ホームページは文学か?

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1:02/02/08 17:20
 現在の殆どのホームページ(以下HP)は情報の伝達手段でしかない。
文芸系ページも自作の小説や詩という情報を伝える一つの手段でしか
ないわけだ。
 しかし詩や小説、映画がただの情報の伝達手段ではないように、HPも
HPそのものを目的としたものがあってもいいはずだとは思わないか?
 WEBの持つ双方向性や更新の容易さを有効に使ったホームページの
文学を俺たちで造ってみないか?
2吾輩は名無しである:02/02/08 17:26
なんだか村上龍みたいだね
面白そうですね
3吾輩は名無しである:02/02/08 17:33
スイカが好きな人が、スイカに似たものを見つけてきては、
これはスイカか?と人を集めて語りかけている。
「君、メロンはスイカだと思うかね?」
そんな感じ。
4吾輩は名無しである:02/02/08 17:34
で、HPの何をどうするの?
5:02/02/08 17:46
小説は文字情報の文学。
映画は文字、音声、映像情報の文学。

まあ、文学って言葉が嫌なら別な言葉でもなんでもいいが。
一連の物語を持つようなゲームも文学の範疇に入れるとすると、
そのゲームは、文字、音声、映像に加え、ユーザーの直接介入
がある文学だといえる。

 それをHPに当てはめると、文字、音声、映像、ユーザーの直接介入
に加え、ユーザーがHPそのものを改編することもできるんじゃないか?
各HPは小説とかエッセイとか絵とか音楽(MIDIとか)をコンテンツとし
てならべBBSも併置しているけど、それぞれはあまり密接には機能してい
ないよね。それをどうやって一つのテクストとして機能させるかという
試みのつもり。
6吾輩は名無しである:02/02/08 17:56
1が何をしたいか解からないのは、俺が悪いの?1が悪いの?
7:02/02/08 18:06
gooだったかLycosだったかが「マヨイガ」なんてのをやっていたんだけど、
システムの詰めの甘さが祟って見事に失敗していた。しかし、ユーザーが
BBSやチャットに参加して書き込むことで物語り自体が改変されていくとい
う着眼点は良かった。

 「マヨイガ」自体はHPを宣伝媒体というあくまで情報伝達の一環としてし
か考えていなかったから失敗いたけど、しっかり理論づけてやれば、新しい
文学ジャンルの一つにまでHPを持ち上げられるんじゃないだろうかという試
みのつもりなんだ。
 その理論付けを文学版のみんなでやんないかと。

参考までに「マヨイガ」のURL
http://mayoiga.kiy.jp/kaitai/
8吾輩は名無しである:02/02/08 18:10
>1
「文学」の定義そのものから出発せんとな、
キミのは独りよがりだ。思い込みでは話が始まらん。
・・・宣伝なら、べつにどーでもええが
9吾輩は名無しである:02/02/08 18:15
結局1は、双方向性どころか一方的な情報伝達にさえ失敗してる。
10:02/02/08 18:24
>8
確かに。まあ、文学の定義なんて誰がしてもデンパなだけだろうから、
手広い解釈で行こうじゃないの。
とりあえず、言語活動一般の産物。とでもしておこうか。文学という
言葉が嫌なら別な言葉でもいいし。要は手段ではなく、目的となるよ
うなHPってどんなもん?と問いたいわけで。

gooとかLycosのCMを俺がやってもな…(藁
11吾輩は名無しである:02/02/08 18:58
>10
>言語活動一般の産物、

なに、それ?? 曖昧模糊って言葉、知ってます?
HPは「誰かが何らかの目的のための手段として選択した
ツール」に過ぎません。1さん、いったい何を言いたいのか…
少し日本語の表現を整理して語っていただかないと…。
12吾輩は名無しである:02/02/08 19:13
1は議論の場を提示した。
つまり、プロバイダのディスクスペースを
確保しました、と宣言したに過ぎない。

と言うか、そんな1は他でも散見されるけど。
13:02/02/08 19:47
>11
 HPは手段・ツールにすぎない、ってのはアンタ個人の考えにすぎないだろう。
ちがうHPのスタイルがあってもいいし、あるとすればそれはどういう
ものだろうか?という問いかけなわけだ。

