1 :
吾輩は名無しである:
スレ無くなってるみたいなんで、作っときました。
当方、ようやく論文書き終えた陰性。
大学ですか? 現実は本当に院生なんですか?
ウソですよね。
みんな君のこと妄想癖があるんじゃないかって噂しているんですよ。
2はカワイソー
4 :
吾輩は名無しである :02/01/28 06:31
感動したっ!!
↑
どの作品に?
∧ ∧
ヽ( ´∀`)ノ 荷風だワショーイ!
へノ /
ε ノ
7 :
吾輩は名無しである:02/01/29 03:52
∧ ∧
ヽ( ´∀`)ノ エロ作家age
へノ /
ε ノ
8 :
吾輩は名無しである :02/01/30 00:39
∧ ∧
ヽ( ´∀`)ノ 新藤兼人の映画、何てタイトルでした?
へノ /
ε ノ
9 :
吾輩は名無しである:02/01/30 01:54
あめりか物語よかったす
10 :
吾輩は名無しである:02/01/30 01:55
墨東綺譚もよいよ(字がでない、鬱だ)
11 :
吾輩は名無しである:02/01/30 02:42
>>10 数年前、映画化されたね。
主演女優の子、すっごいウエストくびれてた。
そこしか覚えてない。w
12 :
吾輩は名無しである:02/01/30 03:24
たそがれ迫る庭の隅
君と別れしわが身ひとり、
倒れ死すべき鶏頭の一茎と
ならびて立てる心はいかに。
13 :
吾輩は名無しである :02/02/01 01:50
『あめりか物語』に1票
>12
気になるんだが、12は荷風の詩なのか?
若い頃のものなのか?
そんなうたを荷風が創るとは思えんのだが・・。
15 :
吾輩は名無しである:02/02/02 03:03
>15
全く覚えてませんでした。
17 :
吾輩は名無しである:02/02/02 18:04
夢の女
18 :
吾輩は名無しである:02/02/02 19:15
小石川牛天神、麻布台
19 :
吾輩は名無しである:02/02/03 18:56
麻布台の偏奇館。
そして終の棲家の千葉・市川の菅野の家。
20 :
吾輩は名無しである:02/02/07 14:48
富松、八重次、お歌・・・
21 :
吾輩は名無しである:02/02/07 21:44
やっぱりエロ作家なんですか?
エロ爺ですが、仙人のようでもあるんです。
23 :
吾輩は名無しである :02/02/07 23:12
『断腸亭日乗』で黒丸が付いてる日付の解釈はやっぱり「アレ」でいいのか?
24 :
吾輩は名無しである:02/02/08 18:17
>エロ爺ですが、仙人のようでもあるんです。
性質悪いな。
>性質悪いな。
そうです、毎日同じ店で同じ物を食べ、
ストリップを見にゆくんです。
26 :
吾輩は名無しである:02/02/10 15:42
>11
墨田ユキ?
Kafu the Scribbler
荷風、人気ないっすね。
>27
こんな厨房と関わりあいたくないから。
30 :
吾輩は名無しである:02/02/19 22:43
にふ〜、萌え
正しく敗荷落日の感あり
32 :
吾輩は名無しである:02/02/24 01:35
最初のふらんす物語とはど〜違うのですか?
33 :
吾輩は名無しである:02/02/24 12:45
荷風がカフェプランタンで押川春浪と喧嘩した話をご存知の方、いますか
35 :
吾輩は名無しである:02/03/03 00:45
永井荷風初学者におすすめの本教えて。
四畳半襖の下張り
37 :
吾輩は名無しである:02/03/03 04:21
>>34 当方、岩波書店版『断腸亭日乗』所蔵しています。
第7巻末「索引」で「押川春浪」「プランタン」を引きますと、
ピッタンコ!「大正14年1月16日」という日付に行きあたりました。
で、その日を『日乗』第1巻で繙いてみますと、
春浪墓碑建設の話が持ち上がっていることに関連し、
それに遡ること十数年前、明治末の頃、
プランタンにおいて春浪が壮士数名を引き連れ、荷風らを襲撃し、
そしてそのことがきっかけで絶交になった顛末が語られています。
(きっかけは荷風の連れ、井上亜々がささいなことで絡まれたことのようです)
ご希望でしたら、暇な時にでも『日乗』の該当部分をアップしてもいいですよ。
38 :
吾輩は名無しである :02/03/03 04:29
「四畳半襖の下張り」が収録されてるユリイカって、まだそこらの書店で売ってます?
>>37 おお、ありがとうございます<(..)>
その日の分はちょうど文庫版(摘録)にも乗ってました。よかった〜
「日乗」に索引が付いているとは知らなかった。。。
40 :
吾輩は名無しである:02/03/08 17:56
新潮社版の『あめりか物語』では全ての漢字にルビがふられてあるけど、これは荷風側の意図だったの?
41 :
吾輩は名無しである:02/03/16 01:04
荷風あげっ
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´・ω・) < 荷風をマターリ読みたいね。
(つ旦と) \_______
と_)_)
43 :
吾輩は名無しである:02/03/26 01:17
age
44 :
吾輩は名無しである :02/03/27 00:35
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´・ω・) < age。
(つ旦と) \_______
と_)_)
45 :
ブロッコリー:02/03/28 01:48
ホーミーベイベーキラキラボーディー
ストレスはためないで★
46 :
吾輩は名無しである:02/03/30 00:00
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´・ω・) < 新帰朝者でパリッとした荷風に興味あり
(つ旦と) \_______
と_)_)
47 :
吾輩は名無しである:02/04/09 00:24
「荷風極楽」「荷風散策」「わが荷風」「永井荷風の昭和」
こんなのばかり読んでいるが...
肝心の本人の小説は余り読んでおらん(w
48 :
吾輩は名無しである:02/04/09 02:21
荷風を見習って風俗通いをしています
49 :
吾輩は名無しである:02/04/10 16:55
「敗荷落日」と書いた石川淳がどれほどの傑作を残しえたか?
戦後の荷風は確かに目を覆うばかりであったにしても、
墨東奇潭(字がないのでスマソ)ほどの傑作を残し得なかった
石川に敗荷などという資格はない。
51 :
吾輩は名無しである :02/04/11 00:12
三ノ輪の浄閑寺だけじゃなく、旧玉ノ井にも荷風の文学碑あってもいいよな。
52 :
吾輩は名無しである :02/04/13 02:27
53 :
吾輩は名無しである:02/04/15 23:05
麻布の偏奇館あとは、再開発ででかいビル建てていたね。唖然
54 :
吾輩は名無しである:02/04/24 23:35
あげとくよ、Nihoo〜
カフー!!
56 :
吾輩は名無しである:02/05/02 23:09
ふらんすへ逝きたし、って荷風だっけ?...
57 :
吾輩は名無しである:02/05/05 21:51
ぼくとうきたん
あの精神性にはちょっと憧れる
58 :
吾輩は名無しである:02/05/06 04:03
「野垂れ死に」
したのがイイ!
体力がないと出来んと吉行は言った(w
59 :
吾輩は名無しである:02/05/09 21:49
>56
萩原朔太郎では
60 :
吾輩は名無しである:02/05/10 14:31
雪の中若い女の子と帰った話が良かったな・・何だったっけな(ワラ
61 :
吾輩は名無しである:02/05/15 20:59
川本三郎が評論だしてたね
62 :
吾輩は名無しである :02/05/21 22:44
∧ ∧
ヽ( ´∀`)ノ つゆのあとさき!
へノ /
ε ノ
63 :
吾輩は名無しである:02/05/22 22:06
>>60 漏れも何だかそのシーンが頭に残ってる。
今見たら、岩波文庫「荷風随筆集」下にある「雪の日」かな?
千葉の知人の家に居候していたとき、外で自炊していたらしいが、
わけのわからないごった煮だったって。
浅草の踊り子たちに囲まれて鼻の下のばしている写真もいいねー。
超然とした奇人って、好きさ。
グラフ誌だかに掲載された死体の写真も見てみたいなあ。
65 :
吾輩は名無しである:02/05/22 23:56
あげ
66 :
吾輩は名無しである:02/05/23 00:35
>>49 「敗荷落日」は石川淳がどんなに荷風を愛したかと言うことを
伝えてる文章です。石川淳は自分の認めない作者のことは書かない人だった。
「敗荷落日」の苛烈な物言いは自分へムチを打った所作でしょう。
「敗荷落日」から読み取れることはそのふたつしかないんです。
石川淳は「敗荷落日」という文章を書いて、その責任をとれる生活を
最後までまっとうした、ということが大切なんです。
67 :
吾輩は名無しである :02/05/26 04:37
>>66 その責任をとれる生活を最後までまっとうした
ウーム・・・
68 :
吾輩は名無しである:02/05/28 23:54
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´・ω・) < 下谷叢書ってどう?
(つ旦と) \_______
と_)_)
>66
最初、そのように理解した。
しかし、何回か読むと、違うように感じはじめた。
そうなると、読めば読む程、違う方に行ってしまう。
ただ、石川の死に方を見ると確かに、そうかなと思う。
>68
下谷叢書は傑作です。ただ鴎外の影響が強すぎるのが、難かな。
70 :
吾輩は名無しである:02/05/29 22:56
71 :
吾輩は名無しである :02/06/05 20:48
日和下駄が好きっす
72 :
吾輩は名無しである :02/06/11 22:20
アメリカは第二の故郷らしいです
73 :
吾輩は名無しである:02/06/13 23:45
荷風萌え〜。あげとくよ
74 :
吾輩は名無しである :02/06/14 00:18
「永井荷風の見たあめりか」は面白かった。作者名忘れたけど
75 :
吾輩は名無しである:02/06/14 00:35
76 :
吾輩は名無しである:02/06/15 01:49
77 :
吾輩は名無しである:02/06/15 03:01
78 :
吾輩は名無しである :02/06/16 04:48
断腸亭日乗の震災のくだりは、圧巻ですね
79 :
吾輩は名無しである:02/06/17 04:04
罹災日誌(でしたっけ?)も(・∀・)イイ!!
80 :
吾輩は名無しである:02/06/17 15:05
81 :
吾輩は名無しである :02/06/18 02:15
>>64 >グラフ誌だかに掲載された死体の写真も見てみたいなあ。
「文学アルバム」みたいな類の本に結構載ってるよ。漏れは2種類
見たことある。1つは畳の上に突っ伏してる、まさに死亡した時の
写真。これは暗くて表情とかはよくわからん。もう1つは、葬式の
とき、親族等が布団に寝かされた壮吉を囲んで座ってるもの。孤高の
文学者も、逝ってしまえばただのジーさん、って感じで妙にリアル
だった。
82 :
吾輩は名無しである:02/06/18 14:49
どうして荷風は菊池寛を蛇蝎のごとく嫌っていたのでしょう?
事情を知っている方教えてください。
『断腸亭日乗』には、菊池寛と文芸春秋から届いた年賀状を
わざわざ「年賀をもらういわれがない」と送り返しています。
ここまで嫌うワケが分かりません。
>82
群れをなして行動することは、大嫌いであった。
殊に党派をなし、以外のものを排斥することを嫌った。
さらに、永井はメディアを武器に個人攻撃を受けたことがあり、
文壇というものからは距離をおいていた。
おそらく「芥川賞」の選考委員達から最も遠い位置にいたと思われる。
「墨東奇潭(字がないので)」は短いから
すぐ読めるので、読めば直ちにわかる。
84 :
吾輩は名無しである :02/06/19 20:47
>>82、83
戦時中は特に荒れてて、菊池寛だけじゃかったな。
「断腸亭日乗」昭和14年1月7日の項を引くと、
「大都会芸術」とかいううさんくさい運動に参集しているとして、
菊池寛・佐藤春夫・吉屋信子・西条八十等を一括して「田舎者」呼ばわり。
弟子の佐藤春夫は、そんな師匠に対してやり切れない思いがあったみたいだね。
逆に、谷崎潤一郎のことは、ひどく好いているね。
かと思うと、芥川の訃報を聞いても、案外冷淡だったり。
偏屈といえば、それまでだけど、荷風の好き嫌いの基準が
いまいちよく分からない。
87 :
吾輩は名無しである :02/06/19 23:01
有島武郎の自殺聞いた時はけっこう動揺してたというか、複雑な感想抱いていたような。
面倒なんで「断腸亭」は引用しないが。
>>85 あと慶応の直弟子というと、チャキチャキ浅草育ちの久保田万太郎がいたね。
彼のことは晩年どう思っていたのだろう?
88 :
吾輩は名無しである:02/06/20 00:50
>>86 >逆に、谷崎潤一郎のことは、ひどく好いているね
半分、自分が世に送り出したようなもんだからね。谷崎が「つゆのあとさき」
(他の作品だったかも)を論じた文章のなかで、以前に訣別していたはずの
自然主義からの影響を指摘しているのを読んでも、荷風は全然怒らなかった。
あの荷風がっ!(w
>>87 >あと慶応の直弟子というと、チャキチャキ浅草育ちの久保田万太郎がいたね。
>彼のことは晩年どう思っていたのだろう?
荷風が?佐藤春夫が?久保田万太郎と佐藤はカナーリ険悪だったみたいだけどね。
89 :
吾輩は名無しである:02/06/20 23:44
>>82,83
「墨東綺譚」(五)の終わりのあたりに、
「昭和四年の四月「文芸春秋」という雑誌は、世に「生存させて置いては
ならない」人間としてわたくしを攻撃した」とありました
90 :
吾輩は名無しである :02/06/22 23:57
そういえば『断腸亭日乗』って新版が刊行されたんだよね。
全七巻揃えると35000円ぐらい?誰か買ってないの?
オリは旧版古本を昔20000円で入手したけど。
91 :
吾輩は名無しである:02/07/06 23:40
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´・ω・) < 荷風をマターリ読みたいね。
(つ旦と) \_______
と_)_)
92 :
吾輩は名無しである :02/07/07 14:41
田舎の過疎線の駅待合室で電車待ちに読むと、すごくしみわたった。
93 :
吾輩は名無しである:02/07/09 22:25
何を読んだ?四畳半かw
94 :
吾輩は名無しである:02/07/10 13:10
>>90 今旧版の全集1万円しないし、日乗だけに35000円はきついな。
95 :
吾輩は名無しである:02/07/13 22:43
新版全集がほすぃーのだが、まだまだ値段下がってこないよな。
96 :
吾輩は名無しである :02/07/14 06:26
地獄の花age
97 :
吾輩は名無しである:02/07/14 07:03
四畳半襖の下張り
って本当に荷風の作なんですか。
98 :
吾輩は名無しである:02/07/15 23:35
99 :
吾輩は名無しである :02/07/17 04:56
>>97 荷風名義でなく、金阜山人(違ったかも)名義で出ているから、荷風作ではないと
する学者もいるが、文体や内容(w)からいって、ほぼ荷風の作品に間違いない。
といってみるテスト。
100 :
吾輩は名無しである:02/07/17 05:03
荷風作の春本ということだったら、個人的には「濡れずろ草紙」のほうがずっと好きです。戦後の混沌とした世相をモチーフにしていて「四畳半〜」よりも文学性は低いかもしれないが、それだけに衝撃力がダイレクトです。抜けます。
101 :
吾輩は名無しである :02/07/19 03:59
age
102 :
我輩は名無しである:02/07/20 20:14
ベタだが、やはり「日和下駄」は名作だと思いますが、何か?
103 :
我輩は名無しである:02/07/23 23:26
いえ、何も。
104 :
我輩は名無しである:02/07/27 05:32
定期age
105 :
吾輩は名無しである:02/08/02 19:26
保守
106 :
吾輩は名無しである:02/08/02 19:28
あめりか物語ってあれ実話じゃないよね?
107 :
吾輩は名無しである :02/08/04 03:53
>>106 もちろん小説だから、100%実話とは言えないが、大部分が実体験を
基に書かれていることに間違いはない。壮吉がアメリカに留学して
いたことは知ってるよね?
108 :
吾輩は名無しである:02/08/04 04:08
三遊亭夢之助
109 :
吾輩は名無しである:02/08/04 05:15
ぼくとうきたんの墨田ユキ
110 :
吾輩は名無しである:02/08/04 05:20
ああ、あの元AV女優ね。
AV観た後じゃ抜けなかったな。
111 :
吾輩は名無しである:02/08/07 20:54
映画のシ墨東綺譚ってビデオとかになってる?
112 :
吾輩は名無しである:02/08/07 22:13
ビデオになってたかなー?
あの映画かなり脚色されちゃってるよね
墨田ユキって今なにしてんのかな
113 :
吾輩は名無しである:02/08/07 22:52
ビデオになってました
四千円くらいだった
114 :
吾輩は名無しである:02/08/08 00:00
115 :
吾輩は名無しである:02/08/08 00:35
60年のほう見てみたいな。山本富士子が演じるおゆき。
92年のほうは、戦後まで話が続いていて、あら!って感じだった。
墨田ゆきがすごくきれいで印象に残った。
116 :
吾輩は名無しである:02/08/09 22:03
「シ墨東綺譚」は数年前、浅丘ルリ子主演の舞台もあった。
「オイオイ、60歳近いおゆきかよ!」と突っ込みを入れてしまった。
117 :
吾輩は名無しである:02/08/09 22:11
おまいらトロいな。ほれ、これ使え。
濹東綺譚
118 :
吾輩はリア厨である:02/08/10 16:53
119 :
吾輩は名無しである:02/08/10 18:23
濹東綺譚
簡単やんけ! 濹東綺譚
121 :
吾輩は名無しである:02/08/10 18:26
濹
122 :
吾輩は名無しである:02/08/10 18:53
どうせなら「墨」の部分が正字になっている文字を出せ。
>122
いまUNIX板に開発の注文だしとるから、ちょっと待て。
おおー
山本夏彦さんが実例を挙げて荷風のケチで助平でイジワルで卑怯者としての
人格を述べているけれども(美しければすべてよし)、しかし最後の死に方
を見るとさすがだなあと感じるところが多い。蔵書などもほんのわずかで、
文化勲章は無雑作に新聞にくるまれて押入れの中に放り込んであったとある。
人に迷惑をかけないかわりに誰からも干渉されない徹底した個人主義を貫き、
さっさと逝ってしまった。大金持ちの野垂れ死に。やはりただものではない。
126 :
吾輩は名無しである :02/08/13 22:36
>>125 >>人に迷惑をかけないかわりに誰からも干渉されない徹底した個人主義を貫き、
その突飛な行動は、知人・友人に少なからず迷惑をかけていたようだよ。
ただ、尊敬はしないにせよ、あの生き方は憧れる。
>>125 山本夏彦は、大病してい〜い顔になったなぁ〜。
128 :
吾輩は名無しである:02/08/14 23:52
山本夏彦っまだ生きてるの?
129 :
吾輩は名無しである:02/08/14 23:57
山本夏彦は、実は荷風の後輩だったりもする。共に筑波大附属高校の出身。
ついでに小林信彦も筑波大附属高校出身だが、小林信彦にも荷風的な偏屈さがあるな。
130 :
吾輩は名無しである :02/08/22 06:30
age
131 :
吾輩は名無しである:02/08/22 19:56
存命であれば今日手がけられたかもしれない作品のタイトル(妄想)
萌え
132 :
吾輩は名無しである:02/08/29 06:43
四畳半襖の原作が荷風って、信憑性
高いのですか?ガセ?
133 :
吾輩は名無しである:02/08/29 07:06
いまだにそんなことを言っている人がいるのか。あの文章を読めば荷風作であることは一目瞭然。
134 :
吾輩は名無しである:02/08/29 10:58
135 :
吾輩は名無しである:02/08/29 11:00
永井荷風って写真を見ると痩せぎすだけど手がごつくてでかいなあ。
ああいう人って一物もでかいらしいなあ。カツ丼食いたくなってきた。
137 :
吾輩は名無しである:02/08/31 01:17
もてあます 西瓜ひとつや ひとりもの
あのシングル生活は男の憧れだっ。
138 :
吾輩は名無しである:02/08/31 01:19
氏ね永井!!!!!!!!!!!!!!!!!!
139 :
吾輩は名無しである:02/08/31 23:17
140 :
吾輩は名無しである:02/09/03 22:18
永井豪じゃねーの?
ダンディズムよのう・・・
142 :
吾輩は名無しである :02/09/09 02:01
定期揚げ
143 :
吾輩は名無しである:02/09/10 03:02
イチモツはデカかったかもしれないが、昔の奥さんの藤蔭静枝がバラしていたところによると、ベッドテクニックはお粗末だったようだ。「とても女性を満足させられるような男じゃないですよ」という発言が記録されている。
144 :
吾輩は名無しである:02/09/10 03:08
へえ、意外だな、それは。数はこなしても身にならないと意味はないということですな。
145 :
吾輩は名無しである:02/09/10 13:10
>>143「とても女性を満足させられるような男じゃないですよ」
人生そのものが自己満足みたいなもんだからね。
147 :
吾輩は名無しである :02/09/22 23:24
定期age
148 :
吾輩は名無しである:02/10/01 04:50
久々に日和下駄読んでみたが、やっぱり良かった。
だからage
149 :
吾輩は名無しである:02/10/05 06:09
鈴口が痒い
150 :
吾輩は名無しである:02/10/05 18:12
四畳半を読めば、「鈴口」などの隠語の勉強にもなる。
151 :
吾輩は名無しである:02/10/07 01:00
このスレにはまたゆっくり来よう。
152 :
吾輩は名無しである:02/10/13 20:18
保守
153 :
吾輩は名無しである:02/10/14 04:06
ホッシュ。
若い頃の荷風、正直カコイイ。
アメリカでもフランスでもモテたのが判る。
154 :
吾輩は名無しである:02/10/19 14:23
155 :
吾輩は名無しである:02/10/19 14:25
それで?
