**** 井上靖 ****

このエントリーをはてなブックマークに追加
1吾輩は名無しである
語りましょう。
2吾輩は名無しである:02/02/18 20:52
凄いひとだよねこのひと。
3吾輩は名無しである:02/02/18 20:56
シルクロードを思い出すよ、すぐ。「天平の甍」・・・でも読んだことない。
「しろばんば」かな、有名なのは。
4吾輩は名無しである:02/02/19 00:04
読んだことないので、初心者にも取っ掛かりの良いのを
一つ教えてくださいませ。
5吾輩は名無しである:02/02/19 00:06
>>4
『あすなろ物語』おすすめ。
作者の幼少期とかぶったりしてるから、つかみやすいよ。
64:02/02/19 00:15
>>5
ああ、やっぱりそれなんですね。
そうじゃないかなぁとは思ったんですが、
何しろたくさん出ているもので。
読んだらまた来ます。どもでした。
7吾輩は名無しである:02/02/19 00:17
詩はどうよ
8吾輩は名無しである:02/02/19 00:20
安部公房と同じく、日本より海外で評価が高い。
ノーベル賞欲しさのあまり晩節を汚したのは惜しいが・・・。
80年代なんか毎年のように最終候補に残ってたらしいね。
9吾輩は名無しである:02/02/19 00:28
1991年没なんだね。
まだ生きてると思ってたよ。
最後の最後まで現役だったためか。
10吾輩は名無しである:02/02/19 01:04
「猟銃」の散文詩はけっこう好き。
散文詩って、遠いところからグルグル回りながら核心へ近づいていく感じで
新鮮だった。
11吾輩は名無しである:02/02/20 05:51
age
12 ◆KAFU/im2 :02/02/21 00:19
結構愛について語ってる作品多くないですか?
13吾輩は名無しである:02/02/21 00:28
お勧めは
「戦国無頼」
「戦国城砦群」
「淀殿日記」
の3編です。とりあえずですが。
14吾輩は名無しである:02/02/23 18:56
あすなろサンシャイン
15吾輩は名無しである:02/02/23 23:19
おおおおお!!!大好きです!!!

『あすなろ・・』から入って
自伝三部作
『しろばんば』
『夏草冬濤(なつくさふゆなみ)』
『北の海』
と読むのがおすすめ。いきなり『しろばんば』からでも良いですよ。

1615:02/02/23 23:25
>>13
「戦国無頼」が好きってことは「風と雲と砦」とかどうですか!?

「淀殿・・」は読んだことないんですけど人気があるみたいですね。
1715:02/02/23 23:36
>>8
>>ノーベル賞欲しさのあまり晩節を汚したのは惜しいが・・・。

晩年汚れてるんですか?賞欲しいともいえるかもしれないけど、
「若い頃は読者を楽しませるモノを書いていたが、歳を取って
からは自分の書きたいモノを書いた」というようなことを
いっていました。当時のこととかは詳しく知らないんですけど、
晩年の作品もとても素晴らしいと思います。
1815:02/02/23 23:42
検索サーチエンジンで調べるとすぐ見つかると思いますけど
「文庫版限定!井上・・・」ってサイト楽しいですよ。
19吾輩は名無しである:02/02/24 00:00
>>17
作品自体の出来は良かったかもしれないが、海外と必死でコネを作ろうと
したり、行動が醜かったらしい。
そのあげく、世界ペンクラブの副会長にまでなったのは偉いといえるけど。
20れい子萌え:02/02/28 12:25
消防だったか厨房だったか忘れたが、国語の教科書に載ってた「しろばんば」に、
痛く感動して読み漁る。
只中期以降の「氷壁」「若き怒涛」の同工異曲的作品連発にはちょっと萎え。

自伝風三部作(特に「北の海」)「蒼き狼」「化石」などがお気に入り。
21吾輩は名無しである:02/02/28 13:00
この順番で読め

おろしや国酔夢譚
石濤(短篇集)
緑の仲間
射程
黒い蝶
しろばんば
楼蘭(短篇集)
敦煌
蒼き狼
天平の甍
22吾輩は名無しである:02/03/01 19:57
>20
「北の海」はええのぉ。
俺も大好きだ。

これ↓見たさに金沢に旅行したことあるよ。
http://cert.shinshu-u.ac.jp/cl/museum/95e3803k.htm
23吾輩は名無しである:02/03/03 02:58
三島由紀夫「金閣寺」の冒頭に、
主人公の少年が、淡いあこがれを抱いていた女性の心中事件に出会う
シーンがありますが、少々全体から見て浮いた感があります。
今、あすなろ物語を読んでいたのですが、
最初の話がここのところとほとんど同じでびっくりしました。
もちろんあすなろ物語の方が先に書かれているので
三島の方が「影響」?されたのじゃないかと思うのですがどうでしょう?
ちなみにむちゃくちゃ美しいと思います、そこんとこ。


24吾輩は名無しである:02/03/03 03:04
この人は美術科でてるんだよね。
描写のセンスは確かに感ずる。
25 ◆KAFU/im2 :02/03/03 09:16
哲学科じゃなかったっけ?
26いんちき:02/03/03 11:20
授業にはほとんど出てなかったらしいぞ
27吾輩は名無しである:02/03/03 14:56
九州大と京大行ってたんだよな。
学科はどっちがどっちか分からんが・・・
28吾輩は名無しである:02/03/03 15:16
九州大は法学部無試験だったから行った
京大は文学部フランス文学科卒論はヴァレリー
29ラモス瑠偉:02/03/04 13:12
井上靖>カロッサ>ウォルター・スコット>ゲーテ>トルストイ>パルザック
大江健三郎>ギュンター・グラス>ガルシア・マルケス
筒井康隆>カフカ
30 ◆KAFU/im2 :02/03/04 22:14
>>29
どういう意味?

現代小説ってどう?流沙とか
31吾輩は名無しである:02/03/07 20:44
>>29
不等号の向きが逆のような気がするが・・・
32吾輩は名無しである:02/03/13 13:21
age
33 :02/03/13 18:38
>>21
一番最後に「天平の甍」ってのがいいね。アレ大好き
34光晴:02/03/13 18:56
井上が家族を中国山脈の山へ疎開させた前後の事だったと思う。
●●●の中に井上を「●●さん」と呼ぶ小さなグループが出来ていた。
お互い職場も違うし集まって飲むという機会がそうあるわけでもない
たまたま行きつけのコーヒー店で顔を合わせる、戦争についてはほとんど語らないが
文学の話ならするといった密やかなそれだけに心の通い合う仲間であった。
35光晴:02/03/13 19:13
●●の●フランクフルト・ブックフェアーが●●を主テーマとして開催
された時、ある●●●の大新聞がおもしろい試みを実行した。●●●●●の
作家たちに、日本文学の印章を短いエッセイに纏めるよう求めたのだ。
やがて十一のエッセイが発表され、それは吉田兼好から高野多恵子、清少納言
から深沢七郎まで広範囲に渡っていたが、一人の作家の名が他の作家よりも頻繁に
挙げられていた。その一人とは●●●である。十一人の内●人までが、●●文学
から受けた深い印象を語っていたのだ。詩人のF・C・デリウスは、●●における
●●の暗示の至芸を絶賛し、また作家H・ディットベルナーは、●●にノーベル文学賞
候補を見ていた。●●●は●●●●●における最も有名な日本作家の一人であると同時に、
現在市場に出ている●冊の著書を通して、●●●に最も近い存在である。
36吾輩は名無しである:02/03/14 03:31
映画の敦煌が面白かったから原作読んでるとこ。
37吾輩は名無しである:02/03/19 22:10
こんど「天平の甍」が舞台化されるんだね。
38吾輩は名無しである:02/03/22 01:30
「黯い潮」「城砦」あたりについては?
39吾輩は名無しである:02/03/22 01:57
 文学と言えるのかこれは
40吾輩は名無しである:02/03/22 02:09
井上 靖
井上 光晴
井上 ひさし

は、兄弟です。
41吾輩は名無しである:02/03/22 08:00
司馬よりは文学と言えるだろう
42吾輩は名無しである:02/03/25 23:34
おぬい婆さんと暮らしたい。
カレー作ってもらいたい。
43ななし:02/03/26 00:44
めがね、めがね。
44吾輩は名無しである:02/03/26 01:08
あれさ、まあ、洪ちゃ。
45吾輩は名無しである:02/03/26 02:56
ワラタ
46吾輩は名無しである:02/03/26 03:06
代表作はやはり「天平の甍」なのかな?
ノーベル文学賞の選考対象にあれが挙げられるとは思えないのだが…。
文学的質の問題はさておき、靖のほうが国民文学的だったとは言えますね。
ただし、小説家向きの才能ではなく詩人向きの才能であった。
47吾輩は名無しである:02/03/26 03:07
>>46
国民文学ってのは気に食わないけど、司馬よりはるかに文章が上手だった。
てか、「日本語」だった。
48吾輩は名無しである:02/03/26 07:33
「しろばんば」
沼津の親戚の家で食中毒を起こした洪作少年。何が原因?
自分は買い食いのトコロテンが怪しいと思うが。
49吾輩は名無しである:02/03/26 20:11
「しろばんば」「夏草冬濤」「北の海」
成長してゆくにつれて不良化していく洪作少年にガッカリした。
おぬい婆さんは泣くだろう
50吾輩は名無しである:02/03/27 00:37
そして狐火の戯れを見る、ってこりゃあすなろか。
51井上靖ファン:02/03/28 21:42
井上靖ですぐに思い出す情景は、氏が新聞記者になりたてのころの話。
休日も先輩のお供をさせられてお地蔵さんばかりを眺めて過した。
井上さんは、いい加減頭にきて、ある日先輩に食ってかかった。
「これが本当に美しいと思うんですか?」
「美しくはないよ、じきに壊れてなくなっちゃうから、いまのうちに
見ておくだけだよ」
そのとき氏はハッと気がついて、もうそれからは文句を言わずお供をした。
取り返しがつかないことへの諦め、それが井上靖の文学の原点にあると思う。
52吾輩は名無しである:02/03/29 00:47
>>51禿道
金堂壁画模写の取材のとき、
「形あるものは、いつかは滅びますよ。」って言葉を聞いたあたりもね。
53吾輩は名無しである:02/03/31 00:23
洪ちゃ、嫁っこ探しに行くンか?
54吾輩は名無しである:02/03/31 01:22
ばあちゃ、おめざ。
55吾輩は名無しである:02/03/31 12:26
おかげで歯がボロボロ、若いうちから前歯全部金冠被ってた。
可哀想に、相当コンプレックスを感じていたようだ。
91年1月29日に亡くなってもう11年か。
56吾輩は名無しである:02/03/31 12:41
朝のおめざもそうだが、食生活全般に原因があったことも否めない。
食事と言えばご飯と味噌汁、菜っぱの漬け。
季節によって大根になるか、茄子になるか、瓜になるか、
その違いだけだった。おぬい婆さんは食事に手をかけることを嫌い、
魚も肉も好まない。ライスカレーは作れたが。
洪作少年はカルシウム不足だったのだろう。
57吾輩は名無しである:02/03/31 12:58
ぼろほ゛ろになるような歯は坊は持っとらん!
58吾輩は名無しである:02/03/31 18:04
ばあちゃ、どうしてこのスレはひとがいないんだ?
59吾輩は名無しである:02/03/31 18:25
現代ものの小説けっこう読んだけど、どういうわけかいつも同じ展開。
舞台は裕福な家庭でダンナは地位のあるかなり年配の学者か何か、
年の離れた女性がそのダンナの奥さんでいつもキモノ姿、
そこへ一人の青年が登場し、奥さんとの間でプラトニックな恋愛が発生、
多少の出来事があるものの、やがて何事もなかったように、
これまで通りの日常生活がはじまってゆく。なぜいつも同じなのだろう?
60吾輩は名無しである:02/03/31 21:18
補陀落渡海記はよんだ?

生き仏となるために、熊野の寺の坊さんが、
南無阿弥陀仏と掛れた帆をはって、箱舟に閉じ込められた坊さんが、
船出する。
すごかった。
61吾輩は名無しである:02/03/31 23:11
いま急に思いたって北の海を読んでいます。
どこから読んでも、途中からでも、もう読み出したらなかなか止まらない。
別段複雑な筋書きでもなく、難解な言葉も出てこない。
それなのに、これほど人を惹きつけてやまないということ。
やっぱりすごいな。文学は技術じゃないんだな。恐るべき奥の深さ。
62吾輩は名無しである:02/04/01 01:17
>>60
補陀落読んだのなら、羅刹女国も読んでホスィ
63吾輩は名無しである:02/04/03 20:01
洪ちゃ、あげとくよ。
64大天井:02/04/03 21:05
こんなことやってるとまた来年も受からんぞ。
65吾輩は名無しである:02/04/03 23:34
「あんた聞いたか?大きい声では言われんが、
御料局のあき子さんが落第したそうだ。」
「落第したら、もう嫁ッ子にも行かれんべえ」
66吾輩は名無しである:02/04/07 01:47
しろばんば以外のネタはないんかの。
67吾輩は名無しである:02/04/07 01:54
井上靖ってぜんぜんイメージ湧いてこない
純文学作家?大衆小説作家?歴史小説作家?
なんか無機的で、ニュートラルな、中間色の人だね。
68吾輩は名無しである:02/04/07 03:21
作家の分類って必要なんですかね。
69吾輩は名無しである:02/04/07 04:29
まんこ
70吾輩は名無しである:02/04/08 01:23
長泉町ノ文学館ハ潰レタノダラウカ?
71吾輩は名無しである:02/04/09 00:57
洪ちゃや、洪ちゃ!
72吾輩は名無しである:02/04/09 01:04
彼は一世代経てば忘れ去られる作家じゃないかな。中間色の人とは
よく言ったもので、読み継がれる作品としての魅力に欠けるような。
ちょっとキツイ言い方だけど。
73赤ペン先生 ◆hKCcFEo6 :02/04/10 20:13
>>70
まだありますよ。
でも、生原稿が晒しっぱなしになってかなり傷んでいるのを見たときは
さすがに悲しくなりました。
井上靖ほど全国に記念館・記念室が多い作家はいないかもしれませんね。

>>72
流行作家の宿命というのでしょうか。
その時代の大衆に受けた作家というのは、
どうしても時代が過ぎれば色褪せがちになりますからね。
74吾輩は名無しである:02/04/11 00:34
>>赤ペン先生
70です。ありがとうございます。「野分の里」の方もあってくれるといいのですが。
75吾輩は名無しである:02/04/11 00:40
あれさ、まあ!
洪ちゃは忘れられてしまわれたんかや?
76吾輩は名無しである:02/04/11 08:25
>>74
野分の里って?教えてチャンでスマソ。。
77吾輩は名無しである:02/04/11 11:51
>73
なるほど。
それにしても井上靖ってめちゃくちゃ多作なのだけは分かるんですが、作品数ってどれくらいなんでしょ?
78 :02/04/11 12:19
歴史物でも司馬遼と違って淡々としているところがいいね。
79吾輩は名無しである:02/04/12 01:04
>>76
「通夜の客」読んだことないですか?
80吾輩は名無しである:02/04/12 01:20
しろばんば、イイ!
楼蘭、敦煌もっとイイ!
西域物語最高にイイ!
これでシルクロード(中央アジア)に逝きたくなたーよ
81吾輩は名無しである:02/04/13 22:18
井上靖ほど敵がいない有名作家もいない。
文壇受けも読者受けも抜群にいい。
ただ、それゆえに強烈なインパクトはないかもね。
82吾輩は名無しである:02/04/13 22:20
赤ペン先生はほかにどの記念館に行ったことがありますか?おすすめきぼん。
83吾輩は名無しである:02/04/13 22:49
一度、蒼き狼で大岡昇平がつっかかっていったことがある。
この2chの住人のように、大局につけない小虫みたいなモノが
どこか身体にチクンとたかったんだろうけど。
84吾輩は名無しである:02/04/14 07:40
椎名誠が唯一尊敬している文壇の大御所だったらしい。
沢木耕太郎も『アレキサンダーの道』を読んだことで
20代のときに『深夜特急』の旅に出ようと思ったって言ってた。
85吾輩は名無しである:02/04/14 07:44
うーん、でも清廉潔白で優等生なイメージが強いんだよね。
2ちゃんねらー受けはしなさそうかも(藁
86赤ペン先生 ◆hKCcFEo6 :02/04/14 21:29
>>82
全国各地に数多く点在しているということは、
同時に資料が分散していることを意味しますからねぇ。
失礼ながら町おこし的に記念館建てたものの、あとは放置って場合が多いようです。
これは井上靖に限ったことではなく、どこの博物館・美術館でもですが。
おととしに世田谷でやった企画展は、なかなか充実しててよかったです。
井上が学生時代に投稿目的で書き溜めていた大量の探偵小説の原稿が発見されて
それが公開されていました。

>>83
「蒼き狼」論争ですね。
論争、とはいえ井上靖はほとんど相手にしなかったみたいですが
これを境に歴史小説の作風ががらっと変わってしまったのは
個人的には残念に思われ、です。




87吾輩は名無しである:02/04/14 21:44
>86
>これを境に歴史小説の作風ががらっと変わってしまったのは
>個人的には残念に思われ、です。

同意。
わくわくするようなロマンがなくなって
えらく真面目になっちゃったのが・・・。
「風濤」とかより、やっぱ「楼蘭」「敦煌」の方が好き。
88吾輩は名無しである:02/04/15 01:43
ロマンからいえば、短編の「狼災記」を推したいです。
89吾輩は名無しである:02/04/17 02:36
新潮以外の文庫に収録された作品について語ろう。
角川、文春、集英社、旺文社、講談社、中公、、、
90吾輩は名無しである:02/04/19 01:17
モナー、石英ノ音、age
91吾輩は名無しである:02/04/19 01:30
>>86=赤ペン先生
井上靖が探偵小説書いてたの???
92吾輩は名無しである:02/04/27 02:18
井上作品で漫画化されたものってある?
93吾輩は名無しである:02/04/27 02:38
「猟銃」が良かった。
94赤ペン先生 ◆hKCcFEo6 :02/05/03 20:07
>>91
遅レス、すみません。
まだ「猟銃」「闘牛」で芥川賞を受賞する前、京大に在学していたころですね。
「新青年」にも探偵小説を発表したことがあります。
95吾輩は名無しである:02/05/06 05:15
井上靖の書く探偵小説ってあまり面白くなさそう
96吾輩は名無しである:02/05/06 12:13
風濤は淡々と事実を述べていくだけで、小説って感じがしない。
蒼き狼、敦煌とは大分違うね。
97吾輩は名無しである:02/05/08 22:42
明治生まれの50年も先の人だけどユーモアがちゃんと通じる。
若い女性のツンケンな態度とか意地悪とかちゃんと知ってる。
きっとちょっと偏屈だけど面白い奴だったんじゃないかな。
98吾輩は名無しである:02/05/13 04:24
>>96
ガイシュツだけど、「蒼き狼」のときに大岡昇平にいちゃもんつけられたからだよ。
99吾輩は名無しである:02/05/13 20:58
やっぱりウイスキーがぶ飲みする人って、因果がめぐって
食堂がんになっちゃうのかな?
まあ仕方ないなあ、そんだけ飲んだらあ。開高さんも井上さんも。
100吾輩は名無しである:02/05/16 02:40
でも、井上靖、88歳で逝ったのなら大往生じゃないか?
101吾輩は名無しである:02/05/18 22:35
井上靖は1907の生まれ。没年は1991。

確か八十二か三で逝ったはずだよ。
102吾輩は名無しである:02/05/23 08:20
はい、おめざ。
103吾輩は名無しである:02/05/24 02:54
小学生の頃、中学受験に出る確率が高いといわれて
読むことを推奨されていたのが「しろばんば」でした。
92年頃。塾の子はみんな「しろばんば」読んでました。
104吾輩は名無しである:02/05/24 03:06
だからどんどんアホが量再生産されるのだ。
105吾輩は名無しである:02/05/24 03:07
「量」はいらないね。
106吾輩は名無しである:02/05/24 03:09
井上靖の親戚に話を聞いたことがあるのだけど
本人、相当偏屈な人だったらしいYO
やはりばあちゃが甘やかしすぎたか。
107吾輩は名無しである:02/05/24 03:12
偏屈でもどうでもいいけど、小説くだらんよ。
ちょっとでも本読んでたら、こんなものまともに読めないね。
108吾輩は名無しである:02/05/24 04:33
象徴表現がヘボすぎ
天平の甍のラストなんか放り出したぐらい
109吾輩は名無しである:02/05/24 22:47
塾のテキストには洪ちゃと七重さんの入浴シーンが載っていましたぞ。
110吾輩は名無しである:02/05/25 00:39
お行儀良くなった晩年の歴史モノより、初期の「中間?」小説を。
111 :02/05/25 01:23
漫画家で言えば石の森章太郎みたいな感じ?
多作なんだけどエッジが利いてないというか、どうも根が普通で平凡な人が
書いた小説って感じがしてしまうんだよな。
112吾輩は名無しである:02/05/25 01:59
>109
もしかしたら同じ塾だったカモ
113109:02/05/25 16:50
>>112
時代は昭和末期、北海道限定の塾の「北大学力増進会」です。
114吾輩は名無しである:02/05/27 21:31
婆ちゃ、ライスカレー食べたい。
115吾輩は名無しである:02/06/02 20:30
おなかすいたずら
116吾輩は名無しである:02/06/05 13:36
行きたきゃ、行けばいい!

117吾輩は名無しである:02/06/05 23:18
井上靖の正確な作品数求む.
中学時代からすげー読んでるにもかかわらず終らん.
しかも最近マイナーなもんばっかだから駄作&同系統ばっか.
ちょっと萎え.
118吾輩は名無しである:02/06/05 23:20
海辺age
119吾輩は名無しである:02/06/21 09:08
れい子 の なまいきさ が ヨカッタ
120吾輩は名無しである:02/06/21 09:41
誤→れい子 正→蘭子 デシタ。
121美香 ◆5qBZxQnw :02/06/25 09:57
いま『井上靖全詩集』を読んでいる。
このひとっていかにも2ちゃんにはあわなそう。

三島と安吾が好きっていうとどこかかっこいいけど、
井上靖が好きといっても、あっそうとかバカにされるのがおち。
もっと読まれるべき良い作家だと思う。

でもわたしが高校受験のとき、やたらとこのひとの小説が出てきたよ。
こういうのばかりが小説だという偏見を持たれるのはたしかに困るね。
122吾輩は名無しである:02/06/25 10:55
中学一年のとき教科書にでてきた「赤い実」が好き
123:02/06/26 15:28
射程と黒い蝶を読め、おめーら
無茶苦茶渋いぞてめー、そして考え直せ。
井上靖はなー、三島由紀夫、大江健三郎、中上健次に匹敵する大作家なのだ。
ストーリーテリングの才能はニッポンイチだぜ。それから107は氏ねよ。
124吾輩は名無しである:02/06/27 20:02
>椎名誠が唯一尊敬している文壇の大御所だったらしい。
それで椎名さんも楼蘭に行ったのね。
『天平の甍』と『あすなろ物語』を読んだよ。
両作とも作品の足掛け時間が大きい。永い時間のなかの人間を
描くのが得意なのだろうか。こういう作品て再読したいと
思っちゃうなあ。
 今度は『楼蘭』を読んでみよう。。。
125吾輩は名無しである:02/06/27 20:11
楼蘭はディズニーの映画みたいだって石原慎太郎が書いてたよ
126吾輩は名無しである:02/06/27 20:24
楼蘭はあんまし面白くなかったけどそれでも中島敦の小説よりはましだったな
五木寛之が三ノ宮炎上をスキダッテ書いてたな
大江健三郎は井上靖を稀代のストーリーテラーって書いてたな弔辞も読んだのだ

>椎名誠が唯一尊敬している文壇の大御所だったらしい。

辻邦夫と水上勉も尊敬してたんだよ
127吾輩は名無しである:02/06/27 20:56
みんな、洪ちゃんの仲間のなかで誰が好き?
俺は木部だなー 元気があってよろしい。
128吾輩は名無しである:02/06/27 21:05
木部のモデルは戦争で20くらいで死んだんだよ。
死後詩集を出したんだぜ、伊上と藤木が出したんだ。
129吾輩は名無しである:02/06/27 21:35
あすなろで河渡る間に戦死したの誰だっけ?
あいついいなぁ.

