801 :
吾輩は名無しである:
>>383 「東一局34本場」が出ていて良かった。俺もあれが一番好き。
あれはサラリーマン体験のある彼の現実社会の賭博外道での表現の極みだと思う。
そう人生ってあれって感じw
802 :
吾輩は名無しである:2007/05/13(日) 15:47:08
52本場か。ってそんなにやる前に普通どうにかなるだろw
804 :
吾輩は名無しである:2007/05/15(火) 11:17:52
この人恐らくヒロポンとか覚せい剤とかやってただろうな
じゃないと本なんて書けないし読めない
俺はナルコだからよくわかる
「怪しい来客簿」なんて正に…
806 :
吾輩は名無しである:2007/05/17(木) 21:13:53
色川さんはtotoは買わなそうだ。
>>806 寺銭高杉だからね
バッタまきでも寺銭がブタ半だと詐欺みたいな事を書いていたような
808 :
吾輩は名無しである:2007/05/18(金) 11:20:20
まあ射っちゃあ打ちいのだったろうな、戦後すぐの時期は(足洗うまでは)。
その影響で、若くしてごっそり髪が抜けたり、甘いものや米が好きで太ったりしたのかなあ。
ただ、さすがにポンやっていたという記述はどの本にもなかったと思う。
だから、ドラッグをやっていたということは色さんの経歴には公的にはない。
だれか、本人の経験を書いた文章知ってる??
809 :
吾輩は名無しである:2007/05/18(金) 11:36:45
普通に麻雀放浪記にヒロポン中毒の話と唐辛子中毒の話出て来るだろ。
雀鬼くずれに「ヒロポンはやったこともあるが注射が苦手だったから…」とか書いてた
811 :
吾輩は名無しである:2007/05/28(月) 02:32:28
>>810 戦後の注射器なんて劣悪なものだっただろうからね。
テルモマイジェクターなんて神器は存在しませんし。
813 :
吾輩は名無しである:2007/06/04(月) 18:54:46
九蓮宝燈で和了したら死ぬって言われるのは
青春編の最後が発祥?
それよりもっと前からあったの?
814 :
吾輩は名無しである:2007/06/12(火) 20:40:31
カロセンリーチって何ですか?
出目徳が死んだのは天和じゃないの?
3筒自摸って興奮し、奇声を発しながら死亡
開けてみたら九連宝燈
野上の健さん曰く「いい手を作ってやがる…」
817 :
吾輩は名無しである:2007/06/13(水) 23:33:48
818 :
吾輩は名無しである:2007/06/14(木) 00:06:07
で、カロセンリーチって何だよ
今日の朝日の土曜beだったな。
そういや浅見了さんもbeに載ったことあったな。
色川さんが子供の頃に読んで
恐怖、戦慄した小説のタイトルがうろ覚えで思い出せない。
内容は夢の話であったような気がするんだが。
よかったら教えてください。
>>821 それは気になるな…。
怪しい来客簿も読んでると、たまに背筋がぞっっとなるが。
823 :
吾輩は名無しである:2007/07/09(月) 04:38:13
武大…武大ってのは父親が「金瓶梅」という話から取ったというが
物語の中では武大は顔がさえない蒸し餅で奥さんと浮気相手のイケメンボンボンに
毒殺されてしまう悲しい役なんだよな…
武大の弟は武松だかって言って、名をあげた豪の男だったらしい。
自分の名のルーツ調べた時に微妙な気持ちにならんかったのかな なんてヒドイ事思ってしまったが
自分も親に売れない芸能人の名前つけられた人間なんで許してくれ
蒸し餅→蒸し餅売り でした
ごめん
ひどい話だなあ。
父親の真意が分からない。
あの時代に金瓶梅知ってたって事は父親はインテリだったのかな?
