1 :
存在論的郵便屋:
文芸誌を読んだ感想をマターリとお願い。
オレがこの板にざっと目を通したかぎり、「すばる・3月号」の
@中上紀「ラライェの夕日」が非常に良い出来である。
A星野智幸「砂の惑星」は星野ファンにとっても不本意である。
B清水博子が意外に美人である。
といったところが書き込まれてた。
「すばる」以外の文芸誌も、できれば最新号について、
批評や感想を述べて欲しい。上記Bみたいなのも可。
2 :
吾輩は名無しである:02/02/11 12:24
そういや、最近その手の雑誌は読んでねえな。
せいぜい「駄ヴィンチ」だ。あれで精一杯だにゃあ。
清水博子で検索かけたらこんなの出てきたよ。
2001年08月03日
訃報: 清水博子さん83歳=西日本新聞社代表取締役会長の妻
まあ、どこにでもあるっぽい名前だからな。
>>1 すばるの編集部員は頑張ってるね。感心、感心。
やはり文藝の編集者のこの板での頑張りに触発されたのかな?
5 :
吾輩は名無しである:02/02/11 14:56
最近、群像がつまんない。
買うの止めたもんな。
というか、純文の編集部員この板にこいよ。
宣伝だけの自作自演は痛いけど。
この板にこないと始まらないだろ。
お客様苦情センターに。
>>4 集英社サイドとしては、三島賞作家・星野智幸をこき下ろすような
ことはしないんじゃない? 三島賞の権威(そんなのあるのかは
別にして)を否定することになるし、すばる出身の作家に新潮の
賞が与えられなくなることを危惧してさ。
あと、1の書いてたことはすばる・新潮新人賞スレに書いてあったよ。
その書き込みの人と1が同一人物じゃないって保証はないけど。
8 :
吾輩は名無しである:02/02/11 15:04
>>6 来てるに決まってるじゃん。
そんで、作家別のレス数を見て次の連載とかを考えてるんだよ。
そりゃ来てるに決まってるけどね。
当たり前だけどさ。
もっと、参加して欲しい気もするんだよ。
匿名なんだからさ。
10 :
吾輩は名無しである:02/02/11 15:16
参加もしてるだろう。
たぶん情報操作を。売り出し中の新人のまずい話題になってくると、
中立者を装っていやいいところもあるとか。余計に荒らしてスレ自体潰す
とか。
お、なかなか、いいカキコだなと思うものにはレス返してみたり。
そういう妄想するのも楽しい匿名掲示板。
11 :
吾輩は名無しである:02/02/11 16:02
最近の文芸誌しか知らんのだが、昔はもっと面白かったの?
「文学」が氏んじゃうまえはさ。
12 :
吾輩は名無しである:02/02/11 16:28
町蔵に審査員なんてつとまるのかね?
13 :
吾輩は名無しである:02/02/11 17:14
ちょいと古い話になるが、都知事の「ブラックリング」はひどかったね。
この板でノーベル賞に一番近いなんて言われてた時期があったけど、
まったくひどいもんだ。新潮もあんなのを新年の巻頭に持ってくる
ようじゃ、終わりだな。
14 :
吾輩は名無しである:02/02/11 19:13
>>13 たしかにあれは笑えた。
現代を取り扱っていながら、ひどく古くさい臭いのする小説だった。
15 :
吾輩は名無しである:02/02/11 22:10
中上紀マンセー。
あんなのが書けるとは正直驚いた。
18 :
吾輩は名無しである:02/02/11 23:21
最近、大道珠貴が好き。単行本では「背く子」
文学界二月号の「チョーク」が特にいい。
子供は大人が思っているのとは全然違うんだ!
っていうのを子供の口からさりげなく言わせて、読ませる
んだけど、わざとらしくなく押しつけがましくないの。
19 :
吾輩は名無しである:02/02/12 05:43
>>18 俺も好き。芥川賞獲ってくんねえかな。まあ、いずれ獲るだろうな。
>17
キャハハ。まあ、今回の作品読んでみ。
親を凌駕する逸材だってわかるから。
>>20 紀があがると中上マンセスレもあがる。
娘と父はベツモンだって、
ムリにもちあげんな。
紀は顔が父親似だから、
才能はありそうだけどな(w
22 :
吾輩は名無しである:02/02/12 10:30
新潮3月号の多葉田(下の名前失念した)さんの長篇
(中編なのか?300枚って・・・)『球形時間』を読んだ。
「光とゼラチンのライプチッヒ」あたりの《手触り》を期待
しながら読んだんだけど、なんて言うか・・・・最後まで読んで
「え・・・・・」ってちょっと絶句したんだな。
どうしてああいうラストになるのか・・・・。
読んでて最初高校生の言葉に違和感があって読みにく
かったけどだんだん慣れて(でも少年の言葉は最後
まで違和感が取れなかった)物語風に「結」がやって
くるのかと思ったら、くるっと丸められて主人公(らしき
少女)の煙草の煙と一緒に飛んでいってしまった。
なんだろうなあ・・・途中まで星野智幸の作品読んでるみたい
な感覚とダブったな。少年の会話のところが特に。
>>21 いや、ホントにいいんだって。
文体も自然でさらさらしててさ。
読んでみてよ。
って、クソー、なんでここまで肩入れしてんだかわかんねえや。
ほかスレにも同じようなこと書いたし。
ただ、アレが駄目だって言うなら、オレの眼も駄目だってことで、
当然オレの作品も駄目だってことになるから、ここはやっぱ譲れない。
24 :
吾輩は名無しである:02/02/12 18:36
25 :
吾輩は名無しである:02/02/12 18:40
リトルモアから文学界に遠征してきた
福永信の「根木山」って
じっさいどうなの?
26 :
吾輩は名無しである:02/02/12 18:45
>>23 中上紀がその作品で芥川賞獲ったところで、
キミの筆力が上がるわけじゃないのにね(w
「球体の傷」を書いた北川史織の消息キボーン。
>18
私も大道好き。芥川賞は審査員が意地悪してるとしか思えない。
いま一番安定した活躍を見せてるのに。
大道珠貴って、新人賞出身?
30 :
吾輩は名無しである:02/02/12 20:19
おれは「群像」誌における大澤真幸氏の連載が好きだったんだが、
あれはもう単行本になってますか?
31 :
吾輩は名無しである:02/02/12 20:27
>>27 二作目がないね。
>>29 文學界で発表された九州芸術祭文学賞出身だと、確か。
皆さん、文芸誌は買って読んでいるの? それとも図書館で?
32 :
吾輩は名無しである:02/02/12 20:33
ちょっと前になるけど、群像で新人賞とった「蚤の心臓ファンクラブ」
って面白かったと思うんだけど。
群像3月号の
佐川光晴「縮んだ愛」はどうなの?
何で最後にああなるのか判らない。
何の意味があるのか教えてくれ。
それとも感じたままに罵倒してもいいんかい?
34 :
吾輩は名無しである:02/02/12 21:05
35 :
吾輩は名無しである:02/02/12 21:27
>>33 とりあえず罵倒してみてよ。違和感があったら指摘するから。
>>27 佐川光晴の当選作よりも良かったと思うね。才気がある。
新潮編集部は何やってんだか。
>>31 新人賞発表以外は図書館だなあ。でも、文藝とすばるが置いてない。
>>32 島本のあおりを受けちゃった人ね。
その島本も、りさたんに喰われちゃったけど。
たしか彼は中卒だったよ、プロフィールによると。
マジでカコイイと思う。
一次落選者の中には高学歴の文学ヲタたちが……
37 :
吾輩は名無しである:02/02/12 21:35
>36
中卒? マジで? がせネタじゃなくて?
凄いな。満月ちゃんといい、中卒恐るべしだな。
38 :
吾輩は名無しである:02/02/12 22:01
佐川光晴は顔が暑苦しい。
清水博子は涼しすぎる。どこ吹く風。
北川史織って、どんな顔? 美人?
ところで皆さんはどの文芸誌が一番好き?
オレは「群像」に一票。理由は……
40 :
吾輩は名無しである:02/02/12 22:37
佐川光春って死体処理場に勤めてたんでしょ
本人が『読書人』で言ってような気が
41 :
吾輩は名無しである:02/02/12 22:46
>39
折れは文学界。
理由は表紙の材質とデザインがいい。
42 :
吾輩は名無しである:02/02/12 23:07
>41
おれはあの表紙を絵をみるたびに、
あの絵かいてるひとが、いくら貰ってんのか?と考えます。
一回いくら? 年間契約なのか? 何年あの絵なんだ?
と、ちょとす、なーなーといいますか、業界の雰囲気を垣間見たきになります。
43 :
吾輩は名無しである:02/02/12 23:23
あの絵に出てくる建物は工学的に実現可能なものばかりなんだって。
作家のこだわりだとか。
44 :
吾輩は名無しである:02/02/12 23:24
表紙の紙質がいいのはすばるだと思う。
つるつる、てかてかとしてて。
よって、すばるに一票。
じゃあ、私は新潮。
理由は、新人賞の応募要項を毎年コロコロと変えて面白いから。
46 :
吾輩は名無しである:02/02/12 23:30
すばると文藝に半票ずつ。
新人を育てようとしてるのが読者側にも明らかだから。
47 :
吾輩は名無しである:02/02/13 01:04
表紙は去年の新潮が良かった。
国語の教科書が採用してそうな、ツルツル(?)コーティング(w
写真ってのも良い。藤原新也の写真だったか…。
>>46 すばると文藝って良い?文藝は終わっちゃった感が…。あの雑誌、いっぱい、いっぱいじゃん。
特集にしても、岡崎京子や中原昌也やリリーフランキー…。お抱えライター出し切っちゃって、
次号は誰の特集をやるんだか…。ネタ切れで「綿矢りさたん…ハァハァ」って、いきなり特集しそう。
文藝はサブカルチャーの雑誌にすればいいのに。で、文藝の代わりに早稲田文学を昇格させる、と。
48 :
吾輩は名無しである:02/02/13 01:17
>「綿矢りさたん…ハァハァ」って、いきなり特集しそう。
ぜひそう願いたい。
49 :
吾輩は名無しである:02/02/13 01:18
『早稲文』てたぶん赤字出してないんでしょ?
ある意味文芸誌で一番立派かも
ハズレの号もあるけど
次は島田雅彦の特集だって文藝のページにあります。季刊りさたんに変えたら、
私のような性少年が争って買い求めるんじゃないでしょうか。
つーか、文芸誌を読んでるやつがいることに
驚いたよ! びっくりさ!
全員一般人を装った文芸誌の編集者だったらワラう。
それとも、数人で回してるのか?
52 :
吾輩は名無しである:02/02/13 08:27
危機感がなさすぎ。鳩よも廃刊。
いまの状況では文芸誌なんていつ廃刊になってもおかしくない。
53 :
吾輩は名無しである:02/02/13 14:26
>52
そんなのみんな知ってる。いちいち、はあ。
54 :
吾輩は名無しである:02/02/13 18:09
文芸誌は発売日の新聞広告を見るだけですが、なにか。
55 :
吾輩は名無しである:02/02/13 18:13
群像がすき。オタク臭が薄めで。
・・・全くその通りなんだけども、
なぜかネットで書いても文芸誌→出版、という経緯を経ないと
文学としては認められないと、書く方も読む方も思っている。
ぬぁぜ??
57 :
吾輩は名無しである:02/02/13 18:26
>56
状況としてだない?
文学書籍がデータ化してネット配信されるよなことになれば、
変わるんだない? そうゆうこと聞いてねえよ、って?
大手出版社を経由するってことかい?
58 :
吾輩は名無しである:02/02/13 19:49
>52
一応の危機感があったから、こんなスレが立ったんじゃないの?
59 :
吾輩は名無しである:02/02/13 19:54
文芸誌が儲かる為には何をすればいいと思う?
60 :
吾輩は名無しである:02/02/13 20:19
>59
抽象的に抜本的な事は言えないので、とりあえずの具体案として、
ためしに、鳥肌実に小説を書かせてみるみる。
61 :
吾輩は名無しである:02/02/13 20:43
文芸誌は別に儲からなくていいと思う。
出版社は赤字でも重いプライドを背負いながら
出しつづけなきゃいかん。
あんまり厳しいようなら、国が期限付きで助成金を出せばいい。
62 :
吾輩は名無しである:02/02/13 20:44
63 :
吾輩は名無しである:02/02/13 21:03
>60
鳥肌実はただの馬鹿。バロウズよろしく切り張り小説がせいぜいでしょ。
名前わすれたけど、エロマンガ家に糞小説書かせたりするのやめてほしいね。
辻先生一人で十分だよ、越境は。
64 :
吾輩は名無しである:02/02/13 21:07
>>62 得しないことをするのが国の仕事であると思われ。
65 :
吾輩は名無しである:02/02/13 21:09
66 :
吾輩は名無しである:02/02/13 21:13
>>63 「エロマンガ家」と「越境」って何のこと?
>>64 言わんとすることはわかるが、実際は難しい。
そんなところに価値観を見い出す国じゃないもんな。
公明党が単独政権を獲ればあるいは……
68 :
吾輩は名無しである:02/02/13 21:22
>66
他のジャンルの人間が書いた小説を文芸誌に載せているじゃん。
さかもと未明、リリーフランキー、内田春菊とかいろいろ。
話題作りなのかなんなのかしらんけど。
69 :
吾輩は名無しである:02/02/13 21:24
「サーチエンジンなんちゃら」というのを書いて、
芥川賞の候補になった人もいたな。
>>69 岸田賞獲った戯曲家はみんな芥川賞が欲しいのよ。
パンチが違うからね。
71 :
吾輩は名無しである:02/02/13 22:54
>>69 「サーチエンジン・システムクラッシュ」ね。
芥川賞の候補にもなったの?三島賞候補で、結局星野智幸に
さらわれたよね。
でもこの人(名前忘れた…)の朝日新聞のコラム読んで
「だめだ、こりゃ」って思ったが。
72 :
吾輩は名無しである:02/02/13 23:02
島田のゴリ押しで星野が受賞したんだったな。
ああいうの見るとイヤになるな。
73 :
吾輩は名無しである:02/02/13 23:07
>>72 ゴリ押しなもんか。あれは正当な評価。
ただ、全然読みが変な方向に向いてるけどね。
島田も福田も。
頭ごなしにけなした宮田輝はあれで「ああ、こいつ
わかってない」といういい判断材料になったな。
74 :
吾輩は名無しである:02/02/13 23:18
宮「本」輝は昔からあんなんじゃん
俺のごひいき作家が次々と賞で落とされて恨んでますが
76 :
吾輩は名無しである:02/02/14 00:15
中上紀の『ラライェの夕日』読みましたよ。
確かにいいと思った。
非常に素直な気持ちのいい作品。
ただこれでは賞をあげてはいけないと思う。
この程度のものでは。もうひとつ突き抜けて
ないと・・・。
星野智幸の作品はかなり、こう味わいにくい
舌ざわりも奇をてらったもののような気がする
けど、試みとしての志の高さは非常に評価できる
ものだと思う。
だから一概に「中上いいね、星野だめね」みたいな
比較はしたくないし、しないほうがいい。
星野さんのやつって奥泉光の「葦と百合」にイメージかぶらない?
分析して言ってるわけじゃないけど。
>>77 ああ、それ(奥泉光の「葦と百合」)読んでないな・・・。
スマソ。
79 :
吾輩は名無しである:02/02/14 00:32
うーん、かぶらない
80 :
吾輩は名無しである:02/02/14 06:37
>>76 そう、「ラライェの夕日」は読みやすいし、
テーマもわかりやすくてしっかり書けているんだけど、
何かが足りないんだよね。うまくまとまりすぎてる感がある。
81 :
吾輩は名無しである:02/02/14 17:49
82 :
吾輩は名無しである:02/02/14 20:28
>77
わかるわかる。
83 :
吾輩は名無しである:02/02/14 20:47
参照)諸星大二郎
84 :
吾輩は名無しである:02/02/14 20:56
鈴木さんの「雨」はどうだった?
85 :
吾輩は名無しである:02/02/14 21:28
清水博子と大泉芽衣子の対談は面白くなかった。
こんなレベルの話をして何が面白いのか・・・。
技術的なことばかりだし。
清水博子は何気に自慢気というか大泉を見下してる
感じがした。友好的なつもりの大泉が「あれ?」と
戸惑いながらなんとか話をマイルドにしようとしてる
けど。スカスカの表面的な対談。「作家になるという
こと」でもなんでもない。
それにしても清水のどこが美人なの?よくわからんな。
どうでもいいことだが。早稲田文学に掲載されてた講演記録
は素朴すぎてなんとも・・・。性格が悪くてあの講演内容
だとすると、なんていうか嫌味なかんじだな。
作品読んでないからイメージだけだけど。
86 :
吾輩は名無しである:02/02/14 21:31
87 :
吾輩は名無しである:02/02/14 21:49
>>77 星野「さん」、ですか・・・なじょして? お知り合い?
88 :
吾輩は名無しである:02/02/14 22:20
>86
ふつうできるでしょ
>>85俺もそうオモタ。
雑談程度ダタ。
あれならこの板読んでる方がいろんな事考えて
よっぽどためになる。内容が濃い。
いやマジで。
>>86そういう意味ではないと思われ.
「人前でセックスしたい!」と言う。
人前で「セックスしたい!」と言う。
>>84鈴木さんいいよね。気になる。
芥川賞であんまり評判良くなかったのが残念。
「猛スピード」よりずーっといいと思った。
最後まで何にも出てこなくてなんとかかんとか言ってる
選考委員がいて幻滅した。
だれか「雨」読んだ人の感想求む。
>>89 ああ。そうか、それなら納得。ありがとー。
俺は清水が痴女なのかと思ったよ。
たしかにフツーの人の前で「小説が書きたい」って言うのは
恥ずかしいもんな。「セクースしたい」のほうが言いやすい。
そうだそうだ。
これからは作家を全部さん付けで呼ぼう。<77
[苗字]+[さん]で。なんか関係者みたいでなんかよくないか?
2chも格が上がって見えるしね。
「さん」を付けないのは反抗期の中坊ということで。
「村上さん、なんか最近経済の方に走っちゃったんだってねぇ」
「村上さんてどっち?」
「ラリってる方。」
↑
だからどっちだよ(w
94 :
吾輩は名無しである:02/02/14 23:04
>91
私も勘違いしてた。溜まってるのかな。恥ずかしい……
95 :
吾輩は名無しである:02/02/14 23:55
>>76 紀の作品も星野の作品も、両方とも「猛スピード・・・」よりいいよ。
嗚呼芥川賞。
すばる3月号に出てる中上さんのやつはどうかと思う。
無駄が多すぎるように俺は思った。
群像ドラマを人物2人だけを使って回してるみたいに
シーンがばらばらだし、
そもそも本当に女を2人登場させる必要があったのかどうか疑問だ。
2人使うなら使ったなりにもっと2人をくっつけて見せて欲しかった。
「産む」ことなどを表現するために、何かを対比させる目的で
2人の人間を設定したのなら少しつくりが幼稚なんじゃないかと感じる。
編集者につきっきりで見てもらって完成させたと言われてもしょうがない作品だ。
好きなタイプの小説じゃない。
この作品が失敗している部分だけを見るならば、
「猛スピード・・・」は確かに一段高いところにいる。
それは星野作品についても同様である。
97 :
吾輩は名無しである:02/02/15 18:07
>>96 今回の星野作品って、志は高いかもしれないけど、
明らかに破綻してるし、失敗作だと言える。
それでも「挑戦」するほうが評価されるのかな?
作者の側としてはどうなんだろう?
98 :
吾輩は名無しである:02/02/15 18:39
星野さんの志ってどういうの?
作品ほとんどが「失敗作」みたいのことを言われてて
なかなか読む気にならない。
99 :
吾輩は名無しである:02/02/15 18:52
>>76 きれいにまとまってる作品で芥川賞って、
過去ありませんでしたっけ?
そういえばあんまりないな。
100 :
吾輩は名無しである:02/02/15 19:29
100ゲットついでに、吉田の新作希望。
「パレード」は凡打だったな。
>>99 藤沢周の「ブエノスアイレス午前零時」や
池澤夏樹「スティル・ライフ」が、うまくまとまりすぎていたように思う。
逆に破綻しながら芥川賞もらった例が重兼房子「やまあいの煙」。
古すぎて恐縮だが、これは後半がおもいっきり破綻してる。
それでも、受賞を納得させられるほどの筆力がある作品。
星野作品には、まだそこまでのものはないと思われる。
102 :
池澤信者じゃないが:02/02/15 20:56
>>101 『スティル・ライフ』は、ご指摘の通り冒険のない、こざっぱりとした
作品でしたが、それ以上に見るべきところは多かったと思います。
詩的な感性とか、良質の哀しみなんかがきちんと描けてました。
103 :
長くてごめんよ:02/02/15 21:26
>>97,98
純文学は死んだとか売れないとか読者は業界人間だけ
とか難解だとか言われる中で、それでも(作品はともかく)
気持ちだけは<新しい、あるいは豊穣な芸術としての小説>を
実現しようと奮闘していると思う。今ちょっと間違った方向を
向いてるような気もするけど。でもこれが後々肥しになるかも
しれんし。
松浦理英子が星野智幸を「正統派の小説家」と評したように
ある意味この人は古臭いし、愚直なまでの真面目さや進み方に
歯痒さを感じるけど、きっと弾けるというか化ける。
本人がそこまで持ちこたえられなくて<亡命>しちゃったら…
どうなるかわかんないけど。ひとつところに留まるのが
性にあわないみたいだし。でもここはひとつ笙野頼子ばりに
<苦節>をのりこえてほしい。
104 :
吾輩は名無しである:02/02/16 00:21
>でもこれが後々肥しになるかもしれんし。
すげー救い。でもそう言われればほんとにそう思う。
これからの作家がエンタメ同じような世界観で書くとしても
今やってる事があるとないとでは洗練度がぜんぜん違う。
いい言葉聴いた。
105 :
吾輩は名無しである:02/02/16 03:24
星野さんは独特の色彩感覚や味覚、嗅覚、触覚が作品を
通じて丁寧すぎるほどに描写されていて、それが読む人を
「うっ」って感じにさせるのかも。個人的には何度読み返しても
飽きないくらい好きですが。
>>103-105 星野っち、よっぽど芥川賞が欲しいんだね、ガンバレー(w
島田とつるむより、
辻あたりに傾向と対策を聞きにいった方が良いと思われ、
107 :
吾輩は名無しである:02/02/16 15:49
>>101 『やまあいの煙』にワロタ。
25年くらい前の芥川賞だよな? もっと前か?
後半に老女と頭が逝ってる息子の近親相姦が出てきて
ぐちゃぐちゃになるやつ。
あのころとは芥川賞の選考基準が違うんでない?
価値も異なってきてるだろうし。
108 :
吾輩は名無しである:02/02/16 15:53
芥川賞が欲しけりゃ文学界に書くのが早道。
内容なんか二の次、大事なのはどの雑誌に発表したか。
でも、このところ露骨に続きすぎてるから、
次あたりは他の文芸誌でもチャンスはあるかも。
109 :
吾輩は名無しである:02/02/16 16:07
結局のところ、文芸誌の生命線なんだよな、芥川賞って。
ただの新人賞なのにな。
110 :
吾輩は名無しである:02/02/16 16:09
世間では長嶋の名前なんか殆ど知られていないし。
111 :
吾輩は名無しである:02/02/16 17:44
作家はさん付けで呼びましょう。
「2chのきまり」です。
これからこの板を特有のルールを持った
『裏の文壇』に育て上げます。
素人がルールを決める新しい評価の場です。
プロがやって来るくらい整った板にしましょう。
厨房の作る秩序で進めてはいけません。
ニヒルにさん付けで呼びましょう。
>作家はさん付けで呼びましょう。
>「2chのきまり」です。
>
>これからこの板を特有のルールを持った
>『裏の文壇』に育て上げます。
>素人がルールを決める新しい評価の場です。
>
>プロがやって来るくらい整った板にしましょう。
>厨房の作る秩序で進めてはいけません。
>
>ニヒルにさん付けで呼びましょう。
ば〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜か
113 :
吾輩は名無しである:02/02/16 19:35
>>111 どう考えたって、おかしいだろ?
批評したり罵倒するときに「さん」なんてつけるわけないじゃん。
心配しなくても、この板にはプロがたくさん来てるよ。
わかりやすいところで、乱Dとか長島とか阿部とか。
整ってるとは言い難いけどね。
114 :
吾輩は名無しである:02/02/16 20:21
文学界三月号の「根木山」を誰か解説してくれ〜
難解なのか、何も考えずに自動書記したのか
わからないんです。
115 :
吾輩は名無しである:02/02/16 20:53
俺もここ見て「ラライェの夕日」読みたくなって、初めてすばる買った。
なるへそ、中上の娘はこれほどの天才だったのかと戦慄した。
でも、何か引っかかりを感じたので、もう一で読み返した……
なるへそ、これは受賞は無理だわ。
>>112 >>113 釣れちゃあ、いかんよ。きみたち、素直だねえ。
111<は阿部和重のアフォだよ。
117 :
吾輩は名無しである:02/02/16 21:11
>>115 それって、キミの大きな成長だよ。
よかったね。
118 :
吾輩は名無しである:02/02/16 21:19
>>117 ありがとう!
成長できて嬉しいよ。
中上はラライェかどうかは知らないがきっと現地に行って
感じたままを描写したんだろうな。そこは素晴らしいし、読んでいてきれいだった。
でもそのほかの箇所は、面白そうな筋書きをしただけ……
>>118 偉そうなこと言っちゃったけど、俺は
>>15、
>>20、
>>23でもある……。
自然な文体がすごく読みやすくて魅力的だから、次はもう一段
上のテーマに挑戦して欲しいな。
120 :
吾輩は名無しである:02/02/16 21:33
>119
ん? おまえさんも成長したということなのか?