黒い蝶いいねぇ.
最後の最後にタイトルの意味がわかるってとこがスキ.
130吾輩は名無しである:02/06/27 21:46
>黒い蝶いいねぇ

射程の方が良い。黒い蝶と射程と緑の仲間が俺のベスト3だ。20冊くらいしか
まだ読んでないけどね。

井上靖がウィスキーをがぶ飲みしながら小説を書いていたクレイジー作家だったという
ことを皆忘れてはいけない。
131吾輩は名無しである:02/06/28 12:29
>>130 
20冊で語るな!!
クレイジー!?宗教かぶれした作家よりマシだぞゴルア

タイトル忘れたけど短編集に入ってた女教師との難破の話もいいね.
荒れ狂う海でいきなりガバッとキスされる・・・.
萌え
132吾輩は名無しである:02/06/28 14:49
127>
さんちゃんがいいな。 天才だから。
133吾輩は名無しである:02/06/29 13:51
おぬい婆さんにかなう者はおるまいて・・・
134吾輩は名無しである:02/06/30 00:13
>あすなろで河渡る間に戦死したの誰だっけ?
金子のことでしょうか。
>辻邦夫と水上勉も尊敬してたんだよ
へー。隠れ大家だねえ。
>井上靖がウィスキーをがぶ飲みしながら小説を書いていたクレイジー作家
へー。隠れ酒豪だねえ。
でも作家ってほとんどの人が酒のみつつ執筆みたいなイメージ
あったよ…。
 20冊も読むなんてかなり好きじゃないとできないと思う
または超読書家とか。
135吾輩は名無しである:02/06/30 07:52
私は、
新潮文庫と講談社文庫と集英社文庫と角川文庫と文春文庫の奴しか読んでませんが、
しろばんばと、夏草冬濤(2冊)と、四角な船と、黒い蝶と、射程と、氷壁と、北の海と
緑の仲間と、おろしや国酔夢譚と、風林火山と、敦煌と、風濤と、天平の甍と
猟銃・闘牛と、あすなろ物語と、青き狼と、幼き日のこと・青春放浪と、夢見る沼と
石濤と、愛と、白い風赤い雲と、河口と、楼蘭と、姨捨と、あした来る人と
憂愁平野と、夜の声と、星と祭りと、戦国無頼と、満月と、流沙と、楼門と
楊貴妃伝と、わが母の記と、その人の名は言えないと、白い牙と、黯い潮と
ある落日と、満ちて来る潮と、渦と、崖と、花壇と、昨日と明日の間と、化石と
淀どの日記と、三ノ宮炎上と、後白河院と、真田軍記と、天目山の雲と、燭台と
本覚坊遺文と、貧血と花と爆弾と、ある偽作家の生涯と、渦と、朱い門と、城砦と
傾ける海と、花のある岩場と、群舞と、春の海図と、青衣の人と、春の嵐・通夜の客と
こんどは俺の番だ、と、崑崙の玉と、欅の木と、揺れる耳飾りと、魔の季節と、
北国の春と、遺跡の旅・シルクロードと、西域物語と、海峡と、花と波涛と
あと岩波書店が出したわだつみ(3冊)も読みましたから全部で77冊読みました。全部糞でした。
136吾輩は名無しである:02/06/30 08:19
>>135
朝からご苦労さん。
書くの大変だったろう。
ま、だれも読まないとは思うがね。
すてきな日曜日。
137吾輩は名無しである:02/06/30 15:47
おおお
なんだかもの凄いぞ
それは誉めて欲しいのか 誉めて欲しいのか
けなして欲しいのか けなして欲しいのか
俺は読んだぜ 俺は読んだぜ
138吾輩は名無しである:02/06/30 20:41
 それだけ読んでも何も得るものを見いだせなかったのですか?
139吾輩は名無しである:02/07/01 00:47
>>135
そんだけ読んじゃって糞か、、、糞と文庫(ウンコ)かけてるのか?
旺文社文庫、中公文庫、井上靖文庫も頑張ってくれ。
懐かしい作品名見てまた読みたくなったよ。
140吾輩は名無しである:02/07/06 21:43
洪ちゃ、寝たんかや?
141吾輩は名無しである:02/07/16 01:54
age
142吾輩は名無しである:02/07/16 11:22
額田女王、買いっぱなしで6年間放置してたけど、なんだか読みたくなってきた。
でもストーリーが無いみたいなんだよなあ。読むべきかな。
143吾輩は名無しである:02/07/18 12:46
カチリ
石英の音


age
144吾輩は名無しである:02/07/29 23:16
あすなろサンシャイン        
145吾輩は名無しである:02/07/30 00:18
何故か今オリーブ地帯を読み始めた。
146吾輩は名無しである:02/07/30 00:33
風林火山
147吾輩は名無しである:02/07/30 13:01
俺は群舞
148吾輩は名無しである:02/08/04 13:17
洪ちゃ また神隠しにあったんかや?
149吾輩は名無しである:02/08/04 17:59
痩せぎす
150吾輩は名無しである:02/08/10 20:26
洪ちゃ?
151吾輩は名無しである:02/08/10 20:42
25年程前お歳暮を配達に行った事があります
丁度ハイヤーに乗り込むところでしたが非常に小柄な方でした
S区Sa町・町内に高名な作家が幾人も居住していました
1521:02/08/10 21:39
http://muke.got.to
今日のネタ。これで5回ヌケ!サンプルはタダ!。一日くらいなら楽しめる。
ロリには堪らないッす!一度逝くでし!
     ||        / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
     ||          | 5回抜かないとこうだ! !|
   ∧||__∧      \_ _____________/
   (; ´∀`)フォォォ!     ∨
   ミ≡≡≡j     ∧_∧
   ミ≡≡≡j     (・∀・ )
   ミ≡≡≡j     ( 神  )
    ヽ)ヽ)       | | |
             (_(_)

153吾輩は名無しである:02/08/18 23:04
伊豆の湯ヶ島にばあ茶と洪作の銅像があったのに感動!!
154変人@イヤミ:02/08/18 23:27
詩集『満月』読めばよい。
『氷壁』は生沢朗の挿絵画集の方がお勧め。
155吾輩は名無しである:02/08/30 07:51
156吾輩は名無しである:02/09/13 20:33
>>153
湯ヶ島小学校?
157井上ふみ:02/09/13 22:15
クンニされてえ
158吾輩は名無しである:02/09/13 22:33
常盤大作が 珍味を食いまくる場面が一番好きだ
159吾輩は名無しである:02/09/24 17:58
質問ですが、井上氏はなにか特定の宗教にはいってたのでしょうか?
結構、宗教色強い作品多いし・・・。
160美香 ◆5qBZxQnw :02/09/24 21:22
>>159
わたしも知りたいage
161吾輩は名無しである:02/09/25 08:53
この人の息子さんの回想録が面白かった。

「毎年ノーベル賞の時期に記者が集まって迷惑。
父はストーリーテラーであるが、ノーベル賞をもらうような新しい物を開拓した訳ではない。
賞をもらうならば、大江さんのような人だろう」

と書かれてて、大納得。
いつの出版だったか…大江受賞より前だと思ったけど未確認。
162吾輩は名無しである:02/09/27 12:01
>>159
だれか、おしえてage。
163吾輩は名無しである:02/09/27 23:57
なんとか大作との往復書簡を古本屋で見たことがある。文庫になってて。
創価学会だっけ。
164107:02/09/28 00:27
おろしや国酔夢譚は大岡昇平がほめてる。第一部だけならノーベル文学賞とれた。
四角な船もいいし、甍のアフガニスタンでの物語が充分に書き込まれていればだけど。
あした来る人とか、額田女王とかまだ読んでないけど、絶対いいに決まってるし、
風林火山とか自伝三部作とか面白いし。現代小説はさびしい感じがするから好きだ。
食わず嫌いでおろしや国酔夢譚読まない人がいるから残念だ。
165吾輩は名無しである:02/10/01 13:59
>>163
そうなんですかっっ?
166吾輩は名無しである:02/10/01 15:40
井上ひさしと間違えそうになる
167吾輩は名無しである:02/10/01 22:11
>>127
遅レスだが蓮実はいいねぇ、あの爽やかさは満点だね
妖精に形容される所がすごいね
168吾輩は名無しである:02/10/05 21:57
毎年命日に湯ヶ島のトーシロ町民劇団が
「しろばんば」を演じてるけど
笑えるし泣けるよ。
169吾輩は名無しである:02/10/05 22:10
洪ちゃ、おなかが空いた
170吾輩は名無しである:02/10/05 22:13
中学の国語の教科書に「あすなろ」か「しろばんば」が載ってたな
171吾輩は名無しである:02/10/06 13:03
>>170
しろばんばのどんど焼き〜ひよどりのワナの所じゃない?
あき子が泣き出して幸ちゃが投げ捨てたってやつ。
172美香 ◆FE5qBZxQnw :02/10/06 16:44
中学生のときに「しろばんば」シリーズ読んだな。
読書ってなんておもしろいんだろうと思った。
173吾輩は名無しである:02/10/06 21:24
あき子のあの字はあんぽんたんのあ
174吾輩は名無しである:02/10/22 00:10
公一のこの字は小芋のこの字
175スノーボール:02/10/22 00:48
この人の作品は結構読みました。面白いか面白くないか
優れているか劣っているかは不勉強な僕には分かりません。
 ただ、中・高と柔道部にいた僕にとっては、「北の海」
はワン・アンド・オンリーの小説です。
 柔道やってた人達は、この本を読んでる人が多いのでは?
 今も読み返すと、結局全部読んでしまいます。
 明治村行った時、四校の道場をみて感無量でした、、。
 鳶、蓮見、大天井、、、。いやあ、書いてて涙がでるなあ、、。
176吾輩は名無しである:02/10/22 01:02
秋.カチリ.石英の音.

>>161
靖氏のご子息の井上卓也著
『グッバイ、マイ・ゴッドファーザー』(文藝春秋,1991)
じゃな.

同著には沼津中学時代など,
若かりし頃の井上靖の写真が何枚か収められておる.
氏の人相の悪いワラ柔道着姿は必見じゃ.
『しろばんば』『夏草冬涛』『北の海』…の
一連の自伝ぽいシリーズが好きな人は
読むと新たな発見があるぞじゃよ.
自伝小説には書かれていない
「こうちゃ」の人生の歩みが補完できるのじゃよ.
___ _______
     V
    ∧∧
   (, ゚д゚)
  ヽ/   |
  (__∪∪)
177吾輩は名無しである:02/10/22 06:04
>>176
カチリ 石英の音 秋 でしょ。
沼津中学時代に氏や友人達の作った詩が同市
妙覚寺の境内にある石碑に刻まれてある。

文庫『幼き日のこと・青春放浪』『少年・あかね雲』『わが母の記』
なども自伝シリーズ好きには面白く読めると思うよ。
178吾輩は名無しである:02/10/24 00:06
スマヌ.その通りじゃ.>>177

冬にでも湯ヶ島に旅行に行こうかとおもっとる.
まだ「どんどやき」は見られるのかのう….
___ _______
     V
    ∧∧
   (, ゚д゚)
  ヽ/   |
  (__∪∪)
179吾輩は名無しである:02/10/24 21:57
>>168

その芝居、どの場面演じているの?
洪作とさき子の入浴シーン?おぬい婆さんのライスカレー?豊橋失踪事件?
洪ちゃの神隠し?あき子とのラブシーン?犬飼先生自殺未遂?

おぬい婆さんの舞台姿是非見たい!
180吾輩は名無しである:02/10/25 00:00
>>179
毎年1月下旬に、湯ヶ島の天城温泉会館で井上靖追悼イベントが行われてます。
午前中は熊の山での墓参りや、その年に最優秀賞をとった小・中・高校生に
よる井上作品の読書感想文発表会があります。

で、午後から町民劇団による「しろばんば」が上演されるのですが
今年は1部でした。

場面はたくさんあります。
さき子の赴任から始まり、共同湯までの荷物もち、通知簿に難癖をつける
おぬい婆さん、上級生に大きな石を投げつける光一、中川基への嫉妬、
豊橋での迷子、運動会、おお婆ちゃんの死、そしてさき子の死へと続いていく。

方々におぬい婆さんの毒舌が振り撒かれるので、何度も会場は沸きます。
しかしクライマックスが近づき、さき子の病気がひどくなってくると
すすり泣きの声まで聞こえてきます。
肺病のさき子のお見舞いに行ったのに
うつるから、と言って襖を絶対に開けさせまいとするさき子と
あけて、あけて、と必死に訴える洪ちゃの演技には泣かされました。

素人による素朴な演技もいいもんだなあ、と思いました。
無料だし。
最後に演出家が出てきて、来年は2部をやろうかな、
と言ってました。


181吾輩は名無しである:02/10/25 16:05
ランチャ〜ン
182吾輩は名無しである:02/10/28 23:12
「おぬい婆ちゃのライスカレー」、湯が島の名物料理としてPRすればいいのに。
183吾輩は名無しである:02/10/29 12:04
湯ヶ島というと川端や梶井なんじゃないの
184吾輩は名無しである:02/10/29 12:28
>>183
メインストリートの脇に立つ街灯のすべてに
「しろばんばの村」と書かれた札がかかっていますよ。
185吾輩は名無しである:02/10/30 00:56
天城湯ヶ島の名物はワサビアイス。
まさに名物に美味いもの無し、を実感できる代物だ。
186吾輩は名無しである:02/11/02 02:18
>182
天城温泉会館の食堂で出されていましたが最近中止になったとか…売れなかったのね(^^;)
カレーというよりハヤシライスって感じ
具は小さめですがまじで大根とか缶詰めっぽい肉が入っていた
今年の翌檜忌は朝墓参りの時は大雨だったのに午後きれーに晴上がっていてびっくり。ちなみに去年は大雪でたいした高さもない熊野山(墓のところ)に登れなかったという…雨男か?井上靖
「しろばんば」のイントネーションちょっと意外だったです
187吾輩は名無しである:02/11/07 19:56
井上靖の描く女性が好きです。
儚げで、それでいて芯があって。
私にとっての理想の女性像です。
188吾輩は名無しである:02/11/07 19:59
          ,,,,,┯,,,,, 
          彡    ミ
         彡. (・) (・) ミ
         彡       ミ  <シロバンバ!
         彡  ▲   ミ     彡ミミ,.
       彡彡   "   ゛  ミミ彡   ,し
      彡      ",,,,,.,, "       彡 
      彡   ミ  ""   ミ 彡彡彡
       彡,,щ9        ミ
        ミ""         ミ
         ミ           ミ
          ミ           ミ
          ミミ          ミ
         彡    ミ         ミ
        ミ     彡ミ,,,       ミ
        ミ    ミ   "ミ,,,     ミ
         ミ   ミ     "ミ,,,   ミ
          彡 彡       彡  彡
           """"         """"
189吾輩は名無しである:02/11/14 19:32
かみきの一家のその後を知ってるヤシ 
教えてください
190吾輩は名無しである:02/11/14 21:58
蘭ちゃとれいちゃのその後の成長記録が読みたいれす。
191吾輩は名無しである:02/11/14 21:59
>186
どんなイントネーションだったのですか?
192吾輩は名無しである:02/11/15 22:06
どう表現したらいいのか…(^^;)


ばん ば
ってかんじ?(分からんな、これじゃ(^^;)
193吾輩は名無しである:02/11/15 22:22
>192
うーむ。分からなさすぎ…そんなアナタに何となく好印象。

ちなみに私は「死と恋と波と」の大ファンです。
この人の恋愛小説ってすごく清々しい。ご本人のお人柄が出ているような
気がしてしょうがない。
194吾輩は名無しである:02/11/15 22:32
>180
うわあ…良いなぁ。来年1月、行こうかなあ。
中学校の教科書でしろばんばに出会って以来、大ファンなので。
195吾輩は名無しである:02/11/15 23:30
>193
すいません(^^;)
えーと
「しろ」のイントネーションが「城」でなく「白」(犬の名前の)って感じ?
というと少しは理解いただけるでしょうか…
>180
命日が1/29なので翌檜忌はそのあたりの休日になるそうです
近くなったら天城湯ヶ島町の教育委員会に電話すると教えていただけると思います
196吾輩は名無しである:02/11/16 00:36
ふんふん。
あの演劇を観てた人は案外いるんだなあ。
客席数は2〜300もないでしょう。
あんまり宣伝すると立ち見になっちゃうかも・・・。
でも多くの人に観て貰いたい気もする。
197吾輩は名無しである:02/11/16 14:20
公演日 平成15年1月26日(日)
午後からです。1時ごろからだと思います。
>194
ぜひ、いらしてください。
198吾輩は名無しである:02/11/16 14:22
いいね、ほのぼのするね、中学生の集まりは。
199吾輩は名無しである:02/11/17 17:32
>197
詳細ありがとうございます!
あぁ行きたい。時間とお金の都合さえつけば…
(当方九州在住なもので、結構遠いんですよね…)
200197:02/11/18 22:48
実をいうと、劇の関係者・・・です。
>199
九州ですか・・・って、遠いですね(汗
でも、私も196さんと同じように、できるだけたくさんの人に
観てもらいたいと思っています。
オフ会とかできたら楽しいですね。
まぁ来年のことですし、無理しないでくださいね。

201吾輩は名無しである:02/11/19 07:52
にゃ、お、う。
202199:02/11/19 15:40
>200
おぉ、何と…そうだったんですか〜
劇、評判(・∀・)イイ!!じゃないですか。頑張ってらっしゃるんですね、皆さん。
マジで都合つけば行こうかと思ってます。
湯ヶ島で「井上靖を語るオフ会」!!やってみたい…

>201
遠山さん??
203美香ファン ◆c9yKozxiwo :02/11/19 17:37
美香!美香!美香!美香!
204吾輩は名無しである:02/11/19 21:06
>200
来年は2部(続き)をやるのですか?
205197=200:02/11/20 01:10
>204
そうです。だいたい、2時間くらいの劇になります。
確か、去年光一役をやっていた子です。
206吾輩は名無しである:02/11/21 20:12
どのへんまでをまるのですか
207修正m(__;)m:02/11/21 20:16
どのへんまでを上演するのですか?
208吾輩は名無しである:02/11/21 23:25
そんなこと聞くんじゃないよ!!
209197:02/11/22 00:10
あき子が転校してきてから、おぬいばあさんが亡くなるまで。
後編です。

>208
別にかまいませんよ。
210吾輩は名無しである:02/11/27 11:08
Be with child 妊娠age
211吾輩は名無しである:02/12/03 17:15
井上靖、ファンだったのですが
このスレの上のほうに書いてあった
ノーベル賞関係の話を読んでチョトがっかり。
けっこう、名誉欲(?)の強い人だったんですね。
知らなかった。
212吾輩は名無しである:02/12/06 19:13
狐火age
213吾輩は名無しである:02/12/06 20:18
小説も好きですが、散文詩はさらに好きです。
流星 海辺 葡萄畠 etc..
繊細で美しい文章ですよね。
214吾輩は名無しである:02/12/07 01:13
ちょっと癒し系>詩
215吾輩は名無しである:02/12/09 06:37
結構絶版になってますよね。
みなさんどこで作品を読むんですか?
216吾輩は名無しである:02/12/09 11:48
>>211
そうじゃなかったら、あんなあざとい小説ばかり書かないだろ(w
217吾輩は名無しである:02/12/09 15:53
煽りは消えてください。
218吾輩は名無しである:02/12/09 16:19
バカは消えてください。
219吾輩は名無しである:02/12/09 17:00
徹子の部屋に出たときのテープ持ってるけど
一回も聞き返したことないなあ。
亡くなったときの新聞各紙も持ってるけど
一回も開いたことないなあ。
何万円もした直筆サイン本も持ってるけど・・・、
むかし井上靖にはまっていたんだ。
220吾輩は名無しである:02/12/09 23:16
書店に「氷壁」を発注したら 「品切れ中もしかしたら絶版かも」といわれました…
代表作なのに…
221吾輩は名無しである:02/12/10 02:18
「北の海」ファンがいる!!
ものすごく好きな小説です。
僕があまりに「石川屋の豚カツ」「石川屋の豚カツ」いうもんだから、
姉は金沢大学へ進学しました。
(自分では金大へ行くきはなかったですけど)
あの、なんにも考えてない「放埒」さ!
羨ましくてたまらなかったです。
222吾輩は名無しである:02/12/10 10:26
あの柔道着姿は一本気な感じがして、ナンカ恰好いいよナ。
223吾輩は名無しである:02/12/10 17:55
しろばんば>>夏草冬濤>>北の海
224吾輩は名無しである:02/12/10 20:27
中学校のとき国語の先生が授業中に夏草冬濤をずっと朗読してくれたんだ。
面白かったなあ。僕が文学に興味を持ったのはそれがきっかけだ。
結局大学も文学部へ進んじゃって、今じゃこうしてプータロウだ。罪だね。
225吾輩は名無しである:02/12/11 00:28
大丈夫、キミなら医学部でも工学部だったとしてもプーだ
226吾輩は名無しである:02/12/11 01:06
俺は文学部や理学部に進む奴は好きだ。
常盤が魚津を好きなように。
そんなことをしないやつよりも、どこか気がきいているといった感じだね。
227 :02/12/11 01:06
228吾輩は名無しである:02/12/11 15:25
>>224
先生は楽でいいな。
あれを全部朗読するとなると2〜3ヶ月は授業が進まないと思われ。
229吾輩は名無しである:02/12/11 15:57
全部じゃなくて「飛び飛び」で読んでくれたんだよ。
それでも5〜6回は使ったかな。
そんなことが許される古き良き時代ですた。
でもって、漏れはひと財産作って、いま楽隠居。あんがとさん。
230井上靖:02/12/14 01:32
白婆の逆襲
231井上靖:02/12/14 01:34
軍医であった曽祖父の妾のおぬいが、反撃ののろしを上げた。
村の子供であれなんであれ、若い男を食べ始めたのだ。
食べると言っても口に入れるわけではない。
下の口を使って食べるのだ。
232井上靖:02/12/14 01:38
おぬいはまず土蔵に監禁している洪作に目をつけた。
「こうちゃ、おめざ」と言いながら、
寝ている洪作の口に、どす黒いマンコを押し付けた。
強制クンニが出たのだ。
おぬいは嫌がる洪作の頭を両手でがっしりと押さえつけ、
洪作の唇にマンコをこすりつける。
233おしな婆さん:02/12/14 01:52
可哀相に、ろくでもない者の人質になりおって

この子はだんだん変な子になりおる。
234井上靖:02/12/14 01:54
「ばあちゃん、このおめざいつものおめざと違うよ」
「何の違うことがあろうか。いつものおめざじゃ、さ、たんと舐めなされ」
「やだ。このおめざ、しょっぱいや」
「坊、もっとねぶると甘くなるんじゃて。しょっぱいのも今だけじゃから」
おぬいは襦袢を全部脱ぐと、乳首を手でつまみ天井を見上げて、
「いくーっ」と叫んだ。
「あ、ああ、ああああぅ。洪作ぼっきしておるな。どれ、ばあちゃの穴に入れてみなさい」
「はぁぅ。よいってっ。これは良いってっ」
235井上靖:02/12/14 02:09
増田の兄の逆襲