言語活動の産物、ってのは、まあ言語使ってればなんでもいいよってこと。
「文学性うんぬん」「文学とは…」って始まっちゃうと話が別の方向へ向い
てしまうから、それを牽制したまで。文学をできるだけ広義で解釈しようと
いう、とりあえずのスタンスを示したにすぎない。

>12
そのとおり。
14:02/02/08 20:17
例えば。

「小説」「エッセイ」「日記」「BBS」「LINK」という5つのコンテンツを
持つHPは多く見受けられる。文章系HPの一つの典型だ。もう少し幅広いスキ
ルを持つ人ならば「絵」や「音楽(MIDI)」なんかもコンテンツに入ってい
るだろう。しかし従来のHPではこれらのコンテンツがなんの関係性もなくバ
ラバラに配置されているだけであった。それはHPを一つの手段としか考えて
おらず、その手段に自分が持つ情報を載せているだけだからではないのか?
HPをひとつの小説のように考え、目的そのものとするならば、一つ一つのコ
ンテンツはHPという舞台で有機的な繋がりを見せるのではないか?
 たとえば下記のURLのスクリプトを使えば文字、音声、映像情報の三つは
融合できる。
http://www2f.biglobe.ne.jp/~takan/javac/freeware/webnovel/index.htm

 しかしそれだけではただのサウンドノベルだ。HPそのものが目的となる
ようなHPであるためにはWEBの特質をまず考えてみて、その特質を最大限引き
出すような理論構築が必要である。
15:02/02/08 20:21
 WEBの特質とは何か?俺は次のように考える。

「HPには時と共に更新され得るという特徴がある。これは従来の文学ジャンルが
必ず完成品として登場し、更新はあり得ないという原則から自由であるという
HP独自の特徴である。またBBSやチャットなどの「受け手のテクストへの物理的
介入手段」は作者と読者(あるいは視聴者・ユーザー)という線引きを曖昧にし、
時と共に更新され得るという特徴と合わさって時間的幅のあるインタラクティビ
ティという特徴を作り出している。」
16:02/02/08 20:27
 問題はそのWEBの特質をどのように生かしていくかという理論構築なわけだ。
まあ、WEBの特質にしたって俺の考えに過ぎないわけだから、他の意見もあるだ
ろうしな。
17吾輩は名無しである:02/02/08 20:28
18吾輩は名無しである:02/02/08 20:53
>>1
「文学」とは「文学的」つまり「文学っぽい」の意味ですよ
要するに何となくこうああ〜文学〜って言う雰囲気を漂わすっていうの
「小説」と言った方が正しい
しかしネットは明らかに小説の唯一の構成要素である文字言語以外の要素がある
よって「小説」ではありません
しかし昔の「文芸」はどの国がどうとか詳しい事は言えませんが「絵」や「歌」などもその構成要素だったし
もともとマルチメディア的だった
よってインターネットは「小説」ではないが「文学」ではある

                                 ・・・終了。
19:02/02/09 00:18
>>18
 だからその文学の定義はアンタの解釈にすぎないでしょう。いくらそんな
ことを言ってもデンパだから止めようと言ってるのに(藁
 まあ、全体的に斜め読みカコワルイって感じかな。
20吾輩は名無しである:02/02/09 00:21
じゃ、文学てことで
21仙介 ◆8tvVTlCU :02/02/09 00:29
 映画みたいな総合芸術の一種では?
22吾輩は名無しである:02/02/09 00:30
>>15=1
認識が間違ってる、改訂の時に大幅に書き直された作品は
いくらもある。読者の意見を取り入れながら一つの物語をつくる、
なんていうお遊びも昔っからある。それがただ、ネットになって
速くなり参加がたやすくなった、というだけのことだ。
PC用語で言い直そうと、言葉を使って創り上げる、という本質は
なんら変わらない。
キミは物言いからして、学びなおした方がいいようだぞ(w
23:02/02/09 00:47
>>22
 それは知ってるけど、改訂って何年に一回?とても一つの特徴と言える
レベルじゃないよね。まあ「あり得ない」なんて表現を使った俺も悪いけど
さ。揚げ足取りでは話は進まぬので。雑誌なんかの読者参加型企画とネット
の双方向性を同一視するののはどんなもんかね?WEBではそのHPに対して起
こそうと思ったアクションが直ちにWEB上に結果として現れる。読者参加型企
画は編集者の情報選別の後に、しかもかなりの時間(一月とか)を置いて改
編されて現れる。「ただのスピードの違いじゃないか」というのはスピードの
魅力を軽視しているよ。例えば2chにつくレスが月に一回だったら今の2chは無
いだろう?破壊的とも言えるレスのスピードと量が2chの魅力の一つとなってい
ることはアンタも実感しているはず。