>>119 いや、全然偉そうじゃないよ。
俺もキミの意見に道意。こんなのが書けるのかー!
正直一瞬マンセーになったよ。中上の顔は知らないけど
感性は凄いと思った。俺が男だったら絶対に好きになっ
ていたよ。
2度目を読まなきゃ良かったよ。
>>120 そうだよ。ちなみに俺は1でもある。編集部員じゃないよ。
このスレ立ててよかった。
>>118 中上はラライェかどうかは知らないがきっと現地に行って
ラライェではなくアマラ国に行ったんじゃないか?
ラライェは人名。
>>122 カコイイのかカコワルイのか、よくわからんカミングアウトだな。
125 :
吾輩は名無しである:02/02/16 22:38
>>123 ラライェの夕日ってタイトルだろ。
そこんとこと、内容から、ラライェはアマラ国(あるいはそれらしい国すべて)
そのものなんだよ。
昨日中上に聞いたから間違いないよ。
ところで、アマラ国って実在するの?
煽りスレから一転、
とつぜんのまたーり進行・・・なんか感動的ですらある。
127 :
こんなこと訊くのも野暮だけど:02/02/17 00:52
>>125 >昨日中上に聞いた
って、あんた編集?
128 :
吾輩は名無しである:02/02/17 08:17
>>127 >125はネタに決まってるだろ。
実際に訊いたんなら、もう一つの疑問も解決するはずだからな。
129 :
吾輩は名無しである:02/02/18 18:45
>>105 私もそこに本当にうっとりする。本当に酔うような感覚に
入り込むことがある。
「溶けた月のためのミロンガ」の世界の華麗さよ。
目眩がするほどの官能とはあの文章を言うのだと思う。
星野智幸の本領は、あの世界でこそ翼を持つのではないか。
しかし今は彼の真面目さが今の日本を描くことを課している
ようだ。行方を見守りたい。
130 :
吾輩は名無しである:02/02/20 07:49
群像の鼎談は笑ったナー。
大塚はアフォだけど、直己はそれに輪をかけてアフォだった。
>>130 その手のアフォカキコはもういいよ揚足取り君
渡部って駄目だよな〜って言ってみたい年頃かもしれんが
ちっとは論理的なこと言ってみなさい
132 :
吾輩は名無しである:02/02/20 12:04
言えないからここにカキコしてるのに
133 :
吾輩は名無しである:02/02/21 18:41
文芸誌って、どのくらい売れてるのよ?
一番人気があるのと、部数を教えてちょ。
134 :
吾輩は名無しである:02/02/21 22:56
国公立の図書館だけでもたいした数があるだろうからな。
すべてに置いてあるとして……どれくらいだ? わからん。
135 :
吾輩は名無しである:02/02/21 22:57
たぶん三千部弱くらい(もうちょっと下かな?)
136 :
吾輩は名無しである:02/02/22 02:35
そんなに少なくないでしょう!
図書館だけでもそうだし、ほかに学校とかもあるよね。
全体で結構なものじゃないですか?
137 :
吾輩は名無しである:02/02/22 09:22
まあ1〜2万ってとこじゃない?
138 :
吾輩は名無しである:02/02/22 10:51
星野智幸は思ったより普通っぽかったんであんまり感心しなかった。
第一島田の半弟子というのが気にくわない。
139 :
偽イタロ・カルヴィーノ:02/02/22 17:04
>>133 「文学界」4000部、「新潮」「群像」3500部、「すばる」「文藝」3000部
「早稲田文学」2500部、「三田文学」2000部
140 :
吾輩は名無しである:02/02/22 17:34
そんなものなのか。
>>139 ありがとー。すごいリアルな数字だね。
人気順は、書店や図書館での露出度合いからおおよその見当が
ついたんだけど、そうかあ、全体的にこんなに少ないのかあ。
>>139 その数字の情報ソースは何?
「群像」と「早稲田文学」との差が、たった1000部っての、俄かには信じ難いんだけど。
「群像」は、小さい本屋でもよう見かけるけど、「早稲田文学」は青山ブックセンターで
しか見た事無いからさ。
143 :
吾輩は名無しである:02/02/22 20:11
>>139 そんなに少なくないだろー。
少なくとも中規模書店には「すばる」置いてるぞ。
ちょっと大きければ3冊くらいは置いてあるよ。
そんな店、かなりあると思うけどなー。
144 :
偽イタロ・カルヴィーノ:02/02/22 22:51
145 :
吾輩は名無しである:02/02/22 22:56
いずれにせよ、やっていけんじゃないの。
146 :
吾輩は名無しである:02/02/22 23:11
と、長い間言われつつも、しぶとく生き残ってるね。
147 :
吾輩は名無しである:02/02/22 23:50
海燕は新人賞の応募数が実売数より多かったんだろ?
確か新人賞が1300くらいだったから・・・
148 :
吾輩は名無しである:02/02/23 00:00
俺らそんなマイナーな集団だったんだ。
つまり読者のかなりの数が此処見てるってことだろ?
読者の相当数が此処に終結してるって事でしょ?
影響力大きいよ、このスレッド。
ほんとか?この数字。
文学界4000てことないだろ。
どこの数字だよ。
150 :
吾輩は名無しである:02/02/23 00:30
図書館で読む人口が多いから読者人数はその三倍くらい。
151 :
吾輩は名無しである:02/02/23 02:08
三田文学なんてみたことないよ
152 :
吾輩は名無しである:02/02/23 02:24
いずれにせよ、おしなべて文芸誌は赤字。
大のオトナがやる仕事じゃねーわな(プ
153 :
吾輩は名無しである:02/02/23 02:34
>>148 そんなことはないぞ。
日本のネット人口が、ざっと2000万人。
そのうち、2ちゃん常駐者が200万人程度。
そのうち、文学板住人が100人程度。
・・・集結してるかもな。
>>147 海燕は新人賞の応募数が廃刊時に二千近かった。
文芸誌では一番多かったし応募者の平均年齢も若かった。
だから潰れたときびっくりした。
155 :
吾輩は名無しである:02/02/23 06:24
>152
大の大人がやる仕事紹介して
156 :
吾輩は名無しである:02/02/23 09:22
>>153 >そのうち、文学板住人が100人程度。
どうもそれくらいみたいだね、多く見積もっても150人か・・・
>>155 >大の大人がやる仕事
他人に頭をさげて金をもらうか、他人をアゴで使って金をむしりとるか、
そのどっちかです。
赤字で何が悪いのか? 芸術なんてそもそも儲かるもんじゃない。
他のジャンルでもほとんどは赤字。ごく少数のメディアに出たり、生徒を取ったり
している人間だけが黒字。別に日本の文学に限ったことじゃない。
アメリカは食えない作家を大学がフォローしているが。
たしかに文芸誌はイタイことも多いが、かといって無くなっても困る。文芸誌が高尚とか
いうんじゃなくて、その存在がメディアの多様性を証明するための一助となっているから。
そりゃあ、オタクってことかい?って聞かれると実はそうではないけどまあ、
とりあえずうなずいておこう。
157 :
吾輩は名無しである:02/02/23 12:50
しかし正直、セックス狂いの男好きを堂々と主張するブサイクな文学ヲタ女はキモいな。
158 :
吾輩は名無しである:02/02/23 20:37
そもそも出版なんかマトモに食える業界じゃなかっただろ?
活字をおかずに日の丸弁当っていう与太者の巣窟じゃねぇか
土田世紀『編集王』
159 :
吾輩は名無しである:02/02/24 16:24
出版社にとって名誉及び節税対策に過ぎないのが現状。。。
書く場所が残ってるだけで恵まれてるかもね。。。
大昔は黒字の頃もあったのかな
160 :
吾輩は名無しである:02/02/24 16:27
>>159 丸山健二なんかのエッセイ読んでると、
「書けば売れる」ってころもあったとか。70年代かな。
161 :
吾輩は名無しである:02/02/24 20:52
昨日、紀ちゃんにあったよ。
なかなかグラマーだったね。
紀ちゃんは山田邦子に似てるね。
163 :
吾輩は名無しである:02/02/24 22:00
>>161 だからどこで会えるんだよ?
書店のサイン会とかか?
中上にロン毛のカツラをかぶせれば紀。
165 :
吾輩は名無しである:02/02/24 22:05
>>153 >>156 この板の住人が100人やそこらなんてことはないだろ。
書き込まない奴も入れれば1000人くらいはぜったいにいるよ。
166 :
吾輩は名無しである:02/02/24 22:13
>>165 今の休みの時期一日を殆ど2chのカキコで過ごす俺からみれば
見てる奴も含め住人は100人もいないと思う。
>>166 いや、でもね、この板にある自己紹介スレなんてのは、20日やそこらで
100超えてるじゃん。自己紹介できる奴だけで100人くらいいるってこと
でしょ? まあ、全部が自己紹介じゃないみたいだけど。すくなくとも、
俺はまだ書き込んでないし。
実際、書き込み人口が300人くらいで、見てるだけの奴がその2倍は
いると思う。まわりにも結構いるよ、見てるだけの奴。
168 :
吾輩は名無しである:02/02/24 22:21
>>166 ある意味すごいな。
文芸誌でも読んだら?
>>167 100超えてるけど、自己紹介書いたの40人もいないよ。
>167,169
あのスレは自作ジエーンなスレだ。
見ていて痛い。
でも人自体は居ると思う。
面白いレスに対する反応速度なんかを考えるとそう思う。
見てるだけの人って、マジいるの? 何が面白いんだろう・・・そういう人、
ぜひカキコしてくださいって、無理だね(笑)
>>170 自作自演かな? 多少は虚偽がごまかしているだろうけどな。ときどき
すっごくリアルなのがあって笑えるが。
スレによっても数ちがうだろうし。作家スレで一番住人が多いところは?
ドストとか、安部公房とか多そうだ。
なんかスレ違いかな? 誰か戻して、本スレに。
鈴木弘樹、「グラウンド」が読みたいので
新潮社は早く単行本にしてください。
173 :
吾輩は名無しである:02/02/26 19:20
>>172 図書館で新人賞発表の号をあたればいいじゃん。
>>170 うーむ。じゃあ実際に時間帯でageレスを数えてもいいんですけどね。
sageレスまではわからないけど。ハッキリ言ってニュー速、邦楽、
芸能板よりもむちゃくちゃ少ないですよ。そこらへんの他板は
午前中でも書いたらすぐ下がりますからね。
ここは夕方まで一時間に3〜6ageレスくらいだと思いますよ。
テレホ〜朝で50〜60ageレスくらいじゃないですかね。
まあ同一スレのレスはあんまり数えてはないけれど
同一人物の可能性も高いですからね。
175 :
吾輩は名無しである:02/02/26 20:25
いいじゃん、マターリしてて。
176 :
吾輩は名無しである:02/03/07 08:59
今月号の文學界、
児童文学上がりと記者上がりの中編2本。
さあ、評価はいかに?
今月の群像には詩人あがり、
そして新潮には映画監督あがりが書いてます。
ブンガクっていまや他ジャンルで食ってるライターの副業なんだね(w
新潮の「映画監督あがり」というのは長髪のハゲだと分かるんだが、
群像の「詩人あがり」は誰かな?
本屋へ行って参ろうか。
179 :
吾輩は名無しである:02/03/07 13:48
鈴木弘樹「雨」読みました
>>179 121ページ上段五行目に「缶コーヒーを飲み切ると」とあって
同じページの下段四行目に「缶コーヒーを飲みながら」とあるのですが、
これをどう思われますか?
ただのミスなのでしょうか。
2本目だ、2本目。(w
182 :
吾輩は名無しである:02/03/07 16:04
つか、2本目でしょ。
183 :
吾輩は名無しである:02/03/07 17:42
群像の詩人ら致事件はいまにはじまったことじゃないやい!
ゲンイチローラインがあやしいとおもうの。
そのうち前の前の奥さんとかも・・・。
184 :
吾輩は名無しである:02/03/07 18:21
前の前の奥さんは、すでになんか書いてたでしょ
185 :
吾輩は名無しである:02/03/07 18:27
今月は買いたいと思うのがなかった。
勢いに乗り遅れた……
187 :
吾輩は名無しである:02/03/07 22:31
今日本屋行ったら文芸誌沢山並んでたけど
アレらは今日が発売日だったんですか?
今日急にレス増えたし。
すいません詰まんないこと聞いて。
大体七日発売
さぁーーんくすっ!!!>188
おばかでスマソ。来月からいつも7日に買います。
190 :
吾輩は名無しである:02/03/09 23:43
こころの王国
191 :
吾輩は名無しである:02/03/10 00:01
いま、出張中で関西の僻地にいるんだけど、
ほんっとに文芸誌って置いてない。憂うべき哉。
192 :
吾輩は名無しである:02/03/10 00:40
群像の創作合評はどう?
193 :
吾輩は名無しである:02/03/10 02:31
すいませんココにカキコしていいのか分からないんだけどオシエテください。
7〜10年前になんかの文芸誌のコンテストで大賞だかをとった「紫煙」という作品を探しています。
知っている方、どんな雑誌のどんなコンテストで作者は誰だとか教えて頂きたく思います。
194 :
吾輩は名無しである:02/03/10 03:31
作者は193では?
>193知ってるけど教えなーい。
196 :
吾輩は名無しである:02/03/10 04:07
いぢわるしないの!
197 :
吾輩は名無しである:02/03/10 04:15
うそです。
ごめんなさいませ。許して頂きたく思います。知りません。
7〜10年前だと難しいですよねぇ。
この板人少ないから。
198 :
吾輩は名無しである:02/03/13 02:05
このスレが盛り上がってくれないと、「後世に残るほどではないけど、同時代に読む
ならじゅうぶん面白い」というような作家の作品を読むきっかけがつかめない。
先月はけっこう話題あったのに。
で、私自身はそんなに読んでないですが。とりあえずすばるの高橋源一郎の連載
で「2ちゃんねるの化粧板云々」という会話がありました。今更珍しいことでもありませんが。
群像の合評で多和田葉子の「球形時間」について「わかりにくい」を連発するばかり
で、合評ってそんな程度のこと言っときゃいいのかと思いました。
199 :
吾輩は名無しである:02/03/13 02:49
本屋にないよ。すばる読んでみたいけど、本屋で見たこともない。
200 :
吾輩は名無しである:02/03/13 03:22
>198
あの程度の合評しかできない作家の本は、読みたくないなあと
思いました。
201 :
吾輩は名無しである:02/03/13 05:29
当時、仕事を辞めたばかりで一人でフラフラしてた頃。
両親が遊びに来て、色々買ってくれた上に
家で作ってきた高野豆腐を、冷蔵庫に置いて行ってくれた。
その次の日、母は入院。
あっという間に亡くなった。
葬儀を終え自宅に戻ると、冷蔵庫にはまだ
母が作った高野豆腐があった。
大泣きしながら食った。
あれ以来、高野豆腐は食べられない。
202 :
吾輩は名無しである:02/03/13 06:06
くさってたの?
203 :
吾輩は名無しである:02/03/13 13:45
>>199 図書館にあるよ!好きな作家の新作読み切り長編が載ってる時以外、
文芸誌買うことなんか・・・
204 :
もっと批評を:02/03/14 00:55
>>198 先月は星野智幸の新作が読みたくて買ったので
今月は読んでないです。
で、星野氏の新作、ほぼ無視されてますね・・・。
朝日新聞での文芸時評(津島祐子)では多和田葉子の
「球形時間」についての批評はあったけど。
今月の「すばる」だったかな・・・新人創作批評だっけ?
にちょろっと触れられていたけど「意欲作」程度の言葉
しかなかった。これは前回の『毒身温泉』より反応悪い。
『毒身温泉』については、山城むつみなんかは欠点も含めて
かなり買っていたようだったのに。
本当は今回の『砂の惑星』の方が何倍も力入ってると思うん
だけど・・・・なんかカラ回りしてるのかな、熱意が。
ただ、昨年正月の『われら猫の子』から続けて読んでると
かなり一貫した雰囲気が出てきたな、と思う。
これは我慢強い実験なのかもしれない。三島賞以来、これと
いって芳しい批評が聞こえてこないのは、今読んでる限りでは
無理もない、という気がするが、後々醗酵して芳醇な味覚に
変わるんだろうか。あるいは〈窯変〉するのか。
これらの作品が単行本化された時が非常に楽しみだな。
という訳で星野氏については依然期待アゲ、しときます。
>204
公式HPによると10日にアルゼンチンから帰ってきたそうですね。
帰国早々お疲れさまです(w
知らないふりしてやれよ、面白いし。
>>205-206 まあ、そのように読めないこともないけど
私は星野さんじゃないです。ただの星野ヲタです。
>公式HPによると10日にアルゼンチンから帰ってきたそうですね。
こんなのチェックしてる 文ヲタきもい
プロなら全てを僻む粘着アンチハケーン
210 :
吾輩は名無しである:02/03/15 13:02
ひがむなよ、いたいなぁ。
209サン。
211 :
吾輩は名無しである:02/03/15 15:30
今月の佐川光晴(『文学界」4月)つまらねえな。
お得意の自意識の空転もないし仕掛けもイマイチ。
212 :
吾輩は名無しである:02/03/15 15:32
⇒でも最後泣けてきた。
なんでか知らんけど涙がこぼれた。
213 :
吾輩は名無しである:02/03/15 15:35
>>212 春ですから。
心もほどけやすいのです。
214 :
吾輩は名無しである:02/03/15 15:44
「Helpless」は映画の方がいいわ。ノベライズなんてせんでもいいのに。
215 :
吾輩は名無しである:02/03/15 16:11
いやまたなんか賞くれるかなあと思いまして
やるか、ハゲ!
217 :
吾輩は名無しである:02/03/15 16:33
Helpless何に出てたの?
218 :
吾輩は名無しである:02/03/15 21:15
>>200 佐藤洋二郎が多和田葉子の作品を「理解できた。良い」って言ったら、
それはそれで違和感がある。たしかに「わからん」ばかりでは、萎えますが…。
「読みたくない」なんて。佐藤洋二郎は良い作品を書いてるよ。おれは好きだ。
219 :
吾輩は名無しである:02/03/15 22:44
でも佐藤洋二郎、あんな馬鹿とは知らなかったよ
220 :
吾輩は名無しである:02/03/15 23:14
洋二郎君は、
前回の川上弘美にひどい言われようだったので、
なんかムカついてたんだよ、きっと。
221 :
吾輩は名無しである:02/03/16 07:09
ハナがないよ洋二郎君は。コクゴの先生みたいだ。
222 :
吾輩は名無しである:02/03/18 03:14
『鳩よ!』ってあぼーんされちゃったの?
223 :
吾輩は名無しである:02/03/27 14:23
age
224 :
吾輩は名無しである:02/03/31 09:27
中上紀の奴読みたいけど、もう本屋に2月号はなし。どこで読めますか教えてください。
図書館にあるんじゃない?
>>224 顔見てがっくり!
マジで好きだったのに
227 :
吾輩は名無しである:02/04/01 23:15
偽ちち!
のりちゃんの悪口書くな!
俺はのりちゃん大好き。
228 :
吾輩は名無しである:02/04/17 09:30
mjhgc
あー、今月は全然盛り上がってないねー。
230 :
吾輩は名無しである:02/04/17 16:08
佐藤洋二郎VS川上弘美
231 :
吾輩は名無しである:02/04/17 16:22
どこでたたかってんの?
232 :
吾輩は名無しである:02/05/03 23:15
お、おいおい、おまいさんたち。
もっと文芸誌を読めよ。
編集者たちも営業を頑張りなさいよ……
233 :
吾輩は名無しである:02/05/19 09:38
発見age
234 :
吾輩は名無しである:02/05/19 09:49
文芸誌の花形は何?おせーて。
235 :
吾輩は名無しである:02/05/19 13:22
オール読物
236 :
吾輩は名無しである:02/05/19 14:48
メフィスト
237 :
吾輩は名無しである:02/05/20 06:32
文學界か、オール読物、あと小説現代、
本屋でよく並んでる
新人賞の発表って今号くらいなんだっけ?
マズいなあ、全然目を通してないよ……
239 :
吾輩は名無しである:02/05/20 19:34
お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い。
群像の「エコノミカル〜〜・ぱレ〜〜ス」読んだ人いる〜〜?
どうだった〜〜〜〜〜?
面白かった〜〜〜〜〜?
240 :
吾輩は名無しである:02/05/20 19:52
すま゛読んでから書くよね、普通…。
241 :
吾輩は名無しである:02/05/20 19:58
活性化させようとしてるんだぜ。
おれは。
まあ取り敢えずレスが一つ増えたから良し!
242 :
吾輩は名無しである:02/05/24 21:42
>239
「コンビニ」「携帯」「ぐうだら三十代カップル」の三題噺。
243 :
吾輩は名無しである:02/05/27 20:27
私の好きなハンバーガー
飴玉三つ(?)
どうなの?
244 :
吾輩は名無しである:02/05/27 20:41
おしえない
>>243 読んだよ。面白かった。
おれはその日、夕食をハンバーガー3つにしたよ。ほんとです。
¥80だから、三つで¥540
安いもんですよ。
246 :
吾輩は名無しである:02/05/27 22:28
247 :
吾輩は名無しである:02/05/28 00:05
多いね。
248 :
吾輩は名無しである:02/05/28 08:34
やれやれ
249 :
吾輩は名無しである :02/05/28 10:38
安くあがってないじゃん、540円だったなら。
250 :
吾輩は名無しである:02/05/28 11:24
>246
消費税がはいってるんだよ
251 :
吾輩は名無しである:02/05/28 13:45
文学界新人賞発表号で買ってきたが、肝心の新人の作品読んでいない。
野坂昭如のインタビュー面白すぎ。
252 :
吾輩は名無しである:02/05/31 00:03
今月号で読む価値のありそうなやつを教えてくれたまえ。
253 :
吾輩は名無しである:02/06/05 23:28
なんか新しい文学系のやつ創刊されてたね。加藤あいが表紙のヤツ
254 :
吾輩は名無しである:02/06/06 12:28
『ダビンチ』っぽいやつ? だよね。
「重力」でも書いてた人の文章がのってたぞよ。いいこと書いてたよ。
あと角田光代が短い小説のせてた。感じいい。
だたあの雑誌レイアウトが(雑貨テイストっぽく)凝ってるわりに、
あんまり各コーナーの差別化できてないから、ごちゃごちゃに感じたなあ。
若手デザイナーは安く使えるのかな。
255 :
吾輩は名無しである:02/06/07 23:11
発売日上げ。
青来ユウイチ(カンジデンの新作出てるね。
車谷長吉も出てるね。
町田康も出てた?
甘粕りりこ様が短い文を寄せておられる。
とりあえずこのスレをもっと活性化させなさい、おまえたち。
>>255 スレたてた
>>1の文章が、妙にすばるよりなのがイヤ。
ひっそり今月の群像に載ってた東峰夫のガードマン小説とか、
いろいろ書きたいことはあるのだが、
ジエン臭くて書き込む気にならない。
257 :
吾輩は名無しである:02/06/08 06:47
258 :
吾輩は名無しである:02/06/08 06:59
>257
…なんか、すごいね。憂鬱になってきた
259 :
吾輩は名無しである:02/06/09 00:33
辻仁成が新しい文芸誌を創刊しようとしてるって、
Spa!の連載エッセイに書いてたけど。
どんな文芸誌ならみんな買うかここで議論してみない?
260 :
吾輩は名無しである:02/06/09 01:02
「最後の勇気---忘れること、絶望の無垢に、その陽気さに戻ること。
就寝のための祈り。『わが刑苦をみそなわす神よ、
御身の盲の夜をわれに与えたまえ』
挑発された神は私に応え、私は失神の瞬間のほうへ赴き、
そして私は神を見る。ついで忘却する。夢にもひとしい乱脈さだ。」
↑のような内容の本をご存知の方、教えて下さい。
261 :
吾輩は名無しである:02/06/09 07:05
>>259 ウジヒトナリが創刊してる時点でダメ。
でも、中山美穂がエッセイを連載するなら買う。
って、それぶんげいしじゃないじゃん!
マジレスすると、文学メルマみたいにネット媒体になる気がするな。
ヘタヘタのまま、ヘタヘタ。
262 :
吾輩は名無しである:02/06/09 09:09
中山美穂がエッセイを連載するくらいじゃ買わない。
中山美穂がもっとすごいことしたら買う。
僕は中山美穂より妹の忍さんのほうが好きなので、
忍さんと結婚したいと思います。
264 :
吾輩は名無しである:02/06/09 11:01
辻の文芸誌なんて誰が買うんじゃ! ボケッ!
265 :
吾輩は名無しである:02/06/09 15:15
264が買う、きっと。
辻が文芸誌のイメージをよごした。
267 :
吾輩は名無しである:02/06/09 16:10
毎号中山美穂と辻仁成の交換日記を掲載すれば部数は出る。
正直見たい。
268 :
吾輩は名無しである:02/06/09 16:43
南も割り込む
269 :
吾輩は名無しである:02/06/09 16:45
龍タソと辻先生の血みどろ往復書簡も掲載。
270 :
吾輩は名無しである:02/06/09 17:34
面白そうじゃないか!貴様!
271 :
吾輩は名無しである:02/06/25 18:20
スレ違いご容赦。
文芸誌を処分したいんだけど、買い取ってくれる古本屋ってあるかな?