236吾輩は名無しである:02/12/14 20:38
洪ちゃ、ちんちんから甘酒が出ちゃった
237吾輩は名無しである:02/12/15 20:25
「大天井さん、ちゃんとリーダー一冊仕上げたんですか?」
「ああ、仕上げたよ」
「どんな内容でした?」
「くわしく聞くな!ハハハハ・・・」
238吾輩は名無しである:02/12/16 23:39
増田と一緒にせんずりしていた兄が言った。
「こうして兄弟仲良くせんずりしていられるのも親父がホモだからだ」
「わかってるよ兄貴、それより母ちゃんのクリトリスの事で相談があるんだけど」
「なんじゃい、ゆうてみい」
増田は兄に言っていいものか思い悩んだ。母親のクリトリスにだけは触れたくはなかったのだ。
そんな弟の気持ちを見て取ったのか、増田の兄は優しみのこもった声でいった。
「ババってうんこのことじゃ」
増田は右手の動きを早めた。増田の兄も右手の動きを早めた。
「母ちゃんのクリトリス腐ってる」増田が言った。
「われ、そんなことで悩むな。とおちゃぁんのぉチンポしゃぶらせられた
かて、俺はそんなん全然気にしとらんぞな」
239リバティ:02/12/27 17:29
「兵鼓」文春文庫版を古本屋で手に入れました。
どうして倶梨伽羅峠の戦いで終わっているの?
井上さんの唐突な終わり方は前から好きだったけど、これはよくわかりません。
240美香 ◆FE5qBZxQnw :03/01/05 13:20
あんな小さいからだのどこにお酒が入ったのかね。
241吾輩は名無しである:03/01/06 21:02
晩年の「石濤」なんか読むと、相変わらず、夜な夜なウィスキーを
呷るくだりが描かれている。でもそれだけ飲んでも80いくつまで、
生きられるのだから、酒は身体に悪いとは言い切れない。さあ飲もう。
242吾輩は名無しである:03/01/14 01:32
13日のヨミ新 編葺手帳に「あした来る人」の銀杏についての記述あり
243山崎渉:03/01/20 09:31
(^^)
244吾輩は名無しである :03/01/21 13:43
静岡新聞にあすなろ忌の案内が載りましたね。
地元の方々の素朴な演技による「しろばんば第2部?」楽しみにしてます。
去年さき子役だった別嬪さんはまた出るのかなあ。

んー、ワクワク・・・
245吾輩は名無しである:03/01/27 23:45
「しろばんば翔ぶ日」観ました。
昨年に比べて練習不足の感は否めませんでしたが(病気では仕方ないですね)
役者・スタッフ・地元民のしろばんばに対する愛情がひしひしと伝わってきました。
来年も観に行きたいです。>関係者
246吾輩は名無しである:03/01/28 11:02
婆ちゃ、客は喜んでくれたずらか?
247吾輩は名無しである:03/01/28 14:10
翌檜は正しく最高傑作だと思った。
北の海も良い。
248吾輩は名無しである:03/01/28 20:18
>>220
遅レスだけど、ネットで注文しろよ。
249吾輩は名無しである:03/01/28 21:20
「氷壁」なんてどこにだってあるだろ
250吾輩は名無しである:03/02/04 03:56
実はうちは売ってる方です
問屋で品切れ状態
たぶん残っているのは各書店の在庫のみかと思われ
ちなみに「蒼き狼」も品切れ
251吾輩は名無しである:03/02/04 04:05
「氷壁」といえば長泉の文学館に取材時着用のダウンジャケットが展示されていました
たしかにちいさいカモ…
252吾輩は名無しである:03/02/04 16:36
ニーロンザイルは確かに切れた!
253吾輩は名無しである:03/02/04 16:37
そして、下山総裁は、自殺だ。そうに決まってる。
254井上名無し:03/02/04 22:17
『氷壁』は改版をしたばかりだから、まだ絶版にしないだろう。
『蒼き狼』は論争を巻き起こしたほどの著者の代表作のひとつなので、
絶版は考えにくい。あるいは再改版の可能性も・・・。
そんなことより『猟銃・闘牛』の改版をきぼんぬ。
255251:03/02/05 05:19
修正?
×氷壁 ○敦皇カモ??
NHKシルクロードで着てたのと似てるカモ…>展示のジャケット&帽子
スマソ
256吾輩は名無しである:03/02/05 05:27
翌檜忌にどこぞのサイトのオフ会の方々が来てたとか…
泊がけで沼津天城井上靖巡りをしてたらしい
関係者の方いらしゃいますか?
257吾輩は名無しである:03/02/05 14:50
なんとまあ、ほんとにオフ会なんてやってたんだ・・・詳細キボンヌ
258吾輩は名無しである:03/02/18 00:17
いやんなっちゃうな
259吾輩は名無しである:03/02/18 23:44
ぐええ!BSの猟銃、見逃したああああああああ!!!!!
260吾輩は名無しである:03/02/19 01:40
録ったぁぁぁぁぁぁ
261吾輩は名無しである:03/02/19 02:14
>259 再々放送とか地上波放送とかないのかなぁ
NHKか制作会社(カズモ)に問い合わせてみるとか?
262吾輩は名無しである:03/02/19 23:07
ポケットはたまに再放送してるから、可能性はあるね
263吾輩は名無しである:03/02/20 09:14
きっとNHKがシリーズもの化して売りに出すよそのうち。
街道をゆくだってそうだったでしょ?
264吾輩は名無しである:03/02/23 05:55
「天平の甍」から入ったので歴史作家だと思ったが現代ものや詩も結構多いと知った。
でも、やっぱり敦煌や楼蘭、羅刹女国のような歴史作品が好きだ。
 全集の解説を息子が担当してたけど、とても素人には思えない文章だったんで、
何をしてる人かと思って調べたらドイツ文学者だったのでやっぱりと思った。
265吾輩は名無しである:03/02/24 12:45
かなり遅い書込みだが、岡山であった姉妹の行方不明は痛々しいな。
なんだか洪ちゃの神隠しを思い出したよ。
それに「フカイフカイ ユキノナカデ」が混じって頭の中で想像してしまう。
冴子とは違うが悲しい悲しい事故だな。
266吾輩は名無しである:03/03/09 21:13
今日か明日かと待っているのに、なかなか死にやがらない。
いい歳をしてまだ死にやがらない。(石涛)
彼はその文章とは裏腹に、あくまでも欲心の強い、偏屈で
箸にも棒にもかからない、いやなヤシだったんだろうな。
各地に文学館なんて作っちゃって、ほんと醜怪でいやったらしいな。
267吾輩は名無しである:03/03/10 01:06
べつに井上靖本人がつくったわけでもあるまいに
でも ホント多いわ
268吾輩は名無しである:03/03/10 08:45
井上靖さんは、ノーベル賞が欲しかった。
ノドから手が出るほど欲しかった。
欲しくて欲しくて仕方なかった。
川端康成を嫉妬していた。狂おしいほど嫉妬していた。
その外面とは裏腹に、家庭内暴力がもの凄かった。
(・・・と、漏れの勝手な想像。)
269吾輩は名無しである:03/03/14 22:45
井上靖さんが『ちゃぶだい返し』をしていたとは!
「男は1度はしてみたい『ちゃぶだい返し』…」と言ったのは立原正秋夫人の
光代さんでしたが…。靖さんも、とは知りませんでした。
温和な風情の中に激しさがあったのですね。
書かずにはおれないで作家になったという『作家らしい作家』と思いました。
270吾輩は名無しである:03/03/15 09:47
人を集めて「ちゃぶだい返し」ごっこやったら楽しそうだな。
お母さん役、子供役なんかを順番に決めて、
お茶碗類はプラスチック製で何度でも使えるやつ。
「こんなもの食えるか!」ガッチャーン!ガラガラガラ・・・。
「キャー!お父さん、ヤメテェー!」「エーン、エーン」
271吾輩は名無しである:03/03/16 05:03
一徹age
272吾輩は名無しである:03/03/18 00:26
鮎太と清香の野外プレイが最近のズリネタです。何か?
273吾輩は名無しである:03/03/21 06:21
井上の文学館が多いのはたぶん金が集まりやすい(予算がつけやすい)んだろうな
274井上靖:03/04/08 01:30
俺は死んでいない。生きてる
275またろう:03/04/08 01:36
横光利一に詳しい人、横光について教えてくださいー
276井上靖:03/04/08 01:41
俺は死んでいない。
277井上靖:03/04/08 01:48
愛してるよ。ふみ。my sweet humi.hareruya

278 ◆5K8goWSGWM :03/04/12 15:30
文春文庫一冊よんでかん想かきます
279山崎渉:03/04/19 23:18
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
280吾輩は名無しである:03/04/23 00:46
当方「海峡」読んでる途中。
「中間小説」とか呼ばれてるあたりの作品読んでる人、感想キボン
281吾輩は名無しである:03/04/23 01:06
井上靖は平易な言葉を使って人の感性や風景を描くのが天才的にうまい。
また川端康成のような嫌味さもない。
ただこの人を持ち上げている評論家って亀井勝一郎ぐらいてっのが寂しい。
これは日本の文芸批評家が自意識、他者、構造主義以外で作品を批評する事
ができないのが原因であろう。
282吾輩は名無しである:03/05/01 10:18
奥野武雄、佐伯正一、高橋義孝、山本健吉、平野謙、中村光夫、河上徹太郎どもも持ち上げてた。
283吾輩は名無しである:03/05/01 10:21
海峡は駄作だな。
野球場で渡り鳥が飛んでる光景がクライマックスだから笑える。
284吾輩は名無しである:03/05/02 02:06
>>283
「傾ける海」はもっとひどい気が。
285吾輩は名無しである:03/05/02 11:53
一時期大量生産に走ったころのものでわ?
286吾輩は名無しである:03/05/03 22:23
井上靖って自伝物と歴史物以外は駄作が多いね。
歴史物は素材選びと知識があれば筆力さえあればそこそこの物ができる。
もっともそれが純文学のジャンルに入るかどうかは微妙だが…
自伝物は井上靖の感性の文学の結晶体だね。非常に美しい文章だ。
それが何故か大人を題材にした一般小説になるととたんに読むに耐えな
い駄作になってしまうんだね。
結局感受性の文学は、子供、青少年、若者を主人公だからこそ美しいん
であって、妻子持ちの男や老人を主人公としたら、何のドラマもない無味
乾燥な小説となってしまうという事か。
287吾輩は名無しである:03/05/03 22:44
一時期とにかく片っ端から現代モノの小説を読み漁った。
そして驚いた。ほとんどワンパターンなんだ。大学教授や企業重役等の
地位も収入もある還暦まじかの夫、その後妻に入った30前後の若妻、
そして若妻と同年代の青年との恋、お手伝いさん。若妻は着物姿ね。
でもって、若妻と青年とがいろいろやりとりするんだけど、きまって、
夫が意地悪く権威をかさにきて、なかなか青年に協力してやらないんだ。
最後は不完全燃焼で、もやもやっしたまま、諦めることでおしまい。
288夢見がち ◆EUp5Z2C6wA :03/05/04 17:12
旭川に記念館があったような
289山崎渉:03/05/28 09:21
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
290みかん( ☆ ´ ー ` ☆ ) ◆PpNattILVM :03/06/01 02:59
羽後中学校校歌を井上靖が担当してるべ。
http://www.yutopia.or.jp/~ugojhs/gakkou/kouka.html
291吾輩は名無しである:03/06/01 12:43
>>290

湯ヶ島の天城中学校の校歌も、井上靖作詞なんだよね
292吾輩は名無しである:03/06/03 18:58
吉原工業高校の校歌もそうよ
293吾輩は名無しである:03/06/28 08:24
こいつ草加なの?美香が好きだということからしても草加っぽい。
294吾輩は名無しである:03/06/28 12:01
マダムBのBは部落
295吾輩は名無しである:03/06/28 12:02
ブラクラのB
296吾輩は名無しである:03/06/28 12:39
どっちにしろ碌なもんじゃねえな
297吾輩は名無しである:03/07/02 17:59
やっぱ「しろばんば」「夏草冬涛」「北の海」は、サイコー!
298337:03/07/13 18:56
「しろばんば」「夏草冬涛」「北の海」の3部作の主人公の伊上耕作
は「いのうえこうさく」でいいの?
それとも「いがみこうさく」?
299吾輩は名無しである:03/07/13 19:07
 ↑ 337は間違いだった!
300吾輩は名無しである:03/07/14 12:56
こんな風にすんなりと最後まで一気に読める小説ってもうなかなかない。
301吾輩は名無しである:03/07/14 14:08
最近、「しろばんば」「夏草冬涛」「北の海」の3部作読み返した。
物質的には今よりずっと不便だったんだろうけど、これらを読むと
こういう時代に生きても良かったかなと思えてくる。
302吾輩は名無しである:03/07/14 14:46
じっさいは戦争ばっかりの暗い時代だべ、おはなしおはなし。
303301:03/07/14 23:43
>>302
まぁそうかもね。

「北の海」の日本海、現代の俺は日本海っていうと話題の北朝鮮の拉致が思い浮かんでくる。
この頃は勿論、朝鮮も分断されてなく、日本海側で日本人が将来拉致されたりするなんて考えも
しなかっただろうなと思ってしまう。
304吾輩は名無しである:03/07/15 00:38
小学生の頃に「しろばんば」を読んで
おばあちゃん子て異端だよなあ、と思った。
305吾輩は名無しである:03/07/15 01:11
創価学会
306吾輩は名無しである:03/07/15 21:30
やっぱり、夏草でも北の海でも、湯ヶ島にもどって、
おぬい婆さんのことを回想したり、あの苦手な叔父さんにしぼられるくだりが、
一番美しくて好きだな。必ず墓の掃除をやらされてさ。
井上靖さんは、やっぱこれら自伝小説が最高。その他は感動しない。
307吾輩は名無しである:03/07/15 22:00
あの登場人物の中で、井上靖さんが一番長生きしたのかな。
夏草冬涛の何人かは戦死したり早世したり、北の海の鳶さんなんかも
満州国の高官になって死んだとか何かで読んだ記憶がある。
もっとも、遅かれ早かれ、みんな死んじゃうんだけど。
308吾輩は名無しである:03/07/15 22:07
「明日」っておもしろいですか?
309吾輩は名無しである:03/07/16 00:11
金井さんは1~2年前まで存命だったはずですよ
同級生でまだ元気でご健在の人もいらっしゃるしね
310吾輩は名無しである:03/07/17 17:32
>>298
たぶん「いがみ」
311298:03/07/19 10:36
>>310
そっかー。
やはり自伝的小説とはいっても全く自分と同じ発音の苗字は付けないよな。
名前の方は全く違うし。
312吾輩は名無しである:03/07/19 16:26
>>237
>>309
「北の海」の大天井にはモデルとなった実在の人物が居たと知った時は
思わずへぇ〜へぇ〜へぇ〜という感じでした。
結局本人は四高に入れず、それならばと四高の師範を目指して
私立大学の柔道部で稽古に励んだそうです。
その後永らく名古屋大学柔道部の師範を務められたその人、小坂光之介氏は
1998年に90歳で大往生を遂げられたそうです。
やっぱり本人も豪快な方だったみたいですね。

これって既出でしたか?
313吾輩は名無しである:03/07/19 16:54
へえ〜、大天井さんが大往生か、いい話を聞かせていただいた。
314吾輩は名無しである:03/07/19 19:40
大天井さんにもモデルがいたのかー。
もっと詳しく知りたいんですけどソースはどこ?
315吾輩は名無しである:03/07/19 19:47
追記
98年に90歳で亡くなったということは91年に83歳で亡くなった井上と同じ位の
年齢だったんだね。
「北の海」ではかなり年上のような印象が有るけど。
316吾輩は名無しである:03/07/20 18:57
新潮文庫の100冊に井上の作品が1つも入ってないのはどういうわけだ!!
最近の新潮文庫の100冊は安易な流行を追いかけて読者に媚びてるような気がする。
読者に名作を教えてくれるような姿勢に戻って欲しい。

せめて「あすなろ物語」くらいは入れて欲しいな。
317吾輩は名無しである:03/07/20 19:05
うるせーばか
318吾輩は名無しである:03/07/20 20:58
>>317
文字がうるさいのか?
低脳おやじ!!
319吾輩は名無しである:03/07/20 21:18
日本の文学をダメにしたのは井上靖だ、反省汁!
と言ったのは埴谷雄高。

歴史を曲げてる、文学じゃねーんだYO!
と言われて、靖をボコボコにしたのは大岡昇平。

あのDQN小説『孔子』を、よりによって中国語に翻訳して一儲け!
と考えて恥かいた出版社は新潮社
320吾輩は名無しである:03/07/20 21:24
訂正

歴史を曲げてる、文学じゃねーんだYO!
と言われて、靖をボコボコにしたのは大岡昇平。

歴史を曲げてる、文学じゃねーんだYO!
と言って、靖をボコボコにしたのは大岡昇平。

はじかちー…
鬱だ逝こう…
321吾輩は名無しである:03/07/21 06:25
>>314
特にこれというソースはないのですが、
適当にキーワードを入れてググってみると
断片的な情報が結構出てきますよ。
322吾輩は名無しである:03/07/21 08:59
>>321
そっか。サンクス!!
323吾輩は名無しである:03/07/21 19:53
井上さんの小説には、喧嘩や殴り合いなど暴力シーンが沢山出てきます。
すぐにぶん殴ったりゲンコが飛んできます。ムカッ!として、すぐに
ぶん殴る、暴力にうったえる、そんな粗暴さがたくさん出てきます。
あんな小さなからだの中に、名利に対する欲望や支配欲みたいなものが、
充満していたのだと想うと、げに人間の業の深さは恐ろしい。
324吾輩は名無しである:03/08/06 12:22
創価学会
325吾輩は名無しである:03/08/06 14:37
あれほど宗教に造詣の深い井上靖さんが創価学会のわけねえだろが。
たまたま何かの行きがかりで池田太作との文通の企画に乗せられて、
仕方なく波風立てないようにお付き合いしたってのが実情でしょうな。
326吾輩は名無しである:03/08/07 03:48
作品『孔子』で
「孔子研究会」なんてDQNな設定したのは井上靖

327吾輩は名無しである:03/08/10 00:57
「野分の館」行ってきました。
存在も危ぶんでましたが、管理が行き届いた建物に驚き。
「通夜の客」ラストできよが歩いた旧福栄村のあたりから
上石見駅までの道のりは40分程。
駅に着く頃は小説通り雨まで降る始末、道に倒れ込みはしなかったけど。
328吾輩は名無しである:03/08/10 10:57
325 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:03/08/06 14:37
あれほど宗教に造詣の深い井上靖さんが創価学会のわけねえだろが。
たまたま何かの行きがかりで池田太作との文通の企画に乗せられて、
仕方なく波風立てないようにお付き合いしたってのが実情でしょうな。
329吾輩は名無しである:03/08/11 12:13
草加草加うるせーよ
330吾輩は名無しである:03/08/11 23:39
創価学会
331山崎 渉:03/08/15 09:44
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
332吾輩は名無しである:03/08/22 00:41
中間小説age
333吾輩は名無しである:03/08/22 00:45
創価学会
334吾輩は名無しである :03/08/22 19:55
井上靖がノーベル賞に近かったっていうのは本当?
なんか日本のマスコミが騒いでただけのような。
谷崎・三島・安部ならともかくとして
335吾輩は名無しである:03/08/22 20:39
>>334
自分が欲しがっていた、執念のように。取り巻きもそれに乗っかって
盛り上げただけ。
世界的にも文壇的にも、スジが違う。
336吾輩は名無しである:03/08/22 20:40
文学的に、ちがう、ということだ
337吾輩は名無しである:03/08/23 03:25
後期の井上は国民作家を気取った俗物。
創価学会と同じ。
338吾輩は名無しである :03/08/23 04:38
そろそろノーベル賞も社会性の高い作品ではなくて、
大衆文学に近い分野も評価してっていいと思うが。
その意味では井上靖はよいと思う
339吾輩は名無しである:03/08/23 08:15
>338
お前ハリー・ポッターだろ?
340吾輩は名無しである:03/08/24 11:07
創価学会
341吾輩は名無しである:03/08/24 12:59
胃の上や 寿司食ふ我の 食道ぞ

342吾輩は名無しである:03/08/24 16:22
>>340
ソースは?
結構噂は聞くけどホントでつか・・・
343吾輩は名無しである:03/08/24 16:32

☆楽しいことがたくさんあふれている☆

http://mfre.org/?140666
345吾輩は名無しである:03/08/24 17:14
草加と読むと条件反射で引いてしまうが、井上スレは文学板のオアシスだよ。
嘘っぱちでも「皆、彼を読んで大きくなっていった」ってコピーが通用するだろう彼には。
ノーベルなんざどうでもいい。俺にとっては重要な季節風だった。
子供がそこそこの歳になったら、さりげない位置にブッキラボウに置いて、谷崎と一緒に彼の書物を体験させたい。
346吾輩は名無しである:03/08/25 01:44
>>345
漏れなら井上は読ませたくないなぁ…。 谷崎は読ませたいけれども。
347吾輩は名無しである:03/08/25 03:56
井上靖=比良のシャクナゲの爺=構ってくん
348あぼーん:あぼーん
あぼーん
349吾輩は名無しである:03/09/07 19:26
「北の海」が新潮文庫より文字が大きくなって上下巻で発売された。
350吾輩は名無しである:03/09/26 04:02
325 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:03/08/06 14:37
あれほど宗教に造詣の深い井上靖さんが創価学会のわけねえだろが。
たまたま何かの行きがかりで池田太作との文通の企画に乗せられて、
仕方なく波風立てないようにお付き合いしたってのが実情でしょうな。
351吾輩は名無しである:03/10/01 23:07
そうかがっかい
352吾輩は名無しである:03/10/01 23:14
そうか、がっかり
353吾輩は名無しである:03/10/01 23:48
ahahahahaha
354吾輩は名無しである:03/10/17 23:06
おこさんがノーベル賞なら大江健三郎が近いっていったそうだけど
おこさんに他の人を譲られるなんていやだよね。
自分の子供だけにも、ノーベル賞とるなら父ちゃんだよといってほしい。

読みやすいからすきです。
あすなろ物語とか
355吾輩は名無しである:03/10/19 20:15
カワラがなんちゃら、みたいなタイトルの、おもしろかったよ。
誰だっけ?あの坊さん、船が漂流しかけて、写した書物ぜんぶ捨てられちゃって(ry
356吾輩は名無しである:03/10/24 22:15
今、「四角な船」を読んでいるのだが、思いのほか面白い。
まだ途中なんだけど、ちょっと感動してしまったよ。
お得意の新聞記者ネタだけど、恋愛モノじゃないだけに鼻につかない。



>>355
天平の甍だな。坊さんの名前は覚えてない。
主役の名前が普照だったのは憶えてるんだけどな。
実はずいぶん昔に映画もつくられてる。
357吾輩は名無しである:03/10/24 22:20
調べると、

ttp://movie.goo.ne.jp/cast/95940/index.html

かなり沢山原作の映画があるな。
あすなろの映画版の脚本を黒澤明が書いてる。実は結構すげぇ。
358吾輩は名無しである:03/10/24 23:16
そうか
359吾輩は名無しである:03/10/25 17:58
文壇酒豪番付の堂々の横綱だってな。
360吾輩は名無しである:03/10/27 01:27
そうか
361吾輩は名無しである:03/10/28 19:31
「四角な船」読み終わりました。やっぱり老婆いいなぁ。
あと数人残ってる乗船資格者も紹介して欲しかった。


他は、「三宮炎上」に入ってる「眼」という短編が好き。
若い女教師萌え。
362吾輩は名無しである:03/10/28 20:17
そうか
363吾輩は名無しである:03/11/02 00:20
364吾輩は名無しである:03/11/10 16:38
えいたいこうしゅのくびかざり

リア消の夏の日、井上靖との最初の出会いはこれでした
井上靖の古代中国ものは今も好き
365吾輩は名無しである:03/11/10 20:07
井上靖さんがなくなった日の朝刊を駅の売店で買って、
ぼくは電車の中で涙を流したんだ。
その朝刊は、もう真っ黄色に変色しちゃったけど、いまもちゃんと
机の引出しの中に眠っている。
366吾輩は名無しである:03/11/10 20:45
「白い牙」

やや太宰の「斜陽」っぽいタッチだが、前者より清潔感があって
こんなのも手掛けてたんだなと 新鮮に感じた。
367吾輩は名無しである:03/11/11 16:50
題材に興味を引かれるのが多いから結構読んだけど、
小説家としての腕はイマイチかな・・・
368吾輩は名無しである:03/11/12 18:50
大天井さん関係

http://www.queststation.com/catalogue/budo_j02.html
ビデオ売ってます(w
http://www.center-sp.co.jp/kakuto/video/budo/
下から5番目。ちょっとパケ写アリ。


