【霊異】〜雨月物語を語る〜【怪異】

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1吾輩は名無しである
白峰       菊花の約
浅芽が宿     夢応の鯉魚
仏法僧      吉備津の釜
蛇性の婬     青頭巾
貧富論

「浅芽が宿」の左門萌え〜♪
2吾輩は名無しである:02/03/23 10:09
朝アゲ
3山野野衾:02/03/23 11:38
泉鏡花も水木御大も絶賛。一番描写が怖いのは「吉備津の釜」だといわれま
すが、「蛇性の淫」で逃げる男の前についたての後ろから出て来た幼女が立
ち塞がる場面も強烈。
個人的に好きなのは1.夢応の鯉魚2.浅茅が宿3.貧富論
異界との交流を自然に書いているから感動出来るし、怖いのでは無いかと。
4吾輩は名無しである:02/03/23 13:48
>異界との交流
異界に触れたり通過したりしたことで、
その半生がすぐに「むなしくなる」か「天寿をまっとう」する。
おもろい。
5吾輩は名無しである:02/03/23 14:19
作者の石田三成は本居宣長と大喧嘩しましたね。
さしずめ江戸のサルトル&カミュといったところでしょうか?
6吾輩は名無しである:02/03/23 14:22
西軍石田三成
7吾輩は名無しである:02/03/23 14:23
>>5
上田秋成だろw
8吾輩は名無しである:02/03/23 14:23
>>5
上田秋成だろw
9吾輩は名無しである:02/03/23 14:24
上田秋成だなw            
10山野野衾:02/03/23 14:24
>5
日の神論争ですね。どちらかといえば上田秋成の主張の方が科学的。ところ
で何故石田三成?音が近い故の洒落ですか。
11吾輩は名無しである:02/03/23 14:48
>>10
いや、素で間違えた
12吾輩は名無しである:02/03/23 14:51
>11
怪異だ。。。
13吾輩は名無しである:02/03/23 17:11
やはり『吉備津の釜』をベスト1に挙げたい。
磯良との再会の場面は名状し難いものがある。
14吾輩は名無しである:02/03/23 17:25
>>5 >>6メチャウケタヨ

15吾輩は名無しである:02/03/23 19:58
中上がなんかいってなかったっけ?
16吾輩は名無しである:02/03/23 20:33
>>15秋成イイ!!ってズザってたよ、涅槃で。
17吾輩は名無しである:02/03/23 22:15
熊野がふかく関わってるからね…
18吾輩は名無しである:02/03/23 22:25
イイ!だけじゃなくて15<みたいな中上がどうのとか現在の話題につなげられる
かきこするともりあがるのではないか?<1
19吾輩は名無しである:02/03/23 22:27
>もりあがるのではないか?

いやもうピークは過ぎただろう>>5-6で。
20吾輩は名無しである:02/03/23 22:33
読んでない人が読みたくなるように
説明調でもやってみて。

幽玄は日本文芸の核心だ。
21吾輩は名無しである:02/03/23 23:13
夢応の鯉魚の冒頭の文章がイイ!
22Tango:02/03/23 23:26
「日の神論争」について、昔、石川淳が勘違いしてっぽいことを言って
いて、ずっと気になってます。
素人にも取っつきの良い解説書がありましたら一つ教えてください。
23吾輩は名無しである:02/03/24 02:22
>>22
『呵刈葭』下巻を直接読まれてみてはどうでしょうか?
長さもさほどありませんし、多少辞書に頼る位で、
割と簡単に内容は把握できると思います。

解説書としては、子安宣邦『本居宣長』(岩波現代文庫)などが
比較的手に入り易いかと思います。内容は多少左寄りですが。
24Tango:02/03/24 05:23
>>23
ありがとうございます。現代文庫のものは、初学の者には正に
持ってこいというタイトルで大変興味を持ちました。
宣長という人は割と湿度の低い実証主義的な印象がありますが、
それでも、「左寄り」と聞くと批判本なのかなという気もします。
つまり、よく分かってないわけですが(笑
「鉗狂人」もできたら探して、気をつけながら読みたいと思います。
25吾輩は名無しである:02/03/26 06:31
もう終了ですか?
26吾輩は名無しである:02/03/26 08:11
幽玄の美。俺は高校片手間に小説書いてるが、
雨月物語のような、霧の中に浮かぶような静かな雰囲気の作品を書きたいものだ。
幽玄、幽玄。あーええ言葉や。
日本の美の真骨頂だね。あはは。
27吾輩は名無しである:02/03/26 08:33
秋成「ふざけんな!」
宣長「うるせえ!」
秋成「ぶち殺すぞ!」
宣長「おお、やったるで!」

