⊂ia⊃ 阿佐田哲也・色川武大 ⊂ia⊃

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932吾輩は名無しである:2008/07/18(金) 11:05:14
若いときから文学一本の真面目な人だと思う。
戦後の混乱期は日本人全員が無頼だったから
この人が特別アウトローだったわけではない。
ただしアウトローに対する造詣は深い。
933吾輩は名無しである:2008/07/25(金) 01:32:32
>>833
引きこもりになってたと思う
賭けてもいい
934吾輩は名無しである:2008/07/26(土) 16:15:13
前から興味はあったんだが
古本屋で「あやしい来客簿」が100円で売ってたので読んでみた
面白いひとだね
935吾輩は名無しである:2008/08/10(日) 18:42:32
色川さんのべらんめえ口調が聞いてみたい
936吾輩は名無しである:2008/08/31(日) 00:43:37
角川文庫で、『ぎゃんぶる百華』が復刊したみたいです。
まぁ絶版という扱いではなかったようなので、版を重ねたという扱いなのでしょうが、
市場には出回っていなかったので、新刊としては手に入れられなかった人もいるのでは。
新刊として買いたい人はチェックしてみてはいかがでしょう。
937吾輩は名無しである:2008/09/01(月) 21:37:35
>>936
持ってる本が汚かったので買いなおした。
938吾輩は名無しである:2008/09/02(火) 09:08:15
age

939吾輩は名無しである:2008/09/02(火) 13:45:19
>『ぎゃんぶる百華』
100円ショップの品を380円で売るぼくの町(いなか)の中古屋(本も置いてる)で50円で買ってきた。
940吾輩は名無しである:2008/09/04(木) 01:15:06
良スレだ
これも色川さんの人徳のなせるわざ
941吾輩は名無しである:2008/09/05(金) 18:28:00
マージャン仙人
942吾輩は名無しである:2008/09/19(金) 02:30:48
空野になれるかな、オレ
943吾輩は名無しである:2008/10/06(月) 03:10:32
弟さんはまだ存命なのか

なんか兄について語ってくれ
944旦那:2008/10/15(水) 12:38:21
11月 講談社文芸文庫
『遠景・雀・復活 色川武大短篇集』 色川武大 1,260円
945吾輩は名無しである:2008/10/16(木) 18:38:31
色川と黒須家の間にはデロデロした確執があったらしいから
書きにくい部分が大きいんじゃなかろうか。
946吾輩は名無しである:2008/10/17(金) 07:27:26
黒須家ってなんなのでしょう。弟さんの婿入り先だったりするの?
教えてもらえると嬉しい。
947吾輩は名無しである:2008/10/18(土) 10:02:57
孝子婦人の旧姓が黒須
948吾輩は名無しである:2008/10/18(土) 12:05:56
レスありがとう。なるほどー。
たしかもともと親族で従姉妹なんだよね。
949吾輩は名無しである:2008/10/24(金) 17:55:05
麻雀放浪記以外で、お薦めの麻雀小説教えてください(*´ω`*)
950吾輩は名無しである:2008/10/27(月) 16:10:22
東一局五十二本場
951吾輩は名無しである:2008/10/29(水) 06:22:53
く・・・その話しは漫画で読んだことあるな
ドサ建博打地獄読んだ人いたら感想よろしくお願いです
952吾輩は名無しである:2008/10/29(水) 07:33:59
人によるが、ドサ健博打地獄が一番だろ。麻雀放浪記よりいい。
ただ、麻雀小説じゃないよ。
953吾輩は名無しである:2008/10/29(水) 13:04:41
>>952
マジすか
麻雀小説じゃないんですか
でも阿佐田の小説読みたいし、ドサ建にしようかな
954吾輩は名無しである:2008/10/29(水) 15:33:23
麻雀ものなら黄金の腕、牌の魔術師、雀鬼くずれ、麻雀狂時代。
五十二本場は表題作以外も面白い。
>>952は手本引き中心。傑作だというのは同感。
公営ギャンブルものにも傑作多いよ。
955吾輩は名無しである:2008/11/01(土) 03:12:18
>>954
うぉおお凄いありがとう
なんかいろいろ読みたくなってきた
まずは52本場買ってみようかな
もしよければ上に挙げてくれた4作の中での推しを教えてください
956吾輩は名無しである:2008/11/01(土) 21:44:49
俺も仮想角界作って遊んだっけな。
最初は幕内だけだったけど、氏と同じで飽き足らなくなり
あっという間に新弟子、序の口まで世界は広がっていった。
200年くらい遊んだと思う。
記憶に残る勝負が今も脳裏に蘇るんだぜ。
957吾輩は名無しである:2008/11/19(水) 20:38:46
東一局五十二本場
ドサ健ばくち地獄(上)