偉い軍人さんだって聞いたけどな
>>781 >>784 d
久しぶりに覗いてみたら、墓情報が。今度こそ。
ところで、毎朝出勤する時に色川さんそっくりな人が駅から出てくるんだけど、
これは俺の幻視幻覚なんでしょうか
父親が四十過ぎてから生まれた子で、溺愛されたことが色川さんの人格を作った、みたいな文を見たけど、
さらに遅く生まれた弟さんはどんなだったのだろう。
829 :
吾輩は名無しである:2007/08/09(木) 15:30:38
「小説阿佐田哲也」ってどんな内容なんでしょうか??
自伝的?? 終戦直後のことも書いてありますか??
ご存知の方どうぞ教えてくだされ。
830 :
吾輩は名無しである:2007/08/09(木) 16:01:19
駄作だよ。
なんかやたらと高かった気がした。
832 :
吾輩は名無しである:2007/08/22(水) 14:45:08
test
833 :
吾輩は名無しである:2007/08/23(木) 13:39:27
色川青年が今の時代に生きていたら何をするだろうか?
高校か大学中退、無職で実家住まいのニート、文学青年、
麻雀・競輪・他ギャンブル好きには変わりないと思うが、
戦後と違いこれだけ情報化社会になってると一つのことだけに集中するってことはなさそうだなあ
作家業は食えない時代になってしまったから、物書きは目指さないかもね
昔と違うのはやはりインターネットの普及だよね
だからネットでカネをきった張ったするものとして、
株・先物・外為取引、ネットカジノ、公営ギャンブルのネット投票などがあるけど、
そのなかでも個人的には色川青年が相場を極めようとして、
デイトレーダーとして日々を凌ぐ姿が目に浮かぶw
ホントはスリになろうとしてた人だしな
835 :
吾輩は名無しである:2007/08/28(火) 18:38:32
昔の東京の人ってこの街で生きていくのは気軽じゃない。って凄みがあったように感じる。
芸能人だけどビートたけしみていても、そういう部分を感じる。
今の東京は本当に下らない街になってしまった。
昔はあれだけ、文学者や映画監督、俳優なんて素晴らしい人がいたのに。
色川少年は絶対ゲームにはまってそう
ネトゲー廃人もありそうだけど、やっぱ自分で終わりの無いポピュラス
みたいなのをプログラムして、毎日苦しみながらやってそう。
で、色川青年は激しく生きてそう。ホリエモンみたいになってりして。
今の時代ギャンブルはただの趣味って感じやし。
あと作家は食えなくても目指してると思うけどなあ。
麻雀小説とかじゃなくて純文学一本で。
暇なんでアマゾン覗いてみた
新しい本は出てないみたい
映画放浪記 (大人の映画館)2005年 が最新やった
ついでに売れている順
1 うらおもて人生録 (新潮文庫)
2 怪しい来客簿 (文春文庫)
3 Aクラス麻雀 (双葉文庫)
4 百 (新潮文庫)
5 新麻雀放浪記―申年生まれのフレンズ (文春文庫 (323‐1) でした
>>825 水滸伝のファンだったのかな?
108人の中で日本人の名前としておかしくなさそうなのを選んだのかも
よく三國志好きの人が息子に「孔明」って名前を付けてることがあるけど
「宋江」や「呉用」なんて名前では無理があるしね
今度小学館で何作か復古するよ
花さか出ねえかな
843 :
吾輩は名無しである:2007/09/09(日) 22:40:56
>>843 ー阿佐田哲也コレクション文庫ーと銘打って
小学館文庫から順次刊行します。第一巻は10月5日発売予定。
『阿佐田哲也コレクション文庫1 』結城信孝編 予価580円
>>844 ありがとう!
