしろそれはドスト作品の作中人物に言ってくれ
うふふ^^
>>12の批評はある意味核心をついてるな。
トーマス・マンって何故か音楽のブラームスと被る。完成者であって創始者でないっつーか。
でも、トーマス・マンはカフカという後継者持てたからよかったんじゃないの。
>>182,192のレスに見られるように、19世紀に大真面目にやってることは、20世紀だと笑いにしかならないという。
カフカはそれを小説に入れたけど、マンはそれを匂わすだけで、小説には入れなかったな。
20世紀にも生きたから絶対にそれには気づいたはずだけど。