薦められたの両方読んだっす
めちゃくちゃ面白かった
特にドサ健の方は廻銭やテラ銭に関する話しとか、博打仲間の関係性とか、
そういう部分がこんなに面白いとは思わなかった
まずドサ健の下巻読んで、その後>>954の作品も順次読むことになりそう
958吾輩は名無しである:2008/11/28(金) 10:36:44
ドサ健ばくち地獄が最高傑作というのは本人もファンも一致して認めているのだが
手本引きってゲームが読んでもイメージできない人が多いので損している。
昔の東映のやくざ映画にはよく本職のばくち打ちを撮影セットに入れて
手本引きを正しくやっているシーンがよくある。

ただし手本引きというギャンブルは昭和50年代にゲームの構造的欠陥(親と子の提携を第三者が見破れない)
が発見されて、それ以来オープンな賭場を運営することができなくなり衰退した。
959吾輩は名無しである:2008/11/29(土) 01:57:35
色さんって若い頃引きこもりだったような気がする。
960吾輩は名無しである:2008/12/08(月) 08:47:12
いや外こもりだよ
961吾輩は名無しである:2009/01/04(日) 08:16:37
会ったこともないのに
文章から優しさとかかなしさが感じられる
こんなに相性のいい作家に出会ったのは久しぶりだ

色さんがいてくれてよかった
962吾輩は名無しである:2009/01/04(日) 21:48:24
>文章から優しさとかかなしさが感じられる

その通りだと思う。
963吾輩は名無しである:2009/01/05(月) 23:01:24
20年前に死んだのに、こんなに沢山の人が書き込みしてくれる。
皆にありがとう。

絞りこみは難しいけど、色川武大なら「花のさかりは地下道で」かな。
阿佐田哲也は、「麻雀放浪期」の青春編。
ちょっとベタか。
964うらおもて人生録:2009/01/06(火) 07:39:34
なにもかもうまくいくわけじゃないんだから、
なにもかもうまくいかせようとするのは、
技術的には間違った考え方だ。
965吾輩は名無しである:2009/01/08(木) 02:12:56
うらおもて人生録ってほんとすごいよね
ちゃっこい方法論かと思いきや
最終的には、でもやっぱり一番大事なのは無償の愛だ、なんていうんだもん
しかも、きれいごとじゃないんだよな
だから、説得力がある
色さんが飛んだり跳ねたりしながら考えてきたことの集大成って感じがするね
あんなに安い値段で買うのが申し訳なくなるよ(笑)
966うらおもて人生録:2009/02/14(土) 10:24:17
一番大切なのは、(勝負の場合でも)生地がずるくないこと。
まず、誠意だ。これが正攻法だ。
そうして誠意や優しさや一本気な善意がスケールにつながるんだ。
要領が自分の武器だ、と思ってる若い人がいたら、いったんそれを捨てておくれ。
967吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 16:21:42
なかなかに難しいよ
本来人間はずるいんだよ
あたりまえだ、それが生存本能つうものだわな
聖人君子になれったって、ふつうは無理ぽ!
968吾輩は名無しである:2009/02/18(水) 13:18:12
>>967
そんなこと、色さんは百も承知だよ
難しいからこそ、自然ではないからこそ、わざわざ書いてるんだよ
それに、色さんは聖人君主になれなんて言ってないよ
誠意、というのは持続的に生き残るための戦略なんだよ
たんなる利他主義じゃなくて、戦略的、利己主義的な利他主義なんだ
969吾輩は名無しである:2009/03/22(日) 21:08:42
カロセン保守
970吾輩は名無しである:2009/04/08(水) 00:34:14
麻雀放浪記、阿佐田哲也さんの自筆原稿を展示
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/news/1239092426/

