1 :
吾輩は名無しである:
どうでしょうか。
萌え〜。
最近、「第7感界」の主人公みたいな女の子はどこにもいなくなっちゃったからなあ。
3 :
吾輩は名無しである:02/03/08 22:02
尾崎翠の映画が最近あったね。
新全集が手元にある縁であげてみたり。
5 :
吾輩は名無しである:02/03/12 01:20
映画「尾崎翠を探して〜第七官界彷徨」、誰か観た人いる?
確か、柳愛里が主演なんだよね。
観に行きたかったんだが、どこで上映してたんだか。
確か、筒井ともみ脚本でテレビでもやった、という話も聞いたが……
6 :
吾輩は名無しである:02/03/12 01:27
「肥料の研究」萌え。
稲垣足穂、森茉莉とこの人は、いつまで経っても古くならない。
ポップだし洒落ているのにこの底に流れてる孤独感は凄い。
8 :
吾輩は名無しである:02/03/12 01:52
>>7 おいらの場合、そのリストに「りゅうたんじ ゆう」も入れたい。
9 :
吾輩は名無しである:02/03/23 06:12
「こおろぎ嬢」あげ
10 :
吾輩は名無しである:02/03/23 12:51
アップルパイの午後は?
りゅうたんじゆう、わたしも好きです。魔子萌え。
もちろん尾崎翠は大好き、映画見たけど
教育映画っぽかったです。
12 :
吾輩は名無しである:02/03/25 23:35
優良スレage
13 :
吾輩は名無しである:02/03/31 17:36
私はずいぶん前の田中裕子のNHKドラマで知ったんだけど。
ソッコーハマりました。
14 :
吾輩は名無しである:02/03/31 17:37
田中裕子のドラマとは何ですか!?
15 :
吾輩は名無しである:02/03/31 18:05
尾崎豊
16 :
吾輩は名無しである:02/03/31 18:38
>>14 「おもかげを風にあたえよ」とかいう、第七官界と翠自身の世界が交錯したようなつくりのドラマ。
面白かった。例の同棲事件のこととか薬のこととかも描かれてました。
>>15 薬つながり(w
17 :
吾輩は名無しである:02/04/04 23:10
この人の小説探してるんですけど、、。文庫ででてます?
18 :
吾輩は名無しである:02/04/05 00:57
むかし筑摩書房のちくま日本文学全集というシリーズで文庫が出てたけど
これって企画物かな?もうないかも。
ちなみに、第七官界、歩行、こおろぎ嬢、アントン、アップルパイ、等
一通り入ってます。
19 :
吾輩は名無しである:02/04/05 00:59
あ、あと詩も入ってる。
20 :
吾輩は名無しである:02/04/05 01:28
>18
持ってます。
てゆうか、その本以外で尾崎翠の本見たことないんですけど。
全集出てるよ。
22 :
吾輩は名無しである:02/04/05 18:58
「不思議の国のララ」ってのもあり。(メタローグ/パサージュ叢書)
「第七官界」についての自身の文章がのってて興味深いです。
23 :
18=文学オンチなんだけど:02/04/06 01:11
ナントカのユーモアとかいうコンピみたいなの(って言うのか?)にも
入ってたよね、鼻だ世紀がらみだった気がする。
24 :
18=23=つうか理系なんだけど:02/04/06 01:13
ごめん途中で送信。
祭りで惚れた女が妹だったとかそういう話。
手元に無いのでよくわからん。
あと翠について語った本、最近新書で出てたけど、
昔違う人が書いたハードカバーのがあった気がする。
大学の図書館で読んだのでこれも記憶が怪しい。
25 :
吾輩は名無しである:02/04/06 01:45
26 :
吾輩は名無しである:02/04/06 02:15
>24
新書でというのは、群ようこのではないでしょうか?文春新書の。
27 :
吾輩は名無しである:02/04/06 02:48
>26
そうです。
設計図みたいなのを描くっていうのが理系としては興味深かった(w
>20
昨日Book1stの2Fに置いてあった。
しかしジャンルが「幻想・怪奇」って、、、そうかぁ?ウーン・・・
29 :
吾輩は名無しである:02/04/08 01:42
幻想、怪奇???