今のところ手に入る情報はそれ以上はないみたいですね。
10月のお買い物リストに早速加えました。
NHK教育の「私のこだわり人物伝」(毎週火曜日放送)の10月の放送で、
色川武大さんが取り上げられる予定のようだよ。
この番組は見たことがないけどテキストもあるらしい。
上記の番組の件、中止になってしまったようです。残念。
848 :
吾輩は名無しである:2007/10/05(金) 00:13:46
阿佐田哲也コレクション文庫1発売∩゚∀゚∩age
849 :
吾輩は名無しである:2007/10/07(日) 11:31:55
文春文庫でも麻雀放浪記がでたみたいですね
>>840 サンクス。若いときの姿見れて最高。
殿山泰司さんの時ちょろっと出てたのは記憶してたけど、
色川さんの時は見てなかった、って言うかその時は知らなくて興味なかった。
この番組っていい番組やったんやね。
小学館文庫のコレクションズって中は何やろ
たぶん持ってるのが多いやろし、どうしよ
851 :
吾輩は名無しである:2007/10/11(木) 04:49:15
阿佐田哲也コレクション文庫1
中は全部文庫未収録短編だよ
これから全7巻の予定だってさ
全部文庫未収録短編とな!!!
これは買わな!
全集は買えなかったからなぁ。これは楽しみ
文学板久しぶりに見たけどこのスレまだあったのか、なつかしいなー
上のほうに5年前の自分の書き込み発見。
それはそうとixion(だったかな?うろ覚えだけど)っていうコテは文学板からいなくなったの?
ほかのスレでも見ないんだけど・・
>>838 新麻雀放浪記とか結構マニアックだと思ってたんで驚いた。
麻雀放浪記は番外なんだね。もうみんな持ってるってことか。
怪しい来客簿、最初の一編を読んだだけで内容のものすごさにクラクラした。
(否定的意味ではない)
別に衝撃的な出来事を描写しているわけでもないのに、背後にある殺気にやられたというか...
文庫で阿佐田哲也シリーズ
単行本未収録の作品や文庫になっていない作品、品切れ状態が長い文庫などを編集。
文庫本未収録の8短編からなる第1弾『天和(テンホー)をつくれ』(580円)に続いて、
第2弾は12月刊で長編小説『ばいにんぶるーす』。2カ月ごとに刊行。
ということらしいです
856 :
吾輩は名無しである:2007/12/22(土) 08:54:12
保守
857 :
吾輩は名無しである:2007/12/31(月) 11:52:56
今年はいろいろとお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
なあに。
859 :
吾輩は名無しである:2008/01/02(水) 11:38:57
『うらおもて人生録』は名作だと思う。
「天和をつくれ」読了。表題作はどこかで読んだことがある気がしてオチ
とかはすぐに分かったけど、それでも全編に渡って楽しめた。
前半では「ちびっこバイニン譜」、後半の新し目の作品の中では
「008は彼氏の番号」が面白く、特に008は今までの阿佐田作品とは
どう考えても相容れないSF作品ということで、ミスマッチの妙が不思議
な雰囲気を醸し出していた。
まったくもう色川さんは一人遊びが好きだなあ。
862 :
吾輩は名無しである:2008/02/04(月) 06:47:14
阿佐田さんは男色だったなんて・・・
漫画「哲也」のイメージがあったからショックです。
863 :
吾輩は名無しである:2008/02/07(木) 13:18:50
この人名作多いでしょう.. 戦後を代表する作家のひとりだと思う。本人も
自分でそう思ってたと思うよ。人には言わなかったでしょうけど。
864 :
吾輩は名無しである:2008/02/09(土) 22:55:59
柳美里かぁ・・・
柳美里ってのがなぁ・・・
ああ。どんな魅力的な題材より著者だな。
色川武大が柳美里について書くなら喜んで読む。
そんな感じ。
阿佐田哲也コレクション3 「三00分一本勝負」
を買ってきた。2と1は売ってなかった。
本文はまだ読んでないけど、巻末に
長編小説リスト&ガイド ってのがあって、これがすごい良かった。
発表された雑誌、年。文庫の出版社。題名の変更とか
未文庫化とか、入手し難さとかそういう情報まで。
それにちょっとした解説も書いてあって、ファンにはすごいありがたい情報の塊だった。
小学館文庫の人、良い仕事してますね。
youtubeに動画あったよ
動いてる姿見られて嬉か
870 :
吾輩は名無しである:2008/02/17(日) 00:58:25
昔ニコニコにも動画あったんだけどね
すぐ消えちゃった
「海燕」新人賞の選考委員だったらしいね。
柳美里以外に、いくらでもいただろうになぁ・・・
874 :
吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 13:53:31
今時「おだやかにアウトロー」という題で、柳に語らせたらたたかれるのは必至だろう。
かといって放送中止したら言論の自由がどうとか言い出すやつがいるし、NHKもわざわざ厄介な方を選んだもんだ。
色川文学が傷つかないことのみ祈る。
柳美里、鬼女板を中心に虐待疑惑で槍玉にあがってるらしい。
テキストも販売してるし、今更放送中止になることはないだろうが
色川作品にケチがつくような…。
それにしても、なぜこの人選だったのか?