28吾輩は名無しである:02/03/27 02:55
秋成「オラオラオラオラオラオラオラオラオラッ!」
宣長「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!」

ドギャッ〜ァン!
29吾輩は名無しである:02/03/27 09:02
30吾輩は名無しである:02/03/27 14:51
↑怪異だ……おもしろいね
31吾輩は名無しである:02/03/27 23:52
谷崎潤一郎氏も絶賛!!
32吾輩は名無しである:02/04/02 18:12
age
33吾輩は名無しである:02/04/02 18:35
三島由紀夫も「雨月物語について」の中で秋成を絶賛してたと思う。
34吾輩は名無しである:02/04/04 19:15
文庫で出てるのかな
35吾輩は名無しである:02/04/04 19:59
>>34
『雨月物語』の事でしょうか?
それなら、講談社学術文庫で訳注付きのが出てます。
36吾輩は名無しである:02/04/09 21:31
西鶴近松秋成
37吾輩は名無しである:02/04/09 21:43
>34
色々でてるんですよ。
講談社も学術文庫もちくま文庫も。
38吾輩は名無しである:02/04/10 00:12
子供の時に読んで、
一番怖かったのは、吉備津の釜。
一番切なかったのは、浅茅が宿。
39吾輩は名無しである:02/04/10 16:15
日本文学ってのはー、
王政復古によってそれまで培ってきた伝統が切り崩されちゃっていますんですから
これからは雨月物語などの子孫といえる作家が
台頭してくるでしょう。で、ヌーベル賞をとる
40吾輩は名無しである:02/04/10 16:23
>39
スマソが、もう少し分かりやすく説明してくださるとありがたい。。。
41吾輩は名無しである:02/04/10 16:39
日本というのは文明開化の時に、自国が長い間培ってきた芸術、文化を
切り売りして一方的な西欧の模倣に走ってしまった。明治からはほとんどリアリズム、心理小説ばかり
更には言文一致によってそれまでの古文の文学が読まれずにいる。
いまだに日本の文学が模倣を免れていないのもそれが原因だと私は思います。
だから雨月物語に限らず、これからは古典が大事な鍵になってくるのではないでしょうか。
42吾輩は名無しである:02/04/10 16:45
>41
ありがとうございます。
丁寧にお答えになっていただいたことがありがたかったし、
39-41の変貌ぶり、その、そこはかとなく漂う可笑しさも
堪能させていただきました。

中上健次も似たような事考えてたんだろうななー。
43吾輩は名無しである:02/04/10 17:00
剪枝畸人age
44老人と海馬鹿にした奴は殺す:02/04/10 20:15
あげ
45吾輩は名無しである:02/04/10 20:18
へみんぐ上田秋成
46吾輩は名無しである:02/04/10 20:23
青頭巾はいいぞ。
47吾輩は名無しである:02/04/10 20:27
青頭巾ちゃん気をつけて
48吾輩は名無しである:02/04/17 19:26
蛇淫
49吾輩は名無しである:02/04/21 21:58
age
50吾輩は名無しである:02/04/21 22:35
「白峯」が最高!!
51吾輩は名無しである:02/04/22 00:25
春雨は・・・
52吾輩は名無しである:02/04/24 08:51
>「浅芽が宿」の左門萌え〜♪

おい、素で間違えてんのか?それともわざとなのか?
左門は「菊花の約」だぞ?
53:02/04/24 14:09
さて、1なわけだが、>>52さん。
今の今まで気づかなかった。





ありがとう。
54吾輩は名無しである:02/05/03 15:58
講談社学術文庫の解釈で読んでいくと、
なんか浅芽が宿の勝四郎はえらく駄目ニンゲンにされてておもろい。
私怨でもあるのか?
といいたくなるほどの叩かれぶり。。。
55吾輩は名無しである:02/05/05 11:41
上田秋成の日記が必読150に選ばれてたね。
56吾輩は名無しである:02/05/07 09:17
>>55
日記じゃないよ。『胆大小心録』という随筆。
57吾輩は名無しである:02/05/20 08:56
age
58吾輩は名無しである:02/06/01 04:12
age
59吾輩は名無しである:02/06/05 05:02
『菊花の約』の考釈は講談学術のが一番しっくりくる。
60吾輩は名無しである:02/06/05 05:09
王朝文学嫌いだった工房の時の俺には、
方丈記と雨月だけがしっくりきた。