第七官界なんて、ユーモアの連続だと思うけどな。
30 :
吾輩は名無しである:02/04/16 01:14
惜しかったよねぇ。もっと書いて欲しかった。
亡くなる前にも人生を悔やんでたなんて・・・ウウウ
31 :
吾輩は名無しである:02/04/16 02:09
>30
「このまま終わるならむごいことだねえ」・・・って。
切なすぎるなあ。
32 :
吾輩は名無しである:02/04/20 01:36
新しく出た全集の、もひとつ古い全集が欲しいです。
創樹社のやつ。
森茉莉の全集も、欲しいなあ。すごい装丁きれい。
33 :
吾輩は名無しである:02/04/20 17:01
尾崎翠好き少ないのかな?
最近ブックオフとかで特集みたいにして売ってるけど。
34 :
吾輩は名無しである:02/04/20 21:29
徐々に下がる・・・
35 :
吾輩は名無しである:02/04/21 01:00
>33
うそ、どの本売ってる?
36 :
吾輩は名無しである:02/04/21 02:33
>32
やはり尾崎翠ファンと森茉莉ファンはカブるのね。私もです。
37 :
吾輩は名無しである:02/04/21 17:59
結局、お兄さんのことが好きだったんですね。
38 :
吾輩は名無しである:02/04/23 20:01
あのとき「鳩よ!」買えば良かった。
39 :
吾輩は名無しである:02/05/02 01:16
>38
「鳩よ!」?なんか特集でもやってたの?いつごろ?
40 :
吾輩は名無しである:02/05/02 02:45
>>39 >>38ではなく通りすがりの者ですが、リニューアル創刊の99年
11月号です。
41 :
吾輩は名無しである:02/05/02 02:49
>>757 二年? 知らんかった。
旺文社結構皆通ってるんだね。
家からエントリーできなくてガコーで必死にやって出したのに、
他とかぶったので多分辞退します。ざんねん。
42 :
吾輩は名無しである:02/05/02 02:53
誤爆か
43 :
吾輩は名無しである:02/05/03 01:30
なんつーか、渋い誤爆だ。ぢみというか。
44 :
吾輩は名無しである:02/05/06 21:39
age
45 :
吾輩は名無しである:02/05/17 01:23
ネタないねぇage
昨年は没後30周年だったのに、まるでもりあがらなかったなあ
ちくまぐらい、フェアとかやってほしかった。
さがりすぎなので、age
47 :
吾輩は名無しである:02/05/31 16:44
CD「HIROKO TANIYAMA '70S」の「風を追いかけて」という曲は
尾崎翠の作品をもとにしてます。
これに限らず尾崎翠ファンは聴くべし、谷山浩子を。
48 :
吾輩は名無しである:02/06/01 00:59
>47
それほんと?
♪優しい人の面影を忘れられない時は風に心をあずけなさい
ってところが歩行に似てるとは思ってたけど。
49 :
吾輩は名無しである:02/06/01 02:23
好きな人意外に多そうですね。
尾崎翠関連の個人HPもありますし。
50 :
吾輩は名無しである:02/06/02 12:23
>49
最近増えたのかな?
8年くらい前に調べたときは全然なかったような気がする。
検索エンジンの問題かな、、、
51 :
吾輩は名無しである:02/06/04 21:20
>48
ホントだよ。このCDをCD−ROMに入れると「解説」を
読めるようになっていて、「アップルパイの午後」の小説から
って書いてます。
谷山さんのライブでは尾崎翠の詩の朗読なんかもしてたらしい
70年代のはなしだけど。
52 :
吾輩は名無しである:02/06/05 01:15
>51
そうだったのか・・・。
厨房時代よく聞いてたけど80年代後半だったから。
ちょっと意外・・・。
この二人って近いようで全然遠いイメージがある。
でもなんでアップルパイ?「歩行」じゃないの?
