1 :
吾輩は名無しである:
もう、立てるなっつったろ!!!
3 :
吾輩は名無しである:02/03/18 04:13
オダサク
4 :
吾輩は名無しである:02/03/24 10:53
可能性の文学
そこに織田君の「世相」が出た。私は一昨年の夏、奈良でした谷崎潤一郎君との対談の織り、「朝日」の吉村正一郎君から、訊かれるままに、「きたならしい」といった。
6 :
吾輩は名無しである:02/03/24 13:00
しが
7 :
吾輩は名無しである:02/03/24 13:04
いまだに織田作之助ゆかりの店でうってる
飲食店が大阪に何軒かあるなあ。
味は良かったけど。
8 :
吾輩は名無しである:02/03/24 13:08
おださくほんまにあほやねん。
けどしがちゃんだけにはいわれとうないわ。
9 :
吾輩は名無しである:02/03/24 13:19
そこに
>>8君の「レス」が出た。私は一昨年の夏、奈良でした谷崎潤一郎君との対談の織り、「朝日」の吉村正一郎君から、訊かれるままに、「きたならしい」といった。
10 :
吾輩は名無しである:02/03/24 13:28
(゜Д゜)コルァ!!
11 :
吾輩は名無しである:02/03/24 13:30
ロンパン注射
12 :
吾輩は名無しである:02/03/24 22:06
競馬
13 :
吾輩は名無しである:02/03/25 23:09
競馬〜競馬〜
14 :
吾輩は名無しである:02/03/28 15:19
夫婦善哉より
>戎橋筋そごう横「しる市」のどじょう汁と皮鯨汁、
そごうも休業してもうた。
15 :
吾輩は名無しである:02/04/01 23:45
『俗臭』の婆さん置き逃げはワラタ。
16 :
吾輩は名無しである:02/04/09 21:55
僕と共鳴せえへんか?
17 :
吾輩は名無しである:02/04/16 00:17
あげ
18 :
吾輩は名無しである:02/04/19 00:32
菊池寛は織田を見るなりその死を予言した。
19 :
吾輩は名無しである:02/04/22 23:33
織田作あげ
20 :
吾輩は名無しである:02/04/22 23:58
私も競馬好き〜
織田作、文庫になってないよね。
競馬良いよなあ。
夫婦善哉は新潮文庫、講談社文芸文庫から出てます。
23 :
吾輩は名無しである:02/04/23 09:21
オダサクが東京でうまいもんは、浅草海苔と
トリコロールのケーキだけやな…って言った
の知ってる?
それを知る前から、銀座のトリコロールの雰
囲気とケーキは好きだったけれど。
24 :
吾輩は名無しである:02/04/23 18:51
トリコロールのケーキって何ですねや?
デビューしたオダサクが大阪から上京したころ、多忙のため喀血したのだが、
見舞いに来た青山光二が銀座の洋菓子屋トリコロールのケーキを持参したの
だな。
オダサクは、案外ハイカラ好みで、心斎橋のドンバルのケーキが好物だった
ので、東京ではトリコロールのケーキが代わりになっていいと喜んだ。
トリコロール本店は、今、松坂屋のすぐ裏で喫茶店をやっている。
10余年前から、英国アンティーク調のインテリアで、年齢層の高い客が入る
落ち着いた店。ケーキは物によるだろうけど、和光のものより私はおいしい
と思う。
26 :
吾輩は名無しである:02/04/24 17:39
競馬、私も好き。なんかうれしいね。
27 :
吾輩は名無しである:02/04/25 04:12
ダメでクズでゴミで(以下略)男達と
凛として美しく、時にエゲツないほどタフな女達
これは井原、近松から織田作、広くははるき悦巳、
ひょっとするとマーチダへとも連なる大阪文学の正統でございます
>>27 なるほど、そう言われると、すっきり
見えてくる気がする。
というか、私にはあの時代の、特に無
頼派の文学って、男が情痴を吐露して、
自分がいかにバカかを説いて、女にも
てようとしたかっていうイメージが強
い。そういう男たちが求めた女っての