特別展:色川武大さんしのび、自筆原稿など250点−−一関 /岩手

 一関市で最晩年を過ごした直木賞作家で「最後の無頼派」と言われた
色川武大(たけひろ)(1929〜89)さんをしのぶテーマ展
「没後20年 色川武大と阿佐田哲也の世界」が、同市厳美町の一関博物館で開かれている。6月7日まで。

 色川さんは東京生まれ。78年の「離婚」で直木賞を受賞するなど純文学の秀作を数多く生んだ。
その一方で戦後の放浪体験を生かし、「阿佐田哲也」のペンネームでギャンブルを題材にした「麻雀放浪記」を執筆、小説の新分野を切り開いた。

 89年3月、一関市に移り住んで1カ月後に心筋梗塞(こうそく)で亡くなった。
享年60歳。その後、遺族の好意で約9000点の遺品が同市に寄贈されている。

 今回は、自筆原稿や机、愛用の服、靴、マージャン牌(はい)、ジャズのレコードなど約250点を展示した。
いずれも色川作品の世界観を垣間見ることができる品々ばかりだ。

 期間中は、村松友視講演会(5月10日)やジャズコンサート(5月9日、6月7日)など関連イベントも開く。
問い合わせは同館(0191・29・3180)。【天野典文】

http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090407ddlk03040086000c.html
971吾輩は名無しである:2009/04/08(水) 21:59:02
おぉ、、行きたい・・。でも遠すぎる。せめて夏にしてくれれば。
972吾輩は名無しである:2009/04/14(火) 12:33:04
見つけたっ。文学にあったのか。
973吾輩は名無しである:2009/05/10(日) 02:37:19
麻雀はわかんない。
カタギなので(?)本引きとかもわかんない。
唯一解るのは競輪かな。
正直ジャズや映画の話も堅苦しい。

それなのになんでここまで惹かれるのかな?
974吾輩は名無しである:2009/05/19(火) 01:20:44
よーつべにいい映像がゼットで載ってるよ
975吾輩は名無しである:2009/05/19(火) 01:23:03
すまん、ゼット→セット だ。

ぜっとぉ、大いなるぜっとぉ〜(自棄)。
976吾輩は名無しである:2009/05/26(火) 11:27:36
中学、高校時代に阿佐田氏の作品読んだな、強烈だった
ずっと本なんか何も読んでなかったけど
ふと最近ふと思い出してまたむさぼり読んでる
年がバレるな
977吾輩は名無しである:2009/07/21(火) 18:40:57
おそらく誰にも分からないと思うよ、うん。
978吾輩は名無しである:2009/07/24(金) 00:33:17
「うらおもて人生録」
8年ぶりに眺め中です
紙っきれだけれども大きな白星で
武大さんが今も生きていることに感謝です。
979吾輩は名無しである:2009/07/24(金) 20:52:08
そうして、そのときにはもう
980吾輩は名無しである:2009/08/14(金) 23:52:50
なんつーか、登場人物の会話が好きだよな。
江戸っ子??なんだろうか、すごくかっこいい。
981吾輩は名無しである
http://www.nhk.or.jp/songs/life-inoue/index.html

色川氏もででるみたいだぞ