井上靖は、初期◎ 中期× 後期△ 晩期◎と言った感じだ。

http://www2.plala.or.jp/baribarikaniza/inoue/bunkobon/table.html
これだけ作品があるが、ヘビーな読者はどれだけ読んでる?
369吾輩は名無しである:03/11/15 02:20
ばあちゃ、おめざ
370吾輩は名無しである:03/11/17 12:07
井上靖『崖』 原稿守って40年 
本紙連載 当時のバイト男性
芥川賞受賞作「闘牛」や「氷壁」「敦煌(とんこう)」などの作品で知られる
作家・井上靖(一九〇七−九一)が、六一年から六二年にかけて東京新聞に
連載した長編小説「崖(がけ)」の原稿を保管していた男性が十六日、原稿を
横浜市中区山手町の県立神奈川近代文学館に寄贈した。原稿はほぼそろって
おり、枚数は約二千枚に及ぶ。同館は「これだけの長編で原稿がまとまって
見つかるのは珍しい。状態も良く、推敲(すいこう)の過程がうかがわれ、
研究上の価値も高い」としている。
■横浜の文学館に寄贈 『ほっとした』
寄贈したのは、埼玉県狭山市水野の派遣社員矢満田(やまんた)智康さん
(66)。小説「崖」は、がけから落ちて記憶を失った男の苦悩などが描かれた
作品で、六一年一月三十日から翌六二年七月八日まで五百十七回にわたり
東京新聞夕刊に連載された。矢満田さんは当時、東京新聞校閲部でアルバイトを
していた。掲載が済んだ井上の原稿が、他の原稿と一緒に処分されると知り
「大家の原稿が処分されるのは惜しい」と、許可を得て原稿を集めた。
矢満田さんは約四十年間、長野県四賀村にある実家の物置に原稿を保管。
寄贈先を探していたところ、同館で「井上靖展」が開かれていることを知り、
同展最終日の十六日に寄贈した。同館の建設準備懇談会メンバーには、生前の
井上も参加しており、没後、遺族から原稿や取材ノートなど約一万四千点の
資料が贈られ「井上靖文庫」として保存している。井上の長女浦城いくよさんは、
井上が好んだというブルーブラックのインクを使った万年筆で書かれた原稿を
見て「間違いなく父の原稿。四十年間も原稿を大切に守り通してくださったこと
が何よりありがたい」と感激した様子。矢満田さんは「よかった。ほっとして
います」と笑顔で話した。寄贈された原稿は、同館が来年三月に開催予定の
常設展に、特別コーナーを設けてお披露目するという。(東京新聞)
371吾輩は名無しである:03/11/29 10:06
井上のことを吉田健一は評価していたね。珍しい、意外だ。
372吾輩は名無しである:03/12/04 03:35
>>365
私もその時高校生でした。
朝電車の中で新聞を読んでいる人がいて、井上靖の字が見えたから覗き込んだら
亡くなったと言う記事でとてもショックでした。

高校生の頃、修学旅行で明治村に逝った時に四高の道場があって、中の名簿がどうしても見たくて
係りのおじさんに頼み込んで入れてもらいました。
あまり熱心だったせいか、「お嬢さんは文学部かなんか?」と聞かれました。

いいえ、ただのオタでした。(そうは答えませんでしたが)
名簿には『北の海』に出て来る人物の元になった様な名前がいっぱいありました。
373吾輩は名無しである:03/12/04 06:49
そうか
374  :03/12/04 12:47
「夏草冬ナミ」とかのモデルになった人たちも、もうみんな亡くなってるのかな?
375吾輩は名無しである:03/12/04 17:13
漏れは好きな作家が死んでもあまり悲しいとは思わないなあ。
もっとも好きな作家のほとんどが死んでる訳だが・・・
376吾輩は名無しである:03/12/04 21:26
俺の場合作家というより俺自身が死んでるわけだが
377吾輩は名無しである:03/12/04 22:56
>>376
恐いんですが(w
378吾輩は名無しである:03/12/04 23:11
>>374
木部のモデルになった人は20才で亡くなった。
藤尾のモデルになった人も、昭和40年代になくなっていたような。
金枝のモデルの方だけはわからないけど、生きていたら96、7才になっているだろうから・・・
どうでしょう。元気でいて下さるといいんですが。

沼津に旅行に行った時に、藤尾のモデルになった藤井さんのお家と思われる物を発見したのですが・・・
あれは本当にそうだったのだろうか
379 :03/12/05 15:47
>>378
木部のモデルになった人はそんなに若くして亡くなったんだ。
藤尾宅行ってみたいね。窓から脱出!
380吾輩は名無しである:03/12/05 16:31
おまいらに贈る。
何かなし 人をののしる そのことの
良かれ悪しかれ 我ら若しも
by木部
381吾輩は名無しである:03/12/05 16:31
★yahooアダルト年末特集★
http://homepage3.nifty.com//hot-hot/7254.html
382吾輩は名無しである:03/12/05 20:01
井上って、司馬遼太郎みたいな歴史小説家じゃないの?
383吾輩は名無しである:03/12/05 23:13
>>380
キザだな。
それに自分で我ら若しもはいかん。

by金枝
384吾輩は名無しである:03/12/06 01:04
>>382
歴史ものも多いけど自伝ものや現代(といっても昭和中期)ものも
あるから一階に言えないだろう。
それに司馬の作品は文学といえるのか?
385吾輩は名無しである:03/12/06 17:28
井上靖のファーストキスの相手は・・・
寺の娘の郁子のモデルになった人だぞ。
寺で相撲をとっている時に倒れて、
そのときに井上靖がキスしてきたそうだ。
386 :03/12/18 12:26
いざ行かむ 行ってまだ見ぬ山を見む 目に甘き山は青空にあり
387吾輩は名無しである:03/12/19 20:47
結婚記念日という作品が結構好きでした。
388吾輩は名無しである:03/12/23 23:42
あすなろ物語の、

「トオイ、トオイ山ノオクデ、フカイ、フカイ雪ニウズモレテ、
ツメタイ、ツメタイ雪ニツツマレテ、ネムッテシマウノ、イツカ」

という一節が切なくて好き。
389吾輩は名無しである:03/12/25 23:40
>>387
短編だと思うけど、なんて本に載ってるの?聞いた事無いな
390387:03/12/26 23:05
>>389
角川文庫の「愛」という短編集(薄い本)に入ってました。
その短編集の靖の作品は全部好きでしたが、なかでも一番のお気に入りだったんです。
靖作品独特の優しさが強く前面に出てる感じがして…。
391吾輩は名無しである:03/12/29 23:45
今日、詩集「北国」手に入れた。良い。
392吾輩は名無しである:03/12/30 05:53
そうか
393吾輩は名無しである:03/12/30 17:26
この時期に「海峡」を読むと温泉に行きたくなる
394吾輩は名無しである:03/12/31 17:20
そうか
395 :04/01/04 00:02
「北の海」の続編が読みたい。誰か書け。
396吾輩は名無しである:04/01/05 13:29
金沢での高校時代の話、ホント読んでみたいね〜。
397吾輩は名無しである:04/01/05 13:55
そうか
398吾輩は名無しである:04/01/05 14:18
…そうです。
399吾輩は名無しである:04/01/05 14:24
400吾輩は名無しである:04/01/05 15:07
井上靖って
祖父だか曽祖父だかの囲われ者になついてライスカレーを作って
もらったんだってね
TVでやってたぞ
それでカレーのかかっていないまだ白いままのライスのことを
「しろばんば」って呼んだんだってね
ロマンチックやなあ
401吾輩は名無しである:04/01/05 19:20
むかし、勤めていた小さな会社で、毎日新聞の記者あがりの
おじいさんがおって、井上はぼくの後輩だ、キミ、作家志望なら、
紹介してあげるよって、いってたけど、あれ、ハッタリだろな。
もう、きっと、死んでしまったろ。なんまんだぶなんまんだぶ。
402吾輩は名無しである:04/01/06 18:43
>>400
意図がわからん。何がロマンチックかもわからん。

とりあえず「しろばんば」読め。冒頭を二回読め。
403吾輩は名無しである:04/01/06 22:51
ロマンチックだねえ・・・
404fushianasan:04/01/06 23:11
405吾輩は名無しである:04/01/07 21:13
大天井さん、来年こそは受かってくださいね!
人のことを心配している場合か!
406吾輩は名無しである:04/01/09 18:50
「孔子」って評価低いの?
野間文芸賞取ってるみたいだけれど。
407吾輩は名無しである:04/01/12 18:27
どんどん焼きっていつごろだっけ?
もう過ぎたかな。
408吾輩は名無しである:04/01/12 20:50
井上さんは、大酒飲みで、最晩年の「石涛」でも、
グラスと氷とウィスキーのボトル(きっと高級酒)をぶら下げ、
真夜中なのに、独り酒盛りやってる風景がでてくるね。
それで、とうとう食道が焼けて腫瘍ができちゃった。
開高さんもその他おおぜいの酒のみ作家もそうだけど、
食道は弱点ですな。あんまり気を使わないところに弱点がある。
409吾輩は名無しである:04/01/14 21:56
「北の海」は10回近く読んだなあ。
村上春樹のノルウェイの森の中で主人公が「グレート・ギャツビー」について熱く語ってるが、
僕にとって「北の海」がそんな一冊だな。
奔放さがたまらない
410吾輩は名無しである:04/01/20 23:08
「しろばんば」久しぶりに読んだ。幸夫って後の作品に出てきたっけ?
411吾輩は名無しである:04/01/21 00:18
美香QNW語録

「オイディプスの両目潰しはいつか真似してみたい」




( ゚д゚)・∵.


412吾輩は名無しである:04/01/28 23:13
ばあちゃ、ライスカレー食べたい
413吾輩は名無しである:04/01/28 23:28
>>412
綿矢綿矢と騒いでいるのは『しろばんば』を追いかけます子供のような
ものだね・・・
乱立綿矢スレに巨匠スレをほりこんで、「お前たちも『あしたはひのきに
なろう』と思え」という比喩か?
深いなぁ・・・ふかくねえかw
414:04/02/07 21:22
うおっ!
415吾輩は名無しである:04/02/08 09:11
歴史小説で一番すきなのは何?
俺はありがちだけど敦煌。
416吾輩は名無しである:04/02/08 20:13
ジョン万次郎
417吾輩は名無しである:04/02/08 23:01
歴史モノと西域モノは別?西域物語とか好きだけど。
でも、結局自伝3部作に勝るものはないね。
418吾輩は名無しである:04/02/09 05:41
結局

自伝三部>詩≧歴史=随筆>>現代モノ

て感じになってしまうんかな?
419吾輩は名無しである:04/02/09 09:15
自伝三部作ってしろばんばとなに。
420吾輩は名無しである:04/02/09 12:29
創価学会の池田大作と往復書簡をしたことを忘れてはならない
421吾輩は名無しである:04/02/09 13:40
>>415 天平の甍。唐招提寺はすぐ近くなので、読んでいてすごくイメージがわいた。
   唐招提寺の金堂は修理中なのでいまは見れないが、平城宮から移築されたと言う
   講堂など見所満載。
422吾輩は名無しである:04/02/09 15:33
>>419
夏草冬濤(字違う?)・・・・・中学時代の話。だんだん悪くなっていく。
北の海・・・・・中学卒業後の浪人中の話。柔道に惹かれていく。

どっちも話の中で湯ヶ島に帰るのでしろばんばを読んでいればもっと楽しい。
423吾輩は名無しである:04/02/11 18:45
>>418
現代モノをそう毛嫌いするのもどうかと思うぞ?
四角い船だとか、比良のシャクナゲだとか、氷壁だとか、名作もある。

自伝三部(&あすなろ)には勝てないかもしれないが、現代モノには
膨大な駄作の中から名作を探し当てる楽しさがある。
424423:04/02/11 18:46
毛嫌いではないな。曲解してスマン。
そんなに悪くないよと言いたいんだよ。
425あぼーん:あぼーん
あぼーん
426吾輩は名無しである:04/02/11 19:50
創価学会の池田大作と往復書簡をしたことを忘れてはならない
427吾輩は名無しである:04/02/12 06:02
>>423
俺は現代モノはすごく好きだよ。俺的には

 自伝三部≧現代モノ>詩>歴史=随筆

かな。歴史物はなぜかあまり馴染めない。
428吾輩は名無しである:04/02/14 13:20
ばあちゃ=しろばんば
429吾輩は名無しである:04/02/15 00:11
創価学会の池田大作と往復書簡をしたことを忘れてはならない
430吾輩は名無しである:04/02/20 10:30
ばあちゃ、おめざ
431吾輩は名無しである:04/02/20 10:37
創価学会の池田大作と往復書簡をしたことを忘れてはならない
432吾輩は名無しである:04/02/20 10:42
ばあちゃ、おめざ
433吾輩は名無しである:04/02/20 19:19
無声堂
434吾輩は名無しである:04/02/20 19:22
紅茶
435吾輩は名無しである:04/02/20 22:38
『北の海』の字でかくしてんじゃねーーーー
436吾輩は名無しである:04/02/22 05:33
「射程」を読む前にどんな話かと思って解説を
読んでみたらネタバレしてやがった…_| ̄|○
読む気失せたじゃねーか山本健吉め。
437吾輩は名無しである:04/02/22 16:30
あき子の「あ」の字はアンポンタンの「あ」の字
438吾輩は名無しである:04/02/23 02:03
井上は、俺と読書を結び付けてくれた「掛け橋」です。

木部こと岐部氏は短歌の名手で、天才的な才能の持ち主だったと回顧録で評されています。
チフスを患って、若くして他界したそうだ。
 
金枝こと金井廣氏は、医者になり、引退後に執筆活動をしている。
彼の夢は、貧しい人達を診る医者になることだったから夢を達成してカッコイイと思う。
 

439吾輩は名無しである:04/02/23 02:13
藤尾こと藤井壽雄氏は、六十歳代で他界されたと記憶している。
御成橋付近の「福島屋」が彼のお店だったと思う。(未確認)

ところで、実在する露木氏って小説の中のさんちゃんの事かな?
440訂正  :04/02/23 02:34
訂正します。
藤井氏(藤尾)の家は、福島屋ではなく大阪屋でした。
ゴメンナサイ。
現在は、店は移転して、「フヂイ」という店名の文房具卸問屋だそうです。
ちなみに「かみきの家」の蘭子とれい子は、二人とも若くして他界されたそうです。 

しろばんば 夏草冬涛 北の海をテーマとしたWEBサイトがあります。
かなり面白いです。
管理人に許可を貰えれば、ここにリンクしたいと思います。
441吾輩は名無しである:04/02/23 02:36
しろばんばに出てくるあき子と北の海に出てくるあき子は別人です。
442吾輩は名無しである:04/02/23 03:24
創価学会の池田大作と往復書簡をしたことを忘れてはならない
443吾輩は名無しである:04/02/23 09:21
ばあちゃ、おめざ
444吾輩は名無しである:04/02/23 22:10
誰にでもわかる平易な言葉で物語が展開し、
とうとう最後まで一気に読ませてしまい、
あとにはほのぼのとした感慨が残る。
そんな小説の書き手は司馬さんが逝って、
もうこの日本には残っておりません。
445吾輩は名無しである:04/02/23 22:14
ほのぼのだった?
ばあちゃ死んで号泣したんだけど・・・・
446吾輩は名無しである:04/02/23 22:15
あ、別に しろばんば とはいってないか。すまそ
まあ しろばんば もほのぼのかな
447吾輩は名無しである:04/02/24 01:53
>>444
井上の自伝的小説シリーズって、まさにそれだよね?
時代を超越して、だれもが共感できる普遍的なものが感じ取れる。

448吾輩は名無しである:04/02/24 09:32
ところが「風涛」などを読むと難しい熟語だらけで、
ほとんどわけがわからない。つまり、書こうと思えば、
いくらでも難解に書けるけれども、あえてそんな野暮はしない。
川端康成さんも谷崎潤一郎さんもみんな、とんでもないくらいの碩学だけど、
平易な言葉で表現し、それで読者にちゃんと感動を与えるものを書いた。
いくらでも難しい言葉を知っている人が、やさしい言葉で書く文章。
だからこそ、どんなにぶ厚くても最後まで一気に読めるのだろう。
449吾輩は名無しである:04/02/24 11:03
この人の代表作1つといったらなに?
450吾輩は名無しである:04/02/24 12:36
創価学会の池田大作と往復書簡をしたことを忘れてはならない
451ぬい:04/02/24 21:22
坊の代表作といったらそらおまえさん、しろばんばさ。
坊はこんなおばばのことも忘れんで書いてくれた!

452吾輩は名無しである:04/02/24 21:23
創価学会の池田大作と往復書簡をしたことを忘れてはならない
453吾輩は名無しである:04/02/24 21:25
ばあちゃ、おめざ
454吾輩は名無しである:04/02/24 21:47
>>452
そうか…
455吾輩は名無しである:04/02/24 21:54
創価学会の池田大作と往復書簡をしたことを忘れてはならない
456吾輩は名無しである:04/02/24 21:58
この前、長泉の井上文学館に行ったらおめざの飴が売ってたよ!
457吾輩は名無しである:04/02/24 22:08
それ ほしい

ばあちゃ、おめざ
458吾輩は名無しである:04/02/24 22:31
いかにも手作り風の黒飴だよ。
結構美味しいぜ
459吾輩は名無しである:04/02/24 22:42
それなめまくって、虫歯になろっと
460吾輩は名無しである:04/02/26 09:25
井上文学館はなかなか楽しかったぞ
461吾輩は名無しである:04/02/26 12:45
ばあちゃのライスカレーも売ってくれ
462吾輩は名無しである:04/02/26 13:15
鳶のトビカレーも美味しい。
まぐさもはいってる。
大天井カレーはまずい。
蓮実カレーは甘口だった。
蘭子カレーは薄い
463吾輩は名無しである:04/02/26 15:29
創価学会の池田大作と往復書簡をしたことを忘れてはならない
464吾輩は名無しである:04/02/26 16:13
池田先生と文通するなんて凄い人だね!
中学から創価にいっててもなかなかそこまで出世しないからね
465吾輩は名無しである:04/02/26 18:08
アホか!池田ごときが井上靖さんと文通できるほどの、
知識も教養もあるわけねえだろが(w。
みんな、ゴーストが対応してるに決まってんだろが。
そんな実情、とっくの昔にバクロされてるよ。
466吾輩は名無しである:04/02/26 19:59
井上ー!
このヤロ ヴォケが しばくぞ
467吾輩は名無しである:04/02/26 20:08
>>466
井上さんは、文壇酒豪番付の東の正横綱だぞ、このばか!
ヘタなことほざくと、しばき倒されっど!
あの人はほんまもんの酒豪だど。
ふだん真面目そうな大人しい人が酒のんで怒ると、
ほんとこわいんだぞ!ばかめが。
468吾輩は名無しである:04/02/26 20:32
「ばかめが」で
文太を思い出した
469吾輩は名無しである:04/02/26 21:12
ばかめ!のじいさん、文太っていうのか。
はじめて知ったよ。
470吾輩は名無しである:04/02/27 01:21
わからずやの、ばかもんの、ろくでなしの洪ちゃ!
たんとぶくぶくの水飲んで、肺病になって死んじまうがいい!
471吾輩は名無しである:04/02/27 01:23
463 名前:吾輩は名無しである 投稿日:04/02/26 15:29
創価学会の池田大作と往復書簡をしたことを忘れてはならない



464 名前:吾輩は名無しである 投稿日:04/02/26 16:13
池田先生と文通するなんて凄い人だね!
中学から創価にいっててもなかなかそこまで出世しないからね


465 名前:吾輩は名無しである 投稿日:04/02/26 18:08
アホか!池田ごときが井上靖さんと文通できるほどの、
知識も教養もあるわけねえだろが(w。
みんな、ゴーストが対応してるに決まってんだろが。
そんな実情、とっくの昔にバクロされてるよ。
472464:04/02/27 01:53
>>465
すまん、ギャグのつもりで書いただけだ。
釣りというわけではない。
俺は中1の時から井上の本を愛読してて、故人がどのような思想の持ち主だったか察する事ができる。
大学の専攻は印度哲学だから、創価と池田がどんなに汚いかも知っているつもりだ。
473吾輩は名無しである:04/02/27 19:19
>>472
印度哲学って哲学をどう捉えてるの?
474吾輩は名無しである:04/02/27 19:44
>>473
あんまり難しい質問すんなよ!ばかめが!
その質問は、なんで地球は自転するんでしょうか?
なんで、人は生まれたり死んだりするんでしょうか?
などと、おんなじくらい、
答えようのない、愚問だ!バカめが!
475吾輩は名無しである:04/02/27 19:59
>>474
いやそういうつもりじゃないんだけど
木田元が哲学は西洋特有の知のあり方で
印度哲学や中国哲学というのはおかしいと言ってたもんで
476吾輩は名無しである:04/02/27 20:37
井上靖の作品って、本人の思想性はあまり出ていないような・・・
477吾輩は名無しである:04/02/27 21:57
>>441
しろばんば・夏草と北の海で同名別人なのはれい子でわ。
478吾輩は名無しである:04/02/28 01:59
素朴な疑問ですが、何で洪作はかみきの家で食中毒起こしたんですか?
トコロテンがいけなかったのですか?
479吾輩は名無しである:04/02/28 08:25
素朴素敵だな
480吾輩は名無しである:04/02/28 12:41
ばあちゃ、おめざ っていうセリフはないよね?ある?

はい、おめざ はあったきがするけど。

べつにあってもなくてもどっちでもいいんだけど。気になったから
481吾輩は名無しである:04/02/28 12:51
しろばんば・夏草と北の海で同名別人なのは洪作だよ
482吾輩は名無しである:04/02/28 12:53
ばあちゃの制止をおしきって土蔵裏で洪作が小便するシーンは覚えてるな。
坊に怒られたとかばあちゃが言ってたけど、ばあさんを叱り付ける小学生なんて将来ろくなものにならないだろうな。
483吾輩は名無しである:04/02/29 00:12
おなかすいたずら
484吾輩は名無しである:04/02/29 00:14
ずらじゃねぇ!って言ってんだろ!
485吾輩は名無しである:04/02/29 01:13
お腹すいたデヨ
486吾輩は名無しである:04/02/29 03:18
お腹すいた層化
487吾輩は名無しである:04/02/29 09:45
おばあちゃん、おばあちゃん
488吾輩は名無しである:04/02/29 12:31
文学嫌いの子供のころ、はじめて最後まで読んだ長編が「しろばんば」だった。
その後しばらく、寝る前に枕元にティッシュにお菓子などを包んで置いて、寝起きに
食べてた。
おせんべいや飴だまを包むと、大変なことになっていた。
489吾輩は名無しである:04/02/29 12:34
こうさくのこのじはこうまんのこのじ
490吾輩は名無しである:04/02/29 12:38
おいコラばあちゃ ヴォケが しばくぞテメ
491吾輩は名無しである:04/02/29 22:53
レスを見てるとやはり一番人気は『しろばんば』?
オレはしろばんばしか見てないんだけど
なんか続きを見るのやだな。
夏草なんとかとか、北の海とか。
あのままでおわりがいいな。
492吾輩は名無しである:04/02/29 23:16
夏草で洪作は煙草すって不良化します。
北の海で洪作はむさくるしい柔道部員になります。

読んで後悔しますた。婆ちゃは泣くでしょう。
493吾輩は名無しである:04/02/29 23:27
主人公は 婆ちゃ!!!!
洪作は 脇役!!!!!!
494吾輩は名無しである:04/02/29 23:40
夏草では昇天したばあちゃが洪作の頭上で薄い膜状のオリモノになりかげひなた洪作にアドヴァイスをつぶやきます
ご期待
495吾輩は名無しである:04/03/01 04:27
しろばん、夏冬、きたのうみ読んだ。
つぎなあによんべか…
誰かおしえて
496吾輩は名無しである:04/03/01 04:55
四季の雁書
著者名
池田大作
出版社
聖教新聞社
ジャンル
日本文芸
登録日2000/09/02 12:18:25
オーナージュンカイ さん
内容井上靖氏との四季の手紙のやりとり。
ISBNコードISBNコードなし

電子ブック化投票2票 [説明]   (下の「投票する」ボタンよりご投票ください)
復刊リクエスト数4票 / 100票

ttp://www.fukkan.com/vote.php3?no=1542
497吾輩は名無しである:04/03/01 09:28
井上靖さんってやっぱりすごい人だったんだな。
池田のハク付け相手に選ばれたのだものな。
「池田大作、井上靖と日本の四季を語る!」ってか(w
498吾輩は名無しである:04/03/01 22:38
創価厨まだ居たのか
499吾輩は名無しである:04/03/01 23:06
井上オタども現実を見つめろ
創価なんだよ井上は
500吾輩は名無しである:04/03/02 03:27
42 名前:吾輩は名無しである 投稿日:03/08/02 20:33
女版「高見順」
このヒトまじでフォーマットとして使えます。
もしくは・・・井上靖の現代的活用法(スンマセン
アダを成せば層化に取り入ること可能かと(スンマセン
501吾輩は名無しである:04/03/02 04:26
ほらほら、こうやって世の中、層化に浸蝕されてしまう。
相手にするから悪いんだ。無視、無視。
502吾輩は名無しである:04/03/02 16:52
井上靖は創価
真実を語ろうぜ
503吾輩は名無しである:04/03/02 19:53
勉強なんてなんにもしない、明けても暮れても柔道柔道。
朝から番まで柔道柔道。いかにうまく技を掛けられるか、
どうしたら相手の逆を取れるのか…、
寝ても醒めても柔道柔道、畳に染みた汗を舐めて、
塩分を補給するのだ、柔道柔道。
504吾輩は名無しである:04/03/02 22:50
井上靖+創価=柔道
505吾輩は名無しである :04/03/04 07:56
小説の冒頭で、生ガキを旨そうに食べるシ−ンが
出てくるのは、なんて題だっけ?
506吾輩は名無しである:04/03/04 08:03
おばあちゃん、おばあちゃん
507吾輩は名無しである:04/03/04 08:37
なんだい?そうか
508吾輩は名無しである:04/03/04 12:19
ばあちゃ、おなめが食べたい。


…おなめって何?
509吾輩は名無しである:04/03/04 12:42
婆ちゃん、おまんこ舐めたい
510吾輩は名無しである:04/03/04 19:37
今の子はおなめ知らんのかや?