>言葉を使って創り上げる、という本質は なんら変わらない。

 そう、変わらないから文学の一ジャンルだと言っているわけ。なにも
文学に対置されるものを提起している訳ではないのね。
 結果的にではあるけれど根本的な部分に賛同してくれてありがとう。
24:02/02/09 00:52
>>21
 うん、総合芸術という言葉が最適ならそでもいいんだ。「文学」にこだわって
いるわけではないので。なら、総合芸術としての目的となるHPとはどんなもんで
しょう、ご意見お聞かせ下さい。ってのが俺のスタンスなわけで。
25吾輩は名無しである:02/02/09 01:21
とりあえず1が
gaiaxに自己紹介ページを作らない事がボクの祈りです。
26吾輩は名無しである:02/02/09 01:21
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
27:02/02/09 01:34
>>17
 そのHPは俺も前から見ていたよ。
ハイパーリンクというWEBの特徴を上手く使ったHPだよね。
ただそこの掲示板を見ても解るとおり、読者の書き込みが全くHP自体と
かけ離れてしまっているんだな。まあ、そのHPはあくまで「小説」だか
らそれでもいいのだろうけど。
28吾輩は名無しである:02/02/09 01:38
29吾輩は名無しである:02/02/13 17:37
age
3018:02/02/13 18:03
なんか久々に上がってるの見てみたら批判されてるから再反論するね
1もたぶんみてないだろうけど

>だからその文学の定義はアンタの解釈にすぎないでしょう
・・・そうだよ、そうに決まってるじゃん
つーか俺の解釈を書いたんだけど、他人の解釈を書けばよかったのかな?
(藁がついてるから煽りかもしれないけど
他の人にも全部同じような言い方してるしよくわからんよ
31にっく:02/02/13 23:05
>>17はwebならではとも言えないな。
むしろ、ゲームの「街」とか、古くは「マンホール」(ゲームウォッチのではない)に
近い。

で、手前味噌なんだが、ラウンジでちょっと前に、掲示板だからこそ出来る
「小説のようなもの」をやっていた。これ↓

交差点の風景
http://corn.2ch.net/entrance/kako/1007/10071/1007135000.html

スレッドを架空の交差点に見立て、全ての書き込みをその交差点で
起こった事と捉えて1がただひたすらその情景を描写するという内容。
読者の意見を取り入れて一つの物語を作る、という類とは違い、書き込んだ時点で
その書き込みも1によって語られる物語に取り込まれてしまうという点、
また、それがリアルタイムで進行していくという点でにおいて、他のメディアでは
恐らく難しいんじゃないかと思う。

文章力云々はこの際置いといてもらうとして、斬新さという点では評価に
値するんじゃないかな。実際、ラウンジではなかなか好評を博した。

もっとも、これが面白かったのは斬新さに負うところが大きいから、
文章や設定を洗練させて同じことをやっても二番煎じで退屈なんだけどね。
32吾輩は名無しである:02/03/27 15:57
せめてあげ
33吾輩は名無しである:02/04/05 00:30
マクルーハンのいう「グーテンベルクの銀河系」を超えたところに
何らかの可能性があると思う。静的でリニアな文章ではなく、
ハイパーテキストで文学めいたものができないだろうか。
自分でHPを作って人の力も借りて実験してみたいものだ。