が、キミが書いたイメージなんだね。
29 :
吾輩は名無しである:02/04/25 12:22
以前じゃりン子チエの筆者のはるき悦巳と灰谷健次郎の対談を読みましたが
イマイチ噛み合ってなかったのが思い出されます
灰谷がチエちゃんを「子供」として見ていたのに対して
はるきはチエちゃんを「大阪の女」と見ていたのがそのギャップの原因でしょう
チエちゃんは子供であるがゆえに(理念型としての)「大阪女」の美しさと強さ
を、よりデフォルメした形で提示する事が出来た
近松や織田作から、町田の描く大阪男(もちろんテツも含む)の共通点は
ナチュラル・ボーン・ルーザーであるという事。
もちろん彼ら自身、負け犬である事に対して葛藤したりもしますが
ほとんど長続きしない。負け犬の負け犬たる所以です
男はいつも葛藤からスタコラ逃げ出してしまい
自然、世界は女の強さと美しさに寄りかかってくる
こうした奇妙で間の抜けた関係の妙こそが大阪文学の真骨頂であり
そういう意味で田舎者の志賀が織田作を「きたならしい」といったのは
至極当然とも言える、とか思うわけです。長文スマソ
30 :
吾輩は名無しである:02/04/25 13:46
内容は別にして「可能性の文学」を書いた心意気は素晴らしいが、あえなく死んでしまったのが残念。
同じ大阪出身の文学者でも川端や梶井は大阪文学って感じじゃないやね。
志賀は生まれは宮城だが、基本的に東京山の手育ちだと思う。
31 :
吾輩は名無しである:02/04/25 16:09
大阪育ちの宇野浩二もええわい。
32 :
吾輩は名無しである:02/04/25 20:03
梶井は結構転々としているからね。
>29
ナチュラル・ボーン・ルーザーとはなるほどねえ。
津軽金木町の太宰もブルジョアだったけど、その同類項? ちと違う?
志賀直哉は、ブルジョアで有名。ああいった小説書いていても、暮らし
ぶりが良かったので無頼派は特に反発持っていたのさ。
志賀がオダサクを「きたならしい」と言った背景はよく分かる。
でも、きたないのは志賀の方だった気がする。
やはり志賀よりオダサクの方に惹かれる。
34 :
吾輩は名無しである:02/04/26 14:19
名流の血ををクソ喰らえと思ってるけど、後ろめたさも捨てきれない。
ルーザーに成りきれない、といってもう元の世界へは戻れない。
そういう孤児の感覚が、太宰の一生とその作品から見え隠れする気がする
「可能性の文学」と「如是我聞」読み比べると、粘着度が段違いというか・・
織田作のそれは結構カラリとしていて、文壇何するものぞという雰囲気があるが
比べて太宰はやはりしつこい。志賀に認めてもらいたかった気持ちもあったんだろうな
太宰は織田作を結構羨ましく思ってたのかもしれない
>>34 太宰はオダサクを羨ましく思っていたと同感。
オダサクには、「こんなもんよ」と自分を引き受けてしま
う図太さがあったけれど、太宰は、そういうポーズの小説
は書いていても、結局引き受けきれない自分、自家撞着に
神経を細らせていた気がする。しっかりと引き受けるため
にいつか死ななきゃなあという思いを懐刀としていた。
ま、あの日は、本気で死のうと覚悟していたのではない気
もするという猪瀬直樹の解釈もあるが。
36 :
吾輩は名無しである:02/04/27 01:00
安吾も小林秀雄への粘着ぶりは凄いよね。
ああいうのは裏返しの愛情なのかな?
37 :
吾輩は名無しである:02/04/27 01:19
ま、粘着も度を越しゃ見苦しいけど
柄谷、浅田とかに尻尾振ってる今の作家の方が見苦しいよな
昔も大勢いたんだろうけどさ
無頼派age
38 :
吾輩は名無しである:02/04/27 08:08
織田君、おめえ寂しいだろう、批評家にあんなにやっつけられ通しじゃかなわないだろう。
39 :
吾輩は名無しである:02/04/27 15:44
織田作の全集借りてきちゃった。
これから「競馬」読むの〜
40 :
吾輩は名無しである:02/04/27 16:52
一代おおお!