おなめっつうのはな、「径山寺味噌」のことだわさ。
茄子だの胡瓜だのを漬け込んだ甘い味噌、あったかい飯には最高さ!
511吾輩は名無しである:04/03/04 21:09
ばあちゃ、カレーライス食べたい。
そうかそうか、うちのカレーは辛いぞぉ。
おじいちゃんのカレーなんて、それはもう辛くてからくて、
このばあちゃでも、食べられんかった。
さあ、ぶくぶくせい!
512吾輩は名無しである:04/03/04 22:54
おばあちゃん、おばあちゃん
513吾輩は名無しである:04/03/04 23:37
お母さん。ありがと
がんばって生きてくから心配せんで
やすらかに
514吾輩は名無しである:04/03/05 09:02
主人公は ばあちゃ!!!!!!
515吾輩は名無しである:04/03/05 09:48
497 名前:吾輩は名無しである 投稿日:04/03/01 09:28
井上靖さんってやっぱりすごい人だったんだな。
池田のハク付け相手に選ばれたのだものな。
「池田大作、井上靖と日本の四季を語る!」ってか(w
516吾輩は名無しである:04/03/06 00:07
>>509
婆ちゃんのを?

>>510
都会のスーパーでも売ってるかな? 探してみます。
517吾輩は名無しである:04/03/07 20:16
>>516

普通は「なめ味噌」で売られているな。
518吾輩は名無しである:04/03/09 11:17
「しろばんば」で、ばあちゃが「ねずみにひかれる」ってどういう意味ですか? 
寝ている時に、ねずみが体の上を走りまわるっていうことでいいのですか?
519吾輩は名無しである:04/03/09 11:21
497 名前:吾輩は名無しである 投稿日:04/03/01 09:28
井上靖さんってやっぱりすごい人だったんだな。
池田のハク付け相手に選ばれたのだものな。
「池田大作、井上靖と日本の四季を語る!」ってか(w
520吾輩は名無しである:04/03/09 18:19
>>518
神隠しにあうというような意味。
521吾輩は名無しである:04/03/09 18:24
池田にケツマンコされて来い
522吾輩は名無しである:04/03/09 19:41
>>520 サンクス。
523吾輩は名無しである:04/03/09 22:36
文芸的価値は置いといて、井上靖の作品は現実性に乏しいように思えます。
極端にいえば、現実離れしていて夢物語の別世界のようです。まぁ、それで
いいんでしょうが。
524吾輩は名無しである:04/03/10 22:57
このスレ見たせいで、「しろばんば」再読しちゃったよ。
子供の心の機微がどうしてこんなにうまく表現できるんだよ、このお人は!
これ書いたの50過ぎでしょ。

あ〜、伊豆に旅したくなったよ。 しばらくは懐古趣味に走りそうだ。
525吾輩は名無しである:04/03/12 18:47
おばあちゃん、おばあちゃん
526吾輩は名無しである:04/03/12 19:43
497 名前:吾輩は名無しである 投稿日:04/03/01 09:28
井上靖さんってやっぱりすごい人だったんだな。
池田のハク付け相手に選ばれたのだものな。
「池田大作、井上靖と日本の四季を語る!」ってか(w
527吾輩は名無しである:04/03/12 20:41
なんか、自分が適当にカキすてた文章が、あちこちで、
コピペされて、再び目にするのは、なんか、面映い。
そんなに、ぼくの文章を気に入ってくれた人がいるのかぁとか、
へえ〜、けっこうぼくって文才あるかも知れないなあ、とか、
そんなのちょくちょく見るものだから…
本気出したら、年収1000マンくらい稼げるかな?(w
528吾輩は名無しである:04/03/12 21:53
わからずやの、ばかもんの、ろくでなしの>>527
たんとぶくぶくの水飲んで、肺病になって死んじまうがいい!
529吾輩は名無しである:04/03/13 13:32
240 名前:美香 ◆FE5qBZxQnw 投稿日:04/03/11 01:12
>>237
不等号はけんかになるからちょっと……。
むかしは好んでそういうことをやっていたけど。
まあ、それに近いことをやってみよう。不眠症だし。

工藤(知識B 文章C 即興B 体力C)
淳一(知識B 文章D 即興C 体力A)
おさむ(知識D 文章E 即興B 体力A)
団長(知識D 文章E 即興D 体力D)
旭橋(知識C 文章D 即興B 体力E)
ライチ(知識C 文章C 即興C 体力C)
ixion(知識A 文章F 即興D 体力D)
林彪(忘れた)
ファルロスマン(知識C 文章D 即興B 体力B)
ミス板(知識B 文章C 即興F 体力A)
美香(知識C 文章B 即興B 体力A)
創作ノオト(知識D 文章C 即興D 体力B)
35歳主婦(知識E 文章E 即興E 体力E)
白石昇(知識C 文章C 即興F 体力A)

ほかにだれがいたっけ?

241 名前:美香 ◆FE5qBZxQnw 投稿日:04/03/11 01:18
ころにゃん(知識A 文章A 即興A 体力A)
幕ノ内(知識D 文章C 即興B 体力E)
鰯(知識C 文章B 即興B 体力D)
矢部(知識B 文章E 即興D 体力D)
C(知識B 文章E 即興E 体力A)
G(知識D 文章D 即興D 体力D)
530吾輩は名無しである:04/03/14 16:46
↑?
531吾輩は名無しである:04/03/14 19:52
ギクシャクすることなく、普段だれも使わないような言い回しに
へきえきすることもなく、すんなりとたのしく最後まで読め、
読後が爽やかな物語。しろばんば夏草北の海伊豆の踊り子坂の上の雲…、
そういう娯楽大衆小説こそが小説である。
それ以外に小説の定義なんてありゃせん。
532吾輩は名無しである:04/03/15 00:01
余り使わなくなった言い回し、経時変化も考慮しないと、
ギクシャクしたご意見になるようにも思えますが。
句読点適当に入れて分けた方が、すんなり読めます。
また、最後のニ行ないほうが、さわやかです。
533吾輩は名無しである:04/03/15 11:25
平明な文体っていいですよね。 うふふ。
534吾輩は名無しである:04/03/15 14:59
山本周五郎?
535吾輩は名無しである:04/03/23 10:36
おばあちゃん
536吾輩は名無しである:04/03/23 10:52
497 名前:吾輩は名無しである 投稿日:04/03/01 09:28
井上靖さんってやっぱりすごい人だったんだな。
池田のハク付け相手に選ばれたのだものな。
「池田大作、井上靖と日本の四季を語る!」ってか(w
537吾輩は名無しである:04/03/23 13:47
そうかそうか、そんなに気に入ってくれたか、
たんと貼りなさい、たんと。
538吾輩は名無しである:04/03/23 22:31
496 名前:吾輩は名無しである 投稿日:04/03/01 04:55
四季の雁書
著者名
池田大作
出版社
聖教新聞社
ジャンル
日本文芸
登録日2000/09/02 12:18:25
オーナージュンカイ さん
内容井上靖氏との四季の手紙のやりとり。
ISBNコードISBNコードなし

電子ブック化投票2票 [説明]   (下の「投票する」ボタンよりご投票ください)
復刊リクエスト数4票 / 100票

ttp://www.fukkan.com/vote.php3?no=1542


497 名前:吾輩は名無しである 投稿日:04/03/01 09:28
井上靖さんってやっぱりすごい人だったんだな。
池田のハク付け相手に選ばれたのだものな。
「池田大作、井上靖と日本の四季を語る!」ってか(w
539吾輩は名無しである:04/03/24 01:05
『しろばんば』は中勘助の『銀の匙』とイメージがダブる…のは自分だけ?
540吾輩は名無しである:04/03/24 06:41
497 名前:吾輩は名無しである 投稿日:04/03/01 09:28
井上靖さんってやっぱりすごい人だったんだな。
池田のハク付け相手に選ばれたのだものな。
「池田大作、井上靖と日本の四季を語る!」ってか(w
541吾輩は名無しである:04/03/24 23:30
■▲▼
【4:287】【市町村合併】新市名は「伊豆の国」 静岡県の3町合併
1 名前:宇津田司王φ ★ 04/03/24 21:45 ID:???
 静岡県の伊豆長岡、韮山、大仁の3町でつくる法定合併協議会は24日、2005年3月の発足を目指す
新市名を「伊豆の国」とすることを決めた。総務省市町村課は「『の国』を付けた自治体名は他にはない」と
している。

 合併協では、一般公募で集めた候補の中から、委員の選考で「伊豆の国」と「伊豆北条」の2つに絞り
込んだ。その上で同日、25人の委員が投票した結果、「伊豆の国」が2票差で上回った。新市は人口約5万人。

 「伊豆の国」と「伊豆北条」をめぐっては、韮山、大仁両町の両観光協会が今月12日、「地域の
イメージを表しておらず、いずれも新市名として不適当」と、再検討を求める要望書を合併協に
提出していた。

 静岡県の伊豆地方には現在、中伊豆町、東伊豆町、西伊豆町、南伊豆町がある。4月には中伊豆町や
修善寺町など4町が合併し「伊豆市」が誕生する。

http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2004032401005048_National.html

しろばんばのふるさとが・・・

542吾輩は名無しである:04/03/25 03:27
497 名前:吾輩は名無しである 投稿日:04/03/01 09:28
井上靖さんってやっぱりすごい人だったんだな。
池田のハク付け相手に選ばれたのだものな。
「池田大作、井上靖と日本の四季を語る!」ってか(w
543吾輩は名無しである:04/03/27 11:05
今回の尖閣問題で、中国大使館に抗議の電話をした人がいて、
向うは「井上靖の本を読め」の一点ばりの返事だそうです。
それってどの本なんでしょうか?ご存知の方いらっしゃいますか?
544吾輩は名無しである:04/03/27 11:12

井上清だそうです。靖じゃないや。失礼しますた。
545吾輩は名無しである:04/04/01 22:56
>>541
今日なったようですね(´・ω・`)
546吾輩は名無しである:04/04/02 00:00
497 名前:吾輩は名無しである 投稿日:04/03/01 09:28
井上靖さんってやっぱりすごい人だったんだな。
池田のハク付け相手に選ばれたのだものな。
「池田大作、井上靖と日本の四季を語る!」ってか(w
547吾輩は名無しである:04/04/19 15:01
「夏草冬濤」の木部が中学卒業後
まもなく亡くなっていたなんて・・・ショック。
548吾輩は名無しである:04/04/22 02:30
左傾して、同人誌の懸賞に入選したが、間も無く物故したらしい。
井上著「青春放浪」より。
549吾輩は名無しである:04/04/22 03:08
497 名前:吾輩は名無しである 投稿日:04/03/01 09:28
井上靖さんってやっぱりすごい人だったんだな。
池田のハク付け相手に選ばれたのだものな。
「池田大作、井上靖と日本の四季を語る!」ってか(w
550吾輩は名無しである:04/04/26 19:42
小林と増田の消息は聞かないね。
洪作の方から「魅力の無い」あの二人から
離れて行った形だから、
モデルの実名を明かす訳にもいかないか。
551吾輩は名無しである:04/05/08 23:34
北の海に出てくるれい子って「かみき」の人なの?
蘭子は登場しないんだけど。
あとこの人たちは実在のモデルが存在したの?
教えてエロイ人。
552吾輩は名無しである:04/05/09 02:59
497 名前:吾輩は名無しである 投稿日:04/03/01 09:28
井上靖さんってやっぱりすごい人だったんだな。
池田のハク付け相手に選ばれたのだものな。
「池田大作、井上靖と日本の四季を語る!」ってか(w
553馬ちゃんの栗 ◆xsnIkAi182 :04/06/13 04:57
>>551
別人でしょう。性格がぜんぜん違うじゃん。
554吾輩は名無しである:04/06/13 05:42
497 名前:吾輩は名無しである 投稿日:04/03/01 09:28
井上靖さんってやっぱりすごい人だったんだな。
池田のハク付け相手に選ばれたのだものな。
「池田大作、井上靖と日本の四季を語る!」ってか(w
555吾輩は名無しである:04/06/14 15:08
近所の書店を探し回ったんだけど
どこも「北の海」を置いてない・・・。
これには金枝や藤尾や木部は登場するの?
556吾輩は名無しである:04/06/14 22:50
登場する。藤尾以外はちょっとだけだけど。
557カナブン ◆ZwR7TqksOk :04/06/15 12:46
北の海の最後のエピローグみたいなのいらんな
558吾輩は名無しである:04/06/15 12:58
497 名前:吾輩は名無しである 投稿日:04/03/01 09:28
井上靖さんってやっぱりすごい人だったんだな。
池田のハク付け相手に選ばれたのだものな。
「池田大作、井上靖と日本の四季を語る!」ってか(w
559555:04/06/16 04:02
>>556
サンクス。3人のファンなのでそれを聞いて安心したよ。
妙高寺の郁子さんと洪作たちの交流を
もっと描いて欲しいけど、金沢の柔道話がメイン
みたいだからそれは望めそうもないみたいね。
560吾輩は名無しである:04/06/16 04:11
497 名前:吾輩は名無しである 投稿日:04/03/01 09:28
井上靖さんってやっぱりすごい人だったんだな。
池田のハク付け相手に選ばれたのだものな。
「池田大作、井上靖と日本の四季を語る!」ってか(w
561吾輩は名無しである:04/06/16 08:07
>>559
マジ話だけど、郁子のモデルになった人と井上靖はファーストキス。もちろん本には書いてない。
562馬ちゃんの栗 ◆xsnIkAi182 :04/06/16 09:10
>>561

何で知ってんの?
563吾輩は名無しである:04/06/16 09:21
漏れはこの人、恋愛ものの方が好きだなあ
564馬ちゃんの栗 ◆xsnIkAi182 :04/06/16 09:43
緑の仲間が最高傑作だって言ってんのはずっと俺一人だけだ
565吾輩は名無しである:04/06/16 10:41
俺の元彼女は「若き怒濤」が好きだと言ってた
女がフラれる話だったけど、たしか救いのないラストだったような
今「群舞」を読んでるけどなかなかオモロイ
566馬ちゃんの栗 ◆xsnIkAi182 :04/06/16 11:27
れい子って青衣の人にも出てくるな。
いっぺんしろばんば〜北の海を経由したのれい子と思って読んでみうぜ。
567吾輩は名無しである:04/06/16 11:48
>>562
561じゃないけど、そのモデルになった人自身が生前に証言してる。
ttp://www1.sphere.ne.jp/shizuoka/IzuFes/bunkikou/gif/46-47.html
作品内にも書いておけば益々面白くなってたのにね。
洪ちゃんたら照れ屋さんなんだからw
恋愛ものなら「緑の仲間」以外では
「今度は俺の番だ」「黒い蝶」なんかも好きだな。
568罧原堤 ◆5edT8.HnQQ :04/06/16 12:11
黒い蝶より射程だなと思ってたがまあ。
ヒロインは黒い腸のほうが良かったっけ。忘れたけど。
569吾輩は名無しである:04/06/16 14:12
自分は>>436の理由で射程は挫折しかけたけど
読んでみたら黒い蝶より良かったな
570マンコーマン ◆TmeaYmcWyM :04/06/17 13:02
青衣の人
まだ11ページまでしか読んでないが面白いよ。
文章があっさりしすぎじゃないかと思ってたが、これはこれで良いと思えてきた。
傑作の予感がする。
571マンコーマン ◆TmeaYmcWyM :04/06/17 13:09
>>569
背景に戦時中というのがあるのが言いのかもしれないな。戦後まもないか。
駅前に死にそうな人がいる場面とか、変な外人とか出てくるのとかも言い。
あした来る人とか氷壁にはそういうのがないんだよな。
572吾輩は名無しである:04/06/17 13:58
497 名前:吾輩は名無しである 投稿日:04/03/01 09:28
井上靖さんってやっぱりすごい人だったんだな。
池田のハク付け相手に選ばれたのだものな。
「池田大作、井上靖と日本の四季を語る!」ってか(w
573吾輩は名無しである:04/06/18 10:05
497 名前:吾輩は名無しである 投稿日:04/03/01 09:28
井上靖さんってやっぱりすごい人だったんだな。
池田のハク付け相手に選ばれたのだものな。
「池田大作、井上靖と日本の四季を語る!」ってか(w
574ルール破りの悪の超人 ◆5edT8.HnQQ :04/06/18 10:14
>>573
さあお遊びはここまでだw
575吾輩は名無しである:04/06/19 02:36
ブクオフで絶版になったと思われる作品を
ちょろちょろ読んでる
今日花と波濤を読み終えた
576罧原堤 ◆5edT8.HnQQ :04/06/19 07:39
>花と波濤

やっぱ駄作でしたか
577FIRE ◆ZwR7TqksOk :04/06/19 11:54
青衣の人

自殺までは良かったが
変な壷を作り始めてだれてきたと思ったら
井上靖得意の昔知ってた人物と意外なところでの再会の糞ストーリー展開か。
また面白くなってきたぞ。
578吾輩は名無しである:04/06/19 11:56
池田大作の朋友
579吾輩は名無しである:04/06/20 13:25
>>570
「昨日と明日の間」にも”れい子”は出てくるね。
青衣の人、ああいう終り方は井上作品には珍しいんじゃないかね。
あのラストは個人的にはすごく気に入ってる。どちらとも取れるし。
580579:04/06/20 13:34
失礼。上のは566へのレスだった。
581エイチドット@喫煙中:04/06/20 20:33
この人の「孔子」っておもしろいですか?
「論語物語」よりおもしろいですか?
582スペルマンセックス:04/06/26 02:33
私が中学生のときに、国語教師からしろばんばを読むように言われました。
最初は嫌々読んだが、読み進むにつれ小説の世界へ没頭する事となります。
井上文学との出会いは、私の人生航路に大きな影響を与えました。
私は北関東出身ですが、沼津東高(旧制沼津中)へ進み、金沢大学(旧制四高)を卒業。
現在は国語教師となり、中学生に文学の楽しさを伝えるべく、日々奮闘しております。
583吾輩は名無しである:04/06/26 04:54
>>582
その内容とコテハンのギャップがよろしい。
どうせだからトリップつけな
584吾輩は名無しである:04/06/26 23:09
>>582
君がどんなに良い教師でも、そんなコテハン使って書き込みしていたら萎えるね。
585吾輩は名無しである:04/06/27 01:53
「猟銃」は怖い。

あんなドロドロした手紙送りつけられたら・・・
586吾輩は名無しである:04/06/27 17:46
旧制中出で、まだ教師やってるの?
587吾輩は名無しである:04/06/28 12:57
>>586
旧制沼津中に相当ってコとだろ?
旧制中出身者が、なんで中学生のときにしろばんばよむんだ?
とネタ?にまじれす
588吾輩は名無しである:04/07/03 22:09
駅前の文具屋のフ○イは藤尾のモデルの子孫て まじですか
589吾輩は名無しである:04/07/04 11:45
やっぱはじめによむには夏草冬等がいいの?
590吾輩は名無しである:04/07/04 12:28
最初に夏草冬濤を読む位なら、まずはその前にやっぱり「しろばんば」だろ。
で、その後「夏草→北の海」の順かと。続き物だし。
591吾輩は名無しである:04/07/04 15:06
『風林火山』はええのぉ
姫の墓前で切々と心情を語る山本勘助に涙

初期の作品である『闘牛』も読んで見たけど
妙に新鮮で面白かった
592吾輩は名無しである:04/07/10 12:48
ここ1年ほど文春文庫の棚で井上靖の水色背表紙を
見かけないと思ったら、ほとんど絶版になってたんだな。
最後の砦・新潮文庫には頑張ってもらいたいもんだが
その新潮も20年後に残ってるのは三部作と氷壁と歴史物
数冊ぐらいかもな。
593吾輩は名無しである:04/07/10 15:06
>>592
文春
おろしや、西域を行く、遠い海
角川
星と祭、真田軍記
講談社
我が母の記、本覚坊遺文、
(〃文芸文庫)
補陀落渡海記、異域の人・幽鬼

な感じですか。(´・ω・`)ショボーン

大分前からないけど、Kい潮と城砦ぐらい
文庫で読みたい。
594吾輩は名無しである:04/07/15 21:14
>>593
文春文庫の「西域を行く」はすでに絶版だった。
残ってるのは「おろしや〜」と「遠い海」の2冊だけ。
新潮文庫は現在16作品(歴史物8・現代物7・随筆1)。
そろそろ「あした来る人」なんかも危ないと思うんだが・・・
595吾輩は名無しである:04/08/01 23:10
フヂイ
596吾輩は名無しである:04/08/04 21:16
「幼き日のこと」っていう原稿が発見されたそうだ。
書き出しは旭川時代みたい。旭川の文学館に寄贈だって。
気になるなあ。

絶版の危機なんだ、知らなかった。井上靖の作品好きだから買っておかないと。
597吾輩は名無しである:04/08/04 21:28
俺も沼津東出身。3部作は知ってる街が舞台だから好き。
高校入学時に高校の同窓会が夏草冬濤くれた。
洪作が湯ヶ島温泉で校歌歌ってたのはうれしかった。
598吾輩は名無しである:04/08/06 18:11
>>597
君は賢いね。
俺は落ちて東京の私立へ行ったよ。
もう少し早く井上作品と出会っていたら、勉強頑張ったのにな。
羨ましいねぇ。
599吾輩は名無しである:04/08/06 19:33
この人のファンってやっぱ創価ばっか?
600吾輩は名無しである:04/08/11 09:38
三部作以外の現代物で、夏が舞台の作品ってありませんかね?
この季節にピッタリの井上作品を読みたいなと思ったもんで。
601罧原堤 ◆CPG3agOUlA :04/09/09 04:09
夏か。
覚えが無いな。
602罧原堤 ◆QKKcg4BRq. :04/09/09 04:10
燭台でも読んでみるか。
603罧原堤 ◆St3qdKCVf. :04/09/09 04:12
なんか十代の頃はガンガン井上作品読めてたんだけど、いまは退屈であんま読めなくなっちまった
604罧原堤 ◆Fdolx5gPbE :04/09/09 04:14
毒にも薬にもならないんだよね井上の文学なんて
605罧原堤 ◆lE5SM0xlcg :04/09/09 04:15
似たようなのばっかだし。一作ごとに新しい書き方で挑む野心が無かったから死後忘れられたんだよこいつは。
606罧原堤 ◆aWeD6Doloo :04/09/09 04:54
こいつは大岡に噛み付かれたぐらいで自分の一番の長所を捨てちまったゲス野郎。読者のこと考えてないで文壇の事しか考えてないからそういう事出来るんだな。
607吾輩は名無しである:04/09/09 11:38
497 名前:吾輩は名無しである 投稿日:04/03/01 09:28
井上靖さんってやっぱりすごい人だったんだな。
池田のハク付け相手に選ばれたのだものな。
「池田大作、井上靖と日本の四季を語る!」ってか(w
608吾輩は名無しである:04/09/09 16:46
井上は偉大だな
609罧原堤 ◆..EuzNK.q6 :04/09/10 19:43:31
緑の仲間最高傑作
610吾輩は名無しである:04/09/10 19:58:39
×井上は偉大だな