157 :
吾輩は名無しである:02/10/21 22:53
断腸亭日乗ふうに今日の日記を。
十月二十一日。雨。
158 :
吾輩は名無しである:02/10/27 02:12
十月二十七日。終日2ch。
159 :
吾輩は名無しである:02/10/29 03:26
ん〜。
160 :
吾輩は名無しである:02/11/04 21:08
全集買おうかな。
161 :
吾輩は名無しである:02/11/13 21:11
保守
162 :
吾輩は名無しである:02/11/15 03:06
?東綺譚
163 :
吾輩は名無しである:02/11/15 21:25
?東綺譚
164 :
吾輩は名無しである:02/11/17 03:51
荷風ブームは去ったな。
?東綺譚 ほらよ。ツカイな。
166 :
Trinity:02/11/17 03:55
『荷風とニューヨーク』って新刊出たようですが
どうなんしょうか。読んだ方いる?
岩波文庫から「あめりか物語」「ふらんす物語」でたね
168 :
吾輩は名無しである:02/11/18 23:50
169 :
吾輩は名無しである:02/11/18 23:51
?東綺譚
なぜ出ない・・・・<& # 2 8 6 6 5;東綺譚
170 :
吾輩は名無しである:02/11/18 23:55
荷風は身長180センチ以上
171 :
吾輩は名無しである:02/11/19 03:36
?東綺譚
172 :
吾輩は名無しである:02/11/19 03:39
永井荷風と三島由紀夫は親戚です。
…99へえ…
173 :
吾輩は名無しである:02/11/20 03:42
>>167 そうなんだ。でも「ふらんす物語」は新潮文庫に入ってるし、
「あめりか物語」も昨年か一昨年に講談社から出たし、今さらって
感もあるな。
174 :
吾輩は名無しである:02/11/23 16:49
緊急浮上
175 :
吾輩は名無しである:02/11/23 16:57
たしかに三島の祖先には永井玄蕃という人物がいるが、永井荷風の家系とは関係ないはず。
永井荷風の親戚筋といえば高見順と阪本越郎だろう。あ、馳浩もか(w
176 :
吾輩は名無しである:02/11/25 21:20
>>175 松本哉は、物凄く遠縁ではあるが、つながっていると書いてたような。
保守
保守
家族を持たない人の死に方としては理想的だった。
鍋やかん等のガラクタ類といくつかの全集、そして現金と預金通帳。
あと始末が容易なように、ちゃんと気配りがされていた。
ぼくも晩年はあんな風に身の回りをきれいに整理して、
いつお迎えが来てもいいようにしたいと思っている。
岩波文庫から復刊した『珊瑚集』買ってみた。
冒頭のボードレールから荷風節炸裂で、
これは何度も何度も楽しめそうだ。
♪ ♪ ♪
♪ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧♪ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ゚Д゚) ( ゚Д゚) .( ゚Д゚) ( ゚Д゚) < 荷風の誕生日を祝って
.⊂ つ⊂ つ⊂ つ⊂ つ | 踊りましょう♪
〜( つノ〜( つノ〜( つノ〜( つノ . \_____
(/ (/ (/ (/
♪ ♪ ♪
♪ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧♪ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ゚Д゚) ( ゚Д゚) .( ゚Д゚) ( ゚Д゚) < カステラ一番 電波は2ちゃん
.⊂ つ⊂ つ⊂ つ⊂ つ | 3日は荷風の誕生日♪
〜( つノ〜( つノ〜( つノ〜( つノ . \_____
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今日は荷風の誕生日。ちなみに火野葦平も12月3日生まれです。
185 :
吾輩は名無しである :02/12/03 21:50
♪ ♪ ♪
♪ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧♪ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ゚Д゚) ( ゚Д゚) .( ゚Д゚) ( ゚Д゚) < 荷風の誕生日を祝って
.⊂ つ⊂ つ⊂ つ⊂ つ | 踊りましょう♪
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( ゚Д゚) ( ゚Д゚) .( ゚Д゚) ( ゚Д゚) < カステラ一番 電波は2ちゃん
.⊂ つ⊂ つ⊂ つ⊂ つ | 3日は荷風の誕生日♪
〜( つノ〜( つノ〜( つノ〜( つノ . \_____
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186 :
吾輩は名無しである:02/12/13 11:34
あげ
187 :
吾輩は名無しである:02/12/13 11:42
日記の朱点は見栄張るな、と小1時間問い詰めたい、問い詰めたい、
問い詰めたい・・・すいません、漏れ弱いのでうらやましいっす
188 :
吾輩は名無しである:02/12/16 02:02
NHKの「人間講座」で結構動く映像が見れましたね。
荷風が亡くなった時の模様まで・・・
荷風の亡骸や、弔問に訪れた久保田万太郎の映像もありました。
岩波文庫から「ふらんす物語」が新しい版?で出ていた。文字が大きめ。
新潮文庫でなじんで来た者には1ページあたりの内容のパースペクティブ?が
うまくつかめない。←意味不明? ごめん、表現力なくて。
最後の方の文語文が、これまたきわめつけの名文だ。
190 :
吾輩は名無しである:02/12/16 07:40
筆名がカッコイイ。
191 :
吾輩は名無しである:02/12/16 16:16
>>188 マジで?全然知らなかった・・・
再放送しないのかな?
192 :
吾輩は名無しである :02/12/17 19:48
私も見たことある。
他にも谷崎潤一郎や志賀直哉のインタビュー映像や
太宰治の死体捜索現場の映像等もあった。
193 :
吾輩は名無しである:02/12/17 23:40
岩波文庫の「あめりか物語」は初版本の再現。
よって新潮や講談社文芸とは文章がかなり異なるよ。
個人的には荷風自身が手直しした後者の方がやはり完成度高し。
岩波は字が読みやすいけどね。
おや、そうすると「ふらんす物語」も初版本の通り? これはちょっと気になる。
岩波は字が大きくて読みやすいだろうけど、やたら分厚いのはチトださい。
195 :
吾輩は名無しである:02/12/18 00:33
>「ふらんす物語」もそのようです。発禁版!
戯曲や、オペラに関する談話までついてるから、新潮版とは別物と考えた方が
よいと思われ。(だから分厚いのね)
面白いのは、初版では二作とも、会話文などに「?」だの「!」だのを
多用している。
改訂版には、まったくなし。
のちの小説群、「おかめ笹」でも「つゆのあとさき」でも「ひかげの花」
でも、感嘆符のたぐいは(たぶん)全く出ていない。
意図的に使わないんでしょうが、初期は使ってたんだね。
荷風もそれなりに(当時の)現代っ子(変な言い方だが)だったんだなあ.
情報ありがとうございます。うーん、そうすると買いかな。
前に書き忘れたけど、今日の朝日の広告によると「わが荷風」(野口武彦さん
)の文庫本が出るらしい。
197 :
吾輩は名無しである:02/12/18 14:20
?東綺譚
あぼーん
199 :
吾輩は名無しである :02/12/18 14:37
顔、長すぎ
人知れず200ゲット
漏れもやがて偏奇館みたいな一戸建てに住んで、
夜な夜な歓楽街を徘徊して遊ぶんだ。
202 :
吾輩は名無しである :02/12/20 20:49
>>201 がんがって栗。漏れは断腸亭のほうがいい。
ノーベルマーーン
204 :
吾輩は名無しである:02/12/21 14:45
>>175
馳浩が荷風の親戚とは知らんかった。
神無月もそうなのか。
205 :
吾輩は名無しである:02/12/21 16:47
>>204 馳浩の女房である高見恭子が荷風のいとこ(高見順)の娘。
高見恭子って高見順の娘だったのか!
まじ知らなかった。
207 :
吾輩は名無しである:02/12/29 15:10
保守age
208 :
吾輩は名無しである:03/01/02 23:00
フランク永井age
209 :
吾輩は名無しである:03/01/02 23:11
そういや永井荷風って市川に住んでたんだよな。
漏れ通学で近く通ってたけど、しみじみと自宅とか見たことなかった。
そういやよく荷風がよく行ったらしい大黒屋も、入ったことない。専ら吉野家だったw
今やるべきことが一段落したら、今度カツ丼食いに言ってみようかな。
210 :
吾輩は名無しである:03/01/02 23:11
フランキー堺?sixth sense?
うわ、俺「食いに言ってみよう」なんて打ち込んでら。
逝って来ます。
212 :
吾輩は名無しである:03/01/06 04:18
明け方に浮上
213 :
贋作鶏のジョナサン:03/01/06 04:57
石川淳とどっちがエライか。
川本三郎はオトナだな。
あの水曜スペシャルの川口浩って、第1回直木賞の川口松太郎
の息子って知ってた?後は阿川佐和子、阿川弘之の娘。檀ふみ
は檀一雄の娘。岡本かの子の息子岡本太郎。森鴎外の娘森茉莉。
太宰治の娘津島祐子。萩原朔太郎の娘萩原葉子。吉行淳之介の妹
吉行理恵。
改版された『あめりか物語』の表紙ポートレートが、
中村俊輔にどことなく似ていると思うのは私だけですか。
池澤夏樹は福永武彦の息子。
幸田文は幸田露伴の娘。
サトウハチローは佐藤紅緑の息子。
小沢健二は小澤俊夫の息子。
江国香織は江国滋の娘。
松本大洋は工藤直子の息子。
216 :
吾輩は名無しである:03/01/16 00:20
著作権切れるまであと何年?
217 :
吾輩は名無しである:03/01/16 00:26
大鶴義丹は唐十郎と李礼仙の間にできた息子。
小説、父親の代作疑惑が出てから書かなくなっちゃったね(w
218 :
吾輩は名無しである:03/01/16 05:40
>>214 雑学というほどではなく、ほとんど誰もが知っていることばかりだろう。
声優の池澤春菜が池澤夏樹の娘というのは知らない人も多いけれど。あと、岡本太郎と池部良がいとこ同士というのもほとんど知られていないね。
俊輔への反応がないな…鬱。
荷風の死体が写った写真に関しては、松本哉のエッセイに記述が
ありますね。昭和34年5/17日号の『アサヒグラフ』に掲載されたと…。
国会図書館でマイクロフィルム保存されているそうです。
松本氏のエッセイで荷風の裏話を仕入れつつ、作品に当たると
楽しみが多い。
『あめりか物語』の「悪友」で登場人物に語らせているセリフが、
のちの荷風を暗示していて興味深かった。
「…良家に生まれたものが平々凡々たる良民になる、何の苦労も
いらない、が、いざそれから、一歩進んで大人物になるか、または
一歩さがって世間の裏へ廻るか、どっちとも容易なものじゃないぜ。
その苦心と修業は、影と日向の差こそあれ、同じ事だ。…」
220 :
吾輩は名無しである:03/01/16 14:45
>219
> 俊輔への反応がないな…鬱。
だって似てないもん。
ああ、きょうは冷えるな〜
岩波文庫の摘録断腸亭日乗を古本屋さんで600円也で購入。
寝る前にフトンの中でちょぼちょぼ読もう。
223 :
吾輩は名無しである:03/01/19 02:48
>>222 これを読みはじめたときは雅語辞典、漢和辞典、詳細年表を必携したけど
そのおかけでかなり語彙がひろがって、いろいろ学びました。
下巻あたりからは読み物としてもイッキでっせ!
(とくに昭和20年など・・・)
(^^)
ちょっと読むとすぐ眠ってしまうので、まだ大正15年です。
でもなんか、この荷風って人は、他者を厳しく批判し、
世相を慷慨する割には、年がら年中、女と情交を重ねる、
よくよく色情の強い人だったんですねえ。
稿料に振りまわされる昨今の文壇を嘆いたかと思うと、
ちゃっかり株を買って蓄財してみたり、文士を気取る割に、
自分にはすこぶる甘くて、要するに、しょうもない文弱の徒
だったんでしょうねえ。もうとっくの昔に死んじゃった。
226 :
吾輩は名無しである:03/01/26 22:11
>>225 > よくよく色情の強い人だったんですねえ。
肉体派の作家と言いなさい。(w
40前に達観してしまったら、死ぬまでの残り40年は、
女漁りや著述で気を紛らわすとしても、ずいぶんと
面白くも何ともない、つまらない長い余生だったんだろうな。
洋装が似合うね。
日乗を読むと大正天皇の崩御のときも昭和天皇の下血模様同様に
逐一糞便輩出の模様を報道していたそうな。
230 :
吾輩は名無しである:03/01/31 21:51
ホッシュッシュ
やっと50才まで来た。そうか荷風散人は50になっても、
10日も射精しないと淫欲が湧きモヤモヤしてたのか。
すごいなあ、やっぱ食欲性欲が命の根源だもんなあ。
20いくつの若い妾を囲ってやりまくり放題、
すごいエロじじいだったんだな。さすが文化勲章。
なんでまた毎日のように同じ店でメシを食ったんだろうか?
偏屈者にとってそこから生じる馴れ合いは嫌なものではないのかな。
age進行で構いませんよ。
234 :
吾輩は名無しである:03/02/03 23:22
なにも路地裏に逃げ隠れしなくったってよさそうなもんに・・・、
助平ごころだけは人の十倍も盛んなくせにねえ。
親兄弟の成り立ちは自分の預かりしらぬところだから仕方ないけど、
女房も持たず子供も作らず、でもカネにあかせて、若いピチピチした
肉体だけはずっと欲しい。おつむの弱い、パープーの若い子は、
すべて自分のいいなりで、こんなに楽しいことはない。
好きなだけ抱き放題、やりたいだけやり放題。
蓄財は当今の証券金融会社の職員以上に抜け目なく、
金融不安が予想されれば、朝一番に銀行に出かけてゆき預金を預け替える。
そんなみみっちい、醜怪な荷風散人がなぜいまそんなに慕われるのか。
それだけ好き勝手なことやりまくって、簡単に極楽往生させたらたまらん。
きっとそんな気持で、断末魔の死体写真がいまもときどきテレヴィで
放映されるんだろうな。菊地姦、文芸春秋の復讐かな。
東京の地図を片手に荷風散人の足跡をだどっています。
偏奇館は六本木1丁目にあり、現在は再開発の真っ最中だそうな。
玉の井を夢の桃源郷と評したのは、滝田ゆうさんだったか。
「このさき抜けられます」。行ってみたかった、玉の井・吉原。
238 :
吾輩は名無しである:03/02/06 00:31
荷風日記を読むと、晩年やたらと映画を観ている。
『エデンの東』なんてのも観てますな。
ただ、純然たる暇つぶしだったようで。
そこは映画もコヤシとして観た谷崎なんかとは違うね。どっちが偉いかって話じゃなく
谷崎はチャプリン『巴里の女性』についての批評文があるが、
荷風は日記で「米国活動役者チャプリンなる者東京の芸者家で豪遊し
身請けをするやらしないやら云々・・・・」と書く。
>237
再開発だいぶ出来上がっていたようですが
ホテルオークラ〜スペイン大使館〜泉屋博古館(住友の資料館)
の先の道を右に入ったあたりです
(情緒も何もありやせん)
ほとんど霞ヶ関に近い辺りだね。何となく元麻布方面にあったんじゃないかと想像していたが、違うのか。
都会は昔も深夜まで店が開いていて、閑人が夜通し街をうろちょろ徘徊して
いたことがよくわかる。都心に家があるってことは、夜がとても長くて、
いろいろな楽しみ方ができるってことだな。もっとも、カネがないとだめだが。
売文の輩には高級も低級もないじゃんよ。
結局同じことだわ菊池寛等と。
真の隠者達人は、人の目に触れることなく棲息し、消え去る者であり、
名が世間に晒されるようなのは、夜な夜な銀座界隈で妓女に囲まれ、
得意満面の絶頂で、唄いおどけるニセ文人だろうに。
あんまり豪そうなこと言うなや。みっともない。
文は人なり、ただし知識を基にした文ならば化けやすい。
絶対に騙せないものは、顔である。
その人のおいたち経験思考人生観のすべて表れたものが顔だ。
顔はごまかしようがない。美しい人生を生きてきた人の顔は美しく、
カネに汚く強欲に生きてきたひとの顔は、やっぱりそういう顔だ。
いい顔の老人になりたいなあ。
晩年、お歌さんが2回訪ねてくるね。カネの無心だったのだろうか?
だったらイヤだな。そんな人じゃなかったと信じたい。
頭の少し弱い、いつも春らんまんの人だったと思いたい。
使い切れないほどのカネがあって、養うべき女房も子供もいない。
放埓な行動を批判する誰もいない。そうなったら、きっと、人は、
欲望の赴くままに、女漁りをし、愛人契約を結び、好きなだけ抱いて、
食いたいだけ食って、飽きればポイ捨てし、フンとせせら笑う、
そんな生き方をするだろうな。だから永井荷風は正直な誠実な人だな。
246 :
荷風風の文章発見:03/02/18 22:58
К 遠方より狂気の黄昏を眺むる
鶉に陣取りながらそのくせ目当ての役者が登場すれば顔を真っ赤にして物陰に隠れてしまう様な、そんな心
持ちで僕は年も明けた一月の暮日、渋谷はBunkamura Galleryへ赴いた。
夕べの疲れが体を支配している。久々に無茶な遊びをしてしまったなぁと回想してみれば、これより向かう
金子先生の個展も俄かに足取りが妙な按配にもつれる始末。まだ若いと思ってはいても気が付けば二十も半ば
に達しそうな勢いで、二十六も過ぎれば後は老け込む一方だと言うから僕の栄華もそろそろ潮時かと思えば、
十九の歳より続けたる愛人生活も心無し一抹の不安が惹起され、吹く風の冷たさに顔を抓られる痛みも一入。
しかしながら隣を見れば矢張りとばかりに古株のパトロンが道を先行き先行き、人波を掻き分け掻き分け、僕
はもう石に噛り付く思いで彼の後を付いて行く。今日を限りにと、お褥滑りを申し上げる程の意気地があれば
と思うことも度々なれど染み付いた豪奢と花柳的匂いのする毎日を送っていては最早この男を袖にするなど、
考えただけでも恐ろしい。俄然勇気が湧いて来てピタリと彼に寄り添いニコリと笑えば、二人仲良し楽しい時
間は苦労なく作り出せる。至極簡単。
きっと親子に見られるねぇ等と惚気たままの僕たち二人は展覧会場の光を見つけるなり、キュウと雰囲気付
いて、金子國義展《絵画の彼方へ》と題されたポスターの横を通り過ぎれば、輝かしき香気を放つ絵画たちが
賑やかに迎えて呉れた。花咲く乙女たち、お遊戯、青年の時代・・・画集では見たことのある有名すぎる作品
が所狭しと並んでいる。クリスタルの飾りが綺麗なランプの下にはダルメシアンの人形が鎮座していて来訪者
に挨拶をする。硝子ケースを覗けば先生お気に入りの書物やら玩具やら縫いぐるみやら可愛い中にも高級さの
あるとっておきの小物が並べられていた。中には先生を真似て同じ物を探し抜いて購入したシュタイフのバン
ビそれに黒猫なんかも居て先生の世界の一部を別の世界でしょっている様な気がして、二十も半ばだという男
子ながらに口元が緩んでしまうのは嬉しいやら悲しいやら。
247 :
荷風風の文章発見 :03/02/18 22:59
何をそんなに急ぐのか、絵に足が付いていて逃げ回る訳でもあるまいに、絵を捕まえて自分の中に絵を写し
取らんとするかの如く一気に展覧会場をぐるり一周。気付けばパトロンの姿何処にも見当たらずはてなと思い
眺むれば、やれ浴衣の掛かる端のコーナーにて何やら談笑、その相手嗚呼金子國義。サイン会に当たる日では
あらねども会場おわしめす金子國義先生は勿論当の本人であること疑りなく、余り詳細に様子を書き連ねるの
もパトロンの正体明らかにするのも同じ、仔細に入っては野暮ともなりぬ故ただ肘に破れのあるセーターをお
召しになられたその美貌を眼中に出来た僕は幸せ者であるとばかりなら書き記すことも許されるであろう。
優しきパトロン居所のない僕の姿に気付いてか、こちらに歩み寄ると会場隣の喫茶スペースへと僕を誘う。
勿論仲良き二人は二人きり、席に落ち着いて自らの興奮を冷ますべく冷や水一杯。コーヒーを飲みつつ直ぐ先
の会場の中を眺め渡す。眩しきお姿眺めながら失礼コーヒーを又一口。何て近くて遠い金子先生、僕の人生を
全く変容させてしまった張本人責任重大ですのよ先生。先生は僕の名前も知らぬ、何てよく出来たファンであ
ろうか、先生を自分に准えて賞賛してみる。何と楽しいことか。
248 :
おさむ ◆2LEFd5iAoc :03/02/18 23:02
荷風の遺産は、現在の価値に換算すると3億円程度らしい。3億程度じゃ、今だったら金利生活は難しいな。
100万円の貯金もないヲタが、ぬかすなw
3億円に2億9千9百9十万くらい足らん。
それにつけても金の欲しさよ。
荷風も、ピカソも、一休禅師も、じじぃになってからも若い女こさえてて
羨ましいことだ。
荷風は金で買っただけか。
252 :
吾輩は名無しである:03/02/21 23:56
age
253 :
吾輩は名無しである:03/02/22 14:01
?東綺譚って文字が出てこない。
254 :
吾輩は名無しである:03/02/22 15:40
永井荷風の全集ってどこから出てる?