41 :
吾輩は名無しである:02/04/27 19:55
哀傷と孤独の文学
42 :
吾輩は名無しである:02/04/27 20:07
『夫婦善哉』を映画化した豊田四郎監督って、実はうちの
裏に住んでいたんだぜい。会って話したことはないけれど。
それに、映画もまだ見ていないけれど。
今は、そこ、分割されてミニ開発の住宅建っておる。
ちょっと言ってみたかったage。
43 :
吾輩は名無しである:02/04/27 22:15
ニコ狆先生 あげ
44 :
吾輩は名無しである:02/04/27 22:19
織田作が西鶴を読むようになったのは、
しがの『夫婦善哉』についての感想がきっかけなんでちね。
太宰、安吾のスレに比べてこっちは人気が少ないね
あんま読まれてないのかも知れない
個人的には織田作の文章が一番好き。3人とも好きだけど。
音楽に例えると、安吾の文体はスピードがあって、パンクっぽい
比べて織田作はリズムがハネてて、ヒップホップとか、ファンク系
太宰は・・・?わかんね
46 :
吾輩は名無しである:02/04/28 00:34
今「競馬」読んでるの〜
最後の、抱き合って云々のくだりがやっぱり良いですね。
47 :
吾輩は名無しである:02/04/28 03:08
太宰治の銀座ルパンでの有名な写真。
あれはもともと織田作が血痰を出してるのを見たカメラマンが、こいつは長くないと思って撮りに行ったとき、
隣の酔っ払いが、織田作ばっかり撮ってないで俺も撮れやい、とわめくので余った一枚で撮ったら、
それが太宰だった。
織田は案の定その1ヵ月後かに死んでしまって読みは当ったけど、
太宰の写真は生涯の代表作みたくなって、何回引き延ばしたかわからないと言っていた。
48 :
吾輩は名無しである:02/04/28 12:06
カコイイよね オダサク。
49 :
吾輩は名無しである:02/04/28 18:52
インケツ
50 :
吾輩は名無しである:02/04/28 22:29
小説は作り事や。
51 :
吾輩は名無しである:02/04/28 22:32
52 :
吾輩は名無しである:02/04/28 22:38
事実じゃないから嫌とか低レベルなこといわないよね・・・
53 :
吾輩は名無しである:02/04/28 22:40
オダサク、むかし読んだ時いいなと思ったけど、
その一冊しか手に入らなかった。
「六白金星」というのかな、ゲタに字が彫ってあったとかいうので
ガハハ、すげえエネルギーだよなと思った。
57 :
吾輩は名無しである:02/04/29 00:57
世相も良いの
58 :
吾輩は名無しである:02/04/29 19:33
よっしゃ。デカダンでやる。
59 :
吾輩は名無しである:02/04/29 20:12
猿飛佐助もおもろい。
60 :
吾輩は名無しである:02/04/29 20:57
61 :
吾輩は名無しである:02/04/29 21:49
たれかー。
62 :
吾輩は名無しである:02/04/29 22:30
なにが純血だ、アホらしい。作家の生き方なんかどうだっていいんだよ
63 :
吾輩は名無しである:02/04/30 09:33
>>60 トリコロールのケーキの件は、この本
『純血無頼派が生きた時代』で知りました。
64 :
吾輩は名無しである:02/05/01 22:31
age
65 :
吾輩は名無しである:02/05/02 09:58
話題になっている『競馬』はまだ読んでいない
けれど、『夫婦善哉』『六白金星』のように起
爆力がある小説なんざんしょうか。
だとしたら、連休中にも読んでみたいんだけど。
66 :
吾輩は名無しである:02/05/02 12:33
>>65 その二作品よりも完成度は高いです
かといってチマチマまとまってるわけではない。良い意味でブッ壊れてます
数十分で読めるよ。短編と言う事もあるが、やはり疾走感がすごい
67 :
吾輩は名無しである:02/05/02 17:27
青空文庫に「競馬」あるよ。
68 :
吾輩は名無しである:02/05/02 17:41
「勧善懲悪」スキなんだけど。
69 :
吾輩は名無しである:02/05/02 18:19
俺賞に送ろうと思ってるんだけど、どうなのかな?
>>66 >>67 ありがと、ありがと。
連休前にレスつけてくれて大いに感謝。
2CHも、当たりスレだと「ネツトの向こうの素敵なあなた」
を想像する楽しみ、あるねー。
71 :
吾輩は名無しである:02/05/03 03:07
クソスレの向こう側を想像するのも楽しいかも(w
ところでよく言及されてる事だけど、織田作の作品てのは固有名詞が豊富で
読んでてすごく臨場感がある。地名はもちろん、お店とか
六白金星なんか私は近所だから余計。思わず香櫨園浜で読んじゃったよ
なんかそういう所はアメリカの小説っぽい。ヘミングウェイとか
72 :
吾輩は名無しである:02/05/03 13:59
講談社文芸文庫の戦後短篇小説再発見6に織田作発見。
73 :
吾輩は名無しである:02/05/03 20:12
オダサクって子供いたっけ?
74 :
吾輩は名無しである:02/05/04 11:59
>>73 調べようとしている間に移転したし、
さがったのでアゲ。
75 :
吾輩は名無しである:02/05/04 12:50
>>73 手持ちの、「ちくま文学全集織田作之助」年表によると・・・
1939年26歳で結婚とありますが、1944年には妻が子宮ガンにて
死去と有ります。
1946年に再婚していますが、短期間で破局したようです。
1947年には織田作自身、死去してますし。
子供さんはいらっしゃらないのでは?
