1 :
吾輩は名無しである:
その他沖縄系作家達について語るスレ。
また九州芸術祭文学賞出身作家(大道珠貴等)についても。
前々から思っていたことなんだけど、
目取真俊の「オキナワン・ブック・レビュー」って、
小林恭二の「電話男」をかるーくパクってないか?
2 :
吾輩は名無しである:02/03/16 10:36
2ゲト!
沖縄系なんかうさんくさい・・・てかいわゆる「月夜に浜辺でサンシン、酒飲んで
ハッピーイエ」的な沖縄と、「米軍カエレ! 景気最悪」的な沖縄の混じり具合
てのがよくわからん。そのへんの「分裂」と沖縄系アートの関係は?
詳しい人カキコキボンヌ。
3 :
吾輩は名無しである:02/03/16 11:55
反天皇、反自衛隊の最前衛を気取るくされ沖縄作家どもよ、やれるもんなら、沖縄
独立でも何でもやってみろよ。米軍といっしょに、銃でおまえらを撃ち殺してやる。
4 :
吾輩は名無しである:02/03/16 12:01
既にゴルゴ13に潰されてたよ。
5 :
板違いかもしれんが:02/03/16 12:02
しばらく前に喜納昌吉と仕事した。前の晩は朝まで飲んでいたとやらで、
セッティングはぜんぶ他人まかせ、直前までホテルで寝てて、リハーサル
なし。声は出ないし、チューニングもめちゃくちゃ。ギターはハウリング
しまくりの最低のコンサートだった。ギャラ返せ。
終演後、どこで噂を聞きつけたのか喜納オタどもが集まってきて、教祖を
囲んで「有難い説法」を拝聴していた、車座で。
独立云々以前にはまずはまっとうな仕事をしろと言いたい。
6 :
吾輩は名無しである:02/03/16 14:28
「水滴」が芥川賞を受賞したときの池澤夏樹の言葉。
「人間の哀れを表現する寓話的な手法が見事。文章もしっかりしていて、
全体の流れもいい。九人のうち八人の委員が推した」
さて、推さなかったもう一人とは?
(当時の選考委員)
池澤夏樹、石原慎太郎、黒井千次、河野多恵子、
田久保英夫、日野啓三、古井 由吉、丸谷才一、宮本輝
7 :
吾輩は名無しである:02/03/16 16:12
だれ?
8 :
吾輩は名無しである:02/03/16 18:50
誰だよ?都知事か?
9 :
吾輩は名無しである:02/03/16 18:52
池澤ってまだ沖縄に住んでるの?
10 :
吾輩は名無しである:02/03/16 21:52
目取真って、大江のプッシュかと思ってた。
選考委員じゃなかったんだ。
11 :
吾輩は名無しである:02/03/17 16:20
目取真ってどう読むのかそもそも判らん。
12 :
吾輩は名無しである:02/03/20 05:29
めとるしん。
13 :
吾輩は名無しである:02/03/23 15:48
メトルマ
14 :
吾輩は名無しである:02/03/30 19:38
沖縄の人カキコどうぞ。
15 :
吾輩は名無しである:02/04/03 14:58
age
16 :
吾輩は名無しである:02/04/03 15:04
『めどるましゅん』らしいよ。
17 :
吾輩は名無しである:02/04/23 23:01
age
18 :
吾輩は名無しである:02/05/10 16:22
age
沖縄キライ。馬鹿が多い
20 :
吾輩は名無しである:02/05/20 04:16
age
21 :
吾輩は名無しである:02/05/20 04:20
age
22 :
吾輩は名無しである:02/05/20 04:20
ageるぞ
23 :
吾輩は名無しである:02/06/26 00:08
目取って、玄人からは意外と注目されているね。
dat落ち寸前だったのに。畜生。あと1ヶ月か・・・
25 :
吾輩は名無しである:02/07/10 03:07
『人骨展示館』刊行記念age
26 :
吾輩は名無しである:02/07/19 04:04
人気ないスレage
27 :
恵果ミ*・∀-ミ⌒☆13さい ◆5tlQkmQY :02/07/22 23:49
どっちも受賞作は読んだね。
又吉栄喜>目取真俊 って感想。
28 :
吾輩は名無しである:02/07/30 13:08
恵果
29 :
吾輩は名無しである:02/08/05 20:58
↑
30 :
吾輩は名無しである:02/08/22 07:04
?