リサイクル系はアウトなんだよね。捨てるのはなんとなく忍びないので、
タダでもいいからもってってくれるとうれしいんだが。
272 :
吾輩は名無しである:02/06/25 18:24
ただでも貰い手がいないのが文芸誌・・・
よけいなスペースはとるし、読みにくいはで最低。
273 :
吾輩は名無しである:02/06/25 18:25
産業廃棄物は有料です
274 :
吾輩は名無しである:02/06/25 23:47
新人賞の号なら欲しいな?売ってくんない?一円で。
275 :
吾輩は名無しである:02/06/26 00:43
古い話になるけど、
群像新人賞の二作はどうもなあという気がする。
じゃあおまえはあれ以上のものが書けるのかといわれれば困るんだけど。
276 :
吾輩は名無しである:02/06/26 00:57
ええと、早稲田文学の特集がヨサゲだった
277 :
吾輩は名無しである:02/06/26 08:32
江中大嫌い。
>275
「ジャイロ!」何度挫折したことやら・・・で、諦めた。
「死せる・・・」は、何やら筋立てのないエピソードをねちっこく難解な
文章で仕立てればどうにかかっこつく、っていうお勉強になった。
私は文学界の2作の方が一気に読めたし好感もてた。
279 :
吾輩は名無しである:02/06/26 15:40
「ジャイロ!」挫折したひとは執筆はあきらめてください。
読者でいるのは自由です
280 :
吾輩は名無しである:02/06/26 16:40
読者に読んでもらえないようなものは、だめ。
281 :
吾輩は名無しである:02/06/26 16:42
読者にもいろいろいるよ
282 :
吾輩は名無しである:02/06/26 18:48
>>265 すごい遅レスだけどごめんね。
俺は絶対に買わん。ミュージシャン崩れの創った文芸誌なんて、、、
>>278 特にジャイロは若さが滲み出てる文章で、ねちっこいね。
文章として書けてはいるんだけど、余計な装飾も多い。読み手を選ぶ。
しかし、新人賞獲るのはああいう文章が多いような気がするなあ。
一見、筆力があるように見えるからなあ。
アレって流行なの?
ジャイ最初あの文章がムカついてムカついて読めなくて
罵倒しまくったんだけど
ほとぼりが冷めてから「考えてみると」構成力はあるのかもしれない。
俺より先逝ってるかなとオモタ。
読み返したらどうなるかはわからない。
285 :
吾輩は名無しである:02/07/07 14:45
今回の群像新人賞、どっちも若かったね。
まだまだケツの青いガキだぜ。
286 :
吾輩は名無しである:02/07/07 15:19
おじいちゃんですか?
287 :
吾輩は名無しである:02/07/07 15:23
猿だろ。
288 :
吾輩は名無しである:02/07/22 22:12
なんか死んでるなおい。
元気出せよみんな。
8月号は元気がないぞ、なんか。
おれ群像嫌いになってきた。
大塚みたいなアホに連載なんかさせるなよ。
漫画太郎にいちいち書かすなって。
どうせなら、小説書かせて恥かかせようや。
中原ほどの根性もないみたいだし。
289 :
吾輩は名無しである:02/07/22 23:01
大塚、文芸誌はお荷物とかいってるくせに、
ちゃんと営業してたんだな、嗤う。
もちろん、赤字部門の文芸誌から原稿料をもらうなんてことはしてないんだよな?
大塚にとっては同人誌なんだから、
当然、持ち出しなんだろうな?
290 :
吾輩は名無しである:02/07/23 01:12
5000円負担して書いてるはずだよ
大塚、どんな小説書くのか。
たのしみだ…。
292 :
吾輩は名無しである:02/08/04 03:31
293 :
吾輩は名無しである:02/08/08 17:09
玄月よかったなぁ?
294 :
吾輩は名無しである:02/08/09 14:57
今月の文學界ちょっとエンタメっぽくて面白かった。
295 :
吾輩は名無しである:02/08/11 12:32
だれも読んでないんかい
296 :
吾輩は名無しである:02/08/12 17:24
お い
そこの貴様
おまえだ、 おまえ !
何でも良い なんか感想かけ
自作でもいいぞ とにかく書け
この板は文学の話が少なすぎだ
読んで感想述べてナンボだろ まずは
297 :
吾輩は名無しである:02/08/12 17:37
( ´_ゝ`)で?
まあ、わかり切ってたことだけど、ほとんどの住人が文芸誌なんか読んでない。
299 :
吾輩は名無しである:02/08/13 12:49
「エクソダス」という文芸雑誌があると聞いた。
グレート・ブリテン関係なのか?
● ● / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(= ゚ω゚) < 客こねーよ
_φ___⊂)__\____________
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
|会議机 |/
まともなスレほど人がいない
302 :
吾輩は名無しである:02/08/14 00:32
小説新潮だったか?
高村薫が爆笑問題と対談してた。
マジかよ
高村薫の新刊てあれ文学板で扱える本なんじゃないの?
群像の、何月号だったか忘れたが、
吉田修一のパークライフは、青野聰によってボロボロに貶されていた。
その合評を読む限りでも、
けして、同作がぬきんでた作品であるとは思えないが、
春秋との、この温度差というか、
少しも青野聰が指摘している部分は問題とされず、
世に出るというのは、茶番すぎる。
出版業界には、不満を募らせている人間が多いのも事実だが、
その声はほとんど無視され、というか、反論できず、
上の方にいる老人達が死なない限り、何も出来ない。
構造改革というほど大したものではないが、
内部から変えていかないと、どうにもならない時が来ている!
304 :
吾輩は名無しである:02/08/26 11:10
● ● / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(= ゚ω゚) < いまの文芸を語るスレだよ〜。いらんかえ〜。
_φ___⊂)__\____________
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
|信州みかん|/
(゚Д゚)、ペッ
>>303 いつだって茶番だったさ。
それでも、茶番を跳ね除けて自力で歩くだけの力のあるヤシだけが
生き残ってきたのさ。その他はぜ〜〜〜〜〜〜んぶ消えた。
過去の全受賞作家を並べてみれ、どれだけ生き残っているか(藁
逆に、賞など受けずに出てきた作家達はどうなのか(藁
無論、現在チヤホヤされて売れてるヤシラも、
やがて時の洗礼を受ければその大半が消滅する。
ミーハーには目先のものしか見えないが、
本物は時代を超える底力がある。
作者が死んでも、価値ある作品は生き続ける、自分の力で。
心配すな。
307 :
吾輩は名無しである:02/08/26 13:25
>>303 どんなふうにケチつけられてたの?
詳細キボンヌ
308 :
吾輩は名無しである:02/08/26 13:27
まあ愚者の声なぞ気にするな。
309 :
吾輩は名無しである:02/08/26 13:30
吉田修一の、文庫化してる「最後の息子」だっけ? 読もうと思うんだけど、おもしろい?
「パークライフ」のがいい?
310 :
吾輩は名無しである:02/08/26 14:15
>>307 「結局、小説になっていない」
人体解剖図を見て、性行為がインチキだと言った後で、
「こんな認識で描かれていたのかと思うと、ありがたみも失せてくる」
…こういう認識って何かなと思う(青野聰)
宇田川夫婦にしても、「互いに自立した現代的な夫婦の典型のようなカップル」
と出てくる。こういうの読むと、何のこと? となる。(青野聰)
公園をメタファーとして使いたいのは分かるが、子供すぎる。
人体図などを出すことによって、
内蔵、…都市に暮らす若者の、内蔵を描いています、という手の内が、
あまりにも透けている。
それほど切実ではないことを、コミュニケーション? で、何?
人体人形を見て、女の子に「おちんちんついてないでしょう」
といわれるまで気付かない観察眼とか、
「これをピアスというんだろうか」とか、
「あれをエコカーと呼ぶんだろうか」といった、かまととぶり。
女の唇のやわらかさが何かであったり、
ボアの毛布の首触りについて書かれてあったりで、
繊細でありながら、五年か十年前の着古したジャージを着ている。(青野)
身体へのこだわり…。
あるのかないのか、あるのならやりなさい、だね。(青野)
と、こんなところ。
311 :
吾輩は名無しである:02/08/26 15:31
この人浅い。思考が。
さぁ、この人って誰だ?
312 :
吾輩は名無しである:02/08/26 15:53
ひねりの無い答え。
314 :
吾輩は名無しである:02/09/07 05:10
あげ
315 :
吾輩は名無しである:02/09/09 23:49
源一郎「メイキングオブ同時多発エロ」
人気があれば、なんでもゆるされるんだなと、つくづくおもた。
ほとんど2ちゃんねらが書いたレスと変わりがない。
316 :
吾輩は名無しである:02/09/10 00:21
>>315 ハゲドー。2ちゃんによくああいうの載ってるよ。
あれ読んで弐ちゃんに書き込んでるのはやつなのかと思ったくらいだ。
でもあれ文学業界のこと書いてるんでしょ?
「政治や革命や宗教や文学が出てきたらもう駄目なの」
317 :
吾輩は名無しである:02/09/10 00:24
そうですね。
むしろ>316さんのような読まれ方をされるであろう、
というのを本人は分かって書いていると思うけど、
はぁ〜。そこまでの意識しかないのか、
もうこの人も終わりなんだね、そういう予感。
ゲンイチローってあの顏だから、なんか文豪っぽく見えるけど、
書くものや行動だけ見ると、
辻あたりとやってることは変わらず、
小説に関してはいかに手を抜くかしか考えてないような気がする。
319 :
吾輩は名無しである:02/09/10 00:59
真面目にしろ、というわけではないが、
あまりにもオチャラケすぎているし、
そうすることで、「何かが生まれる」と思っているのが、
発想的に2ちゃんねらと変わりない気がして、
残念です。前はもう少し普通だったと思うけど。
320 :
吾輩は名無しである:02/09/10 01:09
文学の形式を壊すことが「新しく」見えた時期もあったが、
(文藝あたりが仕掛けたJ文学の余波)。
2ちゃんの隆盛で、いまはそれこそが「時代遅れ」になってしまったような。
「形式」や「伝統」の価値がまた文学のなかで見直される時代が来てるのではないか。
源一郎は確かにデビュー当時は最先端だったかもしれないが、
すでにもう時代にとことん遅れて息切れして追いつけないのに、
先頭を走ってる顏をしてるだけのような。
>>320 あなたとは「マジ」で気が合う。俺は2ちゃんをずっと見てきたが、
俺のようなことをいうと、「バカ」とか「クソ」とかよく書かれた。
あんたは実質、最先端を行ってる読者だよ。
上げようか、上米か。
もし仮にそんな米が「マルエー」にあるのならば、今すぐにでも運んできて貰いたいものだが、
迷うところだな。ふむ。俺はタイ米を大枚はたいて買った。
それにここ最近は涼しくなっても繁殖を繰り返すゴキブリたちが多いし、
かと言ってこのまま沈ませるのは考えもので感慨深い。
正直このスレでしか語れないマイナー作家を救うには、上げるべきか上米か。
やっぱり、あーげまい!(*あーげない)…俺はつくづく荻野アンナのような男だな。
323 :
吾輩は名無しである:02/09/11 12:11
>>322 がむばれ
源一郎のアレはっきり文芸誌バージョンにしてやって欲しい。
そのほうが絶対受ける。
「めんどくさいからビンラディンもアルカイーダも止めます、編集長?」
「馬鹿言うなよ、俺たち文学屋の沽券にかかわるじゃん」
324 :
吾輩は名無しである:02/09/11 12:44
「秋山駿 VS ヨーダ」
ドストエフスキー列伝とフォース戦い。
325 :
吾輩は名無しである:02/09/12 08:30
あのね、漏れ新人賞の応募者なんだけど、
文芸誌に載ってる小説が凄くくだらなく思えてしょうがないね。
これは活動してる小説家のレベルが低いのか、漏れがわかってないのか
どっちだと思いますか?
なんかこんなにレベル低くていいのかなぁと思っちゃうくらいのレベルに感じるのね。
漏れの小説の評価は芥川賞の選評とかと基本的には違ってないから
たぶん小説観る目は育ってると思うんですよ。
なのにこう思うっていうのは、もしかして掲載してもらえる小説家っていうのは
別にいい小説書く人じゃないのかなと思ったんですよ。
だって幾らなんでも、これだけ小説家になりたがってる人がいるなら
もっと良いものが掲載されていてもおかしくないじゃない?
と思ったりしたんですよ。それだったら漏れがいくら良い小説書こうと努力したって
無駄ってことじゃないですか?良いの書いてやろうと思ってる漏れは
努力の方向性が間違ってるのかなぁと思ったんですよぉ。
このまま逝けば絶対漏れは良いの書けるのにとか思ってたりするしぃ?
実際掲載されている小説はどうなんだと思いますか?
それなりの水準だと思いますか?
326 :
吾輩は名無しである:02/09/12 09:06
325がスゴイと思う小説はなによ
327 :
吾輩は名無しである:02/09/12 09:22
死者の奢り
太陽の季節
限りなく透明な…
岬
石の来歴
龍はカットしても良いかも。
島田雅彦とかも平均的に完成度高いと思ってる。
文学性とかはよくわからない。でも凝集度とか完成度の高い低いはわかってるつもり。
文芸誌の小説って作品内の統一感が禿しく無いと思う。
変な浮いてる一行があるとか、わけわかんない方向転換があったりとか。
長嶋有はルーズだけど計算されてると思う。
吉田修一は文面(?)きれいだけどなんにも書いて無い。でもまぁそういうものを書いたんだと思えば許せる。
こういう感じで読みます。
328 :
吾輩は名無しである:02/09/12 09:27
じゃそういうの書けばいいじゃん
長島とか吉田もビミょーに評価してんじゃん
じゃあそんなに文句いうこともないんじゃん
329 :
吾輩は名無しである:02/09/12 09:30
石原と奥泉っていいの?
岬はわかるけどね
330 :
吾輩は名無しである:02/09/12 09:35
>漏れの小説の評価は芥川賞の選評とかと基本的には違ってないから
たぶん小説観る目は育ってると思うんですよ。
じゃあだめだ(w あきらめなさい
芥川賞選考委員は腐っています
やっぱコネだろ
332 :
吾輩は名無しである:02/09/12 09:45
>>328 でも大半がそういうのじゃないんだもの
だから、やっぱコネ?
みたいな話をしたかったんですけどね、つまりは。
俺が文芸誌みてこれなら漏れもいけそうだと思っても、
実際はもっとずっと凄い人がバンバン没にされてるのかな…と思って
>>325を書いたんですよ。
そういうのってありますか?
文芸社から自費出版して己が実力を世に問うがよい。
>>332 何度か投稿したのかい?
保坂も確か知り合いがいたんだっけ?
327で挙げてるような作品を評価してる審査員のいる文学賞に応募して
みればいいんでない?
大半がくだらないかくだるかは俺はわからん。大江・中上とかは素晴らしい
と思うけど。
すごい作品よりもすごい話題性のほうが重視されます。
336 :
吾輩は名無しである:02/09/12 19:38
保坂和志の連載読んでる香具師いるか?出来はどうだ?
>>327 まあ、こんなところでカキコする前に、はやく賞でもとって、みんなを「すごい」
と言わしめてくれ。期待してるよ。マジで。
それから応募者のグチは書かないでくれ。そういうスレがどこかにあるでしょ。
そっちでやってくれ。
339 :
吾輩は名無しである:02/09/12 20:27
愚痴っていうか文芸誌の内容に対するですね
なんというかアレですよ……作品について言ってるわけですよ……。
じゃあ、なんか感想書きましょうよ。
スレッド感想。「文藝」の話題があまりない。
>>337 アリがd。がむばる。今修行中っすよ。
満足いかないからまだ一本も出してないけど、2年以内に出します。
342 :
吾輩は名無しである:02/09/12 21:33
Uクン、金が入ったからバルセロナに逝ったのかな?
343 :
吾輩は名無しである:02/09/12 21:54
角田光代は意外に美人である。
344 :
吾輩は名無しである:02/09/12 22:00
綿矢りさは意外にデブである。
345 :
吾輩は名無しである:02/09/12 22:54
柄谷行人はなんでもQで解決している。
「同時多発エロ」
確かに「群像」というやや堅いイメージのある文芸誌に、「ビンビンラディン」「マンコチンコ」と書けば、
当然目立つには十分すぎる威力抜群。
老人ホームに爆竹投げ入れ、または幼稚園に出刃包丁男。
それに彼のファンは一見その無邪気な行いに対し、一石投じてくれた姿を若干英雄視するかもしれん。
それが彼の狙いであるとするならば、もはや「甘えている」としか言い様がない。
さらに言えば、裏読みや深読みをしてくる読者のこともおそらく範疇にいれているだろうし、
批評家の書くこともある程度パターン化されるのも予測できているのだろう。
ずるい、というか…。
それで読者と批評家を手の内で転がしていると思っているのなら、もう先がない。
マンネリ。すなわち大塚何とかが言った「頭の良すぎる高橋」はもういない。
すなわち生ける屍となって墓場をうろつき「年寄り」だけを怖がらせることにしか興味のなくなった、
老いぼれ。
俺はそのことが残念だ。もっともっと若い人間を相手にして欲しい。
もっともっと先を行って欲しい。
こんなことで満足しているようでは、本当の意味でのファンを裏切るのではないか?
347 :
吾輩は名無しである:02/09/17 05:50
群像の本谷有希子はどうでしたか?
>>347 タイトルだけで判断した。
ブンガクしか知らなそうな女だ。
読んでない。
349 :
吾輩は名無しである:02/09/17 12:19
>>348 いいえ、タイトルだけで判断しないで下さい。
あれは若い読者さまをすこしでも増やす、営業努力のいっかんであります。
350 :
ガディワッツ:02/09/17 13:24
「光と犬」 藤原知美
私が馬鹿なのかも知れんが、作品とはあんまり関係ないところが気になった。
群像だと18Pの右下の部分。なんで、この国のコーラは全てぺプシなのだ、
といっておきながら、コカコーラが出てきても文句は言えない、とつながるのだろう。
コカコーラを注文しておいて、ぺぷしが出てきても文句は言えないというのなら
ともかく、てってか、ここまでしか読んでないんですけどね。
351 :
吾輩は名無しである:02/09/17 13:25
かわいいんです
352 :
吾輩は名無しである:02/09/17 13:27
あそ
>>347 生理的に受け付けない 関わりたくないです。
分析しようと思えばできるけどしたく無いタイプ。
こういうのは増えないで欲しい。
>>350 ペプシ注文したんでしょ?
で、コーラ類はみんなペプシ扱いだから
コーラが出てくるかもしれないって言ってんでしょ?
俺も途中までしか読まなかった。読む意思はあるんだが……
355 :
吾輩は名無しである:02/09/17 13:33
かわいいからしょうがない
>>354 うう、本気で分かりません。僕は本気で馬鹿なのかもしれない。
1.この国では、コーラの類は全てペプシ
2.ぼくはペプシを注文した
3.コカコーラが出てきても文句は言えない。
・・・・ううう。
あ、わざわざペプシと言ってコーラを注文することが稀だから、
店の人が気ぃ使って、コカコーラを出してきても仕方ないってことかな。
コーラってだけ言って頼めば良かったなっって後悔しているんですね。
357 :
吾輩は名無しである:02/09/17 13:51
じゃあ読んでみます
んなこたないだろ。
どういうわけか、この国ではコーラの類は全てコークなのだから、
たとえ、コカコーラでも生ぬるい〜よりはマシ。
と書きたかったハズ。
コークってのはCoke・コーラ限定のよびかただしなぁ。
>>356 おまえ馬鹿だな。
コカコーラもバージンコークもペプシもみんなまとめて「ペプシ」なの、
だから「ペプシ」注文してもペプシマンが宣伝してるコーラが出てくるとは限らんわけ。
ほんと馬鹿なんだからこの板の住人は。
361 :
ガディワッツ:02/09/17 14:07
ああ、分かったよ。そういうことか。
別にペプシコーラが市場を独占しているわけじゃなく、
コーラのことは何でもペプシって呼んでいるって事なんですね。
納得。
362 :
吾輩は名無しである:02/09/17 15:17
結局外国マンセー小説かよ
あ
364 :
吾輩は名無しである:02/09/18 00:05
外国の描写とか読むの嫌いじゃないんだけど、
「京都名刹めぐり殺人事件・舞妓はんは見た!」という類と
何か共通した安易さも感じてしまう訳ですよ。
365 :
吾輩は名無しである:02/09/19 20:56
『青い眼薬』古井由吉
最初ぱらぱらっと見て、「ジジくさ、重苦し」と思って読まないでいたんだけど、
今日読んで、実は面白いことを発見した。
「勤勉とはけだるい。」以降がイイよ。
肉体の重さが感じられるというか。
文章も、あっちこっちひっぱりまわしてくれて楽しい。
366 :
吾輩は名無しである:02/09/21 00:59
「三十歳」長島有
テクニカルな面で疑問を持った。
しかし、「猛スピード」よりは好感が持てた。
367 :
吾輩は名無しである:02/09/21 01:01
★文藝 2002年 冬季号★10/7発売
【緊急特集】Cocco
絵本『南の島の星の砂』によせて
10冊の絵本と12色のことば
【特集】文学シーン1998−2002
絶対読みたい作家ファイル
新人文学賞徹底ガイド
長嶋有/平野啓一郎/黒田晶連続インタビュー
【第39回 文藝賞発表】
「リレキショ」中村航(なかむらこう)
「キッズ アー オールライト」岡田智彦(おかだともひこ)
選考委員:斎藤美奈子、田中康夫、藤沢周、保坂和志
368 :
吾輩は名無しである:02/09/21 02:08
>>367 特集・絶対読みたい作家ファイルとはなんだろ。
ダ・ビンチみたいなもん?
長嶋有/平野啓一郎/黒田晶連続インタビューというけど、
綿矢りさは?
369 :
吾輩は名無しである:02/09/21 14:42
本谷有希子って作家?
なんか若い子がいたずらに小説書いてるだけな気がしたけど、
それが笑えないこともない。
370 :
吾輩は名無しである:02/09/21 14:42
370
>>本谷
2 ch で セ ン デ ン う ざ い で す
372 :
吾輩は名無しである:02/09/21 14:48
>>373 それ二つとも俺なんだけど、読んだただの短い感想だよ。
375 :
吾輩は名無しである:02/09/21 16:57
>369
芝居やってる若い娘。松尾スズキの弟子。けっこーかわいい。
378 :
吾輩は名無しである:02/09/21 22:27
角田光代はとてもカワイイのだけど。
けどWEBダ・ビンに載ってた小説も、いつもにまして文章ちゃちい。
379 :
吾輩は名無しである:02/09/29 01:22
来月の「新潮」は坊主の小説がメインみたいだね
380 :
吾輩は名無しである:02/09/29 01:31
381 :
吾輩は名無しである:02/09/29 01:50
遅まきながらの群像6月号「エコノミカル・パレス」角田光代の感想。
この著者の作品初めて読みました。面白い面白くないは別問題として、
生活全ての現状報告みたいな書き方で独特の作風と見た。
こういう風にその時その時の在り方を切り抜いて、作風に反映しているのだろう
かこの人は。別の作品を読んでいないので何とも判断できないが、こんな
書き方して頭の中の語彙が無くならないのだろうか。その事だけが気になった。
>>381 あれダサダサだったからそれだけでもう俺は却下した。
383 :
吾輩は名無しである:02/10/05 03:49
ソースは「雑誌ジャーナル」という名の
新潮の営業広告(B5一枚)です。
書店員の特権
「波」に新潮の広告および予告が載っているから、
特権のない者にも前月末には分る。
笙野頼子が秋ごろ新潮に長篇一挙掲載と言っていたので、
それを買います。
俺が今までに買った文芸誌:
すばる2001年3月号(大江健三郎の文学、って座談会目当て。この号で笙野頼子を知る)
新潮2002年7月号(車谷長吉「贋世捨人」目当て。おもろかったけど成功作とは言えないのでは)
387 :
吾輩は名無しである:02/10/07 21:13
>>386 面白かったら、成功なんじゃないですか?
月の中旬にはわかるよ。
>>388 新潮8月号で。
大塚嬰児攻撃の文章の冒頭で。
391 :
吾輩は名無しである:02/10/08 15:01
>>382 そのダサダサが単行本になる。講談社文芸局文芸図書第一出版部は何考えてるんだ。
392 :
吾輩は名無しである:02/10/08 17:32
何かが間違ってると思う。
求められているものを出すべき人間が他の事を考えてるように思えてならない。
ジャンルが持ってるポテンシャルが生きてないと思う。
拡がるべき方向に拡がってないでしょ、
と思う。
>>392 じゃああなたが出されるべきだと思っているジャンルって、何?
正直、教えて欲しい。
395 :
吾輩は名無しである:02/10/08 18:19
角田には女の読者がきっちりつきそうだけどな
ここは志望がうるさいし(おい
397 :
吾輩は名無しである:02/10/08 19:50
>>393 「このジャンル」の潜在的な読者がTVとか他の表現媒体の方に目を向けちゃった
っていう状況があって、そのせいで、このジャンルの作る側があんまり読む側のこと
考えなくなっちゃってるように見えるのね。
市場に散らばってる読む意思と作るサイドの意思疎通が取れてないと思う。
エンタメと違うのを読みたいと思った人間が選べる本がないって言う感じ?
ジャンルっていうのは絶対あるわけで、ある領域をカバーしてるジャンルから求められ
てるものが出て来ないとそこで市場の読む意思って言うのが絶たれると思う。
こんなだからエンタメの方まで衰退しちゃう。
ま、要するにジャンルを引っ張ってた集団が他所へ逝っちゃったって言うことね。
内輪だけで評価し合ってるし、そういう評価の基礎になってる権威は全然外に
向かって影響力を持たないから、売上と玄人の評価も食い違ってくる。
俺は読者が離れたのとは違うと思ってるわけ。出版する側が引き篭もっただけだと思う。
いじけて
槍玉に挙げてかわいそうだけど上の角田の小説なんかダサダサで外出せないよ、あんなの。
新人賞の選評なんかでも「こんなサムイことよく書けるね」みたいな話が必ず出てるでしょ?