いくらくらいで購入可能?
あぼーん
>>254 岩波の全35巻、15,000円で買った。10年くらい前。
3万超えてる店もあるけど、探せばそれくらいの値段であるはず。
全集は中央公論からも出てた。これは全24巻。
中期には春陽堂からも。これは全6巻。
岩波が決定版。詩の翻訳も微妙に異なるので注意しよう。
つゆのあとさきを読んで、君江にちょっと憧れたりしたわたし
258 :
吾輩は名無しである:03/02/27 18:42
>>256 レスありがとう。
古本屋でさっそく探してみたんだけど、
近所のブクオフは漫画本かくだらない文庫本しか置いてない。
259 :
吾輩は名無しである:03/03/05 23:21
浮上
「いやなことはやらない」
締切りに追われたり、いやな会合に出たり、頼まれごとをされたり・・・、
それが可能だったのは、お金があって、家族がなかったから。
うらやましいな。早く年金もらいたい。
261 :
吾輩は名無しである:03/03/08 04:44
浮上
あぼーん
どんなにヨボヨボになって、好きな浅草に行けなくなっても、
まさか自分が、今日明日死ぬなんて決して思えない。
そのうち死ぬに決まってるけども、まさか今日の夜中に、
突然喀血して死ぬなんて、まさか夢にも思っていない。
人は最後のさいごまで未練たらたらで、ボストンバックに
いまの金にして何億もの大金を抱えながら、とうとう死神に背中を
どつかれて、ようやく三途の川を渡るものなんだなあ。
264 :
吾輩は名無しである:03/03/13 17:58
age
人間世界が嫌いで嫌いで、だから子孫も残さずさっさとあの世に逝きたいけど、
でも死は怖いし、先立つものはカネだから肌身離さず置いといて、
それでもなかなか死なないもので、そこでやっぱり欲も出て、
お○○コもしたいし、美味いものも食いたいし、でも面倒くさいのはいやだし・・・、
それでも、とうとう80いくつまで、随分と長生きしました、さようなら。
266 :
吾輩は名無しである:03/03/17 00:40
戦前戦後、生活者としての「豹変(本来はよき意味の用語なれど)」ぶりは
荷風散人の「文学」にさまでの影響を与えてはいないと考える。
夷齋先生の言を借るならば、
まこと「<葛飾砂子(「葛」は正字出ず)>まで」の荷風散人であった。
ただしその「老残落魄」の最晩年、中央公論社の伝手で八幡なる散人宅を訪問、
終生ただ一度の対座を果たした、ドナルド・キーンによれば、
「かほどに美しい日本語を話す日本人に、これまで会ったことはなかった」由。
この一事を信ずる限り、わたくしは散人は最期まで文雅の人であったと思う。
長編に傑作皆無の散人の文学の魅力は、プロットでもなければ風俗性でもない。
ましてや、思想性ではさらにない。
只管「文章」そのもののたたずまい、香り、そういうものであると考える。
267 :
吾輩は名無しである:03/03/20 22:32
『葛飾土産』ですぜ。
人の世の愚劣から逃れ、ささやかな人生をまっとうしようとするなら、
それはもう、逃げる隠れる当たらず触らず関わらずの、隠者となるしか
ありますまい。だから、後世に著作や足跡を残すなんて、それだけでも、
もう、愚劣極まりない、隠者失格なのであります。
269 :
吾輩は名無しである:03/03/21 12:50
岩波の断腸亭日乗買いましたがども文語調なので読みにくい。
自分自身の語彙も少ないのでしょっちゅう(・ω・ )モニュ?ってなるし。
広辞苑などを手元に置きながら読むべきなんざましょか。
>>260 澁澤龍彦の生き方は、ひょっとしたら荷風の生き方に多少影響を受けていたところもあったかもしれない。
自由人とカネ持ちは、どんなに善い人でも世間が許さない。
嫉妬やねたみ憎悪の対象とされる。だから、自衛のために
つつましく隠密行動をして身を守るしかないんだな。
272 :
吾輩は名無しである:03/03/28 00:43
荷風って子供いなかったの?
273 :
吾輩は名無しである:03/03/28 00:48
274 :
吾輩は名無しである:03/03/28 00:54
末長直海というチンピラ三流作家が先生のチンコ舐めますってよ
サイトの日記やスレで言ってます
275 :
&rlo;:03/03/28 00:59
>>272 273はウソ。
実の子供がいなかった荷風は親戚から養子を貰いました。
その養子である永井永光さんは、偏奇館(字がちょっと違っているかも)というバーを経営しておられるはず。
276 :
吾輩は名無しである:03/03/31 00:33
『あめりか物語』や『ふらんす物語』を、アメリカ人やフランス人が読んだら、
どう思うんだろうね。ダバディなんかは結構、日本の小説を読んでるみたいだから、
もし『ふらんす物語』を読んでたら、どう思うのかちょっと興味あるな。
真似をして浅草向島界隈を散策してみようと思っても、
都内は最早排ガス地獄でとても健康に悪いです。
278 :
吾輩は名無しである:03/04/15 21:43
>>269 その文語調が格調高さに繋がるのではないかい?
永井荷風が「今日雨降ってさー。びしょ濡れでマジ最悪でやんの」
とか日記で書いてたら萎えるでしょ。
279 :
吾輩は名無しである:03/04/16 01:48
岩波文庫の「あめりか物語」「ふらんす物語」
の表紙の題字のレタリングって、若い人向けに媚びた感じでヤだな。
セーヌ川をすべて隅田川に置き換えてもまったく不都合はないって、
ひどいきついこと言うなあ。
281 :
吾輩は名無しである:03/04/16 10:46
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ,, - ―- .、 ホモ用しおり ┃
┃ ,. '" _,,. -…; ヽ ┃
┃ (i'"((´ __ 〈 } ┃
┃ |__ r=_ニニ`ヽfハ } ふう・・・ ┃
┃ ヾ|! ┴’ }|トi }, ここまで読んだぜ ┃
┃ |! ,,_ {' } ┃
┃ 「´r__ァ ./ 彡ハ. おまえらのレスで ┃
┃ ヽ ‐' / "'ヽ 腹ン中が ┃
┃ ヽ__,.. ' / ヽ パンパンだぜ ┃
┃ /⌒`  ̄ ` ヽ\. ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
保守
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
284 :
吾輩は名無しである:03/04/20 12:56
sageで保守はありえない
>>284 保守にageもsageも関係ないんだよ、と言ってみるテスト
286 :
吾輩は名無しである:03/04/21 20:20
sageだと保守できないでしょ。
287 :
吾輩は名無しである:03/04/23 14:32
夏姿読みたいのですが、見つけれません。
>287
正しい日本語を使おう
289 :
吾輩は名無しである:03/04/24 13:37
最後の書き込み時間で落ちるかどうか決まるんだよ。
だからsageでも問題ない。
290 :
吾輩は名無しである:03/04/24 13:45
まだそんな馬鹿がいたとは・・・。
291 :
吾輩は名無しである:03/04/24 13:47
まだそんな馬鹿がいたとは・・・。
292 :
本当の話です!読んでください。お願いします!!!:03/04/24 15:55
jftyj
1989年、女の子が41日間渡って監禁され、計100人ぐらい(少しでも関った人を含めて)に強姦、朝から晩まで超暴力と超陵辱された。(深く関ったのは5,6人)
ヤクザ顔負けのリンチで、天井に血が飛び散っていた。
「なんでもするから家に帰して」という女の子に、自慰(オナニー)を強制され、裸で「キチガイ」の真似をさせられ、
真冬に裸でベランダに出され、裸で踊らされ、強制され、手足を縛り、お尻の穴に花火を入れ爆発させ、膣やに直系3センチの鉄の棒を何度も強引に突っこみ、性器や尻の穴を完全に破壊する。
(途中、膣をタバコの灰皿代わりにされる。
重い鉄アレイを身体(裸体)を数十回にわたって殴られ、まぶたに熱いろうそくをたらされ、(追加●陰毛を剃り、女性器に異物を挿入 ●ライターのオイルで皮膚を焼いた ●肛門に瓶を挿入し思いきり蹴った) 手足を縛り、
膣にマッチ棒(ライター)を入れられ、点火し、燃やされ、
膣の中のや裸体をライターで火あぶり、苦しさのあまり何度も気絶する。その恐怖や苦しみや痛みは想像を絶する!
(この時ストレスと恐怖のあまり髪が全部抜け落ちていく)しかし、
犯人どもは哀れみの情など一切見せず、引き続き、陵辱、暴行を行う
大勢の男にかなり大量の精液を飲まされ(フェラチオで)、500ccの尿を飲まされた。(生きてるか死んでるかわからないが)ゴキブリも食わされたそうである。また女の子の悲鳴や激しいリンチの音は監禁されている
部屋の中で音楽をボリュームいっぱいで流しているため、外に届かない。
恐ろしいころに、監禁されていることを知ってた人は計100以上いるが、誰も通報しない。
そして最後はひどく殴られ失禁して)死んだ。(殺された)
死体の顔は目の位置がわからないほど、変形し、親でも誰かわからず、原型をとどめてないほどで、性器のほうは顔よりもっとひどく完全に破壊されていた。死体には髪がなくなっていた。死体の陰部にはオロナミンC2本、入っていた。
なお、死体は手足を縛られた状態であった。
以下の内容は「全く」誇張されておらず、「コンクリート詰め事件」で検索すればわかります。
これは「裁判記録」に書
293 :
吾輩は名無しである:03/04/25 17:54
294 :
吾輩は名無しである:03/04/25 21:17
あぼーん
んなら古本しかないな。
ちなみにわたくしは岩波の古い方の全集で持ってます。
端本でたしか200円だった。
良スレにつき、保守!
保守
299 :
吾輩は名無しである:03/05/04 20:39
ここにいらっしゃる皆さんは荷風のファンだと思うんですが
いったい いつ(何歳のとき) 何をきっかけに 荷風を読みはじめたんですか?
ちなみに俺は30代になって突然に、です。
301 :
吾輩は名無しである:03/05/05 01:24
10年位前の東京論ブームで日和下駄を読んだのが
最初だあ
302 :
吾輩は名無しである:03/05/05 06:13
>>301 それ、俺も・・ 「ひよりげた」の馥郁たる音に惹かれて・・
303 :
吾輩は名無しである:03/05/05 09:23
304 :
303ですがついでに:03/05/05 09:29
岩波文庫の荷風随筆集上巻はいいですね。日和下駄他荷風の東京関連小品文
の集成。しかも編・解説が野口冨士男。
305 :
吾輩は名無しである:03/05/05 11:42
三島由紀夫が荷風の最期について「戦死した兵隊のそばにヴェルレーヌ詩集の
頁が風にひらめいていた。これは醜悪な日本知識階級の戯画だと思うな。荷風
がそういう醜悪なものの元祖をなしているということが言えるな」と言ってい
ますが、この発言の出典をご存じの方が教えて頂けませんか? どうぞよろし
くお願いします。
>>305 ここより三島スレで訊いた方がいいのでは? もう訊いているかな?
307 :
吾輩は名無しである:03/05/05 12:18
>>306 アドバイス有り難うございました。早速コピベしました。
308 :
吾輩は名無しである:03/05/05 17:56
晩年、荷風は城南電気の故・宮地社長よりも明白に
全財産を持ち歩いて自衛していた、って話だけど
戦後のアナーキーな時代を、どうして老躯のみにて莫大な現金の
自衛をなしえたのか、とってもギモーン!
宿老ならではオーラが出てたからなのか、荷風のそれがあまりにも有名で
ひそかに官憲が庇護してたのか、どういうことなんだろう・・・
309 :
吾輩は名無しである:03/05/05 22:43
>>299 漏れは大学浪人の19歳のとき。親父の持ってた全集をなにげによんで
とりこになった。『紅茶の後』にしびれました。『墨東綺譚』なんて
小説と知らずに読んでたな。エッセイだとおもってたよ。
310 :
吾輩は名無しである:03/05/05 23:10
漏れは、あめりか物語→ふらんす物語→?東綺譚→・・・
とハマっていった。邪道かな・・・
文字化けしたw
シ墨東綺譚ねw。
312 :
吾輩は名無しである:03/05/06 19:15
中学2年、墨東綺談。
夏休みの読書感想文の宿題で、一番薄い文庫本だったから。
そんな邪道なきっかけに反して折あるたびに読み返してる。
>>312 中2の読書感想文、マジで興味あり! サワリでもいいからうPせれ。
「ぽっぽっぽ、ハトぱっぽ」「もう一回する?」あの墨田ユキ、
いったい、いまごろ、どこの溝に埋もれてるんだろ?
>>313 さすがに15年以上前のことだから細かいことは覚えてないけど
巻末の解説をツギハギして原稿用紙埋めた。
要は当時、内容はほとんど理解できなかったということです。
本当に良さが解りかけたのは大学入ってからじゃないかな?
316 :
吾輩は名無しである:03/05/06 21:04
>>314 創価学会員と結婚し、芸能界から引退しました。
317 :
吾輩は名無しである:03/05/06 21:47
318 :
吾輩は名無しである:03/05/07 15:49
私は最近ですよ。
一番最初に読んだのは「つゆのあとさき」で「腕くらべ」「問はずがたり」〜
など。
今日は「にぎり飯」読みました
ちなみに今20です
永井荷風って射手座だったんだね。なるほど。
320 :
吾輩は名無しである:03/05/07 23:55
「ひかげの花」の冒頭描写は映画のよう。
目に見えるような筆使い。水際だったうまさ。
ハァ。。。
あの、何億って遺産は、結局どうなったのでしょうか?
まさか、あの貞ニ郎が・・・、
谷崎潤一郎さんとの互いに抑制のきいた友情がいいな。
達人同士の交わりって、あんなふうに淡くてすがすがしいものなんだ。
323 :
吾輩は名無しである:03/05/10 19:24
佐藤春夫『妖人永井荷風』
佐藤春夫氏は谷崎潤一郎が奥さんを譲る約束を反古にしたと、
絶交したくらいの犬猿の仲。よって坊主憎けりゃ袈裟まで!かな?
どんな内容なのか今度読んでみたいな。
保守
326 :
吾輩は名無しである:03/05/17 02:13
>324
絶交してないんでないの?
327 :
吾輩は名無しである:03/05/17 02:19
「私だって人間ですからね、ああいうことをされちゃあ、尋常な気持ちでは
いられませんよ。そりゃあ君が困っているのはわかる。判り過ぎるくらいだ。
だからといってその金額全部を用立てるのはできないですよ。できない。
半分にしなさい。それでいいでしょう。金は兎角揉め事のたねになるから
本当は貸すのは嫌だが君にあげると思って半分だけ用立てましょう。
それにこれは私の経済的事情も有るんです」
328 :
吾輩は名無しである:03/05/23 14:14
結局、あの荷風ブームはなんだったんだらう?
329 :
吾輩は名無しである:03/05/23 15:13
風俗ブームでした
330 :
吾輩は名無しである:03/05/24 23:00
われは明治の児ならずや。
331 :
吾輩は名無しである:03/05/25 04:51
BSの「食は文学にあり」再放送みますた。
日乗の美しい製本と、最期の大学ノート殴り書きの落差を見て
老いの残酷さ、人生の儚さ無意味さに思い至り
激しく鬱になってしまった。
死体写真はカツ丼嘔吐を掃除して撮ったの?
俺もその放送見た。淋しい死に方だけど、ホンモノの作家だと思うよ。
333 :
吾輩は名無しである:03/05/25 18:48
↑
淋しい死に様がホンモノの作家?
何のこっちゃ。
誰にも心を開かないやつが誰にも看取られずに野たれ死んだだけ。
望みどおりにおっちんだんだよ
死に瀕して苦悶している当人にとって、
どんな慰めの言葉もいたわりも気遣いも、ただもう
うるさい煩わしいものであって、もしできることならば、そいつ等を
張り倒して遠ざけたい!死の恐怖は当人だけのものであり、
迫り来る地獄は当人だけにしか関わりがない。
ほんものの孤独ってそういうものだ。
拝んで救われるものなら、なんぼでも拝み倒すさ。
ほんとうに神があるのかは、そのときはっきりする。
もう永井荷風が亡くなって40年も経つのかね。
適当に書き散らかしたものが、こうやって後世の人達に読まれて、
いたぶられたり揶揄されたり。いったい、人が生きて死に、
書きなぐったものが、あとに残って慕われるって・・・、よくわからない。
いま、もし生きて達者だったら、連日ソープ通いしてるかな?
337 :
吾輩は名無しである:03/05/28 10:06
これからも動物Aを応援してくださいね(^ー^)♪
338 :
吾輩は名無しである:03/05/30 22:23
今年、荷風忌(4/30だっけ)に行った人いる???
どうもいかんな。
ある程度まで行くと、人はみな、世の中のためとか、人のためとか、
社会のためとか、秩序を守るためとか、そういった事柄に、
ついつい、ちょっかいを出したくなってしまうんだな、これが。
なんとか電気の社長が、同友会の会長に出たり、どっかの大学の先生が、
教授の席を投げうって政界に入ったり。まあ、要するに、
出たがり屋さんなんだろうな、目立ちたがり屋のええ恰好しいの。
欲なんだろな、とにかくじっとしていられない。
馬鹿げたことだよ、そんなことに踊らされて、身も心もくたびれ果てて。
それでいったいどんな成就ができたのか?って自問しても、結局
なにがなんやら、さっぱりわからない。まあ、お好きなように、
私は、勝手に裏町の溝際の掘っ立て小屋で、艶かしいぬるぬるしたのと
楽しくぬるぬる遊んでいますからさ。
340 :
吾輩は名無しである:03/06/04 17:44
>>336 荷風はケチだから、DC通いしていると思われ。
〔鶯谷慕情〕とかを書いてるよ。
341 :
吾輩は名無しである:03/06/12 19:18
来週、
京成八幡駅前、
大黒屋にまずいと評判のカツ丼を食いに行こうっと・・・
へえ、大黒屋ってまだやってるんだ。
永井荷風のおかげでそういうお客さんも多いんだろな。
でも日記を読むと、浅草へ行くのが億劫になっちゃって、
仕方なく近場の大黒屋さんへ行ったみたいな感じがするけどなあ。
343 :
吾輩は名無しである:03/06/15 03:06
>>341 評判どおりまずいよ。それから実際に逝ってみると大黒屋から終焉の地までは
驚くほど近い。
344 :
吾輩は名無しである:03/06/15 03:20
荷風にあっては、生まれたときが絶頂で、それからたった一人の死にいたるまでのひた
すら下降していく時間を楽しんでいるふしがあるが、しかしそれは荷風が「見せよう」
とした芸であり、本当のところは、荷風は、一瞬一瞬がつねに絶頂であった。
345 :
吾輩は名無しである:03/06/15 03:28
ちなみに浅草尾張屋のかしわ南蛮も食ったけどこっちはまあまあだった。
346 :
吾輩は名無しである:03/06/15 03:37
荷風セットねえ、たまたま近くにあった食堂というだけで、
ずいぶん余徳にあずかってまんなあ。
348 :
吾輩は名無しである:03/06/17 00:35
>>346 これを読むと杵屋の子供が荷風の養子になってるんだね。
つうことは遺産もそっくり受け継いだんだ。永井永光氏っていう人。
350 :
吾輩は名無しである:03/06/17 21:21
>>344 どっかの文章からの引用だなあ。
しかも、思いっきり美化されてまんなあ。
そんなことより、自分勝手な振る舞い、無為な生活、
不様な死に方とかがとっても面白く、興味尽きない訳で・・・
また寝る前に木刀奇談をちびちび読んでまつ。
どうせすぐ眠くなっちゃうからなんでもいいんだけども。
352 :
吾輩は名無しである:03/06/21 00:39
>303
亀レスだが、へんき館跡は泉ガーデンじゃよ...