思えば近代以前の伝承なんか、多くの人がかかわっていろんな言葉が
交錯して、自然発生的にに誕生したんだろうな。それが近代になって
紙に記された。固有名をもつ作者なんていなかったんだから。
34吾輩は名無しである:02/04/05 19:31
抽象的に話すと水掛け論になっちゃうんだけど
具体的にホームページが著作権で保護されるかどうかについては
ここの掲示板で類似の判例と共に話されていたよ
http://maromaro.com
35吾輩は名無しである:02/04/06 00:09
なるほど著作物と認められるには「要件」が大切なわけね。
おぼえておこう。
36吾輩は名無しである:02/04/06 01:04
管理人の死後10年たって
人気の出るHPがあるとすれば、
それだろうか。
37吾輩は名無しである:02/04/11 07:31
そうさなぁ、やっぱ法的に認められるかどうかって大きいよね
38吾輩は名無しである:02/04/11 08:28
俺が考えているHPそのものを目的としたHPの例。
平凡な家族の紹介、顔写真と並列して死体画像もあたりまえのように並べておく。
死体画像はロッテン等の家族以外の他人の画像を使う。
日記コンテンツには他のサイトの日記を羅列されておき
日付は10年前から10年先の範囲で適当につけておく。
文字はすべて意図的に文字化けさせておく。
ファイルが削除されているコンテンツが50パーセント以上。
近所付き合いを重視してURL的に隣のHPにリンクを張る。
39吾輩は名無しである:02/04/16 22:46
PBMやPB3などが>>1が言ってる事に合致するんじゃないのか?
ちょっと前のメイルゲームのような。
40吾輩は名無しである:02/04/17 12:37
自分の書いたものをなかなか発表するっていうの難しいですよね。
でも確かにネットならば、
自主出版や同人誌を使わず広く読んでもらえるっていう利点が
あるような気がするのですが・・・。
ちょっと違ってたかしら・・・?(汗)
いろんな人に読んで貰える喜びちょっと感じてるもので・・^^;
http://muvc.net/naoko1966/
41吾輩は名無しである:02/04/17 13:52
>>40
…読んでもらっているつもり、の人間ばかり居て、・・・
皆読んでるのは自分のカキコだけ・・・、ホントはね。
訪問者数≠読んでくれた人
自分のこと考えてもわかる、人のHPはチラ読みで
むしろ自分のHPをこってりと何度でも読んで…(笑
ま、みんな自己満足の部類ですか・・・。
ちなみに、立派な自費出版の本を贈呈されても、
大人たちは忙しがってあまり読まないようです、
「人に読ませるだけの内容か? 付き合いで贈呈しあうだけ」だとさ。
42吾輩は名無しである:02/04/17 18:12
だからさぁ、要は、文学板ならではの面白いHPを作ろうってことじゃないのか。
43 :02/04/26 07:24
っつーか文学と認められるHPっていったいどこにあるの?
44吾輩は名無しである:02/04/26 07:29
>1

交換日記、文通友達、仲良し倶楽部、自意識過剰、蛙@井の中、
馴れ合い誉めごっこ、欲求不満の排泄場、
誰かに読まれてるつもりでいるのは自分だけ、
誰も自分にしかホントウは興味なし、、、無名人のウサ晴らし
45吾輩は名無しである:02/04/26 10:04
純粋な情報としての芸術なんて存在しない
附加価値がついて、人の目に見えるように、手に触れるようになって
はじめて芸術と呼べよう。
ホームページはホームページ、
ムリヤリ文学という枠にいれることもないでしょう。
46吾輩は名無しである:02/04/26 16:28
古今東西の名作でさえまだほとんどのものを読まずに過ごしているのに、わざわざ
素人のものを読む暇があるものか。
中には面白いものもあるだろうけど、いいものを書ける人は、いいものを書いて
デビューしてから、世の中の多くの人に読ませようと頑張ってください。
47吾輩は名無しである:02/04/27 12:26
>>46
どんな名作も最初は素人と変わらなかったとおもわれ。

名作を一番最初に見つけるという宝探に似た感覚があるね、ホームページは。
48吾輩は名無しである:02/04/27 13:01
ない
49吾輩は名無しである
sage