そういう点でこのジャンルは世間とズレ過ぎ。こういう部分軽く考えすぎなんだよ。
もうちょっとポイント考えて書かせる人間選べってんだよ。
398 :
吾輩は名無しである:02/10/08 19:57
角田の作品はあれでいいと思うよ。
あえてダサダサ(現代風俗に乗りきれない、
気ばかり若いバブル世代)のみっともなさを書いてると思うし。
自覚的にやってるわけで。
やがて哀しき…は、文学の王道。
ま、若い世代はおいてけぼりくっちゃってるけど、
それより上の世代(かって若者だった若オヤジから老人まで)にはものすごい汎用性があるわけで。
なにより、あの文章の巧みさはただごとじゃない。
最後まで読ませる力はスゴイよ。
ただ、あるジャンルから見たら、無駄な巧さというように見えなくもないが……。
399 :
吾輩は名無しである:02/10/08 20:38
…自覚的ね。
俺は同じもの書くにしても、もっと書き方ってものがあると思った。
400 :
吾輩は名無しである:02/10/10 00:17
今月は面白そうにもないな。
文藝がある意味おもしろそうだけれど
401 :
吾輩は名無しである:02/10/11 21:56
文藝読んだよ。
いうようにある意味おもしろかった。
作家ファイルのアンケートが人によって全然違う。
特に好きな言葉だけを読んでいくと、だいたいどーゆー奴かわかる。
402 :
吾輩は名無しである:02/10/12 13:36
リレキショよかった。
群像、りおおは如何ですか?
404 :
吾輩は名無しである:02/10/16 02:37
なんで島本は「りおお」って呼ばれるんですか?
>>404 「どうしてるんだ? こんなにあごあご言われてるのに、
一体何をしてるんだ?」
という感情のこもって、りお、ではなく、呼びかけるように、りおお、
というわけじゃないかな。よく知りませんが。
オジサンにはウケる。いい子いい子。
406 :
吾輩は名無しである:02/10/17 00:00
あややを知らんのか????!!!!
りさたんの類似品としての差別化。
りおお。
りおが先にブレイクしていたらりおたん、りさあ、ということになったかもね。
類似品には注意しましょう。
408 :
吾輩は名無しである:02/10/17 00:20
新作は読まないほうが良いのか? 短編?
409 :
吾輩は名無しである:02/10/17 06:58
waseda bungaku sinkouchuuno hihyou saisyukai
yominikuiYo
410 :
美香 ◆FE5qs2YX/I :02/11/02 20:22
このスレ落ちちゃ厭。←この字使うとなんかいやらしい。
清水博子さんって、究極にプライドが高い人らしい。
普通に言うと、ヤナ女。
すばるのインタビューも、自分は頭いいってことを
効果的に漂わせる仕上がり。といっても仕上げたのは、
この間文学界をとった人なんだよね。(ウェブで読めるよ)
谷崎の細雪から筆名をとった人。
この人の方が美香には合うかも。谷崎だし。
411 :
吾輩は名無しである:02/11/02 20:24
蒔岡なんとか?
蒔岡雪子という恥ずかしいペンネム(浅田彰)
413 :
吾輩は名無しである:02/11/05 12:55
群像10月号に掲載されていた「ジロに降る雪」(稲葉真弓)、メチャメチャ面白かったよ。
ここ最近の群像掲載作品、例えば島本や岡崎なんかと比べたら、正に月とすっぽんでした。
あ、同じ号に載っていた高橋源一郎の例のやつ(あえて書きません)も、それなりに
面白かった。でも、キジルシな作品という観点から言えば、ゲッツ板谷のほうが
百倍面白いかな、と。
414 :
吾輩は名無しである:02/11/06 23:47
>>413 稲葉真弓は、もっと読まれてもいい作家。
同年代?の高樹のぶ子なんかよりずっといい。
でも、キャリアのわりにマイナーだから・・・
セクハラを文芸批評と勘違いしてるおバカな批評家なんかに、
中年女の欲求不満とか、更年期障害のオバチャン
みたいな扱いされてるのを見ると・・・溜息が出る。
禿げしく脱力。
415 :
吾輩は名無しである:02/11/07 00:01
416 :
吾輩は名無しである:02/11/07 01:15
さぁて、最新号が出るな。
『新潮』は森内俊雄の新作。っていうかまだご存命だったのか。
>>414 早速「ガーデン・ガーデン」を図書館から借りて読んでます。
ところで、何だかんだ言って高橋源一郎の例のやつ(あえて書きません)の
続編を読みたいが為に、群像の発売を心待ちにしている私でした…。
418 :
吾輩は名無しである:02/11/07 23:02
今月の主役は大道珠貴か。
講談社から本を出して、芥川受賞かな。
そうすれば「また文春から出たのが芥川かよ」と突っ込まれずに済む。
419 :
吾輩は名無しである:02/11/11 02:56
下がりまくってますね、あげ。
「すばる12月号」出ましたね。
読んだ人の感想聞きたいなあ。
>419
まずあんたが書けば?
他力本願なヤシばっかだな、ここは。
群像の珠貴タンの読んだよ。
出産した後に、旦那に「ウェットティッシュ」買ってこいといったらば、
ふつうのティッシュ買ってきて、それを水にぬらして汗ふいて、
ティッシュがボロボロ落ちるとこなさけな〜でワラた。
文学界も読んでみよ。なんかはまる作家だね。
422 :
吾輩は名無しである:02/11/12 23:40
花玖曾ごはんの感想だれかキヴォンヌ
423 :
吾輩は名無しである:02/11/13 01:34
今月の群像は同人誌みたいでつた。
>>420 じゃあ、書く。
って言っても「ハイウェイ・スター」(星野智幸)しか
読んでないけど。
今度はSFらしい。それも多分明から様に天皇制&現在の
日本の右傾化批判な。
なんか、ところどころは面白いし映像も浮かんでくるし
現在発売中の文藝の「ファンタジスタ」よりはるかに
読みやすいんだけど…主人公に全然同化できない…。
なんていうか小説を貫く“正気”みたいなものが欲しい
んだけど、主人公は平気で変だし共感もできないし…
老人が事故で死んで平気で生き返ったりするところなんて
おかしみがあったけど、主人公に嫌悪感があってそれを
邪魔する。
SFのようなんだけど、(作者の批判したい気持ちが)あまりに
現実を感じさせるので、SFらしからぬ生臭さ(青臭さというか)
があって、なんて言えばいいかなあ…。
これはSFなのか…?だとすると筒井康隆や笙野頼子を読んだ身
には辛い。
つづき。
一方前述の「ファンタジスタ」は無視されずに新潮だったかで
選評されてましたね。
実はこの作品はどうにも読みにくくて途中で挫折したまま…。
だから時評に取り上げられてたのが意外でもあった。
この作品にも多分“現代日本批判”がこめられてるんだと
思うんだけど、その辺の読み方で選評者の意見がきれいに
分かれてるのが面白かった。
私はどちらかと言うと批判してる秋山駿に近かったので
「私って頭が古いのかも(これは偏見ですが)」と思いつつ
室井某が懸命にいいところを探して評価してるのに少し
ホッとするものも感じた。
なんだかんだ言って、やっぱりまだ期待してるわけだし。
他の人の意見が聞きたい。けなすだけはなしで。
島本理央「リトル・バイ・リトル」
いろいろの文芸選評でこの作品を激賞する評をみかけるけれど、
その評というのは彼女の年齢を加味した上でのことなのだろうか。
「リトル・バイ・リトル」に限って言えば、(たぶん若さ故の)キメの粗さが目についた。
例えば群像11月号P12、「私」が大学試験勉強のさいちゅうに母親が夫と離婚し、そのせいで
受験費用の工面に困るという箇所がある。ここで母は「サラ金から金を借りよう」
とするのだが、「私」は「ヤクザに追われないハメになるから」と必死で母を
止め、結局受験を諦めて浪人生活の道を選ぶ。
周知のとおり、(古い観念としてはあるものの)一般的な貸金業=ヤクザという図式は
現代社会では成り立たない。その上、受験費用を貸し出す機関は他にいくつも存在する。
もっとも、「私」がまだ高校を出るか出ないかの世間知らずな若者という像を浮き彫りに
させたかったのか、はたまたある種の滑稽さを表現したかったのかもしれないが、その
どちらもこの箇所では不適切だっただろうし、仮にそのような狙いがあったのなら、
作者の力量そのものを疑ってしまう。
あと、登場人物のひとりに「周」という名の男性が登場するのだが、創作段階で
作者は何故「周」という名前を付けようと思い立ったのだろうか。あまり一般的とは
言い難い名前であるし、何より「群像」に縁の深い某作家と同一なのである。
ここで某女流作家の言葉「私っておバカさんなんですぅと文壇のオジサン作家連中に
媚びを売る娘」を想起した者は少なくない筈だ。
ともあれ、後に芥川賞を獲るだけの実力は一応あるし、今後が楽しみにな作家のひとりに
間違いはない、と自らを言い聞かせたい。
427 :
吾輩は名無しである:02/11/14 06:43
おやじに媚びるのは正しい姿勢でつ
>>426 ×「ヤクザに追われないハメになるから」
○「ヤクザに追われるハメになるから」
>>426 あんたがその「周」本人じゃないのか?
パイナップル博士よお
パイナップル博士には悔しいながらも笑っちまったよ。確かにそんな
髪型してるね、あの人。
431 :
吾輩は名無しである:02/11/25 07:15
age
432 :
吾輩は名無しである:02/11/25 17:19
今月だか先月だか忘れたけど、
群像の巻頭に掲載されてた、
島本理生の「リトル・バイ・リトル」読んだ人いる?
これってどうなの?
巻頭だよ・・・この作品のよさがわかんないんですが・・・。
つか、このタイトル何なの?
434 :
吾輩は名無しである:02/11/26 01:54
舞城王太郎の『鼻クソご飯』。
冒頭部分、独特の文体で読ませるが…。
435 :
吾輩は名無しである:02/11/26 16:30
>>432 そこらのオヤジが書いていれば張り倒されるか、
ある種のすごい才能を感じる。でもなんか、出来すぎた日記みたいでした。
大人になれば何を書くのかな。
436 :
吾輩は名無しである:02/11/27 18:37
新潮の対談。
ばななとランディというセレクトは如何に?
437 :
吾輩は名無しである:02/11/27 20:52
438 :
吾輩は名無しである:02/11/27 23:07
>>438 > 12月1日には明大戦が残っており、チームに影響が及ばないか懸念される。
どういう影響が考えられるのでしょうね。ちょっと気になります。
> 事実ならば処分についても検討する
アナルを責められるのでしょうか? ぐふふ。
「さぶ」には元々ラガーマン風のモデルが多かったですから、
実は他にも結構いるんじゃないでしょうか。今回は有名大学の部員だったから
騒がれただけで。ちなみに僕自身はノンケですが、ファンタジーとしてのゲイ
には憧れます。ところで美輪アキヒロさんはゲイなんですかね? 前にテレビで
美輪さんが歌っていた「ヨイトマケの唄」を聴いて感動して号泣した事があります。
440 :
吾輩は名無しである:02/11/28 20:10
おいおい、まさか我らが母校に負けた日にゃ、これを理由に言い訳するンじゃあないだろうな。
>アナルを責められるのでしょうか? ぐふふ。
工藤くんはアフォ・エロを少しセーブすること。
2チャンには多くの女子が紛れていることもお忘れなく。
一般書籍板からアフォをやめてくれという苦情が来てたよ。
442 :
吾輩は名無しである:02/11/28 20:39
学会にもいい先生いたのになあ・・。今もいるのかな。
15年前の学会の少数派だったけど、大学教授だった。
>>441 文芸好きの女子は結構、やおいネタ好きだったりするのかと思ってました。
前にウーマンリブ活動をしている人達の講演会に参加した事があります。
名前を忘れてしまったのですが、主催者のおひとりはぐうたらさにこそ女性
らしさがあるという「ファット・フェミニズム」を標榜しているにも関わらず、
本人は美人でなおかつフィットネスジムで鍛えていてナイスバディーなんです。
その方が一体どういうつもりでそういうことをやっているのか気になりました。
ダイエットしている女性に「太っているのは女らしい証拠なのよ。だから貴女は
そのままでいてね」といわれても、言われた方は腹立たしいのでないでしょうか。
445 :
吾輩は名無しである:02/11/28 23:39
446 :
吾輩は名無しである:02/11/28 23:39
無視
>>443 もっとしたたかです。私は。
>>444 フェミニズムは女のものではない、という江原由美子の有名な文句を
捧げたくなります。ところで・・・なんの話?
851 :吾輩は名無しである :02/11/28 19:28
>>850 工藤は真面目にレスしながら、だんだん自分の話になっていくからな。
かといって、碁石で荒らすのはよくない。
オレは工藤が気になるよ。小学校の時、ウサギ小屋とかよく見に行ったもん。
そのノリで、今何してるのかな? あ、またニンジン食べてる、みたいな。
うん、文学板の宝だ。(以上、極私的意見)
>>447 僕は女心ってやつが全くといっていいほどにわからないんですよ。
でもだからこそ知りたいと思って惹かれるんでしょうね。
死にたいと思って轢かれてくれよ
オヤジギャグ
>>449 女心が変わりやすいのは確かです。女性ファンをつかみ続けられるかは
工藤くんの努力次第。
少し前の朝日文芸時評で、舞城と大道の新進作家が採りあげられていました。
褒められてましたね。次は大道さんが芥川かな・・・
>>452 俺もそんな気がした>大道さんが芥川
そろそろ女性にあげるのでわ?
いや、次は舞城です。
来年一月に新潮社から『阿修羅ガール』という本を出します。
それに芥川賞受賞の帯をつけたら売れるぞひひひひ。
455 :
吾輩は名無しである:02/12/02 16:04
てか芥川賞の選考委員を変えてほしいと思うのは私だけか?>ALL
変えても結果は変わらないような気もする
457 :
吾輩は名無しである:02/12/02 17:06
大道は嫌いじゃないが、視線の低さが気になる。
大道にやるんだったら、角田光代にやってほしかった。
458 :
吾輩は名無しである:02/12/02 18:54
角田光代のよさってわからないんだよな…。
短編でさえも読みきるのが苦痛だった。
どうやら、俺には合わないようだ。
459 :
吾輩は名無しである:02/12/03 17:24
漏れも角田ダメだ。
460 :
吾輩は名無しである:02/12/03 17:52
461 :
吾輩は名無しである:02/12/07 18:38
>>455 石原と村上、両先生は、限りなく不要な気がする。
年齢的なものではなく、もう考えの固まってしまった、年寄りはいらねえ。
462 :
吾輩は名無しである:02/12/07 18:38
群像は今日発売日ですか?
何か目新しいウンコみたいな小説を書くウンコ作家はいましたか?
というわけでage
463 :
吾輩は名無しである:02/12/07 21:17
>>462 群像1月号には平野啓一郎の中編小説「高瀬川」が掲載されています。
京都を舞台とした私小説です。
今までの作品と作風がまたがらっと変わり、ちょっと官能小説っぽい印象も受け、
「えっ」と思いましたが、最後まで読むと見事な純文学に仕上がっていました。
やっぱり、この作家は才能・実力ありますねー。
464 :
吾輩は名無しである:02/12/07 21:22
>>643 あれって私小説だったのかー。
雰囲気に艶があったよね。
465 :
吾輩は名無しである:02/12/07 21:22
まじ?
平野が私小説??
466 :
吾輩は名無しである:02/12/07 21:22
もっと詳しく教えれ
467 :
吾輩は名無しである:02/12/07 21:38
けっきょくエロに逝ったのか
468 :
吾輩は名無しである:02/12/07 21:51
(トイレが)「長かったから、大の方かと思った。」
なんて書く平野は素敵だ
作風がらっと変わったなら読んでみたい気もする。
群像最近買ってないけど、たまには買うかなあ。
>>468 それがネタでないとしたら、
ずいぶん無神経な文章だね。
まあ、葬送を読んだとき、
美文家といわれるわりには、ずいぶん文章に対して
無神経な作家だなあ、と思った記憶があるけど。
>>466 27歳の小説家が、4年掛けの大作を完成後、その作品のインタビューを通じて知り合った
同い年の雑誌編集者と、京都のラブホテルで一夜を共にする、といった話です。
二人のセックスの描写が、かなりすごい!?です。
最後、高瀬川の橋の上から、二人のパンツが入れられたevianのペットボトルを落とす場面が
とても印象的でした。
梶井の「檸檬」をかなり意識しているような・・・。
ちなみに、鴎外の「高瀬舟」は全然関係ありません(笑)。一箇所だけ、鴎外がでてはきますが。
472 :
吾輩は名無しである:02/12/07 22:06
>最後、高瀬川の橋の上から、二人のパンツが入れられたevianのペットボトルを落とす場面が
とても印象的でした。
ネタだろ、
ネタだよな?
まさか・・・・
やっちゃった・・・?
474 :
吾輩は名無しである:02/12/07 22:07
sayonara hirano
475 :
吾輩は名無しである:02/12/07 22:08
>最後、高瀬川の橋の上から、二人のパンツが入れられたevianのペットボトルを落とす場面が
とても印象的でした。
面白いじゃん。
476 :
吾輩は名無しである:02/12/07 22:08
平野啓一郎、『高瀬川』か…。
これは森鴎外に対する…。
文壇にゴシップで君臨するのが純文学作家の生業。
島田に学びました。
478 :
吾輩は名無しである:02/12/07 22:13
479 :
吾輩は名無しである:02/12/07 22:17
玄人面がウリのやつがまたうだうだくだらない突っ込みいれるのが眼に見えるな。
480 :
吾輩は名無しである:02/12/07 22:20
綿矢もこの手法を真似よ
>>471 後で書店で確認してみようと思うのですが、
それが本当なら、そろそろ平野氏は結婚しそうですね。
482 :
吾輩は名無しである:02/12/07 22:39
483 :
吾輩は名無しである:02/12/07 23:01
まあ、自分が「文壇あいどる」だという自覚なくして、
そんな恥ずかしい「私小説」は書けんだろ。
それをわかってる時点で平野は勝ち組。
484 :
吾輩は名無しである:02/12/07 23:23
次は蒲団のにおいをかぎます
485 :
吾輩は名無しである:02/12/07 23:25
ん〜、昔ながらの「自然主義作家」を演じたいだけ何じゃないかな?
486 :
吾輩は名無しである:02/12/07 23:28
「平野啓一郎」を利用する。いいよ。
啓タソがパンツの詰まったエビアンを川に投げ捨てる場面を
思い浮かべただけでワラタ。啓タソは後藤明生より笑いを分かってるよ。
で
>>471はネタですか?
487 :
吾輩は名無しである:02/12/07 23:36
ペットボトルに詰められた愛液まみれのパンツの視点から描くべき!
パンツの気持ちも考えろ!
ネタじゃなくマジ。
今日本屋で群像立ち読みしてきた。
なんか冗談みたいにつまんない小説だったよ。
ペットボトルにパンツをぎゅうぎゅうつめる場面で萎えた。
最後にチンチンの位置を直そうとしてつーのも萎え萎え。
葬送の言い訳も、手法がどーとかぐたぐた言ってました。
もう馬鹿かと。
489 :
吾輩は名無しである:02/12/08 00:09
「FRaU」の9/24号でインタビューした編集者か? 相手は
おまけに「群像」も「FRaU」も講談社だ
491 :
吾輩は名無しである:02/12/08 00:16
492 :
吾輩は名無しである:02/12/08 00:21
題名は「啓タンのラブホテル探訪記」のほうがふさわしいと思う。
つまり、そんな小説。
493 :
吾輩は名無しである:02/12/08 00:24
読んだけど、小説家平野啓一郎はこういう「枯れ方」をしちゃっていいのかなぁ。
志が安易だ!
494 :
吾輩は名無しである:02/12/08 00:24
枯れるが勝ち
495 :
吾輩は名無しである:02/12/08 00:26
誰か読んでないのか。
田舎、発売日にうってねーし
496 :
吾輩は名無しである:02/12/08 00:33
ペットボトルにパンツははいらない
497 :
吾輩は名無しである:02/12/08 00:36
他の雑誌はどうよ、なんかお勧め無かったかい?
関係者の宣伝でもいいからさ
498 :
吾輩は名無しである:02/12/08 00:39
平野は逃げたな
499 :
吾輩は名無しである:02/12/08 00:43
どこも新年号だからマターリしてます。
大御所ぽい人が短編書いてるんで、
ああ、生きてるんだ、まだ、みたいな安否確認ができます。
500 :
吾輩は名無しである:02/12/08 02:43
>>497 文學界で庄野潤三の連載が始まった。
十年一日。
矢来町→音羽町→麹町
と順ぐりにきて今年は麹町の番。
一ツ橋はこの輪に加わっていない。
矢来町は新潮から波に逃げているし。
501 :
吾輩は名無しである:02/12/08 16:33
庄野潤三好きだ!
502 :
吾輩は名無しである :02/12/09 01:28
なんか町田が時代小説っぽいの書いてたな。「逆水戸」だったっけ。
>>501 どこが好きなのかな。
山本夏彦や水戸黄門みたいにいつもおんなしというところが、
いいのかしらん。
わたしには理解できない。
>>500 音羽町なんて町名(駅名も)ないっすよ。文芸春秋は紀尾井町だし。
素直に、新潮社→講談社→文芸春秋→集英社か小学館と
書けばよいのだよ。
集英社は猿楽町(渋谷区ではない千代田区)にもあるし。
>>504>>505 何を言っているのだね、諸君は。
昔の町名使ったほうがカッコいいじゃないか。
確かにわれわれには判らんがな。
あれ? 小学館文芸誌もってるっけ?
508 :
吾輩は名無しである:02/12/09 20:55
>>503 水戸黄門とは全然違うとおもうが・・・。
あのエッセイ、雰囲気、いいじゃん。
淡々としてて生きています、決定的に何かが足りないんだけれど、
満ち足りています、っていう雰囲気が好き。
これから書く人はあんなん絶対書かないでしょ。
でもそういうのが読みたいなって思うときあるよ。
好みですから。
>>508 漫画雑誌の四コマ漫画みたいなもんだと思う>庄野
それもギャグ系でなくて、ほのぼのチッチとサリー系。
興味ないけどね。
おう、今日すばる見たんだが、大泉芽衣子が巻頭か……
いまから読むがどんなもんだろう……
>>510 ジャンル分けするのは好きではないが、
「文芸ポスト」は小説誌ではないか?
それはそうと、群像掲載の永江朗の文芸時評。中学生の読者感想文かとオモタ。
ダメ人間の漏れとしては、そんなダメダメ永江朗に惹かれてしまうのだが。
>>512 たしかに永江は恥ずかしかった。
書き切れないことは()連発で補足し、逃げ道探してうーろうろ。
万引き中学生なのに、態度だけは低能ヤクザなみ。
関係ないが、俺は戸梶圭太が好きだ。
515 :
吾輩は名無しである:02/12/12 17:58
溺れる魚は破綻してた
516 :
吾輩は名無しである:02/12/13 12:36
何か最近、糞作家の糞小説ばかりだね。買って読もうという気が全然起きない。
昔になるけど、「群像」に埴谷雄高の「死霊」が一挙掲載されたような
衝撃的なこと起きないかねー。
群像の
群像のビジュアルが変わっとった
>>516 群像はひどい。
名前忘れたけど、今月の批評のあとに続く形の小説がひどかった。
締め切りがどうのこうの、ページがどうのこうのってうるせえよ。
こんな糞作家、いや作家とは呼べないから、糞に紙面与えるとはね。
520 :
吾輩は名無しである:02/12/13 20:34
今月スバルだけ売ってなかったんだがどうだったよ?
買わなくて良かったか?
>>520 大泉芽衣子が巻頭ですた。まだ読んでないのでなんとも
芽衣子と年齢近くてこっちは♂だからわりと好意的に見てはいるんだけど
この人オーラ無いね。かわいそうだけど。
文学部出ってのが原因だと思うのだが。
啓タソは批評者がきらいなのかな?
524 :
吾輩は名無しである:02/12/14 16:42
群像の島田雅彦のやついいね。
天才は何人も必要ないから、小説はこのクラスの人が
もっとたくさん書いていけばいいのだ。と思う
天才気取りの新人文学者いらない。
525 :
吾輩は名無しである:02/12/14 16:42
群像じゃなくて新潮ね。
526 :
吾輩は名無しである:02/12/14 16:54
かってきます
527 :
吾輩は名無しである:02/12/15 00:02
大泉芽衣子のは、受賞後一作目?
>>527 受賞二作目。
一作目は、2002年6月号。
純文小説家→官能小説家
宇能鴻一郎→高橋源一郎→平野啓一郎(イチロー繋り)
というわけでもないのでしょうか?
531 :
吾輩は名無しである:02/12/15 02:42
532 :
吾輩は名無しである:02/12/16 04:06
芽衣子のPLUTOマジよかった。
やーらしさ消えてたし完成度高いね。
まず読んでみれ。損はないぞ。
533 :
吾輩は名無しである:02/12/16 04:11
今月はなによりまず島田雅彦だろ
534 :
吾輩は名無しである:02/12/18 02:39
新潮の辻原登のやつが面白いよ。読んでみ
535 :
吾輩は名無しである:02/12/19 14:28
こういうスレいいね。
いままで文芸誌や掲載作品が、一般読者から批評されるということなかったもんね。
同人誌のオッサンは、(万が一作品がとりあげられるかもしれないという細々とした希望を託して)
奥歯にものの挟まったような言い方しかできなかったし。
>いままで文芸誌や掲載作品が、一般読者から批評されるということなかったもんね。
ぜんぶ、作家のジサクジエンだけどね
537 :
吾輩は名無しである:02/12/19 15:07
>536
意味不明。作家同士の仲間褒めとかそういう話?
↑釣られますた
539 :
吾輩は名無しである:02/12/19 15:39
ここで宣伝してもなあ。何人読むんだ…プ
540 :
吾輩は名無しである:02/12/19 16:37
>>519 軍象のその批評の後の小説って、「現実界」にも載ってた佐藤友哉でしょ?