何か痕跡はあったかのう
だね。勘違いしてた。御組坂も途中でぶった切られて偏奇館跡は痕跡を
探すこともできなくなっていると思う。
まわりに一人の肉親もなく、身体も思うように動けなくなって、
ひとりぽっちの陋屋で、じっと死と向かい合う時間って、
どんなもんなんだろう。仏教でも神道でもキリスト教でもなく、
まさか儒教でもなく、でもやっぱ、仏さまかな。そんな気がする。
>>354 心配すな、藻まえも必ず体験できる。
どんな情況でも、周りに誰がいようと、病院だろうと肉親に囲まれていようと
自分の死と向かい合うのはただ独り・・・藻まえもその時わかる。
楽しみにしとれ、その日は必ず来るから
356 :
吾輩は名無しである:03/06/23 01:55
放蕩の生涯からは空しい痴情の夢のなごりはあっても、
今にして初めて知る、老年の慰みとなるべき子孫のない身一つの淋しさはかなさ。
家族のある人は、山のような蔵書も家具だの什器も、自分が逝ったら、
あとは何とか片づけて適当に処理してくれるだろうと、無責任でいられるけど、
他人の世話には金輪際なりたくない、偏屈な身寄りなしは、やっぱり、
生前、身辺を整理して、必要最小限のガラクタだけにしておきたいだろうな。
いつ逝くのかは、こればっかりは、天のみぞ知るのだけども。
カツ丼、食いたい。
360 :
吾輩は名無しである:03/07/05 01:54
鴨南蛮、食いたい。
安岡章太郎の文庫どう?
362 :
吾輩は名無しである:03/07/06 07:53
今時のDQN中高生は荷風をニフウと発音するらしい。
いや、俺たちが間違っていたのかもしれない。
本当はニフウだったのだ!
364 :
吾輩は名無しである:03/07/07 13:02
鴎外が、「ニフウ」の読みを「カフウ」にしなさい、とアドバイスしたのは、
荷風研究者の間では、常識です。
ソンナバカナ・・・┐(´-`)┌
366 :
吾輩は名無しである:03/07/08 23:42
荷風の日和下駄を読み返してたまげた。
みうらじゅんよりも以前に崖について
語っていたとは。
367 :
吾輩は名無しである:03/07/08 23:57
>>361 後期の安岡を評価できないのはしょせん厨板
いちばんスノッブが付きにくい大家なんだよね。
368 :
吾輩は名無しである:03/07/09 00:59
>>367 そういうお前の物言いが一番スノビッシュw
369 :
吾輩は名無しである:03/07/09 02:04
>>368 過去ログ倉庫から安岡スレさがして見てみれ
ひどいものだ、「海辺の光景」で終わってやんの。
「己のために小説を書いた」最後の作家だぜ。荷風のほうが
何気にカコイイものな、話題として(w
吉行スレも終わったし、厨のフェスティバルだな、この文学板は。
現代もテレビをつければ久本や柴田が出ずっぱりの昭和初期の頃と同様
理不尽な勢力が跋扈し社会を壟断し邪が正に勝る末世の観を何気に呈して
いるけども、和漢洋に通じた荷風のこころは、そんなたかが十年二十年の
跳ねっかえりの跳梁などてんで相手にしない、悠久の時の流れに同化して
そうして悠々と呼吸し美味いものを食らい、いつも朗朗と笑って暮していたね。
荷風をケチで助平でイジワルで、どうにも救いようのないヤシと評していた
山本夏彦さんも、荷風の文章の美は絶賛していた。ならば、そんなに
ケチで助平でイジワルな救いようのない人物が、果たして、そのような
美しい文章を付け焼刃で簡単に描けるのものだろうか?文は人なり。
文章にはその人のすべてが表わされてしまうものなんじゃありませんかねえ。
「・・・だぜ」ってナウイな。
372 :
吾輩は名無しである:03/07/12 00:53
>>370 山本夏彦なんて、ごみ物書きの言葉を引用するな!
373 :
吾輩は名無しである:03/07/12 14:21
↑
同意!!!
374 :
吾輩は名無しである:03/07/12 14:40
小林デブ彦は「平成の荷風」を気取っているらしい。
て優香、
田中康夫が『噂の真相』に長年連載してる「ペログリ日記」は
「断腸亭日乗」を意識してるそうだが。
376 :
吾輩は名無しである:03/07/12 18:02
377 :
吾輩は名無しである:03/07/13 00:29
>>374、375
荷風を気取るなら小説を書け。小説を!!
378 :
吾輩は名無しである:03/07/13 10:23
カフーは横浜こなかったね
379 :
吾輩は名無しである:03/07/13 10:28
相手を決めなくてもやってりゃいいんだろうか?
和田さんもそうだが、私には分からない。
あぼーん
>>378 まあまあ、ひとり浦和にいますから・・・。
382 :
吾輩は名無しである:03/07/13 18:21
協力age
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
保守保守
色っぽい張り切った胸元にムラムラして、我を忘れてねぶりついたら最後、
子供が生まれ次第にシワだらけになる女房ともども食わせていかなきゃならない。
弱い女にとって身体を磨きスカートの丈をできるだけ短くし色香を撒くのは、
獲物を捕らえるための涙ぐましい努力なんだけども、そういう打算や手管は、
不快極まりない。荷風散人が少し知恵のまわらないボーッとした女性を
求めた気持が何となくわかるような気がする。一発放射させてあげた代償、
オッパイにねぶり着かせてあげた代償が妻の座永久就職だなんて、
不潔極まりない、反吐がでるほど醜怪な性根だ。くわばらくわばら。
386 :
吾輩は名無しである:03/07/17 23:24
>>385 恋愛というものを性的な側面からしか理解できない気の毒な人の書き込みらしい。
「ダンナ、ご紹介しましょう。いかがです、絶好のチャンスですぜ。
猟奇的ですぜ、ダンナ」
388 :
吾輩は名無しである:03/07/18 20:19
荷風散人には恋愛という言葉自体が似合わない。
389 :
吾輩は名無しである:03/07/20 11:54
女性を物としか見ていない時代の人だからね。あの当時、恋愛らしい恋愛をしていた日本人はほとんどいなかったんじゃないか。
つれづれなるあまり余が帰朝以来馴染を重ねたる女を以下に列挙すべし。
鈴木かつ、蔵田よし、吉野こう、内田八重、米田みよ、中村ふさ、野中直、
今村栄、関根うた、清元秀梅、白鳩銀子、黒沢きみ、渡辺美代、大竹とみ、
古田ひさ、山路さん子、この外臨時のもの挙ぐるにいとまあらず。
派手にやりまくったもんだなあ。合掌。
391 :
吾輩は名無しである:03/07/20 18:19
商売女ばっかりだろ。
392 :
吾輩は名無しである:03/07/21 13:40
金と暇が有り余るほどあったんだから、当然でしょ(羨ましすぎる)
ところで、荷風は梅毒にかかってたって本当なの?
393 :
吾輩は名無しである:03/07/22 03:08
谷崎と荷風が対談したとき「検査しても陰性だが、罹っていないわけはない」と二人で話し合っていたそうだが、詳細は知る由もない。
394 :
吾輩は名無しである:03/07/22 05:07
斉藤茂吉に検査してもらったんだよね。
戦後の荷風ブームのとき、白樺派の長与善郎が、自伝で荷風のことに触れてた。
そんとき、「こんな脳梅患者の書いた下品な作品が流行るなんて云々」
と、相当キレタ語調で書いてたのを読んだことある
395 :
吾輩は名無しである:03/07/22 18:44
↑
それは偽善者の群れ〔白樺派〕の言いがかりだろう。
仮に梅毒にかかったとしても、治癒したんじゃない?
中州病院あたりで・・・・
花柳病のような病勢の緩やかなものは老境に至ればそれほど怖くはない。
むしろおっかないのはチブスのような伝染病だ(木刀奇談)。
荷風散人は、自分が梅毒もちだと知っていて無責任にやりまくるような、
そんな人じゃあないよ。そんなことは、億万長者の身で、
あんな風に狭いあばら屋でひとり孤独に死んで行く姿を見たら、
わかりそうなもんに。当世の劇画世代の仁には、わかるまいが。
397 :
吾輩は名無しである:03/07/23 01:12
「劇画世代」という言葉そのものがかなり古い。大体「劇画」なんていう言い方は最近はしない。
なんで2は1を叩いてるの?
399 :
吾輩は名無しである:03/07/23 18:39
つゆが続きますが、みなさんも断腸亭にならって、生水やアイスクリームや
アイスコーヒーなるものを控えませう。
最近活動写真を見てないなー
断腸亭日記の昭和11年、12年にカメラで墨東の町並みを
撮影しているようですが、使用しているカメラはなんですか?
それと永井荷風が撮影した写真を見ることは出来るのでしょうか。
教えてください。よろしくお願いします。
402 :
吾輩は名無しである:03/07/24 19:29
わたくしは活動写真をほとんど見たことがない。
使用してたカメラはローライコードです
405 :
吾輩は名無しである:03/07/25 00:48
新潮の文学アルバムに載ってなかったかな?
406 :
吾輩は名無しである:03/07/25 17:55
「億万長者の身でありながら あばら屋で 老残の孤独死」 見事だな。憧れるけど なかなか真似できるものじゃないな、、
下丸子 様
本当にありがとうございました。
疑問が解消して、感謝しています。
二眼レフのローライコードですか、
なるほどという感じです。
すみません。
408 :
吾輩は名無しである:03/07/26 08:57
s7/11/11の荷風日記
曇りて風なし。朝十時頃青山南町の病院に斎藤博士(名茂吉号不詳)を訪ふて治を請ふ。
血清反応検査証 貴下血清ニツキ黴毒反応ヲ検スルニ左の如シ
一ワッセルマン反応 隠棲(−) 一沈降反応 陰性(−) 右検査候也 青山脳病院
この後の記述で、去年3月大石博士の診察で駆黴の注射をしたが思えば無益の事をした。
と書いている。これ以降のことは知らないけど。
409 :
吾輩は名無しである:03/07/26 11:25
荷風は明治期の軍人、田村怡与造の娘(某軍人と離婚後)からも言い寄られてるが
後難を恐れて手をつけなかったんでないかい?他にも、どこぞの行かず後家からも
家に置いてもらって身の回りの世話したい、という、しつこい手紙貰ってる。
410 :
吾輩は名無しである:03/07/26 12:23
ダンチョネー
411 :
吾輩は名無しである:03/07/26 14:29
>>409 単に不細工で食指が動かなかったのであろう。
そういうものに関わってしまうと、義理だの遠慮だの付き合いだのの、
一番嫌いな「不自由」が火を見るよりもあきらかに我が身に訪れると
わかっていたからだろう。
413 :
吾輩は名無しである:03/07/26 22:07
軍人の娘を手込めにして警察に逮捕され、文壇から抹殺された島田清次郎とは対照的な態度だな。
414 :
吾輩は名無しである:03/07/27 09:37
荷風は用心深いところがある。方々から送られてくる印刷物など封も切らず
放置している。ある時、警察(特高)の刑事が来て、某(左翼系?)から
送られた出版物がるはずだが、と聞かれると、そこの反古入れに入ってる
ので勝手に探して持っていってほしい、て言ってる。また、古い原稿を川に
流したが沈まずに流れていったので身元がバレルのを恐れ追っかけて行って
回収してる(小心)。当局を批判した記述も墨で消していた時期もある。
あぼーん
416 :
吾輩は名無しである:03/07/27 15:46
消した部分をどうやって復元したのか興味がある。
417 :
吾輩は名無しである:03/07/31 19:55
人なみはずれてせいの高い私は日和下駄を履いて・・・
あぼーん
(^^)
420 :
吾輩は名無しである:03/08/03 20:54
荷風は一高受験にわざと失敗したように伝えられてるけど
本当の所どうなんでしょう?
421 :
吾輩は名無しである:03/08/04 01:23
「わざと失敗した」という説の根拠が知りたいね。旧制中学ではそんなに成績が良かったのか。
422 :
吾輩は名無しである:03/08/05 00:18
420のような説は聞いたことないな。
あきらかに学力不足でしょ?
噺家の弟子になったり、尺八ならってたりしてたんだから。
423 :
吾輩は名無しである:03/08/05 02:24
上海から帰ってきてすぐに受験したんだっけ?
逆か?不合格になって上海?
学校の勉強のできふできとその人の人格教養とが
無関係であることは、東大法学部卒の連中を見れば一目瞭然だろう。
425 :
吾輩は名無しである:03/08/05 15:19
>>421 荷風自身が談話で言ってる。
文科を希望したが理科を受験させられて、わざと(ここが?なのだが)
落第したとさ。
ここで決定的に親と不和になったのでは?
それとも荷風一流のふかしかも・・・
426 :
吾輩は名無しである:03/08/05 17:20
荷風の教養は大したものだが、人格はどうかね。
下宿先の主人の性生活を覗いて追い出されるような男だぜw
あぼーん
あぼーん
確かに女遊びもしたしあんまり誉められたことやってないけども、
確か断腸亭の中で、自分はさんざ遊んできたけど、処女を犯したことも
ないし、カタギの人の人生を狂わせてしまうような大罪を犯したこともない、
みたいなことを言ってるよ。ぼくはその言葉をその文章の美から信じるな。
430 :
吾輩は名無しである:03/08/06 20:20
小説のうまさと人格は別!
というか、小説にも、荷風の冷たさとか、人格的問題がおのずとあらわれて、
それが絶妙のあじわいを醸し出している。
(「ひかげの花』『つゆのあとさき』あたりを参照。)
みもふたもないような生活をえがいて、あくどくならず読ませてしまう不思議。
431 :
吾輩は名無しである:03/08/09 17:35
>>429 戦後、世話になった仏文学者の夫婦生活をさんざん覗き見して、
絶交されてるぞ。
充分、カタギの人の人生を狂わせてるのでは?
荷風の事を大尊敬して、家無しの文豪に好意をみせた若い夫婦には
驚天動地の出来事だたろう。
432 :
吾輩は名無しである:03/08/09 21:57
老齢でインポになってから覗きに興味を持つようになったという説もあるね。
自宅に専門の業者を招いて、シロシロを楽しんだりもしていたらしい。
433 :
吾輩は名無しである:03/08/11 19:34
荷風は果たして千人斬りを達成したのか?
未達成だったら、伊藤博文にも負けたことになるが・・・
伊藤博文って千人斬りを達成したの?
ハルピンで殺されてなければ…………。いや、女子教育機関を作るのには熱心だった。
鹿鳴館でろくに英語も話せず社交界に不釣り合いな娘ばかりという事態を悲観していた。
千人ギリとゆう感じではないですね。でもロリコンだったかもしれない。
荷風は連れ歩くのは好きだったみたい。実際は無理だったんじゃない?
没落したお嬢様(ウチの卒業生)とかを。
ゼミでせんせーにニヤニヤされながら指摘された。なんで出身校しってんだよ!
訂正:荷風は没落したお嬢様のなれの果てをつれ歩き悦に入っていたが、あっちは全然だめだった。
437 :
吾輩は名無しである:03/08/12 00:51
荷風の吉原細見、2冊にわたっているが、全部本人の経験じゃないだろ。
ゴーストにそれなりの香具師を使ってそうだ。
あぼーん
>>438 うぜぇよ。荷風ぐらいダンディズムあればスケベでもいいんだよ。
440 :
吾輩は名無しである:03/08/12 19:32
>>435 伊藤博文は政治家としては大した者だったが・・・
異常な女好きは当時から新聞等で超有名だったんだが・・・
夫人も病気と思ってあきらめてたのも有名だよ。
女好きを公言して女の尻を追い回す男には罪がない。愛嬌があって好きだ。
一方で、女になんかに興味無いような外見を装い、その実、頭の中は、
女だらけ、それも全裸。年がら年中、妄想し、ほとんど二六時中、
そればっかで、自慰していながら、嫌いな風を装う畜生野郎。
こういうのが暴発して、世間を騒がすわけであります。
442 :
吾輩は名無しである:03/08/13 23:16
博文つながりで、慶應大学文学部の榊博文教授も異常な女好きで有名である。芹沢博文もそうだな。
>442
マジで?社会学科の教授はセクハラが凄いって聞いてはいたけど
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
hosyu
若いピチピチした女がどんなに媚態を見せようとも、
それは仮の一瞬の姿であり、いやったらしい性根、
ふてぶてしい居坐り、醜い老醜は、もうそこに見えているのだから、
時たま淫欲が催したら遊びに出かけて酔いにまかせて買えばいいのであって、
そんなもん我が家にいれて、のさばらせたら、そりゃ、とんでもないことに
なると、百も承知の荷風散人ですた。ほんに、男を得るのが女の生涯の
仕事だとすたら、荷風ほど、いやなヤシはいなかったろう。
447 :
吾輩は名無しである:03/08/18 03:15
>446
>そんなもん我が家にいれて、のさばらせたら、そりゃ、とんでもないことに
なると、百も承知の荷風散人ですた。
百も承知っていうか数々の失敗の結果そう悟ったのではないか
448 :
吾輩は名無しである:03/08/20 00:22
モミジまんじゅうのルーツは、
伊藤博文が広島のまんじゅう屋の
娘さんの手を見て、もみじ見たいじゃのうと言ったのは始まりと
修学旅行のバスガイドに聞いたことがあるが、
ロリコン故の観察眼でしたか。
449 :
吾輩は名無しである:03/08/23 16:39
三遊亭ゆめのすけ
>>449 昔の舞妓や芸妓は10代でお披露目し、ダンナを持たされた。
ロリコンどころか、
「初物」は皆、ピチピチした10代だったんだ
ちなみに一般庶民が嫁に逝くのも10代が主で、二十歳過ぎたら
「行き遅れた」「年増」と呼ばれた。
おまーらの祖母ちゃんの母ちゃんあたりまで遡ってみれ、
皆14,5歳でケコーンして子を産んどらぁ。
動物は皆、生命体として旬の頃に生殖して次世代を産む。
人間だけが、頭でっかちになったばかりに、肉体的動物的旬の時期を
むやみに拡大して、10代から60代まで出産可能な科学時代へと
突入したわけだ。
次はクローンを創って、自分のクローンとセックル…(後略 W
451 :
ゆめのすけ:03/08/24 19:35
↑
誰に対してのレスですか?
しかも、何をとち狂ったこと言ってるの(w
452 :
吾輩は名無しである:03/08/29 18:45
?東綺譚
453 :
吾輩は名無しである:03/08/29 18:47
?
シ墨 東 奇 譚
カフウ
Yahoo
457 :
吾輩は名無しである:03/08/31 17:47
鴎外>荷風>子規>露伴>漱石
でも、いっちょん好きなのは二葉亭(テヘ
459 :
吾輩は名無しである:03/09/02 19:46
460 :
吾輩は名無しである:03/09/05 21:46
覗き大好きぼけ老人
461 :
吾輩は名無しである:03/09/06 19:17
江戸戯作者に憧れてた筈が文学性の高さで
大衆文学は書けなかったのね
462 :
吾輩は名無しである:03/09/07 20:57
ブラジル代表右サイドバック
レアンドロ
464 :
吾輩は名無しである:03/09/13 17:18
荷風新々全集の作成希望!!
断腸亭日乗の原本って見られるの?
466 :
吾輩は名無しである:03/09/15 00:43
「ぼくとうきたん」てどういう意味ですか?
『ぼくとうきだん』です。
ぼくとう(今の墨田区)の不思議な話
468 :
吾輩は名無しである:03/09/15 01:32
>>467 一瞬、なるほどそういうことなんだ、と思ったんですが、
やっぱり真剣に知りたいです。。。
いちおう検索かけたんですが、うまく見つからないです
469 :
吾輩は名無しである:03/09/15 07:21
「墨田川(隅田川)の東」を漢語めかして表現したのが「シ墨東」。
「相模の南」を漢語めかして湘南と呼ぶのと同じ。
小学生?のころ長髪にしてたのを、同級生で後の元帥陸軍大将寺内寿一伯爵に
丸刈りにされたそうだ
471 :
吾輩は名無しである:03/09/15 15:08
その後、いじめられたぼろぼろの格好のまま、いじめた相手の家を訪ね、
親に「おまえの息子たちにこんなにされた。あとで仕返しするから、そのときに
なっても文句をいうな」とかけあって、親達にあやまらせたという。
472 :
吾輩は名無しである:03/09/15 15:18
>>468 っていうか嫁。岩波文庫に入ってる。ブックオフでもしょっちゅう100円棚で見かける。
うっすいぞ。意味だけ知りたければ「作者贅言」だけでもいい。
473 :
吾輩は名無しである:03/09/15 19:02
「つゆのあとさき」てどういう意味ですか?
474 :
吾輩は名無しである:03/09/15 20:03
梅雨の季節の前後にああなってこうなりました
>>472 今、中央公論社から出てる、「日本の文学」の永井荷風ので、
読んでるのですが、なかなか読み進まず・・・
ブクオフ探してみますアリガトゴザイマス。
そこにも「作後贅言に命名のいわれが述べられ・・・」みたいなことが書いてありました。
ところで、「譚」は「たん」と「だん」の読みどっちなのでしょうか?
そして、「贅言」て、何て読むんですかね〜??