この印象は未だに変わっていないのですが、
情感を排することなしに構築性が高いからだと思った。
61吾輩は名無しである:02/06/05 05:11
>>60
氏ね
62吾輩は名無しである:02/06/05 05:14
宗右衛門と左門は念友です。
63吾輩は名無しである:02/06/05 05:27
せっかくの良スレが60の聖で台無しだな
64吾輩は名無しである:02/06/05 05:41
何が癇に障ったんだかw
65吾輩は名無しである:02/06/05 05:42
誰か60のIPぬいてくれ
66吾輩は名無しである:02/06/05 05:44
新手のジサクジエン?
67吾輩は名無しである:02/06/05 05:44
ジサクジエンかよ!
68吾輩は名無しである:02/06/05 05:56
61=63=65は
「王朝文学」に反応
69吾輩は名無しである:02/06/05 06:01
美少年の肉喰いてえ!
70吾輩は名無しである:02/06/05 06:03
60最悪だな。何でこういう奴が文学板にいるんだろ?
71吾輩は名無しである:02/06/05 06:08



       ま た 雨 月 物 語 か ・・・・



72吾輩は名無しである:02/06/05 06:09
60は空気読め
73吾輩は名無しである:02/06/05 06:16
解説したるわ!
「幽霊に説教かよ!!」
「ホモの復讐」
「死んでるって!」
「お魚になったわたし」
「サルの甥」
「ぼたんとうろう」
「清姫にはかなわなかった」
「肉喰らいてえ!!!」
「金の精」
74吾輩は名無しである:02/06/05 06:17
>>73
ネタバレ厳禁!
75吾輩は名無しである:02/06/05 06:34
70=72
てめえが空気読め
60よりお前がウザイ
76吾輩は名無しである:02/06/05 06:36
>>73
ワラタ
77吾輩は名無しである:02/06/05 06:36
>>75
60ハケーン
78吾輩は名無しである:02/06/05 06:40
「交わりは軽薄の人と結ぶことなかれ」
79吾輩は名無しである:02/06/05 06:44
>>78
まさに60のことだなw
80吾輩は名無しである:02/06/05 06:52
60ジサクジエンやめれ
81おそらく…:02/06/05 06:55
59=62=64=69=73=78
82吾輩は名無しである:02/06/05 06:56
59=62=64=69=73=78=81
83おそらく…:02/06/05 06:57
80=82
84吾輩は名無しである:02/06/05 06:58
80=82=83
85吾輩は名無しである:02/06/05 06:59
おまえら、それ以上馬鹿を続けるのは石田三成に失礼だろ。
86吾輩は名無しである:02/06/05 07:00
80=82=84(確定)
87吾輩は名無しである:02/06/05 07:02
>>85
「浅芽が宿」の左門萌え〜♪
↑これもなかなかのばかっぷり。石田三成にはまいったけど。
88吾輩は名無しである:02/06/05 07:04
86ぷp
89吾輩は名無しである:02/06/05 07:21







     ぎゃは
90吾輩は名無しである:02/06/05 07:29
アフォが釣れたw
91吾輩は名無しである:02/06/05 07:30
>>90
アフォが釣れたw
92吾輩は名無しである:02/06/05 07:32
アタマ出せや!!ゴルア
93吾輩は名無しである:02/06/05 07:34
>>92
アタマ出せや!!ゴルア
94吾輩は名無しである:02/06/05 13:57
60に煽りを入れた奴がこのスレを潰した
60自体は感想なんだから、気に入らないならスルーすればいいんだよ。
せっかくの良スレを。
もうだめぽ
95吾輩は名無しである:02/06/05 23:32
>せっかくの良スレを。

書き込みほとんどありませんでしたけど?
96吾輩は名無しである:02/06/07 02:46
雨月は好きだけど、中上のおっさんは嫌い。
97吾輩は名無しである :02/06/07 03:00
えんゐえんゐ
98吾輩は名無しである:02/06/10 02:52
さて、「春雨物語」は読んでないのよねえ…
99吾輩は名無しである:02/06/10 02:56
>>96
皆月は好きだけど、ハゲ村のおっさんは嫌い。
100吾輩は名無しである:02/06/10 04:43
100ゲトズサーーー



でもsage
101吾輩は名無しである:02/06/10 09:09
雨月物語序に曰く
「羅子撰水滸而三世生唖児、紫媛著源語而一旦墮悪趣者・・・」
なんか自虐的でんなぁ。しかし本文を書くとは、その心意気やよし!
102吾輩は名無しである
ここはサモンたんばっかでこわいよー。