○井上と池田は偉大だな
611吾輩は名無しである:04/09/10 23:53:29
今日、CSで「あすなろ物語(1955・東宝)」を観たんだが
鮎太(久保明)の上にのしかかって顔面中をにキスしまくる玲子(久我美子)に萌え。
根岸明美の演じたお寺の雪枝さんも原作通りのキャラで良かった。
612吾輩は名無しである:04/09/18 17:10:22
西域行の時に使っていたカメラは
ニコマートの何だったのだろうか。ボディが黒かったのは覚えているが。
カメラスレでは誰も知らないようなのでどなたかご教示下さい。
613吾輩は名無しである:04/09/18 17:17:26
創価と仲良し♪
614ミステリ罧イカ原堤 ◆mm/T2n8mWo :04/10/01 15:19:47
十代の頃何度も読み返してたのはドストエフスキーと太宰と井上靖だけだったな、まあ糞司馬遼太郎も読み返してたから、別にたいしたもんじゃないのかもしれないが。中毒性というやつは。
615ミステリ罧イカ原堤 ◆mm/T2n8mWo :04/10/02 02:35:54
俺は二年半前に>>21を書いたが、いまはどれもおすすめできない。緑の仲間ぐらいかな。まあ一回しか読んでないけどあれは良かった。
616吾輩は名無しである:04/10/05 19:31:09
>612
おしい もうちょっと早ければ 長泉の文学館に展示してあったのにね・・・
617吾輩は名無しである:04/11/08 00:25:19
>>616
文学館、10年近く前に1回行ったきりなのですが、
まだ健在ですか?
618吾輩は名無しである:04/11/10 14:42:58
うちの田舎の中学の校歌の作詞が井上靖。
かなりがんばって頼み込んだらしい。
当時の教育委員会GJ。
619吾輩は名無しである:04/11/10 14:45:35
10年以上前だったと思うが,
椎名誠が桜蘭遺跡に行った番組があった。
現地から井上靖と電話で話してるシーンが印象的だったよ。
620吾輩は名無しである:04/11/21 13:17:24
今蒼き狼読んでる。
3日で20ページしか進まない。
何この人。文がクソ重い。
621吾輩は名無しである:04/12/20 18:58:38
18日の読売新聞の編集手帳なんだけどさ。

「雪が降って来た/鉛筆の字が濃くなった」。作家の井上靖は、どこかの少年が書いたという
短い詩を雑誌で読み、深く感じ入ったという。「雪」と題する自身の散文詩に少年の詩を引き、書いている
◆「雪が降って来ると、私はいつもこの詩のことを思い出す。ああ、いま、小学校の教室という教室で、
子供たちの書く鉛筆の字が濃くなりつつあるのだ、と」(新潮文庫「井上靖全詩集」)
◆放課後の雪遊びが頭をかすめたか、鉛筆を握る手に力が入る。心の弾み、胸の波立ちが字を濃くする。
…と、およそ詩的でない理屈づけは、大人の蛇足になるのでやめておこう。


これさあ、雪の白が鉛筆の黒を強調するっていう意味でしょ。
雪で心が躍って筆圧が高くなるなんて、どうしてそんな読み方できるんだ?
読売の記者は本当にアホか?
(それとも僕が読み違えているのか?)
622吾輩は名無しである:04/12/20 19:07:09
なんで、
雪の白が鉛筆の黒を強調するの?
どうやって?

つーか、あんた雪のふる地域に行った事ないでしょ
あたま悪い、観察力なさすぎ
623吾輩は名無しである:04/12/20 19:11:50
まあ筆圧うんぬん言ってるのもどうかと思うが
624吾輩は名無しである:04/12/20 19:15:08
>>622
???
私雪国出身ですが、解釈としては後者でしょ。
何で筆圧が上がるの?
詩としての解釈なら、鉛筆の黒と雪の白の対比でしょ。
625吾輩は名無しである:04/12/20 19:20:01
じゃあノートは黒くなるの? はあ?

もっと複合的な意味だよ
乞食文学者みたいな、あほくさい記号解釈すんなよ  
626621:04/12/20 19:20:37
>>624
と、普通はそう考えると思ったんだが。
まさか初手から反論が来るとは思わんかった・・・
627吾輩は名無しである:04/12/20 19:22:09
>>625
「複合的な意味」って何?
628吾輩は名無しである:04/12/20 19:23:50
>>625
だから対比だって言ってるのに。
そこで「じゃあノートは?」と言う意味がわからん。「複合的な意味」というのも曖昧だし。
629吾輩は名無しである:04/12/20 19:24:02
スキー場の雪じゃねえっつーの
そんな都合よくハイコントラストになるかよ!

>>627
雪がふりはじめたときのことを
よーく考えてみなって
630吾輩は名無しである:04/12/20 19:25:55
>>629
だからさ、そういう「ワカランかな、全く」的な表現は止めて具体的にお願いします。
仮にも人を乞食呼ばわりしてんだからさ。

あとスキー場みたいなハイコントラストってそれこそ即物的な解釈じゃんか。
631621:04/12/20 19:27:54
鉛筆で字を書いている。ふっと外の雪に目をやる。白が飛び込んでくる。
目をノートに戻す。さっきまでの字がより黒くなって感じる。
でいいんでないの?
632吾輩は名無しである:04/12/20 19:28:23
だったら雪が白いの即物的解釈だろ

乞食

633吾輩は名無しである:04/12/20 19:30:33
>>632
結局解釈できてないんでやんの。
634吾輩は名無しである:04/12/20 19:32:56
>622=625=629=632

ガンバレ!
635621:04/12/20 19:34:01
私の解釈そんなに変かねえ?
636吾輩は名無しである:04/12/20 19:34:53
「鉛筆の字が濃くなった」は、子どもの印象だ。

だが、視覚以外の印象は考えないのか
といいたいんだよ乞食

さらに印象を受けた子どもは、次にどうなる?
簡単に思考停止すんな低脳
637吾輩は名無しである:04/12/20 19:35:05
>>621
別に変じゃないが、sageなせえ。
638吾輩は名無しである:04/12/20 19:36:55
>>636
次にどうなんの?興奮するの?
複合的というのは、
白と黒の対比+子供の興奮による筆圧の上昇

とでも言いたいのですか?だったらそう言えばいいのに。
でもそんなまわりくどい話なのかねえ。これ。
639吾輩は名無しである:04/12/20 19:37:46
雪が白い=鉛筆黒い

なんて最初に単純連想することで、その先を
井上靖や記者はいろいろ考えてんのに

なに解釈が違う、とかいってんのかね?
文学者(笑)たちは
640621:04/12/20 19:39:22
>>638
分析批評じゃないからそこまで突っ込まないと思うが。
視覚以外の印象は考えないのか、と言われてもその子は視覚の印象が
強かったから濃くなったと感じたわけだし。
641吾輩は名無しである:04/12/20 19:39:23
>複合的というのは、
>白と黒の対比+子供の興奮による筆圧の上昇

想像力が貧困だねえ
もっと考えろ

642吾輩は名無しである:04/12/20 19:40:41
>>639
記者は筆圧の話しかしてないじゃん。
しかも雪の白については触れてもいないし。完全に解釈違いと取られても
しょうがないでしょ。しかも全国紙の一面に。
643吾輩は名無しである:04/12/20 19:41:17
>その子は視覚の印象が
>強かったから濃くなったと感じたわけだし。

バカですね。人間の五感の相関性を勉強してください。

644621:04/12/20 19:42:04
>>641
さっきから「考えろ」とか「もっと意味が」とかばかりだけど、
あなたの解釈全然聞いてないんだが。

あ、釣りか、スマン、本気で相手してしまった。
645吾輩は名無しである:04/12/20 19:42:49
お前らって
雪がふってくると
黒いもんが濃くみえちゃうのか?

色覚障害者?
646吾輩は名無しである:04/12/20 19:44:06
>>643
何すか「人間の5感の相関性」って。一応大学で心理学やったけど、そんな言葉
は聞いた事ないぞ。(色聴覚とか共感覚ってのはあるけどさ)
さっきから曖昧すぎてよく分らなさ過ぎるのだが、結局何言いたいの?
647吾輩は名無しである:04/12/20 19:48:07
一人困ったちゃんがいるなあ。聞いた風な表現貼り合わせて健気だが。
でも全然解答になってないのね。
専門用語で罵倒する時は少しお勉強してからにしよう!
648621:04/12/20 19:49:42
>>647
まあまあ、若い者にはありがちな背伸びなので。

納得したのでもういいです。終了。
649吾輩は名無しである:04/12/20 19:52:07
うすのろだなあ

雪が白い=鉛筆黒い

なんて最初に単純連想することで、その先を
井上靖や記者はいろいろ考えてんの!

で、想像できないんでしょ。キミ達は
650吾輩は名無しである:04/12/20 19:55:05
>>649
がんばれ。
井上靖や記者はいろいろ考えてるかもしれんが、君も考えた方がいいぞ。
あと僕も引くのであとは自分の力で後付けしてくれ。
(白=黒の単純連想なんて最初言ってなかったし、第一記者も言ってないよ)
651吾輩は名無しである:04/12/20 19:58:26
>>649
補足するとさあ、詩に複合的(?)な意味があるなんて当たり前なの。
でもどれを第一義に持ってくるかが重要なの。
で、普通は詩の解釈としては白=黒のコントラストから話を始めるのが普通なの。
それをこの新聞記者は筆圧が上がるってのを第一義に持ってきてるの。しかもコンテクストから
判断して白と黒の対比には下手すると気づいていないの。それがおかしいってみんな言ってるの。
つまり君のは議論とし二三歩遅れてんの。わかった?
あと色覚傷害とか書くとあんまり良くないすよ。
652吾輩は名無しである:04/12/20 19:59:42
まずさ、子ども達が
学校で何してるかを考えてみなよ。
センセイの板書を写してる?

違うでしょ、書き取りをしてるんだと思うよ。
「濃くなった」と自分の字の推移に気づくんだから。
653吾輩は名無しである:04/12/20 20:02:00
つーかあほくさ
なにがコンテクストだ

おまえ詩かけないだろ(笑)

勝手につまんねー解釈してろ
654651:04/12/20 20:04:51
>>653
貼っといてあげたから後はよろしくね。
あとコンテクストなんて別に特殊な語じゃないから。じゃね。
655吾輩は名無しである:04/12/20 20:07:00
センシティヴな文学者の皆さんは、
夜になるとノオトの白さ(詩的な対比)
に目がかすんで、字がよめなくなってしまうのでしょうか?
コンテクストからの解釈ながら、
お気の毒です
656吾輩は名無しである:04/12/20 20:07:56
芸能板から来ました。
>>655
必死だなあ。自分でも分ってるでしょ?
無用な敵は増やさん方がいいよ。
657吾輩は名無しである:04/12/20 20:10:23
>>652
「書いてる字が濃くなる」より「ふいにノートの字が濃くなる」ような気がする。
というか詩としてはそちらの方が。
658吾輩は名無しである:04/12/20 20:12:27
もういいよ(笑)
659吾輩は名無しである:04/12/20 20:14:51
何故芸能板・・・
660吾輩は名無しである:04/12/20 20:16:44
急にトーンが落ちたな。彼の今後の人生に幸あれ。
661吾輩は名無しである:04/12/20 20:18:59
夜だね
みんなノオト対策にサングラスしてるよね
もちろん
662吾輩は名無しである:04/12/20 20:20:37
>>661
ごめんなさいって言えば許してくれるよ。多分。
うん、解釈はいい。ただ、相手を悪し様に言うのは良くないよな。
663吾輩は名無しである:04/12/20 20:21:30
詩的解釈って便利だね
664吾輩は名無しである:04/12/20 20:23:41
しろばばんば、ばん
665吾輩は名無しである:04/12/20 20:24:11
幽遊白書
666吾輩は名無しである:04/12/20 20:26:58
詩的解釈って便利だね

>657 :吾輩は名無しである :04/12/20 20:10:23
>>652
>「書いてる字が濃くなる」より「ふいにノートの字が濃くなる」ような気がする。
>というか詩としてはそちらの方が。

解釈のために、作品の改ざんですか
667吾輩は名無しである:04/12/20 20:30:34
>>666
改ざんしてないじゃん。
「鉛筆の字が濃くなった」でしょ。「書いている字が濃くなった」なら改ざんかもしれんけど。

何でそんなに必死なの?何か気に喰わない事でもあるのか?
668吾輩は名無しである:04/12/20 20:37:53
解釈のために、詩を殺すな。

それが納得できないなら、
夜はサングラスしてノートを読め。

大いに気に食わん!
669吾輩は名無しである:04/12/20 20:38:58
殺しているのはむしろ君の方かと・・・(記者と)
何か言葉も汚いし。
670吾輩は名無しである:04/12/20 20:41:33
あとは何を言っても笑われるだけじゃね・・・とっとと謝っておけばよかったのに。
671吾輩は名無しである:04/12/20 20:43:26
言葉づかいの件はあやまるが、
断じて詩に死の解釈はあたえていない!

夜はサングラスしてノートを読め。
672吾輩は名無しである:04/12/20 20:44:00
ああ、いつの間にか書いているのは俺だけか。もう帰る。
元気でね。あんまり喧嘩してはいかんよ。
673672:04/12/20 20:48:30
>>671
あ、最後に一個だけ。
つまり、あなたは読売の記者の解釈に賛成なの?
それとも読売>621という事?
俺は読売の記事は感覚的に変だと感じたんだけど。
674吾輩は名無しである:04/12/20 20:50:03
まあ、いつか女の子と一緒にいて、
雪がしんしんと降ってくるのを眺めていて、
「キミが色黒に見えるよ」なんて口をすべらさないようにな!
詩情はどこから生まれるか考えた方がいい。
675吾輩は名無しである:04/12/20 20:52:24
>>673反対ではない。
ただし断じて賛成ではない。
そう読んだっていい。頭の堅いオトナとして。

大切なのは詩情はどこから生まれるか、だ
では
676吾輩は名無しである:04/12/21 01:30:14
かちり 石英の音 秋
677吾輩は名無しである:04/12/21 08:34:24
>>675
結局この人何にも言ってないね・・・批判の為の批判してるだけ。
あと曖昧な印象で物語っているだけだね。
誰も詩情の話なんてしてないのに。
678吾輩は名無しである:04/12/21 08:41:32
自分では頭良いと思ってるんだろうなあ。
某関場氏もそうだけど、借り物の言葉と雰囲気だけで喋って、その実何も言っていない、
というのは社会出てから苦労するよ。
陳腐でも良いから自分なりの意見を言わんと。
679吾輩は名無しである:04/12/21 09:33:39
だから
カノ女と身を寄せ合って、
雪がふる中にしっぽり身をおいてみなよ。
うだうだいってないでさ。

カノ女が色黒になんてみえないから。

だからモテナイ君は・・・
680吾輩は名無しである:04/12/21 09:35:55
モテナイ君
かわいそうだからヒントあげるよ

忍ぶ川でもよめば?
681吾輩は名無しである:04/12/21 09:38:09
レンブラントやターナーを観察するのもいい
682吾輩は名無しである:04/12/21 09:43:26
服のセンスも悪いんだろうな
683吾輩は名無しである:04/12/21 09:46:02
水彩でもやってみろ
いかに間違った思い込みだったか思い知らされるぞ
684吾輩は名無しである:04/12/21 10:01:16
窓の外でミシンが降ってきたら、
ノートの上のコウモリ傘は真っ黒だろうね

これはよくわかる
685吾輩は名無しである:04/12/21 20:51:05
要するにこれは井上の「   」に対するオマージュなんだよ
686吾輩は名無しである:04/12/22 17:07:38
詩は読み手のセンスしだいで評価や意味が
ガラッと変わるからなぁ。

上記の読売記者の解釈は確かにセンス無いな。
こういう人が選考者の立場にいるのは、悲劇だ。
687吾輩は名無しである:04/12/22 17:34:40
◆放課後の雪遊びが頭をかすめたか、鉛筆を握る手に力が入る。心の弾み、胸の波立ちが字を濃くする。

読売記者は
「およそ詩的でない理屈づけ」
ってわざわざ言ってるよね。

これに対して、鬼の首をとったかのように、
自信満々な2ちゃんねる文学者のいう詩的解釈は、

>これさあ、雪の白が鉛筆の黒を強調するっていう意味でしょ。

・・・トホホ。喜劇だよ。
688吾輩は名無しである:04/12/22 17:41:51
社会ステイタス、年収、モテ度etc・・・

読売記者>>>>>>>>>>超えられない壁>>>>>>>>>>>>>文学板住人


読売記者の手のひらで遊ばれてるだけなのにpu
689吾輩は名無しである:04/12/22 17:46:55
恥ずかしいよぉ(笑)
690吾輩は名無しである:04/12/22 17:47:34
「およそ詩的でない理屈づけ」
を読売記者が、本当に蛇足としてつけたのか。
それとも自信満々だったのか。
そこが争点かな?

つうかほんとに蛇足だしさ...
691吾輩は名無しである:04/12/22 17:50:56
ぶはは
負け惜しみみっともないよ
692吾輩は名無しである:04/12/22 17:57:38
>「およそ詩的でない理屈づけ」
>を読売記者が、本当に蛇足としてつけたのか。
>それとも自信満々だったのか。
>そこが争点かな?

自分では頭良いと思ってるんだろうなあ。
某関場氏もそうだけど、借り物の言葉と雰囲気だけで喋って、その実何も言っていない、
というのは社会出てから苦労するよ。
693吾輩は名無しである:04/12/22 18:01:42
ていうか>>690
借り物の言葉と雰囲気だけで喋って、その実何も言っていない
んで社会の底辺で苦労してんだよ。なんか悲壮感がリアルすぎて滑稽だよ

社会ステイタス、年収、モテ度etc・・・

読売記者>>>>>>>>>>超えられない壁>>>>>>>>>>>>>文学板住人


読売記者の手のひらで遊ばれてるだけなのにpu
694吾輩は名無しである:04/12/22 18:08:08
ひとつ教えてやるよ

編集手帳書いてるのはT・・・さんだよ
あの人がどれだけ優秀か分かんないんだろうな。
社会科見学コースに紛れ込んで、会いに行ってみなよ。
ぶったまげるぞ
695吾輩は名無しである:04/12/22 18:38:04
                 ┌─┐
                 |も.|
                 |う |
                 │来│
                 │ね│
                 │え .|
                 │よ .|
      バカ    ゴルァ  │ !!.│
                 └─┤    プンプン
    ヽ(`Д´)ノ ヽ(`Д´)ノ  (`Д´)ノ    ( `Д)
    | ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─□( ヽ┐U
〜 〜  ̄◎ ̄  . ̄◎ ̄   ̄◎ ̄   ◎−>┘◎
696吾輩は名無しである:04/12/22 19:03:20
つまり、
詩的な解釈→雪の白と鉛筆の黒のコントランス
で、
詩的ではない解釈→雪の降った興奮で筆圧上昇
って事でFA?
697吾輩は名無しである:04/12/22 23:47:05
いいんじゃね(爆笑)
698吾輩は名無しである:04/12/23 14:13:12
あまりのスレの伸びように
一瞬、別のスレに来たのかとオモタ
699吾輩は名無しである:04/12/27 16:38:02
>>696
同意。

読売の記者は、
少年の「詩」に対する井上靖の感想を取り上げた上で、
およそ「詩的でない」理屈づけは…、と書いている。

つまり、読売の記者は、詩的解釈は別にあるが、
鉛筆の字が濃くなったのは、理屈の上では、
雪が降ってきた興奮で筆圧が上昇したからだ、と言いたいのだろう。

でも、詩的でない解釈というか、理屈づけするなら、
雪が降ってくるほどの冷え込みで、手がかじかんだから、が正解だろ。
教室に石油ストーブしかないから、雪が降ってくるほど冷え込むと
手がかじかんで、筆圧を上げないと字が書けなくなり、カクンカクンの字になってしまう、
というのが、鉛筆の字が濃くなる原理でしょう。

寒くなると字が濃くなる、というのは、ひと昔前の人間にとっては、共通認識であって、
この詩は、「雪が降ってきた」→気温の低下→筆圧の上昇→字が濃くなる、
という現実の事象を表現しつつ、
そこに「雪」の白と「鉛筆」の黒の対比により、字が濃く見える、という感覚を
かけあわせている点がすぐれている、ということではないのか?