476 :
吾輩は名無しである:03/09/16 14:20
少しは自分で調べなさい
http://dictionary.goo.ne.jp/ きたん 0 【奇▼譚】
珍しい伝承。不思議な話。
「異聞―」
ぜいげん 0 【▼贅言】
(名)スル
余計な言葉。また、それを言うこと。
「―を要しない」「―を弄する」「―せずして速かに帰り去るべし/花柳春話(純一郎)」
三省堂提供「大辞林 第二版」より
ボク東奇譚なんてどんなに読書スピードが遅くても3時間も有れば読めそうだがなぁ。
ってゆーか、俺の持ってる岩波文庫版には「作者贅言」なる物は載ってなかった。
え、載ってないの?
>>477 お恥ずかしい。「作者贅言」じゃなくて「作後贅言」でしたね。
それなら載ってるでしょ?
>>476 アリガトゴザイマシタ!!
自分もその辞書で「きたん」調べたはずなんですが、「綺譚」で調べて出てこなかったんですね。お恥ずかしい。
3時間・・・というか正直あまりおもしろくなくて、いつも途中で寝てしまって・・・
愛しのカレーが読んでたのでまねしてコソーリ、ベンキョしようと思ってんですが、どうも・・・。
それで、その作後贅言でも読めばおもしろどころわかりますかね?
二 夕立ちキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
九 白玉(゚д゚)ウマー
482 :
吾輩は名無しである:03/09/19 11:40
奇譚クラブ、団鬼六
483 :
吾輩は名無しである:03/09/19 11:54
断腸亭荷風・・・スゲエ名だよなあ、よく思いつくなあ、この人もまた、天才。
なんでマリノスに来なかったんだYO!
485 :
吾輩は名無しである:03/09/19 12:39
>>480 愛しの彼は「四畳半襖の下貼」「濡れヅロ草紙」を読みながら独りで○○○○してるよ。
お前なんかお呼びじゃない。
それはおまえだろ
487 :
吾輩は名無しである:03/09/19 22:22
(有)墨東工業
僕と由紀タン
491 :
吾輩は名無しである:03/09/20 17:20
>>477 荷風は秋の夜長にまったりノロノロ読んで、失われた江戸情緒に
浸りたいものだ・・・
Howto物じゃないんだから。
492 :
吾輩は名無しである:03/09/20 18:25
女の好みは良くわからないわ
普通の人じゃ刺激無かったみたいね
結婚してもすぐ離婚しちゃうんだもの
でも下駄はいて東京歩き回るなんてねえ
今だったら何はくのかしら
スニーカー、ウォーキング・シューズ?
やっぱりあの人は下駄じゃなきゃねえ。
493 :
吾輩は名無しである:03/09/20 18:34
日和下駄って言葉がいい。
なんとなく日和見の響きがあって。
偲びつつ墨東を歩くのも面白い。
滝田さんの寺島町とか、ハトの町とか。
まあ、ハトの町の命名は戦後だろうが。
銘酒屋のゆかりを残す建物を探していると向島の
置屋街に出たりする。
身どもには無縁の一帯なれど、和菓子を買ったり
アイスクリームを食べたりしてぼんやりすごす。
羊羹もきび団子も桜餅もみなおいしい。
>>485 それってどういう意味ですかね?
女はいらぬってことでしょうか?
495 :
吾輩は名無しである:03/09/21 20:02
↑
頭のおかしい変態レスには付き合わないようにネ。。
496 :
吾輩は名無しである:03/09/22 23:31
262 名前:吾輩は名無しである 投稿日:03/09/22 19:14
永井荷風とどっちが文章上手い?
263 名前:吾輩は名無しである 投稿日:03/09/22 19:23
比べるなボケ。日本文学の至宝とウンコを。
徳田秋声スレにて
497 :
吾輩は名無しである:03/09/23 17:56
荷風はチャレンジャーだから、男色も経験した???
>496
どっちが運古なのかな?
499 :
吾輩は名無しである:03/09/25 07:34
日乗にうんこの話ってあったっけ
腹が痛いというような話はあるだろうが
500 :
吾輩は名無しである:03/09/25 11:42
500人目の来訪者
ビヨロン
502 :
吾輩は名無しである:03/09/27 18:02
安岡章太郎の「私の木刀忌憚」が文庫で出ていた。
老人が主なターゲットなのか、文字がむやみに多きかった。
504 :
吾輩は名無しである:03/09/28 18:34
↑
内容を語れ!!
このタコ。
505 :
吾輩は名無しである:03/09/28 19:58
>>467 こういう、自信満々で間違ったことをいう人が、一番始末におえない。
「ぼくとうきたん」と読むのだよ。
「ぼくとうきだん」だよ。
岩波の文庫版と中公の日本文学全集とかいうヤツにそうルビが振ってあるからね。
509 :
吾輩は名無しである:03/10/01 00:50
荷風は帯を引っ張ってクルクル回したのかな?
「あーれー」
>>508 では、君は「ぼくとうきだん」と読めばいい。
ながいにふう ぼくとうきだん
>>511 だから、どっちなんですか?
「奇譚」にわざわざ「きだん」とルビを振ったのは荷風が意図的にやった物だと
思うんだけど。中公と岩波が同じ誤植をしたとも思えないし。
ちなみに、新潮文庫の「墨東奇譚」(昭和五十五年一月十日 四十三刷)
には、「ぼくとうきたん」とルビがふってある。
きだん【奇談】
珍しくおもしろい話。奇聞。{類義語}奇譚(きたん)。
きたん【奇譚】
珍しい,不思議な物語。{類義語}奇談。
通常の読みで「きたん」 であるのに、なぜわざわざ荷風が「きだん」と
指定するのか疑問に思うけど。
ぼくとうきだん の検索結果30件
ぼくとうきたん の検索結果55件
よってぼくとうきたんの勝ちとする
(グーグル調べ)
墨東キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ン!!
517 :
吾輩は名無しである:03/10/03 01:02
518 :
吾輩は名無しである:03/10/03 01:04
519 :
吾輩は名無しである:03/10/03 01:56
カルト漫画「人間時計」の作者である徳南晴一郎は、荷風に心酔して
荷風バリの文章で自伝を著している。興味があったら読んでみ。
人間時計たいしたことないよ
俺の方が頭おかしい自信あるもん
521 :
吾輩は名無しである:03/10/07 19:37
荒川放水路
522 :
吾輩は名無しである:03/10/10 22:16
梅毒荷風
俺は淋(涙)
春情鳩の街
525 :
吾輩は名無しである:03/10/15 00:04
荷風の本は心が弱くなったときに読むと心地よい、と
誰か書いていたな。
今はにふうを読みたい気分なり
526 :
吾輩は名無しである:03/10/25 20:51
荷風全集が1000円で売ってた
なんとも良心的(或いは馬鹿)な古本屋をめっけちゃった
例の1巻6000円の定価の奴ですよ
527 :
吾輩は名無しである:03/10/25 22:04
荷風先生!散歩に行くならコソドーム
買ってきてくれません?
528 :
吾輩は名無しである:03/10/25 23:06
♪なっがいかふーのよに日々をうたえ なにはなくとも
529 :
吾輩は名無しである:03/10/27 01:24
>>526 そればったもんだよ。
たぶん「かふう全集」じゃなくて「にふう全集」だと思う。
素人はよく騙されるんだよねw
荷風さんは生中田氏はしなかったのかな?
531 :
吾輩は名無しである:03/10/28 06:34
月曜日の読売新聞の朝刊に載ってた人の荷風の本、読んでみようかなぁ。
おもしろいですか??
誰が書いたの?
533 :
吾輩は名無しである:03/10/29 21:10
ヤフー!
535 :
吾輩は名無しである:03/11/02 18:32
BB
536 :
吾輩は名無しである:03/11/04 21:01
荷風は風化 ♪
墨田ユキさんは、いまごろ熱心に選挙運動してるかな。
そうか?
539 :
吾輩は名無しである:03/11/09 18:07
創価はオーム同様に逮捕して、全員打ち首にしてほしい!
540 :
校長が強盗:03/11/09 18:20
カフーていったらブラジル代表のこと
じゃ、カフェーはどう?
543 :
吾輩は名無しである:03/11/10 18:51
カフーていったら、マリノスがこけにされた中年玉蹴り屋
永井荷風は、あれは「道家」だな。
当時もいまとおんなじように、カフェーには、
蓮っ葉のネエちゃんがたむろし、淫売がうようよいて、
その日暮らしの蝉みたいに、ひとときの隆盛を謳歌し、
一方で、軍人やら政治家やらが、これもいまとおんなじで、
声高に時局を憂い、演説し、その舌の根も乾かぬうちに、
待合で、芸者衆やらカワイコちゃんやら相手に射精して。
人は、最期の姿で全部わかる。正体やら本性が全部わかる。
陋屋の奥の六畳で、ひっそりと死んでいった荷風は、
やっぱりホンモノでね、すごい人であります。
預金通帳を握り締めて死んでたってのが荷風らしくていいよな。
>預金通帳を握り締めて死んでた
一世一代のウケねらいだったのかマジだったのか…
マジだったんだろな。
547 :
吾輩は名無しである:03/11/18 21:17
↑
根も葉もない伝説を信奉するばか!
吐いたカツどんにまみれて死んでたんだろ(w
いくらなんでも昼に食ったカツ丼ならとっくに消化されてるべ。
12時間以上経ってるぞ。
549 :
吾輩は名無しである:03/11/21 22:16
↑
ばか、死ぬ前の人間の胃が正常に消化活動するか!
ちょっと文献にあたれば、未消化の嘔吐物について
ちゃんと書いてあるよ
カツ丼は駅前の食堂で食べたの?
551 :
吾輩は名無しである:03/11/29 19:13
汚物フェチ?
荷風はゲロをまた食べてたって高校の教師が言ってたけど
ホント?
554 :
吾輩は名無しである:03/12/01 17:24
そうだ、墓参りに行こうage
ちゃんと報告しておこうage
あれほど繊細な感受性を持ち、
世の中の不純や厚顔や救いようのない偽善に、
傷ついた荷風さんは、自分でも書いているように、
子孫も残さずひっそりと生き、しかるべきときに死んで、
さっさと旅立ちたかったんだろうよ。
『春のおとづれ』という作品は、全集以外では
何に収録されておりますでしょうか。
お教えいただければ幸甚です。
557 :
吾輩は名無しである:03/12/12 21:35
>>555 偽善者(でも好きよ)荷風にモロ騙されてるんですけど・・・
それとも、ネタか?
昨日やっと岩波文庫全部揃った。全22冊。
559 :
吾輩は名無しである:03/12/15 23:14
大黒堂オフでもするか。
大黒屋ね
カツ丼でも食うか。
カツ丼といえばなぜか蕎麦屋だな。
562 :
吾輩は名無しである:03/12/20 17:33
>>555 デバガメ荷風が不純で厚顔で救いようのない偽善者
なんでしょ
永井荷風は確かにケチでイジワルで料簡の狭い偏屈じじいだったかも
知れないが、それなりにちゃんと身の回りも整理して一人孤独で
逝ったじゃないか。その死に方をぼくは評価するね。
それに較べて、いわゆる進歩的文化人という輩は、田園調布あたりの豪邸に
住まい、女中をアゴでこき使い、ぬくぬくとした心地よい環境に居て、
それで社会の矛盾だの世界平和だの人権だのを、臆面もなく語っている。
このような厚顔な偽善者の前では荷風の小さな偽善など可愛いもんだ。
564 :
吾輩は名無しである:03/12/23 19:47
「断腸亭日乗」昭和十八年まで読んだ。
いよいよ米国による空襲目前。
なんか汗出てきたよ。臨場感あるわ。
565 :
吾輩は名無しである:03/12/23 19:52
>>563 荷風に心酔して住む所を貸し、何くれなく世話をしてやった人の
夫婦生活を覗き見(デバガメ)し、夫妻をノイローゼに追い込んだのが
「小さな偽善」か?
四畳半襖の下張りはどうやって入手できるのですか?
デガバメ、ど助平と、偽善とはちがう。全然ちがう。
永井荷風は、自他ともに認めるド助平だから、浅草ロック座に入り浸り、
踊り子さんたちと屈託なく交わった。
大江なにがしは、エッチもチンコもまるで存在しないかのような厚顔で、
その実、ド助平三昧で田園調布に家を構えているから、それを「偽善」という。
568 :
吾輩は名無しである:03/12/26 17:25
↑
熱くなってるけど、言ってることが意味不明だよ、馬鹿ですか?
ちなみに、
荷風は女中を雇っては次々に手篭めにしてはポイ捨てしてましたが、何か?
569 :
吾輩は名無しである:03/12/26 17:32
>>567 大江の本、一冊たりとも読んでないのバレバレじゃん。
俺は中、高校あたりで何冊か読んだがSEXの描写が多くて
辟易した記憶があるぞ!
それに、大江は成城在住だろ?
やっぱ、知ったかウルトラ馬鹿だ(w
570 :
TYINEIN ◆KefGiBPazM :03/12/26 17:51
なにやら偽善やら助平やらデバガメやらに義憤を感じておられる方も
いるらしいね。大きな偽善、助平、出歯亀、いいじゃないか?
君ら腐れ小市民よりはきっと沢山人類の財産を残している。
君らは芸術家に品行方正になってもらいたいのかね?
芸術家は逸脱しているからこそ小市民が生み出せないものを
創れるのかもしれないと君らは考えたことはないのかね?
大江、荷風どっちが品行方正か?問題にするほうが…
571 :
吾輩は名無しである:03/12/26 19:40
東向島(玉ノ井)に行ってみようかな。
今はただの商店街らしいけど、
入り組んだ路地や古い建物があって、
昔の面影が少し残っているらしい。
572 :
吾輩は名無しである:03/12/26 22:11
玉の井は期待するだけ無駄。鳩の街も壊滅。ただの商店街。
荷風ゆかりの赤線跡なら洲崎(東陽町)にしなさい。ここはカフェー跡が大量にある。
573 :
吾輩は名無しである:03/12/27 20:36
>>570 まじレスするお前が一番馬鹿でまさに小市民だな(w
人の揚げ足とって暇潰してんだからほっとけよ!
574 :
TYINEIN ◆KefGiBPazM :03/12/27 20:58
珊瑚集がいいねえ
個人的には海潮音より好きですな。
2ちゃんねるは、暇つぶしである。
>>572 鳩の街はわりと残っている。洲崎みたいに表通りに堂々と残っているわけでは
ないが、そこがかえってイイ。
玉ノ井もまったくないわけではない。入り組んだ路地はそのままなので往時を
幻視することは可能。あと都内では千住だな。
577 :
吾輩は名無しである:03/12/29 20:55
寺島町奇譚
578 :
吾輩は名無しである:03/12/30 10:16
面白半分の「四畳半襖の下張り」掲載号を見つけたので、
衝動買いしてしまいました。
一万円はぼったくられましたか?
580 :
吾輩は名無しである:03/12/30 12:13
四畳半襖の下張り裁判で野坂に有罪判決を下したのは
栗本慎一郎の親父さん。「本当は無罪にしても良かったんだけど、
そうなると野坂のメンツが潰れてしまうから有罪にしたそうです」とは
栗本の弁。ホントかね。
581 :
吾輩は名無しである:04/01/02 14:46
よいよいでズラの栗本の話なんて、全然信用できんね(w
朝生の常連はみな、卒中でヨイヨイになるなあ。
大島、栗本、野坂・・・、
朝生は危険だな
永井荷風を読んでいるうち、ゾラにも興味が湧いてきた。
とりあえず制作を買ってみた。
そのうち読むつもり。
ゾラは最近選集なんかも出版されて、面白い存在だね。
個人的には晩年の神秘主義的な作品も訳してほしいところだが…。
ネットだとこんなところもあるよ。www.syugo.com/
ネタバレになるので、読み終わった後にでも。
586 :
吾輩は名無しである:04/01/12 19:19
松本哉は荷風ネタが尽きるのか?
587 :
吾輩は名無しである:04/01/12 19:20
↑
訂正 → 尽きたのか?
588 :
吾輩は名無しである:04/01/14 22:07
毛むくじゃらのマンコを舐めてほしかったんよ・・・
By車谷『赤目』
589 :
吾輩は名無しである:04/01/18 17:37
寺島ブスしのぶのマムコは毛むくじゃらではありそう。
590 :
吾輩は名無しである:04/01/18 20:53
土曜の朝日新聞夕刊に偏奇館跡の事が書いてあった。
泉ガーデンが出来て往時の面影は跡形もなくなってしまったらしいが、
偏奇館跡と書かれた石碑がボツンと在るそうだ。
591 :
吾輩は名無しである:04/01/22 19:41
俺も4年ほど前に行ってみたんだがすでに工事が始まってて御組坂の
途中までしか入れなかった。
昨日気づいた。
永井荷風の作品よりも、永井荷風自体に興味があるということに。
俺もそうだよ。
荷風のファンは皆そうなんじゃないかなぁ。
なんたって日記が一番面白い人なんだから。
日常エロ画像をダウンロードして自慰しているのならば、
永井荷風を批判するなにものも根拠がない。
いわゆる強圧や権力にこびることなく、
市川の陋屋で野垂れ死んだということだけで大したものだ。
戦前戦中戦後、世の中は常にいかがわしいインチキ野郎がのさばり、
真理を突く者は疎んじられ、まあ、そんなもんですな。
595 :
吾輩は名無しである:04/01/27 22:13
↑
家の中で死んでるので「野垂れ死」ではない!
くだらない突っ込みでスマン
でも荷風は「真理を突こ」うなんて思ってないだろ
一戯作者なんだから・・・
596 :
吾輩は名無しである:04/01/30 22:48
595が正解!
文学者として以外は、単なる偏屈エロじじいでしかない。
594みたく崇め奉ってちゃいかんよ!
日記のベスト3は何?
ぼくは別に崇め奉っているのではない。
ぼくが注目した一点とは、その最期の死に方だ。
実の周りをさっぱりと整理して、必要最低限の日常品と、
尊敬する鴎外先生とゾラの全集。そして最後の最後まで
書きつずった日乗。くだらぬ文化勲章なんぞは、
新聞紙にくるんで押入れの中に放り込んであったそうな。
そういう「人の孤独」について感じているだけだ。
599 :
吾輩は名無しである:04/02/01 20:20
↑
日乗にはくだらぬ勲章なんて書いてないぞ(w
むしろ、冷静ながら嬉しがってる!
600ゲット(σ・∀・)σ !
601 :
吾輩は名無しである:04/02/03 17:41
602 :
吾輩は名無しである:04/02/06 18:31
鴎外は荷風のどこを気に入った(評価した)のだろう?
603 :
吾輩は名無しである:04/02/07 12:55
女たらしのとこ。
604 :
吾輩は名無しである:04/02/07 13:23
『?東綺譚』と『断腸亭日乗』とは必読書なり、須く読むべし。
605 :
吾輩は名無しである:04/02/07 13:26
どうして「シ墨」の字が出ないのか。
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,,.-'';;;;/ll| //l、lr=ニ )) l! li,
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ヾ/ '、_,,ノ ,,..ニシ--、,,_ _,-i ヽ }!
/ / / ((彡, ミ=r=≧;;- /≦=ヤト、 )ツ
{! / >、ミ= 、ヽゝヾ;;シ`` l"k;;シチ ))´ノ! 荷風先生は素晴しいですわ
lヽ、 ,' (  ̄`ヾ.) ^^^` i ´^^`/'´ ハ
>、ヽ| ヾミ=‐イ '、 (__彡' ',
/,.- ヾミ、 {`=彡r,. / (´_彡'i、 !
.l/=-'´ ̄ヽ、 `{´ { {{{i、_ノ ー-`ニ- ∧ ! ヾ!,ノ
/´/ ,,. ‐={ヽ、 ``ヽ ̄ヽ、 `''ー' ,.イリノ' ヽ |l!
./ ,,.=l/ ,,.=={ヽ、` = _ 、ヽ ` 、 ,.イ ,,.ノ l ノ==、
l/ ,r=f//´ ̄ト、 `= __ ヾ、ヽ ', `´ !/ _,,,.ノヽ==、ヽ
/〃/ f/ - ― ->ミ=、___`ヽ ヽ リ ! /⌒ヾヽヽ}`ヽヽ}
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>{ / 〉///= 、ヽ. ! ヽ、 ノ ``=/((⌒)ノノノ
f `! ,.=彡!!|l/ /⌒)) }、リ' ̄``''‐-、___/"´ ̄ ̄| `( ((<
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ヾ/ '、_,,ノ ,,..ニシ--、,,_ _,-i ヽ }!
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{! / >、ミ= 、ヽゝヾ;;シ`` l"k;;シチ ))´ノ! 『断腸亭日乗』はわたくしの愛読書ですわ
lヽ、 ,' (  ̄`ヾ.) ^^^` i ´^^`/'´ ハ
>、ヽ| ヾミ=‐イ '、 (__彡' ',
/,.- ヾミ、 {`=彡r,. / (´_彡'i、 !
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/´/ ,,. ‐={ヽ、 ``ヽ ̄ヽ、 `''ー' ,.イリノ' ヽ |l!