31 :
吾輩は名無しである:02/09/06 16:53
ageda
32 :
吾輩は名無しである:02/09/27 22:46
それより、みんなで沖縄オフやんない? 恨みっこなしで。全員、仮想人格で集合して。
又吉栄喜って裏添市役所辞めてるね。筆一本の生活でいくつもりですか。
34 :
吾輩は名無しである:02/11/05 06:02
保守
35 :
吾輩は名無しである:02/11/22 15:32
沖縄の人って毛が濃いよね。
36 :
吾輩は名無しである:02/11/30 02:50
とりあえず『魂込め』文庫出てるアゲ。
hoshu
保守
hoshu
hoshu
41 :
吾輩は名無しである:02/12/22 00:57
沖縄は文芸同人誌の活動って盛んなのかな?
42 :
我が輩は名無しである:02/12/22 06:50
小説も扱っているやつでは『浦添文芸』『脈』とかいうのがあったはず。
43 :
吾輩は名無しである:02/12/22 07:23
「豚の報い」って結構いいじゃん。
44 :
吾輩は名無しである:02/12/22 14:41
目取真俊の「面影と連れて」(魂込め収録)は、
おそらく「シックス・センス」より先にだと思うけれど、
今となっては映画のパクリのように感じられる。
映画と文学という違いはあれど、日本の周辺と、
世界のメジャーとの力の差を思い知らされる。
45 :
吾輩は名無しである:03/01/02 02:33
>>27 逆ですよ。目取真はレベル高い。ただしあまりにマイナーすぎ。
又吉は安易なイメージに頼った作品多し(というほど読んでないけど)。
>>44 それ以前に日本で知られてなさすぎ。一応芥川とってんのに。
46 :
吾輩は名無しである:03/01/04 03:14
一度あげてみたのだが、誰も書き込まない・・・
47 :
我が輩は名無しである:03/01/11 03:21
沖縄文学も最近はさびしい。もっと死に物狂いでやらんといかんね。
(^^)
49 :
吾輩は名無しである:03/01/23 02:11
ageage
50 :
吾輩は名無しである:03/03/05 12:53
目取真は好きだ。だからage
51 :
吾輩は名無しである:03/03/14 20:03
1の目取真俊「オキナワン・ブックレビュー」は「電話男」というより、スタニスワフ・レムの「完全なる真空」の構成を元に書かれた戯作といったほうが正確なのでは?
とはいえ、それを指摘する評論には発表当時、というか今だに見あたらないことがちょっと悲しい・・
関心のある人は国書刊行会出版の「文学の冒険シリーズ」をチェック。絶版かもしれんが。
戯作ではあるけれども、後半になればなるほど、架空の著者名や本のタイトルの駄洒落に逃げていて、意味の無化を表しているのかもしれないけど、中途半端っぽい。
原典の「完全なる真空」は架空の本をもとに綿密な評論を展開したことが素晴らしいのに、これではパロディにしろあんまり。
「水滴」などマジックリアリズムやポストモダニズムの影響が強いように思うけど、想像の飛翔がもうひとつなのではないでしょうか?
などと、偉そうにいってみたが。
52 :
吾輩は名無しである:03/03/15 17:30
マジックリアリズムとかポストモダニズムなんてものは
全く分からないけど、「水滴」はクソだと思った。
ヤマもオチも深みも、どれも無かった。
もしかしてそこが良いのか?
53 :
吾輩は名無しである:03/04/08 21:51
巡査の首に首っ丈!!