最近は温暖化が進んでいるし、暖房の効いた教室で勉強するのが普通だから、
読売の記者の言うような理屈を考え付くのかもしれないけど…。
あるいは、井上靖自身、雪の少ない地域にいたので、雪→楽しいもの→筆圧上昇
と考えていたのかもしれないけど、ちょっとなあ…。
700吾輩は名無しである:04/12/27 17:29:36
私立駿東高女(沼津)
募集人数:100名
志願者数:130名
入学者数:108名
落第者数(合格後に入学を辞退した者を含む):22名←あき子(雪子)
志願者100名に対する入学者数:83.08

(参考)
県立高女(静岡):98/187(合格率:52.41)
郡立三島高女:104/164(合格率:63.41)
市立浜松高女:150/265(合格率:56.60)

ちなみに、さき子(まち)が入学した頃の駿東高女は全入(全員合格)。
701吾輩は名無しである:04/12/27 17:57:21
497 名前:吾輩は名無しである 投稿日:04/03/01 09:28
井上靖さんってやっぱりすごい人だったんだな。
池田のハク付け相手に選ばれたのだものな。
「池田大作、井上靖と日本の四季を語る!」ってか(w
702吾輩は名無しである:05/01/10 17:07:06
狼災記って変身譚に分類される作品ですか?
703吾輩は名無しである:05/01/31 23:24:32
>>699

久しぶりにこのスレに来て、上からだーって読んだ限りではあんただけが
まともなことを書いてる気がするな。
704吾輩は名無しである:05/02/19 06:47:45
氷壁おもしろいよね。
横尾忠則の友人は、百回よんだらしいよ。
705吾輩は名無しである:05/02/20 23:27:06
ばあちゃ、この人たちは何を騒いでいるんだ?
706吾輩は名無しである:05/02/21 13:25:31
風林火山面白かったなぁ
707吾輩は名無しである:05/02/27 23:50:10
蘭子になぜか興奮してしまったのは俺だけではないよな?
708吾輩は名無しである:05/03/01 17:53:30
>>704
氷壁面白い。山を知らない人間でも山の描写に圧倒される。

NHKで来年「氷壁」がドラマ化されるという話だが。
キャストは未定らしいね。

原作は皆若すぎるので、年齢設定は上がるんじゃなかろうか。

709吾輩は名無しである:05/03/02 22:08:25
なぁ孔子のエンキョウは井上さん自身ってことでおk?
710吾輩は名無しである:2005/03/21(月) 21:30:49
いい小説ベスト3を教せーて。
711吾輩は名無しである:2005/03/22(火) 17:39:24
漏れ的には、「しろばんば」「夏草冬涛」「北の海」。
712吾輩は名無しである:2005/03/22(火) 19:18:17
好きなのは「氷壁」「射程」「海峡」かな。
713吾輩は名無しである:2005/03/22(火) 23:07:57
「しろばんば」「夏草冬涛」「北の海」
714吾輩は名無しである:2005/03/22(火) 23:34:33
「しろばんば」「夏草冬濤」「北の海」
715吾輩は名無しである:2005/03/23(水) 21:12:21
順番に読んで来ると、もう、しろばんばや夏草冬濤は、
読みたくなくなっちゃう。
北の海をななめ読みして、また、本棚にしまってしまう。
その、北の海ですら、もう、なんか、読むのが苦しくて、
よほどのことでもないと、頁を開くことはない。
青春や昔を懐かしむには、余生が、残り少なくなってしまった。
そういうものは、あの世に逝って、また読めばいいや。
そんな感じだ。
716吾輩は名無しである:2005/03/28(月) 14:30:52
正直、「氷壁」読んで井上靖ってひょとして大したことない作家なのか
と思った。「氷壁」しか井上氏の本は読んでないので、「氷壁」だけが
薄っぺらい大衆小説なのかな。

山の描写は確かに良かったよ。
でも人間の心理の精緻な描写も何もなく、特に美那子とかおるの薄っぺらさ。
魚津は良かったがヒロインがあれじゃぁ・・。ただの綺麗なだけの
中味のない女だもんね。新潮文庫の解説も辛口だね。
717ボボ:2005/04/12(火) 15:44:35
金枝と木部のニ遊間で、今日もダブルプレイだぜ!!!!
718吾輩は名無しである:2005/04/12(火) 15:50:35
497 名前:吾輩は名無しである 投稿日:04/03/01 09:28
井上靖さんってやっぱりすごい人だったんだな。
池田のハク付け相手に選ばれたのだものな。
「池田大作、井上靖と日本の四季を語る!」ってか(w
719吾輩は名無しである:2005/04/13(水) 00:13:28
孔子おもしろかったなぁ
なんか丁寧な感じが好き
720吾輩は名無しである:2005/04/13(水) 00:46:56
「石濤」って結構面白かった気がする。
721吾輩は名無しである:2005/05/05(木) 18:11:20
貧血と花と爆彈ゲト
722吾輩は名無しである:2005/05/06(金) 05:05:42
497 名前:吾輩は名無しである 投稿日:04/03/01 09:28
井上靖さんってやっぱりすごい人だったんだな。
池田のハク付け相手に選ばれたのだものな。
「池田大作、井上靖と日本の四季を語る!」ってか(w
723吾輩は名無しである:2005/05/07(土) 02:54:43
最近しろばんばを読み直している。
中学校の教科書に載ってて一部を読んだくらいで、ほとんど初見なんだけど面白いな。
後2作は読んでるんだけどさ。

井上靖の作品ていい人だらけなイメージあったけど、まあずいぶんと口の悪い人
だらけで笑った。いい人には違いないんだろうけど。
724罧原 ◆SF36Mndinc :2005/05/13(金) 16:17:09
『緑の仲間』が最高傑作だ。
725罧原 ◆SF36Mndinc :2005/05/13(金) 16:24:55
>>21は僕だが、やっぱ三年前から評価は変わらない。
あと、『おろしや国酔夢譚』と『天平の甍』だな、傑作は。
読んで面白いのは、『黒い蝶』『射程』『敦煌』あたりで、
自伝三部作もサイコーだよな。井上靖サイコーだよな。
726吾輩は名無しである:2005/05/24(火) 12:47:59
『射程』とか読みたいけど、現在文庫ではないようです。
やっぱり、古本買うか、全集買うしかないのかなぁ…。

できるだけ安く買えませんか?
廉価版の全集とか。
727吾輩は名無しである:2005/05/25(水) 17:04:03
「射程」は1年ぐらい前に駅の構内の100円文庫で二度ほど見かけたことがある。
以前も間違えて2冊買って、1冊は知人にあげたな。井上靖の絶版文庫本の中では
「射程」は割とよく見かけるほうだと思う。ブックオフとかで。
反対に「三ノ宮炎上」は古本屋で一度も見かけたことがないな。
728吾輩は名無しである:2005/05/30(月) 01:42:13
しろばんば、夏草と読みました。
とても面白い。
キ印のやり取り、声を出して笑った。

前のレスにあったように、

誰にでもわかる平易な言葉で物語が展開し、
とうとう最後まで一気に読ませてしまい、
あとにはほのぼのとした感慨が残る。

と思う。

次は当然「北の海」。
楽しみ。
729吾輩は名無しである:2005/06/01(水) 20:43:20
「あんたか?沼津から来たってのは?」
「…」
「そうか、あんたか。
なんか、さっきから、うろちょろしてるのは、
そうじゃないかと思った」
「…」
「オレは、トビって言うんだ。トビ職のトビ!
トビ永太郎!ちゃんと、親がつけてくれた名前だ!」
「…」
「さあ、じゃ、逝こうか」
730吾輩は名無しである:2005/07/02(土) 16:36:32
「わだつみ」
文庫化してなかったっけ?検索しても出てこない。
731美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/07/02(土) 22:36:45
「夢見る沼」(井上靖/講談社文庫)絶版

→いきなり引用。小説内の会話から。

「運命というものか。そりゃあ、あるだろうね。人間には、各人にこうなるように
初めからできていたというものがあるだろうね。だが、しかし、それはある程度
人間の力で変えられるものだと思うね」(P133)

小説家ってすごいと思う。神様でもないのに他人の人生を描ける(=わかる)んだから。
どんな根拠をもって小説の中の人物を動かしていくのでしょう。
努力と運命の配分をどうやって決めているのか。
私小説や歴史小説のメカニズムならわかるんだけれども。
つまりは実際に起こったことを書くのだから。
もしかして物語作家って神様? 井上靖は現人神(あらひとがみ)?
732吾輩は名無しである:2005/07/09(土) 22:02:36
楊貴妃伝ってどう?
733:2005/07/19(火) 17:46:26
「天平の甍」「あすなろ物語」は一生読めますよ。
名作中の名作。
734吾輩は名無しである:2005/07/25(月) 00:37:44
しろばんばを読んだ。
ガキのころ読んでなんて退屈な本だと思ったような記憶があるが、きょう読むとなんともおもしろかった。
さきこ姉ちゃん ハァハァ(;´Д`)

中カンスケの「銀のさじ」にすこし似てると思ったが、この手のはけっこうあるんだろうか。
735吾輩は名無しである:2005/07/25(月) 21:27:19
朱王礼だけど何か質問ある?

736美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/07/25(月) 21:53:47
>>724
あなたのレスを参考に『緑の仲間』買いました。
青春小説ですよね? 
美を美と言い切れる度胸こそ井上靖の才能である。
たとえそれがお酒の力を借りていようとも。
737吾輩は名無しである:2005/08/02(火) 16:43:49
図書館で全集借りて今の俺は退屈知らず。
738吾輩は名無しである:2005/08/11(木) 23:07:08
天平の甍はいいな。
739吾輩は名無しである:2005/08/12(金) 23:38:27
あした来る人が絶版のようですね。
740吾輩は名無しである:2005/08/13(土) 13:17:03
冴子バンザイ!!
741吾輩は名無しである:2005/08/13(土) 17:33:08
靖は現代作家では最高だ。
福永、遠藤より上だよな?
742吾輩は名無しである:2005/08/13(土) 22:54:23
あんまり話題に出ないし、共感を持つ人はいないかもしれんが、井上靖の作品を一通り読んで孔子を読むと圧倒される。
743吾輩は名無しである:2005/08/14(日) 12:53:48
,この人の本で古寺巡礼何とかってほんがあったはずなんですが・・・
744吾輩は名無しである:2005/08/14(日) 13:17:19
497 名前:吾輩は名無しである 投稿日:04/03/01 09:28
井上靖さんってやっぱりすごい人だったんだな。
池田のハク付け相手に選ばれたのだものな。
「池田大作、井上靖と日本の四季を語る!」ってか(w
745吾輩は名無しである:2005/08/14(日) 13:23:21
>>743
「私の古寺巡礼」と言う題名で光文社の知恵の森文庫(4巻)で出ていますよ。
746吾輩は名無しである:2005/08/14(日) 13:25:56
連レススマソ
法藏館からも「古寺巡礼」って本が出ています。
747吾輩は名無しである:2005/08/25(木) 21:45:31
井上作品で面白いのはやっぱり、三部作ですか?
748吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 11:36:41
文庫の復刊をきぼんぬ。
749吾輩は名無しである:2005/09/05(月) 20:00:16
井上靖さんの、「風林火山」が2007年度の大河ドラマ決定だって!
ttp://www3.nhk.or.jp/drama/html_news_fuurin.html

井上ファンとしては嬉しいけど、世間にどう受け容れられるか ちょっと心配。
井上さんの歴史小説は史実に着色してる風情があって、
それが元で大岡昇平や埴谷雄高から攻撃されたからなぁ。
750吾輩は名無しである:2005/09/05(月) 22:57:50
「しろばんば」を大河ドラマ化しる!

おぬい婆さんは菅井きんで。
751吾輩は名無しである:2005/09/06(火) 08:15:00
自伝三部作の方が視聴率取れるんじゃね?
752吾輩は名無しである:2005/09/06(火) 16:37:07
どうせなら「蒼き狼」大河にすればいいのに
753吾輩は名無しである:2005/09/06(火) 18:25:20
井上靖の通俗物なんかを歴史小説にされちゃ、海音寺潮五郎が泣くぜ。
754吾輩は名無しである:2005/09/06(火) 20:12:40
自伝三部作・・・

かわいい洪ちゃがどんどん不良化するさまに、ガッカリすることしきりだったなぁ。
755吾輩は名無しである:2005/09/07(水) 00:38:27
「しろばんば」これいいよね。
われにとっては小説というより白黒映画になってる。
読みながら湯島の山あいの風景、こうちゃ、ぬいばあちゃ、登場人物が出てくる。
何度も読み返してる。
われにとって他の小説とは異種のものです。
ときどき読んでて涙目になる。
756吾輩は名無しである:2005/09/07(水) 00:40:46
「しろばんば」作者55歳の作だよね。
われも一冊でいいからこんな小説書きたい。
757吾輩は名無しである:2005/09/08(木) 13:48:34
藤尾(藤井氏)の写真見たけど美少年だな。眼鏡してたのが意外。
なぜか漠然とデブを想像してた。
758吾輩は名無しである:2005/09/08(木) 17:18:36
徹子の部屋に出たときの音、テープに録ってあるんだけど、
いっぺんも聞き返したことねえや。
759吾輩は名無しである:2005/09/08(木) 19:45:58
>>758
うp!!
760吾輩は名無しである:2005/09/09(金) 23:33:23
天平の甍を学校で読むことになったんですが、難しくて内容が理解しにくい
です・・・。どなたかあらすじを書いていただけませんか?
761吾輩は名無しである:2005/09/10(土) 10:01:31
>>760
奈良時代に唐へ遣唐使として派遣された普照・栄叡・戒融・玄朗・業行の
5人の留学僧たちの数十年にわたる彼らの在唐時代と、唐の名僧・鑑真(688〜763)
の来日を描いている。5人の留学僧はいずれも型通りの留学秀才とは違った
コースを取り、己の運命に従って人生を全うする。

戒融は、経典を勉強するよりも唐の国を歩き回る事の方が何か得る
ところが あるだろうと考え、托鉢僧となって長い年月を旅に費やす。
栄叡は、鑑真を日本へ連れて来るために普照と一緒に尽力するが、
途中で病に倒れ、異国の土となる。
玄朗は、異郷の孤独にたえかね、まもなく還俗(げんぞく)し、
唐の女と結婚して子供も得て、妻子と一緒に日本へ帰ろうと焦慮しながら
も結局は異国の人となってしまう。
業行は、写経こそ日本に持ち帰る唯一最大のものだという執念に
とりつかれて数十年を写経に費やし、写経を我が身よりも大切に守るが、
日本へ帰る途中に船が沈み、業行が何十年もかけて写したその経典は
海底に消えてしまう。
最後に残った主人公・普照が鑑真を来日させる推進役となって様々な困難
をなめ、紆余曲折をへながらも鑑真に従って和上東征という大事業を見事
に達成する。

読者は五人の無名の僧たちの生涯を読み、そして彼らの上に悠然と姿をあらわす
鑑真和上の姿を仰ぎみながら、ありし日の祖国の文明の栄光と悲惨をあらためて
想いみることもできるだろうし、ここに描かれている事を一千数百年後の現在の
我々の身辺に置き換えて歴史は繰りかえすといった感慨にふけりながら、日本の
文明の宿命的なあり方を考察することも無益ではないだろう。
762名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 20:28:19
難しいのではなく読解力と根気が無いだけであろう。
763名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 22:15:07
512 名前: 吾輩は名無しである 投稿日: 02/06/09 01:03

美香は眼鏡ブス。でうんこは大盛り。いつも便器からはみ出そうになって
必死で流す。たまにつまる。音も凄い。ブリブリという音が四方に響き渡り
ガス爆発と間違われ通報されることもしばしば。こんな美香だけど誰か
お嫁に貰ってあげてね。処女だよ。

514 名前: おなら 投稿日: 02/06/09 01:06

よっしゃ。
久しぶりにいじめがいのあるやつが出てきたな>美香
おまえブスだろ。メガネかけて、髪ぼさぼさだろ。
男にもてたい一心で心理学とか勉強したんじゃないのか?
でもいい男はみんな他の女に。おまえまだ処女だろ。わかるよ。

533 名前: 美香 ◆5qBZxQnw 投稿日: 02/06/09 01:32

いや、すごい勢いで叩かれたから、ちょっと呆然としていた。
ひとりぐらい味方がいると思ってたけど甘かったよ。
駆動さんの気持ちがわかったよ。
わたしも叩いたけど、あんたらと一人で渡り合ってた彼すごいよ。

たしかに処女だけど、それってバカにされるようなことか。
マスコミに洗脳されてないか、あんたら。
わたしの友達にもたくさんいるけどな。
それにもてないなんて字面見ただけでわかるのかよ。
男とつきあったことはあるけど、そう簡単にはやらないよ、ふつう。
てゆうかなんでこんな処女、処女ってレスばかりくるんだ。
あんたら童貞なのー?
764名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 22:29:35
テレビ化が決まったとたん、靖、靖って。

なんかむかつくわ
765名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 22:54:13
これを機に絶版になっていた作品が幾つか復刊するのでは
ないかと期待しているんだが・・・甘い?
766名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 23:09:00
電車男を出版した矢来町ですからね。
乗ってくるでしょう。
767名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 10:24:07
ネットで騒いだら、『あした来る人』とか復刊しますかね?
768名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 12:48:05
あすなろ物語読んでみたけど、どこがすごいのかわからなかった。
なんか児童文学でも読んでる気がした。
こんなのが海外でうけてたのかって感じだった。
でもどうかこんな馬鹿な俺に良さを教えてやってください。
769名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 13:19:28
>>767
幾つかの歴史物は復刊されそうな気はするけど・・・。現代物は難しいかなぁ。
大河効果は多少はあるとは思うけど、井上靖よりも山本勘助とか武田信玄とかの
登場人物の方にスポットが当たってしまいそうな気がする。

>>768
とりあえず現代物で「氷壁」とか「射程」、「夏草冬濤」他の自伝3部作とか、
幾つかの有名な歴史小説あたりを読んでみたら?それで面白いと感じなかったら
それはそれでいいんじゃないかね。自分の感性に合わなかったということで。
小説なんて無理して読むもんじゃないし。
770名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:20:54
>>768
無理。
771吾輩は名無しである:2005/09/25(日) 20:34:42
あすなろ物語よかった。
772吾輩は名無しである:2005/09/26(月) 02:02:02
井上靖でも絶版になってる本って多いんだ?
死んでからはあんまり売れないのかね?
773吾輩は名無しである:2005/09/27(火) 01:23:26
わたしの森敦・井上靖と大岡昇平 (三好徹)
ttp://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/essay/pdf/miyoshitohru02.pdf
774吾輩は名無しである:2005/09/27(火) 10:56:09
>>772
流行作家として濫作を強いられてた時期に
雑誌に連載していた恋愛小説(文春文庫、角川文庫)は、
ほとんど絶版。
恋愛小説は二流だから、ある意味これは仕方ないといえる。

でも、新潮文庫から出てる歴史小説、自伝小説は
本当に超がつくくらい一流だし、
(例:天平の甍、あすなろ物語、敦煌)
まだまだ読者が多いから、絶版になることは
まずないと思う。
775吾輩は名無しである:2005/09/29(木) 17:46:36
靖の純文学作品を5つ挙げてください。
俺は『通夜の客』くらしか思いつかんが。
776吾輩は名無しである:2005/09/30(金) 00:31:18
闘牛、Kい潮、城砦、わだつみ、星と祭
777吾輩は名無しである:2005/09/30(金) 08:41:55
黒い潮はちゃうやろ
778吾輩は名無しである:2005/09/30(金) 09:44:04
星と祭
やたら間延びした長い小説だった記憶がある。
遺族の方々がヒマラヤ行ったり、十一面観音巡りしたりして心の傷を癒すんだが、
もっとテンポよく出来なかったものかねえ。
779吾輩は名無しである:2005/09/30(金) 13:07:38
星と祭は半分でよかったな。無駄に長い。
780吾輩は名無しである:2005/10/02(日) 19:13:44
石守林太郎
781吾輩は名無しである:2005/10/03(月) 13:24:09
新潮社さま、「少年・あかね雲」を復刊してください。
782吾輩は名無しである:2005/10/09(日) 19:44:43
自伝3部作と「幼き日のこと・青春放浪」「あすなろ物語」をあわせて読んだが面白かった。
783吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 17:11:51
沼津中学の教師は面白いな。特に眉田さん。
784吾輩は名無しである:2005/10/16(日) 01:41:38
風林火山が良く売れているようですね。
785吾輩は名無しである:2005/10/20(木) 01:30:27
日本映画専門チャンネルで映画「憂愁平野」放送
11月22日(火)14:00、11月29日(火)07:00
http://www.nihon-eiga.com/prog/100589_000.html
786吾輩は名無しである:2005/10/21(金) 22:52:44
しろばんばに出てきた「カミール」の正体って結局何だったんでしょうか。
検索しても人名しか引っかからない。
787眉田:2005/10/23(日) 20:25:13
餅田は何故「北の海」に出てこないんだ?
788吾輩は名無しである:2005/10/23(日) 23:00:25
蘭子とれい子の方が気になる
789吾輩は名無しである:2005/10/24(月) 21:25:20
「しろばんば」と「次郎物語」を読み比べてみるのも面白そうだな。

関係ないけど、洪作と次郎は気が合わないだろうなw
790吾輩は名無しである:2005/10/25(火) 22:25:38
洪作の偏差値推移

しろばんば・・・70
夏草冬涛(上)・・・60
夏草冬涛(下)・・・50
北の海(上)・・・45
北の海(下)・・・40
791吾輩は名無しである:2005/10/26(水) 07:17:08
もっと靖をもりあげよう
792吾輩は名無しである:2005/10/27(木) 02:15:36
敦煌(;´Д`)ハァハァ

美しすぎるよ
793吾輩は名無しである:2005/10/27(木) 02:51:23
ここではあんまり評価のない 氷壁 おもろかったな
最後死ぬこたないとないと思ったが、物語だなと思った
794小林:2005/10/29(土) 17:00:42
洪作の馬鹿
795増田:2005/10/29(土) 20:44:30
洪作はすぐ人に影響される
796吾輩は名無しである:2005/10/29(土) 20:52:04
>>792
そんなに良い作品なの?今度読んでみようかな。
797我輩は洪ちゃである:2005/10/29(土) 21:13:52
洪作のこの字はコーマンのコ
798吾輩は名無しである:2005/10/29(土) 21:45:19
靖の通俗的な作品は、いつも偶然の出会いから恋が始まる。
ロマンチックな靖…。
799吾輩は名無しである:2005/10/30(日) 18:52:23
苗字で呼ばれることの無い洪作
800吾輩は名無しである:2005/10/30(日) 20:38:05
伊上
801吾輩は名無しである:2005/11/02(水) 05:55:38
風林火山、お正月にテレ朝でもやるんだね
で、2007年にはNHKで大河、と。
一体どうしたんだ。こんな単期間に同一作品のドラマ化なんて
802吾輩は名無しである:2005/11/02(水) 05:56:59
風林火山、お正月にテレ朝でもやるんだね
で、2007年にはNHKで大河、と。
一体どうしたんだ、こんな単期間に同一作品のドラマ化なんて。無駄だろ。
それとも大河化を聞いたテロ朝の底意地の悪い嫌がらせか?
803吾輩は名無しである:2005/11/03(木) 19:45:13
ゆんべ、酔って書棚から「北の海」を取り出し、
ぺらぺらめくった。
大天井さん、大きな菓子折りを六個も!
読み出すと止まらなくなるので、ツン読して閉じた。
ページを開くとたちまち、抜け出せない面白さに引き込まれる。
いいなあ、井上靖「北の海」。
804大天丼:2005/11/06(日) 00:14:56
ブスと馬鹿ほど四高に行け!
805吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 19:07:07
洪作のいなくなった沼津は消毒の臭いがする
806吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 21:40:08
何かなし 人をののしる そのことの
良かれ悪しかれ 我ら若しも
807吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 22:53:27
いざ行かん 行ってまだ見ぬ 山を見ん
目に甘き山は 青空にあり
808吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 23:09:37
別れかや
今宵千里の別れかや
809吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 21:38:29
友達になりたい順
1位木部
2位金枝
3位藤尾
4位バロン磯村
5位蓮実
810吾輩は名無しである:2005/11/20(日) 02:13:23
あまり話題にならないけど「星と祭」てどうですか?

琵琶湖で娘を亡くした会社社長が主人公の話。
面白かったんだけど
主人公にちょっと傲慢なものを感じたりする。
最後の方で同じ事故で息子を亡くした大三浦について
「自分が青年を許さなかったように
大三浦の方でもみはる(亡くなった娘)を許さなかったに違いないのである。
ただ、大三浦の方では自分にそれを気付かせなかっただけなのだ。」(大意)
と気付くシーンが印象的。
811増田小林:2005/11/20(日) 14:34:29
どこに行っても苗字ではなく「洪作」呼ばわりされる洪作は親しみやすい
奴だったのかな?
812吾輩は名無しである:2005/11/20(日) 21:30:49
北の海2

四高に入学した洪作は柔道に没頭していた。
そんなある日稽古が終わったばかりの洪作に1人の男が近付いてきた。
その男はなんとあのバロン磯村であった!