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{! / >、ミ= 、ヽゝヾ;;シ`` l"k;;シチ ))´ノ! 『断腸亭日乗』をお読みなさい
lヽ、 ,' (  ̄`ヾ.) ^^^` i ´^^`/'´ ハ
>、ヽ| ヾミ=‐イ '、 (__彡' ',
/,.- ヾミ、 {`=彡r,. / (´_彡'i、 !
.l/=-'´ ̄ヽ、 `{´ { {{{i、_ノ ー-`ニ- ∧ ! ヾ!,ノ
/´/ ,,. ‐={ヽ、 ``ヽ ̄ヽ、 `''ー' ,.イリノ' ヽ |l!
./ ,,.=l/ ,,.=={ヽ、` = _ 、ヽ ` 、 ,.イ ,,.ノ l ノ==、
l/ ,r=f//´ ̄ト、 `= __ ヾ、ヽ ', `´ !/ _,,,.ノヽ==、ヽ
/〃/ f/ - ― ->ミ=、___`ヽ ヽ リ ! /⌒ヾヽヽ}`ヽヽ}
!{{l {'、 //´ _,,,..{/´_, ==`ヾ, }} ! |l/ ,.==、ヽヽ}⌒ヽリ
'、'、 '、{ / { /==- 、 リノヽ. ヽ {(⌒))ヽソ- 、 リ!
>{ / 〉///= 、ヽ. ! ヽ、 ノ ``=/((⌒)ノノノ
f `! ,.=彡!!|l/ /⌒)) }、リ' ̄``''‐-、___/"´ ̄ ̄| `( ((<
断腸亭日乗、岩波の摘録じゃなくて、完全版を買おうと思っているのだが、
アマゾンで調べたら、随分高いらしい。
・・・・古本屋行くか。
610 :
吾輩は名無しである:04/02/14 20:04
ボク東綺譚読んだけど、おもしろさがわからなかった
>>604 読み方だけどさあ、
「ボクトウキタン」?「ボクトウキダン」?
「タ」?「ダ」?
どっち?
612 :
吾輩は名無しである:04/02/15 10:15
>>610 『シ墨東綺譚』は文章を味わうための作品です(特に、「作後贅言」は)。
極端な事を言えば、物語の内容は二の次なのです。
>>611 「キタン」の方が本来の読み方でしょうが、「キダン」と読んでも必ずしも
間違いではありません。因みに、岩波文庫版では「キダン」となっています
ね。
613 :
吾輩は名無しである:04/02/15 18:06
『墨東綺譚』の「作後贅言」は本当に好いね。漏れは大好きだな。
>>612 なるほど。よくわかった気がします。
そうなんですか。
615 :
吾輩は名無しである:04/02/16 13:50
『?東綺譚』と『断腸亭日乗』とは荷風愛好家の必読書なり。須く読むべし。
616 :
吾輩は名無しである:04/02/16 13:59
震災
今の世のわかき人々
われにな問ひそ今の世と
また来る時代の芸術を。
われは明治の児ならずや。
その文化歴史となりて葬られし時
わが青春の夢もまた消えにけり。
團菊はしをれて楼痴は散りにき。
一葉は落ちて紅葉は枯れ
緑雨の声も亦絶えたりき。
圓朝も去れり紫蝶も去れり。
わが感激の泉とくに枯れたり。
われは明治の児なりけり。
或年大地俄にゆらめき
火は都を焼きぬ。
柳村先生既になく
鴎外漁史も亦姿をかくしぬ。
江戸文化の名残煙となりぬ。
明治の文化また灰となりぬ。
今の世のわかき人々
我にな語りそ今の世と
また来む時代の芸術を。
くもりし眼鏡をふくとても
われ今何をか見得べき。
われは明治の児ならずや。
去りし明治の世の児ならずや。
617 :
吾輩は名無しである:04/02/16 17:57
↑
「生まれては苦界、死しては浄閑寺」
619 :
吾輩は名無しである:04/02/23 01:47
どうして、晩年、あんなにカツ丼に粘着したんですか?
食べ納め。
621 :
吾輩は名無しである:04/02/23 12:32
>>619 御飯とおかずが一つの食器だけで食べられるからです。
622 :
吾輩は名無しである:04/02/23 12:35
『シ墨東』や『断腸亭』も好きだが、個人的には『あめりか物語』・『ふらんす物語』の
若々しい荷風が好きだ
623 :
吾輩は名無しである:04/02/23 12:53
?
624 :
吾輩は名無しである:04/02/23 14:35
>>622 漏れは『西遊日誌抄』が大好きで、よく読み返すよ。
625 :
吾輩は名無しである:04/02/25 19:11
↑
渋い
通だねー
若い頃から色情の因縁が強く、
それは生涯にわたる宿業ですた。
アメリカ物語は悲惨。
628 :
吾輩は名無しである:04/02/29 02:16
フランス物語の方がいいんじゃないか?
629 :
吾輩は名無しである:04/02/29 08:41
630 :
吾輩は名無しである:04/02/29 13:01
墨田ユキちゃんイかった。
そう俺は芸術家
昔の永井荷風のように日々を歌え
632 :
吾輩は名無しである:04/03/06 20:55
?東綺譚のことでつね
633 :
吾輩は名無しである:04/03/08 03:06
92年度映画『墨東綺譚』に出てくる玉の井って
今の地名でどこら辺ですか?
634 :
吾輩は名無しである:04/03/08 22:28
東向島?
永井荷風が現代に生きていたら、
連日ソープ通いだろうなあ。
637 :
吾輩は名無しである:04/03/19 22:02
↑
有り得ない!
荷風の人格、文学は現代に置き換えれない
638 :
吾輩は名無しである:04/03/20 00:52
>635
そうそう、10年位前に駅名が玉の井から東向島に変わりました
639 :
吾輩は名無しである:04/03/21 17:38
>>638 正確には1987年頃だったと記憶している。
「旧駅名を残せ!」という声も強かったので、
それに配慮して「東向島(旧玉の井駅)」という異例の
駅名表示になっている。
それから、駅前の小さな書店にもしっかりと「墨東綺譚」の文庫本が
置いてあったのが微笑ましい。
荷風はただのエロじじいではない。
漢文やフランス文学の教養があり、反権威の姿勢など
筋を通した生き方だったのではないのかな
年取ってからの荷風先生は色気抜きに踊り子さんたちを
見ていたらしい。まるでわが子や孫を見つめるように・・・
643 :
吾輩は名無しである:04/03/22 11:27
でも、やるこたぁ、やってた(笑)
644 :
吾輩は名無しである:04/03/22 14:41
荷風って三島由紀夫の遠い親戚なの?
学生時代に荷風を殴った軍人は誰でしょう?
正解は寺内寿一でした。
647 :
ファロスマン ◆FTa/HQEoL2 :04/03/23 18:17
鯖移転にともない、スレのならびが不規則になったようで、このスレが下から50に入っています。
たぶん大丈夫だとは思いますが、念のため、あげておきます。
648 :
吾輩は名無しである:04/03/28 18:20
そろそろ、墨堤散策の良い季節になりました
649 :
吾輩は名無しである:04/03/30 21:53
そろそろ、吉原散策の良い季節になりました
650 :
吾輩は名無しである:04/04/01 14:56
日和下駄を携えての、江戸東京散策の良い季節になりましたな
651 :
吾輩は名無しである:04/04/01 23:17
ながいかふー展おわっちまったい。
652 :
吾輩は名無しである:04/04/06 22:29
あめりか物語は好きだな
北米版にも書いたんだけど、現在米穀在住
の自分としても身につまされるところ蟻杉
ふらんす物語は最初の所をちょこっと読んだ
ばかりなんだけど、全然違う感じ。悲惨・実写
系のあめりか物語に対して叙情・文学系の
ふらんす物語ってような気がするんだけど、どうよ?
大昔から言われてることだが・・・
654 :
吾輩は名無しである:04/04/11 19:52
荷風はこの季節、長命寺のさくら餅を食ったのだろうか?
655 :
吾輩は名無しである:04/04/18 20:35
今年の荷風忌こそ浄閑寺へ行くぞ
656 :
吾輩は名無しである:04/04/22 05:30
今年の荷風忌こそ吉原へ行くぞ
657 :
吾輩は名無しである:04/04/26 14:46
保守
658 :
吾輩は名無しである:04/04/26 14:55
保守
659 :
吾輩は名無しである:04/04/29 19:55
今年の荷風忌は仕事で残業だぞ
660 :
吾輩は名無しである:04/04/30 01:13
荷風が生きてたら六本木のSMショーパブに通ったんじゃないかな。
〇〇の店のママはとても知的で昔の写真を見たらすげー美人だった。
保守
662 :
吾輩は名無しである:04/05/14 21:47
家風の作品を順位付けして
663 :
吾輩は名無しである:04/05/24 20:01
「墨東綺譚」が一位でしょう。
熟練した職人芸で文学を堪能した気になれます。
後ろ向きの文学とか言う輩が今多いけど、気にしません。
つゆのあとさきは?
665 :
吾輩は名無しである:04/05/24 22:06
「つゆのあとさき」は晩年の快作、ぐらいなものでしょう。
近頃くだらないものばかり書いてる荷風もまだこういうのがかけるのかと
これを読んだ人が見直したと。
谷崎の「夢の浮橋」みたいな。
あぼーん
保全
669 :
吾輩は名無しである:04/07/04 08:33
「雨しょうしょう」(漢字が出ない・・・)ってとっても変な小説なんですが、
皆さんはどう思われてるんですか?
670 :
吾輩は名無しである:04/07/10 22:32
「変な小説」の定義を言ってごらん
小説ってのは何をどう書こうと良いのだと、
森先生も言ってるが
671 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 10:50
森鴎外
672 :
吾輩は名無しである:04/07/24 03:27
野口冨士男『わが荷風』ゲトー(中公文庫版)
,r::::::::::::::::::::、:、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|:::∧_∧::::::::|:::| |
⊂(@∀@)つ|:::| <
>>1クズ・・・っ!ゴミ・・・っ!
//(手 塚)//::::!
|:::|/とヽ ♂ θ|:::| :::/
/ ̄ ̄旦 ̄ ̄ ̄/|
/______/ | |
| |-----------| |
_
/ /|)
| ̄|
/ /
675 :
吾輩は名無しである:04/08/01 21:20
荷風はこの糞暑い真夏でも
スーツ着て毎日散歩してたんでしょうかねえ
カンカン帽を被って玉の井に通い続けたんでしょうね。
我が家の菩提寺が『浄閑寺』です。
門前に投げ込み寺の由来が書いてあります。
檀家としては嬉しいような、うれしくないような……
しかも心霊スポットとしてサブカル雑誌に載ってるし orz
浄閑寺はもう昔の面影はありません。鉄筋コンクリートのお寺になりました。
幼稚園も廃園。
それを知ったら荷風はどう思うかなぁ。
レストランの蝋細工のメニューで激怒したくらいだから。
寺の裏のお墓の方にいけば、昔の面影はあります。
安岡章太郎の「私の墨東綺譚」(文庫)を読みました。
フォントのサイズが大きすぎてヘンテコな気分になりましたw
677 :
吾輩は名無しである:04/08/03 21:58
夏場は蚊が多いので不衛生な玉の井にはあまり行かなかったんじゃなかったっけ?
678 :
吾輩は名無しである:04/08/06 23:19
エレファントカシマシの影響で
永井荷風を読み始めたミーハーな新参者です
仲良くしてね
マジ?
680 :
吾輩は名無しである:04/08/09 15:13
681 :
吾輩は名無しである:04/08/09 21:58
変な歌ってなんだろ
でもエレカシは好きですよ
682 :
吾輩は名無しである:04/08/10 09:59
じゃなくてあのボーカルの人が愛読者なのですか?
683 :
吾輩は名無しである:04/08/10 10:02
684 :
吾輩は名無しである:04/08/10 12:29
断腸亭日乗、関東大震災について曰く
「近年世間一般奢侈驕慢、貪欲飽くことをしらざりし有様を顧みれば
この度の災禍は実に天罰なりというべし。何ぞ深く悲しむに及ばんや。
外観のみ修飾して百年の計をなさざる国家の末路は即かくの如し。
自業自得天罰覿面というべきなり」
とんでもないというか、ずいぶん過激なことをいってますね、荷風散人は。
685 :
吾輩は名無しである:04/08/18 15:35
赤羽
摘録じゃない日乗を読みたいのだが、一番新しいのを買ったほうがいい?
687 :
吾輩は名無しである:04/08/24 23:49
荷風の江戸の趣味っていいよね。
偽装趣味だけどな。
689 :
吾輩は名無しである:04/09/23 16:37:47
荷風は味覚音痴
690 :
吾輩は名無しである:04/09/27 14:37:47
おそろしく即物的なんだけど、それでもどこか叙情を湛えてるあの秘密は
どこにあるんだろう?先生、凄すぎます。
>>690 やっぱり資質として叙情性を強く持っていた人なんだろうよ。
でも、同時に身に付けていた理の力がその資質を抑圧しようとする。
常に引き裂かれている意識を持ち続けていただろう。
そういうせめぎ合いのなかから、はからずもあの妙味が生まれた。
うんで、自分でもそれに気付いていながら、戯作にすぎませんよ、
なんて言ってスカして見せる。
こんな見方はどう?
692 :
吾輩は名無しである:04/09/27 22:06:16
漱石とか鴎外よりかはいい意味でイージーゴーイングな魅力。
同じよーに学校ではいい顔なんだけど、漱石・鴎外はあくまでも生徒会の重鎮で
荷風は不良を束ねてるガキ大将ってかんじ。
693 :
吾輩は名無しである:04/09/28 06:39:25
荷風を守銭奴扱いするやつがいるが大間違い。
生家の経済力によって高等遊民となり留学もできた。
これが作家としての資質を確立した。このことを強く自覚した。
生家と縁を切り隠遁者となってからは、不定期な収入だけが、書きたいものだけを
書くというスタンスを約束してくれた。
つまり、荷風芸術を貫くためには常に金が必要だった。だから、金を大切にした。
金が好きだったわけではない。
蓄財は芸術に純粋に没頭するための環境を確保するための努力に過ぎなかった。
694 :
吾輩は名無しである:04/10/06 11:50:57
そろそろカツ丼がうまくなる季節ですね。
695 :
吾輩は名無しである:04/10/06 19:02:51
荷風って年間200回以上カツ丼だよね。あきねぇ?
696 :
吾輩は名無しである:04/10/06 21:22:54
死ぬ前の日までカツ丼。弱った人間が食えるもんじゃない。
なんで死んだんだろう?
カツ丼うまいじゃん。
イチローなんて、一切野菜を食べず、
肉ばっかり食ってても、あの活躍だ。
イチローはネコだな。
組織細胞自体が人間離れしているんだ。
698 :
吾輩は名無しである:04/10/07 21:18:27
大黒家のカツ丼はマズイ!!!
風邪で寝込んだので、久々にまた木刀奇談を読んだ。
贅言の方がいつ読んでも面白い。
700 :
吾輩は名無しである:04/10/15 19:50:04
だおっはどこだ!?
みなさん「雨嘯嘯」はどうでした?私はあれが結構好きなんですが。
時代の移り変わりに対する何とも言えぬやるせなさといい、時折引用される漢詩といい、
美しい短編だなあと。
お初にお目にかかります。小生、菅野の町並みに惹かれ、荷風先生に
興味を持ちはじめたものでございます。手始めに大黒屋のカツ丼
頂きましたが、先の方もおっしゃっていたように…(^^;)
でもあの店なんだか落ち着きますね。あの微妙なお味もご愛敬
なのでしょうかね。
徹底的に人間嫌い、
でもエロス大好き、
お脳の少し薄い遊女大好き。
パープーならば自分を騙さないから。
704 :
吾輩は名無しである:04/10/31 21:28:25
↑
商売女にさんざんカモにされたのを知らないのか
ぼっちゃんの世間知らずなんか、彼女らにしてみればちょろいもんだぜ
遊女はパーと勝手に思い込むとは荷風同様、お前もすれた女に騙されるぞw
705 :
吾輩は名無しである:04/11/01 21:43:51
最もマズいのは大黒家のきゅうりの漬物!
706 :
吾輩は名無しである:04/11/14 04:10:16
荷風がねらーだったら、やっぱ風俗板は毎日覗くんだろうな。
俺と一緒だな。
親近感湧くな。
女とセックルしまくりたいと男なら誰しも思うが
死ぬまで色情狂でいつづけるのはあれはあれで才能がいるよな
?東綺譚
709 :
吾輩は名無しである:04/11/20 04:01:46
江藤淳の書く荷風をどう思う?
瀟洒に過ぎないのではないか?
710 :
吾輩は名無しである:04/11/20 19:50:51
保守
荷風にとっての文明開化後の日本、江藤にとっての戦後の日本、
712 :
吾輩は名無しである:04/11/25 10:05:37
どっちも言わば占領下にあるな。
713 :
吾輩は名無しである:04/12/02 20:56:25
どっちも言わば母子相姦にあるな。
さてと、墨田ユキでオナニーでもするか。
?
716 :
吾輩は名無しである:04/12/12 21:40:38
江藤淳みたいな純情お坊ちゃまには
荷風は理解不能だらう
717 :
吾輩は名無しである:04/12/19 02:24:02
女房が死んだからって自分も死ぬってのは
荷風には理解不能だろうな
718 :
吾輩は名無しである:04/12/22 20:49:52
江藤淳の「妻と私」、
日比谷松本楼でフランス料理を食べが「オードブルのシュリンプがいけなかったのかしら」と妻が言う。
江藤は江藤で「商店街という所で、私は何年も買い物をしたことがない」。
買い物は紀伊国屋か銀座の高島屋でするものであったようだ。
斉藤美奈子がレトロでハイソな・・と評していたが、まあそういう感じだな。
芥川賞の選考委員の多くがスターバックスを知らないというご時世であるが
こんな浮世離れした爺さんが三島賞の選考委員だったちゅうのが 笑える。
荷風は自らは野垂れ死に、愛した女たちは子宮筋腫などで長くは生きなかったろう。
江藤にとっては荷風も荷風が書くおんな達も絵空事ではないか。
719 :
吾輩は名無しである:04/12/29 21:41:40
↑
文学やってるヤシなどいつの世も浮世離れした輩の集まりダヨw
時世など関係無し!
720 :
吾輩は名無しである:04/12/31 22:33:48
あめりか物語を読んだ。
アメリカからフランスへ渡った後に
収録されてる話はいらん気がした。
どっか間に挿入できなかったのだろうか。
荷風の顔はな、女好きの典型の顔だよ。
頭が禿げるのが早くて、胸毛が生えてる奴は精力が凄い。絶倫なんだ。
男性ホルモンが多いからだよ。
荷風の顔も、女が好きでたまらない奴の顔だよ。
根拠とかそんなのの話でない。
男の価値は女好きかどうかではない。
女に好かれるかどうかだ。
723 :
吾輩は名無しである:05/01/04 23:34:17
嶋田久作がもっと年取ったら、是非荷風を演じ切って欲しい。
724 :
吾輩は名無しである:05/01/05 00:30:54
端的に行って、女に好かれるかどうかは金のあるなしだ。
男の価値とも文学の価値とも無関係。
725 :
吾輩は名無しである:05/01/05 21:02:34
震災
永井荷風
今の世のわかき人々
われにな問ひそ今の世と
また来る時代の芸術を。
われは明治の児ならずや。
その文化歴史となりて葬られし時
わが青春の夢もまた消えにけり。
團菊はしをれて楼痴は散りにき。
一葉は落ちて紅葉は枯れ
緑雨の声も亦絶えたりき。
圓朝も去れり紫蝶も去れり。
わが感激の泉とくに枯れたり。
われは明治の児なりけり。
或年大地俄にゆらめき
火は都を焼きぬ。
柳村先生既になく
鴎外漁史も亦姿をかくしぬ。
江戸文化の名残煙となりぬ。
明治の文化また灰となりぬ。
今の世のわかき人々
我にな語りそ今の世と
また来む時代の芸術を。
くもりし眼鏡をふくとても
われ今何をか見得べき。
われは明治の児ならずや。
去りし明治の世の児ならずや。
726 :
吾輩は名無しである:05/01/05 21:24:21
荷風は他人に好かれようとか、気に入られようなどといふさもしい考へ
とは無縁だつたので、自由でゐられたのでせう。
ともあれ、「?東綺譚」と「断腸亭日乗」とは荷風文学の精髄であるゆゑ、
諸兄も須く両書を繰り返し熟読すべきでせうな。
727 :
吾輩は名無しである:05/01/05 21:26:48
嗚呼、ボクの字が出ないぞ。なぜだ!
728 :
吾輩は名無しである:05/01/05 22:21:16
高い?
730 :
吾輩は名無しである:05/01/05 23:12:09
>>726 >>荷風は他人に好かれようとか、
正仮名つかいだと「好かれやう」じゃないの?