53 :
吾輩は名無しである:02/06/05 13:59
尾崎翠だーっ
大学生の時「第七官界彷徨」の冒頭を読んで腰砕けるほど感動した。
なけなしのお金はたいて新全集も買ったなぁ。なつかし。
映画も2回観に行ったよ。浜野監督にサインもらってしまった。
舞台挨拶で脚本家の方が、尾崎翠研究の第一人者といわれる。。。え〜と、
名前忘れた、とある爺様をボロクソに言ってたのが印象的だった。
ちなみに柳愛里好演してた。
ついでにとある女性作家の尾崎翠本はたいした事書いてない。
54 :
吾輩は名無しである:02/06/05 17:41
>ついでにとある女性作家の尾崎翠本はたいした事書いてない。
群ようこ? ほら貝でも「時間の無駄であった」とか言われてたね。
55 :
吾輩は名無しである:02/06/05 18:26
>>54 ピンポン
翠の容貌を「理系のペコちゃん」て表現した箇所だけちょっと面白かったけど、
あとはつまらなかった。。。個人的には。
翠を知らない人には簡単な紹介本として読めるかもしれないけど、
新しい解釈を求めるファンには酷でした。
まあ、群ようこの熱狂的ファンでもない限り、読んで得るものは
無いかも知れませんね。
感想と言っても、ああ、尾崎は「おさき」が正しいんだ、
って思ったくらいなものでした。
ペコちゃん? ……そういえば(笑)。
57 :
吾輩は名無しである:02/06/05 18:40
いつどういう形で尾崎翠に出会いましたか?
どっかの出版社が文庫本にして「夏休みに読む100冊」とかに入れてくれればなぁ
私は偶然図書館で見つけたのですが もっと早く十代の頃に読みたかった
58 :
吾輩は名無しである:02/06/05 18:42
59 :
吾輩は名無しである:02/06/05 18:44
太宰の娘津島佑子氏が尾崎本を書いてほしいな
61 :
吾輩は名無しである:02/06/05 19:06
始めて読んだのは、創樹社が全集の先触れとして刊行した
「第七官界彷徨」、高校の終わり頃でした。
存在はずっと前から知ってたんだけど、内容が、タイトルから想像
されるのとあまりにかけ離れていたのでびっくりした覚えがあります。
私見ではモダニズムに位置づけられる作家だと思っているのですが、
そういう見地からの研究はないのでしょうか?
62 :
吾輩は名無しである:02/06/05 20:01
>>60 サンキュー
私が今まで尾崎翠に感じていた違和感がわかった
笑いながら読んでもいいんだよね
ギャグ純文学小説として
ごめん、そこ見たら「モダニズム文学の極北」って書いてあるねー。
誤解があったらあれですが、わたしは
>>60のリンク先の論文の人とは
赤の他人でございます。<(_ _)>
>>62さん
ええもう、笑ったり泣いたりしながら読みましょう!
小野町子という名前からして茶目っ気たっぷりです。
64 :
吾輩は名無しである:02/06/05 21:48
私は三五郎が猛烈にかわいいと思います。
65 :
吾輩は名無しである:02/06/06 00:54
>64
3人ともセリフがかわいくて好き
66 :
吾輩は名無しである:02/06/09 19:38
「第七官界彷徨」苔の恋愛という表現は美しいんですが
どうしてもあの匂い 俗に言う田舎の香水のリアルな匂いのイメージが
それはもう臭いんだろうなって想像しちゃうんだよねぇ
67 :
吾輩は名無しである:02/06/12 01:12
でもその臭さは重要なファクター
68 :
吾輩は名無しである:02/06/14 22:22
臭いだけじゃなくて、独特の温度や湿り気みたいなのも重要ね。
あのにおいをリアルにイメージするのがけっこう大事かも。
とすると、今の都会の子はどうとらえるのかしらね。
69 :
吾輩は名無しである:02/06/15 20:25
その通り あの匂い 田舎の香水
キャベツ畑のキャベツが収穫されずそのまま放置され腐っていく匂い
東京に住んでもうすぐ一年 あの匂い忘れそう
明日本屋に行って尾崎翠買わなくちゃ
70 :
吾輩は名無しである:02/06/27 13:12
純文学を云々言うとる奴が、尾崎翠を知らんかった。
皆さんもこれから自称純文学愛好家に出会ったら「尾崎翠知ってる?」と聞いてみよう。