519さん以外の人に聞きたいんだけど、砂糖友哉の小説ってどうなん?
東浩毅は誉めてるようだけど。
苦労してわざわざ誤字出すのウザイ!
542 :
吾輩は名無しである:02/12/19 16:41
543 :
吾輩は名無しである:02/12/19 18:24
>>540 その佐藤君という人物が何者なのかよく知らんが、現実界という雑誌はあるのか?
文学界では?
544 :
吾輩は名無しである:02/12/19 20:28
>>543 『新現実』だった。すまそ。東と大塚の編集しとる雑誌ね。
545 :
吾輩は名無しである:02/12/19 20:49
今月の文学界の特集で
菊池寛と小林秀雄っていうの良かったよ。
546 :
吾輩は名無しである:02/12/19 23:28
新潮の島田のは、「彗星の住人」の続きだよね?
547 :
吾輩は名無しである:02/12/20 02:22
>>546 本当か、それは知らなかった、それは何月号に載っているのだ?
何で分割する、ちゃんとそれを書け
東も大塚もすっかりおちゃらけヲタクコンビになっちったなあ。
マーケット開拓狙って二人のご機嫌取りなんかしてもしょーもないのに、追随するアフォども。
愉快な眺めですな。
少ないパイを奪いあう出版業界。
アニヲタを純文の読者として取り込みたい戦略なのかな。
その次は、やおい少女たちを取り込むのかな?
にしても萌え的文章を文芸誌の誌面で見ることの恥ずかしさよ。
>524 天才気取りの新人文学者
誰?
551 :
吾輩は名無しである:02/12/20 15:39
>>550 レス遅いですね。
自信と野心満々で自分は他のやつとは違うと思ってる
新人君全般のことを言ったんだけど。
作家じゃなくて文学者として書こうとするやつね。
>>549 アニヲタと呼ばれる層は時代を遡ってみれば漫画ヲタであり活動寫眞ヲタであり
元を糺せば嘗ての文学青年に収斂する人達の末裔なのではないでしょうか。時代
の流れに伴って新しいものに飛びついて離れたいった彼らの心を文学に取り戻し
たいものです。
>>551 島田清次郎はお嫌いですか? ああいうスキャンダラスで破天荒な文学者
の生涯にはわくわくするものです。辻仁成がちょっとそれ系ですが、まるでロック
ミュージシャンのようなカリスマ的ボルテージが若者のハートを鷲?みにするのです。
ところで群像1月号の表紙の絵、かわいいですよね。
>>552の訂正です。鷲掴みの「掴み」を旧字にしたら化けてしまいました。
島田清次郎は文藝春秋社からの執拗な煽りに屈するべきではなかったし、
新潮社はそれでもなお彼を擁護し出版社同士の大掛かりな文學戦争を繰り
広げるべきであったとおもうのです。平野啓一郎にはもっと尊大であって
ほしいものです。じゃんじゃん革のシャツを着てピアス穴を増やし続け、
刺青まみれになって誰でも知っているようなジャズの名曲のタイトルを
鴎外を真似て英語表記しつつ「よく覚えたねえ」というような大衆を女
子供かのように小ばかにした台詞をこれからも綴り続けるがよろし。
工藤はほんとにスレのストップ万だな・・・
ここでいうアニヲタとは、ある朝目覚めたら29年間童貞だった僕のもとに、
かわいい妹たちが大挙して押し寄せてきて一緒に地球を守ることになった、ワショーイ!
という類いの幻想で頭イパーイにした人たちのことなのに……
まあ、文芸誌がそうい記号化された少女たちでイパーイになったとしたらそれはそれで面白いか。
春樹や保坂の小説に漂うロリコン臭は決して見逃せないものだし。
春樹ってロリコンか?なんか微妙に違うように思うんだが。
性欲で観察してるわけじゃないでしょ、あの人のは。
>>558 「海カフ」で、最後に僕の「身の回りの世話」させるために
15歳の少女が出てくるじゃん(15歳の佐伯さんね)。
あれが、いかにも記号化された少女っぽくて
(メイドかウェイトレスのコスプレか)正直萎えますた。
そんな単純に読んじゃっていいの?
>>557 ロリータコンプレックス自体、文學から派生した言葉ですよね。
>>561 また、大胆に論点をずらすなあ…
なんかズレてるんだよな。
563 :
吾輩は名無しである:02/12/21 17:10
>561
それが春樹ネタとどうつながるのよ
564 :
吾輩は名無しである:02/12/21 19:59
>>563 源氏物語しかり痴人の愛しかり、そもそもロリコンという概念自体が文学的
テーマとしても権威あるものであったということになりましょうか。
566 :
吾輩は名無しである:02/12/21 20:34
>文学的テーマとしても権威あるもの
ナボコフ、
喜んでいいのか、悲しんでいいのか、しょせんこんなもんだと思うのか。
>>566 高橋源一郎はかなりのナボコフ研究者らしいのですが、『日本文学盛衰史』
に女子校生がたくさん出てくるのってそういう成果だったりするのかもしれませんね。
そういえばロリータ文学といえば川端康成も忘れてはならないですね。
苦藤は自分に都合の良いようにしか他人のレスを読まないからな。
そしていつもサムイ。
569 :
吾輩は名無しである:02/12/21 23:27
感想とか書こうぜ、誰か。
隠れた良作とか誰か無いかよ。宣伝お断り。
570 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :02/12/21 23:31
作家志望者には「さよならギャングたち」が必読なのでせうか。
ぱらぱら立ち読みしたのですが、どうにもこうにもわたしにはあわなそうな・・・
571 :
吾輩は名無しである:02/12/21 23:39
私もギャングはダメだったよー。
これを面白いと思わなくちゃいかんのかー、と読みながら強制されてるようできつかった。
572 :
吾輩は名無しである:02/12/21 23:42
ギャング、感動した
573 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :02/12/21 23:48
いや、最近息子が理解できなくなって。
うちのシンイチはいったい何を考えているのか・・・
そもそもあの顔がだめなんです。
シンイチじゃないよ、源一郎の顔。
天龍源一郎は大ファンだけど・・・・
575 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :02/12/21 23:53
>>574 源ちゃんのことだよね?
あのわざとらしい笑顔が嫌い。
ごめんね、一冊も読んだことがないのに。
立ち読みしても、うーん、あれを読むくらいなら・・・・
すべてがわざとらしいよね、源ちゃん。
離婚騒動とか、見城さんの一件とか(w
576 :
(`・ε・)ノ ◆FFAFO/dnTI :02/12/22 00:21
たしか
>>575は、作家になりたいと書いてはいた人ではなかろうか。
まあ、スレ違いながら申し訳ないのだが。
577 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :02/12/22 00:22
>>576 え、かわいいのはわたしの顔のことなの?
雑談は雑談スレでやりなよ。
>>570 僕が高橋源一郎にはまったきっかけは高校生の頃に何気なく購入した
『優雅で感傷的な日本野球』でした。ポストモダンなんて言葉も知らず、ただ
単に面白かったんです。そこから『文学がこんなにわかっていいかしら』を読み、
『さようなら、ギャングたち』に至ったのです。絶版が多いので古書店をめぐって
どうにか文庫化されたものは全部、買いました。文庫化されていないものは図書館
で借りて読んでいます。いまやっと『日本文学盛衰史』を読んでいるんです。
>>575 「わざとらしさ」をあげつらうなら、シェイクスピアの肖像画に
描かれた天を向いた口髭も負けず劣らずではないですか?
ところで工藤は美香に「うちのシンイチ」とか書かれているのを
どう思っているのであろう。端から見ていてもキモイのだが。
582 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :02/12/22 09:54
>>581 ごめんなさい。母性をくすぐられて(w
問題がある子ほどかわいいという・・・
>>579 ひととひとの出会いも不思議だけど、だれがどのような本と出会うかも
まったくもって奇奇怪怪。なぜかどうしようもなくその本と出会ってしまう。
不思議な縁(えにし)を考えてしまう・・・
たいがい自分にとって大切な本というのは、他人から紹介されたものではないよね。
偶然、自分が手にとったものなわけで。
果たしてわたしが「ギャング」を読む日は来るのか。
583 :
吾輩は名無しである:02/12/22 10:06
そこの二人、いきなり関係ない話始めるな
荒らすなっていつも言われてんだろうが
>>584 ごめんなさい。これで終わりにします。
それにしても村上春樹がいま52歳で高橋源一郎が50歳なんですよね。
なんだか信じられません。二人とも漱石の享年を越えてなお若々しいのです。
いまさらですが、舞城王太郎の『鼻クソご飯』にそそられます。
弟をレイプしたホモを憎んで刑務所に入れられる話だそうですね。
他の作品のタイトルを見ても言語感覚の素晴らしさを感じます。
過去ログにもありましたが、ポスト町田康という感じなんでしょうか?
587 :
吾輩は名無しである:02/12/23 09:08
『文学がこんなにわかっていいかしら』
これ確かに面白いね。
588 :
吾輩は名無しである:02/12/23 09:18
特に雪の中にnobodyを探しにいく詩が良かった。
589 :
吾輩は名無しである:02/12/23 10:07
>>586 ちっとも終わってないところが工藤さんらしいや。
文芸誌の話してるんだからいいのでは?
平野、毎日新聞夕刊でけなされてた
592 :
吾輩は名無しである :02/12/25 00:35
来月の新潮は三島の書簡で売れるんでしょうね。
593 :
吾輩は名無しである:02/12/25 00:37
>>591 それはいつの新聞ですか?気になります。
594 :
吾輩は名無しである:02/12/25 00:53
>591
「高瀬川」でしょ。黙殺されなかっただけマシじゃん。
595 :
吾輩は名無しである:02/12/25 01:50
ところで早稲文の新人賞受賞作「中国の拷問」
ってどうよ。最後まで読めたやついる?
早稲田文学が手に入らないので先ず語ってみてくれ
すまん、最後まで読んだけど理解できなかった。従って解説不能。
粗筋も語れない。いや、語りたくない。
感想は、なんじゃこりゃ。
スガさんは押してたけど、授賞式では会いたくないって。
でも、学習院の後輩なんだけどな。
598 :
吾輩は名無しである:02/12/26 00:07
>>594 平野啓一郎の「高瀬川」はひどいよ、マジで。
かっこつけた文体にいかに皆が騙されていたか、実のところやつはこの程度の
アマチャン、ガキンチョでしかなかったことが判明する一作。
やつは前から小説の現代性について問題にしており、それにはおれも同感だった
けど、通俗的な意味での現代(ま、普通に言うところの同時代だよ)と自分の
等身大のキャラを書かせてみれば、あれまぁ、と失笑を買う有り様。
凡庸この上ない。
格好つけた地の文と、ケツの青い会話部分の対照がすべてを暴露しているぞ。
ま、いいや。読んでみれ。
>>600 「葬送」終わってさっぱりして気が抜けたころ
なんか書きたくなってがーっと書いたんじゃないの?
>>601 そうしてがーっと書いたものがしっかりしていなければ本物の作家とはいえない。
603 :
吾輩は名無しである:02/12/26 02:58
なんで?
604 :
吾輩は名無しである:02/12/26 07:24
平野くん、いやはや、あれは汚点。
605 :
吾輩は名無しである:02/12/26 08:05
今月の「文學界」の車谷長吉の「三笠山」はいいよ!
606 :
吾輩は名無しである:02/12/26 12:01
平野君の「高瀬川」、
朝日新聞夕刊の関川夏央の文芸時評でも
批判されてた。
群像は力を入れてたようであれを一番最初に載せてたが・・・
どう批判されてたのか書いてくれよ読んでないんだから。
高校生が書きたがりそうな小説ですね、とか
この小説は読まなかったことにしておく、とか
>作者によく似た若い小説家の、一夜の性行為とその際の自意識を細かく記述
しているのだが、これがよくわからない。高校生なら、こういうことを一度は
書いてみたいと思うだろう。しかしつぎの瞬間、どう書いても他人には興味が
ないはずだと思い直すだろう。
>この作品は「読まなかった」ことにしたい。
「読まなかったことにしたい」と言いつつ、
クールに黙殺できず、
わざわざ「読まなかったことにしたい」と、
自らの自意識を誇らしげに書いてしまう関川。
新聞の時評欄を担当したことでプチ権力を
手にしたと勘違いできる批評家なら、
一度はこういう冷笑的な批評を書いてみたいだろう。
しかし、次の瞬間、どう書いても、
それは貧しいナルシズムにすぎないと思い直すはずだろう。
その恥ずかしい態度を「見なかったことにしたい」。
サムイ業界だよな…、痛い奴ばっかりっていうか……
クールになりたがって漏れも漏れもで「自分が一番」と主張するから
悲惨な雰囲気になるんだよな。
気づいたらホントにかっこいいヤツは誰も残ってなかったっていう。
614 :
吾輩は名無しである:02/12/26 23:16
最近の群像はどこかおかしいね。
良い意味でおかしいじゃなくて、
エンタメみたいな雑誌を目指しているのだろうか。
方針が変わったのでしょうか。
>>614 「創作合評」がなくなっちゃったね。
実作者の批評が読めるのはあれだけだったのに・・・
616 :
吾輩は名無しである:02/12/26 23:45
かなり前だが、「侃々諤々」もなくなったよね。
匿名批評がまったくない文学業界なんてどこか変な気がする。
創作合評はいらないよ
何故か優れた作家批評家もあの場に来るとくだらなくなる
侃侃諤諤はまあまあよかったんだけど
>>616 匿名批評は2chが・・・だめ?
>>617 いや、あのくだらなさがすきだったんだけど・・・
それに批評家だけしか批評しないなんて・・・
書く人は書く人、
読む人は読む人って、
そーいう住み分けがどんどん構造をいびつにしてくような・・・
俺も群像のあれすきだっな。
そもそも「批評」っいうのが嫌いだから。
あの合評って批評じゃないじゃん。そこが良かった。
批評家が業界的に死んでも俺は良い事としか思えない
621 :
吾輩は名無しである:02/12/27 08:29
>>619 好意的な評といっても、主観的な感想を述べてるに過ぎない罠。
622 :
吾輩は名無しである:02/12/27 23:25
>>621 それ以上の感想は引きだせない小説だからしょうがないんじゃないの?
あれは、平野だから掲載される意味があった小説。
関川は、どう書いても興味がない、と馬鹿にしてたが、
三島の再来の振動wでなおかつ芥川賞作家の彼の、
ヰタセクスアリスに興味ある読者は多いはず。
平野は、伝統的な作者と読者の共犯関係をあの小説で作りだしたのだ。
それこそが古典への憧憬なわけだが。
623 :
吾輩は名無しである:02/12/27 23:49
とにかく、つまらないお話でした。以上
関川の「読まなかった」ことにしたい、ってのは
「平野はまだ可能性があるから、この小説は無かったことにしてもらいたい」
ということなんじゃないかな?
啓タソの新作は次の「新潮」。
「氷塊」(150枚)
その他の来月の文芸誌の企画は・・・(ソースは「読書人」)
文學界
特集 昭和は遠く、平成すでに十五年
「平成とは何か」桶谷秀昭 他
創作 吉田修一 佐藤洋二郎 青柳いずみこ
新連載 「文学の徴候」斉藤環
群像
創作 「お母さんの恋人」伊井直行 358枚
車谷長吉
批評・評論 「『海辺のカフカ』と『換喩的な世界』---テクストから遠く離れて」加藤典洋
「もうぼくは『文学』を引き受けることに躊躇しません」大塚英志
626 :
624続き:02/12/27 23:58
すばる
特集 日野啓三---この十年の仕事
創作 米谷ふみ子 岡本敏子 他
文藝
特集 1 鷺沢恵
2 追悼・菜摘ひかる---"今"を駆け抜けた作家が見たもの
創作 黒澤亜有子 長野まゆみ 中原昌也
新潮
特集 新発掘三島由紀夫 師・清水文雄への手紙
創作 啓タソ 黒井千次 宋左近 他
ほう、中原昌也、小説は久しぶりやないか。
他はどうでもいいな。
「群像」に載ってる「響き線」っていう赤坂真理の短篇を読ん・・・
でみたけど途中でやめた。
なんだろうね、この人。昔は大した作家じゃないけどそこそこ面白い
とは思ってたんだけど、なんでこう表現が下品かな。
こっちも下品になって言うとね、あんたはチ○コマ○コがらみでしか
世界を描写することができないのかなって思った。
挿入だのインサートだの濡れただの、もうウザいくらいです。
しかも、なんかミュージシャンの話を書いてるんだけど、どうも表現
がうまく機能してなくて、よくわからない。
それに、クラシックのピアニストは楽譜に書いてあるものしか演奏
できない、なんてかなり誤解っぽいんだけどな。
さらに主人公女の自分の弟に対するエロ臭い視線が本当キモイです。
これは少女漫画ですか?「哀しい予感」ですか?
以上、長文すまん感想文でした。
で、群像の石川忠司の「現代小説・演習」ってのもナメた企画ですね。
だいたい最初に理屈つくってから、それに則って小説実作なんてろくな
結果にならないことは見えている。
その理屈のほうからして僕にはよく理解できなかったのだけどさ、佐藤
友哉とかいうガキはまた、雑誌のライターすら書かない駄文、しかも
石川忠司の理屈はそういうこと言ってるんじゃないだろってのを書いて
本当、恥晒し。
よく群像はあんなの載っけるな。もっと面白い企画だと思ってたので
がっかり。
631 :
吾輩は名無しである:02/12/29 01:17
>>624 苦しい……けど。
関川って結局小説じゃなくて作家本人を貶してるんだよな。
まともな批評ができないから罵倒芸でかわしてるわけで、
思いっきり日和見。
この手のヤツは、追い風が平野に吹いてるとみたら、
前言撤回どころか、忘れたふりで、平野礼賛に回る可能性もある。
次の平野の小説を来月の時評でほめてたら嗤う。
新しい試み、とか可能性とかちゃちい言葉でさ。
逆に次も貶してたら根性を認めてやる。
もし平野をクールに無視してたらちっとは見直す。
いちばんありそうなのは、平野をとりあげて、
なんかほめてるんだか貶してるんだかあいまいなことを
寝言みたくほざいて、
最後に、自分がアドバンテージとってることを周囲に見せつけて、
今日はこれぐらいにしちょいたるわ!
と意気がること。
それやっちゃおしまいよ。
さー、どうでるか>関川。
632 :
吾輩は名無しである:02/12/29 13:35
清水良典が啓一郎君の「葬送」を
今日の日経新聞で褒めてました。
うーんありえない。
日蝕はまだファンタジー漫画レベルとして気楽に読めた
一月は短いから我慢できた
葬送すぐ飽きた
最後まで読んでないのでえらそうなことはいえないが
清水良典ってなんかなあ・・・たまに鋭い事言うのに・・・
『聖典』だっけ?清水さんの小説。よんでみようかなあ
よし、おれも平野を褒めるぞ!
635 :
吾輩は名無しである:02/12/29 23:20
なんか違う。
マーケット的に成功して編集者に愛され、
文壇の大御所に意味なく依怙贔屓され、
妬み嫉みで若手の批評家に叩かれるというのが、
平野的なアイドル作家の有り様だ。
マーケット的に失敗し、編集者にうんざりされ、
批評家に適度に誉められる平野など、平野ではない。
なんか一時の輝きがすっかり失せてしまった。
アイドルはしょせんアイドルとして消費され、
世代交代が早いということなのだろうか・・・
636 :
吾輩は名無しである:02/12/30 03:06
>>630 同意。
というかあの企画続くのか?
2回目は誰だよ・・・。
637 :
吾輩は名無しである:02/12/30 03:32
早稲田文学の中国の拷問さいこー
>>631 何が問題かって、ついに、関川夏央までが文芸時評を書いている! ってことだよ。
たかが(敢えて言うが)、「坊ちゃんの時代」だよ? 「ソウルの練習問題」だよ?
ウワシンに「伊藤整の日本文壇史のパクリ」と言われて、歯切れの悪い言い訳
(「それを言ったら、みんなやってる」的な)しかできなかったヤツだよ。
いや、好きだけどさ(w つまり、なんつーか、ブンガク畑内外に知名度があり、
「この人なら納得!」というモノが書ける人間など、もういない。
実は、リアルタイムのブンガクなど既に存在せず、存在しないモノに向かって
書いている時代だからこそ、関川でも書ける。ということではないか、と・・
むしろ、ここを心配するべきだよ。
639 :
吾輩は名無しである:02/12/30 09:13
おれは「高瀬川」おもしろいと思った。
読んで、ああやっぱ平野は本物のバカなんだなってのがはっきりした。
こいつ天然だね。
すくなくとも「葬送」とかより、くだらなさ全開でおもしろい。
ほら、ジミーちゃんの絵観てるみたいな感じで。
640 :
吾輩は名無しである:02/12/30 09:17
>>640 極論すれば、関川がバカか否かは、実は問題じゃないんだよ。今のブンガク周
辺の人間って、関川よりバカなんじゃないか? ってことなんだよ!
ウワシンのボツ一行情報によれば(ウワシンだから真偽不明だが)、吉田修一
が芥川賞に選ばれたとき、スタバを知らなかった審査員がいたらしいじゃねえか。
642 :
吾輩は名無しである:02/12/30 11:25
>>632 清水良典はどんな感じで褒めてましたか?
あの人は性愛ものってだけで評価しそうだけど。
643 :
吾輩は名無しである:02/12/30 11:26
>>641 すたばなんか知らない作家のほうにむしろ凄みを感じるがね。
644 :
吾輩は名無しである:02/12/30 11:42
スターバックス的な知識が重要だとは思わないが
思うのだけれど、平野を酷評する人たちは、では誰を良しとするのですか?
「教えて」下さい。
>>647 あのな、文学ってのは絶対評価なんだよ。
平野がタコだからって、他にタコじゃないやつが必ずいるってわけじゃねぇんだ。
それにな、誰を良しとするか、んなこたぁてめえで考えろよ!
>>648 まぁまぁ、新年を迎えたことだし、まったりいきましょうや。
すばる1月号の藤沢周の短篇「素描」を読んだ。
これもまたひどいね。
あらすじを書くと、かつてヌードデッサン中にモデルに見惚れていた自分を
からかった講師をぶん殴り、中退して今は焼鳥屋でバイトしてる男が主人公。
そこに客としてそのモデルが、妻子持ちらしき男を連れてくる。
ま、あらすじだけでつまらないことはわかってもらえたね?
なんというか、ご都合主義的な小説なんだよ、これが。
美大講師はあたかも主人公を中退に追い込むかのように挑発する(「勃起して
んじゃねえのか」みたいなことを言ったり)。これは非常に意図的な展開。
あと、「オレの人生を変えた女だ」みたいにモデルのことを言うが、どう見ても
モデルのせいで主人公は講師を殴ったわけじゃない。
で、焼鳥屋でモデルに再会すると、かつてのことを思い出してしまう主人公は
つい焼き鳥を焦がしてしまうなど失敗を連発する。このへんは漫画的というか
テレビドラマ的というか・・・。
最悪なことには、とにかく百歩譲ってそのモデルが主人公の人生を変えてしまった
ことにしても、小説を読んだところでそのモデルの魅力が伝わってこない。
とてもじゃないが、芥川賞作家で新人賞の選考委員やってるやつの小説じゃない。
小遣い稼ぎで書いたのかよ、周さん。もちっと気合い入れてくれなきゃ困るって。
651 :
吾輩は名無しである:03/01/01 03:55
つか2月号読んだらええのを紹介すれ。
そしたらその文芸誌買うがな。
>>650 類型的である事を評価しれ
それからそのレスを読む限りほんとに読めてるのかどうかぁゃιぃ
それはエンタメの読み方ですよ。あなた詠美ですか?
>>あなたは平野さんですか?
653の文章を訂正します。すんません。
>>647 あなたは平野さんですか?
あけましておめでとうございます。
>>652 本当の読み方がある、と考えているおまえ。
自省しれや、タコ。
俺まだその短編読んでないけど、
藤澤周の小説はそのどうしようもない俗っぽさと、拡がりのなさがいい思う。
それについては本人も自覚的だと思う。もし「文学」ということなら、
俺はもっと淡白で、もっと脂っこさのないものを選ぶだろうと思うけど。
やつのは話は類型的だし、シチュエーションは態と一歩間違えば
グロテスクな三面記事になりそうな下世話なものに作ってある。
それしかできない作家だと言うこともできるかもしれないけど。
しかし調子のいい時は、不思議に妙なリアルさと現実の生に肉迫した
切実感に貫かれている。ただ難点を言えば“完成されすぎている”点かw
>>652 で、あんたはどうなのよ?
あの短篇を面白かったと思うわけ?
だとしたら、その見解と、「ほんと」の読み方を教えて欲しい。
それとおれのどこが「エンタメ的」かを。
もちろん、あの短篇を具体例にね。
喧嘩売りたいんじゃなく、素朴に聞きたい。
まさか、読んでもいないでレスしたわけじゃないでしょう。
>>656 「ブエノスアイレス」はおれは好きじゃないけど、もっと良かったと思う。
リアリティがあったし、ご都合主義的な作りじゃなかった気がするから。
「素描」は、なんていうか、小話みたいだと感じた。
それも、同人誌なんかでアマチュアがよく書くような。
658 :
吾輩は名無しである:03/01/01 23:02
>>657 もともと勘違いのカス作家でその地金が出ただけでしょ。
ところでそういえば松浦寿輝の
「易と鳥」とかいうのがあったな。
なんだあれ。ゴミだね、ゴミ。
660 :
吾輩は名無しである:03/01/01 23:33
>>657 評価する視点の問題なんだよ
エンタメとこっちの境界線てどこにあると思ってんの
あんたの読み方だとエンタメ作品としてしか評価してないじゃないの
ああ、読んでないよ そういう水準でレスしたわけじゃないからね
正しい読み方はないとかなんとか子供みたいなこといってるけど、
そういう考え自体が正しさを追ってるんだよ。他人同士が語るんだから
相手に通じる観点で評価するのが正しい読み方なんだよ。
次からはこの畑の常識を踏まえて喋るんだね
いやなら他の御本でもお読みになってくださいませ
藤沢臭ってさ、エンタメよりだよな。
純文気取りのエンタメ。
そして予定調和的なおセンチ。
その気取りが彼のすべて。
たとえば、桐野夏生とか、篠田節子といった女流と
真っ向勝負したらパーンと砕け散る程度の才能。
663 :
吾輩は名無しである:03/01/02 00:08
平野啓一郎さんは、私小説風の作品でもやはり、
「激しい興奮」ではなく「烈しい昂奮」と表現されるのでしょうか?