731 :
吾輩は名無しである:05/01/06 09:03:18
>>730 荷風を愛読していらつしゃる割には正仮名遣ひを御存じないやうですね。
「意思」を表す「〜シヨウ」は正仮名遣ひでは「〜しよう」であつて、「〜しやう」
ではありません。
【誤】今日は荷風セツトを食べる事にしやう。
【正】今日は荷風セツツを食べる事にしよう。
732 :
731:05/01/06 09:04:32
【訂正】セツツ → セツト
733 :
吾輩は名無しである:05/01/06 10:01:55
間違へ易い仮名遣ひの例
ゐらつしやる(×)
いらつしやる(○)
ござゐます(×)
ございます(○)
用ひる(×)
用ゐる(○)
見へる(×)
見える(○)
734 :
吾輩は名無しである:05/01/06 12:13:59
荷風は「用ひる」を使っていましたね。
「用ひる」「或ひは」は許容假名遣だからな。その昔は間違ひではなかった。
736 :
吾輩は名無しである:05/01/06 19:35:52
しかし、荷風は鴎外や柳村に心酔してゐたでせう。鴎外も柳村も
専ら「用ゐる」を用ゐてゐた筈ですが。
荷風は天才だ。
彼は徹底的な人間嫌いとして有名だが、彼の書くものには温かなものが
根底に流れているんだな。人と交渉を持つ事で失望したり絶望したり
するのを避けたかったんだと思うね。
738 :
吾輩は名無しである:05/01/07 15:34:32
「断腸亭日乗」は(・∀・)イイ!
739 :
吾輩は名無しである:05/01/07 22:24:34
>>737 君の言う通り、君以外の大多数の読者もそんな感想を抱いてたと
荷風が知ったら即刻全作品を絶版にしたと想われ・・・・
荷風は人嫌いだから世間の思惑なんて知った事じゃねえだろうよ。
>>736 荷風の「心醉」なんてどれも形だけ。
廣津柳浪に弟子入りしておきながら、窮状にあった師を見放しただろ?
自分が一番大事なエゴイストなのさ。
自分以外愛せないから「人嫌い」なんじゃねえかよ。
義理や人情なんてしがらみに縛られるのが大嫌いだったのさ。
ある意味完全なる「個人主義者」で「自由主義者」だったとも
言えるかもな。
なら心醉とか私淑とかしたフリなんかしなければいいのにね。体面を気にしたのかな。
そう。世間体は気にする奴だったらしいぜ。
人嫌いだから無愛想に人と接するかのように思われているが
実際は物腰が柔らかく対応したらしい。で、人前に出ると
卑屈になる自分が嫌いで益々人嫌いになったらしい。
個人主義すら徹底できなかったワケね。あはれ。
746 :
吾輩は名無しである:05/01/08 01:49:43
>>744 らしい らしい って、何なんだよ?
自分の考え 無いの?
お前はバカらしいw
荷風・・かわいいよ荷風
(;´Д`)/lァ/lァ
荷風、中に出すぞ!
ウッ・・おおぉ・・荷風!
まあ中原中也みたいに絡みなさんな、746君。
自分の考えなんざ披露する程のものでも無いよ、だってバカらしいからw
749 :
吾輩は名無しである:05/01/08 20:50:38
>>744 = 748
プッ
バカが精一杯の返ししてるよw
750 :
吾輩は名無しである:05/01/09 00:49:57
昨日初めて火風を読んだ。「墨トー気団」読んだ。
描写いいと思った。クライマックスねぇと思った。
火風って物語作家ではないんでしゅね。
詩人体質なんでしゅね。
751 :
吾輩は名無しである:05/01/09 13:28:15
シ墨東綺譚は本文よりも作後贅言の方が好い。荷風は
小説よりも随筆で本領を発揮するようだ。
752 :
吾輩は名無しである:05/01/10 20:51:09
↑
タコが軽々しく「本領を発揮」などとほざくなよ(怒
753 :
吾輩は名無しである:05/01/13 13:26:27
人間嫌い
754 :
吾輩は名無しである:05/01/14 02:47:23
なんで?
755 :
吾輩は名無しである:05/01/14 21:52:23
荷風の本領は随筆に在つたと言つて過言ではないだらう。
756 :
吾輩は名無しである:05/01/14 22:19:32
荷風の本領は覗き(デバ亀)に在つたと言つて過言ではないだらう。
757 :
吾輩は名無しである:05/01/16 11:48:16
荷風の本領はぬれずろに在つたと言つて過言ではないだらう。
758 :
吾輩は名無しである:05/01/16 22:33:53
井上唖々君
759 :
吾輩は名無しである:05/01/18 18:43:54
荷風はどのくらい翻訳されてるんだろう?
ふと思った 誰か知りませんか
760 :
吾輩は名無しである:05/01/21 17:18:06
761 :
吾輩は名無しである:05/01/22 17:21:19
てすと
シ墨東綺譚
762 :
吾輩は名無しである:05/01/22 19:19:18
?
【訃報】女優の桜むつ子さん死去 83歳
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1106562342/ 小津安二郎監督作品などで活躍、庶民派の脇役として親しまれた女優の桜むつ子
(さくら・むつこ=女優、本名・佐藤文子=さとう・ふみこ)さんが23日午後6時18分、
肺がんのため東京都渋谷区の自宅で死去、83歳。東京都出身。
葬儀・告別式は29日午前11時から渋谷区西原2の42の1、代々幡斎場で。
喪主は長女の山崎優美子(やまざき・ゆみこ)さん。
1933(昭和8)年、奇術の松旭斎天勝一座に入り初舞台。
「あきれたぼういず」などを経て、劇団新風俗に参加。浅草軽演劇の花形女優に。
作家の永井荷風から支持され、親交を深めた。
50年に松竹に入社。下町のおかみさん役などに定評があり、
大船調喜劇の名脇役として活躍、63年フリーに。
代表作に小津監督作品「東京物語」「東京暮色」、ドラマ「私は貝になりたい」など。
映画では昨年の「スウィングガールズ」が最後となった。(共同)
引用元(画像あり)
http://www.sankei.co.jp/news/050124/bun085.htm 謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
http://www.asahi.com/obituaries/update/0124/001.html 女優の桜むつ子さんが死去
--------------------------------------------------------------------------------
桜 むつ子さん(さくら・むつこ=女優、本名佐藤文子=さとう・ふみこ)が23日、肺がんで死去、83歳。
通夜は28日午後6時、葬儀は29日午前11時から東京都渋谷区西原2の42の1の代々幡斎場で。喪主
は長女山崎優美子さん。自宅は同区代々木2の37の15の611。
松旭斎天勝一座、あきれたぼういずなどで舞台に立った後、50年、「頓珍漢桃色騒動」で映画デビュー。
松竹で「東京物語」など小津安二郎監督らの作品に脇役で出演。最近も「幻の光」「スウィングガールズ」
など、若手監督の作品に数多く出演していた。
テレビでは主人公の妻役を演じた「私は貝になりたい」など。浅草の舞台で活躍していた頃、永井荷風との
親交でも知られた。
(01/24 17:25)
765 :
吾輩は名無しである:05/02/03 19:39:34
↑
逝く桜 昭和も遠くなりにけり
合掌
766 :
吾輩は名無しである:05/02/05 21:25:20
荷風ゆかりで存命の人って、誰が残ってるのかな?
>>766 アリゾナ関係、踊り子さん、隠し撮りした人
先日、フジのドキュメントで、アリゾナやってたけど、
ビーフシチュー、何千円もすんのぉ?
まあ、勤め人たちのランチとしては、到底食えない代物だ。
ランチは、せいぜい、850円迄。
これ常識。
安い店は昼間は混むでしょ。高い店はそれだけ入りやすいんだよ。
770 :
吾輩は名無しである:05/02/07 17:07:44
荷風さんは世捨て人を装っていても高等遊民ですから・・・
私とか
>>768の如き、しがない給料取りと一緒にしてもしょうあるめいw
まあ、それでお店が経済的に成立つならいいんでしょうけども…、
大黒屋もアリゾナも、どっちも、永井荷風のご威光を得て、
ずいぶんと余徳を得ていますね。
本人がもし生きていたら、
翌日から絶対に通って来なかっただろうけど(w。
772 :
吾輩は名無しである:05/02/08 14:53:24
>>768 アリゾナが高級で名店かどうかは別にして・・・
ちゃんとした洋食屋はあれくらいの値段は普通だよ
君は今時、貧民過ぎますよw
773 :
吾輩は名無しである:05/02/10 21:44:46
774 :
吾輩は名無しである:05/02/10 21:55:47
貧乏人が金持ちぶってるスレはここですか?
いまどき 「スレはここですか?」 ですかw
776 :
吾輩は名無しである:05/02/11 18:13:50
>>768 =
>>774 よっぽど、悔しかったんだねえ ボクちゃんw
痛い返しして、またおちょくられちゃったねえ
777 :
吾輩は名無しである:05/02/11 19:25:00
カツ丼食いたくなった
このレベルは、もう、だめかも知れんね。
779 :
吾輩は名無しである:05/02/13 19:49:49
荷風関連でまた大作が出版されたね
780 :
吾輩は名無しである:05/02/18 22:45:32
荷風は、玄人千人斬りぐらいはしてるよね?
781 :
吾輩は名無しである:05/02/23 06:06:26
早い話、スースースダララッタの日本一の無責任男のハシリってことすか?
あと風俗ライターすかねえ。
781 名前: 吾輩は名無しである 投稿日: 05/02/23 06:06:26
早い話、スースースダララッタの日本一の無責任男のハシリってことすか?
あと風俗ライターすかねえ。
783 :
吾輩は名無しである:05/03/04 21:26:52
↑
近頃の若い者は馬鹿丸出しですなあ ご隠居
784 :
荷風学人:05/03/06 21:42:17
>>783 神代箒葉翁が亡くなられてから、わたくしには人と交わる楽しみとて絶えた。
若人が何を云おうと、わたくしの知つたことではない。
これから菊を植ゑねばならぬので、失礼する。
785 :
吾輩は名無しである:05/03/09 21:15:41
786 :
吾輩は名無しである:05/03/11 14:53:14
>>785 もの凄くぶ厚いな
今読んでるけどなかなか進まない
寝床で読んでるんだけどでっかいから持ちにくいんだよな
昨日「おかめ笹」を読み終えた
鵜崎くんがトントン拍子に金持ちになっていくくだり
破顔一笑なんかしねぇよ この冴えないオサーンが畜生め話がウマすぎらぁと
頭に北半球。
788 :
吾輩は名無しである:2005/03/23(水) 11:50:40
t
金持ちの道楽息子の放蕩一代記なんだけど、荷風が潔いのは
太宰みたいに自分が遊ぶ事に対して一々言い訳しないって事
なんだね。孤独な死を迎えるだろうって事も覚悟していたんだ
ろうな。根っからの人間嫌いだった彼は本当の意味で人と打ち解
けた事って無いだろうね。
790 :
吾輩は名無しである:2005/03/24(木) 21:05:45
↑
お前、底浅すぎるぞ(w
少しは荷風を読みこんでレスしろ!
>>790 底が浅いとは何事ですか。彼は谷崎スレや川端スレでも、太宰や三島を引き合いに出して
斬新な視点を提供している批評家さんですよ(自然主義と白樺派を間違えたのは御愛嬌)。
間違いを訂正してくれてありがとよw
790はおそらく小説の類は一行も読めない白痴なんだろうから俺は気に
しないけどねw
でも「バカ」は躊躇無く本質に触れるというのもある意味真理で、俺は
荷風理解に関しては底は浅いと思う。790は間違いなく「バカ」だが
正しい事は言ってるんだな。
793 :
吾輩は名無しである:2005/03/30(水) 23:11:40
795 :
吾輩は名無しである:皇紀2665/04/01(金) 22:57:34
>>793 お前の言う通りだが・・・
>>792は本人が「間違いなくバカ」と認めてる、
どうしょうもない白痴なんだからスルーするのが賢明!
昔の人は言いました「バカと気狂いには近づくなw」
793=795
煽ってはみたものの相手にされず自作自演しちゃう憐れな男の図w
797 :
吾輩は名無しである:2005/04/02(土) 16:21:14
↑
他人ながら一言言わせてもらうと・・・
見事引っかかってるぞw
>>795は馬鹿が釣れた、大漁だとほくそえんでるよ!
798 :
吾輩は名無しである:2005/04/03(日) 02:26:57
↑
あーあ。釣られちゃった。
797クンは惨めな醜態を曝け出しながらも未だにネットにしがみつく
奇特な人なのだろうw
「他人ながら・・・」だってさ、バレバレなのに。
800 :
吾輩は名無しである:2005/04/04(月) 21:21:27
800をト書きさんへ♪
おたずねします。
寺島町7丁目61番地(二部)の現在の所番地は?
"二部"は何を意味しているんでしょうか?
>801
夜間のみ、という意味です
>>802さん、ありがとう。
高校の定時制(夜間課程)をちょっと前までは「二部」といっていたことを思い出しました。
「この道の片側に並んだ商店の後一帯の路地はいわゆる第一部と名付けられたラビラントで。お雪の家のある第二部を貫くかの溝は、....」
とあるので、間違わないように地区割りを記したものかなと思っていました。
>>804さん、ありがとう。
岩波文庫本の荷風手書きの地図は、小さくて分かりづらかったので助かります。
806 :
吾輩は名無しである:2005/04/16(土) 12:10:25
ih
今年の荷風忌の公園はどなた?
808 :
吾輩は名無しである:2005/04/24(日) 23:07:54
>>799は惨めな低脳を曝け出しながらも未だにネットにしがみつく
哀れな負け犬なのだろうw
809 :
吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 08:42:11
最近、日和下駄を読んで遅ればせながらファンになりましたage
810 :
吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 08:55:00
811 :
吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 20:02:50
>>810 良かったですー。
一度、内容にそって実際に散策に出かけたいんですよ。皇居周辺とか。
812 :
吾輩は名無しである:2005/05/12(木) 11:06:13
荷風が人間嫌いというが、?外を一生尊敬し続けている。例外もあるのだ。
女が大好きなのに最後は一緒に住まなくなったのは、女好きの女嫌いになっ
てしまったのだろう。女遊びを究めるとそんなものだ。たいていの女はある
程度付き合えば飽きがくる。といってやめられないのが人間だ。荷風も例外
ではない。
813 :
吾輩は名無しである:2005/05/12(木) 14:31:10
荷風は谷崎潤一郎とも親交がある。戦争中に谷崎の疎開先に寄り、
ご馳走してもらっている。谷崎も荷風を認めていたのだろう。谷崎
も難しい人のようだが、気に入った人物には親切だったようだ。こ
の他、谷崎の色紙を売り、旅費の足しにと面識もないのに谷崎を
訪れた詩人の金子光春も歓待されている。金子の意図を知ってて
色紙をたっぷり金子に与えている。金子がどうしてこんなに親切
にしてくれるのだろう、と首をひねったぐらいだ。もちろん、読
書家の谷崎だから金子の詩を読んでいて評価もしていたのだろう。
814 :
吾輩は名無しである:2005/05/13(金) 10:55:19
昨日NHKの一都六県で6月に埼玉文学館で発禁本のふらんす物語を公開するといっていた
これってエロいの?
815 :
吾輩は名無しである:2005/05/13(金) 11:09:29
あめりか物語とふらんす物語を書いているが、現代では発禁にするほどの
ものではないし、すでに出版されている。でも、荷風の人生観とくに女に
対する考えがわかる。これと平行して、ヘンリーミラーの北回帰線(これ
も発禁本だった)を読むと面白いかも、舞台はいずれもパリだ。
816 :
吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 18:38:58
みんなが一番好きな荷風の作品は?
漏れは日和下駄。小説よりエッセイの方がいい。
817 :
吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 19:27:05
「墨東きたん」「つゆのあとさき」「ひかげの花」
ロマネスクな表現から脱却し、へろへろ、かつかつになった後の
作品こそ素晴らしい。
吉原好きの私は「里の今昔」。「放水路」も好き。
820 :
吾輩は名無しである:2005/05/17(火) 22:54:55
日和下駄もいいが、やはり断腸亭的日乗かなあ。
何度でも適当なところから読み返せるし。
821 :
吾輩は名無しである:2005/05/22(日) 22:30:47
荷風の最期は傍からみりゃ惨めだったのかもしれんが、
晩年の超個人主義な生き方には憧れるものがあるな。
822 :
吾輩は名無しである:2005/05/25(水) 21:41:46
人気ねえなあ。
823 :
りこ:2005/05/26(木) 21:38:16
論文で「シ墨東綺譚」をやるんだけど、ここのスレ読んだら自分の無知さに凹みました↓
824 :
吾輩は名無しである:2005/05/28(土) 04:29:18
岩波文庫の随筆集上巻はいいですねえ(下巻もいいけど)。
野口冨士男編・解説の東京小品文集。
825 :
吾輩は名無しである:2005/06/04(土) 20:06:34
ストリップ通いのエロ呆けじじいに文化勲章をやった奴はある意味偉いな
住んでいた所も近かったし、晩年の露伴との対談は実現して欲しかったな。
827 :
吾輩は名無しである:2005/06/07(火) 22:43:29
政治家もエロ呆けじじぃだから、無問題。
828 :
吾輩は名無しである:2005/06/08(水) 23:06:17
↑
基本的に文化勲章は役人が有識者にはかって決めるんじゃないw
政治の介入は有り得るけど、それがメインでは無い
829 :
吾輩は名無しである:2005/06/09(木) 20:39:46
830 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 21:33:36
旧葛西橋にでも行くか
831 :
吾輩は名無しである:2005/06/26(日) 11:42:23
放水路?
832 :
吾輩は名無しである:2005/07/01(金) 22:49:51
ぞうり履きで旧玉の井にでも行くか
833 :
吾輩は名無しである:2005/07/02(土) 22:20:07
この夏の夕涼み用に下駄を購入しました。
朴の高い・・・・・
834 :
吾輩は名無しである:2005/07/03(日) 20:24:42
ぞうり履きで吉原ソープにでも行くか
835 :
吾輩は名無しである:2005/07/03(日) 23:12:40
腕くらべの口内射精のシーンが最高にエロイ
836 :
吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 20:57:24
荷風は砂町銀座も散策したのだろうか
837 :
吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 21:13:20
838 :
吾輩は名無しである:2005/07/17(日) 20:31:57
放水路を読めば、明らかになるのでは
839 :
吾輩は名無しである:2005/07/24(日) 17:50:46
荷風自ら写した写真集って出ないかな
840 :
吾輩は名無しである:2005/07/25(月) 09:14:48
エロ写真もあるよね
842 :
吾輩は名無しである:2005/08/05(金) 23:57:58
>>841 写真の上手い下手はどうでもいい。
当時の風俗、荷風の感性の一端は窺い知れるでしょ
>>813 荷風が谷崎とも交流あったらしいって、荷風と谷崎って無茶苦茶親密だったと思うけど。
844 :
吾輩は名無しである:2005/08/06(土) 09:38:21
「短夜」って超いいぜ。
岩波文庫「新橋夜話」の中の一編なんだが。
遊郭の客と女の寝物語。
いや〜泣いちゃうねぇ。
845 :
吾輩は名無しである:2005/08/06(土) 09:47:48
>>843 谷崎と永井は師弟関係を超えたところに介在するシンメトリーとも言える超越的シンパサイザーたる所以における男色が規律している。
846 :
吾輩は名無しである:2005/08/06(土) 09:51:55
つまりはシンメトリー的男色が行われていただろうと推測される。
847 :
吾輩は名無しである:2005/08/06(土) 09:52:38
シンメトリー的男色とは何ぞや?
こはいかに。
848 :
吾輩は名無しである:2005/08/06(土) 09:54:26
シンメトリー的男色とはすなわち可換的男色のことであり、要するに持ちつ持たれつの理想的性愛である。
849 :
吾輩は名無しである:2005/08/06(土) 09:59:46
師弟関係には常に男色を孕んでいる。
850 :
吾輩は名無しである:2005/08/06(土) 10:19:10
師弟関係が逆転する瞬間すなわち師弟が同じ高さに並んだとき、シンメトリー的男色の性愛実践の行われる可能性が最も高い。
851 :
吾輩は名無しである:2005/08/06(土) 10:29:15
これはどういう事かというと、師が弟の実力に嫉妬し、その嫉妬をこましゃくれでしっぺ返しする弟に対して、師が最終的自己救済を計略するという出で立ちのもとで発生する同一化であり、
弟と一体化することに自己の文学的存続を賭けるという意味での犠牲的文学生殖行為の試みである。
>>842 当時の風俗を捉えた写真はいくらでもある。
荷風の感性の一端……といっても それが下手な写真なんだが。
853 :
吾輩は名無しである:2005/08/09(火) 10:05:08
最近荷風本大杉
854 :
水村美苗FAN倶楽部会長液汁漏太郎:2005/08/09(火) 11:44:44
大杉漣
855 :
吾輩は名無しである:2005/08/10(水) 13:52:45
大杉栄
856 :
吾輩は名無しである:2005/08/10(水) 21:17:31
>>852 当時の吉原、玉の井、洲崎、荒川放水路を捉えた写真がいくらでもあるとは思えんが・・・
857 :
吾輩は名無しである:2005/08/10(水) 23:42:24
荷風本そんなに人気あるのかな?