ああぁ…もう…。
876 :
吾輩は名無しである:2008/02/27(水) 22:03:15
な、ファビョーン星人なんてあんなもんでしょ
今月は色川月間
NHKのページ、なんで柳美里「さん」柳「さん」って敬称ついてんのに
色川さんは呼び捨てなんだよ。
故人だからじゃね?
柳の敬称を省略したら
無言電話が5000回ぐらいかかってくる。
今日は楽しみだ
883 :
吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 22:59:24
感想。
柳のコメントに激しく同意。
寺田さんのコメントはうれしかった。
やっぱり自分にとっては狂人日記は最愛の書だ。
「闇で闇を照らす」
って言ってたけど
そうであって欲しくはないね
ナレーションの声、気取ってていやだった。柳もたいしたこといわないし。もう見ない。
っていうか寺田さんが進行役でよかったんじゃね
887 :
吾輩は名無しである:2008/03/05(水) 09:59:05
沢木耕太郎にやって欲しかった
沢木さんは自分の作品で書いてるし実際に親交あったみたいだしね
とりあえず男にやって欲しかった
見逃したぁぁ。
再放送はないのかー?
893 :
吾輩は名無しである:2008/03/12(水) 04:56:10
「お父さんが穴を掘っていたように、色川さんも小説を書いていた」って言ってたが
ちょっと違う気がするなあ。まあいいか。
柳の話にはまとまりがない。自分語りが多いのも何だかなー。
てか、あれでホントに物書きなのかね?
あれだから物書きなんだろう
色川さんたまにはパジャマくらい着替えましょうよ。
色川さんハロワに行っても仕事がありません。
どうしたらいいでしょう。
899 :
吾輩は名無しである:2008/03/31(月) 17:25:38
阿佐田哲也と手本引きについて
阿佐田哲也の手本引き小説と言えば「ドサ健ばくち地獄」1976だが
それ以前の小説にはあまり手本引きは出てこない。
麻雀放浪記にはホンビキに言及する箇所があるが、
ゲームの場面は出てこない。
つまり阿佐田哲也はそれまでは手本引きの経験が
ほとんど無かったのではないか?
それまで多額の資金を必要とする手本引きに
手を出すほどの収入が無かったのだが、麻雀放浪記の
莫大な印税収入を手本引きにつぎ込んだのではないだろうか?
その経験がまだホットなうちに書き上げた傑作がドサ健ばくち地獄であり、
ドサ健ばくち地獄は昭和40年代後半に実在した東京の手本引き賭場が
モデルであり、麻雀放浪記以上にノンフィクショナルな要素が濃いと思う。
浜辰のモデルは「波谷守之」もしくは彼に準ずる山陽道方面の博徒だと思う。
「清水春日」も候補の一人だ。
900 :
吾輩は名無しである:2008/04/04(金) 01:52:09
ETV見たけど、
>>899あたりのことも含めて奥さんは大変だっただろうな。
収入が増えたからこその、結婚&引越し&博打&友達づきあいだったろうから。
差し支えの無い範囲で、「宿六」を3倍ぐらい加筆して本にして欲しいな。
あと、かなり前にも書き込んだんだけれど、
もし御存命なら、弟さんからの話も是非聞いてみたい/読んでみたい。