54 :
吾輩は名無しである:03/04/08 21:51
55 :
吾輩は名無しである:03/04/08 23:47
巡査の首は単行本化されないな
群像買っといてよかった
「群蝶の木」を読んで不覚にも涙してしまいますた(´Д⊂)
目取真はいいね。
57 :
吾輩は名無しである:03/04/18 21:25
巡査の首のラストシーンで
垂下島の部族長を
はっきりとは
主人公達の父親だとばらさない辺りが
なんともオシャレ
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
59 :
吾輩は名無しである:03/05/25 11:13
沖縄文学馬鹿一代
公務員やめまん
60 :
吾輩は名無しである:03/05/26 19:59
>5昔、喜納昌吉の親父がテレビで
「ヤマトの人間は床の間に刀を置いてるけど
沖縄の人間は楽器をおいてる。毎日歌って踊って
暮らすのが沖縄人の生き方サー」って言ってた。
こいつらホント終わってるなと思った。
沖縄が貧乏で仕事がないのは当然の事。
61 :
吾輩は名無しである:03/05/26 20:07
沖縄は日本の楽園
楽しくすごそう
又吉図書館辞めるも仕事ナシ
載せてやって
>>60 おー、いいなぁー、憧れるなー、
床の間に殺傷道具を飾るようじゃ、世界平和にはほど遠いw
近年、みなが沖縄を目指すんだよなー、
住まいを移して永住の構えw むべなるかな、
歌って踊って酒のんで・・・
「遊びをせんとや生まれけん 戯(たわぶ)れせんとや生(む)まれけん
遊ぶ子供の声きけば、我が身さへこそ動(ゆる)がるれ」『梁塵秘抄』
63 :
吾輩は名無しである:03/05/27 19:29
沖縄の奴らは仕事はしないし、時間は守んないし
きつい事はしないし、毎日歌って踊って楽しく暮らす。
サモアやトンガのブクブク太った土人達と変わらんな。
>>63 >仕事はしないし、時間は守んないし
>きつい事はしないし、毎日歌って踊って楽しく暮らす
それこそがまさに、
古今東西あらゆる民族が憧れてやまない王侯貴族のユーガな暮らしだ罠w
幼稚園からべんきょして受験に有利ないい学校入って、灯台逝って、
卒業して大企業に入って出世して…それはみんな何をする為かといえば
結局は気楽に遊んで暮らせる贅沢な身分になりたいわけだ罠w
実現してるじゃんけ。サイコーだわな
65 :
?T?P?A°?・?B:03/05/27 23:55
「沖縄」が絡むとやたらと荒れるのはいつものことだし、沖縄人が怠け者で時間にルーズで、本土に依存しているのも全部事実。
でも基本的に日本の「植民地」的な「異文化圏」だからしょーがないよね。
また、そこが「文化的な特性」なのは確かだよね。
2の人の
>「月夜に浜辺でサンシン、酒飲んでハッピーイエ」的な沖縄と、「米軍カエレ! 景気最悪」的な沖縄
ってのはまさにそのとーりでウマい表現よねえ。
個人的にはこうした「沖縄ブンガク」って、かつて沖縄で展開されていた「沖縄は文学不毛の地か?」ってゆー論争がその根っこにあるように思うけど、どーでしょう?