>たとえば、桐野夏生とか、
ええっ マジですか?
次の平野の中編は実験作らしいぞ(ンースは波)
666 :
吾輩は名無しである:03/01/02 16:40
2月号まだ〜?
667 :
吾輩は名無しである:03/01/03 00:30
昨年、笙野頼子が「秋頃新潮に長篇一挙掲載」と言っていたのだが、
いつになったら読めるんだろう。
新聞連載とかはここでいいのかい?大江健三郎の小説出てたっしょ
>>661 純文学とエンタメの境界線ね。
そもそも、あんたはどこにあると思ってるんだよ。
誰がいつそんなもん決めたんだよ。
前からさんざん論議になってるが、境界なんか決められないだろ?
しかも、ちっとも具体的な説明になってねえしな。
教えてくれよ、その境界ってやつをよ。
どうせあんたが勝手に決めた境界なんだろうけどな。
あんたみたいなのがいるから、純文学はクソになるんだな。
よくわかったよ。
「この畑の常識」とか言っちゃって、自分は何様のつもりだよ。
閉鎖的な言いようもたまらなく嫌だね。
本当、あんたの中に「文学」の典型的な駄目さを見たよ。
もうちょっとまともな話をしてくれるかと思ったがね。
説教してくれるのもある意味ありがたいが、だったら納得できる説教
にしてくれや。
とりあえず、開き直ってないで、ちゃんと小説読め。な?
おれは藤沢周の「素描」の話をしてるんだから。
文芸誌に載ってるってだけでありがたがるなよ。
>>669 そういう言い方だと、嫌なら読むなって話になりません?
まったく参加しようという意思が無いわけだから。
連続性を求めないならあなたがゼロから新しいモノを構築してみてくださいな。
僕は今あるものの先に接いでいくから。
671 :
吾輩は名無しである:03/01/06 05:11
669の意見のほうに賛成。
でもね、669に反論するなら、純文学はクソだぜ。
そのクソをありがたがるから、いいんじゃあないかっ!
でさ、エンタメ。これは、金色のクソです。以上(つか、誰だ、俺は)。
明日発売の「新潮」を何故か昨日入手した。
サンシャインの新栄堂で普通に売られていて驚いた。
というわけで、大作家平野啓一郎の新作についてのご紹介。
目次には
「上から読むか、下から読むか。新形式で現代に挑む。」
とある。
文芸誌は上下二段で編集されているのは、皆様のご存じのところである。
それを利用して、上段の物語と、下段の物語が別々に(多分。まだ読んでない)進んでいく。
が、所々、頁の真ん中に印刷された文章が挟まれていく。
こういう感じだ。
上段の文章→ → → → → → → → → → → → →
文章 文章
下段の文章→ → → → → → → → → → → → →
解った? 解り難いとは思うけど。
ぱっと見た限りでは、上段には少年の心理のみ、下段は女の心理で
真ん中の文章は共通している状況及び風景描写が書かれている。
勘に頼ると、女は不倫をしていて、少年はその不倫相手の子供らしい。
それが偶然に出会うと思われる小説だ。
こういう形式は「こち亀」で見たことがあるし、
とくに驚きは感じない。
これでどういった「現代」に挑むのか?
現代はこの小説の構造のような状況で動いているのだよ、とでも言いたいのか?
こいつアホか?
読む気はまったくなし。
このスレッドで誰かが誉めたら、読むこととする。
時間が惜しい。
673 :
吾輩は名無しである:03/01/06 23:58
>>624 伊井直行久々に書いたの!?期待やね!伊達一行は死んだの??
674 :
吾輩は名無しである:03/01/07 00:08
俺は三段構えでやろうと思ったことがある。
2よりも3のほうが関係性に完全さがある。
俺の勝ちさ。やってることはチョト違うが。
平野のはハイパーテキストを何とか頑張ってみちゃったんだろうね。
読んでないけど並べてるだけ?672が書いてる真ん中の文はいらないような気がするが。
じゃあ買おうか。最近「新潮」が意欲的だ。文學界は空回り。群像はマンネリ。
675 :
吾輩は名無しである:03/01/07 00:18
>>672 丁寧な解説、乙彼です。
それにしてもピラノはDQNへの道を転がりまくってますな。
676 :
吾輩は名無しである:03/01/07 05:21
>>672 それって、25年くらい前に筒井康隆がもうやってなかったっけ?
ふつーに読みにくいと思われ>平野君。
678 :
吾輩は名無しである:03/01/07 05:48
>>672 荻野アンナもやってたなあ。
乳にシリコン入れた女の話。
確か、上下別で話が進む。
ひとり冷静と情熱の間?
ワラかせてくれるなヒラメ・・・
680 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :03/01/07 06:08
>>676 実験小説がもたらす成果は、必ずしも設定やアイディアが斬新である
かどうかだけによって決定されるものではありません。たとえどんなに使い古
されていたりするありふれた手法を用いていたのだとしても、扱い方次第では
斬新な効果を生み出す可能性もあるのです。ですから、読み比べてみないこと
には結論は出ないでしょう。それに、この世に産まれた全ての書物を読破した
人間でもないかぎり、過去に使用済みの手法を全て知ることもできないわけで
すから、そういったつっこみはナンセンスともいえるわけです。
とはいえ、読み比べてみて手法も効果も全く同じ前例があるとわかったなら、
その実験は失敗として断罪されても仕方ないことでしょうね。しかし、実験
小説といえば筒井康隆がかなりやってはいるものの、水村美苗の『私小説』
というタイトルの私小説が発表されるより5年ほど前に『青春小説』という
名の青春小説を書いていた清水義範も、負けてはいないようですよ。
681 :
吾輩は名無しである:03/01/07 07:20
世界の終わりとハードボイルドワンダーランド
682 :
吾輩は名無しである:03/01/07 07:24
野生の棕櫚
>それに、この世に産まれた全ての書物を読破した
人間でもないかぎり、過去に使用済みの手法を全て知ることもできないわけで
すから、そういったつっこみはナンセンスともいえるわけです。
あのなあ、二重小説の手法というのは、
工藤が知らなかっただけであって小説を多少読んだ人間は
誰でも知っている古典的手法だ。
古典回帰という名の元に先行作品パクリ宣言した
平野なら当然知っていたはずのな。
しかし、まあ、確信犯というわりには、
まず作品ありき、でなく、上下別の形式で目を引こう
というのがなんともハッタリ臭い。
使い古された手法でも作品自体のクオリティに自信があれば、
むしろシンプルさを選択するだろう。
それをできなかった時点で駄作決定だ。読むまでもない。
現代小説をフツーに書くとたちまちメッキが剥がれるんで
形式や古典という逃げ口上を用意してるのが、なんともチキン。
香ばしく焼けてるよ、まったく。
684 :
吾輩は名無しである:03/01/07 08:54
駆動完全論破粉砕しますた
685 :
吾輩は名無しである:03/01/07 12:15
>684
バカ駆動は論破する必要もありません、はじめから破綻してまつw
めちゃくちゃの自己顕示のみでつ、アホ身化と同一人物でつw
しかも名無しでジエンしまくるという悪辣さ、粘着アラシの典型DQN。
狂気に近いヒッキーでつな、素顔は<駆動
686 :
吾輩は名無しである:03/01/07 15:18
珍しくいいこといったと思うんだが、工藤は。
とりあえず現時点で誰も読んで無いでしょ?
687 :
吾輩は名無しである:03/01/07 15:29
ジエンキター!
688 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :03/01/07 19:09
>>683 木を見て森を見ない方ですね。僕の書き込みの意図を読み取ることが出来ない
とすれば、あなたには俯瞰的な哲学センスが決定的に欠けているということでしょう。
689 :
吾輩は名無しである:03/01/07 19:42
>>688 そもそも哲学センスってのは俯瞰的なもんじゃないんだけど・・・ま、
それはいいとして、「文学界」の正月号、加藤典洋がながったらしい評論を
載せてたけどどうよ? 「カフカ」はともかく、阿部の「ニッポニア」を烈しく
誤読してみせていたが。。。
あ、ごめん。工藤くんに聞きたかったんじゃないのよ。工藤くん向けは最初の
1行だけです。無理しないでね。
で、読んだ人いますか? 文学界
691 :
吾輩は名無しである:03/01/07 19:52
工藤に負けた香具師が吠えてるな。
工藤、必死……
694 :
吾輩は名無しである:03/01/08 18:04
工藤はいいから、文学界は?
695 :
吾輩は名無しである:03/01/08 18:11
今月の文学界の特集縁起が悪いな
696 :
吾輩は名無しである:03/01/08 18:12
nande?
その平野がやった試みって、筒井の前にかんべむさし(?)とか
いう人もやっていたような気がするな。
ところで群像手にいれました。
加藤転用はもう書くのやめてください。
村上春樹の「納屋を焼く」で納屋とは殺された女のことだと
私は気づかなかったまではいいけど、
いままで誰も指摘してない、それをある少女に教えてもらって驚いた
というのはどうよ?
おいらは加藤転用がきずかなかったことのほうがずっと驚きだけどもね。
普通にそう読ませようとしているだろ。
小説演習2回目・・・なんだこりゃ映画の話してるし・・・。
でも前回よりずっと読みやすい。というか読み途中。
小説演習二回目、誰?
699 :
吾輩は名無しである:03/01/08 18:18
>>697 >「納屋を焼く」で納屋とは殺された女のことだと
>私は気づかなかった
仰天の事実だな。香具師は読みが浅すぎるだろ。
700 :
吾輩は名無しである:03/01/08 18:19
加藤の誉め殺しか?
エライ迷惑だろうなあw
701 :
吾輩は名無しである:03/01/08 18:20
ごめん、「加藤による」誉め殺しね。
読み終わりますたIN大学図書館
>>698 評論が川田宇一郎というひと(しらん)。
で小説が小林エリカ。空爆の人だな。
空爆はつまらなかったが、「巴里」という小説はなかなかまあまあ。
川田の評論のほうは、個人的には好きなテイストだった。
「ごっこ」を使えば小説がみるみる書けるというので、うさんくさく思ったが、
読了してなるほどと思った。
いまいち評論と小説の結びつきがわかりません。
703 :
吾輩は名無しである:03/01/08 18:42
加藤は芯だほうがいいな。あんな糞評論載せるスペースあるなら
新人作家にわけてやれや。
それから樟脳頼子さんがとてもおもしろいですね。
続きは明日読みます。
705 :
吾輩は名無しである:03/01/08 18:50
加藤氏ね
706 :
吾輩は名無しである:03/01/09 07:38
え?
納屋って、女だったの? 焚き火が好きな男の話だと(いや、マジで)思ってた。
その行為が、何かを象徴していたのだと思ってた。納屋って女の名前だったのか。
707 :
吾輩は名無しである:03/01/09 15:40
>>697 加藤の読み逃しの件はともかく、
海カフをあんな風に「換喩的」に救うのって
まっとうな読みなの?
相変わらず「どう損なわれたか」を書くことから
逃げているように見えるんだけど。
海カフスレでは、あれは「世界の終わり」のリライトだ、というレスもあった。
たしか「スプートニク」も電話のシーンで終わって、「ノルウェイの森」のポジティヴ・リライト
という読みを誘発していたよね。
エンディングは明るくなったけど、春樹固有の中心からの逃避癖は
変わっていないように見える。加藤の言うように、「今回は」評価できるのか?
教えてくらさい。
708 :
707(引用しておきます):03/01/09 15:42
392 :なのちゃん :03/01/03 02:41
『海辺のカフカ』は『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の続編ではなくリライトである。
「壁に囲まれた世界(世界の〜)」=「森の奥の町(カフカ)」であり
本物の現実世界から逃避するという『世界の〜』のエンディングを
本物の現実世界に立ち向かうというエンディングに書き換えたのが『海辺のカフカ』だ。
父を殺し、母や姉と交わるというのは現実世界で生きる上で背負ってゆくべき罪のもっとも分かりやすい形での提案であり
「海辺のカフカ」の音楽と絵は責任を持って引き受け、忘れることなくどこまでも大切に受け継ぐべき記憶の象徴だ。
罪や呪いを背負いながらもかけがえのない記憶を大切に抱えて生きる、という結論は
ずいぶんペシミズムの呪縛から解放された感がある。
709 :
吾輩は名無しである:03/01/09 16:05
加藤は読み逃し自体が問題なのじゃなく、
そのことを誰も指摘してないといってることだろう。
つまり自分より読む能力が他の読者にはないという暗黙の前提にたって
論じているわけだね。
自分だけ気づいてなかったと考えることができないようなやつは
もう評論を書く資格がないですよ。
710 :
吾輩は名無しである:03/01/09 23:09
質問です、八日だったか二十日だったか発売の純文学系の雑誌で
今月発売号に新人賞の発表が載る雑誌何でしたっけ…?
批評感想に関係無いけどスマソ
文学板の皆さんに折り入ってご相談した事がございます。日本国内で発売済みの
『文芸誌』と呼ばれる雑誌全ての目次を総括したネット上のデータベースサイト
ってないものでしょうか? 出版社によっては近年のバックナンバーの目次をサ
イト内に掲載している場合もあるのですが、出版社によってまちまちです。群像
に至ってはどうやらサイトリニューアル時にバックナンバーのページを閉鎖して
しまったようです。まあ、わざわざバックナンバーを注文する一部の読者のため
にページを用意するのも大変でしょうから、出版社にそれを期待するのもお門違
いなのかもしれません。そこで文芸ファンが手に手を取り合って、日本中の文学
研究者の役に立つデータベースのページを作ればいいんじゃないかと考えたのです。
そうすればたとえば、過去の文芸誌に発表された町田康に関する評論全てを読み返
そうという評論化がいた場合、彼が図書館に行って一日中、ありとあらゆる雑誌の
バックナンバーの目次を見てまわったり、自宅の書斎を散らかしまくったりするこ
となく、そのサイトにアクセスして「町田康」でサイト内検索を行って表示された
ページをプリントアウトし、それを元にして該当するバックナンバーを抜き出すだ
けで貴重な成果を得られるようになるのです。こういった作業が文学研究の場で活
躍する人々の大きな手助けになると思うと、いても立ってもいられないのです。
712 :
吾輩は名無しである:03/01/10 01:29
>>711 んなの今すぐにでもできる作業だべ
しかれども、時間が無いから小説かけね、て言ってる輩は
人の力かりなければ出来ないかもしれねけどな
713 :
吾輩は名無しである:03/01/10 01:35
工藤君もうやめようよ。
714 :
吾輩は名無しである:03/01/10 01:41
工藤は小説を書くのか、データベース作るのか、
2ちゃんでヒマ潰すのか……どれかひとつを選べよ。
おまえに残された自由時間はもうそんなにないんだからさ。
715 :
吾輩は名無しである:03/01/10 02:44
時間があっても何もできないだろう?
716 :
吾輩は名無しである:03/01/10 07:01
工藤がやるぶんには止めないよ、がんがれ。
文學界は目次サイトあるし。
すばるにも詳しい目次がサイトにあるし。
ちなみに、新潮は、新潮の最新号の目次をメールマガジンで配信してくれる。
んで、コピペできれば猿でもできる。
たしか群像は、12月号に、その年のバックナンバーの総目次を巻末に総括してくれるんで、
図書館行って、12月号のバックナンバーだけを借りだしてくればいいんでは?
検索できるよーにCGIもよろしこ。
サイトできたら教えれ。
でも、工藤は口ばっかだからなあ。
>>716 自作CGIを使うとなるとレンタルサーバだときついですよね。
その前に自前のサーバを用意する必要があるかもしれません。
>>717 雑誌記事をキーワードで一発検索できるシステムがほしいので、
雑誌のバックナンバーがただ揃っているだけではダメなんですよ。
国会図書館や大宅文庫には、そういうものがあるということでしょうか?
719 :
吾輩は名無しである:03/01/10 10:19
>>718 国会図書館のは殆ど使えないけど、大宅文庫のはかなり充実しているよ。
っつーか工藤が大宅文庫を知らなかったことが意外。
>>719 行った事はありませんが、存在は知ってましたよ。
雑誌のバックナンバーが揃っているんですよね。しかしそういう場所に
わざわざ出向かなくてもいいように出来るのが、IT革命の本質なんだと
思うわけです。そこへ行くのはどうしてもそこでしか読めないものを
読みたいときでいいと思うわけです。
721 :
吾輩は名無しである:03/01/10 10:28
722 :
吾輩は名無しである:03/01/10 10:48
中国の拷問まんせー
723 :
乙葉 ◆.5wljPk1.c :03/01/10 12:11
>>723 かなりヌケがあるけど、そこそこ使えそうだね。
>>716 群像は書店での注文をすすめていますね。古くからの流通経路を
ないがしろにしてのウェブ直販というやり方を出来るだけしないようにし
たいという意向があるのかもしれません。それはそれでいいことです。
>>723 そこ、利用した事があります。
感動したので管理人さんに応援メールを送ったんです。
それの純文学版をやりたいわけです。
726 :
吾輩は名無しである:03/01/10 17:01
結局、こういったことは思いつくことではなく
実行することが重要だと思われ。
おい喪前ら!
今月の文芸誌のよかった小説、評論、随筆のベスト3を報告してくれ!
例
1位 群像 笙野頼子「ぬぺぺぺぺ」
2位 群像 加藤典洋「村上春樹褒め殺し」
3位 新潮 平野啓一郎「日直」
てな具合に。
漏れはまだ何も読んでないからこれから読もうかなあ。
うーんかったるい。
727 :
吾輩は名無しである:03/01/11 12:57
結局いいものなんてないのかよ。
著者の自作自演でいいから頼むよ。
というか文学板って文芸誌以上の過疎・・・。
閉鎖までの秒読み開始。
『氷塊』なんですが、これってどういう順番で読むのがベストでしょうか?
普通に考えたら上段だけを最後のページまで読み終えてから下段を読み始めるべき
なんでしょうけれど、それだと物語が上下で平行して進んでいくダイナミズムを味
わえない気がするんです。どうせなら上と下の別の物語がところどころ繋がるだけ
でなく、上と下の文を普通に2段組の小説を読むときのように交互に読むことで3つ
目の物語が現れるくらいの仕掛けをしてほしい気もしました。単行本収録時に、
そういう風にしてくれたら嬉しいですね。後半の文字列の乱れ飛びの視覚効果は面
白いですね。男女の心の揺らぎ具合をも表現しているように感じました。文字列が
奇妙に交錯している小説といえば、既出の筒井康隆以外にも、『月刊カドカワ』で
デビューした不破純の作品にもそういうものがありましたね。多重構造を持つ物語
ということでならエンデや村上春樹の著作などなど過去にもたくさんあったと思い
ますが、恋愛物に限定してみると阿刀田高にそういうのがあった記憶がありますが、
他にもありましたでしょうか? いずれにせよ、類似のアイディアによる実験小説
を読み比べてみないことには、『氷塊』の価値は断定できないことでしょう。来月
の文芸誌の時評などでどのような批評がなされるかに期待したいものです。
工藤君読まなくていいよ。
2段組に書く、っての、
たしかデリダもやってなかったっけ?
まあ、もちろん、あっちは論文で、横書きなんだけど。
ってことは、東浩紀への当てつけか?
いちいち力んで読むようなもんじゃないんじゃないの?
あの長さの小説で。色々書いてるうちにたまにはこういうのも
出してみようかななんて…いう感じか?
読む段階で結局普通の小説と同じになってしまうっていうのが
このやり方のカッコだけ具合を表してるよな。文章の限界をそのまま表現してる様じゃない。
でもおれ、読んでないのね。
関係ないけど工藤って業界の人間にこびてる長文書くときになると急に謙遜する風になるよな、雑談スレだとやたら慢心が目立つくせに。
ムカつくのでやめて欲しい。
工藤は新潮社に媚びたいのか平野に媚びたいのかはっきりしろ。
734 :
吾輩は名無しである:03/01/12 10:34
735 :
吾輩は名無しである:03/01/12 10:50
>>734 マ、マジカワイイ(;´Д`)ハァハァ(*´Д`)/lァ/lァ(*` Д´)//ア//ア!!
画像小さすぎて分からない。
なんとかしてくれ。
737 :
吾輩は名無しである:03/01/12 10:52
工藤が媚びるのも無理はない。売名のために本名で2ちゃんをやってるのだから。
738 :
吾輩は名無しである:03/01/12 11:02
女子高校生の才気のみの作品。こんなものに文学賞を上げてはいけません
女子高校生、綿矢りさが書いた作品で、文学賞を受賞し、本人の可愛い素顔も話題となったいわくつきのベストセラーである。
導入部はかなりの力みようである。日本語を美しく正しく書くことよりも、自分の感性に忠実であることのほうを優先させているかのようで、実際ひどい文章ながら伝わってくるものはある。
そして、物語が進行し始める中盤から、一転して今度は女子高校生モードというべきか、非常に素朴でわかりやすい口語体表現に入るのだが、
それは物語そのものの内容と密着した文体の変化であり、違和感はない。
最後は年齢からくる経験不足、実人生不足というべきか、腰砕けのようなひ弱な終わり方であり、読後感としてはかなり不満が残る。
結局、意欲だけが空回りして、描写の対象が描ききれておらず、小説以前のスケッチに止まっている、というのが妥当なところか。
このような未熟な作品に賞を上げるのは、話題作り以外の何者でもありません。選者は皆懺悔すべきです。
739 :
吾輩は名無しである:03/01/12 11:23
>>738 それを選んだのは日本で有数の目利きぞろいだったわけだが。
浅田やら奥泉の選評を読みたいもんだ。
740 :
吾輩は名無しである:03/01/12 11:24
741 :
吾輩は名無しである:03/01/12 11:26
●12月20日(金)
▼theデザート1月号「インストール」情報!▼
現在、大好評発売中のtheデザート1月号ですが、特にダブル巻頭の150P長編「インストール」(みづき水脈 原案/綿矢りさ)
にはたくさんの反響が寄せられています! ありがとうございます!!
そのためか原作の小説についてのお問い合わせも数多くいただいてるのですが、
原作については出版元である河出書房新社さんのHP上に詳しい情報が載っています!
ぜひ、そちらをご覧ください。よろしくお願いします!!
漫画化してたのか!!!!!w
742 :
吾輩は名無しである:03/01/12 11:29
743 :
吾輩は名無しである:03/01/12 13:58
744 :
吾輩は名無しである:03/01/12 14:03
だから問題なのよ。
745 :
吾輩は名無しである:03/01/12 17:36
どの文芸誌が一番好き?
746 :
吾輩は名無しである:03/01/12 17:47
文芸
別冊文藝春秋
748 :
吾輩は名無しである:03/01/12 19:29
749 :
吾輩は名無しである:03/01/13 03:04
文學界が一番好き
次は別冊文藝春秋だな
ふつーの雑誌が文芸モノを乗っけてくれれば良いんだけどね
その点、吉田修一とか長嶋(有)は作風がそういうのに向いてるから
芥川賞獲って良かった
751 :
吾輩は名無しである:03/01/13 17:33
ところで、文學界新人賞とった蒔岡雪子さんて、今何してんの?
752 :
吾輩は名無しである:03/01/13 17:41
次、書いてんでしょ
>>749 好きな新聞社とテレビ局はどこですか?
僕は
文芸誌は「群像」「新潮」
新聞社は「朝日」「毎日」
テレビは「テレ朝」「TBS」
です。
大手ばっかやね
もっとマイナーだけど力のあるメディアが出てきてくれると面白くなる。
ニポーソじゃやっぱ無理かね、ニポーン人は趣味がない国民だからね。
だからスポーツも盛り上がらない音楽もつまらない文化も育たない
パチンコ屋の朝鮮人に金持ってかれる。
悲観だけか、つまらぬ
>>755俺に言うなよ。パチンコ屋にばっかり金が落ちていると言っている
757 :
吾輩は名無しである:03/01/14 02:35
758 :
吾輩は名無しである:03/01/18 02:35
ageようか。話題が反れるとスレが停まるんだっつーの
ヒラーノの例の小説読んだ人感想書いてくれよ。
内容のある話しようぜ。
>>723 その雑誌目次リストのサイトなんですが、目に付く作家名がエンタメ系が多かった
もので、純文系はないのだと勘違いしてました。よく見てみると、純文系雑誌もカバーされてますね。
たとえばおととい発表されたばかりの大道珠貴さんの過去作が掲載された雑誌なども含まれています。
ただしデータの更新が半年前位で止まっているものもあるのが惜しいですね。
個人で運営されているから、管理人さんが忙しいと更新できなくなるということのようです。
それを大勢で分担してできればいいなと思うのです。
そこの管理人さんの作業を手伝うのもいいかもしれません。連絡をとってみることにします。
>>750 ちょっと前に小学館が『文藝ポスト』という文芸誌を創刊しましたが、読んでる方、いますか?