そこでバロン磯村が一言↓
813バロン磯村:2005/11/20(日) 22:02:29
一旦コマーシャル
814吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 18:52:38
「夏草冬濤」読むと無性にラーメンが食べたくなる
815吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 19:39:24
ムラムラ、をよく書いた人。詩集もあるのに、亡くなった時大江が
朝日に寄せたコメントに、「詩人では無かった」とあって哂った。
816吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 21:56:31
大江は糞
817吾輩は名無しである:2005/11/24(木) 00:39:22
>>810
井上先生は、御自身の十一面観音巡り体験が主で「星と祭」は従のような扱いだなと感じた。
あまり入れ込んでないというか、表現の起伏が乏しくて大人しく淡白というか。
実際何十年ぶりの十一面観音御開帳に立ち会ったりしたから、
その感動を読者に伝えたかった意気込みはわかるんだけどね。
818吾輩は名無しである:2005/11/24(木) 08:20:51
>>817
確かに仏像の描写(エジプトの彫刻を思わせる仏像、
村一番の娘やお内儀さんを模したと思わせる仏像)
は鮮明に思い出せるけれど、
肝心の物語の印象は希薄ですね。

主人公の亡くなった娘みはるの描写も
どこか概念的で実体が欠けた感じがするし。
819吾輩は名無しである:2005/11/26(土) 22:29:11
藤尾・木部・金枝と洪作って1歳違いじゃなかったの?
820宇田:2005/11/27(日) 20:54:30
結局磯村は藤尾達のグループに入らなかったんだろうか?
821吾輩は名無しである:2005/12/02(金) 22:24:51
恥ずかしながら、今日始めて「海峡」読んだ。
良かったよ。感動しちまった。
去年、下北に旅行してきたんだが
「なにかなければ、こんなところにこないさ」
という庄司の言葉にやられてしまった。
822おぬい姉さん:2005/12/03(土) 10:08:35
あれさ、まあ。洪ちゃ。あげとくよ。
823吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 21:20:40
海峡って絶版じゃなかったっけ。俺も探してるけどまだ見つからない。
井上靖ってなんか絶版多いよなあ。
824吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 21:25:01
あれだけ多作で駄作が多ければ、仕方ない。
825吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 23:00:25
そいつはお前さんの主観だろ
826吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 23:02:42
おいおい、あの量産がまさか全部傑作だとでも?
827吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 23:08:26
お前一人のドグマで駄作と確定できるとでも?
828吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 23:11:37
この井上靖ファンはドグマって意味もわかってないと見たがどうか。
ともあれ、大岡昇平の井上批判に10000ドグマ。
829吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 23:17:12
『孔子』は駄作である。
830吾輩は名無しである:2005/12/04(日) 01:13:19
なにやら不毛なやり取りが続いているが、駄作というなら理由程度は書かんとな。
それもなくして言うならば、独断と言われて仕方ないと思うがよろし。
831吾輩は名無しである:2005/12/04(日) 04:41:15
>>830
禿同
832おぬい姉さん:2005/12/04(日) 08:24:12
洪ちゃの書く作品はみんな名作じゃ。
833おぬい姉さん:2005/12/04(日) 17:06:25
スレを荒らされないように婆ちゃがひろゆきに頼んどいた。
834吾輩は名無しである:2005/12/04(日) 18:29:46
○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○
┃●この問題が良く分からない方は、下記をどうぞ。●           .┃
┃  http://www.geocities.jp/banseikkei/qa.html           ┃
┃                                          ┃
┃★女系天皇を認めるとどうなるのか。(一目で分かります↓)★  .┃
http://www.geocities.jp/banseikkei/aikosama-kodomo-keifu.jpg
○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○

八木氏が示す現実的な男系継承。旧宮家の皇籍復帰とは。
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2003/01291/contents/309.htm

様々な意見とblogを集約したSite。
http://plaza.rakuten.co.jp/oo00wa00oo/diary/200510200000/
歴史と伝統、そして心情的に男系維持に賛成な方の意見。
http://blog.goo.ne.jp/kurokuragawa/e/d17e724705f700bdfbeeb75dc85e5552
有識者達に対する批判と意見。
http://kahkun3601.at.webry.info/200509/article_14.html

旧皇族とは(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A7%E7%9A%87%E6%97%8F  
835おぬい姉さん:2005/12/04(日) 19:23:33
>>834
ここまで書かれれば門ノ原の爺ちゃも満足してるこっちゃ。
836吾輩は名無しである:2005/12/05(月) 17:00:22
837吾輩は名無しである:2005/12/05(月) 17:57:53
>>830 語り得ぬ偉大な人物を語る事への緊張感が、無い。(江藤淳による)
838おぬい姉さん:2005/12/06(火) 21:39:14
何事も辛抱じゃ。
839おぬい姉さん:2005/12/06(火) 23:10:16
洪ちゃはおまえのとこの坊と違ってニートになる身じゃ。
840吾輩は名無しである:2005/12/08(木) 01:24:44
沼津文学祭に行った奴はおらんのか。
841おぬい姉さん:2005/12/08(木) 21:24:44
婆ちゃがこのスレにレスがつくようまじないをしてやる。
842蘭子:2005/12/09(金) 17:33:39
>>830
釣りたいんでしょうね、そんな美味しそうな餌で。
843吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 17:45:56
「僕だけかな」
「何が?」
「翌檜なのは!」
「だって、貴方は翌檜でさえもないじゃありませんか。翌檜は、一生懸命に明日は
檜になろうと思っているでしょう。あなたは何になろうとも思っていらっしゃらない」
 言われてみれば、その通りであった。鮎太は何になろうとも思っていなかった。
親からの仕送りで、毎日毎日を、のんべんだらりと、怠惰に送り暮らしているに過ぎなかった。
哲学書を耽読していると言っても、しれで学者になれるわけでも、それに依って
生活の資が得られるわけでもなかった。
(あすなろ物語/井上靖)

ヤバイ。涙が止まらない。
844吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 00:35:53
あんたんとこのと違ってうちの坊が泣くとは、えらいことじゃ。
845おぬい姉さん:2005/12/10(土) 19:16:41
うちの坊は将来大学に行ってニートになるんじゃ。
846吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 19:41:13
うちの坊はそんなムダな出費はさせたくないと、最初からニートじゃ。勝った!
847吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 19:44:44
あれさ、怖ろしや怖ろしや
848おぬい姉さん:2005/12/10(土) 19:49:19
上の家に行って火を放ってくるべ
849上の家の婆:2005/12/11(日) 02:49:36
やめてけれ、みんな私が悪いんじゃ、洪ちゃ、私が悪いんじゃ。
850おぬい姉さん:2005/12/11(日) 17:45:04
ろくでなしのさき子。グズのみつ。
851おぬい姉さん:2005/12/11(日) 22:06:37
洪ちゃが2ゲットしたことを近所に披露してくるべ
852吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 23:51:01
そんなことをいちいち報告するなんてみっともない。
洪ちゃ、歯をみがきなさい。うんじゃなくて、はいでしょ。
853吾輩は名無しである:2005/12/12(月) 00:23:42
洪ちゃの綴り方は地味じゃが、登場人物が生きておるわいな。

854吾輩は名無しである:2005/12/12(月) 14:49:00
僕はこれから自作自演して滝に飛び込んで死ぬんだ。
855吾輩は名無しである:2005/12/12(月) 18:47:55
あれさ、洪ちゃの先生がキの字とは、くわばら、くわばら
856おぬい姉さん:2005/12/12(月) 21:12:07
洪ちゃは2chの総領じゃ。
857おぬい姉さん:2005/12/12(月) 22:15:24
坊のスレが荒らされんように婆ちゃがひろゆきにまじないかけてやる。
858吾輩は名無しである:2005/12/13(火) 00:11:50
「ある偽作家の生涯」は?
859おぬい姉さん:2005/12/14(水) 21:31:41
正月は湯ヶ島で過ごすもんじゃ。
860吾輩は名無しである:2005/12/15(木) 02:16:33
クリスマスは婆ちゃんの股の間で寝るもんじゃ
861おぬい姉さん:2005/12/15(木) 23:13:39
ご馳走はとろろご飯じゃ。
862吾輩は名無しである:2005/12/16(金) 17:19:38
「風林火山」が、2007年の大河ドラマの原作になるってホント?
この間本屋に言ったら、新潮文庫版の帯にそう書いてあったんだけど。
863吾輩は名無しである:2005/12/16(金) 20:54:33
凄まじい馬鹿が降臨したようであるな。
864おぬい姉さん:2005/12/18(日) 20:20:50
>>863
洪ちゃに指一本指させはせんぞ
865吾輩は名無しである:2005/12/18(日) 20:26:04
洪ちゃの綴り方がえねっちけに褒められたそうじゃ。村の衆に報告してくるづら
866吾輩は名無しである:2005/12/19(月) 14:44:59
誰がなんと言おうと、つまらない通俗小説を一時期書き殴り(色々事情があるんだろうけども、
あまりに質の差が激しい)、小説家としての格を落としているのは確かだと思う。と言っても
すごい作家であることには変わりはないんだが。愛読者として少し悲しい。
でもそんな作品はどんどん淘汰されていって、絶版になっているからこれでいいのかも。
867吾輩は名無しである:2005/12/19(月) 19:57:13
>>866
いいわけないだろ。ばかもん。
868吾輩は名無しである:2005/12/19(月) 21:27:20
>>866
お前のろくでもない頭で洪ちゃの悪口を言うとは、この村から出てけ。
869吾輩は名無しである:2005/12/19(月) 21:34:25
通俗と言われようが、軽いと言われようが、「海峡」大好き。
会話のやり取りがたまらん。
870吾輩は名無しである:2005/12/19(月) 22:42:04
松本清張と井上靖って犬猿の仲だったと聞いたけど、ほんと?
それと、清張が入院中の井上を見舞ったときのエピソード。
知ってたら教えて。
871おぬい姉さん:2005/12/20(火) 22:32:16
洪ちゃマンセー
872吾輩は名無しである:2005/12/20(火) 23:37:01
松本清張の分際で洪ちゃの悪口言うとは、とんでもないクソガキじゃ。
873吾輩は名無しである:2005/12/21(水) 17:21:44
>>870
清張は病室に入ると、おもむろに手にしたケーキを靖の顔に投げつけ、その上頭に唾を吐きかけた。
その無礼な態度に激昂した靖が清張の下唇と裂けるほど引っ張り、DDTをかますと取っ組み合いの泥仕合になり、
先生が止めに入ると清張は鼻水を垂らし泣きじゃくりながら下唇を押さえ病室を飛び出し、靖はドサクサにまぎれて
お気に入りの看護士さんに足払いをかけてひっくり返すと、上四方固にはいったふりをして看護士さんの股間に顔を埋めて
引き剥がされるまで、不適切な行為にふけった。
これがそのエピソードの全貌。
874吾輩は名無しである:2005/12/21(水) 17:28:24
面白すぎ
875吾輩は名無しである:2005/12/21(水) 22:35:51
ロッド・スチュワートとエルトン・ジョン?
876吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 15:15:56
靖がそんなことするかいな。
877吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 16:22:41
清張だってそんなことしねーよw
878吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 18:47:35
>>873
看護士さんって男、女、どっち?
879吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 21:01:24
悪口やないが、孔子を書くと豪語ながら、
なかなか執筆せえへん靖に清張がイチャモンつけたらしいで。
面とむかって言うたんやなく、
どっかの編集者にもらしたんやろ。
880吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 21:12:26
『孔子』あんまおもんない。
881吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 21:13:47
「孔子」不評みたいですが、
個人的には架空の弟子の目を通して語るという形式が良かったです。
この架空の弟子が井上氏自身とも取れる。
882吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 22:16:34
中島敦の「弟子」(ここでの主人公は孔子というより子路だが)
下村湖人の「論語物語」
井上靖の「孔子」を読みましたが
面白いかどうかは別として「孔子」が一番客観性を感じる話ですね。

「楊貴妃伝」も興味深かったです。
老いていく玄宗皇帝の孤独や
楊貴妃や梅妃、ケイ国夫人(楊貴妃の姉)らの女性同士の確執や欲望が
淡々と描かれている点が良かった。
883吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 22:55:31
>>879
作品の内容じゃなく、執筆する云々ということですか?
それは二人の作家としての生き方の問題ですね。
884吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 18:03:21
架空弟子の視点なら既に別の作品でやってるから、あえてしなかったのでは。
野上彌生子の「秀吉と利休」に対して、「本覚坊遺文」がそれ。
885吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 22:42:12
芸術と権力。
この対立軸はもう飽きた。
886吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 22:55:08
>>885
つ「楊貴妃伝」

芸術と権力は融和事項にもなりうる。
もっともこの作品はそれが主要なテーマではないが。
887吾輩は名無しである:2005/12/24(土) 00:48:48
綺麗なものを綺麗に書くのが靖なら、
綺麗なものに隠された汚いものを書くのが清張。
どっちも簡単そうだが、
実際には難しい。
888吾輩は名無しである:2005/12/24(土) 02:12:14
太宰の「斜陽」を真似たような作風で綺麗なのが「白い牙」。
靖には珍しい処女喪失場面描写もあるけど、やはり靖。 相当淡白な表現。
889吾輩は名無しである:2005/12/24(土) 16:33:55
もし、文学にオリンピックのようなものがあり、
日本代表を選ぶとすれば、
私は太宰治を選ぶでしょう。
井上靖 談
890吾輩は名無しである:2005/12/24(土) 17:24:56
島根県米子市にあるアジア博物館・井上靖記念館って知ってる?
入場料1500円!(最近800円になったらしい)で驚きの脱力内容!
ぶち切れることうけ合い。
旭川市にも記念館があるらしいね。
891吾輩は名無しである:2005/12/24(土) 21:37:11
わしは洪ちゃがよければそれでいいのじゃ。
892おぬい姉さん:2005/12/25(日) 18:55:03
洪ちゃはおまえとこの坊と違って首相になる器じゃ。
893吾輩は名無しである:2005/12/25(日) 22:52:48
井上靖と太宰治が同時に好きな俺はヘンかと思ってたが、
井上自身が太宰を高く評価してたとは。なんか意外。
894おぬい姉さん:2005/12/25(日) 23:19:29
全く異質な洪ちゃと藤尾が気が合うのと同じようなこっちゃ。
895吾輩は名無しである:2005/12/26(月) 00:10:01
>>893
ちっとも変じゃないよ、
読者の立場からすりゃ。

ただ創作する側としては、
誰を認めるか、何を評価するかは、
すごく難しいと思うけどね。
896吾輩は名無しである:2005/12/26(月) 17:01:04
誰か、>>862に答えてくれ。
897吾輩は名無しである:2005/12/26(月) 17:07:39
太宰は21世紀の世界の代表的な作家だとおもっていますが何か?
898吾輩は名無しである:2005/12/26(月) 17:09:10
339 名前:吾輩は名無しである :2005/12/26(月) 17:02:29
>>336
ほんと救いようのない馬鹿だな。こんな馬鹿を野放しにしている現代日本の底が知れるよ。
こういう馬鹿は一刻も早く駆逐しないと、日本が滅びるよ。知能もないくせに書き込むなボケ。
白痴はさよしね。生きるだけ無駄だぞ。今までいいことあったか?なかったらこれから生きても
ないだろ。考えてみろよ。今までお前は生きてきてよかったと思ったことはあるか?
ないなら潔くきっぱりとこの世から断絶しろよ。お前に同情してくれる奴なんていないから。
899吾輩は名無しである:2005/12/26(月) 17:36:44
>>896
過去レスを読むくらい出来んのか?
900吾輩は名無しである:2005/12/26(月) 21:39:54
洪ちゃは、それはそれはおっかねえ人だった。
ああして、穏やかそうに見えて、実はおっかねえ人だった。
暴力も年中振るったもんだ。
いきなり、バアーんとくる性質のもんでの、
こっちはわけがわからず、眼がチカチカするだけじゃった。
あん人は、本やらなにやらでは優しそうな善い人みたいでも、
実はほんに気短の暴力ばかり振るう人じゃった。
なんまんだなんまんだ。
901吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 00:29:54
絶版になってる現代物なんかも、
ドラマ化してほしいな。
いい脚本家や演出家が手がければ、
結構いけると思うんだけど。
902吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 12:12:30
>>896
帯にウソは書かんだろ?
馬鹿かね?
903吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 12:24:45
>>896
神でも印刷ミスの可能性は否定できんだろ。
904名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/29(木) 12:44:00
洪ちゃがミスするわけないづら。たとえミスでも洪ちゃのやることは正しいのじゃ
905名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/29(木) 14:13:26
『氷壁』来年ドラマ化されるらしいが、今日PR番組見たらキャラクターの
名前が変わってるな。別に変える必要ないと思うんだけどな。
やっぱ、魚津と小坂でないとしっくりこないのは俺だけなのか?
氷壁、風林火山とNHKは井上靖にスポット当て始めたな。
氷壁の舞台はわざわざK2でなく、穂高で十分なんだがな。
八代婦人が鶴田真由ねえ、まあいいけど。
かおる役(テレビじゃ、ゆかり)に吹石一恵?
グラビアアイドルなんぞつけやがって。 俺キレるぞ。
907名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/29(木) 15:46:53
ぶっちゃけ靖は作品書きすぎたよね。
そのせいで評価が下がる。
908名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/29(木) 15:51:20
詳しく!
濫作で数が多けりゃ、駄作率も上がる。
井上センセって今でいうとジェームス三木のような放送作家的立場で間違いない。
出筆してから映像化のタイミングと本数が尋常じゃない。
ttp://www.fukido.co.jp/inoue/eigaka.html
ここらが大岡昇平や埴谷雄高から口撃される要因の1つになったんだな。
まあ埴谷は大岡の犬で思想などなく、なんともないが。
911名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/31(土) 00:21:35
埴谷雄高の口撃というのは、
井上靖が戦後文学を薄めてしまったとかいうやつ?
この場合、井上自身に対する発言なのか、
井上に代表される中間小説の作家に対するものなのか不明だけど、
いずれにしても、文学論争というより、
作家のポジション争いに見えてしまう。

それと映像化の件だけど、
当時、映画はまだ量産されていた時代。
どこの映画会社もネタ探しに四苦八苦してたんだよ。
まさに需要と供給の関係だよね。
912おぬい姉さん:2005/12/31(土) 20:37:15
洪ちゃのこの字はコレステロールのこじゃあ!
913名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/31(土) 21:01:52
洪ちゃはな、
書くことはたくさんあったけど、
書く力がなかった通俗作家じゃ。
914名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/01(日) 01:20:44
>>909
お前何回ソレ言ったら気が済むの?
915 【小吉】 :2006/01/01(日) 10:15:00
>>914
アンチは阿呆ですから。
916名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/02(月) 17:28:05
大学の先公に「靖で論文書きます」と言ったら憫笑されちゃった…。
917名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/02(月) 17:47:28
井上のやっさんもアンチにかかりゃ形無しだな
918おぬい姉さん:2006/01/03(火) 00:05:13
>>916
そんな馬鹿タレの先公は婆ちゃが退治してやる
919おぬい姉さん:2006/01/03(火) 19:53:30
>>917
馬鹿タレのアンチが。洪ちゃを悪く言う奴は婆ちゃが呪ってやるw
920おぬい姉さん:2006/01/04(水) 18:02:12
ブスと馬鹿ほど洪ちゃの本を読め。
921冴子:2006/01/05(木) 22:08:03
いい子にしてたらお砂糖湯を作ってあげる。
922おぬい姉さん:2006/01/06(金) 23:38:59
洪ちゃはビール党だ。
923蘭子:2006/01/07(土) 00:27:45
飲みたいんでしょうね、こんな甘いお砂糖湯を
924名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/08(日) 01:33:58
あすなろ忌、今年はなしですか?
もう演劇もやんないんでしょうかね。
925おぬい姉さん:2006/01/08(日) 17:04:37
蘭子と洪ちゃが乱交パーティ
926吾輩は名無しである:2006/01/08(日) 17:30:02
19:45 教育テレビ「あの人に会いたい」
927上の家の婆:2006/01/08(日) 21:59:37
あれさ洪ちゃは恐ろしい子だよ。おぬいさんが妙なことを教えるからじゃ。
928おぬい姉さん:2006/01/09(月) 17:17:08
洪ちゃの「こ」の字は「工作員」の「こ」じゃあ。
929冴子:2006/01/11(水) 21:44:35
この手紙をジョンイル様に渡して来て頂戴。ちゃんと渡すのよ。
930おぬい姉さん:2006/01/11(水) 22:39:01
洪ちゃは将来建築技師になって震度3で崩壊する家を建てるんじゃ
>>930
それシャレになってないから
932おぬい姉さん:2006/01/12(木) 23:22:00
洪ちゃは将来ノーベル賞を狙うんじゃ。
933おぬい姉さん:2006/01/13(金) 22:29:47
洪ちゃは女が苦手なんじゃ。
934名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/14(土) 03:32:08
うわっ。13の書き込みしたのオレっす。
あのころ院入試の勉強始めたころだったんだよなぁー。
懐かしいなぁー。あの年、北の丸公園でお花見とかしたりして。

まぁーそんなことはいいんだけど、全体的にあんまし
「戦国無頼」
「戦国城砦群」
「淀殿日記」
に関するカキコがないように見受けられるけど、これらの小説は論外なの??
ボクは好きだけどなぁー、と研究室からカキコ。
935名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/14(土) 12:12:08
カキコがないからと言って論外だと思うのはいかがなものかと。
まあ事実、論外なんだけどね、この場合は。
937名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/14(土) 14:27:53

 大ヒット中の映画「男たちの大和/YAMATO」(佐藤純彌監督)で復活したプロデューサー、
角川春樹氏(63)の復帰第2作がチンギス・ハーンをテーマにした「蒼き狼〜地果て海尽きるまで〜」
澤井信一郎監督)となることが13日、分かった。角川氏と松竹、エイベックスが提携し「大和」を超える
製作費30億円を投入。モンゴル政府も「建国800周年記念事業」として全面協力し、政府軍
3000人を動員する現地ロケなどを展開。空前のスケールで平成19年の公開を目指す。
938おぬい姉さん:2006/01/14(土) 15:55:44
洪ちゃが書く官能小説は日本一じゃ。
939名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/14(土) 15:56:29
靖にそんなもんは書けない。
「軽便鉄道男」井上靖

伊豆の山深い温泉郷に住むニート・洪作。
彼は沼津でのオフ会の帰り、去年開通したばかりの軽便鉄道で「ばかもんが!」のおじにからまれるれい子を見た。
「や、やめろよおじさん!」
「誰じゃい!洪作か。勉強もせずに何をしておる。ばかもんが!」
「す、すいません・・・」
941名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/14(土) 21:23:37
ブーム来てるな
942名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/14(土) 21:42:09
俺にとって井上靖は「教科書の人」なので、今まで敬遠して来た。
でも「しろばんば」は心に染みる、良い作品らしいので、今度読んでみることにした。
943名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/15(日) 07:42:57
蒼き狼は面白いですか?
944おぬい姉さん:2006/01/15(日) 08:42:26
洪ちゃの書いた本は全部面白いぞ。
図書館でタダ読みせずちゃんと本屋で買って読むづら。
昨日から「氷壁」ドラマではじまったね。
946名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/15(日) 09:05:32
「氷壁」「蒼き狼」「風林火山」
947名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/15(日) 15:21:21
ドラマ、映画、大河
軽便鉄道…、
婆ちゃは、ひとりで淋しくないの?
さびしくなんかあるもんかい!
洪ちゃは、いちいちそんなことに気を使わんと、
ただ前ばかり見て進むこっちゃ。
そして偉くなるこっちゃ。
949名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/17(火) 18:57:22
しろばんば?
950名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/18(水) 16:11:14
全集出てる?
検索すればすぐわかることをナゼ訊く? >>950
952名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/18(水) 19:44:49
ヴァカだから。
953名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/19(木) 15:57:51
ドラマ『氷壁』は、主人公の男2人が、あまりにもチャラい。
人選ミスだとしか思えない。
井上靖作品の主人公(特に男)は、基本的には、
不器用で無骨で真面目一筋で、何事にも誠実に取り組む性格でなきゃ駄目。
玉木と山本は、そのような性格とはまったくタイプの違う俳優である。
俳優の個性が、演じる役の個性とかけ離れていたら、
良いドラマになることなど、期待できるはずもない。
よって、糞ドラマ決定。
954名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/19(木) 15:59:47
賛成です
955名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/19(木) 19:15:10
ここで言ってもね無駄なのよ。
>>953
主人公を洪ちゃにしてザイルパートナーを木部にすれば良かったのに
957名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/20(金) 14:36:28
蒼い狼はいつから撮影ですか?
すでに出ちゃった本、死んじゃった人、
それらに対して、なんたらかんたら、ゴタクを並べる
いわゆる「批評家」ばらこそ、
全員、磔、獄門にすべきであろうな。
959名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/21(土) 08:39:01
そのとおり
960名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 08:33:02
蒼い狼
961おぬい姉さん:2006/01/22(日) 17:08:55
洪ちゃを悪くいう奴はろくでなしじゃ。
ばあちゃが口をきけないようにまじないしてやる。
962名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 18:14:54
洪ちゃって何にでてくるの?
>>958 批判を聞きいれない信者輩こそ、さっさと殉死すべきだな。
>>962
「今度は俺の番だ(文春文庫)」
965名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/24(火) 19:04:52
そんなので照るか?
966名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 19:41:10
洪ちゃが出てんのは「氷壁」だろうが
967名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 14:38:56
どっちだよ
968名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 17:47:56
洪ちゃは「あすなろ物語」じゃなかったっけ
「おろしや国酔夢譚」が正解。
批評家・評論家の卑怯・卑劣極まりないことは、
自分ではなにひとつ書けないことなんだ。
だったらお前が書いてみる!
オマエモナー
972おぬい姉さん:2006/01/29(日) 17:42:48
洪ちゃ上げとくよ
めっちぇん
975名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/05(日) 15:50:12
もう立ってるのか
コウチャとミツは怪しいぞ
1000落ちさせずすぐ参照できるように埋めずにほうっておいて、
新しい話題は次スレでいきますか
978名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/08(水) 09:07:27
人間味溢れる作家、いのうえやすし
氷点?
980名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/09(木) 10:31:02
おっこるでしかし〜
981名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
それは横山やすし