76 :
吾輩は名無しである:02/05/04 20:21
土曜夫人あげ。
77 :
吾輩は名無しである:02/05/11 23:30
織田作あげ。
78 :
吾輩は名無しである:02/05/12 17:12
age
79 :
吾輩は名無しである:02/05/12 22:42
たこ焼き食べて大阪を思ったからage
80 :
吾輩は名無しである:02/05/12 23:04
「可能性の文学」読んだけど、どうかな?
81 :
吾輩は名無しである:02/05/13 05:09
晩年は誰が見ても、
「こりゃ逝くな・・・」
と思われたんだろうね。
82 :
吾輩は名無しである:02/05/23 19:14
血を吐きまくり。
83 :
吾輩は名無しである:02/05/25 04:41
「可能性の文学」、息を呑むぐらい感動した。
「土曜夫人」、ぐんぐんと渦巻がボルテージをあげてゆく感じだった。
それらが、ふいに断ち切られた感じで辛かった。
だが、もっと辛いのはオダサクがあんなにも憎み、命かけて戦おうとした
「志賀直哉的なるもの」が今ものうのうと生き延びていること、
そしてオダサク自身はただ「夫婦善哉」の作者としてのみ知られていることだ。
84 :
吾輩は名無しである:02/06/03 21:34
age
85 :
吾輩は名無しである:02/06/16 03:08
age
織田作って太宰とか安吾と同派?
87 :
吾輩は名無しである:02/06/16 23:53
「世相」は正直駄作じゃないかい?
88 :
吾輩は名無しである:02/07/01 18:16
89 :
romurinko:02/07/02 22:44
7年ほどまえお墓に行ってきました。
勧善懲悪は面白い。
昔、古本屋巡りして買い込んだ。競馬はジーンときた。
放浪も完成度としてはどうなのかなー、と思いつつ好き。
木の都もかなり作品としたら地味だけど読み返したら
いいなーと。今、本棚に妖婦、というのがあったけど
読んでない・・・。
91 :
吾輩は名無しである:02/07/09 14:01
age
92 :
吾輩は名無しである:02/07/13 16:09
野坂さんの『文壇』に子供の頃、御堂筋で織田作を見たって書いてあった。
それだけ。
93 :
吾輩は名無しである:02/07/21 07:32
「世相」から「妊婦」と「神経」が分かれたんですなあ。
94 :
吾輩は名無しである:02/07/21 07:33
95 :
吾輩は名無しである:02/07/29 23:51
信長
tes
97 :
吾輩は名無しである:02/08/10 07:43
盆が近くなり、織田作さんちにも
ユーレイが戻ってきそうなのであげ
98 :
吾輩は名無しである:02/08/10 14:21
織田作カレーが食べたい
タマゴぶっかけ式
古本屋で新潮文庫の夫婦善哉100円でGET。
見つけたとき、心の中でガッツポーヅしたさ。なんか嬉しい。
,/^ヽ‐一^\
/ __´_∀_`_)
. | //ノ/ ノ ノ \)
|ハ|( | ∩ ∩|)| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヾ从ゝ_▽_从 < 100ばんゲットだぜ♪
/丶 d V bノ ̄|⊃ \______
| ハ'\A/ ノ ̄
(___)_ 8 |
||^| |_ __ヽ
「 ̄ ̄ ̄|||_|
L____」||_ |_
|___)_)
101 :
吾輩は名無しである:02/08/25 08:47
放浪
102 :
吾輩は名無しである:02/09/06 22:34
サクソン
103 :
吾輩は名無しである:02/09/06 22:55
「可能性の文学」はいつ読んでもシビレルね!
勢いがあるよ。文学を志すものは必ず読むべし!
小説のベストは「世相」。
104 :
吾輩は名無しである:02/09/09 20:26
おまいら、法善寺が燃えちゃってますよ
105 :
吾輩は名無しである:02/09/10 15:09
関西人ども、いまMBSで法善寺横丁火事の特集やってますよage
108 :
吾輩は名無しである:02/09/19 17:12
音沙汰ありよーん、実況板の方。
なおやLOVE
109 :
吾輩は名無しである:02/10/01 20:26
おらおらおらおらおら
110 :
吾輩は名無しである:02/10/03 00:33
ちくま文庫から小説全集出ないかな?
「織田作之助集成」(全8巻)、みたいな…。
111 :
吾輩は名無しである:
>>105 「ちちんぷいぷい」には織田作の評伝を書いた大谷晃一が
水曜日に(隔週?)で出ている罠