執筆陣の年齢層が高めでエンタメ志向の作品が多いイメージだったのですが、最近の号では藤野千夜さんの
連載が始まるなどしていて読者層を広げる意向も感じられます。
元グラビアアイドルの細川ふみえの小説なんてものまであります。
僕の世代的には小学館といえば漫画雑誌のイメージがありますので、ビッグコミックの兄弟誌のような趣向
で『ビッグノベルズうんたらかんたら』みたいな若者向け小説誌を出してほしいです。
村上春樹や吉田修一や長嶋有を載せてほしいです。そして表紙はアイドルグラビアです。
小学館の編集者の方がこの板を見ているかどうかわからないですが、この案件、どうでしょう?
>>723 ところでお名前が乙葉さんなんですね。
タレントの乙葉さんとは関係ないんでしょうか?
タレントの乙葉さんは講談社の『IN POCKET』の先月号の村上春樹特集に
寄稿していたりして、読書好きのようなので、よもやと思いまして。
762 :
吾輩は名無しである:03/01/18 09:48
もう無理。コンテンポラリーには期待しないもん。
過去に逃避するよぼくちん。
良書を再刊してくれたまい。そっちの方がなんぼかましじゃ。
763 :
吾輩は名無しである:03/01/18 09:52
>>761 工藤も乙葉のこと知らないの?
滅多にカキコしないけど、相当賢いよこのコは。
どういう人か詮索したいわけじゃないけど、
話はしてみたいな。
工藤の読書傾向って小説を読みはじめたばかりの厨房っぽいな。
作家志望を標榜する青年としては、
芥川賞直木賞をありがたがって読む一般人に近い感性をもってるのは貴重かもしれないが、
もう少し背伸びしてもいいんじゃないか?
人生には近道がある、といまだに信じてる29歳無職、ヤバイぞ。
>>764 別にそういうものだけ読んでるわけじゃないですよ。
>>760のラインナップは若者受けしそうな作家名を挙げただけです。
高橋源一郎を好きな理由は三島賞作家だからではないですし。
今月は100冊以上、本を買いました。
内訳までは面倒なので全部は書きませんが、マニアックなものもあります。
吉行淳之介を10冊くらいと、黒井千次、浅田次郎、山本周五郎、山田風太郎、福田和也、舞城王太郎、などです。
766 :
吾輩は名無しである:03/01/18 12:15
工藤は本代はどうやって工面しているの?
偏りまくりじゃんw
ラブレー、セルバンテス、ジョイス、ボルヘス、セリーヌ、ナボコフ、
メルヴィル、バース、ピンチョン、マクルーハン、バタイユ、バルト、
デリダ辺りも、平凡なバカ学生たち同様に、大学教授の受け売りで目を通してますよ。
769 :
吾輩は名無しである:03/01/18 12:17
そういえば山周スレの顛末はどうなったのか知らん
770 :
吾輩は名無しである:03/01/18 12:19
結局メジャーなものにしか価値を見出せないんだなw
>>766 殆ど古本です。
今月は先月やった新薬の実験台の報酬で生活しています。
収入の半分が書籍代として消えました。先週、米を買うために5000円
持って出かけたのですが、何気なく古書店に入ったところめぼしい本が
100円コーナーにたくさんあるのを見つけてカゴに入れまくっていたら、
50冊になっていて、それで所持金がなくなって米が買えませんでした。
250円だけ残っていたので、100円のパスタと納豆を買ってきてそれで一日しのぎました。
こんな板だもの、無理やりでも話題を文芸誌に絡める努力はしようよ。
774 :
吾輩は名無しである:03/01/18 12:31
工藤のレスは興味深い。
もっと聞きたいよ(マジ)。
>>773 僕はこのところできるだけ文芸誌は買うようにしています。
だから最新の芥川賞受賞作も発表直後に読むことが出来たわけです。
ところがこの板の住人で読んだ人って本当に少なくて、文芸誌買ってる人が
あんまりいないんだということがわかりました。僕も文芸誌全部を毎号
買えているわけではないですが、主要文芸誌5誌を買っても月に5000円です。
安定した収入があって文学好きを自認する人なら、それくらいできるはずです。
安定した収入があって文学好きの人間は、
文芸誌など買わないで新刊の単行本を買うのではないか?
文芸誌を買うのは無職の作家志望者ぐらいだ。
最近たんこ本で買うほどの作家いないしなぁ
文学会全体を眺めるためなら文芸誌は結局お買い得だと思うけどね。
>最新の芥川賞受賞作も発表直後に読むことが出来たわけです。
たまたま文学界新人賞の号を買っていただけだろうw
779 :
吾輩は名無しである:03/01/18 12:45
工藤はおさむの小説は読んだのかなあ。
簡素書いてやればいいのに。
780 :
吾輩は名無しである:03/01/18 12:46
779の簡素きぼんぬ!!
781 :
吾輩は名無しである:03/01/18 12:47
やっぱり、工藤と美香が文学板の二大コテ。レスの伸びが違う。
782 :
吾輩は名無しである:03/01/18 12:49
むしろ、本当に文学が好きな人間で日本文学だけを定点観測してるっていう香具師は少ない気がするが…。
783 :
吾輩は名無しである:03/01/18 12:50
779の感想きぼんぬきぼんぬ!!
何ヶ月かに一冊買ってればそれでも感覚は保てるよ。
保つ意味があるかは別として
今時の大学生は吉行淳之介とか読んでるんでしょうか?
著書の多さの割には古書店で見かけることが少ないので、人気はあるようです。
しかし遠藤周作同様に、今時の学生には軽視されていて話題に上ることが少ない印象があります。
もともと吉行淳之介には興味があったのですが、最近になって吉行淳之介が村上春樹を絶賛
していたことや、黒井千次と懇意の中であったことを知ったのと、ミラン・クンデラや
ジャン・フィリップ・トゥーサン、寺山修司、谷川俊太郎、高橋源一郎、星新一、筒井康隆といった
僕の好きな分野に通じる「エッチで軽薄でふざけた」作風の第一人者であったということがわかって
きたこともあり、僕自身の文学的志向を固めていくためのキーパーソンだと感じたのです。
786 :
吾輩は名無しである:03/01/18 12:54
それじゃ作家のリズムに合わせてるだけじゃん。
文芸誌文芸誌。
>>776 文芸誌には小説作品だけでなく数多くの文芸時評や座談会、対談などの
興味深い企画が目白押しで、それを読むためだけに買う価値はあると思いますよ。
おさむ人気NASA過ぎ。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。涙
おさむの小説はどこで読めるの?
>>789 それはどこで読めますか? 他のスレも覗いてみます。
792 :
吾輩は名無しである:03/01/18 13:20
793 :
吾輩は名無しである:03/01/18 13:24
駆動の簡素期待あげ
鰯の作品はどこで読めるの?
796 :
吾輩は名無しである:03/01/18 13:44
>>795 ちゃんとアリに書かないとダメだと思う。逃げないでよ。
797 :
吾輩は名無しである:03/01/18 13:44
工藤は企画に参加しなかったの?
工藤の作品教えれ。
798 :
吾輩は名無しである:03/01/18 14:02
工藤は文芸誌の2月号で気に入った記事を教えて。
各文芸誌から評論と小説一本づつ頼むよ。
>>798 今月買ったのは『新潮』だけです。
『群像』と『文學界』も買いたいのですが、
金銭的にきつくなってきたので、どうするか迷っています。
『新潮』は「三島由紀夫」の手紙が良かったです。
若い頃にジョイスとラディゲにはまっていたんですね。
横レススマヌ。
最近文学界が松尾スズキにやたらと書かせてるけど、
そろそろ小説を書かせて芥狙い、なんて編集者は思ってるのかな、と思った。
宮沢章夫の時みたいに「演劇的すぎる」とかいわれたりして。
『すばる』は高橋源一郎の連載小説があり、『文藝』は中原昌也の作品が
載っていたりするのですが、他には興味深い記事がないので、あまりそそられません。
802 :
吾輩は名無しである:03/01/18 14:12
工藤はガタロ
803 :
吾輩は名無しである:03/01/18 14:14
工藤は図書館使えばいいのに。文芸雑誌なら読めるだろうに。
>>798 「三島の手紙」は評論でも小説でもなかったですね。
評論ではスーザン・ソンダグの「美についての議論」がいいですね。
黒井千次先生は僕が好きな作家ですが、短編「記録」は微妙です。
平野啓一郎の『氷塊』は、まだ読みきってません。
805 :
吾輩は名無しである:03/01/18 14:22
>>800 今月の「文學界」の松尾スズキの特集記事は
笑ったよ。
どこか、町田康ぽく感じたんだけど。
>>803 そのほうが合理的ではありますが、
人生におけるあらゆる選択は、利便性よりも信念によって行われるべき
であるという思想が、家賃を滞納している身分でありながらも文芸誌を
購入するという奇態を陰ながら支えているのです。
>>796 ここは『文芸誌』スレなので、『文芸誌』ではない「アリの穴」への投稿
作品への感想は『創作文芸板』に書くということです。「アリの穴」に感想を書き、
それをスレにコピペするつもりなんです。言ってる意味、わかりますか? まだ足りませんか?
>>807 足りなかっただろW
あれじゃあアリの感想欄に書くとは読めないよ。
わかるか? まだ足りないか?
809 :
吾輩は名無しである:03/01/18 14:45
>>808 君、うざい。工藤に粘着しすぎ。名前のある個人と接したかったらリアルでやってくれ
そりゃ工藤には生身を感じるんだろうけどさ、いつもいつも荒らしにしかなってないのよ
君自身が。スレッドを選んでやってくれ
>>804 黒井はもうずいぶんまえに終わった作家だけどなぁ。
だいたい氷解は150枚ぐらいなのになんで読み切ってないんだワラ
>>810 読みさしの本が300冊、枕元に積んであるからです。
812 :
吾輩は名無しである:03/01/18 15:11
>>810 工藤は読まずに語っていることが判明しますた
>>810 『氷塊』については詳しい事は語ってませんよ。読んだら長文レスします。
[729]工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c 01/12 01:04
『氷塊』なんですが、これってどういう順番で読むのがベストでしょうか?
普通に考えたら上段だけを最後のページまで読み終えてから下段を読み始めるべき
なんでしょうけれど、それだと物語が上下で平行して進んでいくダイナミズムを味
わえない気がするんです。どうせなら上と下の別の物語がところどころ繋がるだけ
でなく、上と下の文を普通に2段組の小説を読むときのように交互に読むことで3つ
目の物語が現れるくらいの仕掛けをしてほしい気もしました。単行本収録時に、
そういう風にしてくれたら嬉しいですね。後半の文字列の乱れ飛びの視覚効果は面
白いですね。男女の心の揺らぎ具合をも表現しているように感じました。文字列が
奇妙に交錯している小説といえば、既出の筒井康隆以外にも、『月刊カドカワ』で
デビューした不破純の作品にもそういうものがありましたね。多重構造を持つ物語
ということでならエンデや村上春樹の著作などなど過去にもたくさんあったと思い
ますが、恋愛物に限定してみると阿刀田高にそういうのがあった記憶がありますが、
他にもありましたでしょうか? いずれにせよ、類似のアイディアによる実験小説
を読み比べてみないことには、『氷塊』の価値は断定できないことでしょう。来月
の文芸誌の時評などでどのような批評がなされるかに期待したいものです。
815 :
吾輩は名無しである:03/01/18 15:20
工藤の嘘吐き。ペッ
>>814 それは見た目のことだけですよ。内容については書いていません。
雑談スレにいけ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
まあ、相手の質問の意図も意味も理解できない輩に、
小説を最後まで読みとおす力や、内容を理解する能力を期待するのが不毛なのだろう。
820 :
吾輩は名無しである:03/01/18 19:35
工藤はとてもサービス精神のある人なんだよ。きっとそうに違いない。
(^^)
保全age
823 :
吾輩は名無しである:03/01/24 06:55
文学における対抗文化ってなにのことですか?
というか対抗文化って何でしょう?
下らない作品に賞をあげようという一連の動きのことです。
825 :
吾輩は名無しである:03/01/24 17:39
>>823 質問スレに行け
先月の群像今更だが良かったぞ
藤野、松浦を連続で読め!
伊井の新作読んだ香具師いないの〜?
>>827 来週読む予定でつ。読んだら感想書くYO!
829 :
吾輩は名無しである:03/01/26 02:59
どの雑誌か書いてくれよ
伊井は群像でつ。
831 :
吾輩は名無しである:03/01/26 14:26
買ってないな。今月の現代小説の創作講義なんだった?
批評があってその後にそれ基づいて作家が小説書くやつ。
先月は批評も小説もめっちゃくだらなかった。
普通に書けばどっちも良かったのかもしれないけど、
規格に無理やり合わせてる感じで終わってた。
832 :
吾輩は名無しである:03/01/27 00:00
>>831 なんか漫画家が掻いてたよ。読んでないけど。
創作合評カームバック!
834 :
吾輩は名無しである:03/01/27 13:46
>>471 26日の日経の平野の書評に似たようなことが書いてあったね。
835 :
吾輩は名無しである:03/01/28 23:49
うーむ、サブカル同人誌みたいになっちゃったね>群像
836 :
吾輩は名無しである:03/01/30 00:48
文芸誌じゃないけど、新潮社のPR誌「波」2月号。
豊崎由美というライターが、舞城王太郎「阿修羅ガール」について書いてるのだが、
なんのことはない高校生のセックスシーンから始まる冒頭部分について、
「お行儀のいい小説しかお読みにならない純文学プロパーの皆様におかれましては、
おそらく、しょっぱなから眉をひそめあそばされることでございましょう」
なんて、今時物凄いお文学コムプレックスだと思った。しかもこれ、2回も出て来る
(二回目は(……以下、略)ときた)。
まあ普段からまともな小説読んでる人の言い草ではないわな。
837 :
吾輩は名無しである:03/01/30 00:58
そういう書評回り周辺のライターって、
大塚もそうだけど、文学コンプレックスがこうじてヒスになっちゃう輩が多いね。
なんでだろう。
格調高い文章=純文学っていうけど、
発想が貧しいというか中学高校の現国レベルで止まってるんだな。
そーいう国語教育に洗脳されてる
元真面目ちゃんのくせになにツッパッテんだろう?
舞上(がり)も同じ、元優等生が、ツッパッテ書いた小説に、
元優等生が反応してオーイエーとはしゃいでる。滑稽。
ま、いまのガキどもは詠美とかばなな読んでるから、
純文学=軽いアタシ語り
だと思ってるのかもしれんが。
>>838 概ね同意だけど、文芸誌でデビューしてすぐ消えていくようなのは
実際「アタシ語り」にしかなってないのが多い。
だから消えていくんだけどそういうので隙間が埋められてる現状というのは
事実、世間では「純文学=軽いアタシ語り」として存在してるということかも
しれないですよ。
文学コンプレックスもった人っていうのもそういう理由で純文学を批判してること多いし。
まぁ、褒めないですよね、彼らはあんまり。
なんなんだろうね純文って・・・
漏れが、純・文学を読みはじめたのは、
エンタメのパターンに飽きたつーのもあるけど、
もっと深く下りていって人間の本質に触れたい、とある時無性に思ったからなんだが、
当然、それに伴う労苦(丁稚奉公的なw)だって覚悟してたわけで、
(だってそんな簡単に真実って手に入れられるもんじゃないだろ?)
でも、現状は、どこもカルーイあたし語り、僕語りばっかで、
逆に真面目なものは淘汰される、
つーか中途半端に真面目なものは、
軽い語りより価値なくぼこぼこにされてるわけで。
下りていって下りていって見渡すと、そこは・・・
まあ、いいや。
高橋源一郎だって純文学作家にカテゴライズされているわけでしょ?
俺は高校の時に『ギャング』読んで、「あ、これが文学なんだな」と思って、
純文学というのを意識的に考えていくようになったけど、
森鴎外と樋口一葉のセックス(『官能小説家』)があるようなのも、
とりあえず「純文学」なんだしねぇ。
女子高生のセックス如きで、眉をひそめる奴はいないと思うが。
大純文学作家・平野啓一郎氏の『高瀬川』に到っては・・・
私小説が出てきたときに、軽いアタシ語りの小説も当然出てきただろうと思うけど、
今じゃ完全に消え去っているし。
むしろ、今出てくるアタシ語りの文章の本を購入しておけば、
数十年後高値で研究者に売りつけることが出来るかもしれない。
もう「文学」って学問やマーケットが存在していないかもしれないけれどね。
というわけで、『阿修羅ガール』買ってきたよ。
横レススマヌが、伊井直行「お母さんの恋人」(群像2月号)を読んだよ。
恋愛ものは食わず嫌いだったんだが、たまにはいいもんだと思った。
人がたくさん死ぬんだけど、読み終わった後に嬉しくなる感じ。
って、しょうもない感想だな。
お薦めです。皆さんも読んでみたらいいじゃない。
844 :
吾輩は名無しである:03/01/30 23:53
「お母さんの恋人」についての文芸時評が昨日(29日)の朝日新聞の夕刊に出てたYO!
845 :
吾輩は名無しである:03/01/30 23:57
>>843 ありがとでつ。
本になってからと思ってるけど、
買おうかな。
まだ売ってる?
新しくなった群像はなんか買う気がしない。
847 :
吾輩は名無しである:03/02/01 01:00
波12月号に載ってた中原昌也の短篇は非常につまらなかった。
中原は初めてでしたが、他のもあんなのばっかなんですか?
848 :
吾輩は名無しである:03/02/01 02:21
>>846 ほんと、新しくなった群像、買う気しない。
1月号の藤野千夜、
2月号の伊井直行に笙野頼子、
そして高橋源一郎のあの連載、
読みたいのに、あれじゃあ・・・ね。
創作合評はないわ、書評は総括しちゃうわ、時評の片方が糞つまらないわ・・・
去年の夏頃に編集長が変わったらしいけど、その影響なのか?
>>847 中原の短篇は、俺はけっこう好きだけど、
読者によって好き嫌いはものすごく禿しく別れると思う。
ただ、わからない=読者失格みたいなことは全然ない。
>>848 群像の編集長変わったんすか
知らなかったっすよ
でも今回新しくなったことで買う気しなくなるっていう
その神経については私は首を傾げてしまうのである。
なんか恥ずかしいんだよ。
ホリプロの二代目が仕掛けてコケた
伊達京子見てるみたいな、
いたたまれなさつーかw
851 :
吾輩は名無しである:03/02/01 07:28
どういうのを期待してたんすか
客とれるグラフィックとかっすか?
852 :
吾輩は名無しである:03/02/01 07:42
文学なんて何の役にも立たない糞学問wプクス
853 :
吾輩は名無しである:03/02/01 08:01
新装開店したら味が落ちてたコーヒー屋。
ウェイトレスはオバチャンから女子高生に、
制服もミニスカに変わってたから、まあいいか。
俺、群像2月号は伊井、車谷、笙野と読みたいコンテンツが3つあったので買ったよ。
>>848載ってるものが読みたけりゃ買えばいいじゃない。
何だか通ぶった態度が鼻につくね。
855 :
吾輩は名無しである:03/02/02 01:30
だから読みたいものがないんですよ。
立ち読みでいいかな、ってw
やりたいことはわかるんだが、それを安易にやりすぎて無残>群像
質を落としてまでやることとも思えないんだな。
群像3月号には舞城王太郎の新作が載るそうですけど、
どうしてそんな情報が流れているんでしょうか?
857 :
吾輩は名無しである:03/02/02 07:51
やりたいことって……
パッケージ変えただけじゃんw
活字が載ってる媒体で判断するなよ。
>工藤 PR誌とか何かじゃないの?わかったらここに書いといてくれ。
>パッケージ変えただけじゃんw
いいかげんなこと言うな。
つか読んでないだろ、おまえw
859 :
吾輩は名無しである:03/02/02 16:41
>>858 じゃあ何がどう変わったの。
やりたいことはわかるんだが〜って何をやりたがってると思ってるわけ?
「ホリプロの二代目が仕掛けてコケた
伊達京子」的なものっていったい何なの。どれがどうコケタ
何をやりたがってるんだ、教えてくれ。
俺にはそんな総書き換え的なものは何も読み取れん。
他人がどう読んだのか凄く興味がある。
っていうか、あんた読んでないでしょ。
バレバレ
861 :
吾輩は名無しである:03/02/02 17:51
>>860 バレバレ?なんで?
同じこと返してみようか?
>>860 あんた読んでないでしょ。
バレバレ
たんに文芸誌の作りについて理解してる振りしたいだけ。バレバレ
862 :
吾輩は名無しである:03/02/02 17:52
同じことを言っているのなら、読んでいないも同じこと
863 :
吾輩は名無しである:03/02/02 18:06
よくわかんない。何で?
何で読んでないと思うわけ?
&そんなこっちが読んでるかどうかなんてどうでも良いから
群像は何をやりたいと思ったのか書いて欲しい。
どういうことを想像して
>>848みたいに「あれじゃあ・・・ね。 」とかいうコメントが
出たのか知りたいの。それ以外にあんた以外の人間が読んだらどう感じるかの
あんたの前提なんかわざわざ喋らなくたって良いっすよ。
864 :
吾輩は名無しである:03/02/02 18:06
あ、読んだから。
865 :
吾輩は名無しである:03/02/03 01:26
>>848他、「新しくなったものはとりあえず批判しないと気がすまない」種類の人ですね。
>>863他、粘着荒らしといわれる前に、頭を冷やして。
僕が文芸誌を読むようになったのはここ半年ほどのことなので昔の状況までは
わからないのですが、掲載作品や対談・座談会などの企画内容からのイメージ的に
ハイ・カルチャーとサブ・カルチャーの両端に文芸誌を分別することができる気がするんです。
以下、異論反論はあるとおもいますが、僕の独断でどっちよりなのか順列してみました。
ハイ・カルチャー路線>『新潮』>『文學界』>『群像』>『すばる』>『文藝』>サブ・カルチャー路線
ハイ・カルチャー路線は古典的私小説寄りの右翼で、
サブ・カルチャー路線は大衆小説寄りの左翼というイメージです。
『群像』はちょうど真ん中に位置するように思うのです。
『新潮』や『文學界』ほど硬くなく、『すばる』や『文藝』ほど軟らか過ぎない。
そういう風に思えるのですが、どうでしょうか?
こうしたほうがいいでしょうか?
ハイ・カルチャー路線>『文學界』>『新潮』>『群像』>『すばる』>『文藝』>サブ・カルチャー路線
868 :
吾輩は名無しである:03/02/03 06:15
>>866 文學界が右翼よりだとするならば、
文學界新人賞の選考委員に左翼?の島田雅彦氏が
名をつらねているのは、どういうことなんでしょう。
作品が右翼っぽい、左翼っぽいということで
文芸誌に掲載される作品や新人賞の選考云々に関係があるのでしょうか?
工藤さんは文芸誌事情に詳しそうなので、
そのへんをお聞きしたいのですが。
創作合評がなくなった。
紙質が便所紙みたいになった。
この二つだけでもずいぶん変わった気がするのだがw
大塚の不良債権としての文学の批判を掲載して以降、
どうやら、文芸誌として単体で採算を取りに行こう、
という姿勢を打ち出してきたように思える。
あれだけあからさまに足掻いているのに、
変わってない、と朗らかに言っちゃう
>>863のような香具師がいると知ったら、
「変えた」つもりの編集部もがっかりでしょう。
しかし、どうなんでしょうね、
採算のとれる文芸誌というのは、あるんでしょうかね?
意見求む。
>>870 中間小説誌は採算とれてるんじゃないですか?
純文学小説誌も同じくらいに売れるものになっていけばいいと思うのです。
『文藝』がそれに成功していると思うのですが、その分、余りにも方向性が
本来の文芸誌から離れすぎてしまっているわけです。『群像』はそれとは
違った方向性で文芸誌本来の良さを残しながらも売れる雑誌を目指している
んだと思います。『群像』と同じ講談社が発行しているミステリ雑誌『メフィスト』
に高橋源一郎の作品が昨年、掲載されていました。同じ頃、『メフィスト』で
デビューしたミステリ作家・舞城王太郎の作品が『群像』に掲載されるという
面白いトレード現象が起きていたのは興味深いところです。
知ったか駆動の馬鹿まるだし。
『すばる』>『文藝』>『リトル・モア』>
874 :
吾輩は名無しである:03/02/03 10:08
875 :
吾輩は名無しである:03/02/03 10:10
文学界→劇団四季
新潮→歌舞伎座
群像→青山円形劇場
すばる→シアターコクーン
文藝→モーニング娘ミュージカル
876 :
吾輩は名無しである:03/02/03 10:14
文学誌がとんがってるか円いかっていうのは
掲載してる作品の傾向分布の広さも関わってるから一概に右から左に
分けるのはちょっと無理があるけど大体工藤の並べた順だと思うな。
でもハイカルチャーとかサブとかいうような種類のものではけしてないと思う。
文芸誌の売り上げ考えるのはいいけど、単に売れる市場に擦り寄っていくような
転換はやめて欲しいね。ネガティヴ過ぎ。もっと村興しすべき。
まぁ購買層を広げる意味ではいいかもしれない。たかが知れてるが
877 :
吾輩は名無しである:03/02/03 10:30
エンタメと文学の住み分けがあるっていうのも本来間違ってることなんだけどな
派閥つくんなよってさ。派閥のせいで書きたいの書けなかったらバカだろ。
878 :
吾輩は名無しである:03/02/03 10:37
発行部数の多いほうから並べてください。
僕のイメージ
文学界>すばる>群像>新潮>文藝
879 :
吾輩は名無しである:03/02/03 10:43
インスタントラーメンは採算とれてるんじゃないですか?