知らなきゃ偽者だ。
71 :
リア工文学部志望:02/06/30 00:30
今日ブックオフで群ようこの新書300円で購入した。
>>70 私の父知らなかったよ・・・・
文学部の先生なのに・・・・
72 :
吾輩は名無しである:02/06/30 15:36
>>70 あんまり「純文学しか認めない」とか言う人間に会わないからなぁ(藁
それはそれとして、
知るようになる過程に興味があるかな。
俺は、好きな女の子が尾崎を好きだったから(藁
73 :
吾輩は名無しである:02/07/07 11:50
新しく出た全集の、もひとつ古い全集が欲しいです。
創樹社のやつ。
森茉莉の全集も、欲しいなあ。すごい装丁きれい。
74 :
吾輩は名無しである:02/07/07 13:23
>>73 私も森茉莉全集欲しい。
朱色の装丁でしたっけ?綺麗だよね・・・。
探したけど、見つからない。
75 :
吾輩は名無しである:02/07/18 05:32
age
76 :
吾輩は名無しである:02/07/29 23:53
ジャンボ尾崎
77 :
吾輩は名無しである:02/08/03 13:35
オザキといえば豊と反射的に口をつくのがくやしい。尾崎豊大嫌いなのに。
お願いですからmidoriさんのことはフルネームで呼んで下さい。
3兄弟といえば、だんごと尾崎だけだよね?
79 :
吾輩は名無しである:02/08/03 15:17
80 :
吾輩は名無しである:02/08/05 00:10
まじ?! 77じゃないけど知らなかったよ
81 :
吾輩は名無しである:02/08/08 02:20
10年くらい昔、荒俣宏・金井美恵子・中沢新一による短編小説についての鼎談
があって、荒俣氏が「矢田津世子、野溝七生子、尾崎翠のマイナー御三家は
どうですか?」と、話を振っていたのが印象的でした。
そんなくくり方あんまりや。。。
ここで金井氏が「『翠の党』というのが女流作家の間にあるでしょう。
小川洋子も党員だと思うけど」と続くのですが、「翠の党」の構成メンバー
がすごく知りたい。
案外、林真理子とか。。。
82 :
乙葉 ◆wljPk1.c :02/08/08 03:16
それって「マリ・クレール」の鼎談ですよねー。
よくおぼえてます。海外の作家と日本の作家が短篇を寄せていた。
その日本の作家の短篇がちょっとおもしろかったけど、よくおぼえてない。
翠の党ですか? 林真理子はぜんぜん関係ないと思います。
あの人はそういう世界はまったく無知だから。
林真理子と同じぐらい無知で門外漢のい人だけど、群ようこが
本を書くために入ったかな? ずっとあとで。
83 :
吾輩は名無しである:02/08/10 14:51
10月にちくま文庫から全2巻で集成が出るね。
84 :
吾輩は名無しである:02/08/12 10:51
>83
中野翠が編集するようですね。
2巻だったら、おもだった小説はだいたい収まりそう。
どんなものがカットされるんだろう。
85 :
吾輩は名無しである:02/08/12 14:41
「こおろぎ嬢」が食するパンを、
最近までずっと「チョココロネ」だと思っていた・・・
話戻してすまないけど、谷山浩子が好きでしてね。しかし尾崎翠の
影響を受けてるとは知らなかった。他にそんな曲があるかな。
87 :
吾輩は名無しである:02/09/12 03:13
秋に読むのにいい感じ。
保守!
88 :
吾輩は名無しである:02/09/13 16:07
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!
10/11 尾崎翠集成(全2巻)(上)尾崎翠著 中野翠編 \1000 352頁
89 :
吾輩は名無しである:02/09/13 19:42
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!
出るからには未発表作品とか何か新しいモノを期待してしまうのですが
90 :
吾輩は名無しである:
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!
安いね・・・・・・・・・・・・・・・