858 :
吾輩は名無しである:2005/08/11(木) 09:25:07
荷風本だと
末延芳晴の「永井荷風の見たあめりか」と
「荷風とニューヨーク」は良かった。
荷風の(フランスではなく)アメリカ留学体験に
注目した本として貴重。カラーの
図版資料(現地の絵はがきなど)も充実。
860 :
856:2005/08/21(日) 20:10:18
↑
そういうのが纏まって載ってる本て、出てるんですか?
861 :
吾輩は名無しである:2005/08/25(木) 19:34:41
荷風の股ぐら
862 :
:2005/08/25(木) 19:43:11
磯田の荷風本はどうだろう?
863 :
吾輩は名無しである:2005/08/28(日) 13:40:01
荷風死後に彼のスキャンダラスな面を暴露して
話題になった本ってなんだっけ?
864 :
吾輩は名無しである:2005/08/30(火) 20:00:54
小西さん家を覗いてオナってたっていう話か?
865 :
吾輩は名無しである:2005/08/31(水) 06:00:16
おうたっていう芸者を囲ってフェラチオのために歯を全部抜いちゃったとか。
866 :
吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 20:31:16
荷風はおうたのクリちゃんをフェラチオするために歯無しになったのかw
867 :
吾輩は名無しである:2005/09/09(金) 18:42:34
平凡社から出た『図説 永井荷風』がビジュアルでわかりやすく面白いのでは。
868 :
吾輩は名無しである:2005/09/10(土) 11:53:02
荷風の写真は『おもかげ』初版や『シ墨東綺譚』私家版などに多数掲載。
また、戦後の『葛飾土産』には荷風の歩く姿等が掲載されている。
869 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 20:25:34
Thanks
ぜひ再出版してほしいものです
870 :
吾輩は名無しである:2005/09/18(日) 00:09:41
なんで歯医者行かなかったの
871 :
高踏:2005/09/18(日) 23:12:12
俗物 井戸端おしゃべりコーナー おしまい おしまい。
872 :
吾輩は名無しである:2005/09/25(日) 17:09:50
↑
馬鹿は放置してスルーw
873 :
吾輩は名無しである:2005/09/29(木) 20:10:04
874 :
吾輩は名無しである:2005/10/01(土) 22:43:47
馬鹿を自覚出来ない俗物は高踏を気取るw
875 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 21:33:56
↑
うまい!
高踏を気取るヤシは阿呆ってことでw
逆は真ならず
877 :
吾輩は名無しである:2005/10/20(木) 21:09:45
紅葉の時期に荷風を読むのも、又楽しからずや。
878 :
吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 22:11:11
散策好きは知られてるが、旅行とかは興味無かったのかね?
暇は腐る程あった筈だが・・・
879 :
吾輩は名無しである:2005/10/23(日) 00:02:47
>>874 875
放置できてない。きちんと放置してやるべし。
>>876 2ちゃんで高踏気取りは社会に出ても友達できなかった寂しき輩。
外交力に於いては引篭り以下。
881 :
無名草子:2005/10/28(金) 12:25:56
考慮
882 :
吾輩は名無しである:2005/11/03(木) 17:01:04
仏蘭西と亜米利加に行ったのは留学かつ仕事だろw
883 :
吾輩は名無しである:2005/11/13(日) 20:14:11
荷風は何故偉大なのか???
884 :
吾輩は名無しである:2005/11/14(月) 01:03:29
>>856 当時の吉原、玉の井、洲崎の写真は 当時の廃娼運動の機関誌にいいものがいくらでもある。
885 :
吾輩は名無しである:2005/11/14(月) 01:16:08
人民の従順驚くべく悲しむべし。
886 :
平下流:2005/11/18(金) 02:54:13
887 :
吾輩は名無しである:2005/11/20(日) 19:46:38
↑
大黒屋の極不味のかつ丼で食あたり
888 :
吾輩は名無しである:2005/11/20(日) 21:20:16
888げと
889 :
吾輩は名無しである:2005/11/25(金) 16:58:23
荷風の血液型知ってるひといますか?
890 :
吾輩は名無しである:2005/11/25(金) 22:28:04
ダブルH+ ですw
891 :
吾輩は名無しである:2005/11/25(金) 22:28:52
がたがた
892 :
吾輩は名無しである:2005/12/02(金) 22:02:39
師走の荷風
893 :
吾輩は名無しである:2005/12/05(月) 16:46:07
894 :
吾輩は名無しである:2005/12/07(水) 21:06:14
ero
895 :
吾輩は名無しである:2005/12/08(木) 21:26:13
荷風の印税って、誰が貰ってるの?
荷風って英訳されてますか?谷崎や川端の英訳は読んだことがあるんですが。
徹底した厭人感は小説を生むのだよ。
セリーヌも人間嫌いだったが優れた小説を書いたしね。
荷風は人間関係に拠って生ずるあらゆる甘えや依存等と無縁に
生きたかったに違いない。彼は孤独な死を迎えたがそれは覚悟
の上であって彼ほどハードボイルドな生き方に徹した作家は
あまりいないだろうな。太宰みたいに死ぬ時さえ女に寄り掛かって
いたいと言うのでもなく、三島みたいに衆人環視の中で独善的
な死の舞台を敢行するのでもなかったしな。まあ、川端みたいに
ガス管咥えてあの世に行くってのもハードボイルドだけどな。
898 :
吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 16:01:46
非常に正鵠を射ている。
>>896 Kafu Nagaiで検索すると幾つか出てきますよ。
荷風はAぽい
901 :
吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 22:23:25
>>897 非常に的が外れてるよw
少なくとも優れた小説を連発してた中年過ぎまで、親友も複数いたし、世人との関係もあった。
慶応の教授もやってたし、身請けした愛人も常時いた。
当時から記者嫌いではあったが。
晩年、呆けてきてから、本格的に厭人癖があったかもしれんが、
我がまま放題で他人に相手にされなかった可能性もある。
901の知ったかぶりの知識を読まされてウンザリしたがそんなのは
誰でも知ってるんだよねw
得意げに書いてるけどさ。そりゃ世人とある程度交友しなければ
生活出来ないでしょう。ただ荷風の根っこの部分はやはり厭人感
だと思うね、若い頃から。身請けした芸者に対しても別れる時は
非常に冷たかったらしいしな。人間同士の結びつきってのをあまり
信じていなかったと思うぜ。荷風は人間嫌いで通ってたが対面した
相手には人を逸らさぬ対応をしたらしいぜ。これって都会人特有の
弱気でさ、実際は人間嫌いなのにその恐怖心から相手の機嫌を損ね
ないようにしちゃうんだよな。で、晩年近くになって堪え性が無く
なってから本格的に人から隔絶した生活を送るようになっちゃった
訳だ、我等が荷風先生は。
荷風やセリーヌの厭人癖の方がそれこそ誰でも知ってることなんだが。
むしろ彼らの社交的な一面を書いてくれた方が新鮮で良い。
904 :
吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 10:48:24
お前ら偉そうなこといってるけど
大黒屋でカツドン食ったことがある俺の方が上
荷風本人がどうであっても、
897、902がうっとうしくて的が外れてるように見えるのは
そういう厭人癖の荷風を語るふりをして自分を語っているようにしか
思えないからだと思う。
自分と荷風との距離感の取り方が、
どうしようもなく的を外しているように感じるよ。
なんだ、「我等が荷風先生は」って。
対象が後景に下がって、語る人が前面に出る。
コテハンなんかにありがちかな。
厭人癖、都会人と田舎人、のような、あまりに出来合いの観念を
そんなに得意に語られても、というのもある。
もう少し自我を抑えて、客観的に語ってもらえるといいんだけど。
907 :
吾輩は名無しである:2005/12/18(日) 21:51:07
>>904 大黒屋のカツ丼を食うと セリーヌだ厭人癖だ 言っている場合ではなくなるわな
永井永光「父 荷風」読んだ?
荷風の財産と著作権を相続した養子の人の本だけどさ、
かなりえぐいぞ。
910 :
吾輩は名無しである:2005/12/26(月) 09:32:54
>>908 そんで今
>>909の人が住んでるところまで歩いてみたけど
ほんとのほんとに目と鼻の先なのね
>>910 あの辺を歩くと なおさらセリーヌだ厭人癖だ 言っている場合ではなくなるわな
912 :
大学生:2005/12/27(火) 16:13:36
今卒論に追われてるんですけど、書くことが思い付かなくて非常にやばいです。
今までダラダラ過ごしてきたことを後悔してます泣 シ墨東綺譚について卒論を書いた人もしくは今書いている人いませんか?
第1章の1節で「わたくし」と荷風の関係性を書きたいんです。第2章と第3章はほぼ出来上がってる状態なんですけど…。
なんで「わたくし」=荷風じゃないのか、その根拠が分かりません。どなたかお願いします。私を助けてください、、、
913 :
吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 16:23:43
今卒論で荷風ってどうなんだろう
相当珍しいのかな?
ところで玉の井は歩いてきたの?
914 :
大学生:2005/12/27(火) 16:34:00
今時卒論で荷風ってヤバイんですか?汗
玉の井は近々行きます。ですが迷子になったりしそうでビビってます。それに第1章のメドが立たないのに、散策してもいいのかなぁって思います↓
915 :
吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 16:42:55
玉の井を探索しながらだんだん構想がまとまってくるところなんか
日乗の一つのクライマックスだよね
それを追体験するのは決して無駄ではないと思うけど
迷子になるのも楽しいよ
916 :
大学生:2005/12/27(火) 17:05:08
楽しいですかね(笑)
遊園地で迷子になったトラウマがあるので、見知らぬ土地にはいつも母と一緒に行くんです。
917 :
吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 17:11:52
苦笑。気持ち悪いね君。
918 :
吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 17:15:04
919 :
大学生:2005/12/27(火) 17:25:41
>>916 私のマネしないでください。かなり切実に焦ってるので。綺譚の後の作後贅言の「わたくし」は荷風ととらえて良いのでしょうか?
駄目です。語り手と実在の作者とは分けませう。
921 :
大江匡:2005/12/27(火) 17:36:27
わたくしは玉の井に行ったことがない
922 :
大学生:2005/12/27(火) 17:42:10
>>920 ありがとうございます!みなさん凄いですね。私卒論をナメてました↓今年中には散策に行ってみたいと思います。
923 :
吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 17:44:08
卒論は書き上げた瞬間、何物にも代え難い心地よさの充溢があるよ
んなもん無いよ。不満と悔恨が残る。
精々、提出後の口頭試問には短所を自覚して臨むが吉。批判が想定できるからな。
真剣に書き上げたる卒論にいかなる批判が振り落ちようとももろともせず、
教授の眼光反射させたるリフレクション
学生の真剣なんてたかが知れてる。己惚れもほどほどに。
しかも多くは締切りギリギリの間に合せに過ぎない。
927 :
大学生:2005/12/27(火) 17:55:32
>>923 923さんは卒論を荷風で書いたんですか?
今回ばかりはさすがに自信ないけど頑張ります。
928 :
吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 17:56:29
私の卒論は漱石です。教授からの批判はすべて論破しました。
930 :
大学生:2005/12/27(火) 18:00:28
締め切りギリギリの間に合わせ?上等です。ギリギリでいいから終わらせたいです。
931 :
吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 18:02:09
ただ、私の論文はきわめてオナニー性の強きことデストロイヤーのごとし。
当然学会からは唾棄されました。
2ちゃんねる見てる暇があったら少しでも資料を読んで少しでも書け。阿呆。
>>931 文学部の卒業論文なんてだいたい論文以前の感想文なんだよね。
934 :
吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 18:07:49
私の論文を読んでもいないのに一般化するな。
自分だけは特別って無根拠な自負心が、いかにも文学部っぽいやね。
936 :
吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 18:11:29
/⌒ヽ
/ ´_ゝ`) すいませんが ちょっと
| / ここで うんこさせてもらいますよ
ブリブリ (_(_,. )
人 しし'
(__)
(____)
937 :
吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 18:12:46
>>935 =どっかで論破されて気が立ったから、ここで憂さ晴らしって奴の典型。
938 :
吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 18:14:19
あほはほっとけ
939 :
吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 18:24:20
お、さすがにサゲてきたね。でもなんかトンチンカンだあ。
>>191が登場した以上、
>>190が論敵を「君一人」としたのは誤り(自演でない限り)。
また「印象の水準」については、
>>192は「例え」でも間違った比喩があり得ると再批判してるでないの。
>>197 それを認めるからこそ、君も
>>197で比喩の妥当性を説明して、間違った比喩でないと主張してるんでないかい?
怒りに目を眩ませずに、冷静にな。それと、できればもう少し簡潔に。
そもそも
>>73は「まるで〜かのようだ」みたいに比喩として表現してなかったし。
誤爆↑
自分で「オナニー性の強」いと言ってる程度の代物が、
感想文どまりと見做されるのは当然。
942 :
吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 18:30:42
>>936 !
| 丶 _ .,! ヽ
> ``‐.`ヽ、 .|、 |
゙'. ,ト `i、 `i、 .、″
| .,.:/"" ゙‐,. ` /
` .,-''ヽ"` ヽ,,,、 !
、,、‐'゙l‐、 .丿 : ':、
、/ヽヽ‐ヽ、;,,,,,,,,,-.ッ:''` .,"-、
,r"ツぃ丶 `````` ../ `i、
,.イ:、ヽ/ー`-、-ヽヽヽ、−´ .l゙`-、
_,,l゙-:ヽ,;、、 、、丶 ゙i、,,、
,<_ l_ヽ冫`'`-、;,,,、、、、.............,,,,、.-`": │ `i、
、、::|、、、ヽ,、、. ```: : : ``` 、.、'` .|丶、
.l","ヽ、,"、,"'、ぃ、、,、、、、.、、、.、、、_、.,,.ヽ´ l゙ ゙).._
,、':゙l:、、`:ヽ、`:、 : `"```¬――'''"`゙^` : ..、丶 .l゙ `ヽ
,i´.、ヽ".、".、"'ヽヽ;,:、........、 、、...,,,、−‘` 、‐ |゙゙:‐,
,.-l,i´.、".`ヽ,,,.".` `゙゙'"`'-ー"``"``r-ー`'": _.‐′ 丿 ,!
j".、'ヽ,".、".、"`''`ー、._、、、 、._,、..-‐:'''′ .、,:" 丿
゙l,"`"`''ヽヽ"`"` ```゙'''"ヽ∠、、、、ぃ-`''''": ` 、._./` ._/`
`'i`ヽヽヽ`''ーi、、、: : 、.,-‐'` 、/`
``ヽン'`"` : `~``―ヽ::,,,,,,,,,,.....................,,,,.ー'``^ ,、‐'"`
`"'゙―-、,,,,..、、 : ..,、ー'"'`
: `‘"`―---------‐ヽ``"''''''""
オナニー性の強い論文を書いて、教授からの批判を全て論破しただと?
笑わせるな。あほか。しねぼけ。勘違いにもほどがある。
オナニー性の強い論文など唾棄に処して当然だろ。
>>941のいうように、感想文と同じ。そんなものを書き上げて
自分にうっとり。馬鹿かおまえは。そんな恥ずかしいものを書いたお前に
これから生きてもらうのは親からすれば当然おれから見てるだけでも恥ずかしい。
論文を論文たらしめる努力もせず、ただ茫然自失に2ちゃんをさまよい、
馬鹿の一つ覚えのように漱石漱石漱石。あほか。第一お前に漱石など読めるのかよ。
お前のようなレスを書く奴がいるから、この国の文化レベルはどんどん低下していると
外国各国の参謀本部は判断しるんだろ。少しは国のことを考えたらどうだ。
945 :
吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 18:42:34
ぁあ?
ほれみろ。なにが、ぁあ?だよ全く。ど素人の分際で一人前に2ちゃんにそれらしきことを書き連ね
合コンに行けなかった怨念の怨念たらしめる因果応報からの虚脱心をも自覚しえずに、女と思しき自称大学生と
見るからに上からものを言うような口調で漱石漱石漱石。あほかしね。
お前のような俗物が見せかけの知識で開き直り、無知な婦女子を強姦し、何の罪悪感も感じない奴が
何のお咎めも食らわないほどの世間一般の生ぬるさと思ったら大間違いだぞ。
何だこの饒舌体の意味不明な叱り方は・・・
それにしてもなんだな、思いっきり上から抑えつけるように言うと気持ちのいいもんだなおい。
あいつは何も反論できないまま、これから風呂にでも入って気を紛らわせるが、じわじわと思い出されてゆき、
いてもたってもいられなくなり、風呂から出、もう一度このスレに来、何食わぬ顔を装いながらも手足は震え、
数分考えてもも反論の仕方が思いつかずにやけになってAAを貼りつけ、5回規制を喰らってイライラがさらに上昇し、
エロサイトを見て思い切りよく射精してから眠りにつくしかないんだろうな。あわれだよ。
949 :
吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 19:26:59
お前だけは絶対ゆるさんからな。覚えとけよ。
・・・・・w
951 :
吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 19:59:32
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
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952 :
吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 20:02:14
ここネタスレ?
わたくしは斯樣な無法を許さない。
954 :
吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 20:37:48
/::::)(:::)(::::::::::::::)(::::::^:::::::::::::\
(::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::\
/::::::::::/ノ::::::::ノ::::::::ヽ:人::::::::::ヽ:::::::::::::::)
(::::::::::/ ):::ノ::::ノ ) ソ ヾ::::::::::::丶::::ヽ
(:::::::::/ 彡 ノ ノ :: 彡:/)) ::::::::::)
(::::::::::/彡彡彡彡彡 ミミミミミミミ :::::::::::)
( :::::::// ̄ ̄ ̄ ̄ヽ===/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ |:::::::::)
| =ロ -=・=- ‖ ‖ -=・=- ロ===
|:/ ‖ / /ノ ヽ \ ‖ ヽ|ヽ _________
|/ ヽ`======/ .⌒ ` ========ノ. ..| | /
.( .(● ●) )ノ /美香の
( ・ / :::::l l::: ::: \ .) <マンコ舐めたいな
( // ̄ ̄ ̄ ̄\:\. .) \
.\ : )::::|.  ̄ ̄ ̄ ̄ |::: ::::(: /.. \_________
\ ::: :::::::::\____/ :::::::::: /
ヽ ヽ:::: _- ::::: ⌒:: :::::::: -_ ノ
955 :
吾輩は名無しである:2005/12/28(水) 14:50:43
956 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/04(水) 15:08:33
明日は荷風を偲んで、白髭橋から吉原へ行きまつ
957 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/04(水) 22:57:33
わたくしの風俗遊びの師匠は、荷風先生であります。
荷風先生に倣って、わたくしのお雪を探して、
ソープ通いの日々です。
しかし、未だに見つかりません。
それはともかく、最近、荷風全集(岩波新版)をブックオフで見つけて、
早速購入しました。
ものの価値の分らないやつのおかげで、全30巻がなんと9千円。
しかも、450円のサービス券付き。
定価は15万円近くで、手がでなかったので嬉しさもひとしお。
しかし、何かもの悲しい気分にもなりました。
うん、梅崎、椎名、室生、荷風、など百円で買っている隣で
名探偵コナンに三千八百円も払ってる女がいる…
吉本的には等価なんでしょ。別にいいんじゃないの。
共同幻想論文庫版も100円。
960 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/05(木) 14:43:22
俺は旧岩波全集を均一棚で買い集めてあと一巻というところまで
こぎつけた。
ここでクイズです。残ったのはどの巻でしょう?
買えなかったのは無かったからだ、無かった、ない(ん)
第九巻!
962 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/08(日) 20:47:37
ブー
陰。正午浅草。
964 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/18(水) 22:08:06
陽。正午吉原。
何故堀口大學の名前が出てこない...
慶応の同僚だった折口もか(時期が違う?)
966 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/21(土) 16:39:49
↑
スレ違い馬鹿w
堀口は荷風の「弟子」だが。
968 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/21(土) 16:57:38
荷風絶賛の谷崎「刺青」
この人の「師匠」は誰なんだろう?
やっぱり福地桜痴か?
一応柳浪じゃね?
971 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/23(月) 21:24:51
玉ノ井は無いけど東向島ってのがあって
向島百花園って字が違うかもしんねえけど
寄って帰りに小学校で盆踊り大会があって
小学生が替わりばんこに太鼓たたいてたの
を見ていたく感激したのがもう16年前
荷風ポスターが欲しい
小林秀雄とは仲が悪かったのだろうか?
菊池寛を蛇蝎のように嫌ってたし。
>>973 小林秀雄なんか知らなかったんじゃない?
世代が違いすぎたか...
976 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/31(火) 21:12:06
>862
WHAT?
977 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/31(火) 21:35:58
ブラジル代表 カフー
978 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/31(火) 21:45:37
東向島は今が旬。
いろは通りの端の方、鐘ヶ淵通りと交差するあたりまで歩いてみよう。
姉歯先生の作品が見れるよ。
979 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/07(火) 18:49:55
荷風の「心の師」は鴎外だろう。
漱石はどう思ってたのかな?