ラーメン店も同じくらいに売れるものになっていけばいいと思うのです。
『味噌ラーメン』がそれに成功していると思うのですが、その分、
余りにも方向性が本来のラーメンスープから離れすぎてしまっているわ
けです。『トンコツ』はそれとは違った方向性でラーメンスープ本来の
良さを残しながらも売れるラーメンを目指しているんだと思います。
『トンコツ』と同じラーメン『塩ラーメン』にチャーシューがのってい
ました。同じ丼の中に『塩ラーメン』で出汁をだしたコーンと鳴門とが
『トンコツ』にのっているという面白いトレード現象が起きていたのは
興味深いところです。
>>878 文芸誌の発行部数は、2001年の公称データによれば次のとおりです。
『オール讀物』10万5千部>『小説新潮』9万部>『小説現代』6万部>『問題小説』6万部
>『俳句』6万部>『短歌』4万6千部>『文藝』2万5千部>『新潮』2万4千部
>『文藝ポスト』2万部>『文學界』2万部>『群像』1万部『すばる』1万部
他にも文芸誌は何冊かありますが、とりあえず割愛しました。
芥川賞・三島賞作家が出やすいという基準で純文学小説誌だけを選出すると以下の通りです。
『文藝』2万5千部>『新潮』2万4千部>『文學界』2万部>『群像』1万部・『すばる』1万部
881 :
吾輩は名無しである:03/02/03 10:52
工藤さんてとても優しい人ですよね。
みんながなんと言おうと僕は好きです。
882 :
吾輩は名無しである:03/02/03 10:54
偽善とした態度でがんばります!
883 :
吾輩は名無しである:03/02/03 11:01
つーか、文藝発行部数二万五千って嘘だろ。
書店でほとんど見かけないのに。
見かける順は、文学界、すばる、群像、新潮、文藝だそ。
まあ、公称ってのは水増ししてるもんだが、
にしてもw
884 :
吾輩は名無しである:03/02/03 11:16
すばるって売ってることは売ってるけど置かないところはまるで置かない様な
イメージがある。てか売れ残ってるよね。
885 :
吾輩は名無しである:03/02/03 11:20
文芸誌が売れないから本屋に並ばないのか、
並ばないから売れないのか…。
886 :
吾輩は名無しである:03/02/03 23:11
うちの近くの新星堂、いつも新潮だけ入らないんだ。
笙野頼子の長篇が読みたいが、さてどこで買おうかな。
>>883 考えてみたら『文藝』は季刊誌なので、月刊誌である他誌と比較するには4で割る
必要があるかもしれません。そうするとひと月あたり6千部強になります。
>>880-881 このアホの駆動ちゅうのんは、幼痴園痔か?
クソかきこの上に、赤っ恥の自演しやがって、
2チャンにしか居場所がないひっきーのようだな、哀れなヤシw
>>857 【群像3月号に短編掲載】(2月7日発売予定)
群像3月号の現代小説・演習第三回に
短編「僕のお腹の中からはたぶん『金閣寺』が出てくる。」が
掲載予定。(情報元:メールフォーム)
だそうです。書店員の方のサイトでは先月の21日には情報が
入っていたそうなので、流通現場に従事している人からの情報のようです。
890 :
吾輩は名無しである:03/02/04 07:01
>>889 ありがd
たぶんこの板は書店員がいっぱいいるんだろうな
俺も行き詰ったとき書店員になろうかと思ったもの
891 :
吾輩は名無しである:03/02/04 07:05
892 :
乙葉 ◆.5wljPk1.c :03/02/04 08:48
>>880 工藤くんへ、参考のために実売部数を。
『小説新潮』公称9万部
実際は配本4万部、返本率30%で、実売28,000部
『新潮』公称2万4千部
実際は配本1万部、返本率30%で、実売7,000部
『すばる』公称1万部
実際は配本6千部、返本率40%で、実売3,600部
*わたしが知ってる限りではこんなものかな?
*このほかに、図書館がそれぞれ1000〜2000部定期購入してます。
*『文藝』が季刊誌だからって、4で割っても意味がないよ。
てか、赤字はたしかに、ほかの文芸誌の四分の一ですんでるけどね。
893 :
吾輩は名無しである:03/02/04 12:11
文藝は図書館でしか見たことないよ、
田舎でつ
>>892よでかした。
何て呼ばれたい?
そうだ、チャリネ、チャリネと呼ぶ事にしよう。
895 :
吾輩は名無しである:03/02/04 13:40
駆動みたいな素直な読者ばかりだと、
作家も編集者も楽なんだろうけどなw
>892
しょっぱ
897 :
吾輩は名無しである:03/02/04 15:57
すばる3600部ってことは手元にあるやつはその3600のうちの一つなのか
なんて思うと素晴らしいですね。流石すばるですね。とても価値がありますよ。
こんなに少ないってことは、おれらはめちゃめちゃマイナーな人種なんだな
主要読者と思しき爺どもが死んでしまったら生きていく道はないよ。
だいたいこれじゃ質が低いのも頷けないでもない。
899 :
吾輩は名無しである:03/02/04 16:58
文学界なんかは健闘してると思うけどな。
新しい書き手も抜擢しつつ、レベルも維持。
文芸誌としては採算はとれてなくても、
年二回の芥川賞で、受賞作を出せば、まあトントンだろうし。余裕がある。
900
初めてのキリ番ゲトー!!!(嘘)
>>892 情報ありがとうございます。
多分、『噂の眞相』『創』『サイゾー』辺りをチェックしていれば
そういうことはわかるんでしょうね。
しかしそのデータによると発行部数ランキングの順列は変わらないですよね?
902 :
吾輩は名無しである:03/02/05 03:27
>>898 オタクよりもオタク。
マイナーの中のマイナーであると自負していたい。
しかしみんな小説になにを求めているのだろう。
文芸誌なんて、読者を意識しすぎれば、
だめな気がするぜ。
もっと勝手にやってくれた方が、
結果、小説なんかを好む変人読者どもを大事にすることにつながるような気がする。
今は窮屈だし不況だから、極小の読者にだけまあうけてりゃいいってことか?
そんなのヤダヤダヤダヤダ矢田秋子!
小説はもっと自由で人間が生きるとはなんたることか!と問うていくものである!
古くさいけど新しい!
みんな小説をもっと、オサレな雰囲気だよーってものにしよーぜ。
パソコンだって数年前までは、まさかアホで綺麗なねえちゃんとかが
触る時代がくるなんて思いもしなかっただろ?
なんでだ。なんでこうなったのかみんな考えるんだ。
必要だからさ。
焦ったからさ。
パソコンを使えないと乗り遅れるんじゃないかって、焦ったからさ。
俺たちがこうしているのはけして無駄じゃないぜ。
「小説を読まないと、人生やばいらしい」くらいの
脅迫的なプロパガンダをガンガン打ち出せる演出家募集!
903 :
吾輩は名無しである:03/02/05 03:33
たった何百円かで楽しめるんだもんね!
誰かが心血注いで作ったものが。
904 :
吾輩は名無しである:03/02/05 03:44
文芸誌の話どころか文学の話自体がリアルでは出来ない。
マイノリティのつらいところだ。
俺たち文学愛好者が、世間一般的にカッコイイ!といわれる時代が
来て欲しいと願いつつ、そう思われるために文学はあるのではないとも
思う矛盾と今日も戦う。
小説自体には物凄くポテンシャルはあると思うけどね。
ちょっと情報量が少ないけどさ。
何でもやれるっていう点ではアニメーションにも引けをとらないし。
ただいかんせん情報量が少ない。
情報増やそうとすると時間かけないと読めないものになっちゃう。
CGとか使いやすくなるとますます活字って使いにくいメディアになるよ。
ちょっとスレ違いだな
次号は『文学界』買うか『新潮』買うか検討中。
辻原の短期集中連載第一回(250枚)を読むか、
笙野の長編一挙掲載を入手するのの何方がコストパフォーマンスが
高いのだろうか?
普通は後者だけれども、笙野の作品を読み切れたことがないんだよね。
908 :
吾輩は名無しである:03/02/05 23:06
批評について、遅ればせながら
最近とても興味を持つようになったんですが
みなさんが読まれたなかで
批評を実際書いたりするのに
非常に参考になる書籍があったら
教えて頂けませんか?
文学に限らず
色々なジャンルについての
批評創作の参考になるものを探しています。
>>906 それは何とも奇妙な発想ですね。受け手側からしてみれば確かに映画やアニメの
ほうが読書よりも素早い時間でたくさんの情報を得られるという考え方もできる
のかもしれませんが、送り手側の苦労を考えたら決してそれは能率のいい方法と
はいえないと思いますよ。たとえば個人作成のCGムービーの場合、10分の内容を
数百万円の器材を使って何ヶ月もかけて作っているわけです。ところが10分間の
CGムービーで描ける内容なんて、小説ならせいぜい30枚程度の短編で表現できて
しまうものなんです。頑張れば一日で書けてしまえる分量です。そういう採算を
度外視したうえで考えているのでは、机上の空論でしかないですよ。
もっと具体的に書いてみますね。
ファイナルファンタジー[の冒頭に10分程度の非常に美麗なフルCGムービーが
ありますが、それは数億円の予算と半年間の制作期間を費やして作られたもの
だったのです。これをもし小説で表現していたのならそんなに予算や歳月が必要
だったでしょうか? 30分のテレビアニメ1回分も数十人で1ヶ月くらいかけて
製作されているんです。10分のテレビ番組のワンコーナーもものによっては何日
もかけて取材・編集を行っているんです。個人製作が原則の小説には、コストパ
フォーマンスという面ではどうしても敵わないのではないでしょうか?
911 :
吾輩は名無しである:03/02/06 00:09
机上の空論とは工藤のためにある言葉だが?
他には捕らぬ狸の皮算用、絵に描いた餅などなど。
912 :
吾輩は名無しである:03/02/06 00:10
>机上の空論
つまりメタレス
913 :
吾輩は名無しである:03/02/06 00:12
発行部数について、さらに恐ろしいデータを書きこもう。
純文学文芸誌は、およそ2万部が公称となっているが、
他の雑誌はこんな感じだ。
アサヒカメラ 10万部
囲碁 5.5万部
アニメディア 18万部
クロスワードファン 13万部
農耕と園芸 8万部
週間プロレス 40万部
バトミントンマガジン 9万部
ホットドッグプレス 30万部
914 :
吾輩は名無しである:03/02/06 00:18
>>913 文字が少ないもの即ち頭を使わなくていいものが売れているね。
当然だが。
ハッキリ言って、2万部で出版を続けるのは他のジャンルではありえない。
「新潮」の先月のやつってもう置いてないですか? とか、聞いてる俺は
相当のマニアってことだな……。
>>910 だから使いやすくなったらって言ってるじゃないの。
文脈も読めよ、相変わらず頭悪い奴だな。おっさん頭くんだよいつもいつも
話の筋のすみっちょかじって一人でだらだら議論の足しにならないこと書き垂らして
917 :
吾輩は名無しである:03/02/06 00:46
工藤のレス期待age
918 :
吾輩は名無しである:03/02/06 01:04
「コロコロコミック」 100万部
>>916 CG製作のツールが簡易化されて誰にでも簡単に長時間のフルCGムービーが作れる
ようになったとしても、状況は変わらないと思いますよ。そうなったらなったで
誰にでも作れるレベルのCGムービーが溢れかえっているなかで同じものを作って
いたのでは商売にならないですからCGアーティストたちは更に上を行く技術と金
銭を投入して個人レベルでは作れないものを売ることになるでしょう。そうなれ
ば個人レベルで作れるようなものには誰も満足しなくなって見向きもされなくな
ります。テレビゲームの進化の流れを見ればそういうことは歴然としています。
ファミコンブームの頃には開発環境の進歩によって誰にでも安価にテレビゲーム
を作れるようになったのだからこれは美味しいと金の匂いを嗅ぎつけて飛びつい
てきた多くの企業が、新ハードが開発される度に制作費もスタッフも何十倍にな
っていく猛スピードの技術革新の状況についていけなくなりどんどん淘汰されて
きたのです。ハイテク産業はいったん止まると付いていけなくなるF-1レースの
ような世界だと思うのです。それに対して文学は開発環境やら互換性やらといった
余計な雑音に気を配らずとも昔ながらの優雅なやり方でいい物を作りさえすれば評
価される、表現者にとっても読者にとっても非常に理に叶ったシステムなのです。
根本的にずれてるんだな工藤は。
921 :
吾輩は名無しである:03/02/06 09:58
それは何とも奇妙な発想ですね。作家ではない側からしてみれば確かに
「小説ならせいぜい30枚程度の短編で表現できてしまうものなんです。頑張
れば一日で書けてしまえる分量」
という考え方もできるのかもしれませんが、
送り手側の苦労を考えたら決してそれは非常に根本的にずれた考えだと思い
ますよ。たとえば商業作成の文章の場合、ページ8枚の内容を○万円の
原稿料を払って取材・編集をかけて何ヶ月もかけて作っているわけです。と
ころが8枚の原稿で描ける内容なんて頑張れば立ち読みでも読みすまされる
枚数です。そういう採算を度外視したうえで考えているのでは、ひとりよが
りな机上の空論でしかないですよ。
922 :
吾輩は名無しである:03/02/06 10:10
もっと具体的に書いてみますね。
小説の中に2〜3行程度の非常に詳しい文章がありますが、それは作家のお金と
資料調べの期間を費やして作られたものだったのです。これをもし文学で表現し
ていなかったのならそんなに予算や歳月が必要だったでしょうか? ものよって
は何日もかけて取材・編集を行っているんです。個人製作が原則の小説には、作
家志望という面ではどうしても捕らぬ狸の皮算用ではないでしょうか?
923 :
吾輩は名無しである:03/02/06 10:29
文章製作のツールが簡易化されて誰にでも簡単に長文のエッセーや小説が作れ
るようになったとしても、状況は変わらないと思いますよ。そうなったらなっ
たで誰にでも作れるレベルのエッセーや小説が溢れかえっているなかで同じも
のを作っていたのでは商売にならないですから作家たちは更に上を行く技術と
金銭を投入して駆だしレベルでは作れないものを売ることになるでしょう。そ
うなれば個人レベルで作れるようなものには誰も満足しなくなって見向きもさ
れなくなります。パソコンの進化の流れを見ればそういうことは歴然としてい
ます。ワープロ初期の頃には開発環境の進歩によって誰にでも安価に文章を作
れるようになったのだからこれは美味しいと金の匂いを嗅ぎつけて飛びついて
きた多くの企業が、新人が発掘される度に制作費もスタッフも文学不況の状況
についていけなくなりどんどん淘汰されてきたのです。文学産業はいったんず
れると付いていけなくなるF-1レースのような世界だと思うのです。それに対
して文学は環境やら経済性やらといった余計な雑音に気を配らず「昔ながら
の優雅なやり方」と考えるのは表現者にとっても読者にとっても非常に絵に
描いた餅のようなシステムなのです。
924 :
PURE-GOLD:03/02/06 10:51
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925 :
吾輩は名無しである:03/02/06 22:00
ここは
>文芸誌(掲載作品)の批評・感想スレ
だ。
頼む工藤よ、余所でやってくれないか?
926 :
吾輩は名無しである:03/02/06 22:11
927 :
吾輩は名無しである:03/02/07 00:29
age
928 :
吾輩は名無しである:03/02/07 14:23
なんか書けバーロー
929 :
吾輩は名無しである:03/02/07 14:34
駆動が来るとスレの調子が狂うなあ。
930 :
吾輩は名無しである:03/02/07 14:42
改めて工藤の破壊力はミス板並みだと実感した
931 :
吾輩は名無しである:03/02/07 15:32
今日発売日ではなかったか?
932 :
吾輩は名無しである:03/02/07 15:38
工藤いないじゃん。どこよ。
933 :
吾輩は名無しである:03/02/07 18:23
クッチャン高校の先生が横領したみたいですね>工藤さん
934 :
吾輩は名無しである:03/02/08 05:19
感想じゃないけど群像新人賞の選考委員が変わったね。
加藤典洋、多和田葉子、藤野千夜、堀江敏幸、松浦寿輝ですって。
思えば、笙野頼子、高橋源一郎、藤沢周と…、濃いメンバーが居なくなりました。
>>433 検索してみたら本当だったの驚きました。
地元の同級生に聞けば僕が知っている先生だったどうかまで分かるかも知れません。
見ず知らずの先生ならいいんですが、元担任の先生とかだったら嫌ですね。
現在45歳とのことですので、僕が在校中は31歳〜34歳。知ってる可能性はあります。
>>934 高橋源一郎、選考委員じゃなくなったんですか。。。ショックです。
936 :
吾輩は名無しである:03/02/08 08:19
>>935 高橋源一郎いないのショックって、何となく分かる。
なんだかんだ言って影響力あるし、みょうな客観性あるからねえ。
937 :
吾輩は名無しである:03/02/08 09:30
枯れかかってる人間がいなくなっただけじゃん。
活きの良さを維持するにはいいじゃないの?最近詰まんない新人ばっかだったから
活きがいいか?
漏れ群像の一月号の松浦と藤野を読んでげんなりしたぞ。
雑誌も新人賞も安くなったな>群像
939 :
(`・ε・)ノ ◇AFOs1OywCI :03/02/08 10:13
とりあえずワケ分からないし否定か批判でもしておけば「俺もプチ批評家?」って意見は、
そろそろ飽きてきたので2ちゃん文学板の諸君もう止めてくれよ。
なんでも否定ばかりしてるから小説がいまいちマイナーなんだぞ。
好きなジャンルを盛り上げようって気がない奴は帰れ帰れ!
940 :
吾輩は名無しである:03/02/08 10:23
いつも新人賞の選評読んで思うんだけど、
ちゃんと議論してるんだろうな、って思うのは文学界だな。
空気を支配しようとする香具師がいても、それぞれがきっちり意見をもって、付和雷同もせず、とことん話しあってる感じが伝わってくる。
941 :
吾輩は名無しである:03/02/08 10:30
俺には伝わってこない。たんに選評書くときの雰囲気の問題だと思う。
でそんなのはどうでもいいから、今月号にはなんか良いのあったか?
942 :
吾輩は名無しである:03/02/08 10:30
笙野頼子の新作、読みたいけど、辛そうだ。
誰か読んだ? 俺今日立ち読みしてやろうかと思うんだけど。
943 :
吾輩は名無しである:03/02/08 10:36
「同時多発エロ」がだんだん癖になってきた。
何を読んでるのか分からなくなってくる。
マジックマッシュルームを食ったようだ。
始めは苛ついた、けど、慣れてくる。
けど、これは、高橋だから認められてる、のだろう、な、とは思うけど。
944 :
吾輩は名無しである:03/02/08 11:47
笙野の新作はまじですごかった。
たぶん読みにくさでは今まででナンバー1(w
でも実はまだ三分の二くらいまでしか読んでないので、
読了したら感想書くかもです。
うわーっ
945 :
吾輩は名無しである:03/02/08 14:40
笙野頼子の新作は、
上半期の文壇の事件!
四百六十枚を、心して嫁!
946 :
吾輩は名無しである:03/02/09 00:11
笙野頼子水晶内制度。
果たして男性の批評家(斎藤美奈子含む)はどう出るかが大いに見もの。
読んでみると、先月の群像のエッセイがそのまま
(告知部分だけじゃなく全部)この小説の前フリだったんだと納得。
すべてが芸になってるねドンキ。すごい。
947 :
吾輩は名無しである:03/02/09 04:27
>>946 文章レベル云々とかではなくて、
志がどんどんお下品になってきますね、
この人が小説界にいると。
動機がものすごくワイドショーおばさん的なので、まあ仕方ないですけど。
もう辞めて貰いたいです。この人。現実にいる人を想定した文句ばっかし。
巧妙だけど、こんなのただの愚痴だよー。
948 :
吾輩は名無しである:03/02/09 04:40
同時代的ってことだと、好意的に見よう。
旬。
949 :
吾輩は名無しである:03/02/09 08:03
950 :
吾輩は名無しである:03/02/09 23:59
>>947 笙野の小説を読まないで文句ばっか言う香具師の典型ですね。
951 :
吾輩は名無しである:03/02/10 00:00
斎藤美奈子って最近の作家では誰のこと誉めてるの?
952 :
吾輩は名無しである:03/02/10 02:13
笙野が下世話ってのは誰でも分かる。
うめたてがかりでつ。
1000を目指しまつ。
955 :
吾輩は名無しである:03/02/11 00:27
なんで文芸時評なんだよ!
文芸誌スレだろここは!!
956 :
吾輩は名無しである:03/02/11 00:29
>>955 文芸誌について語るから、このスレ自体が文芸時評ってことで、間違っちゃいないでしょう。
ここはsageるのでつ。
ageるなら次スレにするのでつ。
959 :
吾輩は名無しである:03/02/11 00:53
新潮、江國香織「つめたいよるに」を読んだぜ。
デュークが少年になって電車の中で登場するシーンと、
ラストなんか良かったワン。
落語が好き、というのが始めに掛かってるんだなあ。
960 :
吾輩は名無しである:03/02/11 00:58
作家協会みたいなのってないの?
候補になった全員、芥川賞を拒否。
或いは書かないよ〜んとストライキとか、
そういうの今まであったのかな?
なんだか先生方も新人も賞取りレースに縛られていて、
それが日本の小説の発展になっているとはとても思えないんですが、
もう1000近くだからズレズレな意見も許してね。
それを言うなら
一人に対して何度でも出る文学賞だよ。
勲章じゃないんだから一人一回なんて変だ。作品に対して出さないから
クソ小説にでかい賞が出たりするし、賞狙いの作家ですらいい作品書こうとしない。
いいもの書いても評価されないんだ物。
けふもげんきにうめたてまつ。
>963
Z
うめたてまつ
ひなまちゅりうめたて
きょうはさむかったでつ
968 :
吾輩は名無しである:03/03/11 18:33
969 :
吾輩は名無しである:03/03/11 19:56
>>1 清水博子はいつも微妙な角度からの
誤魔化したような写真しか撮ってないから
本当の素顔がよくわからない
大道珠貴も宣材写真と
TVで見せた素顔がだいぶ違うしね
さげまつ
かめらつきのをかったでつ
きよはらがでてまつ
ミルコVSサップ
ほとんどがサップ優勢との声が多いね。
ミルコに勝って欲しいが。
じゅうすをのむでつ
今こそ! 果てってやつに辿り着ける気がするぜ!
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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 ̄ ̄ ドシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンン
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| 千ゲットだぁぁぁぁぁぁ!!
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. . ...:: ( ) .::. ∧_∧ ..::.:< 隕石だね♥
. .. ...:: / | ::: ( )::::::: :::::::::.... .... .. .::::::::::. ... ..:::::
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ミ⌒ヽ彡 < このスレもう終わりだな。
ミ ∪ \____________
ミ ┌┴┐
(/ └─┘
三三
三三
三三
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ミ⌒ヽ彡 < パート2たったもんな。
ミ ∪ \____________
ミ ┌┴┐
(/ └─┘
三三
三三
三三
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ⌒ヽ彡 < おれリストラになるかも
ミ ∪ \____________
ミ ┌┴┐
(/ └─┘
三三
三三
三三
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ⌒ヽ彡 < とうとうあと20だな
ミ ∪ \____________
ミ ┌┴┐
(/ └─┘
三三
三三
三三
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ⌒ヽ彡 < 千げっとするの、わしだろうな
ミ ∪ \____________
ミ ┌┴┐
(/ └─┘
三三
三三
三三
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄
ミ⌒ヽ彡 < ルルル〜♪
ミ ∪ \____
ミ ┌┴┐
(/ └─┘
三三
三三
三三
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ⌒ヽ彡 < スレを葬るだけの仕事は侘びしい。
ミ ∪ \____________
ミ ┌┴┐
(/ └─┘
三三
三三
三三
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ⌒ヽ彡 < 千と千尋はどうなんだか…
ミ ∪ \____________
ミ ┌┴┐
(/ └─┘
三三
三三
三三
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ⌒ヽ彡 < おれはもののけ姫の方がいいと思うが
ミ ∪ \________________
ミ ┌┴┐
(/ └─┘
三三
三三
三三
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ⌒ヽ彡 < まあ評価なんて所詮色事
ミ ∪ \____________
ミ ┌┴┐
(/ └─┘
三三
三三
三三
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ⌒ヽ彡 < 駿は黒澤化してる。良くない兆候だ
ミ ∪ \_______________
ミ ┌┴┐
(/ └─┘
三三
三三
三三
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ミ⌒ヽ彡 < これからは駿におんぶにだっこだろう
ミ ∪ \_______________
ミ ┌┴┐
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三三
三三
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ミ⌒ヽ彡 < 巨人・駿・松井秀ってか?
ミ ∪ \____________
ミ ┌┴┐
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ミ⌒ヽ彡 < なんという単細胞な民族だ。
ミ ∪ \____________
ミ ┌┴┐
(/ └─┘
三三
三三
三三
991 :
吾輩は名無しである:03/03/24 20:18
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ミ⌒ヽ彡 < それにつけてもおやつはカール
ミ ∪ \____________
ミ ┌┴┐
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三三
三三
三三
992 :
吾輩は名無しである:03/03/24 20:21
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ⌒ヽ彡 < わしが千とるよ。
ミ ∪ \____________
ミ ┌┴┐
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三三
三三
三三
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ミ⌒ヽ彡 < 春厨よ、はやくこい。
ミ ∪ \____________
ミ ┌┴┐
(/ └─┘
三三
三三
三三
994 :
吾輩は名無しである:03/03/24 20:22
993
995 :
吾輩は名無しである:03/03/24 20:27
∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ⌒ヽ彡 < 春厨よ、良く来たな。
ミ ∪ \____________
ミ ┌┴┐
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三三
三三
三三
996 :
吾輩は名無しである:03/03/24 20:28
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ミ⌒ヽ彡 < ああスレの命が風前の灯火
ミ ∪ \____________
ミ ┌┴┐
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三三
三三
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997 :
吾輩は名無しである:03/03/24 20:29
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ミ⌒ヽ彡 < ピッコロは言った。消えろ!
ミ ∪ \____________
ミ ┌┴┐
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三三
三三
三三
999の方が価値あり
早く書き込め、春厨!
1000 :
吾輩は名無しである:03/03/24 20:33
さやうなら。
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。