この論争は、かつて沖縄の「ブンガク」愛好者がそれぞれに活動しながらも、本土の「日本文学」とのレベルの差から「沖縄は文学不毛の地だ!」という悲観論が広がったことがそのはじまり。
当時は沖縄の伝統文芸(ex『おもろそうし』他、南島文化全体)の評価もまだまだ確立されてなかったってのもあるけど、
1 沖縄人は標準語を自由に扱えない
2 沖縄には「日本文学」に表現されるような題材がない(文化的レベルが低い・環境が違いすぎる)
3 そもそも沖縄人は「文学」の才能がない
なんてことがその根拠だったらしいけど、今見ると驚くねこれ。
まあ、この論自体が狭い「ブンガク」の定義しかしてないせいで、その点では当時の「ブンガク」愛好者は駄目だったかも、とも思えるよね。
でも、これがある時期を境に一気に逆転していくんだな、続きます。
66 :
?T?P?A????E?B:03/05/28 00:18
東峰夫「オキナワの少年」、大城立裕「カクテルパーティー」の芥川賞受賞、「人類館」のなんとか戯曲賞受賞を期に「沖縄は文学不毛の地ではない! むしろ文学豊穣の地だ!」的な転換を果たしちゃうのね。
なんか極端だけど、それまでの「日本文学」への憧れと「沖縄ブンガク」への卑屈さの反動があったのか、一気に「沖縄」を全面に出すようになったのね。
それがつまりは
>「月夜に浜辺でサンシン、酒飲んでハッピーイエ」的な沖縄と、「米軍カエレ! 景気最悪」的な沖縄
になったのではないかな? と個人的には思う。
「米軍カエレ! 景気最悪」的な「カクテルパーティー」「オキナワの少年」と、「月夜に浜辺でサンシン、酒飲んでハッピーイエ」的な池上さんの「パイヌなんとか」とかね。
「人類館」はちょうどその中間的な寓話の構造ではないかな? 特にヘビーな沖縄の状況はヘタすると小説ってゆーよりかはルポになっちゃうので、「人類館」以後はファンタジー色をまとうことで、より広義の寓意性を持たせようとしているように思う。
目取真さん、又吉さんはその傾向があるよね。(特に非難しているわけではないのでご勘弁を)
これって本土の小説からどんどん言論色が無くなっていって、軟弱化していったことの反動でもあると思うので、一概に沖縄だけの責任ではないかもしれない。
でもね、いつまでもこのままでいいのかね? って思うのよ自分は。
広島・長崎出身作家の小説がすべて「原爆文学」じゃないように、「沖縄ブンガク」ももっとバリエーションもってもいいのじゃないかね。
もっと書きたいけど、また今度
67 :
吾輩は名無しである:03/05/28 00:19
吉田修一の作品を読んで原爆が出てきたためしがない
そのかわり坂道は非常に良く出てくる
>>61 又吉さん、元気ですか
ガンガレ!
>>66 もう書く必要はない。底の浅さは全部露呈。ろくに読んでもいない厨w
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
71 :
吾輩は名無しである:03/06/06 18:36
本土の連中働いてばかりでダメサー
みんなで沖縄来て泡盛飲んで歌って踊って楽しく過ごすサー
>71
下手な口まねで、沖縄人を装うのはやめてくれ。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
(^^)
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
77 :
吾輩は名無しである:03/10/15 20:34
立てた人は、落ちないように、痔炎でも何でもして、
責任もって存続させてください。
78 :
吾輩は名無しである:03/11/10 23:02
あげとくか
又吉栄喜の巡査の首
群像に載ったのを読んだけど、面白かったよ。
すいか島が本当にあるような気がしたよ。
兄と妹の探検談なのだけど
兄が妹の性的魅力について語るのが不思議な色合いがあった。
80 :
吾輩は名無しである:03/11/24 11:57
おいは沖縄に一時期転校したことあるから、目取真俊は応援したいね。
彼の作品世界はすごい。ガルシア・マルケスでさえこの濃密さは得られなかった。
本土では失われた敗戦の記憶、それはいわゆる歴史教育などという問題ではなく、
沖縄人の精神性を固陋にした戦争の記憶を描いている。
フォークナーの試みを継承している、今日本で最も鋭い作家といえるんじゃないかな。
81 :
吾輩は名無しである:03/11/24 16:07
アフォか。(爆
82 :
吾輩は名無しである:
>>81 なんでだ? 目取真は今日本で中上亡き後のもっとも注目すべき作家だと
言われとんから、あながち俺のレスも間違ってないだろ?
反論があったら言ってくれ、まじきで。俺には日本のフォークナーは目取真にこそ
冠せらるにふさわしいと思うんだよ。
「君も南部に生まれてみなきゃわからない」目取間の小説世界においてはこれは
そのまま「君も沖縄に生まれてみなきゃわからない」となる。